WO1998013844A1

WO1998013844A1 - Dispositif de commutation

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Publication number: WO1998013844A1
Application number: PCT/JP1997/003450
Authority: WO
Inventors: Toshiyuki Isogai; Chikao Nagasaka
Original assignee: Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho
Priority date: 1996-09-26
Filing date: 1997-09-26
Publication date: 1998-04-02
Also published as: JP3576718B2; JPH10106395A

Description

明細書スィツチ装置技術分野

本発明は、複数のスィツチを有するスィツチ装匱に関する。背景技術

例えば自動車においては、同一の操作パネルに複数の操作部材が設けられており、複数の操作部材を選択的に押し込み操作すると、サスペンション、ォ一トマチックトランスミッシヨン等がノ一マルモードおよびスポーツモード間で切換えられるように構成されていた。このため、サスペンション、ォ一トマチックトランスミッション等をノ一マルモ一ドに切換えるにあたって、複数の操作部材を視認しながら個別に操作する必要があるので、操作性が悪く、操作時間がかかっていた。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性の向上を図り得るスィツチ装置を提供することである。発明の開示

請求項 1記載のスィツチ装置は、第 1の操作部および第 2の操作部を有し各操作部の操作に伴い異なる方向へ回動する複数の操作部材と、これら各操作部材に対応して設けられ第 1の操作部および第 2の操作部の操作に伴い標準状態および非標準状態に切換わるスィツチ手段とを備え、前記複数の第 1の操作部が凹条部内に配置され、前記第 2 の操作部の操作に伴い凹条部の内底部から突出するところに特徴を有する。

上記手段によれば、複数の第 2の操作部を選択的に操作し、所定のスィツチ手段を非

差替え用紙（規則 26) 標準状態に j換えると、所定の第〗の操作部が凹条部の内底部から突出する。このため、凹条部にって指を動かすと、複数の第 1の操作部が一度に操作され、複数のスィツチ手段が標準状態に切換わる。従って、複数の操作部材を視認しながら俩別に操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、その結果、操作時間が短縮される。

請求項 2記載のスィツチ装置は、第 1の操作部および第 2の操作部を有し各操作部の操作に伴い異なる方向へ回動する複数の操作部材と、これら各操作部材に対応して設けられ第 1の操作部および第 2の操作部の操作に伴レ、状態が切換わるスィツチ手段とを備え、前記複数の第 1の操作部が第 ]の凹条部内に配置され、 ί¾記第 2の跺作部の操作に伴レ、第 1の凹条部の内底面から突出し、前記複数の第 2の操作部が第 2の凹条部内に配置され、初期状態で第 2の凹条部の内底面から突出しているところに特徴を有する。上記手段によれば、第 2の凹条部に沿って指を動力すと、第 2の凹条部の内底面から突出する複数の第 2の操作部が一度に操作され、複数のスィツチ手段の状態が一度に切換わる。また、第 1の回条部に沿って指を動かすと、第 1の凹条部の内底面から突出する複数の第 1の操作部が一度に操作され、複数のスィツチ手段の状態が一度に切換わる。このため、複数の操作部材を視認しながら個別に操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時間が短縮される。

請求項 3記載のスィツチ装置は、第 1の凹条部および第 2の凹条部を判別するための目印を有するところに特徴を有する。

上記手段によれば、目印に基づいて第 1の凹条部および第 2の凹条部を判別し、第 1 の凹条部に沿って指を動かしたり、第 2の凹条部に沿って指を動かしたりできるので、操作性が一層向上する。

請求項 4記載のスィッチ装置は、凹条部の内底面が曲線状をなし、複数の操作部材が凹条部の内底面に沿つて配置されているところに特徴を有する。

上記手段によれば、直線状をなす凹条部の内底面に沿って複数の操作部材を配置する

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差替え用紙（規則 26) 場合に比べ、凹条部の長さ寸法が短縮されるので、装置が小型化される。請求項 5 載のスィツチ装置は、指が触れることに基づレ、て検出信号を出力する複数のタツチスィツチを備え、前記複数のタツチスィツチが凹条部内に配 (1されているところに特徴を有する。

上記手段によれば、凹条部に沿って指を動力と、凹条部内に位置する複数のタツチスィッチに指が触れ、複数のタツチスィッチから検出信号が出力される。このため、複数のタツチスィツチを視認しながら個別に操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時間が短縮される。

請求項 6記載のスィッチ装置は、凹条部の内底面が曲線状をなし、複数のタツチスィツチが凹条部の内底面に沿って配置されているところに特徴を有する。

上記手段によれば、直線状をなす凹条部に沿って複数のタツチスィツチを配置する場合に比べ、凹条部の長さ寸法が短縮されるので、装置が小型化される。図面の簡単な説明

図 1 本発明の第 1実施例を示す図（シフトレバーモジュールを示す斜視図）図 2 要部を拡大して示す斜視図

図 3 操作ノブの取付状態を示す断面図

図 4 スィツチ機構の機能を示す図

図 5 本発明の第 2実施例を示す図（操作ボックスを示す図）

図 6 図 3相当図

図 7 照明灯を示す図

図 8 本発明の第 3実施例を示す図 5相当図

図 9 本発明の第 4実施例を概略的に示す図

差替え用紙（規則 26) 実施例

以下、本発明の第 1実施例を図 1ないし^ 4に基づいて説明する。尚、本荬 ¾例は、本発明を自動車のシフトレバ一モジュールに適用したものである。自動車の車室内には 2つのフロントシート（図示せず）が配設されており、これらフロントシ —ト間には、図 1に示すように、フロアコンソール 1が配設されている。このフロァコンソール 1は合成樹脂を基材とするものであり、シフトレバー 2の下端部はフロアコンソール 1の上板部を貫通し、フロアコンソール 1内で回動可能に支持されている。

フロアコンソール 1の上板部には、軸 3 (図 3参照）を介して操作ノブ 4 A〜 4 Dが回動可能に取付けられている。これら操作ノブ 4 Λ〜 4 Dは、図 3に示すように、第 1の操作部に相当するオフ操作部 4 aおよび第 2の操作部に相当するオン操作部 4 bを一体に有するものであり、オフ操作部 4 aの上面とオン操作部 4 bの上面との問には段差が形成されている。尚、操作ノブ 4 A〜4 Dは操作部材に相当するものであり、合成樹脂を基材に形成されている。

フロアコンソール 1の上板部には、図 1に示すように、凹条部 1 aが形成されており、この凹条部 l aには、フロアコンソール 1の上板部に対して下方へ凹んでいる。そして、操作ノブ 4 A〜 4 Dのオフ操作部 4 aは凹条部 1 a内に位置しており、操作ノブ 4 A〜4 Dのオン操作部 4 bを押圧操作すると、図 3に二点鎖線で示すように、操作ノブ 4 A〜 4 Dが軸 3を中心に矢印 A方向へ回動し、オフ操作部 4 aの上面が凹条部 1 aの内底面から突出したオン状態に切り替わる。

この状態で、操作ノブ 4 Λ〜4 Dのオフ操作部 4 bを押圧操作すると、実線で示すように、操作ノブ 4 A〜4 Dが反矢印 Λ方向へ回動し、オフ操作部 4 aの上面が凹条部 1 aの内底面と略面一になり、且つ、オン操作部 4 bの上面がフロアコンソ —ル 1の上板部から突出したオフ状態（初期状態）に切換わる。

差替え用紙（規則 26) 操作ノブ 4八〜 4 Dの下面には、円筒状をなす収容部 4 cがー体形成されており、これら各収容部 4 c内には節度ばね 4 dが収容されている。これら各節度ばね 4 d は圧縮コイルばねからなるものであり、各節度ばね 4 dの下端部には係合子 4 eが取付けられている。フロアコンソール 1内には基板 5が配設されており、この基板 5には、操作ノブ 4 Λ〜4 Dに対応して節度部材 6が固定されている。これら各節度部材 6は、凹状をなすオフ係合部 6 aおよびオン係合部 6 bを有するものであり、操作ノブ 4 A〜 4 Dのオン操作部 4 bを押圧操作すると、二重鎖線で示すように、係合子 4 eがォン係合部 6 bに係合し、オフ操作部 4 aを押圧操作すると、実線で示すように、係合子 4 eがオフ係合部 6 aに係合する。これにより、操作ノブ 4 A〜 4 Dがオン状態およびオフ状態に保持される。尚、各オフ操作部 4 aの周囲は、図 2に斜線 αで示すように、赤等の目立つ色に着色されており、オン状態では着色部分が露出し、オン状態であることが報知されるようになっている。基板 5には、図 3に示すように、操作ノブ 4 Α〜 4 Dの下側に位置してスィッチ機構 7が実装されている。これら各スィツチ機構 7はスィツチ手段に相当するものであり、オフ操作部 4 aの下側に位置するスィツチ本体 7 aおよびオン操作部 4 b の下側に位置するスィツチ本体 7 bから構成されている。尚、各スィツチ本体 7 a および 7 bは、自己復帰形の押し釦スィツチからなるものである。操作ノブ 4 A〜4 Dには、オフ操作部 4 aおよびオフ操作部 4 bの下面に位置してオフ押圧部 4 f およびオン押圧部 4 gがー体形成されており、二点鎖線で示すォン状態では、オン押圧部 4 gによりスィッチ本体 7 bの操作部 7 cが押圧され、スイッチ本体 7 bがオンされる。また、実線で示すオフ状態では、オフ押圧部 4 f によりスィツチ本体 7 aの操作部 7 cが押圧され、スィツチ本体 7 aがオンされる。

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差替え用紙（1 !126) 複数のスィッチ本体 7 aおよび 7 bは車載の ECU (図示せず）に接続されている。この ECUはマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、操作ノブ 4 Aの下側に位置するスイツチ本体 7 bのオン，操作ノブ 4 Bの下側に位置するスイッチ本体 7 bのオンを検出すると、図 4に示すように、サスペンション、オートマチックトランスミッションをスポーツモードに切換え（非標準状態に切換え）、操作ノブ 4 Cの下側に位置するスィツチ本体 7 bのオン，操作ノブ 4 Dの下側に位置するスィッチ本体 7 bのオンを検出すると、トラクシヨンコントロール，オーバ一ドライブ機能をオフする（非標準状態に切換える）。

また、 ECUは、操作ノブ 4 Aの下側に位置するスィッチ本体 7 aのオン、操作ノブ 4 Bの下側に位置するスィツチ本体 7 aのオンを検出すると、サスペンション，オートマチックトランスミッシヨンをノーマルモードに切換え（標準状態に切換え）、操作ノブ 4 Cの下側に位置するスィツチ本体 7 aのオン，操作ノブ 4 Dの下側に位置するスィッチ本体 7 aのオンを検出すると、トラクシヨンコントロール，オーバ一ドライブ機能をオンする（標準状態に切換える）。

尚、操作ノブ 4 Λ〜 4 Dのオン操作部 4 bには、図 1に示すように、上述した機能「SUS. /S PORT (サスペンションをスポーツモードに切換える）」， ΓΤ R AN SM. /S PORT (オートマチックトランスミッションをスポーツモードに切換える） J , 「TCS,OFF (トラクシヨンコントロールをオフする）」，

「ODZCUT (オーバードライブ機能をオフする）」が記されている。

次に上記構成の作用について説明する。走行の目的に応じて、操作ノブ 4 A〜4 Dのオン操作部 4 bを選択的に押圧操作すると、操作ノブ 4 A〜 4 Dが矢印 A方向へ回動し、オフ操作部 4 aが凹条部 1 aの内底面から突出したオン状態に保持される。これにより、所定のスィッチ本体 7 bの操作部 7 cがオン押圧部 4 gにより押圧され、所定のスィッチ本体 7 bがオン状態に保持される。すると、 ECU力所

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差替え用紙（規則 26) 定のスィツチ本体 7 bのオンを検出し、所定の機能を非標準状態に切換える。

この状態で、凹条部 1 aに沿って指を動かすと、凹条部 1 aの内底面から突出する所定のオフ操作部 4 aが押圧される。すると、所定の操作ノブ 4 A〜4 I が反矢印 Λ方向へ回動し、オン操作部 4 bがフロアコンソール 1の上板部から突出し且つオフ操作部 4 aが凹条部 1 aの内底面と面一なオフ状態に保持される。これにより、所定のスィッチ本体 7 aの操作部 7 cがオフ押圧部 4 f により押圧され、所定のスイッチ本体 7 aがオン状態に保持される。そして、 E C U力;、所定のスィッチ本体 7 aのオンを検出し、所定の機能を標準状態に切換える。

上記実施例によれば、操作ノブ 4 A〜4 Dのオフ操作部 4 aを凹状部 1 a内に配置し、オン操作部 4 bの操作に伴い凹条部 1 aの内底面から突出させた。このため、凹条部 1 aに沿って指を動かすだけで、複数のオフ操作部 4 aを一度に操作し、複数のスィッチ機構 7を標準状態に切換えることができる。従って、複数のオフ操作部 4 aを視認しながら個別に押圧操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時間が短縮される。

ところで、自動車においては、操作ノブ 4 A〜 4 Dの機能が分からないため、特定の機能が非標準状態になっているときに、該機能を解除して良いかを判断できないことがある。これに対して上記実施例では、操作ノブ 4 A〜 4 Dを標準状態にリセットするオフ操作部 4 aを同一の凹条部 1 a内に配置した。このため、ユーザーが操作ノブ 4 A〜4 Dの機能を理解していない場合でも、凹条部 1 aに沿って指を動かすだけで、特定の機能をキヤンセルすることができる。

尚、上記第 1実施例においては、操作ノブ 4 A〜4 Dの機能（スィッチ機構 7の機能）として、オートマチックトランスミッションの切換え等を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばゥインタ一機能（雪道でセカンド発進させるための機能）のオンオフ、ァダクシヨンダンピング（サスペンションのばね圧を自動

差替え用紙（規則 26) 調節する機能）のオンオフ等であっても ¾い。

また、上記第 1実施例においては、操作ノブ 4 A〜4 Dの操作に基づいてスィッチ本体 7 aおよび 7 bの操作部 7 cを押圧する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、オフ押圧部 1 0 f の下面およびオン押圧部 1 0 g下面に可動接点を取付けると共に、基盤 5に固定接点を取付け、操作ノブ 4 A〜 4 Dの操作に伴い、可動接点を固定接点に対して接離させる構成としても良い。

次に本発明の第 2実施例を図 5ないし図 7に基づいて説明する。尚、本実施例は、本発明を照明装置に適用したものである。まず、図 7において、食堂の天井板には、複数の照明灯 8が 5段および 5列に取付けられている。また、操作ボックス 9 (図 6参照）の表板部には、図 5に示すように、合成樹脂からなる複数の操作ノブ 1 0 が設けられている。これら操作ノブ 1 0は、複数の照明灯 8と同一のレイアウトで 5段および 5列に配置されたものであり、図 6に示すように、操作ボックス 9に軸 1 1を介して回動可能に取付けられている。

各操作ノブ 1 0は操作部材に相当するものであり、オフ操作部 1 0 aおよびオン操作部 1 0 bを有している。これらオフ操作部 1 0 aおよびオン操作部] 0 bは第 1の操作部および第 2の操作部に相当するものであり、オフ操作部 1 0 aの表面およびオン操作部 1 0 bの表面は、高さ方向に位置ずれし、図 5に示すように、オフ操作部 1 0 aの表面およびオン操作部 1 0 bの表面には「O F F」および「O N」の文字が記されている。

各操作ノブ 1 0の下面には、図 6に示すように、円筒状をなす収容部〗 0 cがー体形成されており、これら各収容部 1 0 c内には節度ばね 1 0 dが収容されている。これらの各節度ばね 1 0 dは圧縮コイルばねからなるものであり、各節度ばね 1 0 dの先端部には係合子 1 0 eが取付けられている。

操作ボックス 9内には基板 1 2が配設されており、この基板 1 2には、複数の操

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差替え用紙（規則 26) 作ノブ 9に対応して節度部材 1 3が固定されている _e これら各節度部材 1 3は、凹状をなすオフ係合部 1 3 aおよびオン係合部 1 3 bを有するものであり、各操作ノブ 1 0のオン操作部 1 0 bを押圧操作すると、二点鎖線で示すように、操作ノブ 1 0が軸 1 〗を中心に反矢印 B方向へ回動し、係合子 1 0 eがオン係^部 1 3 bに係合する。これにより、各操作ノブ 1 0が矢印 B方向へ回動したオン状態に保持される。

この状態で、各操作ノブ 1 0のオフ操作部 1 () aを押圧操作すると、実線で示すように、操作ノブ 1 0が軸 1 1を中心に反矢印 B方向へ回動し、係合子 1 0 eがォフ係合部 1 3 aに係合する。これにより、各操作ノブ 1 0が反矢印 B方向へ回動し、略水平なオフ状態（初期状態）に保持される。

基板 1 2には、複数のオン操作部 1 0 bに対応してスィッチ本体 1 4が実装されている。これら各スィッチ本体 1 4はスィッチ手段に相当するものであり、自己復帰形の押し釦スィッチにより構成されている。そして、各操作ノブ 1 0には押圧部 1 0 f が形成されており、オン操作部 1 0 bを押圧操作すると、二点鎖線で示すように、押圧部 1 0 f によりスィツチ本体 1 4の操作部 1 4 aが押圧され、スィツチ本体 1 4がオンされる。また、各オフ操作部 1 0 aを押圧操作すると、実線で示すように、押圧部 1 0 ίから操作部 1 4 aに作用していた押圧力が除去され、スイツチ本体 1 4がオフされる。

操作ボックス 9の表板部には、図 5に示すように、第 1の凹条部に相当するオフ凹条部 9 aが 5段に形成されている。これら各オフ凹条部 9 aは、図 6に示すように、操作ボックス 9の表板部に対して内方へ凹んだものであり、図 5に示すように、各段に位置する複数のオフ操作部 1 0 aは、同一のオフ凹条部 9 a内に配置され、図 6に二点鎖線で示すように、オン状態において、表面がオフ凹条部 9 aの内底面から突出している。

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差替え用紙（規則 26) 操作ボックス 9の表板部には、図 5に示すように、第 1の凹条部に相当するオフ凹条部 9 bが 5列に形成されている。これら各オフ回条部 9 bは、上述のオフ凹条部 9 aと同様、操作ボックス 9の表板部に対して內方へ凹んだものであり、各列に位置する複数のオフ操作部 1 0 aは、同一のオフ凹条部 9 b内に配置され、オン状態において、表面がオフ凹条部 9 bの内底面から突出している。

操作ボックス 9の表板部には、第 2の四条部に相当するオン凹条部 9 cが 5段に形成されている。これら各オン凹条部 9 cは、図 6に示すように、操作ボックス 9 の表板部に対して内方へ凹んだものであり、図 5に示すように、各段に位^する複数のオン操作部 1 0 bは、同一のオン凹条部 9 c内に配置され、図 6に実線で示すように、オフ状態において、表面がオン凹条部 9 cの内底面から突出している。操作ボックス 9の表板部には、図 5に示すように、第 2の凹条部に相当するオン凹条部 9 dが 5列に形成されている。これら各オン凹条部 9 dは、オン凹条部 9 c と同様、操作ボックス 9の表板部にたいして内方へ凹んだものであり、各列に位置する複数のオン操作部 1 0 bは、同一のオン凹条部 9 d内に配置され、オフ状態において、表面がオン凹条部 9 dの内底面から突出している。

各オフ凹条部 9 aおよび 9 bの內底面には、両端部に位置してオフマ一ク 1 5 a が形成され、各オン凹条部 9 cおよび 9 dの内底面には、両端部に位置してオンマ —ク 1 5 bが形成されている。これらオフマーク 1 5 aおよびオンマーク 1 5 bは目印に相当するものであり、各オフマーク 1 5 aは、 2つの凸部により構成され、各オンマーク 1 5 bは、 1つの凸部により構成されている。

次に上記構成の作用について説明する。施設の利用状況に応じて、所定段のオン凹条部 9 c'，所定列のオン凹条部 9 dに沿って指を動かすと、オン凹条部 9 c， 9 dの内底面から突出する複数のオン操作部 1 0 bがー度に押圧される。すると、所定段、所定列に位置する複数の操作ノブ 1 0がー度に矢印 B方向へ回動^、所定段，

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差替え用紙（規則 26) 所定列に位置する複数のスィッチ本体 1 4がー度にオンされる。これにより、所定段，所定列に位置する複数の照明灯 8がー度にオンされる。

この状態で、所定段のオフ凹条部 9 a、所定列のオフ凹条部 9 bに沿って指を動かすと、オフ凹条部 9 a， 9 bの内底面から突出する複数のオフ操作部 1 0 aがー度に押圧される。すると、所定段，所定列に位匱する複数の操作ノブ 1 0がー度に反矢印 B方向へ回動し、所定段，所定列に位置する複数のスィッチ本体 1 4がー度にオフされる。これにより、所定段，所定列に位置する複数の照明灯 8がー度にォフされる。

上記実施例によれば、複数のオフ操作部 1 0 aをオフ凹条部 9 a、 9 b内に配置し、オン操作部 1 0 bの操作に伴いオフ凹条部 9 a , 9 bの内底面から突出させた。このため、オフ凹条部 9 a， 9 bに沿って指を動かすだけで、複数のオフ操作部 1 0 aを一度に操作し、複数のスィッチ本体 1 4をオフすることができる。しかも、複数のオン操作部 1 0 bをオン凹条部 9 C , 9 d内に配置し、初期状態（オフ状態）でオン凹条部 9 c， 9 dの内底面から突出させた。このため、オン凹条部 9 c， 9 dに沿って指を動かすだけで、複数のオン操作部 1 O bを一度に操作し、複数のスイッチ本体 1 4をオンすることができる。従って、複数の操作ノブ 1 0を視認しながら個別に操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時間が短縮される。また、各オフ凹条部 9 a , 9 b内にオフマーク 1 5 aを形成すると共に、各オン凹条部 9 c、 9 d内にオンマーク 1 5 bを形成した。このため、喑闇の中でも、ォフマーク 1 5 aの触感に基づいてオフ凹条部 9 a， 9 bを判別したり、オンマーク 1 5 bの触感に基づいてオン凹条部 9 c， 9 dを判別することができるので、操作性が一層向上する。

尚、上記第 2実施例においては、オフマーク 1 5 aをオフ凹条部 9 a， 9 b内に形成し、オンマーク 1 5 bをオン囬条部 9 c , 9 d内に形成したが、これに限定さ

差替え用紙（規則 26) れるものではなく、例えばオフマーク 1 5 aをオフ凹条部 9 a , 9 bの近傍に形成し、オンマーク 1 5 bをオン凹条部 9 C , 9 dの近傍に形成するようにしても^レ、。また、上記第 2実施例においては、オフマーク 1 5 aを 2つの凸部 7) ら構成し、オンマーク ] 5 bを 1つの凸部から形成したが、これに限定されるものではなく、例えばオフマーク 1 5 aを 2つの凹部から構成し、オンマーク 1 5 bを 1つの凹部から形成しても良い。

また、上記第 2実施例においては、オフ凹条部 9 a ， 9 bの両端部にオフマーク 1 5 aを設け、オン凹条部 9 c , 9 dの両端部にオンマーク 1 5 bを設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、オフ凹条部 9 a , 9 bの- 端部にオフマ一ク 1 5 aを設け、オン凹条部 9 c ， 9 dの一端部にオンマーク 1 5 bを設けても良レ、。

また、上記第 2実施例においては、操作ノブ 1 0の操作に基づいてスィッチ本体 1 4の操作部 1 4 aを押圧する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、オン押圧部 1 0 f の下面に可動接点を取付けると共に、基板 1 2に固定接点を取付け、操作ノブ 1 0の操作に伴い、可動接点を固定接点に対して接離させる構成としても良レ、。

また、上記第 1〜第 2実施例においては、操作ノブ 4 A〜 4 D，複数の操作ノブ 1 0と異なる形態で状態の切換えを行う操作ノブがある場合、次のように構成すると良い。即ち、凹条部 l a 、 9 a 〜 9 dの底面を、略直線状をなす一般面と、該一- 般面に対して段差を有する段差面とから構成する。そして、オフ状態では、操作ノブ 4 A〜 4 Dのオフ操作部 4 aの表面，操作ノブ 1 0のオフ操作部 1 0 aの表面を一般面に対して略面一にし、別の操作ノブのオフ操作部の表面を段差面に対して略面一にする。この構成の場合、別の操作ノブのオン操作部が操作されたときには、該操作ノブのオフ操作部が段差面とから突出するが、凹条部 l a ， 9 _& 〜 9 dの底

差替え用紙（規則 26) 面に沿って指を動かしても、該オフ操作部に指が触れないので、別の操作ノブのみがオフ状態に保持される。

次に、本発明の第 3実施例を図 8に基づいて説明する。尚、上記第 2実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。操作ボックス（図示せず）の表板部には、複数の凹条部 1 6が 5 段および 5列に形成されている。

操作ボックスの表板部には複数のタツチスィッチ 1 7が配設されている。これら各タツチスィッチ 1 7は静電容量式の近接スィッチからなるものであり、検出部 1 7 aが 2本の凹条部 1 6の交差部分に位置するように、複数の照明灯 8と同様のレィアウトで配設されている。また、操作ボックス 1 3内には制御装置（図示せず）が配設されている。この制御装置はマイクロコンピューターを主体に構成されたものであり、制御装置には、複数の照明灯 8がリレー（図示せず）を介して接続されている。

次に上記構成の作用について説明する。所定の凹条部 1 6に沿って指を動かすと、該凹条部 1 6内に位置する複数の検出部 1 7 aに指が触れ、所定のタツチスィッチ 1 7から検出信号が出力される。すると、制御装置が所定のリレーをオンすることに基づいて所定の照明灯 8に電源を供給し、所定の照明灯 8を点灯させる。

この状態で、所定の凹条部 1 6に沿って指を動かすと、該凹条部 1 6内に位置する複数の検出部 1 7 aに指が触れ、所定のタツチスィッチ 1 7から検出信号が出力される。すると、制御装置が所定のリレーをオフすることに基づいて所定の照明灯 8に対する電源の供給を停止し、所定の照明 8を消灯する。

上記実施例によれば、複数のタツチスィッチ 1 7を凹条部 1 6内に配置した。このため、凹条部 1 6に沿って指を動かすだけで、複数のタツチスィッチ 1 7の検出部 1 7 aに一度に指を触れることができる。従って、複数のタツチスィッチ 1 7を

替え用紙（規則 26) 視認しながら個別にタツチするする必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時間が短縮される。

尚、上記第 3実施例においては、複数のタツチスィッチ 1 7と異-なる形態で状態の切換えを行うタツチスィッチがある場合、凹条部 1 6の底面を、略直線状をなす一般面と該一般面に対して段差を有する段差面とから構成し、タツチスィッチ 1 7 を一般面に配置すると共に、別のタツチスィツチを段差面に配置すれば良い。また、上記第 1〜3実施例においては、凹条部 1 a， 9 a〜9 d， 1 6をフロアコンソール 1，操作ボックス 9，操作ボックスの内方へ凹む形状としたが、これに限定されるものではなく、例えば、フロアコンソール 1の上板部、操作ボックス 9 の表板部，操作ボックス表板部に一対の凸条部を形成し、一対の凸条部により挟まれた部分を凹条部としても良い。この構成の場合、各凸条部は、 1本の凸部により構成する必要はなく、指が逸脱しない程度の間隔を存する複数の凸部により構成しても良い。

また、上記第 1〜3実施例においては、凹条部 1 a， 9 a〜9 d， 1 6の内底面を略直線状に形成したが、これに限定されるものではなく、例えば滑らかな曲線状に形成し、操作ノブ 4 A〜 4 Dのオフ操作部 4 a，操作ノブ 1 0のオフ操作部 1 0 aおよびオン操作部 1 0 b，タツチスィツチ 1 7の検出部 1 7 aを曲線状の內底面に沿って配置しても良い。図 9は、タツチスィッチ 1 7を円弧状（曲線状）をなす凹条部 1 6の内底面に沿って配置した本発明の第 4実施例を示すものである。この構成の場合、凹条部 1 6の長さ寸法 Hが短縮されるので、装置が小型化される利点力 Sある。

尚、上記第 4実施例においては、凹条部の内底面を円弧状に形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、幅寸法 Hを大きくして内底面の曲率を大きくしたり、あるいは、幅寸法 Hを小さくして内底面の曲率を小さくしても良く、要は、

差替え用紙（規則 26) 内底 ffiに沿って指を操作できるような曲線状であれば良い。

また、上記第 4実施例においては、複数のタツチスィッチ 1 7と異なる形態で状態の切換えを行うタツチスィッチがある場合、凹条部 1 6の內底面を、滑らかな曲線状をなす一般而と該一般面に対して段差を有する段差面とから構成し、タツチスイッチ 1 7を一般面に配置すると共に、別のタツチスィッチを段差面に配置すれば良い。

また、上記第 3および第 4実施例においては、タツチスィッチ 1 7として諍電容量式の近接スィッチを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、光電式の近接スィツチを用いても良い。

以上の説明から明らかなように、本発明のスィツチ装置は次の効果を奏する。請求項 1記載の手段によれば、凹条部に沿って指を動かすだけで、複数の第 1の操作部を一度に操作し、複数のスィツチ手段を標準状態に切換えることができる。このため、複数の操作部材を視認しながら個別に操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時間が短縮される。

請求項 2記載の手段によれば、第 1の凹条部および第 2の [M]条部に沿って指を動かすだけで、複数の第 1の操作部および複数の第 2の操作部を一度に操作し、複数のスィッチ手段の状態を切換えることができる。このため、複数の操作部材を視認しながら個別に操作する必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時問が短縮される。

請求項 3記載の手段によれば、目印に基づいて第〗の凹条部および第 2の凹条部を判別することができるので、操作性が一層向上する。

請求項 4記載の手段によれば、凹条部に沿って指を動かすだけで、複数のタツチスィッチに一度に指を触れることができる。このため、複数のタツチスィッチを視認しながら個別にタツチする必要がなくなるので、操作性が向上し、操作時問が短

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差替え用紙（規則 26) 縮される。

請求項 5記載の手段によれば、曲線状をなす閒条部の內底面に沿つて複数のタッチスィッチを配置した。このため、凹条部の長さ寸法が短縮されるので、装匱が小型化される。

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差替え用紙（細26)

Claims

請求の範囲

1 . 第 1の操作部および第 2の操作部を有し、各操作部の操作に伴い異なる方向へ回動する複数の操作部材と、

これら各操作部材に対応して設けられ、第 1の操作部および第 2の操作部の操作に伴い標準状態および非標準状態に切換わるスィツチ手段とを備え、

前記複数の第 1の操作部は、凹条部内に配置され、前記第 2の操作部の操作に伴い凹条部の内底部から突出することを特徴とするスィツチ装置。

2 . 第 1の操作部および第 2の操作部を有し、各操作部の操作に伴い異なる方向へ回動する複数の操作部材と、

これら各操作部材に対応して設けられ、第 1の操作部および第 2の操作部の操作に伴い状態が切換わるスィツチ手段とを備え、

前記複数の第 1の操作部は、第 1の凹条部内に配置され、前記第 2の操作部の操作に伴い第 1の凹条部の内底部から突出し、

前記複数の第 2の操作部は、第 2の凹条部内に配置され、初期状態で第 2の凹条部の内底面から突出していることを特徴をとするスィツチ装置。

3 . 第 1の凹条部および第 2の凹条部を判別するための目印を有することを特徴とする請求項 2記載のスィツチ装置。

4 . 凹条部の内底面が曲線状をなし、

複数の操作部材は、凹条部の内底面に沿って配置されているとことを特徴とする請求項 1または 2記載のスィツチ装置。

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差替え用紙（規則 26)

5 . 指が触れることに基づいて検出信号を出力する複数のタツチスィツチを備え、前記複数のタツチスィツチは凹条部内に配置されていることを特徴とするスィツチ装置。

6 . 凹条部內底面は曲線状をなし、

複数のタツチスィツチが、凹条部の內底面に沿って配置されていることを特徴とする請求項 5記載のスィツチ装置。

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差替え用紙（規則 26)