WO2005057576A1 - 信号処理回路 - Google Patents

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Yasuo Nakata
Naoyuki Kashii
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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Abstract

 読み出したデータをバッファ(10)に書き込むとともにユーザブロック判別手段(7)により所望のユーザブロックでないと判断された場合はアドレスポインタ生成手段(8)によりアドレスポインタをバッファ(10)内の元の位置に保つよう制御して、書き込んだリンク部データの最初からユーザデータを上書きすることでリンク部データを破棄することにより、パケットライト方式で書き込まれたディスクを読み込む際に、無駄なリンク部のデータをバッファ(10)に格納することなく、リンク部のデータを格納するためのバッファ空間を必要とせず、さらに、データ欠落などによる不連続のデータをバッファ(10)に格納する可能性がなく、システム制御手段(11)の負担を軽減しデータへのアクセス時間を短縮することができる信号処理回路を提供する。

Description

明 細 書
信号処理回路
技術分野
[0001] 本発明は、 CD-ROM, CD-R, CD— RW等のディスク上のトラックを複数のバケツ トに分割して書き込んだデータを読み込むための信号処理回路に関し、特にパケット ライト方式で書き込まれたデータの読み出し時の効率を向上させる機能を具備したも のに関するものである。
背景技術
[0002] 従来、 CD— R、 CD— RW等のディスクにデータを書き込む際に、データを連続的に 書き込むのではなぐ固定長パケットライト方式を採用した光ディスク装置がある (例 えば、特許文献 1参照)。この固定長パケットライト方式では、ユーザデータを複数の パケットに分割して記録する。各パケットには、パケット同士を接続するためのリンク用 ブロックとして、ユーザブロックの前〖こリンクブロックとランインブロックとが設けられて おり、さらにユーザブロックの後ろにはランアウトブロックが付加されている。
特許文献 1:特開平 7 - 141660号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0003] 図 16は従来の信号処理回路を有する光ディスク装置の構成を示すブロック図であ る。
図 16において、 1は螺旋状もしくは同心円状のトラックに情報信号が記録されて ヽ る光ディスク (記録媒体)、 2は光ディスク 1を回転駆動させる回転駆動手段、 3は光デ イスク 1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成し、その反射光を検出するこ とによって各種情報を出力する光ピックアップ、 4は光ピックアップ 3を光ディスク 1の 情報を読み出すために焦点方向および径方向に移動させるァクチユエータ制御手 段、 5は光ディスク 1より得られた信号を受信し、ァクチユエータ制御用の信号及び情 報信号を取り出すための信号制御手段、 6は信号制御手段 5より得られた情報信号 力 ブロック IDを検出するためのブロック ID検出手段、 8aはアドレスポインタを生成 するアドレスポインタ生成手段である。
[0004] また、 9はバッファ 10に対して書き込み、または読み出しを制御する RZW制御手 段、 11はァクチユエータ制御手段 4に対して読み出し位置を指示するとともに、さらに RZW制御手段 9に対して書き込み、または読み出しの指示を行うシステム制御手段 である。
次に以上のように構成された光ディスク装置の動作について、図 16、図 17を用い て説明する。
[0005] 図 17は従来の信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォーマットを説明するも のであり、データを読み出す際のバッファ 10内のデータ格納状況を示すものである。 また、図中に示される矢印は、アドレスポインタ生成手段 8aによって得られるアドレス ポインタの位置 (AP)を示して!/、る。
[0006] 図 17 (a)のデータ状況は、ディスク上に書かれた情報信号をブロック毎に模式的に 表したものである。ディスク上には、図 17 (a)のデータ状況に示されるように、接続ブ ロック〖こリンク咅のブロックが 2ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2とする。 ) と、パケットにユーザブロックが 2ブロック(以下、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2と する。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続ブロックは、それ ぞれパケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · · ·のようにディスク上に交 互に構成されて ヽるものとする。
[0007] 図 17 (b)のデータ状況は、最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した後の ノ ッファ 10におけるデータ格納状況である。まず、システム制御手段 11より RZW制 御手段 9に対して読み出したデータをバッファ 10へ書き込むように指示をする。また 、RZW制御手段 9はアドレスポインタ生成手段 8aによって得られるアドレスポインタ を参照してバッファ 10にデータを書き込む。
[0008] その結果、図 17 (b)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1 のデータが書き込まれる。また、アドレスポインタ生成手段 8aによりアドレスポインタは 1ブロック先の位置へ移動するように制御される。
[0009] 図 17 (c)のデータ状況は、図 17 (b)に示したバッファ 10のデータ格納状況から、 2 番目のブロックであるリンクブロック 2を読み出した後のバッファ 10のデータ格納状況 である。最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した場合と同様に上記アドレス ポインタを参照してバッファ 10内にリンクブロック 2のデータが書き込まれる。このとき 、図 17 (c)に示すように、アドレスポインタが移動しているため、リンクブロック 1の次に リンクブロック 2が書き込まれる。また、アドレスポインタ生成手段 8aにより、アドレスポ インタはさらに 1ブロック先へ移動するように制御される。
[0010] さらに、図 17 (d)のデータ状況は、 3番目のブロックであるユーザブロック 1を読み出 した後のバッファ 10内におけるデータ格納状況である。最初のブロックであるリンクブ ロック 1を読み出した場合と同様に上記アドレスポインタを参照してバッファ 10内にュ 一ザブロック 1のデータが書き込まれる。このとき、図 17 (d)に示すように、アドレスポ インタが移動しているため、リンクブロック 2の次にユーザブロック 1が書き込まれる。ま た、アドレスポインタ生成手段 8aによりアドレスポインタはさらに 1ブロック先の位置へ 移動するように制御される。
[0011] 図 17 (e)のデータ状況は、 4番目のブロックであるユーザブロック 2を読み出した後 のバッファ 10内のデータ格納状況である。最初のブロックであるリンクブロック 1を読 み出した場合と同様に上記アドレスポインタを参照してバッファ 10内にユーザブロッ ク 1のデータが書き込まれる。このとき、図 17 (e)に示すようにアドレスポインタが移動 しているため、ユーザブロック 1の次にユーザブロック 2が書き込まれる。また、アドレス ポインタ生成手段 8aによりアドレスポインタはさらに 1ブロック先の位置へ移動するよう に制御される。
[0012] 従来の信号処理回路は以上のように構成されており、上述のようなパケットライト方 式で書き込まれたデータディスクを読み込む際には、パケット内に付加されているリン ク部のデータも同時に読み込むことになり、すべてをバッファ内に蓄積するようにする と、必要なユーザデータ部を改めてバッファより抜き出して処理する必要があり、処理 が複雑になるという問題点があった。
[0013] さらに無駄なリンク部のデータをバッファに取り込むことで、より大きいバッファ空間 が必要となると 、う問題点を有して 、た。
このように、従来は上記のような問題点があり、パケット内に付加されているリンク部 のデータを読み込まず、必要なユーザデータ部のみを読み込んでディスクを再生す ることが求められていた。ここで、別の従来例として、リンク部のデータを読み込まず、 必要なユーザデータ部のみを読み込んでディスクの再生を行うようにしたものについ て、以下に説明する。
[0014] まず、ピックアップをパケット内のユーザブロックの先頭ブロックに合わせてデータを 読み出す。次に、接続ブロック内のリンクブロックの先頭ブロックが検出されると、ピッ クアップはー且停止し、再度次のパケット内のユーザブロックの先頭ブロックにピック アップを合わせてデータを読み出すよう制御回路により制御していた。このようにして 、従来の信号処理回路は、接続ブロックは読み込まず、パケット内のユーザブロック のみ読み出してバッファに格納し、データを処理していた。
[0015] し力しながら、従来の信号処理回路では、リンクブロックが検出される度に、ピックァ ップを停止して 、たので、制御回路の負担が大き!/、と 、う問題があった。
さらに、従来の信号処理回路では、リンクブロックが検出されるとピックアップをー且 停止し、次のユーザブロックまでピックアップを移動してそこから再度ピックアップを駆 動することにより、ユーザブロックのみを読み込むようにしていたので、データへのァ クセス時間が大きくなるという問題があった。
[0016] この発明は以上のような問題点を解消するためになされたものであり、上述の固定 長パケット内のユーザデータ部分を効率よくバッファに格納することができ、かつデー タ欠落などによる不連続のデータが入力された場合においても、確実にユーザデー タのみをバッファに格納することができ、さらに制御回路の負担を軽減しデータへの アクセス時間を短縮することができる信号処理回路を提供することを目的とする。 課題を解決するための手段
[0017] この課題を解決するために、本願の請求項 1にかかる信号処理回路は、ディスク上 に形成されたトラックに記録されている、パケット内のユーザブロックおよび Zまたは 接続ブロック内のリンクブロックよりなるデータを読み出すデータ読み出し手段と、上 記読み出したデータを順次格納するバッファと、読み出したデータが所望のユーザ ブロックである力否かを判別するユーザブロック判別手段と、上記ユーザブロック判別 手段からの判別結果に基づき、アドレスポインタを生成するアドレスポインタ生成手段 と、上記ユーザブロック判別手段により、読み出したデータが所望のユーザブロックで ないと判断された場合に、上記アドレスポインタ生成手段により、上記アドレスポイン タの位置を、先に上記バッファにリンクブロックが書き込まれた位置に保つよう制御し 、先に該バッファに書き込んだリンクブロックのデータの上に今回読み出したデータを 上書きするように制御するシステム制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
[0018] 本発明の請求項 2にかかる信号処理回路は、請求項 1記載の信号処理回路にお いて、上記データを連続的に読み出す際に、ブロック IDを検出するブロック ID検出 手段を備えたことを特徴とするものである。
[0019] 本発明の請求項 3にかかる信号処理回路は、請求項 2記載の信号処理回路にお V、て、上記ブロック IDに基づ 、てブロックの連続性を検出する連続性判別手段を備 免たことを特徴とするものである。
[0020] 本発明の請求項 4に力かる信号処理回路は、請求項 2記載の信号処理回路にお いて、上記ユーザブロック判別手段は、読み取り中のリンクブロック IDとユーザブロッ クの先頭ブロック IDを比較することにより、上記ユーザブロックの先頭ブロック IDを検 出するまで、読み取り中のブロックはリンクブロックであると判別し、または、読み取り 中のユーザブロック IDとリンクブロックの先頭ブロック IDを比較することにより、上記リ ンクブロックの先頭ブロック IDを検出するまで、読み取り中のブロックはユーザブロッ クであると判別することを特徴とするものである。
[0021] 本発明の請求項 5にかかる信号処理回路は、請求項 3記載の信号処理回路にお いて、上記システム制御手段は、上記連続性判別手段によりブロック IDの不連続が 検出された時に、上記ユーザブロック判別手段により該ブロック IDが同一の接続プロ ック内のリンクブロック IDもしくは所望のユーザブロックの先頭ブロック IDであることが 検出された場合は、ブロックの再サーチを行わず、そのままデータを読み取るよう制 御することを特徴とするものである。
[0022] 本発明の請求項 6にかかる信号処理回路は、請求項 5記載の信号処理回路にお いて、上記システム制御手段は、上記連続性判定手段によりブロック IDの不連続が 検出された時に、該ブロック IDとその直前のブロック IDを比較することにより上記プロ ック IDの不連続の方向を判定し、データの読み取り位置が所望のユーザブロックに 近接する方向へ移動している場合は、ブロックの再サーチを行わず、データの読み 取り位置が所望のユーザブロックと異なる方向へ移動している場合、または上記プロ ック IDと直前のブロック IDとが同一の場合は、ブロックの再サーチを行うよう制御する ことを特徴とするものである。
[0023] 本発明の請求項 7にかかる信号処理回路は、ディスク上に形成されたトラックに記 録されている、パケット内のユーザブロックおよび Zまたは接続ブロック内のリンクブロ ックよりなるデータを読み出すデータ読み出し手段と、上記読み出したデータを順次 格納するバッファと、読み出したデータが所望のユーザブロックであるか否かを判別 するユーザブロック判別手段と、上記ユーザブロック判別手段により、読み出したデ ータが所望のユーザブロックでないと判断された場合に、上記データを、該データの フォーマットを書き換えて上記バッファに格納するように制御するデータ制御手段とを 備えたことを特徴とするものである。
[0024] 本発明の請求項 8にかかる信号処理回路は、ディスク上に形成されたトラックに記 録されている、パケット内のユーザブロックと接続ブロック内のリンクブロックとからなる データを読み出すデータ読み出し手段と、上記読み出したデータを順次格納するバ ッファと、読み出したデータが所望のユーザブロックである力否かを判別するユーザ ブロック判別手段と、上記ユーザブロック判別手段の判別結果に基づき、上記読み 出したデータがユーザブロックある 、はリンクブロックの!/、ずれであるかを識別できる 識別情報を、上記データに付加して上記バッファに格納するように制御するデータ制 御手段とを備えたことを特徴とするものである。
発明の効果
[0025] 本発明の請求項 1に係る信号処理回路によれば、ディスク上に形成されたトラック に記録されている、パケット内のユーザブロックおよび Zまたは接続ブロック内のリン クブロックよりなるデータを読み出すデータ読み出し手段と、上記読み出したデータ を順次格納するバッファと、読み出したデータが所望のユーザブロックであるか否か を判別するユーザブロック判別手段と、上記ユーザブロック判別手段からの判別結果 に基づき、アドレスポインタを生成するアドレスポインタ生成手段と、上記ユーザプロ ック判別手段により、読み出したデータが所望のユーザブロックでな 、と判断された 場合に、上記アドレスポインタ生成手段により、上記アドレスポインタの位置を、先に 上記バッファにリンクブロックが書き込まれた位置に保つよう制御し、先に該バッファ に書き込んだリンクブロックのデータの上に今回読み出したデータを上書きするように 制御するシステム制御手段とを備えるようにしたので、不要なリンク部のデータをバッ ファに格納してしまうことを確実に回避することができ、また制御手段の負担を軽減し 、データへのアクセス時間を短縮することが可能となる効果がある。
[0026] また、本願の請求項 2に係る信号処理回路によれば、請求項 1記載の信号処理回 路において、上記データを連続的に読み出す際に、ブロック IDを検出するブロック I D検出手段を備えるようにしたので、ディスク上に形成されたトラックに記録されたパ ケット内のユーザブロックと接続ブロック内のリンクブロックとからなるデータを連続的 に読み出す場合において、リンク部のブロックが欠落した場合においてもリカノくリー 処理をすることが可能となり、さらにユーザブロック抜けを防止し、確実にユーザデー タをバッファに格納することが可能となる効果がある。
[0027] また、本願の請求項 3に係る信号処理回路によれば、請求項 2記載の信号処理回 路にお 、て、上記ブロック IDに基づ 、てブロックの連続性を検出する連続性判別手 段を備えるようにしたので、リンク部のブロックが欠落した場合においてもユーザプロ ックの位置を誤検出することがなぐさらに所望のユーザブロックへ到達できない場合 にリカバリー処理をすることが可能となるとともに、ユーザブロック抜けを防止し、確実 にユーザデータをバッファへ格納することが可能となる効果がある。
[0028] また、本願の請求項 4に係る信号処理回路によれば、請求項 2記載の信号処理回 路において、上記ユーザブロック判別手段は、読み取り中のリンクブロック IDとユー ザブロックの先頭ブロック IDを比較することにより、上記ユーザブロックの先頭ブロック IDを検出するまで、読み取り中のブロックはリンクブロックであると判別し、または、読 み取り中のユーザブロック IDとリンクブロックの先頭ブロック IDを比較することにより、 上記リンクブロックの先頭ブロック IDを検出するまで、読み取り中のブロックはユーザ ブロックであると判別するようにしたので、簡便な回路にて構成することが可能となる 効果がある。
[0029] また、本願の請求項 5に係る信号処理回路によれば、請求項 3記載の信号処理回 路において、上記システム制御手段は、上記連続性判別手段によりブロック IDの不 連続が検出された時に、上記ユーザブロック判別手段により該ブロック IDが同一の 接続ブロック内のリンクブロック IDもしくは所望のユーザブロックの先頭ブロック IDで あることが検出された場合は、ブロックの再サーチを行わず、そのままデータを読み 取るよう制御するようにしたので、リンク部内で欠落やトラック飛びなどが発生した場合 でも不要な再サーチが発生せず、所望のユーザブロックへの到達時間を短縮するこ とが可能となる効果がある。
[0030] また、本願の請求項 6に係る信号処理回路によれば、請求項 5記載の信号処理回 路において、上記システム制御手段は、上記連続性判定手段によりブロック IDの不 連続が検出された時に、該ブロック IDとその直前のブロック IDを比較することにより 上記ブロック IDの不連続の方向を判定し、データの読み取り位置が所望のユーザブ ロックに近接する方向へ移動している場合は、ブロックの再サーチを行わず、データ の読み取り位置が所望のユーザブロックと異なる方向へ移動している場合、または上 記ブロック IDと直前のブロック IDとが同一の場合は、ブロックの再サーチを行うよう制 御するようにしたので、リンク部内で欠落やトラック飛びなどが発生した場合、不要な 再サーチが発生せず、所望のユーザブロックへの到達時間を短縮することが可能と なり、さらにリンク部を繰り返しトレースするような状況を回避することが可能となる効果 がある。
[0031] また、本願の請求項 7にかかる信号処理回路によれば、ディスク上に形成されたトラ ックに記録されている、パケット内のユーザブロックおよび Zまたは接続ブロック内の リンクブロックよりなるデータを読み出すデータ読み出し手段と、上記読み出したデー タを順次格納するバッファと、読み出したデータが所望のユーザブロックである力否 かを判別するユーザブロック判別手段と、上記ユーザブロック判別手段により、読み 出したデータが所望のユーザブロックでないと判断された場合に、上記データを、該 データのフォーマットを書き換えて上記バッファに格納するように制御するデータ制 御手段とを備えるようにしたので、ノ ッファ内のデータを出力する際、必要なユーザ データのみを容易に判別することが可能となる効果がある。
[0032] また、本願の請求項 8にかかる信号処理回路によれば、ディスク上に形成されたトラ ックに記録されている、パケット内のユーザブロックと接続ブロック内のリンクブロックと 力 なるデータを読み出すデータ読み出し手段と、上記読み出したデータを順次格 納するバッファと、読み出したデータが所望のユーザブロックである力否かを判別す るユーザブロック判別手段と、上記ユーザブロック判別手段の判別結果に基づき、上 記読み出したデータがユーザブロックあるいはリンクブロックのいずれであるかを識別 できる識別情報を、上記データに付加して上記バッファに格納するように制御するデ ータ制御手段とを備えるようにしたので、ノ ッファ内のデータを出力する際、必要なュ 一ザデータのみを容易に判別することが可能となる効果がある。
図面の簡単な説明
[図 1]図 1は、本発明の実施の形態 1による信号処理回路を有する光ディスク装置の 構成を示すブロック図である。
[図 2]図 2は、本発明の実施の形態 1による信号処理回路を有する光ディスク装置に おけるデータフォーマット、及びバッファ内のデータ格納状態を説明するための図で あり、(a)はディスク上の情報信号を模式的に表したものであり、(b)はリンクブロック 1 を読み出した後のノ ッファ内のデータ格納状態であり、(c)はリンクブロック 2を読み 出した後のバッファ内のデータ格納状態であり、 (d)はユーザデータ 1を読み出した 後のノ ッファ内のデータ格納状態であり、 (e)はユーザデータ 2を読み出した後のバ ッファ内のデータ格納状態である。
[図 3]図 3は、本発明の実施の形態 2による信号処理回路を有する光ディスク装置の 構成を示すブロック図である。
[図 4]図 4は、本発明の実施の形態 2による信号処理回路を有する光ディスク装置に おけるデータフォーマット、及びバッファ内のデータ格納状態を説明するための図で あり、(a)はディスク上の情報信号を模式的に表したものであり、(b)はリンクブロック の読み出し中に別のリンクブロックに読み出し位置が変わったときのバッファ内のデ ータ格納状態、(c)はユーザブロックの読み出し中にユーザブロックが欠落または別 のユーザブロックに読み出し位置が変わったときのバッファ内のデータ格納状態であ る。
[図 5]図 5は、本発明の実施の形態 3による信号処理回路を有する光ディスク装置の 構成を示す模式図である。 [図 6]図 6は、本発明の実施の形態 4による信号処理回路を有する光ディスク装置の 構成を示す模式図である。
[図 7]図 7は、本発明の実施の形態 4による信号処理回路を有する光ディスク装置に おけるデータフォーマット、及びバッファ内のデータ格納状態を説明するための図で あり、(a)はディスク上の情報信号を模式的に表したものであり、(b)はリンクブロック 2 が欠落して読み出されたときのバッファ内のデータ格納状態であり、(c)はリンクプロ ック 3が欠落して読み出されたときのバッファ内のデータ格納状態である。
[図 8]図 8は、本発明の実施の形態 5による信号処理回路を有する光ディスク装置の 構成を示す模式図である。
[図 9]図 9は、本発明の実施の形態 5による信号処理回路を有する光ディスク装置に おけるデータフォーマット、及びバッファ内のデータ格納状態を説明するための図で あり、(a)はディスク上の情報信号を模式的に表したものであり、(b)はリンクブロック 2 が欠落して読み出されたときのバッファ内のデータ格納状態であり、(c)はリンクプロ ック 2が読み出された後にリンクブロック 1に戻ったときのバッファ内のデータ格納状態 、 (d)はリンクブロック 2が読み出された後にリンクブロック 2を再度読み込んだときの バッファ内のデータ格納状態である。
[図 10]図 10は、本発明の実施の形態 6による信号処理回路を有する光ディスク装置 の構成を示すブロック図である。
[図 11]図 11は、本発明の実施の形態 6による信号処理回路を有する光ディスク装置 におけるデータフォーマットであり、 (a)はディスク力 読み出されたデータのフォーマ ットであり、 (b)は識別情報に置き換えられた後のデータのフォーマットである。
[図 12]図 12は、本発明の実施の形態 6による信号処理回路を有する光ディスク装置 におけるバッファ内のデータ格納状態を説明するための図であり、 (a)はディスク上の 情報信号を模式的に表したものであり、 (b)はリンクブロック 1を読み出した後のノ ッフ ァ内のデータ格納状態、(c)はリンクブロック 2を読み出した後のバッファ内のデータ 格納状態、(d)はユーザブロック 1を読み出した後のバッファ内のデータ格納状態、( e)はユーザブロック 2を読み出した後のバッファ内のデータ格納状態である。
[図 13]図 13は、本発明の実施の形態 7による信号処理回路を有する光ディスク装置 の構成を示すブロック図である。
[図 14]図 14は、本発明の実施の形態 7による信号処理回路を有する光ディスク装置 におけるデータフォーマットであり、 (a)はディスク力 読み出されたデータのフォーマ ットであり、 (b)は識別情報を付加した後のデータのフォーマットである。
[図 15]図 15は、本発明の実施の形態 7による信号処理回路を有する光ディスク装置 におけるバッファ内のデータ格納状態を説明するための図であり、 (a)はディスク上の 情報信号を模式的に表したものであり、 (b)はリンクブロック 1を読み出した後のノ ッフ ァ内のデータ格納状態、(c)はリンクブロック 2を読み出した後のバッファ内のデータ 格納状態、(d)はユーザブロック 1を読み出した後のバッファ内のデータ格納状態、( e)はユーザブロック 2を読み出した後のバッファ内のデータ格納状態である。
[図 16]図 16は、従来の信号処理回路を有する光ディスク装置の構成を示すブロック 図である。
[図 17]図 17は、従来の信号処理回路を有する光ディスク装置におけるバッファ内の データ格納状態を説明するための図であり、 (a)はディスク上の情報信号を模式的に 表したものであり、 (b)はリンクブロック 1を読み出した後のバッファ内のデータ格納状 態、(c)はリンクブロック 2を読み出した後のノッファ内のデータ格納状態、(d)はユー ザブロック 1を読み出した後のバッファ内のデータ格納状態、(e)はユーザブロック 2 を読み出した後のバッファ内のデータ格納状態である。
符号の説明
1 光ディスク
2 回転駆動手段
3 光ピックアップ
4 ァクチユエータ制御手段
5 信号制御手段
6 ブロック ID検出手段
7, 7a ユーザブロック判別手段
8, 8a アドレスポインタ生成手段
9 RZW制御手段 10 バッファ
11, 11a, lib システム制御手段
12 連続性判別手段
13, 13a データ制御手段
発明を実施するための最良の形態
[0035] 以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態 1)
図 1は本発明の実施の形態 1による信号処理回路を含む光ディスク装置のブロック 構成図を示している。
[0036] 図 1において、 1は螺旋状もしくは同心円状のトラックに情報信号が記録されている 光ディスク (記録媒体)、 2は光ディスク 1を回転駆動させる回転駆動手段、 3は光ディ スク 1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成し、その反射光を検出すること によって各種情報を出力する光ピックアップ、 4は光ピックアップ 3を光ディスク 1の情 報を読み出すために焦点方向および径方向に移動させるァクチユエータ制御手段、 5は光ディスク 1より得られた信号を受信し、ァクチユエータ制御用の信号及び情報信 号を取り出すための信号制御手段、 6は信号制御手段 5より得られた情報信号力 ブ ロック IDを検出するためのブロック ID検出手段、 7はブロック ID検出手段 6からの情 報と、ユーザブロックに対応するブロック Iひ f青報と力 ユーザブロック判別を行うユー ザブロック判別手段、 8はユーザブロック判別手段 7からの情報によりアドレスポインタ を生成するアドレスポインタ生成手段である。
[0037] また、 9はバッファ 10に対して書き込み、または読み出しを制御する RZW制御手 段、 11はァクチユエータ制御手段 4に対して読み出し位置を指示するとともに、ユー ザブロック判別手段 7に対してユーザブロック IDを指示し、さらに RZW制御手段 9に 対して書き込み、または読み出しの指示を行うシステム制御手段である。
[0038] 次に以上のように構成された光ディスク装置の動作について、図 1、図 2を用いて説 明する。
図 2は本実施の形態 1にかかる信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォーマ ットを説明するものであり、データを読み出す際のバッファ 10内のデータ格納状況を 示すものである。また、図中に示される矢印は、アドレスポインタ生成手段 8によって 得られるアドレスポインタの位置 (AP)を示して!/、る。
[0039] 図 2 (a)のデータ状況は、ディスク上に書かれた情報信号をブロック毎に模式的に 表したものである。ディスク上には、図 2 (a)のデータ状況に示されるように、接続ブロ ック〖こリンク咅のブロックが 2ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2とする。)と 、パケットにユーザブロックが 2ブロック(以下、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2とす る。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続ブロックはそれぞれ 、パケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · · ·のようにディスク上に交互 に構成されているものとする。
[0040] 図 2 (b)のデータ状況は、最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した後のバ ッファ 10におけるデータ格納状況である。まず、システム制御手段 11より目的とする ユーザブロック判別情報(ここでは、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2を示す。)を、 ユーザブロック判別手段 7に指示し、さらに RZW制御手段 9に対して読み出したデ ータをバッファ 10へ書き込むように指示をする。また、 RZW制御手段 9はアドレスポ インタ生成手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを 書き込む。なお、ユーザブロック判別情報において、複数のユーザブロックを指示す る場合は、先頭のユーザブロック IDから最終のユーザブロック IDまでと!/、うような範囲 指定をすることも可能である。
[0041] その結果、図 2 (b)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1の データが書き込まれる。さらに、ユーザブロック判別手段 7によって、リンクブロック 1は ユーザブロックに該当しないと判断され、アドレスポインタ生成手段 8により、アドレス ポインタはバッファ 10内において元の位置を保つように制御される。
[0042] 図 2 (c)のデータ状況は、図 2 (b)に示したバッファ 10のデータ格納状況状態から、 2番目のブロックであるリンクブロック 2を読み出した後のバッファ 10のデータ格納状 況である。最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した場合と同様に上記アドレ スポインタを参照してバッファ 10内にリンクブロック 2のデータが書き込まれる。図 2 (b )に示したように、アドレスポインタが保たれているため、リンクブロック 1に上書きされ る。また、リンクブロック 1を読み出した場合と同様にユーザブロック判別手段 7によつ て、リングブロック 2はユーザブロックに該当しないと判断され、アドレスポインタ生成 手段 8により、アドレスポインタはバッファ 10内において元の位置を保つように制御さ れる。
[0043] さらに、図 2 (d)のデータ状況は、 3番目のブロックであるユーザブロック 1を読み出 した後のバッファ 10内におけるデータ格納状況である。最初のブロックであるリンクブ ロック 1を読み出した場合と同様に上記アドレスポインタを参照してバッファ 10内にュ 一ザブロック 1のデータが書き込まれる。このとき、図 2 (c)の状態において、アドレス ポインタ生成手段 8により、アドレスポインタが前回リンクブロック 2が書き込まれた位 置に保たれていたため、ユーザブロック 1はリンクブロック 2に上書きされる。また、ュ 一ザブロック生成手段 7によって、ユーザブロック 1はユーザブロックに該当していると 判断され、アドレスポインタ生成手段 8によりアドレスポインタは 1ブロック先の位置へ 移動するように制御される。
[0044] 図 2 (e)のデータ状況は、 4番目のブロックであるユーザブロック 2を読み出した後の ノ ッファ 10内のデータ格納状況である。最初のブロックであるリンクブロック 1を読み 出した場合と同様に、上記アドレスポインタを参照してバッファ 10内にユーザブロック 1のデータが書き込まれる。図 2 (d)に示すように、アドレスポインタが移動しているた め、ユーザブロック 1の次に書き込まれる。そして、ユーザブロック生成手段 7によって 、ユーザブロック 2はユーザブロックに該当していると判断され、アドレスポインタ生成 手段 8によりアドレスポインタはさらに 1ブロック先の位置へ移動するように制御される
[0045] 以上のように、本実施の形態 1にかかる信号処理回路によれば、ユーザブロック判 別手段 7とアドレスポインタ生成手段 8を設け、ユーザブロック判別手段 7により記録 媒体 1より読み出されたデータがユーザブロックであると判別した場合にのみ、該デ ータをバッファ 10に記録するとともに、アドレスポインタを次データ書き込み位置に移 動させるようにしたので、ユーザブロックのみを効率よくバッファ 10に格納することが 可能となる。
[0046] また、本実施の形態 1では、リンクブロックまたはユーザブロックの区別なぐこれらを ー且バッファ 10に書き込む構成としたので、データへのアクセス時間を短縮すること ができ、さらに、制御回路の負担を軽減することができるという効果がある。
[0047] (実施の形態 2)
次に本発明の実施の形態 2にかかる信号処理回路について説明する。 図 3は本発明の実施の形態 2による信号処理回路を有する光ディスク装置のブロッ ク構成図を示している。
[0048] 図 3において、 1は螺旋状もしくは同心円状のトラックに情報信号が記録されている 光ディスク (記録媒体)、 2は光ディスク 1を回転駆動させる回転駆動手段、 3は光ディ スク 1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成しその反射光を検出することに よって各種情報を出力する光ピックアップ、 4は光ピックアップ 3を光ディスク 1の情報 を読み出すために焦点方向および径方向に移動させるァクチユエータ制御手段、 5 は光ディスク 1より得られた信号を受信し、ァクチユエータ制御用の信号及び情報信 号を取り出すための信号制御手段、 6は信号制御手段より得られた情報信号力 ブ ロック IDを検出するためのブロック ID検出手段、 7はブロック ID検出手段 6からの情 報と、ユーザブロックに対応するブロック Iひ f青報と力 ユーザブロック判別を行うユー ザブロック判別手段、 8はユーザブロック判別手段 7からの情報によりアドレスポインタ を生成するアドレスポインタ生成手段である。
[0049] また、 9はバッファ 10に対して書き込みまたは読み出しを制御する RZW制御手段 、 11はァクチユエータ制御手段 4に対して読み出し位置を指示するとともに、ユーザ ブロック判別手段 7に対してユーザブロック IDを指示し、さらに RZW制御手段 9に対 して書き込みまたは読み出しの指示を行うシステム制御手段、 12はブロック ID検出 手段 6のブロック HD情報が連続した値になっているかどうかを判別する連続性判別手 段である。
[0050] 次に動作について、図 3、図 4を用いて説明する。なお、図 1と同一符号部分は実 施の形態 1と同様の動作を行うものとし、ここでは、新たに設けられた連続性判別手 段 12の動作を中心とした説明を行なうものとする。
[0051] 図 4は本実施の形態 2にかかる信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォーマ ットを説明するものであり、データを読み込む際の正常状態および異常状態でのデ ータの流れを示すものである。 [0052] 図 4 (a)のデータ状況は、ディスク上に書かれた情報信号をブロック毎に模式的に 表したものである。ディスク上には、図 4 (a)のデータ状況に示されるように、接続ブロ ック〖こリンク咅のブロックが 2ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2とする。)と 、パケットにユーザブロックが 3ブロック(以下、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2、ュ 一ザブロック 3とする。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続ブ ロックはそれぞれ、パケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · "のように ディスク上に交互に構成されているものとする。
[0053] 図 4 (b)のデータ状況は、リンクブロック読み出し中に別のリンクブロックへ、読み出 し位置が変わってしまった場合のデータの流れをブロック毎に模式的に示したもので ある。まず、リンクブロック 1及びリンクブロック 2のデータを読み込んだ後にトラック飛 び等が発生したことにより再度リンクブロック 1が読み取られ、さらにその後リンクブロッ ク 2が読み取られた状態である。このように、ブロック IDの連続性を検出しない状態で は、上記のようにリンクブロックをループして読み出してしまう場合などには、永久的 にユーザブロックに到達できないという現象が発生する恐れがある。
[0054] さらに図 4 (c)のデータ状況は、ユーザブロック読み出し中にユーザブロックが欠落 または別のユーザブロックへ読み出し位置が変わってしまった場合のデータの流れ をブロック毎に模式的に示したものである。まず、リンクブロック 1及びリンクブロック 2、 ユーザブロック 1のデータを読み込んだ後にトラック飛びやデータ欠落によりユーザ ブロック 2が読み取られず、次にユーザブロック 3が読み取られた状態である。このよう に、ブロック IDの連続性を検出しない状態では、所望のユーザブロックを読み出し中 にデータブロックが欠落した場合でも異常状態と判別することができず、所望のユー ザブロックの一部が欠落した状態でバッファに取り込む可能性がある。
[0055] 以上のようなことから、本実施の形態 2では、連続性判別手段 12を設けてブロック I Dの連続性を検出することで、システム制御手段 11が各種リカノ リー動作を実施する ための情報を得ることが可能となる。例えば、連続性判別手段 12により、リンクブロッ クのループ状態やユーザブロックの欠落などを検知して、システム制御手段 11から の指示に基づき RZW制御手段 9によりバッファ 10への書き込みを停止する、または システム制御手段 11からの指示に基づきァクチユエータ制御手段 4により再度所望 のブロック先頭位置まで読み取り位置を変更する処理 (以降、再サーチと記す)を実 施することによって、ユーザブロックのみを正確にバッファ 10へ格納することが可能と なる。
[0056] このように本実施の形態 2にかかる信号処理回路によれば、連続性判別手段 12を 設け、ブロック ID検出手段 6の検出するブロック IDの連続性を検出するようにし、プロ ック IDの連続性が失われたことが判定された場合に、リンクブロックのループ状態や ユーザブロックの欠落などが発生したことを検知して、バッファ 10への書き込みを停 止する、または再度所望のブロック先頭位置まで読み取り位置を変更する処理を実 施することにより、ユーザブロックのみを正確にバッファ 10へ格納することが可能とな る。
[0057] (実施の形態 3)
次に本発明の実施の形態 3にかかる信号処理回路について説明する。本実施の 形態 3では、上記実施の形態 2で示した信号処理回路において、図 5に示すように、 信号処理回路の一部であるユーザブロック判別手段 7に替えて、実施の形態 2とは異 なる新たな判別方式により判別を行なうユーザブロック判別手段 7aを備えたことが特 徴である。
[0058] 以下、動作について説明する。基本的な動作は実施の形態 2と同様であるため、こ こではユーザブロック判別手段 7aの動作を中心に説明を行なうものとする。
[0059] ユーザブロック判別手段としては、所望のパケットのユーザブロック IDの数だけ比 較回路を設けることでユーザブロックであるかを判別することは可能である。また、先 に述べたようにユーザブロックが連続的に配置されて 、ることを用いて、先頭のユー ザブロック IDと最終のユーザブロック IDの範囲内をユーザブロック(パケット)であると 判断することも可能である。ただし、上記構成をとることは、回路を肥大化させることに なる。そこで、本実施の形態 3では、ユーザブロック判別手段 7aを比較器のみで構成 するようにしている。
[0060] まず、リンクブロックを読み込んでいる際は、所望のパケット内のユーザブロックの先 頭ブロック IDをユーザブロック判別手段 7aに設定する。上記ユーザブロック判別手 段 7aにて、上記ユーザブロックの先頭ブロック IDと、現在読み込んでいるリンクブロッ ク IDを比較器により比較し、上記ユーザブロックの先頭ブロック IDを検知するまでは 現在読み込んでいるブロックはリンクブロックであると判断することが可能となる。もし くは、連続性判別手段 12によってブロック IDの連続性を検知することが可能であるた めブロックの連続性が途絶えるまでは、現在読み込んで 、るブロックはリンクブロック であると判断することが可能となる。
[0061] 次に、ユーザブロックを読み込んでいる際は、次に到達するべき接続ブロック内のリ ンクブロック(所望のパケット内の最後のユーザブロックの次にあるブロック)の先頭ブ ロック IDをユーザブロック判別手段 7aに設定する。リンクブロックを読み込んで 、る際 と同じように、ユーザブロック判別手段 7aにて、上記次に到達するべきリンクブロック の先頭ブロック IDと、現在読み込んでいるユーザブロックを比較器により比較し、上 記リンクブロックの先頭ブロック IDを検知するまでは、現在読み込んで 、るブロックは ユーザブロックであると判断することが可能となる。もしくは、連続性判別手段 12によ つてブロック IDの連続性を検知することが可能であるため、ブロックの連続性が途絶 えるまでは、現在読み込んで!/、るブロックはユーザブロックであると判断することが可 能となる。
[0062] ここで、連続性判別手段 12において、ブロックの連続性が途絶えたことが検出され た場合は、システム制御手段 11からの指示に基づき RZW制御手段 9によりバッファ 10に対して書き込み動作を停止させ、システム制御手段 11からの指示に基づきァク チユエータ制御手段 4により所望のユーザブロックに読み出し位置を変更する処理( 再サーチ)を行うことで、ノ ッファ 10に不要なデータが格納されることを防止すること ができる。
[0063] 以上のように、本実施の形態 3によれば、ユーザブロック判別手段 7aとして比較器 を用い、該比較器に、現在読み込んでいるリンクブロックの次に検出されるべきバケツ ト内の先頭のユーザブロック ID、または現在読み込んでいるユーザブロックの次に検 出されるべき接続ブロック内の先頭のリンクブロック IDを設定し、連続性判別手段 12 によってブロックの連続性を確認しつつユーザブロック判別手段 7aにてリンクブロック またはユーザブロックの検出を行なうようにすることで、簡単な構成でユーザブロック 判別を実施することが可能となる。 [0064] (実施の形態 4)
次に本発明の実施の形態 4にかかる信号処理回路について説明する。本実施の 形態 4では、上記実施の形態 2で示した信号処理回路において、図 6に示すように、 信号処理回路の一部であるシステム制御手段 11に替えて、上記実施の形態 2とは異 なる新たな制御方式により制御を行なうシステム制御手段 11aを備えたことが特徴で ある。
[0065] 以下、動作について説明する。基本的な動作は実施の形態 2と同様であるため、こ こではシステム制御手段 11aの動作を中心に説明を行なうものとする。
[0066] 上述のように、連続性判別手段 12ではブロック IDの連続性を検出し、さらにユーザ ブロック判別手段 7では検出されるブロックがユーザブロック力否かを検出している。 先に述べた実施の形態 2または実施の形態 3では、リンクブロックまたはユーザブロッ クであるかに関わらず、ブロックの連続性が途絶えた時点で再サーチを実施するよう になっていた。ここで、図 7は本実施の形態 4の信号処理回路の動作を説明するもの であり、データを読み出す際の正常状態および異常状態におけるデータの流れを示 すものである。
[0067] また、図 7中に示される矢印は、データブロックの欠落またはトラック飛びによるプロ ックの不連続が発生した部分を示すものである。
[0068] 図 7 (a)のデータ状況は、ディスク上に書かれた情報信号をブロック毎に模式的に 表したものである。ディスク上には、図 7 (a)のデータ状況に示されるように、接続ブロ ックにリンク部のブロックが 3ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2、リンクブ ロック 3とする。)と、パケットにユーザブロックが 2ブロック(以下、ユーザブロック 1、ュ 一ザブロック 2とする。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続ブ ロックはそれぞれ、パケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · "のように ディスク上に交互に構成されているものとする。
[0069] 図 7 (b)のデータ状況は、リンクブロック 2が欠落して読み出された状況を示す。連 続性判別手段 12からは、リンクブロック 1の次にリンクブロック 3が読み込まれたことに より、不連続であることが検知され、ユーザブロック判別手段 7からはユーザブロック ではないことが検知されている。ここで、システム制御手段 11aは、ユーザブロック判 別手段 7の判別結果に基づき、同一の接続ブロック内で不連続が発生した場合は、 再サーチを行わな 、ように制御する。
[0070] また、図 7 (c)のデータ状況は、リンクブロック 3が欠落して読み出された状況を示す 。連続性判別手段 12からは、リンクブロック 2の次にユーザブロック 1が読み込まれた ことにより、不連続であることが検知され、ユーザブロック判別手段 7からはユーザプロ ックの先頭であることが検知されている。ここで、システム制御手段 11aは、ユーザブ ロック判別手段 7の判別結果に基づき、所望のユーザブロックの先頭に読み取り位置 が移った場合は、再サーチを行わないように制御する。もちろん、他のユーザブロック (2番目以降のユーザブロックなど)へ読み取り位置が変わった場合は、システム制御 手段 1 laは、再サーチを実施して読み取り位置をユーザブロックへ戻す処理を行うよ うに制御を行なう。
[0071] 以上のように、本実施の形態 4によれば、連続性判別手段 12によりブロックの連続 性が失われたことが検知された場合において、ユーザブロック判別手段 7により、同 一の接続ブロック内での読み取り位置の移動や、所望のユーザブロックの先頭ブロッ クへの読み取り位置の移動が検知された場合は、再サーチを実施せずにそのまま読 み取るようにシステム制御手段 1 laによって制御を行なうことで、不要な再サーチが 発生せず、所望のユーザブロックへの到達時間を短縮することが可能となる。
[0072] (実施の形態 5)
次に本発明の実施の形態 5にかかる信号処理回路について説明する。本実施の 形態 5では、上記実施の形態 4で示した信号処理回路において、図 9に示すように、 信号処理回路の一部であるシステム制御手段 11に替えて、上記実施の形態 4とは異 なる新たな制御方式により制御を行なうシステム制御手段 l ibを備えたことが特徴で ある。
[0073] 以下、動作について説明する。基本的な動作は実施の形態 4と同様であるため、こ こではシステム制御手段 1 lbの動作を中心に説明を行なうものとする。
[0074] 上述のように、実施の形態 4では、ブロックの連続性が失われた場合であっても、同 一の接続ブロック内での読み取り位置の移動や、所望のユーザブロックの先頭ブロッ クへの読み取り位置の移動があった場合は、再サーチを実施せずにそのまま読み取 りを行なうようにすることで不要な再サーチが発生せず、所望のユーザブロックへの 到達時間を短縮することが可能となる効果が得られるものであるが、かかる本実施の 形態 4では、同一のリンク部のブロック内で読み取り位置の移動が検知された場合に 再サーチを実施せずにそのまま読み取りを行なうようにしていたので、例えば上記リ ンク部のブロック内を繰り返し読み出してしまう可能性がある。
[0075] ここで、図 9は本実施の形態 5にかかる信号処理回路の動作を説明するものであり 、データを読み出す際の正常状態および異常状態におけるデータの流れを示すも のである。
また、図 9中に示される矢印は、データブロックの欠落またはトラック飛びによるプロ ックの不連続が発生した部分を示すものである。
[0076] 図 9 (a)のデータ状況は、ディスク上に書かれた情報信号をブロック毎に接続ブロッ クにリンク部のブロックが 3ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2、リンクブロ ック 3とする。)と、パケットにユーザブロックが 2ブロック(以下、ユーザブロック 1、ユー ザブロック 2とする。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続プロ ックはそれぞれ、パケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · · ·のようにデ イスク上に交互に構成されて 、るものとする。
[0077] 図 9 (b)のデータ状況は、リンクブロック 2が欠落して読み出された状況を示す。連 続性判別手段 12からは、リンクブロック 1の次にリンクブロック 3が読み込まれたことに より、不連続であることが検知されるとともに、所望のユーザブロックに対して近接する 方向への不連続であることも同時に検知され、ユーザブロック判別手段 7からはユー ザブロックではないことが検知されている。ここで、システム制御手段 l ibは、ユーザ ブロック判別手段 7の判別結果に基づき、同一の接続ブロック内で不連続が発生した 場合で、なおかつユーザブロックに対して近接する方向へ読み出し位置が移動した 場合は、再サーチを行わないように制御する。
[0078] また、図 9 (c)のデータ状況は、リンクブロック 2が読み出された後にリンクブロック 1 へ戻ってしまった状況を示す。連続性判別手段 12からは、リンクブロック 2の次にリン クブロック 1が読み込まれたことにより、不連続であることが検知されるとともに、所望 のユーザブロックに対して遠ざ力る方向への不連続であることも同時に検知され、ュ 一ザブロック判別手段 7からはユーザブロックではな 、ことが検知されて 、る。ここで、 システム制御手段 l ibは、ユーザブロック判別手段 7の判別結果に基づき、同一の 接続ブロック内で不連続が発生した場合であっても、ユーザブロック力も遠ざ力る方 向へ読み出し位置が移動した場合は、再サーチを行うようにする。
[0079] また、図 9 (d)のデータ状況は、リンクブロック 2が読み出された後にリンクブロック 2 を再度読み込んでしまった状況を示す。図 9 (c)のデータ状況で示した状況と同じよ うに、連続性判別手段 12からは、リンクブロック 2の次に再度リンクブロック 2が読み込 まれたことにより、不連続であることが検知されるとともに、所望のユーザブロックに対 して遠ざ力る方向への不連続であることも同時に検知され、ユーザブロック判別手段 7からはユーザブロックではないことが検知されている。ここで、システム制御手段 11 bは、ユーザブロック判別手段 7の判別結果に基づき、同一の接続ブロック内で不連 続が発生した場合であつても、ユーザブロックに対して遠ざ力る方向へ読み出し位置 が移動した場合は、再サーチを行うように制御する。
[0080] 以上のように、本実施の形態 5にかかる信号処理回路によれば、連続性判定手段 1 2によって不連続が検知され、かつユーザブロック判別手段 7によりユーザブロックで ないことが判別され、さらに、その読み出し位置の移動方向が、ユーザブロックに近 接する方向である場合には、システム制御手段 l ibは、再サーチを行わないように制 御し、一方、連続性判定手段 12によって不連続が検知され、かつユーザブロック判 別手段 7によりユーザブロックでないことが判定され、さらに、その読み出し位置の移 動方向が、ユーザブロック力も遠ざ力る方向である場合には、システム制御手段 l ib は、再サーチを行うように制御するようにしたので、リンク部内で欠落やトラック飛びな どが発生した場合で、さらに所望のユーザブロックに対して前方へ読み取り位置が移 動した場合には、不要な再サーチが発生せず、所望のユーザブロックへの到達時間 を短縮することが可能となり、さらにリンク部を繰り返しトレースするような状況を回避 することが可能となる。
[0081] (実施の形態 6)
次に本発明の実施の形態 6にかかる信号処理回路について説明する。 図 10は本発明の実施の形態 6による信号処理回路を有する光ディスク装置のプロ ック構成図を示している。
[0082] 図 10において、 1は螺旋状もしくは同心円状のトラックに情報信号が記録されてい る光ディスク (記録媒体)、 2は光ディスク 1を回転駆動させる回転駆動手段、 3は光デ イスク 1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成し、その反射光を検出するこ とによって各種情報を出力する光ピックアップ、 4は光ピックアップ 3を光ディスク 1の 情報を読み出すために焦点方向および径方向に移動させるァクチユエータ制御手 段、 5は光ディスク 1より得られた信号を受信し、ァクチユエータ制御用の信号および 情報信号を取り出すための信号制御手段、 6は信号制御手段により得られた情報信 号力もブロック IDを検出する手段、 7はブロック ID検出手段 6からの情報と、ユーザブ ロックに対応するブロック Iひ隋報と力 ユーザブロック判別を行うユーザブロック判別 手段、 8はバッファ 10に対してのアドレスポインタを生成するアドレスポインタ生成手 段である。
[0083] また、 9はバッファ 10に対して書き込み、または読み出しを制御する RZW制御手 段、 11はァクチユエータ制御手段 4に対して読み出し位置を指示するとともに、ユー ザブロック判別手段 7に対してユーザブロック IDを指示し、さらに RZW制御手段 9に 対して書き込み、または読み出しの指示を行うシステム制御手段である。
[0084] また、 13はユーザブロック判別手段 7の判定結果に基づき、信号制御手段 5から受 け取りバッファ 10へ格納するデータを識別情報に置き換えるデータ制御手段である
[0085] 次に以上のように構成された光ディスク装置の動作について、図 10、図 11、図 12 を用いて説明する。
図 11は本実施の形態 6に力かる信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォー マットを説明するものであり、 CD— ROMのモード 1における 1サブコーディングフレー ムのフォーマットについて示すものである。図 11 (a)は、ディスク 1から読み出された データのフォーマットについて示しており、図 11 (b)は、データ制御手段 13により Auxiliary data中の 0データが格納されている 8バイトについて識別情報として 1データ に置き換えるように制御した後のデータのフォーマットにつ 、て示して!/、る。
[0086] 図 12は本実施の形態 6にかかる信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォー マットであり、データを読み出す際のバッファ 10内のデータ格納状況を示すものであ る。また、図中に示される矢印は、アドレスポインタ生成手段 8によって得られるァドレ スポインタの位置 (AP)を示して!/、る。
[0087] 図 12 (a)のデータ状況は、ディスク 1上に書かれた情報信号をブロック毎に模式的 に表したものである。ディスク 1上には、図 12 (a)のデータ状況に示されるように、接 続ブロックにリンク部のブロックが 2ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2とす る。)と、パケットにユーザブロックが 2ブロック(以下、ユーザブロック 1、ユーザブロッ ク 2とする。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続ブロックはそ れぞれ、パケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · · ·のようにディスク上 に交互に構成されて 、るものとする。
[0088] 図 12 (b)のデータ状況は、最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した後の ノ ッファ 10におけるデータ格納状況である。まず、システム制御手段 11より目的とす るユーザブロック判別情報(ここでは、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2を示す。)を 、ユーザブロック判別手段 7に指示し、さらに RZW制御手段 9に対して読み出したデ ータをバッファ 10へ書き込むように指示をする。その際、データ制御手段 13は、ユー ザブロック判別手段 7によって得られた、リンクブロック 1はリンクブロックであるという判 定結果に基づき、リンクブロック 1を図 11 (a)のフォーマットから図 11 (b)のフォーマツ トに書き換える。また、 RZW制御手段 9はアドレスポインタ生成手段 8によって得られ るアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを書き込む。
[0089] その結果、図 12 (b)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1 のデータが書き込まれる。また、データ制御手段 13により図 11 (b)のフォーマットに 書き換えられたデータがノッファ 10に格納されることになる。
[0090] 図 12 (c)のデータ状況は、図 12 (b)に示したバッファ 10のデータの格納状況状態 から、 2番目のブロックであるリンクブロック 2を読み出した後のバッファ 10のデータ格 納状況である。最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した場合と同様に、デー タ制御手段 13は、ユーザブロック判別手段 7により得られた、リンクブロック 2はリンク ブロックであるという判定結果に基づき、リンクブロック 2を図 11 (a)のフォーマットから 図 11 (b)のフォーマットに書き換える。 RZW制御手段 9はアドレスポインタ生成手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを書き込む。
[0091] その結果、図 12 (c)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1、 リンクブロック 2のデータが書き込まれた状態となる。リンクブロック 1、リンクブロック 2 はデータ制御手段 13により、図 11 (b)のフォーマットに書き換えられてバッファ 10に 格納された状態となる。
[0092] 図 12 (d)のデータ状況は、図 12 (c)に示したバッファ 10のデータ格納状況状態か ら、 3番目のブロックであるユーザブロック 1を読み出した後のバッファ 10のデータ格 納状況である。読み出されたユーザブロック 1はユーザブロック判別手段 7によって必 要なユーザブロックであると判定される。ユーザブロック判別手段 7によりユーザブロ ック 1はユーザブロックであると判定された場合、データ制御手段 13は何も制御を行 わず、ディスク 1から読み出されたデータをそのまま、 RZW制御手段 9はアドレスボイ ンタ生成手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを書 き込む。
[0093] その結果、図 12 (d)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1、 リンクブロック 2、ユーザブロック 1のデータが書き込まれた状態となる。リンクブロック 1 、リンクブロック 2はデータ制御手段 13により、図 11 (b)のフォーマットに書き換えられ てバッファ 10に格納され、ユーザブロック 1は図 11 (a)のフォーマットのままバッファ 1 0に格納された状態となる。
[0094] 図 12 (e)のデータ状況は、図 12 (d)に示したバッファ 10のデータ格納状況状態か ら、 4番目のブロックであるユーザブロック 2を読み出した後のバッファ 10のデータ格 納状況である。読み出されたユーザブロック 2は 3番目のブロックであるユーザブロッ ク 1を読み出した場合と同様に、ユーザブロック判定手段 7で得られた、ユーザブロッ ク 2はユーザブロックであるという判定結果に基づき、データ制御手段 13は何も制御 を行わず、ディスク 1から読み出されたデータをそのまま、 RZW制御手段 9はァドレ スポインタ生成手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデー タを書き込む。
[0095] その結果、図 12 (e)のデータ状況に示すように、ノッファ 10内にはリンクブロック 1、 リンクブロック 2、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2のデータが書き込まれた状態とな る。リンクブロック 1、リンクブロック 2はデータ制御手段 13により図 11 (b)のフォーマツ トに書き換えられてバッファ 10に格納され、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2は図 1 1 (a)のフォーマットのままバッファ 10に格納された状態となる。
[0096] 以上のように、本実施の形態 6にかかる信号処理回路によれば、ユーザブロック判 別手段 7とデータ制御手段 13を設け、ユーザブロック判別手段 7により記録媒体 1に より読み出されたデータがリンクブロックであると判別された場合、データ制御手段 13 によりデータのフォーマットを書き換えてバッファ 10に格納するようにしたので、不要 なリンクブロックは識別可能な状態でバッファ 10に格納され、バッファ 10内のデータ を出力する際、不要なリンクブロックを容易に判別することが可能になり、ユーザプロ ックのみを取り出すことが容易に実現できるようになる。
[0097] なお、上記実施の形態 6では、 CD— ROMの 1サブコーディングフレーム中の
Auxiliary data中の 0データが格納されている 8バイトについて識別情報として 1データ に置き換えるように制御した場合にっ 、て説明したが、 CD— ROMの 1サブコ一ディ ングフレーム中のどのデータ(ヘッダ部、 User data部など)を識別情報として識別可 能なデータに置き換えるようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。 また、識別情報として判断できれば、データをどのように置き換えても同様の効果が 得られることは言うまでちな 、。
[0098] さらに、上記実施の形態 6では、 CD— ROMのモード 1のフォーマットの場合につい て説明した力 他のモードにおいても同様の効果が得られることは言うまでもない。
[0099] (実施の形態 7)
次に本発明の実施の形態 7にかかる信号処理回路について説明する。 図 13は本発明の実施の形態 7による信号処理回路を有する光ディスク装置のプロ ック構成図を示している。
[0100] 図 13において、 1は螺旋状もしくは同心円状のトラックに情報信号が記録されてい る光ディスク (記録媒体)、 2は光ディスク 1を回転駆動させる回転駆動手段、 3は光デ イスク 1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成し、その反射光を検出するこ とによって各種情報を出力する光ピックアップ、 4は光ピックアップ 3を光ディスク 1の 情報を読み出すために焦点方向および径方向に移動させるァクチユエータ制御手 段、 5は光ディスク 1より得られた信号を受信し、ァクチユエータ制御用の信号および 情報信号を取り出すための信号制御手段、 6は信号制御手段により得られた情報信 号力もブロック IDを検出する手段、 7はブロック ID検出手段 6からの情報と、ユーザブ ロックに対応するブロック Iひ隋報と力 ユーザブロック判別を行うユーザブロック判別 手段、 8はバッファ 10に対してのアドレスポインタを生成するアドレスポインタ生成手 段である。
[0101] また、 9はバッファ 10に対して書き込み、または読み出しを制御する RZW制御手 段、 11はァクチユエータ制御手段 4に対して読み出し位置を指示するとともに、ユー ザブロック判別手段 7に対してユーザブロック IDを指示し、さらに RZW制御手段 9に 対して書き込み、または読み出しの指示を行うシステム制御手段である。
[0102] また、 13aはユーザブロック判別手段 7の判定結果に基づき、信号制御手段 5から 受け取りバッファ 10へ格納するデータに識別情報を付加するデータ制御手段である
[0103] 次に以上のように構成された光ディスク装置の動作について、図 13、図 14、図 15 を用いて説明する。
図 14は本実施の形態 7にかかる信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォー マットを説明するものであり、 CD— ROMのモード 1における 1サブコーディングフレー ムのフォーマットについて示すものである。図 14 (a)は、ディスク 1から読み出された データのフォーマットについて示しており、図 14 (b)は、データ制御手段 13aにより 1 Byteの識別情報を付加するよう制御した後のデータのフォーマットについて示してい る。ここで、データ制御手段 13aは、 lByteの識別情報として、ユーザブロックとリンク ブロックをそれぞれ識別できるものを付加する。
[0104] 図 15は本実施の形態 7にかかる信号処理回路を備えた光ディスクのデータフォー マットであり、データを読み出す際のバッファ 10内のデータ格納状況を示すものであ る。また、図中に示される矢印は、アドレスポインタ生成手段 8によって得られるァドレ スポインタの位置 (AP)を示して!/、る。
[0105] 図 15 (a)のデータ状況は、ディスク 1上に書かれた情報信号をブロック毎に模式的 に表したものである。ディスク 1上には、図 15 (a)のデータ状況に示されるように、接 続ブロックにリンク部のブロックが 2ブロック(以下、リンクブロック 1、リンクブロック 2とす る。)と、パケットにユーザブロックが 2ブロック(以下、ユーザブロック 1、ユーザブロッ ク 2とする。)とが連続的に書かれているものとする。また、パケットと接続ブロックはそ れぞれ、パケット 1、接続ブロック 1、パケット 2、接続ブロック 2、 · · ·のようにディスク上 に交互に構成されて 、るものとする。
[0106] 図 15 (b)のデータ状況は、最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した後の ノ ッファ 10におけるデータ格納状況である。まず、システム制御手段 11より目的とす るユーザブロック判別情報(ここでは、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2を示す。)を 、ユーザブロック判別手段 7に指示し、さらに RZW制御手段 9に対して読み出したデ ータをバッファ 10へ書き込むように指示をする。その際、データ制御手段 13aは、ュ 一ザブロック判別手段 7により得られた、上記読み出したリンクブロック 1はリンクブロッ クであるという判定結果に基づき、図 14 (a)のフォーマットのリンクブロック 1に対し、 図 14 (b)のフォーマットのようにヘッダ部に lByteの 1データをリンクブロックの識別情 報として付加させる。また、 RZW制御手段 9はアドレスポインタ生成手段 8によって 得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを書き込む。
[0107] その結果、図 15 (b)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1 のデータが書き込まれる。また、データ制御手段 13aにより、図 14 (b)のフォーマット においてリンクブロックの識別情報として lByteの 1データが付加されたリンクブロック 1のデータがバッファ 10に格納されることになる。
[0108] 図 15 (c)のデータ状況は、図 15 (b)に示したバッファ 10のデータの格納状況状態 から、 2番目のブロックであるリンクブロック 2を読み出した後のバッファ 10のデータ格 納状況である。最初のブロックであるリンクブロック 1を読み出した場合と同様に、ユー ザブロック判別手段 7により得られた、上記読み出されたリンクブロック 2はリンクブロッ クであるという判定結果をもって、データ制御手段 13aにより、図 14 (a)のフォーマット のリンクブロック 2に対して、図 14 (b)のフォーマットのようにヘッダ部に lByteの 1デ ータをリンクブロックの識別情報として付加させる。 RZW制御手段 9はアドレスポイン タ生成手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを書き 込む。 [0109] その結果、図 15 (c)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1、 リンクブロック 2のデータが書き込まれた状態となる。リンクブロック 1、リンクブロック 2 は、それぞれ図 14 (b)のフォーマットにおいて、リンクブロックの識別情報として lByte の 1データが付加されたデータとしてバッファ 10に格納されることになる。
[0110] 図 15 (d)のデータ状況は、図 15 (c)に示したバッファ 10のデータ格納状況状態か ら、 3番目のブロックであるユーザブロック 1を読み出した後のバッファ 10のデータ格 納状況である。読み出されたユーザブロック 1はユーザブロック判別手段 7によって必 要なユーザブロックであると判定される。ユーザブロック判別手段 7によりユーザブロ ックと判定された場合、データ制御手段 13aにより、図 14 (a)のフォーマットのユーザ ブロック 1に対して、図 14 (b)のフォーマットのようにヘッダ部に lByteの 0データをュ 一ザブロックの識別情報として付加させる。 RZW制御手段 9はアドレスポインタ生成 手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 10にデータを書き込む。
[0111] その結果、図 15 (d)のデータ状況に示すように、バッファ 10内にはリンクブロック 1、 リンクブロック 2、ユーザブロック 1のデータが書き込まれた状態となる。リンクブロック 1 、リンクブロック 2は、それぞれ図 14 (b)のフォーマットにおいてリンクブロックの識別 情報として lByteの 1データが付加されたデータとして、ユーザブロック 1は図 14 (b) のフォーマットにおいてユーザブロックの識別情報として lByteの 0データが付カ卩され たデータとしてバッファ 10に格納されることになる。
[0112] 図 15 (e)のデータ状況は、図 15 (d)に示したバッファ 10のデータ格納状況状態か ら、 4番目のブロックであるユーザブロック 2を読み出した後のバッファ 10のデータ格 納状況である。読み出されたユーザブロック 2は 3番目のブロックであるユーザブロッ ク 1を読み出した場合と同様に、ユーザブロック判定手段 7で得られた、ユーザブロッ ク 2はユーザブロックであるという判定結果に基づき、データ制御手段 13aは、図 14 ( a)のフォーマットのユーザブロック 2に対して、図 14 (b)のフォーマットのようにヘッダ 部に lByteの 0データをユーザブロックの識別情報として付加させる。 RZW制御手段 9はアドレスポインタ生成手段 8によって得られるアドレスポインタを参照してバッファ 1 0にデータを書き込む。
[0113] その結果、図 15 (e)のデータ状況に示すように、ノッファ 10内にはリンクブロック 1、 リンクブロック 2、ユーザブロック 1、ユーザブロック 2のデータが書き込まれた状態とな る。リンクブロック 1、リンクブロック 2は図 14 (b)のフォーマットにおいてリンクブロック の識別情報として IByteの 1データが付加されたデータとして、ユーザブロック 1、ュ 一ザブロック 2は図 14 (b)のフォーマットにおいてユーザブロックの識別情報として 1 Byteの 0データが付加されたデータとしてバッファ 10に格納されることになる。
[0114] 以上のように、本実施の形態 7にかかる信号処理回路によれば、ユーザブロック判 別手段 7とデータ制御手段 13aを設け、記録媒体 1により読み出されたデータがリンク ブロックである場合、データにリンクブロックの識別情報として IByteの 1データを付カロ させてバッファ 10に格納するようにし、ユーザブロックである場合、データにユーザブ ロックの識別情報として IByteの 0データを付加させてバッファ 10に格納されるように したので、バッファ内では、必要なユーザブロックと不要なリンクブロック力 付加され た IByteの識別情報で判別可能な状態でバッファ 10に格納されているため、バッファ 10内のデータを出力する際には、付加された識別情報を参照することにより不要なリ ンクブロックを容易に判別することができ、ユーザブロックのみを取り出すことが容易 に実現できるようになる。
[0115] なお、上記実施の形態 7では、 CD— ROMの 1サブコーディングフレームのヘッダ 部に IByteの識別情報を付加するように制御した場合について説明したが、識別情 報の Bit幅やデータはどのようにしても同様の効果が得られることは言うまでもない。 また、識別情報を付加させる位置についてもどこに付加させても同様の効果が得ら れることは言うまでもない。
[0116] さらに、上記実施の形態 7では、 CD— ROMのモード 1のフォーマットの場合につい て説明した力 他のモードにおいても同様の効果が得られることは言うまでもない。
[0117] なお、上記実施の形態 1から 7では、信号処理回路をノヽードウエアで構成したもの を示した力 この部分をソフトウェアにより実現するようにしてもよ!、。
[0118] さらに、実施の形態 1から 7の例では記録担体として光ディスクを使用する光デイス ク装置に使用されるものとして説明を行ったが、光磁気ディスク、磁気ディスクなどを 使用するディスク装置であっても同様の効果が得られることは言うまでもない。
産業上の利用可能性 [0119] 本発明に係る信号処理回路は、 CD— ROM、 CD-R, CD— RW等のディスク上のト ラックを複数のパケットに分割して書き込んだデータを効率的にバッファに読み込む 効果を有し、光ディスク装置等に組み込むための回路として有用である。
[0120] また、光ディスクだけでなぐ光磁気ディスクや磁気ディスクなどの用途にも応用す ることがでさる。

Claims

請求の範囲
[1] ディスク上に形成されたトラックに記録されている、パケット内のユーザブロックおよ び Zまたは接続ブロック内のリンクブロックよりなるデータを読み出すデータ読み出し 手段と、
上記読み出したデータを順次格納するバッファと、
読み出したデータが所望のユーザブロックである力否かを判別するユーザブロック 判別手段と、
上記ユーザブロック判別手段からの判別結果に基づき、アドレスポインタを生成す るアドレスポインタ生成手段と、
上記ユーザブロック判別手段により、読み出したデータが所望のユーザブロックで ないと判断された場合に、上記アドレスポインタ生成手段により、上記アドレスポイン タの位置を、先に上記バッファにリンクブロックが書き込まれた位置に保つよう制御し 、先に該バッファに書き込んだリンクブロックのデータの上に今回読み出したデータを 上書きするように制御するシステム制御手段と、
を備えたことを特徴とする信号処理回路。
[2] 請求項 1記載の信号処理回路において、
上記データを連続的に読み出す際に、ブロック IDを検出するブロック ID検出手段 を備えた、
ことを特徴とする信号処理回路。
[3] 請求項 2記載の信号処理回路において、
上記ブロック IDに基づいてブロックの連続性を検出する連続性判別手段を備えた ことを特徴とする信号処理回路。
[4] 請求項 2記載の信号処理回路において、
上記ユーザブロック判別手段は、
読み取り中のリンクブロック IDとユーザブロックの先頭ブロック IDを比較することによ り、上記ユーザブロックの先頭ブロック IDを検出するまで、読み取り中のブロックはリ ンクブロックであると判別し、または、読み取り中のユーザブロック IDとリンクブロックの 先頭ブロック IDを比較することにより、上記リンクブロックの先頭ブロック IDを検出する まで、読み取り中のブロックはユーザブロックであると判別する、
ことを特徴とする信号処理回路。
[5] 請求項 3記載の信号処理回路において、
上記システム制御手段は、
上記連続性判別手段によりブロック IDの不連続が検出された時に、上記ユーザブ ロック判別手段により該ブロック IDが同一の接続ブロック内のリンクブロック IDもしくは 所望のユーザブロックの先頭ブロック IDであることが検出された場合は、ブロックの再 サーチを行わず、そのままデータを読み取るよう制御する、
ことを特徴とする信号処理回路。
[6] 請求項 5記載の信号処理回路において、
上記システム制御手段は、
上記連続性判定手段によりブロック IDの不連続が検出された時に、該ブロック IDと その直前のブロック IDを比較することにより上記ブロック IDの不連続の方向を判定し データの読み取り位置が所望のユーザブロックに近接する方向へ移動している場 合は、ブロックの再サーチを行わず、データの読み取り位置が所望のユーザブロック と異なる方向へ移動している場合、または上記ブロック IDと直前のブロック IDとが同 一の場合は、ブロックの再サーチを行うよう制御する、
ことを特徴とする信号処理回路。
[7] ディスク上に形成されたトラックに記録されている、パケット内のユーザブロックおよ び Zまたは接続ブロック内のリンクブロックよりなるデータを読み出すデータ読み出し 手段と、
上記読み出したデータを順次格納するバッファと、
読み出したデータが所望のユーザブロックである力否かを判別するユーザブロック 判別手段と、
上記ユーザブロック判別手段により、読み出したデータが所望のユーザブロックで ないと判断された場合に、上記データを、該データのフォーマットを書き換えて上記 バッファに格納するように制御するデータ制御手段と、
を備えたことを特徴とする信号処理回路。
ディスク上に形成されたトラックに記録されている、パケット内のユーザブロックおよ び Zまたは接続ブロック内のリンクブロックよりなるデータを読み出すデータ読み出し 手段と、
上記読み出したデータを順次格納するバッファと、
読み出したデータが所望のユーザブロックである力否かを判別するユーザブロック 判別手段と、
上記ユーザブロック判別手段の判別結果に基づき、上記読み出したデータがユー ザブロックある 、はリンクブロックの 、ずれであるかを識別できる識別情報を、上記デ ータに付加して上記バッファに格納するように制御するデータ制御手段と、
を備えたことを特徴とする信号処理回路。
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