WO2001047336A2 - Climatiseur de vehicule - Google Patents

Description

明細書 自 動車用 空調装置 技術分野

こ の発明 は 自 動車用 空調装置 に 関 し 、 特 に ス テ ア リ ン グメ ンバの位置の変化 に対応でき る 自 動車用 空調装置 に 関す る 。 背景技術

第 2 9 図 は従来の 自 動車用空調装置の縦断面図 で あ る こ の 自 動車用 空調装置は、イ ンス ト ル メ ン ト パネル（ 図 示せず） と フ ロ アノ\°ネル F 1 と フ ア イ ヤノ、。ネル F i と で 形成 さ れる 空間 に 、 設置 さ れる 。

フ ア イ ャパネル F i はエ ン ジ ンルー ム E R と 車室 R と を 区画 し 、 フ ロ アノ ネル F 1 は車室 R の床 を構成す る 。 自 動車用 空調装置 と イ ンス ト ル メ ン ト パネル と は車室 R 内 に位置す る 。

ス テ ア リ ン グメ ンノ ' S はイ ンス ト リレ メ ン ト ノ、 ° ネ レ と 自 動車用 空調装置 と の 間 に位置す る 。

こ の 自 動車用 空調装置のケー ス 5 0 1 に は、 ブ ロ ア 5 0 3 、 エノ ポ レー 夕 5 0 5 、 エ ア ミ ッ ク ス ド ア 5 0 6 及 び ヒ ー タ コ ア 5 0 7 が収容 さ れて い る 。

ケー ス 5 0 1 に は、 デフ 吹出用 開 口 d 、 ベ ン ト 吹 出用 開 口 V 及びフ ッ ト 吹出用 開 口 f が設 け ら れて い る 。

デ フ 吹 出用 開 口 d 及びベ ン ト 吹出用 開 口 V はケー ス 5 0 1 の上部 に位置 し 、 フ ッ ト 吹出用 開 口 f はケー ス 5 0 1 の下部 に位置 し 、 各吹出用 開 口 d , V , f か ら それぞ れダク ト （ 図示せず） を介 し て車室 R 内 の居住空間 に空 気が送 ら れ る 。

車両組立 ラ イ ン上で、 こ の 自 動車用 空調装置ゃス テ ア リ ン グメ ンノ S な ど を車両 に取 り 付け る に は、 ま ず 自 動 車用 空調装置 を取 り 付 け る 。 こ の と き 自 動車用 空調装置 の エ ノ ポ レー 夕 5 0 5 や ヒ ー 夕 コ ア 5 0 7 の ノ、。イ ブの先 端部 を 、 フ ア イ ャパ ネルの孔か ら エ ン ジ ンルー ム側へ突 出 さ せ る 。

次 に 、 ス テ ア リ ン グメ ンノ ' S を取 り 付 け る 。

最後 に 、 イ ンス ト ル メ ン ト ノ° ネル を ス テ ア リ ン グ メ ン バ S 及び 自 動車用 空調装置 に被せ、 こ のィ ン ス ト ル メ ン ト パ ネルの上部 を カ ウルにね じ止め し 、 ィ ン ス ト ル メ ン ト パネルの下部 を フ ロ ア パネル F 1 にね じ 止めす る 。

と こ ろ で、 近年衝突安全性の 向上 と い う 観点か ら 、 ス テ ア リ ン グ メ ンノ S が第 2 9 図 に示 さ れた ス テ ア リ ン グ メ ンバ S よ り も 下方かつ前方 に配置 さ れる 車両が出現 し た。

こ の種の車両では今 ま で 自 動車用 空調装置だ けが設置 さ れる 空 間 を ス テ ア リ ン グメ ンノ S が横断す る こ と に な る 。

そ の結果、 車両 に対 し て まず 自 動車用 空調装置 を取 り 付け、 そ の後ス テ ア リ ン グメ ンバ S を取 り 付 けよ う と す る と 、 自 動車用 空調装置に妨げ ら れ、 ス テ ア リ ン グ メ ン バ S を取 り 付け る こ と ができ な い。 逆に 、 車両に対 し て まずステア リ ン グメ ンバ S を取 り 付け、 その後 自 動車用 空調装置を取 り 付けよ う とする と 、 ステア リ ン グメ ンバ S に妨げ ら れ、 自 動車用空調装置を取 り 付ける こ と がで きない。

こ のよ う にステア リ ン グメ ンバ S の取付位置の変化に 伴い 自動車用空調装置 と ス テア リ ングメ ンバ S と の両方 を車両に設置する こ と ができない と い う 問題が生 じた。

こ の発明は こ のよ う な事情に鑑みてな さ れた も ので、 その課題は、 ス テア リ ン グメ ンバの取付位置の変化に対 応でき る 自動車用空調装置を提供する こ とであ る 。 発明の開示

こ の発明の 自 動車用空調装置は、 空気を導入する 空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る 送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら 導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンバ を収容する ステア リ ン グメ ンバ収容部と を備え 、 前記ス テア リ ン グメ ンバ収容部が前記ケース を車両左右方向へ 貫通する孔であ る こ と を特徴とする。

こ の発明の 自動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段に よ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する 空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ン グメ ンバ を収容する ス テア リ ン グメ ンバ収容部 と を備え、 前記ス テア リ ングメ ンバ収容部が前記ケース に車両左右方向へ 沿っ て形成さ れた凹部であ り 、 前記凹部の 開 口 の車両前 後方向幅が前記ス テア り ン グメ ンバの横断面の最大幅よ り も小さ い こ と を特徴とする。

こ の発明の 自 動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る 送風手段、 こ の送風手段に よ っ て前記空気導入手段か ら導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら 導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びるステア リ ン グメ ンバ を収容する ス テア リ ン グメ ンバ収容部 と を備え、 前記ス テア リ ン グメ ンバ収容部が前記ケース に車両左右方向へ 沿っ て形成さ れた凹部であ り 、 前記凹部の開 口 の車両上 下方向幅が前記ス テア リ ン グメ ンバの横断面の最大幅よ り も小 さ い こ と を特徴 とする。

こ の発明の き 動車用空調装置は、 空気を導入する 空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段に よ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンバ と の干渉を回避するス テア リ ン グメ ンバ干渉回避部 と を 備え、 前記ステア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケース を車両左右方向へ貫通する孔であ る こ と を特徴 とする 。

こ の発明の き動車用空調装置は、 空気を導入する 空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンバ と の干渉を回避するス テア リ ン グメ ンバ干渉回避部 と を 備え、 前記ステア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケース に車両左右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ り 、 前記凹 部の開 口 の車両前後方向幅が前記ステア リ ン グメ ンバの 横断面の最大幅よ り も小さ い こ と を特徴とする。

こ の発明の 自動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンバ と の干渉を 回避するステア リ ン グメ ンバ干渉回避部 と を 備え、 前記ステア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケース に車両左右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ り 、 前記凹 部の開 口 の車両上下方向幅が前記ス テア リ ン グメ ンバの 横断面の最大幅よ り も小さ い こ と を特徴 とする 。

こ の発明の 自動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンバ を配置する ス テア リ ングメ ンバ配置用空間部 と を備え、 前記ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケース を車 両左右方向へ貫通する孔であ る こ と を特徴 とする。

こ の発明の 自 動車用空調装置は、 空気を導入する 空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ン グメ ンバ を配置する ステア リ ン グメ ンバ配置用空間部 と を備え、 前記ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケース に車 両左右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ り 、 前記凹部の 開 口 の車両前後方向幅が前記ステア り ン グメ ンバの横断 面の最大幅よ り も 小さ い こ と を特徴とする 。

こ の発明の 自 動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら 導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びるステア リ ン グメ ンバ を配置する ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部 と を備え、 前記ステア リ ングメ ンバ配置用空間部が前記ケース に車 両左右方向へ沿っ て形成された凹部であ り 、 前記凹部の 開 口 の車両上下方向幅が前記ス テア リ ン グメ ンバの横断 面の最大幅よ り も小 さ い こ と を特徴とする 。

こ の発明の 自動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段に よ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンバ を収容す る ス テ ア リ ン グメ ンバ収容部 と を備 え 、 前記 ケ ース の重量を 、 前記ス テ ア リ ン グ メ ンノ を 中心 に し て車 両前後方向 に振 り 分 けた こ と を特徴 と す る 。

こ の発 明 の 自 動車用 空調装置は、 前記ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部が前記ケース を車両左右方向へ貫通す る 孔で あ る こ と を特徴 と す る 。

こ の発明 の 自 動車用 空調装置は、 前記ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部が前記ケース に車両左右方向へ沿 っ て形成 さ れた 凹部で あ る こ と を特徴 とする 。

こ の発明 の 自 動車用 空調装置は、 空気を導入す る 空気 導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気 を送る 送風手段、 こ の送風手段 に よ っ て前記空気導入手段か ら 導入 さ れた 空気 を冷却す る 冷却手段、 前記送風手段 に よ っ て前記空 気導入手段か ら 導入 さ れた空気 を加熱す る 加熱手段、 及 び冷却又 は加熱 さ れた空気を分配す る 空気分配手段の少 な く と も レゝずれか の手段 を有す る ケー ス と 、 こ の ケー ス に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンバ と の干渉 を 回避す る ス テア リ ン グメ ンバ干渉回避部 と を 備え 、 前記ケー ス の重量を 、 前記ス テ ア リ ン グメ ンバ を 中心 に し て車両前後方向 に振 り 分 けた こ と を特徴 と す る こ の発明 の 自 動車用空調装置.は、 前記ス テ ア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケー ス を車両左右方向へ貫通す る 孔で あ る こ と を特徴 と す る 。

こ の発明 の 自 動車用空調装置は、 前記ス テ ア リ ン グ メ ンバ干渉回避部が前記ケース に車両左右方向へ沿 っ て形 成さ れた凹部であ る こ と を特徴とする。

こ の発明の 自動車用空調装置は、 空気を導入する空気 導入手段、こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた 空気を冷却する冷却手段、 前記送風手段に よ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を加熱する加熱手段、 及 び冷却又は加熱さ れた空気を分配する 空気分配手段の少 な く と も いずれかの手段を有する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びるステア リ ン グメ ンバ を配置する ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部 と を備え、 前記ケース の重量を、 前記ステア リ ングメ ンノ を 中心に して車両前後方向に振 り 分けた こ と を特徴とする 。

こ の発明の 自 動車用空調装置は、 前記ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケース を車両左右方向へ貫通す る孔であ る こ と を特徴 とする。

こ の発明の 自 動車用空調装置は、 前記ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケース に車両左右方向へ沿 っ て 形成さ れた凹部であ る こ と を特徴とする。 図面の簡単な説明

第 1 図 は こ の発明の第 1 実施形態に係る 自 動車用空調 装置の平面図であ る。

第 2 図は第 1 図の I I— I I 線に沿 う 断面図であ る 。

第 3 図は こ の発明の第 2 実施形態に係る 自 動車用 空調 装置の縦断面図であ る 。

第 4 図は こ の発明の第 3 実施形態に係る 自 動車用空調 装置の縦断面図であ る 。

第 5 図 （ a ) はフ ア イ ャパネル側部分の分割面をイ ン ス トルメ ン ト パネル側か ら見た図、 第 5 図 （ b ) はイ ン ス トルメ ン ト パネル側部分の分割面を フ ア イ ャパネル側 か ら見た図であ る。

第 6 図 （ a ) 〜 （ e ) は孔の断面形状を示す図であ る。 第 7 図は こ の発明の第 4 実施形態に係る 自 動車用空調 装置の縦断面図であ る。

第 8 図は こ の発明の第 5 実施形態に係る 自 動車用空調 装置の縦断面図であ る。

第 9 図は こ の発明の第 6 実施形態に係る 自 動車用空調 装置の縦断面図であ る。

第 1 0 図は こ の発明の第 7 実施形態に係る 自 動車用空 調装置の縦断面図であ る。

第 1 1 図は こ の発明の第 8 実施形態に係 る 自 動車用空 調装置の縦断面図であ る。

第 1 2 図は こ の発明の第 9 実施形態に係る 自 動車用空 調装置の縦断面図であ る。

第 1 3 図は こ の発明の第 1 0 実施形態に係 る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。

第 1 4 図は こ の発明の第 1 1 実施形態に係 る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。

第 1 5 図は こ の発明の第 1 2 実施形態に係る 自動車用 空調装置の平面図であ る。

第 1 6 図は第 1 5 図の X V I— X V I 線に沿 う 断面図であ る。 第 1 7 図 は こ の発明の第 1 3 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。

第 1 8 図 は こ の発明の第 1 4 実施形態に係 る 自動車用 空調装置の断面図であ る

第 1 9 図は こ の発明の第 1 5 実施形態に係る 自動車用 空調装置を示す平面図であ る

第 2 0 図は第 1 9 図の X X - X X 線に沿 う 断面図であ る 。 第 2 1 図は こ の発明の第 1 6 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。

第 2 2 図 ( a ) はィ ンス 卜 ルメ ン ト パネル側部分の側 面図、 第 2 2 ( b ) はィ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分を フ ア イ ャパネル側か ら 見た図であ る。

第 2 3 図 ( a ) はケ一ス の剛性部の斜視図、 第 2 3 図 ( b ) は剛性部の横断面図であ る。

第 2 4 図は こ の発明の第 1 7 実施形態に係る 自動車用 空調装置のイ ンス 卜ルメ ン 卜 パネル側部分を フ ア イ ャパ ネル側か ら 見た図であ る

第 2 5 図 は こ の発明の第 1 8 実施形態に係る イ ンス ト ルメ ン ト パネルモ ジュ ―ルの分割状態を示す図であ る。

第 2 6 図 はイ ンス 卜 ルメ ン ト パネルモ ジュールの組付 状態を示す図であ る

第 2 7 図 は こ の発明の第 1 9 実施形態に係る 自動車用 空調装置の断面図であ る。

第 2 8 図 は こ の発明の第 2 0 実施形態に係る 自動車用 空調装置の断面図であ る。

第 2 9 図 は従来の 自動車用空調装置の縦断面図であ る 発明 を実施する た め の最良の形態

以下、 こ の発明 の実施の形態 を 図面 に基づい て説明す る 。

第 1 図 は こ の発明 の第 ] 実施形態 に係 る 自 動車用 空調 装置の平面図 、第 2 図 は第 L 図 の I I— I I 線に沿 う 断面図 で あ る

こ の 自 動車用 空調装置はイ ンス ト ル メ ン ト パネ ル I P と カ ウ ル C a と フ ア イ ャパネル F i と フ ロ ア パネル F 1 と で形成 さ れる 空間 に収容 さ れる 。

フ ァ ィ ャパネル F i はエ ン ジ ンルー ム E R と 車室 R と を 区画 し 、 フ ロ アノ、。ネリレ F 1 は車室 R の床 を構成す る 。 こ の 自 動車用 空調装置 と イ ンス ト ル メ ン ト パネル I P と は車室 R 内 に位置す る 。

ス テ ァ リ ン グメ ンノ S は従来のス テ ア リ ン グメ ンノ S (第 2 9 図参照） よ り 下方かつ前方 に あ る 。

こ の 自 動車用 空調装置の ケー ス 1 に は、 車両左右方向 R L へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンバ S を収容す る 凹部 （ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部） 2 が形成 さ れて い る 。 ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部 と し て は凹部 2 の他に第 4 図等 に示 す孔 T H があ る 。 凹部 2 ゃ孔 T H は、 ス テ ア リ ン グ メ ン バ S を配置す る た め の空 間部 （ス テ ア リ ン グ メ ンバ配置 用 空 間部） であ り 、 ス テ ア リ ン グメ ンノ S と の干渉 を 回 避す る た め の 回避部 （ス テ ア リ ン グメ ンバ干渉回避部） で も あ る 。

第 2 図 に示すよ う に 、 凹部 2 の 開 口 M o の車両前後方 向幅はス テァ リ ングメ ンバ S の横断面の最大幅よ り も 小 さ い。 ス テァ リ ン グメ ンバ S の横断面の最大幅 と は、 横 断面の輪郭上に位置する 2 点を結ぶ直綠の う ち最も長い 直線の長 さ を い う 。 こ の実施形態では、 ステア リ ン グメ ンバ S の横断面は円形であ るか ら 、 その直径が横断面の 最大幅 と い う こ と にな る。 ステア リ ン グメ ンバ S の横断 面形状 と しては、 円形の他に四角形 . 三角形等の多角形、 その他様々 な形状が考え られる。 ち なみに、 正方形の と き は対角 を結ぶ直線の長さ がステア リ ン グメ ンノ S の横 断面の最大幅であ り 、 正三角形の と き は 1 辺の長さ がス テア リ ン グメ ンバ S の横断面の最大幅であ る。

ケース 1 は、 凹部 2 を境に して フ ア イ ャパネル側部分 F p と ィ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に 2 分割 さ れてい る。 ケース 1 の凹部 2 には、 ス テア リ ン グメ ンバ S を介 し てケース 1 に伝わる車両走行時の振動を吸収す る ため の防振用 ラ イ ニ ン グ L が貼付さ れてい る。

フ ア イ ャパネル側部分 F p の分割面 1 a とイ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p の分割面 1 b と はウ レタ ン樹脂 等の シール材を介 してね じ等の固定手段 （図示せず） に よ り 互い に圧着さ れ、 1 つのケース 1 が形成さ れる。 こ れは後述する第 2 実施形態を は じめ とする他の実施形態 (第 1 0 1 実施形態を除く ） に も共通する構造であ る。 第 2 図では説明の都合上分割面 1 a と分割面 1 b と が離れて い る

フ ア イ ャパネル側部分 F p はブロ ア （送風手段） 3 及 びェバポ レ一夕 （冷却手段） 5 を有する 。 フ ア イ ャパネ ル側部分 F p に は空気導入手段の一部 を構成す る ィ ン テ ー ク ボ ッ ク ス 4 が接続さ れて い る 。 イ ンテー ク ボ ッ ク ス 4 に は図示 し な い 内気導入 口 及び外気導入 口 が形成 さ れ イ ン テ一 ク ボ ッ ク ス 4 内 に は図示 し な い 内外気切換 ド ア が設 け ら れて い る 。 イ ン テー ク ボ ッ ク ス 4 、 内外気切換 ド ア等で空気導入手段が構成 さ れる 。

ブ ロ ア 3 の フ ァ ン 3 a はイ ンテー ク ボ ッ ク ス 4 に導入 さ れる 空気 を エノ ポ レー 夕 5 へ送 る 。 フ ァ ン 3 a を 回転 さ せ る モ ー 夕 3 b の一部はケー ス 1 の外へ突出 し て い る エノ、'ポ レー 夕 5 は フ ァ ン 3 a か ら の空気 を冷却す る た め の熱交換器であ る 。

イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p はエ ア ミ ッ ク ス ド ァ 6 と ヒ ー タ コ ア （加熱手段） 7 と モー ド ド ア M l ， M 2 (空気分配手段） と を有す る 。

エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 は ヒ ー タ コ ア 7 を通過す る 空気 と 通過 し な い空気 と の割合 を調節す る た め の ド ア で あ る 。

ヒ ー タ コ ア 7 はエバポ レー 夕 5 か ら の空気 を加熱す る 熱交換器で あ る 。

イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p に はデフ 吹出用 開 口 d 、 ベ ン ト 吹出用 開 口 V 及びフ ッ ト 吹出用 開 口 f が設 け ら れて レ る 。

デ フ 吹出用 開 口 d 及びベ ン ト 吹出用 開 口 V はイ ン ス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p の上部 に位置 し 、 フ ッ ト 吹出 用 開 口 f はイ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p の下部 に 位置 し 、 各吹出用 開 口 d , V , f か ら それぞれダク ト D d , D v 、 ダク ト 部 D f を介 し て車室 R の居住空間 に 空 気が分配さ れる 。 各吹出用 開 口 d ， V , f はモー ド ド ア

M 1 ， M 2 に よ つ て開 閉 さ れる 。

なお 、 フ ア イ ャパネル側部分 F p とイ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル側部分 R p と はそれぞれ車両左右方向 R L へ分割 可能であ り 、 フ ァ ィ ャパネル側部分 F p とィ ンス 卜 レメ ン 卜パネル側部分 R P を構成する左右のケース構成部は 夕 ツ ビ ン グネ ジ等の固定手段 （図示せず） によ っ て左右 方向に固定さ れて い る。 これは第 2 実施形態を は じめ と する他の実施形態に も共通する構造であ る 。

次に 、 車両組 ΛΑ ラ イ ン上にお ける車両に対する 自 動車 用空調装置ゃス テア リ ン グメ ンノ S な どの取付手順を説 明する

まず 、 自動車用空調装置の フ ァ ィ ャパネル側部分 F p ¾ 車両に取 り 付ける 。 こ の と さ フ ア イ ャパネル側部分 F P をポル 卜 でフ ア イ ャパネル F i に固定する と と も に、 ェバポ レー 夕 5 の冷媒パィ プ 7 a の コ ネ ク タ 9 を フ ア イ ャパネル F i に固定する 。 冷媒パィ プ 7 a はエ ンジ ンル ーム E R側の冷媒パイ ブ 7 b に接続さ れる 。

次に、 ス テア リ ン グメ ンバ S を車両に取 り 付ける 。 こ の と きス テア リ ン グメ ンバ S はフ ア イ ャパネル側部分 F P の防振用 ラ ィ ニ ング L に接触する。

その後、 ィ ンス 卜 ルメ ン 卜パネル側部分 R P を フ ア イ ャパネル側部分 F p に接合する。 こ の と さ ヒ 一夕 コ ア 7 の温水パィ プ 8 a の コ ネ ク タ 1 0 を フ ア イ ャパネル F i に固定する。 温水パイ ブ 8 a はェ ンジ ンルーム E R側の 温水パイ ブ 8 b に接続さ れる。 熱か線示べ出ァァダさヒ

ィ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p と フ ア イ ヤノ、。ネル 側部分 F P と の接合 に よ り 1 つ の 凹部 2 が形成 さ れ、 こ の 凹部 2 に ス テ ア リ ン グ メ ンノ S が収容 さ れる 。 こ の と き の ス テ ァ リ ン グメ ンノ S は フ ア イ ャパネル側部分 F p に貼付 さ れた 防振用 ラ イ ニ ン グ L と ィ ンス 卜 リレ メ ン 夕 レ パネル側部分 R p に貼付さ れた の 防振用 ラ イ ニ ン グ し と で保持 さ れる 。

後に 、 イ ンス ト ル メ ン ト パネル I P を 自 動車用 空調 に被せ、 こ のイ ンス ト ルメ ン ト パ ネル I P の上部 を 力 ゥ ル C a と イ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p と にね じ止め し 、 イ ン ス ト ル メ ン ト パネル I P の下部 を フ ロ ア パネル F 1 にね じ止めす る 。

次 二 の 自 動車用 空調装置の動作 ίこつ いて説明す る 。 ェ ァ ミ ッ ク ス ド ア 6 及びモー ド ド ア M l , M 2 が第 2 図 の で示す位置 に あ る と き 、 冷風バィ パス 通路 C は 遮断 れ、 エバポ レー 夕 5 を通過 し た空気はすべて ヒ 一 夕 3 7 へ向か う 。 空気は ヒ ー 夕 コ ア 7 を通過する と き に加 さ れ、 ダク ト 部 D f を通 じ て フ ッ ト 吹出用 開 口 f へ向 い 、 フ ッ ト 吹出用 開 口 f か ら 車室 R の居住空間へ 吹き す

ェ ッ ク ス ド ア 6 及びモー ド ド ア M 2 が第 2 図 の 2 点鎖 で示す位置に あ り 、 モー ド ド ア M 1 が第 2 図 の実 線で す位置 に あ る と き 、 エバポ レー 夕 5 を通過 し た 空 気は 夕 コ ア 7 を通過せず、 冷風バイ パス 通路 C を通 つ て ン ト 吹出用 開 口 V へ向か い 、 ベ ン ト 吹出用 開 口 V か ら ク ト D V を介 し て車室 R の居住空間へ吹 き 出す。 こ の第 1 実施形態 に よ れば、 ケース 1 に ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部、 干渉回避部又は配置用 空間部 と し て 凹部

2 を形成 し た ので、 ス テ ア リ ン グメ ンバ S の位置が 自 動 車用 空調装置 を設置す る た め の空間 を横切 る 位置 に変わ つ た と し て も 、 ス テ ア リ ン グメ ンバ S と 自 動車用 空調装 置 と を車両 に取 り 付 け る こ と がで き る （効果①）。

ま た 、 ケー ス 1 を フ ア イ ヤノ ネリレ側部分 F p と イ ン ス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に分割可能 に し た ので 、 メ ンテナ ンス の際車両か ら 自 動車用 空調装置全体 を外 さ な く と も よ く 、 作業性が向上 し 、 作業時間 の短縮、 作業 コ ス 卜 の低減 を実現で き る （効果②）。 例 え ば こ の実施形 態では ヒ ー タ コ ア 7 を メ ンテナ ンスす る と き 、 フ ア イ ャ パネル側部分 F p を車両 に残 し 、 イ ンス ト ル メ ン ト パネ ル側部分 R p だけ を外せばよ い。 し たがっ て 、 車室 R 側 の冷媒パイ プ 7 a と エ ン ジ ンルー ム E R 側の冷媒パイ プ 7 b と を分離す る 必要がな い し 、 ブ ロ ア 3 の電気 コ ー ド (図示せず） やイ ンテ一 ク ボ ッ ク ス 4 な ど を外す必要 も な い た め 、 作業時間が短縮 さ れ、 作業 コ ス ト が低減 さ れ る 。 ま た 、 冷媒を抜 く 必要がな い た め省資源の要請 に も 応え る こ と ができ る 。

更 に 、 ケー ス 1 の重量 を ス テ ア リ ン グメ ンノ' S を 中 心 と し て車両前後方向 B B に振 り 分 けた ので、 イ ンス ト ル メ ン ト ノ\°ネル側部分 R p 、 ス テ ア リ ン グメ ンバ S 及び フ ア イ ャパ ネル側部分 F p を一体化 さ せた状態で車両へ取 り 付 け る と き 、 ス テ ア リ ン グ メ ン ノ S に 吊架さ れる ケー ス 1 の傾き が従来例 に較べ小 さ いため 自 動車用 空調装置 を車両に搭載 しやすい と と も に、 ブラ ケ ッ ト な どが不要 になる ためス テア リ ン グメ ンバ S に対する ケース 1 の結 合構造を簡素化でき る （効果③）。

また、 イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p を一方向へ 引 き抜 く こ と ができ る ので、 イ ンス ト ルメ ン ト パネル側 部分 R p の着脱作業が容易であ り 、 その着脱作業のため の大きなス ペース も不要であ る と と も に、 フ ア イ ャパネ ル側部分 F p と イ ンス ト ルメ ン ト ノ ネル側部分 R p と の 接合部分のずれが生 じ難 く 、 シール性が向上する （効果 ④）。

更に、 フ ア イ ャパネル側部分 F p を複数の種類の車両 に共用可能に し 、 イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p を 特定の種類の車両にだけ使用可能に したので、 ケー ス の 設計工数を削減でき る と と も に、 ケース の型費を低減す る こ と ができ る （効果⑤）。

ま た、 フ ア イ ャパネル側部分 F p と イ ンス ト リレメ ン 夕 ルパネル側部分 R p と を凹部 2 を境に分割 したので 、 ブ ラ ケ ッ ト な どが不要にな り 、 ケース 1 とステア リ ン グメ ンバ S と の結合が容易 になる （効果⑥）。

凹部 6 2 の開 口 M o の車両前後方向幅をステア リ ン グ メ ンバ S の横断面の最大幅よ り も小さ く したので、 デフ 吹出用 開 口 d やベ ン ト 吹出用 開 口 V が大き く 車両前後方 向後側へ張 り 出 さ ず、 必要 と さ れる空気通路断面積を確 保する こ と ができ 、 ケース 3 1 の コ ンノヽ°ク トイ匕を図 る こ とができ る （効果⑦）。 ち なみに、 単な る 凹部ではデフ 吹 出用 開 口 d やベ ン ト 吹出用 開 口 V が大き く 車両前後方向 後側へ張 り 出 し 、 ケース が大型化する。

3 図は こ の発明の第 2 実施形態に係る 自 動車用空調 の縦断面図であ る。 第 3 図ではイ ンス 卜 レメ ン 卜 パ ネル I P と カ ウル C a と フ ア イ ヤノ、。ネリレ F i と フ ロ アパ ネル F 1 と の図示を省略 した。 第 1 実施形態 と共通する 部分には同一符合を付 してその説明 を省略する 。

の第 2 実施形態では、 ス テア リ ン グメ ンバ S が第 2 図のステア リ ン グメ ンノ S よ り も下方に位置 し 、 それに 応 じてケース 1 1 の車両上下方向 H L の下部に凹部 1 2 を形成 し た

し の第 2 実施形態によれば、 上述の効果①〜⑥を得る こ とができ る 。

第 4 図は こ の発明の第 3 実施形態に係る 自 動車用空調 装置の縦断面図、 第 5 図 （ a ) はフ ア イ ャパネル側部分 の分割面をイ ンス 卜 ルメ ン 卜 ノ、。ネル側か ら見た図、 第 5 図 （ b ) はイ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル側部分の分割面 を フ ァ ィ ャパネル側カゝ ら見た図、 第 6 図 （ a ) 〜 ( e ) は孔 の断面形状を示す図であ る。 第 4 図ではィ ンス 卜 ルメ ン h パネル I P と カ ウル C a と フ ァ ィ ャパネル F i と フ ロ ァパネル F' 1 と の図示を省略 した。 第 1 実施形態 と共通 する部分には同一符合を付 してその説明 を省略する 。

の 自 動車用空調装置のケース 2 1 は、 ス テア リ ン グ メ ンバ収容部、 干渉回避部又は配置用空間部 と して の孔

T H を境に して フ ァ ィ ャパネル側部分 F p とイ ンス 卜 ル メ ン 卜 パネル側部分 R P と に 2 分割さ れてい る 。 フ ア イ ャパネル側部分 F p の分割面 1 a とイ ンス 卜 ルメ ン 卜 パ ネル側部分 R P の分割面 1 b と にはそれぞれ半 円筒部が 形成さ れ、 両者 F p , R p の分割面 l a , l b と を互い に接合 した と き 1 つの筒部 2 2 が形成さ れる 。 筒部 2 2 によ っ てケース 2 1 を車両左右方向 R L へ貫通する孔 T Hが形成さ れる。 筒部 2 2 は冷風バイ パス通路 C の車両 上下方向 H L の ほぼ中間に位置 して い る ため、 筒部 2 2 の上下にそれぞれ分岐路 C 1 ， C 2 が形成さ れる 。

なお、 孔 T H の断面形状 と しては第 6 図 （ a ) の形状 以外に第 6 図 （ b ) 〜 （ e ) に示す も の も あ る 。 同図 （ a ) は円形、 同図 （ b ) はほぼ楕円形、 同図 （ c ) はほぼ卵 円形、 同図 （ d ) はほぼ水滴形、 同図 （ e ) はほぼ翼形 をそれぞれ示す。

更に、 フ ア イ ャパネル側部分 F p とイ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と はそれぞれ車両左右方向 R L へ分割 可能であ り 、 両者 F p , R p はそれぞれ左右のケース構 成部 2 0 a ， 2 0 b , 2 3 a , 2 3 b によ っ て構成さ れ てい る。

イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p の筒部 2 2 の外周 面に貫通孔を有する突出部 2 5 が形成さ れて い る。 貫通 孔に揷入さ れる タ ッ ピ ン グス ク リ ュー （固定手段） 2 6 によ っ て左右のケース構成部 2 3 a , 2 3 b が車両左右 方向 R L に連結さ れている。

フ ア イ ャパネル側部分 F p 内 には、 フ ァ ン 3 a 及びェ バポ レー 夕 5 が収容さ れてい る。

イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p 内 に はエア ミ ッ ク ス ド ア 6 a ， 6 b 及びヒ一夕 コ ア 7 が収容さ れてい る 。 ェァ ミ ッ ク ス ド ア 6 a , 6 b は ヒータ コ ア 7 を通過す る空気 と通過 しない空気 と の割合を調節する ための ド ア であ る。 エア ミ ッ ク ス ド ア 6 a は筒部 2 2 の上方に、 ェ ァ ミ ツ ク ス ド ア 6 b は筒部 2 2 の下方にそれぞれ設け ら れ、 それぞれ所定のタイ ミ ン グで開閉する。

ィ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p にはデフ 吹出用 開

□ d 、 ベ ン ト 吹出用 開 口 V 及びフ ッ ト 吹出用 開 口 f が設 け ら れてい る。

デフ 吹出用 開 口 d 及びべ ン ト 吹出用 開 口 V はイ ンス ト ルメ ン夕ルパネル側部分 R P の上部に位置 し 、 フ ッ ト 吹 出用 開 口 f はイ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p の下部 に位置する。 各吹出用 開 口 d , e , f はモー ド ド ア M 1 ， M 2 に よ っ て開閉 さ れる 。

また、 イ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル側部分 R p に はェ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 a , 6 b の シー ト 面 2 4 がー体に形成 さ れ てい る

ェァ ミ ッ ク ス ド ア 6 a ， 6 b 及びモー ド ド ア M l ， M 2 が第 4 図 の実線で示す位置に あ る と き、 分岐路 C l ， C 2 は遮断さ れ、 エバポ レー夕 5 か ら の空気はすべて ヒ —タ コ ァ 7 を通る。 空気は ヒ一 夕 コ ア 7 を通過する と き に温め ら れ、 フ ッ ト 吹出用 開 口 f へ向カゝ う 。 こ の と き例 え ばェァ ミ ッ ク ス ド ア 6 b の開度を変化さ せる こ と に よ つ て ヒ 一 夕 コ ア 7 を通過する空気の量を調節 して フ ッ ト 吹出用 開 口 f か ら 吹き出す空気の温度を調整する こ と が でき る

ェァ ミ ッ ク ス ド ア 6 a ， 6 b 及びモー ド ド ア M l , M 2 が第 4 図 の 2 点鎖線で示す位置 に あ る と き 、 エバポ レ 一 夕 5 を通過 し た空気は ヒ ー 夕 コ ア 7 を通過せず、 分岐 路 C I , C 2 を通 っ てベ ン ト 吹出 口 V へ向カゝ う 。 こ の と き例え ばェ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 b の 開度 を変化 さ せ る こ と に よ っ て ヒ ー 夕 コ ア 7 を通過する 空気の 量 を調節 し てベ ン ト 吹出 口 V か ら 吹 き 出す空気の温度 を調整す る こ と が で き る 。

こ の第 3 実施形態 に よ れば、上述の効果①〜⑥の他 に 、 次の効果 を得 る こ と がで き る 。

ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部、 千渉回避部又 は配置用 空 間部 と し て、 ケー ス 2 1 を車両左右方向へ貫通する孔 T H を採用 し た ので、 例 え ば第 3 図 に示すよ う な単な る 凹 部 1 2 を採用 し た も の に較べ、 ス テ ア リ ン グ メ ンゾ S の 周 囲若 し く は全周 を空気通路 と し て利用 で き る 。 こ の実 施形態で はス テ ア リ ン グメ ンバ S の上下 を 空気が通過す る 。 し た がっ て、 例 え ばケース の車両左右方向幅 を増や すな ど し て ケース を大幅 に大型化 さ せな く と も 、 ケース 内 の空気通路の通気抵抗の増加 を抑え る こ と がで き 、 性 能 を確保で き る （効果⑧）。

なお 、 エバポ レー 夕 5 で冷却 さ れた空気 は筒部 2 2 で 上下 に分流 し 、 エバポ レー 夕 5 か ら ヒ ー 夕 コ ア 7 に通 じ る 冷風バイ パス 通路の断面積を大 き く 確保で き る ので、 通気抵抗 を 小 さ く し て 、 大風量化、 低騒音化 を 図 る こ と がで き る 。

ま た 、 筒部 2 2 の近傍で タ ッ ピ ン グス ク リ ュ ー 2 6 に よ っ て左右の ケー ス構成部 2 3 a ， 2 3 b が確実 に密着 す る の で、 左右のケース構成部 2 3 a , 2 3 b の結合部 分か ら の エ ア漏れを防止す る こ と ができ る 。

更 に 、 2 枚の エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 a ， 6 b を用 い た の で 、 固定ガイ ド 部材を設 け る こ と な く エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 a , 6 b の 開 閉 タ イ ミ ン グを変 え る こ と に よ っ て温度 調整 を容易 に行な う こ と ができ る 。

ま た 、 2 枚の エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 a ， 6 b を用 レ る こ と に よ り 、 各エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 a ， 6 b の寸法又 は大 き さ を第 1 実施形態のエ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 よ り 小 さ く す る こ と がで き る ので、 ケース 2 1 の車両前後方向 B B の 寸法 を第 1 実施形態よ り 小 さ く す る こ と がで き る 。

更 に 、 孔 T H の断面形状 を第 6 図 （ b ) 〜 （ e ) に示 す形状 にす る と 、 ケース 2 1 内 の空気の流れは、 孔 T H の断面形状 を第 6 図 （ a ) に示す形状 に し た と き ょ り 、 円 滑 に な る 。

ま た 、 筒部 2 2 に よ っ て形成 さ れる 孔 T H に は ワ イ ヤ ハー ネ ス W を ス テア リ ン グ メ ンノ S と と も に組み付け る こ と がで き る ので空間 を有効 に利用 する こ と がで き る 。

第 7 図 は こ の発明 の第 4 実施形態 に係 る 自 動車用 空調 装置の縦断面図で あ る 。 第 7 図で はイ ンス ト ル メ ン ト パ ネリレ I P と カ ウ リレ C a と フ ア イ ャパネル F i と フ ロ ア ノ\° ネル F 1 と の 図示を 省略 し た。 第 1 、 第 3 実施形態 と 共 通す る 部分 に は同一符号を付 し てその説明 を省略す る 。

前述の第 3 実施形態ではス テ ア リ ン グメ ンバ S が 1 本 で あ る が、 こ の第 4 実施形態で はス テ ア リ ン グ メ ンバ S が 2 本で あ る 。 2 本の ス テ ア リ ン グ メ ンノ S の う ち 、 下 の ス テ ア リ ン グメ ンノ は第 3 実施形態 と 同 じ で あ る 。 上下 2 本のス テ ア リ ン グメ ンノ S の う ち 上 の ス テ ア リ ン グメ ンバ S は、 デフ 吹出用 開 口 d の近傍 に位置 し 、 ケ ー ス 3 1 の上部 に形成 さ れたス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部 干渉回避部又 は配置用 空間部 と し て の 凹部 3 2 に収容 さ れて い る 。 第 7 図 に示すよ う に 、 凹部 6 2 の 開 口 M o の 車両前後方向幅 はス テ ア リ ン グメ ンバ S の横断面 の最大 幅よ り も 小 さ レ 。

こ の第 4 実施形態 に よ れば、 上述の効果①〜⑧を得 る こ と ができ る 。

第 8 図 は こ の発明 の第 5 実施形態 に係 る 自 動車用 空調 装置の縦断面図 で あ る 。 第 8 図で はイ ン ス ト ル メ ン ト パ ネル I P と カ ウ ル C a と フ ア イ ャパネル F i と フ ロ ア パ ネル F 1 と の 図示 を省略 し た。 第 1 実施形態 と 共通す る 部分 に は同一符号 を付 し てその説明 を省略す る 。

こ の第 5 実施形態で は、 筒部 3 2 に よ っ て形成 さ れる ス テ ア リ ン グメ ンバ収容部、 干渉回避部又 は配置用 空間 部 と し て の孔 T H がエノ、ポ レー 夕 5 と ブ ロ ア 3 の フ ァ ン 3 a と の 間 に位置 し 、 ス テア リ ン グメ ンノ S が収容 さ れ る 孔 T H を境に し て 、 ケース 4 1 を 、 フ ア イ ャパ ネル側 部分 F p と イ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p と にそれ ぞれ車両前後方向 B B へ分割可能 に し た。

こ の第 5 実施形態で は、 エバポ レー 夕 5 、 エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 、 ヒ ー タ コ ア 7 及びモー ド ド ア M l , M 2 等の 空調装置構成部材 を メ ンテナ ンス性 に着 目 し て分類 （系 統分類） し 、 配管系 の空調装置構成部材 （第 1 類） に属 する エバポ レー夕 5 、 ヒータ コ ア 7 を フ ア イ ャパネル側 部分 F p に割 り 当て、 機構系の空調装置構成部材 （第 2 類） に属する エア ミ ッ ク ス ド ア 6 、 モー ド ド ア M l , M 2 をイ ンス ト リレメ ン ト パネル側部分 R p に割 り 当 てた。

こ の第 5 実施形態によれば、 上述の効果①〜⑥、 ⑧に 加え、 次の効果を得る こ とができ る 。

エ ノ、ポ レ一 夕 5 、 ヒータ コ ア 7 及びモ ー ド ド ア M l , M 2 を含む空調装置構成部材を メ ンテナ ンス性に着 目 し て配管系 と機構系 と に分類 し、 配管系 に属する 空調装置 構成部材を フ ア イ ャパネル側部分 F p に、 機構系 に属す る空調装置構成部材をイ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R P にそれぞれ割 り 当てたので、 メ ンテナ ンス の際 自 動車 用空調装置全体を外さ な く と も よ く 、 作業性が向上 し、 作業時間の短縮、 作業コ ス ト の低減を実現でき る （効果 ⑨）。 こ の第 5 実施形態ではエア ミ ッ ク ス ド ア 6 、 モー ド ド ア M 1 ， M 2 をィ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p に、 エノ、ポ レー夕 5 、 ヒータ コ ア 7 を フ ア イ ャパネル側部分 F p にそれぞれ割 り 当てたので、 エア ミ ッ ク ス ド ア 6 、 モー ド ド ア M l , M 2 のメ ンテナ ンスする と き 、 フ ア イ ャパネル側部分 F p を残 し、 イ ンス ト ルメ ン ト パネル側 部分 R P だけを外せばよ い。 し たがっ て、 車室 R側の冷 媒パイ プ 7 a と エ ンジ ンルーム E R側の冷媒パイ プ 7 b と を分離する必要がない し 、 車室 R側の温水パイ プ 8 a と エ ン ジ ンルーム E R側の温水パイ プ 8 と を分離する 必要がな レゝ と と も に、 ブロ ア 3 の電気コ ー ド （図示せず） を外す必要 も ないため、 作業時間が短縮さ れ、 作業コ ス ト が低減さ れる。 また、 冷媒ガスやエ ン ジ ン冷却水を抜 く 必要がな いため省資源の要請に も応え る こ と ができ る なお、 こ の第 5 実施形態では空調装置構成部材を メ ン テナ ンス性に着 目 して分類 （系統分類） し たが、 他の実 施形態 と して例えば車両への取付作業の容易 さ に着 目 し て分類 して も い

た、 こ の第 5 実施形態をは じめ とする他の実施形態 では加熱手段 と して熱交換器 ( ヒー夕 コ ア 7 ) を用 いた が、 加熱手段 と して図示 しない電気 ヒー夕 を用 いて も よ い。 加熱手段 と して熱交換器の代わ り に電気 ヒ ータ を採 用 した場 、 2 、 3 、 4 、 7 、 8 実施形態では、 配管系 に属する空 お置構成部材がフ ア イ ャパネル側部 分 F に、 非配管系 に属する空調装置構成部材がィ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル側部分 R P にそれぞれ割 り 当 て ら れて レ る ので 、 ita果的に メ ンテナ ンス性に着 目 して分類 （系 統分類） した こ と になる。

9 図は こ の発明の第 6 実施形態に係る 自 動車用空調 の縦断面.図であ る。 第 9 図ではィ ンス ト レメ ン 卜 パ ネル I P と 力 ゥル C a と フ ァ ィ ャパネル F i と フ ロ アパ ネル F 1 と の図示を省略 した。 第 1 実施形態 と共通する 部分に は同一符号を付 してその説明 を省略する 。

の第 6 実施形態では、 筒部 4 2 によ つ て形成さ れる ス テァ リ ン グメ ンバ収容部、 干渉回避部又は配置用空間 部 と しての孔 T Hがヒ一夕 コ ァ 7 の上方又はエア ミ ッ ク ス空間 に位置する。 ステア リ ン グメ ンバ S が収容さ れる 孔 T H を境に して、 ケ—ス 5 1 を、 フ ァ ィ ャパネル側部 分 F P とイ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に分割可 能に した

の第 6 実施形態は 、 孔 τ Hの位置、 分割の態様を除 さ、 第 5 実施形態 と 同 じであ る。

の第 6 実施形態によれば、 第 5 実施形態 と 同様の効 果を得る こ と がでさ る

第 1 0 図 は こ の発明の第 7 実施形態に係る 自 動車用空 調装置の縦断面図であ る 第 1 0 図ではィ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル I P と 力 ゥル C a と フ ア イ ャパネル F i と フ □ ァパネル F 1 と の図示を省略した。 第 1 実施形態 と共通 する部分には同一符号を付 してその説明 を省略する。

の第 7 実施形態では、 筒部 5 2 によ つ て形成さ れる ス テァ リ ン グメ ンバ収容部、 千涉回避部又は配置用空間 部 と しての孔 T H は ヒ 一 夕 コ ァ 7 の上方又はエア ミ 、 j、 り ス空間に位置する。 ス テア リ ングメ ンバ S が収容 さ れる 孔 T H を境に して、 ケ—ス 6 1 を、 フ ア イ ャパネル側部 分 F P とイ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル側部分 R P と に車両 HU 後方向 B B へ分割可能 lbに した

の第 7 実施形態は、 分割の態様を除き、 第 6 実施形 態 と 同 じであ る。

の第 7 実施形態によれば、 第 3 実施形態 と 同様の 効果を得る こ とができ る。

第 1 1 図は こ の発明の第 8 実施形態に係る 自 動車用空 調装置の縦断面図であ る 。 第 1 1 図ではイ ンス ト リレメ ン 卜 パネル I P と力 ウル C a と フ ア イ ヤノ、。ネル F i と フ ロ ァパネル F 1 と の図示を省略した。 第 1 実施形態 と共通 する部分には同一符号を付 してその説明 を省略する。 こ の第 8 実施形態では、 筒部 6 2 によ っ て形成さ れる ス テア リ ン グメ ンバ収容部、 千渉回避部又は配置用空間 部と しての孔 T Hが冷風バイ パス通路 C の空気 と温風通 路 H の空気とが合流する エア ミ ッ ク ス空間 M X に位置す る。 ス テア リ ン グメ ンバ S が収容さ れる孔 T H を境に し て 、 ケー ス 7 1 を、 フ ア イ ャパネル側部分 F p とイ ン ス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に車両前後方向 B B へ分 割可能に した。

こ の第 8 実施形態は、 孔 T H の位置、 分割の態様、 ミ ッ ク ス ド ア 6 の位置を除き、第 5 実施形態 と 同 じであ る 。

こ の第 8 実施形態によれば、 第 7 実施形態 と 同様の 効果を得る こ とができ る。

第 1 2 図 は こ の発明の第 9 実施形態に係る 自 動車用 空 調装置の縦断面図であ る 。 第 1 2 図ではイ ンス ト ルメ ン ト パネル I P とカ ウリレ C a と フ ア イ ャパネル F i と フ ロ ァパネル F 1 と の図示を省略 し た。 第 1 実施形態 と共通 する 部分には同一符号を付 してその説明 を省略する 。

こ の第 9 実施形態では、 筒部 7 2 によ っ て形成さ れる 孔 （ス テア リ ングメ ンバ収容部） T Hがヒー夕 コ ア 7 の 下流に位置する。 ステア リ ングメ ンバ S が収容 さ れる孔 T H を境に して、 ケース 8 1 を、 フ ア イ ャパネル側部分 F と ィ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に車両前後 方向 B B へ分割可能に した。

こ の第 9 実施形態では、 イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部 分 R p がフ ッ ト ダク ト 部 D f 及びフ ッ ト 吹出用 開 口 f だ けで構成さ れてい る。

こ の第 9 実施形態に よれば、 上述の効果①、 ②、 ⑤、 ⑥、 ⑧を得る こ とができ る。

第 1 3 図は こ の発明の第 1 0 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。 第 1 3 図ではイ ンス ト ルメ ン ト パネル I P と カ ウル C a と フ ア イ ャパネル F i と フ ロ アパネル F 1 と の図示を省略した。 第 1 実施形態 と共 通する部分には同一符号を付 してその説明 を省略する 。

こ の第 1 0 実施形態では、 ステア リ ン グメ ンバ S がデ フ 吹出用 開 口 d の近傍に位置する。 こ のス テア リ ン グメ ンバ S はケース 9 1 に形成さ れたステア リ ン グメ ンノ 収 容部、 干渉回避部又は配置用空間部と しての凹部 8 2 に 収容さ れてい る。 凹部 8 2 にステア リ ングメ ンノ S が収 容さ れる こ と によ り ケース 9 1 と の干渉が回避さ れる。

ケース 9 1 を、 フ ア イ ャパネル側部分 F p と イ ンス ト ルメ ン 卜パネル側部分 R p と に車両前後方向 B B へ分割 可能に した。

第 1 0 実施形態によれば、 上述の効果①〜⑦、 ⑨を得 る こ と ができ る。

第 1 4 図 は こ の発明の第 1 1 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。 第 1 4 図ではイ ンス ト ルメ ン ト ノ、。ネル I P と カ ウル C a と フ ア イ ャパネル F i と フ ロ アパネル F 1 と の図示を省略 した。 第 1 実施形態 と共 通する部分には同一符号を付してその説明 を省略する 。

こ の第 1 1 実施形態では、 ステア リ ン グメ ンノ S がケ ース 1 0 1 に形成さ れたス テア リ ン グメ ンバ収容部、 干 渉回避部又は配置用空間部と しての空間部 9 2 に配置さ れてい る 。

ケ一ス 1 0 1 を 、 空間部 9 2 を境に して、 フ ア イ ャパ ネル側部分 F p とィ ンス ト リレ メ ン ト ゾ ネル側部分 R P と に車両前後方向 B B へ分割可能に した。

第 1 1 実施形態によれば、 第 1 実施形態 と 同様の効果 を得る こ とがでさ る

第 1 5 図 は こ の発明の第 1 2 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の平面図、 第 1 6 図は第 1 5 図の X V I - X V I 線 に沿 う 断面図であ る。 これ ら の図ではィ ンス 卜 ルメ ン ト パネル I P と 力 ゥル C a と フ ア イ ャハ⁰ネル F i と フ ロ ア パネル F 1 と の図示を省略 した。 第 1 実施形態 と共通す る部分に は同一符号を付してその説明 を省略する。

ブロ アュ二 ッ 卜 1 3 は、 ケース 1 2 1 の側面に形成さ れたブロ ア接続 □ 1 2 1 a に接続さ れてい る。 ケー ス と 別体の ブロ ァュ二 ッ h 1 3 をケ一ス の側面に接続さ せる 構成は後述する第 1 3 、 1 4 実施形態 と共通する。

筒部 1 1 2 によ つ て形成される ステア リ ン グメ ンバ収 容部 、 干渉回避部又は配置用空間部と しての孔 T H は ヒ

- 々 コ ア 7 の上方に位置する。 孔 T H を境に して、 ケー ス 1 2 1 を、 フ ァ ィ ャパネル側部分 F p と イ ンス 卜 リレ メ ン 卜 パネル側部分 R p と に分割可能に し た。

*

フ吹出用 開 □ d 、 ベ ン 卜 吹出用 開 口 V 及びフ ッ ト 吹 出用 開 口 f はモ一 ド ド ア M 1 ， M 2 ， M 3 によ つ て開 閉 される。

の第 1 2 実施形態によれば、 第 3 実施形態 と 同様の 効果 を得 る こ と がで き る

第 1 7 図 は こ の発明 の第 1 3 実施形態 に係 る 自 動車用 空調装置の縦断面図で あ る。 第 1 7 図で はイ ン ス ト ゾレ メ ン 卜 パ ネル I P と カ ウ ル C a と フ ア イ ヤノ ネル F i と フ 口 ァ パ ネル F 1 と の 図示 を省略 し た。 第 1 実施形態 と 共 通す る 部分に は同一符号 を付 し てそ の説明 を省略す る 。

の第 1 3 実施形態は、 ェハ'ポ レー 夕 5 、 ヒ ー 夕 コ ア

7 が車両上下方向 H L に配置さ れ、 ケース 1 3 1 の ブ ロ ァ 接続 口 1 3 1 a がェバポ レー 夕 5 の下方 に位置す る 点 で 、 第 1 2 実施形態 と 異な る 。

の第 1 3 実施形態で は、 ケ — ス 1 3 1 内 に収容 さ れ る ェバポ レ一 夕 5 、 ェ ァ ミ 、つ り ス ド ア 6 、 ヒ ー 夕 コ ア 7 及びモー ド ド ア M 1 , M 2 等の空調装置構成部材 を メ ン テ ナ ン ス 性 に着 目 し て分類 （系統分類） し 、 配管系 の 空 調装置構成部材 （第 1 類 ) に属す る エノ ポ レー 夕 5 、 ヒ 一夕 コ ア 7 を フ ァ ィ ャパネル側部分 F p に割 り 当 て 、 機 構系 の空調装置構成部材 (第 2 類） に属す る エ ア ミ ッ ク ス ド ァ 6 、 モー ド ド ア M 1 ， M 2 を イ ンス ト ル メ ン ト パ ネ ル側部分 R p に割 り 当 てた。 こ の点は第 5 実施形態 と 共通する 。

筒部 1 2 2 に よ っ て形成 さ れる ス テ ア リ ン グ メ ンノ 収 容部、 干渉回避部又 は配置用 空間部 と し て の孔 T H はェ ァ ミ ッ ク ス 空 間 M X に位置する 。 孔 T H を境 に し て 、 ケ 一ス 1 3 1 を 、 フ ア イ ャパネル側部分 F p と イ ンス ト ル メ ン 卜 パネル側部分 R p と に分割可能 に し た。 ブ ロ ア ュ 二 ッ 卜 はケー ス 1 3 1 の ブ ロ ア接続 口 1 3 1 a に接続 さ れて い る 。

の第 1 3 実施形態 に よ れば、 第 5 実施形態 と 同様の 効果 を得 る こ と ができ る 。

第 1 8 図 は こ の発明 の第 1 4 実施形態 に係 る 自 動車用 空調装置の 断面図で あ る 。 第 1 8 図 で はイ ン ス 卜 レ メ ン h パ ネル I P と カ ウ ル C a と フ ア イ ャパ ネ ル F i と フ ロ ァパネル F 1 と の 図示 を省略 し た。 第 1 実施形態 と 共通 す る 部分 に は同一符号 を付 してそ の説明 を省略す る 。

の第 1 4 実施形態の構成は第 1 3 実施形態 と ほ ぼ同 様で あ る 。

筒部 1 3 2 に よ っ て形成 さ れる ス テ ア リ ン グメ ンバ収 容部、 干渉回避部又 は配置用 空間部 と し て の孔 T H はェ ァ ミ ッ ク ス 空間 M X に位置する 。 孔 T H を境 に し て 、 ケ 一ス 1 4 1 を 、 フ ア イ ャパネル側部分 F P と イ ン ス 卜 レ メ ン 卜 パネル側部分 R p と に分割可能 に し た。 ブ ロ ア ュ 二 ッ' 卜 はケ— ス 1 4 1 の ブ ロ ア接続 口 1 4 1 a に接続 さ れて い る 。

の第 1 4 実施形態に よれば、 第 5 実施形態 と 同様の さ ¾: 果 を得 る こ と ができ る 。

1 9 図 は こ の発明 の第 1 5 実施形態 に係 る 自 動車用 空調装置 を 示す平面 図 、 第 2 0 図 は第 1 9 図 の X X - X X 線に沿 う 断面図で あ る 。

ェバポ レ 一 夕 5 を備 え る ク ー ラ ュニ ッ 卜 1 4 がケー ス 1 5 1 の側面の ク ー ラ 接続 口 1 5 l a に接続 さ れ、 ブ ロ ァ ュニ ッ ト 1 3 が ク ー ラ ュニ ッ ト 1 4 の側面の ブ ロ ア接 続 口 (図示せず） に接続さ れて い る 。 ケース 1 5 1 内に収容さ れる エア ミ ッ ク ス ド ア 6 a ,

6 b 、 ヒ ータ コ ア 7 及びモー ド ド ア M l , M 2 等の空調 構成部材を こ の実施形態ではメ ンテナ ンス性に着 目 して分類 （系統分類） し、 配管系の空調装置構成部材 （第 1 類 ) に属する ヒータ コ ァ 7 を フ ア イ ャパネル側部分 F に割 り 当て、 機構系の空調装置構成部材 （第 2 類） に 属する エア ミ ッ ク ス ド ア 6 a , 6 b 、 モー ド ド ア M l ,

M 2 をイ ンス 卜 レメ ン 卜 パネル側部分 R p に割 り 当 てた 筒部 1 4 2 によ っ て形成さ れる ステア リ ン グメ ンバ収 容部、 干渉回避部又は配置用空間部 と しての孔 T H はェ ァ ミ ッ ク ス空間 M X に位置する。 孔 T H を境に して、 ケ 一ス 1 5 1 を、 フ ア イ ャパネル側部分 F p とイ ンス ト ル メ ン ト ノ、。ネル側部分 R p と に分割可能に した。 ブロ アュ 二 ッ 卜 1 3 はケース 1 5 1 のブロ ア接続口 1 5 l a に接 れてレ る。

の第 1 5 実施形態によれば、 第 5 実施形態 と 同様の 朱を得る こ とができ る

2 1 図は こ の発明の第 1 6 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図、 第 2 2 図 （ a ) はイ ンス 卜 ルメ ン 卜 パネル側部分の側面図、 第 2 2 ( b ) はイ ンス ト ルメ ン 卜 パネル側部分を フ ァ ィ ャパネル側か ら見た図、 第 2 3 図 ( a ) はケース の剛性部の斜視図、 第 2 3 図 （ b ) は剛性部の横断面図であ る。 こ れ ら の図ではイ ンス ト ル メ ン ト パネル I P と カ ウル C a と フ ア イ ヤノ、 °ネル F i と フ □ ァパネル F 1 と の図示を省略した。 第 1 実施形態 と 共通する部分には同一符号を付 してその説明 を省略する こ の第 1 6 実施形態は、 ス テア リ ン グ メ ンバ S の一部 を構成す る 剛性部 1 5 がケース 1 6 1 に一体 に形成 さ れ て い る 点 を 除き 、 図 1 0 の第 7 実施形態 と 共通す る 。

以下図 1 0 の第 7 実施形態 と 異な る 部分 を 説明す る 。 ケー ス 1 6 1 の フ ァ ィ ャパネル側部分 F p に は、 網 の 目 の 円 筒状 の 剛性部 1 5 が合成樹脂で一体 に形成 さ れて い る 。 剛性部 1 5 は円筒部 1 5 a , 1 5 b を有 し 、 円 筒 部 1 5 a の フ ラ ン ジ部 1 6 a と 円 筒部 1 5 b の フ ラ ン ジ 部 1 6 b と がね ド 士 A

レ ホロ α さ れる 。 網 の 目 状で あ る た め空気 が剛性部 1 5 を通過でさ る 。 し たがつ て 、 ス テ ア リ ン グ メ ンノ に よ る 空気抵抗を 小 さ く す る こ と がで き る 。 剛性 部 1 5 の両端は平面部 1 7 a , 1 7 b で閉塞 さ れ、 イ ン ス 卜 レ メ ン 卜 パネル I Ρ に取 り 付 け ら れた ス テ ア リ ン グ

.に ||圍

メ ンバ (図示せず） の一端面 を保持す る 。

こ の第 1 6 実施形態 に よ れば、 第 2 実施形態 と 同様の 効果 を得 る こ と がで き る と と も に 、 ス テ ア リ ン グ メ ンバ と ケー ス と の取付順序の制約がな く な る （効果⑩）。

第 2 4 図 は こ の発明 の第 1 7 実施形態 に係 る 自 動車用 空調装置のイ ン ス ト ル メ ン ト パネル側部分 を フ ア イ ャパ ネル側か ら 見た 図であ る 。

こ の第 1 7 実施形態は、 ス テア リ ン グメ ンバ S の一部 を構成す る 剛性部 2 5 と し てのス チール製の筒状の ス テ ァ リ ン グ メ ンバ構成部がケー ス 1 7 1 に一体 に組み込 ま れる 点で、 第 1 6 実施形態 と 異な る 。

剛性部 2 5 の両 に は フ ラ ン ジ部 2 6 a ， 2 6 b が形 成 さ れて い る 。 イ ンス ト リレメ ン ト パネル I P に取 り 付け ら れた ス テ ア リ ン グ メ ンバ （ 図示せず） の一端に も フ ラ ン ジ部が形成 さ れて い る 。

組付けの際、 両方の フ ラ ン ジ部 2 6 a ， 2 6 b を突き 合わせ、 ね じ で結合する 。

こ の第 1 7 実施形態 に よ れば、 第 1 6 実施形態 と 同様 の効果 を得 る こ と がで き る 。

第 2 5 図 は こ の発明 の第 1 8 実施形態 に係 る イ ン ス ト ル メ ン ト パネルモ ジ ュ ールの分割状態 を示す図 、 第 2 6 図 はィ ン ス ト ル メ ン ト パ ネルモ ジ ュ ールの組付状態 を 示 す図 で あ る 。 第 1 実施形態 と 共通す る 部分 に は 同一符号 を付 し てそ の説明 を省略す る 。

こ の第 1 8 実施形態はイ ンス ト ル メ ン ト パネ ル I P に ケー ス 1 8 1 のイ ンス ト ルメ ン ト ノ、。ネル側部分 R p を一 体的 に結合 し てモ ジ ュ ール化 し た も のであ る 。

筒部 1 5 2 に よ っ て形成 さ れる ス テア リ ン グメ ンバ収 容部、 干渉回避部又 は配置用 空間部 と し て の孔 T H は ヒ — 夕 コ ア 7 の上方 に位置す る 。 孔 T H を境 に し て 、 ケー ス 1 8 1 を 、 フ ア イ ヤノ°ネリレ側部分 F p と イ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p と に分割可能 に し た。

フ ア イ ヤノ、。ネル側部分 F p と イ ンス ト ル メ ン ト ノ、。 ネ ル 側部分 R p と はゥ レ タ ン榭脂等の シール材を介 し て互 い に圧着 さ れ、ね じ等の 固定手段 に よ っ て連結 さ れて い る 。

ケー ス 1 8 内 に収容 さ れる エノ ポ レー 夕 5 、 ェ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 a 、 ヒ ー 夕 コ ア 7 及びモー ド ド ア M l , M 2 , M 3 等の空調装置構成部材を こ の実施形態で は メ ン テナ ンス 性 に着 目 し て分類 （系統分類） し 、 配管系 の空調装 置構成部材 （第 1 類） に属す る エバポ レー 夕 5 、 ヒ ー 夕 コ ア 7 を フ ア イ ャパ ネル側部分 F p に割 り 当 て 、 機構系 の空調装置構成部材 （第 2 類） に属す る エ ア ミ ッ ク ス ド ァ 6 、 モー ド ド ア M l , M 2 ， M 3 、 駆動機構 2 7 をイ ン ス ト ルメ ン ト パ ネル側部分 R p に割 り 当 てた。

エバポ レー 夕 5 に は冷媒パイ プ 7 a が接続 さ れ、 ヒ ー 夕 コ ア 7 に は温水パイ プ 8 a が接続 さ れて い る 。 冷媒パ イ ブ 7 a 及び温水パイ プ 8 a は、 車両生産 ラ イ ンで、 ェ ン ジ ンルー ム側 の冷媒パイ プ及び温水パイ プ（図示せず） に接続 さ れ る 。

エ ア ミ ッ ク ス ド ア 6 は駆動機構 2 7 に よ っ て 開 閉動作 す る 。

駆動機構 2 7 は、 モー ド ド ア M l ， M 2 , M 3 に駆動 力 を伝え る レゾ 一 2 8 と 、 こ の レノ 一 2 8 を駆動す る ァ ク チ ユ エ一 夕 2 9 等 と で構成 さ れる 。

イ ンス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p を外す に は、 ま ず イ ン ス ト リレ メ ン ト ノ、。 ネル側部分 R p と フ ア イ ャパネル側 部分 F p と を接合 さ せて い る ね じ等の 固定手段 を外す。

次 に 、 イ ン ス ト ル メ ン ト ノ、。ネル I P を車両前後方向 B B の後側へ 引 っ 張 る 。 こ の と き イ ン ス ト ル メ ン ト ノヽ。 ネル 側部分 R p と フ ァ ィ ャパ ネル側部分 F p と が分離す る が フ ア イ ャパネル側部分 F p は車両 に止 ま り 、 イ ン ス ト ル メ ン ト パネル側部分 R p だけがイ ンス ト ル メ ン ト パネル I P と 一緒 に移動す る 。

こ の よ う に フ ア イ ャパネル側部分 F p を車両 に残 し た ま まイ ンス 卜 ルメ ン ト パネル側部分 R p だけをイ ンス ト ルメ ン 卜 ネル I P と一緒に外す こ とができ る ので、 作 業者にカゝカゝ る負担が小 さ く なる 。

の第 1 8 実施形態によれば、 上述の効果①、 ④、 ⑤、

⑥、 ⑧、 ⑨を得る こ と ができ る と と も に、 次の効果 を得 る こ とができ る。

ィ ンス ト ルメ ン ト ノ、 ° ネ リレ I P にケー ス 1 8 1 の イ ン ス 卜 ルメ ン ト パネル側部分 R p がー体的に結合 して い る の で、 車両生産ラィ ン上の作業性が向上する と と も に、 車 両へ搭載さ れる部品の小型 · 軽量化を図 り 得る （効果⑪） なお、 上述の各実施形態では こ の発明の最良の実施形 態 と してケース 1 ， 1 1 等がフ ア イ ャパネル側部分 F p とィ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に分割可能な も の を挙げたが、 当然それ ら のケースがフ ア イ ャパネル側 部分 F p と ィ ンス ト ルメ ン ト ノ\° ネル側部分 R p と に分割 できな い も ので も よ い。 ただ、 非分割型ケース では ケ ー ス を分割可能に した こ と によ っ て生 じ る効果②、④〜⑥、 ⑨等を主張できな く なるが、 その他の効果①等につ いて は分割型ケース と 同様であ る。

フ ア イ ャパネル側部分 F p とイ ンス ト ルメ ン ト パネル 側部分 R P と に分割できないケース を用 いた 自 動車用空 調装置 と し て、 例えば第 2 7 図、 第 2 8 図 に示す も のが あ る

第 2 7 図 は こ の発明の第 1 9 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。 第 1 実施形態と共通する部 分には同一符合を付 してその説明 を省略する。 第 1 実施形態を含む上述の各実施形態ではケース 1 ， 1 1 等がフ ア イ ャパネル側部分 F p と イ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に分割可能な も のであ るが、 第 2 7 図 に示すよ う に、 こ の第 1 9 実施形態ではケース 1 9 1 がフ ア イ ャパネル側部分 F p とイ ンス ト リレメ ン ト パネル 側部分 R p と に分割できない も のであ る。 両実施形態間 に は分割型ケースか非分割型ケース かの違いがあ る だけ であ る 。 但 し 、 モー ド ド ア M l か ら デフ 吹出用 開 口 d ま で の通路長が長い点、 ステア リ ン グメ ンバ収容部、 干渉 回避部又は配置用空間部と しての凹部 1 0 2 の開 口 M o が車両前方へ向いている点な どは異な る 。 第 2 7 図 に示 すよ う に、 凹部 1 0 2 の開 口 M o の車両上下方向幅はス テア リ ン グメ ンバ S の横断面の最大幅よ り も小 さ い。

こ の第 1 9 実施形態によれば、 上記効果①、 ③に加え 次の効果を得る こ とができ る。 第 1 実施形態では、 ケー ス 1 の車両前後方向幅が増加する の を防 ぐこ と によ っ て ケース 1 の コ ンパ ク ト化を図 る よ う に し たが、 こ の第 1 9 実施形態では、 ケース 1 の車両上下方向幅が増加する の を防 ぐこ と に よ っ て、 ケース 2 0 1 の コ ンノヽ° ク ト化を 図 る よ う に した。

第 2 8 図 は こ の発明の第 2 0 実施形態に係る 自 動車用 空調装置の縦断面図であ る。 第 1 実施形態 と共通する部 分には同一符合を付 してその説明 を省略する 。

こ の第 2 0 実施形態では、 第 2 8 図 に示すよ う に、 第 1 9 実施形態 と 同様に、 ケース 2 0 1 がフ ア イ ャパネル 側部分 F p とイ ンス ト ルメ ン ト パネル側部分 R p と に分 割できな い も のであ る。

こ の第 2 0 実施形態では、 ス テア リ ン グメ ンバ S がモ ― ド ド ア M 1 の回転軸の上方であ っ て、 デフ吹出用 開 口 d と ベ ン ト 吹出用 開 口 V と の間に位置する。

こ の第 2 0 実施形態によれば、 上記効果①、 ③、 ⑦を 得る こ とができ る。 産業上 の利用可能性

以上のよ う に、 本発明 に係る 自 動車用空調装置は、 ス テア リ ン グメ ンバの取付位置の変化に対応でき る 自 動車 用空調装置 と して有用であ る。

Claims

請求の範囲

1 空気 を導入す る 空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気 を送る 送風手段、 こ の送風手段 に よ っ て前記空 気導入手段か ら 導入 さ れた空気 を冷却す る 冷却手段、 前 記送風手段 に よ っ て前記空気導入手段か ら 導入 さ れた空 気 を加熱す る 加熱手段、 及び冷却又 は加熱 さ れた空気 を 分配す る 空気分配手段の少な く と も いずれか の手段 を有 す る ケー ス と 、

こ の ケー ス に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンノ を 収容す る ス テア リ ン グメ ンバ収容部 と を 備え 、

前記ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部が前記ケース を車両左 右方向へ貫通す る 孔で あ る

こ と を特徴 と す る 自 動車用空調装置。

2 空気 を導入す る 空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気 を送 る 送風手段、 こ の送風手段 に よ っ て前記空 気導入手段か ら 導入 さ れた空気を冷却す る 冷却手段、 前 記送風手段 に よ っ て前記空気導入手段か ら 導入 さ れた空 気 を加熱す る 加熱手段、 及び冷却又 は加熱 さ れた空気 を 分配す る 空気分配手段の少な く と も いずれか の手段 を有 す る ケース と 、

こ の ケー ス に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンバ を収容す る ス テ ア リ ン グメ ンバ収容部 と を 備え 、

前記ス テ ア リ ン グ メ ンバ収容部が前記ケー ス に車両左 右方向へ沿 っ て形成さ れた凹部であ り 、

前記凹部の開 口 の車両前後方向幅が前記ス テア リ ン グ メ ンバの横断面の最大幅よ り も小さ い

こ と を特徴 とする 自動車用空調装置。

3 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入された空気を冷却する冷却手段、 前 記送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する空気分配手段の少な く と も いずれかの手段を有 する ケース と 、

こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ン グメ ンノ を収容する ステア リ ン グメ ンバ収容部 と を 備え、

前記ス テア リ ン グメ ンバ収容部が前記ケース に車両左 右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ り 、

前記凹部の開 口 の車両上下方向幅が前記ス テア リ ン グ メ ンバの横断面の最大幅よ り も小さ い

こ と を特徴 とする 自 動車用空調装置。

4 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を冷却する冷却手段、 前 記送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する空気分配手段の少な く と も いずれかの手段を有 する ケース と 、 こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンノ と の干渉を回避する ス テア リ ン グメ ンバ千 渉回避部 と を備え、

前記ス テア リ ングメ ンバ干渉回避部が前記ケース を車 両左右方向へ貫通する孔であ る

こ と を特徴 とする き 動車用空調装置。

5 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら 導入さ れた空気を冷却する冷却手段、 前 記送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する空気分配手段の少な く と も いずれかの手段を有 する ケース と 、

こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ン グメ ンバ と の干渉を回避する ス テア リ ン グメ ンバ干 渉回避部 と を備え、

前記ス テア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケース に車 両左右方向へ沿っ て形成された凹部であ り 、

前記凹部の開 口 の車両前後方向幅が前記ス テア リ ン グ メ ンバの横断面の最大幅よ り も小さ い

こ と を特徴 とする 自動車用空調装置。

6 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る 送風手段、 こ の送風手段に よ っ て前記空 気導入手段か ら 導入さ れた空気を冷却する 冷却手段、 前 記送風手段に よ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する 空気分配手段の少な く と も いずれかの手段を有 する ケース と 、

こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ステア リ ン グメ ンノ と の千渉を回避する ス テア リ ン グメ ンバ干 渉回避部 と を備え、

前記ス テア リ ングメ ンバ干渉回避部が前記ケース に車 両左右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ り 、

前記凹部の開 口 の車両上下方向幅が前記ス テア リ ン グ メ ンバの横断面の最大幅よ り も 小 さ い

こ と を特徴 とする 自 動車用空調装置。

7 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を冷却する冷却手段、 前 記送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する 空気分配手段の少な く と も いずれかの手段を有 する ケース と 、

こ のケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ン グメ ンバを配置する ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間 部と を備え、

前記ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケース を 車両左右方向へ貫通する孔であ る

こ と を特徴 とする 自動車用空調装置。

8 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気を送る送風手段、 こ の送風手段によ っ て前記空 気導入手段か ら導入さ れた空気を冷却する冷却手段、 前 記送風手段に よ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する空気分配手段の少な く と も いずれかの手段を有 する ケース と

こ の ケース に形成さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ン グメ ンバを配置する ステア リ ン グメ ンバ配置用空間 部と を備え、

前記ス テア リ ングメ ンバ配置用空間部が前記ケース に 車両 右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ り 、

凹部の開 口 の車両前後方向幅が、 HU ciス テァ リ ン グ メ ンバの横断面の最大幅よ り も小 さ い

こ と を特徴とする 自動車用空調装置。

9 空気を導入する空気導入手段、 こ の空気導入手段か ら の空気 达る送風手段 こ の送風手段によ つ て前記空 気導入手段か ら導入された空気を冷却する冷却手段、 前 記送風手段によ っ て前記空気導入手段か ら 導入さ れた空 気を加熱する加熱手段、 及び冷却又は加熱さ れた空気を 分配する 空気分配手段の少な < と ち いずれかの手段を有 する ケース と

こ のケー ス に形成され、 車両左右方向へ延びる ス テア リ ングメ ンバを配置するステア リ ン グメ ンバ配置用空間 部と を備え、

ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケース に 車両 お方向へ沿っ て形成された凹部であ り 、

HU PCI凹部の開 口 の車両上下方向幅が前記ス テァ リ ン グ メ ンバの横断面の最大幅よ り も小 さ い こ と を特徴 と す る 自 動車用 空調装置。

0 空気 を導入す る 空気導入手段、 こ の空気導入手段 か ら の空気 を送 る 送風手段、 こ の送風手段に よ っ て前記 空気導入手段か ら 導入 さ れた空気 を冷却す る 冷却手段、 記送風手段 に よ っ て前記空気導入手段か ら 導入 さ れた 空気 を加熱す る 加熱手段、 及び冷却又 は加熱 さ れた空気 を分配す る 空気分配手段の少な く と も いずれか の手段 を 有す る ケー ス と 、

こ の ケー ス に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア

U ン グメ ンノ' を収容す る ス テ ア リ ン グメ ンバ収容部 と を 備え 、

刖 ήケ一 ス の重量を 、 前記ス テ ア リ ン グメ ンバ を 中心 に し て車両 前後方向 に振 り 分 けた こ と を特徴 と す る 自 動 車用 空調装置

1 m記ス テ ア リ ン グメ ンバ収容部が前記ケー ス を車 両左右方向へ貫通す る孔で あ る こ と を特徵 と す る 請求の 範囲第 1 0 項記載の 自 動車用 空調装置。

1 2 前記ス テ ア リ ン グメ ンバ収容部が前記ケー ス に車 両左右方向へ沿 っ て形成 さ れた 凹部で あ る こ と を特徴 と す る 請求の範囲第 1 0 項記載の 自 動車用 空調装置。

3 空気 を 導入す る 空気導入手段、 こ の空気導入手段 か ら の 空気 を送 る 送風手段 、 こ の送風手段に よ つ て m 空気導入手段か ら 導入 さ れた空気を冷却する 冷却手段、

、

記送風手段 に よ つ て 刖記空気導入手段か ら 導入 さ れた 気 を加熱す る 加熱手段、 及び冷却又 は加熱 さ れた空気 を分配す る 空気分配手段の少な く と も いずれか の手段 を 有する ケー ス と 、

こ の ケー ス に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンバ と の干涉 を 回避す る ス テ ア リ ン グ メ ンバ干 涉回避部 と を備え 、

ケー ス の重量 を 、 前記ス テ ア リ ン グ メ ンノ を 中心 に し て車両 m後方向 に振 り 分けた こ と を特徴 と す る 自 動 車用 空調装置

1 4 前記ス テ ア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケー ス ¾ 車両左右方向へ貫通する孔で あ る こ と を特徴 と す る請 求の範囲第 1 3 項記載の 自 動車用 空調装置

1 5 前記ス テ ア リ ン グメ ンバ干渉回避部が前記ケー ス に車両左右方向へ沿 つ て形成さ れた 凹部で あ る こ と を特 徵 と する 請求の範囲第 1 3 項記載の 自 動車用 空調装置。 1 6 空気 を導入す る 空気導入手段 、 こ の空気導入手段 か ら の空気 を送る 送風手段、 こ の送風手段 に よ っ て前記 空気導入手段か ら 導入 さ れた空気 を冷却す る 冷却手段、 HiJ記送風手段 に よ つ て 記空気導入手段か ら 導入 さ れた 空気 を加熱す る 加熱手段、 及び冷却又 は加熱 さ れた空気 を分配す る 空気分配手段の少な く と も いずれか の手段 を 有す る ケー ス と 、

こ の ケー ス に形成 さ れ、 車両左右方向へ延びる ス テ ア リ ン グメ ンバ を配置す る ス テア リ ン グメ ンバ配置用 空 間 部 と を備え 、

前記ケー ス の重量を 、 前記ス テ ア リ ン グ メ ンノ' を 中 心 に し て車両刖後方向 に振 り 分 けた こ と を特徴 と する 自 動 車用 空調装置 1 7 前記ステア リ ングメ ンバ配置用空間部が前記ケー ス を車両左右方向へ貫通する孔であ る こ と を特徴 とする 請求の範囲第 1 6 項記載の 自動車用空調装置。

1 8 前記ス テア リ ン グメ ンバ配置用空間部が前記ケー ス に車両左右方向へ沿っ て形成さ れた凹部であ る こ と を 特徴とする請求の範囲第 1 6 項記載の 自 動車用空調装置