WO2000073190A1 - Bobine de fil, procede et dispositif de fixation d'une extremite du fil de la bobine de fil et bobinoir de fil - Google Patents

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Description

明 細 書 糸条パッケージ、 その糸端固定方法及び装置、 並びに糸条卷取機 技術分野
本発明は糸条パッケージとその糸端固定方法及び装置に並びに同装置を備えた糸条卷 取機に関し、 より詳しくは、 バンチ卷きを有する糸条パッケージの糸端を確実に固定す る方法及び装置に関する。 背景技術
糸条をボビンに巻き上げた糸条パッケージの糸端を固定する技術として、 従来、 例え ば ソケージ表面に流体ノズルを近接させて糸条を交絡させて糸端を固定する技術(特 開昭 6 3— 5 7 4 7 7号公報) 及びパッケージ表面に糸条を結束する技術 (特開昭 6 3 - 1 7 6 2 7 1号公報) 等が知られている。
しかしながら、 上記従来技術においては、 前者の場合、 流体によって糸条を交絡させ ているためその止着力が弱く、 パッケージを運搬中に交絡部が外れてパッケージの搬送 経路上に糸端を引き回す可能性があった。 また、 後者の場合、 糸条を結束するには糸条 の把持手段や結束装置が必要となるため装置が複雑となり、 設備が煩雑又は高価になる という問題があった。
そこで、 本発明は、 バンチ卷きを有するパッケージにおいてその糸端を簡素な手段を 用いてパッケージ外層に確実に固定することにより、 低コストで確実な糸端固定装置及 び糸条卷取機を提供することを目的とする。 発明の開示
上記課題を解決するために、 本発明の糸条パッケージは、 バンチ卷きを有する糸条パ ッケージにおいて、 前記バンチ卷きを押え込む糸端固定部材を前記パッケージに取り付 けてその糸端を固定したことを特徴とする。 これにより、 糸端がパッケージの外層に強 固に固定された糸条パッケージとなる. なお、 本明細書において 「ファスナー」 とは、 バンチ卷きを押え込むことができる部材ならば何でも良く、 糸条パッケージのバンチ卷 き部分に打ち込まれる針状のものが好ましいが、 糸端を 1箇所で固定するが所定の剥離 力で剥離可能な他の固着部材であってもよい。
また、 本発明の糸条パッケージの糸端固定方法は、 バンチ卷きを有する糸条パッケ一 ジにおいて、 前記バンチ卷きを押え込むファスナーを前記パッケージに打ち込み、 糸端 を固定することを特徴とする。 これにより、 設備が煩雑ではなく設備費も低コストで/ バンチ卷きを有するパッケージにおいて該パッケージの糸端が該パッケージの外層に強 固に固定されている糸条パッケージを得ることができる
また、 本発明の糸条パッケージの糸端固定装置は、 パンチ巻きを有する糸条パッケー ジにおいて、 前記バンチ卷きを押え込むファスナーと、 前記ファスナーをパッケージ表 面に打ち込むファスナー打ち込み手段と、 前記ファスナー打ち込み手段を該ファスナー 打ち込み手段が前記ファスナーをパッケージ表面に打ち込むことができるよう前記バン チ卷きに接近させ又は前記バンチ巻きから退避させる移動手段と、 を備えたことを特徴 とする。 これにより、 糸端固定装置は、 ボビンホルダ一に巻き上げられたパッケージに 対して近接又は接触し、 ファスナーを打ち込み、 パッケージから退避することによって 卷き上げたパッケージに糸端を固定することができる。
さらに、 本発明に係る糸条卷取機は、 上記糸条パッケージの糸端固定装置と、 該糸端 固定装置の近傍で糸条パッケージを保持及び回転させることができるボビンホルダと、 を備えたことを特徴とする。 これにより、 糸端を固定する対象である糸条パッケージと 糸端固定装置との距離を短くすることができ、 糸条パッケージの糸端固定の作業時間を 短縮することができる。 また、 設備の大型化及び煩雑化を防ぐことができる。
さらに、 請求項 5に記載のように、 前記ボビンホルダーの停止を確認して前記ファス ナ一打ち込み手段及び前記移動手段を作動させると、 パッケージの自動卷取りと連動し た確実な糸端固定ができる。
また、 請求項 6に記載のように、 前記卷取械のボビンホルダーの先端近傍に糸端を切 断する切断手段を配設することにより、 パッケージに打ち込んだファスナーの位置から 糸端が長く垂れ下がつている場合、 一定の長さ以下に短く切断することができる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の一実施形態に係る糸端固定方法を施した糸条パッケージの斜視図で ある。
図 2は、一実施形態におけるバンチ卷きを固定するためのファスナーの正面図である。 図 3から図 5は、 一実施形態に係る糸端固定装置を搭載した夕一レット型自動切替巻 取機の正面図であり、 その作動を示すものである。
図 6は、 図 3の矢印 Aの向きに見た本実施形態に係る糸端固定装置を搭載した夕一レ ット型自動切替巻取機の側面図である。
図 7は、 一実施形態に係る糸端固定装置を搭載したターレツト型自動切替卷取機の要 部正面図である。
図 8は、 一実施形態に係る糸端固定装置を搭載したターレツト型自動切替卷取横の要 部斜視図である。
図 9は、 一実施形態におけるファスナーフィード部の断面図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、 図 1及び図 2を用いて本実施形態に係る糸端固定方法について説明する。
図 1は本発明の糸端固定方法を施した糸条パッケージの斜視図である。 また、 図 2は バンチ卷きを固定するためのファスナーの正面図であり、 図 2 ( a ) 、 図 2 ( b ) 及び 図 2 ( c ) はそれそれファスナーの異なった実施例を示す。
まず、 その糸条パッケージについて説明する。
図 1において、 1は糸条を卷き取るためのボビン、 2はボビン 1上に糸条を巻き取つ た糸条パヅケージであり、 糸条パヅケージ 2にはファスナー 4が打ち込まれている。 3 は糸条パッケージ 2の外周の端面近傍に巻かれたパンチ巻き、 4はバンチ卷き 3を押さ えるファスナー (糸端固定部材) 、 5は糸条パッケージ 2の糸端である。 ファスナー 4 は、図 2に示すように糸条パッケージに打ち込まれる先端がとがった打ち込み部 4 aと、 バンチ卷きを押さえる押さえ部 4 bとを備えている。 ファスナー 4にこの押さえ部 4 b があるので (図 2参照) 、 糸条パッケージ 2に打ち込まれたファスナー 4はパンチ巻き 3を押え込む。 このため、 糸端 5も図のように固定される。
ファスナー 4は、 図 2 ( b ) 及び図 2 ( c ) に示すように、 糸条パッケージに軽く打 ち込んで、 打ち込んだファスナーのがたつきを防ぐがたつき防止部 4 cを備えていても よいし、 本図には示してないが、 糸条パッケージから抜き取る作業を容易にするための 取っ手を取り付けてもよい。 もちろん、 形状は図示したものに限定されず、 市販のホッ チキス用ファスナーのようなものも使用可能である。 また、 ファスナー 4はプラスチッ クで成形したものでもよいし、 金属であってもよい。
次に、 図 3〜図 9用いて本発明の一実施形態に係る糸条パッケージの糸端固定装置及 び糸条巻取機について説明する。
図 3〜図 5は本実施形態に係る糸端固定装置を搭載したタ一レッ ト型自動切替卷取機 の正面図であり、 図 6は図 3の矢印 Aの向きに見た本実施形態に係る糸端固定装置を搭 載した夕一レツ ト型自動切替巻取機の側面図である。 図 7は本実施形態に係る糸端固定 装置を搭載した夕一レツ ト型自動切替巻取機の要部正面図である。 図 8は本実施形態に 係る糸端固定装置を搭載した夕一レツ ト型自動切替卷取機の要部斜視図であり、 図 9は 本実施形態におけるファスナーのフィード装置の断面図である。
まず、 その構成について説明する。
図 3において、 1 1はべ一ス 1 2に支持された糸条卷取機本体、 1 3は卷取機本体 1 1に回動自由に支持され、図示していないモータによって回転する夕一レツトテ一ブル、 1 4、 1 5はターレヅトテ一ブル 1 3にそれそれ回転自在に支承されたボビンホルダ一、 1 6、 1 7はボビンホルダ一 1 4、 1 5にそれそれ 2本ずつ装着 (2エンド巻き) され たボビン、 1 8はボビンホルダー 1 5に装着したボビン 1 7上に巻き取った糸条パヅケ —ジ、 1 9は図示していないスライ ドブロックに突設したフレーム、 2 0はフレーム 1 9に回転自在に支持されボビンホルダ一 1 4に所定の接圧で当接する巻取り駆動用のコ ンタクトロ一ラ、 2 1はコン夕ク トロ一ラ 2 0に平行となるように卷取機本体 1 1 1に 支持された図示していないスライ ドブロヅクに突設したトラバース装置である。
また、 2 2は巻き込み防止用のカバ一で、 夕一レッ トテーブル 1 3が回転したとき糸 条パヅケージ 1 8が接触しない退避位置に退避できるよう、 ブラケヅト 2 3に支持した 軸受け 2 2 aによって摇動自在に支持されている。 2 4はカバ一 2 2に配設した支点 2 4 aから懸下する状態でほぽボビンホルダ一の全長に渡って取り付けられたアーム、 2 4 bはアーム 2 4に一体的に取り付けたレバ一、 2 8はカバー 2 2に取りつけたブラケ ヅ トである。
2 5は、 ボビンホルダ一に巻き取られる 2個の糸条パヅケージ 1 8のパンチ巻き形成 位置に対応して (図 6参照) 、 アーム 2 4にそれぞれ配設されたフィード装置である。 これらフィード装置 2 5には、 ファスナー 4をフィードするフィード部 2 5 aと、 ファ スナ一 4を打ち出すフィード開口 2 5 bと、 ファスナー 4をフィード開口 2 5 bから打 ち出して糸条パッケージに押し込むシリンダ一 2 6とが設けられている。 また、 2 7は エア一シリンダーであり、 その一端はロッ ド 2 7 a、 ジョイント 3 0、 ピン 3 1を介し てレバ一 2 4 bに取り付けられていて、 他端はピン 2 9を介してブラケッ ト 2 8に取り 付けられている。
また、 3 8は卷取機の前方に配設された糸端を切断する切断手段であるニクロム線ヒ —夕、 3 8 aはニクロム線ヒータ 3 8の取付けブラケットである。
次に、 ファスナーが糸条パッケージに打ち込まれる工程を中心に、 その作用について 説明する。
ボビンホルダー 1 5に装着したボビン 1 7に対し、 コンタクトローラ 2 0による卷取 り駆動で糸条が所定量巻き取られると、 タ一レッ トテ一ブル 1 3が回転し、 パッケージ の切替え作業がなされる。 このとき、 カバ一 2 2及びフィード装置 2 5は、 それそれ図 3に示すように、 切替え作業の妨げにならないようにそれそれ控えの位置にある。
上記の切替えが完了すると、 図 4に示すように、 カバ一 2 2が図示しないシリンダー によって支点 2 2 aを中心に揺動されボビンホルダー 1 4とボビンホルダ一 1 5の間に 挿入される。 このとき、 フィード装置 2 5は依然控えの位置にある。
そして、 ボビンホルダ一 1 5が図示しない制動装置によって停止すると、 ボビンホル ダ一の停止は周知の手段によって確認される。 その停止確認の指令によって、 ロッド 2 7 aがシリンダー 2 7に引き込まれ、 アーム 2 4は支点 2 4 aを中心に図 5の位置に摇 動し、 フィード閧ロ 2 5 bは糸条パッケージ 1 8のバンチ卷きの部分に接触し、 ファス ナー 4がフィ一ド開口 2 5 bから糸条パヅケージ 1 8のバンチ卷き部分に打ち込まれる。 糸条パッケージ 1 8のバンチ卷き部分にファスナー 4が打ち込まれると、 ロッド 2 7 aがシリンダー 2 7から押し出され、 フィード装置 2 5は図 4に示す控えの位置に復帰 する。
そして、 図 6に示すように、 卷取機本体 1 1側から図示していない押し出し装置によ つて糸条パヅケージ 1 8は押し出され、 ボビンホルダー 1 5から抜きとられる。 ここで、 糸条パッケージ 1 8が卷取機の前方に配設されたニクロム線ヒ一夕 3 8の上を通過する 際、糸条パッケージ 1 8に打ち込んだファスナー 4の位置から糸端が長く垂れ下がつてお り、 該糸端がニクロム線ヒータ 3 8に接触する場合は、 該糸端はニクロム線ヒー夕 3 8 の熱により切断される。
最後に、 糸条パヅケージ 1 8が抜き取られると、 カバ一 2 2は図 3に示す控えの位置 に復帰して、 ボビンホルダ一 1 5に新しいボビンが挿入される。 次に、 図 7及び図 8を用いてァ一厶 2 4の動き等について詳述する。
図 7において、 前述したようにシリンダー 2 7の一端はロッド 2 7 a、 ジョイント 3 0、 ピン 3 1を介してレバ一 2 4 bに取り付けられていて、 他端はピン 2 9を介して力 バ一2 2に固定されたブラケッ ト 2 8に取り付けられている。 したがって、 シリンダー 2 7に圧空が供給され、 ロッド 2 7 aがシリンダ一 2 7に引き込まれると、 アーム 2 4 は支点 2 4 aを中心に揺動するので、 アーム 2 4に取り付けられたフィード装置 2 5も 揺動し、 フィード開口 2 5 bが糸条パッケージ 1 8のバンチ卷きの部分に接触する。 そ して、 ファスナー 4がフィード開口 2 5 bから糸条パッケージ 1 8のバンチ卷き部分に 打ち込まれる。 また、 シリンダー 2 7に圧空が供給され、 ロッド 2 7 aがシリンダー 2 7から押し出されると、 アーム 2 4は控えの位置に復帰する。 本実施形態においては、 支点 2 4 aとピン 3 1との距離は、 支点 2 4 aとフィード開口 2 5 bまでの距離より非 常に短いので、 ロッド 2 7 aの伸縮が比較的小さくても糸条パッケージ 1 8に対してフ イード開口 2 5 bを大きく変化させることが可能である。
また、 本実施形態では、 前述したようにボビンホルダ一にボビンが 2本ずつ装着 (2 エンド卷き) され、 それぞれに糸条パッケージ及びバンチ卷きが形成される。 そのため、 図 8に示すように、 フィード装置 2 5は、 ァ一ム 2 4上においてそれぞれの糸条パヅケ 一ジのバンチ卷き部分に接触する位置に、 合計 2箇所取り付けられている。
次に、 図 9を用いてファスナ一フィ一ド部について詳述する。
図 9において、 2 5 cはフィード部 2 5 aに成形されたスリッ ト、 3 2はフィード部 2 5 aに装着したファスナー 4を下方へ押圧するためのウェイ ト、 3 2 aはウェイ ト 3 2に設けた取っ手である。 シリンダー 2 6について説明すると、 3 7は本体、 3 4は本 体 3 7の内部に係合したビストン、 3 3はビストン 3 4の先端に固着されたファスナー 4を押し出すためのプレート、 3 5、 3 6は 0リング、 3 7 a、 3 7 bは圧空が供給さ れるポートである。
フィード部 2 5 aには複数のファスナー 4を整列して装着し、 前記フィード部 2 5 a に揷入したファスナー 4を下方へ押圧するための所定重量のウェイ ト 3 2が付加されて いる。 また、 フィード部 2 5 aにはスリッ ト 2 5 cが成形され、 ウェイ ト 3 2に設けた 取っ手 3 2 aが突出しているので、 取っ手 3 2 aを用いることによってウェイ ト 3 2を 持ち上げ、 フィード部 2 5 aにファスナー 4を供給することができる。
なお、 本実施形態では、 ファスナー 4を押圧するためにウェイ トを用いたが、 スプリ ング又はシリンダ一等の他の加圧手段であってもよい。
フィード部 2 5 aには図のようにシリンダー 2 6が止着され、 本体 3 7の内部にはピ ストン 3 4が係合している。 3 7 bに圧空が供給されるとピストン 3 4が図 9 ( b ) の 位置に移動する。 このとき、 ピストン 3 4の先端には、 ファスナー 4を押し出すための プレート 3 3が固着されているので、 ビストン 3 4の作動によってファスナーをフィ一 ド閧ロ 2 5 bから糸条パッケージに打ち込む。 また、 3 7 aに圧空が供給されるとビス トン 3 4、 プレート 3 3は再び図 9 ( a ) の位置に移動する。 そして、 ウェイ ト 3 2に より新たなファスナー 4が再びフィード開口 2 5 bに供給される。
本実施形態では、 フィード装置 2 5を巻き込み防止用のカバ一 2 2に取り付けたが、 ベース 1 2または機枠 1 1に別に配設したアームに取り付け、 糸条パッケージに対して 退避可能としてもよい。 また、 本実施形態では、 フィード装置 2 5を図 3における卷取 機の右側に取り付けたが、 もちろん左側に取り付けてもよい。 また、 本実施形態では、 2本のシリンダ一2 7と 2 6によってアーム 2 2の揺動、 ファスナー 4の打ち込みをし たが、 シリンダーを 1本にしてアーム 2 2の揺動とファスナー 4の打ち込みをするよう にすることもできる。
さらに、 本実施形態では、 ファスナー 4を打ち込む場所を 1個の糸条パッケージに 1 ケ所としたが、 糸条パッケージを回転させて複数箇所打ち込むようにしてもよいし、 複 数箇所フィード装置 2 5を配設して複数箇所打ち込んでもよい。
なお、 本実施形態では、 ターレッ ト型自動切替え卷取機について説明したが、 もちろ ん本発明は 1本のボビンホルダ一を有する糸条卷取機にも適用できる。 産業上の利用可能性
パンチ巻きを押え込む糸端固定部材を前記パッケージに取り付け、 糸端を固定する。 したがって、 バンチ卷きを有する糸条パッケージにおいて、 その糸端を該糸条パッケ一 ジの外層に確実に固定することができる。 糸条の吸引装置や結束機が不要なため装置構 成が簡単で低コストな卷取設備を提供することができる。
また、 糸条パッケージにファスナーを打ち込みバンチ卷きを固定するため、 該 糸条パッケージの糸端は強固に固定され搬送工程において外れることがない。

Claims

請 求 の 範 囲
1. パンチ巻き (3) を有する糸条パッケージ (2 ) において、 前記パンチ巻き (2) を押え込む糸端固定部材 (4) を前記パッケージ (2 ) に取り付け、 糸端 (5) を固定 したことを特徴とする糸条パッケージ。
2. 糸条パッケージ (2) の外層にパンチ巻き (3) を形成する際、 前記バンチ卷き (3) を押え込むファスナー (4) を前記パッケージ (2) に打ち込み、 糸端 (5) を 固定することを特徴とする糸条パッケージの糸端固定方法。
3. バンチ卷き (3) を有する糸条パッケージ (2) の前記パンチ巻き (3) を押え 込むファスナー (4) と、 前記ファスナー (4) をパッケージ表面に打ち込むファスナ 一打ち込み手段(2 5)と、前記ファスナー打ち込み手段(2 5)が前記ファスナー(4) ) をパヅケージ表面に打ち込むことができるよう該ファスナー打ち込み手段 (2 5) を前 記パンチ巻きに接近させ又は前記パンチ巻きから退避させる移動手段 (2 7) と、 を備 えたことを特徴とする糸条パッケージの糸端固定装置。
4. 請求項 3に記載の糸条パッケージの糸端固定装置と、 該糸端固定装置の近傍で糸 条パッケージを保持及び回転させることができるボビンホルダ ( 1 5) と、 を備えたこ とを特徴とする糸条卷取機。
5. 前記ボビンホルダ一の停止を確認したときに前記ファスナー打ち込み手段及び前 記移動手段が作動することを特徴とする請求項 3に記載の糸条パッケージの糸端固定装 置。
6. 前記ボビンホルダ一の先端近傍に糸端を切断する切断手段 (38) を配設したこ とを特徴とする請求項 4に記載の糸条卷取機.
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