WO2001024160A1

WO2001024160A1 - Systeme de transmission/reception de courrier electronique, terminal de communication pouvant se connecter a un reseau, support sur lequel le programme de transmission/reception de courrier electronique pour le terminal de communication est enregistre

Info

Publication number: WO2001024160A1
Application number: PCT/JP2000/006835
Authority: WO
Inventors: Shintaro Kono; Toshimitsu Terui; Makoto Horikawa
Original assignee: Colabo Inc.
Priority date: 1999-09-30
Filing date: 2000-10-02
Publication date: 2001-04-05
Also published as: JP2001100975A; EP1132886A1

Description

明細

メール送受信システム、ネットワークに接続可能な通信端末機及びこの通信端末機のためのメール送受信プログラムが記録された媒体

技術分野

本発明は、電子メールを送受信するための通信端末機に関し、インターネット、イントラネット等のコンピュータネットワークを利用したメ一ル送受信システム、ネットワークに接続可能な通信端末機及びこの通信端末機のための電子メール送受信プログラムが記録された記録媒体に関する。

従来の技術

最近では、インターネットなどの電子通信網に電子メールの送受信機能を備えたコンピュー夕装置を接続するシステムが発展してきている。このシステムでは、送信側の端末装置で編集 ·作成した文字や画像等の電子メール情報を電子通信網を介して受信側の端末装置に送り、受信側の端末装置ではこの電子情報のフアイルを開くことによって情報の中身を確認することが可能となる。さらに、受信側装置が送信側端末となって返信用の電子メールをメールの送信側端末装置に送ることができる。

この電子メールシステムでは、必要な情報を瞬時に送信型端末装置と受信側端末装置との間で交換することができる。また、電子メール用ソフトウェアとしては、最近では多種多彩なものが市場に提供されている。例えば、出願人の電子遊戯器である「ドリームキャスト」用の電子メール用ソフトウエアである「ドリームパスポート 2」が存在する。この電子メールソフトを用いたシステムでは、前記電子通信網にこの電子遊戯器を接続すると、電子遊戯器間で遊戯者が自身で作成した文字情報や自身で選択した画像情報を遊戯者間で交換することが可能となる。

また、通信システムにおいて、ユーザ一は音情報を得ることができる。例えば、ホームページを開設する場合には、画像情報に音情報を加えることがなされており、音情報が文字や画像情報に添付されることで、遊戯者の注目度を増加させることができる。但し、ホームページに添付される音情報は、単に WAVEファイルや CDAファイルを選択して添付しているに過ぎず内容が固定されている。一方、電子メールのシステムでは、様々な音声をデジタル化してこれを通信端末間で交換することができるようになつている。

この電子メールのシステムにおいて、音の情報を交換する場合は、音声の録音装置で録音された音情報をデジタル化する必要がある。したがって、遊戯者は音声をデジタル化するハードウエア又はソフ卜ウェアを必要とする。

そこで、本発明は音声をデジタル化するためのハードウエアや他のソフトウェァを必要とすることなく、音声を電子通信網で交換することができる通信用端末装置、および通信用ソフトウエアを提供することを目的とする。

又、本発明の他の目的は、電子メール用ソフトウェアの操作画面上のみで、音声情報を作成することができるようにすることである。また、本発明の他の目的は、ゲーム機端末を通信端末装置として使用する場合に、遊戯者による入力動作を簡易にすることである

明の開示前記目的を達成するために、本発明は、ネットワークにアクセス可能な通信端末機と、複数の前記通信端末機間によるネットワーク上の電子メールの送受信を仲介し、前記通信端末機を利用した電子メールを保存、管理するためのサーバーと、を有し、前記電子メールは、文字及び/又は画像情報と、音情報とを含み、さらに前記通 ί言端末において、操作者が操作画面に従い必要な操作を実行することによって所望の音情報を作成できるようした電子メール送受信システムであることを特徴とする。

前記音情報は、例えば、音階、音長、拍子、音色の組合せをコード化した情報である。前記コード化された音情報は、それそれの通信端末機に予め設定された音情報—コード情報テーブルに基づいて設定される。

また、本発明の他の形態においては、前記ネットワーク上の受信型端末装置が前記電子メールのファイルを開いた際に、前記音情報を備えるファイルが開かれて該当する音声が再生される音声再生処理手段を備えてなる。

本発明はさらに、このメール送受信装置に適用される通信端末装置であることを特徴とする。この通信装置の他の形態は、前記音情報を作成、編集し、記憶する音情報エディ夕一と、この音情報エディ夕一によつて得られた音情報を前記文字又は画像情報ファイルに添付して送信する送信制御手段と、を有する。

前記音情報エディクーは、例えば、音階、音長、拍子、音色が組み合わされ、コード化された情報を記憶し、当該コード化された情報を受信したときに、このコード化された情報から音声情報を再生する手段を併せ持つ。

さらに、本発明は、画面上で複数の項目の中から所定の項目を選択し、この項 1に対応した ¾£子処理を実行する機能と、連続量に係わるデータを出力するアナ口グ操作手段を端 *装にえてなる通システムにおいて、前記複数の項目は円等の環状に迚^的に ί¾ され、前記アナ口グ操作手段の操作 mに応じて、前記複数の項目の何れかを指示するためのアイコンを環状に連続的に移動させるように構成された制御手段を備えてなることを特徴とする。前記アナログ操作量が所定の値にある場合、前記制御手段は、前記指示用アイコンを所定の項目から他の項目へ非連続的、すなわち直接移動させるようにしている。

本発明はさらに、複数の記号を入力画面として表示手段に表示し、操作者が所定の記号をこの入力画面から選択することによって所定の入力が可能となるように構成されてなる端末装置を備えた通信システムにおいて、入力位置の近傍に全記号配置の一部が表示され、かつ、入力位置が移動するにしたがつてこの一部の入力画面も共に移動するようした制御手段を備えてなることを特徴とする。

前記制御手段は、入力候補の記号が前記全入力配置の一部に存在しない場合は、この一部の表示を前記入力候補の記号が表示されるところまでスクロールさせるように構成されている。

前記端末装置の一例は家庭用ゲーム装置である。また、本発明は、前記各手段を実行するためのプログラムが記憶された記憶媒体にである。記憶媒体は、 R O M、 R A M等のカートリッジ、 M D、 C D、 H D Dなどのディスク、或いはイン夕一ネット、パソコン通信などの通信網に適用されるサーバー内のメモリなどを含む。

第 1の発明は、ネットワークにアクセス可能な通信端末機と、複数の前記通信端末機間によるネッ卜ワーク上の電子メールの送受信を仲介し、前記通信端末機を利用した電子メールを保存、管理するためのサーバーと、を有し、前記通信端末機が文字又は画像情報に加え、音情報を作成、編集、送信並びに受信する機能を備えている、ことを特徴としている。

また、この発明において、前記音†f 報が、音階、音長、拍子、音色が組み合わされ、コード化された佶報である、ことを特徴としている。さらに、前記コード化された音情報は、それそれの通信端末機に予め設定された音情報ーコード情報テーブルに基づいて解読される、ことを特徴としている。第 1の発明によれば、文字又は画像情報に加え、音情報を作成、編集、送信並びに受信する機能を備えているため、電子メールによる情報を送受信の幅を拡大することができ、受信側においては視覚のみならず、聴覚によって送信側の意図を把握するため、味気なかった電子メールに所謂情感を持たせることができる。なお、送信する音情報は、送受信側で統一化されたコード情報を用いることで、データ量の削減を図ることができる。

すなわち、音階（ドレミファ · · ·）、音長（全音符、二分音符、四分音符 · · ·）、拍子（遅い、やや遅い、普通、やや速い、速い或いは 2拍子、 3拍子、 4拍子）、音色（ピアノ、キ夕一、バイオリン ' · · ）を全て所定のコードに対応させテーブル化しておき、受信側では、このテーブルに基づいて解読する。これにより、実際の音情報を送信したのと同じ効果を得ることができる。

第 2の発明は、ネットワークにアクセスすることで、電子メールの送受信が可能な通信端末機であって、音情報を作成、編集し、記憶する音情報エディ夕一と、前記電子メールを作成するための画像を表示する表示手段と、前記電子メールを作成するための画像を装飾のために、予め複数種のテンプレートを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から必要なテンプレートを選択する選択手段と、宛て先等の必要な事項を入力するための入力手段と、前記音情報エディ夕一によつて記憶した音情報を、前記入力手段で入力する文字又は画像情報に添付し、送信する送信制御手段と、を有している。

この第 2の発明において、前記音情報エディ夕一が、音階、音長、拍子、音色が紐み合わされ、コード化された情報を記憶し、当該コード化された情報を受信したときに、このコード化された ^報を解読するテーブルを併せ持つ、ことを特 Wo 01/24160

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徴としている。

また、前記画像を装飾するためのテンプレートが、冠婚葬祭にちなんだカード式の画像と、予め図柄が定められたスタンプ式の画像と、電子メールを疑似的に郵便物の如く表現するための封筒図柄表現する画像及び切手図柄を表現する画像と、で構成され、それぞれの複数の画像が予め所定のコード情報に割り当てられており、前記選択手段で選択された各画像のコード情報が送信される、ことを特徴としている。

また、前記表示手段で表示される電子メール作成のための複数の項目が表示されるメニュー画面が、略円形状に配列され、 3 6 0 ° 自由の位置で傾倒可能な操作スティックが指示する位置と対応されていることを特徴とする。

さらに、前記表示手段で表示される電子メール作成のための文字入力画面において、入力候補の文字の一部を表示し、スクロール形式で順次表示させると共に、入力候補の表示領域を入力位置の移動に準じ移動させることを特徴としている。また、前記通信端末機が、ネットワークに接続可能な機能を備え、ゲーム用記録媒体を装填することで各種ゲームプグラムを実行可能なゲーム機であることを特徴とする。

第 2の発明によれば、音情報エディ夕一により、音情報を作成、編集し、複数の音情報を区別化して記憶し、表示手段により表示するべきメール装飾のためのテンプレートを選択手段で選択して表示し、入力手段で宛て先等の必要な事項を入力する。

送信制御手段では、音情報を入力手段で入力した文字情報又は画像情報に添付して送信する。

上記のような通信端末を用いることで、通常の電子メールによって送っていた視覚に訴える^報に、音情報という聴党に訴える情報を添付することができる。この音情報は、自由に作成、編集することができる。

ここで、音情報及び/又は装飾画像をコード化して送信し、受信側でこのコ一ド情報を解読することで、電子メールのデ一夕量を少なく抑えることができる。また、本第 2の発明の通信端末機は、専用の通信端末機ではなく、 C D— R O M等の記録媒体に記録されたゲームソフトを起動し、実行するゲーム機と併用することができる。この場合、電子メール送受信用のプログラムが記録された記録媒体（C D— R O M等）をゲーム機に装填することで、ゲーム機が通信端末機としての機能を持つことになる。

図面の簡単な説明

図 1は、この発明の実施の形態に係るシステム全体の構成の概略を示す図である。

図 2は、この発明の実施の形態に係るゲーム機の外観図である。

図 3は、この発明の実施の形態に係るゲーム機の機能プロック図である。図 4は、この発明の実施の形態に係る処理フローチャートである。

図 5は、メールソフ卜の内容を示すプロック図である。

図 6は、電子メール宛て先本文入力画面を示す正面図である。

図 7は、メニュー画面を示す正面図である。

図 8は、送信側処理フローチャートである。

図 9は、受信側処理フローチャートである。

図 1 0は、受信した封筒図柄画面を示す正面図である（発音画面）。発明を実施するための最良の形態

本実施の形態のシステム全体構成の概略を図 1を参照して説明する。通信端末機として適用されるゲーム機であるユーザ一 1 7は、 3つの方法によりサーバ— 1 3にアクセスすることができる。第 1は、サーバ一 1 3に直接ァクセスする方法である。この方法は、例えばサーバーに対して直接電話を掛けてユーザ一 1 7とサーバ一 1 3とが直接通信を行うものである。

第 2は、ウェブ課金サーバー 1 4を介することによりフリーダイャルあるいはウェブを使い、サーバー 1 3にアクセスする方法である。第 3は、インターネットサービスプロバイダ（ I S P ) のアクセスポイント 1 8を経由してイン夕ーネットに接続し、受付サーバーユーザーデータベース 1 1を経由してサーバー 1 ₃ にアクセスする方法である。なお、図 1からわかるように、本システムでは電子メールやチヤットも可能である。

次に、ゲーム機であるユーザー 1 7の概略を図 2及び図 3を参照して説明する。図 2は、ゲーム機の外観図である。図 3は、このゲーム機の機能ブロック図である。

ゲーム機 1は、ゲームプログラム等を実行する C P U 1 a、ゲーム機としての制御プログラム、データ、 0 S等を記憶する R O M 1 b、ゲームアプリケーションプログラムやデータを記憶する C D— R O M装置 1 c、 C P U 1 aと各部間のデータ転送を制御するバスコントローラ 1 d、 C P U 1 aのプログラムやデータを保持し、デ一夕処理に使用される R A M 1 e、描画データから画像信号を形成する描画プロセッサ 1 f 、音声データから音声信号を形成する音響プロセッサ 1 g、 C P U 1 a及び外部の周辺装置相互間のデータ転送を中継するペリフエラルイン夕フェース l h、等によって構成される。 R A M 1 eの一部の領域はペリフェラルデ一夕処理のためのワーク R A Mとして使用され、いわゆる D M A動作が可能になされている。画像信号及び音声信号はモニタ 4、例えばテレビジョンに供給され、映像と音声が出力される。周辺装置は、基本周辺装置 2 と拡張周辺装置 3とからなる。基本周辺装置 2はコネクタ 1 iを介してペリフ： Γラルコント口ーラ 1 hと接続され、拡張周辺装置 3は基本周辺装置 2に接続される。

基本周辺装置 2及び拡張周辺装置 3は、ホストに対して電気的（あるいは論理構造的）には並列に接続される。基本周辺装置 2は、例えば、ゲームコントローラであり、拡張周辺装置 3は、例えば、音声入力装置、音声出力装置、光線銃モジュール、振動装置、メモリ装置等である。また、ゲーム機 1は電話回線を通じて通信を行うためのモデム 1 j を備える。

次に、図 1のシステムにおける処理手順について説明する。図 4は、前記ゲ一ム機が通信端末装置として動作する際のフローチャートを示す。まず、通信ソフト「ドリームパスポート」（セガエンタープライゼズ社製）をゲーム機 1の C D 一 R O M装置 1 cに装填し、モデム 1 jのセットアツプを行い（ S 1 ) 、住所、名前、性別などのユーザープロファイルを入力する（ S 2 ) 。プロバイダに希望のアカウント名を入力して（ S 3 ) 、フリーダイヤルに電話を掛ける（ S 4 ) 。これにより、入力された情報と個人 I Dが送信される。

アカウント名、パスワード、メールアカウント、最近のアクセス状況等の情報がサ—バーからダウンロードされる（ S 5 ) 。これらの情報が、ゲーム機本体内のフラッシュメモリに書き込まれる（ S 6 ) 。最初の I S Pを使いつづけるかどうかをユーザに問い合わせ（ S 7 ) 、 Y E Sであれば処理を終了し、 N Oであればユーザーにユーザ— I s Pの情報を入力させ（ S 8 ) 、これを内部のフラッシュメモリに書き込む（ S 9 ) 。

以上のように、このゲーム機がモデムを内蔵しているので、一般のパソコンと同様にしてインターネットに接続することができる。そして、ゲーム機のソフトウェア · ハードウエアメーカーあるいはゲーム雑誌の出版社等が設ける専用のサ一バーにより、子メールを送受することができる。ここで、電子メール送受信ソフトして、ゲーム機 1の C D— R O M装置 1 cに本発明の記録媒体である「ドリ一ムパスポ一ト 2」或いは「ドリームフラアイャ ―」（以上商品名、（株）セガ ' エンタープライゼズ社製家庭用ゲーム機「ドリームキャス卜」用電子メールソフトウェア）を装填することで、電子メールの送受信を行うことができる。

図 5には、上記電子メールソフトにより前記ゲーム装置が実行する制御動作の機能ブロック図が示されている。前記メールソフトには、文字情報エディター 1 0 ◦と、画像情報エディ夕一 1 0 2 と、音情報エディ夕一 1 0 4を備えている。文字情報エディ夕一 1 0 0は、ゲーム機 1のコントローラ 2の各種キー入力による、所謂メール作成（宛て先入力や本文作成）のための文字の編集を行うための処理部である。

画像情報エディ夕一 1 0 2は、ゲーム機 1が接続された T Vモニター等にバ一チャル的に郵便によって手紙やはがきを送るかの如き表示を行うための、画像（テンプレートとして予め記憶されている。）を選択するための処理部である。また、音情報エディ夕一 1 0 4は、送信者が自由な作曲を実施するための支援をするための処理部である。なお、曲以外のメッセージ或いは所望の効果音をエディター 1 0 4によって遊戯者は作成することができる。

文字情報エディター 1 0 0による処理では、例えば、図 6に示される如く、電子メール本文宛て先入力画面 1 0 6が T Vモニタに表示されるようになつている _c 入力位置には、点滅するカーソル 1 0 8が位置しており、この力一ソル 1 0 8の位置に次に選択した文字が入力（表示）される。ここで、この宛て先入力画面 1 0 6には、次に選択する文字の候補ウインドウ 1 1 0が、前記宛て先入力画面 1 0 6に重ねて表示される。

この候補ウインドウ 1 1 0は、選択した文字の人力位置に近い位置に衷示されると共に予め記憶されている全領域の文字の内の 3行分のみを表示している。この 3行の中に候補となる文字が存在しない場合には、スクロ一ル表示によって所望の文字を選択することができるようになつている。すなわち、入力用画面は入力位置の近傍で、かつ入力画面として表示される範囲は、全入力範囲の一部である。さらに、入力範囲 1 1 0は、入力位置が移動するのに合わせて移動するようになっている。

画像情報エディ夕一 1 0 2による処理では、図 7に示される画像編集メニュー画面 1 1 2が T Vモニタに表示されるようになっている。この画像編集メニュー画面 1 1 2には、複数の項目が略円形に配列されており、その中心にゲーム機 1 のコントローラ 2に設けられているアナログキ一（ジョイスティックと同等）に相当するスティヅクの画像が表示されている。

上記表示を見ながら、所望の項目を選択する場合、操作者はアナログキーを画面上の所望の項目に対応する方向に傾倒させると、アナログキーの現基準位置からの移動角度に基づいて、当該所望の項目に半円状の指示領域が円形に沿って移動されるようになている。

なお、現基準位置は、画像編集メニュー画面 1 1 2を表示させるとき、前回選択されていた項目位置であり、図 7では前回「新しい力一ド」が選択されており、これが今回の現基準位置となる。

アナログキーの傾倒は、この現基準位置から傾倒された位置までの角度を指定するものである。この場合、現基準位置を 0 ° として同一方向に 3 6 0 ° 回転するときの傾倒位置までの角度の比で項目を特定してもよいし、現基準位置を 0 ° として左右（時計回り又は反時計回り）に + 1 8 0 ° 、一 1 8 0 ° としてもよい。円形領域は各項目を順に経て回転するように制御される力アナログキーの操作が « ^角度以上傾斜した場合には、 tfl ^問を飛ぶことが可能である。音情報エディター 1 0 4による処理は、図 5に示される如く、音階選択、音長選択、拍子選択、音色選択による曲データ編集部 1 1 4と、曲データ編集部 1 1 4で作成された曲データを保存する曲データ保存部 1 1 6と、に分けられる。曲データ編集部 1 1 4には、各選択項目毎にテーブル（音階選択テーブル、音長選択テーブル、拍子選択テーブル、音色選択テーブル）が設けられており、編集時にはそれそれコード番号を選択するようになつている。

曲データ保存部 1 1 6では、予め記憶領域が確保されたテーブルが用意されており、作成した曲データを所定のコード番号に基づいて記憶することができる。この曲デ一夕の編集、保存は、電子メールの送信前に実行される。すなわち、以下に説明する電子メール送信手順（図 8のフローチャート）を実行する以前に曲データがいくつか保存されていることが前提となる。

以下に、本実施の形態における作用を図 8及び図 9のフローチャートに従い説明する。なお、以下では、既に I D、パスワードが特定サーバーに登録済であり、メールソフトをゲーム機 1の C D— R O M装填装置 1 cに装填した後の電子メール送信までの手順を示す。

図 8のフローチャートではメール送信手順を説明している。先ず、ステップ S 2 0 0では、カードの選択を行う。このカードとは、電子メールを表示するときの背景に相当するものであり、例えばクリスマス時期にはクリスマスカ一ドに似た絵柄であり、正月であれば年賀状の如き絵柄である。このような、絵柄は予めテンプレートとして R O M (メールソフトウェアの記録媒体）にテーブル化して記憶している。

このカードの選択が終了すると（ステップ S 2 0 2の肯定判定）、ステップ 2 0 4へ移行して文章の入力を行う。これは、通常の電子メールと同様であるが、ゲーム機 1にキーボードが接続されていない場合には、文字候補が画而に表示される。このとき、全ての文字が表示されると、画面のほとんどを占めてしまうため、本実施の形態では、 3行毎に表示するようにしている。この表示された 3行に該当する文字が存在しない場合には、スクロールすることによって所望の文字を検索し、選択する。なお、本実施の形態では、表示される 3行分の文字を、常に入力位置（カーソル位置）の近傍になるように、文字入力度合いに従って表示位置を変更しているため、文字の選択入力がし易くなる。なお、ステップ 2 0 4 においては、例えば、遊戯者が好む所定の画像を入力することもできる。

文章の入力が終了すると、続けてステヅプ 2 0 6においてスタンプ入力を行う。スタンプとは、予め動物や植物、或いは星等のキャラクタに相当し、遊戯者が特定のキャラクタを選択すると、メールソフトウェアは、画面の所望の位置にこのスタンプを貼り付ける。

次のステップ 2 0 8では、仮想の封筒及び切手の選択を行う。封筒等の画像を表示して、この封筒に宛て先を表示するようにすることで、実際の郵便を送るときの作業に近似させている。この場合も、特定柄の封筒 ·切手をテーブルから遊戯者が選択できるうに構成されている。

封筒の選択が終了すると（ステップ 2 1 0での肯定判定）、ステップ 2 1 2へ移行して宛て先を入力する。この宛て先の入力は、前記文章入力と同様な形態によって実行される。

次に、ステップ 2 1 4へ移行して予め作成し、保存しておいた曲データを選択する。なお、曲データが保存されていない場合には、このステップ 2 1 4での曲データの選択は省略されることになる。

曲データの作成手順については、既述のように、対応するコードの組合せを遊戯者がゲーム装置端末を利用して特定することにより、所望の曲データが得られる。ゲーム装 S端末問では、曲データとしてこのコード^報が送受信される。 ^ 端末は送信されたコードデ一夕に対応する音階等の特性を特定して曲データを再生する。なお、携帯電話の分野で数字（ダイヤル数字）によって特定することにより、特定の歌謡曲に相当する着信メロディを作ることができる。そこで、特定の数値の組合せ情報自体を外部から目ゲーム機端末に取り込むことにより、遊戯者がメ口ディを作るための数値入力動作をしなくても良いようにできる。

なお、サンプル曲に対応するコードをテ一プル化して記録媒体に保存し、特定のサンプル曲を遊戯者が選択するようにしてもよい。なお、サンプル曲に対応するコード情報は、ネットワーク上からゲーム機端末に取り込めるようにしてもよい。次いで、メールの送信が行われる。すなわち、音声のためのデータが付された文字や画像データが特定サーバー内の所定の宛て先に投函することができる。次に、図 9のフローチャートに従い、メール受信手順を説明する。ステップ S 2 5 0では、受信デ一夕中に存在する画像デ一夕の表示を行う。すなわち、他のゲーム装置端末から送信されたメールの場合には、封筒画像が存在するため、この受信メールを開くとまず、図 1 0に示す封筒画像（宛て先が表示されている） 1 2 0が表示される。

次のステップ S 2 5 2では、当該封筒画像を開封するためのクリックする操作をすると、文字ファイルや画像ファイルがゲーム装置の制御手段に読み込まれて画面に文字や画像が表示されることとほぼ同時に送信側で選択した音情報が再生される。この場合、音情報は全てコード化されているため、受信型端末ではこのコード化された音情報を読出し、受信側に持っているテーブルを参照して該当音を再生する。

音再生が完了し、或いは受信者の特定操作があった後、ステップ S 2 5 4に示すように、封筒内のカードの絵柄（スタンプを含む）、文章が表示されるようにしてもよい。このように、本実施の形態のメールソフトでは、送信側で自由に作成、編集可能な音情報を、通常のメール（文字 ' 画像ファイル）に添付して送信することができ、受信側では、メールを受信すると、音情報に基づく音楽等が出力されるため、画像情報に加えて自由な音情報を通信網を介して交換することができる。しかも、任意 ·所望の音情報は遊戯者が操作端末の操作画面上で特定コードを選択することによって得ることができるために、格別のハードウェアを必要とすることがない。

また、送信側のメール作成時において、例えば初期メニューの項目を円形に配列し、ゲーム機 1のコントローラ 2のアナログキーの操作（傾倒方向）に準じた項目を選択することができるため、項目が縦方向に配列されている場合に上下キ一等を用いて指定するよりも、迅速に所望の項目を選択することができる。

さらに、本実施の形態では、文字の入力時に入力用文字配列画面の一部（ 3行分）を画面上に表示し、かつ、その表示部分がスクロールさせるようにしたため、この入力文字表示領域が画面全体を占めるようなことがなくなつたり、所定の領域に全ての文字を表示するといつたときに、文字が小さくなるといつた不具合を解消することができる。

また、表示される 3行分の文字は、常に入力位置の近傍に存在し、かつカーソル位置に応じて移動させるようにしたため入力が動作を簡潔に行うことが可能となる。また、さらに、本実施形態において端末装置（クライアン側）にある制御手段をサーバー側に設けるようにしてもよい。

産業上の利用可能性

以上説明したように、本発明によれば音声をデジタル化するためのハードゥエァゃ他のソフトウエアを必要とすることなく、音声を電子通信網で交換することができる電子メール送受信装置、通信用端末装置、および通信用ソフトウェアを記憶した記録媒体を提供することができる。

さらに、本発明によれば、電子メール用ソフトウェアの操作画面上のみで、音声情報を作成することができるようにした端末装置及びこのための記録媒体を提供することができる。また、本発明によればは、ゲーム機端末を通信端末装置として使用する場合に、遊戯者による入力動作を簡易化することができる。以上説明した如く本発明では、電子メールを視覚的な情報のみならず、聴覚に訴える音情報を添付することができ、かつ当該音情報を送信側で自由に作成することができるという優れた効果を有する。

Claims

請求の範囲

1 . ネットワークにアクセス可能な通信端末機と、複数の前記通信端末機間によるネットワーク上の電子メールの送受信を仲介し、前記通信端末機を利用した電子メールを保存、管理するためのサーバ一と、を有し、

前記電子メールは、文字及び/又は画像情報と、音情報とを含み、さらに前記通信端末は、操作者が操作画面に従い必要な操作を実行することによって所望の音情報を作成できるように構成された制御手段を備える電子メール送受信装置。

2 . 前記音情報が、音階、音長、拍子、音色の組合せをコード化した情報である 1記載の装置。

3 . 前記コード化された音情報は、それそれの通信端末機に予め設定された音情報—コード情報テーブルに基づいて設定されることを特徴とする 2記載の

4 . 前記ネットワーク上の受信型端末装置が前記電子メールのファイルを開いた際に、前記音情報を備えるファイルが開かれて該当する音声が再生される音声再生処理手段を備えてなる 1記載の装置。

5 . 1乃至 4のいずれか 1項記載の装置に適用される前記通信端末装置。

6 . 5記載の通信端末装置において、前記音情報を作成、編集し、記憶する音情報エディ夕一と、この音情報エディ夕一によって得られた音情報を前記文字又は画像情報ファイルに添付して送信する送信制御手段と、を有する通信端末

7 . 前記音情報エディ夕一が、音階、音長、拍子、音色が組み合わされ、コード化された情報を記憶し、当該コード化された情報を受信したときに、このコード化された情報から音声情報を再生する手段を併せ持つ 6記載の装置。

8 . 画面上で複数の項目の中から所定の項目を選択し、この項目に対応した電子処理を実行する機能と、連続量に係わるデータを出力するアナログ操作手段を備えた端末装置において、前記複数の項目は円等の環状に連続的に配置され、前記アナログ操作手段の操作量に応じて、前記複数の項目の何れかを指示するためのアイコンを環状に連続的に移動させるように構成された制御手段を備えてなる端末装置。

9 . 前記アナログ操作量が所定の値にある場合、前記制御手段は、前記指示用アイコンを所定の項目から他の項目へ直接飛ぶように移動させるようにした 8記載の端末装置。

1 0 . 前記アナログ操作手段は操作レバーを備えてなり、前記制御手段は、当該操作レバーが傾動された方向の基準値に対する角度を検出し、この角度に応じて前記アイコンの移動方向を決定するように構成されてなる 9記載の端末装置 _c

1 1 . 複数の記号を入力画面として表示手段に表示し、操作者が所定の記号をこの入力用画面から選択することによって所定の入力が可能となるように構成されてなる端末装置において、入力位置の近傍に全記号配置の一部が表示され、かつ、入力位置が移動するにしたがつてこの一部の入力画面も共に移動するようした制御手段を備えてなる端末装置。

1 2 . 前記制御手段は、入力候補の記号が前記全入力配置の一部に存在しない場合は、この一部の表示を前記入力候補の記号が表示されるところまでスクロールさせるようにした端末装置。

1 3 . 前記何れかのにおいて、前記端末装置は家庭用ゲーム装置であることを特徴とする ^該端末装置。

1 4 . ¾ 何れかのにおいて、 ήίΓ記各手段を実行するためのプログラムが記憶された記憶媒体。

1 5 . ネットワークにアクセス可能な通信端末機と、複数の前記通信端末機間によるネットワーク上の電子メールの送受信を仲介し、前記通信端末機を利用した電子メールを保存、管理するためのサーバーと、を有し、

前記電子メールは、文字及び/又は画像情報と、音情報とを含み、さらに前記通信端末は、操作者が操作画面に従い必要な操作を実行することによって所望の音情報を作成できるように構成された制御手段を備える電子メール送受信システム。