JP2003077221A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003077221A JP2001268096A JP2001268096A JP2003077221A JP 2003077221 A JP2003077221 A JP 2003077221A JP 2001268096 A JP2001268096 A JP 2001268096A JP 2001268096 A JP2001268096 A JP 2001268096A JP 2003077221 A JP2003077221 A JP 2003077221A
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正彦 畔野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミックスドモードディスクの再生に際して、
そのモードであるCD−DAとCD−ROMデータの判
別を、システム制御部(CPU)の負荷を極力減らしな
がらかつ正確に行う。 【解決手段】 光ディスクに記録された情報を再生する
事が可能な光ディスク装置であって、連続して再生を行
っている途中において、該再生された情報の中からシン
クパターンの有無を検出することによってCD−DAデ
ータかあるいはCD−ROMデータであるかの記録モー
ドを判別する判別手段14と、該記録モードの切り替わ
り時点を検出して再生を停止させるように制御するシス
テム制御手段18とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の一般的な光ディスク装置に
おける制御に関し、CD−R、CD−RWを例にして簡
単に説明する。図1 は、後述する本発明でも使用する光
ディスクドライブの要部構成の一例を示した機能ブロッ
ク図である。図1 において、1は光ディスク、2はスピ
ンドルモータ、3は光ピックアップ、4はモータドライ
バ、5はリードアンプ、6はサーボ手段、7はCDデコ
ーダ、8はATIPデコーダ、9はレーザコントローラ
( レーザコントロール回路) 、10はCDエンコーダ、
11はCD−ROMエンコーダ、12はバッファRA
M、13はバッファマネージャ、14はCD−ROMデ
コーダ、15はATAPI/SCSIインターフェー
ス、16はD/Aコンバータ、17はROM、18はシ
ステム制御部、19はRAMを示す。図1において、矢
印はデータが主に流れる方向を示しており、また、図を
簡略化するために、図の各ブロックを制御するシステム
制御部18と各ブロックとの接続を省略している。
【0003】次に光ディスクドライブの動作は、下記の
とおりである。光ディスク1は、スピンドルモータ2に
よって回転駆動される。このスピンドルモータ2は、モ
ータドライバ4とサーボ手段5により、線速度が一定に
なるように制御される。この線速度は、階段的に変更す
ることが可能である。光ピックアップ3は、図示されな
い半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、
トラックアクチュエータ、受光素子およびポジションセ
ンサを内蔵しており、レーザ光LBを光ディスク1に照
射する。
【0004】また、この光ピックアップ3は、シークモ
ータによってスレッジ方向への移動が可能である。これ
らのフォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエー
タ、シークモータは、受光素子とポジションセンサから
得られる信号に基いて、モータドライバ4とサーボ手段
5により、レーザ光LBのスポットが光ディスク1上の
目的の場所に位置するように制御される。
【0005】そして、リード時には、光ピックアップ3
によって得られた再生信号が、リードアンプ5で増幅さ
れて2値化された後、CDデコーダ7に入力される。入
力された2値化データは、このCDデコーダ7におい
て、EFM(Eight toFourteen Mo
dulation)復調される。なお、記録データは、
8ビットずつまとめられてEFM変調されており、この
EFM変調では、8ビットを14ビットに変換し、結合
ビットを3ビット付加して合計17ビットにする。この
場合に、結合ビットは、それまでの「1」と「0」の数
が平均的に等しくなるように付けられる。これを「DC
成分の抑制」といい、DCカットされた再生信号のスラ
イスレベル変動が抑圧される。
【0006】復調されたデータは、デインターリーブと
エラー訂正の処理が行われる。その後、このデータは、
CD−ROMデコーダ14へ入力され、データの信頼性
を高めるために、さらに、エラー訂正の処理が行われ
る。このように2回のエラー訂正の処理が行われたデー
タは、バッファマネージャ13によって一旦バッファR
AM12に蓄えられ、セクタデータとして揃った状態
で、ATAPI/SCSIインターフェース15を介し
て、図示しないホストコンピュータへ一括して転送され
る。なお、音楽データの場合には、CDデコーダ7から
出力されたデータが、D/Aコンバータ16へ入力さ
れ、アナログのオーディオ出力信号Audioとして取
り出される。
【0007】また、ライト時には、ATAPI/SCS
Iインターフェース15を通して、ホストコンピュータ
から送られてきたデータは、バッファマネージャ13に
よって一旦バッファRAM12に蓄えられる。そして、
バッファRAM12内にある程度の量のデータが蓄積さ
れた状態で、ライト動作が開始されるが、この場合に
は、その前にレーザスポットを書き込み開始地点に位置
させる必要がある。この地点は、トラックの蛇行により
予め光ディスク1上に刻まれているウォブル信号によっ
て求められる。
【0008】ウォブル信号には、ATIPと呼ばれる絶
対時間情報が含まれており、この情報が、ATIPデコ
ーダ8によって取り出される。また、このATIPデコ
ーダ8によって生成される同期信号は、CDエンコーダ
10へ入力され、光ディスク1上の正確な位置へのデー
タの書き込みを可能にしている。バッファRAM12の
データは、CD−ROMエンコーダ11やCDエンコー
ダ10において、エラー訂正コードの付加や、インター
リーブが行われ、レーザコントローラ9、光ピックアッ
プ3を介して、光ディスク1に記録される。
【0009】なお、EFM変調されたデータは、ビット
ストリームとしてチャンネルビットレート4.3218
Mbps(標準速)でレーザを駆動する。この場合の記
録データは、588チャンネルビット単位でEFMフレ
ームを構成する。チャンネルクロックとは、このチャン
ネルビットの周波数のクロックを意味する。
【0010】さて、前述の再生されるデータとしては規
格上音楽データであるCD−DAとコンピュータなどの
データ用としてのCD−ROMの2種類があり、それぞ
れの識別には一般的にはサブコードデータにおけるQチ
ャンネルのコントロールビット4ビットを用いて識別す
ることになっている。すなわち、サブコードデータにお
けるQチャンネルのS0、S1に続くコントロールビッ
トが”00xx”の時、CD−DAデータであり、”0
1xx”の時、CD−ROMデータであることを示して
いる。
【0011】この2種類の規格の異なるデータは、光デ
ィスク装置としてはいくつかの点でその再生方法を変更
して処理しなければならない。つまりは、コンピュータ
用などのディジタルデータとしてのCD−ROMデータ
はその性格上、より信頼性を求められるため、CIRC
による訂正処理に加えてユーザーデータとして扱われる
段階でECCによる訂正処理を行えるようになってい
る。また、そのユーザーデータに対してはスクランブル
処理を施してディスクに記録されているため再生時には
デスクランブル(スクランブルを解く)処理を行う必要
がある。
【0012】さらに、ユーザーデータは2K バイト単位
のセクタを例えば図2に示すようなフォーマットとして
定義している。図2は、CD- ROMMODE1のセク
ターフォーマットであり、ヘッダデータ4バイト、ユー
ザーデータ2048バイト、EDCコード4バイト、空
白8バイト、ECC276バイト、シンクパターン12
バイトで構成されている。これらに対して、音楽データ
であるCD−DAでは前述のユーザーデータにおける訂
正処理はなく、また、デスクランブル処理も行う必要が
なく、さらにはセクターフォーマットという概念もな
く、単に16ビットのデジタルデータがLch/ Rch
の順に続いている。
【0013】このように大きな違いとして信号処理の方
法が異なるため、これらのデータが混在するミックスド
モードと呼ばれるディスクデータの再生の場合には、光
ディスク装置としては再生の対象となるセクタがCD−
DAデータであるかCD−ROMデータであるかを判別
して、その信号処理方法を随時変更していかなければな
らない。
【0014】そして、その判別手段としては従来技術と
してディスク上のリードインエリアに書かれているTO
C情報をリードし、その中のサブコードデータにおける
Qチャンネルデータのコントロールビットから判断して
いる。しかしながら、このようにした場合、TOC情報
が存在しないディスクも世の中には存在しているため、
ディスクによっては正確な判別ができないという欠点が
あった。
【0015】これに対して、TOC情報ではなくプログ
ラムエリア内の実際のデータをリードして毎セクタ、そ
のサブコードデータのQチャンネルのコントロールビッ
トをシステム制御部(CPU)がチェックすることによ
ってこのモード判別を行う方法も実現されているが、現
在の高倍速でのリードを考えた場合、システム制御部
(CPU)の負荷が大きくなるという欠点がある。ま
た、このサブコード情報によってモード判別を行うのは
メインデータとサブコードデータにずれが許されている
ため、正確な切り替わりを判別する手段としては、不適
切であるという欠点がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には、デ
ィスクによっては正確な判別ができないという欠点があ
った。又、TOC情報ではなくプログラムエリア内の実
際のデータをリードして毎セクタ、そのサブコードデー
タのQチャンネルのコントロールビットをシステム制御
部(CPU)がチェックすることによってこのモード判
別を行う方法も実現されているが、現在の高倍速でのリ
ードを考えた場合、システム制御部(CPU)の負荷が
大きくなるという欠点があった。また、このサブコード
情報によってモード判別を行うのはメインデータとサブ
コードデータにずれが許されているため、正確な切り替
わりを判別する手段としては、不適切であるという欠点
があった。
【0017】そこで本発明は、このような従来技術の問
題を解決し、ミックスドモードディスクの再生に際し
て、そのモードであるCD−DAとCD−ROMデータ
の判別を、システム制御部(CPU)の負荷を極力減ら
しながらかつ正確に行うことができる光ディスク装置を
低機用することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、光ディスクに記録された情報
を再生する事が可能な光ディスク装置であって、連続し
て再生を行っている途中において、該再生された情報の
中からシンクパターンの有無を検出することによってC
D−DAデータかあるいはCD−ROMデータであるか
の記録モードを判別する判別手段と、該記録モードの切
り替わり時点を検出して再生を停止させるように制御す
るシステム制御手段とを備えた光ディスク装置を最も主
要な特徴とする。
【0019】請求項2記載の発明は、光ディスクに記録
された情報を再生する事が可能な光ディスク装置であっ
て、連続して再生を行っている途中において、該再生さ
れた情報の中からヘッダ情報と該ヘッダ情報に対するエ
ラーフラグ情報の有無を検出することによってCD−D
AデータかあるいはCD−ROMデータであるかの記録
モードを判別する判別手段と、該記録モードの切り替わ
り時点を検出して再生を停止させるように制御するシス
テム制御手段とを備えた光ディスク装置を最も主要な特
徴とする。
【0020】請求項3記載の発明は、光ディスクに記録
された情報を再生する事が可能な光ディスク装置であっ
て、前記装置が連続して再生を行っている途中におい
て、該再生された情報の中からSUBQ情報内のコント
ロールコード情報を判別することによってCD−DAデ
ータかあるいはCD−ROMデータであるかの記録モー
ドを判別する判別手段と、該記録モードの切り替わり時
点を検出して再生を停止させるように制御するシステム
制御手段とを備えた光ディスク装置を最も主要な特徴と
する。
【0021】請求項4記載の発明は、光ディスクに記録
された情報を再生する事が可能な光ディスク装置であっ
て、連続して再生を行っている途中において、請求項1
から3の各判別手段の機能を複数組み合わせてCD−D
AデータかあるいはCD−ROMデータであるかの記録
モードを判別し、システム制御手段は、該記録モードの
切り替わり時点を検出して再生を停止させるように制御
する請求項1から3のいずれかの組み合わせによる光デ
ィスク装置を主要な特徴とする。
【0022】請求項1記載の発明では、メインデータの
中のシンクパターンを検出する。そして現在の再生モー
ドがDAモードである場合に、再生されるメインデータ
の中のシンクパターンを検出した場合には再生モードが
切り変わったことをシステム制御部(CPU)に知らせ
て、システムとして正確にモードの境界の判別ができる
ようにした。また、この場合、システム制御部(CP
U)は毎セクタ、サブコードデータをチェックする必要
がないのでシステム制御部の負荷を大幅に減らすことが
できる。この検知によってシステム制御部は再生を停止
するようにする。
【0023】また、請求項2記載の発明では、メインデ
ータの中のヘッダ部を検出すると共に、ヘッダ部に対す
るエラーフラグとしてのC2フラグを識別する。そして
現在の再生モードがROMモードである場合に、再生さ
れるメインデータの中のヘッダ部のセクタ毎のアドレス
連続性がエラーのない状態で失われたことを検出した場
合には、再生モードが切り変わったことをシステム制御
部(CPU)に知らせて、システムとして正確にモード
の境界の判別ができるようにした。また、この場合、シ
ステム制御部(CPU)は毎セクタ、サブコードデータ
をチェックする必要がないのでシステム制御部の負荷を
大幅に減らすことができる。この検知によってシステム
制御部は再生を停止するようにする。
【0024】また、請求項3記載の発明では、サブコー
ドデータの中のQチャンネルデータのコントロールビッ
トからモードを検出する。そして現在の再生モードとは
反対のモードを検出した場合には再生モードが切り変わ
ったことをシステム制御部(CPU)に知らせる。これ
によりシステム制御部(CPU)は毎セクタ、サブコー
ドデータをチェックする必要がないのでシステム制御部
の負荷を大幅に減らすことができる。この検知によって
システム制御部は再生を停止するようにする。
【0025】また、請求項4記載の発明では、前述の請
求項1から3記載の各機能を複数組み合わせることによ
り、システムとしてより正確にモードの境界の判別がで
きるようにした。また、この場合、システム制御部(C
PU)は毎セクタ、サブコードデータをチェックする必
要がないのでシステム制御部の負荷を大幅に減らすこと
ができる。この検知によってシステム制御部は再生を停
止するようにする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。再生されたディスク上のデータ
は、図1のCDデコーダ7によってEFM復調とデイン
ターリーブ、CIRCによるエラー訂正処理が行われて
CD−ROMデコーダ( 判別遮断) 14に入力される。
この段階で入力されるデータはメインデータとサブコー
ドデータに分離されている。そして、このメインデータ
がCD−ROMモードのデータである場合、図2に示す
ように1セクタ2352バイトごとに12バイトのシン
クパターンが00、FF、FF、FF、FF、FF、F
F、FF、FF、FF、FF、00のデータ列として存
在する。
【0027】CD−ROMデコーダ14において、CD
デコーダ7からメインデータを取りこむ時にこのシンク
パターンの検出をパターンマッチングにて行い、そし
て、現在の再生モードがCD−DAモードでありかつ、
シンクパターンを検出した場合には、システム制御部1
8(CPU)に割り込み信号出力などの手段でモード切
り替わりを通知するようにする。
【0028】この通知を受け取ったシステム制御部18
はCD−ROMデコーダ14に対して再生停止命令を発
行するようにする。このようにすれば、システム制御部
18において、セクタ毎にそのセクタに対応するサブコ
ードデータのQチャンネル内のコントロールビットをチ
ェックする必要がなくシステム制御の負荷を大幅に減ら
すことが可能である。
【0029】また、通常、CDデコーダ7での復調によ
って再生されるメインデータに対してサブコードデータ
は完全に同期しているとはいえない。つまり、メインデ
ータの1セクタに対してそのセクタの境界はCD−RO
Mモードの場合、シンクパターンであるがこのシンクパ
ターン検出位置とサブコード上のセクタシンクであるシ
ンクパターンS0、S1の検出位置は一致しない。
【0030】従って、サブコードデータ上のQ チャネル
データ内のコントロールビットを識別してメインデータ
の再生モードを切り替えるのでは正確ではない。しかし
ながら、本発明によれば実際の音楽再生データとしての
メインデータを監視してそのモードの切り替えを識別す
るので、より正確にその切り替えタイミングを知ること
ができるようになる。また、本発明において割り込み信
号出力と同時にCD−ROMデコーダ14においてシス
テム制御部18の介在無しに即座に再生を停止するよう
しても良い。
【0031】次に、図2に示すように、シンクパターン
の次にはヘッダデータ4バイトのデータが存在し、この
中の最初の3バイトは分:秒:フレームを表すように規
格上定められていることを利用して、このヘッダ部のア
ドレス情報をCD−ROMデコーダ14において検出す
る回路と保持するレジスタを設け、現在再生モードがC
D−ROMデータ14の再生に際して、毎セクタこのヘ
ッダ部を監視して1セクタ前のヘッダアドレスと比較し
ていくことにより、この連続性が途切れた場合に再生モ
ードが切り替わったと判断するようにし、システム制御
部18に対して割り込み信号出力などの手段でモード切
り替わりを通知するようにする。
【0032】この通知を受け取ったシステム制御部18
はCD−ROMデコーダ14に対して再生停止命令を発
行するようにする。このようにすれば、システム制御部
18において、セクタ毎にそのセクタに対応するサブコ
ードデータのQチャンネル内のコントロールビットをチ
ェックする必要がなくシステム制御の負荷を大幅に減ら
すことが可能である。
【0033】この時、CD−ROMデコーダ14におい
てメインデータの1バイトに対して1ビットのフラグ情
報としてCDデコーダ7より入力されるエラーフラグ情
報を同時に監視して、このエラーフラグ情報がアクティ
ブでない時、すなわち、メインデータが正しいと判断で
きる時にそのヘッダアドレス情報として採用し、エラー
フラグ情報がアクティブの時、即ち、メインデータに誤
りのある可能性があると判断できる時には、前セクタ情
報をプラス1して補完して現在アドレス情報として保持
することに留め、アドレスの連続性チェックは行わない
ようにすれば、その信頼性をあげることができ、なおよ
い。また、本発明において割り込み信号出力と同時にC
D−ROMデコーダ14においてシステム制御部18の
介在無しに即座に再生を停止するようしてもよい。
【0034】次に、サブコードデータのQチャネルのコ
ントロールコードによって、そのセクタがCD−DAデ
ータかCD−ROMデータであるかを識別可能である
が、従来、リードインエリア内のTOC情報をリードし
てそのトラック全体のモードを判断し、合わせてトラッ
クの開始位置を判断することによってシステム制御部1
8がモードの境界を判断していたが、これは前述のよう
にこのTOC情報が存在しないディスクも世の中に存在
しているため、モードの判別には不充分といえる。
【0035】そのため、プログラムエリア内の実際のメ
インデータに対応するサブコード情報を毎セクタ、シス
テム制御部18がチェックしていく方法が考えられた
が、これは現在のように高倍速でデータを処理しなけれ
ばいけないシステムではかなりの負荷となっていた。
【0036】そこで、本発明ではCD−ROMデコーダ
14においてサブコード情報を取り込むのと同時にこの
コントロールビットを検出する回路を設けて、現在モー
ドと再生モードが切り替わった場合にシステム制御部1
8に対して割り込み信号出力などの手段でモード切り替
わりを通知するようにする。この通知を受け取ったシス
テム制御部18はCD−ROMデコーダ14に対して再
生停止命令を発行するようにする。
【0037】このようにすれば、システム制御部18に
おいて、セクタ毎にそのセクタに対応するサブコードデ
ータのQチャンネル内のコントロールビットをチェック
する必要がなくシステム制御の負荷を大幅に減らすこと
が可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスク
の再生に際してそのモード判別を、正確でかつシステム
制御部の負荷を大幅に削減して実現することが可能な光
ディスク装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置のブロック図である。
【図2】CD−ROMデータのセクタフォーマットを示
す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 14 CD−ROMデコーダ(判別遮断) 18 システム制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに記録された情報を再生する
    事が可能な光ディスク装置であって、連続して再生を行
    っている途中において、該再生された情報の中からシン
    クパターンの有無を検出することによってCD−DAデ
    ータかあるいはCD−ROMデータであるかの記録モー
    ドを判別する判別手段と、該記録モードの切り替わり時
    点を検出して再生を停止させるように制御するシステム
    制御手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクに記録された情報を再生する
    事が可能な光ディスク装置であって、連続して再生を行
    っている途中において、該再生された情報の中からヘッ
    ダ情報と該ヘッダ情報に対するエラーフラグ情報の有無
    を検出することによってCD−DAデータかあるいはC
    D−ROMデータであるかの記録モードを判別する判別
    手段と、該記録モードの切り替わり時点を検出して再生
    を停止させるように制御するシステム制御手段とを備え
    たことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクに記録された情報を再生する
    事が可能な光ディスク装置であって、前記装置が連続し
    て再生を行っている途中において、該再生された情報の
    中からSUBQ情報内のコントロールコード情報を判別
    することによってCD−DAデータかあるいはCD−R
    OMデータであるかの記録モードを判別する判別手段
    と、該記録モードの切り替わり時点を検出して再生を停
    止させるように制御するシステム制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクに記録された情報を再生する
    事が可能な光ディスク装置であって、連続して再生を行
    っている途中において、請求項1、請求項2、請求項3
    の各判別手段の機能を複数組み合わせてCD−DAデー
    タかあるいはCD−ROMデータであるかの記録モード
    を判別し、システム制御手段は、該記録モードの切り替
    わり時点を検出して再生を停止させるように制御するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかの組み合わせ
    による光ディスク装置。
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