WO2001032667A1 - Analogues de gla-60 du type de l'ether - Google Patents

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Tsuyoshi Nakamura
Masao Shiozaki
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Description

明細書 エーテル型 G L A - 6 0類縁体 技術分野 本発明は、 優れたマクロファージ活性抑制作用を有し、 抗炎症剤、 抗自己免疫疾 患剤又は抗敗血症剤として有用な新規 G L A— 6 0類縁体に関する。 景技休丁 腸内細菌から得られたグラム陰性菌の細胞壁の最表層には菌体外に分泌されない 毒成分 (内毒素) が含まれており、 この内毒素は、 内毒素活性以外にも、 生体の自 己防衛にかかわる免疫アジュバント活性作用、 マクロファージ活性化作用、 マイ ト ジェン活性作用、 発熱作用、 腫瘍壊死作用、 抗体産生増強作用、 T N F誘導作用等 の多様な生物活性を示す。
かかる内毒素はリポ多糖よりなり、 その内毒素活性の活性中心は、 いわゆるリピ ッド Αと称される部分であることが確認されている (井本等、 テトラへドロン ' レ ターズ, 卷, 1545 (1985年) ) 。
リピッド Aの生合成前駆体として、 モノサッカライドであるリピッド X及びリピ ッド Y力 E. coli変異株より分離され、 これらもリピッド Aと同様の活性を示すこ とが明らかとなっている。
一方、 リピッド A左糖部分である G L A— 6 0が合成され、 これもリピッド Aと 同様の活性を示すことが明らかとなった (長谷川等、 F E B S Lett. , 167, 226 (1 984) ) 。
これらの結果から、 リピッド Aのァゴニスト又はアンタゴニストとして有用な活 性を有する、 リピッ KA、 X、 Y又は G L A— 6 0の誘導体合成の試みが頻繁に行 われるようになった。 これらのうちアンタゴニスト活性を有する化合物としては、 例えば、 特開平 7— 2 4 2 6 9 1号公報、 特開平 8 _ 1 1 9 9 8 7号公報及び特開 平 1 0— 3 2 4 6 9 4号公報に記載された誘導体が知られている。 発明の開示 本発明者等の課題は、 さらに優れたマクロファージ活性抑制作用を有し、 抗炎症 剤、 抗自己免疫疾患剤又は抗敗血症剤として有用な新規 G L A— 6 0類縁体を見出 すことである。
本発明者等は、 上記課題を解決するため、 鋭意努力した結果、 カルボキシル基を 有するリピッド Aモノサッカライド類縁体 (G L A—6 0 · 1位カルボキシル類縁 体) のある系統の化合物に、 優れたマクロファージ活 ½抑制作用を見出し、 本発明 を完成した。
本発明は、 下記一般式 (I ) で表される化合物、 そのエステル又はその薬理上許 容しうる塩である。
(H
Figure imgf000004_0001
(I)
式中、 R 1は、少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換されていても よい C 1一 C 2 0アルカノィル基、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基 で置換されていてもよい C 3—C 2 0アルケノィル基又は少なくとも一つの置換基 群 Aから選択された基で置換されていてもよい C 3— C 2 0アルキノィル基を示す
R 2は、少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換されていてもよい C 1一 C 2 0アルキル基、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換され ていてもよい C 2— C 2 0ァルケエル基又は少なくとも一つの置換基群 Aから選択 された基で置換されていてもよい C 2— C 2 0アルキニル基を示す。 (ただし、 該 アルキル基、 アルケニル基又はアルキニル基が、 置換基群 Aから選択された置換基 を有する場合において、 1位にォキソ基が置換する場合は除く。 ) R 3は、 水素原子、 ハロゲン原子、 水酸基、 C I— C 6アルコキシ基、 C 2— C 6 アルケニルォキシ基又は C 2— C 6アルキニルォキシ基を示す。
Xは、 単結合又は一O— C H 2 _ (但し、 C H 2で C O O Hと結合する。 ) で表さ れる基を示す。
上記において、 「置換基群 A」 とは、 ハロゲン原子、 水酸基、 ォキソ基、 少なく とも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていてもよい C 1一 C 2 0アルコキシ基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で 置換されていてもよい C 2— C 2 0アルケニルォキシ基、 少なくとも一つのハロゲ ン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていてもよい C 2— C 2 0アルキニル ォキシ基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されて いてもよい C 1 - C 2 0アルカノィルォキシ基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていてもよい C 3 - C 2 0アルケノィルォキシ 基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていても よい C 3— C 2 0アルキノィルォキシ基からなる置換基群である。
式 (I ) で表される化合物において、 R 1の定義中における 「C 1— C 2 0アル力 ノィル基」 及び置換基群 Aの定義中 「C 1— C 2 0アルカノィルォキシ基」 の 「C 1一 C 2 0アルカノィル基」 部分としては、 例えば、 ホルミル、 ァセチル、 プロピ ォニル、 イソプロピオニル、 ブチリノレ、 イソブチリル、 sec —ブチリノレ、 tert—ブ チリノレ、 ノ レリノレ、 イソノくレリル、 ピバロィル、 へキサノィル、 イソへキサノィル 、 ヘプタノィル、 イソヘプタノィル、 ォクタノィル、 イソォクタノィル、 ノナノィ ル、 イソノナノィル、 デカノィル、 イソデカノィル、 ゥンデカノィル、 イソゥンデ カノィル、 ドデカノィル、 イソドデカノィル、 トリデカノィル、 イソトリデカノィ ル、 テトラデカノィル、 ペンタデカノィル、 へキサデカノィル、 ヘプタデカノィル 、 ォクタデカノィル、 イソォクタデカノィル、 ノナデカノィル、 エイコサノィル基 のような直鎖又は分枝鎖の炭素数 1乃至 2 0個のアルカノィル基をあげることがで きる。 これらのうち、 好適には、 炭素数 4乃至 1 8個のアルカノィル基であり、 よ り好適には、 炭素数 1 0乃至 1 8個のアルカノィル基であり、 更に好適には、 炭素 数 1 2乃至 1 6個のアルカノィル基であり、 最も好適には、 テトラデカノィル基で ある。 置換基群 Aにおける 「C 1 _ C 2 0アルカノィルォキシ基」 とは、 上記 「C 1— C 2 0アルカノィル基」 と酸素原子を介して結合する基である。
R 1の定義中における 「C 3— C 2 0アルケノィル基」及び置換基群 Aの定義中 「 C 3—C 2 0アルケノィルォキシ基」 の 「C 3—C 2 0アルケノィル基」 部分とし ては、 例えば、 2—プロぺノィル、 2—メチルー 2—プロぺノィル、 2—ェチルー 2—プロぺノィル、 2—ブテノィル、 2—メチル一 2—ブテノィル、 2—ェチルー 2—ブテノィル、 3—ブテノィル、 2—メチルー 3—ブテノィル、 3—メチル一 3 —ブテノィル、 2—ェチル一 3—ブテノィル、 2—ペンテノィル、 3—メチルー 2 —ペンテノィル、 2—メチルー 2—ペンテノィル、 3—ペンテノィル、 3—メチル —3—ペンテノィル、 2—メチルー 3—ペンテノィル、 4—ペンテノィル、 3—メ チノレー 4—ペンテノィ /レ、 2—メチノレ一 4—ペンテノィノレ、 2—へキセノィノレ、 3 —へキセノィル、 4 一へキセノィル、 5—へキセノィル、 2—ヘプテノィノレ、 3— ヘプテノィル、 4ーォクテノィル、 5—ノネノィル、 5—デセノィル、 3—メチル 一 5—ノネノィル、 8—メチルー 4—ノネノィル、 3—ェチル一4 _ォクテノィル 、 3 , 7—ジメチルー 3—ォクテノィル、 8—ゥンデセノィル、 7—ドデセノィル 、 8—トリデセノィル、 8—テトラデセノィル、 1 0—ペンタデセノィル、 1 1— へキサデセノィル、 2—メチルー 7—ペンタデセノィル、 1 4—メチル一 5—ペン タデセノィル、 1 3, 1 3—ジメチル一 7—テトラデセノィル、 9—ヘプタデセノ ィル、 1 5—メチル一 9—へキサデセノィル、 9—ォクタデセノィル、 2—メチル - 5—ヘプタデセノィル及び 2—ノナデセノィルのような直鎖又は分枝鎖の炭素数 3乃至 2 0個のアルケノィル基を挙げることができるが、 好適には、 炭素数 4乃至 1 8個のアルケノィル基であり、 より好適には、 炭素数 1 0乃至 1 8個のアルケノ ィル基であり、 更に好適には、 炭素数 1 2乃至 1 6個のアルケノィル基であり、 最 も好適には、 ドデセノィル基又はテトラデセノィル基である。
置換基群 Aにおける 「C 1— C 2 0アルケノィルォキシ基」 とは、 上記 「C 1— C 2 0アルケノィル基」 と酸素原子を介して結合する基である。
R 1の定義中における 「C 3— C 2 0アルキノィル基」 、 及び置換基群 Aの定義中 「C 3—C 2 0アルキノィルォキシ基」 の 「C 3— C 2 0アルキノィル基」 部分と しては、 例えば、 2—プロピノィル、 2—ブチノィル、 3—ブチノィル、 2—メチ ル一 3—ブチノィル、 2—ェチル一.3—ブチノィル、 2 _ペンチノィル、 4ーメチ ル一 2—ペンチノィル、 3—ペンチノィル、 2—メチル一 3—ペンチノィル、 4一 ペンチノィノレ、 3—メチノレ一 4—ペンチノィノレ、 2—メチノレ _ 4一ペンチノィノレ、 2 キシノィル、 3 キシノィル、 4—へキシノィル、 5 キシノィル、 3 一ヘプチノィル、 4—ォクチノィル、 5—ノエノィル、 デシノィル、 3—メチルー 5—ノニノィル、 8—メチルー 2—ノニノィル、 3—ェチルー 6—ォクチノィル、 2 , 7—ジメチルー 3—ォクチノィル、 8—ゥンデシノィル、 2—ドデシノィル、 4—トリデシノィル、 6—テトラデシノィル、 1 0 ^ンタデシノィル、 1 1 _へ キサデシノィル、 2—メチルー 3—ペンタデシノィル、 1 4—メチルー 5—ペンタ デシノィル、 1 3, 1 3 _ジメチルー 1 8—テトラデシノィル、 1 7 プタデシ ノィル、 1 5—メチル _ 3 _へキサデシノィル、 1 5—ォクタデシノィル、 2—メ チルー 5 プタデシノィル及び 3—ノナデシノィルのような直鎖又は分枝鎖の炭 素数 3乃至 2 0個のアルキノィル基を挙げることができるが、 好適には、 炭素数 4 乃至 1 8個のアルキノィル基であり、 より好適には、 炭素数 1 0乃至 1 8個のアル キノィル基であり、 更に好適には、 炭素数 1 2乃至 1 6個のアルキノィル基であり 、 最も好適には、 ドデシノィル基又はテトラデシノィル基である。
置換基群 Aにおける 「C 1一 C 2 0アルキノィルォキシ基」 とは、 上記 「C 1— C 2 0アルキノィル基」 と酸素原子を介して結合する基である。
R 2の定義中における 「C 1— C 2 0アルキル基」 及び置換基群 Aの定義中 「C 1 — C 2 0アルコキシ基」 の 「C 1— C 2 0アルキル基」 部分としては、 例えば、 メ チル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s—ブチル、 t—ブ チル、 ペンチル、 イソペンチル、 2—メチルブチル、 ネオペンチル、 1—ェチルプ 口ピル、 へキシル、 イソへキシル、 4—メチルペンチル、 3—メテルペンチル、 2 ーメチノレペンチノレ、 1ーメチノレペンチノレ、 3 , 3—ジメチノレブチル、 2, 2—ジメ チルブチル、 1 , 1—ジメチルブチル、 1 , 2—ジメチルブチル、 1 , 3—ジメチ ルブチル、 2, 3—ジメチルブチル、 2—ェチルブチル、 ヘプチル、 1—メチルへ キシル、 2—メチルへキシル、 3—メチルへキシル、 4ーメチルへキシル、 5—メ チルへキシル、 1一プロピノレブチル、 4, 4—ジメチルペンチル、 ォクチル、 1 - メチルヘプチル、 2—メチルヘプチル、 3—メチノレへプチ/レ、 4ーメチルへプチノレ 、 5一メチルヘプチル、 6—メチルヘプチル、 1一プロピルペンチル、 2—ェチル へキシル、 5 ; 5—ジメチルへキシル、 ノニル、 3—メチルォクチル、 4—メチル ォクチル、 5—メチルォクチル、 6—メチルォクチル、 1—プロピルへキシル、 2 一ェチルヘプチル、 6, 6—ジメチルヘプチル、 デシル、 1ーメチルノニル、 3— メチルノニル、 8—メチルノニル、 3—ェチルォクチル、 3, 7—ジメチルォクチ ル、 7, 7—ジメチルォクチル、 ゥンデシル、 4, 8—ジメチルノニル、 ドデシル 、 トリデシル、 テトラデシル、 ペンタデシル、 3 , 7 , 1 1ートリメチルドデシル 、 へキサデシル、 4 , 8, 1 2—トリメチルトリデシル、 1ーメチルペンタデシル 、 1 4—メチルペンタデシル、 1 3, 1 3—ジメチルテトラデシル、 ヘプタデシル 、 1 5—メチルへキサデシル、 ォクタデシル、 1ーメチルヘプタデシル、 ノナデシ ル、 エイコシル及び 3 , 7, 1 1, 1 5—テトラメチルへキサデシル基のような炭 素数 1乃至 2 0個の直鎖又は分枝鎖アルキル基をあげることができ、 好適には、 炭 素数 4乃至 1 8個のアルキル基であり、 より好適には、 炭素数 1 0乃至 1 8個のァ ルキル基であり、 更に好適には、 炭素数 1 2乃至 1 6個のアルキル基であり、 最も 好適には、 ドデシル基又はテトラデシル基である。
置換基群 Aにおける 「C 1— C 2 0アルコキシ基」 とは、 上記 「C 1—C 2 0 7 ルキル基」 と酸素原子を介して結合する基である。
R 2の定義中における 「C 2— C 2 0アルケニル基」 及び置換基群 Aの定義中 「C 2— C 2 0アルケニルォキシ基」 の 「C 2— C 2 0アルケニル基」 部分としては、 例えば、 ビュル、 プロぺ-ル、 イソプロぺニル、 ブテュル、 イソブテュル、 s—ブ テニノレ、 t—ブテニノレ、 ペンテ二ノレ、 イソペンテュル、 2—メチノレブテュル、 ネオペ ンテニノレ、 1—ェチノレプロぺ二ノレ、 へキセニノレ、 イソへキセニノレ、 4—メチノレペン テニノレ、 3 _メチノレペンテニル、 2—メチルペンテニル、 1—メチルペンテュル、 3 , 3—ジメチルブテュル、 2, 2—ジメチルブテニル、 1, 1一ジメチルブテ二 ル、 1, 2—ジメチルブテニル、 1, 3—ジメチルブテュル、 2, 3—ジメチルブ テュル、 2—ェチノレブテ-ル、 ヘプテュル、 1—メチルへキセ-ル、 2—メチノレへ キセエル、 3—メチルへキセ -ル、 4一メチルへキセニノレ、 5—メチルへキセニル 、 1一プロピルブテニノレ、 4, 4—ジメチルペンテニル、 ォクテュル、 1—メチル ヘプテュル、 2—メチルヘプテュル、 3—メチルヘプテュル、 4一メチルヘプテニ ル、 5—メチルヘプテュル、 6—メチルヘプテュル、 1一プロピルペンテ二ノレ、 2 一ェチルへキセニル、 5 , 5—ジメチルへキセニル、 ノネニル、 3 _メチルォクテ ニル、 4ーメチルォクテュル、 5—メチノレオクテュル、 6—メチルォクテ二ノレ、 1 一プロピルへキセニル、 2—ェチルヘプテニル、 6, 6—ジメチルヘプテュル、 デ セニル、 1一メチルノネニル、 3—メチノレノネエル、 8—メチルノネ-ル、 3—ェ チルォクテニル、 3, 7—ジメチルォクテュル、 7, 7—ジメチルォクテュル、 ゥ ンデセニル、 4, 8—ジメチルノネエル、 ドデセニル、 トリデセニル、 テトラデセ ニル、 ペンタデセニル、 3, 7 , 1 1ートリメチルドデセニル、 へキサデセニル、 4, 8, 1 2—トリメチルトリデセニル、 1—メチルペンタデセニル、 1 4—メチ ルペンタデセニル、 1 3, 1 3—ジメチルテトラデセニル、 ヘプタデセニル、 1 5 ーメチルへキサデセニル、 ォクタデセニル、 1—メチルヘプタデセニル、 ノナデセ ニル、 エイコセェノレ及び 3, 7 , 1 1, 1 5—テトラメチルへキサデセェノレ基のよ うな炭素数 2乃至 2 0個の直鎖又は分枝鎖アルケニル基をあげることができ、 好適 には、 炭素数 4乃至 1 8個のアルケニル基であり、 より好適には、 炭素数 1 0乃至 1 8個のアルケニル基であり、 更に好適には、 炭素数 1 2乃至 1 6個のアルケニル 基であり、 最も好適には、 ドデセニル基又はテトラデセニル基である。
置換基群 Aにおける 「C 2—C 2 0アルケニルォキシ基」 とは、 上記 「C 2— C 2 0アルケニル基」 と酸素原子を介して結合する基である。
R 2の定義中における 「C 2— C 2 0アルキニル基」 、 及び置換基群 Aの定義中 「 C 2— C 2 0アルキニルォキシ基」 の 「C 2— C 2 0アルキ-ル基」 部分としては 、 例えば、 ァセチュル、 プロビュル、 イソプロピニル、 ブチュル、 イソブチュル、 s—ブチェル、 t—プチ-ル、 ペンチニル、 イソペンチュル、 2—メチルブチュル、 ネオペンチュル、 1 _ェチルプロビュル、 へキシュル、 イソへキシュル、 4—メチ ルペンチュル、 3—メチルペンチュル、 2 _メチルペンチニル、 1一メチルペンチ 二ノレ、 3, 3—ジメチノレブチニノレ、 2, 2—ジメチルブチュル、 1, 1—ジメチノレ ブチュル、 1, 2—ジメチルブチュル、 1, 3—ジメチルプチ-ル、 2, 3—ジメ チルブチェル、 2—ェチルプチ-ル、 ヘプチュル、 1一メチルへキシュル、 2—メ チルへキシェル、 3—メチルへキシェル、 4—メチルへキシニル、 5—メチルへキ シェル、 1一プロピルブチェル、 4, 4—ジメチルペンチュル、 ォクチ-ル、 1一 メチルヘプチュル、 2—メチルヘプチュル、 3—メチルヘプチュル、 4ーメチノレへ プチニル、 5—メチノレへプチニル、 6—メチノレヘプチュル、 1一プロピノレペンチ二 ル、 2—ェチルへキシュル、 5, 5—ジメチルへキシェル、 ノエル、 3—メチルォ クチニル、 4—メチルォクチニル、 5—メチルォクチ-ル、 6—メチルォクチュル 、 1 一プロピノレへキシェル、 2—ェチルへプチ二ノレ、 6, 6—ジメチルへプチ二ノレ 、 デシル、 1—メチルノニル、 3—メチルノニル、 8—メチルノニル、 3—ェチル ォクチュル、 3, 7—ジメチルォクチュル、 7, 7—ジメチルォクチニル、 ゥンデ シニル、 4, 8—ジメチルノニル、 ドデシ二ル、 トリデシニル、 テトラデシニル、 ペンタデシニル、 3 , 7, 1 1— トリメチルドデシ-ル、 へキサデシニル、 4, 8 , 1 2—トリメチノレトリデシニル、 1ーメチルペンタデシュル、 1 4ーメチルペン タデシュル、 1 3, 1 3—ジメチルテトラデシ-ル、 ヘプタデシュル、 1 5—メチ ルへキサデシ二ノレ、 ォクタデシニル、 1 _メチルヘプタデシュル、 ノナデセシノレ、 エイコシニル及び 3, 7, 1 1, 1 5—テトラメチルへキサデシニル基のような炭 素数 1乃至 2 0個の直鎖又は分枝鎖アルキ-ル基をあげることができ、 好適には、 炭素数 4乃至 1 8個のアルキニル基であり、 より好適には、 炭素数 8乃至 1 6個の アルキニル基であり、 更に好適には、 炭素数 1 2乃至 1 4個のアルキ-ル基であり 、 最も好適には、 ドデシニル基又はテトラデシニル基である。
置換基群 Aにおける 「C 2— C 2 0アルキノィルォキシ基」 とは、 上記 「C 2— C 2 0アルキノィル基」 と酸素原子を介して結合する基である。
式 (I ) で表される化合物において、 R 3及び置換基群 Aにおける 「ハロゲン原子 J としては、 例えば、 フッ素、 塩素、 臭素又はヨウ素原子をあげることができる。
R 3の場合における 「ハロゲン原子」 は、 好適には、 フッ素、 塩素又は臭素原子で あり、 更に好適には、 フッ素原子である。
置換基群 Aにおける 「ハロゲン原子」 は、 好適には、 フッ素、 塩素又は臭素原子 であり、 更に好適には、 フッ素又は塩素原子であり、 最も好適には、 フッ素原子で ある。
R 3における 「C 1— C 6アルコキシ基」 としては、 例えば、 メ トキシ、 エトキシ 、 プロボキシ、 イソプロボキシ、 ブトキシ、 イソブトキシ、 s—ブトキシ、 t一ブト キシ、 ペンチルォキシ、 イソペンチルォキシ、 2—メチルブチルォキシ、 ネオペン チルォキシ、 1—ェチルプロピルォキシ、 へキシルォキシ、 イソへキシルォキシ、 4—メチノレペンチノレ才キシ、 3—メチノレペンチノレオキシ、 2—メチノレペンチノレォキ シ、 1 —メチルペンチルォキシ、 3, 3—ジメチルブチルォキシ、 2, 2—ジメチ ルブチルォキシ、 1 , 1—ジメチルブチルォキシ、 1 , 2—ジメチルブチルォキシ 、 1 , 3—ジメチルブチルォキシ、 2, 3—ジメチルブチルォキシ又は 2—ェチル ブチルォキシ基のような炭素数 1乃至 6個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基をあげる ことができ、 好適には、 炭素数 1乃至 4個の直鎖又は分枝鎖アルコキシ基であり、 更に好適には、 メ トキシ基又はエトキシ基であり、 特に好適には、 メ トキシ基であ る。
R 3における 「C 2— C 6アルケニルォキシ基」 としては、 例えば、 エチレンォキ シ、 プロぺニルォキシ、 イソプロぺニルォキシ、 ブテニルォキシ、 イソブテュルォ キシ、 s—ブテュルォキシ、 t—ブテニルォキシ、 ペンテニルォキシ、 イソペンテ二 ルォキシ、 2—メチルブテュルォキシ、 ネオペンテニルォキシ、 1—ェチルプロぺ ニノレオキシ、 へキセニノレ才キシ、 イソへキセニノレオキシ、 4ーメチノレペンテ-ノレ才 キシ、 3 _メチルペンテニルォキシ、 2—メチルペンテニルォキシ、 1—メチルぺ ンテニルォキシ、 3, 3—ジメチルブテュルォキシ、 2 , 2—ジメチルブテニルォ キシ、 1 , 1—ジメチルブテニルォキシ、 1 , 2—ジメチルブテニルォキシ、 1 , 3 —ジメチルブテニルォキシ、 2, 3—ジメチルブテニルォキシ又は 2—ェチルブ テュルォキシ基のような炭素数 1乃至 6個の直鎖又は分枝鎖ァルケ-ルォキシ基を あげることができ、 好適には、 炭素数 1乃至 4個の直鎖又は分枝鎖ァルケ二ルォキ シ基であり、 最も好適には、 エチレンォキシ基である。
R 3における 「C 2— C 6アルキ-ルォキシ基」 としては、 例えば、 アセチレンォ キシ、 プロピニルォキシ、 イソプロピニルォキシ、 ブチニルォキシ、 イソブチュル ォキシ、 s—ブチュルォキシ、 tーブチニルォキシ、 ペンチ二/レオキシ、 イソペンチ ニノレオキシ、 2—メチ ブチニノレオキシ、 ネオペンチニノレオキシ、 1—ェチノレプロ ピニノレオキシ、 へキシニノレオキシ、 イソへキシニノレオキシ、 4ーメチゾレペンチ二ノレ ォキシ、 3—メチノレペンチ-ノレォキシ、 2—メチノレペンチニルォキシ、 1 一メチル ペンチニルォキシ、 3 , 3—ジメチルブチ二/レオキシ、 2, 2—ジメチルブチュル ォキシ、 1 , 1ージメチルブチュルォキシ、 1, 2—ジメチルブチュルォキシ、 1 , 3—ジメチルブチュルォキシ、 2, 3—ジメチルブチニルォキシ又は 2—ェチル ブチェルォキシ基のような炭素数 1乃至 6個の直鎖又は分枝鎖アルキニルォキシ基 をあげることができ、 好適には、 炭素数 1乃至 4個の直鎖又は分枝鎖アルキ-ルォ キシ基であり、 最も好適には、 アセチレンォキシ基である。
R1または R2で表される基が置換基群 Aから選択された基で置換される場合、 好 適な置換位置は、 2位又は 3位であり、 また、 好適な置換基数は、 1乃至 3個であ る。
本発明の化合物のうち、 好適な化合物は、
1) R1が、少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換されていてもよ い C 1◦一 C 18アルカノィル基、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基 で置換されていてもよい C 10-C 1 8アルケノィル基又は少なくとも一つの置換 基群 Aから選択された基で置換されていてもよい C 10— C 18アルキノィル基で ある化合物、
2) R1が、少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された基で置換されていても よレ、、 C 10— C 18アルカノィル基又は C 10 -C 1 8アルケノィル基である化 合物、
3) R1が、少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された基で置換されていても よい、 C 1 2— C 1 6アルカノィル基又は C 1 2 -C 1 6アルケノィル基である化 合物、
4) R1が、少なくとも一つの置換基群 A 2から選択された基で置換されていても よい、 C 1 2 -C 1 6アルカノィル基又は C 1 2 -C 1 6アルケノィル基である化 合物、
5) R1が、少なくとも一つの置換基群 A 2から選択された基で置換されていても よい、 テトラデカノィル基又はテトラデセノィル基である化合物、
6) R1が、 フッ素原子、 水酸基、 ォキソ基、 ドデシルォキシ基、 テトラデセニル ォキシ基からなる置換基群から選択された基で置換されていてもよい、 テトラデカ ノィル基又はテトラデセノィル基である化合物、
7) R2が、少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換されていてもよ い C I 0-C 1 8アルキル基、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置 換されていてもよい C 10 -C 18アルケニル基又は少なくとも一つの置換基群 A から選択された基で置換されていてもよい C 10— C 18アルキニル基である化合 物 (ただし、 置換基群 A 1力 ら選択された置換基を有する場合において、 1位にォ キソ基が置換する場合は除く。 ) 、
8) R2が、少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された基で置換されていても よレ、、 C 10— C 1 8アルキル基又は C 1 0— C 1 8ァルケ-ル基である化合物 ( ただし、 置換基群 A 1から選択された置換基を有する場合において、 1位にォキソ 基が置換する場合は除く。 ) 、
9) R2が、少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された基で置換されていても よい、 C 12— C 1 6アルキル基又は C 1 2— C 16アルケニル基である化合物 ( ただし、 置換基群 A 1から選択された置換基を有する場合において、 位にォキソ 基が置換する場合は除く。 ) 、
10) R2が、少なくとも一つの置換基群 A 3から選択された基で置換されていて もよレ、、 C 1 2 -C 14アルキル基又は C 1 2 -C 14アルケニル基である化合物
1 1) R2が、 ドデシルォキシ基又はテトラデセニルォキシ基で置換されていても よい、 テトラデシル基である化合物、
1 2) R3力 水酸基、 C — Ceアルコキシ基又はハロゲン原子である化合物、
1 3) R3が、 水酸基、 メ トキシ基又はフッ素原子である化合物を挙げることがで き、 また、 R1として、 1) 乃至 6) から一つを選択し、 R2として、 7) 乃至 1 1 ) から一つを選択し、 R3として、 1 2) 乃至 1 3) から一つを選択して得られる組 合せも、 また、 好適であり、 例えば、 1) —7) —1 2) の組合せ、 3) -9) 一 1 2) の組合せ、 6) - 1 1) -13) の組合せを挙げることができる。
上記式 (I) の化合物は、 カルボキシル基及びリン酸基を有し、 また、 水酸基を 有することがあるため、 これらの基においてエステルを形成することができる。 そ のようなエステルを形成する置換基としては、 次の (a) 〜 (f ) の式を有するも のをあげることができる。 これらの基は、 「生体内で加水分解のような生物学的方 法により開裂し得る保護基」 や、 加水素分解、 加水分解、 電気分解、 光分解のよう な化学的方法により開裂し得る 「反応における保護基」 である。 (a) 一 CHRaRb
(b) — CHRcRd
(c ) 一 (CHRe) n-OCORf
(d) 一 (CHRe) n— ORg
(e) -S i RgRhRi
( f ) -CH2- P h -COOR
上記式中、
nは、 1乃至 2を示し、
Phは、 フエ二ル基を示し、
Ra は、 水素原子、 ァリール基 (例えば、 置換可フエニル、 置換可ナフチル、 置 換可フヱナンスリル基等) 及び/若しくはハロゲン原子で置換されていてもよい炭 素数 1乃至 6個のアルキル基、 炭素数 1乃至 6個のアルケニル基、 炭素数 1乃至 6 個のアルキニル基又はァリール基で置換されていてもよい炭素数 1乃至 6個の脂肪 族ァシル基を示し、 好適には、 水素原子、 ハロゲン原子で置換されていてもよい炭 素数 1乃至 6個のアルキル基、 炭素数 1乃至 6個のアルケニル基又は炭素数 1乃至 6個のアルキニル基であり、 更に好適には、 水素原子、 ハロゲン原子で置換されて いてもよい炭素数 1乃至 3個のアルキル基、 炭素数 2乃至 3個のアルケニル基、 炭 素数 2乃至 3個のアルキエル基である。
Rbは、 水素原子又は炭素数 1乃至 6個のアルキル基を示し、 好適には、 水素原子 である。
Rcは、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基、 炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基、 ハロ ゲン原子及び二トロ基からなる置換基群から選択される基で匱換されていてもよい ァリール基を示し、 好適には、 炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基、 ハロゲン原子及 びニトロ基からなる置換基群から選択される基で置換されたァリール基であり、 更 に好適には、 炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基、 ハロゲン原子及びニトロ基からな る置換基群から選択される基で置換されたフエニル基である。
Rdは、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基、 炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基、 ハロ ゲン原子及び-トロ基からなる置換基群から選択される基で置換されていてもょレ、 ァリール基又は水素原子を示す。 Reは、 水素原子又は炭素数 1乃至 6個のアルキル基を示し、 好適には、 水素原子又 は炭素数 1乃至 3個のアルキル基である。
Rfは、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基、 炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基、 ハロ ゲン原子及び二トロ基からなる置換基群から選択される基で置換されていてもよい ァリール基、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基又は炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基 を示し、 好適には、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基又は炭素数 1乃至 6個のアルコ キシ基であり、 更に好適には、 炭素数 1乃至 3個のアルキル基又は炭素数 1乃至 3 個のアルコキシ基である。
Re及び Rfは、一緒になつて、 フタリジル基又はモノ若しくはジ置換のフタリジル ,基 (該置換基としては、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基又は炭素数 1乃至 6個のァ ルコキシ基を挙げることができる。 ) を示すことができる。
Rg及び Rhは、 同一又は異なって、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基、炭素数 1乃至 6個のアルコキシ基、 ハロゲン原子及びエトロ基からなる置換基群から選択される 基で置換されていてもよいァリール基又は炭素数 1乃至 6個のアルキル基を示し、 好適には、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基であり、 更に好適には、 炭素数 1乃至 3 個のアルキル基である。
Riは、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基を示し、 好適には、 炭素数 1乃至 3個のァ ルキル基である。
本発明の式 (I ) で表される化合物又はそのエステルは、 酸性のカルボキシル基 又はリン酸基を有するため、 塩基を用いることにより塩にすることができる。 その ような塩としては、 リチウム塩、 ナトリウム塩、 カリウム塩のようなアルカリ金属 との塩;力ルシゥム塩、 マグネシゥム塩のようなアルカリ土類金属との塩;または アンモニゥム塩、 トリェチルァミン塩、 ジイソプロピルアミン塩、 ンクロへキシル ァミン塩のような有機塩基との塩をあげることができる。
本発明の式 (I ) で表される化合物は、 大気中に放置しておくことにより、 水分 を吸収し、 吸着水がついて水和物となったり、 他のある種の溶媒を吸収して溶媒和 物となる場合があるが、 そのような水和物や溶媒和物も本発明に包含される。 本発明の式 (I ) で表される化合物は、 分子中に不斉炭素を有する場合があるた め、 各々が S配位、 R配位である立体異性体が存在するが、 本宪明は、 それら各々 の異性体、 及びそれら異性体の任意の割合の混合物のいずれをも包含する。
本発明の化合物として好適な化合物を表 1に挙げるが、 本発明は、 これらに限定 されるものではない。
表 4において、 略号は以下の基または符号を示す。
Acはァセチル基を示し、 Buはブチル基を示し、 Byrはブチリル基を示し、 Dcはデシ ル基を示し、 Dcoはデカノィル基を示し、 Ddcはドデシル基を示し、 Eiはィコシル基 を示し、 Eicnはィコサノィル基を示し、 Etはェチル基を示し、 Foはホルミル基を示 し、 Hxはへキシル基を示し、 Hdcはへキサデシル基を示し、 Hxnはへキサノィル基を 示し、 し auはラウロイル基 (ドデカノィル基) を示し、 Meはメチル基を示し、 Myrは ミリストイル基 (テトラデカノィル基) を示し、 0cはォクチル基を示し、 Odeはォク タデシル基を示し、 Octoはォクタノィル基を示し、 =0はォキソ基 (炭素と一緒にな つてカルボニル基) を示し、 Palはパルミ トイル基 (へキサデカノィル基) を示し、 Prはプロピル基を示し、 Prnはプロピオ二ル基を示し、 Steはステアロイル基 (ォク タデカノィル基) を示し、 Tedcはテトラデシル基を示す。
(表 1 )
Figure imgf000016_0001
( 1 -1)
R1 R2
1-1 C0C5H!
1-2 C0C5Hn CH2CH2CH (0C0C5Hu) C3H7
1-3 C0C5Hn CH2C CH (0C6H13) C3H7
1-4 COC7H15
Figure imgf000016_0002
1-6 COC7H15 C^Ct^CH (OCC7H15) C5HU
1-7 COC^CH COCOC^s) ^, CH0CH2H (0CgH]7) C5Hn
Figure imgf000017_0001
-10 C0CF2C6H]3 (OC8H17)C5Hu
Figure imgf000017_0002
-12 C0C9H19 (¾(¾(:Η(Ο(Χ :9Η19) C7H15
-13 C0C9H19 CH^l^CH (()(:,。¾) C7H15
-14 C0C C0C7H15 C^Cl^CH (0C0C9H19) C7H15
-15 COCHjCOCAs C^C^CHiOQH^) C7H15
-16 C0C CH(0C0C9H19) C7H, C CH2CH(0C0C9H19)C7H15
-17 CH2C CH(0C0C9H19)C7H15
-18 C0C CH C7H15 Cl^C^CH (OC^^^C^s
-19 C0CF2C8H17 Cl^C^CH (0C0C9H19) '15
-20 C0CF2C8H17 C C CH (()( 。 ) C7H15
-21 C0C12H25
Figure imgf000017_0003
-23 C0C12H25 0¾€¾^(0012¾5) C9H19
-24 C0C12H25 C^CF^HCOCOC^l^s)^^
-25 C0C12H25 CH2CF2CH(0C12H25)C9H19
Figure imgf000017_0004
-27 12 5 CH2CH2CH(0H)C9H19
-28 C0C12H25 C^Cl^CH (OCOCACH^H H,,) C9H19 -29 C0C12H25 (¾(: 01 (OC4¾CH=CHC5Hu) C9H19 -30 C0C C0C9H Cl^C^CH (0C0C12¾5) C9H19
- 3Γ C0CH2CH(0H)C9H19 0¾0¾^(000012¾5)^19
-32 C0C CH(0H)C9H19 Ct^Cl^CH (000013¾7) C9H19
-33 C0C CH(0H)C9H19 (0C0C15H31)C9H19
1-34 C0C CH(0H)C9H19 0¾0¾^(0€14¾9)09¾9
1-35 C0C CH(0H)C9H19 CH2CH2CH(0C15H31)C9H '119
1-36 C0C CH (OH) C9H19 CH2CH2CH(OCI5H31)C9H 419 -37 COCl^CH (0C0C12H2S) C9H19 C^Cl^CHCOCOC^^QH,
-38 C0CHFCH(0C0C12 5)C9H19 9
-39 C0CF2CH(0C0C12H25)C9H19
-40 C0CF2C10H21 C^C^CHCOCOC^I^s)^ '1!9
-41 COCClgCjgHj! C^Cl^CHCOCOC^^^CgH '1!9
-42 C0CHFCH(0C0C12H25)C9H19 (OC12 5)C9H19
-43 C0CF2CH (0C0C12H25) C9H19
-44 C0CF2C10H21 C^CI^CH (OC12H25)C9H19
Figure imgf000018_0001
-46 COC13H27
-47 CO
Figure imgf000018_0002
-48 C0C13H27
-49 C0C13H27
-50 C0C13H27 C^CHFCH OCOC^^^ Cu 3
-51 C0C13H27
-52 COC13H27 C CC12C (0C0C13 7) Cu 3
Figure imgf000018_0003
-54 COし 13H2 C^C^CH (0C14 9) CnH23
-55 C0C13H27
-56 coc13 7 C CHFCH(OC14H29) CnH23
-57 COC13H27
-58 C0C13H27
-59 C0C13H27 (: 0¾01(0 (91119
-60 C0C)3H27 Ci^C^CH (OCO HgCH-CHCsH,,) C9H 19
1-61 C0C13H27 (: (: 01 (OCOC5HnCH=CHC6H13) C9H19
Figure imgf000018_0004
1-64 COC13H27 (¾( 01 (OC5H10CH=CHC6H13) C9H19
1-65 COCnH, (¾(¾01 (OC6H12CH=CHC7H15) C9H L19 -66 COCl^COC^H^
-67 COC^CH^CnH^ CH^CH (0C0CnH27)CnH23
Figure imgf000019_0001
-70 COCHFCH (000013¾7) CnH23
Figure imgf000019_0002
-71 COCHFCH (OH) C,,^
-72 C0CF2CH(0C0C13H27) 0ηΚ,3 C^Cl^CHCOCOC^^,) Cu 3-73 COCF2CH(OH)CuH23
Figure imgf000019_0003
-77 COCF2C12¾ CH2CH2CH(OCOC15H31)CuH23-78 C0CCl2CH(0H)CnH23 (OCOC13 7) 0„¾ -79 C0CHC1C12H25 C^Cl^CH (0C0C13 7) C„ 3
Figure imgf000019_0004
-81 C0C C0C12H25 CH2CH2CH(0CHH29)CuH23 -82 COC¾CH(OH) CUH23 CH2CH2CH(OC12H25)CuH23
Figure imgf000019_0005
-84 COC^CHCOH) CUH23 CH2CH2CH(OC16H33)C11H23
Figure imgf000019_0006
1-87 COCH2CF2C11H23 CH2CH2CH(0C16H33)C11H23
1-88 COC CH (OCOC13H27) CH2CH2CH(OCHH29)CuH23
1-89 COCHFCH (000013¾7) !3
1-90 COCHFCH (OH) C11H23 CH2CH2CH(0C14H29)C11H23
1-91 C0CF2CH (0C0C13H27)
1-92 COCF2CH(OH)CnH23
1-93 COCHFC12 5
Figure imgf000019_0007
1-94 COCF2C12 5 CH2CH2CH(OC12H25)CuH23
Figure imgf000020_0001
-96 C0CF2C12H25 C^C^CH (ΟΟ,^Ο, ,¾3
-97 C0CC12CH(0H)CUH23 CH2CH2CH(0CHH29)C11H23
-98 C0CHC1C12 5 CH2CH2CH(OC14H29)CnH23
-99 C0CC12C12HZ5
-100 C0C15H31 C C15H31
-101 C0C15H31 CH^CH (OCOC15H31)C13H27
-102 COC15H31
-103 C0C15H31 CH2CC12CH(0C0C15H31)C13H27
-104 C0C15H31 (OH) C13 7
-105 COC15H31 Cl^C^CH (OCO (C¾) 6CH-CHC7Hn) C13 7-106 C0C C0C13H27 CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27
-107 C0C CH(0H)C13H27 CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27
-108 C0C CH (0C0C15H31) C13H27 CH2CH2CH(0C0C15H31)C13H27
-109 COCHFCH (0C0C15H31) C13H27 CH2CH2CH(0C0C15H31)C13H27
-110 C0CF2CH(0C0C15H31)C13H27 CH2CH2CH(0C0C15H31)C13H27
-111 000¾00013¾7 0¾0¾^(0014¾9)013¾7
-112 C0C CH(0H)C13H27 CH2CH2CH(0C14H29)C13H27
-113 C0C CH(0H)C13H27
Figure imgf000020_0002
13¾7
1-114 C0CH2CF2C13H27 ( (: 01(0(:14¾9)(:13¾7
1-115 (:0(¾(^2(:13 7 CH2CH2CH(OC16H33)C13H27
1-116 C0CH2CH (0C0C15H31) C13 7 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
1-117 COCHFCH (0C0C15H31)C13H27 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
1-118
Figure imgf000020_0003
CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
1-119 C0CF2C14 9 CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27
Figure imgf000020_0004
1-121 C0CC12C14H29
1-122 C0C17H35 CH2CH2CH(0C0C17H35)C15H31
1-123 C0C17H35 -124 C0CH2C0C15H31 (¾(: 01(0(:0(:17 5) C15H31-125 C0C CH (0C0C17H35) C15H31 CH2CH2CH(0C0C17H35) C15H31-126 C0CF2C16H33
Figure imgf000021_0001
C15H31-127 C0C19H39
-128 C0C19H39 CH2CH2CH(0C0C19H39) C17H35-129 C0C19H39 C^CI^CHCOCOCjgHjg) C17H35
Figure imgf000021_0002
-131 C0C7H15 C^CI^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C5HU
Figure imgf000021_0003
-133 C0CF2C6H13 CH^CH (OCjHgCH-CHCsHn) C5Hn
Figure imgf000021_0004
-135 C0CH2C0C7H15 Cl^CHsCH (0C4 CH=CHC6H13) C7H 15-136
Figure imgf000021_0005
C7H-137 C0CH2CH C7H15 Cl^C^CH (0C4 CH=CHC6H13) C7H15-138 C0CF2C8H17 C^CI^CH (0C4H8CH=CHC6H13) C7H15-139 C0C9H19
Figure imgf000021_0006
-142 C0C12H25 C CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19-143
Figure imgf000021_0007
C CF2CH(0C12H25)C9H19
-144 COC12 5 C CC12CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H-145 C0C12H25 C^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H 19
Figure imgf000021_0008
-148 COC¾CH (0C4 CH-CHC6H13) C9H19 CI^C^CHCO^CgH.g
-149 C0C CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 0¾0¾^(0014¾9)09¾9
-150 COC¾CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 CH2CH2CH(OC16H33)C9H19
-151 COC¾CH
Figure imgf000021_0009
C9H19 CH2C CH(0Cl5H31)C9H19
-152 COCH2CH (0C4 CH二 CHC6H13) C9H19 C CH2CH(0C0C13H27)C9H -153 COCHFCH (0C4H8CH=CHC6H13) C9H19 CI^C^CH (0C0CnH23)C9H19
Figure imgf000022_0001
-156 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 0¾0¾^(0012¾5)€9¾9
-157 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 (0C12 5) C9H19
-158 C0C,3H27 C^Cl^CH (0C4 CH=CHC6H13) ^H^-159 C0C13H27 CI^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-160 (OC6H12CH=CHC8H17)-161
Figure imgf000022_0002
COCOC Cu 3-162 COC4 CH=CHC7H15 C CF2CH (OCOC13 7) C^H^
Figure imgf000022_0003
-164
Figure imgf000022_0004
CH2CH2CH (0C14H29) CnHo7
Figure imgf000022_0005
-166 COC13H27 (OC5H10CH=CHC7Hl6)-167 COC13H27 C^CI^CH (0C6H12CH=CHC8H17)-168 C0C13 7 C^CHsCH (OC7HHCH=CHC7H!S) C9H19-169 COC13 7 C^CHsCH (OC5H!oCH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000022_0006
-172 COC13H27 C C CH (0C8H16CH=CHC6H13) C9H19
Figure imgf000022_0007
-174 COCl^CHCOHiCnH^ CI^C^CH (0C4 CH=CHC6H13) C,,^-175 C0CH2CH(0H)CUH23 (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-176 COCE^CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3 CH2CH2CH(OCOC13H27)C11H23-177 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^ CH^CH (0C14 9) CUH23
-178 COCHFCH (OH)
Figure imgf000022_0008
-179 C0CF2CH (OCOC13 7) n^ C^CU^Cti (OC5H10CH=CHC7Hl5)-180 COCF^H OlDCuH^ ΟΕ,ΟΪ,θη (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-181 C0CHFC12H25 (OC5H10CH=CHC7H15) 1531¾¾5一。9S () ( CH0C0CH) CCCH0CH CHCHCH=
Figure imgf000023_0001
-211 C0CHFCH(0C0C15H31)C13H27 CI^C^CH (OC5H10CH=CHC9H19) C13 7-212 C0CF2CH (0C0C15H31) C13H27 0131¾7-213 000¾€0013¾7
Figure imgf000024_0001
13H27-214 C0C CH(0H)C13H27 CH^CH (0C4 CH=CHC6H13) C13¾7-215 C0CH2CH(0H)C13H27 (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7-216 COCI^CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13H27 CHCH2CH (OC16H33)し i3 7
-217 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7 CHgCHgCH (0C16H33) C13H27
-218 C0CF2CH
Figure imgf000024_0002
(0C16H33) C13H27
-219 C0CF2C14 C C CH (0C6H12CH=CHC8H17) C13 7-220 C0CHC1C14 9 C^C^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C13 7 -221 C0CC12C14H29 C^CI^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C13H27-222 C0C17H35 CI^C^CH (0C6H12CH=CHC8H17) C15H31
Figure imgf000024_0003
-224 COC^CH (0C0C17H35) C15H31 C^C^CH (0C7H14CH=CHC9H19) C15H31 -225 C0CF2C16H33 (0C7H14CH=CHC9H19) C15H31
Figure imgf000024_0004
-227 C0C¾CH (0C12¾5) C C CH (0C6H12CH=CHC6H13) -228 COCl^COCnH^ C C CH (QC6H12CH=CHC6H13) -229 C0CF2C12 C¾C CH (0C6H12CH=CHC6H13) Cn^
(表 2)
Figure imgf000024_0005
(1-2)
R1 R5 -1 C0C5H, CI^CgH,,
Figure imgf000025_0001
-3 C0C5Hn CH2CH2CH(OC6H13)C3H7
-4 COC7H15 C C7H15
-5 C0C7H15 CH2C CH(0C0C7H15)C5H Hi
-6 C0C7H15
-7 C0C CH (OCOC7H15) C5HU C CH2H(0C8H17) C5HU
Figure imgf000025_0002
-11 C0C9H19
-12 C0C 'q9H"19 C C CH(0C0C9H19) C7H15-13 COCgH,
Figure imgf000025_0003
-15 C0CH2C0C7H15
-16 C0C CH(0C0C9H19)C7H15 Ci^C^CH (0C0C9H19) C7H15-17 C0CH2CH C7H15 C^Cl^CH (0C0C9H19) C7H15
Figure imgf000025_0004
-20 COCF2C8H17 Cl^CI^CHCOC^^^C^s
-21 C0C12H25
- 22 C0C12H25 0¾0¾^(000012¾5)€9¾9
Figure imgf000025_0005
-24 C0C12H25 CH2CF2CH(0C0C12H25)C9H19
Figure imgf000025_0006
-27 C0C12H25
Figure imgf000025_0007
-29 COC12H25 CHaCHsCH
Figure imgf000025_0008
C9H19 -30 C0C C0C9H CH2CH2CH(0C0C12H25)C9H
19 '19 -31 COCI^C寒) C9Hig CH2CH2CH(0C0C12H25)C9H1-32 C0CH2CH(0H)C9H19 CH2CH2CH(0C0CnH27)C9H1
Figure imgf000026_0001
-34 C0CH2CH(0H)C9H19 0¾0¾^(0014¾9)^19
Figure imgf000026_0002
-36 C0CH2CH(0H)C9H19 CH2CH2CH(0C15H31)C9H19
Figure imgf000026_0003
-39 C0CF2CH(0C0C12H25)CgH19 0¾€¾^(000012¾5)09¾9-40 C0CF2C10H2i 0¾(: (:11(0(:0(12¾5)(91119-41 COi l2C10H21 0¾€¾^(0€0€12¾5)0^19-42 C0CHFCH(0C0C12H25)C9H19 (0C12 5)C9H19-43 C0CF2CH(0C0C12H2S)C9H19 (¾(¾01(0(:12 5)(91119-44 C0CF2C10H2 0¾0¾^(0012¾5)09¾9-45 COCし 12C10H21 (¾(¾01(0(12 5)(:91119 - 46
Figure imgf000026_0004
-48 C0C13H2
Figure imgf000026_0005
-52 C0C13H2
Figure imgf000026_0006
-54 C0C13H27 CH2CH2CH(0C14H29)CuH23 -55 COC13H27 CH2CH2CH(OC15H31)C11H23 -56 C0C13H2 C^CHFCHCO ^Cn^
2-57 C0C13H27
Figure imgf000026_0007
2-59 C0C13H27 (OH) C9H19
Figure imgf000027_0001
-65 C0C13H27 Cl^C^CH (OC6H12CH=CHC7H15) C9H19-66 000¾00012¾5 (OCOC^H^CnH^-67 COCl^CH OH)。 C CH2CH(0C0C13H27) Cu 3-68 C0C CH(0H) CUH23 CH2CH2CH(0C0C15H31)C11H23-69 C0C CH(0C0C13H27) CUH23 (0C0C13 7) C1IH23-70
Figure imgf000027_0002
(¾(¾(:11 (0C0C13H27) CnH23-71 COCHFCH(OH) CI^CHaCH OCOC^H^) (:„ 3-72 COCF2CH(OCOC13H27) CH2CH2CH(0C0C13H27)
-73 C0CF2CH (OH) CUH23 CHJCHJCH (0C0C13H27) CUH23-74 COCHFC12H25 0¾0¾^(000013¾7) C,,^
Figure imgf000027_0003
-76 C0CF2 12H25 (¾(¾01(0(:0(:13 7) CUE,3
Figure imgf000027_0004
-82 COC^CHCO^CnH^
-83 COC CH (。。 じ
-84 COC^CHCO^Cn^ CH2CH2CH(OC16H33)C11H23-85 COCl^CF^nH^ (0C12H25)CuH23-86 COCHoCFgCj !^!23 CH2CH2CH(OCHH29)C11H23-87 COCHQCFSC} ^3 CH2CH2CH(OC16H33)C11H23 -88 000¾^(000013¾7) - 89 COCHFCH (OCOC^H^Cu^ CH2CH2CH(OC14H29)CuH '223
- 90 COCHFCH (OH)
-91 C0CF2CH (OCOC13H27)
-92 C0CF2CH(0H)CnH23 CH2CH2CH(OC14H29)CuH23
-93 C0CHFC12 5 CH2CH2CH(0C14H29)C11H23
-94 C0CF2C12 5 CH2CH2CH(0C12l-i25)CnH23
-95 C0CF2C12 5
-96 C0CF2C12H25 CH2CH2CH(OC17H33)C11H23
-97 COCC^CHCOH)^!^ CH2CH2CH(0C14H29)CuH23
-98 C0CHC1C12 5 CH2CH2CH(0CHH29)CuH '223
-99 C0CC12C12H25
-100 COC15H31 C C15H31
-101 COC15H31 CH2CH2CH(OCOClsH31)C13H27
-102 C0C15H31
-103 COC15H31 CH2CC12CH(0C0C15H31)C13H27
-104 C0C15H31 Cl^CI^CHCOH) C13 7
-105 COC15H31 CH^CH (OCO (C¾) 6CH=CHC7Hn) C13¾7
Figure imgf000028_0001
-108 C0C CH (0C0C15H31) C13 7 CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27
-109 COCHFCH (0C0C15H31) C13 7 CH2CH2CH(0C0C15H31)C13H27
2-110 COCF2CH(OCOC15H31)C13H27
Figure imgf000028_0002
(OCOC15H31) C13¾7
Figure imgf000028_0003
2-112 COC CH(OH)C13H27 CH2CH2CH(0C H29)C13H27
2-113 000¾^(0¾013¾7 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
2-114 COCH2CF2C13H27 (OC14H29)C13 7
2-115 C0CH2CF2C13H27 CH2CH2CH(OC16H33)C13H27
2-116 COC^CH (OCOC15H31) C13 7 (0(:16 3)(13 7
2-117 COCHFCH (OCOC15H31)C13H27 0¾(¾01(0(:16 3)(:131127 -118 C0CF2CH (0C0C15H31) 013¾7 CHClijCH (0し 16H33) C13H27
-119 C0CF2CHH29 (0C0C15H31)C13H27-120 C0CHC1C CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27-121 C0CC12C14H29
-122 C0C17H35 C CH2CH(OCOC17H35) C15H31
Figure imgf000029_0001
-124 C0C C0C15H31 CH2CH2CH(OCOC17H35)CI5H31-125 C0CH2CH(0C0C17H35)C15H31 CH2CH2CH(0C0C17H35)C15H31-126 C0CF2C16H33 C CH2CH(0C0C17H35) C15H31-127 C0C19H39
-128 C0C, 1Q9HJ139
Figure imgf000029_0002
C17H35-129 C0C19H39 CH2CH2CH(0C0C19H39) C17H35
Figure imgf000029_0003
-131 C0C7H15 Cl^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C5Hn
Figure imgf000029_0004
-135 C0CH2C0C7H15 (0C4H8CH=CHC6H13) C7H15-136 C0CH2CH(0C0C9H19)C7H15 C C CH (0C4H8CH=CHC6H13) C7H15-137 C0C CH C7H15 CH^CH (0C4 CH=CHC6H13) C7H15-138 C0CF。C。H17
Figure imgf000029_0005
C7H15-139 C0C9H19
-140 (:0(:9 5 C^Cl^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H '19-141
Figure imgf000029_0006
CH2CH2CH(0C12H25)CgH19
-142 C0C12H25 Cl^CFsCH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19-143 12 )(91119
-144
Figure imgf000029_0007
(OC5H10CH-CHC7H15)-145 C0C12H25 ' C^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19-146 COCHjCOCgH.g
Figure imgf000029_0008
CgH 2225()HCH ( C0C0HC cnCHCH0CHCH- =
¾3¾p()H C0C (0HC CHGCHo
as CD n ^ ^ ^ 2二2一 8CHC0C f Hncn C C_ o CD oo ο O 00 ^ ! ? oo
o
Figure imgf000030_0001
CO
_
co -
_
coc co- -176 C0C CH (0C5H10CH=CHC7H15) CnH23
-177 COCHFCH (0C5H10CH=CHC7H15) (^ 3 CHgCHgCH (0C14H29) CnH23
-178 COCHFCH (OH) C^Cl^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-179 C0CF2CH (OCOC^l^^ CH^CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3-180 C0CF2CH(0H)CnH23
Figure imgf000031_0001
(OC5H10CH=CHC7H15) 0„¾3-181 C0CHFC12H25 C CH2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^
Figure imgf000031_0002
-183 C0CF2C12 5 CI^C^CH (0C6H12CH=CHC7H15)-184 C0CF2C12 5 (¾ (OC7H14CH=CHC7H15) C„ 3-185 C0CC12CH(0H)CU¾3 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu¾3-186 C0CHC1C12 5 C C CH (OC5HwCH=CHC7H15) Cu 3
Figure imgf000031_0003
-188 C0CH2CH(0H)CuH23 (¾(¾(:Η (OC12 5) C3 CH=CHC6H13
Figure imgf000031_0004
-190 C0CH2CH(0H)CnH23
-191 C0CH2CF2CUH23
Figure imgf000031_0005
-192 C0C¾CH
Figure imgf000031_0006
CRjCHgCH (0C14H29) ιι 3
- 193 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) CUH23 CHjCHgCH (0 ιι 3
-194 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) CH2CH2CH(0C14H29)CuH23
-195 COCF2CH(OH)CnH23 Cl^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-196 C0CHFC12H25 CI^C^CH (0C5H10CH=CHC7H15)-197 C0CF2C12 5 CH^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-198 C0CF2C12H25 C^Ci^CH (0Cl4 9) C4H8CH=CHC4H9-199 C0CF2C12H25 C C CH (0C17H33)
-200 C0CC12CH(0H)CUH23 C C CH (0C14 9)
Figure imgf000031_0007
-201 C0CHC1C12 5
Figure imgf000031_0008
-202
Figure imgf000031_0009
CH2CH2CH(0C14H29)C11¾3
-203 COC4HeCH=CHC7H15 C C15H31
-204 C0C15H31 (0C5H10CH-CHC7H15) C13H27 -205 C0C15H31 C CF2CH (0C5H10C≡CC7H15) C13H-206 C0C15H31 C^CC^CH (OC5H10C≡ CC7H15) 013¾7-207 C0C15H31 CH2C CH (O HgC≡ CC7H15) C13 7-208 C0CH2C0C13H27 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7-209 C0CH2CH(0H)C13H27
Figure imgf000032_0001
13 7-210 C0CH2CH(0C0C15H31)C13H27 C^Cl^CH (0C5H10CH=CHC9H19) 013¾7-211 COCHFCH (OCOC15H31 ) C13H27 (: (¾01 (0C5H10CH=CHC9H19) C13 7-212 C0CF2CH(0C0C15H31)C13 7 C13 7-213 C0CH2C0C13H27 13 7-214 C0CH2CH(0H)C13H27
Figure imgf000032_0002
13 7-215 C0CH2CH(0H)C13H27 C^C^CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13 7-216 C0C¾CH
-217 COCHFC
Figure imgf000032_0003
-218 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C13H27 CHgCHgCH (OC16H33) C13H27
-219 C0CF2C14 9 Cl^C^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C13 7-220 C0CHC1C14 CI^C^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C13 7-221 C0CC12C14H29 C^CI^CH (0C6H12CH=CHC8H17) 013¾7-222 C0C17H35 C^C^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C15H31
Figure imgf000032_0004
-224 C0C CH (OCOC17H35) C15E C C CH (OC7H14CH=CHC9H19) C15H31-225 C0CF2C16H33 C C CH (OC7H14CH=CHC9H19) C15H31-226 C0C19H39 CH^CH (OC ) C17H-227 C0CH2CH(0C12H25) (OC6H12CH=CHC6H13) (:„
Figure imgf000032_0005
-229 C0CF2C12H25 C^CHaCH (0C6H12CH=CHC6H13) C,^ (表 3)
Figure imgf000033_0001
(1-3)
R1 R2
Figure imgf000033_0002
-2 C0C5H,
3-3 COCgH, (¾(¾(:家6 3)。3117
3-4 C0C7H15 C¾C7H15
3-5 C0C7H15 C CH2CH(0C0C7H15) C5HU
3-6 C0C7H15 CI^C^CH (0CC7H15) C5Hn
3-7 COC CH(OCOC7H15) C5HU
Figure imgf000033_0003
(0C8H17) C5HU
3-8 C0C¾CH (0C8H17)C5Hu C C H (0C8H17)C5Hn
3-9 COCF,CfiH„ CI^C^CH (0C0C7H15) C5Hn
3-10 C0CF26H13
3-11 C0C9H19
Figure imgf000033_0004
3-13 C0C9H19
"115
Figure imgf000033_0005
3-16 C0C¾CH (0C0C9H19) C7H15 0¾0¾^(00009¾9)07¾5
3-17 COC¾CH ( CM C7H15 C^C^CH (0C0C9H19)C7H15
Figure imgf000033_0006
3-20 C0CF。C8H17 CI^CHsCH (()(:,。 !) C7H15
3-21 C0C12H25 -22 C0C,9 ¾0¾^(000012¾)^19
12H", 0
25
-23 C0C12H25 (0C12H25)C9H19-24 C0C12H25 CH2CF2CH(0C0C12H25)C9H19
Figure imgf000034_0001
-26 C C12H25 C^CC^CHCOCOC^H^)^^
Figure imgf000034_0002
-30 C0C C0C9H19 0¾0¾^(000012¾5)09¾9-31 C0C CH(0H)C9H19 (0C0C12¾5)C9H19-32 C0C CH(0H) C9H19 (0C0C13H27)C9H19-33 C0CH2CH(0H)C9H19 CH2CH2CH(0C0C15H31)C9H19-34 C0C CH(0H)C9H19 (0C14 9)C9H19-35 C0C CH(0H)C9H19
-36 C0CH2CH(0H) CgH.g (OC15H31)C9H19 -37 C0C CH(0C0C12H25)C9H19 0¾0¾^(000€12¾5)0^19 -38 C0CHFCH(0C0C12H25)C9H19 0¾0¾^(000012¾5)0^19
Figure imgf000034_0003
-40 COCF2C10H21
-41 COCし 12C10H21 0¾0¾^(000012¾5)^19 -42 COCHFCH(0C0C12 5)C9Hig
Figure imgf000034_0004
-43 C0CF2CH(0C0C12H25)C9H19 (¾(¾01(0(:12 5)(91119 -44 COCF^.o^, 0¾0¾^(0012¾5)€9¾9
Figure imgf000034_0005
3-49 C0C13H27 CH2CH2CH(OCOC15H31)CuH23
3-50 COC13H27 CH2CHFCH(OCOC13H27) C,^ - 51 C0C13H27 CHJCFJCH
Figure imgf000035_0001
-52 C0C13 7 C CC12C (0C0C13 7) CnH23
-53 COC
-54 C0C13 7
-55 COC13H27 CH2CH2CH(OC15H31)C11H23
Figure imgf000035_0002
- 58 C0C13H27
-59 C0C13H27
Figure imgf000035_0003
-61 C0C13H27 (0C0C5HnCH=CHC6H13) C9H19-62 C0C13H27 (OCOC6H13CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000035_0004
- 64 C0C13H27 (OC5H10CH=CHC6H13) C9H19-65 C0C13H27 C^Cl^CH (OC6H12CH=CHC7H15) C9H '19-66 (:0(: (:0(:12 5 (OCOC^H^Cul^
Figure imgf000035_0005
- 69 C0CH2CH (0C0C13H27) Cu¾3
Figure imgf000035_0006
Figure imgf000035_0007
- 71 C0CHFCH(0H)C11H23 C^C^CHCOCOC.s^,) C,,^
-72 C0CF2CH(0C0C13H27) CUH23 (OCOC^H^CuH^
Figure imgf000035_0008
-74 C0CHFC12 5
-75 C0CF2C12 5 CH2CH2CH(OCOC12H25)C11H23 - 76 C0CF2C12 5 (0C0C13 7)Cu 3 -77 C0CF2C12 5 CH2CH2CH(0C0C15H31)CuH23
Figure imgf000035_0009
-79 C0CHC1C12¾5 (OCOC^H^CuH^ -80 C0CC12C12 5 C^Cl^CHiOCOC^H^)-81 000¾00012¾5 (0C14H29) (^ 3
Figure imgf000036_0001
-83 COCl^CHCOH) 0¾0¾^(0014¾)
-84 C0CH2CH(0H)CnH23 CH2CH2CH(OC16H33)C11H23
Figure imgf000036_0002
-86 C0CH2CF2CHH23 CH2CH2CH(0C14H29)CUH2
-87 C0CH2CF2CUH23 (0C16H33) CUH l223
-88 C0CH2CH(0C0C13H27) C C CH (OCMC^ '23
Figure imgf000036_0003
-90 COCHFCHiOH)^,^
-91 CH2CH2CH(OC14H29)C11H23
Figure imgf000036_0004
-92 C0CF2CH
Figure imgf000036_0005
-94 COCF2C12H25 C^C^CH (OC12 5)
Figure imgf000036_0006
-96 C0CF2Cl2 5 CH2CH2CH(OC17H33)C11H ¾23
-97 C0CC12CH (0H)CUH23 CH2CH2CH(OC14H29)C11H ¾23
Figure imgf000036_0007
-99 C0CC12C12H25 CH2CH2CH(0C14H29)CuH23
-100 C0C15H31 C C15H31
3-101 C0C15H31 CH2CH2CH(0C0C15H31)C13H27
3-102 C0C15H3 CH2CF2CH(OCOC15H31)C13H27
3-103 C0C15H3) C CC12CH (OCOC15H31) C13 7
3-104 C0C15H31
3-105 C0C15H31 C C CH (OCO (C ) 6CH=CHC7HU) C13 7
3-106 0)(: (0(13 7 CH^CH (OCOC15H31) C13 7
3-107 COC CH(OH)C13 7 CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27
3-108 COCHsCH (0C0C15H31)。13 7 CI^C^CH (OCOC15H31) C13 7 -109 COCHFCH(OCOC15H31)C13H27 CH2CH2CH(0C0C15H31)C13H27-110 C0CF2CH (0C0C15H31) C13 7
-111 C0CH2C0C13H27 C^C^CH (0C14 9)C13H27
-112 C0CH2CH(0H)C13H27 CI^CI^CH (0014¾9)013¾7
-113 C0CH2CH (OH) C13H27 0¾0¾^(0016¾3)013¾7
-114 COCH^C^ C¾C CH (0C14 9) C13H27
-115 C0CH2CF2C13H27 CH^CH (0C16H33) C13 7
-116 C0CH2CH (0C0C15H31) C13H27 CH2CH2CH(OC16H33)C13H27
-117 C0CHFCH(0C0C15H31)C13H27 (OC16H33) C13 7
-118 COCF2CH(OCOC15H31)C13H27 CH2CH2CH(0C16H33) 013¾7
-119 C0CF2C14 9 CH2CH2CH(OCOC15H31)C13H27-120 C0CHC1C14
-121 C0CC12C14H29 (OCOC15H31)C13H27-122 C0C17H35 CH2CH2CH(OCOC17H35)C15H31-123 C0C17H35 (OH) C15H31
-124 C0C C0C15H31 CH2CH2CH(OCOC17H3S) C15H31 -125 C0C CH (0C0C17H35) C15H31 C^Cl^CH (OCOC17H35) C15H31
C15H31
Figure imgf000037_0001
-128 C0C,QH„ C CH2CH(0C0C19H39) C17H35 -129 C0C19H39 CH2CH2CH(OCOC19H39) C17H35 -130 C0C7H15 C CH2CH (OC3H6CH=CHC3H7) C5Hn -131 COC7H15 C^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C5Hn
Figure imgf000037_0002
-133 C0CF2C6H13
Figure imgf000037_0003
(OCACH-CHCsHu) C5HU —134 C0C9H19 C C CH (0C4H8CH=CHC4H9) C7H15
3-135 C0CH2C0C7H15 C7H15
3-136 C0CH2CH(0C0C9H19)C7H15
Figure imgf000037_0004
C7H15
3-137
Figure imgf000037_0005
C7H15 -138 C0CF2C8H17 CHaCHjCH (OC^CH^HQH^) C7H15-139 C0C9H19
-140 C0Cg 5 Cl^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H '19-141 C0C4 CH=CHC5Hu (0012 5) C9H19
-142 C0C12H25 C CF2CH (0C5H10CH=CHC7H15) C9H19-143 C0C4H8CH=CHC5H1 0¾0?2^(0012¾5)09^9
-144 C0C12H25 (0C
Figure imgf000038_0001
-148 C0C¾CH
Figure imgf000038_0002
C9H19 CH(0H)C9H19
Figure imgf000038_0003
-150 C0C¾CH (0C4H8CH=CHC6Hi3) C9H19 0¾0¾^(0016¾3)0^ '19
Figure imgf000038_0004
-152 C0CH2CH (0(:4 (:11=01(:61113) C9H19
Figure imgf000038_0005
-153 COCHFCH (0C4H8CH=CHC6H13) C9H19 C^C^CHCOCOC,!^)^ '19-154
Figure imgf000038_0006
CH2CH2CH(0C0C11H23)C9H9
Figure imgf000038_0007
-158 COC13 7 (0C4 CH=CHC6H13) Cu 3-159 COC13H27 C^Cl^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-160 OC^ C^CI^CH (0C6H12CH=CHC8H17)
Figure imgf000038_0008
-162 COC4 CH=CHC7H15 C CF2CH (0C0C13 7) CuH^
Figure imgf000038_0009
-166 COC13H27 CHsCl^CH (0C5H10CH=CHC7H15) C,,^ -167 C0C13H27 CI^C^CH (0C6H12CH=CHC8H17) C,,^-168 C0C13H27 C^CI^CH (OC7HHCH=CHC7H15) C9H19-169 C0C13H27 C^CI^CH (0C5H10CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000039_0001
-172 C0C13H27 (¾(¾(:Η (0C8H16CH=CHC6H13) C9H19-173 COC^COC,,^ (0C0C13 7) Cu 3-174 C0CH2CH(0H)CuH23 C^Cl^CH (0C4H8CH=CHC6H13) C,,^-175 COCI^CHCOH) CUH23 CH^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-176 C0CH2CH (0C5H10CH=CHC7H15) CUH23 CH2CH2CH(0C0C13H27)C11H23-177 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) CH2CH2CH(OC14H29)C11H23
-178 COCHFCH (OH) 0ΠΗ23 (OC5H]0CH=CHC7H15) 0„¾3-179 COCF^H OCOC^CuH^ C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3-180 C0CF2CH(0H)Cu 3 C C¾CH (OCsH10CH=CHC7H15)-181 C0CHFC12H25 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) C^H^
Figure imgf000039_0002
-183 C0CF2C12 5 Cl^C^CH (0C6H12CH=CHC7H15) C,,^
Figure imgf000039_0003
-185 COCC^CHCOH)^!^ C^CI^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-186 C0CHC1C12H25 C C CH (OC5H)。CH=CHC7H15)-187 C0CC12C12 5 (OC5H10CH=CHC7H15)-188 COC^CHCOH) CUH23 Cl^C^CH (0C12 5) C3 CH=CHC6H13
Figure imgf000039_0004
-190 COC^CHCOH) CnH23 C^CHsCH (OC16H33) C3H6CH=CHC6H13
Figure imgf000039_0005
-192 C0C CH (0C4 CH=CHC6H13) Cn 3 CH2CH2CH(0C H29)CuH23
-193 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C^H^
-194 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15)。„ CHCH2CH (OCj4H>Q) CnH23
-195 C0CF2CH(0H)CUH23 C^Cl^CH (OC5H10CH=CHC7H15) -196 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) CnH23
Figure imgf000040_0001
-199 C0CF2C12H2s
-200 C0CC12CH (OH) 0„¾3
Figure imgf000040_0002
-201 C0CHC1C12 5 C^C^CH (0C14 9) C4H8CH=CHC4Hg
CH2CH2CH(0C14H29)C11H23
Figure imgf000040_0003
-204 C0C15H31 (OC5H10CH=CHC7H15) C13¾7-205 C0C15H31 CH2CF2CH (O HWCE CC7H15) C13H27-206 C0C15H31 CH2CC12CH(0C5H10C≡CC7H15) C13 7-207 C0C15H31 C^C^CH (0C4H8C≡CC7H15) C13 7-208 000¾00013¾7 (OC5HIOCH=CHC7H15) C13 7-209 000¾^(0¾013¾7 CHaCl^CH (0C5H10CH=CHC9H19) C13 7-210 C0CH2CH(0C0C15H31)C13H27 (¾(¾(Η (0C5H10CH=CHC9H19) C13 7-211 COCHFCH (0C0C15H31)C13H27 Cl^C^CH (OC5H10CH=CHC9H19) C13 7-212 C0CF2CH (0C0C15H31) C13 7 Cl^C^CH (0C5H10CH=CHCgH19) C13 7-213 C0CH2C0C13H27 C CH2CH C13 7-214 C0C CH(0H)C13H27
Figure imgf000040_0004
(:13 7-215 C0CH2CH(0H)C13H27 (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7-216 C0C¾CH
Figure imgf000040_0005
(0C16H33) C13H27
-217 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7 CHgCH CH (0Cl6H33) C13H27
-218 COCF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C13H27 CHgCHoCH (0C16H33) C13H27
Figure imgf000040_0006
-220 C0CHC1C14H29 C C CH (OC6H12CH=CHC8H17) C13 7-221 C0CC12C14 9 C C CH(OC6H12CH=CHC8H17) (13 7-222 C0C,7H ',35 C^Cl^CH (0C6H12CH=CHC8H17) CI5H31
Figure imgf000040_0007
-224 C0C¾CH (OCOC17H35) C15H31 Cl^C^CH (0C7H14CH=CHC9H19) C15H3I -225 C0CF2C16H33
Figure imgf000041_0001
9) C15H31 -226 C0C19H39 CH2CH2CH
Figure imgf000041_0002
C17H35 -227 C0C CH (0C12 5) CH2CH2CH (OCgHj 2 CH-CHCgHj 3) CnH23 -228 COCl^COCuH^ CHjCHgCH (OCgHj 2 CH=CHC6H[ 3) CnH23 -229 C0CF2C12 5 CHgCHgCH (OC6H12CH=CHC6H13) CUH23
(表 4 )
Figure imgf000041_0003
(1-4)
R1 R2 R3 -1 Fo 3-ODdc-Tedc OH -2 Ac 3-ODdc-Tedc OH -3 Prn 3-ODdc-Tedc OH -4 Byr 3-ODdc-Tedc OH -5 Hxn 3-ODdc-Tedc OH -6 Octo 3-ODdc-Tedc OH -7 Dco 3-ODdc-Tedc OH -8 し au 3-ODdc-Tedc OH -9 Myr 3-ODdc-Tedc OH -10 Pal 3-ODdc-Tedc OH -11 Ste 3-ODdc-Tedc OH -12 Eicn 3-ODdc-Tedc OH -13 2-F-Myr 3-ODdc-Tedc OH -14 2 - CI- Myr 3-ODdc-Tedc OH -15 2- Br-Myr 3-ODdc-Tedc OH-16 2, 2-di-F-Lau 3-ODdc-Tedc OH-17 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Tedc OH-18 2, 2-di-F-Pal 3-ODdc-Tedc OH-19 2, 2-di-F-Ste 3-ODdc-Tedc OH-20 2, 2-di-F-Eicn 3-ODdc-Tedc OH-21 2, 2-di-Cl-Myr 3-ODdc-Tedc OH-22 2, 2-di-Br-Myr 3-ODdc-Tedc OH-23 2, 2-di-I-Myr 3-ODdc-Tedc OH-24 3- (=0) -Myr 3-ODdc-Tedc OH-25 3-0H-Lau 3-ODdc-Tedc OH-26 3- OH- Myr 3-ODdc-Tedc OH-27 3-0Dco-Lau 3-ODdc-Tedc OH-28 3-0Lau-Myr 3-ODdc-Tedc OH - 29 3-0Myr-Myr 3-ODdc-Tedc OH-30 2-F-3 - OH-Myr 3-ODdc-Tedc OH-31 2 - F-3- OLau- Myr 3-ODdc-Tedc OH-32 2- CI- 3- OLau-Myr 3-ODdc-Tedc OH - 33 2, 2-di-F-Myr Me OH-34 2, 2-di-F-Lau Et OH-35 2, 2-di-F-Myr Pr OH-36 2, 2-di-F-Lau Bu OH-37 2, 2-di-F-Myr Hx OH-38 2, 2-di-F-Lau Oc OH-39 2, 2-di-F-Myr Dc OH-40 2, 2-di-F-Myr Ddc OH-41 2, 2-di-F-Myr Tedc OH-42 2, 2-di-F-Lau Hdc OH-43 2, 2-di-F-Myr Ode OH -44 2, 2-di-F-Lau Ei OH-45 2, 2-di-F-Myr 2- F-Tedc OH-46 2, 2-di-F-Myr 3- (=0) -Tedc OH-47 2, 2-di-F-Myr 3 - OH- Tedc OH-48 2, 2-di-F-Lau 3-OBu-Bu OH-49 2, 2-di-F-Myr 3-0Hdc-0dc OH - 50 2, 2-di-F-Myr 3 - 00c - Oc OH-51 2, 2-di-F-Lau 3-00c-Dc OH-52 2, 2-di-F-Myr 3 - 00c- Tedc OH-53 2, 2-di-F-Myr 3-OTedc-Tedc OH-54 2, 2-di-F-Myr 3-OHdc-Tedc OH-55 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Ddc OH-56 2, 2-di-F-Lau 3-OTedc-Hdc OH-57 2, 2-di-F-Myr 3-00dc-Ei OH-58 2, 2-di-F-Lau 3-OHxn-Hx OH-59 2, 2-di-F-Myr 3-OLau-Tedc OH-60 2, 2-di-F-Lau 3-OMyr-Tedc OH-61 2, 2-di-F-Myr 2- F-3- ODdc-Tedc OH-62 2, 2-di-F-Myr 2-C1- 3- OMyr- Tedc OH-63 Fo 3 -ODdc-Tedc OMe-64 Ac 3 -ODdc-Tedc OMe-65 Prn 3- ODdc-Tedc OMe-66 Byr 3 -ODdc-Tedc OMe-67 Hxn 3-ODdc-Tedc OMe-68 Octo 3 -ODdc-Tedc OMe-69 Dco 3-ODdc-Tedc OMe-70 Lau 3-ODdc-Tedc OMe-71 Myr 3-ODdc-Tedc OMe-72 Pal 3-ODdc-Tedc OMe 9 0 つ a ^n-d- -z 'ζ \0l-f o つ 0 ^i-d-w-z 'ζ 00ト
^n-d- -z 'ζ 66- ng ^i-d-w-z 'ζ 86 -^ o ュ d L6- o 96- 1 o ^n-d- -z 'ζ %- 1
3W0 丄- opao- ε
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6-
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3W0
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j - wo- ε Ϊ6 - 0 ο
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ρθχ-οραο-ε 68-
3p -つ ραο-ε 884
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つ ps丄-つ ραο- ε
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ops丄 -つ ραο - ε JH TP-S 'Ζ
Qp¾L-3pao - ε D - ΐΡ - Ζ 'Ζ 8- ορ9χ-ο αο-ε υ3ΐΗ-Η-ΐΡ-2 'Ζ Z8-f つ 丄- 3ραο - ε \8- opax-οραο-ε
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■ 。ps丄-: 5ραο - ε LL- ορθΐ-οραο-ε 9 - つ ps丄- οραο - ε L-f
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Zf
SZ.Z.0/00df/X3d ん 99 /10 OAV -102 2, 2-di-F-Myr Ddc OMe-103 2, 2-di-F-Myr Tedc OMe-104 2, 2-di-F-Lau Hdc OMe-105 2, 2-di-F-Myr Ode OMe-106 2, 2-di-F-Lau Ei OMe-107 2, 2-di-F-Myr 2- F-Tedc OMe-108 2, 2-di-F-Myr 3- (=0) - Tedc OMe-109 2, 2-di-F-Myr 3- OH- Tedc OMe-110 2, 2-di-F-Lau 3-0Bu-Bu OMe-111 2, 2-di-F-Myr 3-0Hdc-0dc OMe-112 2, 2-di-F-Myr 3-00c-0c OMe-113 2, 2-di-F-Lau 3 - 00c - Dc OMe-114 2, 2-di-F-Myr 3- 00c- Tedc OMe-115 2, 2-di-F-Myr 3- OTedc- Tedc OMe-116 2, 2-di-F-Myr 3-OHdc-Tedc OMe-117 2, 2-di-F-Myr 3 - ODdc-Ddc OMe-118 2, 2-di-F-Lau 3-OTedc-Hdc OMe-119 2, 2-di-F-Myr 3-00dc-Ei OMe-120 2, 2-di-F-Lau 3-OHxn-Hx OMe-121 2, 2-di-F-Myr 3-OLau-Tedc OMe-122 2, 2 - di- F -し au 3- OMyr- Tedc OMe-123 2, 2-di-F-Myr 2-F- 3- ODdc- Tedc OMe-124 2, 2-di-F-Myr 2-Cl- 3- OMyr- Tedc OMe-125 Fo 3 - ODdc- Tedc F-126 Ac 3- ODdc-Tedc F-127 Prn 3- ODdc- Tedc F-128 Byr 3- ODdc - Tedc F-129 Hxn 3- ODdc- Tedc F-130 Octo 3-ODdc-Tedc F -131 Dco 3-ODdc-Tedc F-132 し au 3-ODdc-Tedc F-133 Myr 3-ODdc-Tedc F-134 Pal 3-ODdc-Tedc F-135 Ste 3-ODdc-Tedc F-136 Eicn 3-ODdc-Tedc F-137 2-F-Myr 3-ODdc-Tedc F-138 2-Cl-Myr 3-ODdc-Tedc F-139 2- Br- Myr 3-ODdc-Tedc F-140 2, 2-di-F-Lau 3-ODdc-Tedc F-141 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Tedc F-142 2, 2-di-F-Pal 3-ODdc-Tedc F-143 2, 2-di-F-Ste 3-ODdc-Tedc F-144 2, 2-di-F-Eicn 3-ODdc-Tedc F-145 2, 2-di-Cl-Myr 3-ODdc-Tedc F-146 2, 2-di-Br-Myr 3-ODdc-Tedc F-147 2, 2-di-I-Myr 3-ODdc-Tedc F-148 3- (=0) -Myr 3-ODdc-Tedc F-149 3-0H-Lau 3-ODdc-Tedc F-150 3-0H-Myr 3-ODdc-Tedc F-151 3-0Dco-Lau 3-ODdc-Tedc F-152 3-0Lau-Myr 3-ODdc-Tedc F-153 3-0Myr-Myr 3-ODdc-Tedc F-154 2 - F - 3 - OH-Myr 3-ODdc-Tedc F-155 2 - F- 3- OLau-Myr 3-ODdc-Tedc F-156 2-Cl-3-0Lau-Myr 3-ODdc-Tedc F-157 2, 2-di-F-Myr Me F-158 2, 2-di-F-Lau Et F-159 2, 2-di-F-Myr Pr F -160 2, 2-di-F-Lau Bu F-161 2, 2-di-F-Myr Hx F-162 2, 2-di-F-Lau Oc F-163 2, 2-di-F-Myr Dc F-164 2, 2-di-F-Myr Ddc F-165 2, 2-di-F-Myr Tedc F-166 2, 2-di-F-Lau Hdc F-167 2, 2-di-F-Myr Ode F-168 2, 2-di-F-Lau Ei F-169 2, 2-di-F-Myr 2- F-Tedc F-170 2, 2-di-F-Myr 3- (=0) - Tedc F-171 2, 2-di-F-Myr 3- OH- Tedc F-172 2, 2-di-F-Lau 3-OBu-Bu F-173 2, 2-di-F-Myr 3-OHdc-Odc F-174 2, 2-di-F-Myr 3- 00c- Oc F-175 2, 2-di-F-Lau 3 - 00c- Dc F-176 2, 2-di-F-Myr 3- 00c- Tedc F-177 2, 2-di-F-Myr 3 - OTedc-Tedc F-178 2, 2-di-F-Myr 3-OHdc-Tedc F-179 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Ddc F-180 2, 2-di-F-Lau 3 - OTedc- Hdc F-181 2, 2-dirF-Myr 3-OOdc-Ei F-182 2, 2-di-F-Lau 3-OHxn-Hx F-183 2, 2-di-F-Myr 3-OLau-Tedc F-184 2, 2-di-F-Lau 3-OMyr-Tedc F-185 2, 2-di-F-Myr 2 - F- 3- ODdc- Tedc F-186 2, 2-di-F-Myr 2-C1-3- OMyr- Tedc F-187 2, 2-di-F-Lau 3- ODdc - Tedc CI-188 2, 2-di-F-Myr 3- ODdc- Tedc CI -189 2, 2-di-F-Myr 3 - 0し mi - Tedc CI-190 2, 2-di-F-Myr Ddc CI-191 2, 2-di-F-Myr Tedc CI-192 2, 2-di-F-Lau 3-ODdc-Tedc Br-193 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Tedc Br-194 2, 2-di-F-Myr 3 - 0し mi - Tedc Br-195 2, 2-di-F-Myr Ddc Br-196 2, 2-di-F-Myr Tedc Br-197 2, 2 - di- F -し au 3-ODdc-Tedc I-298 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Tedc I-299 2, 2-di-F-Myr 3 - 0し au - Tedc I-200 2, 2-di-F-Myr Ddc I-201 2, 2-di-F-Myr Tedc I-202 2, 2-di-F-Lau 3-ODdc-Tedc H-203 2, 2-di-F-Myr 3-ODdc-Tedc H -204 2, 2-di-F-Myr 3 - 0し &u - Tedc H -205 2, 2-di-F-Myr Ddc H -206 2, 2-di-F-Myr Tedc H
(表 5 )
Figure imgf000048_0001
R1 R2 -1 C0C7H1S C C CH (0C3H6CH=CHC3H7) C5HU -2 COd (OC5H10CH=CHC7H15) C5H,
Figure imgf000049_0001
-7 C0CH2CH(0C0C9H19) C7H,
Figure imgf000049_0002
C7H15
Figure imgf000049_0003
- 11 C0C9 5 (¾(¾0¾ (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000049_0004
—13 C0C12H25 C CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19-14
Figure imgf000049_0005
CH2CF2CH(0C12H25)C9H19
Figure imgf000049_0006
-16 C0C12H25 C^CHsCH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000049_0007
-21
Figure imgf000049_0008
C9Hig CH2CH2CH(0C16H33)C9H19
-22 C0C CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 CH2CH2CH(0C15H31)C9H19
Figure imgf000049_0009
-27 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 0¾0¾^(0012¾5) C9H19
-28 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 0¾0¾^(0012¾5)09¾9
-29 C0C13 7 C^CI^CH (0C4 CH CHC6H13) Cu 3
Figure imgf000049_0010
- 31 COC13H27 C^C^CH (0C6H12CH=CHC8H17)
22S3e ()0Hc() CHCHCHCH0cH<
n en ϋΐ
I I I
o
Figure imgf000050_0001
-61 C0CH2CH (0H)CnH23
Figure imgf000051_0001
-62 COCI^CF^uH^ Cl^C^CH (0C12 5) C3HeCH=CHC6H13
Figure imgf000051_0002
-64 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C^H^ 0¾0¾^(0014¾9) CnH23
-65 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^ CH2CH2CH(0CHH29)C11H23
-66 C0CF2CH(0H)CuH23 CH^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-67 COCHFC12 5 C^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-68 COCF2C12 5 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15)-69 COCF2C12 5 Ο¾(¾(:Η (0C14 9) C4H8CH=CHC4H9-70 COCF2C12H25 CH^CH (OC17H33) C4H8CH=CHC4H9-71 C0CC12CH(0H) CnH23 CI^C^CH (0C14 9) C4H8CH=CHC4H9-72 C0CHC1C12 5 (:¾(¾01 (0C14H29) C4H8CH=CHC4H9
Figure imgf000051_0003
-74
Figure imgf000051_0004
CHCjjHj,
-75 COC15H31 C^Cl^CH (OC5H10CH=CHC7H15) 013¾7 - 76 C0C15H31 C¾CF2CH (0C5H10C三 CC7H15) C13H27 - 77 COC
Figure imgf000051_0005
CC s) C13 7-78 C0C15H31 C^Cl^CH (O HgC三 CC7H15) C13 7-79 000¾00013¾7 C^CI^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7-80 COC CH(OH)C13H27 C^C^CH (0C5H10CH=CHC9H19) C13 7-81 COCH^H (0C0C15H31) C13 7 Cl^C^CH (0C5H10CH=CHC9H19) C13¾7-82 COCHFCH (OCOC15H31) C13H27 C^C ^CH (0C5H10CH=CHC9H19)-83 COCF2CH (0C0C15H31) 013¾7
Figure imgf000051_0006
C13 7-84
Figure imgf000051_0007
C13 7-85 C0C CH(0H)C13H27 Cl^C^CH (0C4H8CH=CHC6H13) C13 7 - 86 COCH2CH(OH)C13H27 C^Cf^CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13 7-87 COCHjCH
Figure imgf000051_0008
(0C16H33) C13H27
-88 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H, 5) C13 7 CH2CH2CH(OC16H33)C13H27
-89 C0CF2CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13H27 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27 -90 C0CF2C14 9 C C CH (0C6H12CH=CHC8H17) 013¾7-91 C0CHC1C14 9 Cl^C^CH (0C6H12CH=CHC8H17) C13 7
Figure imgf000052_0001
—93 C0C,7H C^Cl^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C15H31-94 C0C17H35 C^Cl^CH (0C7H14CH=CHC8H17) C15H31-95 C0C CH(0C0C17H35)C15H31 C^C^CH (OC7HHCH=CHC9H19) C15H31-96 C0CF2C16H33 C^C^CH (0C7H14CH=CHC9H19) C15H31 - 97 C0C19H39 CHoCHgCH (0C8H16CH— CHCjoHgj) C17H35 -98 000¾^(0012¾5) CUH23 C C CH (0C6H12CH=CHC6H13) -99 COCH^OCuH^ CHgCH π (0C6H12CH— CHC6H13) CnH23 -100 C0CF2C12H25 C C CH (OC6H12CH=CHC6H13) -
Figure imgf000052_0002
102 C0C¾CH (0012¾5) iiH23
(表 6)
Figure imgf000052_0003
R1
Figure imgf000052_0004
-2 C0C7H15 C C CH (0C5H10CH=CHC7H15) C5HU -3 C0C CH (0C3H6CH=CHC3H7) CHgCHgH (0し 8H17) C5Hn
Figure imgf000052_0005
-7 C0C CH (0C0C9H19) C7H15 C C¾CH
Figure imgf000052_0006
C7H15
Figure imgf000053_0001
-10 C0C9H19
Figure imgf000053_0002
-12 C0C4H8CH=CHC5H1 CI^Cl^CHCOC^H^) C9H19
-13 C0C12H25 C CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000053_0003
-15 C0C12H25 (¾( 12(:Η (0C5H10CH=CHC7H15) 9 ,-16 C0C12 5
Figure imgf000053_0004
(OC5H10CH=CHC7H15) C9H19-17 C0C¾C0C9H19 CH2CH2CH(0C0CnH23)C9H9-18 COC^CH (0C4H8CH=CHC6H13) C9H19 H9-19 C0C¾CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 C CH2CH(0H)C9Hl9
-20 COC CH
Figure imgf000053_0005
C9H19 (0C14H29)C9H '19
-21 COC¾CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 CH2CH2CH(0C16H33)C9H '19
-22 COCH2CH (0C4H8CH=CHC6H13) C9H19 (OC15H3I)C9H
Figure imgf000053_0006
-25 C0CF2C10H21 CH2CH2CH(0C0C11H23)C9H L\9
-26 COレ C12>_10H21 C^C ^CHCOCOCn^CgH L19-27 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19
-28 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 H9
Figure imgf000053_0007
-30 COC13H27 Cl^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-31 C0C13H27 C^C^CH (OC6H12CH=CHC8H17) C„-32 C0C4H8CH=CHC7H15 C^C^CH (OCOC13 7) CuH^ -33
Figure imgf000053_0008
0;1¾3 -34 CH2CH9CH (0し 12H25) CnH23
- 35
Figure imgf000053_0009
(0C14HQ) CjjHgg
-36 COC13H27 C C CH (OC4 CH=CHC6H13) Cu 3 -37 C0C13n27 CI^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) „ 3
Figure imgf000054_0001
- 39 C0CnH„ C^Cl^CH (OC7H14CH=CHC7H15) C9H19-40 COC1 H27 C^CI^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000054_0002
-42 C C CH (0C4H8CH=CHC4H9) C9H19-43 C0C13 7 C^Cl^CH (0C8H16CH=CHC6H13) C9H19-44 coc coc CH^l^CH OCOC^H^CuH^
Figure imgf000054_0003
-47 C0C CH (OC5H10CH二 CHC7H15) CUH23
-48 COCHFCH (0C5H10CH=CHC7H15) Cu 3
-49 COCHFCH (OH) CuH^ CH^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C„ 3-50 C0CF2CH(0C0C13 7) CUH23 CI^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-51 C0CF2CH(0H)CnH23 Cl^C^CH (OCsH10CH=CHC7H15) C,,^-52 C0CHFC12¾5 C^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15)
Figure imgf000054_0004
-58 COCCI 2C12H25 CI^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) 0η¾3-59 COCi^CHCOmCnH^ CH^CH (0(:12 5) C3H6CH=CHC6H13-60 C0C¾CH (OH) CnH23 Cl^C^CH (0014¾9) C3 CH=CHC6H13-61 C0C CH(0H) CUH23 (: (: 01 (0C16H33)
Figure imgf000054_0005
Figure imgf000054_0006
-64 COCHFCH (0C5H10CH=CHC7H15) 0„¾3
-65 C0CF2CH (0C5H10CH=CHC7H15) CUH23 —66 C0CF2CH(0H)CnH23 C^CI^CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3-67 C0CHFC12 5 C^CI^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-68 C0CF2C12 5 C^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^ - 69 C0CF2C12H25 C CH2CH (0C14H29)
Figure imgf000055_0001
-70 C0CF2C12H25
-71 C0CC12CH(0H)CUH23
Figure imgf000055_0002
-72 C0CHC1C12 5 CH^CH (0C14¾9) C4 CH=CHC4
Figure imgf000055_0003
-74 C0C4 CH=CHC7H15 C C15H31
- 75 C0C15H31 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7-76 C0C15H31 C1¾CF2CH (OC5H10C≡CC7H15) C13 7-77 C0C15H31 C CC12CH (OC5H10C≡ CC7H15) C13¾7-78 C0C15H31 C^CI^CH (OC4 C≡CC7H15) 013¾7 - 79 C0C C0C13H27 (¾(: 01 (OC5H10CH=CHC7H15) 013¾7-80 COCH2CH(OH)C13H27 C^Cl^CH (0C5H,。CH=CHC9H19) C13 7-81 C0CH2CH(0C0C15H31)C13H27 Cl^C^CH (0C5H10CH=CHC9H19) C13¾7-82 COCHFCH (0C0C15H31)C13H27 C^C^CH (OC5H10CH=CHC9H19) C13 7-83 C0CF2CH (0C0C15H31) C13 7 C C CH (0C5H10CH=CHC9H19) C13 7-84 じ0(¾(:0(:13 7 C^Cl^CH (0C4 CH=CHC6H13) C13 7
Figure imgf000055_0004
-87 C0C CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13H27 CH2CH2CH(OC16H33)C13H27
-88 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7 (0C16H33) C13 7
-89 C0CF2CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13H27 CH2CH2CH(OC16H33)C13H27
Figure imgf000055_0005
-91 C0CHC1C 9 (: ( 01 (0C6H12CH=CHC8H17) C13 7 -92 C0CC12C CI^C^CH (0C6H12CH=CHC8H17) C13 7 -93 C0C17H35 C^CI^CH (0C6H12CH=CHC8H17) C15H31 -94 C0C,7H 35 C^C^CH (0C7H14CH=CHC8H17) C15H31 -95
Figure imgf000056_0001
C15H31 -96 C0CF2C16H3 CI^C^CH (0C7H14CH=CHC9H19) Cl5H31 - 97 C0CI9H39 CI^C^CH (OCsHwCl^CHC!oH^) C17H35 - 98 C0CH2CH (0C12H25) CnH23 C¾CH2CH (0C6H12CH=CHC6H13) C,,^ -99 COC^COCnH^ C^CI^CH (0C6H12CH=CHC6H13) CuH^ -100 C0CF2C12 5 CHsCI^CH (0C6H12CH=CHC6HI3) C,,^ -101 COC5H10CH=CHC6H13 CltCHXHCOC^H^Cul^
(表 7)
Figure imgf000056_0002
R1
Figure imgf000056_0003
-2 COC7H15 CH2C CH (OC5H10CH=CHC7H15) C5Hn
Figure imgf000056_0004
7-6 COCH2COC7H15 Cl^C^CH (OC4H8CH=CHC6H13) C7H15 7-7 C0C CH(0C0C9H19) C7H15 CHsCl^CH (OC4 CH=CHC6H13) C7H15 7-8 COCI^CHCOC^l^^CAs (: (: 01 (0C4 CH=CHC6H13) C7H15 7-9 COCF2C8H17 Cl^C^CH (OC4H8CH=CHC6H13) C7H15
7-10 COC9H19
7-11 COC9 5 CH2CH2CH (OC5H10CH-CHC7H15) C9H19
7-12 COC4H8CH=CHC5H1 CHgCHnCH (0012¾5) C9H19
7-13 C0C12H25 C CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 -14
Figure imgf000057_0001
CH2CF2CH(0C12H25)C9H19
-15 C0C12H25 C¾CC12CH (OC5H10CH=CHC7H15)-16 C0C12H25 CH^t^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19
Figure imgf000057_0002
- 18 COCl^CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 CH^H^H OCOCuFyCgHig-19
Figure imgf000057_0003
C9H19 C CH2CH(0H)C9H19
-20 C0CH2CH (0C4 CH=CHC6H13) C9H19 (¾(¾(:Η(Ο(:14Η29)(:9Η19
-21 COC^CH (0C4HeCH=CHC6H13) C9H19 (0C16H33)C9H19
-22 C0C CH (OC4H8CH=CHC6H13) C9H19
-23 C0C CH (OC4 CH=CHC6H13) C9H19 0¾0¾^(000013¾7)0^19-24 COCHFCH (0C4H8CH=CHC6H13) C9H19 CH2CH2CH(0C0CuH23)C9H19-25 C0CF2C10H21
Figure imgf000057_0004
-27 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 0¾0¾^(0012¾5)09¾9
-28 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 (0(12 5)(:9 9
-29 CO i!!ァ (¾(¾<:Η (OC4 CH=CHC6H13) C^H^
Figure imgf000057_0005
-31 C0C)3H27 (: (¾01 (OC6H12CH=CHC8H17) CU 3-32 COC4H8CH=CHC7H15 (0C0C13 7) cu¾3
Figure imgf000057_0006
-34 CH2CH2CH(OC12H25)CuH23
-35
Figure imgf000057_0007
CH2CH2CH(OC14H29)CuH23
Figure imgf000057_0008
-37 COC13H27 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^
Figure imgf000057_0009
-39 C0C13H27 CH^CH (0C7H14CH=CHC7H15) C9H19 -40 し 0し i (OC5H10CH=CHC7H15) C9H19 -41 C0C13H27 C^C^CH (OC6H12CH=CHC6H13) C9H19 -42 C^C^CH (OC4 CH=CHC4 ) CgH19 -43 C0C13H27 CI^C^CH (0C8H16CH=CHC6H13) CgH19-44 COCP^COCnH^ CH2C CH (OCOC13 7) CUH23
-45 C0C CH(0H) CUH23 C^C^CH (OC4H8CH=CHC6H13) CUH23-46 C0C CH(0H) CUH23 Cl^C^CH (OC6H10CH=CHC7H15) CnH23-47 C0CHCH (0C5H10CH=CHC7H15) CnH23 Cl^CH^H OCOC^H^CuH^-48 COCHFCH (0C5H10CH=CHC7H15) CH2CH2CH(0C14H29)C]1H23
-49 COCHFCH (OH) Cu 3 (OC5H10CH=CHC7H15)-50 C0CF2CH(0C0C13H27) 0„¾ C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-51 COCF2CH(OH)CuH23 (¾(¾01 (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-52 C0CHFC12 5 C C CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu\^3
Figure imgf000058_0001
-56 COCClsCHCOH)^,^ (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3
Figure imgf000058_0002
-58 C0CC12C12H25 (: (: 01 (OC5H10CH=CHC7H15)-59 C0CH2CH(0H)CUH23
Figure imgf000058_0003
-60 C0CH2CH(0H)CnH23 CH^CH (0014¾9) C3H6CH=CHC6H13
Figure imgf000058_0004
-63 C0C CH (0C4H8CH=CHC6H13).C11H23 CH2CH2CH(OC14H29)C11H23
-64 COCHFCH
Figure imgf000058_0005
(0C14H29)レ, ,1¾3
- 65 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3 CHgCHCH (0し 14 9) CUH23
-66 COCF2CH(OH) Cu 3 (: (: 01 (OC5H10CH=CHC7H15) Cu 3-67 COCHFC12 5 Cl^C^CH (OC5H10CH=CHC7H15) C,,^-68 COCF2C12H25 C^Cl^CH (OC5H10CH=CHC7H15)-69 C0CF2C12H25 C C¾CH (0C14 9) C4H8CH=CHC4-70 COCF2C12H25 (¾<:Η2(:Η (0C17H33) C4H8CH=CHC4H9-71 COCCl2CH(OH) C,,^ Cl^C^CH (0C14¾9) CA^CH Hg -72 C0CHC1C12 5 (0C14 9) C4H8CH=CHC4H9
Figure imgf000059_0001
75 COC15H31 (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7 -76 C0C15H31 C7H15) C13H27 — 77 C0C15H3i
Figure imgf000059_0002
CCAs) C13 7 -78 C0C15H31 C^Cl^CH (OC4 C≡CC7H15) C13¾7
Figure imgf000059_0003
-80 C0C CH(0H)C13H27 Cl^CHsCH (0C5H10CH=CHC9H19) C13 7 -81 C0C CH (0C0C15H31) C13 7 C C¾CH (OC5H10CH=CHC9Hig) C13 7 - 82 COCHFCH (0C0C15H31) C13H27 C^Cl^CH (0C5H10CH=CHCgH19) C13 7 - 83 C0CF2CH (0C0C15H31) C,.^ C C CH (OC5H10CH=CHC9H19) C13 7
7-84 000¾00013¾7 Cl^C^CH (0C4 CH=CHC6H13) C13 7
7-85 C0C CH(0H)C13H27 C C CH (0C4 CH=CHC6H13) 013¾7
7-86 C0CH2CH(0H)C13H27 (OC5H10CH=CHC7H15) C13 7
7-87 C0C CH (0C5H10CH=CHC7H15) C13H27 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
7 - 88 COCHFCH (OC5H10CH=CHC7H15) 013¾7 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
7-89 C0CF2CH (OC5H10CH=CHC7H15) C13H27 CH2CH2CH(0C16H33)C13H27
Figure imgf000059_0004
7-91 C0CHC1C14 9 a^Cl^CE (0C6H12CH=CHC8H17) C13 7
7-92 C0CC12C14H29
Figure imgf000059_0005
C13 7
7-93 C0C17H35 C C CH (0C6H12CH=CHC8H17) C15H31
7-94 C0C17H35 Cl^C^CH (OC7H14CH=CHC8H17) C15H31
7-95 COCHjCH (0C0C17H35) C15H31 CI^Cl^CH (OC7H14CH=CHC9H19) C15H31
7 - 96 COCF2C16H33 C^CHsCH (0C7H14CH=CHC9H19) C15H31 97 C0C19H39
Figure imgf000059_0006
C17H; 35
7-98 C0C CH (0C12 5) C C CH (0C6H12CH=CHC6H13) C„ 3
Figure imgf000059_0007
7-100 C0CF2C12 5 (OC6H12CH=CHC6H13) Cu 3 7-101 C0C5H10CH=CHC6H13 C^C^CHCOC.^C,,^ 上記化合物のうち、 好適には、 化合物番号 1— 9、 1— 28、 1— 32、 1 -4 4、 1— 53、 1一 64、 1 -73, 1— 82、 1— 94、 1— 1 1 1、 1一 1 5
8、 1— 1 59、 1— 161、 1— 165、 1— 169、 1— 1 70、 1 -1 71 、 1— 1 72、 1— 182、 1— 183、 1— 184、 1— 185、 1— 186、
1— 187、 1— 1 89、 1— 1 90、 1— 1 91、 1— 1 92、 1— 1 95、 1
— 1 98、 1— 202、 1—203、 1— 204、 1— 209、 1— 210、 1 - 21 2、 1— 21 3、 1— 216、 1—21 8、 1— 21 9、 1— 225、 1 -2 27、 1 -228, 1 - 229, 2— 9、 2— 28、 2— 32、 2— 44、 2-5
3、 2— 64、 2— 73、 2— 82、 2— 94、 2— 1 1 1、 2— 1 58、 2— 1 59、 2—161、 2— 1 65、 2— 169、 2—1 70、 2_1 71、 2—1 7 2、 2— 182、 2-183, 2— 1 84、 2— 185、 2— 186、 2— 187 、 2— 189、 2— 1 90、 2— 1 91、 2— 1 92、 2— 1 95、 2— 1 98、
2— 202、 2— 203、 2— 204、 2— 209、 2— 210、 2— 21 2、 2 一 21 3、 2— 21 6、 2— 218、 2— 21 9、 2— 225、 2— 227、 2 -
228、 2— 229、 3— 9、 3— 28、 3 -32, 3— 44、 3— 53、 3— 6
4、 3— 73、 3— 82、 3— 94、 3— 1 1 1、 3— 1 58、 3— 1 59、 3— 16 1、 3— 1 65、 3— 169、 3— 1 70、 3— 1 71、 3— 1 72、 3— 1 82、 3— 1 83、 3— 1 84、 3— 185、 3— 186、 3— 187、 3— 1 8
9、 3— 1 90、 3— 1 91、 3— 1 92、 3— 1 95、 3— 1 98、 3-202 、 3— 203、 3— 204、 3— 209、 3— 210、 3— 21 2、 3— 213、
3— 216、 3— 218、 3— 21 9、 3— 225、 3— 227、 3 -228, 3
— 229、 4一 8、 4一 9、 4一 16、 4— 1 7、 4一 40、 4一 41、 4一 55 、 4— 70、 4一 71、 4— 78、 4— 79、 4一 102、 4— 103、 4一 1 1 7、 4— 132、 4一 1 33、 4— 140、 4— 141、 4一 164、 4一 165 、 4一 1 79、 5— 29、 5 - 30, 5— 32、 5— 36、 5— 40、 5— 41、 5— 42、 5— 43、 5- 53, 5— 54、 5— 55、 5— 56、 5— 57、 5— 58、 5— 60、 5— 61、 5— 62、 5— 63、 5— 66、 5— 69、 5-73 、 5— 74、 5— 75、 5— 80、 5— 8 1、 5— 83、 5— 84、 5— 8 7、 5
— 8 9、 5— 90、 5— 96、 5— 9 8、 5— 9 9、 5— 1 00、 5— 1 0 1、 5
- 1 0 2, 6— 29、 6— 30、 6— 3 2、 6— 3 6、 6— 40、 6— 4 1、 6— 4 2、 6— 43、 6— 53、 6- 54, 6— 5 5、 6- 5 6, 6— 5 7、 6— 58 、 6— 60、 6— 6 1、 6— 6 2、 6— 6 3、 6— 66、 6— 6 9、 6 - 73, 6 一 74、 6— 75、 6— 80、 6— 8 1、 6— 83、 6— 84、 6— 8 7、 6-8 9、 6— 90、 6— 96、 6— 98、 6— 9 9、 6— 1 00、 6— 1 0 1、 6— 1 0 2、 7— 29、 7— 30、 7— 3 2、 7— 3 6、 7— 40、 7— 4 1、 7— 4 2 、 7— 43、 7— 53、 7— 54、 7— 55、 7— 56、 7— 5 7、 7— 58、 7 一 6 0、 7— 6 1、 7— 6 2、 7— 6 3、 7— 66、 7— 6 9、 7— 73、 7- 7 4、 7— 75、 7— 80、 7— 8 1、 7— 8 3、 7— 84、 7— 8 7、 7— 8 9、 7— 90、 7— 96、 7— 98、 7- 9 9, 7— 1 00、 7- 1 0 1及び 7— 1 0 2の化合物を挙げることができる。
これらのうち、 特に好適な化合物は、
2, 6—アンヒドロ— 3—デォキシ一 4—O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 3— {(R) — 3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド} 一 5— O—ホス ホノー D—グリセ口— D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化合物番号 1— 8 2)、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4—O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシノレ) 一 3— {(R) 一 3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド} — 7— O—メチ ルー 5— O—ホスホノー D—グリセロー D—ィドーへプトニン酸 (例示化合物番号 2- 8 2),
2, 6—アンヒ ドロ一 3, 7—ジデォキシ一4— O— {(R) —3— (ドデシルォ キシ) テトラデシル} —7—フルオロー 3— {(R) — 3—ヒドロキシテトラデカナ ミ ド} — 5— O—ホスホノー D—グリセ口一D—ィドーヘプトニン酸 (例示化合物 番号 3— 8 2)、
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシー 4—〇一 {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 5— O—ホスホノ _ 3—テトラデカナミ ド一 D—グリセロー D— イド一ヘプトェン酸 (例示化合物番号 1一 5 3) 、
2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一4— O— {(R) —3— テトラデシル} — 7—〇一メチル一5— O—ホスホノ一 3—テトラデカナミ ド一 D ーグリセ口— D—ィ ドーへブトニン酸 (例示化合物番号 2 _ 53)、
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシー 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) —4— O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 5— O—ホスホ ノ—D—グリセ口一 D—ィ ド—ヘプトニン酸 (例示化合物番号 1一 94)、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) -4-0- {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 7— O—メチル 一 5— O—ホスホノ—D—グリセ口— D—ィ ド一ヘプトニン酸 (例示化合物番号 2 一 94)、
2, 6—アンヒドロ一 3, 7—ジデォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデ 力ナミ ド) 一 4一 O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} —7—フル オロー 5— O—ホスホノ— D—グリセ口— D—ィドーへプトニン酸 (例示化合物番 号 3— 94)、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5— O—ホスホノ一 4— O— {(R) —3— (7' —Z—テトラデセニルォキシ) テトラデシル} —3— {(R) 一 3— (ドデシ ルォキシ) テトラデカナミ ド} —D—グリセロー D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化 合物番号 1一 227)、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 7— O—メチル一5— O—ホスホノ一 4— O— {(R) 一 3— (7' — Z—テトラデセニルォキシ) テトラデシル} -3- {( R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデカナミ ド} —D—グリセロー D—イド一へ ブトニン酸 (例示化合物番号 2— 227 )、
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシー 3— (3—ォキソ一テトラデカナミ ド) 一 5—0—ホスホノ一 4— O— {(R) -3- (7, 一 Z—テトラデセニルォキシ) テ トラデシル} 一 D—グリセロー D—ィドーヘプトニン酸 (例示化合物番号 1一 22 8)、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 7— O—メチル一 3— (3—ォキソーテト ラデカナミ ド) 一 5— O—ホスホノ一 4— O— {(R) — 3— (7, 一 Z—テトラデ セニルォキシ) テトラデシル} —D—グリセ口一 D—イド一へプトニン酸 (例示化 合物番号 2— 228)、 2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 5— O—ホスホノ一 4— O— {(R) — 3— (7'—Z—テトラデセニルォキシ ) テトラデシル} —D—グリセ口— D—イド—ヘプトニン酸 (例示化合物番号 1— 22 9)
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシー 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 7— O—メチルー 5— O—ホスホノ _ 4一〇一 {(R) — 3— (7'—Z—テ トラデセニルォキシ) テトラデシル} —D—グリセロー D—イド—ヘプトェン酸 ( 例示化合物番号 2— 229 )
カルボキシメチル 2—デォキシー 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 3— O— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} — 4—0—ホスホノ一 α-Ό-ダルコビラノシド (例示化合物番号 4— 1 7) 、
カルボキシメチル 2, 6—ジデォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカ ナミ ド) 一 6—フルオロー 3—Ο— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} — 4— Ο—ホスホノ一ひ一D—ダルコビラノシド (例示化合物番号 4 _ 1 4 1) 、 カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) - 3 -0- { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} — 4— Ο—ホスホノ一 6— Ο—メチル一 a— D_グルコビラノシド (例示化合物番号 4 _ 7 9) 、 カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (7' —Z—テトラデセナミ ド) 一 3— O— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} 一 4— O—ホスホノ一 α— D— ダルコビラノシド (例示化合物番号 5— 1 0 1) 、
カルボキシメチル 2—デォキシ _ 2— (7' —Ζ—テトラデセナミ ド) 一3— 0- { (R) 一 3—ドデシルォキシテトラデシル} 一 6—Ο—メチル一4—Ο—ホ スホノ一α— D—ダルコビラノシド (例示化合物番号 6— 1 0 1) 、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— { (R) 一 3— (7, 一 Ζ—テトラデセ ニルォキシ) テトラデカナミ ド} — 3— Ο— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラ デシル} 一 4— Ο—ホスホノ— α—D—ダルコビラノシド (例示化合物番号 5— 1 0 2)、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— { (R) —3— (7' —Z—テトラデセ ニルォキシ) テトラデカナミ ド} 一 3— O— { (R) —3—ドデシルォキシテトラ デシル} — 6— O—メチル一 4— O—ホスホノ一 α—D—グルコビラノシド (例示 化合物番号 6— 1 02)、
カルボキシメチル 2—デォキシ— 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 4— O—ホスホノ一 3— O— { (R) - 3 - (7'—Z—テトラデセニルォキシ ) テトラデシル} 一ひ一 D—ダルコピラノシド (例示化合物番号 5— 1 00 )、 及び カルボキシメチル 2—デォキシ— 2_ { 2, 2—ジフルォロテトラデかナミ ド } — 6— O—メチル一4—ホスホノ一 3— O— { (R) ー 3— (7'— Z—テトラデ セニルォキシ) テトラデシル} _ α— D—ダルコピラノシド (例示化合物番号 6— 1 00) である。 本発明の一般式 (I ) で表される化合物のうち、 Xが単結合である化合物は、 下 記 I法により製造することができ、 Xが一 Ο— CH2—で表される基である化合物は 下記 II法により製造することができる。
I法]
本発明の一般式 (I) で表される化合物のうち、 Xが単結合である化合物 (.1) は以下の方法により製造することができる。
Figure imgf000065_0001
(8) (9)
第 1 0工程
Figure imgf000065_0002
(10) (11)
Figure imgf000065_0003
(12)
Figure imgf000066_0001
(12)
(13)
Figure imgf000066_0002
第 工程
Figure imgf000066_0003
(12), (13), (14) (15)
: COOH
O
(HO)2fLひ、、、'
上記式において、 R1乃至 R3は前述したものと同意義であり、 Rla乃至 R2aは前 述の R R2又は R1若しくは R2上の官能基が必要に応じて公知の方法 (例えば、 Protective Groups in Organic Synthesis, Greene, T. W.; Wuts, P. G. M. John Wi ley & Sons: New York, 1991等) に従い適切な保護基で保護された各々の置換基を 表し、 R3aは R3の定義のうちアルコキシ基、 アルケニルォキシ基又はアルキニルォ キシ基であるものを表し、 R3bは R3の定義におけるハロゲン原子のものを表し、 R 4乃至 R 5は、 同一又は異なって水素原子、 炭素数 1乃至 6個のアルキル基又は炭素 数 6乃至 10個のァリール基を表し、 R 6は水酸基の保護基を表し、 R7は置換基を 有してもよい炭素数 6乃至 10個のァリール基又は炭素数 7乃至 1 1個のァラルキ ル基を表し、 好適には、 フエニル基またはべンジル基であり、 R8は— CHPh2基 又はァリル基 (一 CH2CH=CH2) を表す。
(第 1工程)
本工程は化合物 (2) の 2位アミノ基をアジド化して化合物 (3) を製造するェ 程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (2) をアジド化剤で処理すること により達成される。
本工程に用いられる化合物 (2) は公知の方法 (例えば、 カルボハイドレート · リサーチ、 第 222巻、 57頁) 〖こよって得ることができる。
使用される溶剤は、 反応を阻害せず、 出発物質をある程度溶解するものであれば 特に限定はないが、 好適にはメチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素などの ハロゲン化炭化水素類; メタノール、 エタノールなどのアルコール類であり、 更に 好適にはメタノールである。
使用されるアジド化剤としては、 トリフルォロメタンスホエルアジドの 0.4Nメチ レンクロリ ド溶液を調製して使用する。
使用される塩基としては、 ジメチルァミノピリジン、 1,8—ジァザビシクロ [5.4. 0]— 7—ゥンデセン (DBU) などの有機塩基;又はナトリウムヒ ドリ ド、 炭酸カリ ゥム、 炭酸セシウムなどの無機塩基が用いられるが、 好適には有機塩基であり、 更 に好適にはジメチルァミノピリジンである。
反応温度は、 一 20°C乃至 30°Cで行われるが、 好適には 15°C乃至 25°Cである。
反応時間は、 反応温度、 原料、 試薬または使用される溶剤等によって異なるが、 通常 3時間乃至 4 8時間であり、 好適には 8時間乃至 2 4時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶
、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 2工程)
本工程は化合物 (3 ) の 3位の水酸基をアルキル化して、 化合物 (4 ) を製造す る工程であり、 不活性溶剤中、 化合物 (3 ) を強塩基で処理することにより化合物 ( 3 ) のアルコキシドを発生させ、 適当な脱離基をもつアルキル化剤で処理するこ とによって達成される。
使用される溶剤としては、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランなどのエーテル類; ホルムアミ ド、 ジメチルホルムアミ ドなどのアミ ド類;ベンゼン、 トルエン、 キシ レンなどの芳香族炭化水素類などであり、 好適にはジメチルホルムアミ ドである。 使用されるアルキルィヒ剤としては、 ハロゲン化炭化水素類、 スルホン酸エステル 類などが挙げられるが、 好適にはメタンスルホン酸エステルである。 本工程では、 式: R 2 a O S 02 C H 3 (式中、 R 2 aは前記と同意義を示す) で表されるアルキルィ匕 剤が使用される。
使用される塩基としては、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムなどの水酸化アル カリ金属; n_プチルリチウム、 トブチルリチウムなどのアルキルリチウム類;水素 化カリウム、 水素化ナトリウムなどの水素化アルカリ金属等が挙げられるが、 好適 には水素化ナトリゥムである。
反応温度は、 — 78°C乃至 80°Cで行われるが、 好適には 0°C乃至 60°Cである。
反応時間は、 反応温度、 原料、 試薬または使用される溶剤等によって異なるが、 通常 2時間乃至 24時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶 、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 3工程)
本工程は化合物 (4 ) の 1位を脱保護して化合物 (5 ) を製造する工程であり、 不活性溶媒中、 酸触媒下、 化合物 (4 ) を酸化剤で処理して 1位ァリル基を除去す ることによって達成される。
使用される酸化剤は、 二酸化セレンである。 使用される溶剤は、 エーテル、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランのようなェ一テ ル類;ベンゼン、 トルエンなどの芳香族炭化水素類などが挙げられるが、 好適には ジォキサンである。
使用される酸触媒としては、 塩酸や硫酸などの鉱酸、 ぎ酸、 酢酸、 p—トルエン スルホン酸などの有機酸が挙げられるが、 好適には酢酸である。
反応温度は 2 5乃至 1 2 0 °Cである。
反応時間は、 1時間乃至 5時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶 、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 4工程)
本工程は化合物 (5 ) の 1位の水酸基を置換して、 トリクロロアセトイミデート 体 (6 ) を製造する工程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (5 ) をトリ クロロアセトニトリルで処理することにより達成される。
使用される溶剤は、 例えばメチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素のよう なハロゲン化炭化水素類;ェ一テル、 ジォキサン、 テトラヒドロフランのようなェ 一テル類;酢酸ェチルのようなエステル類; ァセトニトリルのような二トリル類が 挙げられる力 好適には、 ハロゲン化炭化水素類であり、 更に好適にはメチレンク 口リ ドである。
使用される塩基としては、 1,8—ジァザビシクロ [5. 4. 0] _7—ゥンデセン (D B U ) などの有機塩基;又はナトリウムヒ ドリ ド、 炭酸カリウム、 炭酸セシウムなどの 無機塩基が用いられる力 好適には 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0]— 7—ゥンデセン ( D B U) または炭酸セシウムである。
反応温度は一25乃至 50°Cであり、 好適には、 0乃至 25°Cである。
反応時間は、 10乃至 24時間であり、 好適には 30分乃至 2時間である。
反応終了後、 得られた化合物は、 必要に応じて、 反応混合物を濃縮し、 直接カラ ムクロマトグラフィーに付し、 又は、 再結晶することよって精製することができる
(第 5工程)
本工程は化合物 (6 ) から 1位シァノ体 (7 ) を製造する工程であり、 不活性溶 剤中、 触媒存在下、 化合物 (6 ) をシァノ化剤で処理することによって達成される 使用される溶剤は、 反応を阻害せず、 出発物質をある程度溶解するものであれば 特に限定はないが、 好適にはァセトニトリルのような-トリル類; メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素、 ジクロロェタンのようなハロゲン化炭化水素類が 挙げられるが、 好適にはメチレンクロリ ドである。
使用されるシァノ化剤は、 シアン化ナトリウム、 シアン化カリウム又はトリメチ ルシリルシア二ド等が挙げられるが、 好適にはトリメチルシリルシア二ドである。 使用される触媒は、 四塩化スズ、 トリフルォロボロン/エーテラ一ト、 塩化アルミ 二ゥム、 塩化第二鉄、 トリメチルシリルトリフレートなどのルイス酸があげられ、 好適にはトリメチルシリルトリフレートである。
反応温度は、 —4 0 °C乃至 6 0 °Cで行われるが、 好適には— 2 0 °C乃至 4 0 °Cで ある。
反応時間は、 反応温度、 試薬又は使用される溶剤等により異なるが、 通常 10分乃 至 10時間であり、 好適には 30分乃至 5時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶 、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 6工程)
本工程は、 化合物 (7 ) のアジド基をァミノ基に還元し、 次いでァシ /レイヒして化 合物 (8 ) を製造する工程であり、 不活性溶剤中、 化合物 (7 ) を還元剤で処理し た後、 不活性溶剤.中、 ァシルイヒ剤で処理することによって達成される。
使用される還元剤は、 ホスフィン類とアンモニア水が挙げられる。 トリメチルホ スフイン、 トリェチルホスフィンのようなトリァ キ ホスブインとアンモニア水 、 又はトリフエ-ルホスフィンのようなトリァリールホスフィンとアンモニア水が 挙げられるが、 好適にはトリフエニルホスフィンで還元した後、 アンモニア水で処 理する。
還元剤の処理において使用される溶剤は、 反応を阻害せず、 出発物質をある程度 溶解するものであれば特に限定はないが、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンのよう な水溶性エーテル類が挙げられ、 好適にはテトラヒドロフランである。 還元剤の処理における反応時間は 1分乃至 1時間であり、 好適には 1 0分乃至 3 0分である。
還元剤の処理における反応温度は、 0乃至 50°Cであるが、好適には 20乃至 25°Cであ る。
化合物 (7 ) とホスフィン類の反応混合物とアンモニア水の反応時間は 1時間乃 至 4 8時間であり、 好適には 1 2時間乃至 2 4時間である。
化合物 (7 ) とホスフィン類の反応混合物とアンモニア水の反応温度は 0乃至 50 °Cであり、 好適には室温である。
得られた化合物は、 そのまま減圧下濃縮し、 更に精製することなく次の反応に用 いられる。
ァミノ基のァシル化剤としては、 式: R l a O Hで表されるカルボン酸、 または、 式: R l a C l (式中、 R l aは前記と同意義を示す) で表される酸クロライドが使用 される。
ァシル化に使用される溶剤は、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンのようなエーテ ル類;メチレンクロリ ド、 クロロホ ム、 四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素 類; Ν, Ν—ジメチルホルムァミ ドのようなァミ ド類を挙げることができるが、好適に はメチレンク口リ ドである。
ァシル化剤としてカルボン酸を用いた場合、 縮合剤を使用することが好ましい。 そのような縮合剤としては、 ジシクロへキシルカルボジィミドが使用される。 また 、 同時に 4—ジメチルァミノピリジンを添加することにより、 反応が促進され、 副生 成物を抑制することができる。
ァシル化剤として酸クロライ ドを用いた場合、 塩基を使用することが好ましい。 そのような塩基としては、 トリェチルァミン等のトリアルキルァミン類; ピリジン 、 ジメチルァミノピリジン等のピリジン類を挙げることができる。
反応温度は 0乃至 50°Cであり、 好適には 15乃至 25°C (室温) である。
反応時間は、 1時間乃至 24時間であり、 好適には 1時間乃至 5時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶 、 シリカゲルカラムクロマトグラフィー等により精製できる。
(第 7工程) 本工程は、 化合物 (8 ) の 5及び 7位の脱保護、 1位二トリル基のカルボン酸への 変換及びエステル化により、 化合物 (9 ) を製造する工程であり、 不活性溶剤中、 化合物 (8 ) を酸で処理して加水分解した後、 不活性溶剤中、 エステル化剤で処理 することにより達成される。
加水分解で用いられる溶剤は、 有機溶剤と水との混合溶剤であり、 有機溶剤とし ては、 メタノール、 エタノールのようなアルコール類;ジェチルエーテル、 イソプ 口ピルエーテル、 テトラヒドロフランのようなエーテル類;ァセトニトリルのよう な二トリル類;及びホルムァミ ド、 ジメチルホルムァミ ド、 ジメチルァセトアミ ド 、 へキサメチルホスホロトリアミ ドのようなァミ ド類などの水溶性有機溶剤であり 、 好適にはェ一テノレ類 (ジォキサン) である。
用いられる酸は、 塩酸、 硫酸のような鉱酸であり、 好適には塩酸である。
加水分解の反応温度は 20乃至 100°Cであり、 好適には、 50乃至 80°Cである。
加水分解の反応時間は 1乃至 10時間であり、 好適には 2乃至 5時間である。
加水分解により得られた化合物は、 そのまま減圧下濃縮し、 更に精製することな く次の反応に用いられる。
使用されるエステル化剤は、 生成したエステルより再び酸性条件下でもとのカル ボン酸を回復することのできるようなエステルイ匕剤であれば特に限定されず、 ジァ ゾメタン;又はジフエエルジァゾメタンのようなエステル化剤が挙げられ、 好適に はジフエエルジァゾメタンである。
使用される溶剤は、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンのようなエーテル類;メチ レンク口リ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類;ジメチ ルホルムアミ ドのようなアミ ド類であり、 好適にはジメチルホルムアミ ドである。 エステル化の反応温度は 0乃至 100°Cであり、 好適には 25乃至 60°Cである。
反応時間は 30分乃至 24時間であり、 好適には、 1乃至 1 8時間である。
反応終了後、 反応混合物は、 濃縮などの通常の方法により処理することができ、 得られた化合物は、 必要に応じて、 再結晶、 再沈殿又はクロマトグラフィー等によ つて、 更に精製することができる。
(第 8工程)
本工程は化合物 (9 ) の 7位水酸基を選択的に保護した化合物 (1 0 ) を製造す る工程である。 本工程は、 公知の方法 (例えば、 Protective Groups in Organic S yn thesis, Greene, T. W.; Wuts, P. G. M. John Wiley & Sons : New York, 1991等に 記載の方法) に準じて行われる。
(第 9工程)
本工程は化合物 (1 0 ) の 5位水酸基をリン酸化して化合物 (1 1 ) を製造する 工程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (1 0 ) をリン酸化剤で処理する ことにより達成される。
使用されるリン酸化剤は、式:(R 7 0) 2 P (=0) Xで表されるリン酸ハライドであ る。 式中、 Xは塩素、 臭素、 よう素のようなハロゲン原子を示し、 好適には塩素原 子である。 リン酸ハライドとしては、 リン酸エステル化合物 (1 1 ) を脱保護して リン酸化合物 (1 ) に変換する際、保護基 R 7が収率良く容易に除去できるようなも のであればよく、 好適にはべンジルホスホリルクロリ ド又はフエニルホスホリルク 口リ ドが挙げられる。
使用される塩基は、 ピリジン、 ジメチルァミノピリジン、 トリェチルァミン、 N, N—ジメチルァ二リンのような有機塩基類であるが、好適にはジメチルァミノピリジ ンである。
使用される溶剤は、 メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素のようなハロ ゲン系炭化水素類;ェ一テル、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンのようなエーテル 類;酢酸ェチルのようなエステル類が挙げられるが、 好適にはハロゲン化炭化水素 類 (メチレンク口リ ド) である。
反応温度は 0乃至 50°Cであり、 好適には 5乃至 30°Cである。
反応時間は 10分乃至 24時間であり、 好適には 30分乃至 5時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶 、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 1 0工程)
本工程は、 化合物 (1 1 ) の 7位保護基を除去して化合物 (1 2 ) を製造するェ 程である。 本工程は、 不活性溶剤中、 化合物 (1 1 ) を酸で処理して加水分解する ことにより達成される。
使用される酸としては、 塩酸、 硫酸のような無機酸、 酢酸、 しゅう酸のような有 機酸が挙げられるが、 好適には 3N塩酸水溶液である。
使用される溶剤は、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランのような水溶性のもので、 好適にはテトラヒ ドロフランである。 .
反応温度は 0乃至 80°Cであり、 好適には 20乃至 50°Cである。
反応時間は 30分乃至 24時間であり、 好適には 1時間乃至 8時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶
、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 1 1工程)
本工程は、 化合物 (1 2 ) の 7位水酸基をアルキル化して化合物 (1 3 ) を製造 する工程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (1 2 ) をアルキル化剤で処 理することにより達成される。
使用されるアルキル化剤としては、 水酸基のアルキル化剤として使用されるもの であれば特に限定はないが、 好適にはトリアルキルォキソ二ゥムテトラフルォロボ レートが使用される。
使用される塩基としては、 2, 6—ジー tert—ブチルー 4_メチルピリジンのような 有機塩基類が使用される。
使用される溶剤としては、 エーテル、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランのような エーテル類;メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素のようなハロゲン化炭 化水素類; Ν, Ν—ジメチルアミ ドのようなアミ ド類が挙げられるが、好適にはメチレ ンクロリ ドである。
反応温度は— 50乃至 100°Cで行われるが、 好適には 0乃至 30°Cである。
反応時間は、 1時間乃至 24時間であり、 好適には 2時間乃至 5時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶 、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 1 2工程)
本工程は、 化合物 (1 2 ) の 7位水酸基をハロゲン化して化合物 (1 4 ) を製造 する工程であり、 不活性溶剤中、 化合物 (1 2 ) をハロゲン化剤で処理することに より達成される。
使用される溶剤としては、 メチレンクロリ ド、 フルォロ トリクロロメタンのよう なハロゲン化炭化水素類;ェ一テル、 1, 2—ジメ トキシェタンのようなエーテル類が 挙げられるが、 好適には 1, 2—ジメ トキシェタンである。
使用されるハロゲン化剤としては、 例えば、 D A S T (ジェチルアミノサルファ トリフルオライ ド) 、 ャロベンコ試薬 (2—クロロー 1, 1, 2 _トリフルォロェ チルジェチルァミン) のようなフッ素化剤、 塩化水素、 3塩ィヒりんのような塩素化 剤、 チォニルアイォダイドのようなョゥ素化剤又は臭化水素、 3臭化りんのような 臭素化剤が挙げられる。
反応温度は、 - 78乃至 25°Cで行われるが、 好適には- 40乃至 25°Cである。
反応時間は、 0. 5時間乃至 18時間であるが、 好適には 1時間乃至 5時間である。 反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶
、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
(第 1 3工程)
本工程は、 化合物 (1 3 ) 又は (1 4 ) の 1位保護基および R 2 a中のァラルキル 保護基を除去することにより、 1位カルボン酸化合物 (1 5 ) を製造する工程であ り、 不活性溶剤中、 触媒存在下、 化合物 (1 2 ) を水素雰囲気下で加水素分解する ことにより達成される。
使用される触媒は、 パラジウム カーボン、 水酸化パラジウム、 水酸化パラジゥ ム カーボン、 パラジウムブラックが挙げられるが、 好適には水酸化パラジウム カーボンである。
使用される溶剤は、 テトラヒドロフラン、 ジォキサン、 エーテルなどのエーテル 類;酢酸ェチルのようなエステル翁; メタノール、 エタノールのようなアルコール 類; ぎ酸、 酢酸のような有機酸類が挙げられるが、 好適にはエタノールである。 反応温度は 0乃至 50°Cであり、 好適には 15乃至 25°Cである。
反応時間は 0. 5時間乃至 48時間であり、 好適には 1時間乃至 24時間である。
反応終了後の処理は、 反応混合物より触媒類を濾別し、 得られた濾液を.濃縮する ことによって目的化合物を得ることができる。 必要ならば、 再結晶、 再沈殿または シリ力ゲル力ラムクロマトグラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 1 4工程)
本工程は目的化合物 (1 - 1 ) を製造する工程であり、 不活性溶剤中、 触媒存在下 、 化合物 (1 5 ) を加水素分解することにより、 リン酸基中の保護基 R 7を除去する ことによって達成される。
使用される触媒は、 接触還元に用いられるものであれば特に限定はないが、 好適 には酸化白金である。 ·
使用される溶剤は、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 エーテルなどのエーテル 類;酢酸ェチルのようなエステル類; メタノール、 エタノールのようなアルコール 類; ぎ酸、 酢酸のような有機酸類が挙げられるが、 好適にはテトラヒ ドロフランで ある。
反応温度は 0乃至 50°Cであり、 好適には 15乃至 25°Cである。
反応時間は 1時間乃至 48時間であり、 好適には 3時間乃至 24時間である。
反応後の処理は通常の方法により行われる。 得られた化合物は必要ならば再結晶
、 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一等により精製できる。
[II法]
本発明の一般式 (I ) で表される化合物のうち、 Xがー O— C H 2—で表される基 である化合物のうち、 R 1および R 2に不飽和結合が存在しない化合物 (1—2 ) は 、 以下の A工程、 B工程により製造でき、 R 1及び Z又は R 2に不飽和結合が存在す る化合物 (1—3 ) は、 以下の C工程により製造することができる。 これら化合物 は、 D—グルコサミンから文献 (カルボハイ ドレート · リサーチ、 第 222巻、 57頁 ( 1991年) ) に従って合成された化合物 (Π) を出発原料として、 製造することがで きる。
A工程
3法
Figure imgf000077_0001
2 (Xa)
b法
I
^
Figure imgf000078_0001
c法
Figure imgf000078_0002
B工程
Figure imgf000079_0001
(X) (1-2) 上記工程中、 R1 R2、 R3、 R R5及び R7は、 前述したものと同意義を示す 上記工程中、 R6は、 モノクロロアセチル、 トリフルォロアセチル、 トリクロロェ トキシカルボュルのようなァミノ基の保護基を示す。
上記工程中、 R8は、 トリ (C I— C4アルキル) シリル基を示し、 例えば、 トリ メチルシリル、 トリェチルシリル、 t-ブチルジメチルシリル、 トリイソプロビルシ リル基をあげることができるが、 好適には、 t -プチルジメチルシリル基である。 上記工程中、 R9は、 炭素数 1乃至 6個の直鎖又は分枝鎖アルキル基を示す。 上記工程中、 R1 Qは、 水素原子又はハロゲン原子を示す。
本発明の化合物 (1 _ 2) を製造する工程は、 以下の 2工程からなる。
すなわち、
A工程は、 中間体 (X) を製造する工程であり、
B工程は本発明の化合物 (1— 2) を製造する工程である。
以下、 各工程につき、 説明する。
(A工程)
本工程には、 R3の種類によって、 以下の a乃至 c法が存在する。 すなわち、 a法 は、 R 3が水酸基、 b法は、 R3が C 1一 C 6アルコキシ基、 c法は、 R 3が水素原 子又はハロゲン原子の場合である。
(a法)
(第 A a 1工程)
本工程は、 化合物 (II) の 3位水酸基がアルキル化された化合物 (III) を製造す る工程であり、 不活性溶剤中、 強塩基によって化合物 (Π) のアルコキシドを発生 させ、 アルキル化剤を反応させることによって達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランなどのエー テル類;ホルムァミ ド、 N, N—ジメチルホルムァミ ドなどのァミ ド類;ベンゼン、 ト ルェン、 キシレンなどの芳香族炭化水素類をあげることができるが、 好適には、 ジ メチルホルムァミ ドである。
使用される塩基としては、 例えば、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムのような アルカリ金属水酸化物類; n-ブチルリチウム、 t-ブチルリチウムのようなアルキル リチウム類;水素化カリウム、 水素化ナトリゥムのようなアルカリ金属水素化物類 をあげることができるが、 好適には、 水素化ナトリウムである。
使用されるアルキルィヒ剤としては、 ハロゲン化炭化水素類、 スルホン酸エステル 類などをあげることができるが、 好適には、 スルホン酸エステル類である。 本工程 では、 式: R 2 O S 0 2 C H 3 (式中、 R 2は、 前記と同意義を示す) で表されるアル キル化剤が使用される。
反応温度は、 _ 7 8 °C乃至 8 0 °Cで行われるが、 好適には、 0 °C乃至 6 0 °Cであ る。
反応時間は、 反応温度、 原料、 試薬または使用される溶剤等によって異なるが、 通常、 2時間乃至 2 4時間であり、 好適には、 2時間乃至 8時間である。
反応終了後、 本反応の目的化合物 (I II) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混和物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 A a 2工程)
本工程は、 化合物 (ΙΠ) の 2位のアミノ基の保護基が脱保護されだ化合物 (IV ) を製造する工程であり、 保護基の種類に応じた方法、 例えば、 文献 (T. W. Gree ne, Protective Groups in Organic Synthesis) に 己載の方法に従って脱保暖する ことができる。 特に、 保護基がトリフルォロアセチル基である場合は、 以下のよう に、 不活性溶剤中、 アルカリ条件下で脱保護する。
使用される溶剤としては、 例えば、 メタノール、 エタノールのようなアルコール 類; ジェチルェ一テル、 テトラヒ ドロフランのようなエーテル類、 ァセトニトリル のような二トリル類;アセトン、 メチルェチルケトンのようなケトン類をあげるこ とができる力 好適には、 アルコール類 (エタノール) である。
使用されるアルカリは、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウムのようなアル力 リ金属炭酸水素類;水酸化ナトリウム、 水酸化力リウムのようなアルカリ金属水酸 化物類;ナ'トリゥムメ トキシド、 ナトリウムエトキシドのようなアルカリ金属アル コキシドがあげられるが、 好適には、 アルカリ金属水酸ィヒ物類である。
反応温度は、 0 °C乃至 1 0 0 °Cで行われるが、 好適には、 2 5 °C乃至 8 0 °Cであ る。
反応時間は、 反応温度、 原料、 試薬または使用される溶剤等によって異なるが、 通常、 1時間乃至 2 4時間であり、 好適には、 1時間乃至 5時間である。
反応終了後、 本反応の目的化合物 (IV) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 A a 3工程)
本工程は、 化合物 (IV) の 2位ァミノ基をァシルイ匕し、 化合物 (V) を製造する 工程であり、 不活性溶剤中、 縮合剤の存在下、 化合物 (IV) にァシル化剤を反応さ せることによって達成される。
使用される溶剤としては、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンのようなエーテル類 ; メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩ィヒ炭素のようなハロゲン化炭化水素類; N , N-ジメチルホルムアミ ドのようなアミ ド類をあげることができる力 好適には、ノヽ ロゲン化炭化水素類であり、 更に好適にはメチレンクロリ ドである。
使用される縮合剤としては、 例えば、 ジシク口へキシルカルボジィミドのような カルボジィミ ド類をあげることができる。 使用されるァシル化剤としては、 式: Ι^ Ο Η (式中、 R 1は前記と同意義を示す ) で表されるカルボン酸をあげることができる。
反応温度は、 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には、 1 5 °C乃至 2 5 °Cである。
反応時間は、 1時間乃至 2 4時間であり、 好適には、 4時間乃至 1 8時間である 反応終了後、 本反応の目的化合物 (V) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 A a 4工程)
本工程は、 化合物 (V) の 4位及び 6位の水酸基の保護基を脱保護して化合物 (V I) を製造する工程であり、 不活性溶剤中、 化合物 (V) に酸を反応させることによ つて達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メタノール、 エタノールのようなアルコール 類; ジェチルェ一テル、 ジイソプロピルェ一テル、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサ ン、 ジメ トキシェタン、 ジエチレングリコ一/レジメチ ^エーテノレのようなエーテノレ 類;ァセトェトリル、 ィソブチロニトリルのような二トリル類;水;酢酸のような 有機酸及びこれらの混合溶剤をあげることができるが、 好適には、 メタノールとテ トラヒ ドロフランの混合溶剤である。
使用される酸としては、 例えば、 塩酸、 硫酸のような無機酸;酢酸、 カンファー 1 0—スルホン酸 (CSA) 、 しゅう酸のような有機酸をあげることができるが、 好適 には、 有機酸であり、 更に好適には、 カンファー 1 0—スルホン酸 (CSA) である。 反応温度は、 2 0 °C乃至 1 0 0 °Cであり、 好適には 2 0 °C乃至 4 0 °Cである。 反応時間は、 1 0分乃至 2 4時間であるが、 好適には、 3 0分乃至 1 8時間であ る。
反応終了後、 本反応の目的化合物 (VI) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A a 5工程)
本工程は、 化合物 (VI) の 6位水酸基が選択的に保護された化合物 (VII) を製造 する工程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (VI) にエステル化剤を反応 させることによって達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭 素のようなハロゲン化炭化水素類;ェ一テル、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランの ようなエーテル類;酢酸ェチルのようなエステル類をあげることができるが、 好適 には、 ハロゲン化炭化水素類であり、 特に好適には、 メチレンクロリ ドである。 使用される塩基としては、 例えば、 ピリジン、 ジメチルァミノピリジン、 トリエ チルァミン、 N, N-ジメチルァ-リンのような有機塩基類をあげることができるが、 好適には、 ピリジンである。
使用されるエステル化剤としては、 脱保護処理を行うことによって 6位水酸基が 収率良く回復できるものであればよく、 例えば、 tert-ブトキシカルボ-ルクロリ ド のようなアルキルォキシカルボニルハライ ド、 ベンジルォキシカルボ-ルクロリ ド のようなァラルキルォキシカルボニルハライ ドをあげることができる力 好適には 、 ベンジルォキシカルボエルクロリ ドである。
反応温度は、 — 5 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には、 — 1 0 °C乃至 3 0 °Cである 反応時間は、 1 0分乃至 2 4時間であり、 好適には、 3 0分乃至 5時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (VII) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。 (第 A a 6工程)
本工程は、 化合物 (VII) の 4位水酸基がリン酸化された化合物 (VIII) を製造す る工程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (VII) をリン酸化剤で処理する ことにより達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭 素のようなハロゲン化炭化水素類;エーテル、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンの ようなエーテル類;酢酸ェチルのようなエステル類をあげることができるが、 好適 には、 ハロゲン化炭化水素類であり、 特に好適には、 メチレンクロリ ドである。 使用される塩基としては、 例えば、 ピリジン、 ジメチルァミノピリジン、 トリエ チルァミン、 N, N-ジメチルァ二リンのような有機塩基類をあげることができるが、 好適には、 ジメチルァミノピリジンである。
使用されるリン酸化剤としては、 式: (R70) 2P (=0) X (式中、 Xは塩素、 臭素、 ョ ゥ素のようなハロゲン原子を示し、 好適には、 塩素原子である) で表されるリン酸 ハライドをあげることができる。 リン酸ノヽライドは、 リン酸エステル化合物 (X) を脱保護してリン酸化合物 (I 一 2 ) に変換する際、保護基 R 7が収率良く容易に除 去できるようなものであればよく、 好適には、 ベンジルホスホリルクロリ ド又はフ ェ-ルホスホリルクロリ ドである。
反応温度は、 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には、 5 °C乃至 3 0 °Cである。
反応時間は、 1 0分乃至 2 4時間であり、 好適には、 3 0分乃至 5時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (VIII) は常法に従って、 反応混合物から採取 される。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和 しない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグ ネシゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A a 7工程)
本工程は、 化合物 (VIII) の 1位 O—ァリル基が 0—カルボキシメチル基へ変換 された化合物 (IX) を製造する工程であり、 以下の 2工程の反応によって達成され る。 (第 A a 7—1工程)
本工程は、 化合物 (VIII) の 1位 O—ァリル基を O—ホルミルメチル基へ変換す る工程であり、 不活性溶剤中、 化合物 (VII I) をオゾンで酸化することによって達 成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メタノール、 エタノールのようなアルコール 類; メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類 ;ジェチルェ一テル、 イソプロピルエーテル、 テトラヒ ドロフランのようなエーテ ル類;酢酸、 無水酢酸のような有機酸類をあげることができるが、 好適には、 メタ ノールとメチレンクロリ ドの混合溶剤である。
反応温度は、 一 7 0 °C乃至 _ 1 0 °Cであり、 好適には、 一 7 0 °C乃至— 4 0 °Cで ある。
反応時間は、 1 5分乃至 2時間であり、 好適には、 1 5分乃至 1時間である。 反応終了後、 反応液にジメチルスルフィ ドを加え、 そのまま減圧下濃縮し、 更に. シリカゲルクロマトグラフィにより精製し、 次の反応に用いられる。
(第 A a 7— 2工程)
本工程は、 上記化合物の O—ホルミルメチル基を O—カルボキシメチル基へ酸化 して化合物 (IX) を製造する工程であり、 不活性溶剤中、 リン酸二水素ナトリウム 存在下、 上記化合物に酸化剤を作用させることにより達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭 素のようなハロゲン化炭化水素類;エーテル、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランの ようなエーテル類をあげることができるが、 好適には、 エーテル類であり、 更に好 適には、 テトラヒ ドロフランである。
使用される酸化剤としては、 過マンガン酸カリウム、 酸化クロム、 過塩素酸ナト リウムなどの過酸が用いられるが、 好適には、 過塩素酸ナトリウムである。
反応温度は、 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には、 5 °C乃至 2 5 °Cである。
反応時間は 1時間乃至 2 4時間であり、 好適には、 6時間乃至 1 8時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (IX) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A a 8工程)
本工程は、 化合物 (IX) の 6位の保護基を除去して化合物 (Xa) を製造する工程 であり、 不活性溶剤中、 触媒存在下、 接触還元することにより達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 テトラヒドロフラン、 ジォキサン、 エーテル などのエーテル類;酢酸ェチルのようなエステル類;メタノール、 エタノールのよ うなアルコール類;ぎ酸、 酢酸のような有機酸類をあげることができるが、 好適に は、 テトラヒドロフランである。.
使用される触媒としては、 好適には、 1 0 %パラジウム一炭素である。
反応温度は 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には 1 5 °C乃至 2 5 °Cである。
反応時間は 1時間乃至 4 8時間であり、 好適には 1時間乃至 2 4時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (X) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物をセライ トろ過し、 ろ液を濃縮することにより得られる 得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
( b法)
(第 A b 1工程)
本工程は、 化合物 (VI) の 6位水酸基が選択的に保護された化合物 (XI) を製造 する工程であり、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (VI) をシリル化剤で処理す ることによって達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭 素のようなハロゲン化炭化水素類;エーテル、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランの ようなエーテル類;ァセトニトリルのような二トリル類をあげることができるが、 好適には、 メチレンクロリ ドである。
使用される塩基としては、 例えば、 ピリジン、 ジメチルァミノピリジンのような ピリジン類; トリェチルァミン、 トリブチルァミンのようなトリアルキルァミン類 ;ァニリン、 Ν, Ν-ジメチルァニリンのようなァニリン類; 2, 6-ルチジンのようなル チジン類をあげることができるが、 好適には、 ジメチルァミノピリジンである。 使用されるシリルィヒ剤としては、 式: R 8 Y (式中、 R 8は前記と同意義を示し、 Yは、 ノヽロゲン原子又はトリフルォロメタンスルホ二ル基を示す) で表されるトリ アルキルシリルハラィ ド又はトリアルキルシリルトリフルォロメタンスルホナート をあげることができる力 好適には、 tert-プチルジメチルシリルクロリ ドである。 反応温度は、 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には、 1 5 °C乃至 2 5 °Cである。
反応時間は、 1時間乃至 2 4時間であり、 好適には、 1時間乃至 8時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (XI) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A b 2工程)
本工程は、 化合物 (XI) の 4位水酸基がリン酸化された化合物 (XII) を製造する 工程であり、 第 A a 6工程と同様の条件で処理することによって達成される。
(第 A b 3工程)
本工程は、 化合物 (XII) の 6位保護基を除去して化合物 (XIII) を製造する工程 であり、 不活性溶剤中、 酸性条件下で、 化合物 (XII) を加水分解することによって 達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 ジォキサン、 テトラヒ ドロフランのような水 溶性の溶剤をあげることができるが、 好適には、 テトラヒ ドロフランである。
使用される酸としては、 例えば、 塩酸、 硫酸のような無機酸、 酢酸、 しゅう酸の ような有機酸をあげることができるが、 好適には、 3 N塩酸水溶液である。
反応温度は、 2 0 °C乃至 8 0 °Cであり、 好適には、 2 0 °C乃至 6 0 °Cである。 反応時間は、 3 0分乃至 2 4時間であり、 好適には、 1時間乃至 8時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (XII I) は常法に従って、 反応混合物から採取 される。 例えば、 反応混合物を中和した後、.濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和 しない有機溶剤を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグ ネシゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 A b 4工程)
本工程は、 化合物 (XIII) の 6位水酸基がアルキル化された化合物 (XIV) を製造 する工程であり、 以下の①の方法で達成される。 特に、 R 9がメチル基の場合には、 ②の方法を用いることができる。
① R 9が、 C — C 6アルキル基である場合
本工程は、 不活性溶剤中、 塩基又は酸化銀(Π) (AgO)の存在下、 化合物 (XIII) をアルキル化剤で処理することによつて達成される。
使用される溶剤としては、 反応を阻害せず、 出発物質をある程度以上溶解するも のであれば特に限定はなく、 例えば、 へキサン、 ヘプタン、 リグ口インのような脂 肪族炭化水素類;ベンゼン、 トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類; メチ レンク口リ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素、 ジクロロェタン、 クロ口ベンゼンのよ うなハロゲン化炭化水素類;酢酸ェチル、 酢酸プロピル、 炭酸ジェチルのようなェ ステル類;ジェチルェ一テル、 ジイソプロピルェ一テル、 テトラヒドロフラン、 ジ ォキサンのようなエーテル類;ァセトニトリノレ、 ィソブチロニトリルのような二ト リル類;ホルムアミ ド、 Ν, Ν-ジメチルホルムアミ ド、 Ν, Ν-ジメチルァセトアミ ドの ようなアミ ド類をあげることができるが、 好適には、 エーテル類である。
使用される塩基としては、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムのようなアルカリ金属 炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素力リウムのようなアル力リ金属炭酸水素 塩類;水素化ナトリウム、 水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物類; Ν— メチルモルホリン、 トリェチルァミン、 トリプチルァミン、 ジイソプロピルェチル ァミン、 ジシクロへキシルァミン、 Ν -メチルビペリジン、 ピリジン、 ピコリン、 4 一 (Ν, Ν-ジメチルァミノ) ピリジン、 2, 6—ジ ( t—ブチル) 一 4—メチルピリ ジン、 Ν, Ν-ジメチルァニリン、 Ν, Ν-ジェチルァニリン、 1, 5-ジァザビシクロ [4. 3. 0]ノナ一 5—ェン (D B N) 、 1, 4-ジァザビシクロ [2· 2· 2]オクタン (D A B C O ) 、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0]ゥンデカー 7—ェン (D B U) のような有機塩基 類をあげることができるが、 好適には、 有機塩基類であり、 更に好適には、 トリエ チルァミン、 0 8 ^又は13 8 1;でぁる。
使用されるアルキルィヒ剤としては、 式: R 9 Z (式中、 R 9は、 前記と同意儀を示 し、 Zは、 ヨウ素原子、 臭素原子、 塩素原子、 パラトルエンスルホニルォキシ基又 はメタンスルホニルォキシ基である) をあげることができる。
反応温度は、 0 °C乃至 1 0 0 °Cで行われるが、 好適には、 0 °C乃至 3 0 °Cである 反応時間は、 1 0分乃至 2 4時間であり、 好適には、 1乃至 1 8時間である。 ② R 9が、 メチル基である場合
本工程は、 不活性溶剤中、 塩基存在下、 化合物 (ΧΠΙ) をトリメチルォキソユウ ムテトラフルォロボレートで処理することによって達成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 エーテル、 ジォキサン、 テトラヒドロフラン のようなエーテル類;メチレンクロリ ド、 クルルホルム、 四塩化炭素のようなハロ ゲン化炭化水素;ホルムアミド、 Ν, Ν-ジメチルホルムアミ ド、 Ν, Ν-ジメチルァセト アミ ドのようなアミ ド類をあげることができる力 好適には、 メチレンクロリ ドで ある。
使用される塩基としては、 好適には、 2, 6—ジ一 tert—プチルー 4 _メチルピリジ ンをあげることができる。
反応温度は、 — 5 0 °C乃至 1 0 0 °Cで行われるが、 好適には、 0 °C乃至 3 0 °Cで ある。
反応時間は、 1時間乃至 2 4時間であり、 好適には、 2乃至 1 8時間である。 反応終了後、 本反応の目的化合物 (XIV) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A b 5工程)
本工程は、 化合物 (XIV) の 1位 O—ァリル基が O—カルボキシメチル基へ変換さ れた化合物 (Xb) を製造する工程であり、 第 A a 7工程と同様の処理をすることに よって達成される。
(c法)
(第 A c 1工程)
本工程は、 化合物 (VI) の 6位水酸基がハロゲン原子又は水素原子に変換された 化合物 (XV) を製造する方法である。
(第 Ac 1— 1工程)
本工程は、 化合物 (XV) の R1Qが、 ハロゲン原子である場合の製造方法であり、 以下の①、 ②又は③の方法で行われる。
① R1Qが、 フッ素原子である場合
本工程は、 不活性溶剤中、 化合物 (VI) をフッ素化剤で処理することによって達 成される。
使用される溶剤としては、 例えば、 メチレンクロリ ド、 フルォロトリクロ口メタ ンのようなハロゲン化炭化水素類;エーテル、 1,2—ジメ トキシェタンのようなエー テル類をあげることができるが、 好適には、 メチレンクロリ ドである。
使用されるフッ素化剤としては、 例えば、 (2—クロロェチル) ジェチルァミン 、 ジェチルアミノサルファートリフルオリ ド(DAST)をあげることができるが、 好適 には、 DASTである。
反応温度は、 — 78°C乃至 25°Cで行われるが、 好適には、 0°C乃至 25°Cであ る。
反応時間は、 1時間乃至 1 8時間であるが、 好適には、 1時間乃至 5時間である
② R 1(3が、 塩素原子又は臭素原子である場合
本工程は、 不活性溶剤中、 化合物 (VI) に三塩化リン、 三臭化リン、 三塩化ホス ホリル、 三臭化ホスホリル、 塩化チォニル又は臭化チォニルを反応させることによ つて達成される。
使用される溶剤としては、 好適には、 メチレンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化 炭素のようなハロゲン化炭化水素類である。
反応温度は、 一 50°C乃至 50°Cで行われるが、 好適には、 — 10°C乃至 30°C である。
反応時間は、 1時間乃至 1 8時間であるが、 好適には、 1時間乃至 5時間である
③ R 1 0が、 ヨウ素原子である場合
本工程は、 不活性溶剤中、 化合物 (VI) にヨウ素及びトリフエニルホスフィンを 反応させることによって達成される。
使用される溶剤としては、 反応を阻害せず、 出発物質をある程度以上溶解するも のであれば特に限定はなく、 例えば、 へキサン、 ヘプタン、 リグ口インのような脂 肪族炭化水素類;ベンゼン、 トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類;メチ レンクロリ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素、 ジクロロェタン、 クロ口ベンゼンのよ うなハロゲン化炭化水素類;酢酸ェチル、 酢酸プロピル、.炭酸ジェチルのようなェ ステル類; ジェチルエーテル、 ジィソプロピルエーテル、 テトラヒ ドロフラン、 ジ ォキサンのようなエーテル類; メタノール、 エタノールのようなアルコール類; ホ ルムアミ ド、 N, N—ジメチルホルムアミ ド、 N, N—ジメチルァセトアミ ドのよ うなアミド類をあげることができるが、 好適には、 ェ一テル類である。
反応温度は、 _ 5 0 °C乃至 1 0 0 °Cで行われるが、 好適には、 0 °C乃至 3 0 °Cで ある。
反応時間は、 1時間乃至 1 8時間であるが、 好適には、 1時間乃至 5時間である 反応終了後、 本反応の目的化合物 (XV) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A c 1— 2工程)
本工程は、 化合物 (XV) の R 1 (3が、 水素原子である場合に行われる工程であり、 前記、 第 A c 1 _ 2工程の②で得られる R 1 Qが臭素原子である化合物に、 不活性溶 剤中、 テトラブチル錫ハイ ドライド又はリチウムアルミェゥムハイドライドを反応 させて行われる。
使用される溶剤としては、 例えば、 へキサン、 ヘプタン、 リグ口インのような脂 肪族炭化水素類;ベンゼン、 トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類; ジェ チルェ一テル、 ジイソプロピルエーテル、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサンのよう なェ一テル類をあげることができるが、 好適には、 ェ一テノレ類である。
反応温度は、 _ 5 0 °C乃至 5 0 °Cで行われるが、 好適には、 一 1 0 °C乃至 3 0 °C である。
反応時間は、 1 0分間乃至 1 6時間であるが、 好適には、 1時間乃至 8時間であ る。
反応終了後、 本反応の目的化合物 (XV) は常法に従って、 反応混合物から採取さ れる。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和し ない有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネ シゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 A c 2工程)
本工程は、 化合物 (XV) の 1位 O—ァリル基が O—カルボキシメチル基へ変換さ れた化合物 (Xc) を製造する工程であり、 第 A a 7工程と同様の処理をすることに よって達成される。
( B工程)
(第 B 1工程)
本工程は、 目的化合物 (I 一 2 ) を製造する工程であり、 化合物 (X) を不活性 溶剤中、触媒存在下、 接触還元して、 リン酸基中の保護基 R 7を除去することによつ て達成される。
使用される触媒としては、 好適には、 酸化白金である。
使用される溶剤としては、 例えば、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 エーテル などのエーテル類;酢酸ェチルのようなエステル類;メタノール、 エタノールのよ うなアルコール類;ぎ酸、 酢酸のような有機酸類をあげることができるが、 好適に は、 テトラヒドロフランである。 反応温度は、 0 °C乃至 5 0 °Cであり、 好適には、 1 5 °C乃至 2 5 °Cである。
反応時間は、 1時間乃至 4 8時間であり、 好適には、 1時間乃至 2 4時間である 反応終了後の処理は、 反応混合物より触媒類を濾別し、 得られた濾液を濃縮する ことによって目的化合物を得ることができる。 必要ならば、 再結晶、 再沈殿または シリ力ゲル力ラムクロマトグラフィ等によってさらに精製できる。
本発明の化合物 (1—2 ) は、 カルボキシ基及びリン酸部分において、 エステル を形成することができる。
エステルを形成する置換基のうち 「反応による保護基」 は、 上記製造した化合物
( 1 - 2 ) に、 所望の保護基を周知の方法で化学的に導入することにより達成され る。 また、 エステルを形成する置換基のうち 「生体内で加水分解のような生物学的 方法により開裂し得る保護基」 は、 上記製造した化合物 (I 一 2 ) を、 溶媒 (好適 には、 ジクロルメタンのようなハロゲン化炭化水素類、 テトラヒ ドロフラン、 ジォ キサンのようなエーテル類、 アセトン、 メチルェチルケトンのようなケトン類又は N ,N-ジメチルホルムアミ ド、 N, N_ジメチルァセトアミ ド、 ジメチルスルホキシド、 へ キサメチルホスホロトリアミ ドのような極性溶媒類) 中、 塩基 (好適には、 トリエ チルァミン、 ェチルジイソプロピルァミン、 ジシクロへキシルァミンのような有機 塩基、 水素化ナトリウム、 水素化リチウムのような水素化アルカリ金属類又は炭酸 水素ナトリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩若し くは炭酸水素塩) の存在下、 ァセトキシメチルクロリ ド、 ビバロイルォキシメチル ブロミ ド、 ビバロイルォキシメチルク口リ ドのような脂肪族ァシルォキシメチルハ ライ ド類、 エトキシカルボュルォキシメチルクロリ ド、 イソプロポキシカルボ-ル ォキシメチルクロリ ド、 1- (エトキシカルボニルォキシ) ェチルクロリ ド、 1 -(エト キシカルボニルォキシ) ェチルョ一ダイドのような低級アルコキシカルボ二ルォキ シアルキルハラィド類、 フタリジルノヽライド類又は(5-メチル -2-ォキソ -5 -メチル- 1, 3 -ジォキソレン- 4 -ィル) メチルハライド類を反応させることにより達成される。 反応温度及び反応時間は、 出発物質、 溶媒及び反応試薬の種類により異なるが、 通常 0 °C乃至 1 2 0 °C (好適には、 0乃至 8 0 °C) で、 0 . 5乃至 1 0時間で実施 される。 反応終了後、 本反応の目的化合物は常法に従って、 反応混合物から採取され、 必 要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグラフィー等によって更に 精製できる。
( C工程)
C工程は、 R 1及び/又は R 2に不飽和結合が存在する場合の、 本発明の化合物の 製造方法であり、 特に、 C a法は、 R 1のみに不飽和結合が存在する場合の、 本発明 の化合物の製造方法であり、 C b法は、 R 2に不飽和結合が存在する場合の、 本発明 の化合物の製造方法である。
c工程
Figure imgf000095_0001
(1-3) b法
Figure imgf000095_0002
< C a法 >
(第 C a 1工程)
本工程は、 化合物(I II)から化合物 (XVI)を製造する工程であり、 本工程は、 二重 結合をアルデヒ ドに酸化する工程、 及び、 得られたアルデヒ ドを還元して、 アルコ —ルにする工程からなる。
( 1 ) 酸化工程
不活性溶剤中、 化合物(III)に、 酸化剤を反応させ、 化合物(ΠΙ)の二重結合を酸 化的に開裂して、 アルデヒ ドを製造する工程である。
使用される溶剤としては、 例えば、 へキサン、 ヘプタン、 リグ口イン、 石油 エーテルのような脂肪族炭化水素類 ; ベンゼン、 トルエン、 キシレンのよ うな芳香族炭化水素類 ; メチレンク口 リ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素、 ジク ロロェタン、 クロ口ベンゼン、 ジクロロベンゼンのようなノヽロゲンィ匕 炭化水素類 ; 蟻酸ェチル、 酢酸ェチル、 酢酸プロピル、 酢酸プチル、 炭酸 ジェチルのよ うなエステル類; ジェチルェ—テル、 ジィ ソプロピルェ一テ ル、 テ トラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン、 ジエチレング リ コ一ルジメチルエーテルのよ うなエーテル類 ; ァセ トン、 メチルェチル ケ トン、 メチルイ ソブチルケ トン、 イ ソホロン、 シクロへキサノ ンのよ う なケトン類等があげられ、 好適には、 ケトン類である。
使用される酸化剤としては、例えば、 四酸化オスミウム、過ヨウ素酸ナトリウム、 オゾン等があげられ、 好適には、 触媒量の四酸化オスミウムと過ヨウ素酸ナトリウ ムとを組み合わせて使用する。
反応温度は、原料化合物、溶剤、酸化剤等により異なるが、通常、 0乃至 1 0 o°c であり、 好適には、 1 0乃至 6 0 °Cである。
反応時間は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤、 反応温度等により異なるが、 通常、 1 5分乃至 2 4時間であり、 好適には、 1乃至 1 2時間である。
反応終了後、本反応の目的化合物(III)は常法に従って、反応混合物から採取され る。 例えば、 反応混合物中の酸化剤を、 亜硫酸水素ナトリウム等で中和した後、 濃 縮し、 酢酸ェチルのような水と混和しない有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を 含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得 られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 C a 2工程)
本工程は、化合物 (XVI)から化合物 (XVII)を製造する工程であり、本工程は、 アミ ノ基の保護基を脱保護する工程、 及び、 所望の R 2を導入する工程からなる。
( 1 ) 脱保護工程
本工程は、 上記 A a 2工程と同様にして行うことができる。
( 2 ) R 1の導入工程
本工程は、 上記 A a 3工程と同様にして行うことができる。
(第 C a 3工程)
本工程は、化合物 (XVI I)から化合物 (XVIII)を製造する工程であり、本工程は、水 酸基をカルボン酸に酸化する工程、 及び、 得られたカルボン酸を保護する工程から なる。
( 1 ) 酸化工程
水酸基を、 直接、 カルボン酸にする酸ィヒ方法よりも、 アルデヒドを経由して二段 階で行う方がよい。
a ) アルデヒ ドへの酸化工程
本工程は、 不活性溶剤中、 化合物 (XVII)に、 酸化剤を反応して、 アルデヒ ド化合 物を製造する方法である。
酸化は、 スワン(Swern)酸化又はデスマーチン(Dess- Martin)酸化が好適である。 スワン(Swern)酸化は、塩化メチレンのようなハロゲン化炭化水素類などの不活性 溶剤中、 ォキザリルクロリ ド及びジメチルスルホキシドから生成する酸化試薬に、 化合物 (XVI I)を反応し、 反応後、 トリェチルァミンで処理することにより行われ、 デスマーチン酸化は、 塩化メチレンのようなハロゲン化炭化水素類などの不活性溶 剤中、 デスマーチン試薬と、 化合物 (XVII)を反応することにより行われる。
反応終了後、 本反応の目的化合物は常法に従って、 反応混合物から採取される。 例えば、 反応混合物中の酸化剤を、 チォ硫酸ナトリウム、 亜硫酸水素ナトリウム等 で中和した後、 酢酸ェチルのような水と混和しない有機溶媒を加え、 炭酸水素ナト リウム水で洗浄後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネシウム等で 乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
b ) カルボン酸への酸化工程
本工程は、 不活性溶剤中、 a ) で得られるアルデヒ ド化合物を、 N a C 1 0 2及 び N a H P O 4を用いて酸化して、 カルボン酸を製造する工程である。
使用される溶剤としては、 例えば、 へキサン、 ヘプタン、 リグ口イン、 石油 エーテルのような脂肪族炭化水素類 ; ベンゼン、 トルエン、 キシレンのよ うな芳香族炭化水素類 ; メチレンク口 リ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素、 ジク ロロェタン、 クロ口ベンゼン、 ジクロロベンゼンのようなノヽロゲンィ匕 炭化水素類 ; 蟻酸ェチル、 酢酸ェチル、 酢酸プロピル、 酢酸プチル、 炭酸 ジェチルのよ うなエステル類 ; ジェチルェ一テル、 ジィ ソプロピルエーテ ル、 テ トラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン、 ジエチレング リ コ一ルジメチルェ一テルのようなエーテル類 ; アセ トン、 メチルェチル ケ トン、 メチルイ ソプチルケ トン、 イ ソホロン、 シクロへキサノ ンのよ う なケトン類又は t—プチルアルコール等があげられ、 好適には、 ハロゲン化炭 化水素類、 ケトン類又は t—プチルアルコールである。
反応温度は、原料化合物、溶剤、酸化剤等により異なるが、通常、 0乃至 1 0 o °c であり、 好適には、 2 0乃至 6 0。Cである。
反応時間は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤、 反応温度等により異なるが、 通常、 1 5分乃至 2 4時間であり、 好適には、 1時間乃至 1 2時間である。
反応終了後、本反応の目的化合物(I I I)は常法に従って、反応混合物から採取され る。 例えば、 反応混合物中の酸化剤を、 亜硫酸水素ナトリウム等で中和した後、 濃 縮し、 酢酸ェチルのような水と混和しない有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を 含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得 られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。 (2) 保護工程
保護基としては、 ァリル基が好適である。
(1) で得られたカルボン酸化合物に、 不活性溶剤中、 塩基の存在下、 ァリルハ ライ ド (特にァリルプロマイド) を反応し、 化合物 (XVIII)を製造する工程である。 使用される溶剤としては、 反応を阻害しないものであれば、 特に制限はないが、 例えば、 へキサン、 ヘプタン、 リグ口イン、 石油エーテルのような脂肪族炭 化水素類 ; ベンゼン、 トルエン、 キシレンのような芳香族炭化水素類 ; メ チレンクロ リ ド、 クロ口ホルム、 四塩化炭素、 ジクロロェタン、 クロ口べ ンゼン、 ジク口口ベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類 ; 蟻酸ェチル、 酢酸ェチル、 酢酸プロピル、 齚酸ブチル、 炭酸ジェチルのようなエステル 類 ; ジェチルェ一テル、 ジィソプロピルエーテル、 テ トラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン、 ジエチレングリコールジメチルエーテル のようなエーテル類 ; アセ トン、 メチルェチルケトン、 メチルイソブチル ケ トン、 イソホロン、 シク口へキサノンのようなケトン類等があげられ、 好 適には、 ハロゲン化炭化水素類である。
使用される塩基としては、 例えば、 ナトリウムメ トキシド、 ナトリウムエトキシ ド、 カリウムメ トキシド、 カリウムエトキシド、 カリウム t—ブトキシド、 リチウ ムメ トキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類; メチルメルカプタンナトリゥ ム、 ェチルメルカプタンナトリゥムのようなメルカプタンアルカリ金属類; N—メ チルモルホリン、 トリェチルァミン、 トリプロピルァミン、 トリブチルァミン、 ジ イソプロピルェチルァミン、 ジシクロへキシルァミン、 N—メチルビペリジン、 ピ リジン、 4—ピロリジノピリジン、 ピコリン、 4— (N, N—ジメチ ァミノ) ピ リジン、 2, 6—ジ (t—ブチル) 一4一メチルピリジン、 キノリン、 N, N—ジ メチルァ-リン、 N, N—ジェチルァニリン、 1, 5—ジァザビシクロ [4. 3. 0] ノナ一 5—ェン(DB N)、 1, 4—ジァザビシク口 [2. 2. 2]オクタン(D ABCO)、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0] ゥンデカー 7—ェン (DBU) のような有機塩基類又はブチルリチウム、 リチウムジイソプロピルァミ ド、 リチウ ム ビス (トリメチルシリル) アミ ドのような有機金属塩基類等があげられ、 好適 には、 トリェチルァミンである。 反応温度は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤等により異なるが、 通常、 一 2 0乃至 1 0 0 °Cであり、 好適には、 1 0乃至 5 0 °Cである。
反応時間は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤、 反応温度等により異なるが、 通常、 1 5分乃至 2 4時間であり、 好適には、 1時間乃至 1 2時間である。
反応終了後、本反応の目的化合物(I II)は常法に従って、反応混合物から採取され る。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和しな い有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネシ ゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。
(第 C a 4工程)
本工程は、 化合物 (XVIII)から化合物 (XIX)を製造する工程であり、 本工程は、 ジ オールの保護基である R 4 ( R 5) C基を除去する工程、 及び、 1級アルコールを選 択的に保護する工程からなる。
( 1 ) R 4 ( R 5) C基の除去工程
本工程は、 上記 A a 4工程と同様にして行うことができる。
( 2 ) 1級アルコールの選択的保護工程
保護基としては、 t-ブチルジメチルシリル、 メチルジィソプロビルシリル、 メチ ルジ -tーブチルシリル、 トリイソプロビルシリルのようなトリ低級アルキルシリル 基、 ジフヱニルメチルシリル、 ジフエニルブチルシリル、 ジフエニルイソプロピル シリル、 フエエルジイソプロビルシリルのような 1乃至 2個のァリール基で置換さ れたトリ低級アルキルシリル基等のかさ高いシリル基が好適である。
( 1 ) で得られたアルコール化合物に、 不活性溶剤中、 塩基の存在下、 シリル化剤 を反応し、 化合物 (XIX)を製造する工程である。
使用される溶剤としては、 ジクロロェタン、 クロ口ベンゼン、 ジクロロベン ゼンのよ うなハロゲン化炭化水素類が好適である。
使用されるシリル化剤としては、所望のシリル基のハライド (特に、 クロライ ド) 又はトリフラートが好適である。
使用される塩基としては、 例えば、 N—メチルモルホリン、 トリェチルァミン、 トリプロピルァミン、 トリブチルァミン、 ジイソプロピルェチルァミン、 ジシクロ へキシルァミン、 N—メチルビペリジン、 ピリジン、 4—ピロリジノピリジン、 ピ コリン、 4一 (N, N—ジメチルァミノ) ピリジン、 2, 6—ジ (tーブチル) 一 4—メチルピリジン、 キノ リン、 N, N—ジメチルァニリン、 N, N—ジェチルァ 二リン、 1, 5—ジァザビシクロ [4. 3. 0] ノナ一 5—ェン (DBN)、 1, 4 —ジァザビシクロ [2. 2. 2] オクタン (DABCO)、 1, 8—ジァザビシクロ
[5. 4. 0] ゥンデ力一 7—ェン (DBU) イミダゾール等のような有機塩基類 があげられ、 好適には、 トリェチルァミン及び 4— (N, N—ジメチルァミノ) ピ リジンである。
反応温度は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤等により異なるが、 通常、 一 20乃至 8 0°Cであり、 好適には、 1 0乃至 50°Cである。
反応時間は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤、 反応温度等により異なるが、 通常、 1 乃至 24時間であり、 好適には、 5乃至 1 2時間である。
反応終了後、本反応の目的化合物 (XIX)は常法に従って、反応混合物から採取され る。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 酢酸ェチルのような水と混和しな い有機溶媒を加え、 水洗後、 目的化合物を含む有機層を分離し、 無水硫酸マグネシ ゥム等で乾燥後、 溶剤を留去することで得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によって更に精製できる。
(第 C a 5工程)
本工程は、水酸基をりん酸化して、化合物 (XIX)から化合物 (XX)を製造する工程で ある。
本工程は、 上記 A a 6工程と同様にして行うことができる。
(第 C a 6工程)
本工程は、 化合物(XX)に存在するすべての保護基を除去して、 本発明の化合物を 製造する工程である。
(1) シリル基の脱保護
水酸基の保護基と して、 シリル基を使用した場合には、 通常、 弗化テ ト 'ラブチルアンモニゥム、 弗化水素酸、 弗化水素酸一ピリ ジン、 弗化力 リ ウ ムのような弗素ァニオンを生成する化合物で処理するか、 又は、 酢酸、 メ タンスルホン酸、 パラ トルエンスルホン酸、 ト リ フルォロ酢酸、 ト リ フノレ ォロメタンスルホン酸のような有機酸、 塩酸又は硫酸のような無機酸で処 理することにより除去できる。
尚、 弗素ァニオンにより除去する場合に、 蟻酸、 酢酸、 プロピオン酸のような有 機酸を加えることによって、 反応が促進することがある。
使用される溶媒と しては、 反応を阻害せず、 出発物質をある程度溶解す るものであれば特に限定はないが、 好適には、 ジェチルェ—テル、 ジイソ プロピルエーテル、 テ トラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシエタン、 ジエチレングリ コールジメチルェ一テルのよ うなエーテル類 ; ァセ トニ ト リル、 ィ ソブチロニ ト リルのよ うな二 ト リル類 ; ァセ トン、 メチルェチル ケ トン、 メチルイ ソブチルケ トン、 イ ソホロン、 シクロへキサノ ンのよ う なケ トン類 ; 水 ; 酢酸のような有機酸及びこれらの混合溶媒を挙げること ができる。
反応温度及び反応時間は、 特に限定はないが、 通常、 0 °C乃至 1 0 0 °C (好適には、 1 0 °〇乃至3 0 °0 で、 1乃至 2 4時間で実施される。
( 2 ) ァリル基の脱保護
テトラヒ ドロフランのようなエーテル類を溶剤として、 パラジウム · 4 トリフエ ニルホスフィン、 トリフエニルホスフィン、 トリェチルァミン及び蟻酸の存在下、 ァリル基は、 脱保護することができる。
反応温度は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤等により異なるが、 通常、 一 2 0乃至 8 0 °Cであり、 好適には、 1 0乃至 5 0 °Cである。
反応時間は、 原料化合物、 溶剤、 酸化剤、 反応温度等により異なるが、 通常、 1 乃至 2 4時間であり、 好適には、 5乃至 1 2時間である。
反応終了後、本反応の目的化合物 (XIX)は常法に従って、反応混合物から採取され る。 例えば、 反応混合物を中和した後、 濃縮し、 シリカゲルクロマトグラフィーに より、 試薬を除去して得られる。
得られた化合物は、 必要ならば、 常法、 例えば、 再結晶、 シリカゲルクロマトグ ラフィ一等によつて更に精製できる。 < C b >
(第 C b 1工程)
本工程は、化合物 (XXI)から化合物 (XXI I)を製造する工程であり、本工程は、 二重 結合をアルデヒ ドに酸化する工程、 及び、 得られたアルデヒ ドを還元して、 アルコ —ルにする工程からなる。
本工程は、 上記 C a 1工程と同様にして行うことができる。
(第 C b 2工程)
本工程は、化合物 (XXII)から化合物(XXIII)を製造する工程であり、本工程は、水 酸基を保護する工程、 及び、 3位の水酸基の保護基を選択的に除去する工程からな る。
( 1 ) 保護工程
本工程は、 上記 C a 4工程の (2 ) と同様にして行うことができる。
( 2 ) 脱保護工程
脱保護は、 不活性溶剤中、 塩基を反応させることにより行われる。
使用される溶剤としては、 通常の加水分解反応に使用されるものであれば特に限 定はなく、 水;メタノール、 エタノール、 n—プロパノールのようなアルコール類、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンのようなエーテル類等の有機溶剤又は水と上記有 機溶剤との混合溶剤が好適である。
使用される塩基と しては、 化合物の他の部分に影響を与えないものであ れば特に限定はないが、 好適にはナトリ ウムメ トキシドのような金属アル コキシド類; 炭酸ナトリ ウム、 炭酸カリ ウム、 炭酸リチウムのようなアル カリ金属炭酸塩 ; 水酸化ナトリ ウム、 水酸化カリ ウム、 水酸化リチウム、 水酸化バリ ウムのようなアル力リ金属水酸化物又はアンモニア水、 濃アン モエア一メタノ一ルのようなアンモニア類が用いられる。
反応温度及び反応時間は、 出発物質、 溶媒及び使用される塩基等により 異なり、 特に限定はないが、 副反応を抑制するために、 通常は 0乃至 1 5 0 °Cで、 1 乃至 1 0時間実施される。
(第 C b 3工程)
本工程は、 化合物 (ΧΧΠΙ)に、 所望の R2を導入し、 化合物 (XXIV)を製造する工程 である。
本工程は、 上記 A a 1工程と同様にして行うことができる。
(第 Cb 4工程)
本工程は、化合物 (XXIV)から化合物(XXV)を製造する工程であり、本工程は、 アミ ノ基の保護基を脱保護する工程、 及び、 所望の R 2を導入する工程からなる。
本工程は、 上記 C a 2工程と同様にして行うことができる。
(第 Cb 5工程)
本工程は、化合物 (XXV)の水酸基の保護基を除去して、化合物 (XVII)を製造するェ 程でめる。
本工程は、 上記 Ca 6工程と同様にして行うことができる。
本工程で得られる化合物(XVII)を用いて、 上記第 Ca 3工程から第 C a 6工程を 行うことにより、 本発明の化合物を製造することができる。
本発明の化合物 (I) の投与形態としては、 例えば、 錠剤、 カプセル剤、 顆粒剤 、 散剤若しくはシロップ剤等による経口投与又は注射剤若しくは坐剤等により非経 口投与を挙げることができる。 これらの製剤は、 賦型剤、 結合剤、 崩壊剤、 滑沢剤 、 安定剤、 矯味矯臭剤等の添加剤を用いて、 周知の方法で製造される。
その使用量は、 症状、 年齢等により異なるが、 1日 0. 01乃至 l Omg/k g 体重を、 通常成人に対して、 1日 1回又は数回に分けて投与することができる。 以下、 実施例、 参考例及び試験例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、 本 発明はこれに限定されるものではない。 発明を実施するための最良の形態 実施例 1
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシー4— O— ((R) 一 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 3— ((R) — 3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド) 一 5— 0—ホス ホノ一D—グリセ口一 D—ィドーヘプトェン酸 (例示化合物番号 1— 82)
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 5—O—ジフエ二ノレホスホノー 4—0— [ (R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル]— 3— [ (R) —3—ヒ ドロキシテ トラデカナミ ド]— D—グリセロ一 D—イド一ヘプト-ン酸 37. 5mg (0. 03 58 mmo 1 ) のテトラヒ ドロフラン (2mL) 溶液に、 酸化白金 20. lmgを 加えて、 水素雰囲気下で室温にて 18時間撹拌した。 反応液を濾過し、 減圧下濃縮 して、 クロ口ホルム 4mL、 メタノール 8 m L、 0. 1 M塩酸水溶液 4 m Lに溶解 した。 この溶液に、 さらにクロ口ホルム 4 mL、 0. 1 M塩酸水溶液 4 mLを加え て洗浄した。 クロ口ホルム層を分液して、 減圧下濃縮すると、 白色粉末として、 目 的化合物 (23. 8mg、 収率: 74%) が得られた。
m. p. 129.5-130.5 °C
[a]D 24 +11.2° (c=0.15, CHC13)
IRスぺク トノレ vmax ( Br) : 3313, 2956, 2922, 2853, 1734, 1646 cm"1.
Ή-NMR (400MHz, CD30D:CDC13=5: l) 6 :0.88 (9H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.16-1.58 ( 60H, m), 1.75-1.78 (2H, m), 2.31 (1H, dd, J=8.1, 14.6 Hz), 2.39 (1H, dd, J =4.4, 14.6 Hz) , 3.42-3.49 (3H, m), 3.71-3.80 (4H, m) , 3.90-3.99 (3H, m), 4 .22 (1H, m), 4.39 (1H, m) , 4.57 (1H, d, J=4.4 Hz)
MS (FAB, positive) m/z 916 (M+Na) + ; MS (FAB, negative) m/z 892 (M— H)—
High Resolution MS (FAB, positive) ,
Calcd. for C47¾2N012PNa: 916.6225. Found: 916.6227.
Anal. Calcd. For C47 2N012P (894.2): C. 63.13; H, 10.37; N, 1.57; P, 3.46. Found: C, 62.12; H, 9.91; N, 1.58; P, 3.35.
実施例 2
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4—O— ((R) —3—
テトラデシル) 一3— ((R) —3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド) 一 7— O—メチ ルー 5— O—ホスホノ一 D—グリセロー D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化合物番号 2-82)
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジフエエルホスホノ一 4—O— (( R) -3- (ドデシルォキシ) テトラデシル一 3— ((R) —3—ヒ ドロキシテトラ デカナミ ド) 一 7 - O -メチル一D—グリセ口一 D—イド一ヘプトニン酸 46. 5 mg (0. 0439mmo 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことにより 、 白色粉末として、 目的化合物 (36. 7m g、 収率: 92%) が得られた。 m. p. 102.5-103.0°C;
[a]D 25 +6.7° (c=0.14, CHC13)
IRスペク トル vmax (KBr) : 3310, 2956, 2923, 2853, 1733, 1648 cm'1
Ή-NMR (400MHz, CD30D:CDC13=5: 1) δ : 0.88 (9H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.18-1.58 ( 60H, m), 1.76-1.77 (2H, m) , 2.31 (1H, dd, J=8.1, 14.6 Hz), 2.39 (1H, dd, J =4.4, 14.6 Hz), 3.32-3.49 (6H, m, containing 3H, s, at 3.39 ppm) , 3.65-3.7 8 (5H, m), 3.93 (1H, m), 4.19-4.27 (2H, m), 4.43 (1H, m), 4.57 (1H, d, J=3 • 7 Hz) .
MS (FAB, positive) m/z 930 (M+Na) + ; MS (FAB, negative) m/z 906 (M- H)— ;
High Resolution MS (FAB, positive) ,
Calcd. for C48 2PNa: 930.6411. Found: 930.6417
Anal. Calcd. for C48¾4N012P (908.2): C, 63.48; H, 10.43; N, 1.54; P, 3.41. Found: C, 61.81; H, 10.45; N, 1.49; P, 3.45.
実施例 3
2, 6—アンヒ ドロ一 3、 7—ジデォキシ一 4— 0_ ((R) 一 3— (ドデシルォ キシ) テトラデシル) 一7—フルオロー 3— ((R) _ 3—ヒ ドロキシテトラデカナ ミ ド) 一 5—〇_ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化合物 番号 3— 82)
2, 6—アンヒ ドロ _3、 7—ジデォキシ一 5—O—ジフエニルホスホノ一 4— O— ((R) - 3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) _ 7 _フルオロー 3— ((R ) —3—ヒドロキシテトラデカナミド) 一D—グリセ口一D—イド一ヘプトニン酸 10. 3mg (9. 82 μ mo 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことに より、 白色粉末として、 目的化合物 (6. lmg、 収率: 69%) が得られた。 m. p. 112.5-113.5 °C;
[a]D 25 +8.1° (c=0.10, CHC13)
IRスペクトル vmax (KBr) : 3311, 2956, 2923, 2853, 1730, 1646 cm"1.
Ή-NMR (400MHz, CD30D:CDC13=5: l) δ : 0.89 (9H, t, J=6.6 Hz), 1.29-1.56 (60H , m), 1.76-1.77 (2H, m) , 2.32 (1H, dd, J=8.1, 14.6 Hz), 2.39 (1H, dd, J=3. 7, 14.6 Hz), 3.43-3.48 (3H, m), 3.76—3.80 (4H, m), 3.91 (1H, m) , 4.20—4.73 (5H, m, containing 1H, d, J=3.7 Hz, at 4.60 ppm)
MS (FAB, positive) m/z 918 (M+Na) + ; MS (FAB, negative) m/z 894 (M— H)— ;
High Resolution MS (FAB, positive) ,
Calcd. for
Figure imgf000107_0001
918.6211. Found: 918.6232.
実施例 4
2, 6—アンヒドロ— 3—デォキシ一 4—O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 5— O—ホスホノ一 3—テトラデカナミ ド一 D—グリセ口一 D— ィドーへブトニン酸 (例示化合物番号 1— 53)
2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一 5— O—ジフエニルホスホノー 4一 0— (( R) — 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) _ 3—テトラデカナミ ドー D—グリ セロー D—イド一ヘプト-ン酸 23. 8mg (0. 023 1 mm o 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことにより、 白色粉末として目的化合物 ( 20.0 m g 、 収率: 99%) が得られた。
m. p. 119.5-121.0°C;
[a]D 26 +8.3。 (c=0.41, CHC13)
IRスぺク トノレ vmax (KBr) : 3307, 2922, 2852, 1733, 1650 cm—1
'H-NMR (400MHz, CD30D: CDC13=9 : 1) δ : 0.90 (9H, t, J=6.6 - 7.3 Hz) , 1.20-1.78
(64H, m), 2.23 (2H, t, J=7.3-8.1 Hz), 3.42-3.48 (3H, m, containing 2H, t,
J=6.6 Hz, at 3.46 ppm), 3.70—3.81 (4H, m) , 3.90 (1H, m), 4.04 (1H, m), 4.2
0 (1H, m), 4.34 (1H, m), 4.56 (1H, d, J=4.4 Hz)
MS (FAB, positive) m/z 916 (M+K)+, 900 (M+Na) + ;
High Resolution MS (FAB, positive) ,
Calcd. for C^NOnPNa: 900.6306. Found: 900.6315
Anal. Calcd. for CwH^NOuP (878.2): C, 64.28; H, 10.56; N, 1.60; P, 3.53. F ound: C, 62.62; H, 10.45; N, 1.24; P, 3.45.
実施例 5
2, _6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ _ 4—O— ((R) —3—
テトラデシル) 一7— O—メチル一5— O—ホスホノー 3—テトラデカナミ ドー D ーグリセ口— D—ィド—ヘプトニン酸 (化合物番号 2— 53) 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジフエニルホスホノ一 4—O— (( R) — 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 7— O—メチル一 3—テトラデカ ナミ ドー D—グリセ口— D—イド—ヘプトニン酸 28. 6 mg (0. 0274mm o 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことにより、 白色粉末として目的化 合物 (22. 5 m g、 収率: 92 %) が得られた。
m. p. 95.5-96.0°C;
[α]„26 +9.4。 (c=0.54, CHC13)
IRスぺク トノレ vmax (KBr) : 3333, 2922, 2852, 1734, 1650 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CD30D: CDC13=9 : 1) δ : 0.90 (9H, t, J=6.6— 7.3 Hz) , 1.29—1.60 ( 62H, m), 1.75-1.77 (2H, m), 2.22 (2H, t, J=7.3-8.1 Hz), 3.38 (3H, s) , 3.42 -3.48 (3H, m), 3.66—3.79 (5H, m) , 4.23 (1H, m), 4.39 (1H, m) , 4.56 (1H, d, J=3.7 Hz)
MS (FAB, positive) m/z 914 (M+Na)+, 892 (M+H)+; High Resolution MS (FAB, po sitive), Calcd. for C ^NO^PNa: 914.6462. Found: 914.6450.
実施例 6
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3 - (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) _4ー0— ((R) - 3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 5— O—ホスホ ノー D—グリセ口一 D—ィ ド一ヘプトニン酸 (例示化合物番号 1— 75)
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3 _ (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 5— O—ジフエニルホスホノ 4一〇一 ((R) —3— (ドデシルォキシ) テ トラデシル) —D—グリセ口— D—イド一ヘプトニン酸 21. 5mg (0. 020 2mmo 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことにより、 白色粉末として 目的化合物 (1 7. 8 m g、 収率: 96 %) が得られた。
m. p. 133.0-135.5°C;
[a]D 23 +4.1° (c=0.60, CHC13)
IRスペク トル v腿 (KBr) : 3338, 2922, 2852, 1688 cm一1
- NMR (400MHz, CD30D: CDC13=5 : l) 6 : 0.89 (9H, t, J=6.6- 7.3 Hz) , 1.20-1.58 (60H, m), 1.74-1.79 (2H, m), 1.99-2.08 (2H, m), 3.39 (1H, m) , 3.45 (2H, t, J=6.6 Hz) , 3.70-3.76 (3H, m) , 3.82 (1H, m) , 3.94-3.97 (2H, m) , 4.27 (1H, m), 4. 2 (1H, dd, J=4.4, 6.6 Hz), 4.59 (1H, d, J=3.7 Hz).
MS (FAB, positive) m/z 952 (M+K)+, 936 (M+Na) +, 914 (M+H) + ; MS (FAB, negati ve) m/z 912 (Μ—ΗΓ; High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C47H90N0UF 2PNa: 936.6117. Found: 936.6133
Anal. Calcd. for (^Η^ΝΟ,ΑΡ (914.2): C, 61.75; H, 9.92; N, 1.53; F, 4.16; P , 3.39. Found: C, 61.09; H, 9.42; N, 1.37; F, 3.88; P, 2.73.
実施例 7
2, 6—ァンヒドロー ーデォキシー 3 - ( 2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) — 4一 O— ((R) - 3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) — 7— 0—メチル — 5—〇一ホスホノ一 D—グリセ口一 D— Γ ドーヘプトニン酸 (例示化合物番号 2 - 7 5)
2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 5— O—ジフエ二ルホスホノー 4— O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テ トラデシル) — 7—O—メチル—D—グリセ口— D—イド一へプトニン酸 20. 8 mg (0. 0 1 93mmo 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことにより
、 白色粉末として目的化合物 (1 7. 6mg、 収率: 98%) が得られた。
m. p. 124.5-125.5°C
[a]D 25 +3.0° (c=0.65, CHC13)
IRvMX (KBr) 3348, 2923, 2853, 1718, 1693 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CD30D:CDC13=9: 1) δ 0.90 (9H, t, J=5.9-7.3 Hz) , 1.20-1.56 (6 OH, m), 1.76-1.77 (2H, m) , 2.01-2.07 (2H, m), 3.39 (3H, s), 3.42-3.48 (3H, m), 3.66-3.80 (5H, m), 4.24-4.31 (2H, m), 4. 4 (1H, ra) , 4.84 (1H, d, J=3. 7 Hz)
MS (FAB, positive) m/z 950 (M+Na)+
High Resolution MS (FAB, positive) ,
Calcd. for C48Hg2N0uF2PNa : 950.6274. Found: 950.6270
Anal. Calcd. for C48Hg2N0uF2P (928.2): C, 62.11; H, 9.99; N, 1.51; F, 4.09; P , 3.34. Found: C, 61.77; H, 10.14; N, 1.54; F, 3.84; P, 3.61.
実施例 8 2, 6—アンヒ ドロー 3, 7—ジデォキシ一3— (2, 2—ジフルォロテトラデ 力ナミ ド) —4— O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一7—フル オロー 5— O—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化合物番 号 2— 75)
2, 6—アンヒ ドロ _ 3, 7—ジデォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデ カナミ ド) 一 5— O—ジフエ二ルホスホノ一 4— O— ((R) 一 3— (ドデシルォキ シ) テトラデシル) —7—フルオロー D—グリセロー D—イド一ヘプトニン酸 21 . lmg (0. 01 97mmo 1 ) について、 実施例 1と同様の操作を行うことに より、 白色粉末として目的化合物 (1 6. 7mg、 収率: 93%) が得られた。 m. p. 72.0-74.0°C
[a]D 26 +3.7° (c=0.44, CHC13)
IRスぺク トル vmax (KBr) : 3327, 2922, 2852, 1691 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CD30D:CDC13=9: 1) δ 0.90 (9H, t, J=6.6- 7.3 Hz) , 1.29-1.57 (60H, m), 1.74-1.79 (2H, m), 1.99-2.07 (2H, m), 3.41-3.47 (3H, m) , 3.73-3. 83 (3H, m), 4.23-4.34 (2H, m) , 4.41 (1H, dd, J=3.7, 6.6 Hz), 4.60 (1H, ddd , J=3.7, 10.3, 48.3 Hz), 4.63 (1H, d, J=3.7 Hz) , 4.77 (1H, ddd, J=6.6, 10. 3, 48.3 Hz)
MS (FAB, positive) m/z 954 (M+ )+, 938 (M+Na) +, 916 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive) ,
Calcd. for C47 9N01()F3PNa: 938.6074. Found: 938.6078.
Anal. Calcd. for C47H89N010F3P (916.2): C, 61.62; H, 9.79; N, 1.53; F, 6.22; P , 3.38. Found: C, 60.94; H, 9.94; N, 1.50; F, 5.82; P, 3.56.
実施例 9
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 4一 0—ホスホノ _3— O— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} 一 α— D—ダルコビラノシド (例示化合物番号 4 -1 7)
参考例 40の化合物 54.6mg(0.050腿 ol)のテトラヒドロフラン (1ml) 溶液に、 酸 化白金 58mgを加えて、 水素雰囲気下にて、 室温で激しく攪拌した。
この溶液をセライト濾過し、 減圧下濃縮した。 得られた残査をクロ口ホルム 2ml 、 メタノール 4ml、 0. IN塩酸水溶液 1.6mlに溶かし、 さらにクロ口ホルム 2ml、 0 . IN塩酸水溶液 2.0mlを加えて洗浄し、 混入するシリカゲルを除去した。 クロロホ ルム層をとり、 减圧下溶媒を留去すると、 38.9mg (収率 82%)の目的化合物が得られ た。
I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1685, 1734, 3325 cm"1
核磁気共鳴スぺク トル(400MHz, CD30D) S 0.79-0.82 (9Η, m) , 1.20-1.43 (画' m) , 1.60-1.75 (2Η, m), 1.86- 2.08 (2Η, m) , 3.22- 3.42 (3H, m) , 3.46— 3.84(6H, m), 3.92- 4.12 (3H, m) , 4.18— 4.22 (1H, m) , 4.84(1H, d)
質量スぺク トル (m/z) 966.6228(M+Na) +
実施例 10
カルボキシメチル 2, 6—ジデォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカ ナミ ド) — 4— O—ホスホノ一 6—フルォロ _3— O— { (R) —3—ドデシルォ キシテトラデシル} -α-Ρ-ダルコビラノシド (例示化合物番号 4 -141) 参考例 45の化合物 37.0mg(0.0337讓 ol)について、実施例 9と同様の操作を行う ことにより、 24.8mg (収率 78%)の目的化合物が得られた。
I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1602, 1710, 3603 cm—1
核磁気共鳴スペク トル(400MHz, CD30D) δ : 0.88 (9H, t, J=6.5-7. OHz) , 1.00-1.60 (60H, m), 1.70-1.80 (2H, m) , 2.00-2.17 (2H, m) , 3.35-3.50 (3H, m) , 3.62-3.72 (1H, m ), 3.82-3.92 (3H, m), 4.09 - 4.13 (2H, m) , 4.17-4.30(2H,m), 4.61(1H, m), 4.71—4.7 2(lH,m), 4.83(lH,m)
質量スぺク トル (m/z) 968.6182 (M+Na) +
実施例 1 1
カルボキシメチル 2—デォキシ一2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 4— O—ホスホノー 6— O—メチル一 3— O— { (R) - 3 -ドデシルォキシ テトラデシル} — α— D—ダルコピラノシド (例示化合物番号 4 -79)
参考例 47の化合物 42.0mg(0.038mmol)について、 実施例 9と同様の操作を行う ことにより、 26.2mg (収率 72。/o)の目的化合物が得られた。
I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1685, 3308 cm—1
核磁気共鳴スペク トル(400MHz, CD30D) δ : 0.88 (9Η, t) , 1.10- 1· 57 (60Η, m), 1.65 -1.80(2H, m), 2.00-2.18 (2H, m) , 3.29- 3.40 (7H, m), 3.42-3.50(lH,m), 3.57-3.68 ( 2H,m), 3.70 - 3.80(lH,m), 3.80— 3.91 (2H, m) , 4.08- 4.20 (2H, m) , 4.26-4.30 (1H, m) , 4.84-4.86 (1H, m)
質量スぺク トル (m/z) 980.6359 (M+Na) +
実施例 1 2
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3 _ [(R)— 3— (ドデシルォキシ) —テ
; ド] 一 5—0—ホスホノ一4—0— [(R) - 3 - (7, 一 Z—テト ラデセニルォキシ) —テトラデシル] _D—グリセ口— D—イ ド一ヘプトン酸 (例 示化合物番号 1一 227)
乾燥、 窒素置換された反応容器に、 参考例 56により得られたァリル 2, 6- アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジァリルホスホノ一 3— [(R) —3— (ドデ シルォキシ) ーテトラデカンアミ ド] — 4— O— [(3 R) —3— (7'— Z—テト ラデセニルォキシ) —テトラデシル] —D—グリセ口一D—イ ド一ヘプトネ一ト 28.4 mg (0.023 mmol) 、 トリフエニルホスフィン 3· 1 mg (0.012 mmol) をとり、 THF 0.3 mlで希釈した。トリェチルァミン 16.6 μ 1 (0.12 mmol)、ギ酸 8.9 μ 1 (0.23 mmol) を加えた後、 テトラキストリフエニルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加え、 50°Cに加熱して 4時間 30分攪拌した。 減圧下溶媒を留去し、 粗生成 物を得た。 DAEA cellulose カラムクロマトグラフィー (クロロホノレム :メタノ一 ル: 0.1 M酢酸アンモニゥム水溶液 = 2 : 1 : 0— 2 : 3 : 1) により精製し、 標 記目的化合物と酢酸ァンモニゥム塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で洗浄し、 標記目的化合物 18.9 mg (0.017 mmol) を得た。 (収率 76%)
[ ]D +10.13 (c 1.08, CHC13)
IR (KBr) 3315, 1734, 1645, 1536, 1466, 1378 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CD30D) δ 0.90 (t, 12 H, J = 7.8 Hz), 1.24-1.62 (m, 72 H), 1.72-1.80 (m, 2 H), 2.00—2.08 (m, 4 H), 2.33 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 14.7 Hz) , 2.45 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 14.7 Hz), 3.35 (s, 3 H) , 3.38—3.54 (m, 6 H) , 3.64-3.70 (m, 1 H), 3.71-3.92 (m, 7 H), 4.19 (dt, 1 H, J = 6.8 Hz, 10.7 Hz) , 4.30 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 7.8 Hz), 4.51 (d, 1 H, J = 4.9 Hz) , 5.31-5.40 (ra, 2 H) 実施例 13 2, 6—アンヒドロ _ 3—デォキシ一 3— [(R) —3— (ドデシルォキシ) 一テ トラデカンアミ ド) 一 5— O—ホスホノ一 7— O—メチル一4— O— [(R) —3—
(7'— Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデシル]—D—グリセ口一 D—^ f ド一 ヘプタン酸 (例示 合物番号 2— 227)
乾燥、 窒素置換された反応容器に、 参考例 57により得られたァリル 2, 6— アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— [(R) — 3— (ドデシルォキシ) 一テトラデカン アミ ド]— 5—O—ジァリルホスホノ一 7—O—メチルー 4—〇一 [(R)—3— (7 '—Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデシル] — D—グリセ口一 D—ィ ド一ヘプ タネ一ト 44.0 mg (0.036 mmol) 、 トリフエ二ノレホスフィン 4.7 mg (0.018 mmol) を とり、 THF 0.5 mlで希釈した。 トリェチルァミン 25.0 μ 1 (0.18瞧 ol)、 ギ酸 13.6 μ 1 (0.36 mmol) を加えた後、 テトラキストリフエニルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加え、 50°Cに加熱して 6時間 30分攪拌した。 減圧下溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 DAEA cellulose カラムクロマトグラフィー (クロロホノレム : メ タノ一ル: 0.1 M酢酸アンモェゥム水溶液 = 2 : 1 : 0-2 : 3 : 1) により精製 し、 標記目的化合物と酢酸アンモニゥム塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で 洗浄し、 標記目的化合物 18.7 mg (0.017 mmol) を得た。 (収率 47%)
[a]D +4.63 (c 0.30, CHC13)
IR (KBr) 3333, 1736, 1669, 1603, 1524, 1467 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CD30D) δ 0.90 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.25-1.62 (m, 77 H), 1.76 (q, 2 H, J = 5.9 Hz) , 1.98-2.09 (m, 4 H) , 2.32 (dd, 1 H, J= 4.9 Hz, 14.7 Hz), 2.46 (dd, 1 H, J = 7.8 Hz, 14.7 Hz), 3.38 (s, 3 H) , 3.38— 3.55 (m, 5 H), 3.63—3.82 (m, 6 H), 4.10—4.16 (m, 1 H), 4.16—4.23 (m, 1 H) , 4.35 (dd, 1 H, J = ¾.9 Hz, 6.8 Hz), 4.52 (d, 1 H, J = 4.9 Hz) , 5.30-5.40 (m, 2 H)
実施例 14
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一5—ホスホノ一 3— (3—ォキソーテトラ デカンアミ ド) 一 4—0— [(R) —3— (7,一 Z—テトラデセエルォキシ) 一テ トラデシル]一 D—グリセロー D—ィド一ヘプタン酸 (例示化合物番号 1— 228) 乾燥、 窒素置換された反応容器に、 参考例 62で得られたァリル 2, 6_アン ヒ ドロ _ 3—デォキシ一 5—O—ジァリルホスホノ一 3 - (3—ォキソーテトラデ カンアミ ド) 一 4— O— [(R) —3— (7'— Z—テトラデセニルォキシ) 一テト ラデシル] —D—グリセ口— D—イド一ヘプトネ一ト 31.0 mg (0.029 mmol) 、 ト リフエニルホスフィン 3.4 mg (0.015 mmol) をとり、 THF 0.3 ml で希釈した。 ト リエチルァミン 20.8 μ 1 (0.15 mmol), ギ酸 11.3 μ 1 (0.3 mmol) を加えた後、 テトラキストリフエニルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加え、 50°Cに 加熱して 7時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、粗生成物を得た。 DAEA cellulose力 ラムクロマトグラフィー (クロロホルム: メタノール: 0· 15 M酢酸アンモニゥム 水溶液 =2 : 1 : 0-2 : 3 : 1) により精製し、 標記目的化合物と酢酸アンモニ ゥム塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で洗浄し、 標記目的化合物 11.4 mg (0.012 mmol) を得た。 (収率 43%)
[o;]D +4.81 (c 0.38, CHC13)
IR (CHCI3) 3401, 1725, 1672, 1603, 1529, 1467 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CD3OD) δ 0.90 (t, 9 H, J = 7.8 Hz) , 1.24—1.44 (m, 41 H) , 1.45-1.58 (m, 6 H) , 1.76 (q, 2 H, J = 5.9 Hz), 1.99—2.08 (m, 4 H) , 2.54 (t, 2 H, J = 7.8 Hz), 3.40-3.51 (ra, 3 H), 3.71—3.83 (m, 4 H), 3.89 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 12.7 Hz), 3.96—4.00 (ra, 1 H), 4.20 (dt, 1 H, J = 5.9 Hz, 10.7 Hz), 4.35 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 6.8 Hz), 4.56 (d, 1 H, J = 4.9 Hz) , 5.31—5.40 (m, 2 H) 実施例 1 5
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 5— O—ホスホノ一 7—O—メチノレ一 3 - (3—ォキソ一テトラデカンアミ ド) 一 4— O— [(R) -3- (7' _Z—テトラ デセニルォキシ) —テトラデシル] —D—セ口— D—イド—ヘプトン酸 (例示化合 物番号 2— 228)
乾燥、 窒素置換された反応容器に、 参考例 63で得られたァリル 2, 6—アン ヒ ドロ— 3—デォキシ— 5— O—ジァリルホスホノ一 7—0—メチルー 3_ (3— ォキソ一テトラデカンアミ ド) 一4— O— ((R) ー3— (7'— Z—テトラデセニ ルォキシ) —テトラデシル) 一D—グリセ口— D—イド一ヘプトネート 28.0 mg (0.027 mmol) 、 トリフエニルホスフィン 3.4 mg (0.012 mmol) をとり、 THF 0.3 ml で希釈した。 トリェチルァミン 24.5 μ 1 (0.13 mmol)、 ギ酸 10· 2 μ 1 (0.27 mmol) を加えた後、 テトラキストリフエ二ノレホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を 加え、 50°Cに加熱して 7時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、粗生成物を得た。 DAEA cellulose カラムクロマトグラフィー (クロロホノレム : メタノール: 0.15 M醉酸 アンモニゥム水溶液 =2 : 1 : 0-2 : 3 : 1) により精製し、 標記目的化合物と 酢酸アンモニゥム塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で洗浄し、 標記目的化合 物 10.4 mg (0. Oil mmol) を得た。 (収率 41。/o)
[a]D +2.87 (c 0.71, CHC13)
IR (KBr) 1721, 1675, 1646, 1535, 1465 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CD30D) δ 0.90 (t, 9 H, J = 7.8 Hz), 1.24-1.42 (m, 41 H) , 1.46—1.59 (m, 6 H), 1.76 (q, 2 H, J = 5.9 Hz) , 2.00—2.07 (m, 4 H) , 2.53 (t, 2 H, J = 7.8 Hz), 3.35 (s, 3 H) , 3.38 (s, 2 H), 3.41-3.51 (m, 3 H), 3.62—3.71 (m, 2 H), 3.72-3.82 (m, 4 H), 4.17-4.26 (m, 2 H) , 4.40 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 5.9 Hz), 4.56 (d, 1 H, J = 3.9 Hz) , 5.30-5.40 (m, 2 H)
実施例 16
カルボキシメチル 2—デォキシ _3— 0_ ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一 テトラデシル) 一 4— O—ホスホノ一 2— (7—Z—テトラデセナミ ド) 一 a— D— ダルコビラノシド (例示化合物番号 5— 101)
乾燥、 窒素置換された反応容器にァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシ —4一 0—ジァリルホスホノー 3—0— ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一テトラデ シル) _ 2— ( 7— Z—テトラデセナミ ド) 一a _D—ダルコビラノシド 73.6 mg (0.072 mmol) 、 トリフエニルホスフィン 9.4 mg (0.036 mmol) をとり、 THF 0.3 ml で希釈した。 トリエチルァミン 49.9μ1 (0.36 mmol) , ギ酸 27·2μ1 (0.72 mmol) を 加えた後、 テトラキストリフエニルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加 え、 50°Cに加熱して 6時間攪拌した。 減圧下溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 DEAE cellulose カラムクロマトグラフィー (クロロホルム : メタノール: 0.10 M酢酸 アンモニゥム水溶液 =2 : 1 : 0-2 : 3 : 1) により精製し、 標題化合物と酢酸 アンモニゥム塩の混合物を得た後、 0.1N塩酸水溶液で洗浄し、 標題化合物 26.3mg (0.029 mmol) を得た。 (収率 40%)
[a]D +30.32 (c 0.31, CD30D)
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.90 (t, 9 H, J = 6.8 Hz), 1.23 - 1.48 (m, 51 H), 1.50一 1.57 (m, 2 H) , 1.60 - 1.69 (m, 2 H) , 1.70— 1.77 (m, 2 H) , 2.00 - 2.10 (m, 4 H), 2.25 (dt, 2 H, J = 7.8 Hz, 2.0 Hz), 3.35 - 3.42 (m, 2 H), 3.43 - 3.48 (m, 1 H) , 3.62 - 3.69 (m, 2 H), 3.70 - 3.76 (m, 1 H) , 3.76 — 3.84 (m, 2 H),
3.87 - 3.93 (m, 1 H) , 4.07 (dd, 1 H, J = 2.9 Hz, 9.8 Hz), 4.10 - 4.18 (m, 2
H, involving a doublet at d 4.14, J = 16.6 Hz), 4.25 (d, 1 H, J = 16.6 Hz),
4.80 (d, 1 H, J = 2.9 Hz), 5.31 - 5.42 (m, 2 H) .
実施例 1 7
カルボキシメチル 2—デォキシ— 3— O— ((R) — 3— (ドデシルォキシ) 一 テトラデシル) — 6— O—メチル一4— O—ホスホノ一 2— (7— Z—テトラデセ ナミ ド) 一 a— D—ダルコビラノシド (例示化合物番号 6— 101)
乾燥、 窒素置換された反応容器にァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシ — 4一 0—ジァリルホスホノ一 3—O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一テトラ デシル) — 6— 0—メチル—2— (7— Ζ—テトラデセナミ ド) —a— D—ダルコ ピラノシド 64.7 mg (0.062 mmol) 、 トリフエ二ノレホスフィン 8.1 mg (0.031 mmol) をとり、 THF 0· 3 mlで希釈した。 トリェチルァミン 43.0 μ 1 (0.31 mmol)、ギ酸 23.4 μ 1 (0.62 mmol) を加えた後、 テトラキストリフエニルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加え、 50°Cに加熱して 7時間攪拌した。 減圧下溶媒を留去し、 粗生 成物を得た。 DEAE cellulose カラムクロマトグラフィー (クロ口ホルム: メタノ —ル: 0.10 M酢酸アンモニゥム水溶液 = 2 : 1 : 0— 2 : 3 : 1) により精製し、 標題化合物と酢酸アンモニゥム塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で洗浄し、 標題化合物 49.2 mg (0.053 mmol) を得た。 (収率 86%)
[a]D +34.53 (c 0.27, CD30D)
Ή-N R (500 MHz, CDC13) δ 0.90 (t, 9 H, J = 6.8 Hz), 1.24― 1.50 (m, 52 H),
I.50 - 1.57 (m, 2 H) , 1.60 - 1.68 (m, 2 H), 1.70— 1.80 (m, 2 H), 2.00— 2.08 (m, 4 H), 2.25 (dt, 2 H, J = 8.8 Hz, 2.0 Hz), 3.35 - 3.43 (m, 5 H, involving a singlet at d 3.38), 3.45 (dt, 1 H, J = 5.9 Hz, 9.8 Hz), 3.59 (dd, 1 H, J =
5.9 Hz, 10.7 Hz) , 3.63 - 3.69 (m, 2 H), 3.74 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 3.83 - 3.90 (m, 2 H), 4.07 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 10.7 Hz), 4.11 - 4.17 (m, 2 H, involving a doublet at d 4.13, J = 16.6 Hz), 4.25 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.78 (d, 1 H, J = 2.9 Hz), 5.31 ― 5.41 (m, 2 H).
実施例 18
カルボキシメチル 2—デォキシ _ 3—O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一 テトラデシル) 一4一〇一ホスホノ一 2— ((R) —3— (7— Z—テトラデセニル ォキシ) 一テトラデカナミ ド) 一ひ一 D—グレコピラノシド (例示化合物番号 5— 102)
乾燥、 窒素置換された反応容器にァリルォキシカルポニルメチル 2—デォキシ —4— O—ジァリルホスホノー 3— O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) ーテトラ デシル) 一2— ((R) 一 3— (7— Z—テトラデセ -ルォキシ) 一テトラデカナミ ド) 一 a— D—ダルコビラノシド 93.7 mg (0.076 mmol) 、 トリフエニルホスフィ ン 10.0 mg (0.038 mmol) をとり、 THF 0.3 mlで希釈した。 トリェチルァミン 52.7 μ 1 (0.38 mmol)、 ギ酸 28· 7 / 1 (0.76 mmol) を加えた後、 テトラキストリフエ二 ルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加え、 50°Cに加熱して 7時間攪拌し た。 減圧下溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 DAEA celluloseカラムクロマトグラフ ィー (クロ口ホルム:メタノーノレ : 0.10 M酢酸アンモニゥム水溶液 = 2 : 1 : 0 一 2 : 3 : 1) により精製し、 標題化合物と酢酸アンモニゥム塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で洗浄し、 標題化合物 66.2 mg (0.059 mmol) を得た。 (収率 78%) [a]D +25.57 (c 0.50, CHC13)
Ή-NMR (500 MHz, CD30D) δ 0.90 (t, 9 H, J = 6.8 Hz) , 1.25 1.57 (m, 76 H), 1.69 一 1.81 (m, 2 H), 1.98 - 2.08 (m, 4 H), 2.35 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 14.7 Hz), 2.49 (dd, 1 H, J = 14.7 Hz, 6.8 Hz), 3.34― 3.48 (m, 4 H) , 3.50— 3.56 (m, 1 H) , 3.66 (t, 2 H, J = 9.8 Hz), 3.70 - 3.77 (m, 2 H) , 3.77— 3.83 (m, 2 H), 3.89 (q, 1 H, J = 8.8 Hz), 4.08 (dd, 1 H, J - 3.9 Hz, 10.7 Hz), 4.10一 4.17 (m, 2 H, involving a doublet at d 4.13, J = 16.6 Hz), 4.25 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.81 (d, 1 H, J = 2.9 Hz) , 5.31 - 5.40 (m, 2 H) .
実施例 1 9
カルボキシメチル 2—デォキシー 3—0— ((R) — 3— (ドデシルォキシ) ーテ トラデシル) 一 6— O—メチル一 4— O—ホスホノ一 2_ ((R) 一 3— (7-Z- テトラデセニルォキシ) —テトラデカナミ ド) — a— D—ダルコビラノシド (例示化 合物番号 6 -102)
乾燥、 窒素置換された反応容器にァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシ — 4— O—ジァリルホスホノ一 3—0— ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一テトラ デシル) 一6—0—メチル一 2— ((R) 一 3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデカナミド) 一 α— D—ダルコビラノシド 63.0 mg (0.050 mmol) 、 トリ フエニルホスフィン 6.6 mg (0.025 mmol) をとり、 THF 0.3 ml で希釈した。 トリ ェチルァミン 34.7 μ 1 (0.25 mmol)、 ギ酸 18.9 μ 1 (0, 50 mmol) を加えた後、 テ トラキストリフエニルホスフィンパラジウム 2 mg (0.002 mmol) を加え、 50°Cに加 熱して 7時間攪拌した。 減圧下溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 DAEA cellulose力 ラムクロマトグラフィ一 (クロロホルム : メタノ一ル: 0.10 M酢酸アンモニゥム 水溶液 =2 : 1 : 0-2 : 3 : 1) により精製し、 標題化合物と酢酸アンモ-ゥム 塩の混合物を得た後、 0.1 N塩酸水溶液で洗浄し、 標題化合物 48.0 rag (0.043 mmol) を得た。 (収率 85。/0)
[ひ] D +33.05 (c 0.60, CHC13)
匪 R (500 MHz, CD30D) δ 0.90 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.24 - 1.58 (m, 78 H) , 1.68 - 1.82 (m, 2 H) , 2.00 - 2.07 (m, 4 H), 2.34 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 14.7 Hz), 2.49 (dd, 1 H, J = 14.7 Hz, 6.8 Hz) , 3.36 - 3.42 (m, 5 H, involving a singlet at d 3.38), 3.44― 3.48 (m, 2 H) , 3.52 (dt, 1 H, J = 5.9 Hz, 11.7 Hz), 3.59 (dd, 1 H, J =5.9 Hz, 10.7 Hz), 3.63 - 3.70 (m, 2 H), 3.70 - 3.77 (m, 2 H), 3.84 - 3.90 (m, 2 H), 4.08 (dd, 1 H, J = 2.9 Hz, 10.7 Hz), 4.12 (d, 1 H, J = 16.6 Hz) , 4.14 (q, 1 H, J = 9.8 Hz) , 4.24 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.79 (d, 1 H, J = 2.9 Hz), 5.31 - 5.40 (m, 2 H).
実施例 20
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 5—O—ホスホノー 4一 O— [ (R) —3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) テ トラデシル]— D—グリセ口— D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化合物番号 1— 22 9)
参考例 81の化合物(21mg、 0. 020 mm o 1 ) のテトラヒ ドロフラン (1 mL) 溶液に、 トリフエ-ルホスフィン (2. 6mg、 0. 010mmo l )、 トリ ェチルァミン (14 μ L、 0. 10 Ommo 1 )、 ギ酸 (7 μ L、 0. 186mmo 1 )、 テトラキストリフエニルホスフィンパラジウム (1. 3mg、 0. 001 mm o 1 ) を加えて、 50°Cで 5時間攪拌した。 反応液を減圧下濃縮し、 DEAEセル ロース (酢酸型) カラムクロマトグラフィーにて精製し、 0. 05M酢酸アンモニ ゥム溶液 (クロ口ホルム: メタノール:水、 2 : 3 : 1) で溶出じた。 クロ口ホル ム 4mL、 メタノール 8mL、 0. I N塩酸水溶液 3. 2mLに溶解し、 さらにク ロロホルム 4 m L、 0. 1 N塩酸水溶液 4 m Lを加えて洗浄し、 クロ口ホルム層を 取り、 減圧下溶媒を留去すると、 目的化合物 (16mg、 収率: 85%) が得られ た。
[a]D 25 +2.7 (c 0.25, CHC13); IRv隱 (KBr) 3340 (broad) , 3004, 2955, 2925, 2854, 1697 cm—1.,
'Η-匪 R (500 MHz, CD30D:CDC13= 9:1) δ 0.90 (9H, t, J=6.8 Hz) , 1.29—1.57 (56H, m), 1.76 (2H, q, J=6.8 Hz) , 1.98-2.10 (6H, m), 3.38-3.47 (3H, m), 3.71-3.76 (3H, m), 3.82 (1H, m), 3.94 (1H, dd, J=6.8, 12.7 Hz), 4.03 (1H, m), 4.27 (1H, m), 4.40 (1H, dd, J=4.9, 6.8 Hz), 4.60 (1H, d, J=3.9 Hz) , 5.33-5.39 (2H, m) ; MS (FAB, positive) m/z 978 (M+K)+, 962 (M+Na)+, 940 (M+H)+.
実施例 21
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3 - (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) — 7— O—メチル一 5— O—ホスホノ一 4—0— [ (R) —3— (7— Z—テトラデ セ -ルォキシ)テトラデシル]—Dーグリセロ ー D—ィド一ヘプトニン酸 (例示化合 物番号 2— 229)
参考例 82の化合物 (33 mg、 0. 03 1 mm o 1 ) について、 実施例 6と同 様の操作を行うことにより、 白色固体として目的化合物(28 mg、 収率: 95%) が得られた。
m. p. 103.5 - 105.0。C;
[a]D 25 +4.3 (c 0.35, CHC13);
IR max (KBr) 3005, 2955, 2925, 2854, 1714, 1691 cm"1. ,
'H- MR (500 MHz, CD30D) 6 0.90 (9H, t, J=7.1 Hz) , 1.29-1.58 (56H, m), 1.72-1.78 (2H, m), 1.99 - 2.10 (6H, m), 3.38 (3H, s), 3.40-3.48 (3H, m) , 3.68 (1H, dd, J=4.5, 10.9 Hz), 3.81-3.72 (4H, m) , 4.23-4.30 (2H, m) , 4.41 (1H, m) , 4.60 (1H, d, J=3.8 Hz), 5.31-5.40 (2H, m) ;
MS (FAB, positive) m/z 992 (M+K)+, 976 (M+Na) +, 954 (M+H) +
参考例 1
ァリル 2—アジド— 2—デォキシ _ 3—〇_ ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 4, 6—0—イソプロピリデンー —D—ダルコビラノシド ァリル 2—アジド— 2—デォキシ— 4, 6— O—イソプロピリデン— ]3— D— ダルコビラノシド (5. 1 5 g、 1 8. 1 mmo 1 ) のジメチルホルムアミ'ド (5 OmL) 溶液に、 0°Cで水素化ナトリウム (60%油性、 1. 36 g、 34. Om mo 1 ) を加えて、 1 5分撹拌した。 別途合成した (R) -3- (ドデシルォキシ ) _ 1一メタンスルホニルォキシテトラデカン (7. 1 5 g、 1 5. Ommo 1 ) を加え、 室温で 20時間撹拌した。 水を加えて反応を止め、 酢酸ェチルで抽出し、 水、 ^和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シ リカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (4 : 1) で溶出すると、 7. 31 g (収率: 73%) の目的化合物が得られた。
IR max (CHC13 solution) 2928, 2855, 2114 cm—1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (6H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.21—1.56 (46H, m, co ntaining 3H, s, at 1.39 ppm, 3H, s, at 1.49 ppm), 1.69-1.74 (2H, m), 3.15- 3.31 (2H, m), 3.33 (1H, t, J=8.1-9.5 Hz), 3.37-3.47 (3H, m), 3.60 (1H, t, J=9.5 Hz) , 3.69-3.80 (2H, m), 3.84-3.92 (2H, m) , 4.13 (1H, dd, J=5.9, 13.2 Hz), 4.32 (1H, d, J=8.1 Hz), 4.36 (1H, dd, J=5.1, 13.2 Hz), 5.22-5.36 (2H , m), 5.92 (1H, m)
MS (FAB, positive) m/z 704 (M+K)+, 666 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C38H72N306 : 666.5421. Found: 6 66.5444
Anal. Calcd. for C38H71N306 (666.0): C, 68.53; H, 10.75; N, 6.31. Found: C, 6 8.63; H, 10.83; N, 6.53.
参考例 2
2二アジドー 2—デォキシ— 3— 0_ ((R) — 3— (ドデシルォキシ) テトラデシ JV) -4, 6— O—ィソプロピリデン一 D—ダルコビラノース
参考例 1の化合物 6. 1 0 g (9. 7 5mmo l ) の 1, 4—ジォキサン (4 0 mL) 溶液に、 二酸化セレン 1. 3 3 g (1 2. O mmo 1 ) と酢酸 0. 5mLを 加え、 1時間加熱還流した。 反応終了後、 反応液を濾過した後、 減圧下濃縮し、 残 査をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (7 : 3) で溶出すると、 4. 2 6 g (収率: 7 0。/o) の目的化合物が得られた。
IR max (CHC13 solution) 3599, 2928, 2855, 2114 cm"1
-匪 R (400MHz, CDCI3) δ 0.88 (6H, t, J=6.6 Hz) , 1.21—1.56 (46H, m, contai ning 3H, s, at 1.40 ppm, 3H, s, at 1.49 ppm), 1.68—1.81 (2H, m), 2.99 (0.5 H, d, J=2.9 Hz, OH), 3.21-3.30 (2H, m), 3.36-3.48 (4H, m), 3.50 (0.5H, d, J=5.1 Hz, OH) , 3.60-3.97 (5H, m) , 4.60 (0.5H, dt, J=2.2, 5.1-5.9 Hz) , 5.24
(0.5H, t, J=3.7 Hz)
MS (FAB, positive) m/z 664 (M+K)+, 626 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for 035^306: 626.5108. Found: 6 26.5111
Anal. Calcd. for 35 7 6 (625.9): C, 67.16; H, 10.79; N, 6.71. Found: C, 6 6.85; H, 10.46; N, 6.80.
参考例 3
2, 2, 2 _トリクロ口ェチルイミ ドイル 2—アジド一 2—デォキシ— 3—O - ((R) — 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) — 4, 6— O—イソプロピリデ ン一 "一 D—ダルコピラノシド
参考例.2の化合物 4. 2 5 g (6. 7 9 mmo 1 ) の塩化メチレン (1 5mL) 溶液に、 トリクロロアセトニトリル 7. OmL (6 9. 8 mm 0 1 ) と 1, 8—ジ ァザビシクロ [5, 4, 0]— 7—ゥンデセン 2 1 1 mg ( 1. 3 8 mmo l ) を 0 °Cで加え、 1時間撹拌した。 飽和炭酸水素ナトリゥム水溶液を加えて反応を止め、 酢酸ェチルで希釈して、 水、 飽和食塩水にて洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した 。 減圧下溶媒を留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサ ン—酢酸ェチル (7 : 3) で溶出すると、 4. 7 7 g (9 1 %) の目的化合物が得 られた。 IR max (CHCI3 solution) 3344, 2928, 2855, 2115, 1674 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (6H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.26-1.58 (46H, m, co ntaining 3H, s, at 1.43 ppm, 3H, s, at 1.52 ppm) , 1.71-1.82 (2H, m) , 3.21—
3.30 (2H, m), 3.36-3.46 (3H, m), 3.58 (dd, 1H, J=3.7, 9.5 Hz), 3.69-4.01 (
7H, m), 6. 31 (1H, d, J=3.7 Hz) , 8.70 (1H, s)
MS (FAB, positive) m/z 807 (M+K)+, 791 (M+Na) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C37H67N406Cl3Na: 791.4024. Foun d: 791.4002.
参考例 4
_ 6— Tンヒ ドロ一 3—アジド— 3—デォキシ— 4—O— ((R) — 3— (ドデシ ルォキシ) テトラデシル) 一 5, 7— O—ィソプロピリデン一 D—グリセ口一 D— ィドーヘプトノニトリル
参考例 3の化合物 4. 7 5 g (6. 1 7mmo 1 ) とトリメチルシリルシア-ド 1. 3 OmL (9. 7 5 mm o 1 ) の塩化メチレン (1 5 mL) 溶液に、 モレキュ ラーシーブス 4 A 3. 5 5 gを加えて、 室温で 1時間撹拌し、 反応系の水分を除去 した。 その後、 トリメチルシリルトリフルォロメタンスルホネート 0. 3 5mL ( 1. 9 3 mmo 1 ) を加え、 室温で 3時間撹拌した。 飽和炭酸水素ナトリゥム水溶 液を加えて反応を止め、 反応液を濾過して、 モレキュラーシーブスを除去した。 濾 液を醉酸ェチルで希釈し、 水、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した 。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサ ンー酢酸ェチル (4 : 1 ) で溶出すると、 2. 9 5 g (収率: 7 5%) の目的化合 物が得られた。
IR V mx (CHCI3 solution) 2928, 2855, 2119 cm"1
■H-NMR (400MHZ, CDC13) δ 0.88 (6H, t, J=6.6- 7. 3 Hz), 1. 21-1.59 (46H, m, co ntaining 3H, s, at 1.42 ppm, 3H, s, at 1.49 ppm), 1. 71—1. 79 (2H, ra) , 3.34- 3.46 (3H, m), 3.59-3.82 (6H, m), 3.91—4.00 (2H, m), 4.78 (1H, d, J=5.9 Hz) MS (FAB, positive) m/z 673 (M+K)+, 635 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C36H67N405: 635.5133. Found: 6 35.5111 Anal. Calcd. for (:36 6 05 (634.9): C, 68.10; H, 10,48; N, 8.82. Found: C, 6 7.67; H, 10.46; N, 8.93.
参考例 5
2, 6—アンヒ ドロ一 3— ((R) —3— (ベンジルォキシ) テトラデカナミ ド) ― 3—デォキシ— 4— O— ((R) 一 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 5, 7 一 O—ィソ^!口ピリデン一 D—グリセ口一 D—ィドーヘプトノニトリル
参考例 4の化合物 1. 01 g (l. 59mmo 1 ) のテトラヒ ドロフラン (8 m L) 溶;液に、 トリフエ-ノレホスフィン 438 m g (1. 67 mm o 1 ) を加えて、 室温で 1時間撹拌した。 この反応液に、 28%アンモニア水 8mLを加えて 60°C で 24時間撹拌した。 反応後、 この溶液を減圧下濃縮して、 真空ポンプで乾燥した 。 得られた残査を塩化メチレン 8 m Lに溶解し、 この溶液に (R) —3— (ベンジ ルォキシ) テトラデカン酸 64 Omg (1. 91 mmo 1 )、 ジシクロへキシルカル ボジィミ ド 496mg (2. 40mmo l )、 4—ジメチルァミノピリジン 297 m g (2. 43 mmo 1 ) を加えて、 室温で 1 8時間撹拌した。 反応液を濾過し、 減 圧下濃縮してシリカゲル力ラムクロマトグラフィ一にて精製した。 へキサン一酢酸 ェチル (4 : 1) で溶出すると、 1. 16 g (収率: 79%) の目的化合物が得ら れた。
IR mM (CHC13 solution) 3328, 2928, 2855, 1672 cm"1
Ή-MR (400MHz, CDCI3) δ 0.88 (9H, t, J=5.9— 7.3 Hz) , 1.11—1.70 (68H, m, co ntaining 3H, s, at 1.40 ppm, 3H, s, at 1.47 ppm) 2.41 (1H, dd, J=5.9, 15.4 Hz), 2.60 (1H, dd, J=3.7, 15.4 Hz), 3.18-3.33 (5H, m) , 3.58—3.80 (5H, m) , 3.88-4.00 (2H, m), 4.56, 4.59 (2H, ABq, J=11.0 Hz), 5.27 (1H, d, J=5.9 Hz
), 7.20 (1H, d, J=5.1 Hz, NH) , 7.26-7.39 (5H, m)
MS (FAB, positive) m/z 963 (M+K)+, 925 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C57H101N2O7: 925.7609. Found: 9 25.7619
Anal. Calcd. for (925.4): C57H100N207 C, 73.98; H, 10.89; N, 3.03. Found: C, 7 4.09; H, 10.70; N, 3.12.
参考例 6 ジフエエルメチル 2, 6—アンヒドロ一 3— ((_R) 一 3— (ベンジルォキシ) テ トラデカナミ ド) 一 3—デォキシ— 4一 O— ((R) -3 - (ドデシルォキシ) テト
—D—グリセ口—D—ィドーヘプトネート
参考例 5の化合物 1. l l g (1. 2 Ommo 1 ) を 4M塩酸一ジォキサン (5m L) に溶解し、 水 ImLを加えて、 60°Cで 3時間撹拌した。 反応液を減圧下濃縮 し、 よく乾燥させた後、 再びジメチルホルムアミドに溶解した。 この溶液にジフエ ニルジァゾメタン 585m g (3. 01 mmo 1 ) を加えて、 60°Cで 1時間撹拌 した。 反応終了後、 反応混合物を酢酸ェチルで希釈し、 飽和炭酸水素ナトリウム水 溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (1 : 1 ) で溶出すると、 白色固体として、 642mg (収率: 50%) の目的化合物が得 られた。
m. p. 105.5-106.5°C
IR max (KBr) 3329, 2921, 2851, 1735, 1645 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=5.9— 7.3 Hz) , 1.11—1.65 (62H, m) 2. 08 (1H, t, J=5.9-6.6 Hz, OH), 2.32 (2H, d, J=5.1 Hz), 3.31-3.43 (5H, m), 3 .49-3.83 (8H, m, containing OH), 4.33, 4.38 (2H, ABq, J=ll.3 Hz), 4.65 (1H , d, J=5.1 Hz), 6.85 (1H, s), 6.89 (1H, d, J=8.8 Hz, NH) , 7.22-7.35 (15H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1108 (M+K)+, 1092 (M+Na) +, 1070 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C67H107N09Na : 1092.7844. Found
: 1092.7838
Anal. Calcd. for (1070.6): C67H107N09 C, 75.17; H, 10.07; N, 1.31. Found: C, 74.95; H, 10.11; N, 1.36.
参考例 Ί
ジフエュルメチル _ 2_, 6——アンヒドロ一 3— ((R) —3— (ベンジルォキシ) テ トラデカナミ ド) 一 3—デォキシ _7— O— tert—ブチルジメチルシリル— 4一〇 - ((R) ー3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) —D—グリセ口— D—イド一へ ブトネート 参考例 6の化合物 514 mg (0. 48 Ommo 1 ) の塩化メチレン (3mL) 溶液に、 4ージメチルァミノピリジン 88. 3 mg (0. 723mmo 1 ) と tert ーブチルジメチルシリルクロリ ド 109mg (0. 720 mmo 1 ) を加えて、 室 温で 3時間撹拌した。 反応液を酢酸ェチルで希釈し、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶 液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 減圧下溶媒を留去し、 シ リカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (7 : 3) で溶出すると、 目的化合物 (496mg、 収率: 87%) が得られた。
IR raax (CHC13) 3432, 3356, 2928, 2856, 1732, 1667 cm—1
'H-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.059 (3H, s) , 0.069 (3H, s) , 0.85—0.95 (18H, m), 1.26-1.62 (62H, m), 2.30 (2H, d, J=5.9 Hz) , 3.29-3.43 (5H, m), 3.50-3.64 ( 5H, m, containing OH), 3.75—3.84 (2H, m) , 4.30-4.38 (3H, m, containing 2H, ABq, J=11.0Hz, at 4.33, 4.37 ppm) , 4.64 (1H, d, J=5.1 Hz), 6.82 (1H, d, J =8.8 Hz, NH), 6.84 (1H, s) , 7.22-7.35 (15H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1222 (M+K)+, 1206 (M+Na) +, 1184 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C73H122N09Si : 1184.8889. Found : 1184.8903
Anal. Calcd. for C73H12,N09Si (1184.8): C, 74.00; H, 10.29; N, 1.18. Found: C , 74.23; H, 10.32; N, 1.18.
参考例 8
ジフエニルメチル 2, 6—アンヒ ドロ _ 3— ((R) - 3 - (ペンジノレオキシ) テ トラデカナミド) — 3—デォキシ— 7—O— tert—ブチルジメチルシリル一 5—O —ジフエエルホスホノ一 4—O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) — D—グリセ口— D—ィド—ヘプトネ一ト
参考例 7の化合物 436mg (0. 368 mm 0 1 ) の塩化メチレン ( 3 m L) 溶液に、 4—ジメチルァミノピリジン 67. 5mg (0. 553 mmo 1 ) とジフ ェユルクロロホスフェート 1 1 5 μ 1 (0. 555mmo 1 ) を加えて室温で 2時 間撹拌した。 反応液を酢酸ェチルで希釈し、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和 食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲル カラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (3 : 1) で溶出す ると、 目的化合物 (496mg、 収率: 95%) が得られた。
IRvmax (CHC13) 3429, 3347, 2928, 2856, 1754, 1668 cm—1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) 6 0.020 (6H, s), 0.85-0.92 (18H, m), 1.17-1.47 (58H , m), 1.59-1.71 (4H, m) , 2.06 (1H, dd, J=3.7, 12.5 Hz), 2.18 (1H, dd, J=8. 1, 15.4 Hz), 3.24-3.39 (4H, m) , 3.65-3.92 (5H, m) , 4.02 (1H, m), 4.27, 4.3 6 (2H, ABq, J=ll.4 Hz), 4.59 (1H, m), 4.66-4.72 (2H, m) , 6.85 (1H, s), 6.8 6 (1H, d, J=8.8 Hz, NH), 7.11—7.32 (25H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1454 (M+K)+, 1416 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C85H131N012PSi : 1416.9178. Foun d: 1416.9197
Anal. Calcd. for C85H130N012PSi (1417.0) : C, 72.05; H, 9.25; N, 0.99; P, 2.19. Found: C, 71.29; H, 9.46; N, 0.94; P, 1.41.
参考例 9
ジフエニルメチル 2, 6—アンヒ ドロ一 3— ((R) —3— (ベンジルォキシ) テ トラデカナミ ド) 一 3—デォキシ一5— O—ジフエ-ルホスホノ一 4— O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 D—グリセロー D—イド—ヘプトネー 上
参考例 8の化合物 452mg (0. 31 9 mm o 1 ) のテトラヒドロフラン溶液 (3 mL) に、 3 N塩酸水溶液 0. 4mLを加えて、 室温で 6時間撹拌した。 反応 液を酢酸ェチルで希釈し、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗净し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグ ラフィ一にて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (1 : 1) で溶出すると、 目的化合物
(385mg、 収率: 93%) が得られた。
IRvraax (CHC13) 3433, 2928, 2855, 1731, 1672 cm—1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=5.9— 7.3 Hz), 1.24—1.61 (62H, m) , 2. 26 (2H, d, J-5.9 Hz) , 3.15 (1H, m) , 3.22 (2H, t, J=6.6- 7.3 Hz) , 3.40 (1H, m), 3.50-3.57 (4H, m) , 3.66 (1H, m) , 3.78 (1H, dd, J=8.1, 9.5 Hz), 4.31, 4 .35 (2H, ABq, J=ll.7 Hz), 4. 9 (1H, m) , 4.57 (1H, q, J=8.8 Hz), 4.73 (1H, d, J=5.1 Hz), 6.82 (1H, s), 6.83 (1H, d, J=7.3 Hz, NH), 7.12-7.34 (25H, m) MS (FAB, positive) m/z 1340 (M+K)+, 1324 (M+Na) +, 1302 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C79Hu6N012PNa: 1324.8133. Foun d: 1324.8129
Anal. Calcd. for C79H116N012P (1302.7): C, 72.84; H, 8.98; N, 1.08; P 2.38. F ound: C, 71.90; H, 8.93; N, 1.05; P, 1.99.
参考例 10
ジフエ二ルメチノレ 2 6—アンヒ ドロ _3— ((R) —3— (ベンジルォキシ) テ トラデカナミ ド) 一 3—デォキシ一 5—O—ジフエニルホスホノ一 4—O— ((R) - 3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 7 _0—メチル一 D—グリセ口一D— ィドーヘプトネ一ト
参考例 9の化合物 86. Omg (0. 066 Ommo 1 ) の塩化メチレン (3 m L) 溶液に、 2 6—ジ— tert—ブチル— 4—メチルピリジン 44. 8mg (0. 21 8mmo 1 ) と トリメチルォキソ二ゥムテトラフルォロボレート 30. 1 mg (0. 204mmo 1 ) を加えて、 室温で 3時間撹拌した。 反応液を酢酸ェチルで 希釈し、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウム で乾燥した。 減圧下溶媒を留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製 し、 へキサン一酢酸ェチル (7 : 3) で溶出すると、 目的化合物 (80. 2mg, 収率: 92%) が得られた。
IRv (CHC13) 3691, 2928, 2855, 1732, 1669 cm"1
^-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H t, J=5.9-7.3 Hz) , 1.24-1.66 (62H m) , 2. 11 (1H dd, J=3.7, 15.4 Hz), 2.20 (1H, dd, J=8.1, 15.4 Hz), 3.19-3.29 (6H, m containing 3H, s, at 3.26 ppm) , 3.44-3.64 (5H, m), 3.78 (1H, m) 3.94 (1H, m), 4.28, 4.38 (2H, ABq, J=ll.7 Hz), 4.53-4.63 (2H, m), 4.70 (1H, d J=4.4 Hz) , 6.84 (1H, s), 6.85 (1H, d, J=8.8 Hz, NH), 7.12-7.33 (25H, m) MS (FAB, positive) m/z 1354 (M+K)+, 1338 (M+Na) + ; 1316 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C80H119N012P: 1316.8470. Found:
1316.8475.
参考例 1 1
ジフエニルメチル— 2 6—アンヒドロ一 3— _((R) __ 3— (ベンジルォキシ) テ J2デカナ ド) 一 3 7—ジデォキシ τ 5— Oージフエニルホスホノー 4—Ο— ((R) 一 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一7—フルオロー D—グリセロー D—ィドーヘプトネ一ト
参考例 9の化合物 101 mg (0. 0775mmo l ) の 1、 2—ジメ トキシェ タン (2mL) 溶液に、 ジェチルアミノサルファートリフルオリ ド 30 μ 1 (0. 227mmo 1 ) を 0 °Cで加えて窒素雰囲気下で撹拌した。 2時間後、 水を加えて 反応を止め、 酢酸ェチルで抽出し、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で 洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムク 口マトグラフィ一にて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (3 : 1) で溶出すると、 目 的化合物 (52. 2mg、 収率: 52%) が得られた。
IRvmax (CHC13) 2928, 2855, 1755, 1670 cm'1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) 60.88 (9H, t, J=5.9-7.3 Hz) , 1.24-1.65 (62H, m), 2. 12 (1H, dd, J=3.7, 15.4 Hz), 2.20 (1H, dd, J=8.1, 15.4 Hz), 3.20 (1H, m) , 3.27 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.41 (1H, m), 3.60-3.63 (2H, m), 3.80 (1H, t, J=6. 6 Hz), 4.00 (1H, m), 4.29, 4.33 (2H, ABq, J=ll.0 Hz), 4.36—4.64 (4H, m), 4 • 73 (1H, d, J=4.4 Hz) , 6.86 (1H, s) , 6.89 (1H, d, J=8.8 Hz, NH) , 7.11—7.35 (25H, tn)
MS (FAB, positive) m/z 1342 (M+K)+, 1326 (M+Na) + ; 1304 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C79HU6N0nFP: 1304.8270. Found : 1304.8263.
参考例 1 2
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5-0-ジフエニルホスホノー 4— O— (( R) - 3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) — 3 _ ((R) — 3—ヒ ドロキシテト ラデカナミ ド) 一 D—グリセ口一 D—ィドーへプトニン酸
参考例 9の化合物 64. 5mg (0. 0495 mm o 1 ) のエタノール溶液 ( 2 mL) に、 20%水酸化パラジウム一炭素 3 1. lmgを加えて、 水素雰囲気下で 室温にて 8時間撹拌した。 反応混合物を濾過し、 減圧下濃縮して、 シリカゲルカラ ムクロマトグラフィーにて精製し、 クロ口ホルム一メタノール (8 : 1) で溶出す ると、 目的化合物 (42. 3mg、 収率: 82%) が得られた。 IRvmM ( Br) 3334, 3063, 2955, 2922, 2852, 1742, 1649 cnf1., Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6- 7.3 Hz) , 1.10-1.68 (62H, m), 2 .20-2.32 (2H, m), 3.28—3.31 (3H, m, containing 2H, t, J=6.6 Hz, at 3.30 pp m), 3.66-3.75 (4H, m), 3.84 (1H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 3.97-3.99 (2H, m), 4.49
(1H, m), 4.59 (1H, m), 4.70 (1H, d, J=4.4 Hz) , 7.18-7.35 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1084 (M+K)+, 1068 (M+Na) + ; 1046 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C59H100N012PNa : 1068.6881. Foun d: 1068.6887.
参考例 1 3
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—〇一ジフエニルホスホノ一 4— O— (( R) -3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一3 _ ((R) — 3—ヒドロキシテト ラデカナミ ド) 一 7— O—メチル一D—グリセロー D—ィドーへプトニン酸
参考例 1 0の化合物 7 5. 5mg (0. 0 5 73 mm o 1 ) について、 例 1 2と 同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (50. 3mg、 収率: 83%) が得ら れた。
IRvmai (KBr) 3343, 3069, 2922, 2852, 1734, 1651 cm"1
'H-NMR (400MHz, CDC13) 60.88 (9H, t, J=6.6 - 7.3 Hz), 1.25-1.53 (60H, m), 1. 67-1.72 (2H, m), 2.15 (1H, dd, J=9.5, 15.4 Hz), 2.26 (1H, m), 3.26-3.38 (6 H, m, containing 3H, s, at 3.31 ppm), 3.59—3.78 (6H, m), 3.94 (1H, m), 4.3 1 (1H, m), 4.58 (1H, d, J=4.4 Hz), 4.65 (1H, m) , 7.06 (1H, d, J=9.5 Hz, NH ), 7.18-7.37 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1098 (M+K)+, 1082 (M+Na) + ; 1060 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C60H102N012PNa: 1082.7037. Foun d: 1082.7019.
参考例 1 4
2, 6—アンヒ ドロ一 3, 7—ジデォキシ一 5— O—ジフエ二ノレホスホノ一 4—O - ((R) 一 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) _ 7 _フルオロー 3— ((R) — 3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド) 一D—グリセロー D—ィド一ヘプトニン酸 参考例 1 1の化合物 2 1. 8mg (0. 0 1 6 7mmo 1 ) について、 参考例 1 2と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (1 2. 6 mg、 収率: 72%) が 得られた。
IR max (KBr) 3350, 2923, 2853, 1736, 1653 cm一1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6 Hz) , 1.21—1.51 (60H, m) , 1.68— 1.70 (2H, m), 2.16 (1H, dd J=9.5 15.4 Hz), 2.27 (1H, m) , 3.30-3.41 (3H, m), 3.67-3.77 (4H, m), 3.94 (1H, m) , 4.46 (1H, m), 4.57-4.65 (4H, m) , 7.12 (1H d, J=9.5 Hz, NH), 7.18-7.38 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1086 (M+K)+, 1070 (M+Na) + ; 1048 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C59H99N0uFPNa: 1070.6838. Fou nd: 1070.6848.
参考例 1 5
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4一 0_ ((R) —3— (ドデシルォキシ) テ トラデシル) 一 5 7—O—イソプロピリデン一 3—テトラデカナミ ドー D—グリ セロ一 D—ィド一ヘプトノニトリノレ
参考例 4の化合物 926 mg (1. 46 mm o 1 ) のテトラヒ ドロフラン (4 m L) 溶液に、 トリフエニルホスフィン 403 mg (1. 54 mm o 1 ) を加えて、 室温で 1時間撹拌したのち、 28%アンモニア水 (2mL) を加えて、 60°Cで 2 0時間撹拌した。 反応後、 この反応液を減圧下濃縮し、 真空ポンプで乾燥した。 得 られた残查を塩化メチレン (5mL) に溶解し、 この溶液にトリェチルァミン 0. 3 mL (2. 1 3mmo 1 ) とテトラデカノイルクロリ ド 0. 6mL (2. 1 3m mo 1 ) を加えて、 室温で 1時間撹拌した。 反応液を酢酸ェチルで希釈し、 水、 飽 和炭酸水素ナトリゥム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した 。 減圧下溶媒を留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサ ンー酢酸ヱチル (4 : 1) で溶出すると、 目的化合物 (999mg、 収率: 84% ) が得られた。
IRv (CHC13 solution) 3691, 2927, 2855, 1676 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.21-1.72 (70H, m con taining 3H, s, at 1.42 ppm, 3H, s, at 1.50 ppm) , 2.23 (2H, dt, J=3.7, 7.3 Hz), 3.35 (2H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 3.46-3.76 (6H, m) , 3.91-4.04 (3H m), 5.4 0 (1H, d, J=5.9 Hz), 6.49 (1H, d, J=4.4 Hz, NH)
MS (FAB, positive) m/z 857 (M+K)+, 819 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for 050¾5^06: 819.7190. Found: 8 19.7203
Anal. Calcd. for C54N206 (819.3): C, 73.30; H, 11.57; N, 3.42. Found: C, 7 3.49; H, 11.10; N, 3.49.
参考例 16
ジフエニルメチル 2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一 4— O— ((R) - 3 - ( ドデシルォキシ) テトラデシル) _3—テトラデカナミ ド一D—グリセ口 D—ィ ドーヘプトネート
参考例 1 5の化合物 90 1 mg (1. 10 mmo 1 ) について、 参考例 6と同様 の操作を行うことにより、 白色固体として目的化合物 (485mg、 収率: 46% ) が得られた。
m. p. 128.5-129.5°C;
IR max (KBr) 3406, 3332, 1738, 1646 cm—1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (6H, t, J=6.6- 7.3 Hz) , 1.21-1.73 (64H, m), 2 .07 (2H, t, J=7.3-8.1 Hz) , 3.35 (2H, t, J=6.6 Hz), 3.39-3.44 (2H, m) , 3.52 -3.63 (4H, m, containing OH), 3.76-3.84 (4H, m, containing OH), 4.43 (1H, dt, J=5.9, 9.5 Hz), 4.62 (1H, d, J=5.9 Hz), 6.09 (1H, d, J=9.5 Hz, NH), 6. 90 (1H, s), 7.29-7.38 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1002 (M+K)+, 986 (M+Na) + ; 964 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C60H101N08Na: 986.7425. Found: 986.7424
Anal. Calcd. for C60H101N08 (964.5): C, 74.72; H, 10.56; N, 1.45. Found: C, 7 4.41; H, 10.27; N, 1.51. .
参考例 1 7
ジフエ-ルメチル —2,—6—アンヒ—ドロ一 7— O— t e r t -'
ル一 3—デォキシ一 4—O— ((R) - 3― (ドデシルォキシ) テトラデシル) ― 3 —テトラデカナミ ド一D—グリセ口一 D—ィ ドーヘプトネート 参考例 16の化合物 448mg (0. 465mmo 1 ) について、 参考例 7と同 様の操作を行うことにより、 目的化合物 (446mg、 収率: 89%) が得られた
IRvmax (CHC13 solution) 2928, 2855, 1728, 1672 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.057 (3H, s), 0.069 (3H, s), 0.84—0.89 (18H, m), 1.23-1.51 (62H, m), 1.67-1.72 (2H, m), 2.04 (2H, t, J=6.6-8.8 Hz), 3.33—3 .44 (5H, m, containing OH, 2H, t, J=6.6 Hz, at 3.35 ppm), 3.54 (1H, t, J=8 .8-9.5 Hz) , 3.65-3.71 (3H, m) , 3.77 (1H, dd, J=5.1, 11.0 Hz), 3.83 (1H, dd , J=4.4, 10.3 Hz), 4.37 (1H, m), 4.64 (1H, d, 5.1Hz) , 6.08 (1H, d, J=8.8 Hz, NH), 6.89 (1H, s) , 7.29—7.37 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1116 (M+K)+, 1078 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C66H116N08Si: 1078.8470. Found : 1078.8462
Anal. Calcd. for C66HU5N08Si . (1078.7): C, 73.49; H, 10.75; N, 1.30. Found: C , 74.07; H, 10.63; N, 1.38.
参考例 1 8
ジフエ-ルメチル 2, 6—アンヒ ドロ一 7— O— t e r tーブチルジメチノレシリ ル一 3 デォキシ一 5—O—ジフエニルホスホノ一 4 -0- ((R) —3— (ドデシ ルォキシ) テトラデシル) — 3—テトラデカナミ ド—D—グリセロー D—イド一へ プトネート
参考例 1 7の化合物 425mg (0. 394 mm 0 1 ) について、 参考例 8と同 様の操作を行うことにより、 目的化合物 (500mg、 収率: 97%) が得られた
IR max (CHCI3 solution) 2928, 2855, 1752, 1675 cm'1
'H-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.007 (3H, s), 0.018 (3H, s), 0.83—0.89 (18H, m) , 1.11-1.48 (62H, m), 1.68-1.82 (4H, m) , 3.28 (1H, m), 3.34 (2H, t, J=6.6 Hz ), 3.66-3.85 (4H, m), 3.93 (1H, dd, J=2.9 Hz) , 4.20 (1H, m), 4.55 (1H, m), 4.67 (1H, d, J=2.9 Hz), 4.73 (1H, m) , 6.00 (1H, d, J=9.5 Hz, NH) , 6.94 (1 H, s), 7.16-7.35 (20H, m) MS (FAB, positive) m/z 1348 (M+K)+, 1332 (M+Na) +, 1310 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C78H124NOnPSiNa: 1332.8579. Fo und: 1332.8627
Anal. Calcd. for C78H124N0nPSi (1310.9): C, 71.47; H, 9.54; N, 1.07; P, 2.36. Found: C, 71.59; H, 9.59; N, 1.38; P, 2.46.
参考例 1 9
ジフエ-ルメチル 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジフエ二ノレホス ホノ一 4— 0_ ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一3—テトラデカ ナミ ド一D—グリセロー D—ィ ド一ヘプトネ一ト
参考例 1 8の化合物 471 mg (0. 359mmo 1 ) について、 参考例 9と同 様の操作を行うことにより、 目的化合物 ( 392 m g、 収率: 91%) が得られた m. p. 73.,5-74.5°C;
[a]D 25 +15.4° (c=0.15, CHC13)
IR max (CHC13 solution) 3435, 2927, 2855, 1728, 1677 cm"1. ,
匪 R (400MHz, CDCI3) δ 0.88 (9H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.20-1.47 (60H, m), 1 .62-1.64 (4H, m), 1.92—1.98 (2H, m), 3.15 (1H, brs, OH), 3.26-3.29 (3H, m, containing 2H, t, J=6.6 Hz, at 3.27 ppm) , 3.59-3.67 (4H, m) , 3.77-3.82 (2 H, m), 4.49 (1H, m), 4.59 (1H, m), 4.78 (1H, d, J=5.1 Hz), 6.04 (1H, d, J= 8.8 Hz, NH), 6.91 (1H, s) , 7.15—7.35 (20H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1234 (M+K)+, 121.8 (M+Na)+, 1196 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C72Hu0N0nPNa: 1218.7714. Foun d: 1218.7747
Anal. Calcd. for C72HuoNOnP (1196.6): C, 72.27; H, 9.27; N, 1.17; P, 2.59. F ound: C, 71.88; H, 8.85; N, 1.18; P, 2.56.
参考例 20
ジフエニルメチル 2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一 5— O—ジフエ二ノレホス ホノー 4一 O— ((R) 一 3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) _ 7— O—メチル 一 3—テトラデカナミ ドー D—グリセ口一D—ィドーヘプトネート 参考例 1 9の化合物 73. 2mg (0. 061 2mmo 1 ) について、 参考例 1 0と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (64. 1 mg、 収率: 87%) が 得られた。
m. p. 70.5-71.0°C; [a]D 26 +4.4° (c=0.18, CHC13)
IR raax (KBr) 3349 2922, 2852, 1741, 1648 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) 6 0.88 (9H, t, J=6.6 Hz) , 1.13—1.47 (62H, m) , 1.65- 1.70 (2H, m), 1.77-1.83 (2H, m), 3.26 (1H, m), 3.29 (3H, s), 3.32 (2H, t, J=6.6 Hz) , 3.56 (1H, dd 5.9, 10.3 Hz), 3.77 (1H, t, J=5.1 Hz), 4.16 (1H , m), 4.53 (1H, m) , 4.63 (1H, m) , 4.72 (1H, . d, 3.7 Hz), 5.98 (1H, d, J=8 .8 Hz, NH), 6.93 (1H, s) , 7.17-7.37 (20H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1248 (M+K)+, 1232 (M+Na) +, 1210 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C73H112NOuPNa: 1232.7833. Foun d: 1232.7871. ,
参考例 21
2 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジフエ二ルホスホノー 4— O— (( R) -3- (ドデシルォキシ) テトラデシル) — 3—テトラデカナミ ド—D—ダリ セロ—D—ィド—ヘプトニン酸
参考例 1 9の化合物 38. 1 mg (0. 03 1 8 mm o 1 ) について、 参考例 1 2と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (25. 6 mg、 収率: 78%) が 得られた。
IRv (CHC13 solution) 3434, 2927, 2855, 1747, 1675 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1, 11-1.56 (62H, m), 1 .66-1.68 (2H, m), 2.08-2.15 (2H, m) 3.30-3.33 (3H m, containing 2H, t, J =6.6-7.3 Hz, at 3.32 ppm) , 3.68-3.83 (5H, m), 3.95 (1H, m) , 4.52 (1H, ra) , 4.60 (1H, m), 4.67 (1H, d, J=3.7 Hz) , 6.50 (1H, d, J=8.8 Hz, NH), 7.19-7.3 7 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1068 (M+K)+, 1052 (M+Na) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C59H100N0nPNa: 1052.6932. Foun d: 1052.6930. 参考例 22
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一5— O—ジフエ二ルホスホノ一 4— O— (( R) -3- (ドデシルォキシ) テトラデシル) _7— 0—メチル一3—テトラデカ ナミ ドー D—グリセロー D—ィド—ヘプトニン酸
参考例 20の化合物 58. lmg (0. 0480 mm o 1 ) について、 実施例 1 2と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (31. 2 mg、 収率: 62%) が 得られた。
IRvmax (CHC13 solution) 3436, 2927, 2855, 1774, 1753, 1677 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 1.20—1.52 (62H, m), 1 .67-1.72 (2H, m), 2.00-2.17 (2H, m) , 3.26-3.37 (6H, m, containing 3H, s, a t 3.31 ppm), 3.59 (1H, m) , 3.66-3.75 (4H, m), 4.31 (1H, m) , 4.57-4.62 (3H, m, containing 1H, d, J=4.4 Hz, at 4.61 ppm), 6.49 (1H, d, J=8.8 Hz, NH) , 7.20-7.36 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1082 (M+K)+, 1066 (M+Na) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C60H102N0nPNa: 1066.7088. Foun d: 1066.7092.
参考例 23 - 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) -4-0- ((R) - 3 - (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一5, 7— O—イソ プロピリデン— D—グリセ口— D ド— プトノ—二トリ_^
参考例 4の化合物 1. 06 g (1. 67mmo 1 ) のテトラヒ ドロフラン (5 m L) 溶液に、 トリフエニルホスフィン 451 mg (1. 72 mm 0 1 ) を加えて室 温で 1時間撹拌後、 28%アンモニア水 (2. 5mL) を加えて、 60°Cで 20時 間撹拌した。 この反応液を減圧下濃縮し、 真空ポンプで乾燥した。 得られた残査を 塩化メチレン (8mL) に溶解し、 2, 2—ジフルォロテトラデカン酸 663mg (2. 51 mmo 1 )、 ジシクロへキシルカルボジイミ ド 51 7mg (2. 51 mm o 1 )、 4ージメチルァミノピリジン 307mg (2. 51 mmo 1 ) を加えて、 室 温で 18時間撹拌した。 反応液を濾過し、 減圧下濃縮して、 シリカゲル力ラムクロ マトグラフィ一にて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (4 : 1) で溶出すると、 目的 化合物 ( 1. 34 g、 収率: 94 %) が得られた。
IR max (CHC13 solution) 3436, 2928, 2856, 1713, 1671 cm"1
'H-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6— 7.3 Hz) , 1.11 - 1.86 (68H, m, co ntaining 3H, s, at 1.43 ppm, 3H, s, at 1.51 ppm) , 2.03-2.15 (2H, m) , 3.31- 3.43 (3H, m), 3.56—3.78 (5H, m), 3.91—4.00 (2H, m) , 4.05 (1H, m), 5.27 (1H , d, J=5.9 Hz), 6.82 (1H, d, J=5.1 Hz, NH)
MS (FAB, positive) m/z 893 (M+K) +, 855 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C50H93N206F2 : 855.7002. Found: 855.7004.
参考例 24
ジフエニルメチル 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフノレオ ロテトラデカナミ ド) 一4— O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) —D—グリセロー D—ィ ドーヘプトネート
参考例 23の化合物 1. 05 g (1. 23 mmo 1 ) について、 参考例 6と同様 の操作を行うことにより、 目的化合物 ( 501 m g、 収率: 41 %) が得られた。 IRvmax (KBr) 3394, 3329, 2923, 2853, 1736, 1679 cm"1
'Η -剛 R (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6— 7.3 Hz) , 1.21-1.55 (60H, ra), 1 .67-1.71 (2H, m), 1.99-2.03 (3H, m, containing OH), 3.32-3.40 (4H, m), 3.4 8 (1H, t, J=8.8-10.3 Hz) , 3.57—3.62 (2H, m) , 3.72—3.79 (3H, m, containing OH), 3.83 (1H, m, changed to dd, J=3.7, 11.7 Hz, on addition of D20), 4.39 (1H, m), 4.58 (1H, d, J=5.9 Hz) , 6.94 (1H, s), 7.15 (1H, d, J=9.5 Hz, NH) , 7.29-7.41 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1038 (M+K)+, 1022 (M+Na) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C60H99N08F2Na: 1022.7236. Foun d: 1022.7223
Anal. Calcd. for C69N08F2 (1000.4): C, 72.03; H, 9.98; N, 1.40; F, 3.80. F ound: C, 71.18; H, 9.80; N, 1.60; F, 3.82.
参考例 25
ジフエニルメチル 2, 6—アンヒ ドロ一 7— O— t e r t _ブチルジメチルシリ ル—3—デォキシ— 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) _4ー〇— (( R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) —D—グリセ口— D—イド—ヘプト ネート
参考例 24の化合物 431 mg (0. 43 Ommo 1 ) について、 参考例 7と同 様の操作を行うことにより、 目的化合物 (421mg、 収率: 88%) が得られた
IR max (CHC13 solution) 3692, 3607, 3424, 2928, 2856, 1708 cm—1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) 6 0.068 (3H, s), 0.079 (3H, s), 0,84—0.89 (18H, m) ,
1.26-1.50 (60H, m) , 1.67-1.71 (2H, m), 1.98-2.06 (2H, m), 3.31-3.37 (4H, m), 3.46-3.50 (2H, m, containing OH, changed to t, 1H, J=8.1 - 10.3 Hz, at 3 .48 ppm, on addition of D20) , 3.65—3.71 (3H, m) , 3.78 (1H, dd, J=4.4, 11.0 Hz), 3.83 (1H, dd, J=4.4, 11.0 Hz), 4.37 (1H, m) , 4.57 (1H, d, 5.1 Hz), 6.94 (1H, s), 7.11 (1H, d, J=8.8 Hz, NH) , 7.28—7.39 (10H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1152 (M+K)+, 1136 (M+Na) +, 1114 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C66Hu3N08F2SiNa: 1136.8101. Fo und: 1136.8101
Anal. Calcd. for C66HU3N08F2Si (1114.7): C, 71.12; H, 10.22; N, 1.26; F, 3.41 • Found: C, 70.86; H, 10.02; N, 1.35; F, 3.45.
参考例 26
ジフエ二ルメチル 2, 6—アンヒ ドロ一 7—〇一 t e r t一ブチルジメチルシリ ルー 3—デォキシ— 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミド) 一 5— O—ジフ ェ-ルホスホノー 4一 O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル) 一 D— グリ ロー D—ィドーヘプトネ一ト
参考例 25の化合物 368 mg (0. 33 Ommo 1 ) について、 参考例 8と同 様の操作を行うことにより、 目的化合物 (425mg、 収率: 96%) が得られた
IR max (CHCI3 solution) 3691, 3425, 2928, 2856, 1755, 1706 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.011 (3H, s) , 0.020 (3H, s), 0.85—0.91 (18H, m) , 1.17-1.49 (60H, m) , 1.68—1.83 (4H, m), 3.26 (1H, m) , 3.34 (2H, t, J=6.6 H z), 3.67-3.72 (3H, m), 3.83 (1H, dd, J=6.6, 10.3 Hz), 3.89 (1H, dd, J=6.6, 10.3 Hz), 4.12 (1H, m), 4.56 (1H, m) , 4.67 (1H, d, J=2.9 Hz), 4.73 (1H, m ), 6.97 (1H, s), 7.07 (1H, d, J=9.5 Hz, NH) , 7.16-7.36 (20H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1384 (M+K)+
MS (FAB, negative) m/z 1344 (M- H)—
High Resolution MS (FAB, negative), Calcd. for C78H121NOnF2PSiNa: 1344.8415. Found: 1344.8405
Anal. Calcd. for C78H122N0nF2PSi (1346.9): C, 69.56; H, 9.13; N, 1.04; F, 2.8 2; P, 2.30. Found: C, 69.55; H, 9.04; N, 1.09; F, 2.82; P, 2.05.
参考例 27
ニジフエニルメチル 2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ _ 3— (2, 2—ジフルォ ロテトラデカナミ ド) _ 5—O—ジフエニルホスホノー 4一 O— ((R) —3— (ド シノ ォキシ_) テトラデ:ンル) 一— D—ク セ口— D—ィドーヘプトネ一ト
参考例 26の化合物 39 Omg (0. 290 mmo 1 ) について、 参考例 9と同 様の操作を行うことにより、 目的化合物 (316mg、 収率: 88%) が得られた
IR max (KBr) 3449, 3338, 2922, 2853, 1713 cm"1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6 Hz) , 1.18—1.45 (60H, m) , 1.63— 1.66 (2H, m), 1.94—1.98 (2H, m), 3, 18 (1H, m) , 3.24-3.35 (4H, m, containin g OH), 3.58-3.66 (3H, m) , 3.72-3.82 (2H, m), 4.50 (1H, m), 4.60 (1H, dd, J =8.1, 17.6 Hz), 4.68 (1H, d, J=5.1 Hz), 6.95 (1H, s), 7.02 (1H, d, J=9.5 H z, NH), 7.13-7.37 (20H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1270 (M+K)+, 1254 (M+Na)+, 1232 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C72H108N0nF2PNa: 1254.7526. Fo und: 1254.7517.
参考例 28
ジフエニルメチル 2, 6—ァ—ンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォ ロテトラデカナミ ド) 一 5— O—ジフエ-ルホスホノ一 4_0— ((R) —3— (ド デシルォキシ) テトラデシル) 一 7— O—メチル—D—グリセ口一D—ィド—ヘプ トネート
参考例 27の化合物 78. 9 mg (0. 0640 mm o 1 ) について、 参考例 1 0と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (56. 1 mg、 収率: 70%) 力 S 得られた。
IR max (CHC13 solution) 2927, 2855, 1709 cm"1
'H-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=5.9-7.3 Hz) , 1.20—1.46 (60H, m), 1 .66 (2H, q, J=6.6 Hz) , 1.69—1.83 (2H, m) , 3.22 (1H, m), 3.27 (3H, s) , 3.29 (2H, t, J=7.3 Hz), 3.52-3.70 (5H, m), 4.01 (1H, m), 4.53 (1H, m), 4.63 (1 H, d, J=5.1 Hz), 4.67 (1H, d, J=4.4 Hz) , 6.96 (1H, s), 7.03 (1H, d, J=8.8 Hz, NH), 7.16-7.37 (20H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1284 (M+K)+, 1268 (M+Na)+, 1246 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C73HU0N0nF2PNa: 1268.7682. Fo und: 1268.7653.
参考例 29
工^メ ル 2_, 6—アンヒ ドロー 3、 7—ジデォキシ一3— (2, 2—ジ フルォロテトラデカナミ ド) 一 5— O—ジフエ二ルホスホノ一 4一 O— ((R) - 3 一 (ドデシルォキシ) テトラデシル) _ 7—フルォロ— D—グリセロー D—ィドー ヘプトネ一ト
参考例 27の化合物 58. 4mg (0. 04 74mmo 1 ) について、 参考例 1 1と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (4 5. 1 m g、 収率: 77 %) が得 られた。
IRvmax (CHCI3 solution) 3691, 2927, 2855, 1756, 1709 cm一1
!H- NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6 Hz) , 1.20-1.47 (60H, m) , 1.66 (2H, q, J=6.6 Hz) , 1.75—1.83 (2H, m), 3.21 (1H, m) , 3.25-3.37 (2H, m), 3.6 5-3.71 (3H, m), 4.09 (1H, m), 4.46 (1H, ddd, J=3.7, 10.3, 46.1 Hz), 4.51-4 .57 (2H, m), 4.61 (1H, ddd, J=6.6, 10.3, 46.1 Hz), 4.71 (1H, d, J=3.7 Hz) ,
6.97 (1H, s), 7.02 (1H, d, J=9.5 Hz, NH) , 7.16—7.36 (20H, m)
MS (FAB, positive) m/z 1272 (M+K)+, 1256 (M+Na) +, 1234 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C72H107N010F3PNa : 1256.7482. Fo und: 1256.7454.
参考例 30
2, 6—アンヒ ドロ一 3ーデォキシー 3 - (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 5—〇一ジフエニルホスホノー 4一 O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テト ラ レ:) _^ D—グリセ口 _— D—ィド一へプトニン酸
参考例 27の化合物 42. 5mg (0. 0345 mm o 1 ) について、 参考例 1 2と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (25. 4mg、 収率: 69%) が 得られた。
IRvmax (CHC13 solution) 3381, 3309, 2922, 2851, 1717, 1691 cnf1
Ή-NMR (400MHz, CD30D:CDC13=9: 1) δ 0.89 (9H, t, 6, 6 Hz) , 1.13-1.48 (60H, m), 1.66-1.71 (2H, m) , 2.03-2.07 (2H, m) , 3.27-3.36 (3H, m), 3.73-3.77 (4H , m), 3.87 (1H, t, J=6.6-7.3 Hz) , 4.07 (1H, m), 4.44 (1H, m), 4.60 (1H, d, J=4.4 Hz), 4.67 (1H, m), 7.20-7.40 (10H, m), 8.01 (1H, d, J=8.8 Hz, NH) MS (FAB, positive) m/z 1104 (M+K)+, 1088 (M+Na)+, 1066 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for
Figure imgf000140_0001
1088.6743. Fou nd: 1088.6752.
参考例 31
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) 一 5—O—ジフエエルホスホノ一 4一 O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) テト ラデシル) 一 7—O—メチル—D—グリセロー D—ィドーへプトニン酸
参考例 28の化合物 39. 5mg (0. 03 1 7mmo 1 ) について、 参考例 1 2と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (23. 6 mg、 収率: 69%) が 得られた。
IRvmax (KBr) 3352, 2922, 2852, 1733, 1695 cm—1
Ή-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6 Hz) , 1.23—1.49 (60H, m), 1.69 (2H, q, J=6.6 Hz) , 1.98—2.05 (2H, m), 3.25—3.35 (6H, m, containing 3H, s, at 3.30 ppm) , 3.52 (1H, dd, J=4.4, 11.0 Hz), 3.67-3.75 (4H, m) , 4.23 (1H, m) , 4.54-4.62 (3H, m, containing 1H, d, J=3.7 Hz, at 4.60 ppm), 7.18-7.36 (11H, m, containing NH) MS (FAB, positive) m/z 1118 (M+K)+, 1102 (M+Na) +, 1080 (M+H) + High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C60H100N0nF2PNa: 1102.6900. Fo und: 1102.6884.
参考例 32
2, 6—アンヒ ドロ— 3, 7—ジデォキシ— 3— (2, 2—ジフノレォロテトラデカ ナミ ド) 一 5—O—ジフエ二ルホスホノー 4—〇 - ((R) 一 3— (ドデシルォキシ ) テトラデシル) — 7 _フルオロー D—グリセロー D—イ ド—ヘプトニン酸
参考例 25の化合物 40. 5mg (0. 0328 mm o 1 ) について、 参考例 1 2と同様の操作を行うことにより、 目的化合物 (25. 1 mg、 収率: 72%) 力 S 得られた。
IRv (CHC13 solution) 3434, 2928, 2855, 1780, 1711 cm"1
'H-NMR (400MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.6—7.3 Hz), 1.25-1.49 (60H, m), 1 .66-1.71 (2H, m), 1.96—2.05 (2H, m) , 3.23—3.38 (3H, m), 3.66-3.77 (3H, m) , 4.32 (1H, m), 4.49 (1H, ddd, J=3.7, 10.3, 46.1 Hz), 4.56-4.62 (2H, m), 4. 64 (1H, ddd, J=6.6, 10.3, 46.1 Hz), 7.19-7.37 (11H, m, containing NH) MS (FAB, positive) m/z 1090 (M+Na) +, 1068 (M+H) +
High Resolution MS (FAB, positive), Calcd. for C59H97N010F3PNa : 1090.6700. Fou nd: 1090.6688.
参考例 33
ァリル 3— O— { (R) —3—ドデシルォキシテトラデシル} —2—デォキシ -4, 6— O—ィソ ロピリデン一 2—トリフルォロアセタミ ド一ひ— D—ダルコ' ビラノシド
文献(Masao Shiozaki, Carbohydrate Research, 222, 57-68(1991)) に従って合 成したァリルー 2—デォキシ一 4,6— 0—ィソプロピリデン一 2—トリフルォロアセ タミ ドーひ一 D—ダルコビラノシド 3.45g(9.7mmol)のジメチルホルムアミ ド(10ml) 溶液に、 0°Cで水素化ナトリウム 1.08g(55%油性, 27. Ommol)を加えて、 同温で 3 0分間攪拌した。 この溶液に、 (R)— 3—ドデシルォキシ一 1—メタンスルホニルォ キシテトラデカン 3.58g(7.5'lmmol)を加えて、 室温で 2時間攪拌した。 その後、 水 を加えて反応を止め、 酢酸ェチルで抽出し、 有機層を水、 飽和食塩水で洗浄し、 硫 酸マグネシウム上で乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグ ラフィにより精製し、へキサン一酢酸ェチル (9:1)で溶出すると、 3.57g (収率 65%) の目的化合物が得られた。
核磁気共鳴スペク トル(270MHz, CDC13) δ : 0.90 (6Η, t, J=6.8Hz) , 1.22-1.58(48 H, m), 1.64(2H, m), 3.28-3.43 (3H, m), 3.44-3.58 (2H, m), 3.65-3.80 (2H, m), 3.81-3.89 (2H, m), 3.92-4.03 (1H, m) , 4.08-4.20 (2H, m) , 4.90 (1H, d, J=3.9Hz) , 5.24-5.32 (2H, m), 5.82-5.92 (1H, m), 6.53 (1H, d, J=9.1Hz)
質量スぺク トル (m/z) 736.5312( +H) +
参考例 3 4
ァリル 2—ァミノ一 2—デォキシ一 4, 6—O—イソプロピリデン一 3—〇一 { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} - a一 D—ダルコビラノシド 参考例 3 3の化合物 3.50g(4.75mraol)をエタノール 80ml、 IN水酸化ナトリゥム水 溶液 40mlに溶解し、 6 0°Cで 3時間攪拌した。 この溶液を減圧下濃縮し、 酢酸ェチ ルで希釈して、 水、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸ナトリウムで乾燥した。 溶媒を減圧 下留去し、 シリカゲルクロマトグラフィにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル(1:1) で溶出すると、 2.71g (収率 89%)の目的化合物が得られた。
核磁気共鳴スペク トル(270MHz, CDCI3) δ : 0.88 (6Η, t, J=7. OHz) , 1· 26- 1.51 (48H, m), 1.69-1.76 (2Η, m) , 2.73 (1H, dd, J=9.5Hz, 3.6Hz), 3.26-3.50 (4H, m) , 3.52—3.59 (1H, m), 3.61-3.75 (2H, m) , 3.78 - 3.89 (1H, m) , 3.89-4.02 (2H, m) , 4.15-4.21 (1H, m) , 4.86 (1H, d, J=3.7Hz), 5.18-5.33(2H,m), 5.85— 5.99 (1H, m)
参考例 3 5
ァリル 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一4, 6 — O—イソプロピリデン一 3— O— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} 一ひ一 D—グ /—レコビラノシド
参考例 34の化合物 1.51g(2.36讓 ol)の塩化メチレン(8ml)溶液に、 2, 2-ジフルォ ロテトラデカン酸 0.90g(3.42隨 ol)、 1,3—ジシクロへキシルカルボジィミ ド 0.97 g(4.72瞧 ol)を加え、 室温で 1 8時間攪拌した。 この溶液を濾過し、 酢酸ェチルで希 釈して、 水、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシ ゥムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルクロマトグラフィにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (4:1)で溶出すると、 1.81g (収率 88%)の目的化合物が得られ た。
I R(CHC13溶液)スペク トル: 3439, 1709, 1129, 1087, 1042 cm—1
核磁気共鳴スペク トル(270MHz, CDC13) δ : 0.88 (9Η, t, J=6.4- 6, 8Hz) , 1.25-1.72 ( 6 Η, m, containing 3Η, s, at 1.41ppm, 3H, s, at 1.50ppm) , 3.23-3.40 (2H, m) , 3.46— 3.60 (2H, m) , 3.68—3.71 (2H, m) , 3.76-3.88 (2H, m), 3.93— 4.00 (IH, m), 4.12-4.20(2
H, m), 4.84 (IH, d, J=3.8Hz), 5.21-5.32 (2H, m) , 5.79-5.94 (IH, m) , 6.80 (IH, d, J=9. 2Hz)
質量スぺク トル (m/z) 886.7315 (M+H) +
元素分析: C52H97F2N07 (分子量: 886.33)
計算値 (%) C 70.47 H 11.03 N 1.58 F 4.29
分析値 (%) C 70.30 H 10.95 N 2.58 F 4.28
参考例 36
ァリル 2—デォキシ一2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 3— O - { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} -α-Ρ-グルコピラノシド
参考例 35の化合物 1.46g(L60瞧 ol)をメタノール 9ml, テトラヒ ドロフラン 2 mlに溶解し、 カンファ—— 10—スルホン酸 37mg(0.16mmol)を加え、室温で 18時 間攪拌した。 トリェチルァミンを加えて反応を止めて後、 溶媒を減圧下留去し、 シ リ力ゲルク口マトグラフィにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (4:1)で溶出すると、
I.27g (収率 94%)の目的化合物が得られた。
I R(CHC13溶液)スペク トル: 3294, 2920, 2851, 1675, 1115, 1043 cm"1 核磁気共鳴スペク トル(270MHz, CDCI3) δ : 0.88(9H, t, J=6.6Hz) , 1.26-1.55(60Η, m), 1.70-1.75(2H,m), 2.06-2.18 (2Η, m), 3· 35 - 3.45 (2H, m) , 3.61— 3· 90 (5Η, m) , 3. 95-4.02 (IH, m), 3.49 - 3· 56 (IH, m) , 4.12-4.23 (2Η, m) , 4.84 (IH, d, J=3.5Hz), 5.21- 5.32 (2H, m) , 5.80- 5.94(1H, m) , 6.53 (IH, d, J=9.5Hz, -NH)
質量スぺクトル (m/z) 846.7013 (M+H) +
元素分析: C49 F2N07 (分子量: 846.26)
計算値 (%) C 69.54 H 11.08 N 1.16 F 4.49
分析値 (%) C 69.45 H 11.15 1.36 F 4.49 参考例 3 7
ァリル 6—O—ベンジルォキシカルボニル一 2—デォキシ一 2— ( 2, 2—ジ フルォロテトラデカナミ ド) — 3— o一 { ( R) 一 3ードデシルォキシテトラデシ
M i _ D—グルコピラノシ J
参考例 3 6の化合物 2. 37g(2. 81腿 ol)をジクロロェタンに溶解し、 ピリジン 1. 4 ml (8. 43瞧 ol)、 ベンジルォキシカルボユルクロ リ ド 2. 00ml (6. 74瞧 ol)を加え、 5 0 で 3時間攪拌した。 この溶液をジェチルエーテルで希釈し、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留 去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル(7 : 3 )で溶出すると、 1. 66g (収率 60%)の目的化合物が得られた。
I R (CHC13溶液)スぺク トル: 1681, 1724, 3318, 3528 cm"1
核磁気共鳴スぺク トル(400MHz, CDC13) δ 0. 89 (9Η, t, J=3. 6-4. OHz) , 1. 26-1. 54 ( 60H, m) , 1. 67-1. 72 (2H, m) , 2. 04-2. 12 (2H, m) , 3. 35—3. 98 (9H, m) , 4. 12-4. 22 (2H, m) , 4. 40-4. 48 (2H, m) , 4. 81 (1H, d, J=3. 5Hz) , 5. 21— 5. 31 (4H, m) , 5. 81— 5· 89 (1H, m) , 6 . 48 (1H, d, J=9. 2Hz, -NH) , 7. 34—7. 44 (5H, m)
質量スぺク トル (m/z) 980. 7377 (M+H) +
元素分析: 057¾9^^9 (分子量: 980. 39)
計算値 (%) C 69. 83 H 10. 18 N 1. 43 F 3. 88
分析値 (%) C 69. 73 H 10. 55 N 1. 27 F 3. 95
参考例 3 8
ァリル 6—O—ベンジルォキシカルボニル— 2—デォキシ _ 2— (2, 2—ジ フルォロテトラデカナミ ド) — 4— O—ジフエ二ルホスホノ一 3— O— { ( R) 一 3 -ドデシルォキシテトラデシル} — α— D—グルコピラノシド
参考例 3 7の化合物 1. 62g(l. 65膽 ol)の塩化メチレン(4ml)溶液に、 4-ジメチルァ ミノピリジン 303mg (2. 48mmol)とジフエニルホスホリルクロリ ド 537mg(2. 00隱 ol) を加えて、 室温で 1. 5時間攪拌した。 この溶液を酢酸ェチルで希釈し、 飽和炭酸水素 ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減 圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィにて精製し、 へキサン一酢酸ェチ ル (7 : 3)で溶出すると、 1. 96g (収率 96%)の目的化合物が得られた。 I R (CHC13溶液)スぺク トル: 1685, 1749, 3253 cm—1
核磁気共鳴スぺク トノレ(400MHz, CDC13) δ : 0. 89 (9Η, t, J=6. 5-7. OHz) , 1. 25-1. 8 ( 60H, m) , 1. 60-1. 65 (2H, m) , 2. 06-2. 15 (2H, m) , 3. 13-3. 27 (2H, m) , 3. 58- 3. 64 (1H, m) , 3. 74- 3. 80 (2H, m) , 3. 93— 4. 03 (2H, m) , 4. 12-4. 16 (IH, m) , 4. 24-4. 40 (4H, m) , 4. 61 -4. 69 (IH, m) , 4. 85 (IH, d, J=3. 6Hz) , 5. 05-5. 29 (4H, m) , 5· 80— 5. 89 (1H, m) , 6. 49 (1H , d, J=9. 0Hz, - H) , 7. 12-7. 39 (15H, m)
質量スペクトル (m/z) 1212. 7695 (M+H) +
元素分析: ^H F^O^P (分子量: 1212. 6)
計算値 (%) C 68. 35 H 8. 98 N 1. 16 F 3. 13 P 2. 55
分析値 (%) C 68. 21 H 8. 87 N 1. 00 F 3. 43 P 2. 48
参考例 3 9
ルボ^^;メチル 6— O—ベンジルォキシカルボニル一 2—デォキシー 2一 ( 2 , 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) —4 - O—ジフエ二ルホスホノー 3—O— { ( R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} —α—D—ダルコビラノシド 参考例 3 8の化合物 160mg(0. 132mmol)のメタノール(lml)、 塩ィヒメチレン(lml) 溶液を一 40°Cで 15分間オゾン酸化し、つづいてジメチルスルフィド(lml)を加えて還 元した。
この溶液を溶媒を減圧下留去し、 酢酸ェチルで希釈し、 水で洗浄し、 硫酸マグネ シゥムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィにて 精製し、 へキサン—酢酸ェチル (4: 1)で溶出し、 混合物を得た。
この混合物を THF (lml)に溶かし、 過塩素酸ナトリウム 69. 5mg (0. 768隱 ol)、 リン 酸二水素ナトリゥム'二水和物 54. 0mg (0. 346mmol)を加えて室温で 3時間攪拌した。 この溶液を、 ジェチルェ一テルに溶かし、 1N塩酸水溶液、 水、 飽和食塩水で洗浄し 、 硫酸マグネシゥムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲル力ラムクロマト グラフィにて精製し、 酢酸ェチルーメタノール(19 : 1)で溶出すると、 113mg (収率 7 0%)の目的化合物が得られた。
I R (CHC13溶液)スぺク トル: 1593, 1700, 3328 cm"1
核磁気共鳴スペクトル(400MHz, CDCI3) δ : 0. 88 (9Η, t, J=6. 5Hz) , 1. 01-1. 49 (60H, m), 1. 61-1. 67 (2H, m) , 2. 00-2. 13 (2H, m) , 3. 16— 3. 27 (3H, m) , 3. 65 (IH, dd, J=8. 1, 1 5.1Hz), 3.75-3.86 (2H, m) , 4.07— 4.12 (1H, m), 4.17-4.36(5H,m), 4.66 (1H, dd, J=9. 6, 19.0Hz) , 4.82 (1H, d, J=3.5Hz) , 5.05-5.13 (2H, m), 7.11-7.34(15H, m)
質量スぺク トル (m/z) 1252.7170 (M+Na) +
参考例 40
カルボキシメチル 2—デォキシー2_ (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 4—O—ジフエ二ルホスホノ一 3—O— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラ デシル} 一 α— D—ダルコピラノシド
参考例 39の化合物 70.0mg(0.057謹 ol)のテトラヒ ドロフラン(0.5ml)溶液に 10 %パラジウム一炭素 15mgを加えて、 水素雰囲気下にて、 室温で 18時間攪拌した。 こ の溶液をセライ ト濾過し、 減圧下濃縮し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィにて 精製し、 クロ口ホルム一メタノール (9:1)で溶出すると、 55.5mg (収率 51%)の目的 化合物が得られた。
I R(CHC13溶液)スペク トル: 1592, 1699, 3317 cm"1
核磁気共鳴スペク トル(400MHz, CD30D) δ : 0.90 (9Η, m) , 1.28- 1· 59 (60Η, m) , 1.59 -1.70(2Η, m), 3.17-3.36 (3Η, m), 3.56— 3.87 (6Η, m), 4.08-4.22 (3H, m) , 4.54-4.61 ( 1H, m) , 4.80 (1H, d, J=3.3Hz), 7.19— 7.43 (10H, m)
質量スぺク トル (m/z) 1118.6862 (M+Na) +
参考例 41
ァリル 6— O— t e r t—ブチルジメチルシリル— 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 3— O— { (R) ー3—ドデシルォキシテト ラデシル} 一ひ一 D—グルコピラノシド
参考例 36の化合物 1.50g(1.77瞧 ol)の塩化メチレン(7.5ml)溶液に、 4_ジメチ ルァミノピリジン 0.326g(2.66匪 ol)、 tert—ブチルジメチルシリルクロリ ド 0.40 0g(2.66mmol)を加えて室温で 2時間攪拌した。 この溶液を酢酸ェチルで希釈し、 水 、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥 した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィにて精製し、 へキ サン一酢酸ェチル (9:1)で溶出すると、 1.67g (収率 98%)の目的化合物が得られた。
I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1714, 3444 cnf1
核磁気共鳴スぺク トル(400MHz, CDCL) 6 : 0.79-0.82 (9H, m, J=5.0-6.6Hz), 1.13 - 1.45(75H, m), 1.59—1.65 (2H, m) , 1.97— 2.15 (2H, m) , 3.26-3.30 (3H, m) , 3.39 - 3.44 ( 1H, m) , 3.52-3.65 (4H, m) , 3.77 (2H, d, J=3.4Hz) , 3.86-3.90 (1H, m), 4.02-4.14 (2H, m), 4.74 (1H, d, J=3.7Hz), 5.11—5, 23 (2H, m) , 5.74- 5.83 (1H, m) , 6.41 (1H, d, J=9.4H z)
質量スぺク トル (m/z) 982.7666 (M+Na) +
参考例 4 2
ァリル 6—〇一 t e r tーブチルジメチルシリル— 2—デォキシー 2— ( 2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 4—O—ジフエエルホスホノー 3—O— { ( R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} — α— D—ダルコピラノシド
参考例 4 1の化合物 719.6mg(0.725mmol)について、参考例 3 8と同様の操作を行 うことにより、 840mg (収率 97%)の目的化合物が得られた。
I R (CHC13溶液)スぺク トル: 1593, 1718 cm"1
核磁気共鳴スペク トル(400MHz, CDC13) δ : 0.84-1.37 (84Η, m) , 1.40-1.50(2H,m), 1.59-1.78(2Η, m), 3.13- 3.27 (3Η, m) , 3.59 - 3· 65 (1H, m) , 3.71-3.86 (4H, m) , 3.97- 4.02 (1H, m), 4.10— 4.28(3H,m), 4.54— 4.61 (1H, m) , 4.86 (1H, d, J=3.7Hz), 5.23-5.3 2(2H, m), 5.84-5.94(lH,m), 6.54 (1H, d, J=9.4Hz), 7.15— 7.22 (5H, m) , 7.26-7.34(5 H,m)
質量スぺク トル (m/z) 1192.8154 (M+H) +
元素分析: C67H116F2N010PSi (分子量: 1192.69)
計算値 (%) C 67.47 H 9.80 N 1.17 F 3.19 P 2.60
分析値 (%) C 67.32 H 9.56 N 1.21 F 2.99 P 2.62
参考例 4 3
ァリル 2—デォキシー 2_ (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 4— O ージフエ-ルホスホノー 3— O— { (R) — 3 -
D—グルコビラノシド
参考例 42の化合物 35.3mg(0.0295mmol)のテトラヒ ドロフラン(0.5ml)溶液に、 3 N塩酸水溶液 (0.05ml)を加え、 60°Cで 1時間攪拌した。 この溶液を、 酢酸ェチルで 希釈して、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した 。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィにて精製し、 へキサン 一酢酸ェチル (3 :2)で溶出すると、 30.3mg (収率 95%)の目的化合物が得られた。 I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1683, 3495 cm"1
核磁気共鳴スぺク トル(400MHz, CDC13) δ : 0.88 (9Η, t, J=6.3- 7. ΟΗζ) , 1.05-1.51(6 OH, m) , 1.64-1.70 (2H,m), 2.04-2.14(2H,m), 3.18(1H, t, J=5.3Hz), 3.25 (2H, t, J=6 • 7Hz) ' 3.56-3.76 (5H, m), 3.87 (IH, dd, J=8.2Hz, 14.4Hz) , 3.96-4.01 (IH, m) , 4.13- 4.31 (2H, m), 4.67 (IH, dd, J=9.4Hz, 20.0Hz) , 4.88 (IH, d, J=3.7Hz), 5.24 - 5.31 (2H, m ), 5.81-5.91 (IH, m), 6.51(1H, d, J=9.4Hz), 7.18— 7.40 (10H, m)
質量スぺク トル (m/z) 1100.7109 (M+Na) +
元素分析: C61H102F2N010P (分子量: 1078.45)
計算値 (%) C 67.94 H 9.53 N 1.30 F 3.52 P 2.87
分析値 (%) C 67.61 H 9.11 N 1.33 F 3.45 P 2.67
参考例 44
ァリル 2, 6—ジデォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 4 - O - i^ ェニルホスホノ一— 一フル 口一 3 -0- { (R) — 3—ドデシルォ キシテトラデシル} - α -Ρ-ダルコビラノシド
参考例 4 2の化合物 114mg(0.106隨 ol)を塩化メチレン(0.5ml)に溶解し、 0°Cで ジェチルアミノサルファ一トリフルオリ ド (DAS T) 0, 0584ml (0.442謹 ol)を加 えて、 2時間攪拌した。 この溶液に、 0°Cで水を加えて反応を止め、 酢酸ェチルで 3回抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫 酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲルカラムクロマトダラ フィにて精製し、 へキサン—酢酸ェチル (7:3)で溶出すると、 82.2mg (収率 69%)の 目的化合物が得られた。 .
核磁気共鳴スぺク トル(400MHz, CDC13) δ : 0.88 (9Η, t, J=6.6-7. OHz) , 1.04-1.67(6 2H, m) , 2.02-2.14 (2H, m), 3.14-3.25(3H,m), 3.59-3.67 (IH, m) , 3.75-3.82 (2H, m) , 3.91-4.04 (2H, m), 4.12— 4.31 (2H, m), 4.45-4.48(lH,m), 4.56— 4.66 (2H, m), 4.90 ( IH, d, J=3.5Hz), 5.25-5.32 (2H, m) , 5.82-5.90 (IH, m) , 6.53 (IH, m) , 7.16-7.34 (10H ,m)
質量スペク トル (m/z) 1080.7263 (M+H) +
元素分析:
Figure imgf000148_0001
(分子量: 1080.4) 計算値 (%) C 67.69 H 9.59 N 1.29 F 5.27 P 2.86
分析値 (%) C 67.13 H 8.99 N 1.23 F 5.18 P 2.61
参考例 4 5
カルボキシメチル 2, 6—ジデォキシ _ 2_ (2, 2—ジフルォロテトラデカ ナミ ド) 一 4—p—ジ 7ェニル _ホスホノ一 6—フル才ロ一 3— O— { (R) — 3— ドデシルォキシテトラデシル} -a- Dーグルコピラノシド
参考例 44の化合物 80. lmg (0.074隱 ol)について、 参考例 3 9と同様の操作を行 うことにより、 44.4mg (収率 55%)の目的化合物が得られた。
I R (CHC13溶液)スぺク トル: 1602, 2855, 2927, 3606, 3691 cm"1
核磁気共鳴スペク トル(400MHz, CD30D) δ : 0.89 (9Η, t, J=4.0-5.3Hz) , 1.20-1.50 ( 60H, m), 1.60-1.67 (2H, m), 2.02-2.14 (2H, m) , 3.19- 3.29 (3H, m) , 3.73-3.80 (2H, m) , 3.97-4. ll(3H,m), 4.22-4.25 (2H, m) , 4.37-4.38 (1H, m) , 4.50 (1H, m) , 4.57—4.64 (lH,m), 4.83 (1H, d), 7· 18 - 7.43 (10H, m) '
質量スぺク トル (m/z) 1120.6794 (M+Na) +
参考例 46
ァリル 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) — 4—Q —ジフエニルホスホノ一 6—〇一メチル一 3—O— { (R) 一 3—ドデシルォキシ テトラデシル} — ひ一 D—グルコピラノシド
参考例 43の化合物 546mg(0.506睡 ol)の塩化メチレン(2.5ml)溶液に、室温で 2 , 6 -ジ一 tert—ブチル一 4一メチルピリジン 883mg(4.30圍 ol)、 トリメチルテトラフ ルォロボレート 524mg(3.54圆 ol)を加えて、 1 8時間攪拌した。 この溶液を酢酸ェ チルで希釈して、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグ ネシゥムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲル力ラムクロマトグラフィに て精製し、へキサン一酢酸ェチル (7:3)で溶出すると、 515mg (収率 93%)の目的化合 物が得られた。
I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1688, 3344 cm—1
核磁気共鳴スペク トル(400MHz, CDC13) δ : 0.88 (9H,t), 1.18- 1.48 (60H, m), 1.58- 1.67(2H,m), 2.00-2.15 (2H, m) , 3.13-3.28 (6H, m), 3.45- 3.67 (3H, m) , 3.75-3.83(2 H,m), 3.88-3.94(lH,m), 3· 97-4.05 (1H, m), 4.18— 4.32 (1H, m) , 4.65-4.73(lH,m), 4.89 (1H, d, J=3.6Hz), 5.23- 5.34 (2H, m) , 5.82— 5.93 (1H, m) , 6.50— 6.52 (1H, m), 7.1 7-7.40 (画, m)
質量スぺク トル (m/z) 1092.7452(M+H) +
参考例 47
カルボキシメチル 2—デォキシ一2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) 一 4—O—ジフエ二ルホスホノ一 6—O—メチル一 3—O— { (R) —3—ドデ シルォキシテトラデシル} —ひ一 D—グルコピラノシド
参考例 46の化合物 97.2mg(0.089圏 ol)について、 参考例 39と同様の操作を行 うことにより、 50.6mg (収率 51°/0)の目的化合物が得られた。
I R(CHC13溶液)スぺク トル: 1601, 2855, 2927, 3606, 3692 cm—1
核磁気共鳴スぺク トル(400MHz, CD30D) 6 : 0.89 (9Η, t, J=6, 6-6.9Hz), 1.05-1.50 ( 60H, m), 1.59-1.70 (2H, m) , 2.06-2.10 (2H, m) , 3.21 - 3.28 (6H, m) , 3.39-3.48 (2H, ra) , 3.79 (2H, m) , 3.92— 4.08 (3H, m) , 4.18-4.23 (2H, m), 4.60 (1H, dd, J=11.7Hz), 4.85 (1H, d), 7.20-7.41 (10H, m)
質量スぺク トル (m/z) 1132.7018 (M+Na) +
参考例 48
(1—プロべ-ル) —2—アジド一 2—デォキシ _ 4, 6— O—イソプロピリデ ン一 β一 D—グノレコピラノース
乾燥、 窒素置換された 50ml 2 口フラスコに [Ir(COD) (MePPh2)]PF60.25 g (0.19 mmol) をとり、 THF 20 mlで希釈した。 水素雰囲気下、 室温で 10分間攪拌し、 溶液 の色が赤色から黄透明に変わったところで再び窒素で系中を置換した。 ァリル 2 —アジドー 2—デォキシー 4, 6— O—イソプロピリデンー /3— D—グルコピラノ シド 5.35 g (18.8 mmol) の THF溶液をキヤヌラーを用いて滴下し、 室温で 24時間 攪拌した。 減圧下溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 シリ力ゲル力ラムクロマトグラ フィー (へキサン:酢酸ェチル =85: 15) により精製し、 (1—プロべ-ル) 一2— アジドー 2—デォキシ 4, 6— O—ィソプロピリデン一 β一 D—グルコピラノース の精製物 5.30 g (18.8 mmol) を得た。 (100%)
mixture of E and Z isomer (4.4 : 1) [a]D +1.77 (c 1.33, CHC13)
IR (neat) 3362, 2115t 1385 cm—1 iH—匪 R (500 MHz, CDC13) δ 1.43 (s, 3 H) , 1.51 (s, 3 H) , 1.58 (dd, 3 H, J = 2.0 Hz, 6.8 Hz), 2.68 (br, 1 H), 3.27 (dt, 1 H, J = 4.9 Hz, 9.8 Hz), 3.45 (t, 1 H, J = 8.8 Hz), 3.55 (t, 1 H, J = 9.8 Hz) , 3.60 (t, 1 H, J = 9.8 Hz) , 3.80 (t, 1 H, J = 10.7 Hz), 3.95 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 10.7 Hz), 4.55 (d, 1 H, J = 7.8 Hz), 5.22 (dt, 1 H, J = 6.8 Hz, 13.7 Hz), 6.22 (d, 1 H, J = 11.7 Hz); Identified peaks for Z isomer 1.64 (dd, 3 H, J = 2.0 Hz, 6.8 Hz), 6.18 (d, 1 H, J= 5.9 Hz)
HRMS (M+H)+. calc'd 286.1403 for C12 0N305; obsd. 286.1408.
参考例 4 9
1—プロぺ-ル— 2—アジドー 2—デォキシ一 4, 6—〇—イソプロピリデン一 3 -0- ((R) —3— (7'—Z—テトラデセ -ルォキシ) —テトラデシル一 _ D—グルコピラノース
(1 ) 7—テトラデシン一 1—オール
乾燥、 窒素置換された 1L三口フラスコに 1—ォクチン 45.1 ml (307 mmol) を取 り、 テトラヒ ドロフラン 250 ml で希釈した。 -45 °Cに冷却したのち、 1.50 M n- ブチルリチウム /へキサン溶液 204 ml (307 mmol) をゆつくり滴下した。 0°Cで更 に 10分間攪拌したあと、 再び一 45°Cに冷却し、 HMPA53.4ml (307mmol)、 2- (6 —ブロモへキシルォキシ) ーテトラヒ ドロピラン 67.8 g (256 mmol) を加え、 室温 で 22時間攪拌した。 飽和塩化アンモユウム水溶液 50mlをゆっく り加え、 反応を停 止した。 水—へキサン系で抽出操作を行ったあと、 有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫 酸マグネシウムで乾燥したのち、 減圧下溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 このもの をメタノ一ル 400 mlに溶かし、 カンファ—— 1 0—スノレホン酸 2.2 g (10 mmol) を 加えて室温で 24時間攪拌した。 トリェチルァミン 50mlを加えて反応を停止したあ と、 減圧下溶媒を留去し、 水一エーテル系で抽出操作を行った。 有機層を飽和食塩 水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥したのち、 減圧下溶媒を留去し、 7_テトラデ シン一 1一オールの粗生成物 65.4 g を得た。 減圧下蒸留により精製を行い (130- 138 °C at 4 mmHg) 7—テトラデシン一 1—オールの精製物 47.7 g (225 mmol) を 得た。 (2工程の収率 88%)
b. 130-138。C (at 4 mmHg) I (neat) 3341, 2932, 2859, 1464 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.89 (t, 3 H, J = 7· 8 Hz), 1.23—1.53 (m, 16 H) , 1.58 (quintet, 2 H, J = 7.8 Hz) , 2.12—2.18 (m, 4 H), 3.65 (t, 2 H, J = 5.9 Hz) 匪 S (M+H)+ calc'd 211.2062 for CHH270; obsd. 211.2053.
(2) 7- (Z) —テトラデセナ一ル
(2-1) 乾燥、 窒素置換された 1L三口フラスコに、 (1) で得られた 7—テト ラデシン— 1—オール 10.6 g (50 mmol) を取り、 へキサン 80 ml で希釈した。 Lindlar触媒 (l.O g) を加え、 水素雰囲気下 9時間、 室温において攪拌した。 セラ イトろ過により触媒を除去したあと、 減圧下溶媒を留去し、 7—テトラデセン一 1 —オールの粗生成物 10.7 g を得た。 本粗生成物はさらに精製することなく、 次の 反応に用いた。
(2-2) 乾燥、 窒素置換された 500 ml三口フラスコにォキザリルクロリ ド 8.7 ml (100 mmol) をとり、 メチレンクロライド 100 ml で希釈した。 一 78°Cに冷却し たあと、 DMS0 14.2 ml (200 mmol) のメチレンクロライド溶液をゆつく り滴下し、 10 分間攪拌した。 ( 2— 1 ) で調製した 7—テトラデセン一 1—オール 10.7 g の メチレンクロライド溶液 (100ml) をゆつく り加え、 1時間攪拌した。 トリェチルァ ミン 55 ml (400 mmol) をゆつく り滴下し、 0°Cに昇温して 1時間攪拌した。 水 100 m 1を加え反応を停止した後、 水—エーテル系で抽出操作を行い、 有機層を飽和食 塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥したのち、 減圧下溶媒を留去し、 7—テトラ デセナ—ルの粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン 100%) により精製を行い 7—テトラデセナ—ルの精製物 8.69 g (41.5 mmol) を得 た。 (2工程の収率 83。/0)
IR (neat) 1728 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 3 H, J = 6.6 Hz) , 1.23—1.40 (m, 12 H), 1.64 (quintet, 2 H, J = 7.3 Hz) , 1.95—2.07 (m, 4 H), 2.42 (dt, 2 H, J = 1.5 Hz, 6.6 Hz), 5.29-5.40 (m, 2 H), 9.77 (d, 1 H, J = 1.5 Hz)
HRMS (M)+. calc'd 210.1984 for C14 60; obsd. 210.1980.
(3) 4ーゥンデシルー 2— (6—トリデセニル) 一 [1, 3] —ジォキソラン 乾燥、 窒素置換された 11三口フラスコに、 (2) で得られた 7—テトラデセナ一 ル 10.1 g (48.0 mmol)、 1, 3— (R) —テトラデカンジオール 12.2 g (52.8睡 ol) を取り、 ベンゼン 100 mlで希釈した。 カンファースルホン酸 0.50 g (2.2 mmol) を 加え、 減圧下 (at 70 mmHg) 50°Cに加熱し、 2時間攪拌した後、 飽和重曹水 10mlを 加え反応を停止した。 水一エーテル系で抽出操作を行い、 有機層を飽和食塩水で洗 浄、 硫酸マグネシウムで乾燥したのち、 減圧下溶媒を留去し、 4ーゥンデシルー 2 一 (6—トリデセニル) ― [1, 3] —ジォキソランの粗生成物を得た。 シリカゲル カラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =100: 0_95: 5) により精製を 行い 4—ゥンデシル一 2— (6—トリデセニル) 一 [1, 3] —ジォキソランの精製 物 21.4 g (48.0 mmol) を得た。 (収率 100%)
IR (neat) 2925, 2855, 1465 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 3 H, J = 6.8 Hz) , 0.89 (t, 3 H, J = 6.8 Hz), 1.23-1.46 (m, 34 H) , 1.54—1.68 (m, 4 H) , 1.97-2.05 (m, 4 H) , 3.52-3.59 (m, 1 H), 3.71 (dt, 1 H, J = 11.7 Hz, 2.9 Hz), 4.09 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 11.7 Hz) , 4.49 (t, 1 H, J = 4.9 Hz) , 5, 30-5.40 (m, 2 H)
HRMS (M)+. calc'd 422.4124 for C28H5402; obsd. 422.4116
(4) (R) —3— (7' _Z—テトラデセニルォキシ) 一 1—テトラデセノール 乾燥、 窒素置換された 500 ml三口フラスコに、 (3) で得られた 4ーゥンデシル —2— (6 -トリデセニル) 一 [1, 3] —ジォキソラン 21.4 g (48.0 mmol) を取 り、 トルエン 50 ml で希釈した。 1.0M DIBAL-トルエン溶液 96 ml (96 mmol) を加 え、 50°Cに加熱し、 10時間攪拌した。 飽和塩化アンモユウム水溶液 20ml、飽和ロッ シェル塩水溶液 30ml、 水 100m 1を加え反応を停止した後、 水一エーテル系で抽出 操作を行った。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥したのち、 減 圧下溶媒を留去し、 (R) -3- (7'—Z—テトラデセニルォキシ) —1—テトラ デセノールの粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン: 酢酸ヱチル =95: 5) により精製を行い (R) —3— (7'— Z—テトラデセニルォ キシ) — 1ーテトラデセノールの精製物 16.5 g (38.9 mmol) を得た。 (収率 81%) [a]D 一 19.66 (c 0.95, CHC13)
IR (neat) 3375, 1466 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 6 H, J = 6.8 Hz) , 1.23—1.38 (m, 32 H) , 1.42-1.50 (m, 1 H), 1.51—1.62 (m, 3 H), 1.65—1.73 (m, 1 H) , 1.74—1.81 (m, 1 H), 1.98-2.05 (m, 4 H), 2.79 (t, 1 H, J = 6.9 Hz), 3.39 (dt, 1 H, J = 7.8 Hz, 8.8 Hz), 3.45-3.55 (m, 2 H) , 3.70—3.84 (m, 2 H) , 5.30—5· 40 (m, 2 H) HRMS (M+H) +. calc'd 425.4359 for C28H5702; obsd. 425.4356
(5) (R) - 1 - [3— ( 7'—Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデシル] —メタンスノレホネート
乾燥、 窒素置換された 50 ml 2口フラスコに (R) - 3 - (7'—Z—テトラデセ -ルォキシ) 一 1—テトラデセノール 6.60 g (15.5 mmol) 、 ジイソプロピルェチ ルァミン 4.0 ml (23.3 mmol) を取り、 メチレンクロライド 20 mlで希釈した。 0°C に冷却したのち、 メタンスルホユルクロリ ド 1.4 ml (18.6 mmol) を加え、 4時間 攪拌した。 飽和重曹水 5 mlを加え反応を停止した後、 水—エーテル系で抽出操作を 行った。 有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥したのち、 減圧下溶 媒を留去し、 (R) - 1 - [3— (7'—Z—テトラデセ -ルォキシ) 一テトラデシ ル] —メタンスルホネートの粗生成物 8.20 g を得た。 シリカゲルカラムクロマト グラフィ一 (へキサン:酢酸ェチル =95: 5) により精製を行い (R) - 1 - [3 - (7'—Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデシル]—メタンスルホネートの精製 物 7.80 g (15.5 mmol) を得た。 (収率 100%)
[a]D -18.71 (c 0.22, CHC13)
IR (neat) 1466, 1416, 1359, 1179 cm"1
一腿 (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 6 H, J = 7.8 Hz), 1.22—1.39 (m, 32 H) , 1.40—1.48 (m, 1 H), 1.50-1.58 (m, 3 H), 1.79—1.87 (m, 1 H) , 1.98—2.05 (m, 4 H), 3.00 (s, 3 H) , 3.35-3.43 (m, 2 H) , 3.47 (dt, 1 H, J = 6.8 Hz, 8.8 Hz) , 4.29-4.40 (m, 2 H), 5.30-5.40 (m, 2 H)
HRMS (M+H)+. calc'd 503.4134 for C29H5904S; obsd. 503.4143
(6) 1—プロぺニル一 2—アジドー 2—デォキシ— 4, 6—0—イソプロピリデ ンー 3— O— ((R) - 3 - (7'—Z—テトラデセ -ルォキシ) 一テトラデシル一 jg— D—ダルコビラノース (標記目的化合物)
乾燥、窒素置換された 50ml 2口フラスコに参考例 4 8で得られた 1一プロべ-ル) — 2—アジド一 2—デォキシ一 4, 6— O—イソプロピリデン一 β _Ό—ダルコピ ラノース 3.8g (13.5mmol) をとり、 ジメチルホルムアミ ド 10 mlで希釈した。 (5) で得られた (R) — 1— [3 - (7'—Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデシル] 一メタンスルホネート 6.43 g (12.8画 ol) のジメチルホルムァ ミ ド溶液 10mlを加 えたあと、 55wt%水素化ナトリウム 1.2 g (27 画 ol) を加え、 40— 50°Cで 9時間攪 拌した。 飽和塩化アンモ-ゥム水溶液 5mlをゆつく り加え反応を停止した後、 水一 エーテル系で分液操作を行い、 有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾 燥し、 減圧下溶媒を留去して標記目的化合物の粗生成物 8.44 gを得た。 シリカゲル カラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =98: 2-95: 5) により精製し、 標記目的化合物の精製物 5.71 g (8.64 mraol) を得た。 (収率 64%)
mixture of E and Z isomer (4.5 : 1) [ ]D—15.28 (c 0.85, CHC13)
IR (neat) 2926, 2112, 1681, 1465, 1380 cm"1
'H- MR (500 MHz, CDC13) 6 0.88 (t, 3 H, J = 6.8 Hz) , 1.23—1.38 (m, 35 H), 1.40 (s, 3 H), 1.42-1.50 (m, 4 H, involving a singlet at δ 1.49), 1.51-1.59 (m, 6 H, involving a doublet at δ 1.56, J = 6.8 Hz) , 1.68—1.78 (m, 2H), 1.98-2.05 (m, 4 H), 3.19—3.27 (m, 2 H, involving a triplet at δ 3.25, J = 9.8 Hz) ,
3.36-3.48 (m, 4 H) , 3.62 (t, 1 H, J = 5.9 Hz) , 3.70-3.76 (m, 1 H) , 3.78 (t, 1 H, J = 10.6 Hz), 3.86-3.95 (m, 2 H), 4.45 (d, 1 H, J = 7.8 Hz), 5.21 (dt, 1 H, J = 13.7 Hz, 6.8 Hz), 5.31-5.40 (m, 2 H) , 6.21 (d, 1 H, J = 13.7 Hz) 参考例 50
2—アジド一 2—デォキシ— 4, 6— O—イソプロピリデン一 3—0— [(R) - 3 - (7'—Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデシル] — )3—D—ダルコピラノ —ス
反応容器に参考例 49で得られた 1—プロぺニルー 2—アジドー 2—デォキシ—
4, 6—0—イソプロピリデン一 3— O— ((R) —3— (7'— Z—テトラデセニ ルォキシ) ーテトラデシルー ]3—D—ダルコビラノース 7.78 g (11.3mmol)をとり、 アセトン 15 ml、 水 4 mlで希釈した。 0°Cに冷却したのち、 NBS 2.40 g (13.5瞧 ol) をゆつく り加え、 15分攪拌した。 飽和チォ硫酸ナトリウム 5 ml を加え、 反応を停 止したあと、 水一エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で 洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して標記目的化合物の粗生成 物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =95: 5 -90: 10) により精製し、 標記目的化合物の精製物 5.62 g (8.70 mmol) を得た。 (収 率 77%)
mixture of and β isomer (1 : 1) [ a ]D -4.61 、c 1.30, CHC13)
IR (neat) 3351, 2110, 1465, 1379, 1267 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 3 H, J = 7.8 Hz) , 0.89 (t, 3 H, J = 7· 8 Hz), 1.22-1.39 (m, 35 H) , 1.40 (s, 1.5 H) , 1.42 (s, 1, 5 H), 1.44—1.59 (m, 5 H, involving singlets at δ 1.50 and δ 1.51), 1.68-1.82 (m, 2 H), 1.94-2.06 (m, 4 H), 3.21-3.30 (m, 3 H), 3.33-3.49 (m, 7 H) , 3.59-3.66 (m, 2 H) , 3.68-3.80 (m, 4 H), 3.82-3.96 (m, 4 H), 4.59 (br, 0.5 H) , 5.23 (t, 0.5 H, J = 2.9 Hz), 5.31-5.40 (m, 2 H)
HRMS (M+K)+. calc'd 690.4823 for (37 61; obsd.690.4805.
参考例 5 1
2.— 6—アンヒドロ一 3—アジド一 3—デォキシ一 5, 7—O—イソプロピリデ ン一 4 _0— C(R) - 3 - (7'—Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデシル) —D—グリセロー D—ィドーヘプタノ二トリル
乾燥、 窒素置換された反応容器に参考例 5 0で得られた 2 _アジドー 2—デォキ シ一 4, 6—O—イソプロピリデン一 3—O— [(R) — 3— (7'— Z—テトラデ セニルォキシ) —テトラデシル] 一 ] 3—D—ダルコビラノース 0· 33 g (0.51 mmol) をとり、 メチレンクロライ ド 1 mlで希釈した。 トリクロロアセトニトリル 0.25ml (2.5 mmol)、 炭酸セシウム 81· 4 mg (0.25 mmol) を加え、 室温で 1時間攪拌した。 水 lmlを加え反応を停止した後、 水一エーテル系で分液操作を行い、 2, 2, 2 - トリクロロェチルイミ ドイル一 2—アジドー 2—デォキシ一 4, 6—〇一ィソプロ ピリデン一 3—0— [(R) — 3— (7'—Z—テトラデセ -ルォキシ) 一テトラデ シル] — D—ダルコビラノ一スの粗精製物を得た。 これを精製することなくメチレ ンクロライド 0.5 mlに溶かし、 モレキュラーシーブス 4 A 0.33 g、 (CH3) 3SiCN 0.14 ml (1.02 mmol) を加え、 窒素雰囲気下、 1 時間、 室温において攪拌した。 0°Cに冷 却した後、 (CH3)3Si0S02CF3 36.1 μ 1 (0.1 mmol) を加え、 1時間攪拌した。 飽和重 曹水 0.5 ml を加え反応を停止した後、 水—エーテル系で分液操作を行った。 得ら れた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去し て標記目的化合物の粗生成物を得た。 シリカゲル力ラムクロマトグラフィー (へキ サン:酢酸ェチル =95: 5) 〖こより精製し、 標記目的化合物の精製物 0.17 g (0.25 mmol) を得た。 (51%)
[ひ] D +9.10 (c 1.01, CHC13)
IR (neat) 2117, 1465, 1377 cm"1
'H-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 3 H, J = 6.8 Hz) , 1.22-1.40 (m, 39 H) , 1.42 (s, 3 H), 1.43-1.62 (m, 5 H, involving a singlet at δ 1.49), 1.68—1,82 (m, 2 H), 1.96-2.06 (m, 4 H), 3.34-3.46 (m, 3 H), 3.58-3.82 (m, 5 H), 3.90—4.00 (m, 2 H), 4.78 (d, 1 H, J = 5.9 Hz) , 5.31-5.40 (m, 2 H)
HRMS (M+H)+. calc' d 661.5268 C38H70N405; obsd.661.5258.
参考例 52
2, 6—アンヒドロ一 3— [(R) —3— (ドデ力-ルォキシ) 一テトラデカンァ ミ ド]—3—デォキシ一 5, 7—〇一イソプロピリデン一 4— O— [(R)— 3— (7 Z— トラデセニルォキシ) 一テトラデシル] - D __グリセロ一D—ィ ドーヘプ タノ二トリル
乾燥、 窒素置換された 25ml 2口フラスコに参考例 51で得られた 2, 6—アンヒ ドロ一 3—アジド一 3—デォキシ一 5, 7— O—ィソプロピリデンー4— O— [(R) —3— (7'—Z—テトラデセ -ルォキシ) 一テトラデシル) 一D—グリセ口一 D— ィ ドーヘプタノ二トリル 1.44g (2.18 mmol)、 トリフエ-ノレホスフィン 0.87 g (3.3 mmol) をとり、 ジォキサン 5 ml で溶解する。 室温で 1時間攪拌した後、 40%ァ ンモニァ水溶液 1 mlを加え、 60°Cに加熱して 6時間攪拌した。 水—エーテル系で分 液操作の後、 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減 圧下溶媒を留去して粗生成物を得た ¾ このものを精製することなく乾燥、 窒素置換 された 25ml 2口フラスコに移しとり、 メチレンクロライド 4 mlで希釈した。 (R) 一 3— (ドデ力ニルォキシ) —テトラデカン酸 1· 10 ml (2.4圆 ol)を加えた後 0°C に冷却し、 ジシクロへキシルカルボジイミ ド 0.54 g (2.6 mmol) を加え、 1時間攪 拌した。 室温で更に 2時間攪拌した後、 セライトろ過を行い、 得られた濾液を濃縮 する事で粗精製物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:齚酸 ェチル =93 :7— 90: 10)により精製し、標記目的化合物の精製物 2.20g (2.18 mmol) を得た。 (収率 100%)
[ひ] D +27.73 (c 1.07, CHC13)
IR (neat) 3300, 1680, 1654, 1536, 1466, 1376 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.22-1.80 (m, 80 H, involving singlets at δ 1.42 and 6 1.50), 2.55 (dd, 1 H, J = 2.9 Hz, 15.6 Hz), 3.34-3.40 (m, 3 H), 3.42—3.49 (m, 2 H) , 3.51-3.76 (m, H), 3.88—3.95 (m, 2 H), 4.06 (dt, 1 H, J = 5.9 Hz, 10.7 Hz), 5.21 (d, 1 H, J = 5.9 Hz) , 5.30—5.40 (m, 2 H), 7.27 (d, 1 H, J = 3.9 Hz)
HRMS (M+H)+. calc'd 1029.9174 for C64H121N207; obsd.1029.9186.
参考例 53
ァリル 2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ _3— C(R) - 3 - (ドデシルォキ シ) 一テトラデカンアミ ド] 一 4— O— [(R) -3- (7'—Z—テトラデセニル ォキシ) ーテトラデシル] —D—グリセロー D—イド一ヘプトネート
乾燥された 25ml 2口フラスコに参考例 52で得られた 2, 6—アンヒ ドロ一 3 _ [(R) —3— (ドデシルォキシ) —テトラデカンアミ ド] —3—デォキシ一 5, 7 — O f ソプロピリデンー 4— O— [(R) —3— (7'— Z—テトラデセニルォキ シ) 一テトラデシル] —D—グリセ口一D—イ ド一ヘプタノ二トリル 0.60g (0.58 mmol) をとり、 ァリルアルコール 1.0 ml で希釈した。 飽和 HC1—ァリルアルコ一 ル溶液 lmlを加え、 50°Cに加熱下、 3時間攪拌した。 室温に冷却した後、 減圧下ァ リルアルコールを留去した。 水—エーテル系で分液操作を行い、 得られた有機層を 飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を 得た。シリカゲルカラムクロマトグラフィ一(へキサン:酢酸ェチル =80: 20-70: 30) により精製し、 標記目的化合物の精製物 0.24 g (0.23 mmol) を得た。 (収率 39%)
[ ]D +16.80 (c 2.23, CHC13)
IR (neat) 3601, 3429, 3347, 1733, 1666, 1512, 1467 cm"1
'H-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 H, J = 7.8 Hz), 1.22-1.62 (m, 76 H), 1.67-1.79 (m, 3 H), 1.95-2.04 (m, 4H), 2.24 (br, 1 H), 2.33 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 14.7 Hz) , 2.42 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 14.7 Hz) , 3.39 (t, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3,43 (t, 2 H, J = 5.9 Hz) , 3.51—3.68 (m, 4 H), 3.75—3.88 (m, 3 H), 4.36-4.44 (m, 1 H), 4.55 (d, 1 H, J = 4.9 Hz) , 4.62 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 13.7 Hz), 4.69 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 13.7 Hz), 5.28 (d, 1 H, J = 10.7 Hz), 5.32-5.40 (m, 3 H), 5.91 (ddt, 1 H, J = 10.7 Hz, 17.6 Hz, 5.9 Hz), 7.04 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) HRMS (M+H)+ calc'd 1048.9120 for C64H122N09; obsd. 1048.9130
参考例 54
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ一 7— O— t—ブチノレジメチルシリル一 3—デォキ シ一 3— [(R) —3— (ドデシルォキシ) 一テトラデカンアミ ド]— 4—Q— [(R) —3— (7'— Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデシル) —D—グリセロー D— ィド—ヘプトネート
乾燥、 窒素置換された 25ml 2口フラスコに参考例 53で得られたァリル 2, 6 —アンヒ ドロ一 3—デォキシ一3 _ [(R) — 3— (ドデシルォキシ) ーテトラデカ ンアミ ド] — 4— O— [(R) —3— (7'— Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラ デシル] 一 D—グリセロー D—ィド—ヘプトネート 0.24 g (0.23 mmol) 、 イミダ ゾール 23.1 mg (0.34 mmol) をとり、 ジメチルホルムァミ ド 0.5 ml で溶解する。 TBSC137.7mg (0.25 mmol) を加えた後、 室温で 1時間攪拌した。 飽和重曹水 0.5 ml を加え、 反応を停止したのち、 水—エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機 層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成 物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =95: 5) により精製し、 標記目的化合物の精製物 0.24 g (0.20 mmol) を得た。 (収率 88%) [ひ] D +13.45 (c 0.68, CHC13)
IR (neat) 3354, 1763, 1736, 1653, 1525, 1465 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.07 (s, 6 H) , 0.88 (t, 12 H, J = 7.8 Hz), 0.90 (s, 9 H), 1.21—1.60 (m, 77 H) , 1.73 (q, 2 H, J = 5.9 Hz) , 1.95-2.07 (m, 4 H) , 2.32 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 15.6 Hz), 2.40 (dd, 1 H, J = 3· 9 Hz, 15.6 Hz), 3.35— 3.47 (m, 5 H) , 3.48-3.55 (m, 2 H), 3.55—3.90 (m, 7 H), 4.36 (dt, 1 H, J = 9.8 Hz, 5.9 Hz), 4.54 (d, 1 H, J = 5.9 Hz) , 4.60 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 12.7 Hz), 4.67 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 13.7 Hz), 5.26 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) , 5.30-5.41 (m, 3 H), 5.91 (ddd, 1 H, J = 5.9 Hz, 11.7 Hz, 9.8 Hz) , 6.98 (d, 1 H, J = 8.8 Hz) HRMS (M+H)+. calc'd 1162.9984 for C70H136N09Si; obsd. 1162.9950
参考例 55
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ一 7— O— t—ブチルジメチルシリル一 3—デォキ シ— 3— C(R) ー3— (ドデシルォキシ) 一テトラデカンアミ ド] —5— O—ジァ リルホスホノー 4— O— [(R) - 3 - (7'—Z—テトラデセニルォキシ) 一テト ラデシル] 一 D—グリセ口— D—ィドーへプトネート
乾燥、 窒素置換された 25ml 2口フラスコに参考例 54で得られたァリル 2, 6 —アンヒドロー 7— O— t—ブチノレジメチルシリル一 3—デォキシ一 3— [(R) - 3— (ドデシルォキシ) 一テトラデカンアミ ド] — 4—0— [(R) —3— (7,一 Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデシル) —D—グリセ口— D—イド一ヘプト ネート 0.23 g (0.20 mmol) 、 ビス (ァリルォキシ) 一 N、 N_ジィソプロピルァ ミノホスフィン 80.9 μ 1 (0.30 mmol) をとり、 THF 0.2 mlで溶解した。 1H—テト ラゾール 28.0 mg (0.40 mmol) を加えた後、 室温で 1時間 30分攪拌した。 40%過 酸化水素水溶液 0.1 mlをカロえ、 1時間攪拌した。飽和チォ硫酸ナトリゥム水溶液 0.2 mlをゆつくり加え、 反応を停止したのち、 水ーェ一テル系で分液操作を行った。 得 られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去 して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチ ル =90: 10) により精製し、 標記目的化合物の精製物 0.23 g (0.18 mraol) を得た。
(収率 88%)
[a]D +3.30 (c 1.83, CHC13)
IR (neat) 1765, 1737, 1679, 1518, 1465 era"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.05 (s, 6 H) , 0.88 (t, 12 H, J = 7.8 Hz), 0.89 (s, 9 H), 1.20-1.63 (m, 84 H), 1.73 (q, 2 H, J = 6.8 Hz), 1.97—2.05 (m, 4 H) , 2.24 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 15.6 Hz), 2.33 (dd, 1 H, J = 7.8 Hz, 15.6 Hz), 3.31 (quintet, 1 H, J = 5.9 Hz), 3.36—3.49 (m, 3 H), 3.46 (q, 1 H, J = 7.8 Hz), 3.56 (m, 1 H) , 3.67—3.79 (m, 3 H) , 3.83 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 9.8 Hz) , 3.96 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 9.8 Hz) , 4.05-4.11 (m, 1 H), 4.46-4.67 (m, 1 H) , 5.22—5· 29 (m, 3 H) , 5.30-5.40 (m, 5 H), 5.85-5.97 (m, 3 H) , 6.96 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) HRMS. (M+H)+ calc'd 1323.0273 for C76H145N012PSi; obsd. 1323.0278 参考例 56
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ 5—0—ジァリルホスホノ一 3— [(R) -3- (ドデシルォキシ) ーテトラデカンアミ ド] —4—0— C(R) -3- (7'— Z—テトラデセニルォキシ) _ーテトラデシ^!― D- ^リセロ ー D—ィドーへ プトネ—ト
25mlフラスコに参考例 55で得られたァリル 2, 6_アンヒ ドロー 7—〇一 t —ブチルジメチルシリル— 3—デォキシ一 3— [(R) —3— (ドデシルォキシ) ― テトラデカンアミ ド] — 5—O—ジァリルホスホノー 4—O— [(R) - 3 - (7' —Z—テトラデセニルォキシ) ーテトラデシル] —D—グリセ口一 D—イド一ヘプ トネ一ト 0.23 g (0.18隱 ol) をとり、 アセトン 1 ml で溶解する。 5%硫酸水溶液 0.2 ml を加えた後、 室温で 7時間攪拌した。 飽和重曹水 0.2 ml をゆつくり加え、 反応を停止したのち、 水—エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和 食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥し、减圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリ力ゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =80: 20-70: 30) により精製し、 標記目的化合物の精製物 0.18 g (0.15 mmol) を得た。 (86%) [a]D +10.02 (c 0.64, CHC13)
IR (neat) 3424, 3327, 1736, 1668, 1527, 1466 cm"1
NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.22—1,60 (m, 78 H), 1.65-1.77 (m, 2 H), 1.96—2.06 (m, 4 H), 2.30-2.38 (m, 2 H), 3.26—3.46 (ra, 5 H), 3.57 (quintet 1 H, J = 4.9 Hz) , 3.66-3.83 (m, 6 H), 3.93 (be, d, 1 H, J = 11.7 Hz), 4.38 (dt, 1 H, J = 6.8 Hz, 8.8 Hz), 4.46 (dt, 1 H, J = 4.9 Hz, 8.8 Hz), 4.54-4.70 (m, 8 H), 5.24-5.32 (m, 3 H) , 5.32—5.44 (m, 5 H) , 5.86-5.98 (m, 3 H) , 6.96 (d, 1 H, J = 8.8 Hz)
HRMS. (M+H)+ calc'd 1208.9409 for C70H131N012P; obsd.1208.9430
参考例 57
ァリル 2, 6_アンヒ ドロー 3—デォキシ一 3— [(R) - 3 - (ドデシルォキ シ) ーテトラデカンアミ ド] 一 5— O—ジ乙リルホ—スホノニ 7— O—メチノレ一 4— O— _[(R)_—3二—(7'— Z—テトラデセ -ルォキシ) —テトラデシル] — D—グ リセロー D—ィ ド一ヘプタネート
乾燥、 窒素置換された 25ml 2口フラスコに参考例 56で得られたァリル 2, 6— アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—0—ジァリルホスホノ一 3— [(R) —3— (ドデ シルォキシ) 一テトラデカンアミ ド] —4—0— [(R) -3 - (7'—Z—テトラデ セニルォキシ) 一テトラデシル] —D—グリセ口一 D—イド一ヘプトネ一ト 55.1 mg (0.046 mmol) 、 2, 6—ジ t—ブチル 4一メチルピリジン 47.2 mg (0.23 mmol) をと り、 メチレンクロライド 0.3 ml で希釈した。 4 フッ化ホウ素トリメチルォキソ二 ゥム 20.7 mg (0.14 mmol) を加え、 8時間攪拌した。 飽和重曹水 0.1 ml を加え反 応を停止し、 水一エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で 洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカ ゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =85: 15) により精製し、 標記目的化合物の精製物 38. lmg (0.031 mmol) を得た。 (収率 68%)
[a]D +5.43 (c 0.58, CHC13)
IR (neat) 3348, 1764, 1732, 1679, 1518, 1465 cm"1
^-NMR (500 MHz, CDC13) 6 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.22-1.78 (m, 77 H), 1.96-2.06 (m, 4 H), 2.25 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 15.6 Hz), 2.33 (dd, 1 H, J = 7.8 Hz, 15.6 Hz), 3.30 (quintet, 1 H, J = 5· 9 Hz), 3.33-3.51 (m, 8 H, involving a singlet at δ 3.36), 3.53-3.59 (m, 1 H) , 3.64 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 10.7 Hz),
3.68-3.78 (m, 3 H), 4.14—4.18 (m, 1 H), 4.40 (dt, 1 H, J = 3.9 Hz, 9.8 Hz),
4.49-4.68 (m, 9 H) , 5.23-5.42 (m, 8 H) , 5.86—5.98 (m, 3 H) , 6.98 (d, 1 H, J = 9.8 Hz)
HRMS. (M+H)+ calc'd 1222.9566 for C71H133N012P; obsd.1222.9561
参考例 58
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— [3, 3 - (エチレンジォキシ) 一テ トラデカンアミ ド] —5, 7— O—イソプロピ'リデン一4—O— [(R) -3- (7 '— Z—テトラデセ二ルォキシ) ―テ_トラデシル] _ D—グ ^ロー D—ィドーヘプ タノ二トリル
乾燥、窒素置換された 25ml2口フラスコに参考例 51で得られた 2, 6—アンヒ ドロ一 3—アジドー 3—デォキシ一 5, 7— O—ィソプロピリデン一 4— O— [(R) —3— (7,—Z—テトラデセニルォキシ) ーテトラデシル) 一 D—グリセ口一 D— ィドーヘプタノ二トリル 1.35 g (2.04 mmol) 、 トリフエニルホスフィン 0.80 g (3.07 mmol) をとり、 ジォキサン 5 ml で溶解する。 室温で 1時間攪拌した後、 4 0%アンモニア水溶液 1 mlを加え、 60°Cに加熱して 19時間攪拌した。 水一エーテ ル系で分液操作の後、 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾 燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 これを精製することなく乾燥、 窒素 置換された 25ml 2口フラスコに移しとり、 メチレンクロライド 4 mlで希釈した。 3, 3 - (エチレンジォキシ) 一テトラデカン酸 0,64 g (2.2 mmol)を加えた後 0°C に冷却し、 DCC 0.50 g (2.4 mmol) を加え、 1時間攪拌した。 室温で更に 2時間攪 袢した後、 セライ トろ過を行い、 得られた濾液を濃縮する事で粗精製物を得た。 シ リカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =90: 10) により精製 し、 標記目的化合物の精製物 1.80 g (2.0 mmol) を得た。 (収率 100%)
[a]D +31.62 (c 0.73, CHC13)
IR (neat) 3333, 1678, 1526, 1466, 1376 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 9 H, J = 7.8 Hz) , 1.22—1.40 (m, 55 H), 1. 2 (s, 3 H), 1.50 (s, 3 H), 1.62—1.82 (m, 4 H), 1.98—2.05 (m, 4 H) , 2.61 (d, 1 H, J = 14.7 Hz), 2.64 (d, 1 H, J = 14.7 Hz), 3.32—3.42 (m, 3 H) , 3.51 (dd, 1 H, J = 8.8 Hz, 10.7 Hz) , 3.61-3.70 (m, 2 H) , 3.71 (d, 1 H, J = 10.7 Hz), 3.88—4.09 (m, 7 H), 5, 28 (d, 1 H, J= 5.9 Hz) , 5.30-5.40 (m, 2 H) , 6.95 (d, 1 H, J= 5.9 Hz)
HRMS. (M+H)+ calc'd 903.7402 for C54 9N208; obsd.903.7399
参考例 59
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (3—ォキソ一テトラデカン アミ ド] —4— 0_ [(R) —3— (7'—Z—テトラデセ-ルォキシ) テトラデシ ル] — D—グリセ口— D—ィド一ヘプタネ一ト
乾燥された 25ml 2口フラスコに参考例 58で得られた 2, 6—アンヒドロ一 3— デォキシ一 3— [3, 3— (エチレンジォキシ) 一テトラデカンアミ ド] —5, 7 —O—イソプロピリデン一 4—O— [(R) —3— (7'—Z—テトラデセ -ルォキ シ) ーテトラデシル] — D—グリセ口一 D—イド一ヘプタノ二トリル 0.63g (0.70 mmol) をとり、 ァリルアルコール 1.0 ml で希釈した。 飽和 HC1—ァリルアルコー ル溶液 lmlを加え、 50°Cに加熱下、 7時間攪拌した。 室温に冷却した後、 減圧下ァ リルアルコールを留去した。 水—エーテル系で分液操作を行い、 得られた有機層を 飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を 得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =70: 30) に より精製し、 標記目的化合物の精製物 0.28 g (0.32 mmol) を得た。 (収率 46%) [a]D +24.29 (c 0.83, CHC13)
IR (neat) 3600, 3420, 3335, 1729, 1716, 1673, 1526, 1516, 1466 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.20—1.50 (m, 46 H), 1.50-1.60 (m, 6 H), 1.66—1.78 (m, 2 H), 1.94—2.06 (m, 4 H) , 2.33 (br, 1 H), 2.51 (t, 2 H, J = 6· 8 Hz), 3.35-3.43 (m, 4 H), 3.58—3.71 (m, 3 H) , 3.78-3.87 (m, 3 H) , 4.39 (dt, 1 H) , J = 8.8 Hz, 5.9 Hz), 4.58 (d, 1 H, J = 5.9 Hz) , 4.65 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 12.7 Hz), 4.72 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 12.7 Hz), 5.28 (d, 1 H, J = 10.7 Hz), 5.31-5.40 (m, 3 H), 5.93 (ddt, 1 H, J = 10.7 Hz, 15.6 Hz, 5.9 Hz) , 7.63 (d, 1 H, J = 8.8 Hz)
HRMS. (M+H)+ calc'd 878.7085 for C52H95N09; obsd.878.7116
参考例 60
ァリル 2. 6—アンヒ ドロー 7— O— t—ブチルジメチルシリル一 3—デォキ シ一 3— (3—ォキソ一テトラデカンァ S ド) — 4— 0_ [(R) —3— (7'— Z —テトラデセニルォキシ) ーテトラデシル] —D—グリセ口—D—イ ド一ヘプトネ —ト
乾燥、 窒素置換された 25ml 2口フラスコに参考例 59で得られだァリル 2, 6 —アンヒドロ一 3—デォキシ一 3— (3—ォキソ一テトラデカンアミ ド] ー4ー0 - [(R) -3- (7'—Z—テトラデセニルォキシ) テトラデシル] —D—グリセ 口一 D—ィド一ヘプタネ一ト 0.28 g (0.32 mmol) 、 イミダゾール 65.4 mg (0.96 mmol) をとり、ジメチルホルムァミ ド 0.5 mlで溶解した。 TBSC157.3 mg (0.38 mmol) を加えた後、 室温で 1時間攪拌した。 飽和重曹水 0.5 mlを加え、 反応を停止したの ち、 水一エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫 酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラ ムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =85: 15) により精製し、 標記目的 化合物の精製物 0.21 g (0.21 mmol) を得た。 (65%)
[a]D +17.94 (c 0, 56, CHC13)
IR (neat) 3361, 1734, 1650, 1530, 1465 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.08 (s, 6 H) , 0.88 (t, 9 H, J = 7.8 Hz), 0.90 (s, 9 H), 1.20-1.43 (m, 48 H) , 1.50-1, 60 (m, 5 H) , 1.72 (q, 2 H, J = 5, 9 Hz), 1.96-2.05 (m, 4 H), 2.50 (t, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3.34-3.42 (m, 5 H), 3.56-3.62 (m, 2 H) , 3.68 (t, 1 H, J = 8.8 Hz), 3.76 (t, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3.83 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 10.7 Hz), 3.87 (dd, 1 H, J = 4.9 Hz, 10, 7 Hz), 4.35 (dt, 1 H, J = 5.9 Hz, 9.8 Hz), 4, 56 (d, 1 H, J = 10.7 Hz), 4.64 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 12.7 Hz), 4.71 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 12.7 Hz), 5.26 (d, 1 H, J = 10.7 Hz), 5.31—5.40 (m, 3 H), 5.93 (ddt, 1 H, J = 10.7 Hz, 16.6 Hz, 5.9 Hz), 7.54 (d, 1 H, J = 8.8 Hz) HRMS. (M+H)+ calc' d 992.7950 for C58H109N09Si; obsd. 992.7938
参考例 6 1
ァリル 2, 6二アン^: ドロ一 7—0— t—プチルジメチルシリル一 3—デォキ シ一 5— O—ジァリルホスホノー 3— (3—ォキソーテトラデカンアミ ド) 一4— O— [(R) — 3— (7'—Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデシル] — D—グ リセ口— D—ィド—ヘプトネ一ト
乾燥、 窒素置換された 25ml 2口フラスコに参考例 60で得られたァリル 2, 6 —アンヒ ドロ一 7— O— t—ブチルジメチルシリル一 3—デォキシ一 3― (3—ォ キソ一テトラデカンアミ ド) 一 4— O— [(R) — 3— (7'—Z—テトラデセニル ォキシ) 一テトラデシル] —D—グリセロー D—イド一ヘプトネ一ト 0.20 g (0.20 mmol) 、 ビス (ァリルォキシ) 一 N、 N—ジイソプロピルアミノホスフィン 80.9 μ 1 (0.30 mmol) をとり、 THF 0.2 ml で溶解した。 1H—テトラゾール 28· 0 mg (0.40 mmol) を加えた後、 室温で 1時間 30分攪拌した。 40%過酸化水素水溶液 0.1 mlを 加え、 30分攪拌した。 飽和チォ硫酸ナトリウム水溶液 0.2 ml をゆつくり加え、 反 応を停止したのち、 水一エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食 塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =90: 10) により精 製し、 標記目的化合物の精製物 0.22 g (0.19 mmol) を得た。 (収率 96%)
[a]D +5.87 (c 1.02, CHC13)
IR (neat) 3296, 1763, 1736, 1678, 1649, 1529, 1464 cm"1
^-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.05 (s, 6 H) , 0.88 (t, 12 H, J = 7.8 Hz), 0.89 (s, 9H), 1.20-1. 4 (m, 47 H) , 1.50-1.58 (m, 4 H) , 1.72 (q, 2 H, J = 5.9 Hz) , 1.97-2.05 (m, 4 H), 2.47 (t, 2 H, J = 7.8 Hz) , 3.28—3.42 (m, 4 H) , 3.67—3.78 (m, 3 H) , 3.85 (dd, 1 H, J = 5.9 Hz, 9.8 Hz) , 3.94 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 9.8 Hz) , 4.12-4.17 (m, 1 H), 4.48-4.70 (m, 10 H) , 5.20-5.40 (m, 8 H), 5.82-6.00 (m, 3 H), 7.32 (d, 1 H, J = 9.8 Hz)
HRMS. (Μ+ΗΓ calc' d 1152.8239 for C64H118N012PSi; obsd. 1152.8240
参考例 6 2
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジァリルホスホノ一 3— (3—ォキソ一テトラデカンアミド) 一 4— O— [(R) - 3 - (7'— Z—テトラ £_セ二ルォキシ) 一テトラデシル] — D—グリセ口— Ό- ド一ヘプトネ一ト
25mlフラスコに参考例 6 1で得られたァリル 2, 6—アンヒドロー 7— O— t
―ブチルジメチルシリル一 3—デォキシー 5 _ O _ジァリルホスホノ一 3— (3 - ォキソ一テトラデカンアミ ド) 一 4— O— [(R) — 3— (7'— Z—テトラデセニ ルォキシ)—テトラデシル]— D—グリセ口—D—ィドーヘプトネート 0.22 g (0.19 國 ol) をとり、 アセトン 0.5 ml で溶解した。 5%硫酸水溶液 0.1 ml を加えた後、 室温で 12時間攪拌した。 飽和重曹水 0.2 ml をゆつく り加え、 反応を停止したのち、 水ーェ—テル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マ グネシゥムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムク 口マトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =70 : 30-60 : 40) により精製し、 標記 目的化合物の精製物 0.18 g (0.17 mmol) を得た。 (収率 93%)
[a]D +11.50 (c 0.94, CHC13)
IR (neat) 3312, 1736, 1668, 1650, 1540, 1465 cm—1
'H-NMR (500 MHz, CDC13) 6 0.88 (t, 9 H, J = 7.8 Hz), 1.22—1.42 (m, 88 H) , 1.44-1.58 (m, 4 H) , 1.71 (q, 2 H, J = 6.8 Hz), 1.97—2.06 (m, 4 H), 2.48 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 3.28-3.40 (m, 4 H, involving a singlet at 6 3.36), 3.67 (q, 1 H, J = 8.8 Hz), 3.72-3.86 (m, 4 H), 3.81—3.87 (m, 1 H), 4.36-4.48 (m, 2 H) , 4.54-4.73 (m, 8 H) , 5.26-5.40 (m, 8 H) , 5.88—5.98 (m, 3 H), 7.57 (d, 1 H, J = 8.8 Hz)
参考例 63
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ _3—デォキシ一 5— O _ジァリルホスホノー 7— O—メチルー 3— (3—ォキソーテトラデカンアミ ド)一 4— O— ((R)— 3— (7 '一 Z—テトラデセニルォキシ) ーテトラデシル) —D—グリセ口一D—ィ ドーヘプ トネ一ト
乾燥、 窒素置換された 25 ml 2口フラスコに参考例 62で得られた ァリル 2, 6—アンヒドロー 3—デォキシ一 5—O—ジァリルホスホノ _ 3— (3—ォキソ一 テトラデカンアミ ド) _4 _0— [(R) — 3— (7'—Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデシル]一 D—グリセロ— D—ィド—ヘプトネ一ト 34.8mg (0.034 mmol)、 2, 6—ジ一 t—ブチルー 4_メチルピリジン 100.0 mg (0.50 mmol) をとり、 メチレ ンクロライド 0.5 mlで希釈した。 4フッ化ホウ素トリメチルォキソニゥム 44.4mg (0.30 mmol) を加え、 4時間攪拌した。 飽和童曹水 0.1 ml を加え反応を停止し、 水 一エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグ ネシゥムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロ マトグラフィ一 (へキサン:酢酸ェチル =70: 30-60: 40) により精製し、 標記目 的化合物の精製物 29.5 mg (0.029 mmol) を得た。 (収率 85%)
[a]D +9.46 (c 0.51, CHC13)
IR (CHC13) 3426, 1753, 1719, 1676, 1603, 1525, 1465 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 9 H, J = 7.8 Hz), 1.22-1.38 (m, 49 H), 1.50— 1.58 (m, 4 H) , 1.72 (q, 2 H, J = 6.8 Hz) , 1.97—2.05 (m, 4 H) , 2.47 (t, 2 H, J = 7.8 Hz), 3.32 (s, 2 H), 3.34-3,42 (m, 4 H, involving a singlet at δ 3.37), 3.61-3.66 (m, 2 H), 3.69-3.76 (m, 4 H) , 4.21-4.26 (m, 1 H), 4.41 (dt, 1 H, J = 8.8 Hz, 3.9 Hz), 4.48-4.70 (m, 10 H) , 5.20—5.41 (m, 8 H) , 5.84—5, 99 (m, 3 H) , 7.39 (d, 1 H, J = 9.8 Hz)
参考例 64
(2—ヒ—ドロキシェチル) _2—デォキシ— 3— O— ((R) —3— _ (ドデシルォ キシ) 一テトラデシル) 一4, 6— O—イソプロピリデンー 2 _トリフルォロアセ チルァミ ド一 α— D—ダルコピラノシド
50ml 二口フラスコにァリル 2—デォキシ一 3— O— ( ( R) 一 3— (ドデシノレ ォキシ) ーテトラデシル) 一4, 6— 0—イソプロピリデンー 2 _トリフルォロア セチルアミ ド一 a—D—ダルコビラノシド 6. 57 g (9. 10 mmol) を取り、ァセトン 15 ml'、 水 5 ml で溶解した。 過ヨウ素酸ナトリウム 7. 8 g (36. 4 mmol) を加えた後、
2. 5wt% 四酸化ォスミゥム—t-ブタノ一ル溶液 0. 5 ml を加え、 室温で 1時間 30分 攪拌した。 反応溶液を水に注いだ後、 エーテルを用いて抽出操作を行い、 粗生成物 7. 03 gを得た。 このものを 50mlナスフラスコに移し取り、 メタノール 10 ml に溶 角早した。 0°Cに冷却した後、 水素化ホウ素ナトリウム 0. 41 g (10. 9 mmol) をゆつく り加え、 30分攪拌した。 口一タリーエバポレーターで減圧下メタノールを留去し、 得られた混合物を水に加え、 エーテルを用いて抽出操作を行い、 粗生成物 6. 42 gを 得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一 (へキサン:酢酸ェチル =90 : 10 - 70 : 30)により精製し、 標題化合物 3. 19 g (4. 3 mmol) を得た。 (収率 47%) [ ΰ +24. 44 (c 1. 00, CHC13)
IR (neat) 3435, 3309, 3084, 1720, 1561, 1466, 1380, 1371 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0. 88 (t, 6 H, J = 7. 8 Hz) , 1. 22 ― 1. 36 (m, 36 H) , 1. 41 (s, 3 H) , 1. 49 - 1. 55 (m, 5 H, involving a singlet at d 1. 51) , 1. 61 - 1. 70 (m, 4 H) , 3. 30 - 3. 40 (m, 3 H) , 3. 52 - 3. 59 (m, 2 H) , 3. 60 — 3. 66 (m, 1 H),
3. 66 ― 3. 90 (m, 8 H) , 4. 15 (dt, 1 H, J = 9. 8 Hz, 3. 9 Hz) , 4. 93 (d, 1 H, J = 3. 9 Hz) , 6. 90 (d, 1 H, J = 7. 8 Hz)
参考例 6 5
( 2—ヒ ドロキシェチル) 2—アミノー 2—デォキシ一 3— O— ( ( R) — 3— (ドデシルォキシ) —テトラデシル) —4, 6— 0—イソプロピリデン一 Qi—D— ダルコビラノシド
100mlナスフラスコに(2—ヒドロキシェチル) 2—デォキシー 3— 0 _ ( ( R ) 一 3— (ドデシルォキシ) —テトラデシル) 一4, 6—O—イソプロピリデン _ 2 一トリフルォロァセチルァミドー α _ D—グルコビラノシド 3. 19 g (4. 3 mmol) を 取り、 メタノール 15 ml、水 2 mlで溶解した。水酸化ナトリウム 0. 34 g (8. 6 mmol) を加え、 50度で 5時間加熱攪拌した。 口一タリ一エバポレーターで減圧下メタノー ルを留去し、 得られた混合物を水に加え、 エーテルを用いて抽出操作を行い、 粗生 成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =30 : 70)により精製し、 標題化合物 2.57 g (3.5 mmol) を得た。 (収率 93%)
[ひ] D +40.76 (c 1.22, CHC13)
IR (neat) 3371, 3295, 1587, 1466, 1380, 1369, 1267 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 6 H, J ='6.8 Hz), 1.23 - 1.38 (m, 35 H) , 1.40 (s, 3 H) , 1.42 - 1.57 (m, 9 H, involving a singlet at d 1, 49) , 1.68 - 1.77 (m, 4 H), 2.77 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 9.8 Hz), 3.29 (t, 1 H, J = 8· 8 Hz), 3.33 一 3.45 (m, 3 H), 3.56 (t, 1 H, J = 9.8 Hz), 3.62― 3.69 (m, 2 H), 3.69— 3.74 (m, 2 H), 3.74 - 3.86 (m, 4 H) , 3.93 (dt, 1 H, J = 5.9 Hz, 9.8 Hz) , 4.92 (d, 1 H, J = 3.9 Hz)
参考例 66
(66-1)
7— Z—テトラデセン酸
乾燥、 窒素置換された 50ml2 口フラスコにォキザリルクロリ ド 1.33 ml (15.4 mmol) を取り、 メチレンクロライド 10mlで希釈した。 一 78°Cに冷却した後、 ジメ チルスルホキシド 2.1 ml (30.8 mmol) をゆつくり加え、 10分間攪拌した。 7—テ トラデセン一 1—オール 1.62 g (7.6瞧 ol)のメチレンクロライド溶液 10 ml を加 え、 1時間攪拌した後、 トリェチルァミン 8.5 ml (61 mmol) を加え、 0度で 1時間 攪拌した。 水 5 ml を加えた後、 水一エーテル系で分液操作を行い、 粗精製物を得 た。 このものを 50mlナスフラスコに移し、 tブタノール 7.5 ml、 水 2.5 ml を加え 溶解した。 2—メチル一2—ブテン 4.0 ml (38 mmol) 、 憐酸水素ナトリウム 1.8 g (11.4 mmol), 過塩素酸ナトリウム 2.6 g (22.8 mmol) を加え、 室温で 3時間攪拌 した。 1N塩酸水溶液—エーテル系で分液操作を行い、 粗生成物を得た。 シリカゲ ルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =10: 90— 15: 85) により精 製し、 標題化合物 1.64 g (7.3 mmol) を得た。 (収率 96%)
IR (neat) 1710 cm—1
一腿 (500 MHz, CDCL) 6 0.88 (t, 3 H, J = 6.8 Hz) , 1.22― 1.40 (m, 12 H) , 1.60 - 1.69 (m, 2 H) , 1.86― 2.07 (m, 4 H), 2.35 (t, 2 H, J = 7.8 Hz), 5.32
- 5.39 (m, 2 H) .
(66-2)
(2—ヒ ドロキシェチル) 2—デォキシ— 3—O— ((R) 一 3— (ドデシルォ キシ) 一テトラデシノレ) -4, 6 - ィソプロピリデン一 2— (7— Z—テトラ デセナミド) 一 α— D—グルコビラノシド
乾燥、窒素置換された 25ml二口フラスコに (2—ヒ ドロキシェチル) 2—ァミノ — 2—デォキシ一 3— O— ((R) -3- (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) —4, 6— O—イソプロピリデン一 a—D—ダルコビラノシド 0.93 g (1.44 mmol) をと り、 メチレンクロライ ド 3 ml で希釈した。 7— Z—テトラデセン酸 0,39 g (1.73 mmol) を加え、 0°Cに冷却した後、 ジシクロへキシルカルボジイミ ド 0.45 g (2.2 mmol) を加え、 4時間攪拌した。 へキサン 5 mlを加えた後、 セライ トろ過を行い、 得られた濾液をロータリーエバポレーターで濃縮し、 粗生成物を得た。 シリカゲル カラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =80: 20— 65: 35) により精製 し、 標題化合物 1.04 g (1.22 mmol) を得た。 (収率 85%)
[a]D +29.06 (c 2.00, CHC13)
IR (neat) 3306, 1644, 1544, 1465, 1379 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 9 H, J = 7.8 Hz) , 1.22 - 1.57 (m, 58 H, involving singlets at d 1.40, d 1.50), 1.60 - 1.73 (m, 4 H), 1.94— 2.06 (m, 4 H), 2.19 (t, 2 H, J = 7.8 Hz), 3.34 - 3.43 (m, 3 H, involving a triplet at d 3.36, J = 5.9 Hz) , 3.44― 3.49 (m, 1 H) , 3.52 - 3.63 (m, 2 H), 3.65— 3.87 (m, 8 H), 4.09 - 4.15 (m, 1 H), 4.97 (d, 1 H, J = 2.9 Hz) , 5.29 - 5.39 (m, 2 H) , 6.05 (d, 1 H, J = 8.8 Hz)
参考例 67
ァリルォキシカルボ-ルメチル 2ーデォキシー 3— O— ((R) —3— (ドデシ ルォキシ) ーテトラデシル) 一4, 6—O—イソプロピリデン一 2— (7— Z—テ トラデセナミ ド) 一α— D—ダルコビラノシド
乾燥、窒素置換された- 25ml二口フラスコに (2—ヒドロキシェチル) 2—デォ キシ— 3—0— ((R) —3— (ドデシルォキシ) ーテトラデシル) _4, 6— O— イソプロピリデン一 2— ( 7— Z—テトラデセナミ ド) 一 a— D—ダルコビラノシ ド 0. 41 g (0. 48 mmol) を取り、 メチレンクロライド 3 ml で希釈した。 0°Cに冷却 した後、 デス一マーチン試薬 0. 51 g (1. 2 mmol) を加え、 3時間攪拌した。 飽和重 曹水 1 ml、 飽和チォ硫酸ナトリゥム水溶液 1 mlを加え、 反応を停止した。 水ーェ 一テル系で分液操作を行い、 得られた有機層をロータリーエバポレーターで減圧下 溶媒留去し、 粗生成物を得た。 このものを 25 ml なすフラスコに移し、 t—ブタノ —ル 3 ml、 水 1 ml を加え溶解した。 2—メチル一2—ブテン 0. 2 ml (1. 9 mmol) 、 燐酸水素ナトリウム 0· 11 g (0. 72 mmol) , 過塩素酸ナトリウム 0. 16 g (1. 44 mmol) を加え、 室温で 2時間攪拌した。 水—エーテル系で分液操作を行い、 得られた有機 層を口一タリ一エバポレータ一により濃縮し、 粗生成物を得た。 このものを更に
25ml二口フラスコに移し取り、 ジメチルホルムアミ ド 2 ml で希釈した。 トリェチ ルァミン 0. 27 ml (1. 9睡 ol)、 ァリルブロマイ ド 0. 12 ml (1. 4 mmol) を加え、 50 度に加熱して 4時間攪拌した。 飽和重曹水 1 ml を加え反応を停止したのち、 水一 エーテル系で分液操作を行い、 得られた有機層をロータリ一エバポレーターにより 濃縮し、 粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸 ェチル = 15 : 85) により精製し、 標題化合物 0. 18 g (0. 20 mmol) を得た。 (収率 41%)
[ a ] D +32. 02 (c 0. 71, CHC13)
IR (neat) 3306, 1759, 1650, 1544, 1465, 1379 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0. 88 (t, 9 H, J = 6. 8 Hz) , 1. 21 - 1. 46 (m, 53 H, involving a singlet at d 1. 40) , 1. 7 - 1. 56 (m, 5 H, involving a singlet at d 1. 49) , 1. 58 - 1. 72 (m, 4 H) , 1. 95 - 2. 06 (m, 4 H) , 2. 22 (dt, 2 H, J = 6. 8 Hz, 1. 9 Hz) , 3. 32 - 3. 39 (m, 3 H) , 3. 44 - 3. 50 (m, 1 H) , 3. 54 - 3. 60 (m, 1 H) , 3. 67— 3. 76 (m, 3 H) , 3. 76 - 3. 84 (m, 2 H) , 4. 16 (d, 1 H, J = 17. 6 Hz) , 4. 22 (d, 1 H, J = 17. 6 Hz), 4. 23 (dt, 1 H, J = 10. 7 Hz, 3. 9 Hz) , 4. 65 (d, 2 H, J = 5. 9 Hz) , 4. 79 (d, 1 H, J = 3. 9 Hz) , 5. 27 (d, 1 H, J = 8. 8 Hz) , 5. 30 - 5. 40 (m, 3 H) , 5. 91 (ddt, 1 H, J = 5. 9 Hz, 10. 7 Hz, 17. 5 Hz) , 6. 09 (d, 1 H, J = 8. 8 Hz)
参考例 6 8
ァリルォキシカルボニルメチル 6—O— t—ブチルジメチルシリル一 2—デォ キシ— 3— O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) —テトラデシル) — 2— (7-Z ーテトラデセナミ ド) 一 α— D—グルコピラノシド
25ml ナスフラスコにァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシ _ 3— O— ((R) — 3— (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) 一 4, 6—0—イソプロピリデ ン一 2— (7— Z—テトラデセナミ ド) 一 α—D—ダルコビラノシド 0.59 g (0.65 mmol) をとり、 メタノール 3 ml で希釈した。 カンファースルホン酸 40 mgを加え、 室温で 2時間攪拌したのち、 トリェチルァミン 1 ml を加え反応を停止した。 ロー タリーエバポレーターにより溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 このものを 25ml2口 フラスコに移し、 ジメチルホルムアミ ド 1mlで希釈した。 0°Cに冷却した後、 イミ ダゾール 88.5 mg (1.3 mmol)、 tブチルジメチルシリルクロリ ド 0.11 g (0.72 mmol) を加え、 2時間 30分攪拌した。 飽和重曹水 1 ml を加え反応を停止し、 水一エーテ ル系で分液操作を行い、得られた有機層をロータリ一エバポレータ一により濃縮し、 粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィ一 (へキサン:酢酸ェチル = 10 : 90 - 15: 85) により精製し、 標題化合物 0.56 g (0.57 mmol) を得た。 (収率 87%)
[a]D +30.90 (c 0.46, CHC13)
IR (neat) 3313, 1756, 1650, 1543, 1465 cm—1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.08 (s, 6 H), 0.88 (t, 9 H, J = 6.8 Hz) , 0.90 (s, 9 H), 1.22 - 1. 4 (m, 48 H), 1.49 - 1.75 (m, 8 H), 1.94一 2.05 (m, 4 H), 2.20 一 2.27 (m, 2 H), 3.37 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 3.39 - 3.44 (m, 1 H) , 3.48 (dd, 1 H, J = 8.8 Hz), 10.7 Hz), 3.60 - 3.78 (m, 4 H) , 3.81 - 3.88 (m, 2 H) , 4, 17 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.20 ― 4.25 (m, 2 H, involving a doublet at d 4.23, J = 16.6 Hz), 4.64 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 4.78 (d, 1 H, J = 3.9 Hz), 5.27 (d, 1 H, J = 10.7 Hz), 5.30 - 5.40 (m, 3 H), 5.90 (ddt, 1 H, J = 17.5 Hz, 10.7 Hz, 4.9 Hz), 6.15 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) .
参考例 6 9 '
ァリルォキシカルボ-ノレメチル 6一 O— t—ブチルジメチルシリル一 2—デォ キシー 4—O—ジァリルホスホノ一 3—O— ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一テ _トラデシル) 一 2— _( 7— Z—テトラデセナミド) 一ひ一D—ダルコビラノシド 乾燥、窒素置換された 25ml 2口フラスコにァリルォキシカルボニルメチル 6— O— t—ブチルジメチルシリル一 2—デォキシ一 3—O— ((R) —3— (ドデシノレ ォキシ) ーテトラデシル) 一 2— (7— Z—テトラデセナミ ド) 一 a— D—ダルコ ビラノシド 0.55 g (0.56 mmol) 、 ビス (ァリルォキシ) 一 N、 N—ジイソプロピ ルァミノホスフィン 0.23 ml (0.84 mmol) をとり、 THF 2 ml で溶解した。 1H—テ トラゾ一ル 77· 1 mg (1.1 mmol) を加えた後、 室温で 1時間 30分攪拌した。 40%過 酸化水素水溶液 0.3 mlを加え、 1時間 30分攪拌した。 飽和チォ硫酸ナトリウム水 溶液 0.5 ml をゆつく り加え、 反応を停止したのち、 水—エーテル系で分液操作を 行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下 溶媒を留去して粗生成物を得た。シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン: 酢酸ェチル =85 :15— 80 :20)により精製し、標記化合物の精製物 0· 52 g (0.45 mmol) を無色油状物質として得た。 (収率 81%)
[ひ] D +31.47 (c 0.97, CHC13)
IR (neat) 3308, 1757, 1660, 1541, 1464 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) 6 0.05 (s, 6 H), 0.88 (t, 9 H, J = 6.8 Hz) , 0.89 (s, 9 H), 1.23— 1.76 (m, 56 H) , 1.95 - 2.05 (m, 4 H), 2.23 (t, 2 H, J = 7.8 Hz) , 3.26 - 3,32 (m, 1 H), 3.33 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 3.59 - 3.66 (m, 2 H), 3.73 - 3.81 (m, 3 H), 3.94 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) , 4.16 (d, 1 H, J = 17.6 Hz), 4.21 - 4.30 (m, 2 H, involving a doublet at d 4.24, J = 17.6 Hz), 4.53 - 4.59 (m, 4 H), 4.64 (d, 2 H, J = 5.9 Hz), 4.79 (d, 1 H, J = 3.9 Hz) , 5.20 - 5.39 (m, 8 H), 5.86 - 5.99 (m, 3 H), 6.15 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) .
参考例 70
ァリルォキシカルボニルメチノレ 2—デォキシ一 4—O—ジァリルホスホノ一 3 -0- ((R) 一 3— (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) 一2— (7— Z—テトラ デセナミ ド) 一 α— D—ダルコビラノシド
25ml フラスコにァリルォキシカルボニルメチル 6—O— t—ブチルジメチルシ リル— 2—デォキシ一 4— O—ジァリルホスホノ一 3— O— ((R) —3— (ドデシ ルォキシ) —テトラデシル) 一2— (7— Z—テトラデセナミ ド) — a— D—ダル コピラノシド 0.52 g (0.46 mmol) をとり、 アセトン 1 ml で溶解した。 5%硫酸水 溶液 0. 2 ml を加えた後、 室温で 4時間 30分攪拌した。 飽和重曹水 0. 2 ml をゆつ く り加え、 反応を停止したのち、 水一エーテル系で分液操作を行った。 得られた有 機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生 成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =ァ0 : 30-50 : 50) により精製し、 標記化合物の精製物 0. 38 g (0. 36 画 ol) を無色油状 物質として得た。 (収率 80%)
[ひ ] D +34. 70 (c 0. 55, CHC13)
IR (neat) 3312, 1757, 1654, 1543, 1465 cm"1
'H-NMR (500 MHz, CDC13) 6 0. 88 (t, 9 H, J = 6. 8 Hz) , 1. 22 - 1. 55 (m, 52 H) , 1. 62 ― 1. 73 (m, 4 H) , 1. 97 - 2. 05 (m, 4 H) , 2. 23 (t, 2 H, J = 6. 8 Hz) , 3. 27 一 3. 38 (m, 3 H) , 3. 59 (t, 2 H, J = 9. 8 Hz) , 3. 67― 3. 76 (m, 2 H) , 3. 82 (q, 1 H, J = 8. 8 Hz) , 4. 40 (q, 1 H, J = 9. 8 Hz) , 4. 56 (dd, 2 H, J = 4. 9 Hz, 7. 8 Hz), 4. 61 ― 4. 67 (m, 4 H) , 4. 82 (d, 1 H, J = 3. 9 Hz) , 5. 24 - 5. 41 (m, 8 H) , 5. 86 一 5. 98 (m, 3 H) , 6. 18 (d, 1 H, J = 8. 8 Hz) .
参考例 7 1
ァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシー 4—〇ージァリルホスホノ一 3 - 0 - ( (R) - 3 - (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) 一 6— O—メチル _ 2— ( 7— Z—テトラデセナミ ド) 一 α—D—ダルコビラノシド
乾燥、 窒素置換された 25 ml 2 口フラスコにァリルォキシカルボ-ルメチル 2 —デォキシ一 4—O—ジァリルホスホノ一 3— O— ( ( R)— 3— (ドデシルォキシ) ーテトラデシル) —2— (7— Z—テトラデセナミ'ド) — a— D—ダルコビラノシ ド 0. 12 g (0..12 醒 ol) 、 2, 6—ジ一 t一プチルー 4—メチルピリジン 0. 34 g (1. 68 mmol) をとり、 メチレンクロライド 0. 5 ml で希釈した。 4 フッ化ホウ素トリメチ ルォキソニゥム 0. 17 g (1. 20 隱 ol) を加え、 4時間攪拌した。 飽和重曹水 0· 5 mlを 加え反応を停止し、 水—エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食 塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =70 : 30) により精 製し、 標記化合物の精製物 67. 0 mg (0. 066 mmol) を無色油状物質どして得た。 (収 率 55%) [a]D +34.40 (c 0.77, CHC13)
Ή- MR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 9 H, J = 6.8 Hz), 1.22 - 1.54 (m, 52 H), 1.62 - 1.76 (m, 4 H) , 1.97 - 2.05 (m, 4 H), 2.23 (t, 2 H, J = 7.8 Hz), 3.26 - 3.32 (m, 1 H), 3.33 (t, 2 H, J = 5.9 Hz), 3.39 (s, 3 H) , 3.63 (t, 2 H, J =
8.8 Hz), 3.66 (d, 2 H, J = 3.9 Hz), 3.74 - 3.81 (m, 1 H), 3.88 (dt, 1 H, J =
9.8 Hz, 2.9 Hz) , 4.19 (d, 1 H, J = 16.6 Hz) , 4.24 (d, 1 H, J = 16.6 Hz) , 4.27 (dt, 1 H, J = 3.9 Hz, 10.7 Hz), 4.36 (q, 1 H, J = 9.8 Hz) , 4.54 - 4.62 (m, 4 H), 4.67 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 4.82 (d, 1 H, J = 3.9 Hz), 5.23 ― 5.41 (m, 8 H), 5.86一 5,99 (m, 3 H), 6.15 (d, 1 H, J = 8.8 Hz).
参考例 72
(72-1)
(R) —3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) ーテトラデカン酸
乾燥、窒素置換された 50ml2口フラスコにォキザリルクロリ ド 0.83 ml (9.6 mmol) を取り、 メチレンクロライド 10mlで希釈した。 一 78°Cに冷却した後、 ジメチルス ルホキシド 1.4 ml (19.1 mmol) をゆつく り加え、 10分間攪拌した。 (R) —3— (7 —Z—テトラデセ-ルォキシ) 一テトラデカノール 2.0 g (4.8 mmol)のメチレンク 口ライド溶液 10 mlを加え、 1時間攪拌した後、 トリェチルァミン 5· 3 ml (38 mmol) を加え、 0°Cで 1時間攪拌した。 水 5mlを加えた後、 水一エーテル系で分液操作を 行レ、、粗精製物を得た。このものを 50mlナスフラスコに移し、 t—ブタノール 4.5ml、 水 2 ml を加え溶解した。 2—メチル _2—ブテン 2.6 ml (24 mmol) 、 燐酸水素ナ トリウム 1· 1 g (7.2 mmol), 過塩素酸ナトリウム 1.3 g (14.4 mmol) を加え、 室 温で 3時間攪拌した。 1 N塩酸水溶液一エーテル系で分液操作を行い、 粗生成物を 得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =90: 10) に より精製し、 標題化合物 1.85 g (4.2 mmol) を得た。 (収率 88%)
[ひ] D -5.57 (c 1.12, CHC13)
IR (neat) 1712 cm—1
'H-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 6 H, J = 6.8 Hz), 1.22 - 1.40 (m, 32 H), 1.46 - 1.65 (m, 4 H) , 1.94 - 2.06 (m, 4 H), 2.54 (d, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3.46 ― 3.55 (m, 2 H), 3.69 (quintet 1 H, J = 5.9 Hz) , 5.30 - 5.40 (m, 2 H) . (72-2)
(2—ヒ ドロキシェチル) 2—デォキシ一 3— O— ((R) —3—
キシ) 一テトラデシル) 一4, 6— O—イソプロピリデンー 2— ((R) —3— (7 —Z—テトラデセ -ルォキシ) ーテトラデカナミ ド) 一α—D—ダルコビラノシド 乾燥、窒素置換された 25ml二口フラスコに (2—ヒ ドロキシェチル) 2—ァミノ _ 2—デォキシ一 3— O— ((R) - 3 - (ドデシルォキシ) ーテトラデシル) _4, 6—O—イソプロピリデン一 a—D—グルコピラノシド 0.92 g (1.42 mmol) をと り、 メチレンクロライド 3 mlで希釈した。 (R) -3- ( 7—Z—テトラデセニルォ キシ) 一テトラデカン酸 0.75 g (1.71圆 ol) を加え、 0°Cに冷却した後、 ジシクロ へキシルカルボジィミ ド 0.43 g (2.1 腿 ol) を加え、 2時間 30分攪拌した。 へキ サン '5 ml を加えた後、 セライ トろ過を行い、 得られた濾液を口一タリ一エバポレ 一ターで濃縮し、 粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサ ン:酢酸ェチル =85 : 15) により精製し、 標題化合物 L27 g (1.19 mmol) を得た。
(収率 84%)
[a]D +22.96 (c 0.87, CHC13)
IR (neat) 3317, 1646, 1545, 1466 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.22― 1.66 (m, 84 H, involving singlets at d 1.41 and 1.50), 1.67 - 1.75 (m, 1 H), 1.95 - 2.06 (m, 4 H), 2.34 (dd, 1 H, J = 7.8 Hz, 15.6 Hz) , 2.41 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 15.6 Hz) ,
3.31 ― 3.39 (m, 3 H, involving a triplet at d 3.37, J = 6.8 Hz), 3.42 - 3.49 (m, 3 H), 3.54 - 3.61 (m, 2 H), 3.66— 3.86 (m, 8 H) , 4.14 - 4.20 (m, 1 H),
4.88 (d, 1 H, J = 3.9 Hz), 5.30 - 5.40 (m, 2 H) , 6.72 (d, 1 H, J = 8.8 Hz). 参考例 73
ァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシー 3一 O— ((R) —3— (ドデシ ルォキシ) 一テトラデシル) —4, 6—O—イソプロピリデン一 2— ((R) —3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) ーテトラデカナミ ド) 一 a— D—ダルコピラノ シド
乾燥、窒素置換された 25ml二口フラスコに (2—ヒドロキシェチル) 2—デォ キシ一 3—◦— ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) 一4, 6 -0- イソプロピリデン一 2— ((R) -3- (7— Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラ デカナミ ド) 一α— D—グルコビラノシド 1.23 g (1.16 mmol) を取り、 メチレン クロライド 3 ml で希釈した。 0°Cに冷却した後、 デス—マーチン試薬 1.23 g (2.9 mmol) を加え、 3時間 30分攪拌した。 飽和重曹水 1 ml、 飽和チォ硫酸ナトリウム 水溶液 1 ml を加え、 反応を停止した。 水—ェ一テル系で分液操作を行い、 得られ た有機層を口一タリ一エバポレーターで減圧下溶媒留去し、 粗生成物を得た。 この ものを 25 ml なすフラスコに移し、 t—ブタノール 3 ml, 水 1 ml を加え溶解した。 2—メチル一2—ブテン 0.5 ml (4.6 mmol) 、 燐酸水素ナトリゥム 0.27 g (1.7 mmol), 過塩素酸ナトリウム 0.40 g (3.5 mmol) を加え、 室温で 1時間攪拌した。 水一エー テル系で分液操作を行い、 得られた有機層をロータリーエバポレーターにより濃縮 し、 粗生成物を得た。 このものを更に 25ml二口フラスコに移し取り、 ジメチルホル ムアミ ド 2 ml で希釈した。 トリェチルァミン 0.64 ml (4.6 mmol)、 ァリルブロマ ィド 0.30 ml (3.5 mmol) を加え、 室温で 11時間攪拌した後、 さらに 50°Cに加熱 して 2時間 30分攪拌した。 飽和重曹水 1 mlを加え反応を停止したのち、 水一エー テル系で分液操作を行い、 得られた有機層を口一タリーエバポレータ一により濃縮 し、 粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチ ル =90: 10-80: 20) により精製し、 標題化合物 0.66 g (0.59 mmol) を得た。 (収 率 51%)
[ひ] D +30.43 (c 0.27, CHC13)
IR (neat) 3320, 1759, 1658, 1536, 1466, 1372 cm"1
'H-NMR (500 MHz, CDC13) 8 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.21 - 1.60 (m, 82 H, involving singlets at d 1.40 and 1.49), 1.68 - 1.75 (m, 2 H), 1.97 - 2.06 (m, 4 H), 2.39 (dd, 1 H, J = 6.8 Hz, 14.7 Hz) , 2.44 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 14.7 Hz) , 3.30 ― 3.51 (m, 6 H) , 3.58 (dt, 1 H, J = 9.8 Hz, 6.8 Hz), 3.63― 3.85 (m, 6 H), 4.16 (d, 1 H, J = 3, 9 Hz), 5.27 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 5.30 - 5.40 (m, 3 H), 5.90 (ddt, 1 H, J = 10.7 Hz, 17.5 Hz, 5.9 Hz) , 6.82 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) . 参考例 74
ァリルォキシカルボニルメチル 6—O— t—ブチルジメチルシリル一 2—デォ キシー3二 O—— ((R) —3— (ドデシルォキシ) —テトラデシル)— _ 2—— ((R) _ —3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデカナミ ド) 一 a— D—ダルコ ビラノシド
25ml ナスフラスコにァリルォキシカルボ-ルメチノレ 2—デォキシ一 3— 0— ((R) — 3— (ドデシルォキシ) ーテトラデシル) ー4, 6—〇一イソプロピリデ ン一 2— ((R) —3— (7— Z—テトラデセ -ルォキシ) 一テトラデカナミ ド) 一 a -D-グルコピラノシド 0.59 g (0.53 mmol) をとり、 メタノール 3 ml、 テトラ ヒドロフラン 1 mlで希釈した。 カンファースルホン酸 45 mg を加え、 室温で 1時 間攪拌したのち、 トリェチルァミン 1 ml を加え反応を停止した。 ロータリーエバ ポレータ一により溶媒を留去し、 粗生成物を得た。 このものを 25ral2口フラスコに 移し、ジメチルホルムアミ ド 1 mlで希釈した。 0°Cに冷却した後、イミダゾール 72.2 mg (1.06 mmol), t—ブチルジメチルシリルクロリ ド 87.4 mg (0.58 mmol) をカロえ、 1 時間攪拌した。 飽和重曹水 1 ml を加え反応を停止し、 水一エーテル系で分液操 作を行い、 得られた有機層を口一タリ一エバポレーターにより濃縮し、 粗生成物を 得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =85: 15) に より精製し、 標題化合物 0.62 g (0.53 mmol) を得た。 (収率 99%)
[a]D +26.25 (c 0.62, CHC13)
IR (neat) 3353, 1758, 1655, 1535, 1465 cnf1
匪 R (500 MHz, CDC13) δ 0.08 (s, 6 H) , 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz) , 0.90 (s, 9 H), 1.22 - 1.60 (m, 76 H) , 1.71 (q, 2 H, J = 5.9 Hz), 1.96― 2.05 (m, 4 H) , 2.37 - 2.45 (m, 2 H) , 3.34— 3.51 (m, 6 H), 3.56 - 3.71 (m, 4 H), 3.74 - 3.80 (m, 1 H), 3.82 (dd, 1 H, J = 3.9 Hz, 10.7 Hz) , 3.85 (dd, 1 H, J = 2.9 Hz, 10.7 Hz), 4.18 (s, 2 H), 4.21 (dt, 1 H, J = 3.9 Hz, 9.8 Hz), 4.63 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 4.83 (d, 1 H, J = 2.9 Hz) , 5.26 (d, 1 H, J = 10.7 Hz) , 5.30 - 5.40 (m, 3 H), 5.90 (ddt, 1 H, J = 17.5 Hz, 10.7 Hz, 4.9 Hz), 6.81 (d, 1 H, J = 9.8 Hz). 参考例 75
ァリルォキシカルボニルメチル 6— O— t—ブチルジメチルシリル一 2 _デォ キシ一 4一 O—ジァリルホスホノ一 3 -0- ((R —3— (ドデシルォキシ) —テ トラデシル) 一2— ((R) -3 - (7— Z—テトラデセエルォキシ) 一テトラデカ ナミ ド) 一ひ一 D—グルコピラノシド 乾燥、 窒素置換された 25ml 二口フラスコにァリルォキシカルボニルメチル 6 — O—t—ブチルジメチルシリル一 2—デォキシ一 3 _0— ((R) —3— (ドデシ ルォキシ) 一テトラデシル) —2— ((R) - 3 - (7— Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデカナミ ド) 一ひ一D—ダルコビラノシド 0.62 g (0.52瞧 ol)、 ビス (ァ リルォキシ) 一 N、 N—ジイソプロピルアミノホスフィン 0.21 ml (0.78 ramol) を とり、 THF 2 ml で溶角早した。 1H—テトラゾール 72.9 mg (1.0 mmol) を加えた後、 室温で 3時間攪拌した。 40%過酸化水素水溶液 0.3 mlを加え、 1時間攪拌した。 飽 和チォ硫酸ナトリウム水溶液 0.5 ml をゆつく り加え、 反応を停止したのち、 水— エーテル系で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネ シゥムで乾燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマ トグラフィ一 (へキサン:酢酸ェチル =90: 10) により精製し、 標記化合物の精製 物 0.60 g (0.44 mmol) を無色油状物質として得た。 (収率 85%)
[a]D +28.50 (c 0.73, CHC13)
IR (neat) 3320, 1759, 1677, 1535, 1464 cm"1
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.05 (s, 6 H), 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 0.89 (s, 9 H) , 1.21 - 1.58 (m, 74 H) , 1.66 - 1.80 (m, 2 H), 1.98— 2.04 (m, 4 H) , 2.39 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 3.24 - 3.36 (m, 3 H) , 3.45 (t, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3.60 一 3.80 (m, 7 H), 3.95 (d, 1 H, J = 9.8 Hz), 4.15 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.19 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.23― 4.31 (m, 2 H) , 4.53 - 4.59 (m, 4 H) , 4.63 (d, 2 H, J = 5.9 Hz), 4.84 (d, 1 H, J = 3.9 Hz) , 5.28 - 5.40 (m, 8 H) , 5.85 - 5.98 (m, 3 H), 6.84 (d, 1 H, J = 9.8 Hz) .
参考例 76
ァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシ一 4—O—ジァリルホスホノ一 3 -0- ((R) — 3— (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) 一 2— ((R) - 3 - (7 一 Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデカナミ ド) 一ひ一 D—ダルコビラノシド
25ml フラスコにァリルォキシカルボニルメチル 6— O— t—ブチルジメチルシ リル一 2—デォキシ一 4— O—ジァリルホスホノー 3— O— ((R) —3— (ドデシ ルォキシ) 一テトラデシル) 一 2_ ((R) —3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) —テトラデカナミ ド) 一α—D—グルコビラノシド 0.60 g (0.44 mmol) をとり、 アセトン 1 ml で溶解した。 5%硫酸水溶液 0.2 ml を加えた後、 室温で 5時間攪拌 した。 飽和重曹水 0.2 ml をゆつく り力 [Iえ、 反応を停止したのち、 水一エーテル系 で分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシゥムで乾 燥し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィ 一(へキサン:酢酸ェチル =70 :30— 50 :50)により精製し、標記化合物の精製物 0.42 g (0.33 mmol) を無色油状物質として得た。 (収率 76%)
[a]D +19.94 (c 1.00, CHC13)
IR (neat) 3319, 1757, 1655, 1541, 1465 cm"1
】Η -腿 (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 Η, J = 6.8 Hz), 1.22 - 1.78 (m, 78 H) , 1.96 - 2.06 (m, 4 H), 2.39 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 3.23 - 3.37 (tn, 3 H), 3.45 (t, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3.56 - 3.64 (m, 2 H), 3.66 - 3.74 (m, 2 H), 3.74 - 3.83 (m, 2 H), 3.92 - 3.98 (m, 2 H) , 4.15 (d, 1 H, J = 16.6 Hz), 4.20 (d, 1 H, J = 16.6 Hz) , 4.29 (dt, 1 H, J = 3.9 Hz, 10.7 Hz) , 4.40 (q, 1 H, J = 9.8 Hz) ,
4.56 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 4.62一 4.67 (m, 4 H), 4.85 (d, 1 H, J = 3.9 Hz),
5.24一 5.41 (m, 8 H) , 5.86 - 5.99 (m, 3 H), 6.81 (d, 1 H, J = 9.8 Hz). 参考例 77
ァリルォキシカルボニルメチル 2—デォキシ一 4— O—ジァリルホスホノ - 3 -0- ((R) —3— (ドデシルォキシ) 一テトラデシル) 一 6— O—メチル一 2— ((R) 一 3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラデカナミ ド) 一 a— D— ダルコビラノシド
乾燥、 窒素置換された 25 ml二口フラスコにァリルォキシカルボニルメチル 2 —デォキシ一 4—O—ジァリルホスホノ一 3 -0- ((R)— 3— (ドデシルォキシ) ーテトラデシル) _2_ ((R) —3— (7— Z—テトラデセニルォキシ) 一テトラ デカナミド) 一 α—D—ダルコビラノシド 0.12 mg (0.094 mmol) 、 2, 6—ジ一 t— ブチル一4—メチルピリジン 0.28 g (1.32 mmol) をとり、 メチレンクロライド 0.5 ml で希釈した。 4 フッ化ホウ素トリメチルォキソ -ゥム 0.13 mg (0.94 mmol) を 加え、 4時間攪拌した。 飽和重曹水 0.5 mlを加え反応を停止し、 水—ェ一テル系で 分液操作を行った。 得られた有機層を飽和食塩水で洗浄、 硫酸マグネシウムで乾燥 し、 減圧下溶媒を留去して粗生成物を得た。 シリカゲル力ラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル =75 :25— 70 :30)により精製し、標記化合物の精製物 3.3 mg (0.051 mmol) を無色油状物質として得た。 (収率 54%)
Ca]D +26.96 (c 0.32, CHC13)
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (t, 12 H, J = 6.8 Hz), 1.22 - 1.58 (m, 78 H), 1.66 - 1.80 (m, 4 H) , 1.96 - 2.06 (m, 4 H) , 2.38 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 3.24一 3.30 (m, 1 H), 3.31 - 3.36 (m, 2 H), 3.39 (s, 3 H) , 3.44 (t, 2 H, J = 6.8 Hz) , 3.60一 3.78 (m, 6 H), 3.89 (dt, 1 H, J = 3.9 Hz, 10.7 Hz) , 4.20 (s, 3 H) , 4.30 (dt, 1 H, J = 3.9 Hz, 10.7 Hz), 4.37 (q, 1 H, J = 9.8 Hz) , 4.54 - 4.62 (m, 4 H) , 4.63 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 4.87 (d, 1 H, J = 3.9 Hz), 5.23一 5.40 (m, 8
H) , 5.85 - 5.99 (m, 3 H), 6.83 (d, 1 H, J = 9.8 Hz).
参考例 78
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) ー5, 7— O—イソプロピリデン一 4—〇ー[ (R) —3— (7— Z—テトラデ セニルォキシ) テトラデシル]—D—グリセ口— D—ィド一ヘプトノニトリル
参考例 51の化合物 (338mg、 0. 51 1 mm o 1 ) のテトラヒ ドロフラン (5mL) 溶夜に、 トリフエ二ノレホスフィン (161mg、 0. 61 5mmo 1 ) を加えて室温で 30分間攪拌したのち、 28%アンモニア水 (2. 5mL) を加え て、 60°Cで 6時間攪拌した。 この反応液を酢酸ェチルで希釈し、 水、 飽和食塩水 で洗浄し、 無水硫酸マグネシウムで乾燥して、 溶媒を減圧下留去した。 得られたァ ミンを塩化メチレン (5mL) に溶解し、 2, 2—ジフルォロテトラデカン酸 (1 63mg、 0. 61 7 mm o 1 )、 ジシクロへキシルカルボジィミ ド ( 138 m g、 0. 668 mm o 1 4—ジメチルァミノピリジン (83mg、 0. 682mmo 1 ) を加えて、 室温で 2時間攪拌した。 この反応混合物を濾過し、 減圧下濃縮した 後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ一にて精製し、へキサン一酢酸ェチル(5 :
I ) で溶出すると、 目的化合物 ( 373 m g、 収率: 83%) が得られた。
IR max (CHC13 solution) 3432, 2928, 2856, 1712 cm-1;
Ή- R (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.9 Hz), 1.19-1.57 (62H, m, containing 3H, s, at 1.49 ppm, 3H, s, at 1.51 pm), 1.65—1.70 (2H, m), 1.97-2.15 (6H, m), 3.32-3.42 (3H, m), 3.57-3.77 (5H, m) , 3.91—3.99 (2H, m), 4.05 (1H, m), 5.27 (1H, d, J=6.0 Hz) , 5.32—5.40 (2H, m), 6.80 (1H, d, J=5.6 Hz, NH); MS (FAB, positive) m/z 919 (M+K) +, 881 (M+H) +.
Anal. Calcd. for C52Hg4F2N206 (881.3): C, 70.87; H, 10.75; N, 3.18; F, 4.31. Found: C, 70.93; H, 10.60; N, 3.34; F, 4.38.
参考例 Ί 9
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ - 3ーデォキシー 3― (2, 2—ジフルォロテトラ デカナミ ド) 一 4— O— [ (R) -3 - (7— Ζ—テトラデセ-ルォキシ) テトラデ シル]—D—グリセ口— D—ィドーヘプトネート
参考例 78の化合物(1 1 9mg、 0. 1 3 5mmo 1 ) のァリノレアルコール (0. 5mL) 溶液に、 塩化水素を飽和させたァリルアルコール (2mL) を加えて、 5 0°Cで 1時間攪拌したのち、 反応液を減圧下濃縮した。 得られた残査を酢酸ェチル に溶解し、 水 (5mL) を加えて室温で 30分間攪拌したのち、 飽和炭酸水素ナト リウム水溶液を加えて反応混合物を中性とし、 酢酸ェチルで抽出した。 水、 飽和食 塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥したのち、 減圧下溶媒を留去し、 シリカゲ ルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (1 : 1) で溶出 すると、 目的化合物 (5 5. 6mg、 収率: 46°/0) が得られた。
IR max (CHC13 solution) 3432, 2928, 2856, 1712 cm—1;
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.88 (9H, t, J=6.9 Hz) , 1.26—1.78 (58H, m), 1.96-2.12 (6H, m), 2.17 (1H, brs, OH), 3.35-3.43 (3H, m), 3.52-3.56 (2H, m) , 3.63-3.69 (2H, m), 3.77-3.84 (3H, m), 3.86 (1H, brs, OH), 4.40 (1H, dt, J=5.2, 9.7 Hz) , 4.54 (1H, d, J=5.2 Hz) , 4.66 (1H, dd, J=6.0, 13.0 Hz), 4.73 (1H, dd, J=6, 0, 13.0 Hz), 5.30-5.41 (4H, m) , 5.92 (1H, m) , 7.30 (1H, d, J=9.7 Hz, NH); MS (FAB, positive) m/z 938 (M+K) +, 900 (M+H) +.
参考例 80
ァリル 2, 6—アン ドロ一 7—O— t e r t—プチルジメチルシリル一 3 - デォキシー 5—〇一ジァリルホスホノ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) — 4— 0_[ (R) - 3 - ( 7 _Z—テトラデセニルォキシ) テトラデシル]— D—グリセ口一D—ィド—ヘプトネート
参考例 79の化合物 (9 1 mg、 0. 1 0 1 mmo 1 ) の塩化メチレン (3mL) に、 t e r t—ブチルジメチルシリノレクロリ ド (I 9mg、 0. 1 23 mm o 1 )、 4—ジメチルァミノピリジン (16 mg, 0. 133mmo 1 ) を加えて、 室温で 4時間攪拌したのち、 この反応液を塩化メチレンで希釈して、 飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液、 水、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 減圧下溶媒 を留去し、 得られた残査をテトラヒ ドロフラン (3mL) に溶解した。 この溶液に、 1 H—テトラゾ一ル (1 Omg、 0. 142mmo l )、 ビス (ァリルォキシ) (ジ ィソプロピルァミノ) ホスフィン (30mg、 0. 1 23 mm o 1 ) を加えて、 室 温で 2時間攪拌したのち、 この溶液に 30。/0過酸化水素水 (lmL) を 0°Cで加え て、 1時間攪拌した。 10 %チォ硫酸ナトリゥム水溶液を加えて反応を止め、 酢酸 ェチルで希釈し、 水、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸 マグネシゥムで乾燥した。 溶媒を減圧下留去し、 シリカゲル力ラムクロマトグラフ ィ一にて精製し、 へキサン:酢酸ェチル (4 : 1) で溶出すると、 目的化合物 (9 5mg、 収率: 80%) が得られた。
IR raax (CHC13 solution) 3425, 2929, 2856, 1756, 1706 cm1.,
Ή-NMR (500 MHz, CDC13) δ 0.053 (6H, s) , 0.86—0.90 (18H, m) , 1.25—1.58 (56H, m), 1.73 (2H, q, J=6.9 Hz) , 1.96-2.09 (6H, m) , 3.29-3.44 (3H, m), 3.68-3.78 (3H, m), 3.88 (1H, dd, J=6.9, 10.4 Hz), 3.94 (1H, dd, J=7.5, 10.4 Hz), 4.22 (1H, t, J=7.1 Hz) , 4.50-4.66 (9H, m), 5.24-5.41 (8H, ra) , 5.85-5.96 (3H, m), 7.17 (1H, d, J=9.8 Hz, NH);
MS (FAB, positive) m/z 1212 (M+K)+, 1174 (M+H)+.
参考例 81
ァリル 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 5—O—ジァリルホスホノ一 3 - (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 4一 O— [ (R) —3— (7— Z—テト ラデセエルォキシ) テトラデシル] - D—グリセロー D—ィドーヘプトネート
参考例 80の化合物(89mg、 0. 076 mm o l ) のテトラヒ ドロフラン(3 mL) 溶液に、 3 N塩酸水溶液 (0. 5mL) を加えて、 室温で 5時間攪拌した。 反応液を酢酸ュチルで希釈し、 水、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で 洗浄し、 硫酸マグネシウムで乾燥した。 減圧下溶媒を留去し、 シリカゲルカラムク 口マトグラフィ一にて精製し、 へキサン一酢酸ェチル (3 : 2) で溶出すると、 目

Claims

的化合物 (74mg、 収率: 91%) が得られた。 ' IR V max (CHC13 solution) 3426, 2928, 2856, 1754, 1710 cm"1. , Ή-NMR (500 MHz, CDC13) 50.88 (9H, t, J=6.9 Hz) , 1.25-1.53 (56H, m), 1.72 (2H, q, J=6.9 Hz), 1.97-2.08 (6H, m), 3.23 (1H, brs, OH), 3.26—3.41 (3H, m) , 3.67-3.84 (5H, m) , 3.97 (1H, m), 4.40-4.49 (2H, m) , 4.55-4.71 (7H, m), 5.26—5.40 (8H, m), 5.87—5.97 (3H, m), 7.12 (1H, d, J=9.5 Hz, H); MS (FAB, positive) m/z 1098 (M+K)+, 1060 (M+H) +. 参考例 82 ァリル 2, 6—アンヒ ドロ— 3—デォキシ一 5—O—ジァリルホスホノ一 3— ( 2, _2ージフルォロテトラデカナ _ミド) - 7— O—メチル— 4一 O— [ (R) —3— (7 二 Z—テトラデセ -ルォキシ)テトラデシル]—D—グリセ口— D—ィド—ヘプトネ ―ト 参考例 81の化合物 (47mg、 0. 045mmo 1 ) の塩化メチレン (1 mL) 溶液に、 トリメチルォキソユウムテトラブルォロボレート (8mg、 0. 054m mo l )、 2, 6—ジ一 t e r t—ブチノレー 4—メチルピリジン (l lmg、 0. 0 54mmo 1 ) を加えて、 室温で 5時間攪拌した。 この反応液を酢酸ェチルで希釈 し、 水、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽和食塩水で洗浄し、 硫酸マグネシウム で乾燥した。 減圧下溶媒を留去し、 へキサン—酢酸ェチル (3 : 2) で溶出すると、 目的化合物が得られた。 IR max (CHCI3 solution) 3426, 2928, 2856, 1756, 1707 cm"1. , 腿 (500 MHz, CDCI3) δ 0.88 (9H, t, J=6.9 Hz) , 1.25-1.55 (56H, m), 1.70—1.76 (2H, m), 1.96-2.07 (6H, m), 3.28-3.44 (7H, m, containing 3H, s, at 3.37 ppm) , 3.63 (1H, dd, J=6.1, 10.5 Hz), 3.68-3.78 (4H, m) , 4.31 (1H, m), 4.44-4.68 (8H, m), 5.25-5.40 (8H, ra), 5.86—5.97 (3H, m), 7.15 (1H, d, J=9.8 Hz, NH); MS (FAB, positive) m/z 1112 (M+K)+, 1096 (M+Na) +, 1074 (M+H) +
(試験例 1 )
マクロファージ活性抑制試験 (アンタゴニスト試験)
ヒ ト単球系細胞株 U937を TPA 30ng/ml存在下、 37°C、 72時間処理した 'TPA処理 U 937細胞' を用いて、 in vitroで TNFaを産生させた。 産生した TNF αはジ工ンザィム (Genzyme) 社の ELISA KIT により定量した。
評価方法は、 西島らの方法 (テトラへドロン、 第 53巻 16041-16060貢 (1997年) 、 [Tetrahedron, Vol. 53, 16041— 16060 (1997) ] ) に準じて行った。
30 ng/ml の LPS (リポポリサッカライ ド) 刺激により、 6 時間の間に TPA処理 U937細胞 105個につき約 300pg の TNF aが産生される (標準産生量 : 100%とする)
LPS 30 ng/ml存在下、実施例化合物の存在下での T F αの産生量を標準産生量の 5 0 %に抑制する濃度を求め、 IC5。(nM)として表わした。
各化合物の細胞毒性については、 実施例各化合物存在下での 6時間後の TPA処理 U937細胞の細胞生存率 (Cell Viability) を MTT 法により測定し、 各化合物とも少 なくとも 5, 000 nMの濃度に至るまで細胞毒性を示さないことを確認した。
化合物 I C 5 0 (nM) 実施例 1の化合物 3 2
実施例 2の化合物 7 0
実施例 3の化合物 2 1
実施例 4の化合物 1 2
実施例 5の化合物 3 . 6
実施例 7の化合物 1 . 5
実施例 8の化合物 5 . 7
産業上の利用の可能性 本願発明の G L A— 6 0 · 1位カルボキシル類縁体は、 優れたマクロファージ活 性抑制作用を示し、 抗炎症剤、 抗自己免疫疾患剤又は抗敗血症剤として、 有用であ る。 請求の範囲 一般式 ( I )
Figure imgf000186_0001
[式中、 R 1は、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換されていても よい C 1 - C 2 0アルカノィル基、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基 で置換されていてもよい C 3—C 2 0アルケノィル基又は少なくとも一つの置換基 群 Aから選択された基で置換されていてもよい C 3— C 2 0アルキノィル基を示し
R 2は、少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換されていてもよい C 1— C 2 0アルキル基、 少なくとも一つの置換基群 Aから選択された基で置換され ていてもよい C 2 - C 2 0ァルケ-ル基又は少なくとも一つの置換基群 Aから選択 された基で置換されていてもよい C 2—C 2 0アルキ-ル基 (ただし、 該アルキル 基、 アルケニル基又はアルキニル基が、 置換基群 Aから選択された置換基を有する 場合において、 1位にォキソ基が置換する場合は除く。 ) を示し、
R 3は、 水素原子、 ハロゲン原子、 水酸基、 C 1一 C 6アルコキシ基、 C 2—C 6 アルケニルォキシ基又は C 2— C 6アルキニルォキシ基を示し、
Xは、 単結合又は— O— C H 2—で表される基を示す。
(上記において、 「置換基群 A」 とは、 ハロゲン原子、 水酸基、 ォキソ基、 少なく とも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていてもよい C 1 - C 2 0アルコキシ基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で 置換されていてもよい C 2 - C 2 0アルケニルォキシ基、 少なくとも一つのハロゲ ン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていてもよい C 2— C 2 0アルキニル ォキシ基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されて いてもよい C 1 - C 2 0アルカノィルォキシ基、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されていてもよい C 3— C 2 0アルケノィルォキシ 基、 及び、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォキソ基で置換されて いてもよい C 3—C 2 0アルキノィルォキシ基からなる置換基群である。 ) ]で表さ れる化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩。
2 . R 1が、少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された基で置換されていても よい C 1 0— C 1 8アルカノィル基又は少なくとも一つの置換基群 A 1から選択さ れた基で置換されていてもよい C 1 0 - C 1 8アルケノィル基である、 請求項 1に 記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩。
(上記において、 「置換基群 A 1」 とは、 ハロゲン原子、 水酸基、 ォキソ基、 少な くとも一つのハロゲン原子、 水酸基若し.くはォキソ基で置換されていてもよい C 1 —C 1 6アルコキシ基、 及び、 少なくとも一つのハロゲン原子、 水酸基若しくはォ キソ基で置換されていてもよい C 2— C 1 6アルケニルォキシ基からなる置換基群 である。 )
3 . R 1が、少なくとも一つの置換基群 A 2から選択された基で置換されていても よいテトラデカノィル基又は少なくとも一つの置換基群 A 2から選択された基で置 換されていてもよいテトラデセノィル基である、 請求項 1に記載の化合物、 そのェ ステル又はその薬理上許容しうる塩。
(上記において、 「置換基群 A 2」 とは フッ素原子、 水酸基、 ォキソ基、 C 1 2 — C 1 4アルコキシ基及び C I 2 - C 1 4アルケニルォキシ基からなる置換基群で ある。 )
4 . R 2が、少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された基で置換されていても よい C I 0 - C 1 8アルキル基又は少なくとも一つの置換基群 A 1から選択された 基で置換されていてもよい C 1 0— C 1 8ァルケ-ル基である、 請求項 1乃至 3の いずれか 1項に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩。 (ただ し、 該アルキル基、 アルケニル基又はアルキニル基が、 置換基群 A 1から選択され た置換基を有する場合において、 1位にォキソ基が置換する場合は除く。 )
5. R2が、少なくとも一つの置換基群 A 3から選択された基で置換されていても よいテトラデシル基又は少なくとも一^ 3の置換基群 A 3から選択された基で置換さ れていてもよいテトラデセニル基である、 請求項 1乃至 3のいずれか 1項に記載の 化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩 (上記において、 「置換基群 A 3」 とは、 ノヽロゲン原子、 C 1 2— C 14アルコキシ基及ぴ C 1 2_C 14ァルケ ニルォキシ基からなる置換基群である。 ) 。
6. R3が、 ハロゲン原子、 水酸基又は無置換の C 1—C 6アルコキシ基である、 請求項 1乃至 5のいずれか 1項に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容 しつる 5 &。
7. R3が、 フッ素原子、 水酸基又はメ トキシ基である、 請求項 1乃至 5のいずれ か 1項に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩。
8. 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4—0_ {(R) - 3 - (ドデシノレォキ シ) テトラデシル} ー3— {(R) —3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド} -5-0- ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィ ド一ヘプトユン酸、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4—〇一 {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 3— {(R) 一 3—ヒ ドロキシテトラデカナミ ド} — 7— O—メチ ル一 5— O—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトニン酸、
2, 6—アンヒ ドロ一 3, 7—ジデォキシ一 4—0— {(R) —3— (ドデシルォ キシ) テトラデシル} —7—フルォロ一 3— {(R) —3—ヒ ドロキシテトラデカナ ミ ド} — 5— O—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトニン酸、
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 4— O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 5—〇一ホスホノ一 3—テトラデカナミ ド一 D—グリセ口一D— ィドーへブト-ン酸、
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 4—〇一 {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} — 7— O—メチル一 5—0—ホスホノ _3—テトラデカナミ ド一 D —グリセ口— D—イ ド—ヘプトニン酸、 2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) — 4— O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} 一 5— O—ホスホ ノ一D—グリセ口一 D—ィ ド一ヘプトニン酸、
2, 6—アンヒ ドロ _ 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 4— O— {(R) -3- (ドデシルォキシ) テトラデシル} _7— O—メチル — 5— O—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィ ド一ヘプトュン酸、
2, 6—アンヒ ドロ _3, 7—ジデォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデ 力ナミ ド) — 4— O— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデシル} —7—フル オロー 5—O—ホスホノー D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトニン酸、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 5— O—ホスホノ一 4— O— {(R) —3— (7'—Z—テトラデセニルォキシ ) テトラデシル} —D—グリセ口— D—イド—ヘプトニン酸、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一3— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド) 一 7— 0—メチル一 5— O—ホスホノ一 4一 O— {(R) —3— (7'— Z—テ トラデセニルォキシ) テトラデシル} —D—グリセ口— D—イド—ヘプトニン酸
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4—O— {(R) —3— (7, 一 Z—テトラ デセニルォキシ) テトラデシル} -3- {(R) -3- (ドデシルォキシ) テトラデ 力ナミ ド} — 5—0—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトェン酸、
2, 6—アンヒ ドロ一 3—デォキシ一 4—O— {(R) —3— (7, 一 Z—テトラ デセニルォキシ) テトラデシル} —3— {(R) —3— (ドデシルォキシ) テトラデ 力ナミ ド} - 7— 0—メチル一 5—O—ホスホノ一 D—グリセロー D—ィド一ヘプト ニン酸、
2, 6—アンヒドロ一 3—デォキシ一 4—O— {(R) —3— (7' 一 Z—テトラ デセニルォキシ) テトラデシル} —3— (3—ォキソ一テトラデカナミ ド) 一5— O—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプトニン酸、
2, 6—アンヒ ドロー 3—デォキシ一 4—0— {(R) —3— (7, 一 Z—テトラ デセニルォキシ) テトラデシル} ー3— (3—ォキソ一テトラデカナミ ド) _7—0 ―メチノレ一 5— O—ホスホノ一 D—グリセ口一 D—ィド一ヘプト二ン酸、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 4—O—ホスホノ一 3— 0_ { (R) — 3—ドデシルォキシテトラデシル} ― ひ一 D—グルコピラノシド、
カルボキシメチル 2, 6—ジデォキシ一2— (2, 2—ジフルォロテトラデカ ナミ ド) 一 4— O—ホスホノ一 6—フルォロ一 3— O— { (R) —3—ドデシノレォ キシテトラデシル} — α— D _グルコピラノシド、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) 一 4—Ο—ホスホノ一 6— Ο—メチル一 3— O— { (R) —3—ドデシルォキシ テトラデシル} -α-D-ダルコビラノシド、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (7, 一Z—テトラデセナミ ド) 一3— 0- { (R) 一 3—ドデシルォキシテトラデシル} —4— O—ホスホノ一 a— D— グルコピラノシド、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— (7, —Ζ—テトラデセナミ ド) —3— 0- { (R) 一 3—ドデシルォキシテトラデシル} — 6— Ο—メチルー 4— Ο—ホ スホノ一 α— D—グルコビラノシド、
カルボキシメチル 2—デォキシー 2— { (R) —3— (7 ' —Ζ—テトラデセ ュルォキシ) テトラデカナミ ド} — 3— Ο— { (R) — 3—ドデシルォキシテトラ デシル} — 4—〇一ホスホノ一ひ一D—グルコピラノシド、
カルボキシメチル 2—デォキシ一 2— { (R) - 3 - (7' —Ζ—テトラデセ ニルォキシ) テトラデカナミ ド} -3 -0- { (R) —3—ドデシルォキシテトラ デシル} — 6— Ο—メチル一 4— Ο—ホスホノ一 a— D—グルコピラノシド、 カルボキシメチル 2—デォキシ一2— (2, 2—ジフルォロテトラデカナミ ド ) — 4一 Ο—ホスホノー 3— O— { (R) —3— (7'—Ζ—テトラデセニルォキシ ) テトラデシル} -α-D-ダルコビラノシド又は
カルボキシメチル 2—デォキシ— 2— { 2, 2—ジフルォロテトラデかナミ ド } — 6— O—メチル一4一ホスホノ一 3— O— { (R) —3— (7'— Z—テトラデ セニルォキシ) テトラデシル} —α—D—ダルコピラノシド、 そのエステル又はそ の薬理上許容しうる塩。
9. 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を有効 成分として含有することからなる医薬組成物。
1 0 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効成分として含有することからなる、 敗血症の予防剤又は治療剤。
1 1 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効成分として含有することからなる、 慢性関節リューマチの予防剤又は治療剤。
1 2 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効成分として含有することからなる、 膠原病の予防剤又は治療剤。
1 3 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効成分として含有することからなる、 免疫抑制剤。
1 4 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効成分として含有することからなる、 炎症の予防剤又は治療剤。
1 5 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効成分として含有することからなる、 自己免疫疾患め予防剤又は治療剤。
1 6 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 敗血症の予防又は治療に有効であるように、 哺乳動物に投与することを含む、 敗血 症の予防又は治療方法。
1 7 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 慢性関節リューマチの予防又は治療に有効であるように、 哺乳動物に投与すること を含む、 慢性関節リューマチの予防又は治療方法。
1 8 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 膠原病の予防又は治療に有効であるように、 哺乳動物に投与することを含む、 膠原 病の予防又は治療方法。
1 9 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 有効であるように、 哺乳動物に投与することを含む、 免疫抑制方法。
2 0 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 炎症の予防又は治療に有効であるように、 哺乳動物に投与することを含む、 炎症の 予防又は治療方法。
2 1 . 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩を、 自己免疫疾患の予防又は治療に有効であるように、 哺乳動物に投与することを含む 、 自己免疫疾患の予防又は治療方法。
2 2 . 敗血症の治療のための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその 薬理上許容しうる塩の使用。
2 3 . 慢性関節リユーマチの治療のための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエス テル又はその薬理上許容しうる塩の使用。
2 4 . 膠原病の治療のための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその 薬理上許容しうる塩の使用。
2 5 . 免疫抑制のための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬理 上許容しうる塩の使用。
2 6 . 炎症の治療のための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又はその薬 理上許容しうる塩の使用。
2 7 . 自己免疫疾患の治療のための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又 はその薬理上許容しうる塩の使用。
2 8 . 医薬品を製造するための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステノレ又はそ の薬理上許容しうる塩の使用。
2 9 . 敗血症予防剤又は治療剤を製造するための、 請求項 1に記載の化合物、 そ のエステル又はその薬理上許容しうる塩の使用。
3 0 . 慢性関節リューマチ予防剤又は治療剤を製造するための、 請求項 1に記載 の化合物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩の使用。
3 1 . 膠原病予防剤又は治療剤を製造するための、 請求項 1に記載の化合物、 そ のエステル又はその薬理上許容しうる塩の使用。
3 2 . 免疫抑制剤を製造するための、 請求項 1に記載の化合物、 そのエステル又 はその薬理上許容しうる塩の使用。
3 3 . 炎症予防剤又は治療剤を製造するための、 請求項 1に記載の化合物、 その エステル又はその薬理上許容しうる塩の使用。
3 4 . 自己免疫疾患予防剤又は治療剤を製造するための、 請求項 1に記載の化合 物、 そのエステル又はその薬理上許容しうる塩の使用。
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