JP7359177B2 - リソース管理装置、リソース管理システム、プログラムおよびリソース管理方法 - Google Patents

リソース管理装置、リソース管理システム、プログラムおよびリソース管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、リソース管理装置、リソース管理システム、プログラムおよびリソース管理方法に関する。
近年、フリーアドレスオフィス方式の導入が進んでいる。このようなフリーアドレスオフィス方式において、利用者に対して、コミュニケーションの活性化を促したり、利用するフリーアドレスを固定化するのを避けたりするための技術が知られている。
例えば、利用者の属性や利用履歴を優先順位条件として事前に設定しておき、管理者が所望する期待効果である部門が異なる社員間でのコミュニケーション向上を実現するためのフリーアドレスを利用者に割り当てることが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の技術では、座席等のリソースを利用するにあたって、実際にリソースを利用する利用者の分散を図ることが困難であるという課題が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、リソースを利用する利用者の分散を容易にすることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、管理対象資源であるリソースの位置関係およびリソースの予約に関する予約情報を管理する管理部と、通信端末から、リソースの利用を開始するための利用開始要求を受信すると、前記リソースの予約情報および位置関係係に基づいて、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されているか否かを判定し、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されていないと判定されたリソースを利用可能なリソースとして特定する特定部と、特定部によって特定されたリソースの利用に関する利用情報を前記通信端末に送信する送信部と、を有し、前記利用開始要求は、前記リソースに対応付けられているコードシンボルの読み取りによって行われ、前記特定部は、読み取られた前記コードシンボルに対応付けられた第1のリソースの予約情報および前記第1のリソースの周囲に存在する第2のリソースの前記予約情報に基づいて、前記利用可能なリソースか否かを特定する、リソース管理装置を提供する。
以上説明したように本発明によれば、リソースを利用する利用者の分散を容易にすることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係るリソース管理システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るリソース管理システムの処理の概略の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る通信端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る予約管理装置、リソース管理装置およびPCのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るリソース管理システムの機能構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るリソース情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 図7は、実施形態に係る優先順位情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 図8は、実施形態に係るリソース管理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、実施形態に係るリソース特定処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係るリソース利用可能時において通信端末に表示される利用情報の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係るリソース利用不可能時において通信端末に表示される利用情報の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。 図15は、第2の実施形態に係るリソース管理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 図16は、第2の実施形態に係るリソース管理システムの処理の概略の一例を示す図である。 図17は、第2の実施形態に係るリソースの利用を提案する際に通信端末に表示される利用情報の一例を示す図である。 図18は、第3の実施形態に係るリソース情報管理テーブルの一例を示す図である。 図19は、第3の実施形態に係る優先順位情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 図20は、第3の実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。 図21は、第3の実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1の実施形態)
<システム構成例>
図1は、第1の実施形態に係るリソース管理システム1の全体構成の一例を示す図である。本実施形態において、リソース管理システム1は、通信端末2、予約管理装置4、リソース管理装置5およびPC(Personal Computer)6を備える。
リソース管理装置5は、リソース(管理対象資源)であるフリーアドレスの座席などの利用状況を管理する。予約管理装置4は、リソースの予約状況などを管理する。
通信端末2およびPC6は、ファイヤーウォール105の内側に、社内ネットワーク等の通信ネットワーク100を介して互いに接続されている。
また、リソース管理装置5及び予約管理装置4は、ファイヤーウォール105の外側に、通信ネットワーク110を介して互いに接続されている。
通信ネットワーク110は、不特定多数の通信が伝送されるネットワークである。通信ネットワーク110は、例えば、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)等によって構築されている。つまり、リソース管理装置5は通信ネットワーク110を介して予約管理装置4と互いに通信が可能である。また、リソース管理装置5は、通信ネットワーク110、ファイヤーウォール105及び通信ネットワーク100を介して通信端末2およびPC6と互いに通信が可能である。さらに、予約管理装置4は、通信ネットワーク110、ファイヤーウォール105および通信ネットワーク100を介して通信端末2およびPC6と互いに通信が可能である。
なお、通信ネットワーク110には、有線通信だけでなく、3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)又はLTE(Long Term Evolution)等の無線通信によるネットワークが含まれてもよい。
<<通信端末>>
通信端末2は、一般的なモバイル端末用OS(Operating System)などを搭載する。
通信端末2は、リソース管理装置5が提供するWebページを介して利用者がリソースを利用する際、及びリソースを利用した後に各種の設定を行うための通信端末である。
一例として、通信端末2には、リソース管理装置5との間で利用可能な専用のアプリケーションソフトウェア(以下、アプリという)がインストールされている。そこで、アプリがインストールされた通信端末2を動作させることで、利用者は、本実施形態におけるリソースの利用を開始することができる。
なお、上述したアプリケーションは、ブラウザソフトウェアで代用されてよい。
また、通信端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などの通信機能を有する通信端末であってもよい。つまり、通信端末は、ブラウザソフトウェア等のソフトウェアを動作させることが可能な端末が用いられる。
なお、本実施形態において、通信端末2は、通信端末の一例として機能する。
<<予約管理装置>>
予約管理装置4は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。
予約管理装置4が提供するリソースの予約及び利用者の予約又は予定の管理に関するシステムを、ここでは予約管理システムという。
予約管理装置4は、カレンダーシステムを有しており、利用者の各種の予定を管理するWebアプリを提供する。例えば、予約管理装置4は、以下のような機能を有している。
・利用者の予約又は予定の登録を受け付け、利用者は、いつでもどこからでも自身の予約状況又は予定を確認できる。
・予定の30分前など、設定した日時に利用者に対して電子メールで通知する。
・一人が複数のカレンダー(仕事用、家庭用など)で予約又は予定を管理できる。
・同じグループの人とカレンダーを共有する。
予約管理装置4は、利用者をアカウントで管理する。アカウントとは利用者がサービスを利用する権利のことである。多くのシステムでは、利用者はアカウントを用いてシステムにログインする。このため、アカウントは、システムが利用者を一意に特定する機能(識別情報の機能)を有している。
本実施形態では、予約管理装置4が、予め登録しておいたアカウント(ドメイン)の予約情報を、フリーアドレスの等の座席や会議室等を管理するリソース管理装置5に送信する。
あるいは、予約管理装置4のアカウントを指定してリソース管理装置5が予約情報を要求することで、リソース管理装置5が会議室の予約情報を予約管理装置4から取得できるようにしてもよい。
なお、アカウントは、例えば電子メールアドレス、ID、電話番号など、利用者を一意に識別できる情報であれば特に制限は設けない。
本実施形態では、予約管理装置4は、フリースペース、会議室を含む各種のリソースを予約した予約情報及び利用者の予定を管理できる。なお、予約管理装置4としては、G Suite(登録商標)、Office365(登録商標)等が知られているが、本実施形態で説明する機能を有する予約管理システムであればよい。
また、本実施形態では、予約管理装置4は、各利用者が予約した各種リソース及び各利用者の予定に関する情報を予め登録している。すなわち、予約管理装置4のWebアプリは、リソース管理システム1を利用する企業の社内ネットワークにある予約者アカウント、リソースID、リソース名、フロアID、フロア名、開始日時、終了日時等に応じて、カスタマイズされている。したがって、予約管理装置4は、リソース管理システム1を利用する企業の各座席や各会議室を含むリソースと予約情報とを結びつけることができる。
なお、本実施形態において、予約管理装置4は、予約管理装置の一例として機能する。
<<リソース管理装置>>
リソース管理装置5は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。
リソース管理装置5は、通信ネットワーク110を介して、予約管理装置4から各リソースの予約情報を取得する。
また、リソース管理装置5は、通信ネットワーク100を介して、各座席や各会議室へのチェックイン及びチェックアウトを管理したりする。
なお、本実施形態において、リソース管理装置5は、リソース管理装置の一例として機能する。
また、リソース管理装置5で共有される情報には、画像、動画、音声等のようにテキスト情報に限られないものもある。但し、本実施形態では説明の便宜上、通知には主にテキスト情報が用いられるとして説明する。
リソース管理装置5も同様に、予約管理装置4のアカウントとは異なるアカウントで利用者を管理することが可能であるが、上述したリソース管理装置5は、原則としてリソース管理装置5のアカウントを意識する必要はない。しかし、リソース管理装置5は、リソース管理装置5の任意のアカウントを指定して通知することができる。
<<PC>>
また、利用者の予定等を管理する管理者は、ファイヤーウォール105の内側に通信ネットワーク100に接続可能なPC6を使用することができる。PC6は、リソース管理装置5が提供するWebページを介して管理者がリソースに関する各種の設定を行うための通信端末である。PC6は、リソースに関する各種の設定の一つとして初期設定を行う。なお、PC6は、初期設定には、管理者が所有するスマートフォンなどの端末装置を使用するようにしてもよい。なお、PC6は、有線及び無線のいずれでも通信可能である。さらに、PC6は、ブラウザソフトウェアを利用して通信し、Webページを表示する機能を有していてもよい。
なお、PC6に代わって、例えば、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などの通信機能を有する通信端末であってもよい。つまり、通信端末は、ブラウザソフトウェア等のソフトウェアを動作させることが可能な端末が用いられる。また、本実施形態において、PC6は、管理者用端末の一例として機能する。
[用語について]
リソースとは、学校、会社、団体及び組織等が保有・貸借・管理している資源をいう。学校、会社、団体及び組織等のリソースとしては、例えば、会議室、及び装置などがリソースとなり得る。さらに、フリーアドレスを有するフリースペース(以下、単にフリースペースという)、座席、机、椅子、ブース等の場所、駐車場、駐輪場などもリソースとなり得る。リソースのうち移動しにくいものを設備という。本実施形態では、説明の便宜上、リソースの一例としてフリースペースという用語を使用する。ほかにも、リソースの一例として、レンタルオフィス、レンタルスタジオ等の場所、ホテル等の宿泊施設、催物会場、ロッカーなどの貸しスペースや空間など、各種の設備もリソースとして扱うことができる。
また、リソースの利用を要求するとは、リソースの識別情報(リソースID)が必要なリソースの利用要求であればよい。例えば、利用開始、又は、予約開始がある。
さらに、利用者とは、フリースペースや会議室等のリソースを予約した予約者、リソースの利用に参加する参加者及び本実施形態におけるリソース管理システム1を管理する管理者を含む。つまり、所定のリソースを予約した者がそのままそのリソースを利用又は参加する場合であれば、予約した者がそのまま利用者又は参加者となる。なお、利用者はユーザと呼ばれてもよい。
[ユースケース]
図2は、リソース管理システム1の処理の概略の一例を示す図である。例えば、利用者は、フリーアドレス等を実施するオフィスにおいて、各座席に設置されたQRコード(登録商標)3をスマートフォン等の通信端末2のカメラ機能を用いて撮影する。これによって、利用者は、任意の座席の予約を行い、座席の利用を開始することができる。
図2では、利用者が座席Aに設置されたQRコード3を撮影することで、通信端末2は、QRコード3から読み込んだ情報に基づいて、リソース管理装置5に座席Aの利用開始要求を行う。この時、座席Aの利用開始要求を行った時点において、座席Aは利用されていないが、座席Aに対面している座席Eが既に予約されているため、リソース管理装置5は、例えば、周囲の座席が全て予約されていない座席C、座席D、座席G、座席Hを特定する。利用者は、リソース管理装置5が特定した座席の利用情報に基づいて、利用する座席を決定する。これによって、リソース管理システム1は、利用者の分散を図ることを容易にすることができる。
また、リソース管理装置5は特定した座席以外の座席の予約を禁止するようにしてもよい。これによって、リソース管理システム1は、利用者の分散を図ることを容易にすることができる。
以下において、ソース管理システム1の処理について詳述する。
[ハードウェア構成]
<通信端末のハードウェア構成>
図3は、実施形態に係る通信端末2のハードウェア構成の一例を示す図である。通信端末2は、例えば、図3に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。
図3に示されている通信端末2は、コンピュータによって構築されている。通信端末2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)204、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ205、撮像素子I/F206、加速度・方位センサ207、メディアI/F209、GPS(Global Positioning System)受信部211を備えている。
これらのうち、CPU201は、通信端末2の全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。EEPROM204は、CPU201の制御にしたがって、各種データの読出し又は書込みを行う。CMOSセンサ205は、CPU201の制御にしたがって被写体を撮像して画像データ又は動画データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、撮像手段は、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F206は、CMOSセンサ205の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ207は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F209は、フラッシュメモリ等の記録メディア208に対するデータの読出し又は書込み(記憶)を制御する。GPS受信部211は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
さらに、通信端末2は、例えば、遠距離通信回路212、遠距離通信回路212のアンテナ212a、CMOSセンサ213、撮像素子I/F214、マイク215、スピーカ216、音入出力I/F217、ディスプレイ218、外部機器接続I/F(Interface)219、近距離通信回路220、近距離通信回路220のアンテナ220a、及びタッチパネル221を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路212は、通信ネットワーク100を介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ213は、CMOSセンサ205が設けられる通信端末2の面とは別の面に設けられる。CMOSセンサ213は、CPU201の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F214は、CMOSセンサ213の駆動を制御する回路である。マイク215は、音を電気信号に変える内蔵型の回路であり、外部のスピーカ等から発する音声や音波を取得し電気信号を用いた情報を取得する。スピーカ216は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F217は、CPU201の制御にしたがってマイク215及びスピーカ216との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ218は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F219は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路220は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信の通信回路である。タッチパネル221は、利用者がディスプレイ218に対して押下、クリック又はタップ等の操作をすることで、通信端末2を操作する入力手段の一種である。なお、CMOSセンサ213等の撮像手段、近距離通信回路220等の近距離通信手段、マイク215等の音声入力手段、等は、リソースの識別情報を、それぞれ例えば、画像コード等の画像、無線通信、音波で取得する情報取得手段である。
また、通信端末2は、バスライン210を備えている。バスライン210は、図3に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、上記各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。記録媒体の例として、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、SDカード、USBメモリ等が挙げられる。また、記録媒体は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。
また、上記各プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記各プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
例えば、通信端末2は、本発明に係るプログラムが実行されることで本発明に係るリソース管理方法を実現する。
<予約管理装置、リソース管理装置、PCのハードウェア構成>
図4は、実施形態に係る予約管理装置、リソース管理装置およびPCのハードウェア構成の一例を示す図である。予約管理装置4、リソース管理装置5およびPC6は、例えば、図4に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。
図4に示されている予約管理装置4は、コンピュータによって構築されている。リソース管理装置4は、例えば、CPU401、ROM402、RAM403、HD(Hard Disk)404、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ405、ディスプレイ406、外部機器接続I/F407(Interface)、バスライン408、ネットワークI/F409、キーボード410、ポインティングデバイス411、メディアI/F413、DVD-RW(Digital Versatile Disc Rewritable)ドライブ415を備えている。
これらのうち、CPU401は、コンピュータシステム全体の動作を制御する。ROM402は、IPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。HD404は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ405は、CPU401の制御にしたがってHD404に対する各種データの読出し又は書込みを制御する。ディスプレイ406は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F407は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F409は、通信ネットワーク110を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン408は、図4に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード410は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス411は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。メディアI/F413は、フラッシュメモリ等の記録メディア412に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。DVD-RWドライブ415は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW414に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。
また、リソース管理装置5は、コンピュータによって構築されている。リソース管理装置5は、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDDコントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F507(Interface)、バスライン508、ネットワークI/F509、キーボード510、ポインティングデバイス511、メディアI/F513、DVD-RWドライブ515を備えている。これらは、それぞれ予約管理装置4におけるCPU401、ROM402、RAM403、HD404、HDDコントローラ405、ディスプレイ406、外部機器接続I/F407、バスライン408、ネットワークI/F409、キーボード410、ポインティングデバイス411、メディアI/F413およびDVD-RWドライブ415と同様の構成であるため、説明を省略する。
また、PC6は、コンピュータによって構築されている。PC6は、図4に示されているように、CPU601、ROM602、RAM603、HD604、HDDコントローラ605、ディスプレイ606、外部機器接続I/F607(Interface)、バスライン608、ネットワークI/F609、キーボード610、ポインティングデバイス611、メディアI/F613、DVD-RWドライブ615を備えている。これらは、それぞれ予約管理装置4におけるCPU401、ROM402、RAM403、HD404、HDDコントローラ405、ディスプレイ406、外部機器接続I/F407、バスライン408、ネットワークI/F409、キーボード410、ポインティングデバイス411、メディアI/F413およびDVD-RWドライブ415と同様の構成であるため、説明を省略する。
[リソース管理システムの機能構成]
次に、本実施形態のリソース管理システム1の機能構成について説明する。図5は、実施形態に係るリソース管理システム1の機能構成の一例を示す図である。
<通信端末の機能構成>
図5に示されているように、通信端末2は、送受信部21、受付部22、時計部23、表示制御部24、撮影・取得部25、デコード部26を有する。これら各機能部は、図3に示されたRAM203に展開された通信端末2用のプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。なお、通信端末2用のプログラムは、図3に示された各構成要素のいずれかが、ROM202及びEEPROM204うち少なくとも一方からRAM203に展開される。
なお、図5に示した送受信部21、受付部22、時計部23、表示制御部24、撮影・取得部25、デコード部26は、通信端末2用のプログラムにより実現することとした。しかし、これらのうち全部又は一部を、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアで実現するようにしてもよい。
<<通信端末の各機能構成>>
次に、通信端末2の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されている通信端末2およびPC6の送受信部21は、主に、図3に示されている遠距離通信回路212及び外部機器接続I/F219に対するCPU201の処理によって実現され、ファイヤーウォール105の外側に構築される通信ネットワーク110を介して、リソース管理装置5と各種データ(又は情報)を送受信する。
受付部22は、主に、図3に示されているタッチパネル221に対するCPU201の処理よって実現され、リソースを利用する利用者の各種処理等における利用者の入力を受け付ける。
時計部23は、主に、図3に示されているCPU201の処理よって実現され、通信端末2内の時刻情報を管理する。
表示制御部24は、主に、図3に示されているディスプレイ218に対するCPU201の処理によって実現され、QRコード3の撮影画面や、リソースの利用に関する利用情報等をディスプレイ218に表示させる。
撮影・取得部25は、主に、図3に示されているCMOSセンサ213及び撮像素子I/F214に対するCPU201の処理によって実現され、座席やフリースペース、壁等に設置された被写体(バーコード等の一次元コード又はQRコード3等の二次元コード)を撮影する。
デコード部26は、主に、図3に示されているCPU201の処理によって実現され、撮影・取得部25によって取得されたQRコード3等に埋め込まれたコード情報をデコードし、リソースに係る識別情報、フリースペースの名称等を得る。
<予約管理装置の機能構成>
図5に示されているように、予約管理装置4は、送受信部41、判断部42、予約情報管理部43を有する。これら各機能部は、図4に示されたRAM403に展開された予約管理装置4用のプログラムに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。なお、予約管理装置4用のプログラムは、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM402及びHD404のうち少なくとも一方からRAM403上に展開される。
なお、図5に示した送受信部41、判断部42、予約情報管理部43は、予約管理装置4用のプログラムにより実現することとした。しかし、これらのうち全部又は一部を、IC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。
<<予約管理装置の各機能構成>>
次に、予約管理装置4の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されている予約管理装置4の送受信部41は、主に、図4に示されている外部機器接続I/F407及びネットワークI/F409に対するCPU401の処理によって実現され、ファイヤーウォール105の外側に構築される通信ネットワーク110を介して、リソース管理装置5と各種データ(又は情報)を送受信する。
判断部42は、主に、図4に示されているCPU401の処理によって実現され、予約管理装置4における各種判断を行う。
予約情報管理部43は、主に、図4に示されているCPU401の処理によって実現され、利用者が登録した予約情報を管理する。予約情報管理部43は、各種予約情報を読み出して、送受信部41を介してリソース管理装置5に送信したり、リソース管理装置5から各種予約情報を受信して更新したりする。
<リソース管理装置の機能構成>
図5に示されているように、リソース管理装置5は、送受信部51、取得部52、時計部53、特定部54、管理部55を有する。これら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、ROM502及びHD504のうち少なくとも一方からRAM503に展開されたリソース管理装置5用のプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
また、リソース管理装置5は、図5に示されているROM502又はHD504に構築される記憶部5000を有している。記憶部5000は、リソース情報管理テーブル5001と、優先順位情報管理テーブル5002と、を有する。
なお、図5に示した送受信部51、取得部52、時計部53、特定部54、管理部55は、リソース管理装置5用のプログラムにより実現することとした。しかし、これらのうち全部又は一部を、IC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。
[リソース情報管理テーブル]
図6は、実施形態に係るリソース情報管理テーブル5001の一例を示す概念図である。記憶部5000には、図6に示されているようなリソース情報管理テーブル5001が構築されている。このリソース情報管理テーブル5001は、利用日をタブTとして、それぞれのタブTで分けられたリソースIDごとに、リソース名、フロアID、フロア名、利用状況、位置関係、周囲の予約数を関連付けられて記憶、管理する。
これらのうち、リソースIDは、フリーアドレス等の座席やフリースペースに対応付けられた識別情報である。また、リソースIDは、利用者が利用するリソースのうち、座席やフリースペース、壁等に貼り付けられたQRコード3に情報として埋め込まれている。
リソース名は、リソースの名称であり、例えば、「A棟1F―スペース001」等で示される。
フロアIDは、リソースが存在するフロアに対応付けられた識別情報である。
フロア名は、フロアの名称であり、例えば、「A棟1F」等で示される。また、フロアは、建物や階数に関する情報に限られず、リソースが存在する区域や区画、部屋等に関する情報であってもよい。
利用状況は、リソースの利用状況を示し、現時点で予約されている場合は、例えば「予約あり」、利用中である場合は、例えば「利用中」、予約されていない場合は、例えば「空き」のように管理される。ここで、リソースの利用状況が「利用中」または「予約あり」となっている状態をリソースが確保されているという。また、リソースの利用状況が「空き」となっている状態をリソースが確保されていないという。
この利用状況は、例えば、利用者Aが所有する通信端末2によってQRコード3が撮影されてデコードされた情報がリソース管理装置5に送信された時点で、「利用中」に変更されて登録される。さらに、利用者Aによってログアウト処理が行われた時点で、「空き」に変更されて登録される。
また、利用状況は、予約管理装置4から取得した情報に基づいて、更新されてもよい。
位置関係は、各リソースの周囲のリソースのリソースIDおよび、そのリソースとの関係が登録されている。リソースとの関係は、例えば、「隣」、「斜め」、「対面」といった情報で管理されるが、これに限らず、各リソースの位置関係が分かる情報であればよい。例えば、各リソース間の距離などの情報でもよい。
また、位置関係は、リソース管理装置5を管理している管理者等が、PC6を操作することによって登録される。
周囲の予約数は、各リソースの周囲に存在するリソースの利用状況が、「利用中」または「予約あり」の状態になっているリソースの数である。周囲の予約数は、位置関係に登録されているリソースIDに対応するリソースの利用状況に基づいて、算出され、登録される。
ここで、利用状況は予約情報の一例である。
[優先順位情報管理テーブル]
図7は、実施形態に係る優先順位情報管理テーブル5002の一例を示す概念図である。記憶部5000には、図7に示されているような優先順位情報管理テーブル5002が構築されている。この優先順位情報管理テーブル5002では、後述するリソース特定処理の際に、閾値として利用される優先順位情報が記憶、管理されている。図7では、優先順位情報の一例として、周囲の予約数、リソースの関係がある。
図7に示す例では、周囲の予約数は1以下となっており、リソースの関係は隣(×)、対面(×)、斜め(〇)となっているため、後述する特定処理において、図6のリソース情報管理テーブル5001から、周囲の予約数が1以下で、隣と対面のリソースの利用状況が空きとなっているリソースを特定する。
また、優先順位情報は、リソース管理装置5を管理している管理者等が、PC6を操作することによって登録される。
<<リソース管理装置の各機能構成>>
次に、リソース管理装置5の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されているリソース管理装置5の送受信部51は、主に、図4に示されている外部機器接続I/F507及びネットワークI/F509に対するCPU501の処理によって実現され、通信ネットワーク110を介して、他の装置又は端末(例えば、通信端末2、予約管理装置4およびPC6)との間で各種データ又は情報を送受信する。
リソース管理装置5の送受信部51は、例えば、リソースの利用を開始するための利用開始要求を通信端末2から受け付ける受付部として機能する。また、利用開始要求を受け付けると、リソースの利用情報を通信端末2に送信する。
また、予約管理装置4に対して、各リソースの予約情報を送信したりする。
取得部52は、主に、図4に示されているCPU501の処理によって実現され、予約管理装置4から、所定のリソースに係る予約情報を取得して、リソース情報管理テーブル5001の利用状況を更新する。
時計部53は、主に、図4に示されているCPU501の処理によって実現され、リソース管理装置5内の時刻情報を管理する。
特定部54は、主に、図4に示されているCPU501の処理によって実現され、通信端末2からリソースの利用開始要求を受け付けると、リソース情報管理テーブル5001を用いて、利用可能なリソースの特定を行う。また、各種の判断・判定・検索処理についても行う。
管理部55は、主に、図4に示されているCPU501の処理によって実現され、記憶部5000に各種データ(又は情報)を記憶したり、記憶部5000から各種データ(又は情報)を読み出したりする。また、PC6からの指示に応じて、リソース情報管理テーブル5001の登録・更新処理を行う。
<PCの機能構成>
図5に示されているように、PC6は、送受信部61、受付部62、時計部63、表示制御部64を有する。これら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、ROM602及びHD604うち少なくとも一方からRAM603に展開されたPC6用のプログラムに従ったCPU601からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
なお、図5に示した送受信部61、受付部62、時計部63、表示制御部64は、PC6用のプログラムにより実現することとした。しかし、これらのうち全部又は一部を、IC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。
<<PCの各機能構成>>
次に、PC6の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されているPC6の送受信部61は、主に、図4に示されているCPU601の処理、外部機器接続I/F607及びネットワークI/F609によって実現され、通信ネットワーク100を介してリソース管理装置5と各種の情報を送受信する。本実施形態では、リソース管理装置5との間で各種リソースの予約に関する情報、リソースを利用する利用者のリソース予約状況、行動予定等の各種情報(データ)を送受信する。
受付部62は、主に、図4に示されているCPU601の処理及びキーボード610及びポインティングデバイス611によって実現される。受付部62は、管理者から各種の選択又は入力を受け付ける。また、受付部62は、タッチパネル等による他の入力手段が用いられてもよい。
時計部63は、主に、図3に示されているCPU601の処理によって実現される。時計部63は、主に、PC6の時刻情報を管理する。
表示制御部64は、主に、図3に示されているCPU601の処理及びディスプレイ606によって実現される。表示制御部64は、例えば、リソース管理装置5から送信された各種データにより生成されたテキスト、画像を表示する。
[実施形態の処理又は動作]
次に、実施形態に係るリソース管理システム1における処理又は動作を説明する。
図8は、実施形態に係るリソース管理システムの処理の一例を示すシーケンス図である。まず、リソース管理装置5の送受信部51は、予約管理装置4に対して予約管理装置4で管理しているリソースの予約情報を取得するために取得要求を送信する(ステップS11)。
次に、予約管理装置4は、リソース管理装置5から予約情報の取得要求を受信すると、予約情報管理部43で管理しているリソースの予約情報をリソース管理装置5に対して送信する(ステップS12)。
続いて、リソース管理装置5の取得部52は、予約情報を取得する。リソース管理装置5の管理部55は、取得した予約情報に基づいて、リソース情報管理テーブル5001の利用状況を更新する(ステップS13)。
なお、ステップS11~ステップS13の処理は定期的に行われてもよいし、リソースの利用開始要求が行われたタイミングで実行されてもよい。
次に、リソースの利用を開始したい利用者Aは、自身が所持している通信端末2を用いて、リソースAに対応付けられて設置されているQRコード3(コードシンボル)の撮影を行う(ステップS14)。
続いて、通信端末2のデコード部26は、撮影したQRコード3等のコード情報に埋め込まれているリソースに係る識別情報をデコードする。通信端末2の送受信部21は、リソースAの利用開始要求およびデコードしたリソースAの識別情報をリソース管理装置5に送信する(ステップS15)。
続いて、リソース管理装置5の特定部54は、リソース情報管理テーブル5001および優先順位情報管理テーブル5002を用いて後述するリソース特定処理を行う(ステップS16)。
図9は、実施形態に係るリソース特定処理の一例を示すフローチャートである。図9では、利用開始要求が行われたリソースAと同一フロアに存在するリソースを特定対象として説明するが、これに限らず、リソースAだけを特定対象としてもよいし、他のフロアに存在するリソースを特定対象としてもよい。
まず、リソース管理装置の特定部54は、リソース情報管理テーブル5001から特定処理を行うリソースのリソースIDの読出しを行う(ステップS31)。
次に、特定部54は、対象のリソースの利用状況が「空き」となっているかを判定する(ステップS32)。ステップS32においてYesの場合、すなわち、対象のリソースの利用状況が「予約あり」または「利用中」であった場合、ステップS38に処理を移行する。つまり、対象のリソースの利用状況が「予約あり」または「利用中」であった場合、特定部54は、対象のリソースが確保されていると判定する。
一方、特定部54は、ステップS32においてNoの場合、すなわち、対象のリソースの利用状況が「空き」であった場合、ステップS33に処理を移行する。つまり、対象のリソースの利用状況が「空き」であった場合、特定部54は、対象のリソースが確保されていないと判定する。
続いて、特定部54は、対象のリソースの周囲の予約数が0であるかを判定する(ステップS33)。つまり、対象のリソースの周囲のリソースが全て予約されているか否かを判定する。
ステップS33においてYesの場合、特定部54は、対象のリソースのリソースIDを第1のリストに追加して、ステップS38に処理を移行する(ステップS34)。また、第1のリストには、周囲のリソースが全て予約されていないリソースのリソースIDが追加されることになる。なお、特定部54は、ステップS33の処理を省略してもよい。また、特定部54は、ステップS33の処理を、後述するステップS35およびステップS36の処理の後に行うようにしてもよい。
一方で、ステップS33においてNoの場合、特定部54は、優先順位情報管理テーブル5002で管理している周囲の予約数の条件に基づいて、対象のリソースは、周囲の予約数の条件を満たしているかを判定する(ステップS35)。
例えば、優先順位情報管理テーブル5002の周囲の予約数が1以下と登録されていた場合、特定部54は、リソース情報管理テーブル5001を参照し、対象のリソースの周囲に存在するリソースの利用状況から算出された周囲の予約数が1以下となっているかを判定する。
なお、優先順位情報管理テーブル5002で管理している周囲の予約数は、適宜変更可能である。
これによって、周囲のリソースが少なくとも1つ以上予約されていないリソースを特定することができる。
特定部54は、ステップS35においてNoの場合、ステップS38に処理を移行する。
一方で、ステップS35においてYesの場合、特定部54は、優先順位情報管理テーブル5002で管理しているリソースの関係の条件に基づいて、対象のリソースは、周囲の予約されているリソースの関係の条件を満たしているかを判定する(ステップS36)。
例えば、優先順位情報管理テーブル5002のリソースの関係が隣(×)、対面(×)、斜め(〇)と登録されていた場合、特定部54は、リソース情報管理テーブル5001を参照し、対象のリソースの周囲に存在するリソースの関係が〇と登録されているリソースの関係と一致しているかを判定する。
ここで、優先順位情報管理テーブル5002でリソースの関係がすべて〇と定義されている場合、特定部54は、ステップS36の処理を省略してもよい。
また、優先順位情報管理テーブル5002でリソースの関係がすべて×と定義されている場合、後述する第2のリストに追加されるリソースIDは存在しないため、周囲のリソースが全て予約されていないリソースを特定することができる。
ステップS36においてYesの場合、特定部54は、対象のリソースのリソースIDを第2のリストに追加して、ステップS38に処理を移行する(ステップS37)。また、第2のリストには、周囲のリソースが予約されているが、優先順位情報管理テーブル5002に登録されている優先順位を満たすリソースのリソースIDが追加されることになる。
一方で、特定部54は、ステップS36においてNoの場合、ステップS38に処理を移行する。
続いて、特定部54は、対象となっているすべてのリソースIDについて特定処理を行ったかを判定する(ステップS38)。
特定部54は、ステップS38においてYesの場合、リソースの特定処理を終了する。
一方で、特定部54は、ステップS38においてNoの場合、ステップS31に戻り、対象のリソースについて特定処理を行う。
なお、本実施形態のリソース特定処理では、周囲の予約数とリソースの関係について判定を行っているが、ステップS35およびステップS36の他に、リソースの予約時間帯について判定を行うようにしてもよい。
この場合、特定部54は、対象のリソースIDの予約時間帯と、周囲のリソースの予約時間帯が重複しているか否かを判定する。特定部54は、予約時間帯が重複していなかった場合、対象のリソースIDを第2のリストに追加し、予約時間帯が重複していた場合、対象のリソースIDを第2のリストに追加しない。
また、特定部54は、予約時間帯が重複しているか否かの判定について、事前に優先順位情報管理テーブル5002に閾値を登録しておき、登録されている閾値以上である場合は、予約時間帯が重複していると判定し、登録されている閾値以下である場合は、予約時間帯が重複していないと判定するようにしてもよい。
なお、各種の判定処理の順序はこれに限られず、どれを先に行ってもよい。また、一部の判定処理を行わずに、他の判定処理を行うようにしてもよい。例えば、予約時間帯についての判定のみを行う場合、利用開始要求時には、周囲のリソースが予約されているが、予約時間帯が重複していると判定されなかった席を提案できるようになる。
次に、図8に戻って、実施形態に係るリソース管理システムの処理について続きを説明する。
リソース特定処理の結果、利用開始要求を行ったリソースAが条件を満たし、対応するリソースIDが第1のリストまたは第2のリストに追加されていた場合、リソース管理装置5の管理部55は、リソース情報管理テーブル5001の利用状況を「利用中」に更新する(ステップS17)。
次に、リソース管理装置の送受信部51は、リソースAの利用状況が「利用中」に更新されたことを示す旨を予約管理装置4に送信する(ステップS18)。
続いて、予約管理装置4の予約情報管理部43は、リソースAの利用状況が「利用中」に更新されたことを示す旨の情報を受信すると、リソースAの予約情報を更新する(ステップS19)。
続いて、リソース管理装置5の送受信部51は、リソースAの利用に関する利用情報を通信端末2に送信する(ステップS20)。
続いて、通信端末2の表示制御部24は、受信した利用情報に基づいて、リソースの利用に関する情報を通信端末2が有するディスプレイ218に画面表示する(ステップS21)。通信端末2には、例えば、図10に示すような画面200が表示される。
図10は、実施形態に係るリソース利用可能時において通信端末に表示される利用情報の一例を示す図である。
図10(A)では、通信端末2に表示される画面200に、リソースの利用が成功したことを示す内容252が表示される。例えば、内容252には、リソースのフロア名、リソース名、利用開始日時、利用終了日時、リソースが利用中である旨が表示される。また、画面200に表示されている「終了する」ボタンB1を押下することで、利用者は利用中であるリソースの利用を終了することができる。
このように、条件を満たす場合に、リソースの利用が成功したことを画面に表示するため利用者の分散を図ることが可能になる。
なお、図10(A)に示す画面200は、利用開始要求を行ったリソースのリソースIDが第1のリストに追加された場合に、通信端末2に表示される画面である。
図10(B)では、通信端末2に表示される画面200に、リソースの利用が成功したことを示す内容252に加えて、他のリソースの利用を提案する内容251が表示される。例えば、リソースのフロア名、リソース名、利用開始日時、利用終了日時、リソースが利用中である旨の内容252に加えて、内容251として他のリソースのリソース名が表示される。
なお、図10(B)に示す画面200は、利用開始要求を行ったリソースのリソースIDが第2のリストに追加された場合に、通信端末2に表示される画面である。また、内容251として表示される他のリソースは、第1のリストに追加されたリソースだけを表示するのが望ましいが、第2のリストに追加されたリソースを含んでいてもよい。
このように、リソースの利用は成功したが、よりよい条件のリソースを提案することで利用者の分散を図ることが可能になる。
一方で、リソース特定処理の結果、利用開始要求を行ったリソースAが条件を満たさず、対応するリソースIDが第1のリストまたは第2のリストに追加されていなかった場合、リソース管理装置5の送受信部51は、リソースA以外のリソースについての利用に関する利用情報を通信端末2に送信する(ステップS22)。
次に、通信端末2の表示制御部24は、受信した利用情報に基づいて、リソースの利用に関する情報を通信端末2が有するディスプレイ218に画面表示する(ステップS23)。通信端末2のディスプレイ218には、例えば、図11に示すような画面200が表示される。
図11は、実施形態に係るリソース利用不可能時において通信端末2に表示される利用情報の一例を示す図である。
図11(A)は、実施形態に係るリソース利用不可能時において通信端末2に表示される利用情報の一例、図11(B)は、実施形態に係るリソース利用不可能時において通信端末2に表示される利用情報の一例を示す図である。
図11(A)では、通信端末2に表示される画面200に、リソースの利用が失敗したことを示す内容253が表示される。また、リソースA以外のリソースで第1のリストおよび第2のリストに追加されたリソースがある場合には、そのリソースの利用を提案する内容251も表示される。
このように、条件を満たさなかったため、リソースの利用が失敗したことを画面200に表示するが、利用可能な他のリソースの利用を提案することで利用者の分散を図ることが可能になる。
なお、図11(A)に示す画面200は、利用開始要求を行ったリソースのリソースIDが第1のリストおよび第2のリストのどちらにも追加されなかった場合に、通信端末2に表示される画面である。
図11(B)では、通信端末2に表示される画面200に、リソースの利用が失敗したことを示す内容253が表示される。また、同一フロアのリソースで第1のリストおよび第2のリストに追加されたリソースがなかったため、他のフロアの利用を提案する内容254も表示される。
このように、条件を満たさなかったため、リソースの利用が失敗したことを画面200に表示するが、他のフロアの利用を提案することで利用者の分散を図ることが可能になる。
なお、図11(B)に示す画面200は、利用開始要求を行ったリソースのリソースIDが第1のリストおよび第2のリストのどちらにも追加されなかった場合に、通信端末2に表示される画面である。
[管理者による各種設定]
次に、管理者等の利用者がPC6を用いて、各種設定を行う際の動作について、図12および図13を用いて説明する。
図12および図13は、実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。
図12(A)は、実施形態に係る管理サイトのホーム画面600の一例である。PC6の表示制御部64は、図12(A)で示される各リソースの各種設定を行う管理サイトのホーム画面600を表示する。図12(A)で示される各リソースの各種設定を行う管理サイトのホーム画面600において、管理者は、画面上部のメニュータブからフロア一覧画面T1、リソース一覧画面T2、利用履歴画面T3、設定画面T4に移動できる。
図12(B)は、実施形態に係る管理者サイトのフロア一覧画面651の一例を示す図である。図12(B)で示されるフロア一覧画面651において、管理者は、当該フロア一覧画面651からフロアの新規作成やフロアとマップの紐づけ等を行うことができる。
図13(A)は、実施形態に係る管理サイトのリソース一覧画面652の一例である。図13(A)で示されるリソース一覧画面652において、管理者は、予約管理装置4とリソース管理装置5の間で、リソースの各種情報の同期や更新を行うことができる。また、図13(A)で示されるリソース一覧画面652において、管理者は、各リソースの編集や削除をすることができる。
図13(B)は、実施形態に係る管理者サイトのリソース編集画面653の一例を示す図である。図13(B)に示されるリソース編集画面653において、管理者は、リソースが配置されるフロアや、他のリソースとの位置関係を登録することができる。この登録によって、PC6は、リソース情報管理テーブル5001の位置関係を登録する。
図14は、実施形態に係る管理サイトの優先順位情報登録画面の一例を示す図である。図14に示されるリソース編集画面654において、管理者は、リソース特定処理の際に利用される周囲の予約数の閾値654aや、許容するリソースの位置関係654b等の優先順位情報の登録・編集・更新等を行うことができる。この登録によって、PC6は、優先順位情報管理テーブル5002の周囲の予約数およびリソースの関係を登録する。
[実施形態の主な効果]
以上説明したように、第1の実施形態によれば、利用者がリソースの利用を開始する際に、リソース管理装置5が、リソース情報管理テーブル5001を用いて、周囲のリソースの利用状況から利用可能なリソースかどうかを特定し、リソースの利用に関する利用情報を通信端末2に送信する。これによって、利用者の分散を図ることが容易になる。
また、管理者がPC6を用いて、優先順位情報管理テーブル5002の優先順位情報を登録することで、管理者の所望する分散を実現することが可能になる。これによって、感染症対策等が必要な場合等に管理者が所望する分散効果を得ることが可能になる。
また、利用不可能だった場合に、リソース管理装置5が、利用可能な他のリソースの利用情報を送信することで、利用者の分散を容易にするのと同時に、利用者が利用可能なリソースを探す手間を省くことが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、利用者が、複数の座席が配置されるフロアの入口等に設置されたQRコード3をスマートフォン等の通信端末2のカメラ機能を用いて撮影することで、フロア内の座席の利用開始要求を行う点が、第1の実施形態と異なる。以下、第2の実施形態の説明では、第1の実施形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施形態と異なる箇所について説明する。
ここで、図15は第2の実施形態に係るリソース管理システム1の処理の一例を示すシーケンス図、図16は第2の実施形態に係るリソース管理システム1の処理の概略の一例を示す図である。
例えば、図16に示すように、利用者は、複数の座席が配置されるフロアの入口等に設置されたQRコード3をスマートフォン等の通信端末2のカメラ機能を用いて撮影することで、フロア内の座席の利用開始要求を行う。この時、座席Aは利用されていないが、座席Aに対面している座席Eが既に予約されているため、リソース管理装置5は、例えば、周囲の座席が全て利用されていない座席C、座席D、座席G、座席Hを特定する。利用者は、リソース管理装置5が特定した座席の利用情報に基づいて、利用する座席を決定する。これによって、リソース管理システム1は、利用者の分散を図ることを容易にすることができる。
また、リソース管理装置5は、特定した座席の中から抽選を行い、自動で座席の利用を開始するようにしてもよい。これによって、利用者が座席の利用を開始する際の手間を省くことが可能になる。
また、リソース管理装置5は特定した座席以外の座席の予約を禁止するようにしてもよい。これによって、リソース管理システム1は、利用者の分散を図ることを容易にすることができる。
以下において、ソース管理システム1の処理について詳述する。
図15に示すステップS51~ステップS53の処理は、図8に示されるステップS11~ステップS13の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、リソースの利用を開始したい利用者Aは、自身が所持している通信端末2を用いて、フロアの入り口等に設置され、各フロアに対応付けられているQRコード3(コードシンボル)の撮影を行う(ステップS54)。
続いて、通信端末2のデコード部26は、撮影したQRコード3等のコード情報に埋め込まれているリソースに係る識別情報をデコードする。通信端末2の送受信部21は、リソースの利用開始要求およびデコードしたフロアの識別情報をリソース管理装置5に送信する(ステップS55)。
続いて、リソース管理装置5の特定部54は、リソース情報管理テーブル5001および優先順位情報管理テーブル5002を用いて図9に示されるリソース特定処理を行う(ステップS56)。なお、ここでのリソース特定処理は、利用開始要求が行われたフロアに存在するリソースを特定対象とする。
続いて、リソース特定処理の結果、利用開始要求を行ったフロアに条件を満たすリソースが存在していた場合、リソース管理装置5の特定部54は、抽選処理を行う(ステップS57)。
ここで、第1のリストに追加されたリソースIDが存在する場合は、第1のリストから抽選処理を行い、第1のリストに追加されたリソースIDが存在しない場合、第2のリストから抽選処理を行う。
続いて、リソース管理装置5の管理部55は、抽選処理によって特定されたリソースのリソース情報管理テーブル5001の利用状況を「利用中」に更新する(ステップS58)。
次に、リソース管理装置の送受信部51は、特定されたリソースの利用状況が「利用中」に更新されたことを示す旨を予約管理装置4に送信する(ステップS59)。
続いて、予約管理装置4の予約情報管理部43は、特定されたリソースの利用状況が「利用中」に更新されたことを示す旨の情報を受信すると、リソースの予約情報を更新する(ステップS60)。
続いて、リソース管理装置5の送受信部51は、特定されたリソースの利用に関する利用情報を通信端末2に送信する(ステップS61)。
続いて、通信端末2の表示制御部24は、受信した利用情報に基づいて、リソースの利用に関する情報を通信端末2が有するディスプレイ218に画面表示する(ステップS62)。通信端末2には、例えば、図10に示すような画面200が表示される。
なお、上述する抽選処理は行わないようにしてもよく、リソース管理装置5の送受信部51は、特定したすべてのリソースの利用に関する利用情報を送信するようにしてもよい。この場合、通信端末2には、例えば、図17(A)に示すような画面200が表示される。
図17は、第2の実施形態に係るリソースの利用を提案する際に通信端末2に表示される利用情報の一例を示す図である。
図17(A)では、通信端末2に表示される画面200に、特定したリソースの利用を提案する内容255が表示される。例えば、内容255には、特定したリソースのリソース名が表示される。
このように、条件を満たす場合に、特定されたリソースの利用を提案する画面を表示するため利用者の分散を図ることが可能になる。
なお、図17(A)に示す画面200の内容255に表示されるリソース名は、第1のリストおよび第2のリストに追加されたリソースの両方を表示するようにしてもよいし、第1のリストに追加されたリソースだけを表示するようにしてもよい。
一方で、リソース特定処理の結果、利用開始要求を行ったフロアのリソースで、条件を満たすリソースが存在しなかった場合、リソース管理装置5の特定部54は、他のフロアについて図9に示されるリソース特定処理を行う(ステップS63)。
続いて、リソース管理装置5の送受信部51は、条件を満たすリソースが存在するフロアの利用に関するフロア情報を送信する(ステップS64)。
続いて、通信端末2の表示制御部24は、受信したフロア情報に基づいて、リソースの利用に関する情報を通信端末2が有するディスプレイ218に画面表示する(ステップS65)。通信端末2のディスプレイ218には、例えば、図17(B)に示すような画面200が表示される。
図17(B)は、第2の実施形態に係る他フロアの利用を提案する際に通信端末2に表示される利用情報の一例を示す図である。
図17(B)では、通信端末2に表示される画面200に、リソースの利用が失敗したことを示す内容256と、他のフロアの利用を提案する内容257が表示される。
このように、条件を満たさなかったため、リソースの利用が失敗したことを画面200に表示するが、利用可能な他のリソースが存在するフロアの利用を提案することで利用者の手間を減らすことが可能になる。
[第2の実施形態の主な効果]
以上説明したように、第2の実施形態によれば、利用者がリソースの利用を開始する際に、リソース管理装置5が、リソース情報管理テーブル5001を用いて、周囲のリソースの利用状況から利用可能なリソースかどうかを特定し、リソースの利用に関する利用情報を通信端末2に送信する。これによって、利用者の分散を図ることが容易になる。
また、利用不可能だった場合に、リソース管理装置5が、利用可能なリソースが存在する他のフロアの利用情報を送信することで、利用者の分散を容易にするのと同時に、利用者が利用可能なリソースを探す手間を省くことが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、リソース情報管理テーブル5001の位置関係の項目に代えて、座標(X、Y)を登録する点が、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる。以下、第3の実施形態の説明では、第1の実施形態および第2の実施形態と同一部分の説明については省略し、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる箇所について説明する。
図18は、第3の実施形態に係るリソース情報管理テーブル5001の一例を示す図である。第3の実施形の態に係るリソース情報管理テーブル5001では、図6に示すリソース情報管理テーブル5001の位置関係の項目に代えて、座標(X、Y)が登録されている。それ以外の項目については、同様である。
座標(X、Y)は対象のリソースがマップなどの画像においてどこに存在しているかを示す情報である。
図19は、第3の実施形態に係る優先順位情報管理テーブル5002の一例を示す概念図である。第3の実施形態に係る優先順位情報管理テーブル5002では、図7に示す優先順位情報管理テーブル5002のリソースの関係の項目に代えて、距離が登録される。
距離は、各リソースが登録される座標(X、Y)に基づいて算出される情報である。ここでは、リソース特定処理における閾値が、距離として登録されている。ここで、距離は、リソース間の距離の一例である。
図20は、第3の実施形態に係る管理サイトの画面の一例を示す図である。
図20(A)は、第3の実施形態に係る管理サイトのリソース編集画面655の一例である。PC6の表示制御部64は、図20(A)に示すリソース編集画面655を表示する。図20(A)に示すリソース編集画面655において、管理者は、リソースの所属するフロアやリソースの座標を登録することができる。
図20(B)は、第3の実施形態に係る管理者サイトの座標登録集画面656の一例を示す図である。PC6の表示制御部64は、図20(B)に示す座標登録編集画面656を表示する。図20(B)に示す座標登録編集画面656において、管理者は、リソースが所属しているフロアに対応するマップ画像が表示され、そのマップ(画像)の中でリソースの位置を登録する。
図21は、第3の実施形態に係る管理サイトの優先順位情報登録画面の一例を示す図である。図21に示されるリソース編集画面657において、管理者は、リソース特定処理の際に利用される周囲の予約数の閾値657aや、リソース間の距離の閾値657b等の優先順位情報の登録・編集・更新等を行うことができる。この登録によって、PC6は、優先順位情報管理テーブル5002の周囲の予約数およびリソース間の距離を登録する。
[第3の実施形態の主な効果]
以上説明したように、第3の実施形態によれば、リソース情報管理テーブル5001の位置関係の項目に代えて、座標(X、Y)を用いてリソースの情報を管理し、座標(X、Y)に基づいて算出される距離でリソースの特定処理を行う。これによって、各リソースについて位置関係を登録する必要がなくなり、管理者の負担を低減することが可能になる。
また、管理者がPC6を用いて、優先順位情報管理テーブル5002の優先順位情報を登録することで、管理者の所望する分散を実現することが可能になる。これによって、感染症対策等が必要な場合等に管理者が所望する分散効果を得ることが可能になる。
[その他の適用例]
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
また、本実施形態で示したリソース管理システム1は、Webサービスとも称することができる。Webサービスとは、インターネット関連技術を応用して提供される各種のサービスである。例えば、Webサービスとして、会議室貸出しサービス、各種のレンタルサービスが挙げられる。Webサービスを利用するシステムを利用システムという。
また、本実施形態で示したリソース管理システム1は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、本実施形態で示したリソース管理システム1は、予約管理装置4およびリソース管理装置5は別々の構成となっているが、これらが一体となっていてもよい。
また、上述した各実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、SOC(System on a Chip)、GPU(Graphics Processing Unit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 リソース管理システム
2 通信端末
5 リソース管理装置
51 送受信部
54 特定部
55 管理部
64 表示制御部
特開2020-038552号公報

Claims (9)

  1. 管理対象資源であるリソースの位置関係および前記リソースの予約に関する予約情報を管理する管理部と、
    通信端末から、前記リソースの利用を開始するための利用開始要求を受信すると、前記予約情報および前記位置関係に基づいて、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されているか否かを判定し、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されていないと判定されたリソースを利用可能なリソースとして特定する特定部と、
    前記特定部によって特定されたリソースの利用に関する利用情報を前記通信端末に送信する送信部と、
    を有し、
    前記利用開始要求は、前記リソースに対応付けられているコードシンボルの読み取りによって行われ、
    前記特定部は、読み取られた前記コードシンボルに対応付けられた第1のリソースの予約情報および前記第1のリソースの周囲に存在する第2のリソースの前記予約情報に基づいて、前記利用可能なリソースか否かを特定する、
    リソース管理装置。
  2. 前記特定部は、周囲のリソースの前記予約情報が全て確保されているか否かを判定し、前記予約情報が全て確保されていないと判定されたリソースを前記利用可能なリソースとして特定する、
    請求項1に記載のリソース管理装置。
  3. 前記管理部は、前記利用可能なリソースを特定する際の優先順位に関する優先順位情報を管理し、
    前記特定部は、前記優先順位情報に基づいて、前期利用可能なリソースを特定する、
    請求項1または2に記載のリソース管理装置。
  4. 前記優先順位情報は、リソースの予約数、リソースの関係、リソース間の距離のいずれかを含み、
    前記特定部は、前記リソースの予約数が閾値以下であり、前記リソースの関係が一致している、または、前記リソース間の距離が閾値以上である前記リソースを、前記利用可能なリソースとして特定する、
    請求項3に記載のリソース管理装置。
  5. 前記管理部は、前記リソースが設置されるフロアに関するフロア情報を管理し、
    前記特定部は、前期利用可能なリソースがなかった場合、他のフロアに設置されるリソースの予約情報および前記位置関係に基づいて、前記利用可能なリソースがあるフロアを特定し、
    前記送信部は、特定したフロアの前記フロア情報を前記通信端末に送信する、
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載のリソース管理装置。
  6. 前記利用開始要求は、各リソースが設置されるフロアに対応付けられているコードシンボルの読み取りによって行われ、
    前記特定部は、読み取られた前記コードシンボルに対応付けられたフロアに設置されるリソースの予約情報および前記位置関係に基づいて、前記利用可能なリソースを特定する、
    請求項に記載のリソース管理装置。
  7. 通信端末と、管理対象資源であるリソースを管理するリソース管理装置と、を有するリソース管理システムであって、
    前記リソース管理装置は、
    前記リソースの位置関係および前記リソースの予約に関する予約情報を管理する管理部と、
    前記通信端末から、前記リソースの利用を開始するための利用開始要求を受信すると、前記予約情報および前記位置関係に基づいて、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されているか否かを判定し、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されていないと判定されたリソースを利用可能なリソースとして特定する特定部と、
    前記特定部によって特定されたリソースの利用に関する利用情報を前記通信端末に送信する送信部と、
    を有し、
    前記利用開始要求は、前記リソースに対応付けられているコードシンボルの読み取りによって行われ、
    前記特定部は、読み取られた前記コードシンボルに対応付けられた第1のリソースの予約情報および前記第1のリソースの周囲に存在する第2のリソースの前記予約情報に基づいて、前記利用可能なリソースか否かを特定し、
    前記通信端末は、
    前記リソース管理装置から受信した前記利用情報を表示する表示制御部を有する、
    リソース管理システム。
  8. コンピュータに、
    管理対象資源であるリソースの位置関係および前記リソースの予約に関する予約情報を管理する管理機能と、
    通信端末から、前記リソースの利用を開始するための利用開始要求を受信すると、前記リソースの前記予約情報および前記位置関係に基づいて、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されているか否かを判定し、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されていないと判定されたリソースを利用可能なリソースとして特定する特定機能と、
    前記特定機能によって特定されたリソースの利用に関する利用情報を前記通信端末に送信する送信機能と、
    を実行させ
    前記利用開始要求は、前記リソースに対応付けられているコードシンボルの読み取りによって行われ、
    前記特定機能は、読み取られた前記コードシンボルに対応付けられた第1のリソースの予約情報および前記第1のリソースの周囲に存在する第2のリソースの前記予約情報に基づいて、前記利用可能なリソースか否かを特定する、
    プログラム。
  9. リソース管理装置で実行されるリソース管理方法であって、
    管理対象資源であるリソースの位置関係および前記リソースの予約に関する予約情報を管理する管理ステップと、
    通信端末から、前記リソースの利用を開始するための利用開始要求を受信すると、前記リソースの前記予約情報および前記位置関係に基づいて、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されているか否かを判定し、周囲のリソースが少なくとも1つ以上確保されていないと判定されたリソースを利用可能なリソースとして特定する特定ステップと、
    前記特定ステップによって特定されたリソースの利用に関する利用情報を前記通信端末に送信する送信ステップと、
    を含み、
    前記利用開始要求は、前記リソースに対応付けられているコードシンボルの読み取りによって行われ、
    前記特定ステップは、読み取られた前記コードシンボルに対応付けられた第1のリソースの予約情報および前記第1のリソースの周囲に存在する第2のリソースの前記予約情報に基づいて、前記利用可能なリソースか否かを特定する、
    リソース管理方法。
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