WO2006025390A1 - 機能管理システム、管理装置、機能制御装置、電源状態監視装置、入場通知装置、退場通知装置、通信装置、通信装置の制御方法、電源状態監視装置の制御方法、通信装置の制御プログラム、電源状態監視装置の制御プログラムおよびこれらプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

機能管理システム、管理装置、機能制御装置、電源状態監視装置、入場通知装置、退場通知装置、通信装置、通信装置の制御方法、電源状態監視装置の制御方法、通信装置の制御プログラム、電源状態監視装置の制御プログラムおよびこれらプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

 機能管理システム(500)は、携帯通信装置(600)と、この携帯通信装置(600)が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御させる機能制限管理サーバ(303)と、この機能制限管理サーバ(303)によって機能が制御された携帯通信装置(600)を特典の提供先として管理する特典提供管理サーバ(301)とを備え、この特典提供管理サーバ(301)は、特典提供データベース(306)に基づき特典の提供先としての携帯通信装置(600)を決定する。これにより、携帯通信装置(600)が有する機能の制限が求められる場所において、この機能を確実に制限した携帯通信装置(600)に対して、この携帯通信装置(600)のユーザが被る不利益の代わりに特典を提供する。

Description

機能管理システム、管理装置、機能制御装置、電源状態監視装置、入場 通知装置、退場通知装置、通信装置、通信装置の制御方法、電源状態監視装 置の制御方法、通信装置の制御プログラム、電源状態監視装置の制御プログラ ムおよびこれらプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 技術分野
[0001] 本発明は、携帯電話などの多機能な通信装置が有する機能を制御し、制御された 通信装置に対して特典を提供する機能管理システム、管理装置、機能制御装置、電 源状態監視装置、入場通知装置、退場通知装置、通信装置、通信装置の制御方法 、電源状態監視装置の制御方法、通信装置の制御プログラム、電源状態監視装置 の制御プログラムおよびこれらプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記 録媒体に関するものである。
背景技術
[0002] 現在、 FeliCa (登録商標)搭載の携帯電話機等のように、非接触 ICを搭載した携帯 通信装置が発表されている。そして、このような非接触 ICを搭載した携帯通信装置を 用いた機能管理システムとして、電車の切符を電子チケットとし、自動券売機または 公衆回線網を通じて携帯電話機に搭載された非接触 ICに書き込み、その非接触 IC と自動改札機とのデータ通信によって電子チケットを確認し、自動改札機のゲートを 開くようにしたものが提案されている(特許文献 1;特開 2002— 92671号公報 (公開 日:平成 14 (2002)年 3月 29日))。
[0003] また、非接触 ICを搭載した携帯通信装置を用いたゲートシステムとして、ゲートを通 過したことを携帯通信装置が認識したときに、公衆回線網との接続を行うための無線 部への電力供給を停止し、電車内や病院内等のように他人に迷惑が力かるような場 所において、電話機能やメール機能を停止させるようにしたものが提案されている( 特許文献 2 ;特開平 10— 191454号公報 (公開日:平成 10 (1998)年 7月 21日))。
[0004] 近年、携帯電話機の電波による医療機器への影響や、周囲の人に対する騒音が 問題となっており、さらにカメラ付き携帯電話機による映画館やコンサート会場での盗 撮や盗 ¾なども問題となって ヽる。
[0005] 上述したゲートシステム (特許文献 2)によれば、管理者側で電話機能やメール機能 を停止させることができるため、携帯電話機の電波による医療機器への影響、周囲の 人に対する騒音問題を解決することができる。し力しながら、このような制限を受ける ことによって携帯電話機のユーザは、自身の携帯電話機が有する機能が強制的に 制限されてしまうため、例えば以下のような不利益を被ることとなる。
[0006] すなわち、このユーザは、通話機能が制限されている間に他の人力も力かってきた 電話に関しては、留守番電話サービスに問合せる必要があり、余分なコストの負担を 強いられることとなる。このため、ユーザは、機能の制限がかかる機種の携帯電話機 を購入せず、上述したような機能制限のシステムを構築しても実際には活用されない こととなる。
[0007] ところで、機能制限を必要とされる場所では、一部の携帯電話機のみが機能制限さ れるのではなぐこの場所にある携帯電話機が一斉に機能制限される必要がある。
[0008] このため、上記したようなゲートシステムによって機能が制限される携帯電話機の購 入を携帯電話機の購入者に広く普及させる、あるいは上述したゲートシステムのよう な携帯電話機が有する機能を制限するシステムに対応していない機種の携帯電話 機であっても、機能制限が求められる場所では携帯電話機のユーザが自主的に自 身が有する携帯電話機の機能を使用しないように制限するようなシステムが構築され ることが好ましい。
発明の開示
[0009] 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信装置が有 する機能の制限が求められる場所において、通信装置が有する機能を確実に制限 した通信装置に対して、該通信装置のユーザが被る不利益の代わりに特典を提供で きる機能管理システム、管理装置、機能制御装置、電源状態監視装置、入場通知装 置、退場通知装置、通信装置、通信装置の制御方法、電源状態監視装置の制御方 法、通信装置の制御プログラム、電源状態監視装置の制御プログラムおよびこれらプ ログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を実現することにある。
[0010] 上記の目的を達成するために、本発明に係る機能管理システムは、通信装置と、上 記通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御させる機能制御装置と、 上記機能制御装置によって制御された通信装置を特典の提供先として管理する管 理装置とを備えることを特徴とする。
[0011] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、機能制限装置を備えている ため、通信装置が有する機能のうち少なくとも一部を制御することができる。このため 、上記機能管理システムは、通信装置が有する機能に起因して生じる周囲への悪影 響を防ぐことができる。また、上記機能管理システムは、上記管理装置を備えている ため、機能が制御された通信装置に対して特典を提供することができる。
[0012] したがって、上記機能管理システムでは通信装置が有する機能が制御される代わり に、特典を与えることができるため、通信装置の所有者は、該通信装置が有する機能 が制限されることによって被る不利益に対する代償を得ることができる。このため、本 発明に係る機能管理システムは、通信装置の機能のうち少なくとも一部が制御される ことに対するユーザの抵抗感を抑えることができるという効果を奏する。
[0013] なお、上記特典とは、機能制限装置が備えられている場所への入場が有料である 場合は、この入場料金を減額する、または上記場所が保持する独自の情報の提供を 受ける、または上記通信装置の使用料金の一部が減額される等、上記機能制限装 置によって通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されることによって被 つた不利益の代償となる程度の価値を有する恩典が得られるものである。
[0014] また、本発明に係る機能管理システムは、上記の目的を達成するために、通信装 置と、上記通信装置の電源供給を停止させるように制御する機能制御装置と、上記 機能制御装置によって制御された通信装置を特典の提供先として管理する管理装 置と、上記通信装置の電源供給の停止状態を監視し、この監視結果を示す電源状 態情報を上記管理装置に通知する電源状態監視装置とを備え、上記管理装置が、 上記電源状態情報に基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定すること を特徴とする。
[0015] 本発明に係る機能管理システムは、機能制御装置を備えているため、通信装置は 該機能制御装置によって自装置の電源供給を停止させることができる。このため、上 記機能管理システムは、通信装置が有する機能に起因して生じる周囲への悪影響を 防ぐことができる。また、上記機能管理システムは、上記電源状態監視装置を備えて V、るため、上記通信装置が電源供給の停止を確実に行って!/、るか確認することがで きる。
[0016] また、上記管理装置を備えているため、当該通信装置において、電源の供給を確 実に停止した通信装置に対して特典を提供することができる。
[0017] したがって、本発明に係る機能管理システムは、当該通信装置において、電源の 供給を確実に停止した通信装置に対して特典を提供することができるため、通信装 置の所有者は、該通信装置において電源の供給を停止させることによって被る不利 益に対する代償を得ることができる。このため、本発明に係る機能管理システムは、 当該通信装置において電源の供給を停止させることに対するユーザの抵抗感を抑え ることができると!/、う効果を奏する。
[0018] また、本発明に係る管理装置は、上記の目的を達成するために、通信装置の有す る機能のうち少なくとも一部を制御する機能制御装置が備えられた場所に、該通信 装置が入場したことを示す入場情報を取得する情報取得手段と、上記情報取得手段 によって取得された入場情報に基づき、特典の提供先としての通信装置を決定する 決定手段とを備えて ヽることを特徴とする。
[0019] 上記構成によると、本発明に係る管理装置は、情報取得手段を備えているため、上 記機能制御装置が備えられている場所への通信装置の入場を確認することができる 。すなわち、上記管理装置は、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機 能が制御される通信装置を確認することができる。
[0020] したがって、管理装置は、決定手段によって、当該通信装置が有する機能のうち少 なくとも一部の機能が制御された通信装置を特典の提供先として決定し管理しておく ことができる。
[0021] また、本発明に係る電源状態監視装置は、上記の目的を達成するために、当該通 信装置にぉ ヽて電源が供給されて ヽる場合、自装置の位置を示すための信号を発 信する通信装置から、上記信号を受信する信号受信手段と、上記通信装置に対して 、当該通信装置における電源供給の停止が求められている通信装置力 上記信号 の受信があった力否かを判定する受信判定手段とを備えていることを特徴とする。 [0022] 上記構成によると、信号受信手段を備えているため、通信装置において電源が供 給されている場合、当該通信装置力も上記信号を受信することができる。また、受信 判定手段を備えているため、本発明に係る電源状態監視装置は、通信装置におい て電源が供給されているか否かを判定することができる。
[0023] したがって、上記電源状態監視装置は、当該通信装置において電源供給の停止 が求められている通信装置が実際に該電源供給の停止を行っている力否力を監視 することができると!/、う効果を奏する。
[0024] また、本発明に係る管理装置の制御方法は、上記の目的を達成するために、通信 装置の有する機能のうち少なくとも一部を制御する機能制御装置が備えられた場所 に、該通信装置が入場したことを示す入場情報を取得するステップと、上記入場情 報を取得するステップによって取得された入場情報に基づき、特典の提供先としての 通信装置を決定するステップとを含むことを特徴とする。
[0025] 本発明に係る管理装置の制御方法は、入場情報を取得するステップを含んで 、る ため、上記機能制御装置が備えられて 、る場所への通信装置の入場を確認すること ができる。すなわち、上記管理装置は、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも 一部の機能が制御される通信装置を確認することができる。
[0026] したがって、管理装置は、特典の提供先としての通信装置を決定するステップによ つて、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能が制御された通信装 置を特典の提供先として決定し管理しておくことができる。
[0027] また、本発明に係る電源状態監視装置の制御方法は、上記の目的を達成するため に、当該通信装置において電源が供給されている場合、自装置の位置を示すため の信号を発信する通信装置から、上記信号を受信するステップと、上記通信装置に 対して、当該通信装置における電源供給の停止が求められている通信装置力 上記 信号の受信があった力否かを判定するステップとを含むことを特徴とする。
[0028] 本発明に係る電源状態監視装置の制御方法は、上記方法によると、信号を受信す るステップを含んでいるため、通信装置において電源が供給されている場合、当該 通信装置から上記信号を受信することができる。また、上記通信装置から上記信号 の受信があった力否かを判定するステップを含んでいるため、本発明に係る電源状 態監視装置の制御方法は、通信装置において電源が供給されている力否かを判定 することができる。
[0029] したがって、上記電源状態監視装置の制御方法は、当該通信装置において電源 供給の停止が求められている通信装置が実際に該電源供給の停止を行っているか 否力を監視することができる。
[0030] 本発明のさらに他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す記載によって十 分に理解されるであろう。また、本発明の利益は、添付図面を参照した次の説明で明 白になるであろう。
図面の簡単な説明
[0031] [図 1]本発明の一実施の形態である機能管理システムの構成を示す説明図である。
[図 2]本発明の一実施の形態である機能管理システムを構成する携帯通信装置のハ 一ドウエア構成を示すブロック図である。
[図 3]本発明の一実施の形態である機能管理システムを構成する携帯通信装置の主 制御部の機能制限に関わる詳細を示すブロック図である。
[図 4]電子チケットに含まれる情報の一例を示す図である。
[図 5]本発明の一実施の形態である機能管理システムを構成する機能制限管理サー ノから送信される機能制限情報のデータの一例を示す説明図である。
[図 6]本発明の一実施の形態である機能管理システムを構成する機能制限管理サー ノから送信される機能制限情報のデータの一例を示す説明図である。
[図 7]本発明の一実施の形態である機能管理システムを構成する機能制限管理サー バの概略構成を示すブロック図である。
[図 8]機能制限情報管理テーブルのデータ構造は一例を示す説明図である。
[図 9]本発明の一実施の形態である機能管理システムを構成する特典提供管理サー バにおいて、特典提供先としての携帯通信装置の管理に関わる詳細を示す機能ブ ロック図である。
[図 10]特典提供データベースに含まれる各データの一例を示す説明図である。
[図 11]特典提供先としての携帯通信装置を管理する管理処理にかかる処理の流れ を説明するフローチャートである。 [図 12]本発明の別の一実施の形態である機能管理システムの構成を示す説明図で ある。
[図 13]通信装置監視情報のデータ構造の一例を示す図である。
[図 14]特典提供データベースに記録されるデータの一例を示す図である。
[図 15]携帯通信装置の主電源の状態を監視する処理にかかる基地局のソフトウェア 構成を示すブロック図である。
[図 16]特典提供先としての携帯通信装置を管理する本発明の別の実施例としての管 理処理に力かる処理の流れを説明するフローチャートである。
[図 17]本発明の別の一実施の形態である機能管理システムの構成を示す説明図で ある。
[図 18]本発明の別の実施の形態である機能管理システムを構成する機能制限管理 サーバの概略構成を示すブロック図である。
[図 19]特典提供先としての携帯通信装置を管理する本発明の別の実施例としての管 理処理に力かる処理の流れを説明するフローチャートである。
発明を実施するための最良の形態
[0032] 本発明の一実施の形態について図 1から図 19に基づいて説明すれば、以下のと おりである。図 1は、本発明の一実施の形態である機能管理システム 500の構成を示 す説明図である。
[0033] 図 1に示すように、機能管理システム 500は、携帯通信装置 (通信装置) 600、電子 チケット発行装置 100、映画館 300、キャリア 200、通信ネットワーク 400を備えて構 成されている。
[0034] 上記携帯通信装置 600は、通常、キャリア 200が運営する基地局 (電源状態監視 装置) 201を介して他の通信装置と通話、メールの送受信、 WEBサイトへのアクセス 等を行うことができる。この携帯通信装置 600は、キャリア 200が運営する基地局 201 を介して、電子チケット発行装置 100と通信可能となっており、該電子チケット発行装 置 100から映画の電子チケットを購入することができる。
[0035] なお、携帯通信装置 600としては、例えば、携帯電話機、カメラ付き携帯電話機、 ボイスレコーダ付き携帯電話機などが利用できる。 [0036] 上記電子チケット発行装置 100は、通信ネットワーク 400を通じて携帯通信装置 60 0に電子チケット情報 91を含む電子チケットを送信して発行するものである。この電 子チケットには、例えば上演される映画などのチケット情報を示す電子チケット情報 9 1に加えて、該映画が上演される映画館 300において利用可能な無線 LAN設定情 報 92が含まれている。この無線 LAN設定情報 92とは、上映会場 304に設けられて いる、無線 LANアクセスポイント(中継装置) 305 (以下 AP305と称する)と接続を確 立するための、例えば、 SSID (Service Set ID) )、 WEP(Wired Equivalent Privacy)キ 一、 AP305のMAC (Media Access Control)アドレスなど)に関する情報が含まれる 。すなわち、映画館 300では、携帯通信装置 600は、 AP305を介して他の通信装置 との通信または WEBサイト等へのアクセスを行うことができるようになって!/、る。
[0037] また、上記電子チケット発行装置 100は、電子チケットを発行した際に電子チケット 発行情報 101として携帯通信装置 600を特定する情報 (通信装置識別情報 93)を記 憶するように構成されている。そして、電子チケット発行装置 100は、この記憶した情 報を、該携帯通信装置 600に発行した電子チケット情報 91と関連づけて記憶する。 なお、携帯通信装置 600が電子チケットを購入する際、電子チケット発行装置 100は 、上記通信装置識別情報 93として、例えば携帯通信装置 600の電話番号、メールァ ドレス、機器 ID、携帯通信装置 600が含む非接触 ICチップに割り当てられた ID (識 別番号)、または携帯通信装置 600において登録されているクレジット番号等の情報 を該携帯通信装置 600から取得する。なお、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、通信装置識別情報 93として少なくとも上記携帯通信装置 600のメールァ ドレス、クレジット番号が含まれている。
[0038] このように、通信装置識別情報 93を、電子チケット情報 91と関連付けて記憶するこ とによって、電子チケットの受信先である携帯通信装置 600を特定することができる。 また、予定されていた映画上映が順延になるなど電子チケットの内容に変更が生じた 場合、電子チケット発行装置 100は、通信装置識別情報 93に含まれるメールァドレ スを用いて、電子チケットを購入した携帯通信装置 600と通信し、電子チケット情報 9 1を変更することができる。
[0039] また、電子チケット発行装置 100が保持するこの電子チケット発行情報 101に含ま れる通信装置識別情報 93は、電子チケット確認装置 (入場通知装置 ·退場通知装置 ) 302が携帯通信装置 600の入退場を確認する際にも利用される。
[0040] また、上記携帯通信装置 600は、 FeliCaなどの非接触 ICモジュール 16を備えてお り、映画館 300に入場または退場する際に、この非接触 ICモジュール 16によって電 子チケット発行装置 100から購入した電子チケットの確認を行うことができるように構 成されている。
[0041] さらに、この携帯通信装置 600は、上映会場 304への入場時に電子チケット確認装 置 302からの指示に応じて、無線 LAN設定情報 92に基づく設定が行われる。これ により、携帯通信装置 600は、 AP305と接続を確立し、機能制限管理サーバ (機能 制御装置) 303と通信可能となる。また、携帯通信装置 600は、上映会場 304からの 退場時に電子チケット確認装置 302からの指示に応じて、無線 LANの設定を解除 するように構成されている。これにより携帯通信装置 600は、 AP305との接続をきり 機能制限管理サーバ 303との通信を確立することができなくなる。
[0042] 上記映画館 300は、上映会場 304で映画を上映するものであり、機能制限管理サ ーバ (機能制御装置) 303、特典提供管理サーバ (管理装置) 301、電子チケット確 認装置 (入場通知装置 ·退場通知装置) 302、および AP305を備えて 、る。
[0043] ところで、この映画館 300の上映会場 304では、上記携帯通信装置 600が有する 機能のうち少なくとも 1つの機能が停止されるように制御されている。すなわち、機能 制限管理サーバ 303は、 AP305と接続を確立した携帯通信装置 600に対して、該 携帯通信装置 600が備える機能のうち少なくとも 1つの機能を停止させるように指示 する情報である機能制限情報 (指示情報) 70を含むパケットを生成する。そしてこの 機能制限情報 70を含むパケットを、 AP305を介して上映会場 304内にある携帯通 信装置 600それぞれにブロードキャストで送信する。このようにして、上映会場 304内 では、携帯通信装置 600は、機能制限管理サーバ 303から受信した機能制限情報 7 0に基づき、自装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を停止させることができ る。
[0044] 上記電子チケット確認装置 302は、上映会場 304の入退場口に設けられており、携 帯通信装置 600を所持するユーザの上映会場 304への入退場を確認するものであ る。すなわち、電子チケット確認装置 302は、携帯通信装置 600が保持する電子チ ケットの電子チケット情報 91を、電子チケット発行装置 100が保持している電子チケ ット発行情報 101と照合することによって、上記携帯通信装置 600の入場または退場 を確認することができる。
[0045] つまり、電子チケット確認装置 302は、入場または退場する携帯通信装置 600から 該携帯通信装置 600を特定する情報とともに、携帯通信装置 600が保持する電子チ ケット情報 91を取得する。そして、電子チケット確認装置 302は、携帯通信装置 600 力 取得した情報に基づき、電子チケット発行装置 100が保持する電子チケット発行 情報 101に、この入場または退場する携帯通信装置 600に対応する電子チケット情 報 91が存在するか否かを確認する。このようにして、入場または退場する携帯通信 装置 600の電子チケット情報 91の確認を行うと、上記電子チケット確認装置 302は、 入場または退場の確認が取れた携帯通信装置 600の入場または退場時間を特典提 供管理サーバ 301に通知する。
[0046] なお、電子チケット確認装置 302は、例えば入場口と退場口とが別々である場合、 携帯通信装置 600の上映会場 304への入場を確認するためと、該携帯通信装置 60 0の上映会場 304からの退場を確認するために、個別にそれぞれ設けられていても 良い。
[0047] また、電子チケット確認装置 302は、携帯通信装置 600の上映会場 304への入場 を確認すると、該携帯通信装置 600に対して無線 LAN設定情報 92に基づく無線 L ANの設定を行うように指示する。また逆に、電子チケット確認装置 302は、携帯通信 装置 600の上映会場 304からの退場を確認すると、携帯通信装置 600に対して無線 LAN設定情報 92に基づく無線 LANの設定を無効とするように指示する。この電子 チケット確認装置 302から携帯通信装置 600に送信される無線 LANの設定指示ま たは無線 LANの設定の解除指示は、携帯通信装置 600が有する非接触 ICモジュ ール 16を介して無線で行われる。
[0048] なお、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、携帯通信装置 600が電子 チケット確認装置 302からの指示に応じて、上記無線 LAN設定情報 92に基づく設 定を行う構成であるが、上記無線 LAN設定情報 92には予め有効期限が設定されて おり、この有効期限が経過すると、無線 LAN設定部 83によって設定された無線 LA Nの設定が無効となる構成であってもよ 、。
[0049] また、携帯通信装置 600における無線 LAN設定情報 92に基づく設定は、該携帯 通信装置 600が電子チケット発行装置 100から電子チケットを購入した際に、この電 子チケットに含まれる無線 LAN設定情報 92に基づいて設定されるように構成されて いてもよい。
[0050] なお、このように電子チケット購入時に無線 LAN設定情報 92に基づく設定が行わ れる場合、上映会場 304において、携帯通信装置 600が AP305との接続を確立さ せることができる無線 LANの設定を、映画の上映時間帯や上映の日付毎に異なるも のとする。
[0051] このように時間帯あるいは日付毎に、上記上映会場 304において、 AP305を介し て携帯通信装置 600が接続可能となる無線 LANの設定を異ならせることで、正規の 映画鑑賞者 (ユーザ)が有する携帯通信装置 600のみが、上映会場 304に設けられ た AP305と接続可能とすることができる。
[0052] 特典提供管理サーバ 301は、上映会場 304内で当該携帯通信装置 600が有する 機能のうち少なくとも一部を停止した携帯通信装置 600を特典提供データベース 30 6に記録して管理するものである。すなわち、上記機能の停止を行った携帯通信装 置 600に対してこの機能停止に伴い生じる不利益の代償としての特典を与える携帯 通信装置 600を特典提供データベース 306に記憶して管理する。
[0053] つまり、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、上映会場 304に入場した 携帯通信装置 600は、一斉に機能制限管理サーバ 303から AP305を介して送信さ れた機能制限情報 70に応じて、自装置が有する機能の少なくとも一部を停止する。 このため、機能管理システム 500は、機能が停止された携帯通信装置 600のユーザ に対して、この機能停止のために生じる不利益の代償として特典を与えるようになつ ている。
[0054] 例えば、上記特典として、特典提供管理サーバ 301が携帯通信装置 600のユーザ にチケット代の一部を返金する場合、通信ネットワーク 400を通じて接続されて 、る決 済機関の決済処理サーバ (不図示)に携帯通信装置 600の口座力も引き落とされる チケット代の一部を減額させるように通知する。このようにして、映画館 300の運営者 力 映画の上映中に機能の制限を受けた携帯通信装置 600のユーザが支払う電子 チケット代の一部を減額する。
[0055] また、特典提供管理サーバ 301は、この携帯通信装置 600のユーザに対して、上 記特典として、上映された映画の映像の一部や画像を提供することもできる。このよう に上記映像または画像を携帯通信装置 600に提供する場合、特典提供管理サーバ 301は、この映像または画像のデータを保持しており、このデータをキャリア 200に送 信する。そしてキャリア 200が基地局 201から、退場の確認がとれた携帯通信装置 6 00にこのデータを配信する。なお、この映像または画像のデータを携帯通信装置 60 0がダウンロードするために力かるパケット代は、キャリア 200から映画館 300の運営 者の口座に対して請求される。なお、この特典提供管理サーバ 301の構成および特 典提供データベース 306の詳細については後述する。
[0056] 上記キャリア 200は、広域電気通信サービスを提供する電気通信事業者であって、 携帯通信装置 600の無線送受信局である基地局 201を運営して 、る。キャリア 200 は、携帯通信装置 600が他の通信装置との通信を所望する場合、基地局 201を介し て他の通信装置への接続を確立させたり、基地局 201を介して通信ネットワーク 400 を通じて他の装置とのメールの送受信を実現したりする。
[0057] このように、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、携帯通信装置 600が 、基地局 201を介して、通信ネットワーク 400を通じて電子チケット発行装置 100から 電子チケットを取得することができる。そして、携帯通信装置 600のユーザが上映会 場 304に入場および退場する際に、電子チケット確認装置 302は、電子チケット発行 装置 100が保持する情報を参照して、携帯通信装置 600の保持する電子チケット情 報 91を確認するとともに、該携帯通信装置 600の入場および退場の確認を特典提 供管理サーバ 301に通知することができる。
[0058] また、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、機能制限管理サーバ 303 力 映画の上映開始時間になると携帯通信装置 600が有する機能のうち、所定の機 能を停止させるための機能制限情報 70を携帯通信装置 600に送信し、該携帯通信 装置 600に、当該携帯通信装置 600が有する機能を停止させることができる。このた め、携帯通信装置 600の呼び鈴の音または通話による騒音等によって映画の上映 中に、他の観客が迷惑を被ることを防ぐことができる。したがって、映画館 300を運営 する運営者は、静かな環境での映画鑑賞を観客に提供することができ、他の映画館 との差別ィ匕をは力り売上を向上させることができる。また、上記運営者は、携帯通信 装置 600が有するカメラ機能やボイスレコード機能によって無許可に撮影または録音 されたりすることを防ぐことができる。
[0059] また、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、映画の上演が終了し、携 帯通信装置 600のユーザが上映会場 304から退場する際、電子チケット確認装置 3 02は、電子チケット発行装置 100が保持する情報を参照して、携帯通信装置 600の 保持する電子チケット情報 91を確認する。このようにして、携帯通信装置 600の退場 の確認を行うとともに、該携帯通信装置 600の退場を特典提供管理サーバ 301に通 知することができる。
[0060] そして、特典提供管理サーバ 301は、上記電子チケット確認装置 302からの通知 に応じて、退場した携帯通信装置 600のユーザにチケット代の代金の一部を肩代わ りしたり、あるいはサービス映像または画像データを提供したりするなど特典を携帯通 信装置 600のユーザに提供することができる。
[0061] このため、携帯通信装置 600を有するユーザは、当該携帯通信装置 600が有する 機能の停止に伴う不利益を被るが、この代償として特典提供管理サーバ 301から特 典と 、う利得を得ることができる。
[0062] また、上記したように、特典提供管理サーバ 301は、電子チケット確認装置 302によ つて通知された、携帯通信装置 600が上映会場 304に入退場したことを示す情報に 応じて、特典の提供先である携帯通信装置 600を特定することができる構成である。 このため、特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600が上映会場 304に入場 し、退場するまでの期間を知ることができる。したがって、特典提供管理サーバ 301 は、単に上映会場 304に入場し退場した携帯通信装置 600に対して特典を提供す るように管理するのではなぐ機能制限管理サーバ 303から上記機能制限情報 70が 送信された期間に上映会場 304に存在した携帯通信装置 600に対してのみ特典を 提供することができるように管理することができる。 [0063] なお、携帯通信装置 600が上映会場 304に入場すると直ぐに当該携帯通信装置 6 00が有する機能の少なくとも一部が制御されるように構成されている場合は、上記特 典提供管理サーバ 301は、電子チケット確認装置 302から該携帯通信装置 600が 上映会場 304に入場したことを示す通知に応じてのみ、特典の提供先としての携帯 通信装置 600を決定し管理する構成であってもよ 、。
[0064] (携帯通信装置の構成)
ここで、図 2を参照して本実施の形態に係る携帯通信装置 600のハードウェア構成 について説明する。なお、この図 2は、機能管理システム 500を構成する携帯通信装 置 600のハードウェア構成を示すブロック図である。
[0065] 図 2に示すように、携帯通信装置 600は、第 1アンテナ 1、無線部 2、通信制御部 3、 信号処理部 4、スピーカ 5、マイク 6、撮像部 7、発光部 8、画像処理部 9、第 1メモリ 10 、表示ドライバ 11、表示部 (表示手段) 12、第 2メモリ 13、操作部 14、第 2アンテナ 15 、非接触 ICモジュール 16、非接触 IC制御部 17、第 3アンテナ 18、無線 LAN制御部 19、主制御部 40を備えて構成されている。
[0066] ここで、第 1メモリ 10は、ノ ッファ的な役割を果たすものであり、第 2メモリ 13は、フラ ッシュメモリのように恒久的にデータを蓄積する役割を果たすものである。なお、携帯 通信装置 600の記憶装置である第 1メモリ 10および第 2メモリ 13は、携帯通信装置 6 00の仕様に応じて構成を適宜変更可能であり、例えば、一体として設けてもよい。
[0067] そして、このように構成された携帯通信装置 600は、以下のように、通話機能、ボイ スレコード機能、メール機能、カメラ機能などを有している。
[0068] まず、携帯通信装置 600では、通信制御部 3による送受信制御のもとに、無線部 2 が第 1アンテナ 1を介して基地局 201との信号の送受信を行い、信号処理部 4が無線 部 2で送受信される信号に所定の信号処理を施す。これによつて、基地局 201を介し て相手側装置カゝら送信されてくる音声をスピーカ 5から出力したり、マイク 6から入力さ れる音声を、基地局 201を介して相手側装置に送信したりするようになつている。す なわち、いわゆる通話機能が実現されている。
[0069] また、携帯通信装置 600では、信号処理部 4によって処理される音声データを、操 作部 14力もの操作指示に基づ 、て第 2メモリ 13に格納することができる。これによつ て、通話機能とは関係なぐマイク 6から入力される音声を音声データに変換して第 2 メモリ 13に格納するようになっている。すなわち、いわゆるボイスレコード機能が実現 されている。
[0070] また、携帯通信装置 600では、信号処理部 4において、音声データのみではなぐ 電子メールまたは Webページなどのテキストデータ、画像データあるいは HTMLデ ータも同様に処理できる。そして、これら処理したデータを第 1メモリ 10または第 2メモ リ 13に格納する。このとき、第 1メモリ 10にデータを格納した場合、その格納したデー タに基づ 、て表示ドライバ 11が表示用の駆動信号を生成し、表示部 12が画像や文 字等を表示する。これにより、受信メール'受信画像の表示や Webページの閲覧が 可能となっている。また、逆の手順により、メールや画像の送信を行うことが可能とな つている。すなわち、このような動作によって、いわゆるメール機能が実現されている
[0071] また、携帯通信装置 600は、 CCD (charge coupled device)や CMOSによって構成 された撮像部 7および補助光源に用いられる発光部 8を備え、撮像部 7で撮影した画 像を画像処理部 9によって露出'画質などを調整した後、第 1メモリ 10に格納し、上述 と同様にして表示部 12に画像をプレビュー表示するようになっている。また、このプレ ビュー表示の状態で操作部 14を用 、た操作指示に基づ 、て画像を第 2メモリ 13に 格納するようになっている。すなわち、このような動作によって、いわゆるカメラ機能が 実現されている。
[0072] さらに、カメラ機能を利用して撮影した画像力 QR (Quick Response)コード (登録 商標)、 URL (Uniform Resource Locator)、バーコード、標章、所定文字列などのよう な、符号ィ匕情報を含んでいる場合には、主制御部 40で当該符号ィ匕情報を取り出し、 当該符号化情報の種類に応じた処理を行う、符号化情報読み取り機能を実現するこ とができる。なお、主制御部 40とは別の符号ィ匕情報読み取り部を設け、該符号化情 報読み取り部によって符号ィ匕情報読み取り機能を実現する構成であってもよい。
[0073] また、携帯通信装置 600は、第 2メモリ 13に、メールデータ'画像データ'音声デー タ 'HTMLデータのほ力 電話帳データまたはスケジュール等の各種データを記憶 するようになつている。また、操作部 14は、電話番号'文字'記号などの入力や各種 機能の選択 ·起動 ·停止などの指示をユーザが行うことができるようになって!/、る。
[0074] さらに、携帯通信装置 600は、非接触 ICモジュール 16を備え、第 2アンテナ 15を 介して電子チケット確認装置 302が備える非接触 IC用リーダライタ (不図示)との送 受信を行うことが可能となって 、る。この非接触 ICモジュール 16は内部に専用のメモ リ(不図示)を含んでおり、非接触 IC制御部 17がこの内部メモリと主制御部 40とのデ ータの送受信制御を行うようになって!/、る。
[0075] また、携帯通信装置 600は、電子チケットを取得した際、その電子チケットに含まれ る電子チケット情報 91は、携帯通信装置 600の第 2メモリ 13および非接触 ICモジュ ール 16に記憶される。また、これと同時に、電子チケット発行装置 100に通知した通 信装置識別情報 93も非接触 ICモジュール 16に記憶される。すなわち、携帯通信装 置 600は、電子チケットの購入時に、電子チケット発行装置 100に通信装置識別情 報 93としてメールアドレスとクレジット番号を通知している力 この通知される情報を 自身でも保持するように構成されて 、る。
[0076] ここで、電子チケット情報 91および通信装置識別情報 93を非接触 ICモジュール 1 6に記憶するのは入場等の際に電子チケット確認装置 302が確認するためであり、電 子チケット情報 91を第 2メモリ 13に記憶するのは主制御部 40が各種制御を行うため である。そして、携帯通信装置 600では、金銭を取り扱うことから高いセキュリティが要 求される。そのため、非接触 ICモジュール 16と主制御部 40 (携帯通信装置 600の C PU等)との間のデータ授受には、厳格に制限が設けられている。それゆえ、携帯通 信装置 600では、主制御部 40が非接触 ICモジュール 16から電子チケット情報 91を 取得しなくても、電子チケット情報 91に基づ 、て柔軟な制御を行えるようにするため に、電子チケット情報 91を第 2メモリ 13にも記憶させている。なお、主制御部 40と非 接触 ICモジュール 16との間でのデータ授受に課せられた制限が主制御部 40による 各種制御を制限しない場合には、第 2メモリ 13への記憶を省略してもよい。
[0077] さらに、取得した電子チケットを用いて携帯通信装置 600が電子チケット確認装置 3 02の確認を得て入退場を行う方法としては、携帯通信装置 600の非接触 ICモジュ ール 16と電子チケット確認装置 302に設けられた非接触 IC用リーダライタとを無線で 直接接続して確認する。 [0078] なお、電子チケット確認装置 302での電子チケットの確認は、携帯通信装置 600の 非接触 ICモジュール 16から得られた電子チケット情報 91および通信装置識別情報 93と、通信ネットワーク 400を介して通信可能となっている電子チケット発行装置 100 が電子チケット発行情報 101として管理している情報とを照合することで行われるよう になっている。
[0079] (携帯通信装置のソフトウエア構成)
つづいて、図 3〜図 6を参照しながら、携帯通信装置 600における機能制限に関わ るソフトウェア構成について説明する。なお、図 3は、携帯通信装置 600の主制御部 40の機能制限に関わる詳細を示す機能ブロック図である。また、図 4は、電子チケッ トに含まれる情報の一例を示す図である。図 5および図 6それぞれは、機能制限管理 サーバ 303から送信される機能制限情報 70のデータの一例を示す説明図である。
[0080] 機能管理システム 500にお 、て、携帯通信装置 600は、特に、電子チケット管理部 81、情報抽出部 82、無線 LAN設定部 83、機能制限部 84、情報格納部 90、無線部 2、無線 LAN制御部 19を備えて構成されている。なお、電子チケット管理部 81、情 報抽出部 82、無線 LAN設定部 83、機能制限部 84は、ソフトウエアに基づき主制御 部 40に実現される機能である。また、情報格納部 90は、電子チケット等の情報を格 納するメモリであり、第 2メモリ 13または非接触 ICモジュール 16の内部メモリに対応 する。
[0081] 電子チケット管理部 81は、電子チケット発行装置 100が発行した電子チケットを無 線部 2から取得して、情報格納部 90に電子チケット情報 91として格納する。また、電 子チケット管理部 81は、電子チケット発行装置 100からの電子チケットの修正指示を 無線部 2から取得して、情報格納部 90に格納されている電子チケット情報 91を修正 する。これにより、例えば、コンサートのプログラムの変更などを修正できる。
[0082] また、情報格納部 90には、予め通信装置識別情報 93が記憶されている。
[0083] 情報抽出部 82は、情報格納部 90に格納されている電子チケット情報 91に含まれ る無線 LAN設定情報 92を抽出する。また、無線 LAN制御部 19が受信した、機能制 限管理サーバ 303からの機能制限情報パケットから機能制限情報 70を抽出する。
[0084] 無線 LAN設定部 83は、情報抽出部 82によって抽出された無線 LAN設定情報 92 に基づいて、無線 LAN制御部 19の設定を行う。
[0085] 機能制限部 84は、情報抽出部 82によって抽出された機能制限情報 70に基づいて 、携帯通信装置 600の機能のうち少なくとも 1つを停止させる。また、機能制限部 84 は、停止させた機能を、機能制限管理サーバ 303から送信された機能制限情報 70 に基づいて再開させたり、他の機能を停止させたりするなど各機能の制御を変更す ることがでさる。
[0086] ここで、図 4に示すように、電子チケット情報 91は、ユーザが利用を所望する映画を 鑑賞するためのチケット情報と、映画の上映会場 304に備えられた AP305と接続を 確立することが可能となる無線 LAN設定情報 92を含む。チケット情報としては、例え ば、上映される映画の名称、劇場名、日時が登録されている。なお、図 4は電子チケ ット情報 91のデータ構造は一例であって、チケット情報と無線 LAN設定情報 92の格 納形式はそれに限定されな 、。
[0087] 上記の構成により、携帯通信装置 600は、情報抽出部 82が電子チケット情報 91か ら抽出した無線 LAN設定情報 92に基づ 、て、無線 LAN設定部 83が無線 LANの 設定を行うことができる。すなわち、上記携帯通信装置 600は、 AP305を介して、機 能制限管理サーバ 303から、当該携帯通信装置 600が有する機能のうちどの機能を 停止させるかについて指示するための情報である、機能制限情報 70を含むパケット を受信する。
[0088] そして、このパケットには、例えば図 5および図 6に示すような機能制限情報 70が含 まれる。そして携帯通信装置 600は、上記パケットを、無線 LAN制御部 19を介して 受信すると、情報抽出部 82が機能制限情報 70を抽出する。そして、情報抽出部 82 によって抽出された機能制限情報 70に基づき、機能制限部 84が、携帯通信装置 60 0が備える機能を停止させたり再開させたりして制御する。
[0089] 例えば、携帯通信装置 600は、上記したように AP305と無線による接続を確立させ た後、機能制限管理サーバ 303から、例えば図 5に示す、カメラ機能、メール機能、 電話 (通話)機能、インターネットへの接続機能全てを禁止する機能制限情報 70の パケットを受信すると、機能制限部 84がこれら全ての機能を停止するように制御する [0090] また、例えば図 6に示すような、カメラ機能、メール機能、電話 (通話機能)、インター ネットへの接続機能全てを許可することを示す機能制限情報 70を含むパケットを受 信すると、機能制限部 84がこれらすベての機能が実行できるように制御する。
[0091] なお、この図 5または図 6に示す機能制限情報 70は一例であって、携帯通信装置 6 00が例えば TV局から番組コンテンツの情報を受信できるアンテナを備え、該コンテ ンッの視聴機能を有して 、る場合は、制限内容の中に TVの視聴の可否を示す情報 が含まれていてもよい。また、 DVD等の記録媒体に記録された情報を再生可能にす る機能を有して 、る場合は、この記録媒体に記録された情報の再生の可否を示す情 報が含まれていてもよい。
[0092] また、上記制限内容には、携帯通信装置 600が有するボイスレコード機能の実行 の可否を示す情報もふくまれて 、てもよ 、。
[0093] また、図 5または図 6に示す機能制限情報 70おける各機能とその機能の制限を示 す情報との対応関係は、これらに限定されるものではない。例えば、機能制限情報 7 0に含まれる制限内容は、カメラ機能以外の機能を許可するものであってもよいし、力 メラ機能および電話 (通話)機能のみを許可するものであってもよ 、。
[0094] これら、機能制限情報 70における各機能とその機能の制限を示す情報との組み合 わせは、ユーザが入場する施設の種類 (例えば、映画館、病院、または博物館など) 、あるいは、施設で提供するサービスの内容に応じて適切に設定されることが好まし い。
[0095] また、上記機能制限管理サーバ 303から、 AP305を介して携帯通信装置 600に上 記した機能制限情報 70を含むパケットの送信タイミングは、ユーザが入場した施設で 提供されるサービスの内容あるいは、開始または終了等といったサービスの進行状 況に応じて決められている。
[0096] 例えば、無線 LAN設定情報 92を含む電子チケットを購入し、携帯通信装置 600を 所持するユーザが映画館 300の上映会場 304に入場すると、携帯通信装置 600が、 電子チケットに含まれる無線 LAN設定情報 92に基づき、 AP305との無線による接 続を確立する。
[0097] そこで、機能制限管理サーバ 303が、映画の上映が開始されるまでの間は、図 7に 示す機能制限情報 70を含むパケットを、 AP305を介して携帯通信装置 600に送信 する。これによつて、携帯通信装置 600では、映画の上映が開始されるまでの間は、 該携帯通信装置 600が有する機能 (例えば、カメラ機能、メール機能、電話 (通話機 能)、インターネットへの接続機能)が実行可能となる。このため、映画の上映が開始 されるまで、ユーザは携帯通信装置 600によって、自由に通話、メールの送受信等を 行うことができる。
[0098] また、映画の上映が開始されるまでの間、特にスクリーンに何も表示されていないと き、機能制限管理サーバ 303は、上映会場 304に設けられた AP305を通じて、映画 鑑賞前に見ておくとよい予備知識等を提供するようなコンテンツのデータを携帯通信 装置 600に送信するように構成されていてもよい。この場合、機能制限管理サーバ 3 03は、上記コンテンツのデータを記憶する記憶装置を新たに備えてもよいし、機能 制限情報管理テーブル 71に上記コンテンツデータを記憶させてぉ 、てもよ 、。
[0099] このように、映画館 300では、上映開始前にお 、ても特典として携帯通信装置 600 のユーザにとって利得となる情報 (コンテンツ)を提供することができる。
[0100] また、映画の上映前に機能制限管理サーバ 303から配信されるコンテンツには、映 画上映に関係するスポンサーのコマーシャルデータが含まれていても良い。このよう に、映画館 300においてスポンサーの宣伝を行う代わりに、映画館 300側は、該スポ ンサ一から宣伝料を得ることができる。
[0101] また、このコンテンツには、携帯通信装置が有する機能の制限が行われる前に、ュ 一ザに制限が開始されることを予告する予告情報が含まれていても良い。このように 、映画の上映前に配信されるコンテンツにおいて、上記予告情報を含めることで映画 鑑賞者、すなわち携帯通信装置 600のユーザに対して、当該携帯通信装置 600が 有する機能の制限が開始されることを通知することができる。
[0102] 映画の上映が開始されると、機能制限管理サーバ 303から携帯通信装置 600に、 AP305を介して、図 5に示す機能制限情報 70を含むパケットが送信される。これに よって、携帯通信装置 600では、該携帯通信装置 600が有する機能 (例えば、カメラ 機能、メール機能、電話 (通話機能)、インターネットへの接続機能)が実行されない ように、機能制限部 84が制御をおこなう。このため、映画鑑賞に来たユーザが、携帯 通信装置 600が有する機能を利用して、無断で、映画の内容を外部に送信したり、 映像の写真を取ったり、通話による会話によって周囲の観客に迷惑をかけたりするこ とを防ぐことができる。
[0103] また、休憩時間等では、機能制限管理サーバ 303から携帯通信装置 600に、図 7 に示す機能制限情報 70を含むパケットが送信される。これによつて、携帯通信装置 6 00では、使用が不可能であった各機能 (例えば、カメラ機能、メール機能、電話 (通 話機能)、インターネットへの接続機能)が休憩時間の間では使用可能となる。
[0104] 上記にて例を挙げて説明したように、映画館 300において、ユーザに提供される映 画などのサービスの内容に応じて、機能制限管理サーバ 303が適切に機能制限情 報 70を選択して携帯通信装置 600に送信することで、上映会場 304内での不正な 撮影、録音、あるいは通話などの他の観客への迷惑行為を防ぐことができる。
[0105] (機能制限管理サーバの構成)
ここで、図 7に基づいて機能制限管理サーバ 303の概略構成について説明する。 図 7は、本実施の形態に係る機能制限管理サーバ 303の概略構成を示すブロック図 である。
[0106] 図 7に示すように、機能制限管理サーバ 303は、出力制御部 60、入力指示部 61、 管理サーバ主制御部 65、計時装置 63、電源 OFF通知部 66および記憶部(指示情 報記憶装置) 64を備え、構成される。そして、記憶部 64は、機能制限情報 70および 機能制限情報管理テーブル 71を含んでいる。
[0107] 入力指示部 61は、ユーザなど外部力もの機能制限情報 70の送信指示を受け付け るものであり、例えばユーザから、機能制限情報 70の送信指示を受信すると、この指 示を選択制御部 (選択手段) 62に通知する。
[0108] 上記管理サーバ主制御部 65は、機能制限管理サーバ 303における各部の各種制 御をおこなうものであり、機能ブロックとして選択制御部 62を備えている。
[0109] この選択制御部 62は、記憶部 64に記憶された機能制限情報 70の中から特定の機 能制限情報 70を選択し取得するものであり、選択制御部 62は、取得した機能制限 情報 70を出力制御部 60に送信する。なお、選択制御部 62は、この機能制限情報 7 0の選択を、入力指示部 61から送信された例えばユーザの指示に応じて行ってもよ いし、計時装置 63によって提供される時間情報と機能制限情報管理テーブル 71と に基づき、所望される機能制限情報 70を記憶部 64から選択してもよい。
[0110] 電源 OFF通知部 66は、 AP305との接続の確立がなされておらず、機能制限管理 サーバ 303から機能の制限に関する指示を受け付けていない携帯通信装置 600の ユーザに対して、携帯通信装置 600の主電源を OFFにするように通知するものであ る。
[0111] なお、 AP305との接続の確立がなされておらず、機能制限管理サーバ 303から機 能の制限に関する指示を受け付けていない携帯通信装置 600とは、例えばチケット 販売窓口でチケットを購入したユーザが保持する携帯通信装置 600である。
[0112] 電源 OFF通知部 66は、管理サーバ主制御部 65を介して、出力制御部 60を制御 し、上映会場 304内の館内放送またはスクリーン上に流す映像によって携帯通信装 置 600の主電源を OFFにするように通知する。
[0113] 例えば館内放送により主電源 OFFを通知する場合、機能制限管理サーバ 303が 上映会場 304に備えられたスピーカに主電源を OFFすることを指示するアナウンス を流すように指示することで実現できる。
[0114] また、スクリーン上に主電源 OFFを指示する映像を写しだす場合、機能制限管理 サーバ 303は映写機 307に、この通知を示す映像をスクリーン上に映し出すように指 示を出す。
[0115] 記憶部 64に含まれる機能制限情報管理テーブル 71は、機能制限管理サーバ 303 力も携帯通信装置 600に送信される機能制限情報 70と、当該機能制限情報 70を送 信するタイミング (期間)との対応関係を示すものである。具体的には、例えば、図 8に 示すように、機能制限管理サーバ 303から機能制限情報 70が送信される期間と、こ の期間において送信される機能制限情報 70についての対応関係が記録される。な お、図 8に示す機能制限情報管理テーブル 71のデータ構造は一例であって、機能 制限情報 70の送信時間と送信される機能制限情報 70との格納形式はそれに限定さ れない。
[0116] また、図 7に示す選択制御部 62は、ソフトウェアによって実現される機能ブロックで あり、不図示の CPUが、不図示の ROM(Read only memory)などからプログラムを、 R AM(Random access memory)などに読み出し実行することで実現できる。
[0117] また、出力制御部 60、入力指示部 61、および選択制御部 62はハードウ アによつ て実現されが、ソフトウェアによって実現されていてもよい。これら各部がソフトウェア によって実現される場合は、同様に不図示の CPU力 不図示の ROMなどからプロ グラムを、 RAMなどに読み出し実行することで実現できる。
[0118] なお、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、機能制限管理サーバ 303 力 上記した機能制限情報 70を、演劇等のプログラムに応じて所定の時間ごとに、 劇場等の施設内に備えられた AP305a〜AP305cそれぞれに対して送信するように 構成されている。また、上述したように、機能制限管理サーバ 303は、どの機能制限 情報 70のパケットを選択して送信するかについてのユーザ力もの指示を入力指示部 61が受信し、この受信したユーザ力 の指示に応じて選択制御部 62が機能制限情 報 70を選択できるようになつている。このように、機能制限管理サーバ 303は、ユー ザからの指示に応じて機能制限情報 70を選択し AP305を介して携帯通信装置 600 に送信することができる構成である。このため、例えば、映画の上映時間が変更にな つた場合であっても、機能制限管理サーバ 303は適切な時期に適切な機能制限情 報 70を含むパケットを携帯通信装置 600に送信することができる。
[0119] また、映画の音声または映像等を記憶し出力する不図示の映写装置の動きに同期 して上記機能制限情報 70のパケットを送信するように構成されて 、てもよ 、。この場 合は以下のようにして実現できる。すなわち、機能制限管理サーバ 303は、上記した 入力指示部 61によって、上記映写装置からの音声または映像の出力タイミングと同 期する信号を受信し、この受信した信号に応じて選択制御部 62が機能制限情報 70 を記憶部 64から選択する。そして、出力制御部 60が選択された機能制限情報 70を 含むパケットを携帯通信装置 600に AP305を介して送信する。なお、この場合、選 択される機能制限情報 70は、映像の出力開始時、出力停止時ごとに予め決められ ている。
[0120] よって、映画館 300の管理者 (興行者)は、提供するサービスの内容または進行状 況に応じて、携帯通信装置 600が備える機能のうち、停止することが所望される機能 を選択して停止させることができる。したがって、携帯通信装置 600が備える機能を、 提供するサービスの内容ゃ該サービスの進行状況に応じて管理者側で適切に停止 させることができ、携帯通信装置の機能を制限することができる。
[0121] なお、本実施例における映画館 300が、いわゆるシネコンのように、複数の劇場 (ス クリーン)を有する複合型映画館である場合は、各劇場に AP305がそれぞれ設けら れる。そして、機能制限管理サーバ 303が、それぞれの上映時間に応じた時期に、 適切な機能制限情報 70を AP305ごとに送信するように構成される。
[0122] なお、 AP305のうちどの AP305を介して、どのような機能制限情報 70を含むパケ ットを送信するかは、機能制限管理サーノ 303が所定の AP305を選択して行われる 。または、機能制限管理サーバ 303がどの AP305に携帯通信装置 600が接続され ている力を管理し、携帯通信装置 600に直接パケットを送信するような形にしても良 い。
[0123] (特典提供管理サーバのソフトウェア構成)
続いて、図 9を参照して、特典提供管理サーバ 301における、特典提供先としての 携帯通信装置 600の管理に関わるソフトウエア構成について説明する。なお、図 9は 、特典提供管理サーバ 301の特典提供先としての携帯通信装置 600の管理に関わ る詳細を示す機能ブロック図である。
[0124] 図 9に示すように電子チケット確認装置 302は、特典提供先情報格納部 20、特典 提供管理サーバ制御部 21、および通信 I/F22を備えている。
[0125] 特典提供先情報格納部 20は、特典提供データベース 306を記憶するものであり、 ί列えば、ノヽードディスクまたはフラッシュ EEPROM (electrically erasable/programma ble read only memory)など読み書き可能な記憶媒体によって実現できる。特典提供 先情報格納部 20が記憶する特典提供データベース 306は、通信装置識別情報 93 および入退場情報 (入場情報 ·退場情報 ·電源状態情報) 94を含んでいる。なお、本 実施例では、通信装置識別情報 93として携帯通信装置 600のメールアドレスとこの 携帯通信装置 600にお 、て登録されて 、るクレジット番号を用いて 、る。
[0126] すなわち、特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600に特典として映画の映 像の一部または画像を提供できるようにするために、通信装置識別情報 93としてメー ルアドレスを記憶している。また、特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600に 映画のチケット代の減額を行うために上記クレジット番号を記憶する。
[0127] これら、通信装置識別情報 93に含まれる情報の種類は、特典提供管理サーバ 30 1が携帯通信装置 600に提供する特典の種類等によって必要となる情報が選択され るため、上記したメールアドレスおよびクレジット番号の組み合わせに限定されるもの ではない。すなわち、通信装置識別情報 93に含まれる情報は、少なくとも携帯通信 装置 600を特定できる情報でありかつ、特典提供管理サーバ 301が携帯通信装置 6 00に提供する特典に応じて必要となる情報が含まれていればよい。
[0128] また、入退場情報 94は、電子チケット確認装置 302から通知された、各携帯通信 装置 600の映画館 300の上映会場 304における入退場を示す情報であり、携帯通 信装置 600の入場時間と退場時間の情報が記憶される。
[0129] 具体的には、これら通信装置識別情報 93および入退場情報 94は、図 10に示すよ うに特典提供データベース 306に記憶される。すなわち、図 10に示すように通信装 置識別情報 93として各携帯通信装置 600のメールアドレスおよびクレジット番号と、 該携帯通信装置 600の映画館 300への入場時間および退場時間との対応関係を示 す情報として特典提供データベース 306が特典提供先情報格納部 20に記憶される 。なお、この図 10は、特典提供データベース 306に含まれる各データの一例を示す 図である。なお、図 10に示す特典提供データベース 306に含まれる各データ構造は 一例であって、記憶されるデータの種類、または記録される各携帯通信装置 600の 数はこれに限定されるものではな!/、。
[0130] また、特典提供データベース 306に含まれる情報のうち、通信装置識別情報 93は 、予め電子チケット発行装置 100から取得しておくことができる力 入退場情報 94は 、携帯通信装置 600の映画館 300への入退場に応じた、電子チケット確認装置 302 力 の通知によって記録される。
[0131] 通信 IZF22は、特典提供管理サーバ 301と通信ネットワーク 400とのインターフエ イスを提供するものである。特典提供管理サーバ 301は、この通信 IZF22を介して、 通信ネットワーク 400を通じて、電子チケット確認装置 302から映画館 300に入退場 した携帯通信装置 600を特定する情報と、該携帯通信装置 600の入場時間および 退場時間の情報を取得する。また。特典提供管理サーバ 301は、この通信 IZFを介 して、通信ネットワーク 400を通じて、決済機関の決済処理サーバ(不図示)に携帯 通信装置 600のクレジット番号を通知して、該携帯通信装置 600の口座から引き落と されるチケット代を減額するように指示する。
[0132] 特典提供管理サーバ制御部 21は、特典提供管理サーバ 301の各種動作を制御 するものであり、機能ブロックとして特典提供先判定部 30 (決定手段)、特典要求通 知部 (特典提供指示手段) 31、および特典提供先情報取得部 (情報取得手段) 32を 備える。
[0133] 上記特典提供先情報取得部 32は、電子チケット確認装置 302から通信装置識別 情報 93として該携帯通信装置 600のメールアドレスおよびクレジット番号を、また入 退場情報 94として該携帯通信装置 600の映画館 300への入場時間および退場時 間を取得するものである。特典提供先情報取得部 32は、取得した上記通信装置識 別情報 93および入退場情報 94を特典提供先情報格納部 20における特典提供デ ータベース 306に記憶させる。なお、上記通信装置識別情報 93に関しては、上記し たように電子チケット確認装置 302から取得するのではなぐ電子チケット発行装置 1 00から取得する構成であってもよ 、。
[0134] 特典提供先判定部 30は、特典提供データベース 306に記憶されている通信装置 識別情報 93および入退場情報 94に基づき、チケット代の一部を減額する、すなわち 特典を提供する携帯通信装置 600を特定するものである。この特典提供先判定部 3 0は、特典提供データベース 306において、入場時間および退場時間の確認が取れ た携帯通信装置 600は、この入場時間から退場時間までの間、当該携帯通信装置 6 00が有する機能の少なくとも一部が停止されたものと判定する。そして、この特典提 供先判定部 30は、この入場時間および退場時間の確認が取れた携帯通信装置 60 0を、特典の提供先として特定し、この特定された携帯通信装置 600の情報を特典要 求通知部 31に通知する。
[0135] なお、本実施例では、電子チケット確認装置 302から取得した携帯通信装置 600 の入場時間および退場時間に基づき、特典提供先判定部 30が特典の提供先の携 帯通信装置 600を特定する構成であつたが、入場時間だけに基づき、特典の提供先 の携帯通信装置 600を特定する構成であってもよい。このように、上記入場時間のみ に基づき、特典の提供先の携帯通信装置 600を特定する構成の場合、特典提供管 理サーバ 301は電子チケット確認装置 302からは携帯通信装置 600の入場時間の みの通知を受ければよ!、。
[0136] 特典要求通知部 31は、特典提供先判定部 30から受信した特典の提供先である携 帯通信装置 600の情報に応じて、該携帯通信装置 600の口座から引き落とされるチ ケット代を減額するように決済機関の決済処理サーバに指示を出すものである。
[0137] また、携帯通信装置 600に特典として映画の映像の一部または画像のデータを提 供する場合、特典提供管理サーバ 301は、この映像または画像のデータを特典提供 先情報格納部 20に記憶させておき、特典要求通知部 31は、この記憶された映像ま たは画像のデータとともに、特典の提供先である携帯通信装置 600の通信装置識別 情報 93を、通信ネットワーク 400を通じてキャリア 200に送信し、このキャリア 200力も 該携帯通信装置 600に配信するように指示する。
[0138] (特典提供先としての携帯通信装置の管理フロー 1)
ここで、図 11を参照して、特典提供先としての携帯通信装置 600を管理する管理 処理に力かる処理の流れについて説明する。図 11は、特典提供先としての携帯通 信装置 600を管理する管理処理に力かる処理の流れを説明するフローチャートであ る。
[0139] まず、携帯通信装置 600が電子チケット発行装置 100から電子チケットの発行を受 ける (ステップ S10、以降において S10と称する)。この発行された電子チケットには 上記したように電子チケット情報 91が含まれており、この電子チケット情報 91には上 映会場 304において有効となる無線 LANの設定情報である無線 LAN設定情報 92 が記憶されている。
[0140] 電子チケットを購入した携帯通信装置 600を所持したユーザが映画館 300に入場 する際、電子チケット確認装置 302は携帯通信装置 600が保持する電子チケット情 報 91を確認する(Sl l)。そして、電子チケット情報 91の確認が取れた場合、電子チ ケット確認装置 302は、確認が取れた携帯通信装置 600の入場時間を特典提供管 理サーバ 301に通知する(S12)。なお、電子チケット確認装置 302は、上記入場時 間を通知する際に、入場の確認が取れた携帯通信装置 600の通信装置識別情報 9 3も合わせて通知する。そして、この電子チケット確認装置 302からの通知に応じて、 特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600の入場時間を特典提供データべ一 ス 306に記録する(S13)。特典提供管理サーバ 301は、この入場時間を記録する際 に、電子チケット確認装置 302から受信した通信装置識別情報 93もあわせて特典提 供データベース 306に記録する。
[0141] 上記電子チケット確認装置 302は入場時間および通信装置識別情報 93を特典提 供管理サーバ 301に通知する一方、電子チケット情報 91に含まれる無線 LAN設定 情報 92に基づき無線 LANの設定を行うように携帯通信装置 600に指示する(S14) 。この電子チケット確認装置 302からの指示に応じて、携帯通信装置 600は、無線し ANの設定を行う。
[0142] 無線 LANの設定が完了した携帯通信装置 600は、上映会場 304において、機能 制限管理サーバ 303から送信された機能制限情報 70に基づき、当該携帯通信装置 600が有する機能のうち少なくとも一部は停止される(S 15)。
[0143] 映画の上映が終了して携帯通信装置 600を所持するユーザが映画館 300から退 場すると電子チケット確認装置 302は、携帯通信装置 600が保持する電子チケット情 報 91を確認する(S 16)。そして、電子チケット確認装置 302は、映画館の退場の確 認が取れた携帯通信装置 600の退場時間を特典提供管理サーバ 301に通知する( S17) 0また、電子チケット確認装置 302は、退場の確認がとれた携帯通信装置 600 に対して、無線 LANの設定を解除するように指示を出す。この指示を受けて携帯通 信装置 600は無線 LANの設定を解除する。
[0144] 特典提供管理サーバ 301は、電子チケット確認装置 302から携帯通信装置 600の 退場時間が通知されると、特典提供データベース 306に記憶させる(S18)。
[0145] そして、特典提供管理サーバ 301は、電子チケット確認装置 302から送信された携 帯通信装置 600の入場および退場時間に基づき、携帯通信装置 600において入退 場の確認がとれた力否かを判定する(S19)。この判定において携帯通信装置 600の 入退場の確認が取れる場合 (S19にお 、て「YES」 )、特典提供管理サーバ 301は、 この確認がとれた携帯通信装置 600を、特典提供先の携帯通信装置 600であると特 定する(S20)。そして、この特定した携帯通信装置 600に特典を与えるように、例え ば決済処理サーバ等に指示を出す (S21)。
[0146] 以上のように、当該携帯通信装置 600が有する機能の少なくとも一部を停止させた 携帯通信装置 600を、特典を与える携帯通信装置 600として特典提供管理サーバ 3 01が管理することができるため、上記携帯通信装置 600に適切に特典を与えること ができる。したがって、携帯通信装置 600のユーザに携帯通信装置 600が有する機 能の少なくとも一部が停止されることに対する代償として上記特典を与えることができ るため、携帯通信装置 600の機能が停止されることに対するユーザの抵抗感を抑制 することができる。さらには、特典というモチベーションを得られるため、本実施の形態 に係る機能管理システム 500に適応した機種である携帯通信装置 600のユーザの 購入意欲を向上させることができる。また、映画館 300を運営する運営者は、携帯通 信装置 600の通話機能等を停止させることで、静かな環境を観客に提供することが できるため、映画館 300への集客動員数の増加を図ることができ売上を向上させるこ とがでさる。
[0147] ところで、携帯通信装置 600が有する機能は携帯通信装置 600の機種に応じて異 なることがあり、例えば、電子チケットを購入するための構成を備えていない装置が存 在する場合もある。また、機能制限管理サーバ 303からの指示に応じて、当該携帯 通信装置 600が有する機能の一部を停止することができる携帯通信装置 600であつ ても、ユーザが停止された機能を再開させるための操作またはコードを知っており勝 手に停止された機能を再開させてしまう場合もある。そこで、確実に当該携帯通信装 置 600が有する機能の少なくとも一部の機能が停止されている力否かについて監視 できるように機能管理システム 500が構成されて ヽることが好ま 、。
[0148] そこで、以下に示すように、上映会場 304において映画の上映開始時には、すべ ての携帯通信装置 600の主電源を OFFの状態にし、映画の上映中に主電源が ON に切り換わった携帯通信装置 600が存在しな 、か否かを判定するようにする。
[0149] つまり、携帯通信装置 600は、主電源が ONの際、携帯通信装置 600が有する機 能の使用の有無に関わらず、常に微弱電波を出しており、キャリア 200が運営する基 地局 201に対して自身の位置を通知している。すなわち、キャリア 200側では、基地 局 201を介して上映会場 304内にある携帯通信装置 600の主電源が ONの場合は、 該携帯通信装置 600の位置を把握できることとなる。このことを利用して基地局 201 側で携帯通信装置 600の電源の ONまたは OFFを監視することができる。
[0150] つまり、映画館 300の上映会場 304の位置において、映画の上映時間中に交信が あった携帯通信装置 600が存在する場合、キャリア 200は、該携帯通信装置 600は 電源が OFFになって!/ヽな 、ことを把握することができる。
[0151] そこで、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、図 12に示すように、キヤ リア 200が通信装置監視情報 (監視情報) 202を保持し、この通信装置監視情報 20 2を参照して特典提供管理サーバ 301に、上映時間中、上映会場 304において携帯 通信装置 600の主電源が ONになったか否かを通知する。以下において図 13およ び図 15を参照して携帯通信装置 600の主電源が ONである力否かを判定し、特典 提供管理サーバ 301にこの判定結果を通知できる基地局 201の構成について説明 する。なお、図 13は、通信装置監視情報 202のデータ構造の一例を示す図である。 また、の図 15は、携帯通信装置 600の主電源の状態を監視する処理に力かる基地 局 201のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。
[0152] (基地局のソフトウエア構成)
図 15に示すように、キャリア 200における基地局 201は、基地局アンテナ 50、基地 局通信制御部 (信号受信手段) 51、監視制御部 (信号受信手段 ·監視指示手段) 52 、およびキャリア情報格納部(記憶装置) 53を備えて 、る。
[0153] この基地局 201は、基地局通信制御部 51による制御の下、基地局アンテナ 50を 介して携帯通信装置 600と通信を確立したり、通信ネットワーク 400を介して該通信 ネットワーク 400に通信可能に接続された装置と通信を確立したりすることができる。
[0154] 監視制御部 52は、携帯通信装置 600の主電源の状態を監視するものであり、ソフ トウエアによって実現できる機能ブロックとして情報取得部 54、監視結果通知部 55、 電源監視部 (受信判定手段) 56、および監視指示部 (監視指示手段) 57を備えて ヽ る。
[0155] 上記情報取得部 54は、基地局通信制御部 51に指示をして、通信ネットワーク 400 を介して、後述するが通信装置監視情報 202として記憶する各携帯通信装置 600の 電話番号の情報および、映画館 300にて上映される映画の上映時間の情報等を取 得するものである。この情報取得部 54は、取得したこれら情報をキャリア情報格納部 53に通信装置監視情報 202として記憶する。
[0156] 監視指示部 57は、通信装置監視情報 202を参照して映画の上映時間に応じて、 電源監視部 56に携帯通信装置 600の電源が ONになった力否かを監視する、ある いは監視を停止するように指示するものである。
[0157] 電源監視部 56は、監視指示部 57からの指示に応じて携帯通信装置 600から発信 されている電波の受信の有無を監視するものである。すなわち、電源が ONになって いる携帯通信装置 600から発信された電波は、基地局アンテナ 50を介して基地局 通信制御部 51が受信し、基地局通信制御部 51は、電源監視部 56からの指示に応 じてこの受信した結果を電源監視部 56に送信する。なお、基地局通信制御部 51と 電源監視部 56とによって信号受信手段を実現する。そして、電源監視部 56は、基地 局通信制御部 51から送信された携帯通信装置 600からの電波の受信結果に基づき 、該電波の受信の有無を監視する。そして、電源監視部 56は、監視した電波の受信 の有無の結果に基づき、主電源が ONになった携帯通信装置 600の有無を示す情 報を、監視結果通知部 55に送信する。
[0158] すなわち、電源監視部 56は、通信装置監視情報 202を参照して、上映会場 304に ある携帯通信装置 600のうちで映画の上映時間中に電波の受信があった携帯通信 装置 600の有無を確認し、電波の受信があった携帯通信装置 600が存在する場合 は、該携帯通信装置 600の電話番号および、電源が ONになった携帯通信装置があ つた旨を示す情報を監視結果通知部 55に送信する。また、上映時間中に電波の受 信がなカゝつた場合、電源監視部 56は、監視結果通知部 55に電源 ONになった携帯 通信装置 600が無かった旨を示す情報を通知する。
[0159] 監視結果通知部 55は、電源監視部 56から受信した情報に基づき、電源が ONに なった携帯通信装置 600がある場合は、該携帯通信装置 600の電話番号および電 源が ONのなつた旨を示す情報を特典提供管理サーバ 301に送信するように基地局 通信制御部 51に指示を出す。一方。電源が ONになった携帯通信装置 600がない 場合は、電源が ONになった携帯通信装置 600が存在しない旨を示す情報を、特典 提供管理サーバ 301に送信するように、基地局通信制御部 51に指示を出す。 [0160] そして、基地局通信制御部 51は、監視結果通知部 55からの指示に応じて、該監 視結果通知部 55から受信した情報を、通信ネットワーク 400を介して特典提供管理 サーバ 301に送信する。
[0161] キャリア情報格納部 53は、読み書き可能な不揮発性に記録媒体であり通信装置監 視情報 202を記憶している。この通信装置監視情報 202は、図 13に示すように、ど の携帯通信装置 600からの交信に伴う電波を受信したかを特定するための情報とし て、携帯通信装置 600それぞれの電話番号を少なくとも含んでいる。また、通信装置 監視情報 202は、上映会場 304の場所および、この上映会場 304において上映され る映画の上映時間の情報も含んでいる。なお、図 13は、通信装置監視情報 202の データ構造の一例を示す図であり、通信装置監視情報 202として格納されるデータ の格納形式はそれに限定されな 、。
[0162] この通信装置監視情報 202に含まれる映画の上映時間については、映画館 300 の運営者力 基地局 201が通信ネットワーク 400を通じて通知を受けることによって 取得される。
[0163] また、通信装置監視情報 202に含まれる電話番号は、電子チケット発行装置 100 力も電子チケットを購入した携帯通信装置 600の場合は以下のようにして取得するこ とができる。すなわち、電子チケット発行装置 100が電子チケット発行時に携帯通信 装置 600に対して電話番号を登録するように指示し、登録された電話番号を電子チ ケット発行情報 101から基地局 201に通知することによって取得できる。
[0164] また、電子チケット発行装置 100から電子チケットの発行を受けていない携帯通信 装置 600の場合は次のようにして電話番号を取得することができる。すなわち、映画 館 300のチケットの販売窓口(不図示)において、チケット購入時に、携帯通信装置 6 00の電話番号を該携帯通信装置 600のユーザに登録させる。そして、このチケット 販売窓口力も基地局 201にチケット購入者の所持する携帯通信装置 600の電話番 号を通知することによって携帯通信装置 600の電話番号を取得することができる。な お、上記チケット販売窓口も通信ネットワーク 400を通じてキャリア 200の基地局 201 と通信可能となっている。
[0165] このようにして、基地局 201は映画館 300に入場する携帯通信装置 600の電話番 号を取得することができる。
[0166] なお、このキャリア情報格納部 53は、本実施例では基地局 201に備えられているが 、キャリア 200内に備えられており、基地局 201がキャリア内にあるキャリア情報格納 部 53から通信装置監視情報 202を参照する構成であってもよい。
[0167] 上記した構成により基地局 201は、映画の上映時間中において、上映会場 304に ある携帯通信装置 600のうち、主電源が ONになった携帯通信装置 600の存在の有 無を監視し、その監視した結果を特典提供管理サーバ 301に通知することができる。
[0168] 一方、特典提供管理サーバ 301は、電子チケット発行装置 100からの通知とキヤリ ァ 200からの通知に応じて、特典の提供先の携帯通信装置 600を特定する。つまり、 特典提供管理サーバ 301は、特典提供データベース 306として以下に示す情報を 含む通信装置識別情報 93を携帯通信装置 600ごとに記録している。すなわち、図 1 4に示すように、通信装置識別情報 93として各携帯通信装置 600のメールアドレス、 電話番号、クレジット番号を記録する。また、各携帯通信装置 600の入退場情報 94と して入場時間、退場時間に加えて主電源が ONになった力否かを示す電源状態情 報を記録する。なお、図 14は特典提供データベース 306に記録されるデータの一例 であって、これらデータの格納形式はそれに限定されない。
[0169] また、図 14に示す特典提供データベース 306に記録されるデータは、それぞれ以 下のようにして取得することができる。すなわち、電子チケット発行装置 100から電子 チケットを購入して上映会場 304に入場する携帯通信装置 600の場合は、上記した ように、電子チケットによる入場確認の際に、電子チケット確認装置 302から入場時 間の通知とともに通信装置識別情報 93 (メールアドレス 'クレジット番号'電話番号)が 取得される。なお、特典提供管理サーバ 301は、この通信装置識別情報 93を電子チ ケット発行装置 100から取得して予め記録しておくように構成されていてもよい。
[0170] 一方、チケット窓口でチケットを購入する場合、携帯通信装置 600のユーザに、該 携帯通信装置 600の通信装置識別情報 93 (メールアドレス ·クレジット番号 ·電話番 号の)入力を要求する。そして、このようにして得られた各携帯通信装置 600の通信 装置識別情報 93は、販売されたチケットに備えられた ICタグなどの記憶媒体に記憶 される。また、電子チケット確認装置 302は、上記 ICタグに記憶されたデータを読取 るための ICタグリーダ (不図示)を備えており、上映会場 304への入場時にチケットに 備えられた ICタグ力も通信装置識別情報 93を読み出し、特典提供管理サーバ 301 に通知する。電子チケット確認装置 302は、このようにして電子チケットを購入してい ない携帯通信装置 600の通信装置識別情報 93を特典提供管理サーバ 301に通知 するとともに、この携帯通信装置 600の入場時間も合わせて通知する。
[0171] また、入退場情報 94のうち、入場時間および退場時間は、携帯通信装置 600の上 映会場 304への入場または退場時に、電子チケットまたはチケット販売窓口によって 販売されたチケットの確認を行 ヽ、この確認がとれた時間を特典提供管理サーバ 30 1に通知する。このようにして、特典提供管理サーバ 301は、各携帯通信装置 600の 入退場時間を特典提供データベース 306に記録することができる。
[0172] また、入退場情報 94のうち、各携帯通信装置 600の主電源が ONになったか否か を示す電源状態情報は、キャリア 200からの通知に応じて特典提供管理サーバ 301 に記録することができる。
[0173] すなわち、上述したように、上記キャリア 200の基地局 201は、電話番号に基づき 各携帯通信装置 600を識別し、携帯通信装置 600の主電源の ONZOFFを監視し ている。そして、基地局 201は、この主電源が ONになったか否かについての監視し た結果とこの結果に対応する携帯通信装置 600の電話番号とを特典提供管理サー バ 301に通知する。
[0174] このようにして、基地局 201から電話番号とともに電源が ONになった携帯通信装 置 600の有無を示す情報が通知されるため、特典提供管理サーバ 301は、キャリア 2 00からの上記通知がどの携帯通信装置 600に関するものであるのか対応付けを行う ために各携帯通信装置 600の電話番号を通信装置識別情報 93として記憶している
[0175] なお、機能管理システム 500では、以下のようにして映画の上映開始時には、すべ ての携帯通信装置 600の主電源を OFFの状態にする。すなわち、電子チケットを購 入した携帯通信装置 600に対しては、映画の上映開始時に機能制限管理サーバ 30 3が機能制限情報 70として携帯通信装置 600の主電源を OFFにするように指示する 情報を送信する。 [0176] 一方、映画館 300のチケット販売窓口でチケットを購入したユーザの携帯通信装置 600に関しては、館内放送、あるいは映画のスクリーン上で携帯通信装置 600の主 電源を OFFに切り換えるように指示する。このようにして、上映会場 304にある携帯 通信装置 600の主電源をすベて OFFにさせる。
[0177] (特典提供先としての携帯通信装置の管理フロー 2)
ここで、特典提供管理サーバ 301が、電子チケット発行装置 100からの通知とキヤリ ァ 200からの通知とに応じて特典の提供先としての携帯通信装置 600を管理する管 理処理に力かる処理の流れについて説明する。図 16は、特典提供先としての携帯 通信装置 600を管理する本発明の別の実施例としての管理処理に力かる処理の流 れを説明するフローチャートである。
[0178] まず、携帯通信装置 600がチケットの発行を受ける(S30)。携帯通信装置 600は、 このチケットの発行を電子チケット発行装置 100から受けてもょ 、し、映画館 300のチ ケット販売窓口で発行されてもよい。チケットを購入すると携帯通信装置 600を所持 するユーザは、映画館 300に入場する。この入場時において、電子チケット確認装置 302が、チケットを検札し、携帯通信装置 600を所持するユーザの入場を確認する( S31)。すなわち、電子チケットの発行を受けている携帯通信装置 600は、電子チケ ット確認装置 302によって電子チケット情報 91の確認がなされる。一方、チケット販売 窓口でチケットを購入した場合、電子チケット確認装置 302は、自身が備えた ICタグ リーダによって、販売されたチケットに備えられた ICタグに記憶された情報を確認す る。
[0179] そして、電子チケット確認装置 302は、チケットを検札し入場確認が取れると、携帯 通信装置 600の入場時間を特典提供管理サーバ 301に通知する(S32)。なお、電 子チケット確認装置 302は、上記入場時間を通知する際に、入場の確認が取れた携 帯通信装置 600の通信装置識別情報 93も合わせて通知する。そして、この電子チケ ット確認装置 302からの通知に応じて、特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600の入場時間を特典提供データベース 306に記録する (S33)。特典提供管理サ ーバ 301は、この入場時間を記録する際に、電子チケット確認装置 302から受信した 通信装置識別情報 93もあわせて特典提供データベース 306に記録する。 [0180] ここで、上記電子チケット確認装置 302は、上記入場時間および通信装置識別情 報 93を特典提供管理サーバ 301に通知する一方、電子チケットを購入した携帯通 信装置 600に対しては、電子チケット情報 91に含まれる無線 LAN設定情報 92に基 づき、 AP305との接続を確立するように無線 LANの設定を行うように指示する。この 電子チケット確認装置 302からの指示に応じて、電子チケットを購入した携帯通信装 置 600は、無線 LANの設定を行 、AP305との接続を確立する。
[0181] 携帯通信装置 600を所持するユーザが上映会場 304に入場し上映時間になると、 携帯通信装置 600の主電源を OFFにさせる(S34)。すなわち、 AP305との接続を 確立している携帯通信装置 600は、上映会場 304において、機能制限管理サーバ 3 03から送信された機能制限情報 70に基づき、当該携帯通信装置 600の主電源を O FFにする。一方、 AP305との接続の確立がなされていない、すなわちチケット販売 窓口でチケットを購入した携帯通信装置 600に対しては、上映会場 304内の館内放 送またはスクリーン上に流す映像によって携帯通信装置 600の主電源を OFFにする ように通知する。この館内放送での主電源 OFFを指示する通知は、機能制限管理サ ーバ 303が上映会場 304に備えられたスピーカに主電源を OFFすることを指示する アナウンスを流すように指示することで実現できる。また、スクリーン上に主電源 OFF を指示する映像を写しだす場合、機能制限管理サーバ 303は映写機 307に、この通 知を示す映像をスクリーン上に映し出すように指示を出す。このように、館内放送また はスクリーン上の映像によって携帯通信装置 600の主電源を OFFするように指示す る場合、機能制限管理サーバ 303では、電源 OFF通知部 66が上映開始前に、管理 サーバ主制御部 65を介して出力制御部 60を通じて、スピーカまたは映写機 307に 指示を出す。
[0182] また、映画の上映が開始されるとキャリア 200の基地局 201は、携帯通信装置 600 の電源が ONになったか否かについての監視を開始する(S35)。そして映画の上映 が終了すると、基地局 201は、携帯通信装置 600の主電源が ONになった力否かに っ 、ての監視を終了する(S36)。
[0183] そして、基地局 201は、通信ネットワーク 400を通じて特典提供管理サーバ 301に 主電源が ONに切り換わった携帯通信装置 600の有無に関して監視した結果情報を 特典提供管理サーバ 301に通知する(S37)。特典提供管理サーバ 301は、基地局 201から上記結果情報の通知を受けると、この通知を、特典提供データベース 306 に記録する(S38)。すなわち、特典提供管理サーバ 301は、基地局 201からの通知 に基づき、特典提供データベース 306における入退場情報 94のうち、主電源が ON になった携帯通信装置 600の有無を示す情報を記録する。
[0184] また、映画が終了して携帯通信装置 600を所持するユーザが映画館 300から退場 すると電子チケット確認装置 302は、チケットを確認する(S39)。すなわち、電子チケ ット確認装置 302は、入場時と同様にして電子チケット情報 91を保持する携帯通信 装置 600に対して、この電子チケット情報 91を確認する。一方、チケット販売窓口で チケットを購入している場合、チケットに備えられた ICタグに記憶された情報を ICタグ リーダによって読取り確認をする。
[0185] そして、電子チケット確認装置 302は、映画館の退場の確認が取れた携帯通信装 置 600の退場時間を特典提供管理サーバ 301に通知する(S40)。
[0186] 特典提供管理サーバ 301は、電子チケット確認装置 302から携帯通信装置 600の 退場時間が通知されると、特典提供データベース 306に記憶する(S41)。すなわち 、特典提供管理サーバ 301は、特典提供データベース 306における入退場情報 94 のうち、各携帯通信装置 600の退場時間を記録する。
[0187] そして、特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600の入退場情報 94に基づ き、携帯通信装置 600の入退場の確認がとれた力否かを判定する(S42)。この判定 において入退場の確認が取れる場合 (S42において「YES」)、次に、特典提供管理 サーバ 301は、この入退場の確認がとれた携帯通信装置 600の主電源が ONに切り 換わったか否かを判定する(S43)。この判定において携帯通信装置 600の主電源 力 SONに切り換わらな力つた場合 (S43にお 、て「NO」 )、この携帯通信装置 600を 特典提供先の携帯通信装置 600であると特定する(S44)。そして、この特定した携 帯通信装置 600に特典を与えるように、例えば決済処理サーバ等に指示を出す (S4 5)。
[0188] 以上のようにして、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、電子チケットを 電子チケット発行装置 100から購入した携帯通信装置 600の場合は、機能制限管理 サーバ 303から送信された主電源 OFFを指示する機能制限情報 70に基づき、当該 携帯通信装置 600の主電源を OFFにすることができる。また、チケット販売窓口でチ ケットを買って入場したユーザが所持する携帯通信装置 600の場合は、館内放送等 によって主電源を OFFするように通知することによって電源を OFFすることができる。
[0189] また、基地局 201が電源監視部 56を備えているため、上映会場 304における映画 の上映時間中に主電源を ONにした携帯通信装置 600の有無を監視することができ る。また、電子チケット確認装置 302を備えているため、携帯通信装置 600の上映会 場 304への入退場を確認することができる。
[0190] また、特典提供管理サーバ 301が、電子チケット確認装置 302から送信された携帯 通信装置 600の入退場の時間と、基地局 201から通知された主電源が ONである携 帯通信装置 600の有無を示す情報とに基づき、特典提供先としての携帯通信装置 6 00を特定することができる。このため、機能管理システム 500では上映会場 304に確 実に入場し映画を鑑賞し、かつ上映時間中に当該携帯通信装置 600の主電源を O FFのままにしている携帯通信装置 600に特典を提供することができる。すなわち、機 能管理システム 500では、チケットを購入し、実際に上映会場 304に来場し、上映時 間中には主電源を確実に OFFにして 、る携帯通信装置 600のみを特典の提供先と することができる。
[0191] なお、上記機能管理システム 500において、上映時間中に主電源を確実に OFFに していない携帯通信装置 600に対しては、罰則を与えるように構成されている。この 罰則としては、例えば、チケット代が減額されることなく正規の料金で請求されたり、さ らには正規料金に上乗せされた料金の請求がなされたりする。あるいは、罰則金とし て、携帯通信装置 600のユーザに別途料金を請求してもよい。
[0192] ところで、上記した構成において機能管理システム 500は、上映会場 304において 、一時的に携帯通信装置 600が通話機能を使用できる期間がもうけられている場合 、この期間は、この通話機能の使用可能とする指示を示す機能制限情報 70を携帯 通信装置 600が受信することによって実現される。このため、この期間は、機能制限 管理サーバ 303によって管理することができる。一方、通話機能が停止させられてい るにも関わらず、実際に通話を行った力否かについては、上記基地局 201によって 監視することができる。
[0193] そこで、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、機能制限管理サーバ 30 3から送信された機能制限情報 70によって許可された期間における通話であるのか 否かを確認することができる。そして、機能制限管理サーバ 303から送信された機能 制限情報 70に応じて、通話機能が許可された期間において携帯通信装置 600が通 話を行った場合は、この携帯通信装置 600は特典の提供先とするが、それ以外の期 間で上映会場 304において携帯通信装置 600が通話機能を使用している場合は、 特典の提供先とはしないように構成されていてもよい。また、特典の提供先として選 択されなかった携帯通信装置 600に対しては特典を与えずチケット代の減額は行わ れない。
[0194] なお、上記減額するチケット代は、一律決められた金額であってもよいが、例えば、 当該携帯通信装置 600が有する機能が制限された期間に比例して減額額が決めら れる構成であってもよい。または、映画館 300をユーザが利用した回数に応じて減額 の幅を変更してもよい。例えば、 1回目の場合はチケット代の 10%が減額されるが、 2 回目は 11%、 3回目は 12%…と言うように減額幅が変更されることによって、映画館 300へのリピータを多く獲得することができる。
[0195] このように、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、上映会場 304におい て上映時間中に携帯通信装置 600の主電源を OFFとすることができるため、通話に よる声、携帯通信装置 600の呼び鈴の音などによって映画鑑賞を妨げることなく静か な環境を提供することができる。
[0196] また、本実施形態に係る機能管理システム 500では、特典提供管理サーバ 301が 、上映会場 304において、映画の上映時間中に携帯通信装置 600の主電源を OFF としている携帯通信装置 600を特典の提供先として管理することができるため、携帯 通信装置 600の主電源を OFFにしているユーザに特典を提供することができる。
[0197] したがって、上記機能管理システム 500では、特典という利得を得ることができるた め、映画の上映期間中に、ユーザに対して自主的に自身が有する携帯通信装置 60 0の機能を使用しないよう操作させることができる。
[0198] このため、上記機能管理システム 500では、携帯通信装置 600が有する機能が制 御されるもしくは携帯通信装置 600における電源供給が停止される代わりに、該携帯 通信装置 600を特典の提供先とすることができる。このため、上記携帯通信装置 600 の所有者は、該携帯通信装置 600が有する機能が制御される、もしくは携帯通信装 置 600における電源供給が停止されることによって被る不利益に対する代償を得るこ とがでさる。
[0199] よって、本実施の形態に係る機能管理システム 500は、通信装置の機能のうち少な くとも一部が制御される、もしくは携帯通信装置 600における電源供給が停止される ことに対するユーザの抵抗感を抑えることができる。
[0200] また、上記機能管理システム 500では、上述したように携帯通信装置 600のユーザ は、当該携帯通信装置 600の有する機能のうち少なくとも一部が制御される、もしく は、携帯通信装置 600における電源供給が停止させる場合、特典を得ることができる ため、本実施の形態に係る機能管理システム 500に適用できる携帯通信装置の所 持をユーザに促すことができる。
[0201] なお、上述したように、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、電子チケ ット確認装置 302が、各携帯通信装置 600の上映会場 304への入退場を確認する 構成であった。また、 AP305との接続を確立することができない携帯通信装置 600 を含めて、基地局 201が映画の上映時間中に、各携帯通信装置 600が電源供給の 停止、すなわち主電源を OFFにしているか否かを監視する構成であった。
[0202] さらに、本実施の機能管理システムは、図 17に示すように機能制限管理サーバ 30 3が、各携帯通信装置 600の上映会場 304への入退場を確認する構成とすることも できる。なお、図 17は、本発明の別の一実施の形態である機能管理システム 500の 構成を示す説明図である。
[0203] 図 17に示す機能管理システム 500は、映画館 300内において、例えば上映会場 3 04とロビー 404という様に区切られた空間(部屋)ごとに AP305 (AP305a、 AP305 b)が備えられている。そして、機能制限管理サーバ 303は、各 AP305aおよび AP3 05bごとに異なる機能制限情報 70を携帯通信装置 600に送信している点が図 1に示 す機能管理システム 500と異なる。なお、特に AP305aと AP305bとを区別して説明 する必要がある場合以外は AP305と称する。 [0204] また、図 17に示す機能管理システム 500の機能制限管理サーバ 303が、各 AP30 5a、 AP305bそれぞれと接続を確立している携帯通信装置 600各々を特定できるよ うに構成されて 、る点が図 1に示す機能管理システム 500と異なる。
[0205] すなわち、図 17に示す機能管理システム 500の機能制限管理サーバ 303は、図 1 8に示すように、図 7に示す機能制限管理サーバ 303の構成において、管理サーバ 主制御部 65が機能ブロックとして、さらに通信装置確認制御部 (特定手段) 77を備え 、記憶部 64が AP管理テーブル 72および通信装置識別情報 (識別情報) 73を記憶 している点で異なる。
[0206] また、後述するが、図 17に示す機能制限管理サーバ 303は、映画の上映開始まで の間、上映会場 304内にある携帯通信装置 600に向けてサービスコンテンッを送信 するように構成されて 、る点で異なる。
[0207] ここで、記憶部 64が記憶する AP管理テーブル 72は、各部屋ごとに設けられた AP 305を管理するための情報が記録されたものであり、各 AP305a、 AP305bを識別 するための識別情報を記憶して!/、る。
[0208] また、記憶部 64が記憶して 、る通信装置識別情報 73は、各携帯通信装置 600を 識別するための情報であり、各携帯通信装置 600に割り当てられている MACァドレ スが記憶されている。なお、この各携帯通信装置 600の MACアドレスは、各携帯通 信装置 600が電子チケット発行装置 100またはチケット売り場 408からチケットを購入 する際に登録するようになっている。このため、機能制限管理サーバ 303は、通信ネ ットワーク 400を通じて、電子チケット発行装置 100または機能制限管理サーバ 303 から上記各携帯通信装置 600の MACアドレスを取得し、記憶部 64に通信装置識別 情報 73として記憶する。
[0209] 管理サーバ主制御部 65が機能ブロックとして備える通信装置確認制御部 77は、 A P管理テーブル 72および通信装置識別情報 73を参照して、 AP305aおよび AP30 5bそれぞれと接続を確立している携帯通信装置 600を特定するものである。
[0210] このように、図 17に示す機能管理システム 500は、部屋ごとに携帯通信装置 600が 有する機能を制御することができる。また、後述するが上記通信装置確認制御部 77 力 上映会場 304からの携帯通信装置 600の入退場を確認するように構成されてお り、この点にお ヽても図 1に示す機能管理システム 500と異なる。
[0211] 以下において、図 19を参照して図 17に示す機能管理システム 500における特典 の提供先としての携帯通信装置 600を管理する管理処理に力かる処理の流れにつ いて説明する。なお、図 19は、特典提供先としての携帯通信装置 600を管理する本 発明の別の実施例としての管理処理に力かる処理の流れを説明するフローチャート である。
[0212] (特典提供先としての携帯通信装置の管理フロー 3)
まず、携帯通信装置 600がチケットの発行を受ける(S51)。携帯通信装置 600は、 このチケットの発行を電子チケット発行装置 100から受けてもょ 、し、映画館 300のチ ケット販売窓口(チケット売り場 408)で発行されてもょ 、。
[0213] そして、チケットの発行を受けると携帯通信装置 600は、映画館 300に設置されて
V、る AP305aおよび AP305bそれぞれと接続が確立できるように無線 LANの設定を 行う(S52)。
[0214] この無線 LANの設定は、携帯通信装置 600が、電子チケット発行装置 100から電 チケットを購入した場合、電子チケット情報 91に含まれる無線 LAN設定情報 92に基 づき、 AP305との接続を確立するように設定を行う。すなわち、携帯通信装置 600は 、電子チケット発行装置 100から電子チケットの発行を受けると、電子チケット発行装 置 100からの指示に応じて無線 LANの設定を行う。
[0215] 一方、チケット売り場 408でチケットを購入した場合、購入したチケットに ICタグが付 されており、これを携帯通信装置 600が読取って上記無線 LAN設定情報 92を取得 し、無線 LANの設定を行う。
[0216] なお、携帯通信装置 600が取得する上記無線 LAN設定情報 92には、有効期限が 設定されており、映画の上映開始日時になるまで AP305aおよび AP305bとの接続 が確立できないようになっている。また、映画の上映終了日時、その回上映時間の終 了等になるとこの無線 LAN設定情報 92は無効となるようになっており、この無線 LA N設定情報 92に基づき設定された無線 LANの設定は解除される。
[0217] また、電子チケット発行装置 100から電子チケットを購入する際、あるいはチケット 売り場でチケットを購入する際、携帯通信装置 600は自装置に割り当てられた MAC アドレスを登録するようになって 、る。
[0218] 携帯通信装置 600が、 AP305との接続を確立できる時間に到達し (S53)、携帯通 信装置 600を所持したユーザがロビー 404に入場すると、該携帯通信装置 600は口 ビー 404に備えられている AP305bとの接続を確立する。
[0219] なお、上記携帯通信装置 600は、ロビー 404に入場する前に、電子チケット確認装 置 302によって、電子チケットあるいはチケット売り場 408で購入したチケットの保持 につ!/、て確認がなされて!/、る。
[0220] ロビー 404でしばらく上映時間まで待機して 、たユーザは、上映開始間近になると
、上映会場 304内に移動する(S55)。なおこの時、機能制限管理サーバ 303は、上 映会場 304内への移動が可能になった旨を通知する情報を、 AP305bを介して携 帯通信装置 600に通知して ヽる。
[0221] 携帯通信装置 600を所持したユーザが上映会場 304内に移動すると、携帯通信装 置 600は、上映会場 304内に設置された AP305aと接続を確立しなおす(S56)。こ のようにして上映会場 304内では、携帯通信装置 600は設置された AP305aを介し た無線通信を行う。
[0222] このように、接続先の AP305が変わることによって、携帯通信装置 600が有する機 能のうち制限される機能の種類が異なる。すなわち、ロビー 404では、携帯通信装置 600が有する機能すべてが使用許可であつたが、上映会場 304では、機能制限管 理サーバ 303から送信された機能制限情報 70に応じて、例えば通話機能、メールの 送受信機能、およびカメラ機能が停止される。
[0223] また、機能制限管理サーバ 303は、 AP305aと携帯通信装置 600との接続の確立 を確認すると、この確認がとれた携帯通信装置 600の MACアドレスを特典提供管理 サーバ 301に送信する。
[0224] すなわち、携帯通信装置 600は、 AP305と接続を確立する際に、自装置に割り当 てられている MACアドレスを送信しており、機能制限管理サーバ 303は、どの携帯 通信装置 600力 どの AP305との接続を確立して!/、る力を確認することができるよう になっている。このため、機能制限管理サーバ 303が、携帯通信装置 600がどの AP 305と接続を確立しているかを確認することで、どの場所にいるかが判定できる。特 に映画館 300のように、各部屋が厚い壁で覆われ、区切られている場合は、各部屋 内の AP305とのみ通信可能であるため、明確に上映会場 304内に携帯通信装置 6 00が存在するカゝ否かを判定できる。
[0225] このようにして、携帯通信装置 600それぞれから MACアドレスを取得し、機能制限 管理サーバ 303が、 AP305aとの接続を確立した携帯通信装置 600を確認すると、 この確認のとれた携帯通信装置 600の MACアドレスを特典提供管理サーバ 301に 送信する。この特典提供管理サーバ 301は、機能制限管理サーバ 303から送信され た上記携帯通信装置 600の MACアドレスを特典提供データベース 306に通信装置 識別情報 93として記録する。
[0226] なお、この特典提供データベース 306における、各携帯通信装置 600の入退場情 報は、特典提供管理サーバ 301が機能制限管理サーバ 303から携帯通信装置 600 の MACアドレスを受信した時間が記録される。すなわち、携帯通信装置 600が AP3 05aとの接続を確立した時間が記録される。
[0227] ところで、この上映会場 304では映画が上映開始されるまで、機能制限管理サーバ 303が、今力も上映される映画に関する基本情報、出演者情報、製作エピソードなど を含むコンテンツ、すなわちサービスコンテンツ 74を、携帯通信装置 600それぞれに 向けて送信している。機能制限管理サーバ 303は、このサービスコンテンツ 74· "を 記憶部 64に記憶している。そして、選択制御部 62が機能制限情報管理テーブル 71 を参照して特定のサービスコンテンツ 74を選択し、該選択したサービスコンテンツ 74 を、映画の上映開始時間までの待ち時間の間、 AP305aを介して上映会場 304内に ある携帯通信装置に向けて送信する。
[0228] なお、上記コンテンツは、機能制限管理サーバ 303が予め記憶し、携帯通信装置 6 00に向けて送信する構成であるがこれに限定されるものではなぐ以下のようにして コンテンツを送信する構成であってもよ ヽ。
[0229] すなわち、特典提供管理サーバ 301が、上記コンテンツを特典提供先情報格納部 20に記憶しており、この待ち時間において、特典提供先情報格納部 20からコンテン ッデータを読み出し機能制限管理サーバ 303に送信する。そして、機能制限管理サ ーバ 303が、特典提供管理サーバ 301から受信したコンテンツを、 AP305aを介して 携帯通信装置 600に送信するように構成されて ヽてもよ!/ヽ。
[0230] そして、携帯通信装置 600は、このコンテンツを受信すると、該携帯通信装置 600 のユーザによる操作部 14への入力指示に応じて、主制御部 40が取得したコンテン ッを表示部 12に表示させる。このようにして、携帯通信装置 600のユーザは AP305 aを介して送信されたコンテンツを表示させて視聴する(S57)。
[0231] このようにして、上映会場に入場した携帯通信装置 600を有するユーザは、上記サ 一ビスコンテンツを視聴することができるため、これ力 上映される映画をより楽しく視 ¾することができる。
[0232] そして、映画の上映時間に到達すると(S58)、機能制限管理サーバ 303は、基地 局 201を介して行われる通信ができないように指示する内容を含む機能制限情報 70 を送信する。この機能制限情報 70を受信すると、携帯通信装置 600では、基地局 20 1を介して行われる通信ができないように主制御部 40が設定を行う。これによつて、 携帯通信装置 600は、各部屋に設置された AP305aおよび AP305bとを介して行う 無線通信以外の通信を OFFすることとなる(S59)。
[0233] このようにして、上記基地局 201を介して行う通信が停止され、 AP305を介して行う 通信のみが有効となるように設定が変更されると、携帯通信装置 600では、主制御部 40が表示部 12に指示して設定が変更された旨を通知するメッセージを表示させる( S60)。なお、この表示させるメッセージのデータは、図示していないが機能制限管理 サーバ 303が予め記憶部 64に記憶しており、機能制限情報 70とともに携帯通信装 置 600に送信される。ただし、上記メッセージの情報は予め携帯通信装置 600が、第 1メモリ 10または第 2メモリ 13に予め保持して 、る構成であってもよ!/、。
[0234] このように、携帯通信装置 600において、当該携帯通信装置 600が有する機能の 制限の変更を通知する表示を行うことで、上記携帯通信装置 600を有するユーザに 現在当該携帯通信装置 600が利用できる機能を確認させることができる。
[0235] このようにして、機能制限管理サーバ 303、特典提供管理サーバ 301、および携帯 通信装置 600の間において設定が変更されたことに対する確認のやりとりが行われ る(S61)。
[0236] また、機能制限管理サーバ 303は、上映会場 304内にある携帯通信装置 600に対 して、当該携帯通信装置 600が有する機能を全て停止させるように機能制限情報 70 を送信する。この機能制限管理サーバ 303から送信された機能制限情報 70に応じ て、各携帯通信装置 600は、当該携帯通信装置 600が有する機能を停止させる。
[0237] ここで、携帯通信装置 600を有するユーザが、上映会場 304から一時退場し、ロビ 一 404に移動し、このロビーに設置された AP305bと接続を確立しなおした場合(S6 2において「YES」)、この携帯通信装置 600は AP305bと接続を確立しなおす。
[0238] ところで、機能制限管理サーバ 303は、基地局 201を介して行う通話が停止される ように機能が制限されている場合、この機能の停止を解除することを指示する機能制 限情報 70を、 AP305bを介して送信している。このため、 AP305bと接続を確立した 携帯通信装置 600は、停止されている基地局 201を介して通信を行う機能を再開さ せることができる。すなわち、携帯通信装置 600は基地局 201を介して他の通信装 置と行う、通話機能 (電話機能)の制限が解除される(S70)。このようにして、上映会 場 304から一時退出したユーザは、自身が所持する携帯通信装置 600を使って、基 地局 201を介して他の通信装置と通話を行うことができる(S71)。すなわち、上映会 場 304から携帯通信装置 600を所持するユーザが、急に電話がしたくなつてロビー 4 04に出た場合、携帯通信装置 600の機能に対する制限を解除し、電話等が可能に なる。
[0239] 通話を終え、上映会場 304に再度入場すると、上記携帯通信装置 600は、上記し たステップ S55〜ステップ S61に示した処理ステップを繰り替えし、再度基地局 201 を介して他の通信装置との通話ができな 、ように設定される。
[0240] また、例えば天災等により緊急事態が生じた場合 (S63において「YES」)、機能制 限管理サーバ 303は、停止されている機能をすベて再開するように指示する機能制 限情報 70を、 AP305を介して携帯通信装置 600に送信する。この機能制限管理サ ーバ 303から送信された機能制限情報 70を受信すると、携帯通信装置 600は、停止 している機能を全て再開させ、機能の制限を解除する (S72)。また、機能制限管理 サーバ 303は、上記機能制限情報 70とともに、異常事態の発生を示すメッセージデ ータを携帯通信装置 600に送信しており、該携帯通信装置 600は、このメッセージを 受信して表示部 12にこのメッセージ内容を表示させる(S73)。そして、映画館 300の 従業員の指示に従って、映画館 300から避難する(END)。
[0241] 一方、緊急事態が発生せず、無事に映画の上映時間が終了すると(S64)、機能制 限管理サーバ 303は、 AP305aを介してサービスコンテンツを携帯通信装置 600に 送信する。そして、携帯通信装置 600はこの送信されたサービスコンテンツを受信す る(S65)。
[0242] そして、上映会場 304から退場し、ロビー 404に移動すると(S66)、携帯通信装置 600は、 AP305bとの接続を確立する。そして、携帯通信装置 600は、機能制限管 理サーバ 303から送信されている機能制限情報 70に基づき、当該携帯通信装置 60 0が有する機能において、停止されている携帯通信装置 600が有する機能を再開さ せる。
[0243] また、映画の上映時間が終了すると、特典提供管理サーバ 301は、特典提供デー タベース 306に記録された通信装置識別情報 93および入退場情報 94に基づき、特 典の提供先である携帯通信装置 600を決定する。そして、特典の提供先として決定 された携帯通信装置 600が登録されているクレジット番号とともに決済機関の決済処 理サーバ (不図示)に携帯通信装置 600の口座力 引き落とされるチケット代の一部 を減額させるように通知する。このようにして、映画館 300の運営者力 映画の上映 中に機能の制限を受けた携帯通信装置 600のユーザが支払う電子チケット代の一 部を減額する。
[0244] また、特典提供管理サーバ 301は、機能制限管理サーバ 303に特典の提供先、す なわちチケット代を減額させる携帯通信装置 600に関する情報 (MACアドレス)を送 信し、該携帯通信装置 600にチケット代の減額を行う旨を通知するように指示する。
[0245] 特典提供管理サーバ 301からの指示に応じて、機能制限管理サーバ 303は、チケ ット代の減額を行う旨の通知を示す情報を、特典の提供先として決定された携帯通 信装置 600それぞれに送信する。一方、機能制限管理サーバ 303から送信された上 記通知を受信すると、携帯通信装置 600は、表示部 12において受信した通知内容 を表示させる(S67)。
[0246] このようにして、上映時間において機能が制限された携帯通信装置 600は、チケッ ト代の減額と 、う特典を享受することができる。 [0247] また、上記無線 LAN設定情報 92には上記したように有効期限が設定されており、 有効期限が経過すると、携帯通信装置 600が有する無線 LAN設定情報 92が無効と なる。このため、携帯通信装置 600では、有効期限が経過すると無線 LAN設定情報 92に基づき設定された無線 LANの設定を初期状態に戻す (S68)。
[0248] 一方、映画館 300では、 AP305aおよび AP305bとの接続の確立を行うための設 定情報 (無線 LAN設定情報 92)を変更させる(S69)。このようにして、正規のチケッ トを有して 、な 、ユーザの所持する携帯通信装置 600が、 AP305と接続を確立でき ないように設定されている。
[0249] また、携帯通信装置 600の有する機能を制限した際、機能を制限した内容を表示 し、間違って携帯電話を使用した際には、機能を制限している内容を表示するように すれば、使用者は制限か故障力を明確に判断できる。例えば、この表示例としては、 機能制限管理サーバ 303から、カメラ機能および通話機能を停止させる旨を示す機 能制限情報 70を携帯通信装置 600が受信した場合、該携帯通信装置 600では、「 現在、カメラ'通話が禁止されています。」といったメッセージの表示が行われる。ある いは、上記携帯通信装置 600が、機能制限管理サーバ 303から全ての機能を停止 する旨を示す機能制限情報 70を受信した場合、該携帯通信装置 600では、「携帯 通信装置の有する機能を全て制限しました。」といったメッセージが表示される。
[0250] 以上のように、上記機能管理システム 500は、機能制限情報 70に応じて基地局 20 1を介して行う他の通信装置との通話を停止させることができる。また、特典提供管理 サーバ 301が、機能制限管理サーバ 303から送信された、上記基地局 201を介して 行う通信を停止させた携帯通信装置 600の情報 (MACアドレス)に基づき、特典の 提供先である携帯通信装置 600を決定することができる。
[0251] すなわち、 AP305を介して機能制限管理サーバ 303から送信される機能制限情 報 70に応じて、当該携帯通信装置 600が有する機能を制限するように設定された携 帯通信装置 600を特典の提供先とすることができる。
[0252] なお、上記にて各携帯通信装置 600を識別する情報として各携帯通信装置 600に 割り当てられて 、る MACアドレスを用いたがこれに限定されるものではなく、例えば 、各携帯通信装置 600に割り当てられた IPアドレスであってもよ 、。 [0253] また、上記した実施例では、携帯通信装置 600に提供する特典が、チケット代の減 額であつたが、チケット代の減額の代わりに特別な映像または画像のコンテンツを提 供する構成であってもよい。なお、このように特別な映像または画像のコンテンツを提 供する場合、ロビー 404において、 AP305を介して特典提供管理サーバ 301からの 指示に応じて機能制限管理サーバ 303から提供をうけてもよい。あるいは、特典とし て提供する映像または画像データのコンテンツを特典提供管理サーバ 301が保持し ており、基地局 201を介して各携帯通信装置 600に配信する構成であってもよい。
[0254] 以上のように各部屋ごとに AP305を備え、それぞれ各部屋に応じた機能制限情報 70を機能制限管理サーバ 303が送信することで、携帯通信装置 600を取り巻く環境 に応じて、当該携帯通信装置 600が有する機能を適切に制限することができる。
[0255] また、機能制限管理サーバ 303が、どの AP305と携帯通信装置 600とが接続を確 立しているかを確認することができるため、当該携帯通信装置 600が有する機能の 少なくとも一部を制御、すなわち制限している携帯通信装置 600を監視することがで きる。
[0256] なお、上記した機能管理システム 500では、電子チケット発行装置 100から電子チ ケットを購入する場合、無線 LAN設定情報 92が電子チケット情報 91に含まれており 、携帯通信装置 600は、電子チケットを購入することによって無線 LAN設定情報 92 を取得できるように構成されて ヽる。しかしながら無線 LAN設定情報 92の取得方法 は、これに限定されるものではなぐ電子チケット情報 91とは別途無線 LAN設定情 報 92が提供される構成であってもよ 、。
[0257] また、携帯通信装置 600は、電子チケットを購入した際に指定された WEBサイトに アクセスし、該 WEBサイトから無線 LAN設定情報 92を取得してもよい。あるいは、電 子チケット発行装置 100が、電子チケットの購入時に携帯通信装置 600からメールァ ドレスを取得し、該メールアドレスに対してメールの添付ファイルとして上記無線 LAN 設定情報 92を送信する。そして携帯通信装置 600は、このメールを受信することで 無線 LAN設定情報 92を取得してもよ ヽ。
[0258] また、例えば、電子チケットとは別に、上記携帯通信装置 600は、基地局 201を介 して、電子チケット発行装置 100から LANの設定情報を取得する構成であってもよ い。さらには、上記携帯通信装置 600は、購入した上記電子チケットによって映画館 300に入場する際に、基地局 201を介して電子チケット発行装置 100から無線 LAN 設定情報 92を取得してもよい。あるいは、上記携帯通信装置 600は、さらに RFID (R adio Frequency Identification)、赤外線、 Bluetooth (登録商標)など、通信可能な距 離が比較的短い他の無線部をさらに備え、映画館 300の上映会場 304に入場する 際に、この無線部によって、無線 LAN設定情報 92を取得してもよい。このように他の 無線部によって無線 LAN設定情報 92を取得する場合、この無線部が取得した無線 LAN設定情報 92を主制御部 40に送信することで、無線 LANの設定を実現すること ができる。
[0259] もしくは、ユーザが購入した上記電子チケットによって映画館 300の施設に入場す る際に、無線 LAN設定情報 92が記録された QR (Quick Response)コード (登録商標 )などの 2次元コード、またはバーコードが印刷された用紙 (チケットまたはレシート)を 渡される。そして、この QRコード等力も携帯通信装置 600が無線 LAN設定情報 92 を取得してもよい。なお、この QRコード等力も無線 LAN設定情報 92を取得する場合 、携帯通信装置 600は、さらに QRコードの読取り機能を備え、読取った情報を主制 御部 40に送信することで無線 LANの設定を実現することができる。
[0260] また、上記用紙に記載された情報を携帯通信装置 600が備える操作部 14によって 入力し、入力された情報が主制御部 40に送信されることで無線 LANの設定が実現 される。
[0261] なお、上述した機能管理システム 500では、携帯通信装置 600のユーザに対して、 映画のチケット代の減額もしくは映画の映像または画像のデータを特典として提供す る構成であった。
[0262] し力しながら提供される特典はこれに限定されるものではなぐ例えば以下のような 特典であってもよい。
[0263] すなわち、特典提供管理サーバ 301は、上記した退場後の携帯通信装置 600に、 映画館 300において上映される映画のチケット代の割引となるポイントなどを提供す るものであってもよい。この場合は、特典提供管理サーバ 301は、上記ポイントを示 す情報と携帯通信装置 600を特定する情報とを電子チケット発行装置 100に送信す る。一方、電子チケット発行装置 100は、特典提供管理サーバ 301から受信した上 記情報に基づき、ポイントを該携帯通信装置 600の情報と対応付けて記憶させる。こ のようにして、電子チケット発行装置 100が携帯通信装置 600と対応づけてポイント を記憶しておくことで、再度、携帯通信装置 600に電子チケットを発行する際、この対 応付けられているポイント分を割り引いた値段で該電子チケットの発行を行うことがで きる。
[0264] また、当該携帯通信装置 600が有する機能のうち少なくとも一部が制御された場合 、もしくは該携帯通信装置 600における電源供給を停止させる場合、上記機能が制 御された、または電源供給が停止された期間において携帯通信装置 600にかかって きた他の通信装置力 の伝言メッセージに対する留守番電話サービスへの問合せに 要する費用を映画館 300の運営者が肩代わりしてもよい。
[0265] このように留守番電話サービスへの問合せに力かる費用の肩代わりを行う場合、電 子チケット確認装置 302による携帯通信装置 600の入場時間力も退場時間までの間 に携帯通信装置 600にかかってきた電話に対して行っても良いし、機能制限管理サ ーバ 303が機能制限情報 70を携帯通信装置 600に送信し、当該携帯通信装置 60 0が有する少なくとも一部の機能が停止された期間に他の通信装置力 携帯通信装 置 600にかかってきた電話に対して行ってもよい。
[0266] すなわち、前者の場合は、電子チケット確認装置 302から受信した入退場情報 94 に基づき、キャリア 200に対して、特典提供管理サーバ 301は、携帯通信装置 600 の上映会場 304に入場していた期間をキャリア 200に通知する。そして、特典提供管 理サーバ 301は、キャリア 200に対して、この期間に他の通信装置力も力かってきた 電話に関する留守番電話サービスへの問合せに力かる料金を、携帯通信装置 600 の通話代から引き落とすのではなぐ映画館 300の運営者に請求するように指示する ことで実現できる。
[0267] また、後者の場合は、以下のようにして実現できる。すなわち、機能制限管理サー ノ 303が AP305を介して携帯通信装置 600に機能制限情報 70を送信する際、この 機能制限情報 70を送信した旨を通知する情報を特典提供管理サーバ 301に通知 する。そして、特典提供管理サーバ 301は、特典提供データベース 306に記録され た各携帯通信装置 600の入退場情報 94と、この機能制限管理サーバ 303からの通 知に応じて、当該携帯通信装置 600が有する機能のうち少なくとも一部が制御され た期間と、該機能が制御された携帯通信装置 600を特定する情報をキャリア 200に 送信する。そして、特典提供管理サーバ 301は、この期間において他の通信装置か らカかってきた電話によるメッセージを記録した、留守番電話サービスへの問合せに 力かる料金を映画館 300の運営者に請求するように指示を出す。
[0268] このようにして、上記特典として、機能が制御されている期間または電源供給を停 止して 、る期間、ある 、は上映会場 304に入場して 、る期間における留守番電話サ 一ビスへの問合せの力かる費用を映画館 300の運営者が肩代わりしてもよい。
[0269] また、キャリア 200は、上記した期間において携帯通信装置 600にかかってきた他 の通信装置力 の電話に対して、「現在映画鑑賞中のため電話をとることができない ため改めてご連絡くださ!/、」 t 、つたメッセージを流すように構成されて 、ることが好ま しい。
[0270] なお、上記特典提供管理サーバ 301、機能制限管理サーバ 303、電子チケット確 認装置 302、および AP305は、映画館 300に備えられている力 これら各装置が備 えられる施設は映画館 300に限定されるものではない。すなわち、本実施の形態に 係る機能管理システム 500は、例えば、博物館、美術館、地下鉄のホームまたはコン コース、病院など携帯通信装置 600が有する機能の少なくとも一部を制御もしくは、 携帯通信装置 600における電源供給の停止が要求される施設であればいかなる施 設であってもよい。
[0271] また、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、上記特典提供管理サーバ 301が、映画館 300に備えられているが、特典提供管理サーバ 301が備えられる場 所はこれに限定されるものではなぐ例えば基地局 201に備えられていてもよい。ある いは、上記特典提供管理サーバ 301は、電子チケット発行装置 100に備えられてい てもよい。また、上記特典提供管理サーバ 301は、通信ネットワーク 400と通信可能 に接続されて 、れば単独で設けられて 、ても良 、。
[0272] また、本実施の形態に係る機能管理システム 500では、基地局 201が、監視制御 部 52を備える構成であった。しかしながら、携帯通信装置 600において電源供給が なされている、すなわち主電源が ONの場合、該携帯通信装置 600から発信される 電波を検知できる検知手段を備えている場合は、機能制限管理サーバ 303がこの監 視制御部 52をさらに備える構成であってもよいし、電子チケット確認装置 302が備え る構成であってもよい。さら〖こは、特典提供管理サーバ 301が、この監視制御部 52を さらに備える構成であってもよい。すなわち、通信ネットワーク 400を通じて、電源監 視部 56によって上映会場 304における携帯通信装置 600の主電源が ONになって V、るカゝ否かを判定した結果を特典提供管理サーバ 301に送信できるように構成され て ヽれば機能管理システム 500にお!/、てどこに設けられて 、ても良!、。
[0273] 最後に、上記にて示した、電子チケット発行装置 100、特典提供管理サーバ 301、 電子チケット確認装置 302、機能制限管理サーバ 303、 AP305、携帯通信装置 60 0、特典提供管理サーバ 301、基地局 201、特に基地局 201における監視結果通知 部 55、電源監視部 56、監視指示部 57、機能制限管理サーバ 303の選択制御部 62 、通信装置確認制御部 77、携帯通信装置 600の電子チケット管理部 81、情報抽出 部 82、無線 LAN設定部 83、機能制限部 84、特典提供管理サーバ 301の特典提供 先判定部 30、特典要求通知部 31、特典提供先情報取得部 32は、ハードウェアロジ ックによって構成してもよ 、し、次のように CPUを用いてソフトウェアによって実現して ちょい。
[0274] すなわち、電子チケット発行装置 100、特典提供管理サーバ 301、電子チケット確 認装置 302、機能制限管理サーバ 303、 AP305、携帯通信装置 600、特典提供管 理サーバ 301、基地局 201は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行する CPU (central processing unit) ,上記プログラムを格納した不図示の ROM (read only memory八上記プログラムを展開する不図示の RAM (random access memory八上 記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置 (記録媒体)などを備 えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである電子 チケット発行装置 100、特典提供管理サーバ 301、電子チケット確認装置 302、機能 制限管理サーバ 303、 AP305、携帯通信装置 600、特典提供管理サーバ 301、基 地局 201、特に基地局 201における監視結果通知部 55、電源監視部 (信号受信手 段 ·受信判定手段) 56、監視指示部 57、機能制限管理サーバ 303の選択制御部 62 、通信装置確認制御部 77、携帯通信装置 600の電子チケット管理部 81、情報抽出 部 82、無線 LAN設定部 83、機能制限部 84、特典提供管理サーバ 301の特典提供 先判定部 30、特典要求通知部 31、特典提供先情報取得部 32の制御プログラムの プログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコ ンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、電子チケット発行装置 100、特典 提供管理サーバ 301、電子チケット確認装置 302、機能制限管理サーバ 303、 AP3 05、携帯通信装置 600、特典提供管理サーバ 301、基地局 201に供給し、そのコン ピュータ(または CPUや MPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み 出し実行することによつても、達成可能である。
[0275] 上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッ ピー(登録商標)ディスク Zハードディスク等の磁気ディスクや CD— ROMZMOZ MD/DVD/CD—R等の光ディスクを含むディスク系、 ICカード (メモリカードを含 む) Z光カード等のカード系、あるいはマスク ROMZEPROMZEEPROMZフラッ シュ ROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
[0276] また、電子チケット発行装置 100、特典提供管理サーバ 301、電子チケット確認装 置 302、機能制限管理サーバ 303、 AP305、携帯通信装置 600、特典提供管理サ ーバ 301、基地局 201を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコード を通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定 されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、 LAN, ISDN, VAN 、 CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信 網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体と しては、特に限定されず、例えば、 IEEE1394、 USB、電力線搬送、ケーブル TV回 線、電話線、 ADSL回線等の有線でも、 IrDAやリモコンのような赤外線、 Bluetooth (登録商標)、 802. 11無線、 HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等 の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送 で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現さ れ得る。
[0277] 以上のように、本発明に係る機能管理システム (例えば機能管理システム 500)は、 通信装置 (例えば携帯通信装置 600)と、上記通信装置が有する機能のうち少なくと も一部の機能を制御させる機能制御装置 (例えば、機能制限管理サーバ 303)と、上 記機能制御装置によって制御された通信装置を特典の提供先として管理する管理 装置 (特典提供管理サーバ 301)とを備えることを特徴とする。
[0278] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、機能制限装置を備えている ため、通信装置が有する機能のうち少なくとも一部を制御することができる。このため 、上記機能管理システムは、通信装置が有する機能に起因して生じる周囲への悪影 響を防ぐことができる。また、上記機能管理システムは、上記管理装置を備えている ため、機能が制御された通信装置に対して特典を提供することができる。
[0279] したがって、上記機能管理システムでは通信装置が有する機能が制御される代わり に、特典を与えることができるため、通信装置の所有者は、該通信装置が有する機能 が制限されることによって被る不利益に対する代償を得ることができる。このため、本 発明に係る機能管理システムは、通信装置の機能のうち少なくとも一部が制御される ことに対するユーザの抵抗感を抑えることができるという効果を奏する。
[0280] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置は、通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御させる指示情報( 例えば、機能制限情報 70)を、該通信装置に送信しており、上記通信装置は、上記 機能制御装置力 送信される指示情報に基づき、当該通信装置が有する機能を制 御するように構成されて 、てもよ 、。
[0281] 上記構成によると、上記通信装置は、機能制御装置から送信された指示情報に基 づき、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御することができ る。このため、通信装置が有する機能の制御が求められている場所に上記機能制御 装置を備え、機能の制御が求められる期間に上記指示情報を通信装置に送信させ ることで、適切な場所で適切な期間に通信装置が有する機能のうち少なくとも一部を 帘 U御することができる。
[0282] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置は、該機能制御装置と通信装置との通信を中継する中継装置 (例えば AP305) を介して上記指示情報を送信しており、上記通信装置が上記中継装置と接続を確立 した場合、上記機能制御装置力も送信される指示情報に基づき、当該通信装置が備 える機能を制御するように構成されて 、てもよ 、。
[0283] 上記機能制御装置は、中継装置を介して指示情報を送信しているため、該中継装 置が備えられている場所に応じて適切な指示情報を送信することによって、上記場 所に応じて適切に通信装置が有する機能を制御することができる。
[0284] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にぉ 、て、上記通信装置 が上記中継装置と接続を確立した場合、上記機能制御装置は、該通信装置が当該 中継装置を介してのみ通信可能となるよう指示する上記指示情報を送信するよう〖こ 構成されて ヽることが好ま ヽ。
[0285] このように、通信装置が中継装置と接続を確立した場合、当該中継装置を介しての み通信が可能となるように機能制御装置が指示情報を送信するため、通信装置が有 する機能は、機能制限装置力もの指示情報に応じて機能が制御されることとなる。
[0286] したがって、本発明に係る機能管理システムは、当該通信装置が有する機能を確 実に制御することができる。
[0287] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置は、上記中継装置を介して上記通信装置に対して、当該通信装置が有している 機能のうち停止されている機能を再開することを指示する指示情報を送信するように 構成されていてもよい。
[0288] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置が、上記指示情報を記憶する指示情報記憶装置 (例えば、記憶部 64)と、上記 指示情報記憶装置に記憶された指示情報の中から上記中継装置に送信すべき指 示情報を選択する選択手段 (例えば、選択制御部 62)とを備えるように構成されて!ヽ てもよい。
[0289] 上記機能制御装置が上記選択手段を備えて!/、るため、適切な指示情報を選択し て通信装置に送信することができる。したがって、通信装置が有する機能を適切に制 御することができる。
[0290] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にぉ 、て、上記選択手段 1S 選択する指示情報を時間に応じて変更するように構成されて 、てもよ 、。 [0291] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にぉ 、て、上記中継装置と 上記通信装置とが接続を確立した場合、上記通信装置は、当該通信装置を特定す るための識別情報 (例えば、通信装置識別情報 73)を上記中継装置を介して上記機 能制御装置に送信しており、上記機能制御装置は、上記通信装置から送信された識 別情報に基づき、上記中継装置と接続を確立した通信装置を特定する特定手段 (例 えば、通信装置確認制御部 77)とを備え、上記管理装置が、上記特定手段によって 特定された通信装置を示す識別情報に基づき、特典の提供先として管理する通信 装置を決定するように構成されて 、てもよ 、。
[0292] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、機能制限装置が特定手段 を備えているため、上記中継装置と接続を確立した通信装置を特定することができる 。また、機能制限装置は、上記中継装置を介して通信装置に指示情報を送信し、当 該通信装置が有すう機能のうち少なくとも一部を制御することができるように構成され ている。
[0293] したがって、上記管理装置は、当該通信装置が有する機能が制御された通信装置 を特定することができる。
[0294] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置が備えられた場所への、上記通信装置の入場を示す入場情報 (例えば、入退 場情報 94)を上記管理装置に通知する入場通知装置 (例えば、電子チケット確認装 置 302)をさらに備え、上記管理装置が上記入場通知装置によって通知された入場 情報に基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定するように構成されて 、ることが好まし!/、。
[0295] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、さらに上記入場通知装置を 備えているため、機能制御装置が備えられている場所に通信装置が入場したか否か を知ることができる。
[0296] ところで、機能制御装置が備えられて 、る場所に入場した通信装置は、該機能制 御装置力 送信される指示情報に応じて、当該通信装置が有する機能の少なくとも 一部が制御される。このため、機能制御装置が備えられている場所への入場の確認 力^れた通信装置は、該機能制御装置によって当該通信装置が備える機能のうち少 なくとも一部が制御されて 、ると 、うことが分かる。
[0297] したがって、上記管理装置は、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が 制御された通信装置を、特典の提供先として決定し管理することができる。
[0298] よって、本発明に係る機能管理システムは、当該携帯通信装置が有する機能のうち 少なくとも一部が制御された通信装置に対して特典を提供することができる。
[0299] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置が備えられた場所からの、上記通信装置の退場を示す退場情報 (例えば、入退 場情報 94)を上記管理装置に通知する退場通知装置 (例えば、電子チケット確認装 置 302)をさらに備え、上記管理装置が上記退場通知装置によって通知された退場 情報と上記入場情報とに基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定する ように構成されて 、てもよ 、。
[0300] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、さらに上記退場通知装置を 備えているため、管理装置は、機能制御装置が備えられている場所力 通信装置が 退場した力否かを知ることができる。
[0301] このため、上記管理装置は、機能制御装置が備えられた場所への通信装置の入退 場の確認が取れた通信装置を、特典の提供先として決定し管理することができる。
[0302] したがって、上記機能管理システムは、機能制御装置から上記指示情報が送信さ れた期間に、機能制御装置が備えられた場所に存在した通信装置に対してのみ特 典を提供することができる。
[0303] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置が備えられた場所への入場を許可するチケット情報を含む電子チケットを上記 通信装置に送信する電子チケット発行装置 (例えば、電子チケット発行装置 100)を さらに備え、上記入場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき、通信 装置の入場の確認を示す入場情報を上記管理装置に通知するように構成されてい てもよい。
[0304] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、上記電子チケット発行装置 を備えているため、通信装置の所有者は、通信装置によって電子チケットを取得する ことができる。また、入場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき入 場情報を管理装置に通知することができる。このため、入場通知装置は、確実に通 信装置の入場情報を管理装置に通知することができ、この管理装置は入場した通信 装置を確実に管理することができる。よって、本発明に係る機能管理システムでは、 上記機能制限装置が備えられた場所に入場した通信装置を確実に管理することが できるため、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御された通信装置 を確実に管理することができる。
[0305] よって、本発明に係る機能管理システムは、確実に、当該通信装置が有する機能 のうち少なくとも一部が制御された通信装置に対して特典を提供することができる。
[0306] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置が備えられた場所への入場を許可するチケット情報を含む電子チケットを上記 通信装置に送信する電子チケット発行装置 (例えば、電子チケット発行装置 100)を さらに備え、上記退場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき、通信 装置の退場の確認を示す退場情報を上記管理装置に通知するように構成されてい てもよい。
[0307] 上記構成によると、本発明に係る機能管理システムは、上記電子チケット発行装置 を備えているため、通信装置の所有者は、通信装置によって電子チケットを取得する ことができる。また、退場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき退 場情報を管理装置に通知することができる。このため、退場通知装置は、確実に通 信装置の退場情報を管理装置に通知することができ、この管理装置は退場した通信 装置を確実に管理することができる。よって、本発明に係る機能管理システムでは、 上記機能制限装置が備えられた場所に入場し退場した通信装置を確実に管理する ことができるため、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御された通 信装置を確実に管理することができる。
[0308] よって、本発明に係る機能管理システムは、確実に、当該通信装置が有する機能 のうち少なくとも一部が制御された通信装置に対して特典を提供することができる。
[0309] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にぉ 、て、上記入場通知 装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき、通信装置の入場の確認を示す 入場情報を上記管理装置に通知するように構成されて 、ることが好ま 、。 [0310] 上記構成によると、入場通知装置は、確実に通信装置の入場情報を管理装置に通 知することができ、この管理装置は入場した通信装置を確実に管理することができる 。よって、本発明に係る機能管理システムでは、上記機能制限装置が備えられた場 所に入場した通信装置を確実に管理することができるため、当該通信装置が有する 機能のうち少なくとも一部が制御された通信装置を確実に管理することができる。
[0311] よって、本発明に係る機能管理システムは、確実に、当該通信装置が有する機能 のうち少なくとも一部が制御された通信装置に対して特典を提供することができる。
[0312] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置から通信装置に送信される指示情報 (例えば、機能制限情報 70)が、当該通信 装置における電源供給を停止させることを指示する情報であり、上記通信装置の電 源供給の停止状態を監視し、この監視結果を示す電源状態情報を上記管理装置に 通知する電源状態監視装置 (例えば、基地局 201)をさらに備え、上記管理装置が、 上記入場情報および上記電源状態情報に基づき、特典の提供先として管理する通 信装置を決定するように構成されて 、ることが好ま 、。
[0313] 上記構成によると、上記指示情報が通信装置における電源供給を停止させることを 指示する情報であるため、機能制御装置が備えられた場所では、この指示情報に基 づき通信装置は、自装置の電源供給を停止する。このため、上記機能管理システム は、通信装置が有する機能に起因して生じる周囲への悪影響を防ぐことができる。
[0314] また、本発明に係る機能管理システムは、さらに電源状態監視装置を備えているた め、機能制御装置力 送信された指示情報に基づき、確実に通信装置の電源供給 が停止されて!ヽるか否かを確認することができる。
[0315] また、上記管理装置は、上記入場情報および上記電源状態情報に基づき、特典の 提供先として管理する通信装置を決定する。このため、管理装置は、確実に電源供 給が停止されて!、る通信装置のみを特典の提供先として管理することができる。すな わち、機能制御装置力も送信された指示情報によって指示されたにも関わらず電源 供給を停止して 、な 、通信装置を特典の提供先として除外することができる。
[0316] したがって、本発明に係る機能管理システムは、機能制御装置力 送信された指示 情報に基づき、確実に自装置の電源供給を停止した通信装置に対して特典を提供 することができる。
[0317] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記機能制御 装置から通信装置に送信される指示情報が、当該通信装置における電源供給を停 止させることを指示する情報であり、上記通信装置の電源供給の停止状態を監視し 、この監視結果を示す電源状態情報を上記管理装置に通知する電源状態監視装置 をさらに備え、上記管理装置が、上記入場情報、上記退場情報および上記電源状態 情報に基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定するように構成されて いてもよい。
[0318] 上記構成によると、上記管理装置は、上記入場情報、上記退場情報、および上記 電源状態情報に基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定する。このた め、管理装置は、確実に電源供給が停止されている通信装置のみを特典の提供先 として管理することができる。すなわち、機能制御装置力 送信された指示情報によ つて指示されたにも関わらず電源供給を停止していない通信装置を特典の提供先と して除外することができる。
[0319] したがって、本発明に係る機能管理システムは、機能制御装置力 送信された指示 情報に基づき、確実に自装置の電源供給を停止した通信装置に対して特典を提供 することができる。
[0320] また、本発明に係る機能管理システム (例えば、機能管理システム 500)は、以上の ように、通信装置 (例えば、携帯通信装置 600)と、上記通信装置の電源供給を停止 させるように制御する機能制御装置 (例えば、機能制限管理サーバ 303)と、上記機 能制御装置によって制御された通信装置を特典の提供先として管理する管理装置( 例えば、特典提供管理サーバ 301)と、上記通信装置の電源供給の停止状態を監 視し、この監視結果を示す電源状態情報を上記管理装置に通知する電源状態監視 装置 (例えば、基地局 201)とを備え、上記管理装置が、上記電源状態情報に基づき 、特典の提供先として管理する通信装置を決定するように構成されていることを特徴 とする。
[0321] 本発明に係る機能管理システムは、機能制御装置を備えているため、通信装置は 該機能制御装置によって自装置の電源供給を停止させることができる。このため、上 記機能管理システムは、通信装置が有する機能に起因して生じる周囲への悪影響を 防ぐことができる。また、上記機能管理システムは、上記電源状態監視装置を備えて V、るため、上記通信装置が電源供給の停止を確実に行って!/、るか確認することがで きる。
[0322] また、上記管理装置を備えているため、当該通信装置において、電源の供給を確 実に停止した通信装置に対して特典を提供することができる。
[0323] したがって、本発明に係る機能管理システムは、当該通信装置にお 、て、電源の 供給を確実に停止した通信装置に対して特典を提供することができるため、通信装 置の所有者は、該通信装置において電源の供給を停止させることによって被る不利 益に対する代償を得ることができる。このため、本発明に係る機能管理システムは、 当該通信装置において電源の供給を停止させることに対するユーザの抵抗感を抑え ることができると!/、う効果を奏する。
[0324] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にぉ 、て、上記電源状態 情報に基づき、罰則の対象として管理する通信装置を決定するように構成されてい てもよい。
[0325] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記特典が、当 該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されることに対する金銭による 補填であることが好ましい。なお、この金銭による補填とは、例えば当該通信装置が 有する機能が制御された場所への入場が有料である場合は、この入場料の減額、一 定の金額の返金、次回の入場料の割引を示すポイントなどである。
[0326] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記特典が、当 該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されている期間において生じる 事象に対する補填であってもよ ヽ。
[0327] なお、上記当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されている期間 において生じる事象に対する補填とは、例えば、通信装置が有する通話機能が停止 されている場合、この停止されている期間における留守番電話サービスへの問合せ に対して生じる料金の補填、または、この停止されている間に電話が力かってきた相 手に対して、当該通信装置が有する機能が制御されているため、再度電話をかけな おして欲し!/ヽ旨通知するサービスなどが含まれる。
[0328] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にお!、て、上記特典が、当 該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されることに対して提供される コンテンツであってもよい。
[0329] また、本発明に係る機能管理システムにお 、て、上記機能制御装置が上記通信装 置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御するとは、該通信装置が有する機 能を制限することであってもよ 、。
[0330] なお、上記機能を制御するとは、当該通信装置が有する機能の少なくも一部を起 動させたり、停止させたりすることである。一方、制限するとは、ある条件下において 上記機能を起動可能または不可能な状態にさせたり、上記機能の一部のみが起動 可會とさせたりすることである。
[0331] また、本発明に係る管理装置は、上記した課題を解決するために、上記した機能管 理システムを構成することを特徴とする。
[0332] また、本発明に係る機能制御装置は、上記した課題を解決するために、上記した機 能管理システムを構成することを特徴とする。
[0333] また、本発明に係る通信装置は、上記した課題を解決するために、上記した機能管 理システムを構成することを特徴とする。
[0334] また、本発明に係る入場通知装置は、上記した課題を解決するために、上記した機 能管理システムを構成することを特徴とする。
[0335] また、本発明に係る退場通知装置は、上記した課題を解決するために、上記した機 能管理システムを構成することを特徴とする。
[0336] また、本発明に係る電源状態監視装置は、上記した課題を解決するために、上記 した機能管理システムを構成することを特徴とする。
[0337] また、本発明に係る管理装置 (例えば、特典提供管理サーバ 301)は、以上のよう に、通信装置 (例えば、携帯通信装置 600)の有する機能のうち少なくとも一部を制 御する機能制御装置 (例えば、機能制限管理サーバ 303)が備えられた場所に、該 通信装置が入場したことを示す入場情報を取得する情報取得手段 (例えば、特典提 供先情報取得部 32)と、上記情報取得手段によって取得された入場情報に基づき、 特典の提供先としての通信装置を決定する決定手段 (例えば、特典提供先判定部 3
0)とを備えて!/ヽることを特徴とする。
[0338] 上記構成によると、本発明に係る管理装置は、情報取得手段を備えているため、上 記機能制御装置が備えられている場所への通信装置の入場を確認することができる
。すなわち、上記管理装置は、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機 能が制御される通信装置を確認することができる。
[0339] したがって、管理装置は、決定手段によって、当該通信装置が有する機能のうち少 なくとも一部の機能が制御された通信装置を特典の提供先として決定し管理しておく ことができると!/、う効果を奏する。
[0340] また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記情報取得手段は、 上記機能制御装置が備えられた場所から該通信装置が退場したことを示す退場情 報をさらに取得しており、上記決定手段が、上記入場情報および上記退場情報に基 づき、特典の提供先としての通信装置を決定するように構成されて ヽることが好まし い。
[0341] 上記構成によると、本発明に係る管理装置は、上記入場情報および上記退場情報 に基づき、特典の提供先としての通信装置を決定することができる。このため、上記 管理装置は、上記機能制御装置によって当該通信装置が有する機能のうち少なくと も一部の機能が制御された通信装置を特典の提供先として決定することができる。
[0342] また、本発明に係る管理装置は、上記した構成において、上記決定手段によって 決定された通信装置に対して上記特典を提供するように指示する特典提供指示手 段 (例えば、特典要求通知部 31)をさらに備えていることが好ましい。
[0343] 上記構成によると、本発明に係る管理装置は、情報取得手段を備えているため、上 記機能制御装置が備えられている場所への通信装置の入場および Zまたは退場を 確認することができる。すなわち、上記管理装置は、当該通信装置が有する機能のう ち少なくとも一部の機能が制御される通信装置を確認することができる。
[0344] このため、管理装置は、決定手段によって、当該通信装置が有する機能のうち少な くとも一部の機能が制御された通信装置を特典の提供先として決定し管理することが できる。 [0345] また、管理装置は、特典提供指示手段を備えているため上記決定手段によって決 定された通信装置に特典を提供するように指示することができる。
[0346] したがって、本発明に係る管理装置は、当該通信装置が有する機能のうち少なくと も一部の機能が制御された通信装置に特典を提供することができる。
[0347] また、本発明に係る管理装置は、上記した構成にぉ 、て、上記機能制御装置が通 信装置に対して当該通信装置における電源供給を停止するように指示しており、上 記情報取得手段が、上記場所において所定期間、通信装置の電源供給が停止され たままであるのか否かにっ 、て監視した結果である監視情報をさらに取得し、上記決 定手段が、上記入場情報および上記監視情報に基づき、特典の提供先としての通 信装置を決定するように構成されて 、ることが好ま 、。
[0348] 上記構成によると、本発明に係る管理装置は、入場情報および監視情報に基づき 、特典の提供先としての通信装置を決定する。このため、上記機能制御装置からの 指示に応じて当該通信装置における電源供給が確実に停止された通信装置を、特 典の提供先として通信装置を決定することができる。
[0349] したがって、本発明に係る管理装置は、当該通信装置における電源供給が確実に 停止された通信装置に特典を提供することができる。
[0350] また、本発明に係る電源状態監視装置 (例えば、基地局 201)は、以上のように、当 該通信装置にお 、て電源が供給されて 、る場合、自装置の位置を示すための信号 を発信する通信装置 (例えば、携帯通信装置 600)から、上記信号を受信する信号 受信手段 (例えば、基地局通信制御部 51および電源監視部 56)と、上記通信装置 に対して、当該通信装置における電源供給の停止が求められている通信装置から上 記信号の受信があつたか否かを判定する受信判定手段 (例えば、電源監視部 56)と を備えて ヽることを特徴とする。
[0351] 上記構成によると、信号受信手段を備えているため、通信装置において電源が供 給されている場合、当該通信装置力も上記信号を受信することができる。また、受信 判定手段を備えているため、本発明に係る電源状態監視装置は、通信装置におい て電源が供給されているか否かを判定することができる。
[0352] したがって、上記電源状態監視装置は、当該通信装置において電源供給の停止 が求められている通信装置が実際に該電源供給の停止を行っている力否力を監視 することができると!/、う効果を奏する。
[0353] また、本発明に係る電源状態監視装置は、上記した構成にぉ 、て、上記通信装置 の電源供給の停止が求められて 、る場所を示す情報を含む監視情報 (例えば、通 信装置監視情報 202)を記憶する記憶装置 (例えば、キャリア情報格納部 53)と、上 記記憶装置に記憶された監視情報に基づき、通信装置の電源供給の停止が求めら れて 、る場所を上記受信判定手段に指示する監視指示手段 (例えば、監視指示部 5 7)とを備え、上記受信判定手段が、上記監視指示手段からの指示に基づき、通信装 置の電源供給の停止が求められている場所にある通信装置力 上記信号の受信が あった力否かを判定するように構成されて 、ることが好まし!/、。
[0354] 本発明に係る電源状態監視装置では、監視指示手段が受信判定手段に通信装置 の電源供給の停止が求められている場所を指示することができる。このため、この受 信判定手段は、通信装置の電源供給の停止が求められている場所を指定して通信 装置から上記信号の受信があった力否かを判定することができる。
[0355] したがって、上記電源状態監視装置は、当該通信装置の電源供給の停止が求めら れている場所において、該通信装置が実際に自装置における電源供給の停止を行 つて 、る力否かを監視することができる。
[0356] また、本発明に係る電源状態監視装置は、上記した構成にお!ヽて、上記監視情報 にはさらに、通信装置の電源供給の停止が求められている期間を示す情報が含まれ ており、上記監視指示手段が、上記記憶装置に記憶された監視情報に基づき、通信 装置の電源供給の停止が求められている場所および期間を上記受信判定手段に指 示するように構成されて 、てもよ 、。
[0357] 本発明に係る電源状態監視装置では、上記監視指示手段が受信判定手段に通信 装置の電源供給の停止が求められている場所および期間を指示することができる。 このため、この受信判定手段は、通信装置の電源供給の停止が求められている場所 および期間を指定して通信装置力 上記信号の受信があった力否かを判定すること ができる。
[0358] したがって、上記電源状態監視装置は、当該通信装置の電源供給の停止が求めら れている場所および期間において、該通信装置が実際に自装置における電源供給 の停止を行っている力否かを監視することができる。
[0359] なお、上記管理装置、機能制御装置、通信装置、入場通知装置、退場通知装置、 および電源状態監視装置は、コンピュータによって実現してもよぐこの場合には、コ ンピュータを上記各手段として動作させることにより上記印刷装置をコンピュータにて 実現させる印刷装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 も、本発明の範疇に入る。
[0360] また、本発明に係る機能管理システムは、上記した構成にぉ 、て、上記通信装置 は、上記機能制御装置から送信される指示情報の内容を表示する表示手段 (例えば 、表示部 12)を備えていることが好ましい。
[0361] 通信装置が表示手段を備えているため、該通信装置を所持するユーザは、機能制 御装置力 送信された指示情報の内容を確認することができる。
[0362] 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなぐ請求項に示した範囲で種 々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段 を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。 産業上の利用可能性
[0363] 本発明の機能管理システムは、通信装置が備える機能が制限された場合、この機 能が制限された通信装置を特典の提供先として適切に管理することができるため、 通信装置の使用を制限したい施設やイベント等の会場において広く適用可能であり 、特に、病院、交通機関、映画館、コンサート会場等における、通信装置が有する機 能に対して制限を行うシステムとして好適である。

Claims

請求の範囲
[1] 通信装置と、
上記通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御させる機能制御装 置と、
上記機能制御装置によって制御された通信装置を特典の提供先として管理する管 理装置とを備えることを特徴とする機能管理システム。
[2] 上記機能制御装置は、通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制御 させる指示情報を、該通信装置に送信しており、
上記通信装置は、上記機能制御装置から送信される指示情報に基づき、当該通信 装置が有する機能を制御することを特徴とする請求項 1に記載の機能管理システム。
[3] 上記機能制御装置は、該機能制御装置と通信装置との通信を中継する中継装置 を介して上記指示情報を送信しており、
上記通信装置が上記中継装置と接続を確立した場合、上記機能制御装置から送 信される指示情報に基づき、当該通信装置が備える機能を制御することを特徴とす る請求項 2に記載の機能管理システム。
[4] 上記通信装置が上記中継装置と接続を確立した場合、上記機能制御装置は、該 通信装置が当該中継装置を介してのみ通信可能となるよう指示する上記指示情報を 送信することを特徴とする請求項 3に記載の機能管理システム。
[5] 上記機能制御装置は、上記中継装置を介して上記通信装置に対して、当該通信 装置が有している機能のうち停止されている機能を再開することを指示する指示情 報を送信することを特徴とする請求項 3〜4のいずれか 1項に記載の機能管理システ ム。
[6] 上記機能制御装置が、上記指示情報を記憶する指示情報記憶装置と、
上記指示情報記憶装置に記憶された指示情報の中から上記中継装置に送信すベ き指示情報を選択する選択手段とを備えて 、ることを特徴とする請求項 3〜5の 、ず れカ 1項に記載の機能管理システム。
[7] 上記選択手段が、選択する指示情報を時間に応じて変更することを特徴とする請 求項 6に記載の機能管理システム。
[8] 上記中継装置と上記通信装置とが接続を確立した場合、上記通信装置は、当該通 信装置を特定するための識別情報を上記中継装置を介して上記機能制御装置に送 信しており、
上記機能制御装置は、上記通信装置から送信された識別情報に基づき、上記中 継装置と接続を確立した通信装置を特定する特定手段とを備え、
上記管理装置が、上記特定手段によって特定された通信装置を示す識別情報に 基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定することを特徴とする請求項 3
〜7の 、ずれか 1項に記載の機能管理システム。
[9] 上記機能制御装置が備えられた場所への、上記通信装置の入場を示す入場情報 を上記管理装置に通知する入場通知装置をさらに備え、
上記管理装置が上記入場通知装置によって通知された入場情報に基づき、特典 の提供先として管理する通信装置を決定することを特徴とする請求項 1または 2に記 載の機能管理システム。
[10] 上記機能制御装置が備えられた場所からの、上記通信装置の退場を示す退場情 報を上記管理装置に通知する退場通知装置をさらに備え、
上記管理装置が上記退場通知装置によって通知された退場情報と上記入場情報 とに基づき、特典の提供先として管理する通信装置を決定することを特徴とする請求 項 9に記載の機能管理システム。
[11] 上記機能制御装置が備えられた場所への入場を許可するチケット情報を含む電子 チケットを上記通信装置に送信する電子チケット発行装置をさらに備え、
上記入場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき、通信装置の入 場の確認を示す入場情報を上記管理装置に通知することを特徴とする請求項 9また は 10に記載の機能管理システム。
[12] 上記機能制御装置が備えられた場所への入場を許可するチケット情報を含む電子 チケットを上記通信装置に送信する電子チケット発行装置をさらに備え、
上記退場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき、通信装置の退 場の確認を示す退場情報を上記管理装置に通知することを特徴とする請求項 10に 記載の機能管理システム。
[13] 上記入場通知装置が、通信装置が保持するチケット情報に基づき、通信装置の入 場の確認を示す入場情報を上記管理装置に通知することを特徴とする請求項 12〖こ 記載の機能管理システム。
[14] 上記機能制御装置から通信装置に送信される指示情報が、当該通信装置におけ る電源供給を停止させることを指示する情報であり、
上記通信装置の電源供給の停止状態を監視し、この監視結果を示す電源状態情 報を上記管理装置に通知する電源状態監視装置をさらに備え、
上記管理装置が、上記入場情報および上記電源状態情報に基づき、特典の提供 先として管理する通信装置を決定することを特徴とする請求項 9または 10に記載の 機能管理システム。
[15] 上記機能制御装置から通信装置に送信される指示情報が、当該通信装置におけ る電源供給を停止させることを指示する情報であり、
上記通信装置の電源供給の停止状態を監視し、この監視結果を示す電源状態情 報を上記管理装置に通知する電源状態監視装置をさらに備え、
上記管理装置が、上記入場情報、上記退場情報および上記電源状態情報に基づ き、特典の提供先として管理する通信装置を決定することを特徴とする請求項 10〖こ 記載の機能管理システム。
[16] 通信装置と、
上記通信装置の電源供給を停止させるように制御する機能制御装置と、 上記機能制御装置によって制御された通信装置を特典の提供先として管理する管 理装置と、
上記通信装置の電源供給の停止状態を監視し、この監視結果を示す電源状態情 報を上記管理装置に通知する電源状態監視装置とを備え、
上記管理装置が、上記電源状態情報に基づき、特典の提供先として管理する通信 装置を決定することを特徴とする機能管理システム。
[17] 上記管理装置が、上記電源状態情報に基づき、罰則の対象として管理する通信装 置を決定することを特徴とする請求項 14〜16のいずれか 1項に記載の機能管理シ ステム。
[18] 上記特典が、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されることに 対する金銭による補填であることを特徴とする請求項 1〜17のいずれか 1項に記載の 機能管理システム。
[19] 上記特典が、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されている期 間において生じる事象に対する補填であることを特徴とする請求項 1〜17のいずれ 力 1項に記載の機能管理システム。
[20] 上記特典が、当該通信装置が有する機能のうち少なくとも一部が制御されることに 対して提供されるコンテンツであることを特徴とする請求項 1〜17のいずれか 1項に 記載の機能管理システム。
[21] 上記機能制御装置が上記通信装置が有する機能のうち少なくとも一部の機能を制 御するとは、該通信装置が有する機能を制限することを特徴とする請求項 1〜20の
V、ずれか 1項に記載の機能管理システム。
[22] 請求項 1〜21のいずれか 1項に記載の機能管理システムを構成することを特徴と する管理装置。
[23] 請求項 1〜21のいずれか 1項に記載の機能管理システムを構成することを特徴と する機能制御装置。
[24] 請求項 1〜21のいずれか 1項に記載の機能管理システムを構成することを特徴と する通信装置。
[25] 請求項 9〜 15のいずれか 1項に記載の機能管理システムを構成することを特徴と する入場通知装置。
[26] 請求項 10〜15のいずれか 1項に記載の機能管理システムを構成することを特徴と する退場通知装置。
[27] 請求項 14〜16のいずれか 1項に規制の機能管理システムを構成することを特徴と する電源状態監視装置。
[28] 通信装置の有する機能のうち少なくとも一部を制御する機能制御装置が備えられ た場所に、該通信装置が入場したことを示す入場情報を取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段によって取得された入場情報に基づき、特典の提供先としての 通信装置を決定する決定手段とを備えていることを特徴とする管理装置。
[29] 上記情報取得手段は、上記機能制御装置が備えられた場所から該通信装置が退 場したことを示す退場情報をさらに取得しており、
上記決定手段が、上記入場情報および上記退場情報に基づき、特典の提供先とし ての通信装置を決定することを特徴とする請求項 28に記載の管理装置。
[30] 上記決定手段によって決定された通信装置に対して上記特典を提供するように指 示する特典提供指示手段をさらに備えていることを特徴とする請求項 28または 29〖こ 記載の管理装置。
[31] 上記機能制御装置が通信装置に対して当該通信装置における電源供給を停止す るように指示しており、
上記情報取得手段が、上記場所において所定期間、通信装置の電源供給が停止 されたままであるのか否かについて監視した結果である監視情報をさらに取得し、 上記決定手段が、上記入場情報および上記監視情報に基づき、特典の提供先とし ての通信装置を決定することを特徴とする請求項 28〜30のいずれか 1項に記載の 管理装置。
[32] 当該通信装置において電源が供給されている場合、自装置の位置を示すための 信号を発信する通信装置から、上記信号を受信する信号受信手段と、
上記通信装置に対して、当該通信装置における電源供給の停止が求められている 通信装置から上記信号の受信があつたか否かを判定する受信判定手段とを備えて Vヽることを特徴とする電源状態監視装置。
[33] 上記通信装置の電源供給の停止が求められている場所を示す情報を含む監視情 報を記憶する記憶装置と、
上記記憶装置に記憶された監視情報に基づき、通信装置の電源供給の停止が求 められている場所を上記受信判定手段に指示する監視指示手段とを備え、
上記受信判定手段が、上記監視指示手段からの指示に基づき、通信装置の電源 供給の停止が求められている場所にある通信装置力 上記信号の受信があつたか 否かを判定することを特徴とする請求項 32に記載の電源状態監視装置。
[34] 上記監視情報にはさらに、通信装置の電源供給の停止が求められている期間を示 す情報が含まれており、 上記監視指示手段が、上記記憶装置に記憶された監視情報に基づき、通信装置 の電源供給の停止が求められている場所および期間を上記受信判定手段に指示す ることを特徴とする請求項 33に記載の電源状態監視装置。
[35] 通信装置の有する機能のうち少なくとも一部を制御する機能制御装置が備えられ た場所に、該通信装置が入場したことを示す入場情報を取得するステップと、 上記入場情報を取得するステップによって取得された入場情報に基づき、特典の 提供先としての通信装置を決定するステップとを含むことを特徴とする管理装置の制 御方法。
[36] 当該通信装置において電源が供給されている場合、自装置の位置を示すための 信号を発信する通信装置から、上記信号を受信するステップと、
上記通信装置に対して、当該通信装置における電源供給の停止が求められている 通信装置から上記信号の受信があった力否かを判定するステップとを含むことを特 徴とする電源状態監視装置の制御方法。
[37] 請求項 22に記載の管理装置に含まれる機能をコンピュータで実現するための管理 装置の制御プログラム。
[38] 請求項 23に記載の機能制御装置に含まれる機能をコンピュータで実現するための 機能制御装置の制御プログラム。
[39] 請求項 24に記載の通信装置に含まれる機能をコンピュータで実現するための通信 装置の制御プログラム。
[40] 請求項 25に記載の入場通知装置に含まれる機能をコンピュータで実現するための 入場通知装置の制御プログラム。
[41] 請求項 26に記載の退場通知装置に含まれる機能をコンピュータで実現するための 退場通知装置の制御プログラム。
[42] 請求項 27に記載の電源状態監視装置に含まれる機能をコンピュータで実現するた めの電源状態監視装置の制御プログラム。
[43] 請求項 28〜31いずれか 1項に記載の管理装置を動作させるための制御プロダラ ムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための管理装置の制御プロ グラム。
[44] 請求項 32〜34 、ずれか 1項に記載の電源状態監視装置を動作させるための制御 プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための電源状態監 視装置の制御プログラム。
[45] 請求項 37または 43に記載の管理装置の制御プログラムを記録したコンピュータが 読み取り可能な記録媒体。
[46] 請求項 38に記載の機能制御装置の制御プログラムを記録したコンピュータが読み 取り可能な記録媒体。
[47] 請求項 39に記載の通信装置の制御プログラムを記録したコンピュータが読み取り 可能な記録媒体。
[48] 請求項 40に記載の入場通知装置の制御プログラムを記録したコンピュータが読み 取り可能な記録媒体。
[49] 請求項 41に記載の退場通知装置の制御プログラムを記録したコンピュータが読み 取り可能な記録媒体。
[50] 請求項 42または 44に記載の電源状態監視装置の制御プログラムを記録したコン ピュータが読み取り可能な記録媒体。
[51] 上記通信装置は、上記機能制御装置から送信される指示情報の内容を表示する 表示手段を備えていることを特徴とする請求項 2に記載の機能管理システム。
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