WO2005096296A1 - ディスク装置 - Google Patents

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Hiroto Handa
Akira Takahashi
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Abstract

【課題】 少ない所要スペースで、ディスク収納部に対するディスクの誘導及び収納を確実に行うことが可能なディスク装置を提供する。 【解決手段】 ディスクDを再生するドライブユニットを、複数のトレイ250を分割した空間に振り込ませるピックアーム130、トレイ250に挿入・排出されるディスクDに当接して誘導する誘導位置と再生されるディスクから退避する退避位置との間を移動可能なローディングアーム256を設ける。ピックアーム130及びローディングアーム256の駆動を制御するピックスイングカムプレート138を、駆動機構によりスライド移動可能に設ける。

Description

明 細 書
ディスク装置
技術分野
[0001] 本発明は、複数のディスクを収納したディスク収納部を分割し、その間に生じた空 間にディスクを再生するドライブユニットを移動させ、ディスクを再生するディスク装置 の改良に関する。
背景技術
[0002] 従来、ディスクを収納したマガジンを装置に装着し、このマガジン内から引き出され たディスクを自動的に再生するタイプのディスク装置が広く普及している。このような ディスク装置は、ディスク再生の度に、ディスクを一枚づっ挿入 '排出する操作を行う 必要がない点で、操作性に優れている。
[0003] し力しながら、装置に対して着脱されるマガジンには、外部に取り出された際に、そ れが保持する複数のディスクを保護するために、十分な強度が要求されるため、マガ ジン本体の壁はかなり厚くなり、その結果、マガジン及びこれを装着する装置全体が 大型化する。また、マガジン内でディスクを保持するトレィ等を引き出すために、マガ ジン側壁の内面に、ガイド用の溝やレール部が設けられる。このような溝やレール部 を形成すると、マガジン側壁の厚さがさらに増大すると共に、隣接するディスクホルダ 間の間隔も広くなるため、マガジンの高さ寸法が増大し、これを装着する装置も大型 化する。
[0004] さらに、マガジンに収納されたディスクを引き出して再生するために、装置内に十分 な空間を設ける必要があり、装置が大型化する。特に、車載用ディスク装置等のよう に、 DINサイズと呼ばれる 180 X 50 (mm)、あるいはダブル DINサイズと呼ばれる 1 80 X 100 (mm)に収める必要がある場合には、小型化の要請が高い。
[0005] これに対処するため、マガジンを分割式として、装置に装着されたマガジンを分割 することによって形成されたスペースに、ディスク再生用のドライブユニットを振り込ま せて、マガジン力もディスクを引き出すことなく再生できるようにしたディスク装置が開 発されている(特許文献 1、特許文献 2)。カゝかるディスク装置では、ディスクを引き出 して再生するためのスペースが必要な 、ので、全体として装置の小型化を図ることが できる。
[0006] さらに、着脱型のマガジンを使用せずに、あら力じめ装置内に複数のディスクを収 納可能なトレイ等のディスク収納部を積層状態で組み込み、このトレイに対して、ディ スク挿入口力も挿入したディスクを自動的に収納すると共に、収納したディスクを自動 的に排出できるディスク装置が提案されている。力かるディスク装置においては、マガ ジンの厚さやマガジン着脱のための開口及び機構等が不要となるため、装置の小型 化を実現できる。特に、特許文献 3に開示された発明は、上記の分割式のマガジン のようにトレィを上下に分割可能に設け、分割されたトレイ内にドライブユニットを挿入 することによって、ディスクを引き出すことなく再生できるようにして、より一層の小型化 を図ったものである。
[0007] 特許文献 1 :特開平 11 232753号公報
特許文献 2:特開平 11― 306637号公報
特許文献 3:特開 2000 - 195134号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0008] ところで、上述のような車載用のディスク装置においては、ディスク挿入口から挿入 されたディスクを、トレイ等のディスク収納部に確実に収納する必要があるとともに、デ イスク収納部力 排出されるディスクは、ディスク挿入口へ確実に移動させる必要があ る。しかし、例えば、ディスク挿入ロカゝら揷入されたディスクを、ドライブユニットのター ンテーブルとクランパリングとの間を通過させて、ディスク収納部へ収納するように構 成し、小型化を図ったディスク装置のような場合には、ディスク挿入ロカ ディスク収 納部までのディスクの移動経路力 直線状とならない。これに対処するため、ディスク 装置内に固定されたガイド部材等に当接させることにより、ディスクの進路を変更させ ることが考えられる。但し、ディスク収納部側でディスクを保持するための部材が比較 的強固な場合には、これに抗してディスクを押し込む必要があり、カゝかる場合には、 ディスクを進路変更させるだけでは充分とは 、えな 、。
[0009] また、上述のような車載用のディスク装置にぉ ヽては、耐振動性を考慮して、デイス ク収納部を構成するトレイにディスクを確実に収納させて保持する必要がある。このた め、トレイ側には、ディスクを保持する部材が設けられているのが一般的である力 ト レイが分割のために昇降する際には、ディスクの飛び出しが生じ易ぐトレイ側の保持 だけでは十分でない場合がある。しかし、この時には、昇降によりトレイに保持された ディスクも移動するため、ディスクに直接接触して飛び出しを防止することは困難であ る。
[0010] このように、耐振動性を考慮して、ディスク収納部を構成するトレイにディスクを確実 に収納させて保持する必要があるが、その一方で、ディスク再生時やディスク搬送時 には、ディスクをトレイカもスムーズに解放する必要がある。このようなディスク保持及 び解放を両立させて、振動に強い装置を構成するためには、トレイ側でディスクを保 持する部材を設けるだけでなぐトレイの周辺に、トレイに対してディスクを誘導案内し たり、ディスクの飛び出しを防止するための複数の部材が必要となる。しかしながら、 ディスク周辺のスペースは狭いため、これらの部材をディスクの移動の邪魔にならな いように配置することは容易ではない。特に、力かる部材を必要な時にディスクに接 離するように可動に構成すると、それぞれを駆動する駆動機構が必要になるため、よ り一層スペースが必要となるとともに、互いの同期をとる必要も生じる。
[0011] 本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり
、その目的は、少ない所要スペースで、ディスク収納部に対するディスクの誘導及び 収納を確実に行うことが可能なディスク装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
[0012] 以上のような目的を達成するために、本発明は、ディスクを再生するドライブユニット が設けられ、複数のディスクを収納可能なディスク収納部の分割により生じた空間に 、前記ドライブユニットを振り込ませる振り込みアームと、前記振り込みアームを駆動 する駆動機構とを備えたディスク装置にぉ 、て、ディスク挿入位置と前記ディスク収 納部との間で移動するディスクに当接して前記ディスク収納部側若しくはディスク挿 入位置へ誘導する誘導位置と、ディスクから退避する退避位置との間を変位可能な ローデイングアームを有することを特徴とする。
[0013] 以上のような本発明では、ディスク挿入位置力も移動してきたディスクは、ローディ ングアームに当接してディスク収納部側へ進路を変える。このとき、誘導位置へ変位 するローデイングアームにより、ディスクがディスク収納部側へ誘導されるので、デイス ク収納部へ確実に収納される。また、ディスク再生時には、ローデイングアームは退 避位置に変位するので、ディスクとの衝突は生じな 、。
[0014] 他の態様では、前記ローデイングアームを、誘導位置へ付勢する付勢部材が設け られていることを特徴とする。
以上のような態様では、付勢部材によって、ローデイングアームが誘導位置へ付勢 されているので、ディスクはディスク収納部へより強く押し込まれるカゝ、若しくはデイス ク挿入位置へ強く押し出される。
[0015] 他の態様では、前記駆動機構の駆動力を前記振り込みアームに伝達する制御部 材が設けられ、前記制御部材には、その位置に応じて前記ローデイングアームを前 記誘導位置若しくは前記退避位置に駆動するローデイングアーム駆動手段が設けら れていることを特徴とする。
以上のよう態様では、振り込みアームを駆動する制御部材によって、ローデイングァ ームを駆動するので、機構を簡略化できる。
[0016] 他の態様では、前記制御部材は、スライド移動可能に設けられた単一のプレートで あり、前記ローデイングアーム駆動手段は、前記制御部材に一体に設けられた複数 のカムによって構成されて 、ることを特徴とする。
以上のような態様では、単一のプレートに一体に形成されたカムによって、多数の 部材の駆動を制御することができるので、部材数を節約できるとともに、駆動力の伝 達経路が簡略化され、動作不良等が発生しにくい。
[0017] 他の態様では、前記ディスク収納部に収納されたディスクとディスク挿入位置との間 に、ディスクと非接触で介在する規制位置と、前記ディスク収納部に収納されたディ スクから退避する退避位置との間を変位可能な規制アームを有することを特徴とする
[0018] 以上のような態様では、規制アームが規制位置にあるときには、ディスク収納部に 正常に収納されたディスクと、ディスク挿入位置との間に非接触で介在することにより 、分割等によってトレイとともにディスクが移動する時に、振動によりディスクが収納位 置力 変位した場合であっても、規制アームに当接するので、ディスク収納部力もの 飛び出しが防止される。
[0019] 他の態様では、前記制御部材を有し、前記制御部材と前記規制アームとを連動さ せるリンク機構が設けられていることを特徴とする。
以上のような態様では、振り込みアームを駆動させる制御部材の変位に従って、リ ンク機構が規制アームも変位させることができるので、それぞれの駆動用の部材を配 設する場合に比べて、機構の簡略化と所要スペースの節約が実現できる。
[0020] 他の態様では、前記リンク機構は、スライド移動可能に設けられたスライドリンクを有 し、前記スライドリンクには、その移動両端において、前記規制アームを退避位置に 押圧する押圧部が設けられて!/ヽることを特徴とする。
以上のような態様では、スライドリンクをいずれの方向にスライド移動させても、その 移動端にぉ 、て規制アームが退避位置となるので、ディスク再生時とディスク揷排時 に相反する方向に制御部材が移動する場合であっても、これと連動させて規制ァー ムを退避させることができる。
[0021] 他の態様では、前記規制アームは、規制位置にあるときにディスク近傍に立ち上が り、退避位置にあるときに倒れる棒状の規制部を有することを特徴とする。
以上のような態様では、棒状の規制部を倒立させるので、少ない所要スペースでデ イスクの飛び出しを防止することができるとともに、規制位置において、変位したデイス クの縁に接触しても、記録面を傷付けることがな 、。
[0022] 他の態様では、再生若しくは揷排されるディスク以外のいずれかのディスクの縁に 当接する当接位置と、前記ディスクから離れる退避位置との間を変位可能なテンショ ンアームと、を有することを特徴とする。
[0023] 以上のような態様では、ディスクと非接触で飛び出しを防止する規制アームと、ディ スクに接離して飛び出しを防止するテンションアームとの組合せによって、種々の状 況におけるディスクの飛び出しを確実に防止できる。
[0024] 他の態様では、前記規制アームが規制位置にあるときには、前記テンションアーム を退避位置とし、前記規制アームが退避位置にあるときには、前記テンションアーム を規制位置とするリンク機構を有することを特徴とする。 以上のような態様では、ディスク収納部の分割等の際にトレイとともにディスクが昇 降する場合には、規制アームが規制位置にあり、テンションアームが退避位置にある ので、ディスクの昇降を許容しつつ、ディスク収納部からのディスクの飛び出しを防止 できる。ディスク再生若しくは揷排時には、規制アームが退避位置にあり、テンション アームが当接位置にあるので、再生若しくは揷排されるディスク以外のディスクのディ スク収納部からの飛び出しが防止される。
[0025] 他の態様では、前記駆動機構の駆動力を前記振り込みアームに伝達するとともに、 前記リンク機構を駆動する制御部材が設けられていることを特徴とする。
以上のような態様では、振り込みアームを駆動させる制御部材によって、リンク機構 も駆動させることができるので、部材数の低減と構成の簡略ィ匕が可能となる。
[0026] 他の態様では、前記リンク機構は、スライド移動可能に設けられたスライドリンクを有 し、前記スライドリンクには、その移動両端において、前記規制アームを退避位置に 押圧する押圧部が設けられるとともに、前記テンションアームを規制位置に付勢する 付勢部が設けられて ヽることを特徴とする。
以上のような態様では、スライドリンクをいずれの方向にスライド移動させても、その 移動端において規制アームを退避位置とするとともにテンションアームを規制位置と することができるので、非常に簡単な構成で、両者の駆動を実現できる。
[0027] 他の態様では、前記ディスク収納部に収納されたディスクの変位を規制する規制位 置と、前記ディスク収納部に収納されたディスクから退避する退避位置との間を変位 可能に設けられたディスク規制部と、前記駆動機構により変位可能に設けられ、その 位置に応じて前記ローデイングアームを誘導位置若しくは退避位置に付勢するロー デイングアーム付勢手段と、前記ディスク規制部を規制位置若しくは退避位置に付勢 する規制部付勢手段とを備えた制御部材と、を有することを特徴とする。
[0028] 以上のような態様では、駆動機構によって変位する制御部材力 ローデイングァー ム及びディスク規制部を適宜駆動することができるので、それぞれの駆動用の部材を 配設する場合に比べて、ディスク収納部の周辺の機構が非常に簡略化されるととも に、所要スペースを節約できる。
[0029] 他の態様では、前記ディスク規制部は、前記ディスク収納部に収納されたディスクと ディスク挿入位置との間に介在する規制位置と、前記ディスク収納部に収納されたデ イスタカ 退避する退避位置との間を変位可能な規制アームと、前記ディスク収納部 に収納されたディスクのいずれかに当接する当接位置と、前記ディスクから離れる退 避位置との間を変位可能なテンションアームと、前記規制部付勢手段によって駆動 可能に設けられ、前記規制アームの規制位置及び退避位置の切り換え、前記テンシ ヨンアームの当接位置及び退避位置の切り換えを連動させるリンク機構と、を有する ことを特徴とする。
以上のような態様では、制御部材の変位によって、ローデイングアームば力りでなく
、ディスクの変位を規制するための規制アームとテンションアームと 、う 2種類の部材 を、ともに駆動することができるので、それぞれの駆動用の部材を配設する場合に比 ベて、より一層の機構の簡略化と所要スペースの節約が実現できる。
[0030] 他の態様では、前記制御部材は、スライド移動可能に設けられた単一のプレートで あることを特徴とする。
以上のような態様では、単一のプレートをスライド移動させることによって、多数の部 材の駆動を制御することができるので、部材数を大幅に節約することができる。
[0031] 他の態様では、前記ローデイングアーム付勢手段及び前記規制部付勢手段は、前 記制御部材に一体に設けられた複数のカムによって構成されていることを特徴する。 以上のような態様では、単一のプレートに一体に形成されたカムによって、多数の 部材の駆動を制御することができるので、部材数をより一層節約できるとともに、駆動 力の伝達経路が簡略化され、動作不良等が発生しにくい。
発明の効果
[0032] 以上のような本発明によれば、少な 、所要スペースで、ディスク収納部に対するデ イスクの誘導及び収納を確実に行うことが可能なディスク装置を提供することができる
図面の簡単な説明
[0033] [図 1]本発明のディスク装置の一実施形態を示す平面図
[図 2]図 1のディスク収納時を示す平面図
[図 3]図 1のディスク装置のシャーシ及びシフトプレートを示す右側面図 [図 4]図 1のディスク装置のシャーシ及びシフトプレートを示す右側面図
[図 5]図 1のディスク装置のシャーシ及びシフトプレートを示す右側面図
[図 6]図 1のディスク装置のピックアームを示す平面図
[図 7]図 6のピックアームの振り込み状態を示す平面図
[図 8]図 1のディスク装置のテンションアームの退避状態を示す平面図
[図 9]図 1のディスク装置のテンションアームのディスク保持状態を示す平面図
[図 10]図 1のディスク装置のピックスイングカムプレートを示す左側面図(A)、平面図
(B)
[図 11]図 1のディスク装置のローデイングアームを示す平面図(A)、正面図(B)
[図 12]図 1のディスク装置の規制アームを示す左側面図 (A)、正面図(B)
[図 13]図 1のディスク装置のテンションアームを示す背面図(A)、平面図(B)
[図 14]図 1のディスク装置のスライドリンクを示す正面図 (A)、平面図(B)
[図 15]図 1のディスク装置の規制アーム直立状態において、収納されたディスクを示 した正面図(A)、ローデイングローラを示した正面図(B)、ローデイングローラ及びデ イスクガイドの構成を示す拡大右側面図(C)
[図 16]図 1のディスク装置のスライドリンク右移動時を示す正面図 (A)、スライドリンク 左移動時を示す正面図(B)
[図 17]図 1のディスク装置のリンクアームを示す左側面図 (A)、平面図(B)
[図 18]図 1のディスク装置のピックスイングアームの位置に応じたローデイングアーム とリンクアームの角度の変化を示す側面図 (A)、平面図(B)〜(C)
[図 19]図 1のディスク装置のディスク挿入口を開閉するシャツタを示す正面図
[図 20]図 1のディスク装置のイジェクトアームを示す平面図
圆 21]図 1のディスク装置の駆動機構を示す透視平面図
[図 22]図 1のディスク装置のスライドプレートを示す左側面図
[図 23]図 1のディスク装置のディスク挿入開始時 (A)、ディスク引き込み時 (B)を示す 説明図
[図 24]図 1のディスク装置のクランパリング振り込み時 (A)、ディスククランプ時 (B)を 示す説明図 符号の説明
101…シャーシ
101— 1, 2, 5···ピックガイド溝
101— 7···ディスク揷入口
103···シャツタ
103— 1, 104—1, 119-1, 130—1, 131— 1, 256-1, 316…軸 103— 2, 115-3, 119— 3···ピン
103— 3…屈曲部
103— 4, 115-2, 231-3, 254—1, 402, 414, 456···スプリング 104···円形カムプレート
104— 2· · 'スイング, 動カム
104— 4···ボス
105···リングギヤ
106, 107, 108···シフ卜プレー卜
106-2, 107-2, 108— 4···ピック昇降カム
110···ピックシャーシ
110-1, 2, 3···ピック昇降ピン
111一 1···平歯車
112· ··ディスクガイドプレート
113···リンクアーム
113— 2, 3…折り曲げ部
113— 4···先端部
113— 5···付勢部
114···スライドリンク
114- 1, 2…押圧部
114— 3…押圧爪
114— 4···溝
115···テンションアーム 115- - 1…パッド
119, 143···リンクプレー -卜
119- -2, 131— 2···ロー -ラ
120·· '·ドライブシャーシ
123·· 'ターンテーブル
124·· 'クランプアーム
125·· 'クランパリング
129·· '保持部
130·· •ピックアーム
130- -2…連結カム
130- -5·· 'フック
131·· 'ピックスイングァー -ム
131- - 3···2段ローラ
134·· 'ガイド部
137·· 'スライドプレート
137- - 1…連結穴
137- -2…当接部
138·· -ピックスイング力ムプレ
138- -1···振込みカム
138- -2···カム
138- -3, 138— 4···絞り部
138- -6…左側面
138- -7…押上部
203·· 'ウォーム
210·· 'ドラムカム
215, 216···ローラ軸受け
215- 1…長穴部
215- •2…軸受け部 217, 218 1· ··ノヽスノ ギヤ
218· ··ハスバウオーム
218— 2· ··ウォームギヤ
230· ··ディスクガイド
230— 1…軸咅
231…規制アーム
231 - 1, 2…突出部
231— A…規制咅
250…卜レイ
254· ··イジェクトアーム
256· ··ローデイングアーム
256— 2· ··ボス咅
256— 3· ··突起部
256— 4· ··ガイド部
401 · ··ローデイングローラ
401— 1· ··ローラ軸
D…ディスク
Ml, Μ3· ··モータ
発明を実施するための最良の形態
[0035] 以下には、本発明を適用した車載用のディスク装置の一つの実施の形態(以下、 本実施形態とする)について、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の図面 の説明においては、ディスク装置の正面側を前方、背面側を後方とし、上下左右の 方向は、ディスク装置の正面側から見た場合の方向に対応するものとする。
[0036] [A.全体構成]
本実施形態は、図 1及び図 2、図 8及び図 9に示す通り、以下のような概略構成を有 している。
(1)ディスク Dを収納するトレイ 250が多数積層され、シャーシ 101内に昇降可能に 設けられたピックシャーシ 110 (2)分割されたトレイ 250間に振り込まれるピックアーム 130 (請求項に記載の振り込 みアームに対応)
(3)ピックアーム 130上に配設され、ディスク Dを再生するドライブユニット (ターンテ 一ブル 123等を含む)を備えたドライブシャーシ 120
(4)スライド移動によってピックアーム 130を駆動するピックスイングカムプレート 138 ( 請求項に記載の制御部材に対応)
(5)ピックスイングカムプレート 138によって駆動されるローデイングアーム 256 (請求 項に記載のローデイングアームに対応)
(6)ピックシャーシ 110に設けられた規制アーム 231
(7)ピックシャーシ 110に設けられたテンションアーム 115
(8)規制アーム 231及びテンションアーム 115を駆動するスライドリンク 114及びリン クアーム 113 (請求項に記載のリンク機構に対応)
[0037] [B.各部の構成]
[1.ピックシャーシ(図 1〜5) ]
ピックシャーシ 110は、シャーシ 101内に昇降可能に設けられるとともに、その昇降 によってディスク D及びトレィ 250に干渉しな 、ように、略扇形の空隙が形成されて ヽ る。ピックシャーシ 110の前後左右の側面は、シャーシ 101の内側面に沿って、底面 力も直角に曲げられている。このピックシャーシ 110の後面(図 3)、右側面(図 4)及 び前面(図 5)には、それぞれピック昇降ピン 110— 1, 2, 3が力しめられている。
[0038] これらのピック昇降ピン 110—1, 2, 3は、シャーシ 101に形成された垂直方向のピ ックガイド溝 101— 1, 2, 5に係合している。また、ピック昇降ピン 110— 1, 2, 3は、 シャーシ 101の側面にスライド移動可能に設けられたシフトプレート 108, 107, 106 に、それぞれ形成された階段状の溝若しくは穴であるピック昇降カム 108— 4, 107 - 2, 106— 2と係合している。従って、シフトプレート 108, 107, 106が同期してスラ イド移動することにより、ピックシャーシ 110が上下動するように構成されている力 そ のための機構は説明を省略する。
[0039] [2.ピックアーム(図 1, 2, 6, 7) ]
ピックアーム 130は、図 1及び図 2に示すように、ピックシャーシ 110の左底面上部 に、軸 130— 1を支軸として回動自在に取り付けられている。ピックアーム 130の先端 (軸 130— 1と反対端)には、フック 130— 5が設けられている。このフック 130— 5は、 ピックアーム 130の振り込み時に、ピックシャーシ 110の後面側に保持される部分で ある。つまり、ピックシャーシ 110の右後隅には、水平方向の一対のプレートである保 持部 129が固定されており(図 20参照)、このプレート間にフック 130— 5が保持され る構成となっている。
[0040] また、ピックアーム 130には、後述するピックスイングアーム 131の駆動力が伝達さ れる溝若しくは穴である連結カム 130— 2が形成されている(図 6, 7参照)。さらに、ピ ックアーム 130には、ターンテーブル 123、ピックアップ(図示せず)等、ディスク再生 に必要な部材を備えたドライブシャーシ 120、ターンテーブル 123との間でディスク D を挟持するクランノ リング 125等を備えたクランプアーム 124、ドライブシャーシ 120 をピックアーム 130に対して弾性支持された状態と固定された状態とに切り換えるフ ローテイングロック機構等が設けられているが、詳細は省略する。
[0041] [3.ピックスイングアーム(図 2, 6, 7) ]
ピックスイングアーム 131は、ピックアーム 130とピックシャーシ 110の間に配設され ており、ピックシャーシ 110の穴に係合する軸 131— 1を中心に、ピックシャーシ 110 に回動自在に取り付けられている。ピックスイングアーム 131の軸 131—1の左裏面 には、ローラ 131— 2が回転自在に取り付けられている。このローラ 131— 2は、後述 するピックスイングカムプレート 138の振込みカム 138— 1に揷通されている。ピックス イングアーム 131の先端部には、 2段ローラ 131— 3が回転自在に取り付けられてい る。この 2段ローラ 131— 3は、ピックアーム 130に設けられた連結カム 130— 2に揷 通されている。
[0042] [4.ピックスイングカムプレート(図 6〜: L0) ]
ピックスイングカムプレート 138は、図 8及び図 9に示すように、ピックシャーシ 110の 裏面に前後にスライド移動可能に取り付けられている。このピックスイングカムプレー ト 138の底面に形成された溝若しくは穴である振込みカム 138— 1は、図 6及び図 7 に示すように、ピックスイングアーム 131のローラ 131— 2が挿通され、後部が前後方 向の直線状、前部が円弧状となっている。このため、ピックスイングカムプレート 138 が後方 (A方向)に移動すると、ピックスイングアーム 131が時計方向に回動する。そ して、このようなピックスイングアーム 131の回動に従って、ピックスイングアーム 131 の前方に取り付けられた 2段ローラ 131—3は、ピックアーム 130に形成された連結力 ム 130— 2内を移動しながら、ピックアーム 130が反時計方向に回動するように付勢 する構成となっている。
[0043] また、図 10に示すように、ピックスイングカムプレート 138の左端部が上方に折り曲 げられた左側面 138— 6の前部には、後述するリンクアーム 113の回動を制御する山 形状のカム 138— 2が、内側に突出するように一体に形成されている。そして、ピック スイングカムプレート 138の左側面 138— 6の上部の前後には、後述するローデイン グアーム 256を制御する 2つの絞り部 138— 3, 138— 4が、内側に突出するように、 ピックスイングカムプレート 138と一体に形成されている。さらに、ピックスイングカムプ レート 138の左側面 138 - 6の奥側上端には、内側に段曲げされた押上部 138— 7 が形成されている。この押上部 138— 7は、図 1に示すように、クランプアーム 124を 下力 押し上げることにより、ディスク Dを挿入するためのクリアランスを確保するもの である。
[0044] [5.ローデイングアーム(図 2, 8, 9, 11) ]
ローデイングアーム 256は、図 8及び図 9に示すように、ピックシャーシ 110の左上 部にかしめられた軸 256— 1と回動自在に係合して!/、る。ローデイングアーム 256は、 ピックシャーシ 110との間に設けられたスプリング 456によって、時計方向に付勢され ている。また、ローデイングアーム 256の左手前には、ボス部 256— 2と突起部 256— 3が形成されている。ボス部 256— 2、突起部 256— 3は、ピックスイングカムプレート 138のスライド移動に従って、絞り部 138— 3, 138— 4若しくは左側面 138— 6の内 側に当接することにより、その回動角度が設定される構成となっている(図 18参照)。 さらに、ローデイングアーム 256には、図 11に示すように、挿入'排出されるディスク D の左縁が当接しながら通過することにより、ディスク Dの方向を変える略コの字状のガ イド部 256—4が設けられている(図 1参照)。
[0045] [6.規制アーム(図 8, 9, 12) ]
規制アーム 231は、図 8及び図 9に示すように、ピックシャーシ 110の前壁に、上下 に回動可能に軸支されている。この規制アーム 231は、図 12に示すように、棒状の 規制部 231— Aを有しており、その回動に応じて、規制部 231— Aが直立して、トレイ 250内のディスク Dの外縁から僅か〖こ離れた状態で飛び出しを防止する規制位置( 図 8)と、規制部 231— Aが倒れて、トレイ 250内のディスク Dから退避してディスク D の移動若しくは再生スペースを確保する退避位置(図 9)とが切り換わるように構成さ れている。この切り換えは、後述するスライドリンク 114に設けられた押圧部 114— 1, 2が、規制アーム 231の軸の上下に設けられた突出部 231— 1, 2に接離することに より行われる。さらに、規制アーム 231は、ピックシャーシ 110との間に設けられたスプ リング 231— 3によって、規制部 231— Aが直立する方向に付勢されている。
[0046] [7.テンションアーム(図 8, 9, 13) ]
テンションアーム 115は、図 8及び図 9に示すように、ピックシャーシ 110の底面前 部に、回動可能に軸支された部材であり、選択対象のトレイ 250よりも下方のトレイ 25 0のディスク Dの縁を押さえて、飛び出さな!/、ようにテンションを与える上下一対のパッ ド 115— 1を備えている。このテンションアーム 115は、ピックシャーシ 110との間に設 けられたスプリング 115— 2を介して、パッド 115— 1がディスク Dから離れる方向に付 勢されている。また、テンションアーム 115には、後述するスライドリンク 114の押圧爪 114— 3によって付勢されるピン 115— 3が設けられて!/、る。
[0047] [8.スライドリンク(図 8, 9, 14〜16) ]
スライドリンク 114は、図 14〜16に示すように、ピックシャーシ 110の前壁に左右に スライド移動可能に設けられた部材である。このスライドリンク 114は、左右の移動端 の中間位置に待機するように、ピックシャーシ 110との間に配設されたスプリング 414 によって付勢されている。そして、スライドリンク 114の右端近傍には、その左右のスラ イド移動に従って、規制アーム 231の突出部 231— 1, 2を押圧する押圧部 114— 1 , 2が設けられている。
[0048] すなわち、図 16 (A)に示すように、スライドリンク 114が右側にスライド移動すると、 下側の押圧部 114— 2によって、下側の突出部 231— 2が付勢され、規制アーム 23 1がスプリング 231— 3の付勢力に抗して下方に回動するので、規制部 231— Aは退 避状態となる。一方、図 16 (B)に示すように、スライドリンク 114が左側にスライド移動 すると、上側の押圧部 114— 1によって、上側の突出部 231— 1が付勢され、規制ァ ーム 231がスプリング 231— 3の付勢力に抗して下方に回動するので、規制部 231 — Aは退避状態となる。このように、スライドリンク 114が左右どちらに移動しても、規 制部 231— Aは退避状態となるように構成されて!、る。
[0049] また、スライドリンク 114の内側には、図 8, 9, 14に示すように、その左右のスライド 移動に従って、テンションアーム 115のピン 115— 3を付勢することにより、テンション アーム 115をスプリング 115— 2に抗して奥側へ回動させて、ノ ッド 115— 1をデイス ク Dの外縁に接触させる押圧爪 114— 3が設けられて 、る。この押圧爪 114- 3は、 滑らかな略凹字形のカム面を有しており、両端の突出部分において、ピン 115— 3を 付勢し、中央の窪みにぉ 、てピン 115- 3に対する付勢を解くように構成されて 、る 。さらに、スライドリンク 114の左端には、後述するリンクアーム 113の先端部 113— 4 と係合する溝 114 4が設けられて 、る。
[0050] [9. リンクアーム(図 8, 9, 17, 18) ]
リンクアーム 113は、図 8, 9, 17に示すように、後述するディスクガイドプレート 112 にかしめられた軸上を回動自在に取り付けられており、略コの字状に形成された下面 左側には、その前後に 2ケ所の折り曲げ部 113— 2, 3が形成されている。この折り曲 げ部 113— 2, 113— 3は、図 18に示すように、スライド移動するピックスイングカムプ レート 138に形成されたカム 138— 2と接離することにより、リンクアーム 113を左若し くは右にスライド移動させるものである。また、上記のように、リンクアーム 113の先端 部 113— 4は、スライドリンク 114の溝 114— 4に係合している。このため、ピックスイン グカムプレート 138が前後にスライド移動すると、リンクアーム 113が回動するとともに 、スライドリンク 114が左若しくは右にスライド移動するように構成されている。さらに、 リンクアーム 113の先端部 113— 4には、後述するシャツタ 103を付勢する付勢部 11 3— 5が設けられている。
[0051] [10.ディスクガイド及びローデイングローラ(図 2, 15, 16) ]
ピックシャーシ 110の前上部には、図 15 (B) (C) ,図 16 (B)に示すように、略コの 字状のディスクガイドプレート 112が設けられており、このディスクガイドプレート 112 の内側には、ディスクガイド 230が組み付けられている。ディスクガイド 230には、ディ スク Dが挿入、排出される時に、ディスク Dの縁をガイドする溝が形成されている。ディ スクガイド 230の左右には、一体で軸部 230— 1が形成されており、この左右の軸部 2 30— 1は、図 15 (C)に示すように、ローラ軸受け 215, 216の長穴咅 215— l (左は 図示を省略)に係合している。ローラ軸受け 215, 216の中央部には、ローデイング口 ーラ 401の左右力も突出したローラ軸 401— 1を受ける軸受け部 215— 2 (左は図示 省略)が形成されている。さらに、ローラ軸受け 216, 215の先端部とディスクガイドプ レート 112の上部との間には、それぞれスプリング 402が取り付けられている。このた め、ディスク Dがローデイングローラ 401とディスクガイド 230との間に挿入されると、デ イスク Dの厚みだけローデイングローラ 401が下がり、ローラ軸受け 215, 216が下方 に回動する力 ローデイングローラ 401には、スプリング 402の付勢力によって、ディ スク Dに圧着する上方向に常時圧力が加えられて 、る。
[0052] また、ディスクガイドプレート 112の右側下部には、モータ M3が取り付けられ、その 軸に圧入されたウォーム 203力 ハスバギヤ 218— 1とウォームギヤ 218— 2がー体 で形成されたハスバウオーム 218のハスバギヤ 218— 1と嚙み合っている。ノヽスバウ オーム 218は、ディスクガイドプレート 112に直立して設けられた軸 316に回転自在 に取り付けられている。ハスバウオーム 218の上部に形成されたウォームギヤ 218— 2は、ローデイングローラ 401の軸に圧入されたハスバギヤ 217と嚙み合っている。こ れにより、モータ M3の作動に従って、ローデイングローラ 401が回転するように構成 されている。
[0053] [11.シャツタ(図 19) ]
シャーシ 101の前面には、図 19に示すように、ディスク Dを挿入'排出するためのデ イスク揷入口 101— 7が形成されており、このディスク揷入口 101— 7は、ディスク Dの 誤挿入を防止するためのシャツタ 103が設けられている。このシャツタ 103には、軸 1 03 - 1,ピン 103— 2及び 2つの屈曲部 103— 3が設けられており、軸 103— 1は、シ ヤーシ 101に形成された水平方向の溝に、回動可能に且つ水平移動可能に挿通さ れている。ピン 103— 2及び 2つの屈曲部 103— 3は、シャーシ 101に形成された斜 め方向の溝に沿って、移動可能となるように挿通されている。そして、シャツタ 103は 、シャーシ 101との間に設けられたスプリング 103— 4によって、ディスク揷入口 101 - 7を塞ぐ方向に付勢されて 、る。
[0054] さらに、シャツタ 103の左端には、リンクアーム 113の付勢部 113— 5が当接してい る。このため、シャツタ 103は、リンクアーム 113の回動に従って、付勢部 113— 5によ り右方向に付勢されると、スプリング 103— 4の付勢力に抗して右方向に移動しなが ら、軸 103— 1を中心に回動してディスク揷入口 101— 7を開放するように構成されて いる。
[0055] [12. トレイ(図 1, 2, 20) ]
ディスク Dが収納され、再生時に分割されるトレイ 250は、周知のあらゆる技術を適 用可能である。例えば、ピックシャーシ 110に積層され、昇降可能に設けられた円弧 状のプレートとしてトレィ 250を構成し、このトレィ 250の周囲に、図 1及び図 2に示す ように、回転するドラムカム 210を直立して配設し、ドラムカム 210の周囲に形成され た階段状の溝に、トレイ 250の縁に設けられた爪部を揷通させることにより、ドラム力 ム 210の回動に従って、トレイ 250が昇降する構成とすることが考えられる。
[0056] ピックシャーシ 110のトレイ 250の右後方には、図 20に示すように、排出対象となる ディスク Dを排出方向に付勢するイジェクトアーム 254が回動可能に設けられて 、る。 イジェクトアーム 254は、ピックシャーシ 110との間に配設されたスプリング 254— 1に よって、ディスク D力も退避する方向に付勢されている。そして、後述するリンクプレー ト 143の一端力 イジェクトアーム 254の端部に回動可能に連結されている。
[0057] [13.駆動機構 (図 21, 22) ]
上記のピックスイングカムプレート 138は、そのスライド移動に従って、規制アーム 2 31の回動、テンションアーム 115の回動、ローデイングアーム 256の回動及びピック アーム 130の回動を制御することができる。このピックスイングカムプレート 138を駆 動するための駆動機構としては、周知のあらゆる技術を適用可能である。例えば、図 21及び図 22に示すように、シャーシ 101に設けられたモータ Ml、減速機構、平歯 車 111— 1, 111— 2、円形カムプレート 104、リンクプレート 119、スライドプレート 13 7の糸且合せによって、ピックスイングカムプレート 138をスライド移動させる以下のよう な構成とすることが考えられる。すなわち、駆動源となるモータ Mlは、シャーシ 101 の左奥隅に取り付けられている。モータ Mlの回転駆動力は、減速機構を経由して、 シャーシ 101上に回転自在に取り付けられた平歯車 111— 1, 111— 2に伝達される 構成となっている。
[0058] また、シャーシ 101の底面には、外周にギヤ溝が形成された円形カムプレート 104 力 軸 104— 1を中心に回動可能に取り付けられている。この円形カムプレート 104 には、後述するリンクプレート 119のローラ 119— 2と係合する溝若しくは穴であるスィ ング駆動カム 104— 2が形成されている。リンクプレート 119は、シャーシ 101の底面 上部に、軸 119— 1を中心として回動可能に取り付けられている。リンクプレート 119 の一端には、ローラ 119— 2が回転自在に設けられ、他端には、ピン 119— 3がー体 に形成されている。このローラ 119— 2は、上記のスイング駆動カム 104— 2に揷通さ れている。
[0059] そして、シャーシ 101の左側面には、スライドプレート 137が前後にスライド移動可 能に設けられている。このスライドプレート 137に設けられた連結穴 137— 1には、リ ンクプレート 119のピン 119— 3が、回動可能に且つ左右に移動可能に連結されて いる。スライドプレート 137の左側面には、図 22に示すように、垂直方向に立ち上げ られた当接部 137— 2が設けられ、この当接部 137— 2は、ピックスイングカムプレー ト 138に当接している。
[0060] 円形カムプレート 104に設けられたスイング駆動カム 104— 2は、連続した蛇行形 状であり、これに係合されたローラ 119— 2が、円形カムプレート 104の回動に従って 、軸 104— 1に対する距離を変えることにより、リンクプレート 119を付勢するように構 成されている。従って、モータ Mlの駆動力が、減速機構、平歯車 111— 1, 111 - 2 を経由して円形カムプレート 104に伝達されると、円形カムプレート 104の回動ととも にスイング駆動カム 104— 2が移動し、これに適宜ローラ 119— 2が付勢されることに より、リンクプレート 119が回動する。そして、リンクプレート 119の回動によりスライド プレート 137がスライド移動するので、その当接部 137— 2に接触したピックスイング カムプレート 138は、その昇降を許容されつつ、前後にスライド移動するように構成さ れている。
[0061] さらに、円形カムプレート 104にはボス 104— 4が突出して設けられ、シャーシ 101 の奥側底面には、リンクプレート 143が回動可能に設けられている。リンクプレート 14 3の一端は、イジェクトアーム 254の端部に回動可能に連結されている。リンクプレー ト 143の他端は、円形カムプレート 104の回動に従って、上記のボス 104— 4に付勢 されることにより、回動する構成となっている。すなわち、円形カムプレート 104の回動 により、ボス 104— 4がリンクプレート 143の他端を付勢すると、リンクプレート 143の 時計方向の回動とともに、イジェクトアーム 254がスプリング 254— 1の付勢力に抗し て時計方向に回動し、ディスク Dを排出方向に付勢するように構成されている。なお、 モータ Ml、 M3は、操作ボタン、センサ等力もの入力信号に応じて、所定のプロダラ ムで動作するマイクロコンピュータによって制御される。
[0062] [C.作用]
上述したような本実施形態の動作について、まず、ディスク装置の動作の概要を説 明し、次に、待機状態、ディスクの搬入、ディスクの収納、ピックアームの振り込み、デ イスクの再生、ピックアームの振り出し、ディスクの排出の順に説明する。
[0063] [1.動作の概要(図 1, 2, 23, 24) ]
まず、ディスク装置の動作の流れの概要を説明する。すなわち、ディスク挿入口 10 1—7から挿入されたディスク Dは、図 1,図 23 (A) (B)に示すように、ローデイング口 ーラ 401の回動に従って、装置内に引き込まれながら、ローデイングアーム 256のガ イド部 256— 4に当接することによってその移動方向がトレイ 250側に変換されるとと もに、ローデイングアーム 256の回動によりトレイ 250側に押圧されるので、選択され た段のトレィ 250に収納される。
[0064] そして、ディスク Dの再生時には、図 2,図 24 (A) (B)に示すように、分割されたトレ ィ 250側〖こ、ピックアーム 130を振り込み、ドライブシャーシ 120のターンテーブル 12 3に装着されたディスク Dの再生が行われる。再生後、ディスク Dを排出する際には、 ピックアーム 130を振り出し、イジェクトアーム 254を回動することによってディスク Dを トレイ 250力ら押し出す。ディスク Dは、ローデイングアーム 256のガイド部 256— 4に 当接することによって、その移動方向がディスク挿入口 101— 7へと変換されるととも にローデイングローラ 401に接し、ローデイングローラ 401の回動に従って、ディスク 挿入口 101— 7から外部に排出される。
[0065] [2.待機状態] まず、待機状態においては、図 18 (A)に示すように、ピックスイングカムプレート 13 8は前方にある。このため、リンクアーム 113の前方の折り曲げ部 113— 3が、ピックス イングカムプレート 138のカム 138— 2に付勢されることにより、リンクアーム 113は、 反時計方向に回動している。これにより、リンクアーム 113の付勢部 113— 5は、シャ ッタ 103の左端を右方に付勢するので、シャツタ 103が上方に回動してディスク挿入 口 101— 7を開放して 、る(図 19参照)。
[0066] また、このとき、図 16 (A)に示すように、リンクアーム 113の先端部 113— 4は、スラ イドリンク 114を右方に付勢している。このため、スライドリンク 114の下方の押圧部 1 14— 2力 規制アーム 231の下方の突出部 231— 2を押圧しており、規制アーム 231 は、スプリング 231— 3の付勢力に抗して規制部 231— Aが倒れる方向に回動して ヽ るので、ディスク揷入口 101—7から退避している。また、テンションアーム 115のピン 115— 3は、図 9に示すように、スライドリンク 114の押圧爪 114— 3の左側突出部分 に当接しているので、スプリング 115— 2の付勢力に抗して回動し、そのパッド 115— 1が、ディスク挿入口 101— 7より下方のディスク D (既に収納されて!ヽる場合)に対し て、トレイ 250から飛び出さな!/、ようにテンションを与えて 、る。
[0067] 一方、図 18 (A)に示すように、ローデイングアーム 256のボス部 256— 2は、ピック スイングカムプレート 138の左側面 138— 6に当接しているので、スプリング 456の付 勢力によって、時計方向に回動している。このため、ローデイングアーム 256のガイド 部 256-4は、トレイ 250側にある。さらに、ピックスイングカムプレート 138の押上部 1 38— 7は、クランプアーム 124を下力も押し上げることにより、ターンテーブル 123とク ランパリング 125との間にディスク挿入のためのクリアランスを確保している。
[0068] [3.ディスク挿入]
上記のような状態で、ディスク揷入口 101— 7にディスク Dを挿入すると、センサ(図 示せず)によってディスク Dが検知され、モータ M3が作動するので、ローデイング口 ーラ 401が回動することにより、ディスクガイド 230との間にディスク Dが引き込まれる 。ディスク Dは、図 23 (A) (B)に示すように、上方に退避したクランパリング 125と、そ の下方のターンテーブル 123との間を通過する。そして、図 1に示すように、ディスク Dが奥に移動するに従って、ローデイングアーム 256のガイド部 134に当接すること によって進路を変え、平面方向から見て斜め右上方向に案内される。その後、デイス ク Dはローデイングローラ 401から離れるとともに、ローデイングアーム 256のガイド部 134力 Sスプリング 456の付勢力〖こよって、ディスク Dをトレイ 250側に押し込むので、 ディスク Dがトレイ 250内に収納される。このようなディスク Dの収納がセンサによって 検出されると、ローデイングローラ 401が停止する。
[0069] [4.ピックアームの振り込み]
次に、分割されたトレイ 250側にピックアーム 130を振り込む動作を説明する。すな わち、選択されたトレイ 250の上下のトレイ 250を分割退避させる際には、モータ Ml の作動で回動する円形カムプレート 104によって、リングギヤ 105が回動し、スライド プレート 137が後方にスライド移動することにより、ピックスイングカムプレート 138が、 後方へのスライド移動を開始する。すると、図 18 (B)に示すように、ピックスイングカム プレート 138の絞り咅 138— 4によって、ローデイングアーム 256のボス咅 256— 2力 S 付勢され、ローデイングアーム 256がスプリング 456の付勢力に抗して反時計方向に 回動するので、分割時に昇降するディスク Dから、ローデイングアームのガイド部 256 —4が退避する。
[0070] これと同時並行的に、リンクアーム 113の折り曲げ部 113— 3は、ピックスイングカム プレート 138のカム 138— 2力ら解放される。これにより、リンクアーム 113の先端咅 1 13— 4によるスライドリンク 114に対する付勢が解かれ、スライドリンク 114が、スプリン グ 414の付勢力によって中間位置に来る。すると、図 15 (A) (B)に示すように、スライ ドリンク 114の押圧部 114— 2は、規制アーム 231の突出部 231— 2に対する押圧を 解くので、規制アーム 231は、スプリング 231— 3の付勢力によって、規制部 231— A が直立する方向に回動し、分割時に昇降するディスク Dの飛び出しを防止する。
[0071] また、図 8に示すように、テンションアーム 115のピン 115— 3は、スライドリンク 114 の押圧爪 114 3の中央窪み部分に当接するので、スプリング 115— 2の付勢力に よって、そのパッド 115— 1が、ディスク揷入口 101— 7より下方のディスク D (分割時 に昇降する)から離れる方向に退避する。
[0072] 以上の状態で、トレイ 250が昇降して、選択されたディスク Dを収納したトレイ 250が 位置決めされる。このとき、ピックスイングカムプレート 138の後方への移動に従って、 口一ディングアーム 256のボス咅 256— 2力 絞り咅 — 4力ら外れて左 ftlj®138 —6に来る。すると、スプリング 456の付勢力によってローデイングアーム 256が時計 方向に回動するので、選択されたディスク Dの縁を、ローデイングアーム 256のガイド 部 256— 4が保持する。
[0073] このようなピックスイングカムプレート 138の後方へのスライド移動中に、図 7に示す ように、振込みカム 138— 1によって、ピックスイングアーム 131のローラ 131— 2が付 勢されるので、ピックスイングアーム 131が時計方向に回動する。ピックスイングァー ム 131の 2段ローラ 131— 3は、ピックアーム 130の連結カム 130— 2に沿って移動す るので、ピックアーム 130が反時計方向に回動する。そして、図 2に示すように、ピック アーム 130の先端のフック 130— 5が、保持部 129に揷通されることにより保持されて 、回動端に達すると、選択されたディスク Dの上下に、クランノ リング 125とターンテー ブノレ 123力来る。
[0074] [5.ディスク再生]
以上のように振り込まれたクランパリング 125とターンテーブル 123によって、デイス ク Dを挟持するとともに、フローティングロックを解除してドライブシャーシ 120をフロー ティング状態とし、トレイ 250を退避させる。また、ピックスイングカムプレート 138の後 方への移動に従って、図 18 (C)に示すように、その絞り部 138— 3に、ローデイング アーム 256の突起部 256— 3力 寸勢され、ローデイングアーム 256がスプリング 456 の付勢力に抗して反時計方向に回動するので、再生対象となるディスク Dから、ロー デイングアーム 256のガイド部 256— 4が退避する。
[0075] また、このとき、リンクアーム 113の後方の折り曲げ部 113— 2が、ピックスイングカム プレート 138のカム 138— 2に付勢されることにより、時計方向に回動する。これにより 、リンクアーム 113の先端部 113— 4力 スライドリンク 114を左方に付勢するので、図 16 (B)に示すように、スライドリンク 114の下方の押圧部 114— 2が、規制アーム 231 の下方の突出部 231— 2を押圧し、規制アーム 231が、スプリング 231— 3の付勢力 に抗して、規制部 231— Aが倒れる方向に回動するので、再生されるディスク Dから 退避する。
[0076] 一方、テンションアーム 115のピン 115— 3は、スライドリンク 114の押圧爪 114— 3 の右側突出部分に付勢されるので、スプリング 115— 2の付勢力に抗して、再生され るディスク Dより下方のディスク Dの縁を押さえて飛び出しを防止する。なお、リンクァ ーム 113の付勢部 113— 5は、シャツタ 103に対する付勢を解き、シャツタ 103がスプ リング 103— 4の付勢力によって、下方に回動してディスク揷入口 101— 7を閉鎖する ことにより、ディスク Dの誤挿入が防止される。
[0077] そして、スピンドルモータによって回転するターンテーブル 123上のディスク Dの信 号を、光学ピックアップによって読み取る。ディスク再生終了後、トレイ 250が上昇して ディスク Dを保持し、フローティングロックが行われ、ディスク Dからクランパリング 125 が解放される。また、モータ Mlの作動によりピックスイングカムプレート 138が前方へ 移動すると、ローデイングアーム 256の突起部 256— 3が絞り部 138— 3から外れて、 左側面 138— 6に来る。すると、スプリング 456の付勢力によってローデイングアーム 256が時計方向に回動するので、再生後のディスク Dの縁を、ローデイングアームの ガイド部 256— 4が保持する。
[0078] [6.ピックアームの振り出し]
さらに、ピックスイングカムプレート 138が前方へスライド移動すると、ピックスイング カムプレート 138に設けられた振込みカム 138— 1によってローラ 131— 2が付勢され 、ピックスイングアーム 131が反時計方向に回動する。ピックスイングアーム 131の 2 段ローラ 131— 3は、ピックアーム 130の連結カム 130— 2に沿って移動して、ピック アーム 130が時計方向に回動する。これにより、ピックアーム 130の先端のフック 130 —5が、保持部 129から外れて、ディスク Dの上下からクランパリング 125とターンテー ブル 123が離れ、ピックシャーシ 110が初期位置に復帰して停止する。
[0079] 再生したディスク Dをそのまま収納しておく場合には、選択されたトレイ 250と退避し て!ヽたトレイ 250が互いに近接する方向に移動して収納状態に復帰する。このような トレイ 250の昇降時には、図 18 (B)に示すように、前方へスライド移動するピックスィ ングカムプレー卜 138の絞り部 138— 4力 ローデイングアーム 256のボス部 256— 2 を付勢するので、ローデイングアーム 256がスプリング 456の付勢力に抗して反時計 方向に回動する。従って、昇降するディスク Dから、ローデイングアームのガイド部 13 4が退避する。 [0080] また、ピックスイングカムプレート 138の前進により、リンクアーム 113の後方の折り 曲げ部 113— 2は、ピックスイングカムプレート 138のカム 138— 2から外れる。これに より、リンクアーム 113の先端部 113— 4によるスライドリンク 114に対する付勢が解か れ、スライドリンク 114が、スプリング 414の付勢力によって中間位置に来る。すると、 図 15 (A) (B)に示すように、スライドリンク 114の押圧部 114— 2は、規制アーム 231 の突出部 231— 2に対する押圧を解くので、規制アーム 231は、スプリング 231— 3 の付勢力によって、規制部 231— Aが直立する方向に回動し、昇降するディスク Dの 飛び出しを防止する。
[0081] また、図 8に示すように、テンションアーム 115のピン 115— 3は、スライドリンク 114 の押圧爪 114 3の中央窪み部分に当接するので、スプリング 115— 2の付勢力に よって、そのパッド 115— 1が、ディスク揷入口 101— 7より下方の昇降するディスク D から離れる方向に退避する。なお、以上の停止状態から、上述の待機状態 (ディスク の挿入'排出が可能な状態)とする場合には、図 18 (A)に示すように、ピックスイング カムプレート 138をさらに前方に移動させる。すると、上述のように、シャツタ 103がデ イスク揷入口 101— 7を開放し、ピックスイングカムプレート 138の押上部 138— 7が、 クランプアーム 124を下力も押し上げることにより、ターンテーブル 123とクランパリン グ 125との間に、ディスク挿入 '排出のためのクリアランスを確保する。
[0082] [7.ディスクの排出]
ピックスイングカムプレート 138の前方への移動に従って、図 18 (A)に示すように、 リンクアーム 113の前方の折り曲げ部 113— 3が、ピックスイングカムプレート 138の力 ム 138— 2に付勢されることにより、リンクアーム 113が反時計方向に回動する。これ により、リンクアーム 113の付勢部 113— 5は、シャツタ 103の左端を右方に付勢する ので、シャツタ 103が上方に回動してディスク揷入口 101— 7を開放する。
[0083] また、このとき、図 16 (A)に示すように、リンクアーム 113の先端部 113— 4は、スラ イドリンク 114を右方に付勢する。このため、スライドリンク 114の下方の押圧部 114 —2が、規制アーム 231の下方の突出部 231— 2を押圧し、規制アーム 231が、スプ リング 231— 3の付勢力に抗して規制部 231— Aが倒れる方向に回動するので、ディ スク揷入口 101— 7から退避する。 [0084] また、テンションアーム 115のピン 115— 3は、図 9に示すように、スライドリンク 114 の押圧爪 114— 3の左側突出部分に当接するので、スプリング 115— 2の付勢力に 抗して回動し、そのパッド 115— 1が、ディスク揷入口 101— 7より下方のディスク Dに 対して、トレイ 250から飛び出さな 、ようにテンションを与えて 、る。
[0085] さらに、ローデイングアーム 256のボス部 256— 2は、ピックスイングカムプレート 13 8の左側面 138— 6に当接するので、スプリング 456の付勢力によって、時計方向に 回動する。このため、ローデイングアーム 256のガイド部 256— 4は、トレイ 250側にあ る。
[0086] 上記のような状態で、ディスク挿入口 101— 7に位置決めされたディスク Dの排出指 示が入力されると、モータ M3, Mlが作動して、ローデイングローラ 401が回動すると ともに、イジェクトアーム 254が回動してディスク Dを付勢する。トレイ 250から押し出さ れたディスク Dは、ローデイングアーム 256のガイド部 256— 4に当接することによって 進路を変え、スプリング 456の付勢力によって、ディスク Dがローデイングローラ 401 側に押し込まれるので、平面方向から見て下方向に案内される。その後、回転する口 一ディングローラ 401によって、ディスク揷入口 101— 7から排出される。この間、ディ スク Dは、上方に退避したクランパリング 125と、その下方のターンテーブル 123との 間を通過する。このようなディスク Dの排出がセンサによって検出されると、ローデイン グローラ 401が停止する。
[0087] [D.効果]
以上のような本実施形態によれば、ディスク挿入口 101— 7位置力も移動してきた ディスク Dは、ローデイングアーム 256のガイド部 256— 4に当接して、トレイ 250側へ 進路を変える。このとき、ローデイングアーム 256が回動することにより、ディスク Dがト レイ 250側へ誘導されるので、トレイ 250へ確実に収納される。特に、ローデイングァ ーム 256は、スプリング 456によって付勢されているので、トレイ 250への強い押し込 み力が確保できる。ディスク Dの排出時の付勢の場合も同様である。また、ディスク D の再生時には、ローデイングアーム 256は回動して、ガイド部 256— 4はディスク Dか ら退避するので、ディスクとの衝突は生じない。
[0088] また、規制位置にある規制アーム 231は、規制部 231— Aが直立して、昇降するト レイ 250内のディスク D (完全に収容されている正常時)の外縁から僅かに離れた状 態となつているので、ディスク Dの昇降を妨げることなぐ振動等によりトレイ 250から 変位したディスク Dの外縁に当接することにより、ディスク Dの飛び出しを防止すること ができる。特に、棒状の規制部 231— Aを倒立させるので、少ない所要スペースでデ イスク Dの飛び出しを防止することができるとともに、規制位置において、変位したディ スク Dの縁に接触しても、記録面を傷付けることがな!、。
[0089] さらに、トレイ 250内に収容されたディスク D (完全に収容された正常時)の縁から僅 かに離れた状態で、ディスク Dの変位を規制する規制アーム 231と、トレイ 250内に 収容されたディスク Dに当接してディスク Dの変位を規制するテンションアーム 115と の組み合せによって、種々の状況に応じたディスク Dの飛び出しを防止することがで きる。特に、スライドリンク 114によって、トレイ Dの昇降時には、規制アーム 231が規 制位置にありテンションアーム 115が退避位置にあるので、ディスク Dの昇降を許容 しつつ、振動等によりディスク Dがトレイ 250から変位した場合にはその外縁が規制 部 231— Aに当接して、飛び出しが防止される。一方、ディスク Dの再生若しくは揷排 時には、リンクアーム 113によって、規制アーム 231が退避位置にあり、テンションァ ーム 115が当接位置にあるので、再生若しくは揷排されるディスク Dより下方に位置 決めされたディスク D力 トレイ 150から飛び出すことが防止される。
[0090] また、駆動機構によってスライド移動するピックスイングカムプレート 138によって、 ピックアーム 130、ローデイングアーム 256、規制アーム 231、テンションアーム 115を 適宜駆動することができるので、それぞれの駆動用の部材を別個に配設する場合に 比べて、トレイ 250の周辺の機構が非常に簡略ィ匕されるとともに、所要スペースを大 幅に節約できる。
[0091] さらに、規制アーム 231とテンションアーム 115は、リンクアーム 113及びスライドリン ク 114によってリンクされており、スライドリンク 114のスライド移動に従って、両部材が 適宜回動する構成なので、多数の部材を駆動するにもかかわらず、より一層の機構 の簡略ィ匕と所要スペースの節約が実現できる。
[0092] 特に、ピックスイングカムプレート 138は、単一のプレートであり、これに一体に形成 された振込みカム 138— 1、カム 138— 2、絞り部 138— 3, 4、左側面 138— 6力それ ぞれカムとして機能することよって、多数の部材の駆動を制御することができるので、 部材数をより一層節約できるとともに、駆動力の伝達経路が簡略化され、動作不良等 が発生しにくい。従って、振動に強いディスク装置を構成することができる。
[0093] また、ピックアーム 130を駆動させるピックスイングカムプレート 138の変位に従って 、スライドリンク 114及びリンクアーム 113を介して、規制アーム 231も変位させること ができるので、それぞれの駆動用の部材を配設する場合に比べて、機構の簡略化と 所要スペースの節約が実現できる。特に、スライドリンク 114は左右の両端において、 規制アーム 231を退避位置とすることができるので、ディスク再生時とディスク挿入' 排出時とにおいて、前後の相反する方向に移動するピックスイングカムプレート 138 であっても、これと連動させて規制アーム 231を駆動することができる。
[0094] また、ピックアーム 130を駆動させるピックスイングカムプレート 138の変位に従って 、スライドリンク 114及びリンクアーム 113を介して、規制アーム 231及びテンションァ ーム 115も変位させることができるので、それぞれの駆動用の部材を配設する場合に 比べて、機構の簡略化と所要スペースの節約が実現できる。特に、スライドリンク 114 は左右の両端において、規制アーム 231を退避位置として、テンションアーム 115を 当接位置とすることができるので、ディスク再生時とディスク挿入 '排出時とにおいて、 前後の相反する方向に移動するピックスイングカムプレート 138であっても、これと連 動させて規制アーム 231及びテンションアーム 115を駆動することができる。
[0095] [E.他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではない。例えば、トレィを昇降 させる機構、ピックスイングカムプレートをスライド移動させる駆動機構等は、上記の 実施形態で例示したものには限定されない。また、各部材及びその数、配置位置、 配置間隔、動作距離等も自由である。例えば、ピックスイングカムプレートに設けられ るカムの形状、位置等も、上述の機能を果たすものであれば、他の態様であってもよ い。
[0096] また、本発明は、 CDや DVD等を扱うディスク装置に適している力 これに限定され るものではなぐ平板状の記録媒体に広く適用可能である。さらに、本発明は、所要 スペースが少なぐ振動にも強いため、車載用のディスク装置に適している力 これに 限定されるものでなぐ据置型、ポータブル型等、種々のディスク装置にも適用可能 である。

Claims

請求の範囲
[1] ディスクを再生するドライブユニットが設けられ、複数のディスクを収納可能なデイス ク収納部の分割により生じた空間に、前記ドライブユニットを振り込ませる振り込みァ ームと、前記振り込みアームを駆動する駆動機構とを備えたディスク装置において、 ディスク挿入位置と前記ディスク収納部との間で移動するディスクに当接して前記 ディスク収納部側若しくはディスク挿入位置へ誘導する誘導位置と、ディスクから退避 する退避位置との間を変位可能なローデイングアームを有することを特徴とするディ スク装置。
[2] 前記ローデイングアームを、誘導位置へ付勢する付勢部材が設けられて 、ることを 特徴とする請求項 1記載のディスク装置。
[3] 前記駆動機構の駆動力を前記振り込みアームに伝達する制御部材が設けられ、 前記制御部材には、その位置に応じて前記ローデイングアームを前記誘導位置若 しくは前記退避位置に駆動するローデイングアーム駆動手段が設けられて 、ることを 特徴とする請求項 1記載のディスク装置。
[4] 前記制御部材は、スライド移動可能に設けられた単一のプレートであり、
前記ローデイングアーム駆動手段は、前記制御部材に一体に設けられた複数の力 ムによって構成されていることを特徴とする請求項 3記載のディスク装置。
[5] 前記ディスク収納部に収納されたディスクとディスク挿入位置との間に、ディスクと非 接触で介在する規制位置と、前記ディスク収納部に収納されたディスクから退避する 退避位置との間を変位可能な規制アームを有することを特徴とする請求項 1記載の ディスク装置。
[6] 前記駆動機構の駆動力を前記振り込みアームに伝達する制御部材が設けられ、 前記制御部材と前記規制アームとを連動させるリンク機構が設けられていることを 特徴とする請求項 5記載のディスク装置。
[7] 前記リンク機構は、スライド移動可能に設けられたスライドリンクを有し、前記スライド リンクには、その移動両端において、前記規制アームを退避位置に押圧する押圧部 が設けられていることを特徴とする請求項 6記載のディスク装置。
[8] 前記規制アームは、規制位置にあるときにディスク近傍に立ち上がり、退避位置に あるときに倒れる棒状の規制部を有することを特徴とする請求項 5記載のディスク装 置。
[9] 前記ディスク収納部に収納されたディスクのうち、再生若しくは揷排されるディスク 以外のいずれかのディスクの縁に当接する当接位置と、前記ディスクから離れる退避 位置との間を変位可能なテンションアームを有することを特徴とする請求項 5記載の ディスク装置。
[10] 前記規制アームが規制位置にあるときには、前記テンションアームを退避位置とし、 前記規制アームが退避位置にあるときには、前記テンションアームを規制位置とする リンク機構を有することを特徴とする請求項 9記載のディスク装置。
[11] 前記駆動機構の駆動力を前記振り込みアームに伝達するとともに、前記リンク機構 を駆動する制御部材が設けられていることを特徴とする請求項 10記載のディスク装 置。
[12] 前記リンク機構は、スライド移動可能に設けられたスライドリンクを有し、
前記スライドリンクには、その移動両端において、前記規制アームを退避位置に押 圧する押圧部が設けられるとともに、前記テンションアームを規制位置に付勢する付 勢部が設けられていることを特徴とする請求項 10記載のディスク装置。
[13] 前記ディスク収納部に収納されたディスクの変位を規制する規制位置と、前記ディ スク収納部に収納されたディスク力 退避する退避位置との間を変位可能に設けら れたディスク規制部と、
前記駆動機構により変位可能に設けられ、その位置に応じて前記ローデイングァー ムを誘導位置若しくは退避位置に付勢するローデイングアーム付勢手段と、前記ディ スク規制部を規制位置若しくは退避位置に付勢する規制部付勢手段とを備えた制御 部材と、
を有することを特徴とする請求項 1記載のディスク装置。
[14] 前記ディスク規制部は、
前記ディスク収納部に収納されたディスクとディスク挿入位置との間に介在する規 制位置と、前記ディスク収納部に収納されたディスクから退避する退避位置との間を 変位可能な規制アームと、 前記ディスク収納部に収納されたディスクの 、ずれか〖こ当接する当接位置と、前記 ディスク力 離れる退避位置との間を変位可能なテンションアームと、
前記規制部付勢手段によって駆動可能に設けられ、前記規制アームの規制位置 及び退避位置の切り換え、前記テンションアームの当接位置及び退避位置の切り換 えを連動させるリンク機構と、
を有することを特徴とする請求項 13記載のディスク装置。
[15] 前記制御部材は、スライド移動可能に設けられた単一のプレートであることを特徴と する請求項 13記載のディスク装置。
[16] 前記ローデイングアーム付勢手段及び前記規制部付勢手段は、前記制御部材に 一体に設けられた複数のカムによって構成されていることを特徴する請求項 15記載 のディスク装置。
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