JP2008275911A - 液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008275911A
JP2008275911A JP2007119762A JP2007119762A JP2008275911A JP 2008275911 A JP2008275911 A JP 2008275911A JP 2007119762 A JP2007119762 A JP 2007119762A JP 2007119762 A JP2007119762 A JP 2007119762A JP 2008275911 A JP2008275911 A JP 2008275911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid developer
cylindrical member
developer
concentration detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007119762A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Horiuchi
伸浩 堀内
Koji Murase
幸司 村瀬
Hiroyuki Ueda
博之 上田
Shusuke Takenaka
秀典 竹中
Tomoyuki Oda
智之 小田
Junpei Hobo
純平 保母
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2007119762A priority Critical patent/JP2008275911A/ja
Priority to US12/107,594 priority patent/US20080267647A1/en
Publication of JP2008275911A publication Critical patent/JP2008275911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/104Preparing, mixing, transporting or dispensing developer
    • G03G15/105Detection or control means for the toner concentration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】液体現像剤の濃度が低い場合であっても、濃度を精度良く検出できるようにすることにある。
【解決手段】液体現像剤を用いて画像形成を行うカラープリンタ1の液体現像剤の濃度検出装置60であって、筒状部材600と、発光部材64と、受光部材65と、を備えている。筒状部材60は、液体現像剤を注入可能な液体現像剤注入口61aと、液体現像剤を排出可能な液体現像剤排出口63aとを有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成されている。発光部材64は、筒状部材600の一端に配置された部材である。受光部材65は、筒状部材600の内部に注入された液体現像剤の濃度を検出するために発光部材64からの光を受光する。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置、特に、液体現像剤を用いて画像形成を行う画像形成装置の液体現像剤の濃度検出装置及びこの濃度検出装置を備えた画像形成装置に関する。
液体現像剤の濃度検出装置は、厚さが薄く液体を収納可能な収容部分と、収容部分の両端に配置された発光部及び受光部とを有している。このような液体現像剤の濃度検出装置では、収容部分に液体現像剤を収納し、発光部を発光させる。すると、発光部の光は、液体現像剤を透過し、受光部で受光される。このとき受光部で受光した光の強度によって液体現像剤の濃度が検出される(特許文献1参照)。
特開2005−315948号公報
特許文献1に記載の液体現像剤の濃度検出装置では、細隙に液体現像剤を封入し、発光素子からの光を、この細隙内の液体現像剤の薄層を通過させ、受光素子に到達した透過光によりトナー濃度を検出するようにしている。そして、細隙に封入された液体現像剤の厚さ(試料厚さ)は一般的に数十μmから数mmである。
このような従来の濃度検出装置では、試料厚さが非常に薄いので、液体現像剤の濃度が0.1%以下のような非常に低い場合には、発光部と受光部との間を通過する際の光の減衰量が少ない。このために濃度の検出精度が悪くなる。
本発明の課題は、液体現像剤の濃度が低い場合であっても、濃度を精度良く検出できるようにすることにある。
請求項1に係る液体現像剤の濃度検出装置は、液体現像剤を用いて画像形成を行う画像形成装置の液体現像剤の濃度検出装置であって、筒状部材と、発光部材と、受光部材と、を備えている。筒状部材は、液体現像剤を注入可能な注入口と、液体現像剤を排出可能な排出口とを有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成されている。発光部材は、筒状部材の一端に配置された部材である。受光部材は、筒状部材の内部に注入された液体現像剤の濃度を検出するために発光部材からの光を受光する。
この装置では、筒状部材の注入口から液体現像剤を注入し、筒状部材の内部に液体現像剤が満たされた状態で発光部材を発光させる。このとき、発光部材の光は、筒状部材の内部に注入された液体現像剤を透過し、液体現像剤の濃度を検出するために受光部材によって受光される。
ここでは、筒状部材の液体通路に液体現像剤を注入しているので、試料厚さ、すなわち光の透過距離を十分に長くとることができる。このため、従来の液体現像剤の薄層に対して光を照射して濃度を検出する場合に比較して、精度の高い濃度検出を行うことができる。特に、液体現像剤の濃度が低い場合であっても、本装置では光の減衰度合いが大きくなり、ダイナミックレンジが広くなるので、濃度を精度良く検出することができる。
ここで、受光部材の受光量は光路長とともに低下する。したがって、筒状部材の軸長距離をあまり長くすると、受光部材の受光量の低下が大きくなり、精度の良い検出ができなくなってしまう。
そこで請求項2に係る液体現像剤の濃度検出装置は、請求項1の装置において、筒状部材は、内周面が表面仕上げ処理されている。
また、請求項3に係る液体現像剤の濃度検出装置は、請求項1又は2の装置において、筒状部材は、内周面の十点平均荒さRzが1.0μm以下である。
さらに、請求項4に係る液体現像剤の濃度検出装置は、請求項1から3のいずれかの装置において、筒状部材は、少なくとも内周面がアルミニウム又は銀で構成されている。
以上の請求項2から4に記載の装置では、筒状部材の内周面において光の乱反射が生じにくいので、また光反射率が高く、色による反射率が大きく異ならないので、受光素子側における受光量の低下を抑えることができ、精度の良い検出をすることができる。
請求項5に係る液体現像剤の濃度検出装置は、液体現像剤を用いて画像形成を行う画像形成装置の液体現像剤の濃度検出装置であって、液体を注入可能な注入口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第1筒状部材と、第1筒状部材の一端に設けられ、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第2筒状部材と、第2筒状部材の第1筒状部材が配置されていない側端部に配置され、液体を排出可能な排出口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第3筒状部材と、発光部材と、受光部材とを備えている。
請求項6に係る液体現像剤の濃度検出装置は、請求項5の装置において、第1筒状部材と、第2筒状部材と、第3筒状部材とは同軸状に配置されている。
ここでは、発光部材の光を受光部材で受光しやすくなる。
請求項7に係る液体試料の濃度検出装置は、溶質と溶媒と又は分散質と分散媒とを含む液体試料中の溶質又は分散質の濃度を測定する液体試料の濃度検出装置であって、筒状部材と、発光部材と、受光部材とを備えている。筒状部材は、液体試料を注入可能な注入口と、液体試料を排出可能な排出口とを有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成されている。発光部材は、筒状部材の一端に配置されている。受光部材は、筒状部材の他端に配置され、筒状部材の内部に注入された液体試料の濃度を検出するために発光部材からの光を受光する。
この液体試料の濃度検出装置では、筒状部材の注入口から液体試料を注入し、筒状部材の内部に液体試料が満たされた状態で発光部材を発光させる。このとき、発光部材の光は、筒状部材の内部に注入された液体試料を透過し、液体試料の濃度を検出するために受光部材によって受光される。
請求項8に係る液体試料の濃度検出装置は、溶質と溶媒と又は分散質と分散媒とを含む液体試料中の溶質又は分散質の濃度を測定する液体試料の濃度検出装置であって、第1筒状部材と、第2筒状部材と、第3筒状部材と、発光部材と、受光部材と、を備えている。第1筒状部材は、液体を注入可能な注入口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成されている。第2筒状部材は、第1筒状部材の一端に設けられ、内側に液体が通過可能な液体通路が形成されている。第3筒状部材は、第2筒状部材の第1筒状部材が配置されていない側端部に配置され、液体を排出可能な排出口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成されている。
請求項9に係る画像形成装置は、液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置であって、表面に静電潜像を担持可能な静電潜像担持体と、静電潜像担持体の表面を帯電する帯電装置と、静電潜像担持体の表面を画像データに基づいて露光し静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像しトナー像を規制する液体現像装置と、トナー像を被転写体に転写する転写装置と、転写装置によってトナー像が転写された後、静電潜像担持体に残留した液体現像剤を除去するクリーニング装置と、静電潜像担持体からクリーニング装置によって除去された液体現像剤に対して分離抽出操作を行う分離抽出装置と、分離抽出装置内の液体現像剤の濃度を検出する濃度検出装置と、を備えている。
この画像形成装置では、帯電装置によって静電潜像担持体の表面を帯電させ、露光装置によって画像データに基づいて静電潜像担持体の表面に露光する。そして、現像装置によって静電潜像担持体の表面にトナー像を形成し、転写装置によって被転写体に転写する。その後、静電潜像担持体上に残留した液体現像剤をクリーニング装置によって除去し、クリーニング装置で除去された液体現像剤を分離抽出装置で分離抽出する。このとき、濃度検出装置による濃度検出結果によって分離抽出装置で分離抽出動作が完了したか否かが判断される。
本発明では、液体現像剤の濃度が低い場合であっても、濃度を精度良く検出できるようにすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の画像処理装置の実施の一形態について説明する。なお、説明の便宜上、図面では部材の位置及び大きさ等は適宜強調して描かれている。また、以下の実施形態は、本発明の画像処理装置の一例として、プリンタを挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明の画像処理装置は画像形成部を備えていればよく、コピー機、ファクシミリ機としての機能を有する所謂複合機(MFP、Multi Function Peripheral)やコピー機能のみを備えたものでもよい。以下に説明するこれらの部材の具体的な構成や、その他の部材等については、適宜変更可能である。
1.全体構成
図1を用いて本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ1の概略構成を説明する。図1は、カラープリンタ1の要部構成を示す正面図である。
カラープリンタ1は、画像データに基づいてトナー画像を形成するタンデム式の画像形成部2と、用紙を収容する用紙収納部3と、画像形成部2で形成されたトナー画像を用紙上に転写する二次転写部4と、転写されたトナー画像を用紙上に定着させる定着部5と、定着の完了した用紙を排紙する排出部6と、用紙収納部3から排出部6まで用紙を搬送する用紙搬送部7と、現像剤循環装置8(図2参照)を主に備えている。
画像形成部2は、中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21のクリーニング部22と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色にそれぞれ対応した画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBとを備える。
被転写体である中間転写ベルト21は、無端状、すなわちループ状のベルト状部材であり、図1において矢印で示すように時計回りに循環駆動される。循環駆動において外側を向く面を以下、表面と称し、他方の面を裏面と称する。
画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、中間転写ベルト21のクリーニング部22と二次転写部4との間に中間転写ベルト21の近傍に4つ並べて配置される。なお、各画形成ユニットFY、FM、FC、FBの配置の順番はこの限りではないが、各色の混色による完成画像への影響を配慮すると、この配置が好ましい。画像形成ユニットFY、FM、FC、及びFBは、静電潜像担持体としての感光体ドラム10と、帯電装置としての帯電器11と、露光装置としてのLED露光装置12と、液体現像装置9と、転写装置としての一次転写ローラ20と、クリーニング装置26と、除電装置13と、キャリア液除去ローラ30と、を備える。また、画像形成ユニットのうち、最も二次転写部4に近い位置に位置する画像形成ユニットFBには、キャリア液除去ローラ30が設けられていないが、その他の構成は同一である。
感光体ドラム10は、円柱状の部材であって、その表面に帯電(本実施形態ではプラス極性に帯電)したトナーを含むトナー像を担持可能である。感光体ドラム10は、図1において反時計回りに回転可能な部材である。
帯電器11は、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させることができる機器である。
LED露光装置12は、LEDの光源を有し、帯電した感光体ドラム10表面を画像データに応じた光で照射し、感光体ドラム10表面に静電潜像を形成可能である。
液体現像装置9は、感光体ドラム10に液体現像剤を供給するためのものであって、現像ローラ91と、供給ローラ92と、支持ローラ93と、現像剤供給部材94と、現像剤除去装置96と、現像剤帯電装置97とを備えている。現像ローラ91は感光体ドラム10に接触するように配置されている。供給ローラ92は、現像ローラ91に液体現像剤を供給するためのものであって、現像ローラ91の下部に接触している。支持ローラ93は、液体現像剤を供給ローラ92とともに支持するための部材であって、供給ローラ92に接触するように配置されている。この供給ローラ92には、掻き取りブレード921が接触させられている。この掻き取りブレード921によって現像ローラ91に供給するために供給ローラ92上に担持されている液体現像剤の層厚が所定値に規制される。現像剤供給部材94は、供給ローラ92と支持ローラ93との接触部分に液体現像剤を供給するための部材である。現像剤除去装置96は、感光体ドラム10に供給されずに現像ローラ91上に残留した液体現像剤を除去するための装置であって、現像剤除去ブレード961を有している。この現像剤除去ブレード961によって現像ローラ91上の液体現像剤を掻き取る。現像剤帯電装置97は、現像ローラ91に担持された液体現像剤中のトナーを帯電させるための装置であって、現像ローラ91の近傍に配置されている。
転写装置としての一次転写ローラ20は、感光体ドラム10とキャリア液除去ローラ30との間の中間転写ベルト21の裏面に接するように配置されている。一次転写ローラ20には、図示しない電源から感光体ドラム10の表面に形成されたトナー像中のトナーの帯電極性とは逆極性(本実施形態ではマイナス)の電圧が印加されるようになっている。つまり、一次転写ローラ20は、中間転写ベルト21と接触している位置で、中間転写ベルト21にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加する。中間転写ベルト21は導電性を有するので、この印加電圧によって、中間転写ベルト21の表面側及びその周辺にトナーが引き付けられる。
クリーニング装置26は、感光体ドラム10から用紙に転写されずに残留した現像剤をクリーニングするための装置であって、残留現像剤搬送スクリュー261と、クリーニングブレード262とを備えている。残留現像剤搬送スクリュー261は、クリーニングブレード262と後述するキャリア液除去ローラ30によって掻き取られ、クリーニング装置26内に収納された残留現像剤をクリーニング装置26の外部に搬送するための部材であって、クリーニング装置26内に配置されている。クリーニングブレード262は、感光体ドラム10の表面に残留した現像剤を、掻き取るための部材であって、感光体ドラム10が延びる方向に延びた板状の部材である。
またクリーニングブレード262は、端部が感光体ドラム10の表面に摺接しており、感光体ドラム10の回転に伴って感光体ドラム10上に残留した現像剤を掻き取る。
除電装置13は、光源を備え、クリーニングブレード262による現像剤除去後、感光体ドラム10の表面を光源からの光によって除電し、次の画像形成に備える。
キャリア液除去ローラ30は、感光体ドラム10の回転軸と平行な回転軸を中心として感光体ドラム10と同方向に回転可能な略円柱状の部材である。また、キャリア液除去ローラ30は、感光体ドラム10と中間転写ベルト21とが接触する位置よりも二次転写部4が配置されている側に配置されており、中間転写ベルト21の表面からキャリアを除去する部材である。
用紙収納部3は、トナー像を定着させる用紙を収納する部分であって、カラープリンタ1の下部に配置されている。また、用紙収納部3は、用紙を収納している給紙カセットを有している。
二次転写部4は、中間転写ベルト21上に形成されたトナー像を用紙に転写する部分であって、中間転写ベルト21を支持する支持ローラと、支持ローラに対向して配置された二次転写ローラとを有している。
定着部5は、用紙にトナー像を定着させる部分であって、二次転写部4の上側に配置されている。また、定着部5は、用紙に転写されたトナー像に接する加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して配置された加圧ローラ52とを有している。
排出部6は、定着部5でトナー像が定着された用紙が排出される部分であって、カラープリンタ1の上部に配置されている。
用紙搬送部7は用紙収納部3から二次転写部4や定着部5、排出部6に用紙を搬送する部分である。
液体現像剤循環装置8(図2参照)は、画像形成に使用されない液体現像剤を再び利用するための装置であって、図2に示すように、第1回収容器81と、分離抽出装置82と、第2回収容器83と、調整容器84と、トナータンク85と、キャリアタンク86と、リザーブタンク87とを備えている。第1回収容器81は、感光体ドラム10上に残留した液体現像剤を回収するための容器である。分離抽出装置82は、第1回収容器81の液体現像剤をトナーとキャリア液とに分離するための装置であって、第1回収容器81にポンプP9を介してパイプによって接続されている。ここで、分離抽出装置82には、液体現像剤の濃度検出装置60が接続されており、液体現像剤の濃度が検出されている。なお、液体現像剤の濃度検出装置60はポンプP11とP12を介してパイプによって分離抽出装置82に接続されている。第2回収容器83は、現像ローラ91及び液体現像装置9の画像形成に使用されずに残留した液体現像剤を回収する容器であって、ポンプP5が取り付けられたパイプによって液体現像装置9に、及びポンプP1が取り付けられたパイプによって現像剤除去装置96に接続されている。調整容器84は、液体現像剤のトナー濃度を調整するための容器であって、第2回収容器83にポンプP2が取り付けられたパイプによって接続されている。トナータンク85は、液体現像装置9で用いる液体現像剤よりもトナー濃度の高い液体現像剤が収納されており、ポンプP8が取り付けられたパイプによって調整容器84に接続されている。キャリアタンク86は、キャリア液が収納されており、ポンプP3が取り付けられたパイプによって調整容器84に接続されるとともにポンプP10が取り付けられたパイプによって分離抽出装置82に接続されている。リザーブタンク87は、液体現像装置9に供給する液体現像剤を収納しており、ポンプP6が取り付けられたパイプによって調整装置84に接続されるとともにポンプP7が取り付けられたパイプによって液体現像装置9に接続されている。なお、各ポンプは液体現像剤を一方向に送出する機能を有する。ここで、分離抽出装置82は主に、図2において時計回りに回転する電極ローラ82a、電極ローラ82aに当接した図2において半時計回りに回転する堰止ローラ82b、電極ローラ82aと微小空間を保つように配置された液体収容容器82c、電極ローラ82aに当接したクリーニングブレード82dを有する。電極ローラ82a、堰止ローラ82b、液体収容容器82cの少なくとも表面は電圧印加が可能な部材(例えば金属や導電性を付与された樹脂)で構成されている。分離抽出装置82に設けられた液体現像剤の濃度検出装置60については後に詳述する。
2.液体現像剤の濃度検出装置
液体現像剤の濃度検出装置60(図3、図4参照)は、分離抽出装置82内の液体現像剤の濃度を検出するための装置であって、分離抽出装置82に設けられている。また、濃度検出装置60は、筒状部材600と、発光部材64と、受光部材65と、第1支持部材66と、第2支持部材67と、制御部68(図5参照)と、電圧印加装置69(図5参照)とを備えている。
筒状部材600は、第1筒状部材61と、第2筒状部材62と、第3筒状部材63とを備えている。本実施例ではトナー濃度が0.001%以下となった場合を分離抽出が完了したと規定しているので、この筒状部材600は少なくともトナー濃度が0.1%以下、さらに好適には0.01%以下の液体現像剤のトナー濃度を検出するのに好適な長さを有するものである。第1筒状部材61は、円筒状の部材であって、一端に液体現像剤を注入可能な現像剤注入口61aを有している。また、第1筒状部材61は、一端側から長手方向略中間位置に向かって徐々に内径が狭くなるように形成されており、内面が光の吸収率が悪い、すなわち光を反射しやすい銀やアルミニウムの合金によって形成されている。さらに、第1筒状部材61は、十点平均荒さRzが1.0μm以下になるように内周面が鏡面状に研磨されており、内径が第2筒状部材62の外形とほぼ同じ大きさである。
第2筒状部材62は、第1筒状部材61の他端に配置されており、第1筒状部材61の他端の内径とほぼ同じ径の外形を有する円筒状の部材である。また、第2筒状部材62の内面は、光の吸収率が悪い部材、すなわち光を反射しやすい銀やアルミニウムの合金によって形成されており、十点平均荒さRzが1.0μm以下になるように鏡面状に研磨されている。この第2筒状部材62の第1筒状部材61の内周面と後述の第3筒状部材63の内周面に接する外周側には液体現像剤が漏れるのを防止するための漏れ防止部材62aが配置されている。この漏れ防止部材62aは、環状の弾性変形可能なシール部材であって、第2筒状部材62の外周面に形成された環状溝62bに嵌め込まれている。
第3筒状部材63は、一端が第2筒状部材62の第1筒状部材61が配置されている側端部の逆側端部に接続された部材であって、他端に液体現像剤を排出可能な液体現像剤排出口63aが設けられている。また、第3筒状部材63は、一端側から長手方向略中間位置に向かって徐々に内径が狭くなるように形成されており、内面が光の吸収率の悪い、すなわち光を反射しやすい銀やアルミニウムの合金によって形成されている。さらに、第3筒状部材63は、十点平均荒さRzが1.0μm以下になるように内周面が鏡面状に形成されており、内径が第2筒状部材62の外形とほぼ同じ大きさである。
発光部材64は、第1筒状部材61の一端側に配置されており、第1筒状部材61の内周側に向かって発光可能な部材である。
受光部材65は、発光部材64によって発光された光を受光可能な部材であって、第3筒状部材63の他端側に配置されている。このために、発光部材64の光は、第1筒状部材61の内周、第2筒状部材62の内周、第3筒状部材63の内周をそれぞれ通過して受光部材65に受光される。また、受光部材65はレシーバ651に接続されており、このレシーバ651によって受光部材65で受光した光が電気に変換される。
第1支持部材66は、第1筒状部材61を支持するための部材であって、第1筒状部材支持部661と、発光部材支持部662と、第1土台部663とを有している。第1筒状部材支持部661は、筒状の部分であって、内周側に第1筒状部材61の一部が配置可能である。また第1筒状部材支持部661は、第1筒状部材61の液体現像剤注入口61aに接続可能な孔(ポンプP11が取り付けられたパイプが接続されている)が形成されており、発光部材64が配置可能な孔661aを有している。孔661aの発光部材の先端部と対面する部分は第1筒状部材61に向かって凸状に形成され発光素子からの光が透過可能なように透明な樹脂部材で規制されている。第1筒状部材支持部661の第1筒状部材61の外周面と接する内周側には液体現像剤が漏れるのを防止するための漏れ防止部材661bが配置されている。この漏れ防止部材661bは、環状の弾性変形可能なシール部材であって、第1筒状部材支持部661の内周面に形成された環状溝661cに嵌め込まれている。発光部材支持部662は、発光部材64の一端を支持するためのものであり、第1筒状部材支持部661の端部に配置された部材である。また、発光部材支持部662は、発光部材64の一端を配置可能な孔が形成された板状の部材であって、第1筒状部材支持部661にビス止めされている。第1土台部663は、第1筒状部材支持部661の下側に配置された部分であって、板状の部分である。
第2支持部材67は、第3筒状部材63を第1筒状部材61の高さとほぼ同じ高さに支持するための部材であって、第2筒状部材支持部671と、受光部材支持部672と、第2土台部673とを有している。第2筒状部材支持部671は、筒状の部分であって、内周側に第2筒状部材62の一部が配置可能である。また第2筒状部材支持部671は、第3筒状部材63の液体現像剤排出口63aに接続可能な孔(ポンプP12が取り付けられたパイプが接続されている)が形成されており、受光部材65が配置可能な孔671aを有している。孔671aの受光部材の先端部と対面する部分は第3筒状部材63に向かって凸状に形成され発光素子からの光が透過可能なように透明な樹脂部材で形成されている。第2筒状部材支持部671の第3筒状部材63の外周面と接する内周側には液体現像剤が漏れるのを防止するための漏れ防止部材671bが配置されている。この漏れ防止部材671bは、環状の弾性変形可能なシール部材であって、第3筒状部材支持部671の内周面に形成された環状溝671cに嵌め込まれている。受光部材支持部672は、受光部材65の一端を支持するためのものであり、第2筒状部材支持部671の端部に配置された部材である。また、受光部材支持部672は、受光部材65の一端を配置可能な孔が形成された板状の部材であって、第2筒状部材支持部672にビス止めされている。第2土台部673は、第2筒状部材支持部671の下側に配置された部分であって、板状の部分である。
制御部68は、電圧印加装置69と、発光部材64及び受光部材65と、ポンプP11及びポンプP12と、電極ローラ82aなど駆動モータ681とに接続されており、これらの部材及び装置を制御するための部分である。
電圧印加装置69は、分離抽出装置82に電圧を印加するための装置であって、分離抽出装置82に接続されている。
3.動作
次に、湿式のカラープリンタ1の画像形成動作を説明する。
湿式のカラープリンタ1に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)からの画像形成指示を受けたカラープリンタ1は、作成指示を受けた画像データに対応した各色のトナー像を画像形成ユニットFY,FM、FC、FBを用いて形成する。具体的には、感光体ドラム10上に画像データに基づいた静電潜像が形成され、この静電潜像に液体現像装置9からトナーが供給される。このようにして各画像形成部2で形成された画像は中間転写ベルト21に転写されて、中間転写ベルト21上で重ね合わされてカラートナー像となる。
このカラートナー像の形成と同期して用紙収納部3に収容されている用紙が図示しない給紙装置で用紙収納部3から一枚ずつ取り出されて、用紙搬送部7に沿って搬送される。そして、用紙は中間転写ベルト21への一次転写とタイミングを合わせて二次転写部4に送り込まれ、二次転写部4で中間転写ベルト21上のカラートナー像が用紙に二次転写される。カラートナー像が転写された用紙はさらに定着部5に搬送されて熱と圧力によりカラートナー像が用紙に定着される。さらに用紙は排出部6によって湿式のカラープリンタ1の外部に排紙される。二次転写後、中間転写ベルト21に残留したトナーは、中間転写ベルト21のクリーニング部22によって中間転写ベルト21から除去される。
液体現像剤の循環動作について説明する。
画像形成動作の際に、感光体ドラム10から中間転写ベルト21に転写されずに感光体ドラム10上に残留した液体現像剤はクリーニングブレード262によって第1回収容器81内に回収される。第1回収容器81に回収された液体現像剤は、分離抽出装置82に搬送され、トナーとキャリア液とに分離された後、キャリア液がキャリアタンク86に搬送される。また、液体現像装置9内に収容され、画像形成に使用されない液体現像剤と液体現像装置9の現像ローラ91から現像剤除去ブレード961によって除去された液体現像剤が第2回収容器83に回収される。第2回収容器83に収納された液体現像剤は調整容器84に搬送され、調整容器84内でトナータンクからのトナー及びキャリアタンクからのキャリア液が必要に応じて供給されて、液体現像剤の濃度が調整される。濃度が調整された液体現像剤はリザーブタンク87に搬送される。リザーブタンク87内の液体現像剤は液体現像装置9に供給される。
分離抽出装置82に収容された液体現像剤の濃度検出動作について説明する。
第1回収容器81内に貯留された液体現像剤の量が所定量になったことが図示しないセンサで検知されると、その検知結果に基づいてポンプP9が操作されて電極ローラ82a液体収容容器82cとの間の空間に液体現像剤が注入される。電極ローラ82aに−500V、堰止ローラ82bと液体収容容器82cに+500Vが印加された状態で電極ローラ82aと堰止ローラ82bが回転することで電極ローラ82a表面に液体現像剤中のトナーが引き付けられて付着し、電極ローラ82aと堰止ローラ82bの当接部を電極ローラ82aに付着したトナーのみが通過し、このトナーがクリーニングブレード82dによって電極ローラ82a表面から除去されることで電極ローラ82aと液体収容容器82cの間の空間には液体現像剤のキャリア液が抽出される。所定時間キャリア液の抽出が行われた後、分離抽出装置82内の液体現像剤がトナーとキャリア液とに分離されたか否かを検出するために分離抽出装置82内の液体現像剤の濃度が検出される。分離抽出装置82内の液体現像剤の濃度を検出する際には、制御部68によってポンプP11が操作され、分離抽出装置82内の液体現像剤が液体現像剤注入口61aから第1筒状部材61の内周側に供給される。この際ポンプP10は停止していて液体現像剤はキャリアタンク86の方に流れ出すことはない。そして、第2筒状部材62の内周側および第3筒状部材63の内周側に液体現像剤が充填された状態で、制御部68からの電気信号によって発光部材64を第1筒状部材61の内周側に向かって発光させる。発光部材64によって発光された光が受光部材65で受光され、受光部材65で受光された光がレシーバ651によって電気に変換される。そして、この電圧が制御部68に伝達され、液体現像剤の濃度を検出することができる。具体的には、図6に示すように出力電圧が2.0Vの時には濃度が0.0005%であり、出力電圧が1.3Vの時には濃度が0.001%である。液体現像剤の濃度が所定の濃度である場合、すなわち液体現像剤がトナーとキャリア液とに分離されていると判断できる場合には、ポンプ12が操作され液体現像剤排出口63aから液体現像剤が排出される。このようにして、キャリアタンク86にキャリア液が搬送される。また、液体現像剤が所定の濃度ではない場合には、電極ローラなど駆動モータ681及び電圧印加装置69が操作され、液体現像剤の分離動作が続行される。
ここでは、所定長さの第2筒状部材62を用いることで、濃度の薄い液体現像剤の濃度を精度良く検出することができる。また、図7に示すように、測定にトナーを含まないキャリア液を用いた場合でも、第1筒状部材61及び第2筒状部材62及び第3筒状部材63の内周面が金属で形成されているために、樹脂で形成されている場合と比較して、距離の増加に伴う光減衰量が少ない。樹脂を用いた場合には筒状部材の内周面における光の乱反射のために受光部材に到達する光量が減少してしまう。このために、精度良く液体現像剤の濃度を検出することができる。また、図8に示すように、測定にトナーを含まないキャリア液を用いた場合でも、第1筒状部材61及び第2筒状部材62及び第3筒状部材63の内周面が研磨されているために、研磨されていない場合に比べて距離の増加に伴う光減衰量が少ない。筒状部材の内周面が研磨されていない場合は筒状部材の内周面における光の乱反射のために受光部材に到達する光量が減少してしまう。このために、精度良く液体現像剤の濃度を検出することができる。
4.他の実施形態
(1)上記実施形態では、発光部材64を第1筒状部材61側に配置し、受光部材65を第3筒状部材63側に配置したが、本発明はこれに限らずに、発光部材64を第3筒状部材63側に配置し、受光部材65を第1筒状部材61側に配置しても良い。
(2)上記の実施例では分散媒がキャリア液であり分散質がトナーである液体現像剤の場合を例示したが、種々の液体試料の濃度測定にも適用可能である。例えば、分散媒としての水に分散質としての微粒子状の汚濁物質が分散している河川の水や海水の測定汚染物質量の測定、分散媒の水に分散質としての染料が溶けている染料濃度の測定、溶媒としての水に溶質として溶けている有色の液体の量の測定、その他、血液、化学反応後の液体試料の測定が適用例として挙げられる。
カラープリンタの全体概略図。 液体現像剤循環装置の全体概略図。 液体現像剤の濃度検出装置の全体図。 液体現像剤の濃度検出装置を分解した状態を示す図。 発光部材及び受光部材と制御部とのブロック図。 出力電圧と固形分の濃度との関係を示す図。 収容容器として樹脂を用いた場合及び金属を用いた場合における出力電圧と光路距離との関係を示す図。 内周面を研磨した場合と研磨していない場合とにおける出力電圧と光路距離との関係を示す図。
符号の説明
1 カラープリンタ(画像形成装置)
60 濃度検出装置
61 第1筒状部材
61a 液体現像剤注入口
62 第2筒状部材
62a 漏れ防止部材(シール部材)
63 第3筒状部材
63a 液体現像剤排出口
64 発光部材
65 受光部材
66 第1支持部材
67 第2支持部材
600 筒状部材

Claims (9)

  1. 液体現像剤を用いて画像形成を行う画像形成装置の液体現像剤の濃度検出装置であって、
    液体現像剤を注入可能な注入口と、液体現像剤を排出可能な排出口とを有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された筒状部材と、
    前記筒状部材の一端に配置された発光部材と、
    前記筒状部材の他端に配置され、前記筒状部材の内部に注入された液体現像剤の濃度を検出するために前記発光部材からの光を受光する受光部材と、
    を備えた液体現像剤の濃度検出装置。
  2. 前記筒状部材は、内周面が表面仕上げ処理されている、請求項1に記載の液体現像剤の濃度検出装置。
  3. 前記筒状部材は、内周面の十点平均荒さRzが1.0μm以下である、請求項1又は2に記載の液体現像剤の濃度検出装置。
  4. 前記筒状部材は、少なくとも内周面がアルミニウム又は銀で構成されている、請求項1から3のいずれかに記載の液体現像剤の濃度検出装置。
  5. 液体現像剤を用いて画像形成を行う画像形成装置の液体現像剤の濃度検出装置であって、
    液体を注入可能な注入口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第1筒状部材と、
    前記第1筒状部材の一端に設けられ、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第2筒状部材と、
    前記第2筒状部材の前記第1筒状部材が配置されていない側端部に配置され、液体を排出可能な排出口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第3筒状部材と、
    発光部材と、
    受光部材と、
    を備えた液体現像剤の濃度検出装置。
  6. 前記第1筒状部材と、前記第2筒状部材と、前記第3筒状部材とは同軸状に配置されている、
    請求項5に記載の液体現像剤の濃度検出装置。
  7. 溶質と溶媒と又は分散質と分散媒とを含む液体試料中の前記溶質又は前記分散質の濃度を測定する液体試料の濃度検出装置であって、
    液体試料を注入可能な注入口と、液体試料を排出可能な排出口とを有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された筒状部材と、
    前記筒状部材の一端に配置された発光部材と、
    前記筒状部材の他端に配置され、前記筒状部材の内部に注入された液体試料の濃度を検出するために前記発光部材からの光を受光する受光部材と、
    を備えた液体試料の濃度検出装置。
  8. 溶質と溶媒と又は分散質と分散媒とを含む液体試料中の前記溶質又は前記分散質の濃度を測定する液体試料の濃度検出装置であって、
    液体を注入可能な注入口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第1筒状部材と、
    前記第1筒状部材の一端に設けられ、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第2筒状部材と、
    前記第2筒状部材の前記第1筒状部材が配置されていない側端部に配置され、液体を排出可能な排出口を有し、内側に液体が通過可能な液体通路が形成された第3筒状部材と、
    発光部材と、
    受光部材と、
    を備えた液体試料の濃度検出装置。
  9. 液体現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置であって、
    表面に静電潜像を担持可能な静電潜像担持体と、
    前記静電潜像担持体の表面を帯電する帯電装置と、
    前記静電潜像担持体の表面を画像データに基づいて露光し静電潜像を形成する露光装置と、
    前記静電潜像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像しトナー像を規制する液体現像装置と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写装置と、
    前記転写装置によってトナー像が転写された後、前記静電潜像担持体に残留した液体現像剤を除去するクリーニング装置と、
    前記静電潜像担持体から前記クリーニング装置によって除去された液体現像剤に対して分離抽出操作を行う分離抽出装置と、
    前記分離抽出装置内の液体現像剤の濃度を検出する濃度検出装置と、
    を少なくとも備えた画像形成装置。
JP2007119762A 2007-04-27 2007-04-27 液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置 Pending JP2008275911A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007119762A JP2008275911A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置
US12/107,594 US20080267647A1 (en) 2007-04-27 2008-04-22 Concentration detection device and image forming device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007119762A JP2008275911A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008275911A true JP2008275911A (ja) 2008-11-13

Family

ID=39887125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007119762A Pending JP2008275911A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080267647A1 (ja)
JP (1) JP2008275911A (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3712203A (en) * 1969-11-15 1973-01-23 Iwatsu Electric Co Ltd Automatic control device for the toner concentration within a developer in an electrostatic copy machine
US4037973A (en) * 1975-11-26 1977-07-26 Optronix Inc. Light sensitive device for measuring particles in a liquid
GB9404749D0 (en) * 1994-03-10 1994-04-27 Ars Holding 89 Nv Device for use in spectrophotometry
US5903006A (en) * 1996-05-31 1999-05-11 Norihiro Kiuchi Liquid concentration detecting apparatus
WO2002093269A1 (fr) * 2001-05-11 2002-11-21 Pfu Limited Systeme de regulation de recyclage de toner pour appareil electrophotographique utilisant un bain revelateur liquide visqueux
US7657210B2 (en) * 2005-12-20 2010-02-02 Seiko Epson Corporation Developer collection system and image forming apparatus using the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20080267647A1 (en) 2008-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008242434A (ja) 液体試料分離抽出装置および画像形成装置
JP4169772B2 (ja) 液体現像剤のトナー濃度測定装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5222480B2 (ja) 液体試料分離抽出装置
JP5495714B2 (ja) 抽出装置及びこれが適用された画像形成装置
JP2008275911A (ja) 液体現像剤又は液体試料の濃度検出装置及び画像形成装置
JP5068101B2 (ja) 液体試料分離抽出装置及び画像形成装置
JP2008268917A (ja) 液体現像剤循環装置および画像形成装置
JP5156369B2 (ja) 画像形成装置
JP4937167B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5205349B2 (ja) 液体現像剤のトナー濃度検出装置及び該トナー濃度検出装置を備える湿式画像形成装置
JP5058054B2 (ja) 画像形成装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5279465B2 (ja) 液体現像剤分離抽出装置および画像形成装置
JP2010122335A (ja) 画像形成装置
JP2008275464A (ja) 液体現像剤の濃度検出装置
JP6814387B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5156360B2 (ja) 濃度検出装置および画像形成装置
JP5186283B2 (ja) 濃度検出装置および画像形成装置
JP5448720B2 (ja) 抽出装置及びこれが適用された画像形成装置
JP5055031B2 (ja) 濃度検出装置及び画像形成装置
JP5286138B2 (ja) 画像形成装置
JP5026342B2 (ja) 濃度検出装置および画像形成装置
JP5417122B2 (ja) 抽出装置及びこれが適用された画像形成装置
JP5186282B2 (ja) 濃度検出装置および画像形成装置
JP4903597B2 (ja) 画像形成装置
JP2011095442A (ja) 抽出装置及び該抽出装置が組み込まれた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929