JP2005122294A - ジョイスティック型入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で傾動操作つまみに擬似的に平行移動の感触を付与することができ、かつ車室内の美観や安全性にも優れたジョイスティック型入力装置を提供する。
【解決手段】傾動軸19b及び当該傾動軸19bの一端より放射状に延出された駆動片19cを有する傾動部材19と、駆動片19cにて駆動され傾動部材19の傾動方向を検知する傾動検知手段16と、傾動軸19bの他端に取り付けられた傾動兼押動操作部材と、駆動片19c及び傾動検知手段16を収納する下ケース11と、下ケース11に被着される上ケース32とを備えてジョイスティック型入力装置を構成する。上ケース32には傾動軸19bを収納し、かつパネルPに形成された筒状の入力装置保持部Aに内挿される筒状のパネル取付部81を形成する。
【選択図】図2

Description

従来より、例えばカーナビゲーションシステムやカーオーディオなどの車載電気機器のコントローラとして、傾動部材及び当該傾動部材を傾動方向に操作する傾動操作つまみ並びに前記傾動部材の傾動方向を検知する傾動検知手段とを備えたジョイスティック型入力装置が知られている。
図13は従来より知られているこの種のジョイスティック型入力装置の一例を示す断面図であって、上ケース101aと下ケース101bとからなるケース101と、ケース101内に収納保持された配線基板102と、配線基板102上に被着されたドーム103a付きの可撓性シート103と、配線基板102の表面に形成された固定接点(図示省略)とドーム103aの天井面に取り付けられた導電体(図示省略)とからなる傾動用シート状スイッチ(傾動検知手段)104、押釦用シート状スイッチ105及び回転操作用シート状スイッチ106と、上ケース101aに傾動自在に支持され、下端部が傾動用シート状スイッチ104と対向に配置されたX−Y操作子107と、X−Y操作子107に摺動自在に保持され、下端部が押釦用シート状スイッチ105と対向に配置された傾動操作軸兼摺動操作軸(傾動部材)108と、傾動操作軸兼摺動操作軸108の上端部と一体に形成された傾動兼押動操作部材(傾動操作つまみ)109と、上ケース101aと傾動操作軸兼摺動操作軸108との間に張設されたスプリング110と、上ケース101aに回動自在に支持された回動つまみ111と、回動つまみ111に連結され、回転用シート状スイッチ106と対向に配置された回動操作子112とから主に構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記従来例に係るジョイスティック型入力装置は、傾動操作軸兼摺動操作軸108に横方向の力を加えると、傾動操作軸兼摺動操作軸108とX−Y操作子107とがスプリング110の弾性力に抗して力の方向に傾動され、X−Y操作子107の先端部にて力の方向に応じた所要のドーム103aが選択的に圧縮されて、傾動用シート状スイッチ104の1つ又は2つが選択的に導通状態に切り換えられる。また、傾動操作軸兼摺動操作軸108に軸方向の力を加えると、傾動操作軸兼摺動操作軸108がスプリング110の弾性力に抗してX−Y操作子107内を摺動し、傾動操作軸兼摺動操作軸108の先端部にてドーム103aの他の1つが圧縮されて、押釦用シート状スイッチ105が選択的に導通状態に切り換えられる。さらに、回動つまみ111に回転方向の力を加えると、回動つまみ111と回動操作子112とが力の方向に回動され、回動方向に配置された所要のドーム103aの側方に回動操作子112に形成された操作片112aが当接して当該所要のドーム103aが傾倒されて、回転操作用シート状スイッチ106が選択的に導通状態に切り換えられる。
したがって、傾動用シート状スイッチ104の1つ又は2つから発信される接点信号、押釦用シート状スイッチ105から発信される接点信号、及び回転操作用シート状スイッチ106から発信される接点信号を利用して、機器の制御を行うことができる。
実開平7−30431号公報
ところで、この種のジョイスティック型入力装置には、これが備えられる自動車等の高級感を高めるため、傾動操作つまみを傾動部材の傾動方向に操作したとき、傾動部材の傾動感触をそのまま傾動部材に付与するのではなく、これが備えられるパネルの表面に沿って平行移動する感触を傾動操作つまみに付与することが求められる場合がある。
傾動操作つまみに平行移動する感触を付与することは、傾動操作つまみと傾動部材との間に、傾動操作つまみをパネルと平行な方向に案内する手段と傾動操作つまみの操作力を傾動部材に伝達する手段とを設けることによって可能であるが、かかる方法によると構成が複雑化し、ジョイスティック型入力装置が高コスト化するため、実際上は到底採用することができない。
また、傾動部材の全長を長くすれば、擬似的に傾動操作つまみに平行移動するかのような感触を付与することが可能になるが、従来のジョイスティック型入力装置は、図13に示すように、下ケース101bをパネル面P上に置くことによってパネル面Pに設置する構造であり、傾動操作軸兼摺動操作軸(傾動部材)108の全長を長くすると車室内への傾動兼押動操作部材(傾動操作つまみ)109の突出量が大きくなって車室内の美観や安全性が劣化するという不都合が発生するため、傾動操作軸兼摺動操作軸(傾動部材)108の長大化に自ずと制限があり、傾動兼押動操作部材(傾動操作つまみ)109に良好な平行移動の感触を付与することが困難である。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、構造が簡単で傾動操作つまみに擬似的に平行移動の感触を付与することができ、かつ車室内の美観や安全性にも優れたジョイスティック型入力装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、傾動軸及び当該傾動軸の一端より放射状に延出された駆動片を有する傾動部材と、前記駆動片にて駆動され前記傾動部材の傾動方向を検知する傾動検知手段と、前記傾動軸の他端に取り付けられた傾動操作つまみと、前記駆動片及び前記傾動検知手段を収納するケースとを備え、前記傾動操作つまみを外部に臨ませて筒状の入力装置保持部を有するパネルに設置されるジョイスティック型入力装置であって、前記ケースに、前記傾動軸を収納しかつ前記パネルの入力装置保持部に内挿される筒状のパネル取付部を設けるという構成にした。
このように、駆動片及び傾動検知手段を収納するケースに、傾動軸を収納しかつ筒状に形成されたパネルの入力装置保持部に内挿される筒状のパネル取付部を設けると、パネル取付部の長さ分だけ傾動軸の全長を長くすることができ、傾動操作つまみの傾動半径を大きくすることができるので、構造を複雑化することなく傾動操作つまみに平行移動に近い操作感触を付与することができる。また、筒状に形成されたパネルの入力装置保持部に筒状のパネル取付部を内挿することによってパネルにジョイスティック型入力装置を設置することができるので、パネル表面からの傾動操作つまみの突出量を抑制することができ、車載電気機器のコントローラとして用いた場合にも、車室内の美観や安全性を良好なものにすることができる。
また、本発明は、前記構成のジョイスティック型入力装置において、前記パネル取付部の平面サイズが前記ケースの平面サイズよりも小型に形成され、前記パネル取付部と前記ケースとの段差部分を覆う張出部を有するパネルに設置されるという構成にした。
このように、パネル取付部の平面サイズをケースの平面サイズよりも小型に形成すると、パネルにジョイスティック型入力装置のパネル取付部とケースとの段差部分を覆う張出部を形成することができ、当該張出部の内部空間内に電子部品等を収納することが可能になるので、パネル内の空間の有効利用を図ることができる。
また、本発明は、前記構成のジョイスティック型入力装置において、前記張出部に前記パネル取付部の長さ方向に突出する突出部が形成されたパネルに設置されるという構成にした。
このように、パネルの張出部にジョイスティック型入力装置のパネル取付部の長さ方向に突出する突出部を形成すると、突出部の高さ分だけ傾動軸の全長を長くすることができ、傾動操作つまみの傾動半径をさらに大きくすることができるので、傾動操作つまみにより平行移動に近い操作感触を付与することができる。また、突出部の分だけ張出部の内部空間を大きくすることができるので、パネル内の空間のより一層の有効利用を図ることができる。
また、本発明は、前記構成のジョイスティック型入力装置において、前記パネル取付部の内周に円筒状の回転体を収納し、前記突出部の外面と前記傾動操作つまみとの間に、前記回転体と連結された回動操作つまみを介在させるという構成にした。
このように、突出部の外面と傾動操作つまみとの間に回動操作つまみを介在させると、回動操作つまみの分だけ傾動軸の全長を長くすることができ、傾動操作つまみの傾動半径をさらに大きくすることができるので、傾動操作つまみにより平行移動に近い操作感触を付与することができる。また、回動操作つまみによって回転体を回転操作することができるので、ジョイスティック型入力装置の多機能化を図ることもできる。
また、本発明は、前記課題を解決するため、ケースと、前記ケースより延出して平面サイズが前記ケースの平面サイズより小型に形成された筒状のパネル取付部と、前記パネル取付部の内側に回動可能に配置される筒状部を有する回転体と、前記筒状部の回転にともなって回転する被検出部と、前記被検出部の回転による物理状態の変化に基づいて前記回転体の回転状態を検出する回転検出手段とを備えた入力装置であって、前記回転体は前記筒状部から前記ケース内であって前記パネル取付部より外方に張り出された鍔部を備えるとともに、前記被検出部は前記鍔部の外周部に配置されるという構成にした。
このように、回転体の筒状部に鍔部を備え、当該鍔部の外周部に被検出部を配置すると、筒状部の端部に被検出部を設ける場合に比して被検出部の回転半径が大きくなり、物理状態の変化が大きくなる。そのため、分解能の低い回転検出手段を用いても高精度に回転体の回転状態を検出することができる。
また、本発明は、前記課題を解決するため、ケースと、前記ケースより延出して平面サイズが前記ケースの平面サイズより小型に形成された筒状のパネル取付部と、前記パネル取付部の内側に回動可能に配置される筒状部を有する回転体と、前記筒状部の回転にともなって回転する遮光板と、前記遮光板の内周側及び外周側にそれぞれ対向配置される投光素子及び受光素子からなり前記回転体の回転状態を検出するフォトインタラプタとを備えた入力装置であって、前記回転体は前記筒状部から前記ケース内であって前記パネル取付部より外方に張り出された鍔部を備えるとともに、前記遮光板は前記鍔部の外周部に配置されるという構成にした。
このように、回転体の筒状部に鍔部を備え、当該鍔部の外周部に遮光板を配置すると、筒状部の端部に遮光板を設ける場合に比して遮光板の回転半径が大きくなり、遮光状態の変化が大きくなる。そのため、分解能の低いフォトインタラプタを用いても高精度に回転体の回転状態を検出することができる。
また、本発明は、前記課題を解決するため、回転体の回転にともなって回転する小突起及び前記小突起に弾接される弾接部材により構成される操作感触付与部を備えた請求項5又は6記載の入力装置であって、前記鍔部の前記遮光板より内周側に前記小突起が形成されているという構成にした。
このようにすると、外方に張り出された鍔部を回転検出のためだけでなく操作感触付与部を構成するために利用することができるので、操作感触付与部を構成するために必要なスペースを小さくすることができる。
本発明のジョイスティック型入力装置は、駆動片及び傾動検知手段を収納するケースに、傾動軸を収納しかつ筒状に形成されたパネルの入力装置保持部に内挿される筒状のパネル取付部を設けたので、パネル取付部の長さ分だけ傾動軸の全長を長くすることができ、傾動操作つまみの傾動半径を大きくすることができる。よって、構造を複雑化することなく傾動操作つまみに平行移動に近い操作感触を付与することができる。また、筒状に形成されたパネルの入力装置保持部に筒状のパネル取付部を内挿することによってパネルにジョイスティック型入力装置を設置することができるので、パネル表面からの傾動操作つまみの突出量を抑制することができ、車載電気機器のコントローラとして用いた場合にも、車室内の美観や安全性を良好なものにすることができる。
以下、本発明に係るジョイスティック型入力装置の最良の実施形態を、図1乃至図9に基づいて説明する。図1は実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の分解斜視図、図2は実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の非操作時の断面図、図3は実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の傾動操作時の断面図、図4は実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の押動操作時の断面図、図5は傾動兼押動操作部材の平面図、図6は第1スライダの下面図、図7は第2スライダの下面図、図8は回転体の下面図、図9は遮光板に対するフォトインタラプタの配設状態を示す要部断面図である。
図1に示すように、本例のジョイスティック型入力装置は、傾動兼押動操作部材(傾動操作つまみ)1を構成する非透光性キャップ2、透光性キャップ3及びつまみ本体4と、発光ダイオードなどの照光体5aが実装され、つまみ本体4内に設定される第1配線基板5と、第1配線基板5を保持する止め板6と、止め板6の下面に垂設された押動部材7と、第1配線基板5、止め板6及び押動部材7を保持するつまみホルダ8と、止め板6をつまみホルダ8に締結するねじ9と、つまみホルダ8にスナップ結合され、第1配線基板5に実装された照光体5aの周囲を覆う照光体カバー10と、中空の傾動部材保持部11aを有する下ケース11と、下ケース11の下面に被着されるカバー12と、下ケース11とカバー12とによって構成される空間内に収納される第2配線基板13と、下ケース11とカバー12と第2配線基板13とを一体に締結するねじ14と、第2配線基板13上に設定される押動検知スイッチ(押動検知手段)用のゴム接点15及び4個の傾動検知スイッチ(傾動検知手段)用のゴム接点16と、ゴム接点15に下端が当接される押動検知スイッチ用の駆動棒17と、ゴム接点16に下端が当接される4個の傾動検知スイッチ用の駆動棒18と、傾動部材保持部11aの上端にて傾動自在に支持される中空の傾動軸19bを有する傾動部材19と、傾動軸19bの貫通孔20aを有し、下ケース11に固定される円筒状の傾動軸ホルダ20と、傾動軸ホルダ20を下ケース11に締結するねじ21と、傾動軸19bの貫通孔22aを有し、傾動軸ホルダ20の上部に所要の間隔を隔てて取り付けられる円筒状のスライダホルダ22と、傾動軸ホルダ20の天板とスライダホルダ22の天板との間に形成される空間内に配置される第1スライダ23及び第2スライダ24と、傾動軸ホルダ20及びスライダホルダ22の外周であってパネル取付部81の内側に回動自在に配置される円筒状の回転体27と、下ケース11に備えられ、回転体27の下面に当接される2個のボール28と、ボール28を常時回転体27側に付勢する2個のスプリング29と、検知手段である2個のフォトインタラプタ30a,30bが実装され、下ケース11に設定される第3配線基板30と、第3配線基板30を下ケース11に締結するねじ31と、回転体27を貫通し、下ケース11の上面に被着される上ケース32と、上ケース32を下ケース11に締結するねじ33と、回転体27の上端部にスナップ結合される回動つまみ34と、第1乃至第3の配線基板5,13,30に接続される第1乃至第3のハーネス35,36,37とから構成されている。
前記の各部材のうち、止め板6、押動軸7、ねじ9,14,21,31,33、傾動軸19、スプリング26,29及びボール28は金属材料をもって形成され、その他の部材は絶縁性の樹脂材料をもって形成される。
傾動兼押動操作部材1は、非透光性キャップ2と透光性キャップ3、それに透光性キャップ3とつまみ本体4とをスナップ結合することによって組み立てられる。図5に示すように、非透光性キャップ2の表面には、「PUSH」の文字41が表示され、傾動兼押動操作部材1が押釦としての機能を有することが示されている。また、透光性キャップ3の表面には、8個の矢印42が等間隔の放射状に表示され、傾動兼押動操作部材1が傾動操作つまみとしての機能を有することが示されている。透光性キャップ3の表面に表示された矢印42は、第1配線基板5に実装された照光体5aによって照光され、夜間でも傾動兼押動操作部材1の操作を容易に行えるようになっている。この傾動兼押動操作部材1は、つまみホルダ8の外周にスナップ結合される。
第1配線基板5は止め板6にスナップ結合され、止め板6はねじ9によってつまみホルダ8に締結される。止め板6の下面に垂設された押動軸7は、つまみホルダ8に開設された透孔を貫通してつまみホルダ8の下方に突出される。
照光体カバー10は、透明材料又は半透明材料をもってドーム状に形成されており、透光性キャップ3の表面に照光体5aより放射された光を均一に照射する。この照光体カバー10も、つまみホルダ8にスナップ結合される。
第2配線基板13の表面には、図示しない押動検知スイッチ用の固定接点と傾動検知スイッチ用の固定接点と必要な配線とが所要の配列にて形成されており、押動検知スイッチ用の固定接点と対向に押動検知スイッチ用のゴム接点15が設定されると共に、傾動検知スイッチ用の固定接点と対向に傾動検知スイッチ用のゴム接点16が設定される。ドーム状に突出された各ゴム接点15,16の湾曲部の内面には、第2配線基板13の表面に形成された各固定接点を電気的に導通させるための可動接点が形成されており、ゴム接点15,16の湾曲部を弾性変形させ、固定接点と可動接点とを電気的に接続させることによって、所要のスイッチ信号を出力できるようになっている。図2乃至図4に示すように、押動検知スイッチ用のゴム接点15は、下ケース11に形成された中空の傾動部材保持部11aの軸心上に配置され、傾動検知スイッチ用のゴム接点16は、傾動部材保持部11aの軸心を中心とする円周上に等分に配置される。
押動検知スイッチ用の駆動棒17は、上部が下ケース11に形成された中空の傾動部材保持部11a内に摺動可能に挿入されると共に、その下端部がゴム接点15の上面に当接される。一方、傾動検知スイッチ用の4個の駆動棒18は、それぞれ下ケース11に上下動自在に設定され、その下端部が各ゴム接点16の上面に当接される。
傾動部材19は、下ケース11の傾動部材保持部11aが挿入される大径部19aと、当該大径部19aの上端より上方に延出された小径の傾動軸19bと、大径部19aの下端より放射状に延出された4本の駆動片19cとからなる。大径部19aの内径は、下ケース11に形成された傾動部材保持部11aを緩やかに挿入可能な直径に形成されており、その上端部は、球面状に形成されている。一方、下ケース11に形成された傾動部材保持部11aの上端部は、大径部19aの内面に形成された球面よりも小径の球面状に形成されている。したがって、図2乃至図4に示すように、大径部19a内に傾動部材保持部11aを挿入し、両球面を突き合わせることによって、傾動部材19は傾動部材保持部11aに傾動自在に支持される。また、これらの図から明らかなように、傾動軸19bに開設された透孔には前記押動部材7が挿入され、当該押動部材7の下端部が傾動部材保持部11a内に挿入された押動検知スイッチ用の駆動棒17の上端部と突き合わされると共に、駆動片19cの先端部が、駆動棒18の上端部に当接される。
図1乃至図4に示すように、傾動部材保持部11aの上端中央には、押動部材7の先端部を貫通可能な押動部材貫通孔11bが開設されている。この押動部材貫通孔11bの直径は、押動部材7の先端部の直径よりもやや大きい程度に設定されており、押動部材7の先端部が貫通された状態では、押動部材7及び傾動部材19の傾動が規制され、傾動検知用スイッチを構成する固定接点及び可動接点が電気的に接続されないようになっている。また、傾動部材保持部11aの上端における押動部材貫通孔11bの周囲は、押動部材7及び傾動部材19が傾動された状態で押動部材7が押動操作されたとき、押動部材7の先端部を当接して押動部材貫通孔11b内への押動部材7の貫通を規制する押動部材停止部11cになっている。
傾動軸ホルダ20はねじ21により下ケース11の上面に締結され、スライダホルダ22は傾動軸ホルダ20の上部にスナップ結合される。これにより、傾動軸ホルダ20の天板とスライダホルダ22の天板との間には、第1スライダ23及び第2スライダ24を収納するための空間が形成される。
第1スライダ23は、傾動部材19の傾動操作又は旋回操作にしたがって傾動部材19の傾動方向又は旋回方向に摺動されるものであり、第2スライダ24は、傾動部材19の傾動操作又は旋回操作に伴う第1スライダ23の傾動部材19回りの回転を防止するためのものである。
即ち、第1スライダ23は傾動軸19aの外面に摺接可能な中央透孔51を有するリング状に形成されており、傾動軸19aの外面に装着される。この第1スライダ23の上面には、図6に破線で示すように、第2スライダ24と噛み合わされる2つの突条53が一列に突設されている。
一方、第2スライダ24は傾動軸19aと摺接しない中央透孔54を有するリング状に形成されており、傾動軸19aの外周には配置されるものの、傾動軸19aによっては直接的に操作されない構造になっている。図7に示すように、この第2スライダ24の下面及び上面には、互いに直交する溝55,56が形成されており、第2スライダ24の下面に形成された溝55には第1スライダ23の上面に形成された突条53が噛み合わされ、上面に形成された溝56にはスライダホルダ22の天板に形成された突条57(図2乃至図4参照)が噛み合わされる。
したがって、傾動部材19が突条53と直交する方向に傾動されたときには、第1スライダ23と第2スライダ24とが共に突条53と直交する方向に移動され、傾動部材19が突条53と平行な方向に傾動されたときには、第1スライダ23のみが突条53と平行な方向に移動されるので、第1スライダ23と第2スライダ24とスライダホルダ22との噛み合いが常時確保され、傾動部材19の傾動操作又は旋回操作に伴う第1スライダ23の傾動軸19a回りの回転が防止される。
なお、本実施形態例においては、ゴム接点16によって傾動用節度手段が構成されている。
回転体27は、傾動軸ホルダ20及びスライダホルダ22よりも大径の筒状部61と筒状部61の下端部から直角に下ケース11内であってパネル取付部より外方に張り出された鍔部62とから構成されており、筒状部61の上端部に回動つまみ34がスナップ結合されている。図8に示すように、鍔部62の下面には、回転体27の回転中心Oを中心とする円周上に多数の小突起63を所定の間隔で配列してなる操作感触付与部64が形成されており、鍔部62の外周部には、被検出部として多数の遮光板65が櫛歯状に起立配置されている。一方、下ケース11の操作感触付与部64と対向する部分には、ボール28及びスプリング29が、操作感触付与部64の直径と等しい設定間隔で設定されている。したがって、図2に示す非操作状態から回転体27をその回転中心Oの回りに回転すると、ボール28が小突起63を乗り越えるときの感触が筒状部61を介して回動つまみ34に伝えられ、操作者に所要の操作感触を感得させることができる。
このように、本実施形態例においては、回転体27、回転体27に形成された操作感触付与部64、ボール28及びスプリング29によって回動用節度手段が構成されている。
また、フォトインタラプタ30a,30bを構成する発光素子71と受光素子72とは、図9に示すように、遮光板65の移動経路を介してその内周側及び外周側に対向に配置される。
上ケース32は、回転体27の外周を被覆する筒状のパネル取付部81と下ケース11の上面を被覆する面状部82とから構成されており、ねじ33にて下ケース11に締結される。パネル取付部81の外径は、下ケース11の横幅及び縦幅よりも小さく形成される。
上記のように構成された実施形態例に係るジョイスティック型入力装置は、図2に示すように、傾動兼押動操作部材1を外部に臨ませて筒状の入力装置保持部Aを有するパネルPに設置される。
即ち、本例のパネルPは、下ケース11とパネル取付部81との段差部分を覆う張出部Bと、当該張出部Bよりパネル取付部81の長さ方向に突出する突出部Cと、パネル取付部81の外径よりもやや大きい内径を有する筒状の入力装置保持部Aとから構成されている。実施形態例に係るジョイスティック型入力装置は、傾動兼押動操作部材1及び回動つまみ34が取り付けられていない状態でパネル取付部81を入力装置保持部A内に内挿し、上ケース32の面状部82とパネルPの張出部Bとをねじなどの適宜の連結手段にて連結することにより、パネルに設置される。傾動兼押動操作部材1及び回動つまみ34は、しかる後につまみホルダ8及び回転体27に取り付けられる。なお、パネル取付部81を入力装置保持部A内に内挿する際、パネル取付部81の外面に形成されたリブ83(図1参照)を廻り止めとして利用することができる。
以下、上記のように構成された実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の動作について説明する。
非操作時においては、図2に示すように、下ケース11に対して傾動部材19が垂直に起立されており、かつ、下ケース11に対して傾動兼押動操作部材1が最上部に位置されている。したがって、ゴム接点15,16には傾動兼押動操作部材1の操作に伴う押圧力が作用せず、押動検知スイッチ及び傾動検知スイッチからはスイッチ信号が出力されない。また、回転体27が回動されないので、フォトインタラプタ30a,30bからも回転検出信号が出力されない。
この状態から傾動兼押動操作部材1を一方向に傾動すると、図3に示すように傾動部材19が傾動兼押動操作部材1の傾動方向に傾動され、傾動部材19の駆動片19cにより傾動部材19の傾動方向に配置された1つ又は2つの駆動棒18が押し込まれて、対応する傾動検知スイッチ用ゴム接点16に押圧力が付与され、当該ゴム接点16のうちの1つ又は2つが選択的に弾性変形される。これにより、第2配線基板13に形成された固定接点と弾性変形された傾動検知スイッチ用ゴム接点16に形成された可動接点とが電気的に導通し、これら1つ又は2つの傾動検知スイッチからスイッチ信号が出力される。
傾動部材19が傾動操作された状態では、傾動兼押動操作部材1を押動部材7の軸方向に押し込んでも、押動部材7の先端部が傾動部材保持部11aの押動部材停止部11cに衝合されるため、それ以上の押動部材7の押動操作が規制され、押動検知用スイッチを構成する固定接点及び可動接点が電気的に接続されない。
非操作状態から回動つまみ34を回動すると、回転体27が操作方向に回動され、フォトインタラプタ30a,30bを構成する発光素子71と受光素子72との間を櫛歯状に形成された遮光板65が横断するので、受光素子72の受光信号に基づく回転検出信号がフォトインタラプタ30a,30bから出力される。また、回動つまみ34を回動したとき、ボール28が回転体27の下面に形成された操作感触付与部64の小突起63を順次乗り越えるので、このときの感触が回転体27を介して回動つまみ34に伝えられ、操作者は所要の操作感触を感得することができる。
また、非操作状態から傾動兼押動操作部材1を押動部材7の軸方向に押し込むと、図4に示すように、押動部材7によって駆動棒17が押し込まれ、押動検知スイッチ用ゴム接点15に押圧力が付与されて、当該ゴム接点15が弾性変形される。これにより、第2配線基板13に形成された固定接点と弾性変形された押動検知スイッチ用ゴム接点15に形成された可動接点とが電気的に導通し、押動検知スイッチからスイッチ信号が出力される。
傾動兼押動操作部材1が押動操作され、押動軸7の先端部が傾動部材保持部11aの押動部材貫通孔11b内に貫通された状態では、傾動兼押動操作部材1を傾動部材19の傾動方向に操作しても、押動部材7の外面が押動部材貫通孔11bの内面と衝合するため、それ以上の傾動部材19の傾動操作が規制され、傾動検知用スイッチを構成する固定接点及び可動接点が電気的に接続されない。
前記実施形態例に係るジョイスティック型入力装置は、駆動片19c及び傾動検知手段16を収納する下ケース11に、傾動軸19bを収納しかつ筒状に形成されたパネルPの入力装置保持部Aに内挿される筒状のパネル取付部81を設けたので、かかるパネル取付部を有しない従来のジョイスティック型入力装置に比べてパネル取付部81の長さ分だけ傾動軸19bの全長を長くすることができ、傾動兼押動操作部材1の傾動半径を大きくすることができる。よって、構造を複雑化することなく傾動兼押動操作部材1に平行移動に近い操作感触を付与することができる。また、筒状に形成されたパネルの入力装置保持部Aに筒状のパネル取付部81を内挿することによってパネルPにジョイスティック型入力装置を設置することができるので、パネル表面からの傾動兼押動操作部材1の突出量を抑制することができ、車載電気機器のコントローラとして用いた場合にも、車室内の美観や安全性を良好なものにすることができる。
また、前記実施形態例に係るジョイスティック型入力装置は、パネルPの張出部Bにパネル取付部81の長さ方向に突出する突出部Cを形成すると共に、当該突出部Cの外面と傾動兼押動操作部材1との間に回転体27と連結された回動操作つまみ34を介在させるという構成にし、傾動軸19bをこれに対応する長さに形成したので、単にパネル取付部81を有するジョイスティック型入力装置と比べても、傾動兼押動操作部材1の傾動半径をより大きくすることができて、傾動兼押動操作部材1により平行移動に近い操作感触を付与することができる。
さらに、前記実施形態例に係るジョイスティック型入力装置は、張出部Bとパネル取付部81の長さ方向に突出する突出部Cとを有するパネルPに設置されるので、パネルP内には図2に示すようにスイッチSや配線基板Kなどの所要の電気部品を収納することができ、内部空間の有効利用を図ることができる。
なお、前記実施形態例に係るジョイスティック型入力装置においては、回転体27とこれを回転操作する回動操作つまみ34とを備えたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、図13に示すように回転体27及び回動操作つまみ34を省略することもできる。この場合にも、突出部Cの長さ分だけ傾動兼押動操作部材1の傾動半径を大きくすることができるので、傾動兼押動操作部材1に平行移動に近い操作感触を付与することができる。
また、前記実施形態例に係るジョイスティック型入力装置においては、パネルPに突出部Cを形成したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、図11に示すように突出部Cを省略することもできる。この場合にも、張出部Bの長さ分だけ傾動兼押動操作部材1の傾動半径を大きくすることができるので、傾動兼押動操作部材1に平行移動に近い操作感触を付与することができると共に、張出部Bの内部空間の有効利用を図ることができる。
さらに、前記実施形態例に係るジョイスティック型入力装置においては、パネル取付部81の平面サイズ(外径)を下ケース11の平面サイズ(横幅及び縦幅)よりも小型に形成したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、図12に示すようにパネル取付部81の平面サイズを下ケース11の平面サイズと同サイズに形成こともできる。この場合にも、張出部Bの長さ分だけ傾動兼押動操作部材1の傾動半径を大きくすることができるので、傾動兼押動操作部材1に平行移動に近い操作感触を付与することができると共に、張出部Bの内部空間の有効利用を図ることができる。
実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の分解斜視図である。 実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の非操作時の断面図である。 実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の傾動操作時の断面図である。 実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の押動操作時の断面図である。 傾動操作つまみ兼押釦の平面図である。 第1スライダの下面図である。 第2スライダの下面図である。 回転体の下面図である。 遮光板に対するフォトインタラプタの配設状態を示す要部断面図である。 他の実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の構成を模式的に示す説明図である。 他の実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の構成を模式的に示す説明図である。 他の実施形態例に係るジョイスティック型入力装置の構成を模式的に示す説明図である。 従来例に係るジョイスティック型スイッチ装置の断面図である。
符号の説明
1 傾動兼押動操作部材
11 下ケース
12 カバー
19 傾動軸
27 回転体
32 上ケース
34 回動つまみ
62 鍔部
81 パネル取付部
P パネル
A 入力装置保持部
B 張出部
C 突出部

Claims (7)

  1. 傾動軸及び当該傾動軸の一端より放射状に延出された駆動片を有する傾動部材と、前記駆動片にて駆動され前記傾動部材の傾動方向を検知する傾動検知手段と、前記傾動軸の他端に取り付けられた傾動操作つまみと、前記駆動片及び前記傾動検知手段を収納するケースとを備え、前記傾動操作つまみを外部に臨ませて筒状の入力装置保持部を有するパネルに設置されるジョイスティック型入力装置であって、
    前記ケースに、前記ケースより傾動軸方向に延出して前記傾動軸を収納しかつ前記パネルの入力装置保持部に内挿される筒状のパネル取付部を設けたことを特徴とするジョイスティック型入力装置。
  2. 前記パネル取付部の平面サイズが前記ケースの平面サイズよりも小型に形成され、前記パネル取付部と前記ケースとの段差部分を覆う張出部を有するパネルに設置されることを特徴とする請求項1に記載のジョイスティック型入力装置。
  3. 前記張出部に前記パネル取付部の長さ方向に突出する突出部が形成されたパネルに設置されることを特徴とする請求項2に記載のジョイスティック型入力装置。
  4. 前記パネル取付部の内周に円筒状の回転体を収納し、前記突出部の外面と前記傾動操作つまみとの間に、前記回転体と連結された回動操作つまみを介在させたことを特徴とする請求項3に記載のジョイスティック型入力装置。
  5. ケースと、
    前記ケースより延出して平面サイズが前記ケースの平面サイズより小型に形成された筒状のパネル取付部と、
    前記パネル取付部の内側に回動可能に配置される筒状部を有する回転体と、
    前記筒状部の回転にともなって回転する被検出部と、
    前記被検出部の回転による物理状態の変化に基づいて前記回転体の回転状態を検出する回転検出手段とを備えた入力装置であって、
    前記回転体は前記筒状部から前記ケース内であって前記パネル取付部より外方に張り出された鍔部を備えるとともに、前記被検出部は前記鍔部の外周部に配置されたことを特徴とする入力装置。
  6. ケースと、
    前記ケースより延出して平面サイズが前記ケースの平面サイズより小型に形成された筒状のパネル取付部と、
    前記パネル取付部の内側に回動可能に配置される筒状部を有する回転体と、
    前記筒状部の回転にともなって回転する遮光板と、
    前記遮光板の内周側及び外周側にそれぞれ対向配置される投光素子及び受光素子からなり前記回転体の回転状態を検出するフォトインタラプタとを備えた入力装置であって、
    前記回転体は前記筒状部から前記ケース内であって前記パネル取付部より外方に張り出された鍔部を備えるとともに、前記遮光板は前記鍔部の外周部に配置されたことを特徴とする入力装置。
  7. 回転体の回転にともなって回転する小突起及び前記小突起に弾接される弾接部材により構成される操作感触付与部を備えた請求項5又は6記載の入力装置であって、
    前記鍔部の前記遮光板より内周側に前記小突起が形成されたことを特徴とする入力装置。
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