WO1997003508A1 - Procede, appareil et systeme de transmission de donnees - Google Patents

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Description

明糸田書
データ伝送方法、 データ伝送装置およびデータ伝送システム 技術分野
本発明は、 D 2方式の VT R装置から得られた音声,映像データ等を、 所 定の伝送バケツ トを用い、 ATM通信回線等を介して伝送するデータ伝送方法、 データ伝送装置およびデータ伝送システムに関し、 特に、 通信回線の伝送遅延時 間を測定し、 測定した伝送遅延時間を補償した伝送が可能なデータ伝送方法およ びその装置に関する。 背景技術
従来から、 テレビジョン放送局内等において、 ディジタル形式の音声.映 像データの伝送を行うためのインフラストラクチャーとして、 SMP T E (Soci ety Of Motion and Television Engineerings ) において S MP T E - 2 5 9 M として規定されたシリアルディジタルインターフェース (S D I ; Serial Digit al Interface) 方式の伝送装置が用いられている。 さらに、 S D I方式を互換性 を保ちつつ改良し、 可変長データおよび複数の種類のデータを 1つの伝送パケッ トで伝送することができるようにしたシリアルディジタルデ一タインターフェ一 ス (S D D I ; Serial Digital Data Interface ) 方式も提案されている。
また、 最近、 高速ディジタルデータ伝送方式として非同期伝送モード (A T ) 方式が実用化されている。 テレビジョン放送局等の間で、 ATM通信回線を介して S D I方式または S D D I方式により音声 ·映像データを送受信 (伝送) したいという要請がある 。 しかしながら、 上述した S D I方式の伝送バケツ トは 1ワード · 1 0ビット構 成であり、 一方、 ATM方式の通信回線において用いられる ATMセルは、 1ヮ —ド * 8ビット構成である。 従って、 S D I方式の伝送パケッ トを、 ATM通信 回線にそのまま適合させることはできない。
また、 テレビジョン放送局等においては、 伝送されてきた音声 ·映像デー 夕を実時間的 (リアルタイム) に放映したい場合があり、 この場合には通信回線 で生じる伝送遅延時間が問題となる。 つまり、 伝送されてきた音声,映像データ を、 そのまま受信側の同期信号を用いて放映を行うと、 映像の境目で映像が途切 れてしまう等の不具合が生じる。 このような不具合を解消するために、 伝送装置 の間で伝送遅延時間を補償した伝送を行うことが考えられる。
また、 伝送遅延時間を補償して伝送するためには、 伝送遅延時間を測定す る必要がある。 伝送遅延時間の測定方法として、 例えば、 1つの伝送装置をマス 夕とし、 他の 1つの伝送装置をスレーブとし、 マスタ側から伝送したデ一夕をス レーブ側で折り返し、 送信したデータと返ってきたデータとの時間差を検出する 方法が考えられる。 しかしながら、 この方法によると、 マスタ側の伝送装置の処 理内容とスレーブ側の伝送装置の処理内容が異なるため、 測定に手間がかかり、 しかも、 通信回線に接続された 3台以上の伝送装置の間の伝送遅延時間の測定が 困難である。 発明の開示
本発明の目的は、 予め伝送遅延時間の分だけ早く音声 ·映像データを生成 および伝送し、 通信回線における伝送遅延を補償し、 受信側で受信した映像 ·音 声データを実時間的に処理することができるデータ伝送方法、 データ伝送装置お よびデータ伝送システムを提供することにある。
また、 本発明の目的は、 伝送遅延時間の測定の際に、 伝送装置それぞれの 処理内容を同一にして測定を容易に行うことができ、 これらの伝送装置間で伝送 遅延時間を補償してデータを伝送することができるデータ伝送方法、 データ伝送 装置およびデータ伝送システムを提供することにある。 また、 本発明の目的は、 3台以上の伝送装置の間の伝送遅延時間を測定す ることができ、 これらの伝送装置閭で伝送遅延時間を捕償してデータを伝送する ことができるデータ伝送方法、 データ伝送装置およびデータ伝送システムを提供 することにある。
また、 本発明の目的は、 例えば、 S D I方式の伝送装置と ATM方式の伝 送装置との間のデータ伝送を可能とするデータ伝送方法、 データ伝送装置および デ一夕伝送システムを提供することにある。
また、 本発明の目的は、 S D I方式の 1ワード · 1 0ビッ ト構成のデータ を、 ATM方式の 1ワード · 8ビッ ト構成のデータに変換することができるデー 夕伝送方法、 データ伝送装置およびデータ伝送システムを提供することにある。
また、 本発明の目的は、 音声 ·映像データとともに、 音声 ·映像データの 編集に用いる制御データ、 あるいは、 送信側の利用者と受信側の利用者との間の 連絡用の音声データ等を伝送することができるデータ伝送方法、 データ伝送装置 およびデータ伝送システムを提供することにある。 本発明に係る第 1のデータ伝送方法は、 送信側から非同期転送モードの通 信回線を介して、 所定の伝送データを処理時刻が決められている受信側に、 前記 処理時刻に到達するように伝送するデータ伝送方法において、 前記送信側と前記 受信側との間で送信および受信 (送受信) される前記伝送データに生じる伝送遅 延時間を測定し、 前記送信側において、 前記伝送遅延時間だけ、 前記送信側が前 記送信デ一夕を送信する時刻よりも先行した前記伝送データを発生し、 発生した 前記伝送デ一夕を前記通信回線を介して前記受信側に伝送する。
好適には、 前記所定の伝送データは、 音声データおよび映像データまたは これらのいずれかであることを特徴とする。
好適には、 前記受信側において、 前記受信側と前記送信側との間の往復の 伝送遅延時間を示す往復遅延時間を前記伝送遅延時間として測定し、 前記伝送デ 一夕を発生させるタイミングを前記送信側に示す基準信号を、 前記往復遅延時間 だけ、 前記伝送データを前記送信側が送信する時刻よりも時間的に先行して発生 し、 発生した前記基準信号を前記通信回線を介して前記送信側に伝送し、 前記送 信側において、 前記送信側から前記通信回線を介して伝送されてきた前記基準信 号が示すタイミングで前記伝送データを発生し、 発生した前記伝送データを前記 受信側に伝送する。
好適には、 前記送信側において、 前記受信側と前記送信側との間の往復の 伝送遅延時間を示す往復遅延時間を前記伝送遅延時間として測定し、 前記受信側 から先行再生要求が入力されたときは、 前記伝送遅延時間だけ、 前記伝送データ を送信する時刻よりも先行して前記伝送データを発生させ、 発生した前記伝送デ 一夕を前記通信回線を介して前記受信側に伝送する。 本発明に係る第 1のデータ伝送方法は、 送信側から、 例えば、 ATM通信 回線を介して、 受信側における処理の時刻が決められている D 2方式の VTR装 置により再生された音声 ·映像データが、 受信側における処理時刻に到達するよ うに、 伝送データを伝送する。
第 1のデータ伝送方法においては、 まず、 送信側と受信側との間で、 送信 側のデータ伝送装置における処理、 受信側のデータ伝送装置における処理および 通信回線が伝送デー夕与える伝送遅延時間が測定される。
送信側のデータ伝送装置は、 測定した伝送遅延時間だけ実際の時刻よりも 時間的に先行した伝送データを発生し、 受信側に送出する。
受信側のデー夕伝送装置は、 所定の測定データを送信側で折り返させる等 の方法により、 受信側のデー夕伝送装置と送信側のデータ伝送装置との間の往復 の伝送遅延時間を測定する。
さらに、 例えば映像信号の垂直同期信号等に対応し、 送信側のデータ伝送 装置が伝送データを発生するタイミングを規定する基準信号を、 測定した往復遅 延時閭だけ実際の時刻よりも時間的に早めて発生し、 送信側のデータ伝送装置に 伝送する。
送信側のデータ伝送装置は、 伝送されてきた基準信号に同期して VT R装 置等から音声 ·映像デ一夕を生成し、 伝送デー夕として送信側のデータ伝送装置 に伝送する。 また、 本発明に係る第 1のデータ伝送装置は、 送信側のデータ伝送装置か ら非同期転送モードの通信回線を介し、 処理時刻が決められている受信側のデー 夕伝送装置に前記処理時刻に到達するように所定の伝送データを伝送するデータ 伝送装置において、 前記送信側のデータ伝送装置と前記受信側のデータ伝送装置 との間に生じる伝送遅延時間だけ、 前記送信側が前記伝送デー夕を伝送する時刻 よりも先行して前記伝送データを発生する送信手段と、 前記通信回線を介して前 記伝送データと前記伝送遅延時間を示す伝送遅延時間データとを受信して、 前記 伝送遅延時間データを前記送信手段に出力する受信手段とを有する。
好適には、 前記データ伝送装置は、 伝送データ発生手段を有し、 前記送信 手段は、 前記伝送遅延時間が入力されて、 前記伝送データ発生手段の伝送データ の発生を、 前記送信側のデータ伝送装置と前記受信側のデータ伝送装置との間に 生じる伝送遅延時間だけ、 前記送信側が前記伝送データを伝送する時刻よりも先 行するように制御する制御信号を出力する遅延処理手段と、 前記制御信号に制御 されて発生した伝送デー夕発生手段からの伝送デー夕が入力されて、 前記通信回 線を介して前記受信側のデータ伝送装置に前記伝送データを送信するデータ送信 手段とを有する。
好適には、 前記所定の伝送デ一夕は、 音声データおよび映像データまたは これらのいずれかであることを特徵とする。
好適には、 前記遅延処理手段は、 前記伝送遅延時間を測定するための測定 データを発生する測定デ一夕発生手段と、 前記伝送遅延時間データと前記測定デ ―夕発生手段からの測定デ一タとが入力されて前記伝送遅延時間を算出し、 前記 伝送デー夕の発生を制御する前記制御信号を出力する時間差検出手段とを有する o
好適には、 前記データ送信手段は、 前記伝送データが入力されて、 前記通 信回線に同期したクロックで記憶された前記伝送デー夕を出力するメモリ手段と 、 前記メモリ手段から出力される前記伝送データと、 前記伝送遅延時間を測定す るための所定の測定データとを、 所定の伝送バケツ トの所定の位置に多重化して 前記通信回線に出力する多重化手段とを有する。
好適には、 前記データ伝送手段の受信手段は、 クロック発生手段と、 前記 通信回線を介して伝送される前記伝送デー夕を受信するデータ受信手段と、 前記 デー夕受信手段から出力される前記伝送デ一夕に多重化された前記送信側の前記 データ伝送装置の基準信号と、 前記クロック発生手段から出力されるクロックと が入力されて、 前記伝送データに前記受信手段を同期させるときは、 前記受信手 段の前記基準信号に前記クロック発生手段から出力されるクロックが同期するよ うに制御するクロック制御信号を出力し、 前記送信側のデータ伝送装置から先行 再生要求命合が入力されたときは、 前記クロック発生手段からのクロックに前記 受信手段が同期するように制御するクロック制御信号を出力するクロック制御手 段とを有し、 前記クロック発生手段からの前記クロック制御信号に基づいて、 前 記データ受信手段にクロックが出力されることを特徵とする。
好適には、 前記データ受信手段は、 前記所定の通信回線の所定の伝送パケ ッ トに含まれる前記伝送データと、 前記伝送遅延時間を測定するための所定の測 定データとを分離し、 前記測定データは、 前記データ伝送装置の送信手段に出力 する分離手段を有する。 本発明に係る第 2のデータ伝送方法は、 D 2方式の音声データおよび映像 データまたはこれらのいずれかからなる伝送データを、 所定の伝送バケツトを用 いて、 所定のクロックを供給する非同期転送モードの所定の通信回線を介して伝 送するデータ伝送方法において、 前記伝送データを、 前記通信回線に適合するヮ ―ド幅に変換してシャフリングし、 前記通信回線が供給する回線クロックに対す る送信側の動作タイミングを示し、 受信側の動作タイミングを送信側の動作タイ ミングに合わせるために用いられる同期データと、 前記伝送データを識別するた めに用いられる識別データと、 同じ前記伝送バケツ トに含まれる前記伝送データ のデータ量を示すデータ量表示データと、 前記伝送データに対するシャフリング 方法を示すシャフリングデータと、 前記送信側と前記受信側との間で伝送される 所定の制御データと、 前記送信側と前記受信側との間に生じる伝送遅延時間を測 定するために用いられる測定用データと、 前記送信側と前記受信側との間の通話 に用いられる通話データと、 シャフリングした前記伝送データとを所定の伝送パ ケッ トに多重化して伝送する。
好適には、 前記通信回線が伝送を禁止する禁止コードを有するときに、 前 記伝送バケツ トに含まれるデータの内、 前記禁止コードが生じうるデータそれぞ れに、 該データと組み合わせた場合に、 前記禁止コードが生じない付加データを 付加する。
好適には、 前記受信側において、 前記伝送デ一夕が処理される時刻が定め られており、 前記伝送バケツ トに含まれる前記伝送データは、 前記送信側から前 記受信側に到達するまでに受ける伝送遅延時間だけ、 前記送信側から前記伝送デ 一夕を送信する時刻よりも早く生成される。
好適には、 前記識別データは、 前記送信側において、 前記伝送遅延時間が 前記送信側から前記伝送デー夕を送信する時刻よりも早く生成された時刻を示す 遅延時間データを含む。
好適には、 前記受信側は、 前記通信回線から前記伝送バケツ トを受信し、 受信した前記伝送バケツ トから、 前記伝送データと、 前記同期データと、 前記識 別データと、 前記データ量表示データと、 前記シャフリングデータと、 前記制御 データと、 前記測定用データと、 前記通話データとを分離し、 分離した前記シャ フリングデータに基づいて、 前記伝送データをデシャフリングし、 デシャフリン グした前記伝送データを、 元のワード幅に変換する。
本発明に係る第 2のデータ伝送方法は、 D 2方式の音声デ一夕および映像 データ等を伝送の対象 (伝送データ) とし、 他の所定のデータとともに所定の伝 送バケツ トに多重化し、 ATM通信回線等を介して伝送する。
例えば、 本発明に係るデータ伝送方法においては、 S D I方式 (S MP T E - 2 5 9 M) 等の伝送システムに適合した 1ワード · 1 0ビッ ト構成の伝送デ —夕を、 ATM通信回線に適合する 1ワード · 8ビッ ト構成に変換し、 さらに、 通信回線を伝送する際に発生するデータ誤りを訂正しゃすくするために、 伝送デ 一夕に対するシャフリング処理が行なわれる。
同期データは、 送信側の動作タイミングを、 ATM通信回線が供給する回 線クロック信号の周波数と、 送信側の内部クロック信号の周波数との整数比とし て示す。 この同期データは、 受信側において、 送信側の内部クロックに同期した 受信側の内部クロックを、 回線クロックから生成するために用いられる。 受信側 においては、 生成した内部クロックに基づいて動作タイミングが定められ、 送信 側の動作タイミングと受信側の動作タイミングとが同期する。
識別データは、 同じ伝送パケッ トに含まれる伝送データが、 いずれのフィ ールドのいずれのラインのデータであるか等を示す。
データ量表示データは、 同じ伝送バケツ トに含まれる伝送データのデータ 量を示す。
シャフリングデータは、 シャフリング後の伝送データを、 元の順番に戻す ために用いられ、 送信側における伝送データに対するシャフリング方法を示す。
制御データは、 送信側および受信側に接続されたパーソナルコンピュータ 等のデータ端末の間で伝送され、 例えば、 受信側に接続された VTR装置あるい は編集装置を制御するために用いられる。 測定用データは、 伝送データが送信側から受信側まで伝送される間に受け る伝送遅延時間を測定するために用いられる。
通話データは、 例えば、 ( 1 5 . 7 5 k H z Z 2 ) X 8ビッ トの P C M音 声データであって、 送信側と受信側の通話のために用いられる。
これらのデータと、 シャフリングされた音声データとが、 伝送パケットに 多重化され、 送信側から受信側に対して伝送される。 また、 本発明に係る第 2のデータ伝送装置は、 第 1のデータ伝送装置から非 同期転送モードの所定の通信回線を介して、 第 2のデータ伝送装置における処理 時刻が決められている所定の伝送データが、 前記第 2のデータ伝送装置における 処理時刻に到達するように、 前記伝送デー夕を伝送するデータ伝送装置において 、 前記第 1のデータ伝送装置と前記第 2のデータ伝送装置との間に生じる伝送遅 延時間だけ、 前記第 1のデータ伝送装置から前記伝送データを伝送する時刻より も先の前記伝送デー夕を発生する伝送デー夕発生手段と、 前記伝送データを前記 通信回線に適合したヮ一ド幅に変換するヮード幅変換手段と、 発生した前記伝送 データをシャフリングするシャフリング手段と、 シャフリングした前記伝送デー 夕と、 前記通信回線が供給する回線クロックに対する前記第 1のデータ伝送装置 の動作タイミングを示し、 前記第 2のデータ伝送装置の動作タイミングを前記第 1のデータ伝送装置の動作タイミングに合わせるために用いられる同期データと 、 前記伝送データを識別するために用いられる識別データと、 同じ前記伝送パケ ツ トに含まれる前記伝送データのデータ量を示すデータ量表示データと、 前記伝 送データに対するシャフリング方法を示すシャフリングデータと、 前記送信側と 前記受信側との間で伝送される所定の制御データと、 前記送信側と前記受信側と の間に生じる伝送遅延時間を測定するために用いられる測定用データと、 前記送 信側と前記受信側との間の通話に用いられる通話デー夕とを多重化し、 所定の伝 送パケツ トを前記通信回線を介して前記第 2のデータ伝送装置に伝送する伝送手 段とを有する。
好適には、 前記第 2のデータ伝送装置は、 前記伝送バケツ トを前記通信回 線から受信する受信手段と、 受信した前記伝送バケツトから、 前記伝送データと 、 前記同期データと、 前記データ量表示データと、 前記シャフリングデータと、 前記制御データと、 前記測定用データと、 前記通話データとを分離する分離手段 と、 分離した前記シャフリングデータに基づいて、 分離した前記伝送データをデ シャフリングするデシャフリング手段と、 デシャフリングした前記伝送データを 元のヮード幅に変換するヮード幅逆変換手段とを有する。 また、 本発明に係るデータ伝送システムは、 所定の記録再生装置から所定 の伝送データが出力され、 送信側のデータ伝送装置から非同期転送モードの所定 の通信回線を介し、 処理時刻が決められている受信側のデータ伝送装置に前記処 理時刻に到達して、 受信側の記録再生装置で前記伝送データの処理を行うように なされたデータ伝送システムにおいて、 前記送信側のデータ伝送装置と前記受信 側のデータ伝送装置との間に生じる伝送遅延時間だけ、 前記送信側の記録再生装 置からの前記伝送データを伝送する時間よりも先行して前記伝送デー夕を発生す る送信手段と、 前記通信回線を介して、 前記伝送データと、 前記伝送遅延時間を 示す伝送遅延時間データとを受信して、 前記伝送遅延時間を前記送信手段に出力 する受信手段とを有する。
好適には、 前記データ伝送システムの送信手段は、 前記遅延時間データが 入力されて、 前記送信側の記録再生装置からの前記伝送データの出力を、 前記伝 送遅延時間だけ、 前記送信側の記録再生装置が前記伝送デー夕を送信する時刻よ りも先行するように制御する制御信号を、 前記送信側の記録再生装置に出力する 遅延処理手段と、 前記伝送データが入力されて、 前記通信回線を介して前記受信 側のデータ伝送装置に前記伝送データを送信するデータ送信手段とを有する。
好適には、 前記所定の伝送データは、 音声データおよび映像データまたは これらのいずれかであることを特徵とする。
好適には、 前記遅延処理手段は、 前記伝送遅延時間を測定するための測定 データを発生する測定データ発生手段と、 前記伝送遅延時間データと、 前記測定 デー夕発生手段からの測定デー夕とが入力されて前記伝送遅延時間を算出し、 前 記伝送データの発生を制御する制御信号を前記送信側の記録再生装置に出力する 時間差検出手段とを有する。
好適には、 前記データ送信手段は、 前記伝送データが入力されて、 前記通 信回線に同期したクロックで記憶された前記伝送デー夕をメモリ手段と、 前記メ モリ手段から出力される前記伝送データと、 前記伝送遅延時間を測定するための 測定データとを、 所定の伝送バケツ トの所定の位置に多重化して前記通信回線に 出力する多重化手段とを有する。
好適には、 前記データ伝送装置の受信手段は、 クロック発生手段と、 前記 通信回線を介して伝送される前記伝送デー夕を受信するデータ受信手段と、 前記 データ受信手段から出力される前記伝送デー夕に多重化された前記送信側の前記 データ伝送装置の基準信号と、 前記クロック発生手段から出力されるクロックと が入力されて、 前記伝送データに前記受信手段を同期させるときは、 前記受信手 段の前記基準信号に前記クロック発生手段から出力されるクロックが同期するよ うに制御するクロック制御信号を出力し、 前記送信側のデータ伝送装置から先行 再生要求命令が入力されたときは、 前記クロック発生手段からのクロックに前記 受信手段が同期するように制御するクロック制御信号を出力するクロック制御手 段とを有し、 前記クロック発生手段からの前記クロック制御信号に基づいて、 前 記データ受信手段と前記受信側の記録再生装置に前記クロックが出力されること を特徴とする。
好適には、 前記データ受信手段は、 前記所定の伝送バケツトに含まれる前 記伝送データと、 前記伝送遅延時間を測定するための所定の測定データとを分離 し、 分離した前記測定データを前記データ伝送装置の送信手段に出力する分離手 段を有する。 図面の簡単な説明
本発明の上述した目的および特徵、 および、 他の目的および特徴は、 添付 図面に関連付けた下記の記述から一層明瞭になるのであつて、
図 1は、 通信回線で生じる伝送遅延時間を示す図であり、
図 2は、 第 1の実施例における本発明に係るデータ伝送システムの構成を 示す図であり、
図 3は、 図 2に示したデータ伝送装置が A TM通信回線を介して相互に伝 送する伝送バケツ ト (P D Uバケツ ト) の構成を示す図であり、
図 4は、 D 2方式の音声 ·映像データの構成を説明する図であり、 図 5は、 第 2の実施例における図 2に示したデータ伝送装置の間の通信シ 一ケンスを示す図であり、
図 6は、 図 5に示した範囲 aにおけるデータ伝送装置の処理を示す図であ 、
図 7 A、 図 7 Bは、 図 2に示すデ一夕伝送装置 (3 a ) から伝送されたビ ッ ト 8 F 2と、 データ伝送装置 (3 b ) が折り返したビッ ト 8 F 2との時間差を 示す図であり、
図 8は、 図 2に示すデータ伝送装置の間の伝送遅延時間の補償 (アドバン ス制御) を説明する図であり、
図 9は、 送信側のデータ伝送装置が V T R装置を制御してァドバンス制御 を行わせるための処理を示すフローチヤ一ト図であり、
図 1 0は、 第 3の実施例における、 図 2に示したデータ伝送装置の構成を 示す図であり、
図 1 1は、 図 1 0に示した送信部の構成を示す図であり、
図 1 2は、 図 1 1に示した送信装置の構成を示す図であり、 図 1 3は、 図 1 1に示した遅延処理回路の構成を示す図であり、 図 1 4は、 図 1 0に示した受信部の構成を示す図であり、
図 1 5は、 図 1 4に示した受信装置の構成を示す図であり、
図 1 6は、 第 4の実施例における V T R装置 (図 2 ) の構成を示す図であ 、
図 1 7は、 図 1 6に示した V T R装置を適用したデータ伝送装置の間の通 信シーケンスを示す図であり、
図 1 8八〜図 1 8 Eは、 図 1 6に示した遅延処理回路および V T R装置を 用いた場合に各信号に生じる伝送遅延を示すタイミングチヤート図であり、 図 1 9は、 第 5の実施例における本発明に係るデータ伝送システムの構成 を示す図である。 発明を実施する最良の形態
図 1は、 通信回線で生じる伝送遅延時間を示す図である。
テレビジョン放送局等においては、 伝送されてきた音声 ·映像データを実 時間的 (リアルタイム) に放映したい場合があり、 この場合には、 図 1に示すよ うに、 通信回線で生じる伝送遅延時間が問題となる。 以下に示す各実施例に示す 本発明に係るデータ伝送システムは、 通信回線で生じる伝送遅延時間に起因する 問題を解決するように構成されている。 第 1実施例
以下、 本発明の第 1の実施例を説明する。
図 2は、 第 1の実施例における本発明に係るデータ伝送システム 1の構成 を示す図である。
図 2に示すように、 データ伝送システム 1は、 それぞれ V T R装置 1 4 a 〜1 4 f が接続されたデータ伝送装置 3 a〜 3 f が、 A TM通信回線 2を介して 相互に接続されて構成される。
データ伝送装置 3 a〜3 f は相互に、 ATM通信回線 2を介して所定の伝 送データ、 例えば、 番組あるいは中継用の音声,映像データを伝送する。
なお、 ATM通信回線 2からデータ伝送装置 3 a〜3 f にそれぞれ供給さ れる 155. 52 MHzのクロックを 8分周し、 ATMセルを 8ビヅ トパラレル データとして処理する際に用いられる回線クロック NCLKの周波数は 19. 4 4 MHz ( 155. 52 8)である。 一方、 SD I方式で伝送を行う際にデー 夕伝送装置 3 a〜3 f において用いられる内部クロック 4 f scは約 14. 3 H zである。 それぞれ正確な場合には、 これらのクロックの周波数は整数比 (NC LK: 4 f sc= 1 188 : 875) の関係になる。
VTR 1 a〜l 4 f は、 内部クロック 4 f scに同期して D 2規格のディ ジタル音声 ·映像データを記録 ·再生し、 SD I方式、 または、 SD I方式を改 良した SDD I方式 (以下、 単に SD I方式と記す) により 143Mt)p sシリ アル形式でデータ伝送装置 3 a〜3 fそれぞれに対して出力する。
図 3は、 図 2に示したデータ伝送装置 3 a〜3 fが ATM通信回線 2を介 して相互に伝送する伝送バケツ ト (SSCU - PDUバケツ ト、 以下、 「PDU バケツ ト j と略称する) の構成を示す図である。 なお、 PDUバケツ トの左に付 された数字は各データのバイト長を示し、 PDUバケツ 卜の右に付された表は、 対応する各デ一夕の内容を示す。
PDUバケツ トは、 ヘッダ領域、 アンシラリデータ(ANC; ancillary)領域 およびビデオデ一夕(VIDEO)領域の 3領域から構成される。
まず、 ヘッダ領域の構成を説明する。
データ TRSは FFh, 00h, 00 hを内容とし、 PDUパケッ トの先 頭位置を示す。 なお、 データ TRS、 アンシラリデータ (ANC; ANCillary ) 領域とビデオデータ (V I DEO)領域とにおいて 5バイト置きに挿入されるデ 一夕を除いて、 PDUバケツ トに含まれるデータが 00 hまたは FFhの値をと ることは禁止される。
データ RTS RTS; residual time stamp) 1 , RTS 2には、 それぞれ外 部クロック NCLKを 1 188周期の間の内部クロック 4 f scの計数値から 83 2を減じた 6ビットの値をとる同期データ RTSが入れられる。 但し、 伝送パケ ッ トは内部クロック 4 f sc、 910周期分の時間で伝送されるため、 1つの伝送 バケツ トを伝送する間に 2つの計数値が出現する可能性がある。 データ RTS 1 , RTS 2の 2つの領域を確保したのは、 このような場合に対応するためである
0
データ RTS 1, RTS2は、 受信側のデータ伝送装置 3 (以下、 データ 伝送装置 3 a〜3 f等のいずれかを特定せずに示す場合には、 データ伝送装置 3 等と記す) において網同期の確立等に用いられる。 なお、 データ RTS 1, RT S 2の第 6ビッ トには有効ビッ ト V (Varid ) が入り、 有効ビッ ト Vの内容は、 例えば、 これらのデータが有効である場合には論理値 1になり、 有効でない場合 には論理値 0となる。 さらに、 データの値が 00 h, FFhとなることを避ける ために、 有効ビッ ト Vの論理反転値が第 7ビッ トとして付加される。
デ一夕 LN I D (Line Number ID) は、 同じ PDUバケツ ト内のアンシラ リデータ領域およびビデオデータ領域にそれぞれ含まれる伝送データの音声 ·映 像データの識別のために用いられ、 第 0〜第 2ビットが音声 ·映像データが含ま れるフィールドを示すフィールド番号 (FN; Field Number) を示し、 0〜31 の値をとる第 3〜第 7ビットが音声 ·映像データが含まれるラインを示すライン 番号 (LN; Line Number ) を示す。 つまり、 データ LN I Dは、 受信側の VT R装置 14 (以下、 VTR装置 14 a〜l 4 fのいずれかを特定せずに示す場合 には、 VTR装置 14と記す) において、 受信された映像データが何番目のフィ 一ルドの何番目のラインのものであるかを示し、 映像データを再生する際に必要 とされるデータである。
データ LN 1は、 1〜525の範囲の値をとり、 データ LN I D 1ととも に、 2フィールドの範囲内での音声 '映像データの識別のために用いられる。 デ —夕 LN1の第 1バイトおよび第 2バイト第 0〜第 4ビッ トには、 それぞれ数値 の第 0〜第 4ビッ トおよび第 5〜第 9ビッ トが入り、 それぞれの第 5ビットには 、 データ RTS 1, RTS 2の有効ビツト Vと同じ理由から第 4ビットの論理反 転値が入る。
データ LNID2, LN2は、 受信側のデータ伝送装置 3が伝送されてき た伝送データを処理する時刻が決められている場合、 例えば、 受信した伝送デー 夕を実時間的に放送中の番組に用いる場合に、 送信側のデータ伝送装置 3が、 A TM通信回線 2等において伝送データ (伝送バケツ ト) に生じる伝送遅延時間の 補償を行う場合に用いられる。
つまり、 データ LNID2, LN2は、 同じ P DUパケットに含まれる音 声 ·映像データが、 送信側のテレビジョン放送局等の中において伝送遅延時間の 補償のために、 丁1装置14が何ライン分早めて伝送データを再生し、 データ 伝送装置 3がこの伝送データを送信したかを示す。 なお、 データ LN ID 2, L N2は、 上述のデータ LN I D 1, LN 1と同じ構成を採り、 データ LN I D 1 , LN1を基準とし、 伝送遅延時間を補償するために伝送データを先行させた時 間に対応するラインの数を示している。
また、 データ LNID2, LN 2を参照することにより、 受信側の伝送装 置 3は、 アンシラリデータ領域およびビデオデー夕領域に含まれる音声 ·映像デ 一夕のシャフリング方法等を識別することができる。 つまり、 伝送装置 3は、 音 声 ·映像データの内、 映像に係るデータの部分のシャフリングブロック (23ラ インごと等) をデータ LNID2, LN2に基づいて識別し、 識別したシャフリ ングブロックを単位としてデシャフリング処理を行う。
データ F 1 a gは、 第 0〜第 3ビッ トにアンシラリデータ部およびビデオ デ一夕部のデータ量を示すバケツ トテ一ブル (PT; Packet Table)データが入 る。 第 4〜第 7ビッ トにはビッ ト s b 0〜s b 3が入る。 このビット sb O〜s b 3は、 エンコーダ側のシャフリングの方式を伝えるために用いられる。
データ RS 422 - c h 1 , RS 422 - ch2は、 例えば、 送信側およ び受信側のデータ伝送装置 3にそれぞれ接繞されたコンピュータ (図示せず) の 間の RS 422を用いた制御用のデータ等の伝送に用いられる。
データ RS 422— ch l, RS 422— ch2の第 0〜第 3ビッ トには 、 それぞれ伝送されるデータの上位 4ビッ トまたは下位 4ビッ トのいずれかが入 り、 第 4ビッ トには、 第 0〜第 3ビッ トに入っているデータが上位 4ビットであ る場合に 1となり、 下位 4ビッ トである場合に 0となるビッ ト UL (Upper/Lowe r ) が入る。 データ RTS 1, RTS 2の有効ビッ ト Vと同じ理由により、 第 5 ビッ トには第 4ビツ トの論理反転値が入る。
さらに、 第 6ビッ トには、 データ RS422— ch l, RS 422 -ch 2がそれぞれ有効であるか否かを示す有効ビッ ト Vが付加される。
データ VO I CEには、 連絡用等に用いられる音声データが入る。 音声デ —タは、 例えば、 一般的な電話通信に用いられる P CM符号化装置のサンブリン グ周波数にほぼ等しいサンプリング周波数でサンプリングでき、 しかも、 タイミ ング的に PDUバケツ トに入れやすいように、 映像信号の水平同期信号 (1 5. 75KHz) 2周期に 1つづつ 8ビッ トずつ生成される。 従って、 1つの音声デ —タは、 水平同期信号の周期ごとに 1つ生成される PDUバケツ ト 2つにわたつ て伝送されることになる。 なお、 図 3に示した場合においては、 データ VO I C Eの第 0〜第 3ビッ トには、 音声データの上位 4ビッ トまたは下位 4ビットが入 れられる。
さらに、 第 4ビッ トには、 データ RS 422— ch l, RS 422— ch 2と同様に、 第 0〜第 3ビッ トのデータが上位 4ビットであるか下位 4ビッ トで あるかを示すビット ULが入れられ、 第 5ビッ トには、 データ RTS 1, RTS 2の有効ビツ ト Vと同じ理由により第 4ビッ トの論理反転値が入れられ、 さらに 、 音声デ一夕が有効であるか否かを示す有効ビッ ト Vが付加される。 さらに、 第 6および第 7ビッ トには、 データ伝送装置 3の内部回路、 およ び、 ATM通信回線 2が PDUバケツ トに与える遅延時間を測定するために用い られるビッ ト 8F 1, 8F2 (8Fは、 8 Frameの略) が入る。 なお、 データ L N I D 2, LN2に入れられるデータは、 これらのビッ ト 8 F 1, 8F2を用い て測定された遅延時間に基づいて算出される。
つまり、 データ伝送装置 3は、 これらのビット 8F 1, 8 F 2を用いて、 伝送遅延時間の補償のために伝送データを先行して伝送すべき時間を求め、 さら に、 データ LNI D, LDの値を算出する。 ここで、 伝送遅延時間のために 2つ のビッ ト (ビッ ト 8F 1, 8F2) を用いるのは、 送信側 (または受信側) のデ 一夕伝送装置 3が、 ビッ ト 8F 1を発生して PDUバケツ トに多重化して伝送し 、 受信側 (または送信側) のデータ伝送装置 3が、 受信したビット 8F 1の値を 、 そのまま、 PDUバケツ トのビッ ト 8 F 2として多重化し、 伝送する処理を行 うからである。
このようなビッ ト 8F 1, 8F2を用いた折り返し処理を行うことにより 、 送信側 (または受信側) のデータ伝送装置 3が発生したビット 8 F 1を、 受信 側 (または送信側) のデータ伝送装置 3が、 ビッ ト 8 F 2として返送することに なる。 従って、 ビッ ト 8F 1, 8 F 2の変化の時間差を比べることにより、 デー 夕伝送装置 3は、 ATM通信回線 2において伝送データ (PDUバケツト) が受 ける伝送遅延時間を測定することができ、 データ LN ID 2, LN2は、 上述の ように、 データ LN I D 1, LN1を基準とし、 測定された伝送遅延時間に対応 するラインの数として算出される。
予備デー夕は、 他の用途が生じた場合のために予備として空けられた領域 であるが、 デ一夕 RTS 1, RTS 2と同様に、 値が 00 h, FFhのいずれと もならないように、 第 7ビッ トには第 6ビットの論理反転値が入れられる。
データ CRCC 1, CRCC2, CRCC 3には、 それぞれ先行するデー 夕領域の誤り訂正符号が入れられる。 なお、 データ RTS 1, RTS2と同様に 、 値が 00 h, FFhのいずれともならないように、 第 7ビヅ トには第 6ビヅト の論理反転値が入れられる。
アンシラリデ一夕領域のヮ一ド長は、 例えば 69ヮードであって、 ヮード 幅が変換された AESZEBUデータが入れられる。 例えば、 55ワードの AE SZEBUデータを 8ビッ ト構成にワード幅を変換した場合、 変換の結果得られ る 8ビッ トパラレルデータは 68ワードと 6ビッ トとなる。
このような場合には、 上記の残りの 2ビッ トには、 禁止コ一ド (00 h, FFh)が発生することを防ぐために、 2ビツ トの値 01または 10が入れられ る。 入れられた 01または 10は、 受信側のデータ伝送装置 3において PDUパ ケッ トが再生される際に破棄される。 なお、 この領域において、 AESZEBU データは PDUバケツ トの前方に下位ワード.、 後方に上位ワードの順となる。
ビデオデータ領域には、 SD I方式に適合した 1ワード . 10ビット構成 のワード幅から、 ATM通信回線 2に適合した 1ワード, 8ビッ ト構成の映像デ 一夕の内、 主に映像に係るデータが入れられる。 なお、 映像データは、 PDUパ ケッ トの前方に下位バイト、 後方に上位バイトの順となる。
なお、 PDUバケツ トのアンシラリデ一夕領域およびビデオデータ領域は 可変長であり、 これらの領域が有効なデータを含まない場合もある。 また、 デ一 夕 RS422— ch l, VO I CE等は、 有効ビッ ト Vを有するので、 例えば、 データ V I OCEの有効データ Vのみが 1で、 他のデータの有効データ Vが 0で ある場合には、 データ VO I CEのみが有効であり、 他のデータは全て無効であ ることを意味する。
以下、 PDUバケツ トのアンシラリデ一夕領域およびビデオデータ領域に 多重化される伝送デ一夕と、 VTR装置 14に入力または出力される D 2方式の 音声 ·映像データとの関係を説明する。
図 4は、 D 2方式の音声 ·映像データの構成を説明する図である。
525ライン · 29. 97フレームノ秒のシステムに対応する D 2方式の ヘッダデータのデータ量は、 水平同期期間 (1ライン) ごとに 1 6ワード X 8ビ ッ トなので、 そのデータレートは下式に示すように 2Mb p sとなる。
1 6 X 8ビッ ト X 525ライン X 29. 9 7フレーム
= 2Mb ρ s ( 1 ) また、 525ライン · 29. 9 7フレームノ秒のシステムにおいては、 1 ラインに含まれる画素数は 9 1 0、 1画素当たりのデータは 1 0ビットであるた め、 そのデータレートは下式に示すように 1 4 3Mb sとなる。
9 1 0画素 X 1 0ビッ ト X 525ライン X 29. 9 7フレーム
= 1 3Mb p s (2) ただし、 図 4に示すように、 D 2方式の音声 ·映像データには不要な部分 があり、 図 4において斜線で示すアンシラリデータ (音声データ) 、 ビデオデー 夕 (映像データ) およびヘッダデータのみが受信側において音声再生および映像 再生のために必要となる。
図 4に示すァンシラリデータ、 ビデオデータおよびへッダデー夕のデータ レートは、 下式の通りとなる。 アンシラリデータ部の 1秒あたりのデータ量 a
2 1 X 1 0ビッ ト X 1 2ライン X 29. 97フレーム X 2
=0, 1 5Mb p s (3) アンシラリデ一夕部の 1秒あたりのデータ量 b
376 X 1 0ビッ ト X 6ライン X 29. 9 7フレーム x 2
= 1. 3Mb s (4) アンシラリデータ部の 1秒あたりのデータ量 c
5 5 X 1 0ビッ ト X 254ライン X 29. 9 7フレーム X 2
= 8. 4Mb p s (5) ビデオデータ部の 1秒あたりのデータ量 d
7 6 8 X 8ビッ ト X (254 + 25 3) ライン X 2 9. 97フレーム = 9 3. 3Mb p s (6) ビデオデータ部およびアンシラリデータ部の 1秒あたりの全データ量 e a + b + c + d
= 0. 1 5 + 1. 3 + 8. 4 + 9 3. 3
= 1 0 3. 2Mb p s (7) さらに、 ヘッダデータを加えると、 下式のようにアンシラリデータ、 ビデ ォデータおよびヘッダデータのデータレートは 1 05. 2Mb p sとなる。
2 + 1 0 3. 2 = 1 05. 2Mb p s (8) このように、 PDUバケツ トのアンシラリ領域およびビデオデータには、 D 2方式の音声 ·映像データ (全 1 4 3Mbp s) の内、 不要な部分を除いた 1 0 5. 2Mb s分のデータが多重化され、 不要部分を除いたために伝送データ に余裕が生じ、 ATM通信回線を介した D 2方式の音声,映像データの伝送等が 可能になっている。
以上述べた PDUバケツ トに伝送データと、 RTSデータ等の他のデータ とを多重化して伝送を行うことにより、 単に伝送データを伝送するだけでなく、 併せて、 受信側における伝送データの処理に有益なデータをも伝送することがで き 。
また、 ATM通信回線 2を介して、 送信側の内部クロックと受信側の内部 クロックの同期をとることができる。
また、 送信側のデータ伝送装置 3において、 PDUパケッ トが ATM通信 回線 2において受ける伝送遅延を予め補償して伝送することができ、 受信側のデ 一夕伝送装置 3において、 送られてきた伝送データを実時間的に処理することが できる。
なお、 第 1の実施例に示した他、 本発明に係るデータ伝送システム 1は、 デ一夕伝送装置 3の数を増減し、 あるいは、 PDUパケットに多重化するデータ の種類をさらに増やすように構成する等、 種々の構成をとることができる。 第 2実施例
以下、 本発明の第 2の実施例として、 送信側の VTR装置 14が PDUパ ケツ トに、 ATM通信回線 2、 送信側および受信側のデータ伝送装置 3が与える 伝送遅延時間を補償する方法を説明する。 なお、 第 2の実施例においては、 デー 夕伝送装置 3 a, 3 bの間のデータ伝送を例に説明を行うが、 データ伝送装置 3 a〜 3 ίの任意の間でデー夕伝送を行う場合の処理も同様である。
図 5は、 図 2に示したデータ伝送装置 3 a, 3 bの間の通信シーケンスを 示す図である。
図 6は、 図 5に示した範囲 aにおけるデータ伝送装置 3 a, 3 bの処理を 示す図である。
図 7A、 図 7Bは、 図 2に示すデ一夕伝送装置 3 aから伝送されたビット 8 F 2 (ビッ ト B) と、 データ伝送装置 3 aが折り返したビッ ト 8 F 2 (ビツ ト B) との時間差を示す図である。
図 8は、 図 2に示すデータ伝送装置 3 a, 3 bの間の伝送遅延時間の補償 (アドバンス制御) を説明する図である。
まず、 データ伝送装置 3 aは、 伝送遅延時間 Tdを測定する。
図 5の範囲 aに示すように、 データ伝送装置 3 a, 3 bの間で相互に PD Uバケツ トを伝送する。
PDUパケッ トには、 上述のようにビッ ト 8 F 1, 8 F 2 (図 3) が含ま れており、 データ伝送装置 3 aは、 ビッ ト 8 F2にデータ伝送装置 3 a自身が発 生したビッ ト Bを入れて PDUバケツ トに多重化し、 ATM通信回線 2を介して データ伝送装置 3 bに対して伝送する。
データ伝送装置 3 bは、 ATM通信回線 2を介してデータ伝送装置 3 aか らの PDUパケッ トを受信し、 PDUパケッ トを伝送データ (音声 ·映像データ ) と他のデータとに分離する。 さらに、 データ伝送装置 3bは、 伝送データ、 他 のデータ、 および、 データ伝送装置 3 aからの伝送データから分離したデータの 8 F 2 (ビッ ト B) を 8 F 1に多重化し、 ビッ ト 8 F2にデータ伝送装置 3 b自 身が発生したビッ ト A' を多重化して PDUバケツ トを生成し、 受信したビッ ト 8 F 2を新たなビッ ト 8 F 1としてデ一夕伝送装置 3 aに対して折り返す (図 6 に示すフラグビッ ト操作) 。
図 7に示すように、 データ伝送装置 3 aは、 データ伝送装置 3 bで折り返 されたビッ ト 8 F 1と、 データ伝送装置 3 bに対して送信したビッ ト 8 F 2の時 間差 Td+Td, を検出する。 この時間差 Td+Td' は、 データ伝送装置 3 a からデータ伝送装置 3 bに対して P D Uパケッ トを伝送する際の伝送遅延時間 T d (図 5) と、 この逆の方向に伝送を行う際の伝送遅延時間 Td' の和であるが 、 通常、 Td = Td' なので、 時間差 (Td+Td' ) 2=伝送遅延時間 Td と考えることができる。 データ伝送装置 3は、 時間差 (Td+Td' ) ノ2を伝 送遅延時間 Tdとして算出し、 伝送遅延時間 Tdに基づいて VTR装置 14 aを 制御して、 データ LN I D2, LN2 (図 3) を生成する (図 6に示す遅延測定 処理) 。
図 5に示すように、 データ伝送装置 3 bからデータ伝送装置 3 aに対して 、 ATM通信回線 2を介して先行再生要求信号が伝送されると、 データ伝送装置 3 aは、 図 8に示すように、 VTR装置 14 aを制御して、 データ伝送装置 3 b において時刻 tに処理されるべき音声 ·映像データを、 時刻 t一 Tdに再生させ 、 生成したデータ LN I D 2, LN2等の他のデータとを PDUバケツトに多重 化してデータ伝送装置 3 bに対して伝送する。 以下、 再生時間 TVDが経過するま で、 データ伝送装置 3 aはアドバンス制御によるデータの伝送を行う。
図 9を参照して、 ァドバンス制御における処理内容をさらに説明する。 図 9は、 送信側のデータ伝送装置 3が VTR装置 14を制御してアドバン ス制御を行わせるための処理を示すフローチヤ一ト図である。
図 9に示すように、 ステップ 01 (S O 1) において、 送信側 (または受信側 ) のデータ伝送装置 3は、 データ VO I CE (図 3) の第 7ビッ ト (8 F 2) に 値を挿入して伝送する。
ステップ 02 (S 02) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 受信側 (または送信側) のデータ伝送装置 3が折り返したビット 8 F 1, 8 F 2の時間 差を検出する。
ステップ 03 (S O 3) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 検出し た時間差に基づいて、 ATM通信回線 2等が伝送データに与えた伝送遅延時間 T d を測定 (算出) する。
ステップ 04 (S 04) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 データ LN I D 2, LN 2を生成する。
ステップ 05 (S 05) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 受信側 のデータ伝送装置 3から先行再生要求が伝送されてきたか否かを判断する。 伝送 されてきた場合には、 S O 6の処理に進み、 伝送されてきていない場合には、 S 0 7の処理に進む。
ステップ 0 6 (S O 6) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 VTR 装置 1 4を制御し、 時刻 tにおいて受信側で処理されるべき音声 ·映像データを 、 時刻 (t一 Td ) に再生させ、 受信側に伝送する。
ステップ 07 (S O 7) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 VTR 装置 1 4を制御して、 音声 ·映像データが受信側で処理されるべき時刻にかかわ らず、 時刻 tの音声 ·映像データを時刻 tに再生させ、 受信側に伝送する。
ステップ 0 8 (S O 8) において、 送信側のデータ伝送装置 3は、 VTR 装置 1 4が再生すべき音声,映像データ (再生データ) の再生が終了したか否か を判断し、 再生データの再生が終了した場合には全ての処理を終了し、 再生デー 夕の再生が終了した場合には S 0 5の処理に進む。
以上説明したアドバンス制御は、 データ伝送装置 3 bを VTR装置 1 4 b の代わりにテレビジョン放送局の副調整装置に接続し、 実時間的にデータ伝送装 置 3 aから伝送されてきた伝送データを、 番組あるいは編集の素材として用いる 場合に便利である。
アドバンス制御は、 音声 ·映像データの他、 受信側において処理される時 刻が決まっている種々のデータの伝送に適応可能である。
また、 ビッ ト 8 F 1, 8 F 2を用いる他、 例えは、 予めデータ伝送装置 3 a, 3 b間の伝送遅延時間 Tdを測定しておき、 この遅延時間 Tdに基づいてァ ドバンス制御を行うように構成してもよい。 第 3実施例
以下、 本発明の第 3の実施例として、 データ伝送装置 3 a〜 3 f の構成を 説明する。
図 1 0は、 図 2に示したデータ伝送装置 3 a〜3 f の構成を示す図である o
図 1 0に示すように、 データ伝送装置 3 a〜3 f はそれぞれ送信部 5およ び受信部 6から構成されており、 受信部 6から VTR装置 14 a〜l 4 f には、 受信部 6が受信し、 PDUパケットから分離した D 2方式の伝送デ一夕 (受信デ 一夕) RVDが入力され、 VTR装置 14 a〜l 4 f は、 制御信号 VCを介した 送信部 5の制御に従って再生し、 送信部 5に対して D 2方式の伝送データ (送信 データ) PVDとして出力する。 また、 受信部 6から送信部 5へは、 受信部 6が 受信したビット 8F 1, 8 F 2が供給される。
図 1 1は、 図 1 0に示した送信部 5の構成を示す図である。
図 1 1に示すように、 送信部 5は、 クロック発生装置 12、 ディジタルビ デォテープレコーダ (VTR) 14、 RTS生成装置 1 6、 送信装置 (TX) 1 8および遅延処理回路 22から構成される。
クロック発生装置 12は、 例えば水晶発振器等を用いて送信部 5において 用いられる 14. 3MHzの内部クロック 4 f ,cおよび映像信号の垂直同期信号 等に対応する同期信号 SYNCを生成し、 VTR 14、 RTS生成装置 1 6およ び送信装置 1 8に供給する。
VTR 1 4は、 内部クロック 4 iscに同期して D 2規格のディジタル音声 ,映像データを記録 ·再生し、 SD I方式または SDD I方式 (以下、 単に SD I方式と記す) により 143Mb p sシリアル形式で送信装置 18に対して出力 する。
RTS生成装置 1 6は、 ATM通信回線 2から供給される回線クロック N CLKの周波数に対する内部クロック 4 f scの周波数の実際の整数比を示し、 送 信部 5, 30との間の同期確立に用いられる同期データ RTS (Residual Time Stamp ) を生成する。
遅延処理回路 22は、 受信部 6から入力されたビッ ト 8 F 1, 8 F 2に基 づいて、 図 6に示した遅延測定処理を行う。 図 12は、 図 1 1に示した送信装置 1 8の構成を示す図である。
図 1 2に示すように、 送信装置 1 8は、 内部クロック 4 f scに同期して動 作する第 1のブロック 1 80および回線クロック NCLKに同期して動作する第 2のプロック 21 0から構成される。
第 1のブロック 1 80は、 シリアル パラレル変換回路 (SZP回路) 1 82、 第 1のスィッチ回路 (SW1) 1 84、 第 2のスィッチ回路 (SW2) 1 86、 ラウンディング回路 1 88、 シャフリング回路 1 90、 第 1の F I FO回 路 1 92、 ワード幅変換回路 (1 0→8) 1 94、 第 2の F I FO回路 1 96、 タイミング発生回路 a 200、 夕イミング発生回路 b 202、 コントロール回路 204および基準信号発生回路 206から構成される。
第 2のブロック 21 0は、 多重化回路 (MUX) 212、 第 3の F I FO 回路 214、 コントロール回路 21 6およびタイミング発生回路 c 21 8から構 成される。
第 1のブロック 1 80において、 夕イミング発生回路 a 200は、 他のデ 一夕伝送装置 3 a〜3 fからデータが送信されていない場合 (デフォルト) の値 のデータ RTSに基づいた動作タイミングで、 ブラックバーストに対応する映像 デ一夕 (ブラックバーストデータ) を発生する。
基準信号発生回路 206は、 第 1のブロック 1 80外部の回路であって、 タイミング発生回路 a 200と同様にブラックバーストデ一夕を発生し、 スィッ チ回路 1 84の端子 aに対して出力する。
SZP回路 1 82は、 VTR装置 1 4から入力された、 1ビッ トシリアル 形式の SD I方式の送信データを 1 0ビッ トパラレル形式に変換してスィッチ回 路 1 84の端子 bに対して出力する。
スィッチ回路 1 84は、 送信部 5がデータを送信する場合には端子 b側を 選択して SZP回路 1 82の出力データを、 これ以外の場合には端子 a側を選択 して基準信号発生回路 206から出力されるブラックバーストデータをスィッチ 回路 1 86に対して出力する。
スィッチ回路 1 86は、 スィッチ回路 1 84が選択した SZP回路 1 82 の出力データ (送信データ) の内、 図 4に示した D 2方式の音声 ·映像データの 内、 ビデオデータ部分を選択してラウンデイング回路 1 88に対して出力し、 ァ ンシラリデータ部を選択してワード幅変換回路 1 94に対して出力する。
ラウンディング回路 1 88は、 図 4に示したビデオデ一夕部に対応するデ 一夕 (映像データ) を 8ビッ トパラレル形式のデータに変換して (丸め (ラウン ディングし) て) 、 シャフリング回路 1 90に対して出力する。 なお、 図 4に示 したヘッダデータは、 コントロール回路 204が取り扱う。
シャフリング回路 1 90は、 ラウンディング回路 1 88から入力された 8 ビッ トパラレル信号を、 ATM通信回線 2においてデータ誤りが生じた場合に捕 間しやすい順番に並び換え、 1 ?0回路1 92に対して出力する。
ヮード幅変換回路 194は、 図 4に示したスィッチ回路 1 86から入力さ れたアンシラリデータ部に対応するデータ (音声データ) を 8ビットパラレル形 式に変換し、 F I FO回路 1 96に対して出力する。
F I FO回路 1 92, 1 94は、 それぞれ内部クロック 4 f scに同期して データを読み込み、 回線クロック NCLKに同期して順次、 データを出力し、 第 1のプロック 1 80から第 2のプロヅク 21 0にデータを受け渡す。
コントロール回路 204, 216は、 それぞれ F I FO回路 1 92, 19 4においてデータが書き込まれるァドレスと読み出されるァドレスと監視し、 こ れらのアドレスの制御を行う。
さらに、 第 1のプロック 1 80は、 ビッ ト 8 F 1 , 8 F 2等に基づいて、 データ LN1, LN I D 1, LN2, LNI D 2およびデータ F 1 a g (図 3 ) を生成し、 第 2のブロック 21 0に対して出力する。
第 2のブロック 21 0において、 タイミング発生回路 c 218は、 回線ク ロック NCLKに基づいて、 ブロック 21 0の動作タイミングを制御する。 多重化回路 212には、 RTS生成装置 16からデータ RTSが入力され 、 第 1のブロック 180からデータ LN1, LNID 1, LN2, LNID2, F 1 a gが入力される。 多重化回路 212は、 これらのデータと、 F I FO回路 192, 196から入力される音声データおよび映像データとを多重化し、 F I FO回路 214に対して出力する。
CRCC付加回路 213は、 各データ CRCCを算出して付加して F I F 0回路 21 に対して出力する。
F I FO回路 21 は、 多重化回路 212の出力データをバッファリング して送信データ TXDとして ATM通信回線 2に対して出力する。 なお、 図中に 示すように、 F I FO回路 214の出力デ一夕には、 さらに遅延処理回路 22か らのビッ ト 8 F 1, 8 F 2が付加され、 送信データ TXDとなる。
図 13は、 図 1 1に示した遅延処理回路 22の構成を示す図である。 図 13に示すように、 遅延処理回路 22は、 測定用ビッ ト発生回路 220 および時間差検出回路から構成される。
測定用ビッ ト発生回路 220は、 図 3に示したビッ ト 8 F 2を生成し、 受 信部 6が受信したビッ ト 8 F 2をビッ ト 8 F 1に折り返す。
時間差検出回路 222は、 図 7に示したように、 受信部 6が受信したビッ ト 8 F 1と、 測定用ビッ ト発生回路 220が発生したビッ ト 8 F 2との時間差を 検出し、 伝送遅延時間 Tdを算出し、 制御信号 VCを介して VTR装置 14を制 御し、 ァドバンス制御を行う。
図 14は、 図 10に示した受信部 6の構成を示す図である。
図 14に示すように、 受信部 6は、 受信装置 (RX) 32、 VTR34、 クロック制御装置 36およびクロック発生装置 38から構成され、 送信側のデー 夕伝送装置 3から伝送されてきた PDUバケツ トを受信し、 同期データ RTSお よび回線クロック NCLKに基づいて、 送信側のデータ伝送装置 3の内部ク口ツ ク 4 iscに同期した内部クロック 4 f scを再生し、 PDUバケツ トから音声 ·映 像デ一夕 (伝送データ) を分離して記録する。
図 1 5は、 図 1 4に示した受信装置 32の構成を示す図である。
図 1 5に示すように、 受信装置 32は、 回線クロック NCLKに同期して 動作する第 1のブロック 320および内部クロック 4 f scに同期して動作する第 2のブロック 3 5 0から構成され、 ATM通信回線 2から受信データ RXDとし て受信した PDUバケツ トから、 各データおよび伝送データを分離し、 分離した データの内、 伝送データを受信データ RVDとして VTR装置 1 4に対して出力 し、 ビッ ト 8 F 1, 8 F 2を、 送信部 5の遅延処理回路 22に対して出力する。
第 1のブロック 320は、 入力データ制御回路 322、 第 1のレジスタ回 路 324、 CRCC計算回路 326、 加算回路 328 a, 328 b、 第 1のメモ リ回路 3 3 0、 第 2のメモリ回路 3 32、 第 2のレジスタ回路 334、 第 3のレ ジス夕回路 3 3 6、 コントロール回路 3 38およびタイミング発生回路 d 34 0 から構成される。
第 2のブロック 3 5 0は、 出力データ制御回路 352、 第 4のレジスタ 3 54、 第 1の基準信号発生回路 3 5 6、 デシャフリング回路 3 58、 コンシール 回路 3 6 0、 第 1のエラー訂正回路 3 6 2、 F I FO回路 3 64、 第 2のエラー 訂正回路 3 6 6、 スィッチ回路 3 6 8、 夕イミング発生回路 e 370、 第 2の基 準信号発生回路 372、 スィッチ回路 374、 パラレル/シリアル変換回路 (P ZS回路) 3 76およびコントロール回路 378から構成される。
受信装置 32が ATM通信回線 2から受信した PDXJバケツ トは、 入力デ —夕制御回路 322、 第 1のレジスタ回路 324および CRCC計算回路 326 に入力される。
第 1のレジスタ回路 324は、 受信した 8ビッ トパラレル形式の PDUパ ケッ トを、 64ビッ トパラレル形式に変換する。
CRCC計算回路 326は、 PDUバケツ トに含まれる各データ C R C C (図 3) に係る計算処理を行い、 計算結果を加算回路 328 aに対して出力する o なお、 CRCC計算回路 326は、 伝送データ Xn +X""1 + "-2 +… + X + 1を、 G (X) =X1 + X2 +X+ 1で除算し、 この余りが 0以外の場合にェ ラーを検出し、 計算結果を論理値 1にして出力する。
入力データ制御回路 322は、 入力された PDUバケツ トに含まれる各デ 一夕に基づいて、 ライトフラグデータ (a ;全ビッ トが論理値 0の 8ビットパラ レルデータであって、 各ビッ トが PDUバケツ トの 1バイトに対応する) を生成 し、 加算回路 328 bに対して出力する。 加算回路 328 bは、 第 1のレジスタ 回路 324の出力データにライトフラグデータを付加して 72ビッ ト幅にして出 力する。
また、 入力データ制御回路 322は、 9ビツ ト X 8ヮ一ド構成のリードフ ラグデータ (b) を生成する。 入力データ制御回路 322は、 リードフラグデー 夕を読み込んだ後、 パリティビッ トのみを論理値 1、 他のビッ トを全て論理値 0 にして、 ライン数 ( 525 ) XPDUバケツ トのバケツ ト長 X 9ビッ トのァドレ ス空間を有するメモリ回路 3 32に書き込む。
このように入力データ制御回路 322がリードフラグデータのビット操作 を行うのは、 読み出したデータのリードフラグデータが論理値 1の場合に、 必要 とするデータが到着しなかったと判断するためである。 なお、 読み出す前に書き 込まれていれば、 リードフラグデータは論理値 0になる。
レジスタ回路 3 34は、 受信データ 8ビッ トと受信データに対応するフラ グデータ 1 ビッ 卜との計 9ビッ トのデ一夕を 8個まとめて 72ビッ トのデータと してメモリ回路 3 32から回線クロック NCLKに同期して読み出し、 内部クロ ック 4 f scに同期してレジスタ 3 54に対して出力する。
また、 入力データ制御回路 322は、 加算回路 328 aにライトフラグデ 一夕を出力する (c) 。 加算回路 328 aは、 CRCC計算回路 326の計算結 果にライトフラグデータを付加し、 入力デ一夕制御回路 322に返す。 入力デー 夕制御回路 322は、 このライトフラグデータを付加した計算結果をメモリ回路 3 3 0に記憶する (d:) 。
レジスタ回路 3 3 6は、 メモリ回路 3 3 2に記憶されている加算回路 3 2 8 aの加算結果を回線クロック N C L Kに同期して読み出して、 内部ク σツク 4 f s cに同期して出力する。
コントロール回路 3 3 8 , 3 7 8は、 送信装置 1 8のコントロール回路 2 0 4, 2 1 6 (図 1 2 ) と同様に、 レジスタ回路 3 3 4 , 3 3 6の書き込みァド レスと読み出しァドレスとを管理する。
第 2のブロック 3 5 0において、 タイミング発生回路 e 3 7 0は、 内部ク ロック 4 i e cに基づいて、 第 2のブロック 3 5 0の各部分の動作タイミングを制 御- 9
基準信号発生回路 3 7 2は、 基準信号を生成して出力する。
基準信号発生回路 3 5 6は、 基準信号を生成してスィッチ回路 3 7 4の端 子 aに対して出力する。
なお、 基準信号発生回路 3 7 2 , 3 5 6が発生する基準信号は、 ビデオデ 一夕およびアンシラリデータが入っておらず、 再生した後に面面を黒色にする信 号である。
レジスタ回路 3 3 4から出力されたデータは、 レジスタ 3 5 4に入力され る。 一方、 レジスタ回路 3 3 6から出力されたデータは出力データ制御回路 3 5 2に入力される。
レジスタ回路 3 5 4は、 図 4に示したアンシラリデ一夕部 (図 3に示した アンシラリ領域に多重化された音声デー夕) に対応するデータの各ヮ一ドを下位 2ビッ トおよびそのパリティビットと (a ) 、 上位 8ビッ ト (b ) とそのパリテ ィビジ トとに分解し、 入力データ制御回路 3 2 2に対して出力する。
出力データ制御回路 3 5 2は、 図 4に示したビデオデータ部に対応するデ —夕 (図 3に示したビデオデータ領域に多重化された映像データ) とそのパリテ ィとをデシャフリング回路 3 5 8に対して出力し (c ) 、 図 4に示したアンシラ リデータ部に対応するデータ (図 3に示したァンシラリデータ領域に多重化され た音声データ) とそのパリティとをエラー訂正回路 3 6 2に対して出力し (d) 、 図 3に示したデータ RS 4 22 - c h 1, RS 4 22— c h 2, VO I CE, RTSおよび予備データの部分のデータをエラ一訂正回路 3 6 6に対して出力す る (e) 。 つまり、 出力データ制御回路 352は、 PDUバケツ トから音声デー 夕および映像データと、 データ RS 4 22 - c h 1等とを分離する分離回路とし ての役割も果たしている。
出力データ制御回路 3 52は、 この処理により、 a ; 2ビッ トデータ ( 1 ) +フラグデータ (2) , b ; 8ビッ ト (3) +フラグデータ (4) , レジスタ 2の出力 = CRCC 1ビッ ト (5) +フラグデータ (6) の各データの内、 (2 ) , (4) , (5) , (6) のいずれか 1つが論理値 1であった場合に、 新たに フラグデータとして論理値 1を出力する。
つまり、 出力データ制御回路 352は、 2ワードの a ; (受信データ 8ビ ッ ト +フラグデータ 1ビット) の幅を、 (アンシラリデータ 1 0ビッ ト +フラグ データ 1 ビッ ト) の形式になるようにフラグ付きで変換する。
デシャフリング回路 3 5 8は、 入力されたデ一夕に含まれるデータ LN I D 2, LN 2に基づいて、 図 1 2に示したシャフリング回路 1 9 0に対応する処 理を行い、 元の順番に戻し、 コンシール回路 3 6 0に対して出力する。
コンシール回路 3 6 0は、 例えばデータ誤りが生じている面素のデータを 、 周囲の画素で補間等の方法によりデータの補間を行い、 スィッチ回路 374の 端子 bに対して出力する。
エラー訂正回路 3 6 2は、 入力されたエラ一訂正回路 3 62は、 入力され た音声デ一夕に対してエラー訂正を行い、 F I FO回路 3 6 4に対して出力する
F I FO回路 3 6 4は、 コンシール回路 3 6 0から出力される映像データ とエラー訂正回路 36 2から出力されるエラ一訂正回路 3 6 2とのタイミングを 合わせて、 スィッチ回路 374の端子 cに対して出力する。
スィッチ回路 374は、 それぞれ端子 a〜cに入力された基準信号発生回 路 356からの基準信号、 コンシール回路 360の出力データおよび F I FO回 路 364の出力信号のいずれかを、 SD I方式における D 2方式の音声,映像デ —夕に適合する順番に選択し、 PZS回路 376に対して出力する。
PZS回路 376は、 スィッチ回路 374から入力されたデータをシリア ル形式のデータに変換し、 内部クロック 4 ί scに同期して VTR装置 14に対し て出力する。
エラー訂正回路 366は、 入力されたデータ RS422 - c h 1等のデー 夕に対して誤り訂正を行い、 スィッチ回路 368に対して出力する。
スィッチ回路 368は、 エラー訂正されたデータを分離して、 それぞれデータ RS 422-ch l, RS422-ch2, VO I CE, RTSおよび予備デー 夕として出力する。
VTR装置 14 (図 14) 内部クロック 4 f scに同期して、 PZS変換回 路 330から入力された音声 ·映像データ RVDを記録する。
クロック発生装置 38は、 例えば水晶発振回路を有する電圧制御発振回路 であって、 クロック制御信号 C Cを介したクロック制御装置 36の制御に応じた 周波数の内部クロック 4 ί ecを生成し、 データ伝送装置 3の受信部 6の各構成部 分に供給する。
クロック制御装置 36は、 受信装置 32から入力された同期データ RTS に基づいてク αック制御信号 CCを生成し、 このクロック制御信号 CCを介して クロック発生装置 38が発生する内部クロック 4 f ,cの周波数をデータ伝送装置 3 bの受信部 6における内部クロック 4 f scに同期させ、 さらに、 水平同期信号 および垂直同期信号等の同期信号 SYNCを発生して V T R装置 14等に供給す る。
以下、 再び図 2を参照して、 第 3の実施例において示した送信部 5および 受信部 6を用いたデータ伝送装置 3 a, 3 bの間でデータを伝送する場合を例に 、 データ伝送システム 1の動作を説明する。
データ伝送装置 3 aにおいて、 送信部 5の VTR装置 1 4 aは、 D2方式 の音声 '映像データを再生し、 1 43Mbp sシリアルの音声 ·映像データ PV Dとして送信装置 1 8に対して出力する。
一方、 RTS生成装置 1 6は、 クロック発生装置 12が発生した内部クロ ック 4 f sc、 および、 ATM通信回線 2が供給する回線クロック NCLKに基づ いて、 回線クロック NCLKの 1 1 88周期の間に、 内部クロック 4 f scが何周 期入るかを示す同期データ RTSを生成し、 順次、 送信装置 1 8に対して出力す る。
送信装置 1 8は、 送信データ PVDおよび同期データ RTSを、 図 3に示 した PDUバケツ トに多重化し、 ATM通信回線 2を介してデータ伝送装置 3 b に対して送信する。 また、 送信装置 1 8は、 必要に応じて、 VTR装置 14 aに 対して、 図 8に示したアドバンス制御を行う。
ATM通信回線 2は、 データ伝送装置 3 aから送信された ATMセルをデ 一夕伝送装置 3 bに対して伝送するとともに、 データ伝送装置 3 bに対して回線 クロック NCLKを供給する。
デ一夕伝送装置 3 bにおいて、 データ伝送装置 3 aから伝送されてきた P DUパケッ トは、 受信部 6の受信装置 32により受信される。 受信装置 32は、 データ伝送装置 3 aの受信部 6の送信データ PVDに対応する受信データ RVD を VTR 1 bに対して出力し、 VTR 14 bはこれを記録する。
クロック制御装置 36は、 受信装置 32から入力された同期データ RTS 、 クロック発生装置 38から供給された内部クロック 4 f sc、 および、 ATM通 信回線 2から供給された回線クロック N C L Kに基づいて、 クロック発生装置 3 8が発生する内部クロック 4 ί scの周波数を、 データ伝送装置 3 bの受信部 6に おける内部クロック 4 f "に同期させるクロック制御信号 CCを生成し、 クロッ ク発生装置 3 8に対して出力する。
クロック発生装置 3 8は、 クロック制御信号 C Cに応じた周波数で内部ク ロック信号 4 f , cを生成し、 データ伝送装置 3 bの受信部 6の各部分に供給する 以上説明したように、 本発明に係るデータ伝送システム 1によれば、 V T R 1 4のインターフェースとして、 テレビジョン放送局等においてインフラスト ラクチャ一として広く用いられている S D I方式を用いることができるので、 既 存の設備を A T M通信回線に容易に接続することができる。
なお、 上記実施例に示した送信部 5および受信部 6の回路構成等は例示で あり、 同等の機能を実現可能な回路等に置き換えることも可能である。
また、 送信部 5および受信部 6に接続される機器として V T R装置を例示 したが、 これに限らず、 例えば S D I方式でデータを入出力する編集装置、 中継 装置あるいは伝送設備を接続するように構成してもよい。
また、 図 3に示した P D Uバケツ トは例示であり、 本発明は他の形式の伝 送バケツ トを用いる伝送方式に適応することができる。
また、 本発明に係るデータ伝送システム 1、 送信部 5および受信部 6は、 音声 '映像データの他、 これらのいずれかのデータ、 あるいは、 情報処理用のデ —夕等に適用することができる。 第 4実施例
以下、 第 4の実施例を説明する。
第 4の実施例においては、 遅延処理回路 2 2および V T R装置 1 4等の動 作を変更し、 伝送遅延時間が T d≠T d ' の場合であっても、 正確なアドバンス 制御が可能であり、 しかも、 データ伝送装置 3 a , 3 bの伝送遅延時間測定に係 る処理の内容が同一で、 伝送遅延時間の測定が容易なデータ伝送システム 1を、 データ伝送装置 3 bからデータ伝送装置 3 aに対して伝送データを伝送する場合 を例に説明する。
図 1 6は、 第 4の実施例における VTR装置 14 b (図 2) の構成を示す 図である。 なお、 VTR装置 14 a, 1 4 c〜l 4 f も同じ構成である。
図 1 6に示すように、 VTR装置 14 aは、 それぞれ選択回路 (SEL) 1 40、 制御回路 1 42および記録再生装置 144から構成されている。
遅延処理回路 24は、 データ伝送装置 3 bの送信部 5において、 図 1 1に 示した遅延処理回路 22の代わりに用いられるものであって、 PDUバケツ トに 含まれるビッ ト 8 F 2を制御信号 VCとして VTR装置 1 4に対して出力する。
制御回路 142は、 例えば図 3に示したデータ RS 422 - c h 1, RS 422 - c h 2あるいは操作端末装置 146から入力された操作データに基づい て、 記録再生装置 144および選択回路 (SEL) 1 0を制御する。 具体的に は、 制御回路 1 42は、 データ RS 422 - ch 1等が、 データ伝送装置 3 aか ら伝送されてくる基準信号 (ビッ ト 8F2) に基づいて音声 ·映像データを再生 する旨のものである場合には、 選択回路 140を、 端子 aを選択し、 遅延処理回 路 24から入力される基準信号を記録再生装置 144に供給させるように制御し 、 これ以外の場合には、 端子 bを選択し、 クロック発生装置 38が発生する同期 信号 SYNCを記録再生装置 144に入力させるように制御する。
図 1 7は、 図 1 6に示した VTR装置 1 4 a〜l 4 f を適用したデータ伝 送装置 3 a, 3 b (図 2) の間の通信シーケンスを示す図である。
図 1 8八〜図1 8Eは、 図 1 6に示した遅延処理回路 24および VTR装 置 1 4 a〜l 4 ίを用いた場合に各信号に生じる伝送遅延を示すタイミングチヤ —ト図であって、 図 1 8 Αはデータ伝送装置 3 b内部で用いられる垂直同期信号 等に対応する基準信号 bを示し、 図 1 8 Bは図 3に示したビッ ト 8F 2としてデ 一夕伝送装置 3 bからデ一夕伝送装置 3 aに伝送される基準信号 b"' (図 1 7) を示し、 図 1 8 Cはデータ伝送装置 3 bに受信される基準信号 b" を示し、 図 1 8Dは VTR装置 14 bからデ一夕伝送装置 3 bに出力される送信データ TXD bの位相を示し、 図 1 8 Eはデータ伝送装置 3 aから VTR装置 14 aに出力さ れる受信データ RXDaを示す。
図 1 7に示すように、 データ伝送装置 3 aは、 まず、 図 3に示した PDU バケツ 卜のビッ ト 8F2として、 例えば、 デ一夕伝送装置 3 a内部の基準信号 a を多重化し、 ATM通信回線 2を介してデ一夕伝送装置 3 bに対して出力する。
データ伝送装置 3bは、 PDUバケツ トからビッ ト 8 F2を取り出して、 ビッ ト 8 F 1に折り返すとともに、 データ伝送装置 3 b 身が発生した基準信号 を新たなビッ ト 8 F2としてデータ伝送装置 3 aに対して伝送する。
このように、 受信したビット 8 F 2をビッ ト 8 F 1として折り返し、 自ら 生成した基準信号を新たなビット 8 F 2として相手側に伝送することにより、 デ —夕伝送装置 3 a, 3bのビット 8F 1, 8 F 1に係る処理の内容が同じになる 。 なお、 これ以前にデータの送受信が既に行われている場合には、 図 17の最初 のデータの送受信は不要である。
データ伝送装置 3 aの送信部 5の遅延処理回路 22は、 データ伝送装置 3 bから折り返されたビッ ト 8 F 1および生成した基準信号 (ビット 8 F 2) に基 づいて、 図 7に示した時間差 Td+Td' を検出する。
データ伝送装置 3 aの遅延処理回路 22は、 時間差 Td+Td' ( = T.d ;図 1 8) だけ、 データ伝送装置 3 aの内部の基準信号から時間的に先行した夕 イミングで、 図 1 8 (B) に示す基準信号 b"'を生成する。 さらに、 遅延処理回 路 22は、 受信したビッ ト 8 F 2を新たな PDUバケツ トのビッ ト 8 F 1に、 基 準信号 b " 'を P D Uパケッ トのビッ ト 8 F 2に多重化されるデータとして送信部 5に対して出力する。
データ伝送装置 3 aの送信部 5は、 遅延処理回路 22から入力された基準 信号 ID"' (ビット 8 F 2) と伝送デ一夕等を PDUパケットに多重化し、 データ 伝送装置 3 bに対して出力する。
データ伝送装置 3 bに対してビツト 8 F 2として伝送された基準信号 b"' は、 ATM通信回線 2により伝送遅延 Tdlを受け、 図 1 8 (C) に示す基準信号 b" のタイミングでデータ伝送装置 3 bの送信部 5により受信される。
データ伝送装置 3 bの送信部 5は、 PDUバケツ トから基準信号 (ビット 8 F 2) を分離して遅延処理回路 24に対して出力する。
遅延処理回路 2 は、 受信部 6から供給された基準信号 (ビッ ト 8 F 2 ) を制 御信号 VCとして VTR装置 1 4 bに供給する。 また、 遅延処理回路 24は、 上 述したビッ ト 8F 1, 8 F 2に係るビッ ト操作を行う。
¥丁 装置14 bは、 遅延処理回路 24から入力された基準信号 (ビット 8F 2) が示すタイミングで音声 '块像データを再生し、 データ伝送装置 3bの 送信部 5に対して送信デー夕 P V Dとして供給する。
送信データ PVDは、 PDUバケツ トに多重化され、 図 1 8 (D) に示す ように送信部 5内部でさらに伝送遅延 T a 2を受けて送信データ TXDbとなり、 ATM通信回線 2を介してデータ伝送装置 3 aに伝送される。 なお、 伝送遅延 T d2は、 主にシャフリング処理等に起因する。
データ伝送装置 3 bから ATM通信回線 2に送出された PDUバケツ トは 、 図 1 8 (E) に示すように伝送遅延 Td3を受け、 受信データ RXD aとしてデ —夕伝送装置 3 aの受信部 6により受信される。 図 1 8 (A), (E) を比較し て判るように、 データ伝送装置 3 a内部の基準信号 bと受信データ RXD aとは 同期する。
このように、 遅延処理回路 24および VTR装置 14 bを構成することに より、 第 2の実施例および第 3の実施例に示した場合と同様に、 データ伝送装置 3 aにおいて時刻 tに処理される伝送データを、 データ伝送装置 3bは、 伝送遅 延時間を補償して伝送し、 時刻 tにデ一夕伝送装置 3に到達させることができる また、 データ伝送装置 3 aからデータ伝送装置 3 b方向の伝送遅延と、 逆 方向の伝送遅延が異なる場合でも、 データ伝送装置 3 aの処理タイミングに正確 に受信データ RXD aを同期させることができる。
なお、 第 4の実施例においては、 データ伝送装置 3 a, 3 bの間のデータ 伝送について説明したが、 データ伝送装置 3 a〜3 f (図 2) の内の任意の 2つ の間で同様なァドバンス制御が可能である。 第 5実施例
以下、 本発明の第 5の実施例を説明する。
図 1 9は、 第 5の実施例における本発明に係るデータ伝送システム 7の構 成を示す図である。
図 1 9に示すように、 データ伝送システム 7は、 データ伝送装置 3 a〜3 cのが ATM通信回線 2を介して、 それぞれ他の 1つのデータ伝送装置 3に対し てのみデータを送信するように、 ディジーチ X—ン形式に接続されて構成されて おり、 アドバンス制御のために、 ビッ ト 8 F 1, 8 F 2の他に、 図 3に示した P DUバケツ トの予備データのビッ ト 0 (以下、 予備 0と記す) を用いている。
第 5の実施例においては、 データ伝送装置 3 a〜3 bはそれぞれ、 第 4の 実施例に示した場合と同様に、 ビット 8 F 1, 8 F 2および予備 0を用いて基準 デー夕の伝送および伝送遅延時間の測定を行う。
図 1 9に示すように、 データ伝送装置 3 aは内部の同期信号に同期した基 準信号 Aを発生してマスタとして動作し、 データ伝送装置 3 b, 3 cは、 それぞ れ受信した PDUパケッ トのビッ ト 8 F 1に多重化された基準信号 C' , A' に 同期し、 それぞれ独立した基準信号 B, Cを生成する。
データ伝送装置 3 a〜3 cは、 データ伝送装置 3 a〜3 c自身が発生した 基準信号をそれぞれ PDUバケツ トのビット 8 F 1に多重化し、 受信した PDU バケツ トのビッ ト 8 F 1, 8 F 2に含まれる他のデータ伝送装置 3からの基準信 号を、 それぞれビッ ト 8 F 2および予備 0にシフトする。
このように、 データ伝送システム 7においては、 データ伝送装置 3 a〜3 Cが全て同じビッ ト処理を行うことにより、 基準信号の折り返し処理を行う。 データ伝送装置 3 aは、 発生した基準信号 Aと返ってきたデータ伝送装置 3 bからの基準信号 A"'に基づいて、 データ伝送装置 3 cを経由したデ一夕伝送 装置 3 aとデ一夕伝送装置 3 bとの間の伝送遅延時間を測定することができ、 ま た、 データ伝送装置 3 aとデータ伝送装置 3 cの間の伝送遅延時間を測定するこ とができる。
同様に、 データ伝送装置 3 bは、 発生した基準信号 Bと返ってきた基準信 号 B "'に基づいて、 デ一夕伝送装置 3 aとデータ伝送装置 3 bとの間のデータ伝 送装置 3 cを経由した伝送遅延時間を測定することができる。
また同様に、 データ伝送装置 3 cは、 発生した基準信号 Cと返ってきた基 準信号 C "'に基づいて、 データ伝送装置 3 aとデータ伝送装置 3 cとの間のデー 夕伝送装置 3 bを経由した伝送遅延時間を測定することができる。
なお、 図 1 9には、 データ伝送システム 7を構成するデータ伝送装置 3が 3台の場合を例示してあるが、 ディジーチェーン形式に接続する限りは、 さらに データ伝送装置 3の台数を増やしてデータ伝送システム 7を構成することができ る。 ただし、 台数を増やした場合、 台数に応じてアドバンス制御に用いるデータ ビッ トの数を増やす必要がある。 また、 データ伝送装置 3 a ~ 3 cのいずれをマ ス夕としてもよい。
また、 第 5の実施例におけるデータ伝送システム 7においては、 データ伝 送装置 3 aをマスタとしたが、 第 5の実施例におけるマスタは、 データ伝送装置 3 a〜3 cの基準信号の発生につき基準となるタイミングを与えるものをいい、 データ伝送装置 3 a〜3 cそれぞれにおけるビット操作自体は同じである。 以上各実施例に示したように、 本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送 装置およびデータ伝送システムによれば、 予め伝送遅延時間のおだけ早く音声 · 映像データを生成および伝送し、 通信回線における伝送遅延を補償し、 受信側で 受信した映像 ·音声データを実時間的に処理することができる。
また、 本発明に係る本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送装置および データ伝送システムによれば、 伝送遅延時間の測定の際に、 伝送装置それぞれの 処理内容を同一にして測定を容易に行うことができ、 これらの伝送装置間で伝送 遅延時間を補償してデータを伝送することができる。
また、 本発明に係る本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送装置および データ伝送システムによれば、 3台以上の伝送装置の間の伝送遅延時間を測定す ることができ、 これらの伝送装置間で伝送遅延時間を補償してデータを伝送する ことができる。
また、 本発明に係る本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送装置および データ伝送システムによれば、 例えば、 S D I方式の伝送装置と ATM方式の伝 送装置との間のデータ伝送を可能になる。
また、 本発明に係る本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送装置および データ伝送システムによれば、 S D I方式の 1ワード · 1 0ビット構成のデータ を、 ATM方式の 1ワード · 8ビッ ト構成のデータに変換することができる。
また、 本発明に係る本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送装置および データ伝送システムによれば、 音声 '映像デ一夕とともに、 音声 '映像データの 編集に用いる制御データ、 あるいは、 送信側の利用者と受信側の利用者との間の 連絡用の音声データ等を伝送することができる。 産業上の利用可能性
本発明に係る本発明に係るデータ伝送方法、 データ伝送装置およびデータ 伝送システムは、 音声 ·映像データを ATM通信回線の通信回線を介して伝送す るテレビジョン放送局間のネッ トワークシステムおよび遠隔編集システム等、 種 々の放送用システムおよび映像処理システムに適用することができる。

Claims

請求の範囲
1 . 送信側から非同期転送モードの通信回線を介して、 所定の伝送データを 処理時刻が決められている受信側に、 前記処理時刻に到達するように伝送するデ 一夕伝送方法において、
前記送信側と前記受信側との間で送信および受信 (送受信) される前記 伝送デ一夕に生じる伝送遅延時間を測定し、
前記送信側において、 前記伝送遅延時間だけ、 前記送信側が前記送信デ 一夕を送信する時刻よりも先行した前記伝送デー夕を発生し、 発生した前記伝送 データを前記通信回線を介して前記受信側に伝送する
データ伝送方法。
2 . 前記所定の伝送データは、 音声データおよび映像データまたはこれらの いずれかであること
を特徵とする請求項 1に記載のデータ伝送方法。
3 . 前記受信側において、
前記受信側と前記送信側との間の往復の伝送遅延時間を示す往復遅延時 間を前記伝送遅延時間として測定し、
前記伝送データを発生させるタイミングを前記送信側に示す基準信号を 、 前記往復遅延時間だけ、 前記伝送データを前記送信側が送信する時刻よりも時 間的に先行して発生し、 発生した前記基準信号を前記通信回線を介して前記送信 側に伝送し、
前記送信側において、 前記送信側から前記通信回線を介して伝送されて きた前記基準信号が示すタイミングで前記伝送データを発生し、
発生した前記伝送デ一タを前記受信側に伝送する
請求項 1に記載のデータ伝送方法。
4 . 前記送信側において、
前記受信側と前記送信側との間の往復の伝送遅延時間を示す往復遅延時 間を前記伝送遅延時間として測定し、
前記受信側から先行再生要求が入力されたときは、 前記伝送遅延時間だ け、 前記伝送データを送信する時刻よりも先行して前記伝送デ一夕を発生させ、 発生した前記伝送データを前記通信回線を介して前記受信側に伝送する
請求項 1に記載のデータ伝送方法。
5 . 送信側のデータ伝送装置から非同期転送モードの通信回線を介し、 処理 時刻が決められている受信側のデータ伝送装置に前記処理時刻に到達するように 所定の伝送データを伝送するデータ伝送装置において、
前記送信側のデータ伝送装置と前記受信側のデータ伝送装置との間に生 じる伝送遅延時間だけ、 前記送信側が前記伝送データを伝送する時刻よりも先行 して前記伝送デー夕を発生する送信手段と、
前記通信回線を介して前記伝送データと前記伝送遅延時間を示す伝送遅 延時間データとを受信して、 前記伝送遅延時間データを前記送信手段に出力する 受信手段と
を有するデータ伝送装置。
6 . 前記データ伝送装置は、
伝送データ発生手段を有し、
前記送信手段は、
前記伝送遅延時間が入力されて、 前記伝送データ発生手段の伝送データ の発生を、 前記送信側のデータ伝送装置と前記受信側のデータ伝送装置との間に 生じる伝送遅延時間だけ、 前記送信側が前記伝送データを伝送する時刻よりも先 行するように制御する制御信号を出力する遅延処理手段と、
前記制御信号に制御されて発生した伝送データ発生手段からの伝送デー 夕が入力されて、 前記通信回線を介して前記受信側のデ一タ伝送装置に前記伝送 データを送信するデータ送信手段と
を有する請求項 5に記載のデータ伝送装置。
7 . 前記所定の伝送デ一夕は、 音声データおよび映像データまたはこれらの いずれかであること
を特徴とする請求項 5に記載のデータ伝送装置。
8 . 前記遅延処理手段は、
前記伝送遅延時間を測定するための測定デー夕を発生する測定デー夕発 生手段と、
前記伝送遅延時間データと前記測定データ発生手段からの測定データと が入力されて前記伝送遅延時間を算出し、 前記伝送デー夕の発生を制御する前記 制御信号を出力する時間差検出手段と
を有する請求項 6に記載のデータ伝送装置。
9 . 前記データ送信手段は、
前記伝送デー夕が入力されて、 前記通信回線に同期したクロックで記憶 された前記伝送デー夕を出力するメモリ手段と、
前記メモリ手段から出力される前記伝送データと、 前記伝送遅延時間を 測定するための所定の測定データとを、 所定の伝送バケツ トの所定の位置に多重 化して前記通信回線に出力する多重化手段と
を有する請求項 6に記載のデータ伝送装置。
1 0 . 前記データ伝送手段の受信手段は、
クロック発生手段と、
前記通信回線を介して伝送される前記伝送データを受信するデータ受信 手段と、
前記デー夕受信手段から出力される前記伝送デ一夕に多重化された前記 送信側の前記データ伝送装置の基準信号と、 前記ク αック発生手段から出力され るクロックとが入力されて、 前記伝送データに前記受信手段を同期させるときは 、 前記受信手段の前記基準信号に前記クロック発生手段から出力されるクロック が同期するように制御するクロック制御信号を出力し、 前記送信側のデータ伝送 装置から先行再生要求命令が入力されたときは、 前記クロック発生手段からのク ロックに前記受信手段が同期するように制御するクロック制御信号を出力するク ロック制御手段と
を有し、
前記クロック発生手段からの前記クロツク制御信号に基づいて、 前記デ —夕受信手段にクロックが出力されること
を特徵とする請求項 5に記載のデータ伝送装置。
1 1 . 前記データ受信手段は、
前記所定の通信回線の所定の伝送パケッ トに含まれる前記伝送データと 、 前記伝送遅延時間を測定するための所定の測定データとを分離し、 前記測定デ —夕は、 前記データ伝送装置の送信手段に出力する分離手段
を有する請求項 1 0に記載のデータ伝送装置。
1 2 . D 2方式の音声データおよび映像データまたはこれらのいずれかからな る伝送データを、 所定の伝送バケツ トを用いて、 所定のクロックを供給する非同 期転送モードの所定の通信回線を介して伝送するデータ伝送方法において、 前記伝送データを、 前記通信回線に適合するワード幅に変換してシャフ リングし、
前記通信回線が供給する回線クロックに対する送信側の動作タイミング を示し、 受信側の動作タイミングを送信側の動作タイミングに合わせるために用 いられる同期データと、
前記伝送データを識別するために用いられる識別データと、
同じ前記伝送バケツトに含まれる前記伝送データのデータ量を示すデー 夕量表示デ一夕と、
前記伝送データに対するシャフリング方法を示すシャフリングデータと 前記送信側と前記受信側との間で伝送される所定の制御デー夕と、 前記送信側と前記受信側との間に生じる伝送遅延時間を測定するために 用いられる測定用データと、
前記送信側と前記受信側との間の通話に用いられる通話データと、 シャフリングした前記伝送データと
を所定の伝送バケツ トに多重化して伝送する
データ伝送方法。
1 3 . 前記通信回線が伝送を禁止する禁止コードを有するときに、 前記伝送パ ケッ トに含まれるデータの内、 前記禁止コードが生じうるデータそれぞれに、 該 データと組み合わせた場合に、 前記禁止コードが生じない付加データを付加する 請求項 1 2に記載のデータ伝送方法。
1 . 前記受信側において、 前記伝送データが処理される時刻が定められてお (3、
前記伝送バケツ トに含まれる前記伝送データは、 前記送信側から前記受 信側に到達するまでに受ける伝送遅延時間だけ、 前記送信側から前記伝送データ を送信する時刻よりも早く生成される
請求項 1 2に記載のデータ伝送方法。
1 5 . 前記識別データは、
前記送信側において、 前記伝送遅延時間が前記送信側から前記伝送デー 夕を送信する時刻よりも早く生成された時刻を示す遅延時間デ一タを含む
請求項 1 2に記載のデータ伝送方法。
1 6 . 前記受信側は、
前記通信回線から前記伝送パケッ トを受信し、
受信した前記伝送バケツ トから、 前記伝送データと、 前記同期データと 、 前記識別データと、 前記データ量表示データと、 前記シャフリングデータと、 前記制御データと、 前記測定用データと、 前記通話データとを分離し、
分離した前記シャフリングデータに基づいて、 前記伝送データをデシャ フリングし、
デシャフリングした前記伝送データを、 元のヮ一ド幅に変換する 請求項 1 2に記載のデータ伝送方法。
1 7 . 第 1のデータ伝送装置から非同期転送モードの所定の通信回線を介して 、 第 2のデータ伝送装置における処理時刻が決められている所定の伝送データが 、 前記第 2のデータ伝送装置における処理時刻に到達するように、 前記伝送デー 夕を伝送するデータ伝送装置において、
前記第 1のデータ伝送装置と前記第 2のデータ伝送装置との間に生じる 伝送遅延時間だけ、 前記第 1のデータ伝送装置から前記伝送データを伝送する時 刻よりも先の前記伝送データを発生する伝送データ発生手段と、 前記伝送データを前記通信回線に適合したヮ一ド幅に変換するヮード幅 変換手段と、
発生した前記伝送データをシャフリングするシャフリング手段と、 シャフリングした前記伝送データと、 前記通信回線が供給する回線クロ ックに対する前記第 1のデータ伝送装置の動作タイミングを示し、 前記第 2のデ 一夕伝送装置の動作タイミングを前記第 1のデータ伝送装置の動作タイミングに 合わせるために用いられる同期データと、 前記伝送データを識別するために用い られる識別データと、 同じ前記伝送バケツ 卜に含まれる前記伝送データのデータ 量を示すデータ量表示データと、 前記伝送データに対するシャフリング方法を示 すシャフリングデータと、 前記送信側と前記受信側との間で伝送される所定の制 御データと、 前記送信側と前記受信側との間に生じる伝送遅延時間を測定するた めに用いられる測定用データと、 前記送信側と前記受信側との間の通話に用いら れる通話データとを多重化し、 所定の伝送バケツ トを前記通信回線を介して前記 第 2のデータ伝送装置に伝送する伝送手段と
を有するデータ伝送装置。
1 8 . 前記第 2のデータ伝送装置は、
前記伝送バケツ トを前記通信回線から受信する受信手段と、
受信した前記伝送バケツ トから、 前記伝送データと、 前記同期データと 、 前記データ量表示データと、 前記シャフリングデータと、 前記制御データと、 前記測定用データと、 前記通話デー夕とを分離する分離手段と、
分離した前記シャフリングデ一夕に基づいて、 分離した前記伝送データ をデシャフリングするデシャフリング手段と、
デシャフリングした前記伝送データを元のヮード幅に変換するヮード幅 逆変換手段と
を有する請求項 1 7に記載のデータ伝送装置。
1 9 . 所定の記録再生装置から所定の伝送データが出力され、 送信側のデータ 伝送装置から非同期転送モードの所定の通信回線を介し、 処理時刻が決められて いる受信側のデータ伝送装置に前記処理時刻に到達して、 受信側の記録再生装置 で前記伝送データの処理を行うようになされたデータ伝送システムにおいて、 前記送信側のデータ伝送装置と前記受信側のデ一タ伝送装置との間に生 じる伝送遅延時間だけ、 前記送信側の記録再生装置からの前記伝送デー夕を伝送 する時間よりも先行して前記伝送デー夕を発生する送信手段と、
前記通信回線を介して、 前記伝送データと、 前記伝送遅延時間を示す伝 送遅延時間データとを受信して、 前記伝送遅延時間を前記送信手段に出力する受 信手段と
を有するデータ伝送システム。
2 0 . 前記データ伝送システムの送信手段は、
前記遅延時間デー夕が入力されて、 前記送信側の記録再生装置からの前 記伝送データの出力を、 前記伝送遅延時間だけ、 前記送信側の記録再生装置が前 記伝送デ一夕を送信する時刻よりも先行するように制御する制御信号を、 前記送 信側の記録再生装置に出力する遅延処理手段と、
前記伝送デ一夕が入力されて、 前記通信回線を介して前記受信側のデー タ伝送装置に前記伝送データを送信するデータ送信手段と
を有する請求項 1 9に記載のデータ伝送システム。
2 1 . 前記所定の伝送データは、 音声データおよび映像データまたはこれらの いずれかであること
を特徵とする請求項 1 9に記載のデータ伝送システム。
2 2 . 前記遅延処理手段は、
前記伝送遅延時間を測定するための測定データを発生する測定データ発 生手段と、
前記伝送遅延時間データと、 前記測定データ発生手段からの測定データ とが入力されて前記伝送遅延時間を算出し、 前記伝送データの発生を制御する制 御信号を前記送信側の記録再生装置に出力する時間差検出手段と
を有する請求項 2 0に記載のデータ伝送システム。
2 3 . 前記データ送信手段は、
前記伝送データが入力されて、 前記通信回線に同期したクロックで記憶 された前記伝送デー夕をメモリ手段と、
前記メモリ手段から出力される前記伝送デー夕と、 前記伝送遅延時間を 測定するための測定データとを、 所定の伝送バケツトの所定の位置に多重化して 前記通信回線に出力する多重化手段と
を有する請求項 2 0に記載のデータ伝送システム。
2 4 . 前記データ伝送装置の受信手段は、
クロック発生手段と、
前記通信回線を介して伝送される前記伝送データを受信するデータ受信 手段と、
前記デ一タ受信手段から出力される前記伝送デー夕に多重化された前記 送信側の前記データ伝送装置の基準信号と、 前記クロック発生手段から出力され るクロックとが入力されて、 前記伝送データに前記受信手段を同期させるときは 、 前記受信手段の前記基準信号に前記クロック発生手段から出力されるクロック が同期するように制御するクロック制御信号を出力し、 前記送信側のデータ伝送 装置から先行再生要求命令が入力されたときは、 前記クロック発生手段からのク ロックに前記受信手段が同期するように制御するクロック制御信号を出力するク ロック制御手段と
を有し、
前記クロック発生手段からの前記クロック制御信号に基づいて、 前記デ 一夕受信手段と前記受信側の記録再生装置に前記クロックが出力されることを特 徵とする請求項 1 9に記載のデータ伝送システム。
2 5 . 前記データ受信手段は、
前記所定の伝送バケツ トに含まれる前記伝送データと、 前記伝送遅延時 間を測定するための所定の測定デ一夕とを分離し、 分離した前記測定データを前 記デー夕伝送装置の送信手段に出力する分離手段
を有する請求項 2 に記載のデータ伝送システム。
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