WO2001087363A1

WO2001087363A1 - Pasteurisateur a ultraviolets

Info

Publication number: WO2001087363A1
Application number: PCT/JP2001/004071
Authority: WO
Inventors: Susumu Kobayashi; Masaru Horiguchi
Original assignee: Kabushiki Kaisha Top
Priority date: 2000-05-19
Filing date: 2001-05-16
Publication date: 2001-11-22
Also published as: EP1346735A4; JP4574799B2; TW487584B; MY129609A; DE60112969D1; EP1346735B1; ATE302619T1; JP2001327590A; US20030170152A1; CN1430522A; US6897460B2; CN1204927C; EP1346735A1; DE60112969T2

Description

技術分野

本発明は、紫外線の照射により室内等の殺菌を行う紫外線殺菌装置に関する。

明田

背景技術

従来の紫外線殺菌装置は、紫外線ランプを照射して室内の壁や室内の空気を殺菌するものである。この紫外線殺菌装置としては、紫外線を室内の壁等に照射するタイプと、筒状体の内部に紫外線を照射し該筒状体の内部に室内の空気を通過させて室内の空気の殺菌を行うタイプとがある。

しかしながら、紫外線を室内の壁等に照射するタイプでは、紫外線が直接人に照射されると有害であるので、装置の作動中は人がその室内に立ち入ることができない。また、室内に人がいるときは、その人のいる方向への照射を制限する必要があった。

一方、筒状体の内部に紫外線を照射し、該筒状体の内部に室内の空気を通過させ、室内の空気の殺菌を行うタイプでは、空気中の浮遊菌は殺菌できるが、壁面、天井及び床に付着した菌を殺菌することができないという不都合があった。

本発明は、紫外線殺菌装置の改良を目的とし、さらに詳しくは前記不都合を解消するために、殺菌を行う部屋に人がいる場合といない場合とに応じて使い分けをすることができる紫外線殺菌装置を提供することを目的とする。発明の開示

前記目的を達成するために、本発明の紫外線殺菌装置は、紫外線ランプと、該紫外線ランプから照射される紫外線を外部に対して遮断又は開放する開閉自在の遮光扉と、該遮光扉が閉じられた状態で該遮光扉の内部に形成される内部照射室と、該内部照射室と外部とを連通する吸入口及び吹出口と、前記吸入口から外気を内部照射室内に吸入し前記紫外線ランプの近傍を通過させて前記吹出口から吹き出させる送風ファンとを備えたことを特徴とする。

本発明の紫外線殺菌装置によれば、殺菌を行う場所に人がいない場合は、前記遮光扉を開けて紫外線ランプから'紫外線を照射させる。これにより、該紫外線殺菌装置の外部に紫外線が照射されるので、その周囲の壁や天井に付着した菌ゃ、その周囲の空気中の浮遊菌を殺菌することができる。

一方、殺菌を行う場所に人がいる場合は、前記遮光扉を閉じて使用する。このとき、前記送風ファンにより前記吸入口から前記内部照射室内に外気が導入され、前記紫外線ランプの近傍を通過させる。これにより、導入された外気が紫外線により殺菌される。そして、前記送風ファンにより殺菌された空気が前記吹出口から外部に吹き出される。これにより、殺菌を行う場所の空気中の浮遊菌が殺菌される。また、前記紫外線が前記遮光扉に遮断されて外部に漏れることがないので、殺菌を行う場所に人がいる場合であっても、殺菌を行うことができる。

本発明の紫外線殺菌装置においては、前記遮光扉を回動自在に保持する本体を備え、前記遮光扉に前記紫外線ランプを装着し、紫外線を外部に向けて照射するときは前記遮光扉を回動させて前記紫外線ランプを外部に露出した状態で前記遮光扉を前記本体に保持し、紫外線を前記内部照射室内に向けて照射するときは前記遮光扉を回動させて前記紫外線ランプを前記内部照射室内に向けた状態で前記遮光扉を前記本体に保持するものであることが好ましい。これによれば、前記遮光扉を開いたときは、該遮光扉が回動されて前記紫外線ランプが外側に向けられるので、該紫外線ランプが外側に露出するため紫外線が遮られることがない。このため、広い範囲でむらなく殺菌を行うことができる。

また、本発明の紫外線殺菌装置においては、複数の遮光扉が略矩形板状に形成されてその側縁部が互いに回動自在に連結され、前記紫外線ランプがそれぞれの遮光扉の一側面側に設けられ、前記遮光扉を閉じるときは前記紫外線ランプを内側にして連結された複数の遮光扉の両側縁部を当接させ、前記遮光扉を開くときは前記紫外線ランプを外側にして連結された複数の遮光扉の両側縁部を当接させるものであることが好ましい。

前記遮光扉の側縁部が互いに回動自在に連結されており、前記遮光扉を開くときは前記紫外線ランプを外側にして連結された複数の遮光扉の両側縁部を当接させる。これにより、円周方向で 3 6 0 ° の方向に紫外線を照射することができるので、広い範囲でむらなく殺菌を行うことができる。

前記遮光扉を閉じることにより該遮光扉に囲まれた空間に前記内部照射室を形成することができるので、該内部照射室に前記紫外線ランプを収納することができると共に、前記紫外線ランプを点灯した状態で前記空間に空気を通すことにより空気の殺菌を行うことができる。また、前記遮光扉を開いたときは前記紫外線ランプが外部に露出するので、周囲の壁や天井等の殺菌を行うことができる。このとき、前記遮光扉の開度を調節することにより、紫外線が照射される範囲を調節することができるので、例えば、人がいる部屋で人がいない方向に向けて紫外線を照射することもできる。また、本発明の紫外線殺菌装置においては、前記本体が前記遮光扉の下方位置に配設され略三角形状に形成された基台であり、該基台にはその 1辺に沿って上方に延設された略逆 U字状のフレームが設けられ、前記遮光扉が三枚の部材で形成され、中央の遮光扉の両側縁部が前記フレ —ムに支持されて前記本体に保持され、左右の遮光扉が前記フレームを介して前記中央の遮光扉に回動自在に設けられているものであることが好ましい。

また、本発明の紫外線殺菌装置においては、前記紫外線ランプが外側になるように連結された複数の遮光扉の両側縁部を当接させて該遮光扉を開いたときに、該連結された遮光扉に囲まれる空間に前記紫外線ランプと前記送風フアンとに電源を供給する電源ュニットを配設することが好ましい。前記複数の遮光扉を前記紫外線ランプが外側になるように開いたときは、前記遮光扉の前記紫外線ランプが装着されていない面で囲まれる空間が生じる。前記電源ュニットは電源トランス等を含むため、これを収納するにはある程度の空間が必要となるが、該空間に前記電源ュニットを配設することにより、該空間を有効活用することができるため、装置の小型化を図ることができる。図面の簡単な説明

図 1は本発明の紫外線殺菌装置の一例を示す側面図、図 2は図 1の紫外線殺菌装置の平面図、図 3は本実施形態の紫外線殺菌装置において遮光扉を少し開けた状態を示す説明図、図 4は遮光扉を開けた状態を示す平面図、図 5は本発明の紫外線殺菌装置の他の実施形態を示す説明図、図 6 'は本発明の紫外線殺菌装置において 4枚の遮光扉を備えた実施形態を示す説明図、図 7は図 6の V I I - V I I線断面の拡大斜視図である。発明を実施するための最良の形態

次に、本発明の紫外線殺菌装置の実施形態の一例について、図 1乃至図 7を参照して説明する。

本実施形態の紫外線殺菌装置 1は、図 1に示すように、紫外線ランプが内部に設けられている遮光扉 2が基台 4上に配設されている。この遮光扉 2は後述するフレーム 7により回動自在となっており、図 1のように遮光扉 2が閉じられた状体では、その内部に内部照射室 Rが形成される。また、図 2及び図 3に示すように、遮光扉 2は 3枚の板状の遮光扉 2 a〜2 cから構成されている。そして、紫外線殺菌装置 1は、この遮光扉 2 a〜2 cの内側面に装着された紫外線ランプ 3と、中央の遮光扉 2 aが固定されている基台 4と、中央の遮光扉 2 aの裏面側に配設されている本体ケース 5とを備えている。

遮光扉 2 a〜2 cは、その内側面にステンレス製の反射板が設けられており、図 3に示すように反射板の表面に紫外線ランプ 3が 2本並列に取り付けられている。また、遮光扉 2 a〜 2 cの上面部は略二等辺三角形に形成され、後述する送風ファン 8によって送られてくる空気を外部に吹き出す吹出口 6が設けられている。この吹出口 6は、紫外線ランプ 3から照射される紫外線を遮断して外部に紫外線が漏れないように形成されている。また、遮光扉 2 a〜 2 cのうち、中央の遮光扉 2 aが基台 4から上方に延設された略逆 U字状のフレーム 7に固定されている。また、左右の遮光扉 2 b , 2 cは、その一方の側縁がフレーム 7によって中央の遮光扉 2 aの両側縁に回動自在に軸支されている。この遮光扉 2 a〜2 cが紫外線ランプ 3を内側にして閉じられた状態では、図 1及び図 2に示すように遮光扉 2 a〜2 cにより囲まれた空間に内部照射室 R が形成される。また、フレーム 7の上部は、紫外線殺菌装置 1を移動させる際に把持するためのハンドルとなっている。基台 4は、図 3に示すように、中央の遮光扉 2 aの内側面側に送風フアン 8が設けられており、この送風フアン 8の下面には外気を吸入する吸入口 9が設けられている。本実施形態においては、吸入口 9と送風フアン 8との間にオゾンを発生させるオゾン発生装置（図示せず）が設けられている。また、中央の遮光扉 2 aの外側面側には本体ケース 5が配設されている。そして、基台 4の下方には、紫外線殺菌装置 1を移動自在にするためのキャスター 1 0が設けられている。また、基台 4には、図 2に示すように遮光扉 2 b， 2 cが開いた状態で遮光扉 2 b , 2 cに押されて O Nになる扉開検出スィッチ 1 1と、図 4に示すように遮光扉 2 b , 2 cが閉じた状態で遮光扉 2 b， 2 cに押されて O Nになる扉閉検出スィッチ 1 2とが設けられている。

本体ケース 5は、図 4に示すように左右の遮光扉 2 b， 2 cが紫外線ランプ 3を外側にして開いた状態で、遮光扉 2 a〜2 cが略三角柱状となったときに、この略三角柱状の遮光扉 2 a〜2 cの内部に収納されるように平面視で略台形に形成されている。また、図 1に示すように、本体ケース 5の内部には、紫外線ランプ 3、送風ファン 8及びオゾン発生装置に電源を供給するための電源ュニット 1 3が収納されている。また、本体ケース 5の上面には、紫外線殺菌装置 1の運転状況を設定する操作パネル 1 4が設けられており、図 1に示すように、本体ケース 5の内部に紫外線殺菌装置 1の運転状況を制御するコントローラ 1 5が収納されている。

次に、本実施形態の紫外線殺菌装置 1の使用状態について、図 2及び図 4を参照して説明する。

まず、人がいない状態の部屋を殺菌する場合について説明する。人がいない場所で本実施形態の紫外線殺菌装置 1を使用する場合は、図 4に示すように左右の遮光扉 2 b， 2 cを左おに開いて紫外線ランプ 3が外側になるように設置する。遮光扉 2 b， 2 cが完全に折り返されると、扉開検出スィッチ 1 1が O Nになり、遮光扉 2 b , 2 cが完全に開けられたことがコントローラ 1 5により検出される。本実施形態では、扉開検出スィツチ 1 1が 2箇所とも〇 Nになった状態で紫外線ランプ 3が点灯が可能となるように形成されている。

このように、遮光扉 2 a〜 2 cが開かれた状態で操作パネル 1 4の運転スィッチ（図示せず）を O Nにすると、運転開始タイマが作動して 5 分後に紫外線ランプ 3に通電される。紫外線ランプ 3に通電されると、紫外線ランプ 3から紫外線が照射され、この紫外線が照射された室内の壁や天井に付着した菌が殺菌される。また、室内の空気中に浮遊している浮遊菌も殺菌される。

次に、人がいる部屋で本実施形態の紫外線殺菌装置 1を使用する場合について説明する。人がいる部屋では、紫外線を外部に照射することができないので、遮光扉 2 a〜2 cを閉じた状態で使用する。まず、図 2 に示すように、左右の遮光扉 2 b , 2 cを紫外線ランプ 3が内側になるように閉じて、遮光扉 2 a〜 2 cを略三角柱状にすると、遮光扉 2 a〜 2 cに囲まれる空間に内部照射室 Rが形成される。このとき、扉閉検出スィッチ 1 2が O Nになり、遮光扉 2 b , 2 cが完全に閉じられたことがコントローラ 1 5により検出される。本実施形態では、扉閉検出スィツチ 1 2が 2箇所とも 0 Nになつた状態で紫外線ランプ 3が点灯が可能となるように形成されている。

このように、遮光扉 2 a〜2 cが閉じられた状態で操作パネル 1 4の運転スィッチを O Nにすると、紫外線ランプ 3と送風ファン 8とが作動を開始する。送風ファン 8が作動すると、吸入口 9から外気が吸入され、内部照射室 Rを通過して吹出口 6から外部に吹き出される。このとき、紫外線ランプ 3から照射される紫外線によって、遮光扉 2 a〜2 cの内部を通過する空気が殺菌されるため、室内の空気中に浮遊している浮遊菌が殺菌される。また、本実施形態では、オゾン発生装置（図示せず）を併用しているので、室内の空気の殺菌のみならず、消臭も行うことができる。

尚、上記実施形態においては、遮光扉 2 a〜2 cを完全に開いた状態か完全に閉じた状態でのみ紫外線ランプ 3に通電するようにしているが、これに限らず、遮光扉 2 a〜2 cの一方のみを開けて他方を閉じた状態で使用できるようにしてもよい。このようにすることにより、例えば、人がいる部屋であっても、人がいない方向へ紫外線を照射してその方向の壁や天井を殺菌することができる。

また、上記実施形態においては、 3枚の遮光扉 2 aと 2 b及び 2 aと 2 cとを回動自在に連結して左右の遮光扉 2 b , 2 cを回動させることにより遮光扉 2 a〜2 cを開閉しているが、これに限らず、遮光扉 2 a と 2 b及び 2 bと 2 cとをそれぞれ側縁部で回動自在に互いに連結してもよい。

次に、本発明の紫外線殺菌装置の他の実施形態について図 5を参照して説明する。尚、上記実施形態と同様の構成を備えるものは、上記実施形態と同様の符号を付して詳細な説明は省略する。本実施形態の紫外線殺菌装置 l aは、図 5に示すように、基台 4の上に略円筒形の筒状体 1 6 a〜 1 6 cが 3台設けられている。筒状体 1 6 a〜 1 6 cの内部には、長尺の紫外線ランプ 3が上下方向に向けて設けられている。また、筒状体 1 6 a〜l 6 cには円周方向に略 1 2 0 ° の角度で開口する開口部 1 7が設けられており、この開口部 1 7はそれぞれ 2枚の遮光扉 2によつて開閉自在となっている。この 2枚の遮光扉 2は、開口部 1 7に沿って円周方向にスライドさせることにより開口部 1 7を開閉するものである。遮光扉 2が閉じられると、筒状体 1 6 a〜l 6 cの内部には内部照射室 Rが形成される。また、筒状体 1 6 a〜l 6 cの下方には基台 4に内蔵された送風ファン 8から吹き出される空気が導入される吸入口 9が設けられており、筒状体 1 6 a〜 1 6 cの上部には筒状体 1 6 a ~ 1 6 cの内部を通過した空気が吹き出される吹出口 6が設けられている。

本実施形態の紫外線殺菌装置 1 aによれば、 3台の筒状体 1 6 a〜 1 6 cの開口部 1 7を開放して紫外線ランプ 3を点灯させると、紫外線滅菌装置 1 aの周囲に紫外線が照射され、周囲の壁や天井を殺菌することができる。また、例えば 1台の筒状体 1 6 aは開口部 1 7を開放して紫外線を照射し、他の 2台の筒状体 1 6 b及び 1 6 cは開口部 1 7を遮断することもできる。この場合、部屋の一部にのみに紫外線を照射して壁や天井等の殺菌を行うことができる。また、同時に他の 2台の筒状体 1 6 b及び 1 6 c内の内部照射室 Rにおいては、送風ファン 8を作動させると共に紫外線ランプ 3から紫外線を照射する。これにより、吸入口 9 から吸入された空気が内部照射室 Rで殺菌されて吹出口 6から吹き出されるので、室内の空気の殺菌も同時に行うことができる。

次に、本発明の紫外線殺菌装置において、遮光扉 2を 4枚設けた実施形態について図 6及び図 7を参照して説明する。尚、上記実施形態と同様の構成を備えるものは、上記実施形態と同様の符号を付して詳細な説明は省略する。本実施形態の紫外線殺菌装置 1 bは、図 6及び図 7に示すように全体が円筒形に形成されており、 4枚の遮光扉 2を備えている。この遮光扉 2は、それぞれが図 7に示す回動軸 1 8を中心として略 1 8 0 ° 回動自在に形成されている。また、図 6及び図 7は、 4枚の遮光扉 2のうち 1枚の遮光扉 2のみ紫外線ランプ 3を外側に露出させている状態を示す。なお、基台 4の内部には送風ファン（図示せず）が内蔵されており、基台 4の裏面には吸入口 9が設けられている。また、 4枚の遮光扉 2の上端部を軸支する上部ケース 1 9には吹出口 6が設けられており、上部ケース 1 9は図 7に示すセンタ一シャフト 2 0により基台 4に連結されている。

本実施形態の紫外線殺菌装置 1 bによれば、 4枚の遮光扉 2のすベてにおいて紫外線ランプ 3を外側にしたときは、紫外線滅菌装置 1 bの周囲に紫外線が照射され、周囲の壁や天井を殺菌することができる。また、図 6及び図 7に示すように、一部の遮光扉 2のみ紫外線ランプ 3を外側にしたときは、その外側に向けられている紫外線ランプ 3のみから紫外線が照射される。これにより、部屋の一部のみに紫外線を照射して壁や天井等の殺菌を行うことができる。また、遮光扉 2をすベて閉じて使用するときは、 4枚の遮光扉 2に囲まれて形成された内部照射室 Rに紫外線が照射される。また、基台 4内に内蔵された送風ファン（図示せず）により吸入口 9から外気が導入される。導入された外気は、内部照射室 R内を通過して殺菌されて吹出口 6から吹き出される。

上記実施形態では、遮光扉 2が 3枚及び 4枚の例について説明したが、これに限らず、 2枚にしてもよく、 5枚或いはそれ以上の枚数としてもよい。例えば、上記実施形態における中央の遮光扉 2 aを除いて本体ケ —ス 5の背面に紫外線ランプ 3を設け、遮光扉を左右の遮光扉 2 b， 2 cのみの 2枚としてもよい。このように、複数の遮光扉の各側緣を回動自在に連結する場合は直接各遮光扉を連結してもよく、例えばフレーム 7のような連結部材を介して連結してもよい。産業上の利用可能性

以上のように、本発明は、紫外線の照射により室内等の殺菌を行う紫外線殺菌装置について有用である。

Claims

請求の範囲

1 . 紫外線ランプと、該紫外線ランプから照射される紫外線を外部に対して遮断又は開放する開閉自在の遮光扉と、該遮光扉が閉じられた状態で該遮光扉の内部に形成される内部照射室と、該内部照射室と外部とを連通する吸入口及び吹出口と、前記吸入口から外気を内部照射室内に吸入し前記紫外線ランプの近傍を通過させて前記吹出口から吹き出させる送風ファンとを備えたことを特徴とする紫外線殺菌装置。

2 . 前記遮光扉を回動自在に保持する本体を備え、前記遮光扉に前記紫外線ランプを装着し、

紫外線を外部に向けて照射するときは前記遮光扉を回動させて前記紫外線ランプを外部に露出した状態で前記遮光扉を前記本体に保持し、紫外線を前記内部照射室内に向けて照射するときは前記遮光扉を回動させて前記紫外線ランプを前記内部照射室内に向けた状態で前記遮光扉を前記本体に保持することを特徴とする請求項 1に記載の紫外線殺菌装置。

3 . 複数の遮光扉が略矩形板状に形成されてその側縁部が互いに回動自在に連結され、前記紫外線ランプがそれぞれの遮光扉の一側面側に設けられ、前記遮光扉を閉じるときは前記紫外線ランプを内側にして連結された複数の遮光扉の両側緣部を当接させ、前記遮光扉を開くときは前記紫外線ランプを外側にして連結された複数の遮光扉の両側緣部を当接させることを特徴とする請求項 2に記載の紫外線殺菌装置。

4 . 前記本体が前記遮光扉の下方位置に配設され略三角形状に形成された基台であり、該基台にはその 1辺に沿つて上方に延設された略逆 U字状のフレームが設けられ、前記遮光扉が三枚の部材で形成され、中央の遮光扉の両側縁部が前記フレームに支持されて前記本体に保持され、左右の遮光扉が前記フレームを介して前記中央の遮光扉に回動自在に設けられていることを特徴とする請求項 3に記載の紫外線殺菌装置。

5 . 前記紫外線ランプが外側になるように連結された複数の遮光扉の両側縁部を当接させて該遮光扉を開いたときに、該連結された遮光扉に囲まれる空間に前記紫外線ランプと前記送風フアンとに電源を供給する電源ュニットを配設したことを特徴とする請求項 3又は 4に記載の紫外線