明 細 書
車両 の室 内照明灯の制御方法お よ びそ の装置
技 術 分 野
本発 明 は、 車両 の室 内照明灯の制御方法お よ びそ の装 置 に 関 す る。
背 景 技 術
自 動車の室 内 照明灯は、 車室 内 の ルー フ の 略 中央 に 設 け ら れて お り、 手動 ス ィ ッ チ のオ ン オ フ 操作 に よ り、 又 は、 車両 の ド ア の 開 閉 に 連動 して、 点灯 · 消 灯す る よ う に な っ て い る。 一般 に、 室 内照 明灯 は、 ド ア を 開 け る と、 それ ま での消灯状態か ら 最大の 明 る さ で点灯す る ( 第 1 図参照 ) 。 ま た、 室 内照 明灯は、 ド ァ が半 ド ア 状態 に あ る と き に も 点灯 して、 半 ド ア状態 を 知 ら せ る。
室 内 照明灯の 消灯は種 々 の方法で制御 さ れ る。 消 灯制 御方法 に は、 例 え ば、 第 1 図 に 線 A で示す よ う に、 ド ア が閉 じ ら れた 時点か ら所定時間が経過 し た と き、 室 内 照 明灯を 瞬時に 消 灯 さ せ る タ イ プの も の があ る。 ま た、 第 1 図 に 線 B 又は線 C で示す よ う に、 ド ア が閉 じ ら れた 時 点か ら 所定時間 が経過 し た時点以 降、 ま た は、 ド ァ が閉 じ ら れ た 時点以 降、 室 内 照明灯の 明 る さ を、 室 内 照 明 灯 が消灯状態 に な る ま で徐 々 に 減 じ る も の が あ る。 更 に、 第 1 図 に線 D で示す よ う に、 室 内 照 明灯の 明 る さ を、 ド ァ が閉 じ ら れ た 時点で最大の明 る さ か ら 一段減 じ、 次 い で、 室 内照 明灯が消灯状態 に な る ま で徐 々 に 減 じ る も の
力、' あ る。
しか し な が ら、 上記従来 の室 内照 明灯の制御方法で は. 何れの タ イ プに お いて も、 乗員 が降車す る 際 に ィ グニ ッ シ ョ ン ス ィ ツ チ か ら ィ グニ ッ シ ョ ン キ 一 を抜 いてカヽ ら ド ァ を 開 け る ま で の間 は、 室 円 照明灯が消灯 し て い る。 こ の た め、 ド ア ロ ッ ク を解除す る た め の イ ン サ イ ド · ロ ッ ク · ノ ブの操作や、 ド ア を 開 く た め の イ ン サ イ ド . ハ ン ドルの操作を手探 り で行 う 必要があ り、 不便であ る。
ま た、 助手席等に 置 い た鞀ゃ書類等の持 ち物を持 っ て 降車す る 場合、 乗員 は、 先ず ド ア を 開 けて 室 内照明灯を 点灯 さ せ、 持 ち物を確認 して持 っ て 降車す る 必要があ る { 或 い は、 特に 雨天等の場合 に は、 乗員 は、 先ず手動 ス ィ ツ チ を オ ン操作 して 室 内 照 明灯を 点灯 さ せ、 持 ち物 を確 認 し て 持 ち、 手動 ス ィ ッ チ を オ フ 操作 して 室 内 照明 灯を 消灯 さ せ、 次いで、 ド ア を 開 け て 降車す る 必要があ る。 こ の様 に、 従来 は、 イ グニ ッ シ ョ ン キ ー を抜 いて か ら 降 車す る ま で の操作が面倒で あ る ばか り でな く 時間 が掛か る。
ま た、 上記従来 の室 内 照 明灯の制御方法は、 降車時 に 「 ド ア が閉 ま っ た 」 と い う 安心感を 得 る に は何れ も 不十 分で あ る。 ち、 第 1 図 に線 Α と Β と で示す タ イ プの制 御方法 に よ れ ば、 開 い た 状態 に あ っ た ド ア を 閉 じ た 時点 で は室 内 照明灯 の 明 る さ が変化せず、 ド ア を 閉 じ た 時点 か ら 所定時間が経過 し た と き に 室 内 照明灯が消 灯 し又 は
室 内照 明灯の 明 る さ が減少 し始め る。 従 っ て、 ド ア を 閉 じ た 時点では、 「半 ド ア で は な いか」 と い う 不安感が残 る。 ま た、 第 1 図 に線 C で示す タ イ プの制御方法は、 線 A、 B で示す タ イ プ程で は な いカ^ や は り 同 様 の不安感 が残 る。 ま た、 第 1 図 に 線 D で示す タ イ プの制御方法は、 開 し、 た状態 に あ っ た ド ア を 閉 じ た 時点で室 内 照 明灯の 明 る さ が最大の 明 る さ か ら 一段減 じ る ので、 前記不安感 は 少な い。 但 し、 室 内照 明灯の明 る さ が一段減 じ た と き、 室 内照 明灯が ち ら つ い た のでは な いか と 誤解 さ れ る 虞が め る。
更 に、 ド ア を 開 く と 室 内照 明灯が消灯状態か ら 瞬時に 最大の 明 る さ で点灯す る と、 高級感、 も て な し感あ る い は照明 の制御感等 に 欠 け る。 こ の点で も、 室 内照 明灯の 制御方法の改善が望 ま れて い る。
発 明 の 開 示
本発 明 の 目 的 は、 ド ア の 開 閉 と ィ グ ニ ッ シ ョ ン キ ー に 対す る ィ グニ ッ シ ョ ン キ ー の抜 き 差 し と に 応 じ て 室 内 照 明灯の 点灯 · 消 灯を制御 す る よ う に し た 車両 の 室 内 照明 灯の制御方法を 提供す る こ と に あ る。
上記 目 的 を達成す る た め、 本発明 の一つ の 態様 に よ れ ば、 車室 内 に 設 け ら れ た 室 内 照 明灯 の 点灯 · 消灯を 車両 の ド ア の 開 閉 に 連動 し て 制御す る 車両 の室 内 照 明 灯 の制 御方法が提供 さ れ る。 本発 明 の制御 方法 は、 前記 ド ア の 開 閉 を検 出 し、 前記車両 の ィ グニ ッ シ ヨ ン ス ィ ッ チ に 対
す る イ グニ ッ シ ョ ン キ ー の抜 き 差 し を検出 し、 前記 ド ア が閉 じ た状態で前記ィ グニ ッ シ ョ ン キ ー が前記ィ グ二 ッ シ ョ ン ス ィ ツ チ か ら 抜かれた と き に 前記室 内 照明灯を 点 灯 さ せ る こ と を特徴 と す る。
本発明 に よ れ ば、 イ グニ ッ シ ョ ン キ ー を ィ グ二 ッ シ ョ ン ス ィ ッ チ 力、 ら 抜 く と 室 内照明灯が点灯す る ので、 降車 す る 際 に お け る イ ンサ イ ド · ロ ッ ク · ノ ブや イ ン サ イ ド • ハ ン ド ル の操作が容易 と な る。 ま た、 鞀ゃ書類等の荷 物を持 っ て降車す る 場合 に も、 荷物 の確認や取扱が容易 に な る。 従 っ て、 イ グニ ッ シ ョ ン キ ー を抜 い て か ら 降車 す る ま での時間短縮を 図 る こ と がで き る。 し か も、 本発 明 に よ る 制御方法の実施 に あ た っ て は、 既存 の室 内 照 明 灯制御 用 の装置 の仕様を変更せずに、 制御 プ ロ グ ラ ム を 変更す る だけ で よ く、 コ ス ト ア ッ プを来す こ と も な い。
本発 明 の好適実施例 に よ る 制御方法で は、 前記 ド ア が 閉 じた状態で前記 ィ グニ ッ シ ョ ン キ ー が前記 ィ グ二 ッ シ ョ ン ス ィ ツ チ 力、 ら 抜かれ た と き、 そ れ ま で消 灯 さ れて い た前記室 内照 明 灯を、 前記 ド ァ が開 い た状態での前記室 内 照明 灯の点灯時 の第 1 の 明 る さ よ り も 暗い 第 2 の 明 る さ で点灯 さ せ る。 こ の場合、 イ グニ ッ シ ョ ン キ ー を抜 い た と き の室 内 照 明灯 の 明 る さ を、 ド ア を 開 い た と き ( 半 ド ア の と き ) の 室 内 照 明 灯の 明 る さ と 明確 に 異な ら せ る こ と 力くで き る。 こ の た め、 イ グニ ッ シ ョ ン キ ー 力くィ グニ ッ シ ョ ン ス ィ ツ チ か ら 抜かれた と き に 室 内 照 明灯が点灯
し た場合に、 こ れを半 ド ア に よ る 点灯で は な いか と の不 安感を 乗員 に 抱かせ る こ と がな い。
上記好適実施例 に お いて、 好 ま し く は、 前記第 2 の 明 る さ で の前記室 内照明灯 の点灯 中 に 前記 ド ア が開 かれ た と き、 前記室 内 照明灯を 前記第 1 の 明 る さ で点灯 さ せ る c こ の場合、 降車が容易 に な る。
好 ま し く は、 前記室 内 照 明灯を前記第 2 の 明 る さ に 所 定時間維持 し た後、 前記室 内照 明灯 の 明 る さ を徐 々 に減 じ、 そ の後、 前記室 内照 明灯を 消灯 さ せ る。 こ の場合、 降車の 際の イ ン サ イ ド . ロ ッ ク · ノ ブや イ ン サ イ ド . ハ ン ドル の操作 に 要す る 時間 に わ た っ て室 内照明 を行え、 ま た、 高級感の あ る 消灯動作 に な る。
好 ま し く は、 前記第 2 の 明 る さ で の前記室 内 照 明灯の 点灯 中 に 開 かれ た前記 ド ア が閉 め ら れ た 時点か ら 所定時 間 が経過 し た 時点以 降、 前記室 内 照 明灯の 明 る さ を 徐 々 に 減 じ た後で前記室 内照 明灯を 消灯 さ せ る。 こ の場合、 室 内照 明灯 に よ る、 ド ア の 閉 ま り の合図 を、 明確 に す る こ と 力 で き、 安心感が向上す る。
好 ま し く は、 前記第 2 の 明 る さ で の前記室 内 照 明灯 の 点灯 中 に 開 かれ た 前記 ド ア が閉 め ら れ た と き、 前記室 内 照 明灯 の 明 る さ を、 前記第 1 の 明 る さ よ り も 暗 く かつ前 記第 2 の 明 る さ よ り も 明 る い第 3 の 明 る さ に 一旦減 じ る。 こ の場合 も、 室 内照明灯 に よ る、 ド ア の 閉 ま り の合図 を、 明確 に す る こ と がで き、 安心感が向 上す る。
好 ま し く は、 前記第 2 の 明 る さ で の前記室 内 照明灯 の 点灯中 に 開かれ た 前記 ド ア が閉 め ら れ た 時点 か ら 所定時 間が経過 し た 時点以 降、 前記室 内 照 明灯の 明 る さ を、 前 記第 3 の 明 る さ に一旦減 じ、 更 に、 前記第 3 の 明 る さ か ら 徐 々 に減 じ、 そ の後、 前記室 内照 明灯を 消 灯 さ せ る。 こ の場合、 室 內 照 明灯 に よ る、 ド ア の 閉 ま り の合図 を、 明確 に す る こ と がで き、 安心感が向 上 し、 ま た、 高級感 の あ る 消灯動作 に な る。
好 ま し く は、 前記 ドア が閉 じ た状態で前記 ィ グ二 ッ シ ョ ン キ ー が前記 ィ グニ ッ シ ョ ン ス ィ ツ チ 力、 ら 抜かれ た と き、 そ れ ま で消 灯状態 に あ っ た 前記室 内照 明灯の 明 る さ を、 前記 ド ア が開 い た状態で の前記室 内照明灯の点灯時 の第 1 の 明 る さ よ り も 暗 い第 2 の 明 る さ ま で徐 々 に 増大 さ せ る。 こ の場合、 高級感、 も て な し感、 制御感の あ る 室 内 照 明 を行え る。
好 ま し く は、 前記第 2 の 明 る さ で の前記室 内 照明 灯 の 点灯中 に 前記 ド ア が開 かれた と き、 前記室 内 照 明灯 の 明 る さ を、 前記第 2 の 明 る さ か ら 前記第 1 の 明 る さ ま で徐 々 に増大 さ せ る。 こ の場合 に も、 高級感、 も て な し感、 制御感の あ る 室 内照 明 を 行え る。
本発 明 の別 の態様 に よ れ ば、 車室 内 に 設 け ら れ た 室 内 照 明灯 の 点灯 · 消灯を 車両 の ド ア の 開 閉 に 連動 し て 制御 す る 車両 の室 内 照 明 灯の 制御装置が提供 さ れ る。 こ の制 御装置 は、 前記 ド ア の 開 閉 を検 出 し、 前記 ド ァ が閉 じ た
と き に ド ア 閉信号を 出 力 す る ドア 開 閉検出 手段 と、 前記 車両 の ィ グニ ッ シ ヨ ン ス ィ ッ チ に 対す る ィ グニ ッ シ ヨ ン キ ー の抜 き 差 し を検出 し、 前記ィ グニ ッ シ ヨ ン ス ィ ッ チ 力、 ら J 言己ィ グニ ッ シ ヨ ン キー が抜かれ た と き に ィ グニ ッ シ ヨ ン キ ー 抜 き 信号を 出 力 す る 抜 き 差 し検出 手段 と、 前 記 ド ア 開 閉検出 手段か ら の前記 ド ア 閉信号 と 前記抜 き 差 し検出 手段か ら の前記ィ グニ ッ シ ョ ン キ ー 抜 き 信号を入 力 す る と 前記室 内照明灯を点灯 さ せ る 制御手段 と を備え る こ と を特徴 と す る。
好 ま し く は、 前記制御手段は、 前記 ド ア が閉 じ た状態 で前記ィ グ二 ッ シ ョ ン キ 一 力く前言己 ィ ヮ ニ ッ シ ョ ン ス ィ ッ チ カヽ ら 抜力、れ た と き に、 そ れ ま で消 灯状態 に あ っ た前記 室 内 照 明 灯を、 前記 ド ア が開 い た状態で の前記室 内 照明 灯の点灯時の第 1 の 明 る さ よ り も 暗 い第 2 の 明 る さ で点 灯 さ せ る。
好 ま し く は、 前記制御手段は、 前記第 2 の 明 る さ で点 灯中 に 前記 ド ア が開 かれ た と き、 前記室 内 照 明 灯を 前記 第 1 の 明 る さ で 点灯 さ せ る。
好 ま し く は、 前記制御手段は、 前記室 内 照 明灯を 前記 第 2 の 明 る さ に 所定時間維持 し た 後、 前記室 内 照 明灯の 明 る さ を 徐 々 に 減 じ、 そ の後、 前記室 内 照 明 灯を 消灯 さ せ る。
好 ま し く は、 前記制御手段は、 前記第 2 の 明 る さ で の 前記室 内 照 明灯 の点灯中 に 開かれ た 前記 ド ァ が閉 め ら れ
た 時点 か ら 所定時間が経過 し た 時点以 降、 前記室 内照明 灯の 明 る さ を徐 々 に 減 じ た後で前記室 内照明 灯を消灯 さ せ る。
好 ま し く は、 前記制御手段は、 前記 ド ア が 閉 じ た 状態 で 前 記 ィ グ ニ ッ シ ョ ン キ ー が前 言己 ィ グ ニ ッ シ ヨ ン ス ィ ッ チ か ら 抜かれ た と き、 そ れ ま で消灯状態 に あ っ た前記室 内照 明 灯の 明 る さ を、 前記 ド ア が開 い た状態で の前記室 内 照 明 灯の点灯時の第 1 の 明 る さ よ り も 暗い第 2 の 明 る さ ま で徐 々 に 増大 さ せ る。
本発明 お よ びそ の好適実施例 に よ る 制御装置 に は、 本 発明 の制御方法 に よ っ て奏 さ れ る 上述 の種 々 の利点 と 同 一の利 点があ る。
図 面 の 簡 単 な 説 明 第 1 図、 従来 の車両 の 室 内 照明灯 の制御方法に お け る. ド ア の 開 閉 に応 じ た 室 内 照 明灯の 明 る さ の時 間 的変化を 示す グ ラ フ、
第 2 図 は、 本発明 の一実施例 に 係 る 車両 の 室 内照明 灯 の制御装置を 示 す概略 プ ロ ッ ク 図、
第 3 図 は、 第 2 図 に 示 し た制御ユ ニ ッ ト に よ り 実行 さ れ る ラ ン プ 制 御 ノレ一チ ン の フ ロ ー チ ヤ 一 ト、
第 4 図 は、 制御ユニ ッ ト に よ り 実行 さ れ る フ ラ グ設定 サ ブ ノレ一チ ン の フ ロ ー チ ヤ 一 ト、
第 5 図 は、 第 3 図 に 示 し た 第 1 サ ブル ー チ ン の一部を 詳 細 に 示 す フ ロ ー チ ヤ 一 卜、
第 6 図 は、 第 1 サ ブル ー チ ン の別 の一部を 詳細 に 示す フ ロ ー チ ヤ 一 ト、
第 7 図 は、 第 1 サ ブル ー チ ン の残部を詳細 に 示す フ ロ 一チ ヤ 一 ト、
第 8 図 は、 第 3 図 に 示 し た 第 2 サ ブルー チ ン の一部を 詳細 に 示す フ ロ ー チ ヤ 一 卜、
第 9 図 は、 第 2 サ ブル ー チ ン の別 の一部を 詳細 に 示す フ ロ ー チ ヤ 一 卜、
第 1 0 図 は、 第 2 サ ブル ー チ ン の残部を 詳細 に 示す フ ロ ー チ ャ ー 卜、
第 1 1 図 は、 第 3 図 に 示 し た第 3 サ ブルー チ ン の一部 を 詳細 に示す フ ロ ー チ ャ ー ト、
第 1 2 図 は、 第 3 サ ブルー チ ン の残部を詳細 に 示す フ ロ ー チ ャ ー ト、
第 1 3 図 は、 第 1 サ ブルー チ ン の実行に 伴 う 室 内 照 明 灯 の 明 る さ の時間 的変化 を 示す グ ラ フ、
第 1 4 図 は、 第 2 サ ブルー チ ン の 実行に伴 う 室 内 照 明 灯の 明 る さ の時 間 的変化 を 示す グ ラ フ、
第 1 5 図 は、 第 3 サ ブルー チ ン の実行 に 伴 う 室 内 照 明 灯の 明 る さ の時 間 的変化を 示す グ ラ フ、
第 1 6 図 は、 第 3 図 の ラ ン プ制御 ノレ一チ ン の実行 中 に お け る ィ グニ ッ シ ョ ン ス ィ ッ チ のオ ン オ フ、 ド ア の 開 閉、 お よ び、 ィ グニ ッ シ ョ ン キ ー の抜 き 差 し に 伴 う 室 内 照 明 灯お 明 る さ の 時 間 的変化 を示す グ ラ フ、
O 96/221
- 10 - 第 1 7 図 は、 本発明 の変形例 に係 る 第 1 サ ブルー チ ン の実行 に伴 う 室 内 照明灯 の 明 る さ の 時間 的変化を示す グ ラ フ、
第 1 8 図 は、 本発明 の変形例 に係 る 第 2 サ ブルー チ ン の実行 に 伴 う 室 内 照明灯 の明 る さ の 時間 的変化を 示す グ ラ フ、
第 1 9 図 は、 本発明 の変形例 に係 る 第 3 サ ブルー チ ン の実行 に 伴 う 室 内照明灯 の明 る さ の 時間 的変化を示す グ ラ フ で あ る。
発明 を 実施す る た め の最 良の形態 以下、 本発明 の一実施例 に よ る、 車両 の室 内 照明灯の 制御装置を説明 す る。
制御装置 は、 車室 内 に 設 け ら れ た 室 内照 明 灯 ( ル ー ム ラ ン プ) 5 の点灯 · 消灯 を制御す る。 第 2 図 に 示す よ う に、 制御装置 は、 車両 の ド ア の 開 閉 を検 出 す る ド ア ス ィ ツ チ ( ド ア 開 閉検 出 手段 ) 3 と、 車両 の ィ グニ ッ シ ヨ ン ス ィ ッ チ (以 下、 I G ス ィ ッ チ と い う ) 2 に 対す る ィ グ ニ ッ シ ヨ ン キ ー ( 以 下、 I G キ ー と い う ) 6 の抜 き 差 し を検出 す る I G キ ー 抜 き 差 し検出 ス ィ ッ チ ( 抜 き 差 し検 出 手段) 4 と、 ド ア ス ィ ッ チ 3 お よ び検 出 ス ィ ッ チ 4 に 電気的 に 接続 さ れ た 制御 ユニ ッ ト ( 制御手段 ) 1 と を有 し て い る。
I G キ ー 抜 き 差 し検 出 ス ィ ッ チ 4 は、 I G キ一 6 力 I G ス ィ ッ チ 2 の キ 一 孔 へ差 し込 ま れ る と オ ン し、 ま た、
I G キ ー 6 力、' I G ス ィ ッ チ 2 の キ 一 孔 力、 ら 抜 き 取 ら れ る と オ フ す る。 I G ス ィ ッ チ 2 は、 そ の キ 一 孔 に 差 し 込 ま れ た I G キ ー 6 が I G オ フ 位置 に あ る と オ フ し、 I G キ 一 6 力、' I G オ ン 位置 に あ る と オ ン す る。 ド ア ス ィ ッ チ 3 は、 い ずれか一つ の ド ア が 開 け ら れ る と オ ン し、 全 て の ド ア 力、' 閉 じ ら れ る と オ フ す る。 検 出 ス ィ ッ チ 4 は、 例 え ば、 実 開 昭 6 1 — 2 0 6 5 6 号公報 又 は 実 開 昭 6 2 - 3
6 1 5 5 号公報 に 記載 さ れ た ス ィ ッ チ と 同 様 に 構成 で き o
制御 ユ ニ ッ ト 1 は、 I G ス ィ ッ チ 2、 ド ア ス ィ ッ チ 3 及 び I G キ ー 抜 き 差 し検 出 ス ィ ッ チ 4 に 接続 さ れ ス イ ツ チ 2、 3 及 び 4 の オ ン オ フ 状態 に 応 じ て ル ー ム ラ ン プ 5 の 駆動 デ ュ ー テ ィ 比 を 算 出 し て デ ュ ー テ ィ 比 信号 を 出 力 す る コ ン ピ ュ ー タ と、 こ の コ ン ピ ュ ー タ 力、 ら 出 力 さ れ た デ ュ ー テ ィ 比信号 に 応 じ て ル ー ム ラ ン プ 5 を 点灯 · 消 灯 さ せ る と 共 に 点 灯時 の ノレ一ム ラ ン プ 5 の 明 る さ を 調 整 す る ラ ン プ駆動 回 路 と を 有 し て い る。
ラ ン プ駆動 回 路 は、 コ ン ピ ュ ー タ 力、 ら の デ ュ ー テ ィ 比 信号 を 入 力 す る ベ ー ス を 有す る パ ワ ー ト ラ ン ジ ス タ を 含 む。 デ ュ ー テ ィ 比 信号が入 力 さ れ て ト ラ ン ジ ス タ が導 通 す る と、 ト ラ ン ジ ス タ を 介 し て パ' ッ テ リ カヽ ら ノレ 一 ム ラ ン プ 5 へ駆動 電流 が流 れ て ル 一 厶 ラ ン プ 5 が 点 灯 す る よ う に な っ て い る。 ま た、 ノレ 一 厶 ラ ン プ 5 の 明 る さ は デ ュ ー テ ィ 比 に 応 じ て 変 化 す る。
尚、 I G キ一 6 の抜 き 差 し の検 出 に 専用 の I G キ ー 抜 き 差 し 検 出 ス つ ツ ナ 4 を 設 け る こ と は必須で は な く、 従 来公知 の ノ、 ン ド ル 口 ッ ク ス ィ ツ チ を 検 出 ス ィ ッ チ 4 と し て 使 用 し て も 良 い。
以 下 . 第 2 図 に 示 し た 制 御装置 の作用 を 説 明 す る o 制 御 装置 の制 御 ュ ニ ッ ト 1 は、 第 3 図 に 示 すル一ム ラ ン プ制 御 ノレ 一 チ ン を所定 周 期 で実行 す る。 こ の制 御 ノレ 一 チ ン で は、 フ ラ グ F 1 の 値が 厂 1 J で あ る こ と が ス テ ツ プ S 1 で判 別 さ れ る と、 後述 の 第 1 サ ブル一チ ン が ス テ ッ プ S 2 で実行 さ れ る。 ま た. 、 フ ラ グ F 2 の 値が 厂 1 J で あ る こ と が ス テ ツ プ S 3 で判別 さ れ る と . 後述 の 第 2 サ ブル一チ ン が ス テ ッ プ S 4 で実行 さ れ る , 更 に . フ ラ グ F 3 の値が 厂 1 J で あ る こ と 力、' ス テ ツ プ S 5 で 判 別 さ れ る と . 後述 の 第 3 サ ブル一チ ン が ス テ ツ プ S 6 で実行 さ れ る, , そ し て、 フ ラ グ F 1 、 F 2 及 び F 3 の値が 「 1 」 で な け れ ば、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 駆動 ァ ュ — テ ィ 比 D が 0 % に 設 定 さ れ 出 力 さ れ る ( ス テ ツ プ S 7 ) > 0 % の デ ュ 一テ ィ 比 D が 出 力 さ れ る と、 制御 ュ ニ ッ 卜 1 の ラ ン プ駆 動 回 路 の ト ラ ン ジ ス 夕 が遮 断 さ れ、 こ の結果、 ル一ム ラ ン プ 5 に は 駆動 電流が流 れ ず に ル一 ム ラ ン プ 5 が 消 灯 す る。 そ し て、 ス テ ツ プ S 2、 S 4、 S 6 又 は S 7 で の、 第 1、 第 2 ま た は 第 3 サ ブル一チ ン の 実行或 い は
テ ィ 比 D の 0 % へ の 設定 が終 了 す る と、 こ の ラ ン プ制 御 ル ー チ ン が ス テ ッ プ S 1 カヽ ら 再度実行 さ れ る。
O 96/22195 C
- 13 - 第 4 図 は、 上記 ラ ン プ制御ル ー チ ン と 平行 し て 制 御 ュ ニ ッ ト 1 に よ り 所定 周 期 で実行 さ れ る フ ラ グ設定 サ ブル — チ ン を 示す。
こ の フ ラ グ設定 サ ブル ー チ ン で は、 I G ス ィ ッ チ 2 が オ ン さ れて い る か否 かが 判 別 さ れ ( ス テ ッ プ S 1 0 1 ) 、 こ の 判 別 結果 が肯定 ( Y es ) で あ れ ば、 ド ア ス ィ ッ チ 3 がオ ン で あ る か否 か が判 別 さ れ、 こ れ に よ り ド ア が 開 け ら れ た か否 かが判別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 2 ) 。 こ の 判 別結果が Y esで あ れ ば、 フ ラ グ F 1 及 び F 2 の 値が
「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ る と 共 に フ ラ グ F 3 の 値力、' 「 1 」 に セ ッ ト さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 3 ) 。 一 方、 ス テ ッ プ S 1 0 2 で の 判 別 結果が否定 ( N o ) で あ れ ば、 フ ラ グ F 3EXEの値が、 第 3 サ ブル ー チ ン 後 半 部 の実行 中 を 表 す
「 1 」 で あ る か 否 か が判 別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 4 ) 。 そ し て、 ス テ ッ プ S 1 0 4 で の 判 別 結果 力、 ' N o、 βρ ち、 I G ス ィ ッ チ オ フ、 ド ア 閉 かつ第 3 サ ブル ー チ ン 後 半 部 の非実行 中 な ら ば、 フ ラ グ F 1 、 F 2 及 び F 3 の 値 力
「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 5 ) 。
ス テ ッ プ S 1 0 1 で の 判 別結果力く Ν 0、 即 ち、 I G ス ィ ツ チ 2 がオ ン さ れ て い な い こ と が判 別 さ れ る と、 フ ラ グ F 2 ΕΧΕの値カ^ 第 2 サ ブル ー チ ン 後 半部 の 実行 中 を 表 す 「 1 」 であ る か否かが判別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 6 ) 。 こ の 判 別 結果 が Ν 0 で あ れ ば、 ド ア が 開 け ら れ た か否 力、 力 判 別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 7 ) 。 そ し て、 ス テ ッ プ
S 1 0 7 で の判 別結果が N o で あ れ ば、 I G キ ー 抜 き 差 し 検 出 ス ィ ツ チ 4 がオ フ で あ る か否 か が判 別 さ れ、 こ れ に よ り I G キ ー 6 力 I G ス ィ ッ チ 2 力、 ら 抜 き 取 ら れ た か 否 か が 判 別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 8 ) 。 こ の 判別 結果 力く N 0、 即 ち、 I G ス ィ ッ チ オ フ、 第 2 サ ブル ー チ ン 非 実行 中、 ド ア 閉 かつ I G キ ー 差 し 込 み状態 に あ れ ば、 制 御 フ ロ ー は 上述 の ス テ ッ プ S 1 0 5 に 進 む。 一方、 ス テ ッ プ S 1 0 8 で の 判別結果 が Y es、 即 ち、 I G ス ィ ッ チ オ フ、 第 2 サ ブル ー チ ン 非実行 中 か つ ド ア 閉 状態で I G キ一 6 が抜 き 取 ら れ る と、 フ ラ グ F 1 の値力 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る と 共 に フ ラ グ F 2 及 び F 3 の値力 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 0 9 ) 。
ま た、 上述 の ス テ ッ プ S 1 0 7 で の 判 別 結 果 が Y e s、 即 ち、 I G ス ィ ッ チ オ フ かつ第 2 サ ブル ー チ ン 非実行 中 に ド ア 力、'開 け ら れ た と 判 別 さ れ る と、 フ ラ グ F 2 の値が 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る と 共 に フ ラ グ F 1 及 び F 3 の値が 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ る ( ス テ ッ プ S 1 1 0 ) 。
そ し て、 ス テ ッ プ S 1 0 3、 S 1 0 5、 S 1 0 9 又 は S 1 1 0 で の フ ラ グ設定 が終 了 す る 力、、 或 い は、 ス テ ツ プ S 1 0 4 又 は S 1 0 6 で の 判 別 結果 力 Y e s ( 第 3 サ ブ ノレ一チ ン ま た は 第 2 サ ブ ル ー チ ン 実行 中 ) で あ れ ば、 今 回 制 御 サ イ ク ル で の フ ラ グ設定 サ ブ ル ー チ ン の 実行 が終 了 す る。 即 ち、 第 2 サ ブ ル ー チ ン 又 は 第 3 サ ブ ノレ 一 チ ン が実行 さ れ て い る 間 は、 設定 済 み の フ ラ グ は 変更 さ れ な
い。 そ の後、 本サ ブルー チ ン の実行周 期 に 対応す る 所定 時間 が経過す る と、 本サ ブルー チ ン が再度実行 さ れ る。
上記 フ ラ グ設定サ ブル ー チ ン に お いて フ ラ グ F 1 の値 カ 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る と、 第 3 図 の ラ ン プ制御サ ブル — チ ン で は第 1 サ ブルー チ ン が実行 さ れ る。
第 5 図、 第 6 図及 び第 7 図 に 詳細 に 示す よ う に、 第 1 サ ブル ー チ ン で は、 I G キ ー 6 力く I G ス ィ ッ チ 2 に 差 し 込 ま れて い る か否かが判別 さ れ ( ス テ ッ プ S 2 0 1 ) 、 こ の判別結果が N 0 であ れ ば、 ド ァ が開 いて い る か否力、 が更 に 判別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 0 2 ) 。 こ の判別結果 が N 0 で あ れば、 フ ラ グ F T I F の値が、 第 1 サ ブルー チ ン前半部 の終了 を表す 「 1 」 で あ る か否かが更 に 判別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 0 3 ) 。 こ の判別結果が N 0 で あ れ ば、 フ ラ グ F T 1 S の値が、 第 1 サ ブルー チ ン 前半部 の実 行 中 を 表す 「 1 」 であ る か否かが判別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 0 4 ) 。 そ して、 ス テ ッ プ S 2 0 4 で の 判別結果力、' N o で あ れば、 第 1 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 1C力く 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ る と 共 に フ ラ グ F T 1 S の値力 「 1 」 に セ ッ ト さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 0 5 ) 。 一方、 ス テ ッ プ S 2 0 4 で の 判別結果が Y e sで あ れ ば、 カ ウ ン 卜 値 T 1 Cに 「 1 」 が加 え ら れ る ( ス テ ッ プ S 2 0 6 ) 。
ス テ ッ プ S 2 0 5 又は S 2 0 6 に 続 く ス テ ッ プ S 2 0 7 ( 第 6 図 ) で は、 駆動デ ュ ー テ ィ 比 D が値 D LUX2 ( 例 え ば 5 0 % ) に セ ッ ト さ れ、 次いで、 ス テ ッ プ S 2 0 8
で は、 第 1 タ イ マ に よ る 計測 時 間 T 1 ( カ ウ ン 卜 値 T 1 C と 制 御 周 期 と の 積 ) が所 定 時 間 T a ( 例 え ば 5 秒 ) 以 上 で あ る か否 かが判別 さ れ る。 ス テ ッ プ S 2 0 8 で の 判 別 結果 が N 0 で あ れ ば、 ス テ ッ プ S 2 0 7 で 更新 さ れ た デ ユ ー テ ィ 比 D ( = D LUX2) が 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 0 9 ) 。 こ の結果、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 力 デ ュ ー テ ィ 比 D LUX2に 対応 す る L U X 2 の 明 る さ で 点 灯 す る。
所定 時 間 T a が経過 し て ス テ ッ プ S 2 0 8 で の 判 別 結 果力く Y esに な る と、 フ ラ グ T 1F の値力く 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 2 1 0 ) 、 次 い で、 上記 ス テ ッ プ S 2 0 9 が実行 さ れ る。 こ の 場合、 次 の サ イ ク ル に お い て 上記 ス テ ッ プ S 2 0 3 で の 判 別 結果 力、' Y e sに な り、 制 御 フ ロ 一 は 第 7 図 の ス テ ッ プ S 2 1 1 へ進 ん で、 フ ラ グ T2S の 値 カ^ 第 1 サ ブル ー チ ン 後半 部 の 実行 中 で あ る こ と を 表 す 「 1 」 で あ る か否 か が判 別 さ れ る。 こ の判 別 結 果 カヾ N o で あ れ ば、 第 2 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 2C力 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 2 1 2 ) 、 フ ラ グ F T 2 S の 値 力 「 1 」 に セ ッ ト さ れ ( ス テ ッ プ S 2 1 2 ) 、 駆動 デ ュ ー テ ィ 比 D カヽ ら 所 定値 Δ ϋ ΐ が減 じ ら れ る ( ス テ ッ プ S 2 1 4 ) 。 一方、 ス テ ッ プ S 2 1 1 で の 判 別結果カヾ Y e sで あ れ ば、 ス テ ッ プ S 2 1 5 で第 2 夕 イ マ の カ ウ ン 卜 値 T 2Cに 「 1 」 が加 え ら れ た 後、 制 御 フ ロ ー は上 記 ス テ ツ プ S 2 1 4 へ進 む。
ス テ ッ プ S 2 1 4 に 続 く ス テ ッ プ S 2 1 6 で は、 第 2
タ イ マ に よ り 計 測 さ れ た 時 間 T 2 ( カ ウ ン 卜 値 Τ 2 Cに 対 応 ) が所定 時 間 T b ( 例 え ば 5 秒 ) 以 上で あ る か否 かが 判別 さ れ る。 こ の判別 結果が N o で あ れ ば、 ス テ ッ プ S 2 1 4 に お い て 更新 さ れ た デ ュ ー テ ィ 比 D が 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 1 7 ) 。 こ の結果、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が 時 間経過 に つ れ て 明 る さ L U X 2 力、 ら 徐 々 に 減少 す る。
そ の 後、 所定 時 間 T b が経過 し て ス テ ッ プ S 2 1 6 で の 判 別 結果力 Y e sに な る と、 デ ュ ー テ ィ 比 D 力、' 0 % に リ セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 2 1 8 ) 、 こ の デ ュ ー テ ィ 比 D
( = 0 % ) 力く 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 2 1 9 ) 。 こ の結 果、 ル ー ム ラ ン プ 5 が消 灯す る。 そ し て、 第 1 サ ブル ー チ ン の 実行が終 了 す る。
第 1 サ ブル ー チ ン の実行 中 に、 1 〇 キ ー 6 カく 1 0 ス ィ ツ チ 2. へ差 し込 ま れ或 い は ド ア が 開 か れ て、 ス テ ッ プ S 2 0 1 又 は S 2 0 2 で の 判 別結果 力 Y esに な る と、 制 御 フ ロ ー は ス テ ッ プ S 2 2 0 へ進 ん で、 フ ラ グ F 1 の値 力
「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る。 そ し て、 第 1 サ ブ ル ー チ ン の 実行が終 了 す る。
上述 の よ う に、 乗員 力く ド ア を 開 く 前 に I G キ一 6 を I G オ ン 位置カヽ ら I G オ フ 位置 へ 回 し、 次 い で、 I G キ ー 6 を I G ス ィ ッ チ 2 力、 ら 抜 く と、 第 4 図 の フ ラ グ設定 サ ブノレ 一 チ ン で は フ ラ グ F 1 の 値力 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ、 第 3 図 の ラ ン プ制 御 ノレ一 チ ン に お い て 第 1 サ ブノレ 一 チ ン
が実行 さ れ る。 こ の場合、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が第 1 3 図 に 示 す よ う に 制 御 さ れ る。
即 ち、 I G キ ー 6 が抜 き 取 ら れ る と、 そ れ ま で消 灯状 態 に あ っ た ノレ ー ム ラ ン プ 5 力、'、 ド ア が開 い た 状 態 で の ル 一ム ラ ン プの 点灯時 の 第 1 の 明 る さ L U X 1 よ り も 暗 い 第 2 の 明 る さ L U X 2 ( 例 え ば L U X 1 の 5 0 % ) で 点 灯 す る。 そ し て、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 点 灯 開 始 時 か ら 所定 時 間 丁 a ( 例 え ば 5 秒 ) が経過 す る ま で は、 こ の 明 る さ L U X 2 が維持 さ れ る。
こ の 様 に、 I G キ ー 6 が抜 き 取 ら れ た と き に ル ー ム ラ ン プ 5 に よ り 補助 的 な 照 明 が行われ る の で、 降車 に 際 し て、 乗 員 は、 イ ン サ イ ド ' ロ ッ ク ' ノ ブや イ ン サ イ ド ' ヽ ン ド ノレ の 操 作 を 容易 に 行え る。 ま た、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ L U X 2 を ド ア を 開 け た と き の 明 る さ L U X 1 よ り も 暗 く、 従 っ て、 I G キ ー 6 を 抜 い た と き と ド ア を 開 け た と き と で ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が 明 確 に 相 違 す る の で、 半 ド ア に よ る 点 灯 で な い こ と が分 力、 る。
そ し て、 所定 時 間 T a が経過 し た 後 は、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力 、 所定 時 間 T b ( 例 え ば 5 秒 ) の 間 に L U X 2 力、 ら 徐 々 に 減 じ る。 更 に、 所定 時 間 T b が経過 す る と、 ラ ン プ 5 が消 灯す る。 即 ち、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力 フ エ 一 ド ア ゥ ト 制 御 さ れ る。
次 に、 第 2 サ ブル ー チ ン に つ い て 説 明 す る。 I G ス ィ ツ チ 2 が オ フ さ れ た 状 態 で ド ア が 開 け ら れ る と、 第 4 図
の フ ラ グ設定サ ブル ー チ ン で は、 フ ラ グ F 2 の値力 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る と 共 に フ ラ グ F 1 及 び F 3 の 値力 < 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る。 こ の 場合、 第 3 図 の ラ ン プ制御 ノレ一 チ ン で は第 2 サ ブル ー チ ン が実行 さ れ る。
第 8 図、 第 9 図 及 び第 1 C 図 に 詳細 に 示 す よ う に、 第 2 サ ブル ー チ ン で は I G ス ィ ツ チ 2 がオ ン で あ る か 否 力、 が判 別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 0 1 ) 。 こ の 判 別 結果 Ν 0 で あ れ ば、 フ ラ グ F 2ΕΧΕの 値が第 2 サ ブル ー チ ン 後半 部 の 実行 中 を 表 す 「 1 」 で あ る か否 か が判 別 さ れ る ( ス テ ツ プ S 3 0 2 ) 。 こ の 判 別 結果が Ν 0 で あ れ ば、 ド ア が 閉 じ ら れ た か 否 か が更 に 判別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 0 3 ) 。 ス テ ッ プ S 3 0 3 で の判 別 結果 が Ν 0 で あ れ ば、 デ ュ ー テ ィ 比 D が値 D LUX 1に 設定 さ れ ( ス テ ッ プ S 3 0 4 ) 、 こ の デ ュ ー テ ィ 比 D LUX1 ( 例 え ば 1 0 0 % ) 力、' 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 0 5 ) 。 こ の結果、 ノレ一ム ラ ン プ 5 力く、 デ ュ ー テ ィ 比 D LUX1に 対応 す る L U X 1 の 明 る さ で 点 灯す る。
L U X 1 の 明 る さ でル 一 ム ラ ン プ 5 が点灯 し て い る 第 2 サ ブル ー チ ン 前半部 の 実行 中 ( F 2EXE = 0 ) に ド ア 力、' 閉 じ ら れ て ス テ ッ プ S 3 0 3 で の 判 別 結果 が Y esに な る と、 フ ラ グ F 2EXEの 値力 、 第 2 サ ブ ル ー チ ン 後 半部 の 実 行 中 を 表 す 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 0 6 ) 。 次 い で、 フ ラ グ F T3F の 値 力 、 第 2 サ ブル ー チ ン 後 半 部 の 実行 が終 了 し た こ と を 表 す 「 1 」 で あ る か 否 か が 判 別
さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 0 7 ) 。 こ の 判 別 結果 力、 ' N 0 で あ れ ば、 フ ラ グ F T3S の値 力、'、 第 2 サ ブル ー チ ン 後半 部 の 実行 中 で あ る こ と を 表 す 「 1 」 で あ る か否 か が更 に 判 別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 0 8 ) 。 こ の 判 別 結果 力く N o で あ れ ば、 第 3 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 3C力 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ ( ス テ ッ プ S 3 0 9 ) 、 次 い で、 フ ラ グ F T3S の値 力 「 1 」 に セ ッ ト さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 1 0 ) 。 一 方、 ス テ ッ プ S 3 0 7 で の 判 別 結果が Y esで あ れ ば、 カ ウ ン 卜 値 T 3Cに 「 1 」 が加 え ら れ る ( ス テ ッ プ S 3 1 1 ) 。 ス テ ッ プ S 3 1 0 又 は S 3 1 1 に 続 く ス テ ッ プ S 3 1 2 で は、 第 3 タ イ マ に よ る 計測 時 間 T 3 ( カ ウ ン ト 値 T 3Cに 対 応 ) が所 定 時 間 T c ( 例 え ば、 0. 3 〜 0. 7 秒、 好 ま し く は 0. 5 秒 ) 以 上で あ る か否 かが判 別 さ れ、 こ の 判 別 結果 が N o で あ れ ば、 制御 フ ロ ー は 上 記 ス テ ッ プ S 3 0 4 へ進 む。
そ の 後、 所定 時 間 T c が経過 し て ス テ ッ プ S 3 1 2 で の 判 別 結果力、' Y esに な る と、 デ ュ ー テ ィ 比 が値 D LUX3 ( 例 え ば 7 5 % ) に 設定 さ れ、 次 い で、 こ の デ ュ ー テ ィ 比 D LUX3力く 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 1 4 ) 。 こ の 結 果、 ノレ 一 厶 ラ ン プ 5 カ^ L U X 1 の 明 る さ カヽ ら デ ュ ー テ ィ 比 D LUX3に 対応 す る L U X 3 ( 例 え ば L U X 1 の 7 5 % ) の 明 る さ へ減光 制 御 さ れ る。 そ し て、 フ ラ グ F T3F の値 力 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 1 5 ) 。
ス テ ッ プ S 3 0 7 に お い て、 フ ラ グ F T3F の 値 力 「 1 」
で あ る と 判別 さ れ る と、 制御 フ ロ ー は 第 1 0 図 の ス テ ツ プ S 3 1 6 へ進 ん で、 フ ラ グ F T4S の 値力^ 減光 制 御 中 を 表 す 「 1 」 で あ る か否 か が判 別 さ れ る。 こ の判別 結果 が N 0 で あ れ ば、 第 4 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 4Cが 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ ( ス テ ッ プ S 3 1 7 ) 、 次 い で、 フ ラ グ F T4S の値が 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 1 8 ) < 一 方、 ス テ ッ プ S 3 1 6 で の判 別 結果 力く Y esで あ れ ば、 第 4 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 4Cに 「 1 」 が加 え ら れ る。
ス テ ッ プ S 3 1 8 又 は S 3 1 9 に 続 く ス テ ッ プ S 3 2 0 で は、 デ ュ ー テ ィ 比 D 力、 ら 所定値 Δ D 2 が減 じ ら れ、 次 い で、 ス テ ッ プ S 3 2 1 で は 第 4 タ イ マ に よ る 計 測 時 間 T 4 ( カ ウ ン ト 値 T 4 Cに 対応 ) が所定 時 間 丁 d ( 例 え ば 7 秒 ) 以上 で あ る か否 か が判 別 さ れ る。 ス テ ッ プ S 3 2 1 で の 判 別結 果が N o で あ れ ば、 ス テ ッ プ S 3 2 0 で 更新 さ れ た デ ュ ー テ ィ 比 D が 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 2 2 ) 。 こ の結 果、 ル ー ム ラ ン プ 5 が減光制 御 さ れ る。
所定 時 間 T d が経過 し て ス テ ッ プ S 3 2 1 で の 判 別 結 果 が Y esに な る と、 デ ュ ー テ ィ 比 D 力く 「 0 」 に 設定 さ れ 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 3 2 3 及 び S 3 2 4 ) 。 こ の 結 果、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 が消 灯す る。 そ し て、 フ ラ グ F 2 及 び F 2EXEの値力く 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 3 2 5 ) 、 第 2 サ ブル ー チ ン の 実行が終 了 す る。
ま た、 第 2 サ ブル ー チ ン の 実行 中 に I G ス ィ ツ チ 2 が オ ン さ れ た こ と 力 ス テ ッ プ S 3 0 1 で 判 別 さ れ る と、 フ
ラ グ F 2 及 び F 2 E X Eの値 力、' 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 3 2 4 ) 、 第 2 サ ブル ー チ ン の実行が終 了 す る。
上述 の よ う に、 乗員 が I G キ ー 6 を I G オ ン 位 置 力、 ら I G オ フ 位置 へ 回 し、 次 い で、 ド ア を 開 く と、 第 4 図 の フ ラ グ 設定サ ブル ー チ ン で は フ ラ グ F 2 の 値 力 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ、 第 3 図 の ラ ン プ制 御 ル ー チ ン に お い て 第 2 サ ブル ー チ ン が実行 さ れ る。 こ の場合、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が第 1 4 図 に 示 す よ う に 制 御 さ れ る。
即 ち、 ド ア を 開 く と、 そ れ ま で 消 灯状態 に あ っ た ノレ一 ム ラ ン プ 5 が第 1 の 明 る さ L U X 1 で 点灯 す る。 そ の 後、 ド ア が 閉 じ ら れ る と、 ド ア が閉 じ た 時点 か ら 所定 時 間 T c ( 例 え ば 0 . 5 秒 ) が経過 し た と き に、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が第 1 の 明 る さ L U X 1 力、 ら こ れ よ り も 暗 く かつ 第 2 の 明 る さ L U X よ り も 明 る い 第 3 の 明 る さ L U X 3 に 一段減 じ ら れ る。 そ し て、 こ の 時 点 か ら 所定 時 間 T d ( 例 え ば 7 秒 ) の 間、 ノレ一ム ラ ン プ 5 力、'、 L U X 3 の 明 る さ か ら 徐 々 に 減光制 御 さ れ る。 更 に、 所定 時 間 T d が経過す る と、 ル ー ム ラ ン プ 5 が消 灯 さ れ る。 こ の結 果、 「 ド ア 閉 じ 」 の 合 図 が 明 確 に な る。
次 に、 第 3 サ ブル ー チ ン に つ い て 説 明 す る。 I G ス ィ ツ チ 2 がオ ン さ れ た 状 態 で ド ア が 開 け ら れ る と、 第 4 図 の フ ラ グ設定 サ ブル ー チ ン で は、 フ ラ グ F 3 の 値 カヾ 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る と 共 に フ ラ グ F 1 及 び F 2 の 値 力く 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る。 こ の 場合、 第 3 図 の ラ ン プ制 御 ノレ 一
チ ン で は 第 3 サ ブル ー チ ン が実行 さ れ る。
第 1 1 図 及 び第 1 2 図 に 詳細 に 示 す よ う に、 第 3 サ ブ ル ー チ ン で は、 フ ラ グ F 3EXEの 値力、'、 第 3 サ ブル ー チ ン 後半部 の 実行 中 を 表 す 「 1 」 で あ る か 否か が判 別 さ れ ( ス テ ッ プ S 4 0 1 ) 、 こ の 判 別結 果 が N 0 で あ れ ば、 デ ュ ー テ ィ 比が値 D LUX 1に 設定 さ れ ( ス テ ッ プ S 4 0 3 ) 、 こ の デ ュ ー テ ィ 比 D LUX1が 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 4 0 4 ) 。 こ の結果、 ノレ一ム ラ ン プ 5 力く、 デ ュ ー テ ィ 比 D LU X 1に 対応す る 明 る さ L U X 1 で 点 灯 す る。 一 方、 ス テ ツ プ S 4 0 2 で の 判 別 結果 が Y esで あ れ ば、 フ ラ グ F 3EXE の値力く 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 4 0 5 ) 、 フ ラ グ F T5S の値力、'、 減光制 御 中 を 表 す 「 1 」 で あ る か否か が第 1 2 図 の ス テ ッ プ S 4 0 6 で判 別 さ れ る。 そ し て、 こ の 判 別 結果力 N o で あ れ ば、 第 5 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 5Cが 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ ( ス テ ッ プ S 4 0 7 ) 、 次 い で、 フ ラ グ F T5S の値 力、' 「 1 」 に セ ッ ト さ れ る ( ス テ ッ プ S 4 0 8 ) 。 一方、 ス テ ッ プ S 4 0 6 で の 判 別 結果 力、' Y esで あ れ ば、 第 5 タ イ マ の カ ウ ン ト 値 T 5Cに 「 1 」 が加 え ら れ る ( ス テ ッ プ S 4 0 9 ) 。
ス テ ッ プ S 4 0 8 又 は S 4 0 9 に 続 く ス テ ッ プ S 4 1 0 で は、 デ ュ ー テ ィ 比 D 力、 ら 所 定値 Δ ϋ 3 が減 じ ら れ る。 そ し て、 第 5 タ イ マ に よ る 計測 時 間 Τ 5 ( カ ウ ン ト 値 Τ 5 Cに 対 応 ) が所 定 値 T e ( 例 え ば 1. 2 秒 〕 以 上 で あ る か 否 力、 が判 別 さ れ る ( ス テ ッ プ S 4 1 1 ) 。 こ の 判 別 結
果が N o で あ れ ば、 ス テ ッ プ S 4 1 1 で更新 さ れ た デ ュ 一テ ィ 比 D が 出 力 さ れ る ( ス テ ッ プ S 4 1 2 ) 。 こ の結 果、 ル ー ム ラ ン プ 5 が減光制 御 さ れ る。
上述 の ス テ ッ プ S 4 0 4 ま た は S 4 1 2 で の ラ ン プ制 御 が終 了 す る と、 今 回 制 御 サ イ ク ル に お け る 本 サ ブル ー チ ン の 実行が終 了 す る。 そ し て、 サ ブル ー チ ン 実行周 期 に 対応 す る 所 定 時 間 が経過 す る と、 サ ブル ー チ ン が ス テ ッ プ S 4 0 1 か ら 再度実行 さ れ る。
一方、 ス テ ッ プ S 4 1 1 で の 判 別 結果 が Y esで あ れ ば- デ ュ ー テ ィ 比 D 力く 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ ( ス テ ッ プ S 4 1 3 ) 、 次 に、 0 % の デ ュ ー テ ィ 比 D が 出 力 さ れ ( ス テ ッ プ S 4 1 4 ) 、 こ れ に よ り ノレ ー 厶 ラ ン プ 5 が消 灯す る t そ し て、 フ ラ グ F 3 及 び F 3EXEの 値 力、' 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ ( ス テ ッ プ S 4 1 5 ) 、 第 3 サ ブ ル ー チ ン の 実行が 終 了 す る。
上述 の よ う に、 I G キ ー 6 力 I G オ ン 位置 に あ る 状態 で乗員 力、' ド ア を 開 く と、 第 4 図 の フ ラ グ設定 サ ブル ー チ ン で は フ ラ グ F 3 の 値力、' 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ、 第 3 図 の ラ ン プ制 御 ル ー チ ン に お い て 第 3 サ ブル ー チ ン が実行 さ れ る。 こ の 場合、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力 第 1 5 図 に 示 す よ う に 制御 さ れ る。
即 ち、 ド ア を 開 く と、 そ れ ま で 消 灯状 態 に あ っ た ノレ 一 ム ラ ン プが第 1 の 明 る さ L U X 1 で 点 灯 す る。 そ の 後、 ド ア 力 閉 じ ら れ る と、 こ の 時 点 か ら 所定 時 間 T e ( 例 え
96/2219
- 25 - ば 1 . 2 秒 ) が経過 す る ま で の 間、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が第 1 の 明 る さ L U X 1 力、 ら 徐 々 に 減 じ ら れ、 所定 時 間 T e が経過 し た 時点 で ル ー ム ラ ン プ 5 が 消 灯 す る。
以 下、 第 1 6 図 を 参照 し て、 上述 の 第 1、 第 2 及 び第 3 サ ブル ー チ ン を 含 む第 3 図 の ラ ン プ制御 ル ー チ ン に よ る ル ー ム ラ ン プ 5 の 点灯 · 消 灯制 御 の 一例 を 説 明 す る。
駐車 中 の 車両 に 乗車 す べ く、 運 転 者 ま た は 乗員 が車両 の ド ア を 開 け る と ( 第 1 6 図 で の 時 点 t 1 ) 、 ド ア ス ィ ツ チ 3 がオ ン さ れ る。 こ の と き、 I G ス ィ ッ チ 2 は オ フ さ れ て い る の で、 第 4 図 の フ ラ グ設定サ ブル ー チ ン に お い て フ ラ グ F 2 の値が 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ る。 こ の結果、 第 3 図 の ラ ン プ制御 ル ー チ ン で は 第 2 サ ブル ー チ ン の 実 行が 開 始 さ れ、 ル ー ム ラ ン プ 5 力く L U X 1 の 明 る さ で 点 灯 す る。 乗車 し た 運 転者 力 ド ア を 閉 め て か ら 所定 時 間 T c が経過 す る と、 ノレ一ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力 L U X 1 か ら L U X 3 に 一段減 じ る。 次 い で、 所 定 時 間 T d に わ た つ て ノレ一ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が漸減 し て い く。 こ の 間 に I G キ ー 6 力、' I G ス ィ ッ チ 2 の キ 一 孔 に 差 し 込 ま れ て も、 ノレ 一 ム ラ ン プ点灯 · 消 灯制 御 に は 何 等影響 は な く、 ル 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が漸減 し て い く。 そ し て、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が減 じ始 め た 時 点 か ら 所定 時 間 T d が経 過 す る と、 ル ー ム ラ ン プ 5 が 消 灯 す る ( 第 2 サ ブル ー チ ン の 実 行が終 了 す る ) 。
こ こ で、 乗車 直後 に 何 ら か の 理 由 で 降 車 す る 必要 が生
じ た と す る。 こ の 際、 ド ア を 開 く 前 に I G キ ー 6 を 抜 く と、 I G キ ー 抜 き 差 し検 出 ス ィ ッ チ 4 がオ ン と な り ( 第 1 6 図 で の t 2 時点 ) 、 フ ラ グ F 1 の値力、' 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ て 第 1 サ ブル ー チ ン の 実行 が 開 始 さ れ る。 こ の 結 果、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 力、' L U X 2 の 明 る さ で 点 灯 さ れ る。 そ の後、 所定 時 間 T a に わ た り L U X 2 の 明 る さ が維持 さ れ た 後、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力く フ ヱ ー ド ア ゥ 卜 制 御 さ れ て 徐 々 に 暗 く な る。 そ し て、 フ ェ ー ド ア ウ ト 制御 の 開 始 時 点 か ら 所定 時 間 T b が経過 す る と、 ル 一 ム ラ ン プ 5 が消 灯 す る ( 第 1 サ ブル ー チ ン の 実行 が終 了 す る ) , な お、 乗車後 に 目 的地 ま で車両 を運 転 し、 目 的地 に 到 着 後 に 降車す る 場合 に も、 ド ア を 開 く 前 に I G キ ー 6 を 抜 け ば、 同 様 の 点 灯 · 消 灯制 御 が行 わ れ る。
通 常 は、 I G キ ー 6 を 抜 い た 場合 に は、 運 転者 ま た は 乗員 は ド ア を 開 い て 降車 す る 力、'、 降 車せ ず に、 I G キ ー 6 を 再 び差 し込 ん で、 I G キ ー 6 を I G オ ン 位置 へ 回 す こ と も あ る。 こ の 様 な 状態で、 運転者カ ド ア を 開 く と ( 第 1 6 図 の t 3 時点 ) 、 フ ラ グ設定 サ ブル ー チ ン に お い て フ ラ グ F 3 の値 力く 「 1 」 に 設定 さ れ、 ラ ン プ制御 ル — チ ン で は 第 3 サ ブル ー チ ン の実行 が 開 始 さ れ る。 こ の 結果、 消 灯状態 に あ っ た ル ー ム ラ ン プ 5 力 L U X 1 の 明 る さ で 点 灯 す る。 そ の後、 ド ア が 閉 め ら れ る と、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が所 定 時 間 T e の 間 徐 々 に 減少 す る。 ド ア 閉 じ 時 点 力、 ら 所 定 時 間 T e が経 過 す る と、 ル ー ム ラ
ン プ 5 が消灯す る ( 第 3 サ ブルー チ ン の実行が終了 す る ) 。 そ の後、 運転者が I G キ ー 6 を I G オ フ 位 置 へ 回 し た 後 で、 I G キ ー 6 を 抜 く と ( 第 1 6 図 の t 4 時点 ) 、 フ ラ グ F 1 の値力く 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ て 第 1 サ ブル ー チ ン が開 始 さ れ る。 こ の結果、 ル ー ム ラ ン プ 5 が L U X 2 の 明 る さ で 点灯 す る。 L U X 2 の 明 る さ で の ル ー ム ラ ン プ 5 の 点灯 中 ( 第 1 サ ブル ー チ ン 実行 中 ) に ド ア が 開 け ら れ る と ( t 5 時 点 ) 、 第 1 サ ブル ー チ ン の ス テ ッ プ S 2 0 2 で の 判 別 結果力 Y e sに な っ て、 フ ラ グ F 1 の値力く 「 0 」 に リ セ ッ 卜 さ れ る と 共 に、 第 4 図 の フ ラ グ設定 ル 一チ ン で は フ ラ グ F 2 の 値が 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ、 第 3 図 の ラ ン プ制御 ノレ 一 チ ン で第 2 サ ブ ル ー チ ン が開始 さ れ る。
即 ち、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 の 点灯 中 に ド ア が 開 く と、 運 転 者 ま た は乗員 が降車す る も の と 制 御 ュ ニ ッ 卜 1 に よ り 判 断 さ れ、 第 1 6 図 に 示 す と 共 に 第 1 3 図 に 破 線 で示 す よ う に、 ル ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ が第 1 の 明 る さ L U X 1 に 増大 さ れ る。 第 1 サ ブル ー チ ン に よ る ノレ — ム ラ ン プ 5 の減光 制 御 中 に ド ア が 開 け ら れ た 場 合 に も 同 様 の増光制 御 が行 わ れ て、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力く L U X 2 力、 ら
L U X 1 へ増 大 す る。
な お、 明 る さ L U X 1 で の ノレ一ム ラ ン プ 5 の 点灯 中 ( 第 2 サ ブ ル ー チ ン 実行 中 ) に I G キ ー 6 が 差 し 込 ま れ て も ( 第 1 6 図 参照 ) 、 引 き 続 い て 第 2 サ ブ ノレ 一 チ ン が
実行 さ れ る。 従 っ て、 ド ア 力く 開 い て い る 限 り、 ノレ一ム ラ ン プ 5 の 明 る さ は L U X 1 に 維持 さ れ る。
そ の 後、 I G キ一 6 が オ ン 位置 に 回 さ れ て I G ス イ ツ チ 2 力 オ ン に さ れ る と ( t 6 時点 ) 、 第 2 サ ブル ー チ ン の ス テ ッ プ S 3 0 1 で の 判 別 結果力く Y e sに な っ て フ ラ グ F 2 の 値 が 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る と 共 に、 フ ラ グ設定 サ ブル ー チ ン で フ ラ グ F 3 の 値力、' 「 1 」 に セ ッ 卜 さ れ て 第 3 サ ブル ー チ ン が 開 始 さ れ る。 こ の た め、 ノレ一ム ラ ン プ 5 の 明 る さ は L U X 1 に 維持 さ れ る。
こ の 状態 で ド ア が 閉 め ら れ る と ( t 7 時 点 ) 、 ノレ ー ム ラ ン プ 5 が減光制 御 さ れ、 次 い で 消 灯 さ れ る ( 第 3 サ ブ ル ー チ ン の 実行終 了 ) 。
そ の 後、 I G キ ー 6 力 I G オ フ 位 置 に 回 さ れ、 更 に、 I G ス ィ ッ チ 2 力、 ら 抜 か れ る と ( t 8 時 点 ) 、 第 1 サ ブ ル ー チ ン が 開始 さ れ て ノレ ー ム ラ ン プ 5 が 明 る さ L U X 2 で 点 灯 さ れ る。 こ の状 態 で、 I G キ ー 6 が差 し 込 ま れ る と、 第 1 サ ブル ー チ ン の 実行が直 ち に 終 了 す る。 こ の 場 合、 フ ラ グ F 1 、 F 2 及 び F 3 の値 力、' 「 0 」 に リ セ ッ ト さ れ る の で、 ル ー ム ラ ン プ 5 が消 灯 す る。
I G キ ー 6 が再 び抜 か れ る と、 第 1 サ ブ ル ー チ ン が実 行 さ れ て ル ー ム ラ ン プ 5 が再 び明 る さ L U X 2 で 点 灯 す る o
そ し て、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 力 こ の 明 る さ L U X 2 で 点 灯 し て い る 間 に ド ア が開 け ら れ る と ( 時刻 t 9 ) 、 第 1 サ
ブルー チ ン の実行が終 了 す る と 共 に 第 2 サ ブルー チ ン の 実行が開始 さ れ て、 ノレ一ム ラ ン プ 5 の明 る さ 力、' L U X 1 に増大す る。 そ して、 ド ア が閉 め ら れ た 時点 か ら 所定時 間 T c が経過 し た と き に ルー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ 力く L U X 3 に 一段減 じ ら れ、 そ の後、 徐 々 に 減 じ ら れ る。 ルー ム ラ ン プ 5 が減光制御 ( フ ー ド ア ウ ト 制御 ) さ れて い る 間 に I G キ ー 6 力、' I G オ ン位置 に 回 さ れて I G ス イ ツ チ 2 がオ ン さ れ る と ( t 1 0時点 ) 、 ノレー ム ラ ン プ 5 が消 灯 さ れ る。
上述 の点灯 · 消灯制御 の例 ( 第 1 6 図 ) は、 本発明 の 制御装置お よ び制御方法 の種 々 の特徴を説明 す る も の で あ っ て、 通常 は、 第 1 3 図、 第 1 4 図 ま た は第 1 5 図 に 示す よ う な簡易 な 制御が行われ る。
本発 明 の室 内 照 明 灯 の制御装置お よ び制御 方法 は、 上 記実施例 に 限定 さ れず、 種 々 に変形可能で あ る。
例え ば、 ルー ム ラ ン プ 5 を点灯 さ せ る 際 に、 消灯状態 力ヽ ら 徐 々 に 明 る く な る よ う に、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の点灯を 制御す る よ う に して も 良 い。 例 え ば、 制御ユニ ッ ト 1 に よ り 実行 さ れ る 第 1 サ ブルー チ ン で の制御手順を 変形 し て、 第 1 7 図 に 示す よ う に、 I G キ ー 6 力 I G ス ィ ッ チ 2 か ら 抜かれ た 時点か ら 所定時間 T f (例 え ば、 0 · 3 秒 ) が経過す る ま で の 間 に、 ルー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ を 0 力、 ら L U X 2 ま で漸増 さ せ る。 ま た、 第 1 サ ブル ー チ ン の実行中 に I G キ ー 6 が差 し込 ま れ た 時点 か ら 所定時
- 30 - 間 T g ( 例 え ば、 0 . 3 秒 ) が経過 す る ま で の 間 に ル ー ム ラ ン プ 5 の 明 る さ を 徐 々 に 減 じ、 所 定 時 間 T g の経過 時点 で ル ー ム ラ ン プ 5 を 消 灯 さ せ る。 な お、 上記変形例 お よ び下記 の変形例 に 係 る 制 御 フ 口 一 は 実施例 説 明 に 照 ら し て 容 易 に 決定で き る の で、 詳細 な 説 明 を 省 略す る。
ま た、 第 2 サ ブル ー チ ン で の 制 御 手順を 変 形 し て、 第 1 8 図 に 示 す よ う に、 I G キ ー 6 が I G オ フ 位置 に あ る 状態で ド ア を 開 け た と き に、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ を 0 カヽ ら L U X 1 ま で所定 時 間 T h ( 例 え ば、 0 . 6 秒 ) 内 に 徐 々 に 増大 さ せ る こ と がで き る。
ま た、 第 3 サ ブル ー チ ン を 変形 し て、 第 1 9 図 に 示 す よ う に、 I G キ一 6 が I G オ ン 状 態 に あ る 状 態 で ド ア を 開 け た と き に、 ノレ 一 ム ラ ン プ 5 の 明 る さ を 0 力、 ら L U X 1 ま で 所定 時 間 T h 内 に 徐 々 に 増 大 さ せ る こ と がで き る, 上述 の よ う に、 ル ー ム ラ ン プ 5 を 消 灯状態 か ら 点 灯す る 際 に、 短 い フ ヱ 一 ド を つ け る こ と に よ り、 高級感、 も て な し 感、 制 御 感等 の あ る 照 明 と な る。