WO2006003952A1 - データ出力装置、データ出力方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

　本発明は、画像データをプリントする自動プリントサービス装置に用いられるデータ出力装置であり、自動プリントサービス装置の稼働率を算出し、算出した稼働率が下がったとき、下がった稼働率に関連づけられている料金データに料金を変更するとともに、表示部（７）では、料金が安くなったことを告知する。これにより、自動プリントサービス装置の稼働率を上げることができる。

Description

データ出力装置、データ出力方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 技術分野

[0001] 本発明は、記録媒体等力も入力された写真等の画像データを印刷する自動プリン トサービス機等に用いられ、自動プリントサービス機の稼働率を向上させることができ るデータ出力装置、データ出力方法、コンピュータプログラム及び記録媒体に関する 本出願は、日本国において 2004年 7月 6日に出願された日本特許出願番号 2004 — 199663を基礎として優先権を主張するものであり、この出願は参照することにより 、本出願に援用される。

背景技術

[0002] 従来、画像データを印刷することができる自動プリントサービス装置が用いられてい る。この種の装置は、所望の画像データが記録された記録媒体が挿入され、所定金 額の硬貨が投入されると、この記録媒体に記録された画像データが読み出され、次 いで、表示部に読み出した画像データを表示し、ユーザにより選択された画像デー タをプリンタにより印刷する。この自動プリントサービス装置によれば、ユーザは、所望 の写真をその場で印刷することができる。

従来用いられている自動プリントサービス装置は、サービスを提供する価格、例え ば写真 1枚を印刷する値段が設定されており、この値段は固定である。したがって、こ のような自動プリントサービス装置は、稼働率を上げるためには人的手段により宣伝 広告するしかな力つた。

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0003] 本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、稼働率を算出すること によって、提供するサービスを変更し、稼働率の向上を図ることができるデータ出力 装置、データ出力方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムが記録され た記録媒体を提供することを目的とする。 本発明に係るデータ出力装置は、データを出力するデータ出力部と、装置本体の 稼働率を算出する算出部と、予め設定された稼働率の複数の範囲を記憶するととも に、各範囲に関連づけてサービスデータを記憶する記憶部と、稼働率の所定の範囲 と算出部が算出した稼働率を比較する比較部と、算出部が算出した稼働率が所定の 稼働率の範囲を外れたとき、現在のサービスデータを稼働率の他の範囲に関連づけ られたサービスデータに変更する変更手段と、サービスデータの変更を告知する告 知部とを備える。

本発明に係るデータ出力方法は、予め記憶部に記憶された装置本体の稼働率の 複数の範囲の内、現在の稼働率の範囲と算出部が算出した稼働率を比較部で比較 するステップと、算出部が算出した稼働率が稼働率の所定の範囲を外れたとき、各稼 働率の範囲に関連づけられているサービスデータを変更後の稼働率の他の範囲に 関連づけられたサービスデータに変更するステップと、告知部でサービスデータの変 更を告知するステップとを有する。

本発明は、ハードウェアやソフトウェアによって実現可能である。すなわち、本発明 に係るコンピュータプログラムは、予め記憶部に記憶された装置本体の稼働率の複 数の範囲の内、現在の稼働率の範囲と算出部が算出した稼働率を比較部で比較す るステップと、算出部が算出した稼働率が稼働率の所定の範囲を外れたとき、各稼働 率の範囲に関連づけられているサービスデータを変更後の稼働率の他の範囲に関 連づけられたサービスデータに変更するステップと、告知部でサービスデータの変更 を告知するステップとを有する。このコンピュータプログラムは、光ディスク、光磁気デ イスク、磁気ディスク、 ICカード、メモリカード等の記録媒体によって又はインターネッ ト等のネットワークを介して拡布することができる。

本発明によれば、算出部が算出した稼働率が所定の稼働率の範囲を外れたとき、 各稼働率の範囲に関連づけられているサービスデータを変更後の稼働率の他の範 囲に関連づけられたサービスデータに変更し、告知部でサービスデータの変更を告 知することから、人的手段によらずとも、サービス変更を宣伝広告することができ、稼 働率の向上を図ることができる。

本発明のさらに他の目的、本発明によって得られる利点は、以下において図面を 参照して説明される実施に形態から一層明らかにされるであろう。

図面の簡単な説明

[0004] [図 1]図 1は、本発明を適用した自動プリントサービス装置を示す斜視図である。

[図 2]図 2は、自動プリントサービス装置のブロック図である。

[図 3]図 3は、稼働率用メモリに記憶された稼働率と料金を関連づけたテーブルを示 す図である。

[図 4]図 4は、稼働率を算出し料金を変更するまでの手順を説明するフローチャート である。

[図 5]図 5は、自動プリントサービス装置が印刷をする際の手順を説明するフローチヤ ートである。

発明を実施するための最良の形態

[0005] 以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明 をする。

本発明を適用される自動プリントサービス装置は、例えば公園、駅等に設置される キオスク端末であり、ユーザが持参した ICカード、メモリカード等の記録媒体に記録さ れている画像データを印刷するサービスを提供する装置である。この自動プリントサ 一ビス装置 1は、図 1に示すように、外筐を構成する装置本体 2を有し、この装置本体 2には、各種操作ボタンや記録媒体に記録された画像データを表示する表示操作部 3と、ユーザが持参した画像データが記録された記録媒体が挿入される記録媒体挿 入口 4と、印刷された写真が排出される取出口 5と、所定のコインが投入される入金部 6と、宣伝広告用の表示部 7と、可聴音を放音するスピーカ 8と、画像データを印刷す るプリンタ 10が設けられている。

表示操作部 3は、例えば板状のセンサー部を備えたタブレットで構成され、表示部 と操作部の機能を備えている。この表示操作部 3には、記録媒体挿入口 4より記録媒 体が挿入されると、挿入された記録媒体に記録された一又は複数の画像データが表 示される。また、表示操作部 3には、表示された画像データを選択する選択ボタン、 選択した画像データを印刷する印刷ボタン等が表示される。表示操作部 3は、表示さ れた各種ボタンが押されることによって、これを検出し、操作信号を発生する。なお、 表示操作部 3に代わって、操作ボタン等を押ボタン等で構成し、押しボタン等で構成 された操作部を、装置本体 2の別の位置に設け、この表示操作部 3が設けられる位置 には、単に LCD (Liquid Crystal Display)や CRT (Cathode Ray Tube)で構成された 表示部を設けるようにしてもょ ヽ。

記録媒体挿入口 4は、記録媒体 9の種類に応じて複数設けられている。記録媒体 挿入口 4の内部には、挿入された記録媒体 9が装着される装着部が設けられていると ともに、装着部に装着された記録媒体から記録媒体 9に記録されている画像データ を読み出す読出部 16が設けられている。記録媒体挿入口 4は、装置本体 2が対応す る記録媒体 9の種類が 1種類であるときには一つとなる。また、この装置本体 2に対応 する記録媒体としては、各種 ICカード、メモリカード、光ディスク、ディスクカートリッジ 等がある。

取出口 5は、装置本体 2に内蔵されたプリンタ 10から排出された画像データが印刷 された写真が排出される。ここで、プリンタ 10は、サーマルヘッドを用いた熱昇華型の プリンタやインクジェット型のプリンタであり、ユーザによって選択された画像データを 所定の用紙に印刷する。

入金部 6は、コインメック機構を有し、金銭的処理を行う。例えば、画像データを印 刷する際の金額等が設定されており、コイン投入口より投入されたコインの金額等を 検出し、投入金額が所定金額以上であるとき、印刷を許可する。

表示部 7は、宣伝広告用として設けられており、 LCDや CRTで構成されている。こ の表示部 7には、画像データを印刷する料金に変更があつたとき、その旨を表示する 。勿論、この表示部 7では、その他の商品の宣伝広告を行うようにしてもよい。この表 示部 7が行う表示は、上述の表示操作部 3で行うようにしてもよい。また、スピーカ 8も 、表示部 7とともに、音声で、画像データを印刷する料金の変更やその他の商品の宣 伝広告を行う。

上述したような構成を備える自動プリントサービス装置 1の回路構成について図 2を 参照して説明する。図 2に示すように、この自動プリントサービス装置 1は、表示部 7に 表示する宣伝広告用のデータやプログラム等が格納された宣伝広告用メモリ 11と、 装置本体 2の制御プログラム等が格納された制御用メモリ 12と、装置本体 2の稼働率 と料金の関係を格納した稼働率用メモリ 13と、全体の動作をプログラムに基づいて制 御する制御部 14とがバス 16を介して接続されている。これらのメモリ 11, 12, 13は、 EP- ROM (Erasable Programmable Read- Only Memory)等のメモリ等で構成されて いる。また、上述の表示操作部 3、記録媒体挿入口 4に設けられた記録媒体 9からデ ータを読み出す読出部 15、プリンタ 10、入金部 6、表示部 7、スピーカ 8もバス 16に 接続されている。

制御用メモリ 12には、装置本体 2の稼働率を算出するプログラム等装置全体を制 御する制御プログラムが格納されている。ここで、稼働率は、次の第 1乃至第 3の稼働 率のように定義することができる。

第 1の稼働率： 記録媒体挿入口 4より記録媒体 9が挿入され挿入が読出部 15によ つて検出されて力 選択された画像の印刷が終了するまでの時間の累計時間を所定 の単位時間で除した値

この稼働率は、画像印刷にあたって客が自動プリントサービス装置 1を占有した時 間に着目したものである。

第 2の稼働率： プリンタ 10による印刷枚数を所定の単位時間で除した値 この稼働率は、印刷枚数、すなわち売上に着目したものある。

第 3の稼働率： 記録媒体挿入口 4より記録媒体 9が挿入され、挿入された記録媒 体 9が読出部 15によって検出されて力も記録媒体が記録媒体挿入口 4から取り外さ れるまでの時間の累計時間を所定の単位時間で除した値

この稼働率は、実際に印刷を行った力を問わず、客が自動プリントサービス装置 1 を占有した時間、すなわち自動プリントサービス装置 1の関心度に着目したものであ る。

稼働率の定義は、上述の 3つに限定されるものではないが、自動プリントサービス 装置 1の設置場所に応じて、管理者の操作に応じて制御部 14により何れかが設定さ れる。ここで、所定単位時間は、 1日、 12時間、 6時間、 1時間等適宜設定可能である 1S 短いほど、よりリアルタイムに近い稼働率を算出することができる。

稼働率用メモリ 13には、図 3に示すように、稼働率と料金とが関連づけられたテ一 ブルが記憶されている。このテーブルは、稼働率が複数の数値範囲に分けられてお り、各範囲に、料金データが関連づけられている。例えば図 3に示すように、稼働率 力 O%〜30%、 31%〜60%、 61%〜100%に分割され、 0%〜30%には、料金デ ータとして、 40円が関連づけられ、 31%〜60%には、 50円が関連づけられており、 61%〜100%には、 60円が関連づけられている。勿論、稼働率の範囲や料金デー タは、図 3の例に限定されるものではない。

宣伝広告用メモリ 11は、表示部 7に表示する宣伝広告用のデータやプログラム等 が格納されている。例えば、自動プリントサービス装置 1の稼働率が下がったとき、そ の旨を告知する告知データが格納されて 、る。

制御部 14は、 CPU (Central Processing Unit)、内部メモリ、タイマ等を備えている。 制御部 14は、例えば、タイマによって所定時間をカウントし、単位時間当たりの稼働 率を算出する。また、稼働率の範囲に変更があつたとき、変更後の稼働率の範囲に 関連づけられている料金データに入金部 6の設定を変更するとともに、宣伝広告用メ モリ 11から宣伝広告用データを読み出し表示部 7に表示することによって、料金変更 を告知する。

次に、自動プリントサービス装置 1の全体の動作について図 4を参照して説明する。 ステップ S1において、制御部 14は、自動プリントサービス装置 1の稼働率を算出す る。具体的に、稼働率は、上述の 3つが定義されており、選択されている稼働率の定 義に基づ ヽて稼働率を算出する。

ステップ S2において、制御部 14は、稼働率の範囲が変わった力どうかを判断する 。図 3を用いて説明すると、現在、稼働率が 31%〜60%で入金部 6が 50円に設定さ れているとする。そして、制御部 14は、ステップ S1で算出した稼働率が図 3中ナンパ 1〜3の何れに属するかを判断する。そして、制御部 14は、稼働率の範囲に変更が な力つたとき、処理を終了し、稼働率の範囲に変更があつたとき、ステップ S3に進む 稼働率の範囲に変更があつたとき、ステップ S4において、制御部 14は、前回の操 作が終了して力も所定時間、例えば 1分が経過したかどうかを判断する。料金変更の 直前に利用したユーザが未だ自動プリントサービス装置 1の近くに居るときに、料金 を安くすると、そのユーザの気分を害することがあるからである。そして、制御部 14は 、所定期間が経過したとき、ステップ S4に進み、所定期間が経過していないとき、料 金を変更することなく処理を終了する。

ステップ S4において、制御部 14は、稼働率用メモリ 13を参照し、算出した稼働率 が図 3に示すナンパの何れに属するかを判断し、算出した稼働率が含まれる範囲に 関連づけられて 、る料金データに入金部 6の設定を変更する。具体例を図 3を参照 して説明すると、現在稼働率が 31%〜60%の範囲で料金データが 50円に設定され ており、算出した稼働率が 10%であったとき、ナンパ 1に関連づけられた 40円に入 金部 6の設定を変更する。また、算出した稼働率が 80%であったとき、ナンパ 3に関 連づけられた 60円に入金部 6の設定を変更する。

ステップ S5において、制御部 14は、宣伝広告用メモリ 11から告知データを読み出 し、表示部 7に表示する。制御部 14は、例えば稼働率が下がり料金が 50円力も 40円 に変更され易くなつたとき、料金が 40円となり割安になったことを告知する。なお、値 上げするするときには、必ずしもその旨を表示部 7で告知する必要はない。

以上のような処理によれば、稼働率が低くなり、売上が下がったとき、入金部 6の料 金設定を低くするとともに、表示部 7によって安くなつたことを告知することができるこ とから、稼働率が低い状態のときに稼働率を上げることができる。また、稼働率が高い ときには、料金を高く設定することができ、利益率を高めることができる。

次に、自動プリントサービス装置 1の印刷動作について図 5を参照して説明する。ス テツプ S11において、制御部 14は、記録媒体挿入口 4より記録媒体が挿入されると、 読出部 15で挿入された記録媒体 9より記録されている一又は複数の画像データを読 み出す。ステップ S12において、制御部 14は、記録媒体 9より読み出した一又は複 数の画像データを表示操作部 3に例えばサムネイルで表示する。これとともに、制御 部 14は、制御用メモリ 12のプログラムに基づいて、表示操作部 3に、画像データの 選択ボタン、印刷実行ボタン等の各種操作ボタンを表示する。ステップ S 13において 、制御部 14は、表示操作部 3に表示された操作ボタンによって印刷された画像デー タが選択されたかを判断し、選択されたとき、ステップ S 13に進み、選択されていない とき、ステップ S 13を繰り返す。

印刷する画像データが選択されると、制御部 14は、ステップ S14において、印刷枚 数に応じ現在の料金データに応じて必要な金額を算出し、表示操作部 3に表示し、 入金部 6に所定金額が投入されたかを判断する。そして、制御部 14は、所定金額が 入金部 6に投入されたとき、ステップ S 15に進み、所定量金が不足しているとき又は 未挿入であるとき、ステップ S 14を繰り返す。

ステップ S15において、制御部 14は、ユーザにより選択された一又は複数の画像 データの印刷実行操作がされたかを判断する。そして、制御部 14は、印刷実行され たとき、ステップ S16に進み、選択された画像データをプリンタ 10で印刷し、取出口 5 より印刷物、すなわち写真を排出する。また、制御部 14は、印刷がキャンセルされた とき、ログを記録するためステップ S 17に進む。ステップ S17において、制御部 14は、 記録媒体の挿入日時及び取出日時、印刷枚数等のログを制御用メモリ 12等の所定 の記録領域に格納する。上述の稼働率は、このログ記録に基づいて算出されること になる。なお、上記第 3の稼働率、すなわち記録媒体挿入口 4より記録媒体が挿入さ れ挿入が読出部 15によって検出されて力も記録媒体が記録媒体挿入口 4から取り外 されるまでの時間の累計時間に基づいて稼働率を算出するときを考慮し、記録媒体 挿入口 4に記録媒体が挿入され印刷がされることなく取り出されたときの記録媒体の 取出日時もログとして記録する。

以上説明した自動プリントサービス装置 1では、稼働率が下がったとき、料金を低く 設定するとともに、これを告知し、集客率を高める場合を説明したが、本発明はこれ に限定されるものではない。例えば、図 3に示す稼働率の範囲に変更があつたとき、 料金変更の代わりに例えば大判の印刷を無料で行うようにしてもよい。すなわち、稼 働率が図 3中ナンパ 2からナンパ 1に変更されたとき、大判印刷を 1枚無料とし、これ を表示部 7で告知するようにしてもょ 、。

更に、自動プリントサービス装置 1では、楽曲データや映像データ等のコンテンツデ ータを販売するようにし、稼働率が低いときに、価格を低く又はその他の特典をサー ビスするようにして稼働率を上げるようにしてもょ ヽ。

本発明は、図面を参照して説明した上述の実施例に限定されるものではなぐ添付 の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなぐ様々な変更、置換又はその同等の ものを行うことができることは当業者にとって明らかである。

Claims

請求の範囲

[1] 1.データを出力するデータ出力手段と、

装置本体の稼働率を算出する算出手段と、

予め設定された稼働率の複数の範囲を記憶するとともに、各範囲に関連づけてサ 一ビスデータを記憶する記憶手段と、

上記稼働率の所定の範囲と上記算出手段が算出した稼働率を比較する比較手段 と、

上記算出手段が算出した稼働率が上記稼働率の所定の範囲を外れたとき、現在 のサービスデータを上記稼働率の他の範囲に関連づけられたサービスデータに変 更する変更手段と、

上記サービスデータの変更を告知する告知手段と

を備えるデータ出力装置。

[2] 2.更に、データが入力される入力手段を備える請求の範囲第 1項記載のデータ出 力装置。

[3] 3.上記データは、画像データであり、上記データ出力手段は、プリンタである請求の 範囲第 1項記載のデータ出力装置。

[4] 4.上記稼働率は、上記入力手段に記録媒体が装着されてから上記出力手段のデ ータ出力が終了するまでの時間の累計時間を所定単位時間で除した値である請求 の範囲第 2項記載のデータ出力装置。

[5] 5.上記稼働率は、データ出力回数を単位時間で除した値である請求の範囲第 1項 記載のデータ出力装置。

[6] 6.上記稼働率は、上記入力手段に記録媒体が装着されてから取り外されるまでの 時間の累計を単位時間で除した値である請求の範囲第 2項記載のデータ出力装置

[7] 7.上記サービスデータは、料金データである請求の範囲第 1項記載のデータ出力 装置。

[8] 8.予め記憶手段に記憶された装置本体の稼働率の複数の範囲の内、現在の稼働 率の範囲と上記算出手段が算出した稼働率を比較手段で比較するステップと、 上記算出手段が算出した稼働率が上記稼働率の所定の範囲を外れたとき、各稼 働率の範囲に関連づけられているサービスデータを変更後の上記稼働率の他の範 囲に関連づけられたサービスデータに変更するステップと、

告知手段でサービスデータの変更を告知するステップと

を有するデータ出力方法。

[9] 9.更に、データが入力されるステップを有し、上記入力されたデータを他の形態で 出力する請求の範囲第 8項記載のデータ出力方法。

[10] 10.上記データは、画像データであり、この画像データを印刷する請求の範囲第 8項 記載のデータ出力方法。

[11] 11.上記稼働率は、上記記録媒体が装着されて力 データ出力が終了するまでの 時間の累計時間を所定単位時間で除した値である請求の範囲第 9項記載のデータ 出力方法。

[12] 12.上記稼働率は、データ出力回数を単位時間で除した値である請求の範囲第 8 項記載のデータ出力方法。

[13] 13.上記稼働率は、記録媒体が装着されて力 取り外されるまでの時間の累計を単 位時間で除した値である請求の範囲第 9項記載のデータ出力方法。

[14] 14.上記サービスデータは、料金データである請求の範囲第 8項記載のデータ出力 方法。

[15] 15.コンピュータにより実行可能なコンピュータプログラムをあって、

上記コンピュータプログラムは、予め記憶手段に記憶された装置本体の稼働率の 複数の範囲の内、現在の稼働率の範囲と上記算出手段が算出した稼働率を比較手 段で比較するステップと、

上記算出手段が算出した稼働率が上記稼働率の所定の範囲を外れたとき、各稼 働率の範囲に関連づけられているサービスデータを変更後の上記稼働率の他の範 囲に関連づけられたサービスデータに変更するステップと、

告知手段でサービスデータの変更を告知するステップと

を有するコンピュータプログラム。

[16] 16.コンピュータにより実行可能なコンピュータプログラムが記録された記録媒体で あって、

上記コンピュータプログラムは、予め記憶手段に記憶された装置本体の稼働率の 複数の範囲の内、現在の稼働率の範囲と上記算出手段が算出した稼働率を比較手 段で比較するステップと、

上記算出手段が算出した稼働率が上記稼働率の所定の範囲を外れたとき、各稼 働率の範囲に関連づけられているサービスデータを変更後の上記稼働率の他の範 囲に関連づけられたサービスデータに変更するステップと、

告知手段でサービスデータの変更を告知するステップと

を有する記録媒体。