明 細 書
洗浄用シート及びその製造方法 技術分野
本発明は、 泡立ちが良好で、 泡の緻密性や安定性に優れ、 洗浄力にも優れ、 使 用後の肌の突っ張り感ゃ刺激性がなく、 肌のしっとり感ゃ肌のつるつる感等に優 れ、 肌のくすみを低減させ、 肌のつやや弾力性を高め、 携帯性や品質の安定性に 優れた洗浄用シート及びその製造方法に関する。 背景技術
最近、 シートに化粧料や洗浄料等を含浸させた 1回で使いきるタイプのシ一ト 状化粧料の開発が盛んである。
例えば、 水溶性樹脂を用いた角栓の汚れを取るシート状パック料が、 数多く商 品化されている。 このような製品は、 使用時に適量の水をつけて樹脂を溶かし、 肌に貼付した状態で、 一定時間乾燥させた後、 剥がすことにより、 角栓の汚れを シ一トに付着させ、 目で直接確認できることからその効果がはつきりとしている ため、 非常に人気がある。 また、 保湿化粧料ゃァニオン系界面活性剤を含浸させ たゥエツトタイプのシート状化粧料や、 水溶性高分子を用いゲル化させたシート 状製品等が上市されている。
特に、 メイク落しシ一トのようなウエットタイプの洗浄用シ一トは、 1回の使 いきりという点で使い易く、 手軽にメイクを落とすことができることから簡便さ が使用者に受け入れられ愛用者が増加している。
しかしながら、 上記洗浄用シートは、 通常の洗浄剤と比べて、 初期の泡立ち、 泡の緻密性、 泡の安定性や十分な洗浄力が得られなかったり、 使用後に肌がベた ついたり、乾燥する等の問題があった。 また、 ウエットタイプの洗浄用シートは、 水分等の揮散を防ぎ品質を保持するためにはシートを気密性に優れた容器に常時 保管しなければならず、 必ずしも携帯性や品質の保持性に優れたものとは言えな
かった。
したがって、 本発明の目的は、 泡立ちが良好で、 泡の緻密性や安定性に優れ、 洗浄力にも優れ、 使用後の肌の突っ張り感ゃ刺激性がなく、 肌のしっとり感ゃ肌 のつるつる感等に優れ、 肌のくすみを低減させ、 肌のつやや弾力性を高め、 携帯 性や品質の安定性に優れた、 洗浄用シ一トを提供することにある。 発明の開示
本発明者等は、 このような状況に鑑み鋭意研究を重ねた結果、 (a ) 両性界面 活性剤、 炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミドプロピルアミンォキシドからなる群 から選ばれる 1種以上の界面活性剤を 3 0〜7 0質量%を含み、 且つ全界面活性 剤の量として 4 0質量%以上、 (b ) ポリオキシエチレングリセリルェ一テルを 含有する洗浄料を、 シート基材に、 乾燥した状態で塗布又は含浸されていること を特徴とする洗浄用シートが、使用時に水またはお湯を加え泡立てて使用すると、 泡立ちが良好で、 泡の緻密性や安定性に優れ、 洗浄力にも優れ、 使用後の肌の突 つ張り感ゃ刺激性がなく、 肌のしっとり感ゃ肌のつるつる感等に優れ、 肌のくす みを低減させ、 肌のつやや弾力性を高め、 また簡便性に優れ、 水があればどこで でも、 使用できることを見出し、 本発明を完成するに至った。
すなわち、 本発明の第 1の発明は、 (a ) 両性界面活性剤、 炭素数 8〜2 2の 高級脂肪酸アミドプロピルアミンォキシドからなる群から選ばれる 1種以上の界 面活性剤を 3 0〜7 0質量%含み、 且つ総界面活性剤量として 4 0質量%以上、
( b ) ポリオキシアルキレングリセリルェ一テル (アルキレンの炭素数は 2及び 又は 3 ) 1〜1 5質量%を含有する洗浄料が、 不織布、和紙、 フィルム、 発泡 体シートおよび編織布から選ばれる 1種以上のシート基材に、 乾燥した状態で塗 布又は含浸されていることを特徴とする、 使用時に水またはお湯を加え泡立てて 使用することを特徴とする洗浄用シートである。
本発明の第 2の発明は、 さらに、 洗浄料中に ( b ) 多価アルコールを 5〜5 0 質量%含有することを特徴とする、 請求項 1記載の洗浄用シ一トである。
本発明の第 3の発明は、 さらに、 洗浄料中に (d ) 力ロット、 ァセロラ、 桃の 葉、 アロエ、 ムクロジ、 マロニエ、 レモン、 カンゾゥ、 ォリーブ、 茶、 ュズから
なる群から選ばれる植物の抽出物、 圧搾油、 蒸留油の少なくとも 1種以上、 及び Z又はロイヤルゼリー、 シルク分解物、 コラーゲン分解物、 ヒアルロン酸及びそ の塩、 エラスチン分解物、 ケラチン分解物からなる群から選ばれた動物由来物質 を少なくとも 1種以上を含有することを特徴とする、 請求項 1または 2に記載の 洗浄用シートである。
本発明の第 4の発明は、 さらに、 洗浄料中に (e ) ブルーン、 才レンジ、 ロー ズヒップ、 ハトムギ、 発芽ハトムギ、 ベニバナ、 ホップ、 小麦ハイガ、 コメハイ ガ、 月見草、 ツバキ、 ラズベリー、 ブルーベリ一、 ワイルドベリー、 キイチゴ、 高麗ニンジン、 桃の果実、 ペパーミント、 サポンソゥ、 セージ、 キクラゲ、 海藻、 黒砂糖からなる群から選ばれる植物の抽出物、 圧搾油、 蒸留油の少なくとも 1種 以上、 ( f ) 酢酸一 d 1― α—トコフエロール、 ニコチン酸一 d 1一 α—トコフ エロール、 d 1 - CK—トコフェロール、 d 1― σ—トコフエロール、 レチノ一ル、 酢酸レチノ一ル、 パルミチン酸レチノ一ル、 ビタミン Α油、 ;3—カロチン、 ァス コルビン酸、 ァスコルビン酸ナトリウム、 ァスコルビン酸配糖体、 Lーァスコル ビン酸ステアリン酸エステル、 Lーァスコルビン酸硫酸エステルニナトリウム、 ジパルミチン酸ァスコルビル、 パルミチン酸ァスコルビル、 シァノコバラミン、 ェルゴカルシフエ口一ル、 コレカルシフエロール、 ピオチン、 チアミン塩酸塩、 チアミン硝酸塩、 リボフラビン、 リボフラビン酪酸エステル、 ジカプリル酸ピリ ドキシン、 ジパルミチン酸ピリドキシン、 ジラウリン酸ピリドキシン、 ォロット 酸、 メナジオンからなる群から選ばれる化合物の少なくとも 1種以上を含有する ことを特徴とする請求項 1または 2に記載の洗浄用シートである。
本発明の第 5の発明は、 洗浄料が、 シート基材の表面積に対して 2〜5 0 m2含浸され、 かつ乾燥減量が 2〜1 0質量%の乾燥状態にあることを特徴とす る請求項 1〜 4のいずれか 1項に記載の洗浄用シ一トである。
本発明の第 6の発明は、 シート基材の表面に細孔が形成され、 各細孔の大きさ が 0 . 1〜 9 mm2であり、 かつ該シート基材の質量が 2 0〜 1 2 0 g /m2であ ることを特徴とする請求項 1〜 5のいずれか 1項に記載の洗浄用シートである。 本発明の第 7の発明は、 さらに、 洗浄料中に、 (g ) 7 0〜1 2 5 °〇で3 0〜 2 5 0秒の乾燥条件下でも保香性を有する香料を含有することを特徴とする請求
項 1〜 6のいずれか 1項に記載の洗浄用シ ^トである。
本発明の第 8の発明は、 使用時に洗浄用シートに加える水又はお湯の質量が、 洗浄用シートの最終質量の 2〜 2 0倍であり、 かつ泡立ててから使用することを 特徴とする請求項 1〜 7のいずれか 1項に記載の洗浄用シ一トの使用方法である。 本発明の第 9の発明は、 請求項 1〜 8のいずれか 1項に記載の洗浄用シートの 製造方法であって、 洗浄料と水及び Z又はエチルアルコールを含有する洗浄料液 を、 シート基材に、 塗布又は含浸した後、 乾燥して水及びノ又はェチルアルコー ルを除去することを特徴とする洗浄用シートの製造方法である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の構成の詳細について説明する。
本発明において (a ) 成分として使用される両性界面活性剤、 炭素数 8〜2 2 の高級脂肪酸アミドプロピルァミンォキシドとしては、 界面活性作用のあるもの ならいずれのものでも良い。 両性界面活性剤、 炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミ ドプロピルアミンォキシドは、 泡立ちや洗浄性、 突っ張り感がない使用感、 洗浄 料のシート基材への密着性や、 界面活性剤の溶媒として用いるエタノール等の揮 発性アルコール溶媒にも溶解し易く乾燥中での界面活性剤の結晶粉末が析出しな い等の点から、 本発明では両性界面活性剤、 炭素数 8〜2 2の高級脂肪酸アミド プロピルアミンォキシドが選択される。
両性界面活性剤としては、 通常の両性界面活性剤であり、 例えば、 カルボキシ ベタイン型、 アミドべタイン型、 スルホベタイン型、 ヒドロキシスルホべタイン 型、 アミドスルホベタイン型、 ホスホべ夕イン型、 ァミノカルボン酸塩型、 イミ ダゾリン誘導体型、 アミドアミン型等の両性界面活性剤が挙げられる。
また、 炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミドプロピルアミンォキシドとしては、 ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンォキシド、 ミリスチン酸アミドプロピ ルジメチルアミンォキシド、 パルミチン酸アミドプロピルジメチルァミンォキシ ド、 ォレイン酸アミドプロピルジメチルアミンォキシド、 ステアリン酸アミドプ 口ピルジメチルアミンォキシド、 イソステアリン酸アミドプロピルジメチルアミ ンォキシド等が挙げられる。 特に、 両性界面活性剤としては、 炭素数 1 1〜1 7
の n—アルキル基を有する 2—アルキル一 N—力ルポキシメチル— N—ヒドロキ シェチルイミダゾリニゥムベタインが好ましい。
また、 特に両性界面活性剤と炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミドプロピルアミ ンォキシドを併用することが特に好ましい。
両性界面活性剤及び Z又は炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸ァミドプロピルァミン ォキシドの量としては、 起泡性、 洗浄性の点から、 乾燥状態の洗浄料中への含有 量としては、 3 0〜7 0質量%でぁる。 3 0質量%未満では、 起泡性、 洗浄性、 洗顔後のしっとり感が不満足であ 0、 また 7 0質量%を超えるとべたつき感がで てくる場合がある。
本発明では本発明の効果を損なわない範囲で、 例えば適当なァニオン性界面活 性剤、 ノニオン性界面活性剤の 1種、 2種以上を好適な量で、 例えば両性界面活 性剤等に比べて少量にて用いることもできる。 これら界面活性剤としては、 脂肪 酸石鹼、 L—ァシルスルホン酸塩、 アルキルスルホン酸塩、 アルキルァリルスル ホン酸塩、 アルキルナフタレンスルホン酸塩、 アルキル硫酸塩、 アルキルエーテ ル硫酸塩、 アルキルアミド硫酸塩、 アルキルリン酸塩、 アルキルアミドリン酸塩、 アルキロィルアルキルタウリン塩、 N—ァシルアミノ酸塩、 スルホコハク酸塩、 パーフルォロアルキルリン酸エステル等のァニオン性界面活性剤、 ラウリン酸ァ ルカノールアミド、 P O Eソルビタン脂肪酸エステル、 P O Eグリセリン脂肪酸 エステル、 P O E脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性剤、 またサポニン、 糖 系界面活性剤等の天然系界面活性剤を用いることもできる。 本発明では、 前記両 性界面活性剤、 炭素数 8〜2 2の高級脂肪酸アミドプロピルアミンォキシドと他 の上記界面活性剤の配合量の総量としては、 起泡性、 洗浄性の点から、 乾燥状態 の洗净料中への含有量としては、 4 0質量%以上で、その中でも 4 0〜8 0質量% が好ましい。 - 本発明で( b )成分として用いるポリォキシアルキレンダリセリルエーテル(ァ ルキレンの炭素数は 2及び Z又は 3 ) とは、 グリセリンに酸化エチレン及び Z又 は酸化プロピレンが付加した化合物であり、 その総付加モル数として 5〜 5 0が 好ましレ^特に好ましくは酸化エチレンの総付加モル数が 5〜 5 0のものである。 ポリオキシアルキレングリセリルエーテルとしては、 ホリオキシェチレン (2 6
モル E . O . 付加) グリセリルエーテル、 ポリオキシエチレン ( 2 4 E . O . 付 カロ) ポリオキシプロピレン (2 4モル?. O. 付加) グリセリルエーテル、 ポリ ォキシプロピレン ( 1 0又は 2 7モリレ P . O . 付加) グリセリルェテル等が挙げ られ、 好ましくはホリォキシェチレン ( 2 6モル E . 0. 付加) グリセリルエー テル等のグリセリンに酸化エチレン (E . O. ) が付加したものがある。 本発明 ではこれらの化合物を 1種、 または 2種以上配合することによって、 特に使用後 の肌のつるつる感が得られ、 また使用時に水と混合した時の発熱効果によって、 洗浄性の向上と快適感が得られる。 ポリオキシアルキレングリセリルエーテルの 乾燥状態の洗浄料中への含有量としては、 1〜1 5質量%でぁり、 この範囲であ れば肌のつるつる感などが得られる。
また、 本発明では、 両性界面活性剤、 炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミドプロ ピルアミンォキシドの泡の緻密性と泡の経日安定性を改良し、 界面活性剤のシ一 ト基材へ付着性を高め、 且つ洗浄用シートを使用した後に、 肌にしっとり感を付 与するために、 (c ) 成分として多価アルコールを配合することが好ましい。 多 価アルコールとしては、 エチレングリコール、 プロピレングリコール、 1, 3一 ブチレングリコール、 ジプロピレングリコ一ル、 グリセリン、 ポリグリセリン、 ポリエチレングリコ一ル、 ポリプロピレングリコール、 グルコース、 マル 1 ^一ス、 マルチトール、 蔗糖、 フラクトース、 ソルビトール、 澱粉分解糖等が挙げられ、 好ましくは水と混合した時に発熱効果も得られるエチレングリコール、 プロピレ ングリコール、 1, 3—ブチレングリコール、 ジプロピレングリコール、 グリセ リン、 ポリグリセリン、 ポリエチレングリコール、 ポリプロピレングリコールで ある。 これら多価アルコールは、 1種または 2種以上を、 乾燥状態の洗浄料中へ の含有量としては、 好ましくは 5〜5 0質量%配合される。 5質量%未満では、 泡の緻密性や泡の安定性が劣る場合があり、 5 0質量%を超えるとべたつき感が でてくる場合がある。
両性界面活性剤、 炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミドプロピルアミンォキシド から選ばれる 1種以上の界面活性剤を含む界面活性剤とポリォキシアルキレング リセリルェ一テルを含む洗浄料の乾燥後のシ一ト基材への塗布または含浸量とし ては、 シートの面積に対しては、 2〜5 0 g /m2が好ましく、 特に好ましくは
7〜3 0 g /m2である。 また、 洗浄シートの水、 エチルアルコール等の揮発性 溶媒の残存量 (以下、 乾燥減量という) が組成物重量に対して 2〜3 0質量%の 範囲になるように乾燥することが好ましい。 この範囲の乾燥状態であると製品が ベとつくこともなく、 洗浄料に配合される香料の気散も少ない。
また、 本発明では、 洗浄用シートの使用後に肌のつっぱり感がなく、 肌をしつ とりさせる等のためには、 ( d ) 成分として、 力ロット (ニンジン) 、 ァセロラ、 桃の葉、 アロエ、 ムクロジ、 マロニエ、 レモン、 カンゾゥ、 オリ一ブ、 茶、 ュズ、 からなる群から選ばれる植物の抽出物、 圧搾油、 蒸留油の少なくとも 1種以上、 及び Z又はロイヤルゼリー、 シルク分解物、 コラーゲン分解物、 ヒアルロン酸及 びその塩、 エラスチン分解物、 ケラチン分解物からなる群から選ばれた動物由来 物質を少なくとも 1種以上を洗浄料中に配合することによって、 使用後のしっと り感がさらに得られるので配合することが好ましい。 上記の植物の抽出物等は、 例えば植物の葉、 花、 果実、 茎、 根茎、 全草等の各原料そのものをェチルアルコ ール、 1, 3—ブチレングリコ一ル、 プロピレングリコール、 グリセリン、 酢酸 ェチル、 アセトン、 スクヮラン等の有機溶媒、 水、 それらの混液で抽出した液、 抽出液の乾燥末であり有機溶媒、 それらの混合液で抽出した抽出液、 抽出液の乾 燥末またはデキストリンなどの賦型剤を用いたものである。 または、 動物原料の 分解生成物である。 シルク分解物としてはシルクプロテインエキス、 シルク抽出 物、 シルクアミノ酸、 シルクパウダー等として市販されているものであり、 コラ 一ゲン分解物としてはコラ一ゲンアミノ酸等として市販されているものであり、 エラスチン分解物としてはエラスチンアミノ酸等として市販されているものであ り、 またケラチン分解物としてはケラチンアミノ酸等として市販されているもの である。 これら (d ) 成分の総配合量としては、 乾燥した洗浄料中に乾燥残分換 算で、 好ましくは 0 . 0 0 0 1〜1 0 . 0質量%である。
また、特に肌のくすみを低減させ、肌のつやや弾力性等を高めるためには、 (e ) プル一ン、 オレンジ、 ローズヒップ、 八トムギ、 発芽ハ卜ムギ、 ベニバナ、 ホッ プ、 小麦ハイガ、 コメハイガ、 月見草、 ツバキ、 ラズベリー、 ブルーベリ一、 ヮ ィルドべリー、 キイチゴ、 高麗ニンジン、 桃の果実、 ペパーミント、 サポンソゥ、 セージ、 キクラゲ、 海藻、 黒砂糖からなる群から選ばれる植物の抽出物、 圧搾油、
蒸留油の少なくとも 1種以上、 ( f ) 酢酸一 d 1— α—トコフエロール、 ニコチ ン酸ー d 1— a;—トコフエロール、 d 1— α—トコフエロール、 d l— σ—トコ フエロール、 レチノール、 酢酸レチノ一ル、 パルミチン酸レチノ一ル、 ビタミン Α油、 )3—カロチン、 ァスコルビン酸、 ァスコルビン酸ナトリウム、 ァスコルビ ン酸配糖体、 L—ァスコルビン酸ステアリン酸エステル、 L —ァスコルビン酸硫 酸エステルニナトリウム、 ジパルミチン酸ァスコルビル、 パルミチン酸ァスコル ビル、 シァノコバラミン、 エルゴカルシフエロール、 コレカルシフエロール、 ビ ォチン、 チアミン塩酸塩、 チアミン硝酸塩、 リボフラビン、 リボフラビン酪酸ェ ステル、 ジカプリル酸ピリドキシン、 ジパルミチン酸ピリドキシン、 ジラウリン 酸ピリドキシン、 ォロット酸、 メナジオンからなる群から選ばれる化合物の少な くとも 1種以上を配合することが好ましい。 また、 オレンジ、 ローズヒップ、 八 トムギ、 ベニバナ、 ホップ、 小麦ハイガ、 コメハイガ、 月見草、 ツバキ等につい ては必要により圧搾油や蒸留した油、 精製したものを用いてもよい。 特に、 効果 を高めるためには、 (e ) 成分を 2種以上、 (f ) 成分を 3種以上を組み合わせ るとよい。
これら (e ) 成分と (f ) 成分の各々配合量としては、 乾燥した洗浄料中に乾 燥残分換算で、 好ましくは 0 . 0 0 0 1〜1 0 . 0質量%である。
本発明において洗浄料を塗布含浸させるために使用されるシート基材としては、 綿、 麻、 羊毛等の天然繊維、 レーヨン、 アセテート等のセルロース系繊維、 ポリ エチレン、 ポリプロピレン、 ポリウレタン、 ポリアクリル、 ポリエステル、 ポリ 塩化ビニリデン、 ポリ塩化ビニル、 ナイロン等の合成繊維等の繊維からなる不織 布、和紙、 フィルム、 発泡体シートおよび編織布が挙げられ、 これらの単体物あ るいは複数以上の混合物であってもよい。
また必要に応じて、 例えば不織布、 フィルム、 発泡体シート、 和紙、 編織布、 コットンの単層及びこれらの積層物で透水性であって水不溶解性あるいは水解性 を有するものであれば、 公知のどのようなものでも用いることができる。 そして これら単層または積層物はさらに植毛により繊維で覆つたり、 凹凸のエンボス加 ェしたもの等の二次加工より、 表面特徴を変えたものを使用することができる。 特に、 多孔性不織布、 和紙、 編織布の細孔を有するシート基材、 またはポリェチ
レン、 ポリプロピレン、 ポリウレタン、 ポリアクリル、 ポリエステル、 ポリ塩化 ビニリデン、 ポリ塩化ビニル、 ナイロン、 ポリオレフイン等からなる多孔性フィ ルムゃ連続気孔を有する種々の材質 (ポリウレタン、 セル口一ス等) の発泡体シ ートの細孔を有するシート基材が好ましい。 上記シート基材の中でも、 特に多孔 性不織布、 多孔性編織布が使用勝手の点から好ましい。
上記の多孔性不織布、和紙、 多孔性フィルム、連続気孔を有する発泡体シート、 または編織布の細孔を有するシート基材面に形成された各細孔の大きさは、 洗浄 料と水が自由に通過し、 手で揉んだ時に起泡性を助ける程度の大きさであり、 好 ましくは 0 . l〜9 mm2の範囲の水を透過する程度の孔の大きさであり、 さら に好ましくは 0 . 2〜 5 mm2である。 シ一ト基材の質量は 2 0〜 1 2 0 g /m2 であることが好ましい。 この様な素材を使うことによって、 特に使用時の泡立ち がよく、 また洗浄用シートを広げやすく、 手での把持性に優れ、 使用後の肌の感 触にも優れるので好ましい。 水不溶性のものなら 5 0〜1 0 0 g /m2、 水解性 のものなら 6 0〜 8 0 g Zm2のものが使用感ゃコストの点から特に好ましい。 本発明の洗浄用シートには、 必要に応じ通常化粧料に使用されるその他の成分 を適宜組み合わせて使用することが出来る。 例えば、 一般に賦形剤として使用さ れている、 結晶セルロース、 炭酸マグネシウム、 第 2リン酸カルシウム、 第 3リ ン酸カルシウム、 リン酸一水素カルシウム、 リン酸マグネシウム、 メタリン酸ナ トリウム、 水酸化アルミニウム、 水酸化マグネシウム、 ピロリン酸カルシウム、 ピロリン酸ナトリウム、 クェン酸ナトリウム、 クェン酸カルシウム、 クェン酸、 シスゥンベル酸、 コウジ酸、 へキサメタリン酸ナトリウム、 炭酸ナトリウム、 乳 酸カルシウム、 乳酸カルシウム、 硫酸亜鉛、 ベンガラ、 硫酸カルシウム、 酸化チ タン、 ケイソゥ土、 ケィ酸アルミニウムマグネシウム、 ゲイ酸アルミニウム、 力 ォリン、 亜鉛華;防腐剤、 色素;本発明の必須成分以外の植物動物由来物質、 ビ 夕ミン C及びその誘導体、 グリチルリチン及びその誘導体、ァーァミノ酪酸等の 薬剤;無水ケィ酸、 含水ケィ酸、 石膏、 焼き石膏、 炭酸マグネシウム、 硫酸マグ ネシゥム、 塩化マグネシウム、 ゼォライト、 ハイド口タルサイト、 合成珪酸アル ミニゥム等の発熱剤; トウガラシチンキ、 トウガラシエキス、 ショウキヨウチン キ、 ショウキヨウエキス、 カブサイシン、 イソバニリン誘導体、 ニコチン酸類、
バニリルアルコールアルキルエーテル等の温感剤;増粘剤、 保湿剤等の化粧品原 料基準、 化粧品種別配合基準、 食品添加物公定書、 日本薬局方及び化粧品原料と し使用前例があるものなら必要に応じて適宜配合してよい。
本発明の洗浄用シ一トでは、 好ましくは 7 0〜 1 2 5 °Cで 3 0〜 2 5 0秒の乾 燥条件下でも保香性を有する香料を洗浄剤中に配合して、 シート基材に塗布含浸 させることによって、 使用時に心地よさと精神的効果が得られるのでシート基材 に香料を塗布含浸させることが好ましい。 香料の種類としては、 乾燥などでの気 散が少なく耐熱性の優れた固形石鹼用香料等が選ばれる。 7 0〜 1 2 5 °Cで 3 0 〜2 5 0秒の乾燥条件に耐え、 保留性、 残香性に優れる香料としては、 下記ゥッ ディアンバー、 サンダルノート、 ムスク、 フローラルの各種香料を含むものであ る。 これら香料は 1種または 2種以上を適宜選択し香料として洗浄剤中に配合す る。 また、 洗浄剤中に香料を配合した洗浄剤をシート基材に塗布含浸させる方法 だけでなく、 洗浄剤と香料を別々にシ一ト基材に塗布含浸させることもできる。
(ゥッディアンバー)
1 - ( 2— t一プチルシクロへキシルォキシ) 一 2—ブタノ一ル (アンバーコ ァ) 、 3 , 6 , 6 , 9 α—テトラメチルドデカハイドロナフト 〔2, 1一 b〕 フラン (アンブロキサン) 、 7—ァセチルー 1, 2, 3, 4, 5 , 6, 7, 8—ォクタ ヒドロ— 1, 1 , 6 , 7—テトラメチルナフ夕レン (イソ ·ィー ·スーパ一) 、 7— シクロへキサデセノリド (アンブレトリッド) 、 セドリルメチルエーテル (セド ラアンバー.) 、 セドリルメチルケトン (ベルトフィックス) 、 2一 ( 2 , 4—ジ メチルシクロへキシ— 3—ェン— 1—ィル) 一 5—メチル— 5— ( 1—メチルプ 口ピル) 一 1, 3—ジォキサン(力ラナ一ル)等である。 これらの香料中の配合量 は好ましくは 2 0〜5 0質量%である。
(サンダルノート)
サンダルゥッドオイル、 a一サンタロール、 β一サン夕ロール、 3—メチルー 5一 ( 2 , 2 , 3—トリメチル— 3—シクロペンテン一 1 _ィル) 一ペンタン一 2 一オール(サンダロア)、 2—ェチルー ( 2, 2 , 3—トリメチル— 3—シクロペン テン—トイル) _ 2—ブテン— 1一オール(パクダノール)、 3, 3ジメチルー 5 一 ( 2 , 2 , 3 -トリメチルー 3—シクロペンテン一 1一"^ fル) 一 4一ペンテン一
2—オール (ポリサン ] ^一ル) 、 2—メチルー 4一 (2, 2, 3—トリメチルー 3—シクロペンテン一 1 _ィル) 一 2—ブテン— 1一オール (サンダルマイソ一 ルコア)等である。 これらの香料中の配合量は好ましくは 1〜 20質量%である。
(ムスクノー卜)
3—メチルシクロペン夕デカノン (ムスコン) 、 9ーシクロペン夕デセン一 1 一オン (シべトン) 、 シクロペン夕デカノン、 シクロペンタデカノリド、 5—シ クロへキサデセン一 1一オン (TMI I) 、 エチレンブラシレート (ムスク T) 、 エチレンドデカンジォエート (C 14ムスク) 、 5—ターシャリーブチルー 1 , 2, 3トリメチル _ 4, 6—ジニトロベンゼン (ムスクチべチン) 、 6—ァセチル 1, 1, 2, 3, 3, 5へキサメチルインダン (ファントリツド) 、 4—ァセチルジ メチルー 6 - t—ブチル 1 1ジメチルインダン (セレストリッド) 、 6ァセチル - 1, 1, 2, 4, 4, 7一へキサメチルテトラリン (トナリッド) 、 へキサメチル へキサヒドロ,シクロペンタベンゾピラン 4, 6, 6, 7, 8, 8 (ガラクソリッド) 等である。 これらの香料中の配合量は好ましくは 5〜 30質量%である。
(フ口一ラルノート)
口一ズオイル、 ローズアブソリュート、 ゼラニユウムオイル、 4— (4ーヒド 口キシ— 4一メチル一ペンチルー 3—シクロへキセン一 1—カルポキシアルデヒ ド(リラール)等である。これらの香料中の配合量は好ましくは 20〜60質量% である。
上記香料の乾燥した洗浄料中への配合量としては、好ましくは 0. 001〜0. 8質量%である。
また、 本発明では、 界面活性剤、 植物抽出物、 香料が製品の乾燥工程や製品の 保存中に変質、 変色するのを防止するために、 酢酸トコフエ口一ル、 没食子酸ま たはそのエステル、 ジブチルヒドロキシトルエン、 亜硫酸水素ナトリウム、 ァス コルビン酸またはその誘導体、 エリソルビン酸またはその塩、 プチルヒドロキシ ァニソ一ル等の酸化防止剤;ェデト酸およびその塩、 酒石酸、 クェン酸およびそ の塩、 ポリリン酸ナトリウム、 メタリン酸ナトリウム等の金属封鎖剤を、 乾燥し た洗浄料の中に 0. 001〜0. 5質量%配合することが好ましい。 特に酸化防 止剤を配合することが好ましい。
本発明の洗浄用シートの製造方法としては、 例えば、 両性界面活性剤、 炭素数 8〜 2 2の高級脂肪酸アミドプロピルアミンォキシドから選ばれる 1種以上を含 む界面活性剤と、 ポリォキシアルキレングリセリルエーテルを適量含む洗浄剤を 3〜 4倍量の水及び/又はエチルアルコールに溶解して得られた洗浄料液をシー ト基材の片面又は両面に、ローラーや噴霧装置で洗浄料液を塗布又は含浸した後、 1 0 0〜1 2 5でで 3 0〜1 8 0秒の乾燥条件で乾燥してエチルアルコールと水 を除去することよって得られる。 エチルアルコールは溶媒としての役目として以 外に、'洗浄料液の消泡効果と乾燥性の向上のために配合することが好ましい。 ェ チルアルコールの配合量としては、 洗浄料液中に 5〜 3 0質量%配合されること が好ましい。乾燥減量を調べる方法としては、得られた洗浄用シートを、 1 0 5 °C で 3時間乾燥させ、 このときの組成物重量の減量を目安とし、乾燥の程度を表す。 このときの乾燥減量が組成物重量に対して、 2〜3 0質量%の範囲とするのが、 使用時の清潔感、 扱いやすさ、 微生物汚染から防衛するために好ましい。 また、 製品の香りや使用時香りの強さからも乾燥減量が 2質量%以上となる乾燥条件で 乾燥することが好ましい。 そして、 不織布等のシートに塗布又は含浸し、 乾燥し た製品は、 密封容器に充填し、 外気の水分による影響を防ぐのが好ましい。 さら に、 使用時に加える水及びお湯の量は充分な心地よい香りと泡立ちをえる為には 製品重量の 2〜 2 0倍量の水が好ましい。 本発明の洗浄用シートは、 顔、 髪、 全 身などの洗浄に使用され、 携帯用としても利便である。 実施例
以下、 実施例及び比較例に基づき本発明を詳細に説明する。 実施例 1 比較例 1 , 2
下記表 1に示す乾燥後の最終組成からなる洗浄料を含浸した洗浄用シートを作 製した。 シート作製に当たり表 1からなる組成の水以外の成分を 3 . 5倍量の水 とエチルアルコール (洗浄料液中に 2 0質量%) に溶解させ、 ポリエステル、 レ —ヨン、 ポリプロピレンからなる多孔性の不織布 (8 0 g Zm2、 1 . 5 mm X 2 . 0 mmの細孔: 日本バイリーン製) に含浸させ、 8 5 °Cで 1 0分間乾燥機に
て乾燥し 100 gZm2の乾燥減量 (105°C、 3時間、 以下同様) 5. 0質量% の製品を得た。 同様にして両性界面活性剤量の少ないもの (比較例 1) 、 ポリオ キシエチレングリセリルを配合しないものを比較例 2とし、 乾燥機にて乾燥し 1 00 g/m2で乾燥減量が 5. 0質量%になるように製品を調製した。 これらを 16 c mX 16 cm (約 2 · 5 g :不織布 2.0 g、 洗浄料 0. 5 g) になるよ うに裁断した。 社内パネラー 20名の協力を得て、 上記製品を用い洗顔し、 使用 後の評価をアンケート調査にて、 各項目 5点評価で評価した。 アンケート項目は 泡立ちの良さ、 泡の緻密性 ·安定性、 洗浄性、 洗顔後のしっとり感、 つるつる感 について 5点満点にて評価し、 点数の平均を示す。 点数が高いほど評価が優れて いる (以下のアンケート調査も同様である。 ) 。
(表 1)
原料成分 配合量 (質量部) 実施例 1 比較例 1 比較例 2
2—アルキル一 N—カルポキシ
メチル—N—ヒドロキシェチル
イミダゾリニゥムべ夕イン 45. 0 10. 0 45. 0 ヤシ油脂肪酸アミド
プロピルべタイン 15. 0 5. 0 15. 0 ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリゥム 40. 0
1, 3—ブチレングリコール 10. 0 10. 0 10. 0 ポリエチレングリコール 400 10. 0 10. 0 10. 0 ポリエチレングリコ一ル 1500 7. 0 7. 0 7. 0 プロピレングリコール 4. 0 4. 0 7. 0 グリセリル (26 E. O. ) 3. 0 3. 0
イソプロピルメチルフエノール 0. 02 0. 02 0. 0
クェン酸 0. 3 0. 3 0. 3 クェン酸ナトリウム ΰ 0. 02 0. 02 0. 02
0 2 0 2 0 2 酢酸— d 1— a;—トコフエロール 0. 2 0. 2 0. 2
—丫しギノ 職t-ヮ^ J 1、 'ソ 'ノ ム八ゝ πリ . リ π 水 5. 0 5. 0 5. 0
計 99. 76 94. 76 99. 76 下記表 2のアンケート結果から、 本発明の実施例 1の製品は、 比較例 1 , 2 比べ諸特性の全てにわたり優れていることが明らかである。
(表 2)
実施例 1 比較例 1 比較例 2 泡立ちの艮さ 4. 0 3. 2 3. 8
泡の緻密性 ·安定性 3. 8 3. 6 3. 7
洗浄性 (メイクの落ち) 3. 5 2. 9 3. 2
洗顔後のしっとり感 3. 7 2. 5 3. 0
洗顔後のつるつる感 3. 9 3. 2 2. 5 実施例 2, 3 比較例 3
下記表 4に示す乾燥後の最終組成からなる洗浄料を含浸した洗浄用シ一トを作 製した。 シート作製に当たり表 4からなる水以外の組成比の成分を 3. 5倍量の 水とエチルアルコール (洗浄料液中に 20質量%) に溶解させ、 ポリエステル、 レーヨン、 ポリプロピレンからなる多孔性の不織布 (80 g/m2、 1. 5mm X 2. 0 mmの細孔: 日本バイリーン製) に含浸させ、 85 °Cで 10分間乾燥機 にて乾燥し 100 gZm2の乾燥減量 (105° (:、 3時間、 以下同様) 5質量% の製品を得た。 同様にして両性界面活性剤量の少ないもの (比較例 3) 、 抽出ェ キスを配合しないものを実施例 3とし、 乾燥機にて乾燥し 1 O O gZm2で乾燥
減量が 5質量%になるように製品を調製した。 これらを 1 6 cmX 1 6 cm (約 2. 58 :不織布2.08、 洗浄料 0. 5 g) になるように裁断した。 社内パネ ラー 1 0名の協力を得て、 上記製品を用い洗顔し、 使用後の評価をアンケート調 査にて評価した。 アンケート項目は泡立ちの良さ、 香りの良さ、 洗浄性、 使用後 の突っ張り感のなさ、 しっとり感、 ベたつき感について評価した。 尚、 以下の実施例 2, 4〜1 7、 比較例 3〜 6で使用した香料は下記表 3の組 成のものである。
(表 3)
(香料名) (質量部) リナロール 50
メチルジヒドロジヤスモナ一ト 100
«—へキシルシンナミックアルデヒド 80
1 - (2 _ t—プチルシクロへキシルォキシ) 一 2
ーブタノール (アンバーコア) 10
3 , 6, 6, 9 α—テトラメチルドデカハイドロナフト
〔2, 1 - ) フラン (アンブロキサン) 1 0 10
7一ァセチルー 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8—才クタヒドロ一
(イソ 'ィ一 ·スーパ一) 130
7—シクロへキサデセノリド (アンブレトリッド) 10
セドリルメチルエーテル (セドラァンバー) 20
セドリルメチルケトン (ベルトフィックス) 60
2 - (2, 4—ジメチルシクロへキシ— 3一ェンー 1一ィル)
一 5—メチル— 5— (1一メチルプロピル) — 1, 3
一ジォキサン(力ラナール) 5
サンダルゥッドオイル 25
α—サンタロール 5 β—サン夕ロール 5 3—メチルー 5— (2, 2, 3 _トリメチルー 3—
シク口ペンテン一 1—ィル) 一ペンタン一
2—オール(サンダロア) 5 2ーェチルー (2, 2, 3—トリメチルー 3—シクロペンテン一 トイル) 一 2—ブテン一 1—オール(パクダノール) 5 3, 3ジメチル _ 5— (2, 2, 3—トリメチル _ 3—
シクロペンテン一 1—ィル) 一 4—ペンテン一
2一オール (ポリサン 1 ル) 10
2 _メチル—4— (2, 2, 3—トリメチルー 3—
シクロペンテン— 1—ィル) 一 2—ブテン一 1
一オール (サンダルマイソールコア) 10
3—メチルシクロペンタデカノン (ムスコン) 10% 5 9—シクロペン夕デセン _ 1一オン (シべトン) 10% 5
5 ドヽ 10
5—シクロへキサデセン一 1—オン (ΤΜΙΙ) 20 エチレンブラシレー卜 (ムスク Τ) 20
5
5—ターシャリーブチルー 1, 2, 3トリメチル _ 4, 6
ジニトロベンゼン (ムスクチべチン) 0
6—ァセチル 1, 1, 2, 3, 3, 5へキサメチルインダン
(ファン卜リッド) 5 4ーァセチルジメチルー 6— t一ブチル 1 1ジメチルインダン
(セレストリツド) 5 6ァセチルー 1, 1, 2, 4, 4, 7—へキサメチルテトラリン
(トナリツド) 10 へキサメチルへキサヒドロ,
4, 6, 6, 7, 8, 8 (ガラクソリッド) 100 ローズオイル 10 ローズアブソリユート 10 ゼラニユウムオイル 50 4一 (4ーヒドロキシ— 4一メチル一ペンチルー 3—
シクロへキセン一 1一力ルポキシアルデヒド (リラ一ル) 80 ベンジルアセテート 30 P— t—プチル一α—メチルヒドロシンナミックアルデヒド
(リリア一ル) 80 計 1000
(表 4)
原料成分 配合量 (質量部) 実施例 2 比較例 3 実施例 3
2—アルキル一 Ν—力ルポキシ
メチルー Ν—ヒドロキシェチル
45. 0 20. 0 40. 0 ヤシ油脂肪酸アミド
プロピルべタイン 15. 0 10. 0 15. 0 1, 3—ブチレングリコール 10. 0 25. 0 10. 0 ポリエチレンダリコール 400 10. 0 25. 0 10. 0 ポリエチレングリコ一ル 1500 7. 0 7. 0 12. 0 プロピレングリコール 4. 0 4. 0 4. 0 ポリオキシエチレン
グリセリル (26 Ε. 0. ) 3. 0 3. 0 3. 0 イソプロピルメチルフエノール 0. 02 0. 02 0. 02 クェン酸 0. 3 0. 3 0. 3
クェン酸ナトリウム 0. 02 0. 02 0. 02 パラベン 0 . 2 0. 2 0. 2 シルクプロテインヱキス 0 • 1 0. 1 ―
カロットエキス 0 • 1 0. 1
レモンエキス 0 . 1 0. 1
香料 0 . 3 0. 3
酢酸一 d 1— a—トコフエロール 0 . 2 0. 2 0. 2 ェデト酸 2ナトリウム 0 . 02 0. 02 0. 02 水 5 . 0 5. 0 5. 0 計 100. 36 100 . 36 99 . 7 下記表 5のアンケート結果から、 本発明の実施例 2, 3の製品は、 香りの点以 外では、 比較例 3と比べ総合的に優れていることが明らかである。
(表 5)
実施例 2 比較例 3 実施例 3 泡立ちの良さ 4. 0 2. 3 3. 3 香りの良さ 3. 2 3. 1 1. 3 洗浄性 (メイクの落ち) 3. 5 2. 2 3. 5 使用後の突つ張り感のなさ 3. 6 3 · 6 3. 0 しっとり感 3. 7 3. 7 3. 2 ベたつき感無し 3. 8 2. 5 3. 4 実施例 4〜7
下記表 6に示す乾燥後の最終組成の洗浄料が含浸された洗浄用シ一トを作製し た。 シート作製に当たり表 6からなる水以外の組成比の成分を 3. 5倍量の水と エチルアルコール (洗浄料液中に 20質量%) に溶解させ、 この液をレーヨン 7 0 %、 パルプ 30 %からなる 80 g/m2の重量の不織布 ( 1. OmmX l. 5.
mmの細孔、 三昭紙業社製) にスプレーにて塗布し、 95°C、 10分間乾燥機に て乾燥し、 1 0 0 g/m2の塗布量とし、 これを 1 6 cmX 1 6 cm (約 2. 5 g:不織布 2. 0 g、 洗浄料 0. 5 g) になるように裁断し、 乾燥減量 5. 0質 量%の実施例 4の製品を得た。 同様にして実施例 5として洗浄料の塗布量の少な いものである、 不織布質量に対して 7. 5質量%の洗浄料付着量となる 86 gZ m2で、 乾燥減量が 7質量%である製品を調製した。 また、 実施例 6として乾燥 減量が 1. 5質量%のもの、 実施例 7として乾燥減量が 1 5質量%のものを作製 し、 これらを同様に 16 cmX 16 cmになるように裁断した。 これら製品につ いて、 社内パネラ一 10名の協力を得て、 洗顔に連用し、 使用後の評価をアンケ —ト調査した。
(表 6)
原料成分 配合】 (質】 t部)
2一アルキル一 N—力ルポキシ
メチルー N—ヒドロキシェチル
イミダゾリニゥムベタイン 40. 0
ラウロイルメチルー ]3—ァラニン
ナトリウム液 5. 0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5. 0
ポリエチレングリコール 200 0. 0
ポリエチレングリコー 1 500 0. 0
プロピレングリコール 4. 0
ボリォキシエチレン
グリセリル (26 E. 〇. ) 10. 0
イソプロピルメチルフエノ一ル 0. 02
クェン酸 0. 3
クェン酸ナトリウム 0. 02
0. 2
ァセロラエキス 0.
カンゾゥエキス 0.
桃の葉エキス 0.
アロエエキス 0. 1
レモンエキス 0. 2
香料 0. 3
パルミチン酸レチノ一ル 0. 05
酢酸一 d 1—ひ—卜コフヱ口一ル 0. 1
Lーァスコルビン酸硫酸エステルニナトリウム 0. 05
ェデト酸 2ナトリウム 0. 02
水 5. 0 計 00. 66 アンケートの結果を表 7に示す。
(表 7)
実施例 4 実施例 5 実施例 6 実施例 7 扱いやすさ 4. 0 3. 8 4. 0 2. 1
泡立ちの良さ 4. 5 2. 3 3. 3 4. 5
香りの良さ 3. 2 3. 1 1. 6 3. 2
洗浄性 (メイクの落ち) 3. 5 2. 1 3. 5 3. 2
使用後の突っ張り感のなさ 3. 6 3. 0 3. 1 3. 2
しつとり感 3. 7 2. 4 3. 0 3. 7
総合評価 4. 0 3. 1 3. 8 3. 1 実施例 8、 9
前記の表 6に示す乾燥後の洗浄料組成からなる洗浄用シートを作製した。 シー ト作製に当たり表 6からなる水以外の組成比の成分を 3. 5倍量の水とェチルァ
ルコール (洗浄料液中に 20質量%) に溶解させ、 この液をレ一ヨン 7 0 %パル プ 30 %からなる 80 gZm2の重量の多孔性不織布 ( 1. OmmX l . 5 mm の細孔、 三昭紙業社製) に含浸させ、 100 、 1 0分間乾燥機にて乾燥し 1 0 O g/m2の製品を得た。 同様にして実施例 9としてレーヨン 70 %、 パルプ 3 0 %からなる 80 gZm2の重量のプレーンタイプで、 孔を透して光が透過して 水が自由に透過する細孔がない不織布に同様の洗浄料を塗布し、 乾燥減量が 7質 量%のものを作製した。 これらを 50 cmX 1 6 cm (約 7. 8 g :不織布 6. 3 g、 洗浄料 1. 5 g) になるように裁断し、 社内パネラー 1 0名の協力を得て、 得られた製品を、 顔、 髪、 体の全身に連用し、 使用後の評価をアンケート調査に て、 各項目 5点評価で評価した。 その結果を表 8に示す。
(表 8)
評価項目 実施例 8 実施例 9 泡立ちの良さ 4. 2 3. 4
洗浄性 (体) 4. 2 2. 7
使用後の突っ張り感のなさ 3. 6 2. 4
しっとり感 (体) 3. 2 2. 6
総合評価 4. 3 2. 6 表 8の結果から明らかのように、 実施例 8は実施例 9と比べ、 髪、 顔、 全身を 洗浄するのに優れた洗浄剤である。 実施例 1 0 比較例 4〜 6
下記表 9に示す乾燥後の最終組成からなる洗浄料を含浸した洗浄用シー卜を作 製した。 シート作製に当たり表 9からなる組成の成分を 3. 5倍量の水に溶解さ せ、 ポリエステル、 レーヨン、 ポリプロピレンからなる多孔性の不織布 (80 g / 1. 5mmX 2. 0 mmの細孔: 日本バイリーン製) に含浸させ、 8 5°C で 1 2分間乾燥機にて乾燥し、 1 0 0 gZm2で乾燥減量 (1 0 5°C、 3時間、
以下同様) 8. 0質量%の実施例 1 0の製品を得た。 同様にして、 酢酸トコフエ ロール、 酢酸レチノール、 ァスコルビン酸、 シァノコバラミン、 ェルゴカルシフ エロール、 ピオチン、 チアミン酢酸塩、 ジカプリン酸ピリドキシン、 ォロット酸、 メナジオン、 を配合しないものを比較例 5とし、 乾燥機にて乾燥し 1 0 0 g/m 2で乾燥減量が 8. 0質量%になるように製品を調製した。 また、 比較例 6とし て比較例 5でプル一ン抽出液とオレンジ抽出液を含まないものを比較例 5に準じ 調製した。 これらを 1 6 c mX 1 6 c m (約 2. 5 g :不織布 2. 0 g、 洗浄料 0. 5 g) になるように裁断した。 社内パネラー 2 0名の協力を得て、 上記製品 を用い約 2週間 1日 1回洗顔し (マッサージしながら使用) 、 使用後の評価をァ ンケ一ト調査にて、各項目 5点評価で評価した。アンケート項目は泡立ちの良さ、 香りの良さ、 洗浄性、 使用後の突っ張り感のなさ、 しっとり感、 肌のくすみの改 善、 肌のつや、 弾力性、 総合評価 (刺激感など) について 5点満点にて評価し、 点数の平均を示す。 点数が高いほど評価が優れている (以下のアンケート調査も 同様である。 ) 。
(表 9)
原料成分 配合】
実施例 1 0 比較例 4 比較例 5
2—アルキル一 N—力ルポキシメチルー N—ヒドロ
キシェチルイミダゾリニゥムベタイン 4 5. 0 2 0. 0 4 5. 0 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルべタイン 1 5. 0 1 0. 0 1 5. 0
1, 3—ブチレングリコール 1 0. 0 2 5. 0 1 0. 0 ポリエチレンダリコール 40 0 1 0. 0 2 5. 0 1 0. 0 ポリエチレングリコール 1 5 0 0 7. 0 7. 0 7. 0 プロピレングリコール 4. 0 4. 0 4. 0 ポリオキシエチレン
グリセリル (2 6 E. 0. ) 3. 0 3. 0 3. 0 イソプロピルメチルフエノール 0. 0 2 0. 0 2 0. 0
クェン酸 0. 3 0.. 3 0. 3 クェン酸ナトリウム 0. 02 0. , 02 0. 02 パラベン 0. 2 0. . 2 0. 2 酢酸一 d 1— a—トコフエロール 0. 1 0, . 1 ― 酢酸レチノール 0. 1 0, . 1 ― ァスコルビン酸 0. 1 0 . 1 ― シ7ノコバラミン 0. 1 0 . 1 ― ェルゴカルシフエロール 0. 05 0 . 05 ― ピオチン 0. 05 0 . 05 ― チアミン塩酸塩 0. 05 0 . 05 ― ジカプリル酸ピリドキシン 0. 01 0 • 01 ― ォロット酸 0. 01 0 • 01 ― メナジオン 0. 01 0 . 01 ― ブルーン抽出液 0. 1 0. 2 オレンジ抽出液 0. 1 0. 2 香料 0. 2 0 . 2 0. 2 ェデト酸 2ナトリゥム 0. 02 0 . 02 0. 02 水 . 8. 0 8 . 0 8. 0 計 103. 54 103. 34 1 03. 16 下記表 10のアンケート結果から、 本発明の実施例 1 0の製品は、 比較例 4〜
6と比べ諸特性の全てにわたり優れていることが明らかである。
(表 10)
実施例 10 比較例 4 比較例 5 比較例 6 泡立ちの良さ 4. 1 2. 4 3. 2 3. 2 香りの良さ 3. 2 3. 0 3. 1 3. 2 洗浄性 (メイクの落ち) 3. 5 2. 2 3. 5 3. 5
使用後の突っ張り感のなさ 3. 6 3. 5 2. 8 2. 9 しっとり感 3. 8 3. 7 3. 0 3. 0 くすみの低減 3. 5 3. 1 2. 7 2. 5 肌のつや 3. 9 3. 1 3. 2 2. 8 弾力性 4. 1 2. 9 2. 9 2. 7 総合評価 4. 0 3. 1 2. 9 2. 8 実施例 11
下記表 1 1に示す乾燥後の最終組成の洗浄料が含浸された洗浄用シートを作製 した。 シート作製に当たり表 1 1からなる組成の成分を 3. 5倍量の水に溶解さ せ、 この液をレ一ヨン 60%、 パルプ 40 %からなる 80 g/m2の重量の不織 布 (1. OmmX l. 5mmの細孔、 三昭紙業社製) にスプレーにて塗布し、 9 5°C, 1 1分間乾燥機にて乾燥し.100 g/m2の塗布量とし、 これを 16 cm X I 6 cm (約 2. 5 g :不織布 2.0 g、 洗浄料 0. 5 g) になるように裁断 し、実施例 1 1の製品を得た。製品について、社内パネラー 20名の協力を得て、 洗顔に連用し、 使用後の評価をアンケート調査した (表 13) 。
(表 11)
原料成分 配合量 (質量部)
2—アルキル一 N—カルボキシメチル—N—
ヒドロキシェチルイミダゾリニゥムベタイン 40. 0
ラウロイルメチルー a—ァラニン
ナトリウム 15. 0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5. 0
ポリエチレングリコール 200 10. 0
ポリエチレングリコール 1500 10 · 0
プロピレングリコール 4. 0
ポリオキシエチレングリセリル (26 E. O. ) 10. 0
イソプロピルメチルフエノール 0. 02 クェン酸 0, 2.
クェン酸ナトリウム 0, 02
0 2
ニコチン酸一 d 1—α—トコフエロール 0, 2
パルミチン酸レチノール 0 0001
ァスコルビン酸ナトリウム 0 3
コレカルシフエロール 0 001
ピオチン 0 03
チアミン硝酸塩 0 005
リボフラビン 0 001
ジパルミチン酸ピリドキシン 0 01
メナジオン 0 01
ローズヒップエキス 0 1
ベニバナエキス 0 05
ホップエキス 0 05
小麦ハイガ油 0 01
八卜ムギエキス 0 05
香料 0 4
ェデト酸 2ナトリウム 0 02
水 5 0
100. 677 実施例 12〜 15
下記表 12に示す乾燥後の最終組成の洗浄料が含浸された洗浄用シートを作製 した。 シート作製に当たり表 12からなる組成の成分を 3. 5倍量の水に溶解さ せ、 この液をレーヨン 60%、 パルプ 40 %からなる 80 gZm2の重量の不織 布 (1. OmmX l. 5mmの細孔、 三昭紙業社製) にスプレーにて塗布し、 9
5°C, 1 1分間乾燥機にて乾燥し 100 g/m2の塗布量とし、 これらを 16 c mX 16 cm (約 2. 5 g :不織布 2.0 g、 洗浄料 0. 5 g) になるように裁 断し、 実施例 12から 15の製品を得た。 これら製品について、 社内パネラー 2 0名の協力を得て、洗顔に連用し、使用後の評価をアンケート調査した(表 13)
(表 12)
配合量 (質量部)
原料成分 実施例 12実施例 13実施例 14実施例 15 ラウリン酸アミドプロピルアミン
ォキシド 50. 0 40. 0 30. 0 20. 0 ラウロイルメチル一ひーァラニン
ナトリウム 0
0 15. 0 20. 0 j6—ラウリルアミノプロピオン酸
0. 0 5. 0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5. 0
ャシ油脂肪酸メチルァラニン
ナトリウム 一 5. 0 5. 0 ポリオキシエチレン (5) ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミド 一 5. 0
ポリオキシエチレンラウリン酸
モノエタノールアミド 一 5. 0 5. 0 5. 0 ラウリン酸アミドプロピル
ベ夕イン液 一 5. 0 10. 0 10. 0 ポリエチレングリコ一ル 200 10. 0 同左 同左 同左 ポリエチレングリコール 1500 10. 0 同左 同左 同左 プロピレングリコール 4. 0 同左 同左 同
グリセリル (26 E. O. ) 10. 0 同左 同左 同左 イソプロピルメチルフエノ一ル 0. 05 同左 同左 同左 クェン酸 0. 35 同左 同左 同左 クェン酸ナトリウム 0. 02 同左 同左 同左 パラベン 0. 2 同左 同左 同左 d 1―ひ一トコフエロール 0. 1 0. 1 ― d 1― σ—トコフエロール ― ― 0. 1 0. 1 ビタミン Α油 0. 01 0. 01 ―
β—カロチン ― ― 0. 005 同左
L—ァスコルビン酸硫酸エステル
ニナトリウム 0. 05 ― ― 一 ジパルミチン酸ァスコルビル ― ― 0. 05 ― パルミチン酸ァスコルビル ― ― 0. 05 同左 リボフラビン酪酸エステル 0. 00 1 同左 同左 同左 ジラウリン酸ピリドキシ 0. 00 1 同左 同左 同左 コメハイガ油 0. 1 ― ― 一 月見草油 ― ― 0. 05 一 ツバキ油 ― ― 0. 05 同左 ラズベリーエキス 0. 1 0. 1 ブル一ベリ一エキス ― 0. 1 ― 0. 1 ワイルドベリーエキス ― ― 0. 1
キイチゴエキス ― 一 ― 0. 1 キクラゲエキス 0. 1 0. 1 ―
高麗ニンジンエキス 0. 1 0. 1
黒砂糖エキス 0. 1 0. 1 香料 0. 3 同左 同左 同左 ェデト酸 2ナトリウム 0. 02 同左 同左 同左 水 5. 0 同左 同左 同左
計 実施例 12 : 105. 402、 実施例 1 3 : 105. 452 実施例 14 : 105. 447 、 実施例 15 : 105 . 647 アンケートの結果を表 13に示す。
(表 13)
実施例 11実施例 12実施例 13実施例 14実施例 15 泡立ちの良さ 4. 2 4. 4 4 . 0 3. 8 4. 5 洗浄性 (メイクの落ち) 3. 4 3. 5 3 . 2 3. 5 3. 2 使用後の突っ張り感のなさ 3. 3 3. 0 3 . 2 3. 7 3. 2 しっとり感 3. 5 3. 7 2 . 9 3. 0 3. 2 くすみの軽減 3. 6 3. 9 4 . 0 3. 3 3. 5 肌のつや 3. 6 3. 7 3 . 7 3. 3 4. 1 弾力性 3. 4 3. 2 3 . 4 3. 0 3. 7 総合評価 4. 0 4. 0 3 . 3. 8 3. 7 実施例 16、 17
下記表 14に示す乾燥後の洗浄料組成からなる洗浄用シートを作製した。 シー ト作製に当たり表 14からなる組成の成分を 3. 5倍量の水に溶解させ、 この液 をレーヨン 70%、 パルプ 30 %からなる 80 gZm2の重量の多孔性不織布 (1· OmmX l. 5 mmの細孔、 三昭紙業社製) に含浸させ、 100°C、 11分間乾 燥機にて乾燥し 100 g/m2の実施例 16の製品を得た。 同様にして実施例 1 7としてレ一ヨン 70 %、 パルプ 30 %からなる 80 g/m2の重量のプレーン タイプで孔を透して光が透過しなく、 且つ水が自由に透過する細孔がない不織布 に同様の洗浄料を塗布し、 乾燥減量を 7質量%のものを作製した。 これらを 50 cmX 16 cm (約 7. 8 g :不織布 6. 3 g、 洗浄料 1. 5 g) になるように 裁断し、 社内パネラー 10名の協力を得て、 得られた製品を、 顔、 髪、 体の全身 に連用し、 使用後の評価をアンケート調査にて、 各項目 5点評価で評価した。 そ の結果を表 15に示す。
(表 14)
原料成分 配合量 (質量部)
2—アルキル— N—力ルポキシ
メチル _N—ヒドロキシェチル
イミダゾリニゥムべタイン 20. 0 ラウロイルメチルーひーァラニン
ナトリウム 1 5, 0 ラウリルジメチルァミノ酢酸べタイン 10 0 —ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム 5 0 スルホコハク酸ラウリル 2ナトリウム 5 0
5 0 ポリエチレングリコール 400 10 0 ポリエチレングリコール 1500 10 0 ポリエチレングリコール 6000 10 0 プロピレングリコール 4. 0 ポリオキシエチレン
グリセリル (26 Ε. Ο. ) 10. 0 ダルコン酸クロ口へキシジン液 0. 02 クェン酸 0 3 クェン酸ナトリウム 0 02
0 2 酢酸一 d 1一 α—トコフエロール 0 1 L一ァスコルビン酸硫酸エステル 0 02 ニナトリウム
ビタミン Α油ゼラチンカプセル 0. 05 ラズベリーエキス 0. 1 ブルーベリーエキス 0. 1.
発芽ハトムギエキス 0.
高麗ニンジンエキス 0. 1
ハ卜ムギエキス 0. 1
香料 0. 3
ェデト酸 2ナトリウム 0. 02
水 5. 0 計 10. 53
(表 15)
評価項目 実施例 16 実施例 17 泡立ちの艮さ 4. 0 3. 4
洗浄性 (体) 4. 2 2. 5
使用後の突っ張り感のなさ 3. 6 2. 5
しっとり感 (体) 3. 2 2. 6
つや (体) 3. 3 3. 1
弾力性 (体) 3. 8 3. 2
総合評価 4. 1 3. 0 表 15の結果から明らかなように、 特に実施例 16はすべての面で、 優れてい ることは明らかである。 また髪、 顔、 全身を洗浄するのに優れた洗浄剤である。 実施例 18
下記表 16に示す乾燥後の洗浄料組成からなる洗浄用シ一トを作製した。 シ一 ト作製に当たり表 16からなる組成の成分を 3. 0倍量の水に溶解させ、 この液 をレーヨン 70%、 パルプ 30%からなる 80 gZm2の重量の多孔性不織布(1· OmmX 1. 5 mmの細孔、 三昭紙業社製) に含浸させ、 80°C、 1 5分間乾燥 機にて乾燥し、 重量が 1 1 O g/m2で、 乾燥減量 1 5. 0質量%の半製品を得
た。 次いで、 香料をエタノールにて香料濃度 1質量%に溶解したものを、 上記乾 燥したものに噴霧し所定量を塗布し、 実施例 16の製品を作製した。 これを 16 cmx 16 cmになるように裁断し、 社内パネラー 10名の協力を得て、 得られ た製品を、 顔の洗顔に連用し、 使用後の評価をアンケート調査にて、 各項目 5点 評価で評価した。 その結果を表 17に示す。
(表 16)
原料成分 配合量 (質量部) ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンォキシド 1 2 ラウリン酸ジメチルァミノ酢酸べタイン 1 0 0 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルべタイン 4 9 ラウリン酸アミドプロピルべタイン 5
モノラウリン酸ポリグリセリル 8 6 モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン (20E. O. ) 2 9 ポリオキシエチレングリセリル (26 E. 〇· ) 9 8 ポリエチレングリコ一ル (400) 9 8 グリセリン 1 6 3 ェデト酸ニナトリウム 0 2 クェン酸 1 0 イソプロピルメチルフエノ一ル 1 6 サリチル酸 0 5 香料 (エタノール液) 0 6 酢酸— d 1— en _トコフエロール 0
0 2 海藻エキス (褐藻) 0 2 セージエキス 0 1 水 5 0
計 98.
(表 17)
評価項目 実施例 18 泡立ちの良さ 4. 2
香りのよさ 3. 8
洗浄性 (メイクの落ち) 3. 7
洗浄後のつっぱり感のなさ 3. 5
しっとり感 4. 0
つるつる感 4. 0
くすみの低減 3. 8
肌のつや 3. 8
総合評価 4. 0 表 17の結果から明らかなように、 実施例 10は、 すべての面で、 優れている -とは明らかである。 産業上の利用可能性
以上のごとく、 本発明により、 泡立ちが良好で、 泡の緻密性や安定性に優れ、 洗浄力にも優れ、 使用後の肌の突っ張り感ゃ刺激性がなく、 肌のしっとり感ゃ肌 のつるつる感等に優れ、 肌のくすみを低減させ、 肌のつやや弾力性を高め、 携帯 性や品質の安定性に優れた洗浄用シートを提供できることは明らかである。