WO2005026935A1

WO2005026935A1 - 情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラム

Info

Publication number: WO2005026935A1
Application number: PCT/JP2003/011686
Authority: WO
Inventors: Ryoji Hirayama
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2003-09-12
Filing date: 2003-09-12
Publication date: 2005-03-24
Also published as: US7511948B2; US20060152898A1; JPWO2005026935A1; JP4184379B2

Abstract

第１の筐体を、デイスプレイを有する第２の筐体に収納する情報処理装置において、第１の筐体で隠されていないデイスプレイの画面表示方法に関し、第１の筐体（１４０）をデイスプレイ（１２１）に収納した際に、デイスプレイ（１２１）を画面分割し、複数のアプリケーションの画面を表示し、スクロールにより露出画面の画面表示を切り換える。このため、高速に露出画面の画面表示を切り換えることができる。

Description

情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラム技術分野

本発明は、ディスプレイュニットに、キーボード等の第 1の筐体を立てかけて、収容する構造のノート型やデスクトップ型の情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラムに関し、特に、ディスプレイユニットにキーボードを立てかけて、収容した際のディスプレイユニットの画面表示を制御する情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラムに関する。背景技術

近年、個人が使用するパーソナルコンピュータは、ノート型やデスクトツプ型、携帯型等種々のものが普及している。このようなパーソナルコンピュータも、単なるデータ処理機能だけでなく、インターネットや DVD, TVを利用した AV (Au d i o V i s u a l) 機能も要求されている。このため、使用者や使用環境に応じて最適な形態にパーソナルコンピュータが種々提供されている。例えば、主に、デスク上で使用するパーソナルコンピュータとして、直立したディスプレイを含む本体部に対し、キ一ボードを立てかけて、収容できるものが提案されている（例えば、特許文献 1， 2， 3)。

[特許文献 1 ]

特開平 3— 164917号公報（図 1、図 2)

[特許文献 2 ]

特開 2000— 284855号公報（図 2 )

[特許文献 3]

特開平 4一 218820号公報

かかるパーソナルコンピュータの内、キーボードを収容した際に、ディスプレィの表示画面の一部が露出するものがある。図 10は、従来のパーソナルコンビユータの構成図、図 1 1は、その画面表示の説明図である。電源部や主要回路を備えた土台部 1000にディスプレイ 1002が直立して設けられる。この土台部 1 0 0 0にヒンジ 1 1 0 0によりキーボード 1 0 0 4が設けられている。

キーボード 1 0 0 4は、図の水平状態からヒンジ 1 0 0 0を中心に回動し、図の点線のように、直立したディスプレイ 1 0 0 2に立てかけて、収容される。この時、図 1 0、図 1 1に示すように、ディスプレイ 1 0 0 2の下部が、キーボード 1 0 0 4に覆われ、上部は露出する。

従来、パーソナルコンピュータの O Sを終了しないで、キーボード 1 0 0 4を収容した時に、図 1 1に示すように、この露出画面のサイズのアプリケーション

(時計、 C Dプレーヤ等）を起動して、ディスプレイの露出画面に、表示する。これにより、 O Sの稼動状餱で、キーボードを使用しないアプリケーションを動、作し、ユーザの利用に供することが行われていた（例えば、非特許文献 1参照)。

[非特許文献 1 ]

「バイオ W」 P C V—W 1 2 0 ( L ) ■ W 1 2 0 (W)■ W 1 1 0 (W)、 2 0 0 3 年 6 月 3 日検索、インターネットく U R L ： http: //ww . vaio. sony. co. j /Pr o du c t s /P df /PC V-W 120. pdf>

このようなキーボード 1 0 0 4を装着した使用形態においては、図 1 1に示すように、露出画面に時計表承 1 0 0 6を行っている時に、マウスや専用キーの指示により、 C Dプレーヤー画面 1 0 0 8や D VD画面に切り換えることができる。従来の方法では、ディスプレイ 1 0 0 2の画面メモリである V R AM (Video RAM) 1 1 0 0に、アプリケーションが、ディスプレイ 1 0 0 2の露出画面分の画像を書込むのみであるため、マウス等で、画面切り替え指示すると、切り替え画面を V RAM 1 1 0 0に書込む。このため、画面切り替えに時間がかかり、特に、 1 5インチ以上のディスプレイで顕著であり、ユーザの利便性に欠ける。発明の開示

従って、本発明の目的は、キーボード等の第 1の箧体を装着した状態でディスプレイの露出画面に画面表示を行う際に、画面切り替え時間を短縮するための情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラムを提供することにある。

又、本発明の他の目的は、キーボードを装着した状態でディスプレイの露出画面に画面表示を行う際に、画面切り替え時間を短縮し、有効に露出画面を利用するための情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラムを提供することにある。 '

更に、本発明の他の目的は、キーボードを装着した状態でディスプレイの露出画面に画面表示を行う際に、画面切り替え時間を短縮し、ユーザの利便性を向上するための情報処理装置の画面表示方法、情報処理装置及びそのプログラムを提供することにある。

この目的の達成のため、本発明では、第 1の筐体と、ディスプレイを有する第 2の筐体から構成される情報処理装置の画面表示方法において、前記第 1の筐体力前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に位置したことを検出するステップと、前記検出に応じて、前記ディスプレイの表示領域を画面分割し、複数のアプリケーションプログラムの画像を前記各分割された画面に表示するステップと、画面切換え指示に応じて、前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に、前記第 1の筐体で隠された分割画面の前記ァプリケーシヨンプログラムの画像をスクロールして、表示するステップとを有する。

又、本発明の情報処理装置は、第 1の筐体と、ディスプレイと情報処理ュニットを有する第 2の筐体と、前記第 1の筐体が、前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に収納するヒンジとを有し、前記情報処理ュニットは、前記第 1の筐体が前記収納されたことを検出して、前記ディスプレイの表示領域を画面分割し、複数のアプリケーションプログラムの画像を前記各分割された画面に表示し、且つ画面切換え指示に応じて、前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に、前記第 1の筐体で隠された分割画面の前記ァプリケーションプログラムの画像をスクロールして、表示する。

本発明のプログラムでは、第 1の筐体と、ディスプレイと情報処理ュニットとを有する第 2の筐体から構成される情報処理装置の画面表示のためのプログラムであって、前記第 1の筐体が、前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に位置したことを検出するステップと、前記検出に応じて、前記デイスプレイの表示領域を画面分割し、複数のアプリケーションプログラムの画像を前記各分割された画面に表示するステップと、画面切換え指示に応じて、前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に、前記第 1の筐体で隠された分割画面の前記ァプリケーシヨンプログラムの画像をスクロールして、表示するステップとを、前記情報理ュニットに実行させる。

本発明では、第 1の筐体を、ディスプレイに収納した際に、画面分割し、複数のアプリケーションの画面を表示し、スクロールにより露出画面の画面表示を切り換えるため、露出画面の画面表示を高速に切り換えることができる。

又、本発明では、好ましくは、前記各分割画面に表示するステップは、前記デイスプレイの表示領域の画像を格! ¾するビデオメモリを、前記複数のァプリケーションプログラムの画像格納領域に分割して、各分割格納領域に対応するアプリケーシヨンプログラムの画像を格約するステップを含み、前記スク口ールして表示するステップは、前記画面切換え指示に応じて、前記ビデオメモリの画面表示開始ァドレスを変更するステップを含む。

この本発明の形態では、 V R AMの表示開始ァドレスを変更するだけで済むので、より高速に露出画面の画面表示を切り換えることができ、且つ処理も簡単である。

又、本発明では、好ましくは、前記各分割画面に表示するステップは、少なくとも前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に表示される画像に、スクロールバーを含んだ画像を表示するステップを有する。これにより、第 1の筐体を収納しても、容易に面面切換え指示できる。

又、本発明では、好ましくは、翁記画像切換えステップは、マウスにより前記スクロールバーでのポインタを操^するステップを含む。これにより、第 1の筐体を収納した状態で、容易に画面切換え指示できる。

又、本発明では、好ましくは、前記各分割画面に表示するステップは、前記デイスプレイの表示領域を、前記第 1 の筐体で隠されていない領域を 1分割単位として、複数の画面に分割するステグプを含む。これにより、ディスプレイの露出画面単位での画像切換えが可能となる。

又、本発明では、好ましくは、 Sir記検出ステップは、前記本体部に、ヒンジを介して取り付けられた前記第 1の富体が、前記本体部の前記ディスプレイを隠すように収納されたことを検出する検出手段の出力により、検出するステップを有する。これにより、容易に第 1の筐体が収納され、ディスプレイの一部が隠されたことを検出できる。

又、本発明では、好ましくは、前記検出ステップは、前記ヒンジに前記第 1の筐体が取り付けられたことを検出する第 1の検出手段と、前記ヒンジが前記本体部のディスプレイに回動したことを検出する第 2の検出手段との出力により、検出するステップを有する。これにより、第 1の筐体がディスプレイから分離できる構成をとつても、容易に第 1の筐体が収納され、ディスプレイの一部が隠されたことを検出できる。

更に、本発明では、好ましくは、前記第 1の筐体が、キーポードで構成されることにより、パーソナルコンピュータの利便4を向上できる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の一実施の开態のキーポード収納型情報処理装置の外観図である。

図 2は、図 1の装置のキーボード収納状態の説明図である。

図 3は、図 1の装置のキーボード取り外し状態の説明図である。

図 4は、図 1のヒンジユニットの断面図である。

図 5は、図 1の装置の内部ブロック図である。

図 6は、図 1の装置のオペレーティングシステムの構成図である。

図 7は、図 6の常駐アプリケーシヨンの処理フロー図である。

図 8は、図 7の画面表示動作の説明図である。

図 9は、図 7の画面表示例の説明図である。

図 1 0は、従来技術の構成図である。

図 1 1は、従来技術の画面表示動作の説明図である。発明を実施するための最良の开態

以下、本発明の実施の形態を、情報処理装置、画面表示制御処理、他の実施の形態の順で説明する。 [情報処理装置]

図 1は、本発明の一実施の形態におけるパーソナルコンピュータの外観図、図 2は、図 1のキーボード装着時の構成図、図 3は、図 1のキーボード使用時の構成図、図 4は、図 1のヒンジの断面図でおる。

図 1は、一体型パーソナルコンピュータ 1 00として、ノート型パーソナルコンピュータ 1を例に示す。図 1に示すように、ノート型パーソナルコンピュータ 1は、ベース 1 10と、立設部 1 20と、ヒンジュ二ット 1 30と、キーボード 140と、マウス 1 50とを有する。

ベース 1 1 0は、机の上等の水平面上に載置される土台を成す部分である。ベース 1 1 0には、図示しないバッテリパゾクが装填され、且つ図示しない ACァダプタ接続端子を備える。更に、ベース 1 1 0には、テレビアンテナと接続されるアンテナ端子 1 1 2、オーディオ入力端子 1 1 3 R, 1 1 3し， Sビデオ入力端子及びビデオ入力端子 (図示せず) とを備える。ベース 1 1 0の上には、ウーファ 1 16を備える。

次に、立設部 1 20は、ベース 1 10に立設した状態で支持され、その前面に液晶表示画面 1 21を有する。この立設咅 [31 20は、ベース 1 1 0に対し、ある角度回動するように軸支されており、液晶表示画面 1 2 1の仰角を調整できるようになっている。

また、この立設部 1 20には、その表画面 1 2 1の背面側に、図 5で説明する C P Uやハードディスクなど、コンピュータとしての主たる演算機能部分が搭載されている。又、立設部 1 20の側面 ίこは、 CDや DVDが装填される CDZ DVD装填口（スロット） 1 22、ヘッド、ホンジャックが差し込まれるヘッドホン出カ端子 1 2 3、マイクロホンのジャゾクが差し込まれるマイクロホン入力端子 1 24、 I EEE 1 394の通信規格に準拠した通信ケーブルのコネクタが差し込まれるコネクタ端子 1 25、 USBO通信規格に準拠した通信ケーブルのコネクタが差し込まれる 3つのコネクタ端チ 1 26が設けられている。

更に、立設部 1 20の前面下部には、右 2つのスピーカ 1 27、および、左右下部に 1つずつ、及び上部に 1つの合 If 3つの赤外線受信部 1 28が備えられている。この赤外線受信部 1 28は、後 ¾15するキーボード 140やマウス 1 50 から発せられる通信用の赤外線を受信するためのものである。

また、ヒンジュニット 1 3 0には 5つのワンタッチポタン 1 3 1が備えられており、ヒンジユニット 1 3 0には、それらのワンタッチボタン 1 3 1の操作を検出して、立設部 1 2 0に伝える回路が搭載された回路基板が内蔵されている。これら 5つのワンタッチボタン 1 3 1には、それぞれに、例えば、あるワンタツチボタンを押すとインタネッ卜用のプログラムが起動されるなど、各ファンクションを対応づけることができる。

また、このヒンジュニット 1 3 0は、キーポード 1 4 0を着脱自在に支持するものであって、ヒンジユニット 1 3 0には、このヒンジユニット 1 3 0に装着されているキーボード 1 4 0をヒンジュニット 1 3 0から取り外すための取外し操作ボタン 1 3 2が備えられている。

図 3は、ヒンジュニット 1 3 0力らキーボード 1 4 0が取り外された状態を示す斜視図であり、図 3に示すように、ヒンジユエット 1 3 0には、左右に延び、キーボード 1 4 0を R至えるスリット形状のキーボード侄ぇ部 1 3 4が形成されている。

キーボード 1 4 0を、図 3に示す姿勢のまま、ヒンジユニット 1 3 0のキーボ一ド垤ぇ部 1 3 4に嵌め込むと、キーボード 1 4 0力図 1に示すようにヒンジユニット 1 3 0に装着される。又、取外し操作ポタン 1 3 2を、図 1に示す矢印 A方向にスライド操作すると、キーボード 1 4 0とヒンジュ-ット 1 3 0との間の係合が外れ、キーボード 1 4 0を、図 1に示す矢印 B方向に引くことにより、キーボード 1 4 0がヒンジュニット 1 3 0力ら図 3に示すように取り外される。このヒンジュニット 1 3 0は、立設部 1 2 0に設けられた支持軸 1 2 9 (図 4 参照）に軸支され、その支持軸 1 2 9の回わりに回動自在である。このため、ヒンジュニット 1 3 0に装着されたキーボード 1 4 0を、図 2に示すように、キーボード 1 4 0が、液晶表示画面 1 2 1を蔽った閉状態と、図 1に示すように、キ一ボード 1 4 0を立設部 1 2 0から開き、液晶表示画面 1 2 1全面を露出させた開状態との間で回動させることができる。

また、図 4に示すように、ヒンジユニット 1 3 0には、ヒンジユニット 1 3 0 力図 1に示す開状態にあるかあるいは図 2に示す閉状態にあるかを検出するヒンジュ-ット開閉検出スィツチ 1 3 3、および、キーボード 1 4 0力図 1に示すようにヒンジュニット 1 3 0に装着されているかあるいは図 3に示すようにヒンジュ-ット 1 3 0からキーポード 1 4 0が取り外されているかを検出するキーボード検出スィツチ 1 5 1が備えられている。

ヒンジュニット 1 3 0に内蔵された回路基板上の回路では、 5つのワンタッチキー 1 3 1の押下の検出のほか、ヒンジュニット開閉検出スィッチ 1 3 3やキーボード検出スィツチ 1 5 1のオンノオフも検出される。

尚、図 1に示すように、立設部 1 2 0には、ゴム等の弾 14体からなる受け部 1 6 2が設けられている。この受け咅 6 2は、図 2に示すように、折り畳まれたときに、ヒンジュニット 1 3 0の当接を柔軟に受け止める。

また、キーボード 1 4 0にはキー操作を受ける多数のキー（図示省略）が配列されており、更に、キー操作情報を送信する赤外線送信部 1 4 1およびこの一体型パソコン 1 0 0をサスペンド状態から立ち上げるためのサスペンドボタン 1 4 2を備えている。キーボード 1 4 0の赤外線送信部 1 4 1から送信されたキー操作情報は、立設部 1 2 0に設けられた赤外線受信部 1 2 8で受信される。

マウス 1 5 0にも、マウス 1 5 0の操作情報を送信する赤外線送信部（図示せず）が備えられており、その赤外線送信部 1 5 0から送信されたマウス操作情報も、立設部 1 2 0の赤外線受信部 1 2 8で受信される。

ここで、キーボード 1 4 0の寸法は、左右方向に関しては立設部 1 2 0とほぼ同一であるが、図 1の奥行き方向（図 2に示す閉状態における上下方向）に関しては立設部 1 2 0よりも短カ^、。このため、図 2に示す閉状態では、キーポード 1 4 0は立設部 1 2 0の表示画面 1 2 1の一部を蔽うにとどまり、図 2の閉状態においても表示画面 1 2 1の上側糸勺 1 / 3の領域は露出したままの状態となる。このような立設型パーソナルコンピュータ 1 0 0は、図 2のキーポード収納状態では、机上スペースを広く使用でき、且つキーポード 1 4 0を使用する場合には、キーボード 1 4 0を開き、図 1の状態で使用できる他に、図 3に示すように、キーボード 1 4 0を取り外し、操作できる。図 3の使用形態では、キーボード 1 4 0とディスプレイを含む本体音 1 2 0、 1 1 0とを分離でき、本体部の位置に拘束されず、キーボード 1 4 0を配置して、操作できる。又、図 2の閉状態に示すように、キーボード 140が、立設部 120の表示画面 1 21の一部を蔽うにとどまり、表示画面 121の上側約 1ノ 3の領域は露出したままの状態となるため、この露出画面に各種の画面を表示できる。

[画面表示制御処理]

次に、前述のパーソナルコンピュータの画面表示制御処理を説明する。図 5は、図 1乃至図 3の実施形態の一体型 z ソコン 100の回路プロック図である。図 5に示す本体部 200は、図 1【こ示すベース 1 10と立設部 120とを合わせた部分である。この本体部 20 CHこは、 CPU 201、 RAM202、メモリカードコントローラ 203、オーディオコントローラ 204、テレビチューナ 2 05、グラフィックコントローラ 2 O 6、 VRAM (Video 薩） 207、液晶表示部 121、 ROM208、モデムカード 209、 LAN制御部 210、およびディスクコントローラ 21 1を備えている。

さらに、本体部 200は、図 1にち示した赤外,镍受信部 128や、 I EEE 1 394規格に準拠したコネクタ端子 1 25や、 U SB規格に準拠したコネクタ端 -7-1 26を備え、これらは、バス 220を介して相互に接続されている。

C P U 201は、プログラムを実行することにより各種の演算処理を行なう要素である。 RAM 202は、 CPU 20 ].で実行されるプログラムが実行のために展開され、また、 CPU201でのプログラム実行中における作業用とじて使用されるメモリである。

メモリカードコントローラ 203【ま、図示しないメモリカードをアクセスするコントローラである。オーディオコントローラ 204は、ヘッドホン出力端子 1 23、マイクロホン入力端子 124、およびスピーカ 127に接続され、マイク口ホン入力端子 124から入力されてきた音声信号をディジタル信号に変換して、内部に取り込んだり、バス 220を経由して送られてきたディジタル信号をァナログの音声信号に変換して、スピーカ 1 27やへッドホン出力端子 1 23に伝える。

また、赤外線受信部 128は、前述したとおり、キーポード 140やマウス 1 50の操作情報を受信するためのものである。テレビチューナ 205は、アンテナ入力端子 1 12、オーディオ入力端子 1 13R, 1 13 L、 Sビデオ入力端子 1 14、およびビデオ入力端子 1 15に接続されており、テレビ放送やビデオ録画、再生等を担う要素である。

さらに、図示しないメモリカードは、この一体型パソコンに挿抜自在に挿入される可搬型のメモリカード、例えばメモリスティックゃ SDメモリカード等であり、このメモリカードは、メモリカードコントロ一ラ 203によりアクセスされる。

液晶表示部（LCD) 121は、図 1に示す液晶表示画面を備えたものであり、 CPU201の指示に応じてその液晶表示画面 121上に様々な画像を表示する。 ROM208は、固定的なデータやプログラムを記憶しておく記憶要素である。モデムカード 209は、一種の通信を担う要素であり、通信コネクタ 216 に接続されている。また、 LAN制御部 210も、一種の通信を担う要素であり、通信コネクタ 217に接続されている。

さらに、ディスクコントローラ 21 1は、本体部 200に内蔵されているハードディスク 212や、図 1に示す C D ZD V D装填口 122から装填された CD や DVD 213をアクセスする。

V R AM 207は、液晶表部 121の画面メモリであり、少なくとも画面 1 ページ分、望ましくは、数ページ分の画像データをビットマップで格納する。グラフィックコントローラ 206は、 VRAM 207の CPU201で指定された画面領域に、画像をビットマンプ展開し、 VRAM 207の画面開始ァドレスから画像を読出し、液晶表示部 1 21を表示制御する。

また、図 5の下部に示すヒンジユニット 130には、前述のワンタッチボタン 131、ヒンジュニット開閉検出スィツチ 133、およびキーボード検出スィッチ 151に加え、バス 220に接続されたヒンジュニット回路基板 23 1を備える。このヒンジユニット回路基板 23 1は、ワンタッチボタン 131の操作や、ヒンジュニット開閉スィッチ L 33やキーボード検出スィツチ 151のオン、ォフを検出して CPU 201に伝える役割りを担っている。

図 6は、 CPU201が実行するプログラム構成図、図 7は、図 6の常駐ァプリケーシヨンプログラムの処 ffiフロー図、図 8は、図 7の動作説明図、図 9は、図 7による画面表示例の説明図である。図 6に示すように、 CPU 201 の OS (オペレーティングシステム) は、ハ一ドウエア 400を制御するカーネル 300と、アプリケーションプログラム 3 20と、必要なユーザプログラム 3 40とを備える。

カーネル 300は、 OSの核の部分であり、処理プロセスを管理するプロセス管理プログラム 301と、同期と通信制御を行う同期及び通信制御プログラム 3 02と、フアイル管理を行ぅフアイノレシステム 303と、記憶管理を行う記憶管理プログラム 304と、 C PUのスケジュール管理を行う C PUスケジューラ 3 05と、割込み制御を行う割込み制御プログラム 306と、入出力制御を行う入出力制御プログラム 307と、タイマ管理を行うタイマ管理プログラム 308と、デバイスをドライブするデバイスドライバ 310と、ディスプレイをドライブするディスプレイドライバ 312とを有する。

更に、本発明では、図 7で説明するヒンジ 130のスィツチに連動して、ディスプレイドライバ 312を介し画面制御する常駐アプリケーション 330を設けている。

図 7は、かかるスィッチ連動の画面制御アプリケーションプログラムの処理フロー図である。

(S 10) CPU201は、キーボード 140力収納されているかを判別する。即ち、図 2のキーボード収納状態にあるかを判別するため、図 4及び図 5に示すキーボード検出スィツチ 15 1が、キーボード 140を検出し (オン状態) 、且つヒンジュニット開閉検出スィツチ 133力ヒンジュニット 130の閉状態を検出している（オン状態）力を半 J定する。

(S 12) CPU201は、両スィッチ 15 1、 133がオン状態であれば、キーボード 140は、図 2の収納状態にあると判定し、ハーフディスプレイモードに移行する。例えば、前述のディスプレイ 121の表示画面の 1/3が露出する場合には、図 8に示すように、 3つのアプリケーションプログラムを、画面表示できる。ここでは、画面を分割し、時計表示、 TV表示、 DVD表示を実行する。このため、図 8のように、 3つのアプリケーションプログラムが起動している場合、又は、スィッチ 1 51、 1 33のオンに応じて、時計表示プログラムが自動起動され、且つ他のアプリケーションプログラム（TV, DVD) が起動されている場合には、ディスプレイドライバ 312を介し、グラフィックコント口ーラ 206に、図 8に示すよう tこ、 VRAM207の 1画面領域を 3分割し、各アプリケーションプログラムの画像データ（時計、 TV, DVD) を書き込む。これにより、図 8に示すように、ディスプレイ 1 21の画面には、時計、 TV、 DVDの 3つが縦方向に順に表される。この時、ディスプレイ 121の画面の下 2/ 3は、キーボード 140に覆われているため、上 1Z3の時計のみが見える。図 9に示すように、この分害 ij画面には、各々、コンテンツ表示 300、 30 2、 304の横に、スクロール/く一 301、 303、 305も表示される。

(S 14) CPU201は、マウス 1 50のポインタ操作で、スクロールバー 301を操作して、画面書換処理要求をしたかを判定する。

(S 16) CPU201は、画面書換処理要求を受けると、スクロールバー 3 01のアップ指示か、ダウン指示かを判定する。アップ指示 (即ち、スクロールバー 301の上向き矢印をタリク）であれば、ディスプレイドライバ 312を介し、グラフィックコントローラ 206に、画面表示開始アドレスを画面の 1/ 3だけ上に変更する指示を発する。このため、図 8の状態 bに示すように、 VR AM207は、サイクリックに俊用されるから、 VRAM207の画面表示開始アドレスが、 DVD領域の先頭となり、ディスプレイ 121の画面には、 DVD 、時計， TVの順に縦方向に表示される。この時、ディスプレイ 121の画面の下 2Z3は、キーボード 140に覆われているため、上 1Z3の DVDのみが見える。図 9では、表示アプリケーションを時計 300、 CDプレーヤ 302、 D VD 304で例示してあるため、ディスプレイ 1 21の露出した上 1/3の画面領域の内容が、時計から DVDプレーヤに切り替わる。そして、書換を完了し、最初に戻る。

(S 18) 一方、ダウン指示 (即ち、スクロールバー 301の下向き矢印をクリック）であれば、ディスプレイドライバ 312を介し、グラフィックコント口ーラ 206に、画面表示開始ァドレスを画面の 1Z3だけ下に変更する指示を発する。このため、図 8の状態 cに示すように、 VRAM207の画面表示開始ァドレスが、 TV領域の先頭となり、ディスプレイ 121の画面には、 TV, DV D、時計の順に縦方向に表示さる。この時、ディスプレイ 121の画面の下 2 / 3は、キーボード: L 4 0に覆われているため、上 1 / 3の T Vのみが見える。図 9では、表示アプリケーションを時計 3 0 0、 C Dプレーヤ 3 0 2、 D V D 3 0 4で例示してあるため、ディスプレイ 1 2 1の露出した上 1 Z 3の画面領域の内容が、時計から C Dプレーヤに切り替わる。そして、書換を完了し、最初に戻る。

このように、キーボードをディスプレイに収納した際に、画面分割し、複数のアプリケーションの画面を表示し、スクロールにより露出画面の画面表示を切り換えるため、露出画面の画面表示を高速に切り換えることができる。又、 V R A Mの表示開始ァドレスを変更するだけで済むので、より高速に露出画面の画面表示を切り換えることができ、且つ処理も簡単である。

[他の実施の形態]

以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形力 S可能であり、これらを本発明の技術的範囲から排除するものではない。 '

例えば、パーソナルコンピュータとして、机上での使用するデスクトップ又はノート型パーソナルコンピュータで説明したが、 P D A等の他の携帯電子装置に適用できる。又、キーボードをディスプレイから取り外しできる装置で説明した力 S、取り外しできない装置にも適用できる。更に、ハーフディスプレイモードを、 3分割の画面で説明したが、 2分割、 4分割等、複数の分割画面としても良い。同様に、第 1の筐体をキーボードで説明したが、座標入力装置等の他の入力ュニットに適用できる。産業上の利用可能性

本発明では、キーボード等の第 1の筐体をディスプレイに収納した際に、画面分割し、複数のアプリケーションの画面を表示し、スクロールにより露出画面の画面表示を切り換えるため、露出画面の画面表示を高速に切り換えることができる。又、 V R AMの表示開始アドレスを変更するだけで済むので、より高速に露出画面の画面表示を切り換えることができ、且つ処理も簡単である。

Claims

請求の範囲

1 . 第 1の筐体と、ディスプレイを有する第 2の筐体とからなる情報処理装置の画面表示方法こおいて、

前記第 1の筐体が、前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に位置したことを検出するステツプと、

前記検出に応じて、前記ディスプレイの表示領域を画面分割し、複数のプリケーシヨンプログラムの画像を前記各分割された画面に表示するステップと、画面切換え指示に応じて、前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に、前記第 1の筐体で隠された分割画面の前記アプリケーションプログラムの画像をスクロールして、表示するステップとを有する

ことを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

2 . 請求の範囲 1の情報処理装置の画面表示方法において、

前記各分割画面に表示するステップは、前記ディスプレイの表示領域の面像を格納するビデオメモリを、前記複数のアプリケーションプログラムの画像格納領域に分割して、各分割格納領域に対応するアプリケーションプログラムの面像を格納するステップを含み、

前記スクローノレして表示するステップは、前記画面切換え指示に応じて、前記ビデオメモリの面面表示開始ァドレスを変更するステップを含む

ことを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

3 . 請求の箱困 1の情報処理装置の画面表示方法において、

前記各分割画面に表示するステップは、少なくとも前記ディスプレイの fir記第 1の筐体で隠さていない画面領域に表示される画像に、スクロールバーを含んだ画像を表示するステップを有する

ことを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

4 . 請求の範困 1の情報処理装置の画面表示方法において、前記画像切換えステップは、マウスにより前記スクローノレバーでのポインタを操作するステップを含む

ことを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

5 . 請求の範囲 1の情報処理装置の画面表示方法にぉレ、て、

前記各分割画面に表示するステップは、前記ディスプレイの表示領域を、前記第 1の筐体で隠されていない領域を 1分割単位として、複数の画面に分割するステツプを含む

ことを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

6 . 請求の範囲 1の情報処理装置の画面表示方法にぉ、て、

前記検出ステップは、前記第 2の筐体に、ヒンジを介して取り付けられた前記第 1の筐体が、前記第 2の筐体の前記ディスプレイを隠すように収納されたことを検出する検出手段の出力により、検出するステップを有する

ことを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

7 . 請求の範囲 6の情報処理装置の画面表示方法において、

前記検出ステップは、前記ヒンジに前記第 1の筐体が取り付けられたことを検出する第 1の検出手段と、前記ヒンジが前記第 2の筐体のディスプレイに回動したことを検出する第 2の検出手段との出力により、検出するステップを有することを特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

8 . 請求の範囲 1の情報処理装置の画面表示方法において、

前記検出ステップは、前記第 1の筐体を構成するキーボードが、前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に位置したことを検出するステップからなる

特徴とする情報処理装置の画面表示方法。

9 . 第 1の筐体と、ディスプレイと情報処理ュニットを有する第 2の筐と、

前記第 1の筐体が、前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に収納するヒンジとを有し、

前記情報処理ュニットは、

前記第 1の筐体が収納されたことを検出して、前記ディスプレイの表示領域を画面分割し、複数のアプリケーションプログラムの画像を前記各分割された画面に表示し、且つ

画面切換え指示に応じて、前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に、前記第 1の筐体で隠された分割画面の前記アプリケ一シヨンプログラムの画像をスクロールして、表示する

ことを特徴とする情報処理装置。

1 0 . 請求の範囲 9の情報処理装置において、

前記情報処理ュニットは、前記ディスプレイの表示镇域の画像を格納するビデオメモリを有し、

前記ビデオメモリを前記複数のアプリケーションプログラムの画像格納領域に分割して、各分割格納領域に対応するアプリケーションプログラムの画像を格納し、

且つ前記画面切換え指示に応じて、前記ビデオメモリの画面表示開始アドレスを変更する

ことを特徴とする情報処理装置。

1 1 . 請求の範囲 9の情報処理装置において、

前記情報処理ュ-ットは、少なくとも前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に表示される画像に、スクローノレバーを含んだ画像を表示する

ことを特徴とする情報処理装置。

1 2 . 請求の範囲 9の情報処理装置において、前記スクロールバーでのポインタを操作に応じて、前記画面切換え指示するマウスを含む

ことを特徴とする情報処理装置。

1 3 . 請求の範囲 9の情報処理装置において、

前記情報処理ユニットは、前記ディスプレイの表示領域を、前記第 1の筐体で隠されていない領域を 1分割単位として、複数の画面に分割する

ことを特徴とする情報処理装置。

1 4 . 請求の範囲 9の情報処理装置において、

前記第 2の筐体に、前記ヒンジを介して取り付けられた前記第 1の筐体が、前記第 2の筐体の前記ディスプレイを隠すように収納されたことを検出する検出手段を更に有する

ことを特徴とする情報処理装置。

1 5 . 請求の範囲 1 4の情報処理装置において、

前記検出手段は、

前記ヒンジに前記第 1の筐体が取り付けられたことを検出する第 1の検出手段と、

前記ヒンジが前記第 2の筐体のディスプレイに回動したことを検出する第 2の検出手段とを有する

ことを特徴とする情報処理装置。

1 6 . 請求の範囲 9の情報処理装置において、

前記第 1の筐体が、キーボードで構成される

ことを特徴とする情報処理装置。

1 7 . 第 1の筐体と、ディスプレイと情報処理ユニットとを有する第 2の筐体とからなる情報処理装置の画面表示のプログラムであって、前記第 1の筐体が、前記ディスプレイの画面の一部を隠すように、前記第 2の筐体に位置したことを検出するステップと、

前記検出に応じて、前記ディスプレイの表示領域を画面分割し、複数のアプリケーションプログラムの画像を前記各分割された画面に表示するステツプと、画面切換え指示に応じて、前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に、前記第 1の筐体で隠された分割画面の前記アプリケーションプログラムの画像をスクローノレして、表示するステップとを、前記情報処理ユニットに実行させる

ことを特徴とするプログラム。

1 8 . 請求の範囲 1 7のプログラムにおいて、

前記各分割画面に表示するステツプは、前記ディスプレイの表示領域の画像を格納するビデオメモリを、前記複数のアプリケーションプロダラムの画像格納領域に分割して、各分割格納領域に対応するアプリケーションプログラムの画像を格納するステップを含み、

前記スクロールして表示するステップは、前記画面切換え指示に応じて、前記ビデオメモリの画面表示開始ァドレスを変更するステツプを含む

ことを特徴とするプログラム。

1 9 . 請求の範囲 1 7のプログラムにおいて、

前記各分割画面に表示するステップは、少なくとも前記ディスプレイの前記第 1の筐体で隠されていない画面領域に表示される画像に、スクロールバーを含んだ画像を表示するステップを有する

ことを特徴とするプログラム。

2 0 . 請求の範囲 1 7のプログラムにおいて、

前記画像切換えステップは、マウスにより前記スク口一ルバ一でのポィンタを操作するステップを含む

ことを特徴とするプログラム。

2 1 . 請求の範囲 1 7のプログラムにおいて、

前記各分割面面に表示するステップは、前記ディスプレイの表示領域を、前記第 1の筐体で隠、されていない領域を 1分割単位として、複数の画面に分割するス

Γ含む

とを特徴とする'

2 2 . 請求の範囲 1 7のプログラム 'において、

ことを特徴とする

2 3 . 請求の範囲 2 2のプログラムにおいて、

前記検出ステツプは、前記ヒンジに前記第 1の筐体が取り付けられたことを検出する第 1の検出手段と、前記ヒンジが前記第 2の筐体のディスプレイに回動したことを検出する第 2の検出手段との出力により、検出するステップを有することを特徴とする'

2 4 . 請求の範囲 1 7のプログラムにおいて、

特徵とするプログラム。