WO2001098442A1

WO2001098442A1 - Parfums attenuant le stress et compositions attenuant le stress, contenant lesdits parfums

Info

Publication number: WO2001098442A1
Application number: PCT/JP2001/005261
Authority: WO
Inventors: Ken Shoji; Keiko Sakai
Original assignee: Shiseido Co., Ltd.
Priority date: 2000-06-20
Filing date: 2001-06-20
Publication date: 2001-12-27
Also published as: EP1293554A1; KR20020063843A; CN1383449A; EP1293554A4; CN1307296C; US20030054049A1

Description

明細書ストレス緩和香料及びこれを含むストレス緩和香料組成物本出願は、 2 0 0 0年 6月 2 0 B付け出願の日本国特許出願 2 0 0 0 - 1 8 4 1 3 2号の優先権を主張しており、ここに折り込まれるものである。

[技術分野]

本発明はストレス緩和香料及びそれを含む香料組成物、とくに生理的機能にまで影響が及ぶストレスに有効性を示すストレス緩和香料に関する。

[背景技術]

現代社会におけるストレスはときにアレルギー、胃潰瘍等の各種生理的態様で現することがあるが、必ずしも治療を必要とするほど症状が重くなるとは限らず、一般的な経口投与、或いは注射投与等、医師の監督下を前提とする薬剤の使用には限界があった。また、こうした薬剤は副作用が懸念される。

一方ァロマセラピーにおいてリラタセーシヨン効果あるいは鎮静効果があることが伝承的に確認されているある種の天然精油を用いてストレス緩和効果を得る試みもなされており、とくに心理的側面からストレスの緩和に効果をあげている。これは人体に対する投与に際して新たなストレスを付加することがないという利点を有している。

し力しながら、ストレス緩和効果を得るために多くの精油からどの精油を選択するかは熟練者の経験的な判断でなされており、その効果も主観的なもので、明確ではなく個人差も大きかった。また生理的側面へのストレス緩和効果に有効性を示す香料が望まれていた。

一方、ストレス緩和効果が得られたとしても、リラックスしすぎてしまうと作業効率が落ちることがあり、適度な緊張感が持続したままストレス緩和効果を得られる精油を選択する必要があった。

さらにストレス緩和のために用いられる精油の香りが嗜好に合わず調香上問題となることも多かった。さらに場合によっては、嗜好に合わない香気は新たなストレスを生んでしまう可能性がある。そこで、ストレス緩和効果を考えると、できるかぎり嗜好性の劣る特殊な香気は避け、より有効にストレス緩和効果を得るため、多量に配合しても調香のパランスが崩れない香料を見出す必要があった。

[宪明の開示]

本発明の目的は、生理的な側面のストレス緩和に有効な香料を有効成分とするストレス緩和香料、それを含む香料組成物を提供することにある。

そして、本発明者らは、バレリアン油、特にアルカリ処理して悪臭成分の脂肪酸を除去したバレリアン油には生理的な側面において明らかにストレス緩和効果があることを見出した。

すなわち、本発明にかかるストレス緩和香料は、パレリアン油を有効成分とすることを特 i とする。

また、本発明のストレス緩和香料においては、前記パレリアン油の脂肪酸が除去されていることが好適である。

また、本発明のストレス緩和香料においては、パレリアン油を 0 . 2重量％以上含有することが好適である。

また、本発明のストレス緩和香料糸且成物は、前記ストレス緩和香料を含むことを特徴とする。

また、本発明のストレス緩和方法ないしストレス緩和剤としての使用は、バレリアン油を有効量吸引させることを特徴とする。

[図面の簡単な説明]

図 1は、本発明のストレス緩和香料による、ストレス指標物質の唾液中コルチゾールの濃度変化を示す図である。 [発明を実施するための最良の形態]

本発明に用いられるパレリアン油としては、セィヨウカノコソゥや、その近縁種であるカノコソゥ (Vakriana officinalis L. var latifolia Miq. {V. japonica Makino ) 、ェゾカノコソゥ（ fauriei forma yezoensis) 、インドカノコソゥ (K wallichii D. C. ) 等の根茎等から公知の方法、例えば水蒸気蒸留や溶媒抽出等の方法で得た精油を用いることができる。また、これらセィヨウカノコソゥ及びその近縁種から採油された精油がバレリアン油（Valerian oil) やカノコソゥ油、吉草根油（Kisso root oil, Jap anease valerian oil) として市販されており、これらは日本産、中国産、欧州産等産地に関わらず用いることができる。

一般に上記天然パレリアン油は、少なくとも 1種以上、通常数種類以上の脂肪酸を含んでおり、特に悪臭成分の酢酸やイソ吉草酸を含んでいる。本発明ではこれら悪臭成分を除去したパレリアン油を用いることがとくに好適である。

本宪明にかかる脂肪酸を除去したバレリアン油は、上記天然バレリアン油からアル力リ処理によつて脂肪酸を含む酸性成分を除去することにより得ることができる。脂肪酸を除去したパレリアン油の具体的な製造方法としては、まず脂肪酸含有バレリアン油を有機溶媒、好ましくはエーテルに溶解し、これにアルカリ水溶液を加えて抽出操作を行い、脂肪酸を含む酸性成分を抽出除去する。アルカリ水溶液としては、通常抽出操作で汎用されるものであれば無機塩基、有機塩基を問わず用いることができるが、好ましくは炭酸水素ナトリゥム水溶液、水酸化ナトリゥム水溶液であり、特に炭酸水素ナトリゥム水溶液で抽出後、さらに水酸化ナトリゥム水溶液で抽出することが好ましい。得られた有機溶媒層を無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、有機溶媒を減圧留去し、脂肪酸が除去されたパレリアン油を得る。本方法は特開平 9一 2 4 3 0 2号公報に示されている。

また、前記脂肪酸の悪臭成分の除去は、特開平 1 _ 2 5 4 6 2 8号公報に示されるように減圧蒸留により、 8 0 °C以下の低沸点部を除去することによつても可能である力 S、この方法は加熱を伴うためにストレス緩和成分の変性が懸念され、収率もそれほど高くないため前記アルカリ処理による方法がより好ましい。

本発明にかかるパレリアン油、特に悪臭成分を除去したパレリアン油は、優れたストレス緩和効果を有する。本発明でいうストレス緩和効果は、単なる心理的なものではなく、ストレス指標物質として知られるコルチゾールの体内濃度を低下させる作用がある。コルチゾールは副腎皮質でつくられ、ストレスを受けると血中におけるコルチゾル濃度が高くなることが知られている。またこの血中コルチゾール濃度と唾液中コルチゾール濃度は相関関係があることが知られているので、唾液中のコルチゾ一ル濃度を R I A固相法などにより測定することによって、ストレスの指標とすることができる。従って、本発明のストレス緩和香料は、唾液中のコルチゾール濃度を明らかに低下させるので、生理的な側面からもストレスを軽減するのに有効といえる。本発明のストレス緩和香料は、前記パレリアン油を香料中 0 . 2重量。/。以上含有することが好適であり、これより少なレヽと、有効なストレス緩和効果を得られないことがある。

本発明のストレス緩和香料の用途としては、パレリアン油を直接吸入することによりストレス緩和効果を得ることも可能であるが、ストレス緩和を目的として賦香製品に配合し、ストレス緩和香料糸且成物として用いることもできる。例えば、香水、コロン、シャンプー ' リンス類、スキンケア用品、ボディーシャンプー、ボディーリンス、ボディーパウダー類、芳香剤、消臭剤、浴剤などに用いられる。

以下、本発明の実施例及びその効果を確認するために行った試験を挙げて具体的に説明する。 .

本発明者らは、パレリアン油、とくに脂肪酸を除去したパレリアン油（以下、改質パレリアン油と称す）が有効性の高い鎮静効果をもつことに着目し、そのストレス緩和効果を唾液中のコルチゾールを測定することにより、有効性を確認することにした。まず、本発明の実施例及び試験に用いられた改質バレリアン油の製造方法を示す。実施例 1 ：ストレス緩和香料

巿販バレリアン油（Valerian root oil：山本香料（株）） 2 0 gにジェチルエーテル 2 0 O m 1を加えて溶解した。飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液 1 0 0 m lで抽出を 3回行つた。さらに、得られたエーテル層に対して 5 %水酸化ナトリウム水溶液 1 0 0 m lで抽出を 3回行った。得られたエーテル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ジェチルエーテルをロータリーエバポレーターにて減圧留去し、脂肪酸を除去した改質パレリアン油（ストレス緩和香料） 1 8 . 3 g (収率 9 1 . 5 %) を得た。

試験例 1 香気官能試験

上記実施例 1の改質バレリアン油、ならびに原料として用いたパレリアン油（処理前）の香気を専門パネル 1 0名によって評価した。なお、評価基準は以下の通り。 <評価基準 > ◎… 1 0名中 9名以上が不快臭がないと評価した。

… 1 0名中 6〜 8名が不快臭がないと評価した。

厶… 1 0名中 3〜 5名が不快臭がないと評価した。

X— 1 0名中 2名以下が不快臭がないと評価した。

1 パレリアンオイル官能評価

改質バレリアン油 ◎

(実施例 1 )

バレリアン油 X

_ (処理前）

上記表 1から明らかなように、処理前のバレリアン油は明らかに不快臭を有しており、このままでは、人によってはこの不快臭が新たなストレスとなってしまう懸念がある。これに対して、アルカリ処理によって脂肪酸等の酸性成分が除去された改質バレリアン油の香気は、不快臭が全くないく、本発明により好適といえる。したがって、脂肪酸を除去したバレリアン油は、ストレス緩和香料として改質バレリアン単独で用いることが可能であり、ストレス緩和効果をより有効に得るために香料組成物中に多量に配合されたとしても香質上それほど問題がないことがわかる。

つぎに、得られた改質バレリアン油（ストレス緩和香料）を用いて、ストレス緩和効果の有効性を確認するための試験を行つた。

試験例 2 ストレス緩和効果の確認試験

被験者女子大学生 1 8名に薬事法の文章を約 2 0 0文字を 1 0分間で喑記させ、 5 分間の休憩の後に、人前で暗唱させることによってストレスの負荷を行った。休憩の後、ストレス緩和香料を空調より噴霧した。比較対照として、香気を噴霧しないで同様の実験を行った。

ストレス指標として、唾液中のコルチゾールの濃度を公知の R I A固相法により測定した。測定はストレス負荷前、ストレス負荷直後、ストレス負荷 2 0分後の唾液を採取し、コルチゾール濃度の測定を行った。

結果を図 1に、ストレス負荷前のコルチゾール濃度を 1 0 0 °/₀とした相対濃度で示す。

図 1より、香りなしの群は、ストレス前と比較して、ストレス直後及び 2 0分後の唾液中コルチゾール濃度が増加していることがわかる。これに対して、改質バレリアンを噴霧した群は、ストレス前と比較して、ストレス直後及び 2 0分後の唾液中コルチゾーノレ濃度がむしろ低下していることがわかる。したがって、本発明のストレス緩和香料は、生理的な面から明らかにストレス緩和効果があることが理解される。また、本ストレス緩和効果の確認試験中の、主観的な緊張感の持続性についての有無を被験者にたずねた。評価基準については次の通りである。結果を表 2に示す。 <評価基準〉

◎〜1 8名中 1 6名以上が緊張感が持続したと答えた。

〇ー1 8名中 1 1〜1 5名が緊張感が持続したと答えた。

△〜 1 8名中 5〜1 0名が緊張感が持続したと答えた。

X—1 8名中 4名以下が緊張感が持続したと答えた。

表 2 緊張感の持続改質バレリアン油の噴霧なし ◎

改質バレリアン油の噴霧あり ◎ 表 2の結果より、本発明のストレス緩和香料は、生理的にストレス緩和効果が確認されているにもかかわらず、緊張感は持続することがわかる。従って、本発明のストレス緩和香料は、作業に必要な緊張感までも奪うことはないので、作業効率を低下させることはないといえる。

以下、本発明のストレス緩和香料及びストレス緩和香料組成物の実施例を示す。これらのストレス緩和香料（実施例 2、 3 ) 及びストレス緩和香料組成物（実施例 4〜 8 ) は、香気吸入により、ストレスを緩和する効果を持つ。

実施例 2 香水用ストレス緩和香料

番号香料名配合量（重量部） 1 フエ二/レエチノレアノレコーノレ 20. 0

2 α—イソメチノレイオノン 1 5. 0

3 イソィースーパー（*1) 15. 0

4 ヘディオン（*2) 10. 0

5 リリアノレ（*3) 10. 0

6 リラ一ノレ 04) 8. 0

7 へキシルシンナミックアルデヒド 5. 0

8 ゲラ-オール 3. 0

9 オイゲノール 3. 0

10 ノ、バノリド（*5) 3. 0

1 1 ベノレガモット油 2. 0

12 ムスコン 1 , 0

13 ジャスミン油 0. 5

14 バニリン 0. 5

15 ローズ油 0. 3

16 トン力ビーンズアブソリユート 0. 3

17 ベンゾインレジノイド 0 3

18 オークモスアブソリユート 0 3

19 ヘリオナール（*6) 0 2

20 パチューリ油 0 2

21 アンブレットシード油 0 2

22 イリスコンクリート 0

23 香木香気捕集液（*7) 0

2 改質パレリアン油（実施例 1) 2 0 (2重量％) 合計（重量部） 100 0

*1： I FF社の商品名

*2：ヒルメニッヒ社の商品名

*3：シボダンルール社の商品名

*4： I FF社の商品名 *5 ：ヒルメニッヒ社の商品名

*6： I F F社の商品名

*7：キャラ

実施例 3 —スキンケア用ストレス緩和香料

香料名配合量（重量部）

リモネン 5

レモン油 5

ベルガモット油 5

シス一 3—へキセノ一ノレ 0 . 1

ゲラエォーノレ 5

フエエノレエチノレアノレコーノレ 5

シ卜 t2ネロール 1 0

メチノレジヒドロジヤスモネート 3 0

ジャスミン油 3

リリアル (*1) 7

リラール（*2) 5

α—イソメチルイオノン 7

イソィースーパー（*3) 3

シク口ペンタデカノライド 3

ド（*4) 2

(実施例 1 ) 3 ( 3重量％)

合計 0 0

*1：ジボダンルール社の商品名

*2： I F F社の商品名

*3： I F F社の商品名

*4： I F F社の商品名

上記実施例 3のスキンケア用ストレス緩和香料は、クレンジングオイ^ クレンジングフォーム、メーククレンジング、マッサージクリーム、マッサージオイル、ポディークリーム、フェイスクリーム、化粧水、美容液、マスク製品などに用いられる。実施例 4 ：浴剤

炭酸水素ナトリウム 70重量部

無水硫酸ナトリウム 28. 8

実施例 3のストレス緩和香料 1

色素 Y— 202— 1 0. 2

香料を除いた成分を V型ミキサーにて均一になるまで攪拌した後、ストレス緩和香料を加え、さらに均一になるまで充分に攪拌して浴剤を得た。

実施例 5 ：ゲル芳香剤

カラギーナン 3 0重量部

プロピレングリコーノレ 2 0

プロピルパラベン 0 3

実施例 2のストレス緩和香料 5 0

水 89 7

カラギーナン、プロピレングリコール及ぴプロピルパラベンを混合して攪拌しながら水を加え、これを穏やかに攪拌しながら約 80°Cになるまで加熱した。その後、約 65°Cとし、これをホモジナイザーを用いて 300 Orptnで攪拌しながらストレス緩和香料を加えて均一な相とした後、所定の容器に流し込み、自然冷却して芳香剤を得た。

実施例 6 ：リキッドタイプ芳香剤

95%エタノール 25. 0重量部

界面活性剤 5. 0

実施例 2のストレス緩和香料 3. 0

水 67. 0

水を除く各成分を混合し、穏やかに攪拌しながら水を加え、均一にして芳香剤を得た。なお、界面活性剤としてポリオキシエチレンノユルフェエルエーテル EO— 13 を用いた。

実施例 7 ：リキッドタイプ消臭剤

消臭原液 FS-500M (白井松新薬株式会社製） 5

95%エタノーノレ 19. 0 界面活性剤 1 0 . 0

実施例 1の改質バレリアン油 1 . 0

水 6 5 . 0

水以外の各成分を混合し、穏やかに攪拌しながら水を加えて消臭剤（リキッドタイプ）を得た。なお、界面活性剤としてポリオキシエチレンノユルフェ-ルエーテル E O— 1 0を用いた。

実施例 8 ：エアゾールタィプ

消臭原液 FS-500M 5

9 5 %エタノール 2 9 0

実施例 1の改質 1 0

水 4 0 0

液化石油ガス（4. 0 kg/cm 2 20°C) 2 5 0

液化石油ガス以外の成分を混合、攪拌して均一とし、所定の量をエアゾール容器に入れてバルブを取り付けた後、液化石油ガスを注入して消臭剤（エアゾールタイプ）を得た。

実施例 9 ストレス緩和香料

香料名配合量（重量部）

リモネン 5

レモン油 5

へキシノレサリシレート

グリーンベース 5

ラバンジンオイル 1

クラリーセージオイノレ

カモマイルオイル

口—ズマリ — 才ィノレ

リナローノレ 5

酢酸リナロール

シ卜 πネロール 5

ゼラユウム才ィノレバラアブソリュートオイル

リラール 5

テルピナオール 1

ベンジルァセテート

ヘディオン 1 0

桂皮酸へキシルァノレデヒド 5

ジャスミンアブソリュ^"トオイル 1

zベ¹ ~ス 5

ボノレネオ一ノレ

リュノーナチュラル

ベノレトフィックス 5

ヒノキオイル

サンダローノレ

サンダノレウッドオイノレ

ペンタラィド 0

エチレンブラシレート 0

バレリアン

ジプロピレンダリコーノレ 8

π Β 1 0 0

上記実施例 9のストレス緩和香料は、クレンジングオイル、クレンジングフォーム、メーククレンジング、マッサージクリーム、マッサージオイノレ、ボディークリーム、フェイスクリーム、化粧水、美容液、マスク製品などに用いられる。

実施例 1 0 ：浴剤用香料

ベノレガモットオイノレ 5 0重ト I

ァリルァミルグリコレート 0

トリプラール 2 0

ガノレ/ ナムベース 0

リガントラール 0

シス一 3 へキセノーノレ 0 5 ン A—— Ο ーノレエ¹ "-"ス U 3

ンソ z へスリ 0

M ノ fT Ο

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ノーレ¹ 1卜丄 0

ャラャラ 1 5

ィソボノレニノレアセテート 5 0

改質バレリアン 1 5

ジプロピレンダリコーノレ 1 1 7

合計 1 0 0 0

本実施例にかかる浴剤用香料は、前記実施例 4の浴剤と同様、一般的浴剤成分と混合して用いることができる。

以上説明したように、本発明のストレス緩和香料によれば、パレリアン油を有効成分として含むことにより作業効率を低下させることなく、生理的な面で有効なストレス緩和効果を発揮することができる。また、このストレス緩和香料を配合することにより、生理的な面でストレス緩和効果をもつ香料組成物を提供することができる。

Claims

請求の範囲

1. パレリアン油を有効成分とするストレス緩和香料。

2. 請求項 1記載の香料において、パレリアン油は脂肪酸を除去されていることを特徴とするストレス緩和香料。

3. 請求項 1または 2記載の香料において、パレリアン油を香料中 0. 2重量％以上含有することを特徴とするストレス緩和香料。

4. 請求項 1〜3のいずれかに記載の香料を含有することを特徴とするストレス緩和香料組成物。

5. バレリアン油を有効量吸引させることを特徴とするストレス緩和方法。

6. 請求項 5記載の方法において、パレリアン油を香料中に 0. 2重量％以上含有させることを特徴とするストレス緩和方法。

7. バレリアン油のストレス緩和剤としての使用。