JPH0918357A - データシャフリング方法およびその装置 - Google Patents

データシャフリング方法およびその装置

Info

Publication number
JPH0918357A
JPH0918357A JP7165377A JP16537795A JPH0918357A JP H0918357 A JPH0918357 A JP H0918357A JP 7165377 A JP7165377 A JP 7165377A JP 16537795 A JP16537795 A JP 16537795A JP H0918357 A JPH0918357 A JP H0918357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
shuffling
predetermined
video data
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7165377A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takeda
孝之 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7165377A priority Critical patent/JPH0918357A/ja
Priority to US08/673,193 priority patent/US5841781A/en
Publication of JPH0918357A publication Critical patent/JPH0918357A/ja
Priority to US09/007,202 priority patent/US5940411A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1866Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by interleaving
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/27Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques
    • H03M13/2703Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques the interleaver involving at least two directions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0085Formatting with cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/009Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location arrangements specific to transmitters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/88Signal drop-out compensation
    • H04N9/888Signal drop-out compensation for signals recorded by pulse code modulation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1876Interpolating methods

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信回線の品質に応じて最適なシャフリング
方法で映像データ等をシャフリングする。 【構成】 シャフリング回路50において、メモリ回路
506,508は、書き込みアドレスWADに従って、
入力された順番にデータVDT1,VDT2を交互に記
憶する。シャフリング回路50の各構成部分は、オフセ
ット値SPXに内部クロック4fscごとにシャフリング
係数COEFを順次、加算し、または、この加算結果の
下位16ビットがオフセット値SPX未満の場合には加
算結果にオフセット値SPXを、これ以外の場合には下
位16ビットそのままを読み出しアドレスRADとす
る。メモリ回路506,508は記憶したデータを、読
み出しアドレスRADに従った順番で交互に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像データ等の所定の
配列を有し、隣接するデータ同士を用いた補間が可能な
データをシャフリングするデータシャフリング方法およ
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像に含まれる画素のデータは、ほとん
どの場合、隣接する画素と相関関係を有しており、所定
の画素のデータにデータ誤りが生じた場合であっても、
その周辺の画素のデータを用いてデータ誤りを補間する
ことができるという特徴がある。一方、伝送中に生じる
データ誤りは、雑音等によることが多く、伝送中の映像
データ全体に一様に分布することは少なく、特定の箇所
に集中することが多い。このため、映像データを伝送す
る場合、伝送中、特定の箇所に集中して生じたデータ誤
りが元の映像の特定の領域に集中しないように、「シャ
フリング」と呼ばれる処理を行う。
【0003】シャフリング処理は、元の映像に含まれる
画素のデータの配列を変更し、伝送に用いられる伝送用
フレームにおいて、元の映像で隣接する画素のデータ同
士が所定の間隔をとるようにする処理である。従来、シ
ャフリング処理は、例えば、映像データをメモリ回路に
元の順番で記憶し、記憶した映像データを読みだす際
に、例えばROMテーブルに予め設定した順番で読み出
して、映像データの順番を変更することにより行われて
きた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在の所、映像データ
をシャフリングしてから伝送を行うシステムあるいは機
器は存在しない。伝送システム以外においては、例え
ば、D2方式のビデオテープレコーダ等は、ビデオテー
プ上に映像データを記録する際に、85ライン(NTS
C方式の場合)ごとに映像データを分割してシャフリン
グを行う。しかしながら、記録フォーマット等との関連
から、1フィールドを3セグメントに分けてシャフリン
グしなければならず、最終セグメントに1ラインと44
5サンプル分のダミーデータを付加している。このた
め、この方式を伝送に用いるには無駄が多く、伝送の際
のシャフリング方法としては採用しがたい。
【0005】また、現在、非同期伝送モード(ATM方
式)の通信回線が実用化されており、ATM方式の通信
回線を介した映像データの伝送が検討されている。この
ATM方式の通信回線が全世界規模となった場合には地
域あるいは距離によっては通信回線の品質が大きく異な
ることが予想される。
【0006】このため、通信回線の品質に応じてシャフ
リング処理の方法を変更することを要する場合があると
予想される。つまり、通信回線のデータ誤り率が充分に
低い場合には、誤り訂正能力よりも処理遅延時間を重視
し、処理遅延が小さく簡単なシャフリング処理を行い、
一方、通信回線のデータ誤り率が高い場合には、処理遅
延時間よりも誤り訂正能力を重視して、処理遅延が大き
く複雑なシャフリング処理を行う必要が生じることが予
想される。
【0007】しかし、上述のようにROMテーブルを用
いる方法によると、シャフリング処理の方法を変更する
たびにROMテーブルの内容を変更する必要が生じるの
で、このような通信回線の品質に応じたシャフリング処
理の方法の変更は難しい。一方、上述のようにデータ誤
り率が大きく異なる通信回線に対して同一のシャフリン
グ処理を行った場合には、データ誤り率が大きい通信回
線を介した伝送を行った場合、映像データに生じたデー
タ誤りを補間しきれず、再生後の映像の品質が劣化する
ことが予想される。また、逆に、データ誤り率が充分に
小さい通信回線を介して伝送を行うことができるにもか
かわらず、シャフリング処理により不要に大きな伝送遅
延を引き起こしてしまうことが予想される。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、映像データに付加するダミーデ
ータを極力少なくしたデータシャフリング方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。また、本発明は、
通信回線の品質に応じて最適なシャフリング方法で映像
データ等をシャフリングすることができるデータシャフ
リング方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0009】また、本発明は、通信回線の品質が悪い場
合には複雑でデータ誤りに対する補間能力が高い方法で
シャフリングすることができ、通信回線の品質が良い場
合には処理遅延が小さい方法でシャフリングすることが
できるデータシャフリング方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータシャ
フリング方法は、それぞれ所定の数ずつ複数のデータ単
位に含まれ、これらのデータ単位から構成される2次元
的な配列において隣接するデータ同士を用いて補間可能
な所定のデータを並び替え、伝送中に生じるデータ誤り
に対する補間を容易にする等のためにシャフリングする
データシャフリング方法であって、前記2次元的な配列
を、所定数の前記データ単位をそれぞれ含む複数の処理
単位に分け、前記所定のデータそれぞれと前記所定のデ
ータそれぞれの前記処理単位における位置を示す連続番
号それぞれとを、前記処理単位ごとに対応付け、前記所
定のデータそれぞれに対応する前記連続番号それぞれと
所定の係数との加算値または減算値それぞれを、前記処
理単位ごとに算出し、前記連続番号の最大値に対する前
記加算値または前記減算値それぞれの剰余系の値それぞ
れを、前記処理単位ごとに算出し、前記剰余系の値それ
ぞれが示す前記処理単位における位置に、前記剰余系の
値それぞれに対応する前記所定のデータそれぞれを配列
し、前記処理単位ごとに前記所定のデータをシャフリン
グする。
【0011】好適には、前記処理単位それぞれに対応す
る前記所定の係数それぞれは、前記処理単位それぞれに
おいて、前記剰余系の値が重複せず、シャフリング後の
前記処理単位それぞれの任意の位置の所定数の連続した
前記データ単位のみに含まれる前記所定のデータ全てが
壊れた場合に、これら所定のデータをシャフリング前の
前記処理単位それぞれにおける位置に戻したときに、壊
れた前記所定のデータ同士が所定の間隔を保つように定
められる。
【0012】また、本発明に係るデータシャフリング装
置は、映像を構成するラインそれぞれに含まれる映像デ
ータを並び替え、シャフリングするデータシャフリング
装置であって、それぞれ所定数の前記ラインから構成さ
れる処理ブロックごとに、この処理ブロックに含まれる
映像データそれぞれを記憶する映像データ記憶手段と、
前記処理ブロックごとに、前記処理ブロックに対応する
所定の係数を用いて所定の演算処理を行い、前記映像デ
ータ記憶手段から前記映像データを読み出す読み出しア
ドレスを順次、発生する読み出しアドレス発生手段と、
前記処理ブロックごとに、前記読み出しアドレスに基づ
いて前記映像データ記憶手段から前記映像データを順
次、読み出してシャフリングする映像データシャフリン
グ手段とを有する。
【0013】好適には、前記処理ブロックそれぞれに対
応する前記所定の係数それぞれは、前記処理ブロックそ
れぞれにおいて、前記読み出しアドレスが重複せず、シ
ャフリング後の前記処理ブロックそれぞれの任意の位置
の所定数の連続した前記ラインのみに含まれる前記映像
データ全てが壊れた場合に、これら映像データをシャフ
リング前の前記処理ブロックそれぞれにおける位置に戻
したときに、壊れた前記映像データ同士が所定の間隔を
保つように定められる。
【0014】好適には、前記読み出しアドレス発生手段
は、前記映像データそれぞれを記憶する前記映像データ
記憶手段のアドレスと前記所定の係数との加算値または
減算値それぞれを順次、算出する演算手段と、前記映像
データ記憶手段が前記映像データを記憶する最上位のア
ドレスに対する前記加算値それぞれの剰余系の値、また
は、最下位のアドレスに対する前記減算値それぞれの剰
余系の値を、前記読み出しアドレスとして順次、算出す
る剰余系算出手段とを有する。
【0015】
【作用】本発明は、例えば、映像を構成する各ラインを
構成する画素それぞれの映像データのように、隣接する
データ同士を用いて補間可能な所定のデータを並び替
え、伝送中に生じるデータ誤りに対する受信側における
補間をしやすくする方法である。本発明に係るデータシ
ャフリング方法においては、例えば、映像を所定の数の
ラインから構成される複数の処理ブロック(処理単位)
に分け、各処理ブロックにおける位置を示す連続番号と
映像データとを対応付ける。
【0016】上記連続番号に所定の係数を加算した加算
値を上記処理ブロックごとに算出し、処理ブロックそれ
ぞれに含まれる映像データの数(連続番号の最大値)に
対する上記加算値の剰余系の値それぞれを算出し、この
剰余系の値を対応する映像データの新たな処理ブロック
の位置にして並べ替え、シャフリングを行う。
【0017】上記連続番号に加算し、剰余系の値を求め
た場合に剰余系の値が重複しない整数であって、伝送中
の映像データの所定の範囲にバースト的にデータ誤りが
発生して、所定数の連続したラインに含まれる映像デー
タ全てが壊れた場合に、この壊れたデータを上下左右に
隣接するデータを用いて補間することができるように、
壊れた映像データ同士が所定の間隔を保つ整数値を処理
ブロックそれぞれにおける上記所定の係数とする。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は、本
発明に係るデータ伝送システム1の構成を示す図であ
る。なお、実際には、ATM通信回線20には伝送装置
10,30の2台だけでなく、さらに多くの伝送装置が
接続され、また、伝送装置10,30は、それぞれ伝送
装置30,10に相当する構成部分を相互に含むが、図
1においては図示の簡略化のために省略されている。
【0019】図1に示すように、データ伝送システム1
は、送信側の伝送装置10、ATM通信回線20および
受信側の伝送装置30から構成されており、それぞれ独
立に発生した内部クロック4fsc(いわゆるハウスクロ
ック)に基づいて動作するSDI方式の伝送装置10,
30の間で、伝送装置10,30が用いている内部クロ
ック4fscと独立して生成され、しかも、異なる規格の
回線クロックNCLKに基づいて動作するATM通信回
線20を介して、所定のデータ、例えば番組用の音声・
映像データを伝送する。
【0020】なお、ATM通信回線20から伝送装置1
0,30に供給される155.52MHzのクロックを
8分周し、ATMセルを8ビットパラレルデータとして
処理する際に用いられる回線クロックNCLKの周波数
は19.44MHz(155.52/8)である。一
方、SDI方式で伝送を行う際に生成される内部クロッ
ク4fscは、下式に示すように約14.3MHzであ
る。それぞれ正確な場合には、これらのクロックの周波
数は整数比(NCLK:4fsc=1188:875)の
関係になる。
【0021】
【数1】 fh =4.5MHz/286 4fsc=910×fh ≒14.3(MHz) …(1)
【0022】但し、式1において、4.5MHzは、現
象のテレビジョン信号の帯域における音声キャリアの周
波数である。また、式1における数値268および数値
910は、音声キャリアを用いてカラーテレビジョン用
の信号の周波数を生成するため用いられる数値であっ
て、内部クロック信号4fscの周波数とクロマ信号の周
波数は4fsc/4の関係にあり、水平同期信号の周波数
は4fsc/910の関係にあり、垂直同期信号の周波数
は4fsc/(910×525/2)≒(4fsc(910
×286)の関係にある。このようにカラーテレビジョ
ンの信号の周波数を定めたのは、白黒テレビジョンとカ
ラーテレビジョンとの互換性を保つため、および、クロ
マ信号と輝度信号とをインターリーブしてサブキャリア
信号を目立ちにくくする等のためである。
【0023】送信側の伝送装置10は、クロック発生装
置12、ディジタルビデオテープレコーダ(VTR)1
4、RTS生成装置16および送信装置(TX)18か
ら構成される。クロック発生装置12は、例えば水晶発
振器等を用いて伝送装置10において用いられる14.
3MHzの内部クロック4fscを生成し、VTR14、
RTS生成装置16および送信装置18に供給する。V
TR14は、内部クロック4fscに同期してD2規格の
ディジタル音声・映像データを記録・再生し、SDI方
式またはSDDI方式(以下、単にSDI方式と記す)
により143Mbpsシリアル形式の送信装置18に対
して出力する。RTS生成装置16は、伝送装置10,
30との間の同期確立に用いられる同期データRTS
(Residual Time Stamp )を生成する。
【0024】図2は、図1に示した送信装置18の構成
を示す図である。図2に示すように、送信装置18は、
シリアル・パラレル変換回路(S/P変換回路)18
0、ワード幅変換回路(10/8)182、シャフリン
グ回路50、多重化回路(MUX)186およびATM
セル生成回路188から構成され、RTS生成装置16
から入力された同期データRTSと、VTR14から入
力された音声・映像データPVDとを所定の伝送パケッ
ト(図13)に多重化し、ATM通信回線20を介して
受信側の伝送装置30に対して対して送信する。
【0025】S/P変換回路180は、SDI方式で入
力された音声・映像データPVDを10ビットパラレル
データに変換し、ワード幅変換回路182に対して出力
する。ワード幅変換回路182は、10ビットパラレル
データを所定の方法で、ATM方式に適合した8ビット
パラレルデータS182に変換し、シャフリング回路5
0に対して出力する。
【0026】図3は、図2に示したシャフリング回路5
0の構成を示す図である。図4は、ATMアダプテーシ
ョンレイヤ1(AAL1)プロトコルを用いた場合のロ
ングインターリーブECC用のブロックの構成を示す図
である。図5〜図8は、図3に示したシャフリング回路
50の動作タイミングを示す図であって、各図に付した
信号名称は図3に付した各信号名称に対応し、図6は図
5の範囲aを拡大した図であり、図8は図7の範囲aを
拡大した図である。
【0027】図3に示すように、シャフリング回路50
は、バッファ回路(BUF)502,504、例えば
(株)日立製作所製のHM628127H等の128K
ワード×8ビット構成のSRAM構成のメモリ回路50
6,508、スイッチ回路510,516,522,5
26,532、FIFO回路512、加算回路514,
524、書き込みカウンタ回路518、シャフリングタ
イミング回路520、ラッチ回路(F/F)528およ
びスイッチ制御回路530から構成され、8ビットパラ
レルデータS182をシャフリングし、図2に示すブロ
ック構成をとるシャフリングデータS50として多重化
回路186に対して出力する。
【0028】図5(B)および図6(C)に示す8ビッ
トパラレルデータS182は、図6(B)に示す内部ク
ロック信号4fscに同期して、図5(A)および図6
(A)に示す同期信号HDVに同期してシャフリング回
路50のバッファ回路502,504に順次、入力さ
れ、バッファリングされる。シャフリングタイミング回
路520は、それぞれ図5(C),(D),(G),
(H)に示すタイミングで、出力イネーブル信号OE
1,OE2、書き込みアドレスWADおよび読み出しア
ドレスRADを、バッファ回路502,504およびメ
モリ回路506,508に対して出力する。バッファ回
路502,504はそれぞれ、図5(C),(D)およ
び図6(D),(E)にそれぞれ示す出力イネーブル信
号OE1,OE2が活性化(論理値0)した場合に、図
6(F),(G)に、および、図5(E),(F)に書
き込みデータとして示すタイミングで、メモリ回路50
6,508に対してバッファリングした8ビットパラレ
ルデータVDT1,VDT2を交互に出力する。
【0029】メモリ回路506,508はそれぞれ、図
5(C),(D)および図6(D),(E)にそれぞれ
示す書き込みイネーブル信号WE1,WE2が活性化
(論理値0)した場合に、バッファ回路502,504
から入力された8ビットパラレルデータVDT1,VD
T2を,図5(G),(H)および図6(H),(I)
に示すアドレスAD1,AD2の書き込みアドレスWA
Dが示すアドレスに記憶する。
【0030】この書き込みアドレスWADは、図5
(C)〜(H)に示すように、書き込みイネーブル信号
WE1,WE2が活性化(論理値0)している間、シャ
フリングタイミング回路520からメモリ回路506,
508それぞれに対して出力され、図6(H),(I)
に示すように、それぞれ、バッファ回路502,504
から入力された8ビットパラレルデータVDT1,VD
T2が、バッファ回路502,504の最上位アドレス
側(bb00h〜ffffh)に後ろ詰めに、入力され
た順番に記憶されるように発生される。
【0031】さらに、メモリ回路506,508はそれ
ぞれ、イネーブル信号WE1,WE2が不活性化(論理
値1)した場合に、図5(G),(H)および図6
(H),(I)に示すアドレスAD1,AD2の読み出
しアドレスRAD(a1,a2,…a767)が示すデ
ータを、8ビットパラレルデータVDT1,VDT2
(S1,S2,…,S767)としてスイッチ回路51
0に対して交互に出力する。この段階で、メモリ回路5
06,508から出力される8ビットパラレルデータは
シャフリングされた状態になっている。
【0032】図5(I)および図6(J)に示すよう
に、スイッチ回路510は、書き込みイネーブル信号W
E1が活性化している間は8ビットパラレルデータVD
T2を選択し、書き込みイネーブル信号WE2が活性化
している間は8ビットパラレルデータVDT1を選択し
て、選択データSVDATとしてFIFO回路512に
対して出力する。
【0033】FIFO回路512は、図5(J)および
図6(K)に示す書き込みイネーブル信号FWENが活
性化(論理値0)している間、選択データSVDATを
順次、記憶し、多重化回路186から入力される読み出
しイネーブル信号FRENが活性化した場合に順次、シ
ャフリングデータS50として出力する。
【0034】以下、アドレスAD1,AD2の読み出し
アドレスRADおよび書き込みアドレスWADの生成処
理について説明する。書き込みカウンタ回路518は、
図7(A)に示す同期信号VDと所定の関係を有し、書
き込みカウンタ回路518にオフセット値SPX(メモ
リ回路506,508に記憶されるデータの最下位アド
レス=bb00h)をロードするタイミング、つまり、
映像を構成するラインの内、シャフリング処理の対象と
するラインの数を規定する同期信号BSYW(図7
(B),(E)および図8(A)に同期してオフセット
値SPXがロードされ、図7(G)に示す、VTR装置
182から入力される書き込みイネーブル信号WENが
活性化(論理値0)の間、ロードされたオフセット値S
PXを内部クロック4fscに同期してカウントアップ
し、シャフリングタイミング回路520に対して出力す
る。なお、同期信号BSYWは同期信号VDとの関係に
より、シャフリング用メモリにデータを格納するために
用いられる。
【0035】なお、本実施例においては、シャフリング
回路50は、奇数フィールドの映像データを23ライン
×10単位ブロック+313サンプルに分割し、偶数フ
ィールドの映像データを23ライン×10単位ブロック
+23ラインに分割して処理するように構成されてい
る。このため、図7(D)に示すように、奇数フィール
ドの第11目の単位ブロックを処理する際には、通常の
オフセット値SPX(=bb00h)から313を減じ
た値(b9c7h)がオフセット値SPXとして書き込
みカウンタ回路518にロードされるようになってい
る。
【0036】スイッチ回路522は、読み出しイネーブ
ル信号RENが活性化している間は接点Hを選択し、不
活性化している間は接点Lを選択し、シャフリング係数
COEF(本実施例においては4717(126d
h))または数値0を加算回路524の入力端子に対し
て出力する。スイッチ制御回路530は、ラッチ回路5
28から入力される数値BACKQとオフセット値SP
Xとを比較し、数値BACKQがオフセット値SPX以
下である場合には、図8(J)に示す制御信号OVER
を不活性化(論理値1)とし、これ以外の場合には活性
化(論理値0)としてスイッチ回路516,532を制
御する。
【0037】スイッチ回路516,532は、スイッチ
制御回路530から出力される制御信号OVERが不活
性化(論理値1)している場合には接点H側を選択して
オフセット値SPXを、これ以外の場合には接点H側を
選択して数値0を加算回路524の入力端子に対して出
力する。加算回路524は、スイッチ回路522から入
力された数値、スイッチ回路532から入力された数
値、および、ラッチ回路528から入力された数値BA
CKQを加算して加算結果の下位16ビットを、図8
(H)に示す加算値SUMとしてスイッチ回路526の
接点Lに対して出力する。
【0038】加算回路514は、数値BACKQにスイ
ッチ回路516から入力される数値を加算し、図8
(K)に示す読み出しアドレスRADとしてシャフリン
グタイミング回路520に対して出力する。加算回路5
14が算出した読み出しアドレスRADは、図5
(G),(H)に示すように、シャフリングタイミング
回路520を介してメモリ回路506,508に対して
出力される。
【0039】スイッチ回路526は、図7(C)および
図8(G)に示す同期信号BSYRが不活性化(論理値
1)している場合、つまり、メモリ回路506,508
から8ビットパラレルデータVDT1,VDT2が読み
出されている場合には、接点Hを選択して加算値SUM
をラッチ回路528に対して出力し、これ以外の場合に
は接点Hを選択してオフセット値SPXをラッチ回路5
28に対して出力する。ラッチ回路528は、図8
(D)に示す内部クロック4fscに同期して、スイッチ
回路526から入力される数値BACKQを保持し、ス
イッチ制御回路530および加算回路514,524の
入力端子に対して出力する。
【0040】図8(E)に示す順番で書き込みアドレス
WADが生成され、図8(C)に示す書き込みイネーブ
ル信号WENが活性化している間、8ビットパラレルデ
ータVDT1,VDT2は順次、入力された順番でメモ
リ回路506,508に記憶される。また、図8(F)
に示す読み出しイネーブル信号RENが活性化している
間、シャフリング回路50の各構成部分は、オフセット
値SPXに内部クロック4f scごとにシャフリング係数
COEFを順次、加算し、この加算結果の下位16ビッ
トの値がオフセット値SPX未満の場合には、加算結果
にオフセット値SPXを加算した値を読み出しアドレス
RADとしてシャフリングタイミング回路520に出力
する。
【0041】また、ラッチ回路528は、下位16ビッ
トのみを出力するため、結局、読み出しアドレスRAD
の値は、オフセット値SPXにシャフリング係数COE
Fを順次加算した値の、オフセット値SPXに対する剰
余系の値に、さらに、オフセット値SPXを加算した値
となる。このように、読み出しアドレスRADの値を生
成する必要があるのは、メモリ回路506,508とし
て単位ブロックのデータ数と異なる容量のものを用いて
いるからであり、例えば、単位ブロックの大きさを一定
とし、単位ブロックの大きさと等しい記憶容量のメモリ
をメモリ回路506,508として用いる場合、オフセ
ット値SPXに係る処理は不要になる。
【0042】以上説明したように、シャフリング回路5
0においては演算により書き込みアドレスWADと順番
を変更した読み出しアドレスRADを生成し、この読み
出しアドレスRADが示すメモリ回路506,508の
アドレスから順次、データを読み出してシャフリングを
行っている。この読み出しアドレスRADは、単位ブロ
ックに含まれる映像のライン数、および、シャフリング
係数COEFから求められる。
【0043】例えば、本実施例に示したように、23ラ
インを単位ブロックとし、シャフリング係数COEFを
4717(126dh)とした場合、シャフリング後の
映像データを元の映像データに対応付けて並べると、シ
ャフリング前においてライン0に各サンプルは、図9に
「0」で示す位置にシャフリングされる。第0〜第6ラ
インのデータ(図4に示すブロック1個分に対応)の全
てが壊れた、図9に示すシャフリング後のデータを、元
の順番に戻した場合、図10に「0」〜「6」で示す位
置になる。図10に示すように、シャフリング回路50
でシャフリングしたデータは、連続した7ライン、つま
り、図4に示したブロック1つに含まれるデータの全て
がデータ誤りを起こした場合であっても、誤りが生じた
画素の両隣の2画素(横方向両側の2画素ずつ)の画像
データ、および、両隣の対応する画素の画素データ(縦
方向両側の2画素ずつ)を用いた補間(コンシール)が
可能である。
【0044】本実施例に示したように、単位ブロックに
含まれるライン数および最適なシャフリング係数COE
Fを求めるためには、例えば表1に示す、一般的な計算
機で実行されるプログラムを用いる。
【0045】
【表1】 #include <stdio.h> #define START 0 #define WIDTH 16 #define PIXCEL 768 main() { FILE *infile, *outfile; unsigned long int a,b,c,d,e,b,v,lc,hc,cc,lb,hb,bb: long int w[0x40][0x300]: // 2次元シャフリングサンプル int PRIM; // シャフリング係数 int FLAG,i; int DISTANCE; int LINE; int n; while(1){ printf("LINE? /n/0"); // シャフリングするライン数を設 定する scanf("%3d",&LINE); printf("DISTANCE?/n/0"); // コンシールに使うサンプルがエ ラーになるまでのライン距離 scanf("%3d",&DISTANCE); if(DISTANCE == 0) break; for( i=5; i<5500;i++) { // シャフリング係数の最大値を65 00*2未満とする。 PRIM = 2*i + 1; FLAG = 0; for( a = 0; a < PIXCEL*LINE ; a++) { h = (START + PRIM * a) % PIXCEL; v = ((START + PRIM * a) / PIXCEL) % LINE; w[v][h] = 99; // シャフリング係数の最大値を99 にセットする。 for( a = 0; a < PIXCEL*LINE ; a++) { h = (START + PRIM * a) % PIXCEL; v = ((START + PRIM * a) / PIXCEL) % LINE; if(w[v][h] = 99) w[v][h] = a / PIXCEL; else { FLAG = 1; break; } // PRIMが全シャフリング領域で全 画素シャフリングになるかをテ ストする。 } for( a = 0; a < PIXCEL*LINE ; a++)( h = (START + PRIM * a) % PIXCEL; v = ((START + PRIM * a) / PIXCEL) % LINE; for( a = 0; a < PIXCEL*DISTANCE ; a++) { h = (START + PRIM * a) % PIXCEL; v = ((START + PRIM * a) / PIXCEL) % LINE; w[v][h] = a / PIXCEL; //0〜DISTANCE迄のラインのシャフ リング係数による配置 } for( a = 0; a < PIXCEL*LINE ; a++) { if(FLAG) break; b = n/PIXCEL; c = a%PIXCEL; if(w[b][c] l = 99) { //空間配置されたサンプルの水平方 向(4sample) のDISTANCE量の検査 if(c>3) lc = c-4; else if(c>2) lc = c-3; else if(c>1) lc = c-2; else if(c>0) lc = c-1; else lc = 0; if(c<764) hc = c+4; else if(c<765) hc = c+3; else if(c<766) hc = c+2; else if(c<767) hc = c+1; else hc = PIXCEL-1; for( cc = lc; cc < (hc+1) ; cc++ ) { if(c l= cc) if(w[b][cc] l= 99) FLAG = 1; //既にデータが設定されている場合 にはフラグセット } if (|FLAG) { //垂直方向の検査 if(b<0) lb = b-1; else lb = 0; if(b<(LINE-1) hb = b+1; else hb = LINE-1; for( bb = lb; bb < (hb+1) ; bb++ ) { if(b l= bb) if(w[bb][c] l= 99) { FLAG = 1; } } } } } if(|FLAG) printf("%5d ",PRIM); //ここまでの検査に合格したPRIM がシャフリング係数になる } } }
【0046】図11は、表1に示したプログラムの動作
を示すフローチャート図である。図12は、図11に示
したステップ100の動作を示すフローチャート図であ
る。図11および図12に示すように、ステップ02
(ST02)において、単位ブロックを構成するライン
の数およびエラー距離(シャフリング後の連続した7ラ
インにデータ誤りが生じた場合に横方向および縦方向に
確保したい誤りが発生していない画素の数、例えば横方
向に4(右2+左2)、縦方向に2(上1+下1))を
代入する。
【0047】ステップ04(ST04)において、PR
IM番号を発生し、変数FLAGをクリアする。ここ
で、PRIM番号とは、シャフリング係数を示す番号で
あり、変数FLAGとは、プログラム実行の際の制御に
用いられるフラグである。ステップ06(ST06)に
おいて、PRIM番号が予定した検索範囲内であるか否
かを判断する。PRIM番号が検索範囲内であればステ
ップ08の処理に進み、検索範囲外であれば処理を終了
する。なお、検索範囲とは0〜(全サンプル−1)であ
るが、実際には0〜(全サンプル/2)まで検索すれば
十分である。
【0048】ステップ08(ST08)において、検索
の対象となる画素(2次元配列)の映像データの値(2
次元配列)をクリア(数値「99」を代入)する。ステ
ップ10(ST10)において、シャフリングが可能か
否かを判断する。シャフリング可能、つまり、上述のシ
ャフリング係数COEFを順次、オフセット値SPXに
加算した場合に、その剰余系の値が重ならない場合には
ステップ14の処理に進み、不可能な場合にはステップ
14の処理に進む。
【0049】ステップ12(ST12)において、変数
FLAGをセットする。ステップ14(ST14)にお
いて、上記2次元配列の映像データの値をクリアする。
ステップ16(ST16)において、検査の対象となる
シャフリング後の1つの画素に対して、シャフリング後
にエラー距離に存在する画素(ステップ02に示した例
においては、検査の対象となる画素に隣接する左右2つ
の画素と上下1つの画素)となる映像データW [v]
[h] (ステップ02に示した例においてはv=±1,
h=±1,±2;映像データW [0] [0] は検査の対
象となる映像データ)をシャフリング回路50と同じ方
法で求め、図12に示すステップ100の処理に進む。
【0050】ステップ102(ST102)において、
映像データW [v] [h] の検査を行う。つまり、映像
データW [0] [±1,±2] の範囲に、検査の対象と
なるシャフリング後の1つの画素が含まれるラインを含
む連続した7ラインに含まれる映像データが含まれてい
るか否かを判断し、この範囲に含まれていない映像デー
タの値を「99」のままとし、これ以外の映像データの
値を「99」以外の値に変更する。
【0051】ステップ104(ST104)において、
映像データW [0] [±1,±2]の値が「99」であ
るか否か、つまり、検査の対象となる画素の左右2ビッ
トずつが図10において「−」として示した状態にある
か否かを判断する。「99」である場合にはステップ1
06の処理に進み、「99」でない場合にはステップ1
04の処理に進む。
【0052】ステップ106(ST106)において、
映像データW [v] [h] の検査を行う。つまり、映像
データW [±1] [0] の範囲に、検査の対象となるシ
ャフリング後の1つの画素が含まれるラインを含む連続
した7ラインに含まれる映像データが含まれているか否
かを判断し、この範囲に含まれていない映像データの値
を「99」のままとし、これ以外の映像データの値を
「99」以外の値に変更する。
【0053】ステップ108(ST108)において、
映像データW [±1] [0] の値が「99」であるか否
か、つまり、検査の対象となる画素の上下1ビットずつ
が図10において「−」として示した状態にあるか否か
を判断する。「99」である場合にはステップ106の
処理に進み、「99」でない場合にはステップ104の
処理に進む。ステップ104(ST104),ステップ
110(ST110)において、変数FLAGをセット
する。以上のステップ100に含まれる各処理を終了し
た後、ステップ18(図11)の処理に進む。
【0054】ステップ18(ST18)において、変数
FLAG=0、つまり、ステップ104,110におけ
る検査において、映像データW [v] [h] の範囲に、
検査の対象となるシャフリング後の1つの画素が含まれ
るラインを含む連続した7ラインに含まれる映像データ
が検出されなかった場合には、ステップ20の処理に進
み、この他の場合にはステップ04の処理に進む。ステ
ップ20(ST20)において、PRIM番号(シャフ
リング係数COEF)および単位ブロックに含まれるラ
イン数を所定のフォーマットでプリントアウトする。
【0055】以上のように、表1に示したプログラム
を、単位ブロックに含まれるライン数およびエラー距離
を変更しつつ実行すると、例えば、表2に示す結果が得
られる。
【0056】
【表2】 (2−1)単位ブロックのライン数:23 =======:=========:========: COEF :補間可能なライン数:エラー距離(左右) =======:=========:========: 12011 : 7 : 2 : 4713* : 7 : 2 : 4717**: 7 : 2 : −−−−−−−:−−−−−−−−−:−−−−−−−−: ただし、*は、奇数フィールド(23ライン×11+3
13サンプル構成)の場合を示し、**は、奇数フィー
ルド(23ライン×11)の場合を示す。 (2−2)単位ブロックのライン数:25 =======:=========:========: COEF :補間可能なライン数:エラー距離(左右) =======:=========:========: 6641**: 8 : 2 : 7351**: 8 : 2 : 3461* : 8 : 2 : −−−−−−−:−−−−−−−−−:−−−−−−−−: ただし、*は、奇数フィールド(25ライン×m+31
3サンプル構成)の場合を示し、**は、奇数フィール
ド(25ライン×m)の場合を示す。 (2−3)単位ブロックのライン数:31 =======:=========:========: COEF :補間可能なライン数:エラー距離(左右) =======:=========:========: 5087 : 7 : 3 : −−−:−−−−−−−−−:−−−−−−−−−−−−: ただし、31ライン×n構成の場合を示す。 (2−4)単位ブロックのライン数:32 =======:=========:========: COEF :補間可能なライン数:エラー距離(左右) =======:=========:========: 7741**: 8 : 2 : 7261* : 8 : 2 : −−−−−−−:−−−−−−−−−:−−−−−−−−: ただし、*は、奇数フィールド(32ライン×m+31
3サンプル構成)の場合を示し、**は、奇数フィール
ド(32ライン×m)の場合を示す。
【0057】なお、表1に示したプログラムを用いるこ
とにより、表2に示した各シャフリング係数COEFの
他に、任意の単位ブロックのライン数および任意のエラ
ー距離についてシャフリング係数を求めることができ
る。なお、単位ブロックのライン数は、図4に示したブ
ロック等にシャフリング後の映像データを配列した場合
に、なるべく付加するダミーデータが少なくなるように
選ぶのが好適である。
【0058】図13は、図2に示した多重化回路186
が生成する伝送パケット(SSCU−PDUパケット、
以下、「PDUパケット」と略称する)の構成を示す図
である。なお、PDUパケットの左に付された数字は各
データのバイト長を示し、PDUパケットの右に付され
た表は、対応する各データの内容を示す。多重化回路1
86は、シャフリングデータS50とRTS生成装置1
6から入力された同期データRTSから数値832を減
じた値とを図13に示す所定の伝送パケット(PDUパ
ケット)に多重化し、多重化データとしてATMセル生
成回路188に対して出力する。
【0059】多重化回路186により生成され、ATM
セルに変換されてATM通信回線20に送信されるデー
タは、図13に示すPDUパケットに多重化される。P
DUパケットにおいて、データTRSはFFh,00
h,00hを内容とし、PDUパケットの先頭位置を示
す。なお、データTRS、アンシラリデータ(ANC;
ANCillary )領域とビデオデータ(VIDEO)領域と
において5バイト置きに挿入されるデータを除いて、P
DUパケットに含まれるデータが00hまたはFFhの
値をとることは禁止される。
【0060】データRTS1,RTS2には、RTS生
成装置16により生成された同期データRTSが入る。
この同期データRTSは、外部クロックNCLKを11
88周期の間の内部クロック4fscの計数値から832
を減じた6ビットの値である。但し、伝送パケットは内
部クロック4fsc、910周期分の時間で伝送されるた
め、1つの伝送パケットを伝送する間に2つの計数値が
出現する可能性がある。データRTS1,RTS2の2
つの領域を確保したのは、このような場合に対応するた
めである。
【0061】データRTS1,RTS2は、受信側の伝
送装置10において網同期の確立等に用いられる。な
お、データRTS1,RTS2の第6ビットには有効ビ
ットV(Varid )が入り、有効ビットVの内容は、例え
ば、これらのデータが有効である場合には論理値1にな
り、有効でない場合には論理値0となる。さらに、デー
タの値が00h,FFhとなることを避けるために、有
効ビットVの論理反転値が第7ビットとして付加され
る。
【0062】データLNID(Line Number ID)1は、
同じPDUパケット内のアンシラリデータ領域およびビ
デオデータ領域に含まれる音声・映像データの識別のた
めに用いられ、第0〜第2ビットが音声・映像データが
含まれるフィールドを示すフィールド番号(FN;Fiel
d Number)を示し、0〜31の値をとる第3〜第7ビッ
トが音声・映像データが含まれるラインを示すライン番
号(LN;Line Number )を示す。
【0063】データLN1は、1〜525の範囲の値を
とり、データLNID1とともに、2フィールドの範囲
内での音声・映像データ(これに含まれる音声データ
は、打ち合わせ用の音声ではない)の識別のために用い
られる。データLN1の第1バイトおよび第2バイト第
0〜第4ビットには、それぞれ数値の第0〜第4ビット
および第5〜第9ビットが入り、それぞれの第5ビット
には、データRTS1,RTS2の有効ビットVと同じ
理由から第4ビットの論理反転値が入る。
【0064】データLNID2,LN2は、受信側の伝
送装置3が用いられているテレビジョン放送局等の局全
体の音声・映像データと受信した音声・映像データとの
同期を補償するために、送信側の伝送装置3が、送信側
のテレビジョン放送局全体で伝送される音声・映像デー
タに比べて時間的に早いタイミングで音声・映像データ
を送信する処理(アドバンス補償処理)を行う場合に用
いられる。
【0065】つまり、データLNID2,LN2は、同
じPDUパケットに含まれる音声・映像データが、送信
側のテレビジョン放送局等の中において本来伝送される
べきタイミングから、何ライン分早めて受信側の伝送装
置3に対して送信されたかを示す。なお、データLNI
D2,LN2それぞれの内容の詳細は、それぞれ上述の
データLNID1,LN1と同じである。なお、データ
LNID2,LN2を参照することにより、受信側の伝
送装置3は、アンシラリデータ領域およびビデオデータ
領域に含まれる音声・映像データのでシャフリング方法
等を識別することができる。つまり、音声・映像データ
の内、映像に係るデータの部分のシャフリングブロック
(23ライン分)をデータLNID2,LN2から判別
し、このシャフリングブロックごとにデシャフリングを
行う。
【0066】データFlagは、第0〜第3ビットにア
ンシラリデータ部およびビデオデータ部のデータ量を示
すパケットテーブル(PT;Packet Table)データが入
る。第4〜第7ビットにはビットsb0〜sb3が入
る。このビットsb0〜sb3は、エンコーダ側のシャ
フリングの方式を伝えるために用いられる。
【0067】データRS422−ch1,RS422−
ch2は、例えば、送信側および受信側の伝送装置1
0,30にそれぞれ接続されたコンピュータ(図示せ
ず)の間のRS422を用いた制御用のデータ等の伝送
に用いられる。データRS422−ch1,RS422
−ch2の第0〜第3ビットには、それぞれ伝送される
データの上位4ビットまたは下位4ビットのいずれかが
入り、第4ビットには、第0〜第3ビットに入っている
データが上位4ビットである場合に1となり、下位4ビ
ットである場合に0となるビットUL(Upper/Lower )
が入る。データRTS1,RTS2の有効ビットVと同
じ理由により、第5ビットには第4ビットの論理反転値
が入る。さらに、第6ビットには、データRS422−
ch1,RS422−ch2がそれぞれ有効であるか否
かを示す有効ビットVが付加される。
【0068】データVOICEには、連絡用等に用いら
れる音声データが入る。音声データは、例えば、一般的
な電話通信に用いられるPCM符号化装置のサンプリン
グ周波数にほぼ等しいサンプリング周波数でサンプリン
グでき、しかも、タイミング的にPDUパケットに入れ
やすいように、映像信号の水平同期信号(15.75K
Hz)2周期に1つづつ8ビットずつ生成される。従っ
て、1つの音声データは、水平同期信号の周期ごとに1
つ生成されるPDUパケット2つにわたって伝送される
ことになる。なお、図13に示した場合においては、デ
ータVOICEの第0〜第3ビットには、音声データの
上位4ビットまたは下位4ビットが入れられる。
【0069】さらに、第4ビットには、データRS42
2−ch1,RS422−ch2と同様に、第0〜第3
ビットのデータが上位4ビットであるか下位4ビットで
あるかを示すビットULが入れられ、第5ビットには、
データRTS1,RTS2の有効ビットVと同じ理由に
より第4ビットの論理反転値が入れられ、さらに、音声
データが有効であるか否かを示す有効ビットVが付加さ
れる。
【0070】さらに、第6および第7ビットには、伝送
装置10,30自体、および、ATM通信回線20がP
DUパケットに与える遅延時間を測定するために用いら
れるビット8F1,8F2(8Fは、8Frame の略)が
入る。なお、データLNID2,LN2に入れられるデ
ータは、これらのビット8F1,8F2を用いて測定さ
れた遅延時間に基づいて算出される。
【0071】予備領域は、他の用途が生じた場合のため
に予備として空けられた領域であるが、データRTS
1,RTS2と同様に、値が00h,FFhのいずれと
もならないように、第7ビットには第6ビットの論理反
転値が入れられる。データCRCC1,CRCC2,C
RCC3には、それぞれ先行するデータ領域の誤り訂正
符号が入れられる。なお、データRTS1,RTS2と
同様に、値が00h,FFhのいずれともならないよう
に、第7ビットには第6ビットの論理反転値が入れられ
る。
【0072】アンシラリデータ領域には、映像信号の音
声・映像データの内、主に音声に係るデータが入れられ
る。なお、音声に係るデータは、PDUパケットの前方
に下位バイト、後方に上位バイトの順となる。ビデオデ
ータ領域には、映像信号の音声・映像データの内、主に
映像に係るデータが入れられる。なお、映像に係るデー
タは、PDUパケットの前方に下位バイト、後方に上位
バイトの順となる。
【0073】なお、PDUパケットのアンシラリデータ
領域およびビデオデータ領域は可変長であり、これらの
領域が有効なデータを含まない場合もある。また、デー
タRS422−ch1,VOICE等は、有効ビットV
を有するので、例えば、データVIOCEの有効データ
Vのみが1で、他のデータの有効データVが0である場
合には、データVOICEのみが有効であり、他のデー
タは全て無効であることを意味する。
【0074】ATMセル生成回路188は、図13に示
したPDUパケットに多重化されたデータをATMセル
に変換し、送信データTXDとしてATM通信回線20
に対して出力する。ATM通信回線20(図1)は、非
同期伝送モード(ATM;Asynchronous Transfer Mod
e)方式で伝送装置10,30の間でデータを伝送する
とともに、伝送装置10,30に対して19.44MH
zの回線クロックNCLKを供給する。
【0075】受信側の伝送装置30(図1)は、受信装
置(RX)32、VTR34、クロック制御装置36お
よびクロック発生装置38から構成され、伝送装置10
から伝送されてきたATMセルを受信し、同期データR
TSおよび回線クロックNCLKに基づいて伝送装置1
0側の内部クロック4fscに同期した内部クロック4f
scを再生し、PDUパケットから音声・映像データを分
離して記録する。
【0076】図14は、図1に示した受信装置32の構
成を示す図である。図14に示すように、受信装置32
は、ATMセル分解回路320、分離回路322、デシ
ャフリング回路324、コンシール回路326、ワード
幅変換回路328およびパラレル・シリアル変換回路
(P/S変換回路)330から構成される。
【0077】ATMセル分解回路320は、伝送装置1
0からATM通信回線20を介して伝送されてきた伝送
データRXD(=TXD)を回線クロックNCLKを用
いて受信し、ATMセルのアドレス部等を削除して図1
3に示したPDUパケットの形式に戻して分離回路32
2に対して出力する。
【0078】分離回路322は、内部クロック4fsc
用いて、ATMセル分解回路320から入力されたPD
Uパケットから同期データRTSを分離して数値832
を加算して12ビットの同期データRTSを生成すると
ともに、クロック制御装置36のFIFO回路360に
書き込むタイミングを示す書き込みイネーブル信号WE
Nを生成してクロック制御装置36に出力する。また、
分離回路322は、PDUパケットから音声・映像デー
タおよびその他のデータを分離してデシャフリング回路
324に対して出力する。
【0079】デシャフリング回路324は、分離回路3
22から入力された音声・映像データを、シャフリング
回路50に対応する方法でデシャフリング(アンシャフ
リング)し、コンシール回路326に対して出力する。
コンシール回路326は、PDUパケットに含まれてい
たCRCデータ等を用いて誤り検出を行い、入力された
音声・映像データに対するコンシール(誤り修正)を行
う。
【0080】ワード幅変換回路328は、コンシールさ
れた8ビットパラレルの音声・映像データを、SDI方
式に適合した10ビットパラレルデータに変換し、P/
S変換回路330に対して出力する。P/S変換回路3
30は、10ビットパラレルデータを143Mbpsシ
リアルのSDI方式のデータに変換し、D2規格の音声
・映像データRVDに変換としてVTR34に対して出
力する。
【0081】VTR34(図1)は、内部クロック4f
scに同期して、P/S変換回路330から入力された音
声・映像データRVDを記録する。クロック発生装置3
8は、例えば水晶発振回路を有する電圧制御発振回路で
あって、クロック制御信号CCを介したクロック制御装
置36の制御に応じた周波数の内部クロック4fscを生
成し、伝送装置30の各構成部分に供給する。
【0082】クロック制御装置36は、一種の位相同期
回路(PLL回路)として動作し、内部クロック4
sc、回線クロックNCLK、および、受信装置32か
ら入力された同期データRTSに基づいてクロック制御
信号CCを生成し、このクロック制御信号CCを介して
クロック発生装置38が発生する内部クロック4fsc
周波数を制御し、伝送装置30の内部クロック4fsc
伝送装置10の内部クロック4fscに同期させる。
【0083】以下、データ伝送システム1の動作を説明
する。伝送装置10において、VTR14は、D2規格
の音声・映像データを再生し、143Mbpsシリアル
の音声・映像データPVDとして送信装置18に対して
出力する。一方、RTS生成装置16は、クロック発生
装置12が発生した内部クロック4fsc、および、AT
M通信回線20が供給する回線クロックNCLKに基づ
いて同期データRTSを生成し、順次、送信装置18に
対して出力する。
【0084】送信装置18において、シャフリング回路
50は上述のように映像データを入力された順番に記憶
し、演算により生成したアドレスの順番に従って読み出
してシャフリング処理し、多重化回路186およびAT
Mセル生成回路188は、音声データ、主メモリ16が
生成したデータRTS等、および、シャフリング処理後
の映像データを図13に示したPDUパケットに多重化
し、ATMセルに変換し、ATM通信回線20を介して
伝送装置30に対して送信する。ATM通信回線20
は、伝送装置10から送信されたATMセルを伝送装置
30に対して伝送するとともに、伝送装置30に対して
回線クロックNCLKを供給する。
【0085】伝送装置30において、伝送装置10から
伝送されてきたATMセルは、受信装置32により受信
され、ATMセルのアドレス部が取り除かれてPDUパ
ケットが再生される。また、受信装置32は、PDUパ
ケットから分離した、上記伝送装置10の音声・映像デ
ータPVDに対応する音声・映像データRVDをVTR
34に対して出力し、VTR34はこれを記録する。ク
ロック制御装置36は、PDUパケットに含まれる同期
データRTSおよび回線クロックNCLKに基づいてク
ロック発生装置38を制御し、伝送装置30の内部クロ
ック4fscの周波数を、伝送装置10の内部クロック4
scに同期させる。
【0086】以上述べたように、VTR14,34のイ
ンターフェースとして、テレビジョン放送局等において
インフラストラクチャーとして広く用いられているSD
I方式を用いているので、既存の設備との整合性がよ
く、既存の設備の有効利用を図ることができる。なお、
上記実施例に示したデータ伝送システム1の各部分の回
路構成、信号の論理値および波形等は例示であり、同等
の機能を実現可能な回路等に置き換えることも可能であ
る。
【0087】また、上記実施例においては、送信装置1
8に接続される機器としてVTR装置を例示したが、こ
れに限らず、例えばSDI方式でデータを入出力する編
集装置、あるいは、SDI方式の伝送設備を接続するよ
うに構成してもよい。また、図13に示したPDUパケ
ットは例示であり、本発明は他の形式の伝送パケットを
用いる伝送方式に適応することができる。
【0088】また、本発明はSDI方式とATM方式と
の組み合わせに限らず、各ノードに均等で正確な回線ク
ロックを供給可能な通信回線、例えばN−ISDN通信
回線あるいは専用データ回線等に接続された、回線クロ
ックの周波数と内部クロックの周波数とが整数比の関係
になる任意の方式の伝送装置に応用することが可能であ
る。さらに、本発明に係るデータ伝送システムは、今後
開発されるであろう伝送方式においても広く適用可能で
あることが予想される。また、本発明に係るデータ伝送
システム1は、音声・映像データの他、これらのいずれ
かのデータ、あるいは、情報処理用のデータ等に適用す
ることができる。
【0089】なお、単位ブロックのライン数は、単位ブ
ロックごとに変更してもよい。例えば、映像の先頭の2
3ラインを表2−1に示したシャフリング係数を用いて
シャフリングし、続く25ラインは表2−2に示したシ
ャフリング係数を用いてシャフリングするといったよう
に構成してもよい。また、通信回線の品質を測定する手
段をさらに用意し、通信回線の品質に応じて単位ブロッ
クの分割方法およびシャフリング係数を変更するように
構成してもよい。
【0090】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るデータ
シャフリング方法およびその装置によれば、シャフリン
グ処理のために映像データに付加するダミーデータを極
力少なくすることができる。また、本発明に係るデータ
シャフリング方法およびその装置によれば、通信回線の
品質に応じて最適なシャフリング方法で映像データ等を
シャフリングすることができる。
【0091】また、本発明に係るデータシャフリング方
法およびその装置によれば、通信回線の品質が悪い場合
には複雑でデータ誤りに対する補間能力が高い方法でシ
ャフリングすることができ、通信回線の品質が良い場合
には処理遅延が小さい方法でシャフリングすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送システムの構成を示す
図である。
【図2】図1に示した送信装置の構成を示す図である。
【図3】図2に示したシャフリング回路の構成を示す図
である。
【図4】ATMアダプテーションレイヤ1プロトコルを
用いた場合のロングインターリーブECC用のブロック
の構成を示す図である。
【図5】図3に示したシャフリング回路の動作タイミン
グを示す図である。
【図6】図3に示したシャフリング回路の動作タイミン
グを示す図でって、図5に示した範囲aの部分を拡大し
た図である。
【図7】図3に示したシャフリング回路の動作タイミン
グを示す図である。
【図8】図3に示したシャフリング回路の動作タイミン
グを示す図でって、図7に示した範囲aの部分を拡大し
た図である。
【図9】図1および図3に示したシャフリング回路によ
るシャフリング後の映像データの配列を例示する図であ
る。
【図10】図9に示したシャフリング後の映像データの
第0〜第6ラインにデータ誤りが生じた際に、元の配列
に戻した映像データの配列を例示する図である。
【図11】表1に示したプログラムの動作を示すフロー
チャート図である。
【図12】図11に示したステップ100の動作を示す
フローチャート図である。
【図13】図2に示した多重化回路が生成する伝送パケ
ット(PDUパケット)の構成を示す図である。
【図14】図1に示した受信装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…データ伝送システム、10…伝送装置、12…クロ
ック発生装置、14…VTR、16…RTS生成装置、
18…送信装置、180…S/P変換回路、182…ワ
ード幅変換回路、50…シャフリング回路、502,5
04…バッファ回路、506,508…メモリ回路、5
10,516,522,526,532…スイッチ回
路、512…FIFO回路、514,524…加算回
路、528…ラッチ回路、520…シャフリングタイミ
ング回路、528…ラッチ回路、530…スイッチ制御
回路、186…多重化回路、188…ATMセル生成回
路、20…ATM通信回線、30…伝送装置、32…受
信装置、320…ATMセル分解回路、322…分離回
路、324…デシャフリング回路、326…コンシール
回路、328…ワード幅変換回路、330…P/S変換
回路、34…VTR、36…クロック制御装置、360
…FIFO回路、362…ラッチ回路、366…ラッチ
回路、368…スイッチ回路、370…スイッチ制御回
路、372…NOT回路、374…カウンタ回路、37
6…DFF、378…デコーダ回路、380…カウンタ
回路、382…DFF、384…比較回路、38…クロ
ック発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 H04N 5/92 Z // H04Q 3/00 7/13 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ所定の数ずつ複数のデータ単位に
    含まれ、これらのデータ単位から構成される2次元的な
    配列において隣接するデータ同士を用いて補間可能な所
    定のデータを並び替え、伝送中に生じるデータ誤りに対
    する補間を容易にする等のためにシャフリングするデー
    タシャフリング方法であって、 前記2次元的な配列を、所定数の前記データ単位をそれ
    ぞれ含む複数の処理単位に分け、 前記所定のデータそれぞれと前記所定のデータそれぞれ
    の前記処理単位における位置を示す連続番号それぞれと
    を、前記処理単位ごとに対応付け、 前記所定のデータそれぞれに対応する前記連続番号それ
    ぞれと所定の係数との加算値または減算値それぞれを、
    前記処理単位ごとに算出し、 前記連続番号の最大値に対する前記加算値または前記減
    算値それぞれの剰余系の値それぞれを、前記処理単位ご
    とに算出し、 前記剰余系の値それぞれが示す前記処理単位における位
    置に、前記剰余系の値それぞれに対応する前記所定のデ
    ータそれぞれを配列し、前記処理単位ごとに前記所定の
    データをシャフリングするデータシャフリング方法。
  2. 【請求項2】前記処理単位それぞれに対応する前記所定
    の係数それぞれは、 前記処理単位それぞれにおいて、前記剰余系の値が重複
    せず、 シャフリング後の前記処理単位それぞれの任意の位置の
    所定数の連続した前記データ単位のみに含まれる前記所
    定のデータ全てが壊れた場合に、これら所定のデータを
    シャフリング前の前記処理単位それぞれにおける位置に
    戻したときに、 壊れた前記所定のデータ同士が所定の間隔を保つように
    定められる請求項1に記載のデータシャフリング方法。
  3. 【請求項3】映像を構成するラインそれぞれに含まれる
    映像データを並び替え、シャフリングするデータシャフ
    リング装置であって、 それぞれ所定数の前記ラインから構成される処理ブロッ
    クごとに、この処理ブロックに含まれる映像データそれ
    ぞれを記憶する映像データ記憶手段と、 前記処理ブロックごとに、前記処理ブロックに対応する
    所定の係数を用いて所定の演算処理を行い、前記映像デ
    ータ記憶手段から前記映像データを読み出す読み出しア
    ドレスを順次、発生する読み出しアドレス発生手段と、 前記処理ブロックごとに、前記読み出しアドレスに基づ
    いて前記映像データ記憶手段から前記映像データを順
    次、読み出してシャフリングする映像データシャフリン
    グ手段とを有するデータシャフリング装置。
  4. 【請求項4】前記処理ブロックそれぞれに対応する前記
    所定の係数それぞれは、 前記処理ブロックそれぞれにおいて、前記読み出しアド
    レスが重複せず、 シャフリング後の前記処理ブロックそれぞれの任意の位
    置の所定数の連続した前記ラインのみに含まれる前記映
    像データ全てが壊れた場合に、これら映像データをシャ
    フリング前の前記処理ブロックそれぞれにおける位置に
    戻したときに、壊れた前記映像データ同士が所定の間隔
    を保つように定められる請求項3に記載のデータシャフ
    リング装置。
  5. 【請求項5】前記読み出しアドレス発生手段は、 前記映像データそれぞれを記憶する前記映像データ記憶
    手段のアドレスと前記所定の係数との加算値または減算
    値それぞれを順次、算出する演算手段と、 前記映像データ記憶手段が前記映像データを記憶する最
    上位のアドレスに対する前記加算値それぞれの剰余系の
    値、または、最下位のアドレスに対する前記減算値それ
    ぞれの剰余系の値を、前記読み出しアドレスとして順
    次、算出する剰余系算出手段とを有する請求項4に記載
    のデータシャフリング装置。
JP7165377A 1995-06-30 1995-06-30 データシャフリング方法およびその装置 Pending JPH0918357A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165377A JPH0918357A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 データシャフリング方法およびその装置
US08/673,193 US5841781A (en) 1995-06-30 1996-06-27 Data shuffling method and apparatus for same
US09/007,202 US5940411A (en) 1995-06-30 1998-01-14 Data shuffling method and apparatus for same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7165377A JPH0918357A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 データシャフリング方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0918357A true JPH0918357A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15811225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7165377A Pending JPH0918357A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 データシャフリング方法およびその装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5841781A (ja)
JP (1) JPH0918357A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224028A (ja) * 2000-02-14 2001-08-17 Sony Corp 情報処理装置および方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3050149B2 (ja) * 1996-12-26 2000-06-12 松下電器産業株式会社 映像記録再生装置
DE19742170C2 (de) * 1997-09-24 2000-05-11 Siemens Ag Verfahren zur Erzeugung des Arbeitstaktes in einem Modul eines Datenübertragungssystems, und entsprechend ausgestattetes Datenübertragungssystem
US6298085B1 (en) * 1997-10-23 2001-10-02 Sony Corporation Source encoding using shuffling of data to provide robust error recovery in a burst error-environment
US6581170B1 (en) * 1997-10-23 2003-06-17 Sony Corporation Source coding to provide for robust error recovery during transmission losses
AU6887800A (en) * 1998-06-24 2000-11-21 Ron, Benyamin System, device and method for secure communication and access control
US7010737B2 (en) * 1999-02-12 2006-03-07 Sony Corporation Method and apparatus for error data recovery
US6389562B1 (en) * 1999-06-29 2002-05-14 Sony Corporation Source code shuffling to provide for robust error recovery
US6473876B1 (en) 1999-06-29 2002-10-29 Sony Corporation Method and apparatus for encoding of bitstreams using rotation
US6493842B1 (en) 1999-06-29 2002-12-10 Sony Corporation Time-varying randomization for data synchronization and implicit information transmission
US6539517B1 (en) 1999-11-09 2003-03-25 Sony Corporation Data transformation for explicit transmission of control information
US6993578B1 (en) * 1999-12-08 2006-01-31 Agilent Technologies, Inc. Method and system for managing performance data about a network
US20020184653A1 (en) 2001-02-02 2002-12-05 Pierce Matthew D. Services based on position location using broadcast digital television signals
US7471244B2 (en) * 2001-02-02 2008-12-30 Rosum Corporation Monitor units for television signals
US20020110094A1 (en) * 2001-02-13 2002-08-15 Reddy Naveen S. Spot beam hopping packet scheduler system
DE10119824B4 (de) * 2001-04-23 2004-03-18 Institut für Rundfunktechnik GmbH Verfahren zum Umsetzen eines seriellen Datenstroms aus digitalen Abtastwerten eines 4:2:2 Komponentensignals auf das Eingangsdatenformat eines Adapters für ein Kommunikationsnetz mit asynchronem Übertragungsmodus
US7613615B1 (en) * 2004-06-17 2009-11-03 Magnum Semiconductor, Inc. Circuits, systems, and methods for real-time de-shuffling of shuffled audio data
US8971531B2 (en) * 2010-03-17 2015-03-03 Sastra University Data embedding system
US10026464B2 (en) * 2016-09-06 2018-07-17 Smart IOPS, Inc. Devices, systems, and methods for increasing the usable life of a storage system by optimizing the energy of stored data

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3360844B2 (ja) * 1992-02-04 2003-01-07 ソニー株式会社 ディジタル画像信号の伝送装置およびフレーム化方法
US5627941A (en) * 1992-08-28 1997-05-06 Hitachi, Ltd. Method of configuring a neural network and a diagnosis/control system using the neural network

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224028A (ja) * 2000-02-14 2001-08-17 Sony Corp 情報処理装置および方法
JP4655171B2 (ja) * 2000-02-14 2011-03-23 ソニー株式会社 情報処理装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5841781A (en) 1998-11-24
US5940411A (en) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0918357A (ja) データシャフリング方法およびその装置
US5995516A (en) Data transmitting system
US6055247A (en) Data transmission method, data transmission apparatus and data transmission system
US6466733B1 (en) Digital recording/playback apparatus with improved error correction capability of outer error correction coding and method therefor
US6081650A (en) Transport processor interface and video recorder/playback apparatus in a field structured datastream suitable for conveying television information
US5903324A (en) Transport processor interface for a digital television system
US5721738A (en) Data transmission method, system, and apparatus
EP0768010B1 (en) Transport processor interface and video recorder/playback apparatus for a digital television system
JP3286110B2 (ja) 音声パケット補間装置
JPH11205789A (ja) Mpeg2トランスポートストリーム伝送レート変換装 置
KR100660306B1 (ko) 데이터셔플링방법및그장치
JP3147694B2 (ja) パケットデータ記録装置及びパケットデータ再生装置
JPH08340350A (ja) データ伝送システム
JP3694926B2 (ja) 伝送データ処理装置および伝送データ処理方法
JP3019826B2 (ja) マルチメディア多重方式
JPH098810A (ja) ワード幅変換装置
JPH0936866A (ja) データ伝送システムおよびデータ伝送方法
JPH098811A (ja) ワード幅変換装置
JPH0936865A (ja) データ伝送方法およびその装置
JPH09130643A (ja) データ伝送システム
JPH06319110A (ja) ディジタル信号受信装置
JP2877338B2 (ja) 信号記録装置
JP2715468B2 (ja) ディジタル信号の再生装置
JP3027816B2 (ja) マルチメディア多重方式
JPH08335941A (ja) データ伝送システム