JPH11110863A - テープカセット装着スタート装置 - Google Patents
テープカセット装着スタート装置Info
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- JPH11110863A JPH11110863A JP9270176A JP27017697A JPH11110863A JP H11110863 A JPH11110863 A JP H11110863A JP 9270176 A JP9270176 A JP 9270176A JP 27017697 A JP27017697 A JP 27017697A JP H11110863 A JPH11110863 A JP H11110863A
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- tape cassette
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- light
- tape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はテープカセット装着スタート装置に
関し、信頼性の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】 カセットホルダ40のうち、カセットホ
ルダ40がテープカセットイジェクト位置P1に位置す
るときにBOM光学センサ60と対向する位置に、直角
プリズム70を設ける。DATカセット10をカセット
ホルダ40内に挿入して押し込んだ場合に、カセットホ
ルダ40が動かされて直角プリズム70がBOM光学セ
ンサ60と対向する位置から外れる。これによって、制
御回路80がモータ駆動信号を出力し、モータ42が始
動する。
関し、信頼性の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】 カセットホルダ40のうち、カセットホ
ルダ40がテープカセットイジェクト位置P1に位置す
るときにBOM光学センサ60と対向する位置に、直角
プリズム70を設ける。DATカセット10をカセット
ホルダ40内に挿入して押し込んだ場合に、カセットホ
ルダ40が動かされて直角プリズム70がBOM光学セ
ンサ60と対向する位置から外れる。これによって、制
御回路80がモータ駆動信号を出力し、モータ42が始
動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープカセット装着
スタート装置に係り、特に、DATストリーマにのDA
Tカセット装着装置に適用され、カセットホルダを移動
させるモータを始動させるテープカセット装着スタート
装置に関する。一般に、DATカセット装着装置は、操
作者がDATカセットをカセットホルダ内に挿入し、指
先でDATカセットを押し込む操作を行った場合に、こ
のことを検知して、モータが始動してカセットホルダが
移動されてDATカセットが自動的に装着される構成と
なっている。また、DATカセット装着装置には、BO
M(Beginning of Media) 光学センサがシャーシに取り
付けられている。後述っするように、この光学センサ
は、発光部と受光部とを有し、装着されたDATカセッ
ト内のプリズムに対向する位置に設けてあり、光学セン
サに対向する位置に存在するものが磁気テープ、又は透
明なリーダテープであるか否かを検出する役割を有す
る。
スタート装置に係り、特に、DATストリーマにのDA
Tカセット装着装置に適用され、カセットホルダを移動
させるモータを始動させるテープカセット装着スタート
装置に関する。一般に、DATカセット装着装置は、操
作者がDATカセットをカセットホルダ内に挿入し、指
先でDATカセットを押し込む操作を行った場合に、こ
のことを検知して、モータが始動してカセットホルダが
移動されてDATカセットが自動的に装着される構成と
なっている。また、DATカセット装着装置には、BO
M(Beginning of Media) 光学センサがシャーシに取り
付けられている。後述っするように、この光学センサ
は、発光部と受光部とを有し、装着されたDATカセッ
ト内のプリズムに対向する位置に設けてあり、光学セン
サに対向する位置に存在するものが磁気テープ、又は透
明なリーダテープであるか否かを検出する役割を有す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のDATカセット装着スター
ト装置20を示す。図8(A)は、装着動作開始前の状
態を示し、図8(B)は、DATカセット10をカセッ
トホルダ21内に押し込んだ状態を示す。22はスイッ
チであり、シャーシ23に取り付けてあり、装着動作開
始前の状態では、図8(A)に示すようにカムスライダ
24によって押されており、オフ状態にある。操作者が
DATカセット10を図8(A)に示すように、カセッ
トホルダ21内に挿入し、図8(B)に示すように、指
先25でDATカセット10をY1方向に押し込む操作
を行うと、ばね(図示せず)が少し撓んでカセットホル
ダ21及びカムスライダ24がY1方向に少し移動し、
カムスライダ24がスイッチ22から離れて、スイッチ
22がオンとなる。これによって、モータ(図示せず)
が始動し、カセットホルダ21が移動されてDATカセ
ットが自動的に装着される。
ト装置20を示す。図8(A)は、装着動作開始前の状
態を示し、図8(B)は、DATカセット10をカセッ
トホルダ21内に押し込んだ状態を示す。22はスイッ
チであり、シャーシ23に取り付けてあり、装着動作開
始前の状態では、図8(A)に示すようにカムスライダ
24によって押されており、オフ状態にある。操作者が
DATカセット10を図8(A)に示すように、カセッ
トホルダ21内に挿入し、図8(B)に示すように、指
先25でDATカセット10をY1方向に押し込む操作
を行うと、ばね(図示せず)が少し撓んでカセットホル
ダ21及びカムスライダ24がY1方向に少し移動し、
カムスライダ24がスイッチ22から離れて、スイッチ
22がオンとなる。これによって、モータ(図示せず)
が始動し、カセットホルダ21が移動されてDATカセ
ットが自動的に装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、モータを始動
させるための専用のスイッチ22を設けている構成であ
るため、スイッチ22がある分DATストリーマが故障
を起こす可能性が高く、、また、スイッチ22を設けた
分DATストリーマがコスト高となっていた。そこで、
本発明は上記課題を解決したテープカセット装着スター
ト装置を提供することを目的とする。
させるための専用のスイッチ22を設けている構成であ
るため、スイッチ22がある分DATストリーマが故障
を起こす可能性が高く、、また、スイッチ22を設けた
分DATストリーマがコスト高となっていた。そこで、
本発明は上記課題を解決したテープカセット装着スター
ト装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入射
した光を該光の入射する方向とは逆方向に偏向させるプ
リズムを有するテープカセットがモータの駆動によって
装着され、且つ、装着されたテープカセットの上記プリ
ズムに対向する位置に、発光部と受光部とを有する光学
センサを備えたテープカセット装着装置のテープカセッ
ト装着スタート装置であって、カセットホルダのうち、
該カセットホルダがテープカセットイジェクト位置に位
置するときに上記光学センサと対向する位置に、該光学
センサの該発光部よりの光を上記受光部に向かうように
偏向させる光学部品を設けた構成とし、テープカセット
をテープカセットイジェクト位置に位置するカセットホ
ルダ内に挿入して押し込んだ場合に、該カセットホルダ
が動かされて上記光学部品が上記光学センサと対向する
位置から外れ、これによって上記モータが始動する構成
としたものである。
した光を該光の入射する方向とは逆方向に偏向させるプ
リズムを有するテープカセットがモータの駆動によって
装着され、且つ、装着されたテープカセットの上記プリ
ズムに対向する位置に、発光部と受光部とを有する光学
センサを備えたテープカセット装着装置のテープカセッ
ト装着スタート装置であって、カセットホルダのうち、
該カセットホルダがテープカセットイジェクト位置に位
置するときに上記光学センサと対向する位置に、該光学
センサの該発光部よりの光を上記受光部に向かうように
偏向させる光学部品を設けた構成とし、テープカセット
をテープカセットイジェクト位置に位置するカセットホ
ルダ内に挿入して押し込んだ場合に、該カセットホルダ
が動かされて上記光学部品が上記光学センサと対向する
位置から外れ、これによって上記モータが始動する構成
としたものである。
【0005】これによって、テープカセット装着スター
トのための専用のスイッチは不要となる。請求項2の発
明は、入射した光を該光の入射する方向とは逆方向に偏
向させるプリズムを有するテープカセットがモータの駆
動によって装着され、且つ、装着されたテープカセット
の上記プリズムに対向する位置に、発光部と受光部とを
有する光学センサを備えたテープカセット装着装置のテ
ープカセット装着スタート装置であって、カセットホル
ダのうち、該カセットホルダがテープカセットイジェク
ト位置に位置するときに上記光学センサからずれてお
り、テープカセットがテープカセットイジェクト位置に
位置するカセットホルダ内に所定位置まで挿入されて動
かされたときに上記光学センサと対向する位置に、該光
学センサの該発光部よりの光を上記受光部に向かうよう
に偏向させる光学部品を設けた構成とし、テープカセッ
トをテープカセットイジェクト位置に位置するカセット
ホルダ内に挿入して押し込んだ場合に、該カセットホル
ダが動かされて上記光学部品が上記光学センサと対向
し、これによって上記モータが始動する構成としたもの
である。
トのための専用のスイッチは不要となる。請求項2の発
明は、入射した光を該光の入射する方向とは逆方向に偏
向させるプリズムを有するテープカセットがモータの駆
動によって装着され、且つ、装着されたテープカセット
の上記プリズムに対向する位置に、発光部と受光部とを
有する光学センサを備えたテープカセット装着装置のテ
ープカセット装着スタート装置であって、カセットホル
ダのうち、該カセットホルダがテープカセットイジェク
ト位置に位置するときに上記光学センサからずれてお
り、テープカセットがテープカセットイジェクト位置に
位置するカセットホルダ内に所定位置まで挿入されて動
かされたときに上記光学センサと対向する位置に、該光
学センサの該発光部よりの光を上記受光部に向かうよう
に偏向させる光学部品を設けた構成とし、テープカセッ
トをテープカセットイジェクト位置に位置するカセット
ホルダ内に挿入して押し込んだ場合に、該カセットホル
ダが動かされて上記光学部品が上記光学センサと対向
し、これによって上記モータが始動する構成としたもの
である。
【0006】これによって、テープカセット装着スター
トのための専用のスイッチは不要となる。
トのための専用のスイッチは不要となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例になるテープカ
セット装着スタート装置は、BOM光学センサをモータ
の始動のスイッチとして利用した構成である。図1
(A),(B)はテープカセット装着スタート装置30
の初期状態を示し、図2(A),(B)は動作したとき
の状態を示し、図3(A),(B)は動作した後の状態
を示す。
セット装着スタート装置は、BOM光学センサをモータ
の始動のスイッチとして利用した構成である。図1
(A),(B)はテープカセット装着スタート装置30
の初期状態を示し、図2(A),(B)は動作したとき
の状態を示し、図3(A),(B)は動作した後の状態
を示す。
【0008】説明の便宜上、DATストリーマのDAT
カセット装着装置の構成及び動作について説明する。図
1(A),(B)はDATカセット装着動作開始前の状
態を示し、図3(A),(B)は装着動作完了後の状態
を示す。DATカセット装着動作開始前は、図1
(A),(B)に示すように、カセットホルダ40はY
2方向端のDATカセットイジェクト位置P1に位置し
ており、カムスライダ41はY1方向端に位置してい
る。DATカセット10が図2(A),(B)に示すよ
うに、Y1方向にカセットホルダ40内に最終位置まで
挿入されると、後述するようにテープカセット装着スタ
ート装置30が動作し、モータ42が始動し、円盤カム
43が反時計方向に回動し、レバー44が反時計方向に
回動し、カムスライダ41がY1方向に図3に示す位置
まで移動する。カムスライダ40が移動することによっ
て、シャーシ45の側壁46に取り付けてある回動アー
ム47が時計方向に回動し、カセットホルダ40がシャ
ーシ45の側壁46のL字状溝48、49に沿って最初
はY1方向に次いでZ2方向に移動され、図3(A),
(B)に示すDATカセット装着位置P2に到り、DA
Tカセット10が、各リールがリール軸に係合し、前蓋
11が開蓋アームによって開かれて装着される。続いて
テープローディング動作が行われ、磁気テープが走行し
て記録再生が行われる。イジェクト操作するとテープア
ンローディングが行われ、続いて、モータ42が始動し
て逆転し、上記の各部材が逆方向に動作して、DATカ
セット10がイジェクトされる。
カセット装着装置の構成及び動作について説明する。図
1(A),(B)はDATカセット装着動作開始前の状
態を示し、図3(A),(B)は装着動作完了後の状態
を示す。DATカセット装着動作開始前は、図1
(A),(B)に示すように、カセットホルダ40はY
2方向端のDATカセットイジェクト位置P1に位置し
ており、カムスライダ41はY1方向端に位置してい
る。DATカセット10が図2(A),(B)に示すよ
うに、Y1方向にカセットホルダ40内に最終位置まで
挿入されると、後述するようにテープカセット装着スタ
ート装置30が動作し、モータ42が始動し、円盤カム
43が反時計方向に回動し、レバー44が反時計方向に
回動し、カムスライダ41がY1方向に図3に示す位置
まで移動する。カムスライダ40が移動することによっ
て、シャーシ45の側壁46に取り付けてある回動アー
ム47が時計方向に回動し、カセットホルダ40がシャ
ーシ45の側壁46のL字状溝48、49に沿って最初
はY1方向に次いでZ2方向に移動され、図3(A),
(B)に示すDATカセット装着位置P2に到り、DA
Tカセット10が、各リールがリール軸に係合し、前蓋
11が開蓋アームによって開かれて装着される。続いて
テープローディング動作が行われ、磁気テープが走行し
て記録再生が行われる。イジェクト操作するとテープア
ンローディングが行われ、続いて、モータ42が始動し
て逆転し、上記の各部材が逆方向に動作して、DATカ
セット10がイジェクトされる。
【0009】ここで、カムスライダ41とレバー44と
は、図1(A)に示すように、レバー44の先端のピン
50が、カムスライダ41の開口51に嵌合してばね5
2によって付勢されている。開口51はピン50より相
当に大きい。よって、レバー44が回動せずに停止した
状態で、ばね52のたわみを伴って、カムスライダ41
がY2方向に移動可能となっている。カムスライダ41
がY2方向に移動可能であることによって、カセットホ
ルダ40がY1方向に押されるとばね52をたわませY
1方向に少し移動可能となっている。
は、図1(A)に示すように、レバー44の先端のピン
50が、カムスライダ41の開口51に嵌合してばね5
2によって付勢されている。開口51はピン50より相
当に大きい。よって、レバー44が回動せずに停止した
状態で、ばね52のたわみを伴って、カムスライダ41
がY2方向に移動可能となっている。カムスライダ41
がY2方向に移動可能であることによって、カセットホ
ルダ40がY1方向に押されるとばね52をたわませY
1方向に少し移動可能となっている。
【0010】図4(A),(B)に示すように、DAT
カセット10は、側面側に前蓋11が開いたときに露出
するプリズム12を有する。このプリズム12の前側に
磁気テープが存在する。このプリズム12は直角プリズ
ムであり、入射した光を光の入射する方向とは逆方向に
偏向させる。このプリズム12は、BOM(Beginning
of Media) 光学センサ60と関係する。
カセット10は、側面側に前蓋11が開いたときに露出
するプリズム12を有する。このプリズム12の前側に
磁気テープが存在する。このプリズム12は直角プリズ
ムであり、入射した光を光の入射する方向とは逆方向に
偏向させる。このプリズム12は、BOM(Beginning
of Media) 光学センサ60と関係する。
【0011】BOM光学センサ60は、図5(B)に示
すように、装着されたDATカセット10のプリズム1
2に対向する位置に設けてあり、発光部60aと受光部
60bとが縦に並んだ構成であり、図1(A)に示すよ
うに、ブラケット61に固定してある。ブラケット61
がシャーシ45に固定してある。プリズム12の前側に
あるものが透明なリーダテープである場合には、発光部
60aからの光は、透明なリーダテープを透過し、プリ
ズム12に到り、ここで受光部60bを向くように向き
を変えられ、透明なリーダテープを透過して受光部60
bに到り、受光部60bは受光状態となり、プリズム1
2の前側には透明なリーダテープが存在することが認識
される。テープが走行してプリズム12の前側にあるも
のが透明なリーダテープから磁気テープに変わると、発
光部60aからの光が磁気テープで遮断され、プリズム
12には到らず、受光部60bは受光しない状態とな
り、磁気テープが繰り出されたことが認識される。
すように、装着されたDATカセット10のプリズム1
2に対向する位置に設けてあり、発光部60aと受光部
60bとが縦に並んだ構成であり、図1(A)に示すよ
うに、ブラケット61に固定してある。ブラケット61
がシャーシ45に固定してある。プリズム12の前側に
あるものが透明なリーダテープである場合には、発光部
60aからの光は、透明なリーダテープを透過し、プリ
ズム12に到り、ここで受光部60bを向くように向き
を変えられ、透明なリーダテープを透過して受光部60
bに到り、受光部60bは受光状態となり、プリズム1
2の前側には透明なリーダテープが存在することが認識
される。テープが走行してプリズム12の前側にあるも
のが透明なリーダテープから磁気テープに変わると、発
光部60aからの光が磁気テープで遮断され、プリズム
12には到らず、受光部60bは受光しない状態とな
り、磁気テープが繰り出されたことが認識される。
【0012】次に、本発明の一実施例になるテープカセ
ット装着スタート装置30について説明する。図1
(A)、(B)及び図5を参照するに、70は直角プリ
ズムであり、カセットホルダ40のうち、カセットホル
ダ40がDATカセットイジェクト位置P1に位置して
いるときにBOM光学センサ60と対向する位置に設け
てある。直角プリズム70は、図5に示すように、光学
センサ60の発光部60aよりの光を受光部60bに向
かうように偏向させる。受光部60bは受光状態にあ
る。
ット装着スタート装置30について説明する。図1
(A)、(B)及び図5を参照するに、70は直角プリ
ズムであり、カセットホルダ40のうち、カセットホル
ダ40がDATカセットイジェクト位置P1に位置して
いるときにBOM光学センサ60と対向する位置に設け
てある。直角プリズム70は、図5に示すように、光学
センサ60の発光部60aよりの光を受光部60bに向
かうように偏向させる。受光部60bは受光状態にあ
る。
【0013】制御回路80は、円盤カム43の下側に設
けてあるDATストリーマモード検出装置81からの情
報とBOM光学センサ60からの情報とに基づいて、モ
ータ始動信号を出力する。図1(A),(B)のDAT
カセット挿入前の状態では、制御回路80はモータ始動
信号を出力していず、モータ42は停止している。
けてあるDATストリーマモード検出装置81からの情
報とBOM光学センサ60からの情報とに基づいて、モ
ータ始動信号を出力する。図1(A),(B)のDAT
カセット挿入前の状態では、制御回路80はモータ始動
信号を出力していず、モータ42は停止している。
【0014】操作者がDATカセット10を図1
(A),(B)に示すように、カセットホルダ40内に
挿入し、図2(B)に示すように、指先25でDATカ
セット10をY1方向に押し込む操作を行うと、ばね5
2がたわんで、カセットホルダ40がY1方向に少し移
動する。これにより、直角プリズム70がBOM光学セ
ンサ60と対向する位置から外れて、受光部60bは受
光状態から非受光状態となり、制御回路80はモータ始
動信号を出力し、モータ駆動回路81が動作されて、モ
ータ42が始動される。
(A),(B)に示すように、カセットホルダ40内に
挿入し、図2(B)に示すように、指先25でDATカ
セット10をY1方向に押し込む操作を行うと、ばね5
2がたわんで、カセットホルダ40がY1方向に少し移
動する。これにより、直角プリズム70がBOM光学セ
ンサ60と対向する位置から外れて、受光部60bは受
光状態から非受光状態となり、制御回路80はモータ始
動信号を出力し、モータ駆動回路81が動作されて、モ
ータ42が始動される。
【0015】上記のテープカセット装着スタート装置3
0は専用のスイッチを有しないため、DATストリーマ
が故障を起こす可能性は低くなり、DATストリーマは
従来のものに比べて高い信頼性を有する。また、DAT
ストリーマの製造コストも安価となる。図6及び図7
は、本発明の別の実施例になるテープカセット装着スタ
ート装置30Aを示す。このテープカセット装着スター
ト装置30Aは、上記とは逆に、直角プリズム70を、
カセットホルダ40がDATカセットイジェクト位置P
1に位置しているときにBOM光学センサ60と対向し
ない位置であって、指先でDATカセット10をY1方
向に押し込む操作を行なったときに、BOM光学センサ
60に対向する位置に設けてある。受光部60bが非受
光状態から受光状態となると、制御回路がモータ始動信
号を出力し、モータ駆動回路が動作されて、モータが始
動される。テープカセット装着スタート装置30Aも、
上記のテープカセット装着スタート装置30により得ら
れる効果と同じ効果を有する。
0は専用のスイッチを有しないため、DATストリーマ
が故障を起こす可能性は低くなり、DATストリーマは
従来のものに比べて高い信頼性を有する。また、DAT
ストリーマの製造コストも安価となる。図6及び図7
は、本発明の別の実施例になるテープカセット装着スタ
ート装置30Aを示す。このテープカセット装着スター
ト装置30Aは、上記とは逆に、直角プリズム70を、
カセットホルダ40がDATカセットイジェクト位置P
1に位置しているときにBOM光学センサ60と対向し
ない位置であって、指先でDATカセット10をY1方
向に押し込む操作を行なったときに、BOM光学センサ
60に対向する位置に設けてある。受光部60bが非受
光状態から受光状態となると、制御回路がモータ始動信
号を出力し、モータ駆動回路が動作されて、モータが始
動される。テープカセット装着スタート装置30Aも、
上記のテープカセット装着スタート装置30により得ら
れる効果と同じ効果を有する。
【0016】上記各実施例において、直角プリズム70
に代えて、V字形状の反射鏡を設けてもよい。
に代えて、V字形状の反射鏡を設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、カセットホルダのうち、カセットホルダがテー
プカセットイジェクト位置に位置するときに光学センサ
と対向する位置に、光学センサの該発光部よりの光を受
光部に向かうように偏向させる光学部品を設けた構成と
し、テープカセットをテープカセットイジェクト位置に
位置するカセットホルダ内に挿入して押し込んだ場合
に、カセットホルダが動かされて光学部品が光学センサ
と対向する位置から外れ、これによって上記モータが始
動する構成としたため、従来設けていた専用のスイッチ
を省略することが出来、よって、スイッチが無くなった
分DATストリーマが故障を起こす可能性が低くなり、
DATストリーマの信頼性を従来のものに比べて高くす
ることが出来る。
よれば、カセットホルダのうち、カセットホルダがテー
プカセットイジェクト位置に位置するときに光学センサ
と対向する位置に、光学センサの該発光部よりの光を受
光部に向かうように偏向させる光学部品を設けた構成と
し、テープカセットをテープカセットイジェクト位置に
位置するカセットホルダ内に挿入して押し込んだ場合
に、カセットホルダが動かされて光学部品が光学センサ
と対向する位置から外れ、これによって上記モータが始
動する構成としたため、従来設けていた専用のスイッチ
を省略することが出来、よって、スイッチが無くなった
分DATストリーマが故障を起こす可能性が低くなり、
DATストリーマの信頼性を従来のものに比べて高くす
ることが出来る。
【0018】請求項2の発明によれば、 カセットホル
ダのうち、カセットホルダがテープカセットイジェクト
位置に位置するときに上記光学センサからずれており、
テープカセットがテープカセットイジェクト位置に位置
するカセットホルダ内に所定位置まで挿入されて動かさ
れたときに上記光学センサと対向する位置に、光学セン
サの該発光部よりの光を上記受光部に向かうように偏向
させる光学部品を設けた構成とし、テープカセットをテ
ープカセットイジェクト位置に位置するカセットホルダ
内に挿入して押し込んだ場合に、カセットホルダが動か
されて光学部品が光学センサと対向し、これによってモ
ータが始動する構成としたため、従来設けていた専用の
スイッチを省略することが出来、よって、スイッチが無
くなった分DATストリーマが故障を起こす可能性が低
くなり、DATストリーマの信頼性を従来のものに比べ
て高くすることが出来る。
ダのうち、カセットホルダがテープカセットイジェクト
位置に位置するときに上記光学センサからずれており、
テープカセットがテープカセットイジェクト位置に位置
するカセットホルダ内に所定位置まで挿入されて動かさ
れたときに上記光学センサと対向する位置に、光学セン
サの該発光部よりの光を上記受光部に向かうように偏向
させる光学部品を設けた構成とし、テープカセットをテ
ープカセットイジェクト位置に位置するカセットホルダ
内に挿入して押し込んだ場合に、カセットホルダが動か
されて光学部品が光学センサと対向し、これによってモ
ータが始動する構成としたため、従来設けていた専用の
スイッチを省略することが出来、よって、スイッチが無
くなった分DATストリーマが故障を起こす可能性が低
くなり、DATストリーマの信頼性を従来のものに比べ
て高くすることが出来る。
【図1】本発明の一実施例になるテープカセット装着ス
タート装置の最初の状態を示す図である。
タート装置の最初の状態を示す図である。
【図2】図1のテープカセット装着スタート装置が動作
したときの状態を示す図である。
したときの状態を示す図である。
【図3】テープカセットが装着された状態を示す図であ
る。
る。
【図4】DATカセットを示す図である。
【図5】図1(A)中、直角プリズムと光学センサとを
取り出して示す図である。
取り出して示す図である。
【図6】本発明の別の実施例になるテープカセット装着
スタート装置の最初の状態と動作したときの状態とを示
す図である。
スタート装置の最初の状態と動作したときの状態とを示
す図である。
【図7】図6(A)中、直角プリズムと光学センサとを
取り出して示す図である。
取り出して示す図である。
【図8】従来のテープカセット装着スタート装置を示す
図である。
図である。
10 DATカセット 11 前蓋 12 プリズム 30,30A テープカセット装着スタート装置 40 カセットホルダ 41 カムスライダ 42 モータ 43 円盤カム 44 レバー 60 BOM光学センサ 70 直角プリズム 80 制御回路 81 DATストリーマモード検出装置
Claims (2)
- 【請求項1】 入射した光を該光の入射する方向とは逆
方向に偏向させるプリズムを有するテープカセットがモ
ータの駆動によって装着され、且つ、装着されたテープ
カセットの上記プリズムに対向する位置に、発光部と受
光部とを有する光学センサを備えたテープカセット装着
装置のテープカセット装着スタート装置であって、 カセットホルダのうち、該カセットホルダがテープカセ
ットイジェクト位置に位置するときに上記光学センサと
対向する位置に、該光学センサの該発光部よりの光を上
記受光部に向かうように偏向させる光学部品を設けた構
成とし、 テープカセットをテープカセットイジェクト位置に位置
するカセットホルダ内に挿入して押し込んだ場合に、該
カセットホルダが動かされて上記光学部品が上記光学セ
ンサと対向する位置から外れ、これによって上記モータ
が始動する構成としたことを特徴とするテープカセット
装着スタート装置。 - 【請求項2】 入射した光を該光の入射する方向とは逆
方向に偏向させるプリズムを有するテープカセットがモ
ータの駆動によって装着され、且つ、装着されたテープ
カセットの上記プリズムに対向する位置に、発光部と受
光部とを有する光学センサを備えたテープカセット装着
装置のテープカセット装着スタート装置であって、 カセットホルダのうち、該カセットホルダがテープカセ
ットイジェクト位置に位置するときに上記光学センサか
らずれており、テープカセットがテープカセットイジェ
クト位置に位置するカセットホルダ内に所定位置まで挿
入されて動かされたときに上記光学センサと対向する位
置に、該光学センサの該発光部よりの光を上記受光部に
向かうように偏向させる光学部品を設けた構成とし、 テープカセットをテープカセットイジェクト位置に位置
するカセットホルダ内に挿入して押し込んだ場合に、該
カセットホルダが動かされて上記光学部品が上記光学セ
ンサと対向し、これによって上記モータが始動する構成
としたことを特徴とするテープカセット装着スタート装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270176A JPH11110863A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | テープカセット装着スタート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270176A JPH11110863A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | テープカセット装着スタート装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11110863A true JPH11110863A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17482594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9270176A Pending JPH11110863A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | テープカセット装着スタート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11110863A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8014237B2 (en) | 2004-03-31 | 2011-09-06 | Clarion Co., Ltd. | Disk device |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP9270176A patent/JPH11110863A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8014237B2 (en) | 2004-03-31 | 2011-09-06 | Clarion Co., Ltd. | Disk device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |