WO2003006212A1 - Mecanisme d'alimentation en agrafes - Google Patents

Description

明細書

シートステーブルの送り機構 技術分野

この発明は、 カート リ ッジに積層収納されたシー トステ 一プルを前方へ送り 出していく シー トステーブルの送り機 構に関する。 背景技術

従来から、 図 1 3および図 1 4に示すよ うに、 シー トス テープル S Tを積層収納したカー ト リ ッジ（図示'せず）の下 部に設けたシー トステープルの送り機構 9 0 0が知られて いる。

かかる送り機構 9 0 0は、 前後方向に延びたラチェッ ト プレー ト 9 0 1 と、 送爪 9 1 0 と、 パネガイ ド 9 2 0 と、 ラチェッ トプレー ト 9 0 1 を前方へ付勢する送りパネ 9 3 0等とから構成されている。 ラチェッ トプレー ト 9 0 1の 先端部には傾斜面 9 0 2が形成され、 この傾斜面 9 0 2に ドライバ 3 5 0 の凹部（図示せず）が当接するよ う になって いる。 ドライ ノ 3 5 0が上昇してその凹部がラチエツ トプ レー ト 9 0 1 の傾斜面 9 0 2に当接する と、 ドライ ノく 3 5 0の上昇と ともにラチエツ トプレー ト 9 0 1が送りパネ 9 3 0 の付勢力に抗して後方 （右方） へ移動していく よ う に なっている。 ラチェッ トプレート 9 0 1 の後方への移動の際に、 図 1 5に示すよ うに、 送爪 9 1 0は倒れ込んでいく。 この倒れ 込みは、 送爪 9 1 0がラチエツ トプレー ト 9 0 1 の孔 9 0 4を中心にして反時計方向へ回動することにより行われる。

ドライバ 3 5 0 の上昇によってステープル S の打ち込み が完了し、 ドライ ノ 3 5 0およびフォーミングプレー ト 3 5 1が初期位置へ下降すると、 送りパネ 9 3 0 の付勢力に よ りパネガイ ド 9 2 0が送爪 9 1 0を前方へ押していく。 このとき、 パネガイ ド 9 2 0の傾斜面 9 2 2によ り送爪 9 1 0は図 1 3に示すよ.うに起き上がる。 すなわち、 図 1 5 に示すよ う に、 送爪 9 1 0 とパネガイ ド 9 2 0 の傾斜面 9

2 2 との間には隙間が生じている状態から、 図 1 3に示す よ うにその隙間がなく なるよ うに送爪 9 1 0はパネガィ ド 9 2 0 の傾斜面 9 2 2に面接触する。 そして、 送りパネ 9

3 0の付勢力によ りパネガイ ド 9 2 0 と ともにラチエツ ト プレー ト 9 0 1 が前方へ移動していく と、 起き上がった送 爪 9 1 0 の爪部 9 1 1 はシー トステープル S Tのステープ ルとステーブルの間に入り込んでいく。 このため、 ラチェ ッ トプレー ト 9 0 1の移動と ともに送爪 9 1 1はシー トス テーブル S Tを前方へ送り 出していく。

ところで、 このようなシー トステープルの送り機構 9 0 0にあっては、 ラチェッ トプレー ト 9 0 1 と、 送爪 9 1 0 と、 ノ ネガイ ド 9 2 0 と、 送りパネ 9 3 0等とから構成さ れており、 その部品点数が多いという問題があった。 この発明の目的は、 部品点数を少なくするこ とのできる シ トステーブルの送り機構を提供することにある。 発明の開示

この発明は、 上記目的を達成するため、 請求項 1では、 積層されたシートステーブルを収納したカー ト リ ッジの下 部に設けられ且つステーブルを打ち出すドライバの上下動 によって前後方向へ往復移動する往復移動部材と、 この往 復移動部材に前後に所定角度回動可能に装着され且つ往復 移動部材が前進する際に起き上がる方向へ回動する送爪と 前記往復移動部材を前方へ付勢するスプリ ングとを備え、 前記送爪が起き上がるこ とによってシー トステープルを前 方へ送り 出すシートステーブルの送り機構であって、

前記送爪の回動中心位置よ り下側に前記スプリ ングの一 端を係止させると と もにこの送爪を介して往復移動部材を 前方へ付勢したことを特徴とする。 作用

この発明は、 請求項 1 では、 送爪の回動中心位置よ り下 側に前記スプリ ングの一端を係止させると ともにこの送爪 を介して往復移動部材を前方へ付勢したことにより、 送り パネの付勢力によって送爪は起き上がつていく ので、 送爪 を起き上がらせる部材は不要となり、 部品点数を少なくす ることができる。 図面の簡単な説明

図 1

この発明に係わる送り機構の構成を示した断面図である, 図 2

図 1 に示す送り機構を設けたステーブルガイ ドホルダを 示した斜視図である。

図 3

図 1.に示す送り機構を設けたステーブルガイ ドホルダを 示した断面図である。

図 4

ステープルガイ ドホルダに往復移動部材を载置した状態 を示した斜視図である。

図 5

ステープルガイ ドを示した断面図である。

図 6

送り機構の往復移動部材を示した平面図である。

図 7

図 6 に示す往復移動部材を示した断面図である。

図 8

往復移動部材を示した斜視図である。

図 9

送爪を示した斜視図である。

図 1 0 往復移動部材に送爪を装着した状態を示した説明図であ る。.，

図 1 1

送爪が起き上がつている状態を示した説明図である。

図 1 2

送爪が倒れた状態を示した説明図である。

図 1 3

従来の送り機構の構成を示した説明図である。

- 図 1 - 4 -

.従来の送り機構の構成を示した分解斜視図である。

図 1 5

送り機構のラチエツ トプレー トが後退したときの状態を 示した説明図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 この発明に係わるシー トステープルの送り機構の 実施の形態を図面に基づいて説明する。 ' 図 1 において、 1 0は積層されたシー トステープル（図示 せず）を収納したカー ト リ ッジ（図示せず）の下部に設けられ たシー トステーブルの送り機構である。 この送り機構 1 0 は、 ステープルガイ ドホルダ 1 1上に前後方向に移動可能 に設けられた往復移動部材 1 2 と、 この往復移動部材 1 2 に装着された送爪 2 0 と、 往復移動部材 1 2を前方へ付勢 する送りパネ （スプリ ング） 1 3 とから構成されている。 ステープルガイ ドホルダ 1 1 は、 図 2およぴ図 3に示す よ うに、 上面が開口すると ともに高さの低い筐体状に形成 され、 図示しないカー ト リ ッジの下部に取り付けられてい る。 ステープルガイ ドホルダ 1 1 の両側部には前後方向に 延びる一対のガイ ド壁 1 1 G， 1 1 Gが形成され、 図 4に示 すよ うに、 ガイ ド壁 1 1 G， 1 1 Gの上面 l l Ga, l l Ga に往復移動部材 1 2が前後に移動するよ うに载置されてい る。 また、 ステープルガイ ドホルダ 1 1 の上にはステープ ルガイ ド' 3 0 (図 1参照） が取り付けられている。

このステープルガイ ド 3 0は、 図 5に示すよ うに、 カー ト リ ッジに収納されたシー トステーブルを受ける平坦状の 受部 3 1 と、 この受部 3 1 の前部 3 1 Aの上方に設けられ たガイ ド壁 3 2 Gとを有し、 このガイ ド壁 3 2 Gと受部 3 1の前部 3 1 Aとによってシー トステープルを前方へ送る 搬送路 3 2が形成されている。 受部 3 1 の中央部には開口 3 3が形成され、 この開口 3 3 はステープルガイ ドホルダ 1 1 の開口 1 1 Aと対向している。 すなわち、 ガイ ド壁 1 1 0, 1 1 0と後壁 1 1 ?と前壁 1 1 Hとで形成される開口 1 1 Aと対向している。

このステープルガイ ド 3 0の受部 3 1 の前部と、 ステー プルガイ ドホルダ 1 1 のガイ ド壁 1 1 G， 1 1 Gの上面 1 1 G a, 1 1 G aとの間には所定の大きさの間隙 Kが形成されて いる。

往復移動部材 1 2は、 図 6ないし図 8に示すよ うに、 平 板状の基板部 1 5 を有しており、 この基板部 1 5の前側中 央部に長方形の開口 1 6が形成され、 この開口 1 6の両側 に前後に延びた開口 1 7， 1 7が形成されている。 この開口 1 7， 1 7の内側の側縁に下方 （図 5において） へ突出した —対の支持片 （支持板部） 1 8， 1 8が折曲形成され、 この 支持片 1 8 , 1 8は後方へ延びた支持部 1 8 A, 1 8 Aを有 しており、 この支持部 1 8 A， 1 8 Aの上部には凹部 1 9 , 1 9が形成され、 この凹部 1 9 , 1 9は円形の曲面となって いる。 また、 基板部 1 5の先端部の両側には上方へ突出し た一対の突出壁部 1 5 T， 1 5 Τが形成され'ている。

往復移動部材 1 2は、 図示しない ドライバの上下方向の 往復移動に連動する図示しないリ ンク機構によって前後方 向に往復移動するよ う になっている。

送爪 2 0は、 図 9に示すよ うに、 先端が鋭角に尖った爪 部 2 1 を有する長方形の爪板 2 2 と、 この爪板 2 2の後端 に側方へ突出した一対の係止部 2 3， 2 3 と、 この係止部 2 3， 2 3の後部に後方へ突出した突出部 2 4 , 2 4 とを有し ている。 そして、 突出部 2 4 , 2 4で形成される凹部 2 5が パネ受部となっている。

送爪 2 0の係止部 2 3， 2 3 は、 図 6およぴ図 1 0 に示す よ うに、 往復移動部材 1 2の支持部 1 8 Α， 1 8 Αの凹部 1 9 , 1 9に係合され、 この凹部 1 9， 1 9内で回動可能とな つている。 また、 送爪 2 0の爪板 2 2の先端側が往復移動 部材 1 2の開口 1 6内を貫通して上方へ突出している。 そして、 往復移動部材 1 2の基板部 1 5 の前部 1 5 Aが ガイ ド壁 1 1 G， 1 1 Gの上面 1 l G a， l I G aとステープ ルガイ ド 3 0の受部 3 1 との間の間隙 Kに挿入され （図 1 参照） 、 図 6に示すよ うに、 送爪 2 0 の凹部 2 5に送りノ ネ 1 3の一端が係止されている。 この送りパネ 1 3 はステ 一プルガイ ドホルダ 1 1 内に設けられているものであり、 その送りパネ 1 3の他端はステープルガイ ドホルダ 1 1 の 後壁 1 1 Fに係止されている。

送爪 2 0の凹部 2 5が図 1 0に示すよ うに係止部 2 3 の 下側位置となっていることによ り、 送りパネ 1 3の付勢力 によって、 送爪 2 0 の係止部 2 3が往復移動部材 1 2の凹 部 1 9に当接する点 Pを支点にして送爪 2 0は時計回り に 付勢されることになる。 この時計回り の付勢により、 送爪 2 0の爪板 2 2 の上面 2 2 aが開口 1 6の後縁 1 6 aに当接 する位置まで起き上がることになる。

そして、 送爪 2 0が図 1 0に示す位置まで起き上がると、 送爪 2 0 の回動が停止される。 すなわち、 図 1 0に示す位 置に送爪 2 0は固定された状態となり、 この結果、 送りノ ネ 1 3の付勢力によつて送爪 2 0 と ともに往復移動部材 1 2は前方へ移動していく。

また、 送爪 2 0は、 起き上がるど図 1およぴ図 1 1に示 すよ うにステーブルガイ ド 3 0の開口 3 3を貫通して、 送 爪 2 0 の爪部 2 1が搬送路 3 2 の高さ位置まで達するよ う になっている。 [動 作]

次に、 上記のよ うに構成される送り機構 1 0の動作につ いて説明する。

図示しないカー ト リ ッジに積層収納されたシートステー プル（図示せず）がステープルガイ ド 3 0の受部 3 1 に载置 される と、 図 1 1 の鎖線で示すように、 その重みにより送 爪 2 0は送りパネ 1 3 の付勢力に抗して反時計回り に回動 して左方へ倒れ込む。 この倒れ込みによ り、 送爪 2 0の爪 部 2 1 がステープルガィ ド 3' 0の開口 3 3内に引き込む状 態となる。

そして、 図示しない ドライバの下降により、 図示しない リ ンク機構によって図 1 2に示すよ うに、 送爪 2 0が左方 へ倒れた状態で往復移動部材 1 2は後方へ移動していく。

ドライバによるステーブルの打ち込みが完了して、 ドラ ィパが初期位置へ戻ると、 送爪 2 0の凹部 2 5が図 1 0に 示すよ う に係止部 2 3の下側位置となっていることによ り、 送りパネ 1 3 の付勢力によって、 送爪 2 0は支点 Pを中心 にして時計回り に回動していく。 送爪 2 0の爪板 2 2の上 面 2 2 aが開口 1 6 の後縁 （ス トツパー部） 1 6 aに当接す るまで送爪 2 0は回動して起き上がった状態となる。 そし て、 送爪 2 0は図 1 0およぴ図 1 1 に示す位置に固定され た状態となる。

さ らに、 送りパネ 1 3によって送爪 2 0の凹部 2 5が前 方へ付勢されると、 送爪 2 0が固定された状態にあること によ り、 往復移動部材 1 2は送爪 2 0 と ともに前方へ移動 していく。 この移動の際に、 起き上がった送爪 2 0の爪部 2 1 は、 図 1 1 に示すよ うに、 ステーブルガイ ド 3 0の開 口 3 3から上方へ突出して、 図示しないシー トステープル のステープルとステープルとの間に爪部 2 1 の先端部が入 り込んでいく。

このため、 往復移動部材 1 2の移動と ともに送爪 2 0は シートステープルを前方へ送り 出していく。

上述のよ うに、 送爪 2 0の HA部 ·2 5が係止部 2 3の下側 位置となっていることにより、 往復移動部材 1 2 を前方へ 移動させる送りパネ 1 3の付勢力によって送爪 2 0は起き 上がっていく ので、 送爪 2 0を起き上がらせる部材は不要 となる。 すなわち、 送り機構 1 0は往復移動部材 1 2 と送 爪 2 0 と送りパネ 1 3の 3つの部品でよいことになり、 部 品点数を少なくすることができる。 発明の効果

以上説明したよ うに、 この発明によれば、 積層されたシ 一トステーブルを収納したカー ト リ ッジの下部に設けられ 且つステープルを打ち出すドライバの上下動によって前後 方向へ往復移動する往復移動部材と、 この往復移動部材に 前後に所定角度回動可能に装着され且つ往復移動部材が前 進する際に起き上がる方向へ回動する送爪と、 前記往復移 動部材を前方へ付勢するスプリ ングとを備え、 前記送爪が 起き上がることによってシー トステーブルを前方へ送り 出 す、ンー トステーブルの送り機構であって、 前記送爪の回動 中心位置よ り下側に前記スプリ ングの一端を係止させると ともにこの送爪を介して往復移動部材を前方へ付勢したも のであるから、 送りパネの付勢力によって送爪は起き上が つていく ので、 送爪を起き上がらせる部材は不要となり、 部品点数を少なくすることができる。

Claims

請求の範囲

1 . ., 積層されたシー トステープルを収納したカート リ ツ ジの下部に設けられ且つステープルを打ち出すドライバの 上下動によって前後方向へ往復移動する往復移動部材と、 この往復移動部材に前後に所定角度回動可能に装着され且 つ往復移動部材が前進する際に起き上がる方向へ回動する 送爪と、 前記往復移動部材を前方へ付勢するスプリ ングと を備え、 前記送爪が起き上がることによってシー トステー プルを前方へ送り 出すシー トステ一プルの送り機構であつ て、

前記送爪の回動中心位置より 下側に前記スプリ ングの一 端を係止させると ともにこの送爪を介して往復移動部材を 前方へ付勢したことを特徴とするシー トステーブルの送り 機構。

2 . 前記往復移動部材は、 支持板部を有し、 前記支持板 部は上部に曲面状の凹部を有し、

前記送爪は、 前記凹部に係合す 突起部を有し、 この送爪の前記回動は、 その突起部回り に行われること を特徴とする請求項 1 に Ϊ己载のシー トステーブルの送り機 構。

3 . 前記往復移動部材は、 前記カー ト リ ッジの下部に取 り付けられたステープルガイ ドホルダに前後方向に移動可 能に保持され、

前記送爪が所定角度回動して送爪が起き上がった際に、 その送爪の回動を停止させるス トッパ部が前記ステープル ガイ ドホルダに設けられていることを特徴とする請求項 1 または請求項 2に記載のシー トステーブルの送り機構。