WO2005087599A1

WO2005087599A1 - 飲料缶用キャップおよびこれを備えた飲料容器

Info

Publication number: WO2005087599A1
Application number: PCT/JP2004/003416
Authority: WO
Inventors: Karl Strepkoff
Original assignee: Soie Coquine Yugengaisha
Priority date: 2004-03-15
Filing date: 2004-03-15
Publication date: 2005-09-22
Also published as: JPWO2005087599A1

Abstract

プルタブ式飲料缶に装着されるキャップである。飲料缶(1)の上端部に固定される缶キャップ本体(20)とプルタブ(6)に固定されるレバー(30)とで構成される。缶キャップ本体(20)とレバー(30)は合成樹脂からなる互いに独立した部材である。缶キャップ本体(20)は飲料缶(1)の上端部に全周に亘って密着した状態で強固に嵌合している。レバー(30)は、その指掛け部(32)に指を掛けることにより簡単に起こすことができる。レバー30を起こすと、レバー30と共にプルタブ6が起こされ、注出口5が開口される。その後、レバー30をレバー収容部25側に倒すと、レバー30と共にプルタブ6が倒される。レバー30はレバー収容部25内に再収容される。レバー(30)が缶キャップ本体(20)から分離されているため、レバー(1)を起こす際にキャップ(10)が飲料缶(1)から離脱することがない。

Description

明細書飲料缶用キヤップおよびこれを備えた飲料容器技術分野 .

本発明は、プル夕プとそのプルタブを引き起すことにより開口される注出口とをその上蓋部に有するプル夕プ式飲料缶の上端部に装着される飲料缶用キャップおよびこれを備えた飲料容器に関し、より詳細には、飲料缶に直接口をつけることなく且つ飲料缶を容易に開けることができるようにした飲料缶用キヤップおよびこれを備えた飲料容器に関する。背景技術

一般に、プルタブ式飲料缶はその胴板の上端に上蓋が卷締め接合されている。この上蓋のほぼ中央部にはプルタブがリベットで固定されている。このプル夕プを引き起すと、上蓋に形成されている切れ目予定線が破断されて、注出口が開口される。この注出口から内容液を注出することができる。

コンビニエンスストァゃ自動販売機などで販売されている缶入りドリンクは、缶に直接口を付けて注出口から流出する内容液を飲むことが多い。しかし、缶の上蓋の表面やその周辺に埃などが付着していることがある。このような場合、缶を洗浄しないまま直接口を付けて飲むと、付着している埃なども一緒に飲んでしまうことになり、不衛生である。

また、プル夕プは、缶の上蓋にリベットで強固に固定されており、しかもその先端が飲料缶の上端周縁を縁取るようにして形成された筒状縁部（胴板と上蓋との卷締め結合部）の近傍まで延びていて掴み難くなつているため、素手では簡単に引き起こせない場合がある。このような場合、素手でプル夕プを無理に引き起こそうとすると、指の爪が割れたり指先を傷めたりすることもある。

この種の問題を解決するための先行技術として、登録実用新案第 3 0 2 1 8 3 4号公報には、飲料缶の注出口に連通する流出口とそこから流出した内容液をガイドするガイド壁を備えた飲み口部と、飲み口部にセルフヒンジ部を介して連結されたタブ引き上げレバ一部とを備えた飲料缶用キャップが開示されている。しかし、この飲料缶用キャップは、プル夕ブを引き起す際にタブ引き上げレバ一部を上下方向に回動させる必要上、飲料缶の上端部に対して飲み口部だけが密着して嵌合する構造になっており、飲み口部が缶上端の筒状縁部のほぼ半周部分に対してしか嵌合しないため、飲料缶に対する嵌合固定強度が不十分である。このため、飲料缶の注出口を開けようとしてタブ引き上げレバー部を引き起した際に、飲料缶用キヤップが飲料缶から離脱してしまう可能性が高い。本発明は、このような従来の飲料缶用キヤップの欠点を解消するべく創案されたものであり、その目的は、プル夕プ式飲料缶の上端部に装着することにより当該飲料缶のプルタブを簡単に引き起こして飲料缶を閧けることができ且つ飲料缶に直接口をつけることなく内容液を飲むことができ、しかも飲料缶の上端部に嵌合させて安定に固定できる飲料缶用キヤップを提供することにある。

また、本発明は、このような飲料缶用キャップを備えた飲料容器を提供することも目的とする。発明の開示

本発明の飲料缶用キヤップは、プルタブとそのプル夕プを引き起すことにより開口される注出口とをその上蓋部に有する飲料缶すなわち、切り目予定線により一部を残してほぼ全周が縁取られた注出口を有する上蓋と、前記注出口にその一端（基端）を重ねるようにして前記上蓋の上面にリベットで固定されたプルタブとを備え、前記プルタブの他端（先端）側を引き起すことにより、前記リベヅトによる固定部を支点にして前記プルタブを上方に回動させて、その回動に伴って下降する前記一端により前記上蓋の前記注出口となる部分を下方に押圧することにより、前記切り目予定線を破断しつつその破断片を押し下げて前記注出口を開けることができるように構成されたプルタブ式飲料缶の上端部に装着される飲料缶用キヤップであって、飲料缶の上端部に全周に亘つて密着した状態となるように嵌合させて装着される缶キャップ本体と、前記プルタブに装着されるレバ一とを備え、前記缶キヤップ本体と前記レバ一は互いに独立した部材であり、前記缶キャップ本体は、前記飲料缶の注出口から流出した飲料の出口となる飲み口部と、前記レバ一を収容するレバー収容部とを有し、前記レバ一は、前記プルタブの先端部よりも前記飲料缶の半径方向外方に延出した指掛け部を有し且つ前記プルタブと一体となって前記上蓋に対し上下に回動可能であることを特徴としている上記のように構成された飲料缶用キヤップは、飲料缶の上端部に全周に亘つて密着した状態となるように嵌合させて装着される缶キヤップ本体を備えているため、飲料缶の上端部に嵌合させて安定に固定できる。しかも、プルタブに装着されるレバーが缶キャップ本体から独立した部材であるため、レバ一を起こす動作に伴って、レバ一から缶キャップ本体に対してそれを飲料缶から離脱させるような力が作用することがない。よって、飲料缶の注出口を開けようとしてレバ一を起こした際に、飲料缶用キャップが飲料缶から離脱してしまうというという問題は生じない。

この飲料缶用キャップは、飲料缶の上端部に装着することにより当該飲料缶のプル夕プを簡単に引き起して飲料缶を開けることができ且つ飲料缶に直接口をつげることなく内容液を飲むことができるようにすることができしかも飲料缶の上端部に嵌合させて安定に固定できる。

本発明の飲料缶用キヤップにおいて、前記レバーの前記指掛け部は、前記缶キヤップ本体の上端外周縁より前記飲料缶の半径方向外方に突出していることが望ましい。

また、前記レバーは、前記プルタブのリング部内に係合して前記プルタブからの離脱を防止する係止部を備えていることが望ましい。

また.、前記レバ一収容部と前記レバーのうち一方には凹部が他方には当該凹部と係脱する凸部が形成されており、当該凹部と当該凸部とが互いに嵌合することにより、前記レバ一が前記レバ一収容部内に収容された状態に保持されることが望ましい。

また、前記缶キヤップ本体の前記レバー収容部周辺の上面と前記レバ —収容部内に収容された状態における前記レバーの上面とが互いに略連続した面をなすように、前記レバーの形状および前記レバ一収容部内における収容姿勢、ならびに前記缶キヤップ本体の形状が選定されていることが望ましい。

本発明の飲料容器は、プル夕プとそのプルタブを起すことにより開口される注出口とをその上蓋部に有する飲料缶の上端部に、本発明の飲料缶用キヤップを備えたことを特徴とするものである。

この飲料容器は、レバ一を起こすことによりそのプルタブを簡単に引き起して注出口を開けることができ且つ飲料缶に直接口をつけることなく内容液を飲むことができ、しかもレバ一を起こした際に飲料缶用キヤヅプが外れてしまうことがない。

発明を実施するための最良の形態

本発明について、図面を参照しつつより詳細に説明する。図 1は本発明にかかる飲料缶用キヤップが装着される一般的なプル夕ブ式飲料缶の上部構造を示す斜視図である。図示するように、飲料缶 1 は、その胴板 2の上端に上蓋 3が卷締め接合されている。上蓋 3は、切り目予定線 4により一部を残してほぼ全周が縁取られた注出口 5を有する。上蓋 3のほぼ中央部には、注出口 5となる部分 3 aにその一端 6 a を重ねるようにして、プルタブ 6がリベット 7で固定されている。このプルタブ 6の他端（先端） 6 b側を引き起すと、リベット 7による固定部を支点にしてプル夕ブ 6が上下方向に回動し、その回動に伴って前記一端 6 a側が下降する。その結果、当該一端 6 aにより上蓋 3の注出口 5となる部分 3 aが下方に押圧され、それによつて切り目予定線 4が破断されつつその破断片（部分 3 a ) が押し下げられて、注出口 5が開口される。その後プルタブ 6は元の側に押し戻しても、破断片（部分 3 a ) は上蓋 3の下方すなわち飲料缶 1内に残留するため、開口された注出口 5から内容液を注出することができる。

図 2は本発明にかかる飲料缶用キャップの一形態例を示す斜視図である。図 3は図 2に示す飲料缶用キャップの平面図である。図 4は図 2に示す飲料缶用キヤップの底面図である。図 5は図 2に示す飲料缶用キヤップの側面図である。図 6は図 2に示す飲料缶用キヤップの正面図である。図 7は図 2に示す飲料缶用キャップの背面図である。図 8は図 2に示す飲料缶用キヤップの断面図である。図 9は図 2に示す飲料缶用キヤヅプを図 1に示す飲料缶 1に装着した状態を示す部分斜視図である。飲料缶用キャップ 1 0は、飲料缶 1の上端部に固定される缶キヤヅプ本体 2 0とプルタブ 6に固定されるレバ一 3 0とで構成される。缶キヤヅプ本体 2 0とレバ一 3 0は、同じ合成樹脂からなる互いに独立した部 $ίである。

飲料缶用キャップ 1 0は、図 9に示すように、飲料缶 1の上端部に被せるようにして装着される。このとき、缶キャップ本体 2 0の環状の側壁部 2 1は、飲料缶 1の上端周縁を縁取るようにしてフランジ状に形成された卷締結合部（胴板 2と上蓋 3との卷締め結合部） 8の外周部に全周に亘つて密に接合するようになっている。また、側壁部 2 1の下端内面には、図 3、図 4および図 8に示すように、飲料缶 1の中心線に関して左右対象となる位置に一対の係止爪 2 1 aが突設されており、'両係止' 爪 2 1 aが巻締結合部 8の下面に係合するようになつている。

缶キャップ本体 2 0は、飲料缶 1の注出口 5から流出した内容液の出口となる飲み口部 2 2と、レバー 3 0を収容するレバ一収容部 2 5とを有している。飲み口部 2 2およびレバ一収容部 2 5は、.缶キヤップ本体 2 0の頂板部 2 6を貫通させて形成されている。

飲み口部 2 2には、飲料缶 1の注出口 5から流出した内容液を、飲む人の口に案内する下唇形状の飲料ガイド 2 7が形成されている。

レバ一収容部 2 5の内面とこれに収容されたレバー 3 0との間には若干隙間が形成される。図 3、図 4および図 1 0に示すように、レバ一収容部 2 5の左右両側の側壁部 2 1近傍には、一対の半球状の凸部 2 5 a が対向させて形成されている。一方、レバー 3 0の両側面には、レバー収容部 2 5の凸部 2 5 aと係脱する一対の凹部 3 0 aが形成されており、凸部 2 5 aと凹部 3 0 aが互いに係脱可能に嵌合することにより、レバ一3 0がレバー収容部 2 5内に収容された状態に保持されるようになつている。

レバ一 3 0および缶キヤヅプ本体 2 0は、缶キヤヅプ本体 2 0のレバ —収容部 2 5周辺の上面とレバ一収容部 2 5内に収容された状態におけるレバー 3 0の上面とが互いに略連続した面をなすように、それぞれの形状および寸法が選定されている。この形態例では、図 5および図 8に示すように、缶キャップ本体 2 0のレバー収容部 2 5側の上面が、レバ一 3 0の収容時における姿勢に合わせて傾斜している。また、図 5、図 7および図 8に示すように、レバ一収容部 2 5内に収容された状態におけるレバ一 3 0と側壁部 2 1上面との間に隙間ができないように、側壁部 2 1の背面部の形状および寸法が選定されている。

レバ一 3 0は、プルタブ 6に先端 6 b側から被せるようにして装着される。プル夕プ 6に装着されたレバー 3 0は、プルタブ 6ど一体となつて上下に回動する。レバ一 3 0はその内部に係止部 3 1を有し、その係止部 3 1をプルタブ 6のリング部 6 c内に係合する。この係止部 3 1は、レバ一 3 0内へのプルタブ 6の挿入を邪魔せず、プル夕プ 6からのレバー 3 0の離脱を阻止する形状になっている。

レバ一 3 0の先端部分は、缶キャップ本体 2 0の上端外周縁よりも飲料缶 1の半径方向外方に突出しており、この部分がレバ一 3 0を収容状態から引き起こす際に指を掛けるための指掛け部 3 2として機能する。

レバ一 3 0の上面には開口部 3 3が設けられており、この開口部 3 3 を通してプルタブ 6が見えるようになつている。

つぎに、この形態例の作用について説明する。

上記のように構成された飲料缶用キャップ 1 0は、図 9に示すように、缶キャップ本体 2 0を飲料缶 1の上端部に、レバ一 3 0をプルタブ 6 に、各々装着することにより、飲料缶 1に装着される。缶キャップ本体 2 0は、卷締結合部 8の外周面全体に対する側壁部 2 1の圧接力と、卷締結合部 8の下面に対する係止爪 2 1 aの係合とにより、飲料缶用キヤヅプ 1 0の上端部に強固に固定される。レバ一 3 0は、プルタブ 6の外周面に対するレバ一内面の圧接力と、プルタブ 6のリング部 6 cに対する係止部 3 1の係合により、プルタブ 6に一体的に固定される。

飲料缶用キャップ 1 0を飲料缶 1に装着した後、飲料缶用キャップ 1 0およびその近傍の缶表面には、図示しない薄い透明のプラスチックキヤップまたはフィルムが被着される。

ユーザは、飲料缶 1の内容液を飲む際、まずこれらのプラスチックキャップまたはフィルムを飲料缶用キヤップ 1 0から取り外す。その後、ユーザは、指掛け部 3 2に指を掛けてレバ一 3 0を起こす。

レバ一 3 0が起こされると、図 1 0に示すように、レバー 3 0と共にプルタブ 6が起こされ、注出口 5が開口される。その後、レバー 3 0をレバー収容部 2 5側に倒すと、レバー 3 0と共にプルタブ 6が倒される。そして、レバ一収容部 2 5内にレバ一 3 0が再収容されると、図 1 1 の状態になる。このとき、レバー収容部 2 5の凸部 2 5 aとレバ一 3 0 の凹部 3 0 aとが互いに嵌合することにより、レバ一 3 0がレバ一収容部 2 5内に収容された状態に保持される。

上記のようにして飲料缶 1の注出口 5を開口した後、飲料缶用キヤップ 1 0の飲み口部 2 2の飲料ガイド 2 7に口を付けて、飲料缶 1を傾けることにより、飲料缶 1の注出口 5から内容液を注出させ、その内容液を飲料缶用キヤップ 1 0の飲み口部 2 2を通して飲むことができる。飲料缶用キヤップ 1 0の缶キヤップ本体 2 0が飲料缶 1の上端部に全周に亘つて密着した状態となるように嵌合させて安定に固定されており、しかも、プル夕プ 6に装着されたレバ一 3 0が缶キャップ本体 2 0から独立した部材であるため、レバ一 3 0を起こす動作に伴ってレバ一 3 0から缶キヤップ本体 2 0に対してそれを飲料缶 1から離脱させるような力が作用することがない。したがって、飲料缶 1を開けようとしてレバー 3 0を起こした際に、飲料缶用キャップ 1 0が飲料缶 1から離脱してしまうという問題は生じない。

また、レバ一 3 0の指掛け部 3 2が缶キャップ本体 2 0の上端外周縁より飲料缶 1の半径方向外方に突出しているので、飲料缶 1を開ける際、指掛け部 3 2に指を掛けてレバ一 3 0を容易に起こすことができる。また、レバ一 3 0は、プルタブ 6の揷入を邪魔せず、プルタブ 6からのレバ一 3 0の離脱を阻止する係止部 3 1を有しているので、プルタブ 6への装着は容易であるが、装着後は不用意に離脱しない。

また、レバ一収容部 2 5の凸部 2 5 aとレバー 3 0の凹部 3 0 aとが互いに嵌合することにより、レバ一 3 0がレバ一収容部 2 5内に収容された状態に保持されるので、レバー 3 0のがたつきを防止するとともに、プルタブ 6からのレバー 3 0の離脱をより効果的に防止できる。

また、この形態例の飲料缶用キャップ 1 0は、缶キャップ本体 2 0のレバー収容部 2 5周辺の上面とレバー収容部 2 5内に収容された状態におけるレバ一 3 0の上面とが互いに略連続した面をなすように、レバ一 3 0の形状およびレバ一収容部 2 5内における収容姿勢、ならびに缶キャヅプ本体 2 0の形状が選定されているので、缶キヤヅプ本体 2 0とレバ一3 0が互いに独立した部材であるにもかかわらず、一体感のある美的な形状を有する。

なお、上記の形態例では、レバ一 3 0の上面に開口部 3 3が設けられ、その開口部 3 3を通してプルタブ 6が露出しているが、図 1 2に示すように、レバー 3 0の上面を完全に閉塞した形態とすることも可能である。図 1 2の形態例はレバ一 3 0の上面にロゴタイプなどを印刷するのに適している。産業上の利用可能性

本発明にかかる飲料缶用キヤップは、清涼飲料水や酒類を収容したプル夕ブ式飲料缶のキャップとして有用であり、さらに、固定物を含む内容液たとえば、コーンスープや野菜スープなどを収容したプル夕ブ式飲料缶のキヤップとしても有用である。

また、本発明にかかる飲料容器は、清涼飲料水や酒類を収容する飲料容器として有用であり、さらに、固定物を含む内容液たとえば、コーンスープや野菜スープなどを収容する飲料容器としてとしても有用である

図面の簡単な説明

図 1は本発明にかかる飲料缶用キヤップが装着される一般的なプル夕プ式飲料缶の上部構造を示す斜視図である。

図 2は本発明にかかる飲料缶用キヤップの一形態例を示す斜視図である。

図 3は図 2に示す飲料缶用キヤップの平面図である。

図 4は図 2に示す飲料缶用キヤップの底面図である。

図 5は図 2に示す飲料缶用キヤップの側面図である。

図 6は図 2に示す飲料缶用キヤップの正面図である。

図 7は図 2に示す飲料缶用キヤップの背面図である。

図 8は図 2に示す飲料缶用キヤップの断面図である。

図 9は図 2に示す飲料缶用キヤップを図 1に示す飲料缶に装着した状態を示す斜視図である。

図 1 0は飲料缶に装着されている飲料缶用キヤップのレバ一を起こした状態を示す斜視図である。

図 1 1は飲料缶に装着されている飲料缶用キヤップのレバ一をレバー収容部に再収容した状態を示す斜視図である。

図 1 2は本発明にかかる飲料缶用キヤップの別の形態例を示す斜視図である。

Claims

請求の範囲

1 . プル夕プとそのプルタブを引き起すことにより開口される注出口とを上蓋部に有する飲料缶の上端部に装着される飲料缶用キヤヅプであつて、

飲料缶の上端部に全周に亘つて密着した状態となるように嵌合させて装着される缶キャップ本体と、

前記プルタブに装着されるレバーとを備え、

前記缶キャップ本体と前記レバ一は互いに独立した部材であり、前記缶キャップ本体は、，

前記飲料缶の注出口から流出した飲料の出口となる飲み口部と、前記レバ一を収容するレバ一収容部とを有し、

前記レバ一は、

前記プルタブの先端部よりも前記飲料缶の半径方向外方に延出した指掛け部を有し且つ前記プルタブと一体となって上下に回動可能であることを特徴とする飲料缶用キヤップ。

2 . 前記レバーの前記指掛け部は、前記缶キャップ本体の上端外周縁より前記飲料缶の半径方向外方に突出していることを特徴とする請求項 1 記載の飲料缶用キヤップ。

3 . 前記レバ一は、前記プルタブのリング部内に係合して前記プルタブからの離脱を防止する係止部を備えていることを特徴とする請求項 1または 2記載の飲料缶用キヤップ。

4 . 前記レバー収容部と前記レバーのうち一方には凹部が他方には当該凹部と係脱する凸部が形成されており、当該凹部と当該凸部とが互いに嵌合することにより、前記レバーが前記レバ一収容部内に収容された状態に保持されることを特徴とする請求項 1、 2または 3記載の飲料缶用キヤヅプ。

5 . 前記缶キヤップ本体の前記レバー収容部周辺の上面と前記レバー収容部内に収容された状態における前記レバ一の上面とが互いに略連続した面をなすように、前記レバ一の形状および前記レバー収容部内における収容姿勢、ならびに前記缶キヤップ本体の形状が選定されていることを特徴とする請求項 4記載の飲料缶用キャップ。

6 . プルタブとそのプルタブを引き起すことにより開口される注出口とを上蓋部に有する飲料缶の上端部に、請求項 1〜 5のいずれかに記載の飲料缶用キャップを備えたことを特徴とする飲料容器。