WO2002093269A1 - Systeme de regulation de recyclage de toner pour appareil electrophotographique utilisant un bain revelateur liquide visqueux - Google Patents

Systeme de regulation de recyclage de toner pour appareil electrophotographique utilisant un bain revelateur liquide visqueux Download PDF

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Yoshiaki Fujimoto
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Yasuhiko Kishimoto
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    • G03G21/12Toner waste containers

Definitions

  • FIG. 2 is a diagram exemplifying a matrix of a change in liquid amount and a pump operating state.
  • FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a liquid amount sensor configuration.
  • the intermediate transfer member which causes toner particles to adhere to the portion (or unexposed portion), transfers the toner image adhered to the image carrier according to the electric field between the image carrier, and then transfers it to a print medium.
  • the image can be directly transferred and fixed to a printing medium without passing through an intermediate transfer member.
  • a liquid level sensor is provided in the concentration adjustment tank that generates the target concentration, and this can be fed back to the pump feed rate. Even if the concentration in the concentration tank is low, if the concentration in the concentration tank is close to the target concentration, the pump feed rate will be small and it will take time to generate the developer with the specified concentration. . To prevent this, if the amount of liquid in the concentration adjustment tank is below a certain level, both high-concentration developer and carrier liquid are supplied regardless of the sensor output, and the amount of liquid in the concentration adjustment tank has reached a certain level or more. At this time, as described above, the high-density developing liquid drop pump or the carrier drop liquid pump is controlled with variable duty.
  • the output voltage of the toner density sensor when the temperature is changed is measured with respect to the developing solution having the desired concentration, and a table showing the relationship between the temperature and the output voltage of the toner density sensor is created in advance. It is stored in the memory of the control device.
  • the ambient temperature is measured using a temperature sensor, and based on this temperature, the output voltage of the toner concentration sensor at that temperature is determined by referring to the above table. And feed it back to the threshold (reference voltage VI, V2) determination.
  • an exemplary configuration is to optically and electrically control the density of the developing solution on the developing roller with a simple configuration.
  • a patterned roller can be used as the supply roller for forming the liquid toner layer.
  • Patterned rollers for example, Asahi Roll Anilox rollers
  • the roller is a fine pattern roller in which a line in a direction intersecting the line is added to form a lattice.

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Description

明細書 高粘性の液体現像液を用いた電子写真装置のトナーリサイクル制御方式 技術分野
本発明は、 現像後及び転写後の残現像液を回収して濃度調整を行った後、 再び 現像液として供給する電子写真装置のトナーリサイクル制御方式に関する。 背景技術
液体現像の電子写真装置においては、 キヤリァ液中にトナー粒子が分散してい るトナー液を現像液として用いる。 現像液は予め現像に適した濃度に調整されて 現像部に供給されるが、 現像を経ると トナー粒子とキャリア液の一部が画像担持 体 (感光ドラム) に移動し、 残りは現像部から回収される。 現像部から回収され た現像液は、 画面の画像部 Z非画像部の比によって決まる移動トナー粒子 (とキ ャリアの一部) を失ったことで濃度が変化している。 すなわちこの時点で回収さ れた現像液は現像に適した状態ではなくこのままでは再利用できない。
この回収した現像液をすベて廃棄することも可能であるが、 コストゃ環境的な 観点から回収して再利用するために、 装置内で回収した現像液の濃度調整を行つ た上で再び現像部に供給することが望ましい。
従来の低粘性の液体現像液を用いた電子写真装置は、 低い濃度の低粘性液体現 像液を画像担持体の潜像部に過剰に供給して、 画像を形成していた。 そのときの 余剰な液体現像液は回収され、 再び現像液支持体 (現像ローラ) に供給される。 この液体現像液の供給回収の循環を繰り返すに従い、 液体現像液中の固形成分は 消費され、 必要画像濃度が得られなくなる。 このため濃縮された液体現像液を補 充して所定の濃度の液体現像液になるように調整されながら、 現像液支持体の方 へと送られる。
このように、 従来の低粘性液体現像液は、 潜像部に過剰に供給しているため、 供給される液体現像液の濃度はある程度の許容範囲を有することができる。 しか し低粘性液体現像液は揮発性の液体であるため、 揮発した液体は装置内で回収し なくてはならず、 装置の規模も大きくなるとレヽぅ問題がある。
一方、 不揮発性の高濃度、 高粘性の液体現像液を用いた液体現像装置は、 必要 な画像濃度を得るに適正な量の液体現像液の薄層を現像液支持体上に形成し、 画 像担持体の潜像部に供給するものであるから、 この場合、 液体現像液は現像装置 内で循環され、 揮発する液体もないので大規模な液体回収装置を必要としない。 第 1 1図は、 従来技術に基づき、 使用後の現像液 (液体トナー) を回収して、 濃度を測定し、 濃度を調整し、 再利用するためのトナーリサイクルシステム構成 を示す図である (特開 2 0 0 1— 3 0 5 8 6 7号公報参照)。現像液溜まりには、 現像ローラから回収された現像液に限らず、 感光ドラム、 或いは中間転写体上か ら回収されたキャリア液、 或いはプリウエッ ト液等も集められる。 ここでは、 濃 度測定装置により測定された濃度に基づき、濃度制御装置を介して、キヤリァ液、 或いは高濃度現像液、 もしくはその両方を補充して、 現像液溜まり内の現像液の 濃度を所定値に調整する。 所定濃度に調整された現像液は、 通常のように、 アブ リケータローラ及び現像ローラを介して感光ドラムに供給される。
このような液体現像装置のトナーリサイクルシステムにより、 現像ローラ上に 適正な濃度の、 適正な量の液体現像液の薄層を形成することができるが、 液体現 像液が、不揮発性の高粘性の性質を有することを考慮すれば、現像ローラ上には、 より一層安定した濃度の液体現像液を、 迅速に生成して供給することが求められ る。
また、 従来の低粘性液体現像液の場合、 現像液に要求される固形分比率も比較 的小さいため、 ポンプでの搬送も容易で搬送経路中に流量計などを配置して流量 を管理することが可能であり、 また、 濃度管理に関しても例えばスリ ッ ト部に液 体を通過させて光の透過濃度等で管理するといつた容易で効率のよい方式を取る ことができる。 これに対して、 高粘性液体現像液は、 電源未投入時等にパイプ中 で長時間放置された場合にトナー粒子の固着が発生するなどのため、 流量計の設 置が困難であったり、 また濃度管理にも別種の工夫が必要となったりする。
高濃度液体現像液の場合、光学センサにより現像液濃度を検出するとき検出する 現像液の層厚が厚いと、 透過型センサではその光が完全に遮られてしまう。 また、 反射型では反射光が飽和してしまう。 このように層厚が厚いと、現像時に必要とさ れるような高濃度の現像液濃度を検出できない。そこで、必要な現像液濃度を検出 するために十分に薄い液体トナー層 (現像液層) を形成するように、高粘度で高濃 度の液体を狭いギヤップ間に送り込む必要がある。また、検出部に付着した高粘度 の現像液を機械的に除去する必要もある。同様に電極間に流れる電流から現像液濃 度を検出する場合においても、現像液を狭いギヤップの電極間に送り込む必要があ ること、 電極に付着したトナー粒子を常にふき取る必要があるという問題がある。 発明の開示
本発明は、 高粘性の液体現像液を用い、 現像液支持体上に現像液薄層を形成し た後現像する液体現像装置において、 この液体現像装置に適正な現像液濃度の液 体現像液を安定に供給すると共に、 現像後及び転写後に回収された残現像液を適 正な濃度に再調整して供給するトナーリサイクル制御方式を提供することを目的 としている。
また、 そのために、 本発明は、 回収された残現像液を適正な濃度に再調整して 供給するリサイクル現像液を、 迅速かつより正確な濃度にして生成することを目 的としている。
また、 本発明は、 回収された現像液 (液体トナー) の固形粒子濃度を安定に測定 するのと同時に、 液体トナーの劣化をチヱック可能にすることを目的とする。 本発明の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式は、 高粘性の液体現像液の 薄層を形成して現像する現像器の現像液支持体からの現像残現像液、 及び画像担 持体からの転写残現像液を回収し、 現像液濃度調整を行った後、 再び該現像液支 持体に現像液として供給する。 そのため、 回収現像液を貯蔵して濃縮現像液及び キヤリァ液を供給して現像液濃度調整を行う濃度調整槽に加えて、 この濃度調整 槽で濃度を調整された液体現像液を搬送し、 貯蔵する緩衝槽を備えている。 適正 濃度に調整された液体現像液は、 緩衝槽から現像液支持体に供給される。
また、 このようなトナーリサイクル制御方式においては、 いかに速く正確に目 的の現像液濃度を生成するかが重要になってくる。 そこで、 本発明は、 回収ボン プ、 供給ポンプ, 反射型濃度センサを制御することにより、 これを達成する。 即 ち、 本発明は、 高粘性の液体現像液を用いて現像する電子写真装置から使用後の 液体現像液を濃度調整槽に回収し、 この回収された液体現像液の検出された濃度 に応じて高濃度現像液もしくはキヤリァ液を供給することにより所定の濃度に調 整して再利用する。 この高濃度現像液もしくはキャリア液の供給は、 濃度センサ 出力と目的の濃度との差の大きさに基づき、 単位時間当たりの供給量を変化させ て制御する。
また、本発明は、現像ローラ上に液体トナーの薄層を形成するために緩衝槽から の液体トナーを供給する供給ローラと、現像ローラ上に形成された液体トナー薄層 を均一に均すと共に、バイアスを印加するよう構成した均しブレードと、均しブレ 一ドにより液体トナー薄層を均一に均した後の位置において、液体トナー薄層の透 過濃度あるいは反射濃度を検出する光学センサと、均しブレードに流れる電流を検 出する検出器とから構成される。 そして、光学センサの検出値及び均しブレードに 流れる電流に基づき液体トナーの濃度及び疲労を検出する。 図面の簡単な説明
第 1図は、 本発明を適用することのできる トナーリサイクル装置の概略構成を 示す図である。
第 2図は、 液量の変化とポンプ稼働状態のマトリクスを例示する図である。 第 3図は、 液量センサ構成の一例を示す図である。
第 4図は、 液量センサ構成の別の例を示す図である。
第 5図は、 第 1図に示したトナーリサイクル装置の濃度調整槽及びそれに関係 した部分を取り出して示す図である。
第 6図は、 濃度制御に用いる基準電圧相互の関係を示す図である。
第 7図は、 ポンプ制御回路図である。
第 8図は、 ポンプの単位時間当たりの送り量を、 電圧差に基づいて変化させる 制御について説明する図である。
第 9図は、 現像ローラ上における現像液濃度検出の概念を例示する斜視図であ る。
第 1 0図は、 第 9図に示された現像ローラと関連した構成の相互関係を例示す る配置図である。 第 1 1図は、 従来技術のトナーリサイクルシステム構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。 第 1図に、 本発明を適用 することのできる トナーリサイクル装置の概略構成図を示している。 高粘性液体 現像液を用いる電子写真装置は、 通常、 主要構成部材として、 画像担持体 (感光 体) と、 現像液支持体を含む色毎の現像器と、 中間転写体とを備えている。 画像 担持体には、 それを所定電位に帯電させる帯電器 (図示省略)、 及び帯電後に、 露 光して、 そこに静電潜像を形成する露光装置 (図示省略) がさらに備えられる。 現像液支持体 (現像ローラ) は、 通常、 イェロー マゼンタ シアン Zブラッ クに対応付けて設けられ、 かつ、 トナー粘度が 4 0 0〜4 0 0 0mP a · Sで、 キヤリァ粘度が 2. 5 C S 1:〜 1 0 0 0 c S t、 望ましくは 2 0〜 2 0 0 c S t を持つ液体現像液を用いて、 現像液支持体に 5〜 2 0 / m の厚さの液体トナー層 を形成する。 現像液支持体は、 画像担持体との間の電界に従って、 正 (又は負) に帯電しているそのトナー粒子を画像担持体に供給することで、 所定電位に帯電 される画像担持体の露光部分 (あるいは未露光部分) にトナー粒子を付着させる 中間転写体は、 画像担持体との間の電界に従って、 画像担持体に付着されたト ナー像を転写し、 その後、 印刷媒体に転写して定着する。 或いは、 特にモノクロ 印刷の場合のように、 中間転写体を経ることなく直接印刷媒体に転写定着するこ ともできる。
このような高粘性で高濃度の液体現像液を用いた液体現像装置において、 画像 担持体上で現像された画像濃度は、 現像液支持体上の液体現像液中に含まれる固 形分量により左右される。 それ故、 このような現像装置においては液体現像液の 固形分濃度を一定に保つ必要がある。 現像液の印刷に適した濃度は、 例えば 12.5 %の固形分比率だとした湯合、 ±0. 5%以内の濃度に管理しなければ、必要とされ る良好な印字品質を安定的に得ることが出来ない。
この最適濃度に調整された現像液が現像部に供給された時、 印刷内容に依存し て決まる静電潜像の現像部と非現像部の比率に従って現像液の固形分 (トナー粒 子) が現像される。 また現像部が画像担持体に接触することによってキャリア液 もある割合で取り去られる事になる。 このようにして現像部を通過して尚現像部 に残っている現像液は以上の操作によって当初の印刷に適した濃度に調整された 状態から濃度が変化している事になる。 このようにして濃度が変化した現像液を 再び印刷に使用するには濃度を所定の状態に回復するプロセスが必要となる。 図示のトナーリサイクル装置において、 使用後の残現像液は、 濃度調整槽に回 収される。 現像液支持体からの現像後の残現像液は、 ポンプ 3を通して、 かつ画 像担持体からの残現像液は、 ポンプ 4を通して濃度調整槽に回収される。 回収さ れた液体現像液は、 濃度調整槽で、 濃度センサの出力に応じて高濃度現像液もし くはキヤリァ液を滴下して撹拌することで、たとえば 5%〜30%の所定の現像液濃 度に調整される。
このとき、 所定濃度に調整するために、 所定の現像液濃度よりも濃い濃度、 た とえば濃度 40%の濃縮現像液が、 それを貯蔵してある高濃度現像液タンクから高 濃度現像液滴下ポンプを通して供給され、 或いは、 濃い濃度の現像液を希釈して 所定の濃度にするためのキヤリァ液が、 それを貯蔵してあるキヤリァ液タンクか らキヤリァ液滴下ポンプを通して濃度調整槽に供給される。 所定の現像液濃度に なるように混ぜ合わすために、 撹拌モータに結合された撹拌器が備えられている 多色印刷装置では、各色の色毎の濃縮現像容器と 1つの共通のキヤリァ液容器を 装備し、 その共通のキヤリァ液容器から色毎の濃度調整槽へそれぞれキヤリァ液 を供給するよう構成することにより、 実装ェリアを小さく してコンパク トな構成 にすることが可能となる。
濃度調整槽での現像液の濃度調整に際して、 調整槽の満タン状態が判定された 場合には、 液体の濃度調整の動作は行わず、 濃度調整が可能な状態まで廃棄槽へ ポンプ 5を稼働して現像液を廃棄する。 このとき、 印字中などであれば、 現像液 支持体や画像担持体から回収現像液が随時滴下されてくるため、 その滴下量以上 に現像液を廃棄しなければならず、 その監視には液量センサで確実に液面が低下 するように廃棄ポンプの稼働量を制御する。
濃度検出のための層形成の手段は、 複数のローラ対を用いて、 濃度調整槽から 現像液をくみ上げ、 現像液をローラにより搬送しながら薄く延ばしてその最終段 ローラ上に均一に形成された現像液の薄層を形成する。 また、 このとき層厚を安 定にするために現像液塗布量の規制手段として、 パターンドローラを用いること ができる。 パターンドロ一ラは、 ローラ表面上に縦横の細かな溝 (パターン) を 形成して、 その溝を利用して一定量の現像液を搬送するそれ自体周知のローラで ある。
濃度検出は、 最終段ローラの薄層を通して反射された光を、 反射型濃度計で測 定することにより行う。液体現像液濃度として 5〜30%、望ましくは 10%〜20%の 現像液が用いられる。 このため現像液濃度を光学センサの反射光によって検出す るとき、 現像液の厚さが厚すぎると、 出力が飽和してしまい検出できない。 光学 センサによって検出可能とするため、 5〜30 /z m、望ましくは 10〜20 μ ηιの厚さの現 像液薄層を形成した後、 その反射濃度を検出し、 現像液濃度の調整を行うことが できる。
反射型濃度計の出力が最適濃度の時の出力からある許容範囲内に入っていると きには何も行わないが、 濃度の許容範囲の上限 (たとえば、 13% ) よりも濃度が 高い場合にはキャリア液を、 許容範囲の下限 (例えば 12% ) よりも低い場合には 印刷最適濃度よりも高濃度な (例えば 25% ) 現像液をそれぞれ濃度調整槽に滴下 することで調整槽内の濃度を一定に保持するよう制御される。
濃度調整槽で濃度調整された現像液はいつたん緩衝槽にポンプ 2で送られる。 緩衝槽を十分大きくする事で、 連続印刷においても印刷可能濃度の現像液を安定 して供給する事が可能となる。 この緩衝槽から現像液支持体へ、 現像液は別のポ ンプ 1で供給される。 濃度調整槽を濃度調整しているとき、 すなわち高濃度現像 液もしくはキヤリァ液の滴下用ポンプの駆動中は、 ポンプ 2を駆動しない構成と なっている。 これにより、 緩衝槽内の現像液濃度は常に一定に保たれているため 、 現像液の調整槽内での調整中の如何を問わず常に、 緩衝槽から現像液支持体へ 現像液供給を行うことができる。
現像液支持体を有する現像器へ送られた現像液は、 現像器内の現像液溜まり部 に溜り、 そこからローラ (図示省略) によりくみ上げられ、 現像液支持体に所定 の厚さで塗布される。 薄層形成での余剰の現像液は、 そのまま現像液溜まり部を 通過して、 緩衝槽へと戻される。 この現像液の濃度は供給時と同じなので、 濃度 調整する必要がない。 このため余剰に供給された現像液は調整槽ではなく緩衝槽 へ直接戻されるようにして、 無駄な仕事をしないようにしている。
また、 現像液支持体と緩衝槽の間はトナーの固着を防ぐために循環させるので あるが、 現像液支持体から緩衝槽へ戻す経路の流路径を、 緩衝槽から現像液支持 体への経路の流路径ょりも大きくする事によって、 緩衝槽からのポンプ 1だけで スムーズに現像液を循環させられるような構成となっている。
現像液支持体に形成された現像液薄層は 5〜20 μ m程度の厚さにして、画像担持 体上の画像部には、 この現像液薄層中に含まれる全ての固形分が移動して画像形 成に寄与する。 非画像部では現像液支持体の現像液は回収部で回収され、 トナー リサイクル装置へ戻される。 そして、 さらに、 トナーリサイクル装置へと戻され た現像液は、 濃度調整槽で所定濃度に調整され、 緩衝槽に送られたのち再度現像 液支持体へと供給される。 画像担持体から回収された転写残現像液は、 殆どがキ ャリア液であって固形分が少ないので、 また、 紙粉などの異物が混入することが あるので、 その現像液中に含まれる固形分を分離してキヤリァ液のみを現像液濃 度調整槽に戻すよう構成することができる。
緩衝槽には液量センサ Bとフルセンサ Dが設置される。 装置イニシャル時にお いていつたん緩衝槽が満タンとなるまで、 印刷に適した濃度の現像液を生成する 工程を行い、 その過程で満タン時の液量センサ Bの値を記憶する。 液量センサ B は液面の上昇下降が分かるようになっており、 これにフルセンサ Dを組み合わせ る事で緩衝槽の満タン時からの変化量によってェンプティ状態も判定することが でき、 ェンプティ単独のセンサを備える必要がない。
また濃度調整槽には液量センサ Aとェンプティセンサ Cが設置される。 出荷状 態での装置の調整槽は空であるから、 高濃度現像液やキヤリァ液を調整槽に投入 し始める前の液量センサ Aの値を、 ェンプティ時の値として記憶しておく。 ェン プティ時の液量センサ Aの値からの変化量によってタンク満タンの判定を行うこ とができるので、 フルセンサを省略した構成となっている。
濃度調整槽を満タンと判定し、 かつその時点で濃度調整槽内の現像液濃度が印 刷に適した濃度でないと判定した時に、 さらに濃度調整を行うために、 濃度調整 槽内の現像液を所定量廃棄する。 このとき、 現像器及び画像担持体から回収され てくる現像液による液面上昇を上回る現像液を廃棄しなければならないため、 液 量センサが液面の下降を示すように廃棄ポンプ 5の出力を可変する。
また各ポンプの駆動状態を判定する手段を持ち、 制御側が駆動しているときに 真に駆動された状態であるかを検出することができるようにする。 例えばポンプ の回転軸と同軸にエンコーダ板を取り付けてセンサで検出するなどして、 クロッ クが検出可能かを見るなどの方法がある。
そして、 この駆動状態判定と液量の変動状態から液量の変化とポンプの稼働状 態のマトリクスを作り、 それに矛盾が起きないかを監視する事ができる。 このマ トリクスは、 第 2図に例示するようなものである。 第 2図のマトリクスの上段の 欄に示すように、 ポンプ 2が駆動しているときに、 緩衝槽液量センサの値が下降 しているか、 或いは未変化のとき、 ポンプ 1が停止中ならば、 異常である。 また 、 ポンプ 2が駆動しているとき、 調整槽の液量センサが上昇しているか、 或いは 未変化ならば、 いずれも異常である。 さらに、 第 2図のマトリクスの下段の欄に 示すように、 ポンプ 2が非駆動のとき、 緩衝槽液量センサが上昇しているか、 或 いは下降しているとき、 ポンプ 1が停止中ならばいずれも異常である。
ここに例示するように、 矛盾が起きた場合にはメカエンジンは速やかに調整を 停止しアラームを出すことができる。 また、 液量の変動状態によって各槽と現像 液支持体間を繋ぐ経路の流量が判定出来るので、 これを一定にするような形でポ ンプ駆動にフィードバック制御をかけることができる。
ここで利用しようとする液量センサとしては、 浮きの上下に伴って連結された 可変抵抗器の抵抗の変化を読み取るもの、 或いは第 3図に示すように、 浮きに取 り付けられかつその上下に伴ってスリ ッ ト幅がリユアに変化するような細長い三 角形のスリ ッ トを馬蹄形の透過型光学センサで出力の変化を読み取るものや、 或 いは第 4図に示すように、 同じく浮きに取り付けられかつその上下に伴ってリ二 ァに反射濃度が変化するような細長い三角形のパターンを形成した反射板を反射 型光学センサにより出力を読み取るものなどを用いることができる。
トナーリサイクル装置の制御により、 印刷中に緩衝槽から現像器へ現像液を送 るため、 印刷待機中も緩衝槽及び濃度調整槽を攪拌し、 そして現像液の濃度調整 が行われるが、 この濃度調整は印刷時と待機レベルの浅い時のみに行う。 待機レ ベルの浅いときとは、 いくつかある待機レベルの内、 比較的に動作状態に戻りや すい状態レベルを意味している。 すなわち印字終了後一定時間後に待機状態に移 行するが (浅い待機レベル)、 この時は濃度調整による印刷に適した濃度の現像液 の製造作業を継続し、 更に一定時間経過して深い待機レベル (スリープ状態) に なった時には、 濃度調整を終了する。
この現像液の濃度調整を伴う待機状態の継続時間は、 メカエンジンが把握して いる直前の印刷枚数、 及び、 緩衝槽の液量センサによる満タンまでの容量の把握 値に基づいて決定することができる。 即ち、 濃度調整槽の調整動作は印字終了後 一定時刻後まで継続し、 装置スリープもしくは節電状態では停止させ、 スリープ もしくは節電状態への移行までの時間を調整槽の液量センサによって決定する満 タン状態までの容積によって変化させることができる。 また、 スリープもしくは 節電状態移行までの時間を直前の印刷枚数によって変化する消費した現像液の量 に応じて設定することができる。
次に、 トナーリサイクル装置における高濃度現像液及びキヤリァ液の供給制御 についてさらに第 5図〜第 8図を参照して説明する。 第 5図は、 第 1図に示した トナーリサイクル装置の濃度調整槽及びそれに関係した部分を取り出して示す図 である。 第 1図を参照して前述したように、 現像液支持体及び画像担持体からの 使用後の残現像液は、 回収ポンプを通して濃度調整槽に回収される。 回収された 液体現像液は濃度調整槽で、 反射型濃度センサの出力に応じて高濃度現像液、 も しくはキヤリァ液を滴下して撹拌することで、 所定の現像液濃度に調整される。 一定濃度に調整された現像液は、 供給ポンプを通して緩衝槽に送られる。
反射型濃度センサで検出された濃度信号は、 通常であれば、 コンパレータで基 準電圧と比較して、 その出力に基づき、 一定送り量で供給する高濃度現像液滴下 ポンプまたはキヤリァ液滴下ポンプを制御することとなるが、 このような通常の 制御方法では、 より速く正確に現像液濃度調整を行うことができない。
第 6図は、 反射型濃度センサ出力と目的の濃度電圧 V0との電圧差に基づき、 高 濃度現像液滴下ポンプまたはキヤリァ液滴下ポンプの単位時間当たりの送り量を 変化させる制御を説明するための図である。 送り量を変化させることにより、 制 御のオーバーシユートを防ぎ、 目的のトナー濃度に近づけるためにポンプの微調 整が可能で、 センサが目的の現像液濃度と大きく離れている時でも、 速く生成す ることが可能となる。
第 6図に示すように、 目的の濃度電圧 V0を点線で示し、 その上側に基準電圧 VI を、 また、 下側に基準電圧 V2を設定している (V2く V0く VI) 。 この範囲は、 画質の レベルに差異がない現像液濃度の許容範囲を示している。 さらに、 基準電圧 V2の 下方に、 基準電圧 V3を設定している。 濃度検出信号であるセンサ出力は、 図中斜 めの線で表わしている。
まず、センサ出力が基準電圧 V3以下のとき (センサ出力 <基準電圧 V3) 、即ち、 センサ出力と目的の濃度電圧 V0との差が図中 Δ VIで表されるように大きいもので ある時、 高濃度現像液滴下ポンプまたはキヤリァ液滴下ポンプの単位時間当たり の送り量を最大に設定して制御される。 なお、 低い電圧が薄い現像液濃度を表す と仮定すると、 センサ出力が基準電圧 V3以下のときとは、 現像液濃度が目的の濃 度よりも薄いことを意味しているから、 この場合、 高濃度現像液を供給するボン プを駆動することになる。 そして、 図示を省略したが、 目的の濃度電圧 V0よりも 高い電圧であって、 基準電圧 V3に相当する基準電圧がまた設定されて、 この基準 電圧を、センサ出力が越えるときは、全く同様な制御を行うことになるが、ただ、 この場合、 高濃度現像液ではなくキャリア液 (シリコーンオイル) を供給するポ ンプを駆動することとなる。
次に、 第 6図において A V2, A V3で示すように、 センサ出力が基準電圧 V3を越 えるとき (センサ出力 >基準電圧 V3) 、 ポンプの単位時間当たりの送り量を、 セ ンサ出力と目的の濃度電圧 V0との電圧差に基づいて (比例して) 変化させる。 このポンプの単位時間当たりの送り量を、 電圧差に基づいて変化させる制御に ついて、 さらに、 第 8図を参照して説明する。 この制御は、 図示したように、 セ ンサ出力と目的の濃度電圧 V0との電圧差 Δ νを、 三角波形電圧と比較し、 電圧差 厶 Vが三角波形電圧を超える間、 ポンプをオン駆動し、 その他の時間オフにする ようなデューティ可変制御により行うことができる。なお、図中の Δ ν2、 A V3は、 第 6図に示した電圧差に相当する。
以上の制御を、ポンプ制御回路を示す第 7図を参照してさらに説明する。まず、 比較器 1では、 センサ出力と、 基準電圧 V I, V 2 (第 6図参照) と比較して、 センサ出力が基準電圧 V I と V 2の範囲内にあるとき、 現像液濃度が許容範囲内 にあると判断し、 論理回路出力をオフにして、 ポンプを駆動しないようにポンプ 制御回路を制御する。 比較器 2では、 第 8図を参照して上述したように、 ポンプ の単位時間当たりの送り量を、 電圧差に基づいて変化させるポンプ制御 (デュー ティ可変制御) を行う。 比較器 3は、 また上述したように、 センサ出力を基準電 圧 V3と比較して、 センサ出力が基準電圧 V3以下のとき高濃度現像液滴下ポンプの 単位時間当たりの送り量を最大に設定して制御する。 なお、 これは、 前述したよ うに、 現像液濃度が目的の濃度よりも薄い場合の説明であるが、 目的の濃度より も濃い場合の制御も基本的には同じであるので、 その説明は省略する。
目的の濃度を生成する濃度調整槽に、 液量センサを設けそれを、 ポンプの送り 量にフィードバックすることができる。 濃度調整槽の液量が少なくても、 濃度調 整槽の濃度が目的の濃度近くに達していると、 ポンプの送り量が小さくなり、 所 定濃度の現像液生成に時間がかかることとなる。 これを防ぐため、 濃度調整槽の 液量がある基準以下ならば、 センサ出力にかかわらず、 高濃度現像液とキャリア 液の両方を供給し、 濃度調整槽の液量がある基準以上に達したときに、 上述した ようにデューティ可変で高濃度現像液滴下ポンプまたはキヤリァ液滴下ポンプの 制御を行うようにする。
濃度調整槽の液量が少なくて高濃度現像液とキヤリァ液の両方を供給する時、 キヤリァ液の単位時間当たりの供給を、 (目的の現像液濃度 ÷高濃度現像液の濃 度) の比に基づき、 高濃度現像液の単位時間当たりの送り量よりも下げて制御す る。 そうすることにより、 目的の現像液濃度に近いレベルを維持して、 濃度調整 槽の液量を増えさせることができる。
電源を入れた瞬間から、濃度センサの検出出力によりポンプを駆動制御すると、 濃度センサで検出する液体トナー層厚が一定になるまでの不安定領域でもポンプ が駆動されてしまうことになる。 これを防ぐために、 液体トナー層厚が一定にな るまでの時間的余裕を持たせ、それからボンプ駆動制御を開始することによって、 トナー原液ゃシリコーンオイルの無駄な供給を無くすることができる。
画質のレベルに差異がない現像液濃度の許容範囲を、 基準電圧 VIと V2 (第 6図 参照) により設定してあるので、 この範囲にセンサ出力が入ってくれば、 目的の 濃度の現像液を生成したことになる。 しかし、 液体トナーの特性上、 現像液の濃 度が一定だとしても、 液体トナーの温度が変化すると粘性も変化し、 液体トナー 層形成ローラで形成した層厚に変化が出てしまう。 そうすると、 同じ現像液濃度 でもセンサ出力が変化するのでそれに合わせて、 目的の濃度の現像液を生成でき る範囲も変える必要がある。 この問題を解消するために、 あらかじめ目的の濃度 の現像液が入ったリ ファレンス用のトナー槽を用意する。 たとえ周囲温度が変化 し粘度が変化したとしても、 濃度調整槽とリ ファレンス用のトナー槽の相対値は 同じである。 よってリファレンス用の現像液濃度を検出しそこで、 画像に差異が 及ばない範囲で基準電圧 VI、 V2を決定し、 濃度調整槽内を目的の現像液濃度にす るための閾値にする。 こうすることによって周囲温度が変り、 液体トナー粘性が 変ったとしても、 目的の現像液濃度を生成することが可能となる。
或いは、 目的の濃度の現像液について、 温度を変化させた時のトナー濃度セン ザの出力電圧を測定して、 温度と トナー濃度センサの出力電圧の関係を表したテ 一ブルを予め作成し、 制御装置のメモリ内に記憶しておく。 これによつて、 現像 液濃度の調整制御に際しては、 温度センサを用いて周囲温度を測定し、 この温度 に基づき、 上記のテーブルを参照することにより、 その温度でのトナー濃度セン サの出力電圧を求めて、 これを閾値 (基準電圧 VI, V2) 決定にフィードバックする ことができる。
第 9図及び第 1 0図は、現像ローラ上における現像液濃度検出の概念を例示する 図であり、 第 9図は、 現像ローラ及び関連した構成の斜視図であり、 かつ第 1 0図 は、各構成の相互関係を示す配置図である。液体トナーを液体現像液として用いる ために、 1〜 5 0 πιの薄層にして現像ローラ上に塗布し、 図示しない感光ドラム との当接部である現像ギヤップ部に送る。現像ギヤップ部を通過後現像ローラ上に 残留した液体現像液は、現像液回収ブレードによって搔き取られて濃度調整槽に戻 される。 回収された現像液は、 画像部、 非画像部の比率に従って、 固形粒子、 キヤ リァ液が感光ドラム上にある割合で移動し、所定の濃度から変化したものとなって いる。この消費された液体現像液には、高濃度現像液及びキヤリァ液が補充されて、 先の回収現像液と混合されて、所定値の濃度を有する液体トナーになることは前述 した通りである。
所定濃度の液体トナーは、 緩衝槽からポンプ等を用いて供給ローラに送られる。 また、 供給ローラに送られてきた液体トナーは、 例えば、 図示したように中央部に 供給して、両サイ ドから緩衝槽に戻すように循環させることができる。 これによつ て、供給ローラに一定量の液体トナーを一定圧力で供給することが可能になる。供 給ローラは、送られてきた液体トナーを薄く引き延ばして、現像ローラに供給する。 これによつて、 現像が行われる。
このようにして高粘度で高濃度の液体トナーを回収し、かつ現像ローラに供給す る際に、 例示の構成は、 現像ローラ上で現像液の濃度を簡単な構成で光学的、 電気 的に検出し、現像液濃度と現像液の電気的な疲労をチェックできる液体トナー濃度 検出方式を提供する。
図示したように、 現像ローラ上には、 均しブレードが備えられる。 均しブレード は、供給ローラにより薄層にして形成された液体トナー層を均一に均すためのもの であり、 この均しブレードにはバイアスが印加できる構成とされている。 この均し ブレードは導電性であり、例えば、 1 0 3 Q cm以上で 1 0 8 Q cm以下の体積抵抗率 を有する導電性ゴム材により構成することができる。このような導電性のブレード は、 適度な弾性を有しており、 また、 例えば 50CS 〜 5000cStのような所定の粘性 を有する液体トナーを、例えば 1 μ II!〜 5 0 mのような所定量通過させるのに十 分な圧力で、 ブレード端面は現像ローラに、 図示したように順方向に接触させるこ とができる。
均しブレードに印加される電圧として、 トナー極性と同極性の電圧、例えば + 1 3 0 O Vのバイアス電圧を印加することができる。 このバイアス電圧によって、バ ィァス印加後の現像ローラ上においては、 トナー粒子が現像ローラ表面近く、即ち 液体トナー層の下層側に移動し、 その結果として、 キヤリァ液が液体トナー層の表 面側に移動することになる。言い換えると、現像ローラ上の液体トナー層表面側に おいては、 液体トナーに含まれている トナー粒子が疎になる状態が形成される。 このような現像ローラ上の液体トナー層が、感光体に接触して、現像するときに、 感光体上に直接接触することになるのは、現像ローラ上の液体トナー層の表面側の トナー粒子が疎のキャリア液である。 このキャリア液は、 トナー流体の粘性的付着 によつて発生する非画像部での力プリを抑制するために、現像の前段階で感光体上 に予め塗布することのできる絶縁性の液体(プリゥエツ ト液) と同様な機能を果た す。
図示の構成は、現像ローラ上において、 このように液体トナーが均一かつ薄層に 形成された後の位置で、 かつ、 感光体に当接する前の位置で、 液体トナー薄層の透 過濃度あるいは反射濃度を検出する光学センサが備えられ、 また、均しブレードに 流れる電流を検出する検出器が備えられる。
光学センサおよびブレード電流の検出値に基づき、現像液濃度が調整される。 光 学センサおよびブレード電流の検出値が所定の値より大きい場合には、濃度調整槽 において、 キヤリァ液を供給し、 また所定の値より小さい場合には高濃度現像液を 供給する。 これによつて、 各検出値が所定値になるように制御される。
さらに、光学センサによる検出値とブレード電流による検出値が所定の値より大 きな差があるとき現像液の疲労として検出し, 新たなキヤリァ液、高濃度現像液の 供給を停止する。 要するに、 現像液が疲労すると、 光学センサの検出値により測定 された所定の現像液濃度に対して、バイアス電圧が一定であっても、バイアス電流 が変化する。 この状態では、 現像液を補充するのではなく、 総取り替えをする必要 がある。 現像液の疲労とは、 帯電特性が変化する等して、 初期の液体トナーの現像 特性を維持できなくなつたことを意味している。
また、光学センサの検出値と均しブレードの電流検出値の差が所定範囲内である 場合、 即ち、 現像液の疲労がそれ程でない場合、 現像バイアスを可変することによ り、 初期の液体トナーを用いた場合と同程度の画像濃度に調整することができる。 光学センサとして反射型のものを用い、 これを画像エリア外に装備して, その部 分の現像ローラを濃度の基準となるように白またはそれに準ずる色とすることが できる。 通常、 現像ローラ自体は導電性を有する必要があるため、 黒っぽい反射性 の少ない色をしているが、 ローラの光反射領域を反射性の色にして、光学センサか ら発した光を、液体トナー層を通して現像ローラ表面で反射させて、その光を光学 センサで検出する。
また、透過型の光学センサを用いた際には、 ローラの内部側に測定用の光源を設 け、そこから発した光をローラ及び液体トナー層を通して光学センサで検出するよ う構成することができる。
液体トナー層を形成する供給ローラとしては、パターンドローラを用いることが できる。 パターンドローラ (例えばアサヒロールのァニロックスローラ) は、 例え ば、 円周方向に対して角度を持った斜めの溝状ラインを、 1インチ当たり 1 0 0〜 3 5 0線設けたライン状、或いはさらにそのラインに交差する方向のラインをも加 えて格子状にした細かいパターンのローラである。このようなパターンドローラの 溝を利用して搬送することにより、 溝の数及び溝の大きさ (断面積) のみにより制 限される一定量の現像液を供給することが可能となる。 このように、パターンドロ ーラを用いることにより、現像液の供給量を安定化し、濃度を測定するローラ上の 液体トナー層厚をより一定にすることができる。
また、緩衝槽にはヒータを設けて、液体トナーの温度を一定に保つことができる。 温度が高くなると、 液体トナーの粘性が低くなり、 また、 逆に温度が低くなると、 粘性が高くなるので、液体トナーの温度を一定に保つことにより、液体トナーの粘 性が極端に変化しない様にすることが望ましい。 産業上の利用可能性
本発明は、 濃度調整槽の他に緩衝槽を設け緩衝漕内には印刷最適濃度に調整さ れた現像液だけしか入れない構成とすることで、 連続印字においても常に最適濃 度の現像液のみを供給しつづけることができる。
また、 本発明は、 各槽の液量及び液量変化の検出方法を工夫することによって 、 各槽間、 あるいは現像液支持体と槽等の間で流量センサなどを配置する必要の ない簡単な構成のトナーリサイクル制御方式を提供する事ができる。
また、 本発明は、 高粘性液体現像液の装置内でのリサイクル利用のために、 構 成が比較的簡単でかつ印刷に適した濃度の現像液を常に供給することが可能にな る。

Claims

請求の範囲
1 . 高粘性の液体現像液の薄層を形成して現像する現像液支持体からの現像 残現像液、 及び画像担持体からの転写残現像液を回収し、 現像液濃度調整を行つ た後、 再ぴ該現像液支持体に現像液として供給する電子写真装置のトナーリサイ クル制御方式において、
回収現像液を貯蔵して濃縮現像液及びキヤリァ液を供給して現像液濃度調整を 行う濃度調整槽と、
該濃度調整槽で濃度を調整された液体現像液を搬送し、 貯蔵する緩衝槽と、 を 備え、
前記現像液支持体に対して適正濃度に調整された液体現像液を前記緩衝槽から 供給する構成とした電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
2 . 供給される液体現像液で前記現像液支持体上に層形成される時において 余分な液体現像液はそのまま前記緩衝槽へ戻し、 前記現像液支持体上から現像後 に回収された現像残現像液及び前記画像担持体上から転写後に回収された転写残 現像液はそれぞれ前記濃度調整槽へ戻される循環経路を取るように構成した請求 の範囲第 1項記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
3 . 前記濃度調整槽内の液体現像液を薄層にして表面に形成する薄層形成体 を備え、 該薄層形成体上に形成した現像液薄層の反射濃度を検出することにより 、 液体現像液の濃度検出を行う請求の範囲第 1項に記載の電子写真装置のトナー リサイクル制御方式。
4 . 前記薄層形成体は、 ローラ対によって構成し、 最終段ローラの濃度を反 射センサで検出する請求の範囲第 3項記載の電子写真装置のトナーリサイクル制 御方式。
5 . 前記最終段ローラに現像液を供給する前段のローラに、 現像液塗布量規 制のためにパターンドローラを用いた請求の範囲第 4項記載の電子写真装置のト ナーリサイクル制御方式。
6 . 現像液反射濃度を検出する現像液薄層の厚さを 5〜30 // mの範囲とした請 求の範囲第 3項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
7 . 前記画像担持体から回収された転写残現像液は、 その現像液中に含まれ る固形分を分離し、 キヤリァ液のみを前記濃度調整槽に戻すようにした請求の範 囲第 1項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
8 . 複数色の色毎に前記現像液支持体を含む現像器を備えて多色印刷装置を 構成し、濃縮現像容器を色毎に備えると共に 1つの共通のキヤリァ液容器を装備し 、 そのキヤリァ液容器から各色の濃度調整槽へキヤリァ液を供給する構成とした 請求の範囲第 1項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
9 . 濃度調整された液体現像液の濃度が 5%〜30%の範囲の所定濃度である請 求の範囲第 3項記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
1 0 . 前記緩衝槽と前記濃度調整槽のそれぞれに液量センサを装着すると共 に、 ポンプの駆動状態を判定する機構を備えて、 液量変化とポンプ駆動状態のマ トリタスを監視することにより、 流量センサを設置することなくポンプ駆動に関 する異常を検出する構成とした請求の範囲第 1項記载の電子写真装置のトナーリ サイクル制御方式。
1 1 . 前記液量センサにより検出された液量の変化量に基づいてポンプ駆動 にフィードバックすることにより一定の流量でのポンプ駆動を維持する構成とし た請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
1 2 . 前記液量センサは、 液面に設置される浮きの上下動に伴って連結され た可変抵抗器の出力を読み取る構成とした請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真 装置のトナーリサイクル制御方式。
1 3 . 前記液量センサは、 液面に設置される浮きの上下動に伴って移動する スリ ツ ト幅がリエアに変化する三角形のスリ ッ トを透過式の光学センサで読み取 る構成とした請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御 方式。
1 4 . 前記液量センサは、 液面に設置される浮きの上下動に伴って移動する 反射濃度がリニアに変化する三角形のパターンを形成した反射板を反射型光学セ ンサで読み取る構成とした請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真装置のトナーリ サイクル制御方式。
1 5 . 前記緩衝槽には、 前記液量センサに加えて満タンを検出するフルセン サを併設し、 前記緩衝槽の満タン時からの変化量を用いて前記緩衝槽のェンプテ ィ状態を判定するよう構成した請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真装置のトナ 一リサイクル制御方式。
1 6 . 装置の電源投入時に前記緩衝漕が満タンになるまで印刷に適した濃度 の現像液を調整して供給する動作を行うよう構成して、 満タン時の前記液量セン ザの値を取得して保持する構成とした請求の範囲第 1 5項に記載の電子写真装置 のトナーリサイクル制御方式。
1 7 . 前記濃度調整槽には前記液量センサに加えてェンプティセンサを併設 し、 前記濃度調整槽のェンプティ時からの変化量を用いて前記濃度調整槽の満タ ン状態を判定する構成とした請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真装置のトナー リサイクル制御方式。
1 8 . 装置の初期動作前に、 前記濃度調整槽に高濃度現像液やキヤリァ液を 滴下し始める前の状態での液量センサの値を取得して保持する構成とした請求の 範囲第 1 7項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
1 9 . 前記濃度調整槽を満タンと判定し、 かつその時点で前記濃度調整槽内 の現像液濃度が印刷に適した濃度でないと判定した時に、 前記濃度調整槽内の現 像液を廃棄する構成とした請求の範囲第 1 7項に記載の電子写真装置のトナーリ サイクル制御方式。
2 0 . 前記現像液支持体及び前記画像担持体から回収されてくる現像液によ る液面上昇を上回る現像液を廃棄するため、 前記液量センサが液面の下降を示す ように廃棄ポンプの出力を可変する構成とした請求の範囲第 1 9項に記載の電子 写真装置のトナーリサイクル制御方式。
2 1 . 前記濃度調整槽の調整動作は印字終了後一定時刻後まで継続し、 装置 スリープもしくは節電状態では停止させると共に、 スリープもしくは節電状態へ の移行までの時間を前記濃度調整槽の前記液量センサによって決定する満タン状 態までの容積によって変化させる構成とした請求の範囲第 1 0項に記載の電子写 真装置のトナーリサイクル制御方式。
2 2 . 前記濃度調整槽の調整動作は印字終了後一定時刻後まで継続し、 装置 ス リープもしくは節電状態では停止させると共に、 スリープもしくは節電状態移 行までの時間を直前の印刷枚数によって変化する消費した現像液の量に応じて設 定する構成とした請求の範囲第 1 0項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル 制御方式。
2 3 . 前記現像液支持体から前記緩衝槽への戻り経路の流路径を前記緩衝槽 から前記現像液支持体への流路径ょりも太くする事で戻り側の経路のポンプなし でも現像液の良好な循環を可能な構成とした請求の範囲第 2項に記載の電子写真 装置のトナーリサイクル制御方式。
2 4 . 前記濃縮現像液もしくはキャリア液の供給は、 濃度センサ出力と目的 の濃度との差の大きさに基づき、 単位時間当たりの供給量を変化させて制御する ことから成る請求の範囲第 1項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方 式。
2 5 . 前記濃度センサ出力と目的の濃度との差の大きさが、 所定値以上にあ る間、 前記単位時間当たりの供給量を最大に維持して制御する請求の範囲第 2 4 項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
2 6 . 前記濃度調整槽の液量を検出する液量センサを設け、 濃度調整槽の液 量が所定基準以下にある間、 前記濃度センサの出力にかかわらず、 濃縮現像液と キヤリァ液の両方を供給するよう制御する請求の範囲第 2 4項に記載の電子写真 装置のトナーリサイクル制御方式。
2 7 . 前記濃度調整槽の液量が所定基準以下にある間の制御は、 濃度調整槽 に供給される濃縮現像液の濃度に対する目的の現像液濃度の比に基づき、 キヤリ ァ液の単位時間当たりの供給量を、 濃縮現像液の単位時間当たりの供給量よりも 下げる請求の範囲第 2 6項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
2 8 . 装置電源投入後、 前記液量センサの検出対象である液体トナー層厚が 一定になるまでの所定時間後に、 前記濃縮現像液もしくはキヤリァ液の供給制御 を開始する請求の範囲第 2 4項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方 式。
2 9 . 前記目的の濃度を含む現像液濃度の許容範囲を設定する第 1の濃度基 準と第 2の濃度基準を、 前記目的の濃度の上下に設定し、 濃度センサ出力がこの 許容範囲内にあるとき、 前記濃縮現像液もしくはキヤリァ液の供給制御を停止す ると共に、 温度に応じて上記第 1の濃度基準と第 2の濃度基準を変化させる請求 の範囲第 2 4項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
3 0 . 予め目的の濃度に調整した現像液を収容したリファ レンス用のトナー 槽を備えると共に、 該リ ファ レンス用のトナー槽で検出された現像液濃度を、 検 出時温度における目的濃度であるとして、 それに対応して前記現像液濃度の許容 範囲を設定する第 1の濃度基準と第 2の濃度基準を変化させる請求の範囲第 2 9 項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
3 1 . 目的の濃度の現像液について、 温度を変化させた時のトナー濃度セン ザの出力を測定して、 温度と トナー濃度センサの出力の関係を表したテーブルを 予め作成し、 現像液濃度の調整制御に際しては、 温度センサを用いて測定された 周囲温度に基づき、 上記テーブルを参照することにより、 測定された温度での目 的濃度を求め、 それに対応して前記現像液濃度の許容範囲を設定する第 1の濃度 基準と第 2の濃度基準を変化させる請求の範囲第 2 9項に記載の電子写真装置の トナーリサイクル制御方式。
3 2 . 前記現像液支持体を現像ローラによって構成し、
該現像ローラ上に形成された液体トナー薄層を均一に均すと共に、バイアスを印 加するよう構成した均しブレードと、該均しブレードにより液体トナー薄層を均一 に均した後の位置において、液体トナー薄層の透過濃度あるいは反射濃度を検出す る光学センサと、 前記均しブレードに流れる電流を検出する検出器とを備え、 前記光学センサの検出値及び均しブレードに流れる電流に基づき液体トナーの 濃度及び疲労を検出する請求の範囲第 1項に記載の電子写真装置のトナーリサイ クル制御方式。
3 3 . 前記現像ローラ上に液体トナーの薄層を形成するためにパターンドロ ーラによって構成される供給ローラを備える請求の範囲第 3 2項に記載の電子写 真装置のトナーリサイクル制御方式。
3 4 . 前記緩衝槽にヒータを設けて液体トナーの温度を一定に保つようにし たことから成る請求の範囲第 3 2項に記載の電子写真装置のトナーリサイクル制 御方式。
3 5 . 前記光学センサおよびブレード電流の検出値が共に所定の値より大き い場合には前記濃度調整槽にキヤリァ液を供給し、 所定の値より小さい場合には 前記濃度調整槽に濃縮現像液を供給して, 各検出値が所定値になるように現像液 濃度を調整することから成る請求の範囲第 3 2項に記載の電子写真装置のトナー リサイクル制御方式。
3 6 . 前記光学センサによる検出値とブレード電流による検出値が所定の値 より大きな差があるとき現像液の疲労として検出し, 新たなキャリア液、 濃縮現 像液の供給を止める機構を設けた請求の範囲第 3 5項に記載の電子写真装置のト ナーリサイクル制御方式。
3 7 . 前記現像ローラ上で前記光学センサにより検出された濃度値及び前記 均しブレードに流れる電流の検出値が共に所定の値より大きい場合には濃度調整 槽にキヤリァ液を供給し, 検出値が共に所定の値より小さい場合には濃縮現像液 を供給するようにした請求の範囲第 3 2項に記載の電子写真装置のトナーリサイ クル制御方式。
3 8 . 前記光学センサを画像エリア外に装備し, その部分の現像ローラを濃 度の基準となるように白またはそれに準ずる色とした請求の範囲第 3 7項に記載 の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
3 9 . 前記光学センサの検出値と均しブレードの電流検出値が所定値内の差 である場合、 現像バイアスを可変して画像濃度を調整する請求の範囲第 3 7項に 記載の電子写真装置のトナーリサイクル制御方式。
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