JP2007171719A - 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者がカラオケを楽しみながら、容易かつ効率的に所望の通信販売アイテムを購入できるカラオケシステムの提供。
【解決手段】利用者ID取得手段6と、紹介アイテム記録手段12と、紹介アイテム一覧表示手段13と、購入指定アイテム登録手段14とを有し、所定の演奏楽曲に対応した背景映像内でPP演出されて紹介された通信販売アイテムにつき、その楽曲の演奏時点でログインしている利用者IDを紐付けして、利用者別情報記録部19に記録し、その記録された通信販売アイテムを、利用者の指示により一覧表示させると共に、利用者が購入を所望する通信販売アイテムを指定した場合、当該利用者IDを紐付けして、購入対象となる当該通信販売アイテムを所定の購入指定アイテム登録部20に登録するシステムを構築した。
【選択図】図1
【解決手段】利用者ID取得手段6と、紹介アイテム記録手段12と、紹介アイテム一覧表示手段13と、購入指定アイテム登録手段14とを有し、所定の演奏楽曲に対応した背景映像内でPP演出されて紹介された通信販売アイテムにつき、その楽曲の演奏時点でログインしている利用者IDを紐付けして、利用者別情報記録部19に記録し、その記録された通信販売アイテムを、利用者の指示により一覧表示させると共に、利用者が購入を所望する通信販売アイテムを指定した場合、当該利用者IDを紐付けして、購入対象となる当該通信販売アイテムを所定の購入指定アイテム登録部20に登録するシステムを構築した。
【選択図】図1
Description
本発明は、利用者IDの取得機能を有するカラオケ演奏装置、ないし複数のカラオケ演奏装置およびこれとネットワーク接続されたカラオケホスト装置を主体としてなり、利用者がカラオケを楽しみながら所望の通信販売アイテムを購入できるようにしたカラオケシステムに関する。
現在のカラオケシステムでは、利用者がカラオケ楽曲を予約していない時間や、予約された場合でもカラオケ楽曲の演奏の合間に、通称「曲間CM」と呼ばれる広告画像や広告映像が表示されることがある。この曲間CMには様々な種類があり、例えば、新譜や新人アーティストの紹介、あるいは地域性や時事性のあるサービスや商品の紹介、さらには音楽CDやDVDの紹介などがある。これらの曲間CMからはカラオケを楽しみながら様々な情報を得ることができるため、カラオケ利用者の情報源として役立っている。
従来、この曲間CMについての技術が種々想到されてきた。例えば、特許文献1では、カラオケ演奏曲と関連する広告情報が記憶され、その広告情報を適宜読み出して表示し、CM使用曲等が演奏された場合、そのCMの商品名や会社名等を効果的にアピールする技術が開示されている。また、特許文献2では、演奏曲と広告映像がイメージデータにより結び付けられ、演奏曲が必ずしもCM使用曲でない場合でも、そのイメージデータにより結び付けられた広告映像を表示し、これにより広告映像の表示頻度を増加させる技術が開示されている。さらに、特許文献3では、カラオケ演奏端末のタイプ毎に異なる紹介情報をダウンロードさせることにより、また、ダウンロードした紹介情報を演奏端末の状況に合わせて再編集することにより、効率的に最適なICMを再生することのできる技術が開示されている。
特開平8−194453号公報
特開平8−234781号公報
特開平9−265294号公報
しかしながら、このような曲間CMは、選曲予約が数多く成されている場合には、曲間時間はできるだけ短い方が良いため、曲間CMは利用者にとっては好ましくなく、通常は削除されてしまう。そこで、現在、注目されている宣伝手法として、PP(プロダクト・プレイスメント)技術がある。このPP技術は、従来から、映画やテレビあるいはゲームの映像内に、その映像の進行に調和するように、自然の流れの中で企業の商品やサービスを組み込む手法として採用されてきたものであって、利用者にとっては違和感なく商品やサービスを視認して受け入れることができるため、効果的な手法となっている。そして、最近では、曲間CMの代わりに、このPP技術をカラオケ背景映像内にも導入し、背景映像のメディア化を検討しようとする動きが活発化している。
また、現在では、放送と通信の融合分野において、PP技術に対応した商品やサービスを通信販売アイテムの対象とするビジネスモデルも想到されており、新たなビジネスチャンスの創造と通信販売の深耕に繋がるものとなっている。しかしながら、単に通信販売アイテムをカラオケの背景映像内でPP演出するだけでは、利用者にとって、カラオケ楽曲の演奏中という極めて短い時間での購入を判断させるにはかなり無理があり、また、後で判断するとしても、自らが見たPP演出にて紹介された通信販売アイテムに如何なるものがあったかを正確に思い出すのも混沌として大変なことである。あるいは、例え、通信販売アイテムを掲載した冊子やパンフレットなどを別に用意したとしても、これらに掲載された全ての通信販売アイテムから、自らが見たPP演出された通信販売アイテムを容易には特定できず、折角PP演出でアイテムを紹介しても、これが十分に活かされないことになる。
そこで、本発明は、所定のカラオケ楽曲の背景映像内にてPP演出などで紹介された通信販売アイテムにつき、利用者に見せたアイテムを特定し、各利用者が演奏後に容易に再確認できるようにして、各利用者に対する紹介情報を十分活かせるようにすると共に、利用者がカラオケを楽しみながら、容易かつ効率的に所望の通信販売アイテムを購入できるカラオケシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者は、任意のカラオケ演奏装置において、所定の演奏楽曲に対応した背景映像内でPP演出されて紹介された通信販売アイテムにつき、その楽曲の演奏時点でログインしている利用者IDを紐付けして、所定の利用者別情報記録部に、それぞれ記録し、その記録された通信販売アイテムを、演奏後の任意のタイミングにて、利用者の指示により一覧表示させると共に、利用者が購入を所望する通信販売アイテムを指定した場合、当該利用者IDを紐付けして、購入対象となる当該通信販売アイテムを所定の購入指定アイテム登録部に登録するシステムを構築することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明の通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステムを想到した。
すなわち、本発明の通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステムは、カラオケ演奏装置、あるいは当該カラオケ演奏装置とネットワーク接続されたカラオケホスト装置とを主体としてなり、利用者ID取得手段と、紹介アイテム記録手段と、紹介アイテム一覧表示手段と、購入指定アイテム登録手段とを有し、カラオケ利用者が所望の通信販売アイテムを購入するためのカラオケシステムであって、
(ア)利用者ID取得手段は、当該カラオケシステムにログインする利用者を特定するための利用者IDを取得し、
(イ)紹介アイテム記録手段は、任意の通信販売アイテムが組み込まれた背景映像に対応する予約楽曲の演奏時、その背景映像内にて紹介された通信販売アイテムの各アイテムIDにつき、当該カラオケ演奏装置にてログインしている利用者IDを紐付けして所定の利用者別情報記録部に記録し、
(ウ)紹介アイテム一覧表示手段は、任意の利用者の指示をもって、当該利用者IDに紐付けされた前記利用者別情報記録部に記録された各アイテムIDに基づき、予め設定されたアイテム属性データ記録部から、それぞれの属性情報を一覧表示し、
(エ)購入指定アイテム登録手段は、前記一覧表示の中から、任意の利用者により購入を所望する通信販売アイテムが指定された場合、当該利用者IDを紐付けして、購入対象となる当該通信販売アイテムを所定の購入指定アイテム登録部に登録する、
を備えてなることを特徴とする。
(ア)利用者ID取得手段は、当該カラオケシステムにログインする利用者を特定するための利用者IDを取得し、
(イ)紹介アイテム記録手段は、任意の通信販売アイテムが組み込まれた背景映像に対応する予約楽曲の演奏時、その背景映像内にて紹介された通信販売アイテムの各アイテムIDにつき、当該カラオケ演奏装置にてログインしている利用者IDを紐付けして所定の利用者別情報記録部に記録し、
(ウ)紹介アイテム一覧表示手段は、任意の利用者の指示をもって、当該利用者IDに紐付けされた前記利用者別情報記録部に記録された各アイテムIDに基づき、予め設定されたアイテム属性データ記録部から、それぞれの属性情報を一覧表示し、
(エ)購入指定アイテム登録手段は、前記一覧表示の中から、任意の利用者により購入を所望する通信販売アイテムが指定された場合、当該利用者IDを紐付けして、購入対象となる当該通信販売アイテムを所定の購入指定アイテム登録部に登録する、
を備えてなることを特徴とする。
本発明の通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステムによれば、通信販売アイテムが所定のカラオケ背景映像内にPP演出されている場合、その楽曲の演奏時点でログインしている利用者IDを紐付けして、紹介した通信販売アイテムを利用者別情報記録部にそれぞれ記録するため、各利用者への紹介情報を特定でき、利用者毎に記録された通信販売アイテムを一覧表示して、この一覧表示の中から購入を所望する通信販売アイテムが指定された場合、利用者IDを紐付けして所定の購入指定アイテム登録部に登録するため、紹介された通信販売アイテムにつき、各利用者が演奏後に容易に確認できることから、利用者に対する紹介情報を十分活かせると共に、利用者はカラオケを楽しみながら、容易かつ効率的に所望の通信販売アイテムを購入できるなどといった効果を奏する。
また、利用者別情報記録部や購入指定アイテム登録部をカラオケホスト装置内に設けるようにすれば、ネットワーク接続された何れのカラオケ演奏装置にて紹介された通信販売アイテムでもカラオケホスト装置にて一元管理され、利用者はネットワーク接続された如何なるカラオケ演奏装置からでも、その紹介アイテムの一覧表示を確認したり、利用者毎に購入予約した通信販売アイテムやその購入履歴あるいは購入金額を、各自の利用者別情報記録部から所望のタイミングで容易に確認することができるため、利用者はネットワーク接続された様々な場所にて所望のタイミングで購入を所望するものを容易に指定して登録できるなどといった効果を奏する。
以下、本発明の通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステムについて最適な実施例を挙げ、その構成について詳述する。
図1は、本発明の通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステムのブロック構成図である。本実施例のカラオケシステムは、利用者IDの取得機能を有するカラオケ演奏装置(P)を主体としてなり、このカラオケ演奏装置(P)は、リモコン装置(5)、ディスプレイ装置(D)、マイクロフォン装置(M)、スピーカ(S)などを付帯し、音源(7)、ミキサ(8)、サウンドシステム(9)、MPEGデコーダ(10)、合成回路(11)、利用者ID取得手段たるIDカード読み取り/書き込み装置(6)などが接続され、さらに、装置全体のシステム処理を統括的に制御する中央制御手段(2)や本システム運用のための各種データやカラオケ利用に伴って発生する各種データ、通信制御手段(15)を介してネットワーク接続されたカラオケホスト装置(図6参照)から電送されてきた各種データ、あるいはカラオケホスト装置へ電送するための各種データなどを記録するためのRAM(4)やハードディスク装置(3)といった記憶手段などから構成されている。
ここで、上記各構成要素について詳述する。先ず、各利用者は、リモコン装置(5)に付帯したIDカード読み取り/書き込み装置(6)をもってシステムにログインすると、当該利用者IDが取得され利用者毎の「IDアイコン」が形成される。そして、このIDアイコン形成以降は、自らのIDアイコンを指定した前後の操作、例えば、IDアイコンの指定に続けて、所望するカラオケ楽曲の予約操作、あるいは、後述する利用者別情報記録部に記録された紹介アイテムの一覧表示の指示や利用者が購入を所望する通信販売アイテムの指定といった操作、ないし、これらの操作に続けて自らのIDアイコンを指定すれば、当該操作が誰から発せられたものなのかを識別することができる。
以下、利用手順に従い、各構成要素を説明する。リモコン装置(5)の利用者インタフェイスから発信された任意の利用者が指定した楽曲IDが、中央制御手段(2)側の操作信号インタフェイス(18)を介して受け付けられると、その楽曲IDは、カラオケ楽曲予約手段(17)により、予約した利用者IDと対応付けして演奏予約の待ち行列(図示省略)に登録される。予約された楽曲IDに対応するカラオケ楽曲は順次演奏されるが、演奏は以下のような仕組みで行われる。先ず、中央制御手段(2)は、待ち行列に登録された楽曲について、その楽曲IDをシーケンサ(16)に伝達する。シーケンサ(16)は、主に楽曲シーケンサ、歌詞シーケンサおよび文字パターン作成手段からなり、楽曲シーケンサは当該楽曲IDで識別される演奏データ(21)を読み出し、音源(7)は、読み出された演奏データ(21)に応じて楽音信号を形成する。形成された楽音信号はミキサ(8)に入力され、この音源(7)からの楽音信号とマイクロフォン装置(M)からの歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングし、このミキシングされた音声信号がサウンドシステム(8)に入力される。当該サウンドシステム(8)はパワーアンプを備えており、このミキシング信号を増幅して、所定のスピーカ(S)から放音する。
ハードディスク装置(3)には、上記演奏データ(21)の他、映像データ(22)がMPEG形式に蓄積されている。この映像データ(22)の記憶部には、各カラオケ楽曲に対応した背景映像データ(22a)や、その中でも、企業の商品やサービスがPP演出されているメディア化された背景映像には、その映像内で紹介される通信販売アイテムを特定するためのアイテムIDデータ(22b)が記憶されている。なお、このアイテムIDデータ(22b)は、背景映像データ内のストリーム構造のヘッダ部、あるいは別体として背景映像データに付帯させて、各種の識別番号(商品番号/サービス番号/管理番号など)がエンコードされている。そして、紹介された各アイテムIDにつき、当該背景映像を伴う楽曲の演奏時にログインしている利用者IDを紐付けして所定の利用者別情報記録部(19)に記録される。
背景映像データ(22a)に対して、中央制御手段(2)が再生処理を行うが、具体的には、楽曲の演奏時、当該楽曲に対応した背景映像データは、MPEGデコーダ(10)に入力される。そして、このMPEGデコーダ(10)は、当該映像データを復調して、NTSCの映像信号に変換し、これを合成回路(11)に入力する。合成回路(11)はその映像信号上に歌詞テロップや採点表示などをOSD合成し、合成された映像信号は所定のディスプレイ装置(D)に表示されるものである。
ハードディスク装置(3)には、さらに、利用者別情報記録部(19)が設定され、紹介アイテム記録手段(12)は、任意の通信販売アイテムが組み込まれた背景映像に対応する予約楽曲の演奏時、その紹介された各アイテムIDにつき、当該楽曲IDデータ(19c)と紹介アイテムIDデータ(19b)、そして、当該演奏時にログインしている利用者IDデータ(19a)を、利用者別情報記録部(19)に記録する。すなわち、PP演出された背景映像に対応した楽曲が演奏されると、その演奏時点で、ログイン中の利用者が見た商品やサービスが特定され、その紹介アイテムが記録されるものである。
次に、紹介アイテムの一覧表示について説明する。紹介アイテム一覧表示手段(13)は、任意の利用者から、利用者別情報記録部(19)に記録された紹介アイテムデータ(19b)を一覧表示する旨の指示を受けると、当該利用者IDデータ(19a)に紐付けられた利用者別情報記録部(19)の紹介アイテムデータ(19b)を一覧形式にて、リモコン装置(5)のLCD(Liquid Crystal Display)、あるいは背景映像/歌詞テロップ表示用のディスプレイ装置(D)に表示する。ただし、LCDの方が、背景映像や歌詞テロップ表示を伴うカラオケ演奏を阻害しないため都合がよい。なお、この紹介アイテムデータ(19b)は、それぞれのアイテムIDに対応したアイテム属性データ記録部(23)に管理されている個々の属性情報から引用される。そして、この一覧表示の中から、任意の利用者が購入を所望する通信販売アイテムを指定した場合、購入指定アイテム登録手段(14)は、ハードディスク装置(3)に設定された購入指定アイテム登録部(20)に、当該利用者IDデータ(20a)を紐付けした購入指定アイテムデータ(20b)を登録する。
なお、本実施例では、購入指定アイテム登録部(20)と、利用者毎の利用者別情報記録部(19)とは独立しており、利用者の購入指定アイテムデータ(20b)を、その利用者IDデータ(20a)を紐付けて一括管理しているが、本発明はこれに限らず、それぞれの利用者別情報記録部(19)に、利用者毎の購入指定アイテム登録部(20)を包含させても構わない。この構成によれば、別の管理テーブルを設けずに、一覧表示用と購入用を同じテーブルで処理できるためシステム構成が簡略化できると共に、利用者毎に購入予約した通信販売アイテムやその購入履歴あるいは購入金額を、各自の利用者別情報記録部から所望のタイミングで容易に確認することができる。
ここで、図2に示す、カラオケ演奏装置が付帯するリモコン装置の外観図、および図3に示す、利用者別ログイン・ログアウト指示用インタフェイス表示画面に基づき、本発明における利用者ID取得手段について、さらに詳述する。
先ず、図2に示すように、本実施例におけるカラオケリモコン装置(5)には、液晶ディスプレイ(LCD:5a)が付帯されていると共に、センサ方式の操作パネル(5b)も装着されており、これらがGUI(Graphical User Interface)を提供している。さらに、本体正面の略上端部には、所定のカラオケ演奏装置に楽曲IDなどを予約するために使用する発光ダイオードからなる赤外線転送部(図示省略)が設けられ、また、下端部には、本発明の利用者ID識別手段たるIDカード読み取り/書き込み装置(6)が設けられている。なお、本発明の利用者ID取得機能について、本実施例では、そのID記録媒体を非接触ICモジュールを搭載したIDカードとしているが、本発明はこれに限らず、例えば、同様のICモジュールを搭載した携帯電話や、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue tooth)機構を有する携帯電話を採用したり、あるいは、利用者ID取得手段そのものでは、本実施例におけるような、IDカード読み取り/書き込み装置に限らず、例えば、パスワードの入力装置、あるいは指紋や声紋などの生体識別手段などを利用しても構わない。
そして、図3には、このリモコン装置付帯のGUIを利用した、利用者別ログイン・ログアウト指示用インタフェイス表示画面が示されている。この表示画面には、利用者別顔写真付きボタン列(30)や、当該通信カラオケシステムへのログインをするための「ログイン」ボタン(31)あるいは、利用終了時にログアウトをするための「ログアウト」ボタン(32)などが設けられている。その操作法に従えば、先ず、利用者は「ログイン」ボタン(32)を選択した後、上記利用者ID取得手段に自らのIDカードを装填することにより、(あるいは、逆の手順にて)これに紐付けされた利用者IDが取得されると同時に、当該カラオケシステムへログインした利用者IDを取得して利用者を特定する。
利用者が特定されると、カラオケホスト装置に予め登録された利用者の顔写真あるいは予め登録されていない場合、リモコン装置付帯のデジタルカメラ機能を使って撮影した利用者の顔写真を新たに登録し、順次、所定の利用者別顔写真付きボタン(30a)が、利用者毎の利用者識別用インタフェイスとして作成される。したがって、利用者が楽曲を予約する過程において、この利用者別顔写真付きボタンを選択することで、その利用者IDが付与されて演奏予約が行われ、そして、本発明における紹介アイテムの一覧表示や購入指定アイテムの登録などに利用できる。
以下、図4に示す、紹介アイテム記録手段の利用者別記録条件概念図と、図5に示す、リモコン装置のLCDによる紹介アイテムの一覧表示画面に基づき、本発明における紹介アイテム記録手段について、さらに詳述する。
本概念図では、利用者a、利用者b、利用者cの三人がシステムにログインし、それぞの利用者IDが取得された場合を示している。そして、演奏された所定の楽曲、A曲,B曲,C曲,D曲のそれぞれ全ての背景映像に通信販売アイテムがPP演出されていると仮定すると、紹介アイテム記録手段は、そのログイン状態(ログインからログアウトまでの間)と演奏時(曲間時は除く)とを比較し、例えば、利用者aのログイン状態がA曲〜D曲の演奏時に亘り、利用者bのログイン状態がC曲とD曲の演奏時に亘り、利用者cのログイン状態がB曲とC曲の演奏時に亘るとした場合、利用者別情報記録部に、利用者aの利用者IDに紐付けしてA曲/B曲/C曲/D曲の紹介アイテムを記録し、利用者bの利用者IDに紐付けしてC曲/D曲の紹介アイテムを記録し、利用者cの利用者IDに紐付けしてB曲/C曲の紹介アイテムを記録する。なお、演奏途中に利用者がログアウトした場合には、その楽曲自体を記録対象としなくても良いが、途中であってもアイテムが紹介された時点で、そのアイテムに限っては記録対象とするように処理しても構わない。
次に、図5は、リモコン装置のLCDによる紹介アイテムの一覧表示画面であり、利用者は、前述したように、そのセンサ方式の操作パネルのGUIを利用し、このGUIによる対話を通じ、紹介アイテムの一覧表示およびその購入システム起動のトリガーとなる通信販売モードのアイコン(図示省略)を利用者IDのアイコンと続けて指定することで、利用者が所望する通信販売アイテムを購入できるように構成している。すなわち、利用者IDが識別された任意の利用者の指示があると、(イ)に示すように、通信販売モードの表示画面が表示される。この表示画面には、通信販売アイテムが組み込まれた背景映像に対応する予約楽曲の演奏時にログインしていた利用者の氏名(d1)や、その利用者別情報記録部に記録された紹介アイテムの一覧(d2)が表示される。なお、本実施例では、紹介アイテムの一覧表示(d2)には、紹介アイテムの商品番号、商品名、通販価格、購入指定フラグなどといった各種の属性情報が、前述したアイテム属性データ記録部から引用されて表示される。
利用者は、この表示画面を見ながら、購入を所望する通信販売アイテムを指定する。この時、デフォルト設定では、当該利用者IDが識別されているが、当該利用者以外の利用者が購入したい場合は、前述した利用者識別用インタフェイスを利用し、デフォルト設定を変更し、その利用者IDを識別させる。そして、購入指定フラグ欄を選択することで、(ロ)に示すように、例えば、購入所望アイテムのフラグ(d3)を立てることで、所望の通信販売アイテムを指定できるように構成される。なお、本実施例では、勿論、購入指定を解除できるようにも構成されている。このようにして購入対象となる通信販売アイテムを最終指定した後に「購入指定」ボタン(d4)を選択すれば、次に、(ハ)に示すような購入確認画面が表示される。
この表示画面には、購入者の氏名(d1)、購入指定アイテムの内容表示(d5)、購入者が支払う合計金額(d6)などが表示される。なお、上記デフォルト設定が変更されている場合には、購入者の氏名(d1)も同様に変更されるように構成されている。また、この表示画面には、利用者が最終的に購入指定を確認したことを示す「購入確認」ボタン(d7)が設けられ、利用者はこのアイコン(d7)を選択することで正式な発注をしたことになる。なお、本実施例では、「購入確認」ボタン(d7)に並列して、利用者が紹介アイテムの一覧表示(d2)を再度見るための「戻る」ボタン(d8)や、購入指定をキャンセルするための「取り消し」ボタン(d9)なども設けられている。
以下、本発明の別の実施例である、図6に示す、カラオケホスト装置を含めた本発明のカラオケシステムのネットワーク構成図、および図7に示す、カラオケホスト装置のブロック構成図に基づき、別の実施例を挙げて、本発明について詳述する。
先ず、図6に示すように、本実施例のカラオケシステム(41)は、複数の上記カラオケ演奏装置(P,P…)と、これら演奏装置(P,P…)にネットワーク通信網(Ni)を介して接続されたカラオケホスト装置(H)を主体としている。具体的には、先ず、カラオケホスト装置(H)は、一般公衆電話回線やADSLあるいは光通信回線などを利用した通信ネットワークを介して各カラオケ演奏装置(P,P…)に接続され、例えば、インターネット(Ni)を利用したカラオケ事業者が管理するVPN(Virtual Private Network)を用い、カラオケホスト装置(H)と各カラオケ演奏装置(P)がルータ(図示省略)を介して接続される。各ルータは、その内蔵するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、各カラオケ演奏装置(P,P…)にIPアドレスを割り当て、それらのMAC(Media Access Control)アドレスと、このIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して通信処理をしている。
そして、図7に示すように、本実施例のカラオケホスト装置(H)は、ホスト装置全体の機能を統括的に制御するための中央制御手段(42)の他、各種データを記憶するためのハードディスク装置(43)、カラオケ演奏装置(P)との各種データのネットワーク送受信を行うための通信インタフェイス(47)などから主に構成され、ハードディスク装置(43)には、上記[実施例1]と同様のアイテム属性記録部(44)、利用者別情報記録部(45)、購入指定アイテム登録部(46)が設けられている。
ネットワーク接続されている所定のカラオケ演奏装置(P)にて、前述したのと同様、背景映像内でPP演出されて紹介された通信販売アイテムにつき、その紹介されたアイテムIDが、その楽曲の演奏時点でログインしている利用者IDがある場合、当該カラオケ演奏装置(P)からは、利用者IDが紐付けされたアイテムIDが電送されてくる。通信インタフェイス(47)が、この電送データを受け取ると、ハードディスク装置(43)に設けられた利用者別情報記録部(45)に、利用者IDが紐付けされて、紹介されたアイテムIDが記録される。なお、本実施例のように、カラオケホスト装置内にアイテム属性データ記録部、利用者別情報記録部、購入指定アイテム登録部が設けられ、一元管理されている場合、必ずしもカラオケ演奏装置内にはこれらを設ける必要はない。
なお、本実施例でも、カラオケホスト装置(H)における購入指定アイテム登録部(46)は、利用者毎の利用者別情報記録部(45)とは独立しており、各利用者の購入指定アイテムをそれぞれの利用者IDに紐付けすることで管理しているが、本発明はこれに限らず、前述したように、利用者別情報記録部(45)に、利用者毎の購入指定アイテム登録部(46)を包含させても構わない。
次に、図8に示す、本発明のカラオケシステムのシステムフロー図に基づき、本発明のシステム全体の動作フローについて詳述する。
先ず、各利用者はIDカード読み取り/書き込み装置を用いてカラオケシステムにログインする(S1)と利用者毎に利用者IDが取得される(S2)。この取得をもって、その後に発生する各個人の操作を識別できる。任意の利用者が楽曲を予約する(S3)と、その予約された楽曲IDに対応するカラオケ楽曲は順次演奏されるが、通信販売アイテムを組み込んだ背景映像に対応する楽曲が演奏された(S4)場合、当該演奏時にログインしている利用者IDを紐付けして所定の利用者別情報記録部に記録される(S5)。
所望のタイミングで任意の利用者が、その記録された通信販売アイテムを一覧表示する旨の指示を出したか否かが判断され(S6)、指示が出された場合には、その利用者に対応した紹介アイテムの一覧が表示される(S7)。指示が出されてない場合には、表示されることはなく、演奏に従い、順次、紹介アイテムが記録されて行く。一覧表示されると、この一覧表示により利用者が購入を所望する通信販売アイテムの購入指定が確認される(S8)。そして、指定が確認された場合には、購入指定アイテム登録部の登録前に購入指定アイテムの最終確認の表示を行う(S10)。一方、指定が確認されなかった場合には、利用者の指示により、あるいは一定時間経過後にデフォルト画面に戻る。そして、指定が確認されると、通信販売アイテムの購入指定の最終確認が判断され(S11)、最終確認がなされた場合、購入指定アイテム登録部への登録が行われる(S12)。一方、最終確認がなされなかった場合には、購入指定アイテムは取り消される(S13)。
購入指定アイテム登録部への登録が行われた(S12)後は、別システムにて利用者別の購入に伴う課金処理や、通信販売業者あるいは自社流通センタへの通信販売アイテムの発注処理が行われる。なお、システムからのログアウトは随時確認される(S9)が、個々の利用者に対し、ログアウトが確認されない状態ではシステム処理は継続され、確認された段階でシステム処理は終了する。また、利用者毎の紹介アイテムについては、ログアウト時に全て消去してもよいが、利用者の消去指示によりこれを消去するように構成し、消去指示がある迄、当該紹介アイテムをカラオケ演奏装置内あるいはカラオケホスト装置内に蓄積しても構わない。
以上、詳述したように、本発明の通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステムによれば、通信販売アイテムが所定のカラオケ背景映像内にPP演出されている場合、その楽曲の演奏時点でログインしている利用者IDを紐付けして、紹介した通信販売アイテムを利用者別情報記録部にそれぞれ記録するため、各利用者への紹介情報を特定でき、利用者毎に記録された通信販売アイテムを一覧表示し、この一覧表示の中から購入を所望する通信販売アイテムが指定された場合、利用者IDを紐付けして所定の購入指定アイテム登録部に登録するため、紹介された通信販売アイテムにつき、各利用者が演奏後に容易に確認できることから、利用者に対する紹介情報を十分活かせると共に、利用者はカラオケを楽しみながら、容易かつ効率的に所望の通信販売アイテムを購入できる。
2,42 中央制御手段
3,43 ハードディスク装置
5 リモコン装置
6 利用者ID取得手段
12 紹介アイテム記録手段
13 紹介アイテム一覧表示手段
14 購入指定アイテム登録手段
19,45 利用者別情報記録部
20,46 購入指定アイテム登録部
22 映像データ
22a 背景映像データ
22b アイテムIDデータ
23,44 アイテム属性データ記録部
H カラオケホスト装置
P カラオケ演奏装置
3,43 ハードディスク装置
5 リモコン装置
6 利用者ID取得手段
12 紹介アイテム記録手段
13 紹介アイテム一覧表示手段
14 購入指定アイテム登録手段
19,45 利用者別情報記録部
20,46 購入指定アイテム登録部
22 映像データ
22a 背景映像データ
22b アイテムIDデータ
23,44 アイテム属性データ記録部
H カラオケホスト装置
P カラオケ演奏装置
Claims (1)
- カラオケ演奏装置、あるいは当該カラオケ演奏装置とネットワーク接続されたカラオケホスト装置とを主体としてなり、利用者ID取得手段と、紹介アイテム記録手段と、紹介アイテム一覧表示手段と、購入指定アイテム登録手段とを有し、カラオケ利用者が所望の通信販売アイテムを購入するためのカラオケシステムであって、
(ア)利用者ID取得手段は、当該カラオケシステムにログインする利用者を特定するための利用者IDを取得し、
(イ)紹介アイテム記録手段は、任意の通信販売アイテムが組み込まれた背景映像に対応する予約楽曲の演奏時、その背景映像内にて紹介された通信販売アイテムの各アイテムIDにつき、当該カラオケ演奏装置にてログインしている利用者IDを紐付けして所定の利用者別情報記録部に記録し、
(ウ)紹介アイテム一覧表示手段は、任意の利用者の指示をもって、当該利用者IDに紐付けされた前記利用者別情報記録部に記録された各アイテムIDに基づき、予め設定されたアイテム属性データ記録部から、それぞれの属性情報を一覧表示し、
(エ)購入指定アイテム登録手段は、前記一覧表示の中から、任意の利用者により購入を所望する通信販売アイテムが指定された場合、当該利用者IDを紐付けして、購入対象となる当該通信販売アイテムを所定の購入指定アイテム登録部に登録する、
を備えてなる通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005371316A JP2007171719A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005371316A JP2007171719A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム |
Publications (1)
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JP2007171719A true JP2007171719A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38298340
Family Applications (1)
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JP2005371316A Pending JP2007171719A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007171719A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055036A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Daiichikosho Co Ltd | 予約待ち行列オーダーシステム |
KR101537667B1 (ko) * | 2014-11-03 | 2015-07-22 | (주)나라소프트 | 프로젝터를 이용한 노래방 시스템 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08194453A (ja) * | 1995-01-18 | 1996-07-30 | Brother Ind Ltd | カラオケ装置 |
JP2001283079A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Sony Corp | 通信サービス方法とその装置、通信端末装置、通信システム、広告宣伝方法 |
JP2005316157A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Daiichikosho Co Ltd | 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム |
JP2005316152A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Daiichikosho Co Ltd | 通信販売アイテム購入機能付きカラオケシステム |
-
2005
- 2005-12-26 JP JP2005371316A patent/JP2007171719A/ja active Pending
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