WO2005112436A1 - 撮像装置、画面表示方法およびユーザインターフェース - Google Patents

Abstract

撮影モードの表示画面ＳＴ１では、表示枠ＳＣのほぼ中央部に、現在の被写体の撮影画像Ｒが表示される。時間ダイヤル２２を操作して反時計方向に１段階回転させると、撮影画像Ｒが右に移動し、その左隣に直前に取得された再生画像Ｐ１が表示される。再生画像Ｐ１の左隣には、その前の再生画像Ｐ２が位置する。撮影画像Ｒと再生画像Ｐ１，Ｐ２が同時に表示されている表示画面ＳＴ２は、撮影モードと再生モードの混在状態である。時間ダイヤル２２を反時計方向に１段回転させると、再生画像Ｐ１−Ｐ４のみが表示された表示画面ＳＴ３となる。この状態は、再生モードであり、複数の再生画像Ｐ１−Ｐ４が時間軸上に並べられて表示される。

Description

明 細 書

撮像装置、 画面表示方法およびユーザインターフヱース 技術分野

この発明は、 撮影モードと再生モードの切替の遷移をシームレスに行 うようにした撮像装置、 画面表示方法およびユーザィンタ一フェースに 関する。 背景技術

ディジタルカメラとして比較的大きな画面を有する表示デバイス例 えば L C D ( L i qui d Crys t a l Di sp l ay) を備えるものが広く普及して いる。 L C Dは、 撮影時には、 構図、 画角等を設定するために使用され、 また、 記録済の画像を再生し、 再生画像を表示するためにも使用される。 動画と静止画を撮ることが可能な電子カメラにおいて、 撮影年月日 ごとに動画と静止画とを撮影した順に同一時間軸上に並べて表示するこ とが特許第 3 0 3 3 2 4号明細書に記載されている。 この文献に記載さ れているものは、 撮影済みの画像を表示し、 再生したい画像を簡単に検 索することを可能とするものである。

従来のディジタルカメラでは、 撮影モ一ドと再生モードとを切り換 えるために、 何らかの入力装置の操作を必要としていた。 その結果、 撮 影モードと再生モードとが分離され、 例えば直前に撮影した画像を確認 しながら撮影を行うことが難しかった。 ディジ夕ルカメラのユーザイン 夕一フェースは、 複数のユーザにとつて予測可能で直感的なものである ことが好ましい。 このようなイン夕一フェースは、 ュ一ザの概念モデル に一致したものと言える。 特許第 3 0 3 3 2 4号明細書に記載のものは、 撮影済の画像のみを対象とするものであって、 撮影モードで捉えられた 画像については、 何ら考慮されておらず、 モード切り替えをユーザの概 念モデルと整合するように行うことについては、 何ら記載されていない。 さらに、 記録済画像を削除したい時には、 撮影モードから再生モード に切り替えて後、 記録済画像を削除する操作が必要であり、 操作性が良 くなかった。

したがって、 この発明の目的は、 撮影モードと再生モードの切替を シームレスな概念モデルで行うことによって、 操作性を向上できる撮像 装置、 画面表示方法およびユーザィンタ一フェースを提供することにあ る。

この発明の他の目的は、 撮影モードと再生モードが同時に存在して、 操作性を向上できる撮像装置、 画面表示方法およびユーザィンターフェ ースを提供することにある。 発明の開示

上述した課題を解決するために、 この発明の第 1の態様は、 撮像部 と、 表示部と、 撮像部から出力される画像信号および表示部に出力され る画像信号を一時的に記憶する記憶部と、 ユーザの操作入力を受け付け る入力部と、 記憶部の書込みおよび読み出しを制御する制御部とを備え、 制御部は、 撮像部が現在捉えている被写体の画像信号である第 1の画 像信号および撮影済である第 2の画像信号を時間軸に沿って順に表示部 に表示するように記憶部を制御するとともに、

入力部からの操作入力に応じて、 第 1の画像信号が表示部に表示され ている撮影モードおよび第 2の画像信号のみが表示部に表示されている 再生モードのうち一方から他方へシームレスに遷移が生じるように記憶 部を制御することを特徴とする撮像装置である。

この発明の第 2の態様は、 表示部を有する撮像装置における画像信号 表示方法において、

撮影モードでは、 撮像部が現在捉えている被写体の画像信号である第

1の画像信号を表示部に表示し、 再生モードでは、 撮影済である第 2の 画像信号のみを表示部に表示し、

操作入力に応じて、 撮影モードおよび再生モードのうち一方から他方 ヘシームレスに遷移を生じさせることを特徴とする画面表示方法である。

この発明の第 3の態様は、 撮像装置のュ一ザィンターフェースにおい て、

表示部と、 少なくとも二方向への操作を可能とする入力部と、 撮像部 が現在捉えている被写体の画像である第 1の画像信号を表示部に表示す る撮影モードと、 撮影済みである第 2の画像信号のみを表示部に表示す る再生モードとを備え、

入力部の操作方向と対応して、 撮影モードおよび再生モ一ドの一方か ら他方へシームレスに遷移を生じさせるユーザィンタ一フェースである。 この発明の第 4の態様は、 撮像部と、 表示部と、 撮像部から出力され る画像信号および表示部に出力される画像信号を一時的に記憶する記憶 部と、 ユーザの操作入力を受け付ける入力部と、 記憶部の書込みおよび 読み出しを制御する制御部とを備え、

制御部は、 撮像素子が現在捉えている被写体の画像である第 1の画像 信号と、 撮影済である第 2の画像信号とが、 同時に且つ第 1の画像信号 と第 2の画像信号とが重ならないように表示するように記憶部を制御す ることを特徴とする撮像装置である。

この発明の第 5の態様は、 表示部を有する撮像装置における画像信号 表示方法において、

撮像部が現在捉えている被写体の画像信号である第 1の画像信号と撮 影済みである第 2の画像信号とを、 同時に且つ第 1の画像信号と第 2の 画像信号とが重ならないように表示することを特徴とする画像信号表示 方法である。

この発明の第 6の態様は、 表示部を有する撮像装置のユーザインター フェースにおいて、

撮像部が現在捉えている被写体の画像である第 1の画像信号と、 撮影 済みである第 2の画像信号とが、 同時に且つ第 1の画像信号と第 2の画 像信号とが重ならないように表示されることを特徴とするユーザィン夕 一フエ一スである。

この発明によれば、 撮影時および再生時を問わず、 方向キーを使用 してフォルダの切り替えをなしうる。 また、 方向キーの上下および左右 の一方の操作でフォルダを切り替え、 その他方で画像ファイル切り替え を行うことによって、 フィルム切り替えおよびフィルム送りの操作と同 様にフォルダの切り替えおよび画像ファイルの切り替えを実現できる。 フォルダの切り替えをダイレク卜に行うことができ、 操作の簡単化を図 ることができる。

さらに、 この発明によれば、 撮影画像と直前に撮影された記録済画 像とを同時に表示するので、 記録済画像を見ながら新たに撮影する被写 体、 構図等を決定できる。 また、 この発明では、 撮影モードと再生モー ドとが同時に存在するので、 シ一ムレスにモ一ドを切り替えることがで きる。 また、 撮影中でも、 モード切り替えを行うことなく、 記録済画像 を削除できる 図面の簡単な説明

第 1図は、 この発明による撮像装置の一実施形態の構成を示すブロッ ク図である。

第 2図は、 この発明の一実施形態における時間ダイヤルの一例および 他の例を説明するための略線図である。

第 3図は、 この発明の一実施形態における画像の時間軸上の配列を 説明するための略線図である。

第 4図は、 この発明の一実施形態における内部記録媒体上に保持さ れる表示用データの説明に用いる略線図である。

第 5図は、 ワイ ド L C Dを使用した場合のモ一ド切り替え時の表示 画面の遷移を順に示す略線図である。

第 6図は、 モード切り替え時の動作の遷移を順に示すフローチヤ一 卜である。

第 7図は、 ワイ ド L C Dを使用した場合のモード切り替え時の表示 画面のアニメーション遷移を順に示す略線図である。

第 8図は、 ワイ ド L C Dを使用した場合にシャッターポタンを押し た時の表示画面の遷移を順に示す略線図である。

第 9図は、 ワイ ド L C Dを使用した場合に削除ポタンを押した時削 除動作時の表示画面の遷移を順に示す略線図である。

第 1 0図は、 操作キーとして十字キーを使用した一実施形態におけ るモ一ド切り替えおよび表示画面の遷移を説明するための略線図である。 第 1 1図は、 再生モードにおいて、 選択した再生画像を拡大表示す る処理を説明するための略線図である。

第 1 2図は、 再生モ一ドにおいて、 選択した再生画像を縮小表示す る処理を説明するための略線図である。

第 1 3図は、 アスペクト比が （4 ： 3 ) の L C Dを使用した場合の モ一ド切り替え時の表示画面の遷移を順に示す略線図である。

第 1 4図は、 アスペクト比が （4 ： 3 ) の L C Dを使用した場合の モード切り替え時の表示画面のアニメーション遷移を順に示す略線図で ある。 発明を実施するための最良の形態

以下、 この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。 第 1図は、 この発明の一実施形態によるディジタルカメラの構成の一例 を示す。 第 1図において、 破線で囲んで示す部分は、 C PU (Central Processing Unit) 1によって制御される処理部を示す。

処理部 1は、 RAM等の内部記録媒体 3、 画像処理部 4、 外部インタ —フェース 5、 RGB処理部 6、 信号処理部 7およびビデオ出力処理部 8によって構成されている。 CPU 2に対して操作部 9が接続され、 操 作部 9に設けられシャッター等の操作に応じた信号が C P U 2に供給さ れる。

さらに、 メディァ処理部 1 0を介して外部記録媒体 1 1に対して撮像 信号を J P E G (Joint Photographic Experts Group) 等で圧縮した データを記録するようになされている。 外部記録媒体 1 1は、 書き込み 可能な光ディスク、 メモリカード等である。

信号処理部 7 には、 撮像素子としての C C D (Charge Coupled Device) 1 2からの撮像信号が供給され、 撮像信号の処理がなされる。 操作部 9からの入力の有無と無関係に、 CCD 1 2により撮像された画 像信号が信号処理部 7から出力され、 内部記録媒体 3に保存される。 撮 影中では、 内部記録媒体 3の画像が常に更新されている。 内部記録媒体 3のデータの書き込み、 読み出し等は、 C P U 2によって制御される。 内部記録媒体 3からの撮像信号が信号処理部 7を通って R G B処理部 6に供給され、 RGB処理部 6で形成された表示信号が表示装置として の L CD (Liquid Crystal Display) 1 3に供給される。 L C D 1 3 は、 例えばカメラ本体の背面に設けられたものである。 L CD 1 3には、 撮像信号のみならず、 外部記録媒体 1 1からメディア処理部 1 0を介し て取り込まれた画像信号も表示される。 操作部 9のシャツ夕一が押された場合には、 内部記録媒体 3に取り込 まれた撮像信号が画像処理部 4において、 J P E G等の画像ファイルに 変換される。 画像ファイルは、 内部記録媒体 3に撮像信号とは別のデー 夕として保存される。 そして、 C PU 2の制御によって、 内部記録媒体 3から読み出された画像ファイルがメディア処理部 1 0を介して外部記 録媒体 1 1に保存される

撮影画像が常に更新されて L CD 1 3に表示される。 撮影画像に対し て、 記録済の画像データの縮小画像、 アイコン等の〇 SDデータが信号 処理部 7で重ね合わされて、 L C D 1 3 に表示される。 〇 S D (0n Screen Display)とは、 カメラから取り込んだリアルタイムの画像に重 ねて表示するアイコン等のデ一夕を準備するためのメモリ領域や、 仕組 みを総称する用語である。

O SDデータを作成する際には、 外部記録媒体 1 1に既に記録されて いる最新の画像データを取得し、 画像処理部 4によって、 OSD表示に 適したサイズに変換してから、 内部記録媒体 3の OS D表示エリアに記 憶する。 但し、 直前に撮影した画像の OSD表示に適したサイズの画像 が内部記録媒体 3に存在する時には、 外部記録媒体 1 1からデータを取 得する必要がない。 画像処理部 4は、 操作部 9におけるユーザのキー等 の操作に応答して、 表示する画像の拡大または縮小の処理を行うように、 C P U 2によって制御される。

ビデオ出力処理部 8から図示しない映像出力端子には、 アナログの力 ラービデオ信号が取り出される。 映像出力端子に対して外部モニタ 14 を接続した場合には、 内部記録媒体 3または外部記録媒体 1 1に蓄積さ れている画像を外部モニタ 14によって表示することができる。 さらに、 外部インターフェース 5には、 例えばプリン夕 1 5が接続され、 画像を 印刷することが可能とされている。 操作部 9には、 時間軸操作ダイヤルが含まれている。 第 2図 Aは、 時 間軸操作ダイヤルの一例を示す。 カメラ本体 2 1の背面および側面から やや突出して、 時間軸操作ダイヤル 2 2 aが設けられる。 第 2図 Bに示 す例では、 カメラ本体 2 1の上面に時間軸操作ダイヤル 2 2 bが設けら れる。

時間軸操作ダイヤル 2 2 aおよび 2 2 bは、 銀塩カメラのフィルム巻 き上げのダイヤルと同様の形状と操作感を有している。 すなわち、 所定 の回転量ずつ回転可能とされている。 また、 時間軸操作ダイヤル 2 2 a， 2 2 bは、 カメラ本体 2 1の上面から見て時計方向および反時計方向に 回転可能とされている。 なお、 以下の説明では、 時間軸操作ダイヤル 2 2 a , 2 2 bを総称して、 時間ダイヤル 2 2と適宜称する。

なお、 時間軸を操作するためには、 ダイヤル以外の十字キー、 ローラ、 トラックポール、 タッチパネル等の入力装置を使用することができる。 十字キーは、 十字形の操作部の各先端部 （左ポタン、 右ポタン、 上ポ夕 ン、 下ポタンと称する） を押すことによって力一ソルの移動方向を上下 左右の何れかの方向に指定するものである。 また、 機械的な構成に限ら ず、 表示画面のポタ ン等を操作する G U I (Graph i ca l User Int er f ace)を使用しても良い。

第 3図は、 一実施形態における L C D 1 3に表示される画像を説明す るもので、 参照符号 Rが現在撮影中の撮影画像であり、 Pが撮影済で再 生モードで再生される再生画像である。 撮影画像 Rを先頭にして、 再生 画像 P l， P 2 , P 3 , · · · と再生画像が時間軸の順に並べられる。 第 3図に向かって右方向が過去から現在への時間軸方向であり、 左方向 が現在から過去への時間軸方向である。

L C D 1 3としては、 アスペク ト比が 4対 3のものと、 1 6対 9の ようなワイドなものとの何れも使用できる。 第 3図における S Cは、 ヮ イ ド L C Dを使用した場合の表示枠を表している。 この場合では、 撮影 画像 Rと再生画像 P I , P 2とが同時に表示されている。 後述するよう に、 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方向に回 転させる度に、 時間軸が現在から過去の方向に変化する。

撮影画像 Rと再生画像 Pとの識別を容易とするために、 撮影画像 R が再生画像 Pに比してより大きなサイズとされている。 また、 画像に異 なる形状のアイコンを付加することによって、 撮影画像 Rと再生画像 P とを識別するようにしても良い。

第 4図は、 L C D 1 3の表示を形成するために、 内部記録媒体 3に保 持されている表示用のデータを概略的に示すものである。 第 4図 Aに示 される撮影画像 は、 内部記録媒体 3に保持され、 撮影モード中では、 操作部 9の操作がなされない状態でも、 フレーム等の周期でもって更新 され続ける。

第 4図 Bは、 内部記録媒体 3の撮影デ一夕 Rとは別に記憶されている O S Dデ一夕を示す。 O S Dデ一夕は、 撮影データ Rに重ね表示するァ イコンのデータである。 この発明の一実施形態では、 O S Dデ一夕とし て、 最近の複数の記録画像の再生画像 P 1 , P 2が表示枠 S Cに対応す る内部記録媒体 3の記憶領域 M C内に配置される。 再生画像データ P 1， P 2は、 外部記録媒体 1 1から取り込まれ、 画像処理部 4によって復号 並びにサイズの縮小がなされて後、 内部記録媒体 3に格納される。 内部 記録媒体 3に直前に撮影した画像の O S D表示に適したサイズの画像が あれば、 外部記録媒体 1 1からデータを取得する必要がない。

再生画像 P I , P 2は、 撮影画像 Rに比して小さいサイズのものであ る。 画像のサイズによって、 画像の種類を判別することができる。 O S Dデータには、 撮影画像であることを示すアイコン 3 1と、 再生画像で あることを示すアイコン 3 2とが含まれている。 これらのアイコン 3 1 および 3 2によって、 ユーザは、 画像の種類を容易に判別することがで きる。 但し、 以下の説明では、 アイコン 3 1および 3 2についての図示 を省略する。 なお、 O S Dデータは、 複数階層のデータとして構成され ていても良い。 第 4図 Cに示すように、 撮影画像 Rと 0 S Dデータとが 合成されてワイドタイプの L C D 1 3に対して表示される。

第 5図を参照して、 モード切り替え時になされる表示画面の遷移を説 明する。 第 5図の例は、 ディジタルカメラの背面に設けられた L C D 1 3の表示枠 S Cがァスぺクト比 （ 1 6 ： 9 ) 等のワイド形の場合である。 S T 1は、 撮影モードの表示画面を示す。 表示枠 S Cのほぼ中央部に、 レンズを通して捉えられた現在の被写体の撮影画像 Rが表示される。 撮 影モ一ドにおいては、 シャッターポタン 2 4を押して撮影が可能である。 なお、 ディジタルカメラの背面には、 複数のキー、 ポタン等が設けら れている。 例えばメニューポタン 2 5および削除ボタン 2 6が設けられ ている。

時間ダイヤル 2 2を親指等によって操作してカメラ本体 2 1の上面か ら見て反時計方向に 1段階回転させると、 撮影画像 Rが右に移動し、 撮 影画像 Rの左隣に直前に撮影して取得された再生画像 P 1が表示される。 再生画像 P 1の左隣には、 その前の再生画像 P 2が位置する。 この撮影 画像 Rと再生画像 P 1， P 2が同時に表示されている表示画面 S T 2は、 撮影モードと再生モードの混在状態である。 ユーザは、 直前に撮影され た画像を見ながら、 新たに撮影する画像の構図等を決定することができ る。

さらに、 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方 向に 1段回転させると、 再生画像 P I , P 2 , P 3 , P 4のみが表示さ れた表示画面 S T 3となる。 この状態は、 再生モードであり、 複数の再 生画像 P l， P 2 , P 3 , P 4が時間軸上に並べられて表示される。 第 5図は、 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計 方向に回転させることで生じる、 現在から過去に向かう場合の画面遷移 を示している。 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て時計 方向に回転させた場合では、 過去から現在に向かう画面遷移が生じる。 時間ダイヤル 2 2を回転させることによって撮影モードと再生モードと をシームレスな操作で切り替えることができる。 時間ダイヤル 2 2の回 転操作とモード切り替えおよび画像の切り替えがユーザの概念モデルと 親和性があり、 操作性が良好である。 なお、 撮影モードと再生モードの 混在状態を介さずに撮影モードと.再生モ一ドとを直接的に切り替えるよ うにしても良い。

第 6図は、 時間ダイヤル 2 2を回転させた時の動作の遷移を示す。 時 間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方向に回転させ た場合では、 第 6図の上から下へ向かう動作の変化が生じ、 回転ダイヤ ル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て時計方向に回転させた場合では、 第 6図の下から上へ向かう動作の変化が生じる。 撮影画像 Rのみが表示 されている撮影モード （ステップ S 1 ) から時間ダイヤル 2 2を 1段回 すと （ステップ S 2 ) 、 撮影画像 Rおよび再生画像 Pの両者が表示され ている撮影モードと再生モードの混在状態 （ステップ S 3 ) となる。 さらに、 ステップ S 4において、 時間ダイヤル 2 2を 1段回すと、 再 生画像のみが表示される再生モードとなる （ステップ S 5 ) 。 再生モー ドにおいて、 時間ダイヤル 2 2を 1段回すと （ステップ S 6 ) 、 再生画 像が時間軸上の順序で順に送られて表示される （ステップ S 7 ) 。

再生モードにおいて、 逆方向 （カメラ本体 2 1の上面から見て時計方 向） に時間ダイヤル 2 2を回転させると、 画像が時間軸に沿って過去の ものから最新のものに順に変化する。 比較的低速に時間ダイヤル 2 2を 回転させた場合には、 1段の回転で 1枚の画像送りがなされる。 高速に 時間ダイヤル 2 2を回転させた場合に、 複数枚の画像単位で画像送りを 行うようにしても良い。

時間ダイヤル 2 2を高速に逆方向に回転させた場合には、 ステップ S 5の状態で、 画像送りが一時的に停止される。 すなわち、 時間ダイヤル 2 2を回転しても、 再生画像の送りが停止され、 一時的な停止時間の後 に、 ステップ S 3の撮影モードと再生モードの混在状態となる。 一時的 な停止を設けることによって、 ュ一ザは、 再生モードから撮影モードに 切り替わることを意識できる。 短時間の停止のために、 シームレスなモ ード切替が阻害されることがない。

ュ一ザの概念モデルとの親和性をより高めるために、 撮影モードと、 撮影モードおよび再生モードの混在モ一ドと、 再生モ一ドとの遷移は、 時間ダイヤル 2 2の操作にしたがってアニメーションで表現されること が好ましい。 第 7図は、 画面遷移アニメーションの一例を示す。

撮影画像 Rのみが表示されている表示画面 S T 1 1において、 時間 ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方向に 1段回すと、 遷移表示画面 S T 1 2を経て撮影画像 Rと再生画像 P 1， P 2が同時に 表示される表示画面 S T 1 3に遷移する。 表示画面 S T 1 1と S T 1 3 の間の遷移表示画面 S T 1 2では、 時間ダイヤル 2 2を回転させている 間に、 撮影画像 Rが徐々に右方向に移動すると共に、 画面の左側から再 生画像が徐々に入り込む。

さらにもう 1段、 時間ダイヤル 2 2を回すと、 遷移表示画面 S T 1 4に示すように、 撮影画像 Rが表示枠 S Cの外に向かって徐々に右方向 に移動し、 表示画面 S T 1 5では、 再生画像 P 1 , P 2 , P 3のみが表 示される再生モードとなる。 再生モードにおいては、 太線で示す枠状の カーソルが現在フォ一カスがあたっている再生画像 P 1に対して付加さ れる。 もう 1段時間ダイヤル 2 2を回すと、 図示しないが、 再生画像 P 1が画面外に消えて、 再生画像 P 2にフォーカスがあたる状態となる。 上述したように、 時間ダイヤル 2 2を回すと、 撮影画像 Rを先頭とし、 その後に再生画像が続くように、 時間軸上に 1次元的に配列された複数 の画像列が表示画面に対して横方向にスライドする。

第 8図を参照して十字キー 2 7を使用する場合について説明する。 S T 1 0 1は、 電源をオンとすると、 表示される通常の表示画面を示す。 レンズを通して捉えられた現在の被写体の撮影画像 Rと、 撮影画像 の 左隣に直前に撮影して取得された再生画像 P 1が互いに重ならないで表 示される。 重なり部分によって、 撮影画像が見えにくくなることがない。 再生画像 P 1の左隣には、 その前の再生画像 P 2が位置する。

この撮影画像 Rと再生画像 P 1 , P 2が同時に表示されている表示画 面 S T 1 0 1は、 撮影モ一ドと再生モードの混在状態である。 すなわち、 シャツ夕一ポタン 2 4を押すことによって新たな画像を記録することが できると共に、 所望の画像を再生画像として表示することができる。 し たがって、 ユーザは、 直前に撮影された画像を見ながら、 新たに撮影す る画像の構図等を決定することができる。

表示画面 S T 1 0 1においてシャッターポタン 2 4を押すと、 遷移表 示画面 S T 1 0 2を経て表示画面 S T 1 0 3にアニメ一ションで遷移す る。 遷移表示画面 S T 1 0 2では、 撮影画像 Rが徐々にサイズが小とな ると共に、 左側に移動する。 表示画面 S T 1 0 3では、 現在の被写体の 撮影画像 R ' の左隣に、 撮影画像 Rから派生した再生 （記録済） 画像 P 0が位置し、 さらに左隣に再生画像 P 1が位置するものとなる。 遷移表 示画面 S T 1 0 2が表示される時間は、 一瞬である。 アニメーション遷 移によってユーザは、 撮影画像 Rが再生画像 P 0となることが容易に分 かる。 表示画面 S T 1 0 3では、 撮影および再生の何れのモードも可能 である。 第 9図は、 撮影画像 Rと再生画像 P 1 , P 2が同時に表示される、 撮 影モードおよび再生モードが混在している状態で、 削除ポタン 2 6を押 した場合の画面遷移を示す。 表示画面 S T 1 1 1において、 削除ボタン 2 6を押すと、 表示画面 S T 1 1 2が生じる。

表示画面 S T 1 1 2では、 枠状のカーソル Cが再生画像 P 1に対応し た位置に表示され、 再生画像 P 1を選択していることが示される。 撮影 画像 Rの位置に削除ダイアログ 2 8が表示される。 力一ソル Cは、 十字 キー 2 7の左ポタンを押すことで、 左側 （より以前） の再生画像を選択 することが可能とされている。 削除ダイアログ 2 8は、 「削除」 と 「終 了」 の一方を十字キー 2 7の上下ポタンで選択することができ、 選択さ れている側がハイライト表示される。

表示画面 S T 1 1 2で示すように、 再生画像 P 1に力一ソル Cが位置 していると共に、 削除ダイアログ 2 8の 「削除」 がハイライト表示され ている状態で、 「決定」 キ一を押すと、 選択されている再生画像 P 1が 削除される。 十字キー 2 7の左または右ポタンの操作で、 削除する画像 が選択される。 「決定」 キーは、 カメラ本体に設けられた機械的なキー、 G U Iのキ一、 十字キー 2 7の中央部を押すことでオンするキー等であ る。 一実施形態では、 撮影モードから再生モードに切り替えることなく、 所望の再生画像 （撮影済画像） を削除することができる。

さらに、 十字キ一 2 7による操作の他の例について第 1 0図を参照し て説明する。 第 1 0図における表示画面 S T 2 1では、 L C D 1 3の表 示枠 S Cに記録画像 Rと再生画像 P 1， P 2が混在して表示されている。 すなわち、 撮影モードと再生モードとが混在した状態である。 この状態 で、 メニューポタン 2 5を押すと、 撮影に関するメニューが表示枠 1 3 内に表示される。

十字キー 2 7の左ポタンを押すと、 枠状のカーソル Cが再生画像 P 1 を指示する表示画面 S T 2 2が表示される状態となる。 再生画像 Ρ 1を 選択した状態は、 再生モードである。 カーソル Cの横に左側の方向に選 択が可能なことを示す矢印カーソルも表示される。 再生モードでメニュ —ポタン 2 5を押すと、 再生に関するメニューが表示枠 S C内に表示さ れる。

さらに、 十字キー 2 7の左ポタンを押すと、 遷移表示画面 S T 2 3を 経て表示画面 S Τ 2 4にアニメーションで遷移する。 遷移表示画面 S Τ 2 3が表示される時間は、 一瞬である。 表示画面 S T 2 4では、 撮影画 像 Rが消され、 カーソル Cが再生画像 Ρ 2を指定する。 再生画像の切り 替えが両方向に可能であるために、 矢印カーソルが両側に表示される。 よりさらに十字キー 2 7の左ポタンを押すと、 遷移表示画面 S Τ 2 5 を経て表示画面 S Τ 2 6にアニメ一ションで遷移する。 遷移表示画面 S Τ 2 5が表示される時間は、 一瞬である。 表示画面 S T 2 6では、 カー ソル Cが再生画像 Ρ 3を指定する。 再生画像の切り替えが両方向に可能 であるために、 矢印力一ソルが両側に表示される。

このように、 十字キー 2 7によっても、 シームレスでモード切り替 えがなされ、 また、 ユーザの概念モデルと整合して画像切り替えを行う ことができる。 再生モードにおいて、 カーソル Cによって指示されてい る再生画像を拡大または縮小して表示することが可能とされている。 第 1 1図および第 1 2図を参照して再生モードについてより詳細に説 明する。 時間ダイヤル 2 2または十字キー 2 7を操作して所望の再生画 像を選択した状態において、 選択した画像を拡大表示または縮小表示す ることが可能である。

第 1 1図は、 拡大表示の場合の画面遷移を示している。 表示画面 S T 2 6は、 第 1 0図における最後の表示画面と同一である。 ここで、 テレ (Te l e)キーまたは 「決定」 キ一を押し下げる。 テレキ一は、 カメラ本体 に設けられた機械的なキー、 GU Iのキ一等である。 「決定」 キーは、 カメラ本体に設けられた機械的なキ一、 GU Iのキー、 十字キ一 2 7の 中央部を押すことでオンするキー等である。

操作に応答して、 遷移表示画面 S T 2 7を経て表示画面 S T 2 8が表 示される状態までアニメーションで表示画面が遷移する。 遷移表示画面 S T 2 7で表示されている拡大再生画像 P 2 1、 P 3 1、 P 4 1は、 元 の再生画像 P 2， P 3 , P 4よりややサイズが大きい画像であり、 表示 画面 S T 2 8で中央位置に表示されている拡大再生画像 P 32は、 再生 画像 P 3 1よりさらに大きなサイズをそれぞれ有している。 選択した再 生画像 P 3を拡大画像 P 3 2として表示することによって、 再生画像 P 3の内容を確認することが容易となる。

表示画面 ST 2 8において、 十字キー 2 7の右ポタンを押し下げたり、 表示されている矢印カーソル→を押す等の操作を行い、 カーソル Cを右 側に送るように、 拡大再生画像をファイル送りすると、 遷移表示画面 S T 2 9を経て表示画面 S T 3 0にアニメーションでもって表示画面が遷 移する。 表示画面 S T 3 0では、 中央位置に拡大再生画像 P 32が位置 する。 このように、 拡大状態においても、 画像をファイル送りすること ができる。

第 1 2図は、 縮小表示の場合の画面遷移を示している。 表示画面 S T 2 6は、 第 1 0図における最後の表示画面と同一である。 ここで、 ワイ ド（Wide)キーまたは 「決定」 キーを押し下げる。 ワイドキーは、 カメラ 本体に設けられた機械的なキ一、 GU Iのキ一等である。 「決定」 キー は、 カメラ本体に設けられた機械的なキー、 GU Iのキー、 十字キー 2 7の中央部を押すことでオンするキー等である。

操作に応答して、 遷移表示画面 S T 3 7を経て表示画面 S T 3 8が表 示される状態までアニメーションで表示画面が遷移する。 遷移表示画面 S T 3 7で表示されている縮小再生画像 P 1 3 , Ρ 2 3、 Ρ 3 3、 Ρ 4 3、 Ρ 5 3は、 元の再生画像 P I， P 2， P 3 , Ρ 4よりややサイズが 小さい画像であり、 表示画面 S T 3 8で中央位置に表示されている縮小 再生画像 Ρ 3 4は、 再生画像 Ρ 3 3よりさらに小さなサイズを有してい る。 選択した再生画像 Ρ 3を縮小画像 Ρ 3 4として表示することによつ て、 再生画像 Ρ 3の前後の複数の再生画像の内容を確認することが容易 となる。

表示画面 S Τ 3 8において、 十字キー 2 7の左ポタンを押し下げたり、 表示されている矢印カーソル—を押す等の操作を行い、 カーソル Cを左 に送ることによって縮小再生画像をファイル送りすると、 遷移表示画面 S Τ 3 9を経て表示画面 S Τ 4 0にアニメ一ションでもって表示画面が 遷移する。 表示画面 S T 4 0では、 中央位置に縮小再生画像 Ρ 4 4が位 置する。 このように、 縮小状態においても、 画像をファイル送りするこ とができる。

以上の説明では、 L C D 1 3の表示枠 S Cが横長のワイド画面とされ ている。 この発明は、 ワイ ド画面に限らず、 （4 ： 3 ) のアスペクト比 の表示枠 S Cを有する L C Dを使用しても良い。 第 1 3図において、 S C が （4 ： 3 ) のァスぺクト比の表示枠を示す。 S T 4 1は、 撮影モ ードの表示画面を示す。 表示枠 S Cのほぼ中央部に、 現在のレンズを通 して捉えられた被写体の画像である、 撮影画像 Rが表示される。 撮影モ 一ドにおいては、 シャッターポタン 2 4を押して撮影が可能である。 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方向に 1段 回転させると、 撮影画像 Rが縮小されると共に、 右方向に移動し、 撮影 画像 Rの左隣に直前に撮影して取得された再生画像 P 1が表示される。 この撮影画像 Rと再生画像 P 1が同時に表示されている表示画面 S T 4 2は、 撮影モードと再生モードの混在状態である。 ユーザは、 直前に撮 影された画像を見ながら、 新たに撮影する画像を選択することができる。 さらに、 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方 向に 1段回転させると、 再生画像 P l， P 2 , P 3のみが表示された表 示 ®面 S T 4 3となる。 この状態は、 再生モードであり、 複数の再生画 像 P l， P 2 , P 3が時間軸上に並べられて表示される。

第 1 3図は、 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時 計方向に回転させることで生じる、 現在から過去に戻る場合の画面遷移 を示し、 時間ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て時計方向に 回転させた場合では、 過去から現在に向かう画面遷移が生じる。 時間ダ ィャル 2 2を回転させることによって撮影モードと再生モ一ドとをシ一 ムレスな操作で切り替えることができる。

上述した撮影モ一ドと、 撮影モ一ドおよび再生モードの混在モ一ドと、 再生モードとの遷移は、 時間ダイヤル 2 2の操作にしたがってアニメ一 シヨンで表現される。 第 1 4図は、 画面遷移アニメ一シヨンの一例を示 す。

撮影画像 Rのみが表示されている表示画面 S T 5 1において、 時間 ダイヤル 2 2をカメラ本体 2 1の上面から見て反時計方向に 1段回すと、 遷移表示画面 S T 5 2を経て撮影画像 Rと再生画像 P 1， P 2が同時に 表示される表示画面 S T 5 3に遷移する。 表示画面 S T 5 1と S T 5 3 の間で、 時間ダイヤル 2 2を回転させている間に、 撮影画像 Rが徐々に 右方向に移動すると共に、 画面の左側から再生画像が徐々に入り込み、 表示画面 S T 5 3では、 撮影画像 Rの隣に再生画像 P 1が位置する。

さらに、 時間ダイヤル 2 2を 1段回すと、 遷移表示画面 S T 5 4に 示すように、 撮影画像 Rが表示枠 S C ' の外に向かって徐々に右方向に 移動し、 表示画面 S T 5 5では、 再生画像 P I , P 2 , P 3のみが表示 される再生モードとなる。 再生モードにおいては、 太線で示す枠状の力 一ソルが現在フォーカスがあたっている再生画像 P 1に対して付加され る。 もう 1段時間ダイヤル 2 2を回すと、 図示しないが、 再生画像 P 1 が画面外に消えて、 再生画像 P 2にフォーカスがあたる状態となる。

この発明は、 上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものでは 無く、 この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能で ある。 例えばこの発明は、 静止画像を記録するディジタルカメラに限定 されるものではなく、 動画を記録する撮影装置、 並びに静止画および動 画の両方を記録可能な撮影装置に対しても適用できる。 動画の場合では、 例えば 1回の撮影の先頭の画像を L C D等に表示するようになされる。

Claims

請 求 の 範 囲

撮像部と、

表示部と、

上記撮像部から出力される画像信号および上記表示部に出力される画 像信号を一時的に記憶する記憶部と、

ュ一ザの操作入力を受け付ける入力部と、

上記記憶部の書込みおよび読み出しを制御する制御部とを備え、 上記制御部は、

上記撮像部が現在捉えている被写体の画像信号である第 1の画像信号 および撮影済である第 2の画像信号を時間軸に沿って順に上記表示部 に表示するように上記記憶部を制御するとともに、

上記入力部からの操作入力に応じて、 上記第 1の画像信号が上記表示 部に表示されている撮影モードおよび上記第 2の画像信号のみが上記表 示部に表示されている再生モ一ドのうち一方から他方へシームレスに遷 移が生じるように上記記憶部を制御することを特徴とする撮像装置。

2 . 上記制御部は、 複数の上記第 2の画像信号を上記表示部に表示する ように上記記憶部を制御することを特徴とする請求の範囲 1に記載の撮 像装置。

3 . 上記入力部が両方向に回転自在のダイヤルであって、

上記制御部は、 上記ダイヤルの操作の方向と上記時間軸の方向が対応す るように上記記憶部を制御することを特徴とする請求の範囲 1に記載の 撮像装置。

4 . 上記入力部が十字キ一であって、

上記制御部は、 上記十字キーの操作の方向と上記時間軸の方向が対応 するように上記記憶部を制御することを特徴とする請求の範囲 1に記載 の撮像装置。

5 . 上記第 1の画像信号および上記第 2の画像信号の両者が表示される 撮影再生混在モードをさらに備え、

上記制御部は、 上記撮影モードでは上記第 1の画像信号のみを表示し、 上記撮影モ-ドから上記再生モードへの遷移の際に上記撮影再生混在モ ードを介在させるように、 上記記憶部を制御することを特徴とする請求 の範囲 1に記載の撮像装置。

6 . 上記制御部は、 上記再生モードにおいて、 上記入力装置の操作に応 じて、時間軸に沿って順に異なる上記第 2の画像信号を表示するように、 上記記憶部を制御することを特徴とする請求の範囲 1に記載の撮像装置。

7 . 上記制御部は、 上記再生モードから上記撮影モードへの遷移の際に 一時的な停止状態を介在させるように、 上記記憶部を制御することを特 徴とする請求の範囲 1に記載の撮像装置。

8 . 表示部を有する撮像装置における画像信号表示方法において、 撮影モードでは、 撮像部が現在捉えている被写体の画像信号である第 1の画像信号を上記表示部に表示し、

再生モードでは、 撮影済である第 2の画像信号のみを上記表示部に表 示し、

操作入力に応じて、 上記撮影モードおよび上記再生モードのうち一方 から他方ヘシ一ムレスに遷移を生じさせることを特徴とする画面表示方 法。

9 . 操作入力の方向と上記第 1および第 2の画像信号の時間軸方向を対 応させて表示することを特徴とする請求の範囲 8に記載の画面表示方法。

1 0 . 複数の上記第 2の画像信号を上記表示部に表示することを特徴と する請求の範囲 8に記載の画面表示方法。

1 1 . 上記第 1の画像信号および上記第 2の画像信号の両者が表示され る撮影再生混在モ一ドをさらに備え、 上記撮影モードでは上記第 1の画像信号のみを表示し、 上記撮影モー ドから上記再生モードへの遷移の際に上記撮影再生混在モードを介在さ せることを特徴とする請求の範囲 8に記載の画面表示方法。

1 2 . 上記再生モ一ドにおいて、 操作入力に応じて、 期間軸に沿って順 に異なる上記第 2の画像信号を表示することを特徴とする請求の範囲 8 に記載の画面表示方法。

1 3 . 上記再生モードから、 上記撮影モードへの遷移の際に一時的な停 止状態を介在させることを特徴とする請求の範囲 8に記載の画面表示方 法。

1 4 . 撮像装置のユーザインタ一フェースにおいて、

表示部と、

少なくとも二方向への操作を可能とする入力部と、

撮像部が現在捉えている被写体の画像である第 1の画像信号を上記表 示部に表示する撮影モードと、

撮影済みである第 2の画像信号のみを上記表示部に表示する再生モー ドとを備え、

上記入力部の操作方向と対応して、 上記撮影モードおよび上記再生モ ―ドの一方から他方へシームレスに遷移を生じさせるユーザィン夕ーフ エース。

1 5 . 撮像部と、

表示部と、

上記撮像部から出力される画像信号および上記表示部に出力される画 像信号を一時的に記憶する記憶部と、

ユーザの操作入力を受け付ける入力部と、

上記記憶部の書込みおよび読み出しを制御する制御部とを備え、 上記制御部は、 上記撮像素子が現在捉えている被写体の画像である第 1の画像信号と、 撮影済である第 2の画像信号とが、 同時に且つ上記第 1の画像信号と上 記第 2の画像信号とが重ならないように表示するように上記記憶部を制 御することを特徴とする撮像装置。

1 6 . 上記第 1の画像信号と上記第 2の画像信号とが異なる大きさとさ れることを特徴とする請求の範囲 1 5に記載の撮像装置。

1 7 . 上記第 1の画像信号と上記第 2の画像信号との少なくとも一方に 対して、 アイコンまたは力一ソルが付加されることを特徴とする請求の 範囲 1 5に記載の撮像装置。

1 8 . 上記制御部は、 上記第 1の画像信号と上記第 2の画像信号とが同 時に表示されている状態において、 シャッターポタンを押す操作に応答 して、 上記撮像部が捉えている新たな被写体の画像信号を新たな上記第 1の画像信号として表示すると共に、 以前の上記第 1の画像信号を新た な上記第 2の画像信号として表示するように上記記憶部を制御する請求 の範囲 1 5に記載の撮像装置。

1 9 . 上記第 1の画像信号と上記第 2の画像信号とが同時に表示されて いる状態において、 削除ポタンを押す操作に応答して、 上記第 2の画像 信号が削除されることを特徴とする請求の範囲 1 5に記載の撮像装置。

2 0 . 表示部を有する撮像装置における画像信号表示方法において、 撮像部が現在捉えている被写体の画像信号である第 1の画像信号と撮 影済みである第 2の画像信号とを、 同時に且つ上記第 1の画像信号と上 記第 2の画像信号とが重ならないように表示することを特徴とする画像 信号表示方法。

2 1 . 表示部を有する撮像装置のユーザインターフェースにおいて、 撮像部が現在捉えている被写体の画像である第 1の画像信号と、 撮影 済みである第 2の画像信号とが、 同時に且つ上記第 1の画像信号と上記 第 2の画像信号とが重ならないように表示されることを特徴とするユー ザィン夕一フェース。