JP2010175819A - カラオケネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させることにより、利用者への更なるサービス向上を図ること。
【解決手段】歌詞データが横方向の長さと縦方向の長さの比が4:3となるように構成され、表示部の表示画面が横方向の長さと縦方向の長さの比が16:9となるように構成されている。そして、カラオケ演奏時には画面表示モードを変更し、歌詞データを表示部の表示画面の中央に表示する状態から、歌詞データを表示部の表示画面の左側に表示するとともに現在のアバターを表示部の表示画面のうち歌詞データを表示させる領域以外に表示する状態に変更する。なお、アバターはPCや携帯電話などを用いて予め編集しておく。また、カラオケ演奏時には各種アイテムをアバターに試着させた状態を表示し、カラオケ演奏時の歌唱が優れていたら、アバターに付帯可能なアイテムを獲得することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させることにより、利用者への更なるサービス向上を図ったカラオケネットワークシステムに関する。
従来より、カラオケ装置で再生するコンテンツを、ネットワークを介してコンテンツ配信用のホストサーバから各カラオケ店舗(例えばカラオケボックス)に設置されたカラオケ装置へ配信するカラオケネットワークシステムが広く普及している。
なお、カラオケ装置に配信されるコンテンツとしては、MIDI形式の演奏データの他、実際の演奏音声をサンプリングした高音質の生音楽曲や、背景映像、歌詞テロップ、プロモーションビデオ(PV)映像、広告(CM)映像等が挙げられる。
そして、各カラオケ装置は、カラオケ演奏中や、演奏を行わないときなどにPV映像やCM映像を再生して表示装置に表示させ、カラオケ演奏が始まると、その演奏データに対応する歌詞テロップを再生するとともに、背景映像としてCM画像などを表示装置に表示させる(例えば特許文献1)。
特開2006―252078号公報 特開2008―242775号公報
上述のようなカラオケネットワークシステムにおいては、カラオケ演奏に伴うCM映像などを再生することで、バリエーション豊かなサービスが提供されることにはなったが、利用者は更なるサービスを欲している。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させることにより、利用者への更なるサービス向上を図ることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係るラオケネットワークシステムは、カラオケ楽曲を少なくとも含むコンテンツを再生するカラオケ装置と、カラオケ装置に対してコンテンツを提供するホストサーバとが第一ネットワークを介して通信可能に接続されるとともに、情報表示機能とユーザが入力操作する入力機能とを有する情報端末とホストサーバとが第二ネットワークを介して通信可能に接続される。
ホストサーバは、アイテム情報記憶手段と、個人用情報記憶手段と、ホスト側楽曲データ記憶手段と、楽曲データ配信手段と、認証手段と、個人用情報配信手段と、個人用情報変更手段と、を備える。このうちのアイテム情報記憶手段は、ユーザを擬似するキャラクタに付帯させて表示可能なアイテムを示すアイテム表示データを記憶する。また、個人用情報記憶手段は、少なくともユーザから提供されるユーザ提供情報と、ユーザを認証するための情報である認証情報と、キャラクタを表示するためのキャラクタ表示データと、アイテムがキャラクタに付帯中であるか否かを示す付帯識別情報を有するアイテムを特定するためのアイテム特定情報とを対応付けてユーザごとの個人用情報として記憶する。さらに、ホスト側楽曲データ記憶手段は、少なくともカラオケ演奏用データとカラオケ演奏用データをカラオケ演奏する際に表示するための映像データとを対応付けてカラオケ楽曲データとして記憶する。また、楽曲データ配信手段は、ホスト側楽曲データ記憶手段に記憶されているカラオケ楽曲データをカラオケ装置に配信する。また、認証手段は、個人用情報記憶手段に記憶されている個人用情報の認証情報に基づき、カラオケ装置または情報端末を介しての当該システムの利用を要求するユーザに対する認証を行い、当該認証に用いたカラオケ装置または情報端末を介しての当該認証したユーザによる当該システムの利用を許可する。また、個人用情報配信手段は、個人用情報記憶手段に記憶されている個人用情報のうち認証中のユーザに関する個人用情報を、当該認証したユーザが用いるカラオケ装置または情報端末からの要求に基づいて閲覧可能な情報として配信する。また、個人用情報変更手段は、情報端末を介する認証中のユーザからの要求に応じて、個人用情報記憶手段が記憶する当該認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報の追加または削除あるいは前記付帯識別情報が示す内容の変更を行う。
一方、情報端末は、端末側認証要求手段と、各種情報を表示可能な端末側表示手段と、端末側表示制御手段と、情報変更要求手段と、を備える。このうちの端末側認証要求手段は、当該情報端末を操作するユーザからの入力操作に基づき、前記ホストサーバの前記認証手段に対して当該ユーザに対する認証を要求する。また、端末側表示制御手段は、認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データをホストサーバのアイテム情報記憶手段から取得する。さらに、端末側表示制御手段は、その取得したアイテム表示データのうち付帯識別情報によってキャラクタに付帯中であると示されるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データを認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるキャラクタ表示データに付帯させた状態を示す合成キャラクタ表示データを作成する。そして、端末側表示制御手段は、取得したアイテム表示データと作成した合成キャラクタ表示データとを表示手段に表示させる。また、情報変更要求手段は、ユーザによる入力操作に基づき、認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報の追加または削除あるいは付帯識別情報が示す内容の変更をホストサーバに要求する。
さらに、カラオケ装置は、装置側楽曲データ記憶手段と、装置側認証要求手段と、予約受付手段と、カラオケ演奏手段と、各種情報を表示可能な装置側表示手段と、装置側表示制御手段と、を備える。このうちの装置側楽曲データ記憶手段は、ホストサーバから配信されたカラオケ楽曲データを記憶する。また、装置側認証要求手段は、当該カラオケ装置を操作するユーザからの入力操作に基づき、前記ホストサーバの前記認証手段に対して当該ユーザに対する認証を要求する。また、予約受付手段は、ユーザによるカラオケ演奏曲の予約を受け付ける。また、カラオケ演奏手段は、予約受付手段が受け付けたユーザによるカラオケ演奏曲の予約に基づき、楽曲データ記憶手段からカラオケ演奏曲に対応するカラオケ演奏用データを読み出してカラオケ演奏する。さらに、装置側表示制御手段は、カラオケ演奏手段がカラオケ演奏するカラオケ演奏用データに対応する映像データを楽曲データ記憶手段から読み出し、その読み出した映像データをカラオケ演奏手段によるカラオケ演奏に合わせて装置側表示手段に表示させる。さらに、カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されるカラオケ演奏曲が予約受付手段を介して認証中のユーザによって予約された場合には、装置側表示制御手段は、認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報のうち付帯識別情報によってキャラクタに付帯中であると示されるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データをホストサーバのアイテム情報記憶手段から取得する。続いて、装置側表示制御手段は、その取得したアイテム表示データを認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるキャラクタ表示データに付帯させた状態を示す合成キャラクタ表示データを作成する。そして、装置側表示制御手段は、作成した合成キャラクタ表示データを上述の映像データとともに装置側表示手段に表示させる。
なお、上述のようなユーザを擬似するキャラクタの一例をしては、いわゆる「アバター」が挙げられる。すなわち、近年、ユーザにネットワーク空間内での擬似的な姿形を与えるいわゆる「アバター」のサービスが、ソーシャルネットワークサービス等で実現されている(例えば、特許文献2参照。)。因みに、このようなアバターサービスにおいては、多数の衣類などからなる「アイテム」が設定されており、ユーザはこのアイテムを組み合わせて好みのアバターを作成し、ネットワーク空間内での自身の姿形とするようになっている場合が多い。
このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、カラオケ演奏時に、歌唱者を擬似するキャラクタが歌唱者によって予め設定された内容に応じて装飾された状態を示す合成キャラクタ表示データを作成し、その作成した合成キャラクタ表示データを背景映像などの映像データとともに表示する。したがって、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させ、利用者への更なるサービス向上を図ることができる。
なお、上述のように、作成した合成キャラクタ表示データを背景映像などの映像データとともに表示する場合には、合成キャラクタ表示データおよび映像データの双方を利用者にとって見やすく表示する必要がある。
そこで、映像データを画面の左右の一方側に表示し、合成キャラクタ表示データを画面のうち映像データを表示させる領域以外に表示することが考えられる。具体的には、請求項2のように、装置側表示手段が、映像データおよび合成キャラクタ表示データを表示可能な表示画面を有し、表示画面が横方向の長さと縦方向の長さの比が16:9となるように構成され、映像データが、横方向の長さと縦方向の長さの比が4:3となるように構成され、装置側表示制御手段が、非認証時には映像データを装置側表示手段の表示画面の中央に表示させ、一方、認証時には映像データを装置側表示手段の表示画面のうち左右の何れか一方側に表示させるとともに合成キャラクタ表示データを装置側表示手段の表示画面のうち映像データを表示させる領域以外に表示させることが考えられる。
このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、作成した合成キャラクタ表示データを映像データとともに表示する際に、合成キャラクタ表示データおよび映像データの双方を利用者にとって見やすく表示することができる。
ところで、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させるためには、カラオケ演奏曲にアイテム表示データを対応付けておくことが考えられる。このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、カラオケ演奏曲に対応付けられたアイテム表示データを用いて、様々な付随サービスを提供することできる。
なお、カラオケ装置に配信されるコンテンツは、MIDI形式の演奏データの他、実際の演奏音声をサンプリングした高音質の生音楽曲や、背景映像、歌詞テロップ、プロモーションビデオ(PV)映像、CM映像等のように多岐に渡り、その数は年々増加傾向にある。さらに、各コンテンツの高音質・高画質化に伴い、コンテンツのデータ容量もまた増加傾向である。例えば、コンテンツ1つあたりのデータ容量が、今後数百〜数千倍にまで大きくなるとも予想される。さらに、コンテンツの数も増加することにより、コンテンツ全体の容量も更なる倍率で増加するとも予想される。これらのコンテンツは、コンテンツ配信用のホストサーバから各カラオケ店舗のカラオケ装置へ配信され、カラオケ装置が備えるハードディスクドライブ等の記憶装置に保存される。
しかしながら、カラオケ装置が備えるハードディスクドライブ等の記憶装置では、現状数百ギガバイト程度の記憶容量しかなく、コンテンツのデータ容量の将来的な増加を見越した場合、十分な記憶容量があるとはいえない。したがって、コンテンツのデータ容量が今後益々増加することで、顧客に対して満足のいくサービスを提供するのに十分な量のコンテンツを1台のカラオケ装置で全て保存することは、将来的に困難になっていくと予想される。
なお、アイテム表示データには表示装置に映像を表示させるデータが含まれることが考えられるため、その場合には、上述のようにカラオケ演奏曲にアイテム表示データを対応付けておくと、このような問題を助長することになりかねない。
そこで、カラオケ演奏曲にアイテム表示データではなくアイテム特定情報を対応付けておき、必要に応じてアイテム表示データを取得するようにすることが考えられる。具体的には、請求項3のように、ホストサーバのホスト側楽曲データ記憶手段が記憶する前記カラオケ楽曲データの一部には、カラオケ演奏用データおよび映像データとともに、当該カラオケ楽曲データに対応するカラオケ演奏曲をカラオケ歌唱する認証中のユーザに付与可能なアイテム表示データを特定するアイテム特定情報が少なくとも含まれていることが考えられる。
このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、カラオケ楽曲データを配信する際に、アイテム表示データではなくアイテム表示データを特定するアイテム特定情報をカラオケ装置に送信することとなり、アイテム表示データそのものをカラオケ装置に配信する場合に比べて、配信するデータ量を低減することができる。したがって、カラオケ楽曲データを配信する際の通信負荷を低減することができる。また、装置側楽曲データ記憶手段の容量を低減することができる。また、アイテム表示データの数量が増加しても、カラオケ装置の装置側楽曲データ記憶手段の容量を増加せずに済む。
さらに、本発明のカラオケネットワークシステムによれば、カラオケ演奏曲に対応付けられたアイテム表示データを用いて、次のような付随サービスを提供することできる。
(イ)例えば、カラオケ歌唱の採点結果に応じて、キャラクタに付帯可能なアイテムを付与することが考えられる。具体的には、請求項4のように、カラオケ装置が、カラオケ歌唱の音声信号を入力するための音声信号入力手段と、カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏中に音声信号入力手段から入力されたカラオケ歌唱の音声信号に基づき認証中のユーザによる歌唱を採点するカラオケ歌唱採点手段と、カラオケ歌唱採点手段によって採点された歌唱の実点数が所定条件を満たす場合において、カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されたカラオケ演奏曲に対応するカラオケ楽曲データにアイテム特定情報が含まれ、且つ認証中のユーザに関する個人用情報に当該アイテム特定情報が含まれないときには、当該アイテム特定情報を、含まれる付帯識別情報がアイテムに付帯されていないことを示す状態で、認証中のユーザに関する個人用情報に追加するようホストサーバに要求する情報追加要求手段と、を備えることが考えられる。
なお、所定条件とは、カラオケ歌唱採点手段によって採点された歌唱の実点数が、予め設定された採点基準値を上回ること、すなわち認証中のユーザによるカラオケ歌唱が優れていたこと、などが考えられる。
従来構成においては、サービスを提供する場合に、カラオケ演奏に対応する歌詞テロップや背景映像としての広告が一方的に再生される。この再生される広告の中にはユーザに選択されると広告内容に関する詳細な情報が再生されるものがある。このように再生される広告を選択可能にするだけでは、更に提供されるサービスも一方的で単調なサービスなりがちになる。つまり、利用者は自分の力で画面に表示された映像を勝ち取るなどの達成感を得えることがなかった。
これに対して本発明のカラオケネットワークシステムによれば、優れたカラオケ歌唱を行うことでキャラクタに付帯可能なアイテムを獲得することができる。したがって、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに達成感でも充実させ、利用者への更なるサービス向上を図ることができる。
(ロ)また、カラオケ演奏曲に対応付けられたアイテムをカラオケ演奏中に限定してキャラクタに付帯させることが考えられる。具体的には、請求項5のように、アイテム特定情報には、アイテムがキャラクタに付帯される部位を示す部位識別情報が含まれており、カラオケ装置の装置側表示制御手段が、カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されるカラオケ演奏曲が予約受付手段を介して認証中のユーザによって予約された場合に、合成キャラクタ表示データを作成するときにおいて、カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されたカラオケ演奏曲に対応するカラオケ楽曲データにアイテム特定情報が含まれ、且つ認証中のユーザに関する個人用情報に当該アイテム特定情報が含まれないときには、当該アイテム特定情報に対応するアイテム表示データ、および認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報のうち付帯識別情報によってキャラクタに付帯中であると示され、且つ部位識別情報を参照してカラオケ楽曲データに含まれるアイテム特定情報とは付帯する部位が互いに異なるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データをホストサーバの前記アイテム情報記憶手段から取得し、その取得したアイテム表示データを認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるキャラクタ表示データに付帯させた状態を示す合成キャラクタ表示データを作成することが考えられる。
このように構成された本発明のカラオケネットワークシステムによれば、カラオケ演奏曲に対応付けられたアイテムを歌唱者を擬似するキャラクタに付帯させた状態を確認することができ、したがって、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させ、利用者への更なるサービス向上を図ることができる。
カラオケネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。 (a)は楽曲DBに登録される楽曲データのデータ構造を示す説明図であり、(b)はアバターDBに登録されるアバターデータのデータ構造を示す説明図である。 (a)はアイテムDBに登録されるアイテムデータのデータ構造を示す説明図であり、(b)はアバターにアイテムを装着させた例を示す説明図であり、(c)は位置コードテーブルを示す。 アバター編集のプロセスを、BPMN(Business Process Modeling Notation)を用いて表現した説明図である。 楽曲演奏のプロセスを、BPMNを用いて表現した説明図である。 楽曲演奏プロセスの一部としてのカラオケ演奏プロセスおよび演奏結果表示プロセスを、BPMNを用いて表現した説明図である。 アバター編集時の実行画面を示す説明図である。 アイテム取得概念を説明するための説明図であり、(a)は歌唱前のクローゼットの様子を示し、(b)は楽曲歌唱中の表示画面を示し、(c)は歌唱後のクローゼットの様子を示す。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
[1.カラオケネットワークシステム1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケネットワークシステム1は、一つ以上のカラオケ装置10と、周知のコンピュータシステムからなるカラオケサーバー(ホストサーバ)20と、周知のパーソナルコンピュータ(情報端末、以下PC)30と、が互いにインターネットを介して通信可能に接続された構成を有する。より具体的には、このうちのカラオケ装置10とカラオケサーバー20とはインターネット(第一ネットワーク)を介して通信可能に接続される。また、カラオケサーバー20とPC30とがインターネット(第二ネットワーク)を介して通信可能に接続される。なお、図1ではカラオケ装置10が一つのみ図示されている。
[1.1.カラオケ装置10の構成の説明]
カラオケ装置10は、複数のキー・スイッチなどからなる操作部11,装置全体を制御する制御部12,楽曲データの再生(カラオケ演奏)を行う楽曲再生部13,インターネットを介した通信を制御する通信部14,演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データ(カラオケ楽曲データ)などを記憶するHDD15,各種映像の表示を行う表示部16,マイク17からの音声の入力とスピーカ18からの音声の出力とを制御する音声入出力部19などを備える。
なお、楽曲データにはMIDIデータ(カラオケ演奏用データ)および歌詞データ(映像データ)が含まれている。また、歌詞データは、MIDIデータをカラオケ演奏する際に歌詞テロップを表示するためのデータであり、横方向の長さと縦方向の長さの比が4:3となるように構成されている。このように構成されたカラオケ装置10は、カラオケルームなどに設置され、カラオケ楽曲を含むコンテンツを再生する機能を有する。
また、表示部16は、歌詞データおよびアバターを表示可能な表示画面を有する。この表示部16の表示画面は、横方向の長さと縦方向の長さの比が16:9となるように構成されている。
なお、HDD15は、装置側楽曲データ記憶手段に該当する。また、なお、制御部12は、装置側認証要求手段、予約受付手段、装置側表示制御手段、カラオケ歌唱採点手段および情報追加要求手段に該当する。また、楽曲再生部13は、カラオケ演奏手段に該当する。また、表示部16は、装置側表示手段に該当する。また、マイク17および音声入出力部19は、音声信号入力手段に該当する。
[1.2.カラオケサーバー20の構成の説明]
カラオケサーバー20は、各種情報を記憶するHDD21,インターネットを介した通信を制御する通信部22,サーバ全体を制御する制御部23などを備え、カラオケ装置10に対してコンテンツを提供する機能を有する。
また、HDD21には、楽曲データベース(楽曲DB)、アバターデータベース(アバターDB)、アイテムデータベース(アイテムDB)などが記憶されている。
[1.2.1.楽曲DBの説明]
このうちの楽曲DBには、図2(a)に示すように、多数の楽曲データが登録されている。なお、図2(a)では、楽曲データが一つのみ図示されている。この楽曲データには、曲番号、アイテム属性、楽曲属性、MIDIデータ、歌詞データなどの各種情報が登録されている。なお、アイテム属性には、この楽曲の歌唱で獲得できるアイテムの有無を示す情報、採点結果による制限の有無を示す採点制限、採点結果による制限がある場合の点数閾値となる採点点数、この楽曲の歌唱で獲得できるアイテムを特定するアイテムコード(アイテム特定情報)などが登録されている。なお、アイテム属性には複数のアイテムコードを登録することができる。そして、このようにアイテム属性に複数のアイテムコードが登録されている場合には、これらアイテムのうちアバター側の性別と合致するアイテムが付与可能となる。また、同じくアイテム属性に複数のアイテムコードが登録されている場合には、これらアイテムのうちアバターデータの着衣データ(後述)に登録可能なアイテム、つまりアバターに装着可能なアイテムが優先的に付与される。
[1.2.2.アバターDBの説明]
アバターDBには、図2(b)に示すように、多数のアバターデータ(個人用情報)が登録されている。なお、図2(b)では、アバターデータが一つのみ図示されている。このアバターデータは、ユーザを擬似するキャラクタ(アバター)を示し、キャラクタを表示するためのアバター表示データ(図3(b)参照)、ID、ユーザ名、性別、着衣データ、クローゼットデータが含まれている。なお、IDおよびユーザ名は、ユーザを認証するための情報であり、認証情報に該当する。また、性別は、アバターの性別を示し、ユーザから提供されるユーザ提供情報に該当する。
さらに、着衣データは、現在のアバターの状態を示し、アイテムがアバターに付帯される部位を示す位置コード(部位識別情報)ごとにアイテムコードを登録可能である。なお、アイテムコードが登録されていない場合には数値「0」が入力される。
また、クローゼットデータは、現在までに獲得したアイテムを示すアイテムコードを登録可能である。また、クローゼットデータには、登録された各アイテムコードそれぞれにはそのアイテムコードが有効か無効かを示すフラグが対応付けられて登録されている。そして、ユーザがアイテムを獲得すると、クローゼットデータにはそのアイテムを示すアイテムコードが追加される。この場合、追加されたアイテムコードには有効を示すフラグが対応付けられて登録される。一方、ユーザがアイテムを捨てると、そのアイテムを示すアイテムコードに対応するフラグが有効から無効に変更される。つまり、フラグが無効化されるだけでアイテムコード自体はクローゼットデータから消去されないようになっている。このことにより、楽曲の歌唱で獲得できるアイテムが、過去にユーザが捨てたアイテムと同一である場合には、その歌唱により再び獲得されないようになっている。
また、クローゼットデータに登録されるアイテムコードのうちフラグが有効である旨を示すとともに着衣データにも同様に登録されるアイテムコードについては、対応するアイテムがアバターに付帯されていることを示す。一方、クローゼットデータに登録されるアイテムコードのうちフラグが有効である旨を示すが着衣データには登録されていないアイテムコードについては、対応するアイテムがアバターに付帯されていないことを示す。このようにアイテムコードは、付帯識別情報としての役割もする。
[1.2.3.アイテムDBの説明]
アイテムDBには、図3(a)に示すように、多数のアイテムデータ(アイテム表示データ)が登録されている。なお、図3(a)では、アイテムデータが一つのみ図示されている。このアイテムデータは、ユーザを擬似するアバターに付帯させて表示可能なアイテムを示し、アイテムコード、属性コード、グラフィックスデータなどが登録されている。また、属性コードには、アイテム名、位置コードなどが登録されている。なお、図3(b)は、位置コード「07」に対応するアバターの上半身に装着した例を示す。また、図3(c)は、位置コードの一覧を示す位置コードテーブルであり、アイテムDBに登録されている。
[1.2.4.制御部23の構成の説明]
制御部23は、HDD21に記憶されている楽曲データをカラオケ装置10に配信する。また、制御部23は、アバターデータの認証情報に基づき、カラオケ装置10または情報端末としてのPC30を介しての当該カラオケネットワークシステム1の利用を要求するユーザに対する認証を行い、当該認証に用いたカラオケ装置10またはPC30を介しての当該認証したユーザによる当該カラオケネットワークシステム1の利用を許可する。また、制御部23は、認証中のユーザに関するアバターデータを、当該認証したユーザが用いるカラオケ装置10またはPC30からの要求に基づいて閲覧可能な情報として配信する。また、制御部23は、PC30を介する認証中のユーザからの要求に応じて、認証中のユーザに関するアバターデータに含まれるアイテム特定情報の追加または削除あるいは付帯識別情報が示す内容の変更を行う。
[1.2.5.対応関係の説明]
なお、HDD21は、アイテム情報記憶手段、個人用情報記憶手段およびホスト側楽曲データ記憶手段に該当する。また、制御部23は、楽曲データ配信手段、認証手段、個人用情報配信手段および個人用情報変更手段に該当する。
[1.3.PC30の構成の説明]
PC30は、複数のキー・スイッチなどからなる操作部31,各種情報を記憶するHDD32,各種情報の表示を行う表示部33,インターネットを介した通信を制御する通信部(図示省略),装置全体を制御する制御部(図示省略)などを備え、情報表示機能およびユーザが入力操作する入力機能を有する。また、PC30は、操作部31を操作するユーザからの入力操作に基づき、カラオケサーバー20に対して当該ユーザに対する認証を要求する。
なお、PC30は、情報端末に該当し、端末側認証要求手段、端末側表示制御手段および情報変更要求手段に該当する。なお、情報端末としては、PC30と同様の構成を有し、情報表示機能とユーザが入力操作する入力機能とを有する携帯電話を用いてもよい。また、表示部33は、端末側表示手段に該当する。
[2.アバター編集プロセスの説明]
次に、カラオケネットワークシステム1が実行するアバター編集プロセスを、図4を参照して説明する。
本プロセスは、PC30およびカラオケサーバー20によって実行される。
図4に示すように、まず、ユーザがPC30を用いてカラオケサーバー20のアバター作成サービスにログインを申請すると、アバターDBからクライアントプログラムがPC30にアップロードされる。なお、アバター作成サービスとは、仮想クローゼットに収納された衣服などのアイテムを、ユーザを擬似するキャラクタ(アバター)に装着させることを楽しむサービスである。また、クライアントプログラムとは、アバター作成サービスをPC30や携帯電話で実行するためのプログラムである。
これに対して、PC30が、アバターDBからアップロードされたクライアントプログラムをダウンロードしてHDD32に記憶する。続いて、PC30が、ダウンロードしたクライアントプログラムを実行する。さらに、PC30が、ユーザによって操作部31へ入力されたユーザ名をアバターDBに送信する。
これに対して、アバターDBでは、PC30から送信されたユーザ名でデータベース内を検索し、そのユーザが既存ユーザであるか否かを照合する。そして、照合されてログインが完了したら、その旨をそのユーザのアバターデータとともにPC30に送信する。
これに対してPC30では、ログインが完了した旨およびアバターデータを受信したら、アバターデータをHDD32に記憶する。そして、PC30では、HDD32に記憶されるアバターデータに基づいて現在のアバター(合成キャラクタ表示データ)およびクローゼットに収納されているアイテムを表示部33に表示する(図7参照)。この際、アイテムDBに対しては、アイテムDBからのアイテムデータの取得を適宜行う。
なお、図7は、アバター編集時の実行画面を示す。具体的には、画面の一段目には、ログイン中のユーザ名が表示させる。また、画面の二段目の左側には、現在のアバターが表示される。また、画面の二段目の右側上部には、アバターの性別、アバターデータのクローゼットデータに含まれるデータ数が表示される。また、画面の二段目の右側下部には、ユーザが入力可能な操作内容が表示させる。また、画面の三段目には、画面四段目の表示されるグラッフィクデータを操作選択するための選択ボタンが表示される。また、画面の四段目には、アバターデータのクローゼットデータに登録されるアイテムのグラッフィクデータが表示される。
さらに、PC30では、ユーザによる操作部31への操作に基づき、アバターへのアイテムの着脱、クローゼットへのアイテムの出し入れ、クローゼットからのアイテムの消去、これらの処理に伴う現在のアバターおよびクローゼットの内容の表示、またはログアウトを適宜行う。この際、アイテムDBに対しては、アイテムDBからのアイテムデータの取得、およびアイテムDBからゲストのアイテムコードの取得を適宜行う。また、アバターDBに対しては、アバターDBからのアイテムコードの取得、アバターDBからのクローゼット内のアイテムコードの取得、アバターDBへのアイテムコードの書き換え、およびアバターDBへのクローゼット内のアイテムコードの書き換えを適宜行う。
なお、ユーザによる操作部31への操作に基づきログアウトしたら、本プロセスを終了する。
[3.楽曲演奏プロセスの説明]
次に、カラオケネットワークシステム1が実行する楽曲演奏プロセスを、図5を参照して説明する。
本プロセスは、カラオケ装置10およびカラオケサーバー20によって実行される。
図5に示すように、まず、カラオケ装置10の操作部11を介してユーザがログインを申請すると、入力されたユーザ名をカラオケ装置10がカラオケサーバー20に送信する。
これに対して、アバターDBでは、カラオケ装置10から送信されたユーザ名でデータベース内を検索し、そのユーザが既存ユーザであるか否かを照合する。そして、照合されてログインが完了したら、その旨をそのユーザのアバターデータとともにカラオケ装置10に送信する。
これに対してカラオケ装置10では、ログインが完了した旨およびアバターデータを受信したら、アバターデータをHDD15に記憶する。なお、図8(a)にクローゼットに登録されているアイテムの一例を示す。そして、カラオケ装置10では、画面表示モードを変更して、歌詞データを表示部16の表示画面の中央に表示する状態から、歌詞データを表示部16の表示画面の左側に表示するとともに現在のアバター(合成キャラクタ表示データ)を表示部16の表示画面のうち歌詞データを表示させる領域以外に表示する状態に変更する(図8(b)参照)。この際、アイテムDBに対しては、アイテムDBからのアイテムデータの取得を適宜行う。また、アバターDBに対しては、アバターDBからのアイテムコードの取得、アバターDBからのクローゼット内のアイテムコードの取得、およびアバターDBへのクローゼット内のアイテムコードの書き換えを適宜行う。
さらに、操作部11を介してユーザがカラオケ楽曲の選曲番号を入力すると、カラオケ装置10では、入力された選曲番号に対応するカラオケ楽曲の予約を行う。そして、予約順に楽曲データをHDD15から読み出し、読み出した楽曲データに基づきカラオケ演奏を実行する。さらに、カラオケ演奏が終了したら、カラオケ装置10では演奏結果を表示する。この際、アイテムDBに対しては、アイテムDBからのアイテムデータの取得を適宜行う。また、アバターDBに対しては、アバターDBからのアイテムコードの取得、アバターDBからのクローゼット内のアイテムコードの取得、およびアバターDBへのクローゼット内のアイテムコードの書き換えを適宜行う。
なお、演奏結果を表示したら、本プロセスを終了する。
[4.カラオケ演奏プロセスおよび演奏結果表示プロセスの説明]
次に、上述の楽曲演奏プロセスの一部としてのカラオケ演奏プロセスおよび演奏結果表示プロセスの詳細を、図6を参照して説明する。
図6に示すように、カラオケ演奏プロセスにおいては、カラオケ演奏が開始されると、カラオケ装置10では楽曲データの解析を行うとともに演奏準備を行う。続いて、カラオケ装置10は、楽曲のタイトルを表示部16に表示する。
続いて、カラオケ装置10は、ログイン状態であるか否かを判断する。
ログイン状態ではない場合には、そのままMIDI演奏および歌唱採点を実行する。
一方、ログイン状態である場合には、アバターにアイテムを試着させる。具体的には、まず、アバターの性別を判別するとともに、カラオケ楽曲に対応付けられるアイテムを入手済みか否か判断する。アバターの性別が男性であって上記アイテムを未入手である場合には、男性用パーツ(アイテム)をアバターに装着した状態(合成キャラクタ表示データ)を表示し、MIDI演奏および歌唱採点を実行する。なお、同一部位に複数のアイテムが装着される場合には、カラオケ楽曲に対応付けられるアイテムを優先させる。一方、アバターの性別が女性であって上記アイテムを未入手である場合には、女性用パーツ(アイテム)をアバターに装着した状態(合成キャラクタ表示データ)を表示し、MIDI演奏および歌唱採点を実行する。なお、図8(b)に上記アイテムをアバターに装着した状態および試着中である旨を示すメッセージを表示する例を示す。また、上記アイテムを入手済みである場合にはアバターの性別に拘わらず、そのままMIDI演奏および歌唱採点を実行する。
さらに、カラオケ演奏が終了したら、演奏後処理を実行し、歌唱に対する採点結果を演奏結果表示プロセスに出力する。
続く演奏結果表示プロセスにおいては、ログイン状態であるか否かを判断する。
ログイン状態ではない場合には、そのまま本プロセスを終了する。
一方、ログイン状態である場合には、カラオケ演奏プロセスから出力された採点結果が採点閾値以上であるか否かを判断する。
採点結果(実点数)が採点閾値(採点基準値)未満であると判断した場合には、先にアバターに装着させた男性用パーツまたは女性用パーツを画像から消去し、本プロセスを終了する。
一方、採点結果が採点閾値以上であると判断した場合には、「このアイテムが入手できました」のメッセージを表示部16に表示する。そして、そのアイテムコードをアバターデータのクローゼットに登録する旨をアバターDBに送信する。
これに対してアバターDBでは、カラオケ装置10から送信された情報に基づき、ログイン中のユーザのアバターデータのクローゼットにそのアイテムコードを追加する。
なお、アイテムコードを追加される前(歌唱前)のクローゼットに含まれるアイテムの様子を図8(a)に示し、アイテムコードを追加された後(歌唱後)のクローゼットに含まれるアイテムの様子を図8(c)に示す。
なお、上述のアイテムコードの追加が終了したら、本プロセスを終了する。
[5.実施形態の効果]
(1)このように本実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、カラオケ演奏時に、歌唱者を擬似するキャラクタが歌唱者によって予め設定された内容に応じて装飾された状態を示すアバターを作成し、その作成したアバターを歌詞データとともに表示する。したがって、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させ、利用者への更なるサービス向上を図ることができる。
(2)また、本実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、歌詞データが、横方向の長さと縦方向の長さの比が4:3となるように構成され、表示部16の表示画面は、横方向の長さと縦方向の長さの比が16:9となるように構成されている。そして、画面表示モードを変更した際には、歌詞データを表示部16の表示画面の中央に表示する状態から、歌詞データを表示部16の表示画面の左側に表示するとともに現在のアバターを表示部16の表示画面のうち歌詞データを表示させる領域以外に表示する状態に変更する。このことにより、作成したアバターを歌詞データとともに表示する際に、アバターおよび歌詞データの双方を利用者にとって見やすく表示することができる。
(3)また、本実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、カラオケサーバー20からカラオケ楽曲データをカラオケ装置10に配信する際には、アイテムを表示するためのグラフィクスデータではなくアイテムコードを送信することとなる。このことにより、配信時にグラフィクスデータそのものをカラオケ装置10に配信する場合に比べて、配信するデータ量を低減することができる。したがって、カラオケ楽曲データを配信する際の通信負荷を低減することができる。また、カラオケ装置10のHDD15の容量を低減することができる。また、アイテムデータの数量が増加しても、カラオケ装置10のHDD15の容量を増加せずに済む。
(4)また、本実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、カラオケ演奏時の歌唱が優れていたら、アバターに付帯可能なアイテムを獲得することができる。したがって、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに達成感でも充実させ、利用者への更なるサービス向上を図ることができる。
(5)また、本実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、カラオケ演奏時には各種アイテムをアバターに試着させた状態を表示するので、そのアイテムを獲得した場合にアバターに装着した状態を確認することができる。したがって、カラオケ演奏時に提供する付随サービスをさらに充実させ、利用者への更なるサービス向上を図ることができる。
1…カラオケネットワークシステム、10…カラオケ装置、11…操作部、12…制御部、13…楽曲再生部、14…通信部、15…HDD、16…表示部、17…マイク、18…スピーカ、19…音声入出力部、20…カラオケサーバー、21…HDD、22…通信部、23…制御部、30…PC、31…操作部、32…HDD、33…表示部

Claims (5)

  1. カラオケ楽曲を少なくとも含むコンテンツを再生するカラオケ装置と、前記カラオケ装置に対して前記コンテンツを提供するホストサーバとが第一ネットワークを介して通信可能に接続されるとともに、情報表示機能とユーザが入力操作する入力機能とを有する情報端末と前記ホストサーバとが第二ネットワークを介して通信可能に接続されたカラオケネットワークシステムであって、
    前記ホストサーバは、
    ユーザを擬似するキャラクタに付帯させて表示可能なアイテムを示すアイテム表示データを記憶するアイテム情報記憶手段と、
    少なくともユーザから提供されるユーザ提供情報と、ユーザを認証するための情報である認証情報と、前記キャラクタを表示するためのキャラクタ表示データと、前記アイテムが前記キャラクタに付帯中であるか否かを示す付帯識別情報を有する前記アイテムを特定するためのアイテム特定情報とを対応付けてユーザごとの個人用情報として記憶する個人用情報記憶手段と、
    少なくともカラオケ演奏用データと前記カラオケ演奏用データをカラオケ演奏する際に表示するための映像データとを対応付けてカラオケ楽曲データとして記憶するホスト側楽曲データ記憶手段と、
    前記ホスト側楽曲データ記憶手段に記憶されているカラオケ楽曲データを前記カラオケ装置に配信する楽曲データ配信手段と、
    前記個人用情報記憶手段に記憶されている個人用情報の認証情報に基づき、前記カラオケ装置または前記情報端末を介しての当該システムの利用を要求するユーザに対する認証を行い、当該認証に用いた前記カラオケ装置または前記情報端末を介しての当該認証したユーザによる当該システムの利用を許可する認証手段と、
    前記個人用情報記憶手段に記憶されている個人用情報のうち認証中のユーザに関する個人用情報を、当該認証したユーザが用いる前記カラオケ装置または前記情報端末からの要求に基づいて閲覧可能な情報として配信する個人用情報配信手段と、
    前記カラオケ装置または前記情報端末を介する認証中のユーザからの要求に応じて、前記個人用情報記憶手段が記憶する当該認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報の追加または削除あるいは前記付帯識別情報が示す内容の変更を行う個人用情報変更手段と、を備え、
    前記情報端末は、
    当該情報端末を操作するユーザからの入力操作に基づき、前記ホストサーバの前記認証手段に対して当該ユーザに対する認証を要求する端末側認証要求手段と、
    各種情報を表示可能な端末側表示手段と、
    前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データを前記ホストサーバの前記アイテム情報記憶手段から取得し、その取得したアイテム表示データのうち前記付帯識別情報によって前記キャラクタに付帯中であると示されるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データを前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるキャラクタ表示データに付帯させた状態を示す合成キャラクタ表示データを作成し、取得したアイテム表示データと作成した合成キャラクタ表示データとを前記端末側表示手段に表示させる端末側表示制御手段と、
    ユーザによる入力操作に基づき、前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報の追加または削除あるいは前記付帯識別情報が示す内容の変更を前記ホストサーバに要求する情報変更要求手段と、を備え、
    前記カラオケ装置は、
    当該カラオケ装置を操作するユーザからの入力操作に基づき、前記ホストサーバの前記認証手段に対して当該ユーザに対する認証を要求する装置側認証要求手段と、
    前記ホストサーバから配信されたカラオケ楽曲データを記憶する装置側楽曲データ記憶手段と、
    ユーザによるカラオケ演奏曲の予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記予約受付手段が受け付けたユーザによるカラオケ演奏曲の予約に基づき、前記装置側楽曲データ記憶手段からカラオケ演奏曲に対応するカラオケ演奏用データを読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
    各種情報を表示可能な装置側表示手段と、
    前記カラオケ演奏手段がカラオケ演奏するカラオケ演奏用データに対応する映像データを前記装置側楽曲データ記憶手段から読み出し、その読み出した映像データを前記カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏に合わせて前記装置側表示手段に表示させ、さらに、前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されるカラオケ演奏曲が前記予約受付手段を介して前記認証中のユーザによって予約された場合には、前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報のうち前記付帯識別情報によって前記キャラクタに付帯中であると示されるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データを前記ホストサーバの前記アイテム情報記憶手段から取得し、その取得したアイテム表示データを前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるキャラクタ表示データに付帯させた状態を示す合成キャラクタ表示データを作成し、その作成した合成キャラクタ表示データを前記映像データとともに前記装置側表示手段に表示させる装置側表示制御手段と、を備えること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記装置側表示手段は、前記映像データおよび前記合成キャラクタ表示データを表示可能な表示画面を有し、前記表示画面が横方向の長さと縦方向の長さの比が16:9となるように構成され、
    前記映像データは、横方向の長さと縦方向の長さの比が4:3となるように構成され、
    前記装置側表示制御手段は、非認証時には前記映像データを前記装置側表示手段の前記表示画面の中央に表示させ、一方、認証時には前記映像データを前記装置側表示手段の前記表示画面のうち左右の何れか一方側に表示させるとともに前記合成キャラクタ表示データを前記装置側表示手段の前記表示画面のうち前記映像データを表示させる領域以外に表示させること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記ホストサーバの前記ホスト側楽曲データ記憶手段が記憶する前記カラオケ楽曲データの一部には、前記カラオケ演奏用データおよび前記映像データとともに、当該カラオケ楽曲データに対応するカラオケ演奏曲をカラオケ歌唱する認証中のユーザに付与可能なアイテム表示データを特定するアイテム特定情報が少なくとも含まれていることを特徴とするカラオケネットワークシステム。
  4. 請求項3に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記カラオケ装置は、
    カラオケ歌唱の音声信号を入力するための音声信号入力手段と、
    前記カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏中に前記音声信号入力手段から入力されたカラオケ歌唱の音声信号に基づき前記認証中のユーザによる歌唱を採点するカラオケ歌唱採点手段と、
    前記カラオケ歌唱採点手段によって採点された歌唱の実点数が所定条件を満たす場合において、前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されたカラオケ演奏曲に対応するカラオケ楽曲データにアイテム特定情報が含まれ、且つ前記認証中のユーザに関する個人用情報に当該アイテム特定情報が含まれないときには、当該アイテム特定情報を、含まれる付帯識別情報がアイテムに付帯されていないことを示す状態で、前記認証中のユーザに関する個人用情報に追加するよう前記ホストサーバに要求する情報追加要求手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケネットワークシステム。
  5. 請求項3または請求項4に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
    前記アイテム特定情報には、前記アイテムが前記キャラクタに付帯される部位を示す部位識別情報が含まれており、
    前記カラオケ装置の前記装置側表示制御手段は、前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されるカラオケ演奏曲が前記予約受付手段を介して前記認証中のユーザによって予約された場合に、前記合成キャラクタ表示データを作成するときにおいて、前記カラオケ演奏手段によってカラオケ演奏されたカラオケ演奏曲に対応するカラオケ楽曲データにアイテム特定情報が含まれ、且つ前記認証中のユーザに関する個人用情報に当該アイテム特定情報が含まれないときには、当該アイテム特定情報に対応するアイテム表示データ、および前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるアイテム特定情報のうち前記付帯識別情報によって前記キャラクタに付帯中であると示され、且つ前記部位識別情報を参照して前記カラオケ楽曲データに含まれるアイテム特定情報とは付帯する部位が互いに異なるアイテム特定情報に対応するアイテム表示データを前記ホストサーバの前記アイテム情報記憶手段から取得し、その取得したアイテム表示データを前記認証中のユーザに関する個人用情報に含まれるキャラクタ表示データに付帯させた状態を示す合成キャラクタ表示データを作成すること
    を特徴とするカラオケネットワークシステム。
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