WO1998021941A1

WO1998021941A1 - Engrenage de champ pour cylindre d'enroulement

Info

Publication number: WO1998021941A1
Application number: PCT/JP1997/004238
Authority: WO
Inventors: Yasuhiro Hitomi
Original assignee: Shimano Inc.
Priority date: 1996-11-22
Filing date: 1997-11-20
Publication date: 1998-05-28
Also published as: CN1191752C; DE69723690T2; EP0898884B1; KR19990081871A; JPH10150889A; US6095008A; EP0898884A1; DE69723690D1; TW358708B; EP0898884A4; KR100471572B1; CN1213268A

Description

明細書スピニングリールのフェースギア

技術分野

本発明は、フェースギア、特に、スピニングリールのハンドル軸に設けられるフェースギアに関する。

背景技術

一般にスピニングリールは、リール本体と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、ロータの前方に設けられ外周に釣り糸が卷き付けられるスプ一ルとを有している。ロータは、スプール軸の外周側に設けられたピニオンギアと一体回転する。スプールは、ピニオンギアに嚙み合う中間ギアにより駆動されるレベルワインド機構により前後に往復移動する。このピニオンギアは、ピ二オンギアと直交するハンドルの回転軸（ハンドル軸）に設けられたフェースギア（マスタ一ギア）に嚙み合い、ハンドルの回転により回転する。このフェースギアは、通常ハンドル軸と一体で形成されている。このハンドル軸を含めたフェーズギアを強度を維持して安価に製造するために、従来、亜鉛合金が素材として比較的広く使用されている。

一般にスピユングりールでは、キャスティング性能を高めるために軽量化を図ること力 ^重要である。また、寿命を延ばすためには耐蝕性を向上させることも重要である。しかし、前記従来のフヱースギアでは、素材に比較的比重が大きく耐蝕性が劣る亜鉛合金を用いているので、重量が重くなり、軽量化を図りにくく、かつ耐蝕性を向上させることも困難である。

そこでフェースギアの軽量化を図るために、フェースギアの素材としてアルミニゥム合金を使用し、また耐蝕性を向上させるためにフエ一スギアの素材としてステンレス合金を使用することが考えられる。し力、し、アルミニウム合金は、亜鉛合金に比べて強度が劣るとともにダイキャスト成形等の行う場合の製作精度が劣るため、アルミニウム合金をフェースギアの素材として用いると、フェースギアの歯部分の強度や精度が低下する。また、ステンレス合金は亜鉛合金に比べて強度は向上する力加工性が悪いとともに射出成形することが一般的に困難であるため、精度を向上させること力 ^?難しく、ステンレス合金を使用するとフニースギアの歯部分の精度が低下しやすい。

本発明の目的は、フェースギアの強度や精度を維持して軽量化を図ることにある。

本発明の別の目的は、フエースギアの強度や精度を維持して耐蝕性の向上を図ることにある。

発明の開示

発明 1に係るスピニングリ一ルのフェースギアは、スピニングリ一ルのハンドル軸に設けられるギアであって、円板部と、円板部の周部に円板部と異なる材料で形成された歯部とを備えている。このフェースギアでは、嚙み合い部分となる歯部が円板部と別材料で形成されているため、円板部を軽量な材料ゃ耐蝕性がある材料で製造し、歯部を精度や強度を維持可能な材料で製造することで、フニ一スギアの強度や精度を維持して軽量化や耐蝕性の向上を図ることができる。

発明 2に係るスピニングリールのフニ一スギアは、発明 1に記載のギアにおいて、ハンドル軸が円板部と一体で形成されている。この場合には、ハンドル軸と円板部とがー体であるので、部品点数が減少し、加工コスト及び組立コストカ ^s低減する。

発明 3に係るスピニングリ一ルのフェースギアは、発明 1又は 2に記載のギァにおいて、円板部の材質はアルミニウム合金又はステンレス合金であり、歯部の材質は亜鉛合金又は合成樹脂である。この場合には、円板部の軽量化又は耐蝕性の向上を図れ、かつ亜鉛合金や高強度の合成樹脂製の歯部の精度及び強度を維持できる。

凳明 4に係るスピニングリールのフェースギアは、発明 1から 3のいずれかに記載のギアにおいて、歯部は、円板部の周部にアウトサ―ト成形により形成される。この場合には、歯部と一体で成形するとその重みや肉厚によって歪みや反り力 ^s生じゃすい円板部を別途製作し、それを母材にして歯部をアウトサ一ト成形できるので、歯部の精度がさらに高くなり、嚙み合い精度を向上させることができる。

図面の簡単な説明

第 1図は、本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの側面部分断面図であり、第 2図はその背面部分断面図、第 3図はマスターギアの正面図、第 4図はマスターギアの半截断面図、第 5図は制動部の要部拡大断面図である。発明を実施するための最良の形態

〔全体構成〕

図 1に示す本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、ハンドル 1 を備えたリール本体 2と、リール本体 2の前部に回転自在に支持されたロータ 3と、ロータ 3の前部に配置され釣り糸を巻き取るスプール 4とを倔えている。

リール本体 2はボディ 2 aを有しており、その上部にはスピニングリールを釣り竿に取り付けるための取付部 2 bが形成されている。取付部 2 bの上面は釣り竿に密着する装着部 2 cとなっている。ボディ 2 aの内部には、ロータ 3 を回転させるためのロータ駆動機構 5と、口一タ 3を制動するためのロー夕制動機構 6と、スプール 4を回転軸芯 Xに沿って前後方向に移動させてスプール 4に釣り糸を均一に卷き取るためのレベルワインド機構 7と力 ^f設けられている。

ロータ 3は、円筒部 3 aと、円筒部 3 aの側方に互いに対向して設けられた第 1アーム部 3 b及び第 2アーム部 3 cとを有している。円筒部 3 aの前壁 3 dの中央部には貫通孔 3 eを有するボス部 3 f が形成されている。この貫通孔 3 eにスプール軸 8及びピニオンギヤ 1 2 (後述）力 ^s貫通している。第 1ァーム部 3 bの先端部と第 2アーム部 3 cの先端部との間には、揺動自在にベール 9が設けられている。

スプール 4は、 D タ 3の第 1アーム部 3 bと第 2アーム部 3 cとの間に配置されており、スプール軸 8の先端に装着されている。スプール 4は、外周に釣り糸が卷かれる糸卷き胴部 4 aと、糸卷き胴部 4 aの後部に一体成形されたスカ一ト部 4 bと、糸卷'き胴部 4 aの前端に固定されたフランジ部 4 cとを有している。スプール軸 8は、レベルワインド機構 7により前後方向に移動可能あ。

ロータ駆動機構 5は、ハンドル 1が固定されたハンドル軸 1 0と、ハンドル軸 1 0と一体で回転するフェースギアを用いたマスタ一ギヤ 1 1と、このマス夕一ギヤ 1 1に喃み合うピニオンギヤ 1 2とを有している。

ノヽンドル軸 1 0は、図 2に示すように、リール本体 2のボディ 2 aの左右方向に配置されており、軸受 1 3 a， 1 3 bにより回転自在に支持されている。ハンドル軸 1 0にはマスタ一ギア 1 1がー体で形成されている。ハンドル軸 1 0の中心部には、ハンドル 1から延びる正方形断面の軸体 1 4が回転不能に揷入されている。この軸体 1 4は、ボディ 2 aの側面に装着されたキャップ 1 5 から延びる止めネジ 1 6により固定されている。この構成によりハンドル 1が着脱自在になり、かつリール本体 2の左右いずれにも配置できる。

マスターギア 1 1は、図 3及び図 4に示すように、ハンドル軸 1 0と一体で形成された円板部 1 1 aと、円板部 1 1 aの周部に円板部 1 1 aと異なる素材で形成された歯部 1 1 bとを有している。円板部 1 1 aの素材としては、軽量ィ匕を図るためにはアルミニウム合金を用いればよい。また、耐食性の向上を図るためにはステンレス合金を用いればよい。歯部 1 1 bの素材としては、強度や精度を維持するために、亜鉛合金や、ポリアセタール，ナイロン樹脂等のいわゆるエンジニアリングプラスチックと呼ばれる高強度の合成樹脂を用いればよい。円板部 1 1 aの周部には、周方向に間隔を隔てて半円状の凹部 1 1 cが形成されており、歯部 1 1 bの先端にはフェースギアとなる歯 1 1 dが形成されている。この凹部 1 1 cを形成することで、円板部 1 1 aと歯部 1 1 bとの密着性が向上し、円板部 1 1 aから歯部 1 1 bに回転力力 s確実に伝達される。歯部 1 1 bは、円板部 1 1 aの周部に、円板部 1 1 aを基材としてァゥトサート成形により体的に形成されている。ピニオンギヤ 1 2は筒状に形成されており、ハンドル軸 1 0の下方にハンドル軸 1 0と直交する前後方向沿って配置されている。ピニオンギア 1 2の前部 1 2 aはロータ 3中心部を貫通してスブール 4側に延びている。

ロータ制動機構 6は、図 1に示すように、制動部 2 0と、制動部 2 0を制動状態に保持するための制動保持部 2 1 とを有している。制動保持部 2 1は、ボディ 2 aに揺動自在に支持された揺動レバ一 2 2を有している。揺動レバ一 2 2は、後述する制動レバー 3 0を制動位置と制動解除位置との間で切換可能であり、かつ制動位置で制動レバー 3 0を保持可能である。

制動部 2 0は、ボディ 2 aに揺動自在に支持された制動レバー 3 0と、制動レバー 3 0により制動される制動部本体 3 1と、制動部本体 3 1をロータ 3の糸操り出し方向の回転にのみ連動して回転させるワンウェイクラッチ 3 2とを有している。

制動レバ一 3 0は、ボディ 2 aと取付部 2 bとの境界部分において、ボディ 2 aに 3έ持軸 3 3により揺動自在に支持されており、かつ図示しない付勢部材により図 1の反時計回りに付勢されている。制動レバ— 3 0は、支持軸 3 3から湾曲して斜め上方に延びる操作レバー部 3 0 aを有しており、支持軸 3 3から湾曲して斜め下方に延びる先端には、制動作用部 3 0 bが設けられている。操作レバ一部 3 0 aの先端は装着部 2 cの近傍に配置されている。

制動部本体 3 1は、図 5に示すように、ロータ 3の内周側にロータ 3と同芯に配置された制動円筒 4 0と、制動円筒 4 0を揺動自在かつ回動不能に支持する回転円筒 4 1 と、ボディ 2 aに取り付けられた制動シュ一 4 2とを有している

制動円筒 4 0は有底円筒形状であり、その外周面 4 0 aの先端が制動シユー 4 2と制動レバー 3 0の制動作用部 3 0 bとの間に配置される。制動円筒 4 0 は、その中心部に内方に折れ曲がった支持面 4 0 cを有している。支持面 4 0 cは、円筒形状である。制動円筒 4 0の底面 4 0 bには、十字状の係合溝 4 3 力 f形成されている。この係合溝 4 3は支持面 4 0 cの端部まで延びている。回転円筒 4 1は、前端がワンウェイクラッチ 3 2によってロータ 3の糸橾り出し方向の回転には一体で回転し、卷取時にはロータ 3の回転力が作用しないように支持され、後端が軸受 4 によってボディ 2 aに回転自在に支持されている。回転円筒 4 1の中間部外周には、支持面 4 0 cを支持するための自在継手部 4 5が設けられている。自在継手部 4 5は、回転円筒 4 1にねじ込まれ外周面に球面の一部が形成された回転リング部 4 5 aと、回転リング部 4 5 aの周面から十字状に外方に突出する円柱状の 4つの係合突起 4 5 bとを有している。この係合突起 4 5 bが係合溝 4 3に係合しかつ支持面 4 0 cが回転リング部 4 5 aに支持されることで、制動円筒 4 0が回転円筒 4 1に回転不能かつ摇動自在に支持される。

回転リング部 4 5 aの両側には、 1対のバネ受けリング 4 6力接触して配置されている。右側のバネ受けリング 4 6と軸受 4 4との間及び左側のバネ受けリング 4 6とワンウェイクラッチ 3 2との間には、制動円筒 4 0の先端を、制動シユー 4 2と制動レバ— 3 0の制動作用部 3 0 bとに接触しない所定の姿勢に維持するための円錐コイルパネ 4 7が圧縮状態で配置されている。

このように、制動円筒 4 0が回転不能かつ摇動自在に回転円筒 4 1に支持されているので、制動レバ一 3 0により制動をかけたときには制動円筒 4 0が図 2に 2点鎖線で示す位置に傾く。しカゝし、 ^動円筒 4 0が回転円筒 4 1に揺動自在に支持されているので制動時に回転円筒 4 1ゃピニオンギヤ 1 2に曲げモーメントカ ^作用せずこれらがコゼにくくなり、ロータ 3の回転に影響を及ぼさず回転が重くなりにくレ、。

ワンウェイクラッチ 3 2は外輪遊転型のものであり、ロータ 3の円筒部に外輪が固定され、回転円筒 4 1の先端外周に内輪が固定されている。このワンウェイクラッチ 3 2は、ロータ 3が糸繰り出し方向に回転したときのみその回転力を回転円筒 4 1に伝達する。このため、ロータ 3が糸繰り出し方向に回転すると回転円筒 4 1が回転して制動機構 6による制動が可能になる。一方、ロータ 3が糸卷取方向に回転すると、回転円筒 4 1は回転せず、ロータ制動機構 6による制動はできない。

レベルワインド機構 7は、図 1及び図 2に示すように、スプール 4の中心部に固定されたスプール軸 8を前後方向に移動させてスプール 4を同方向に移動させるための機構である。レベルワインド機構 7は、スプール軸 8の下方に配置された螺軸 5 1と、螺軸 5 1に沿つて前後方向に移動するスライダー 5 2 と、螺軸 5 1の先端に固定された中間ギア 5 3とを有している。螺軸 5 1は、スプール軸 8と平行に配置されており、ボディ 2 aに回転自在に支持されている。また、螺軸 5 1の外周部には螺旋状の溝 5 1 aが形成されている。スライダ一 5 2にはスプール軸 8の後端が固定されている。また、中間ギア 5 3はピ二オンギア 1 2に嚙み合っている。

〔リールの操作及び動作〕

キャスティング時には、ベール 9を糸開放姿勢側に倒し、釣り竿を振り出すことにより、スプール 4の外周に巻かれた釣り糸が繰り出される。

釣り糸巻き上げ時には、ベール 9を糸卷取姿勢に戻す。この状態でハンドル 1を回転させると、この回転力はハンドル軸 1 0、マスタ一ギヤ 1 1を介してビニオンギヤ 1 2に伝達される。このマスターギア 1 1からピニオンギア 1 2 への回転力の伝達時に、マスタ—ギア 1 1の歯部 1 1 bは従来と同様の亜鉛合金や高強度の合成樹脂を使用しているので、強度や精度は維持される。また、円板部 1 1 aは、アルミニウム合金又はステンレス合金を使用しているので、軽量化又は耐蝕性の向上を図ることができる。ピニオンギヤ 1 2に伝達された回転力は、ピニオンギヤ 1 2の前部 1 2 aを介して α—タ 3に伝達される。このとき、ロータ 3は、糸卷取方向に回転するので、この回転力は、前述したようにワンウェイクラッチ 3 2により回転円筒 4 1には伝達されない。また、ピニオンギヤ 1 2が回転すると中間ギヤ 5 3によりその回転がレベルワインド機構 7に伝達され、スプール軸 8力前後方向に往復移動する。

ロータ 3を逆転させて魚とやりとりするときには、揺動レバー 2を左 4 5 度に揺動させて制動解除状態にする。すると、制動レバー 3 0が図示しない付勢部材によって制動解除位置まで復帰する。この状態で制動レバー 3 0を操作し魚とのやりとりを行う。釣り糸が魚により引かれてロータ 3力逆転すると、前述したように、その回転力がワンウェイクラッチ 3 2を介して回転円筒 4 1 に伝達され、さらに自在継手部 4 5を介して制動円筒 4 0に伝達され、制動円筒 4 0がロータ 3と一体で回転する。そして、制動レバ一 3 0を図 1の矢印 A と逆方向に揺動すると、制動作用部 3 0 bが制動円筒 4 0の外周面 4 0 aの先端内周を押圧し、制動円筒 4 0を図 5に 2点鎖線で示す位置に傾け、外周面 4 0 aの先端外周を制動シュ一 4 2に圧接する。この結果、逆転するロータ 3に制動力が作用する。

この制動レバ一 3 0に加える力を加減することで制動力を調整して口一タ 3 の逆転量を任意に調整できる。また、このとき、制動円筒 4 0が回転円筒 4 1 に自在継手部 4 5により揺動自在に支持されているので、ピニオンギヤ 1 2にそれをコゼょうとする力が作用せず、ロータ 3の回転が重くなることがない。また、夕輪遊転型のワンウェイクラッチ 3 2を用いているので、ロータ 3の回転が逆転して高速回転しても、高速回転するほど制動開始時の動作が安定する。

釣り場を移動するときやリールを TOするときには、揺動レバ一 2 2を左 4 5度から右 4 5度に揺動させて、制動レバー 3 0を制動位置に摇動する。〔他の実施形態〕

( a ) 上記実施形態では、マスタ—ギア 1 1の円板部 1 1 aをアルミニゥム合金又はステンレス合金、歯部 1 1 bを亜鉛合金又は高強度の合成樹脂製とした力本発明はこれに限定されるものではなく、円板部 1 1 aに軽量化と耐蝕性の向上とを図るためにチタン合金等の軽量でかつ耐蝕性が高い金属を用いてもよレ。また、歯部 1 1 bに強度及び精度を維持しやすい他の合金を用いてもよレ、。

( b ) 上記実施形態では、マスターギア 1 1とハンドル軸 1 0とを一体ィ匕した力 \ 別体にしてもよい。

( c ) 本発明は制動レバー付のスピニングリールのフェースギアに限定されるものではなく、フロントドラグ型又はリァドラグ型のスピニングリールゃ他のスピニングリールにも適用できる。

( d ) 歯部は切削加工により製作されてもよい。その切削加工は円板部との接合前でも接合後でもよい。

( e ) 成形によって形成された歯部を、成形後にピニオンカッターと呼ばれる工具で歯形修正してもよい。なお、一般的にはピニオンカッターとは、嚙み合い相手のビニオンギアと同一形状をしたものを用い、カッターの喃み合い位置を正規の位置からずらすことによってフェースギアの表面にクラウニング、あるいはレリービングと呼ばれる歯形修正を施す力カッター自体に予めフェースギアがこのような形状になるように歯形修正しておいてもよレ、。産業上の利用可能性

本発明に係るスピニングリ一ルのフェースギアでは、嚙み合い部分となる歯部が円板部と別材料で形成されているため、円板部を軽量な材料や耐蝕性がある材料で製造し、歯部を精度や強度を維持可能な材料で製造することで、フニースギアの強度や精度を維持して軽量化や耐蝕性の向上を図ることができる。

Claims

請求の範囲

1 . スビニングリ一ルのハンドル軸に設けられるフェースギアであって、円板部と、

δ 前記円板部の周部に前記円板部と異なる材料で形成された歯部と、

を備えたスピニングリ一ルのフェースギア。

2 . 前記ハンドル軸力前記円板部と一体で形成されている、請求項 1に記載のスピニングリ一ルのフエ一スギア。

3 . 前記円板部の材質はアルミニウム合金又はステンレス合金であり、前記歯0 部の材質は亜鉛合金又は合成樹脂である、請求項 1又は 2に記載のスピニングリールのフェースギア。

4 . 前記歯部は、前記円板部の周部にアウトサ―ト成形により形成される、請求項 1から 3のいずれかに言己載のスピニングリ一ルのフェースギア。