JP4391131B2 - コンテンツ表示装置、コンテンツ表示プログラム、およびコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツ表示装置、コンテンツ表示プログラム、およびコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、HTML(Hyper Text Markup Language)等の構造化された文章等の要素を、表示領域に合わせて抽出し、表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、HTML等の構造化された文章により表されるコンテンツをブラウザソフトを用いて閲覧する場合、ユーザは、閲覧したいWebページをURL(Uniform Resource Locator)を指定することで選択し、表示画面に表示させる。そして、スクロール等の操作を用いながら、Webページの中から自分の欲しい情報を探す。しかしながら、最近では、情報量が大幅に増加してきている。このため、例えば、閲覧したいコンテンツを探すための操作は、非常に手間が掛かるようになってきている。また、表示画面中の表示領域に文章全体が表示できない場合、ユーザは、スクロール等の操作をしながら文章を読まなくてはならない。
【0003】
上述したユーザの負担を軽減するために、HTML等の構造化された文章に、表示を自動的に行うためのシナリオに相当する命令を付与し、ユーザ側の閲覧装置が、予めインストールされたプログラムによってそのシナリオを認識し、シナリオに沿ってWebページを順次自動的に表示する手法が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−296535号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、予め、HTML等の文章にシナリオに相当する命令を付与しておく必要がある。このため、コンテンツ提供者の負担は大きい。また、インターネットで一般に公開されているホームページ等のWebページを閲覧する場合は、自動表示を行うことができない。さらに、自動表示された表示情報の量が大きい場合には、スクロール操作が必要である。このため、スクロール操作に対するユーザの負担は軽減されない。このように、従来の技術では、コンテンツ提供者の負担は増加し、ユーザのスクロール操作等の負担は軽減されない。
【0006】
本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、コンテンツ提供者およびユーザに負担をかけることなくコンテンツを順次閲覧できるコンテンツ表示装置、コンテンツ表示プログラム、およびコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1のコンテンツ表示装置は、コンテンツを表示する表示部と、階層構造のあるタグで構造化された記述言語により表される記述文章を入力する記述文章入力部と、前記記述文章に対して、階層構造上で配下に下位タグを持たない上位タグについては当該上位タグで示される表示要素を表示単位とし、階層構造上で配下に下位タグを持つ上位タグについては当該上位タグで示される表示要素が前記表示部の表示領域に表示可能が否かを判定し、表示可能であれば当該上位タグで示される表示要素を表示単位とし、表示可能でなければ配下の個々の下位タグを新たな上位タグとして同様の処理を繰り返してタグの階層構造に基づき上位階層から下位階層に向けて処理を行うことによって、前記記述文章の表示要素をタグ単位の複数の表示単位に分割する表示要素分割部と、分割された前記表示単位の表示要素をコンテンツとして前記表示部に順次表示させる表示管理部とを備え、前記表示管理部は、前記表示単位が階層構造上で配下に下位タグを持たない上位タグであり、その表示要素が前記表示部の表示領域に表示可能でない場合には、サイズの縮小処理を行うか、或いは、表示領域のスクロール操作用のバーを表示画面に付加することを特徴とする。
請求項のコンテンツ表示プログラム、および請求項のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、上記のコンテンツ表示装置を構成する各手段の処理を実行するプログラムをコンピュータが実行する。
【0009】
これにより、コンテンツ表示装置にそれぞれ対応して、最適にコンテンツを表示できる。具体的には、表示部の大きさ、解像度に依存せず、常に最適にコンテンツを表示できる。
【0010】
コンテンツの提供側は、ユーザ側の表示部の表示領域に合わせて特別の処理を行う必要はない。このため、コンテンツ提供者の負担増はない。例えば、従来より存在する構造化記述言語で記載された一般的なWebページを改造することなく、表示部毎に最適なサイズに表示できる。
【0011】
請求項2のコンテンツ表示装置、請求項のコンテンツ表示プログラム、および請求項のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、例えば、コンピュータがプログラムを実行することで以下の処理が行われる。
まず、分割された表示単位の表示要素は、現在の表示部の表示領域のサイズに合わせて連結される。次に、連結した表示要素グループは、表示部に表示される。このため、様々な表示部の表示領域に収まるように、コンテンツを表示できる。特に、表示画面上にソフトウエアを使用して表示領域が構成される場合、ユーザは、作業に応じて表示領域のサイズを変えることが多い。このような場合にも、表示領域のサイズの変更に応じて、コンテンツを常に表示領域に収まるように表示できる。この結果、1つの表示部を使って作業と閲覧の両方を行う場合にも、閲覧する表示要素の見やすさを確保できる。
【0012】
請求項3のコンテンツ表示装置、請求項のコンテンツ表示プログラム、および請求項のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、例えば、コンピュータがプログラムを実行することで以下の処理が行われる。
まず、分割された表示単位の表示要素は、関連する表示要素毎に連結される。次に、連結した表示要素グループは表示部に表示される。このため、関連するコンテンツをまとめて表示でき、ユーザが閲覧しやすい画面を構成できる。この際、表示要素グループは、常に表示領域内に表示されるため、ユーザは、閲覧の際にスクロール操作等をする必要がない。
【0013】
請求項4のコンテンツ表示装置、請求項5のコンテンツ表示プログラム、および請求項6のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、例えば、コンピュータがプログラムを実行することで以下の処理が行われる。
表示部に表示するための表示単位の表示要素は、記述文章の木構造の記述順に対応して自動的に切り替えられながら、表示部に順次表示される。時系列を崩すことなく表示要素が順次表示されるため、閲覧されるコンテンツが、記述文章を分割することにより分かりにくくなることを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示している。
図1において、コンテンツ表示装置100は、制御部110、ワークメモリ120、ハードディスク130およびWebページ等のコンテンツを表示する表示部140を有している。コンテンツ表示装置100は、例えば、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話などの携帯端末、あるいはネットワークに接続可能なテレビジョンとして構成されている。コンテンツ表示装置100は、本発明の実施時にインターネット等の通信ネットワークに接続されている。
【0015】
制御部110は、例えば、プログラム(コンテンツ表示プログラム)を実行することで動作するマイクロコンピュータにより構成されている。この実施形態では、プログラムは、通信ネットワークを介して予めハードディスク130に格納されている。制御部110がプログラムを実行することで、コンテンツ表示方法が実現される。
【0016】
制御部110は、記述文章入力部111、表示要素分割部112、表示要素連結部113および表示管理部114を有している。これ等記述文章入力部111、表示要素分割部112、表示要素連結部113および表示管理部114は、独立のハードウエアで構成されてもよく、プログラムを実行するマイクロコンピュータ内のレジスタ等で構成されていてもよい。
【0017】
記述文章入力部111は、通信ネットワークを介して、HTML等の構造化された記述言語で記述された文章(記述文章)を入力する。
表示要素分割部112は、記述文章入力部111に入力された記述文章を、表示部140の表示画面(表示領域)に表示可能になるように、表示画面のサイズに合わせて分割し、複数の表示要素を抽出する。
【0018】
表示要素連結部113は、表示要素分割部112によって抽出された表示要素を、必要に応じて表示画面のサイズに合わせて連結し、表示画面に一度で表示できる表示情報を生成する。表示画面のサイズが、表示要素分割部112が認識しているサイズと同じ場合、表示要素連結部113は、連結処理を行わなず、表示要素をそのまま表示情報として出力する。
【0019】
表示管理部114は、表示要素連結部113により生成された複数の表示情報の表示順および表示時間を制御する。
ここで、表示画面は、表示部140の表示領域そのものでもよく、表示部140の表示領域にソフトウエアにより表示されるウインドウの表示領域でもよい。制御部110に入力される記述文章、制御部110で生成される表示要素、表示情報、表示順、表示時間は、ワークメモリ120に一時的に記憶される。
【0020】
図2は、図1に示した表示要素分割部112の処理の流れを示している。図2の処理は、マイクロコンピュータである制御部110がコンテンツ表示プログラムを実行することで行われる。
まず、ステップS100において、解析を行う親要素が、記述文章入力部111から入力される。ここで、要素とは、HTMLで記述された記述文章の各タグを示している。タグは、後述する図3に示すように、<タグ名>で示される。ステップS100において、最初に入力される親要素は、記述文章におけるルート要素である(図3では、<body>要素)。この後、処理はステップS101に遷移する。
【0021】
ステップS101では、親要素に対する子要素が抽出される。抽出された子要素には、記述文章の記述順にインデックス(i=1、2、...)が振られる。図3では、親要素<body>に対する子要素は、<div>、<center>、<table>である。このため、<div>にはi=1が振られ、<center>にはi=2が振られ、<table>にはi=3が振られる。この後、処理はステップS102に遷移する。
【0022】
ステップS102では、インデックスiに0が代入される。この後、処理はステップS103に遷移する。
ステップS103では、インデックスiは、子要素の総数(この場合は3)より小さいかが判定される。インデックスiが子要素の総数より小さければ、処理は、ステップS104に遷移する。インデックスiが子要素の総数より小さくなければ、表示要素分割部112の処理は、終了する。
【0023】
ステップS104では、i番目の子要素およびその子要素に連なる全ての要素を表示画面に表示するときの表示サイズが測定される。例えば、親要素が<center>のとき、その子要素である<table>を筆頭とする木構造の全ての要素(<table>および3つの<tr>と3つの<td>)の表示サイズが測定される。この後、処理はステップS105に遷移する。
【0024】
ステップS105では、ステップS104によって測定されたi番目の子要素およびその子要素に連なる要素の表示サイズが、表示画面の表示領域に収まるかが判定される。収まる場合には、処理はステップS106に遷移する。収まらない場合には、処理はステップS107に遷移する。
ステップS106では、i番目の子要素およびその子要素に連なる要素を表示要素として、既に登録されている表示要素の一番最後に登録される。具体的には、表示要素は、ワークメモリ120の所定の領域に登録される。表示要素として何も登録されていない場合、最初の表示要素として登録される。この後、処理はステップS110に遷移する。
【0025】
ステップS107では、i番目の子要素が最下位の要素であるかが判定される。ここで、最下位の要素とは、i番目の子要素を親要素とするとき、子要素(処理中の親要素から見ると孫要素)を有さない親要素である。もしくは、親要素が子要素とみなすべき要素を有さない場合、この親要素は、最下位の要素である。図3の例では、最下位の要素は、<td>である。子要素が最下位の要素の場合、処理は、ステップS108に遷移する。子要素が最下位でない場合、処理は、ステップS109に遷移する。
【0026】
ステップS108では、最下位と判定された要素に対する処理が行われる。例えば、表示領域に収まらない最下位要素があり、かつその最下位要素を表示しなくてはならない場合、最下位要素に表示領域に収まらないという属性が付与される。そして、後述する図4に示す表示処理において、要素にこの属性が付与されている場合、各表示要素または表示領域に表示される表示情報のサイズの縮小処理が行われ、あるいは、表示領域のスクロール操作用のバーが、表示画面に付加される。また、表示領域に収まらない最下位要素の表示を行わない場合、何も処理せずにステップS110に遷移してもよい。
【0027】
ステップS109では、i番目の子要素およびその子要素に連なる要素が表示領域に収まらない場合、この子要素を親要素としてステップS100からの処理を行う。すなわち、再帰処理が行われる。
ステップS110では、処理をするインデックスiを1つ増加する。この後、処理は、再びステップS103に遷移する。
【0028】
このようにして、記述文章であるHTMLで記述された一連のタグの木構造が、表示領域のサイズに合わせて解析され、表示領域のサイズに収まる表示要素として抽出、細分化される。
図3は、図2に示した要素の登録処理の一例を、HTMLで記述された記述文章の木構造に基づいて示している。太い矢印は、図2に示した処理の流れを示し、数値は、表示要素として登録される順番を示している。
【0029】
まず、図2の処理フローの最初のステップS100、S101において、<body>が親要素にされ、子要素である<div>、<center>、<table>に、インデックスi=1、2、3が順次振られる。
i=1のステップS105において、最初の子要素<div>が表示領域に収まることが判定され、ステップS106において、子要素<div>は、表示要素に登録される(1)。
【0030】
次に、i=2のステップS105において、子要素<center>およびこの子要素に連なる要素が表示領域に収まらないことが判定され、ステップS109において、再帰処理が行われる。
再帰処理において、<center>の子要素である<table>にインデックスiが振られる。ステップS105において、<table>およびこの子要素に連なる要素が表示領域に収まらないことが判定され、さらに再帰処理が行われる。
【0031】
再帰処理において、<table>の子要素である3つの<tr>インデックスiが順次振られる。i=1のステップS105において、最初の子要素<tr>が表示領域に収まることが判定され、ステップS106において、子要素<tr>は、表示要素に登録される(2)。i=2のステップS105において、2番目の子要素<tr>が表示領域に収まることが判定され、ステップS106において、2番目の子要素<tr>は、表示要素に登録される(3)。
【0032】
i=3のステップS105において、3番目の子要素<tr>およびこの子要素に連なる要素が表示領域に収まらないことが判定され、ステップS109において、再帰処理が行われる。
再帰処理において、<tr>の子要素である3つの<td>にインデックスiが順次振られる。この後、i=1〜3のステップS105において、3つの子要素<tr>が表示領域に収まることがそれぞれ判定される。各ステップS106において、子要素<tr>は、表示要素に順次登録される(4)〜(6)。そして、全ての再帰処理が終了する。
【0033】
次に、<body>を親要素とする最初の処理フローのi=3のステップS105において、子要素<table>が表示領域に収まることが判定され、ステップS106において、子要素<table>は、表示要素に登録される(7)。
【0034】
図4は、第1の実施形態のコンテンツ表示装置100の処理の流れを示している。
まず、ステップS200において、図1に示した記述文章入力部111は、図2に示した処理を実施するために解析ファイル(構造化された記述文書)を通信ネットワークを介して入力する。
【0035】
次に、ステップS201において、図2に示したフローに基づいて表示要素分割部112が動作し、表示要素が登録される。すなわち、構造化された記述言語で記述されたデータ(記述文書)は、表示領域のサイズに合わせて分割され、表示要素として登録される。この後、処理はステップS202に遷移する。
次に、ステップS202において、図1に示した表示要素連結部113は、登録された表示要素を、現在の表示領域のサイズに合わせて連結し、表示情報(表示要素グループ)とする。この処理は、例えば、後述する図5に示すように、登録された表示要素の表示サイズが、実際の表示領域のサイズより小さい場合、複数の表示要素をまとめて、同時に1つの表示領域に表示するための処理である。連結された表示情報は、インデックスjが順次付加されて、ワークメモリ120の所定の領域に登録される。この後、処理はステップS203に遷移する。
【0036】
次にステップS203において、インデックスjに0が代入される。この後、処理はステップS204に遷移する。
次にステップS204において、図1に示した表示管理部114は、j番目の表示情報をワークメモリ120から取り出し、表示部140に出力する。表示部140は、受けた表示情報を表示する。この後、処理はステップS205に遷移する。
【0037】
次にステップS205において、表示管理部114は、j番目の表示情報に与えられている表示時間が経過したかを判定する。ここで、表示時間は、表示情報によらず固定時間であってもよく、表示情報の内容に応じて別途算出される可変時間であってもよい。ステップS205は、表示時間が経過するまで繰り返される。その後、処理はステップS206に遷移する。
【0038】
次にステップS206において、処理をするインデックスjを1つ増加する。この後、処理は、ステップS207に遷移する。
次にステップS207において、インデックスjは、表示情報の総数より小さいかが判定される。インデックスjが子要素の総数より小さければ、処理は、ステップS204に遷移する。そして、次の表示情報が自動的に表示される。インデックスjが表示情報の総数より小さくなければ、処理は、ステップS203に遷移する。すなわち、表示情報が初めから再び自動的に表示される。
【0039】
図5は、表示情報連結部113により、3つの表示要素が1つの表示情報にまとめられる例を示している。
このようなグループ化は、以下のルールの少なくともいずれかを用いて行われる。
(1)表示領域中における表示要素を表示可能な比率のみに応じて処理する。すなわち、表示領域に表示可能なサイズに合わせて、表示要素が連結される。例えば、表示領域の90%の領域に表示要素が表示可能な場合、この数値を超えない範囲で表示要素連結される。
【0040】
(2)関連する情報を有する表示要素同士のみをグループ化するために親要素が同じ表示要素のみを連結する。
なお、図5は、上述のルール(1)、(2)を両方用いたグループ化の例を示している。
図6は、第1の実施形態を実現するための周辺環境を示している。
【0041】
コンテンツ表示装置100は、インターネット等の通信ネットワークに接続されている。コンテンツ表示装置100の制御部110が上述した処理を実行するためのプログラムは、通信ネットワーク上のサーバに格納されている。このプログラムは、コンテンツ表示装置100からの要求により、例えば、コンテンツ表示装置100のハードディスク130にダウンロードされる。
【0042】
図1に示した記述文章入力部111が入力する入力データファイルは、複数のWebサーバにあるWebページデータである。入力データファイルの名前は、例えば、URLが用いられる。本実施形態では、コンテンツ表示装置100は、必ず通信ネットワークを介して入力データファイルを取得する。
図7は、図1に示した表示要素連結部113により連結された表示情報が、実際に表示部140に順次表示される例を示している。
【0043】
グループ化された表示情報は、構造化された記述言語の出現順、すなわち時系列順にワークメモリ120に格納されている。表示管理部114が、所定時間毎に表示情報を順次切り替えることで、複数の表示情報は、例えば、図の上から下に向けて記述言語の記述順である時系列順に、ページをめくるようにパラパラと表示部140に、自動的に表示される。
【0044】
図8は、本発明における表示画面の一例を示している。
表示画面は、Microsoft社製のInternet Explorerにより表示部140に表示されるウインドウに、テレビジョンのようにデザインされた仮想モニタにより構成されている。表示情報は、表示管理部114の制御により、予め設定された表示時間を経過すると、図7に示したように記述言語の時系列順に順次切り替わる。なお、表示時間の経過前であっても、仮想モニタの左下のダイアルをマウス等の入力デバイスで操作することで、ユーザが表示情報を順次切り替えることもできる。
【0045】
図9は、本発明を適用する前の表示画面を示している。
本発明の適用前は、要素のサイズにかかわらず、URLで指定され記述言語で記述されたWebページのデータは全て表示される。このため、データ(Webページ)の表示に必要なサイズが、表示画面のサイズより大きい場合、スクロールバーによるスクロール操作が必要であった(図9では、スクロールバーは表示していない)。
【0046】
以上、第1の実施形態では、表示部140の表示領域に合わせてコンテンツを順次に表示できるため、コンテンツ表示装置100を使用するユーザは、スクロール操作等を行うことなくコンテンツを閲覧できる。このため、コンテンツを閲覧するユーザの負担を軽減できる。
表示部140の表示領域に合わせてコンテンツ表示装置100毎に分割処理、連結処理ができるため、表示部140の大きさ、解像度に依存せず、常に最適にコンテンツを表示できる。
【0047】
コンテンツの提供側は、ユーザ側の表示部の表示領域に合わせて特別の処理を行う必要はない。このため、コンテンツ提供者の負担増はない。コンテンツの提供側でのデータの操作が不要なため、従来より存在する構造化記述言語で記載された一般的なWebページを改造することなく、表示部140毎に最適なサイズにコンテンツを表示できる。
【0048】
ユーザ端末であるコンテンツ表示装置100内がプログラムを実行することで、表示部140の表示領域に合わせて、分割したコンテンツを順次表示できる。このため、通信ネットワークに掛かる負荷が増加することなく、本発明を適用するできる。
現在の表示部140の表示領域のサイズに合わせて表示要素を連結することで、表示領域のサイズが変化した場合にも、常にコンテンツを表示領域に収まるように表示できる。この結果、1つの表示部140を使って作業と閲覧をする場合にも、閲覧する表示要素の見やすさを確保できる。
【0049】
分割された表示要素を、関連する表示要素毎に連結することで、関連するコンテンツをまとめて表示でき、ユーザが閲覧しやすい画面を構成できる。
記述文章の木構造の記述順である時系列を崩すことなく表示要素を順次表示できるため、記述文章を分割して表示することにより、閲覧するコンテンツが分かりにくくなることを防止できる。
【0050】
図10は、本発明の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
この実施形態では、第1の実施形態のコンテンツ表示装置100の代わりにコンテンツ表示装置200を有している。コンテンツ表示装置200は、第1の実施形態に、さらにドライブ装置210を付加して構成されている。また、制御部110が実行するプログラムが、第1の実施形態と相違している。その他の構成は、第1の実施形態とほぼ同じである。すなわち、制御部110は、プログラムを実行することで動作するマイクロコンピュータにより構成されている。
【0051】
ドライブ装置210は、CD−ROM、DVD等の記録媒体を着脱自在に装着可能である。制御部110が実行するプログラムは、CD−ROM、DVD等の記録媒体に格納されている。プログラムは、ユーザの操作により、ドライブ装置210を介してCD−ROM、DVD等からハードディスク130に転送される。
図11は、第2の実施形態のコンテンツ表示装置100の動作の流れを示している。第1の実施形態(図4)と同じ処理については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0052】
この実施形態では、第1の実施形態と同様にステップS200〜S207の処理が行われた後に、ステップS308の処理が行われる。
ステップS308では、全ての表示情報(Webページに対応する表示要素)が表示された後に、自動的に次のWebページを表示するために、次に処理すべき解析ファイル(URL)を選択する。自動的に次に処理する解析ファイルを選択するために、ワークメモリ120の所定の領域には、予め複数のファイルが格納されている。なお、ステップS308において、次の解析ファイル(URL)の選択を促すウインドウを表示部140に表示し、閲覧利用者(ユーザ)の入力を待って解析ファイルを選択してもよい(手動で選択)。
【0053】
図12は、第2の実施形態を実現するための周辺環境を示している。
コンテンツ表示装置200は、インターネット等の通信ネットワークに接続されている。コンテンツ表示装置200の制御部110が上述した処理を実行するためのプログラムは、CD−ROM、DVD等の記録媒体に格納されている。このプログラムは、閲覧利用者等がコンテンツ表示装置200のドライブ装置210に記録メディアを装着し、所定のキー操作等をすることで記録媒体からダウンロードされる。
【0054】
第1の実施形態と同様に、記述文章入力部111が入力する入力データファイルは、複数のWebサーバにあるWebページのデータである。入力データファイルの名前は、例えば、URLが用いられる。本実施形態では、コンテンツ表示装置200は、必ず通信ネットワークを介して入力データファイルを取得する。以上、この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、全ての表示情報が順次表示された後に、自動的に次のURLが選択され、そのURLの表示情報を表示できる。このため、ユーザの負担を軽減しながら多くの情報を表示部140に自動的に見やすく表示できる。
【0055】
【発明の効果】
請求項1のコンテンツ表示装置、請求項のコンテンツ表示プログラム、および請求項のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、表示部の表示領域に合わせてコンテンツを順次に表示できるため、コンテンツを閲覧するときにユーザの負担を軽減できる。コンテンツ表示装置にそれぞれ対応して、最適にコンテンツを表示できる。例えば、表示部の大きさ、解像度に依存せず、常に最適にコンテンツを表示できる。コンテンツの提供側は、ユーザ側の表示部の表示領域に合わせて特別の処理を行う必要はない。このため、コンテンツ提供者の負担増はない。
【0056】
請求項2のコンテンツ表示装置、請求項のコンテンツ表示プログラム、および請求項のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、表示領域のサイズの変更に応じて、常にコンテンツを表示領域に収まるように表示できる。この結果、1つの表示部を使って作業と閲覧の両方を行う場合にも、閲覧する表示要素の見やすさを確保できる。
【0057】
請求項3のコンテンツ表示装置、請求項のコンテンツ表示プログラム、および請求項のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、関連するコンテンツをまとめて表示でき、ユーザが閲覧しやすい画面を構成できる。
請求項4のコンテンツ表示装置、請求項5のコンテンツ表示プログラム、および請求項6のコンテンツ表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体では、時系列を崩すことなく表示要素が順次表示されるため、閲覧されるコンテンツが、記述文章を分割することにより分かりにくくなることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した表示要素分割部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】図2に示した要素の登録処理の一例を、HTMLで記述された記述文章の木構造に基づいて示す説明図である。
【図4】第1の実施形態のコンテンツ表示装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】表示情報連結部により、3つの表示要素が1つの表示情報にまとめられる例を示す説明図である。
【図6】第1の実施形態を実現するための周辺環境を示すブロック図である。
【図7】表示要素連結部によりグループ化された表示情報が、実際に表示部に表示される例を示す説明図である。
【図8】表示画面の一例を示す説明図である。
【図9】本発明を適用する前の表示画面を示す説明図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図11】第2の実施形態のコンテンツ表示装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】第2の実施形態を実現するための周辺環境を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 コンテンツ表示装置
110 制御部
111 記述文章入力部
112 表示要素分割部
113 表示要素連結部
114 表示管理部
120 ワークメモリ
130 ハードディスク
140 表示部
200 コンテンツ表示装置
210 ドライブ装置

Claims (6)

  1. コンテンツを表示する表示部と、
    階層構造のあるタグで構造化された記述言語により表される記述文章を入力する記述文章入力部と、
    前記記述文章に対して、階層構造上で配下に下位タグを持たない上位タグについては当該上位タグで示される表示要素を表示単位とし、階層構造上で配下に下位タグを持つ上位タグについては当該上位タグで示される表示要素が前記表示部の表示領域に表示可能が否かを判定し、表示可能であれば当該上位タグで示される表示要素を表示単位とし、表示可能でなければ配下の個々の下位タグを新たな上位タグとして同様の処理を繰り返してタグの階層構造に基づき上位階層から下位階層に向けて処理を行うことによって、前記記述文章の表示要素をタグ単位の複数の表示単位に分割する表示要素分割部と、
    分割された前記表示単位の表示要素をコンテンツとして前記表示部に順次表示させる表示管理部とを備え
    前記表示管理部は、前記表示単位が階層構造上で配下に下位タグを持たない上位タグであり、その表示要素が前記表示部の表示領域に表示可能でない場合には、サイズの縮小処理を行うか、或いは、表示領域のスクロール操作用のバーを表示画面に付加する
    ことを特徴とするコンテンツ表示装置。
  2. 請求項1記載のコンテンツ表示装置において、
    前記表示要素分割部により分割された前記表示単位の表示要素を、現在の前記表示部の表示領域のサイズに合わせて連結する表示要素連結部を備え、
    前記表示管理部は、連結された表示要素グループを前記表示部に順次表示させることを特徴とするコンテンツ表示装置。
  3. 請求項1記載のコンテンツ表示装置において、
    前記表示要素分割部により分割された前記表示単位の表示要素を、関連する表示要素毎に連結する表示要素連結部を備え、
    前記表示管理部は、連結された表示要素グループを前記表示部に順次表示させることを特徴とするコンテンツ表示装置。
  4. 請求項1記載のコンテンツ表示装置において、
    前記表示管理部は、前記表示部に表示するための前記表示単位の表示要素を、前記記述文章の木構造の記述順に対応して自動的に切り替えながら、前記表示部に順次表示させることを特徴とするコンテンツ表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコンテンツ表示装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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