WO1996016403A1 - Dispositif de chargement d'un support de memoire et equipement d'enregistrement et/ou de reproduction - Google Patents

Description

明細書 発明の名称 記録媒体の口一ディ ング装置及び記録及び z又は再生装置 技術分野 本発明は、 情報信号が記録される光ディ ス ク等の記録媒体、 特に 光ディ ス ク等のディ ス ク を収納 したディ ス ク カー ト リ ッ ジの如き記 録媒体を装置本体内に構成される装着部に口 一ディ ン グさせる 口 一 ディ ング装置及びこ の ロ ーディ ング装置を備えた記録媒体の記録及 び Z又は再生装置に関する。 背景技術 従来、 情報信号の記録媒体と して、 光ディ スク、 光磁気ディ ス ク、 磁気ディ ス ク等のディ ス クが用い られてレ、 る。 この種のディ ス クは、 カー ト リ ッ ジに収納されてディ ス ク力一 ト リ ヅ ジ と して構成されて いる。 このよ う なディ ス クカー ト リ ッ ジを記録媒体に用いる記録再 生装置は、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジを装着部に位置決め して装着 し、 このディ スク 力一 ト リ ッ ジに収納されたディ ス ク に対 し情報信号の 記録及び/又は再生手段を介 して情報信号の記録及び/又は再生を 行う。 光ディ ス クや光磁気ディ ス ク を記録媒体に用い る記録再生装置は、 ディ スク カー ト リ ッ ジの装着部に対応する位置に、 情報信号の記録 及び/又は再生手段を構成する光ビ ッ ク ア ッ プ装置や磁気へッ ド を 配設してい る。

と こ ろで、 光ディ ス ク等のディ スク を記録媒体に用いる記録再生 装置にあっては、 装置本体内の装着部にディ スク カー ト リ ッ ジを 自 動的にローディ ングさせるために口一ディ ング機構が設けられてい る。 この記録再生装置に用い られる ローデイ ング機構は、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジが挿入保持されるホルダと、 このホルダに対 しディ ス クカー ト リ ッ ジを揷脱可能となす位置と、 ホルダを移動操作する移 動操作機構を備えている。 この移動操作機構は、 ディ スク 力一 ト リ ッ ジの揷脱を可能となす位置とディ ス ク カー ト リ ッ ジを装着部に装 着操作する こ とを可能となす位置間に直ってホルダを移動操作する ものであ る。 すなわち、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジは、 ホルダがデイ ス ク カー ト リ ッ ジの揷脱を可能となす位置に移動された状態にある と き、 装置本体を構成する外筐に設けた揷脱ロを介 してホルダに対す る挿脱が行われ、 ホルダがディ ス ク カー ト リ ッ ジを装着部に装着操 作を可能となす位置に移動された状態にあ る と き、 装着部に対する 装脱が行われる。

こ こで、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジの挿脱を可能となす位置に移動さ れた状態にあ るホルダに挿入保持されたディ ス ク カー ト リ ッ ジは、 このカー ト リ ッ ジに収納されたディ ス クの主面と平行な方向にホル ダと と も にに移動操作され、 装着部に対向する位置まで移送され、 次いで、 ディ スクの主面と直交する方向に移動操作されて装着部に 装着される。 また、 装着部に装着されたディ スク カー ト リ ッ ジを装置本体の外 方に排出するイ ジェ ク ト操作を行い際には、 ローデイ ング機構は、 まず、 ディ ス クカー ト リ ッ ジをディ ス クの主面と直交する方向に移 動操作して装着部か ら離脱させ、 次いで、 ディ ス クの主面と平行な 方向にホルダと と も にに移動操作 し、 挿脱口側に移動させる。

と こ ろで、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジを装置本体に設けた挿脱口を介 して口一ディ ング操作を行う よ う したス ロ ッ ト イ ン方式の記録再生 装置にあっては、 ディ ス クカー ト リ ッ ジをイ ジェ ク ト操作する際、 ディ ス ク 力一 ト リ ッ ジの一部を挿脱口か ら突出させる必要があ る。 この種の記録再生装置に設けられる揷脱ロは、 ディ スクカー ト リ ツ ジの厚さ及び幅に略等 しい挿脱口が設けられるのみであるので、 装 置本体内に手指を差 し入れてディ ス ク 力一 ト リ ッ ジの引 き出 し操作 を行う こ とがで きない。 そこで、 装置本体内の装着部に装着された ディ スク カー ト リ ッ ジをイ ジ ェ ク ト操作する際には、 ディ ス ク 力一 ト リ ッ ジの少な く と も一部を揷脱ロを介 して装置本体の外方に突出 させ、 手指での把持を可能とする必要がある。 このよ う にイ ジェ ク ト操作時に、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジの一部を揷脱口か ら装置本体の 外方に臨ませる よ う にするためには、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジを保持 し、 このディ スク カー ト リ ッ ジを送 り操作するホルダの移動範囲を 大き く する必要が生ずる。 その結果、 記録再生装置自体が大型化 し て しまう。

また、 イ ジェ ク ト操作時に、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジを揷脱ロを装 置本体の外方に突出させるため、 パネの付勢力を利用 してディ ス ク カー ト リ ッ ジをホルダか ら突出させるよ う に した記録再生装置が用 い られている。 このよ う にバネを用いてディ ス ク カー ト リ ッ ジを装 置本体の外方に突出させる よう に した記録再生装置は、 ホルダを装 置本体の内方側の一定の位置まで移送操作し、 このホルダが停止さ れた位置からパネの付勢力を利用 してディ スク カー ト リ ッ ジを装置 本体の外方に突出させる よう に構成したものである。 従って、 この 記録再生装置にあっては、 ホルダの移動範囲を小さ く し、 装置自体 の小型化を実現する こ とが可能となる。

しかし、 パネの付勢力を用いてディ スクカー ト リ ッ ジを揷脱ロか ら突出させる よう に した記録再生装置にあっては、 ディ スク 力一 ト リ ッ ジの表面の状態や外形形状の変形等によ って、 挿脱口からの突 出量が一定 しな く なって しま う。 また、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジを付 勢するパネの付勢力が大き く すぎる と、 イ ジェク ト操作時に急峻に ディ スク カー ト リ ッ ジが揷脱口が突出し、 さ らには、 ディ ス ク力一 ト リ ッ ジが装置本体から飛び出 して しま う。 このよう な急峻なディ ス ク カー ト リ ッ ジの飛び出 しを防止するため、 ブレーキ機構を設け る よ う に したローディ ング装置も用い られているが、 機構が複雑と な るばか り か、 ディ スク カー ト リ ッ ジを付勢するパネ とブレーキ機 構のブレーキ力を適当な大きさに設定する こ とが難し く、 安定した ディ スク カー ト リ ッ ジのイ ジ ェ ク ト操作を行う こ とができない。 発明の開示

本発明の目的は、 従来のローディ ング装置及び記録及び/又は再 生装置が有 して している問題点を解決する新規な記録媒体のローデ ィ ン グ装置及び記録及び/又は再生装置を提供する こ とにある。 本発明の他の目的は、 ディ ス クカー ト リ ッ ジの如き記録媒体を装 置本体内の装着部にローデイ ン グ操作する装置の小型化を図 り、 記 録及び/又は再生装置自体の小型化を実現するこ とにある。 本発明のさ らに他の目的は、 光ディ ス ク等のディ ス ク を収納 した ディ スク カー ト リ ッ ジを保持する保持手段と してのホルダの移動範 囲を小さ く しながら、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジの移動範囲を大き く し、 確実に装着部にローデイ ングさせる こ とができ、 さ らに確実にイ ジ ェ ク ト操作を行う こ と を可能となすローデイ ング装置及び記録及び

Z又は再生装置を提供する こ と にある。

本発明に係る ローデイ ング装置は、 上述したよ う な 目的を達成す るため、 ベースに構成され、 記録媒体が装着される装着部と、 挿入 された記録媒体を保持する と と も に、 挿入された記録媒体の取 り 出 しを可能となす第 1 の位置と上記装着部の上方に位置する第 2 の位 置との間を移動可能に設けられたホルダと、 第 1 の範囲の回動操作 によってホルダを第 1 の位置から第 2 の位置に移動させる移動機構 と、 この移動機構の第 1 の範囲の回動操作に連続する第 2 の回転動 作によ り駆動され、 移動機構によ って第 2 の位置に移動されたホル ダを装着部に装着させる装着機構と、 この装着機構に設けられ、 ホ ルダが第 1 の位置から第 2の位置若 し く は第 2 の位置から第 1 の位 置に移動される際にホルダのベースに対する移動を規制する と と も に、 装着機構がホルダを装着部に装着する動作に連動 してホルダの ベースに対する移動の規制を解除させる規制手段と を備えて構成し たものであ る。

さ らに、 本発明に係る ローデイ ング装置は、 ホルダに設け られ、 ホルダによ って保持されたディ ス クカー ト リ ッ ジをホルダよ り 突出 する方向に移動させる排出操作機構と、 この排出操作機構をホルダ に挿入されたディ ス ク 力一 卜 リ ッ ジをホルダよ り 突出させる方向に 駆動する移動操作機構を備えてなるものである。

また、 本発明に係る記録及び/又は再生装置は、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジに収納された情報信号が記録されるディ ス ク に摺接する位置 とディ ス ク よ り離間 した位置との間を移動可能に支持されたデイ ス クの一方の面上に摺接するへッ ド を備えた、 ディ ス ク に対し情報の 記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部と、 挿入されたデ イ ス クカ一 ト リ ッ ジを保持する と とも に、 挿入されたディ ス クカー ト リ ッ ジの取 り 出 しを可能となす第 1 の位置と記録及び/又は再生 手段の上方に位置する第 2 の位置との間を移動可能に設け られたホ ルダと、 第 1 の範囲の回動操作によってホルダを第 1 の位置から第 2 の位置に移動させるための移動手段と、 この移動手段の第 1 の範 囲の回動操作に連続する第 2 の回転動作によ り駆動され、 移動手段 によ って第 2 の位置に移動されたホルダを記録及び/又は再生部に 装着させる装着機構と、 この装着機構によって駆動され、 ヘッ ド を ディ スク に摺接させる位置とディ スク よ り 離間させた位置との間を 移動させるへ ッ ド移動機構と を備えて構成される。

さ らに、 本発明に係る記録及び/又は再生装置は、 記録及び/又 は再生部が配設されるベース と、 ホルダを記録及び/又は再生部に 装着操作する装着機構に設けられ、 ホルダが第 1 の位置から第 2 の 位置若し く は第 2 の位置から第 1 の位置に移動される際にホルダの ベースに対する移動を規制する と と も に、 装着機構がホルダを記録 及び/又は再生部に装着する動作に連動してホルダのベースに対す る移動の規制を解除させる規制手段を備えている。

本発明のさ らに他の目的及び本発明によって実現される利点は、 以下において、 図面を参照して説明される具体的な実施の形態によ り一層明らかにされる。 図面の簡単な説明 図 1 は、 本発明に係る記録及び/又は再生装置の記録媒体と して 用いられる光磁気ディ スクを収納した記録型のディ スク力一 ト リ ッ ジを示す斜視図である。

図 2 は、 上記ディ スク力一 ト リ ッジをディ スクテーブルへの装着 面側か見た斜視図である。

図 3は、 本発明に係る記録及び/又は再生装置の記録媒体と して 用いられる光ディ スク を収納した再生専用型のディ スクカー ト リ ッ ジを示す斜視図である。

図 4は、 上記ディ スクカー ト リ ッ ジをディ スクテーブルへの装着 面側か見た斜視図である。

図 5は、 本発明に係る記録再生装置の分解斜視図である。

図 6は、 記録再生部が構成された記録再生部取付け基台が支持さ れる支持基台を示す斜視図である。

図 7 は、 記録再生部が構成された記録再生部取付け基台を示す斜 視図である。

図 8は、 支持フ レ ーム上に取り付けられる ト ツ ププレー ト を示す 斜視図である。

図 9 は、 ディ スク 力一 ト リ ッ ジが保持される力一 ト リ ッ ジホルダ を示す斜視図である。

図 1 0 は、 カー ト リ ッ ジホルダ、 ト ッ ププレー ト及び昇降操作板 の配置の関係を示す分解斜視図である。 図 1 1 は、 カー ト リ ッ ジホルダの移動を規制する昇!^操作板を示 す斜視図である。

図 1 2は、 ディ スクカー ト リ ッ ジの挿脱を可能となす第 1 の位置 に力一 ト リ ッ ジホルダが移動された状態を示す平面図である。

図 1 3 は、 カー ト リ ッ ジホルダが第 1 の位置に移動された状態を 示す側面図である。

図 1 4 は、 ディ スクカー ト リ ッ ジがカー ト リ ッ ジホルダに挿入さ れた状態を示す平面図である。

図 1 5 は、 力一 ト リ ッ ジホルダが外筐内方の第 2の位置に向かつ て移動を開始する状態における平面図である。

図 1 6 は、 カー ト リ ッ ジホルダが外筐内方の第 2の位置に向かつ て移動を開始した直後の状態を示す平面図である。

図 1 7 は、 カー ト リ ッ ジホルダが外筐内方の第 2の位置に向かつ て移動する途中の状態を示す平面図である。

図 1 8 は、 カー ト リ ッ ジホルダが装着部に対向する第 2の位置に 移動された状態を示す平面図である。

図 1 9 は、 力一 ト リ ッ ジホルダが装着部に対向する第 2の位置に 移動された状態を示す側面図である。

図 2 0 は、 力一 ト リ ッ ジホルダが装着部側に向かって移動する途 中の状態を示す平面図である。

図 2 1 は、 カー ト リ ッ ジホルダが装着部側に向かって移動する途 中の状態を示す側面図である。

図 2 2 は、 カー ト リ ッ ジホルダに保持されたディ スクカー ト リ ッ ジが装着部に装着された状態を示す平面図である。

図 2 3 は、 ディ スクカー ト リ ッ ジが装着部に装着された状態を示 す側面図である。

図 2 4 は、 装着部に装着されたディ スクカー ト リ ッ ジ内の光磁気 ディ スクに磁気ヘッ ド装置を摺接させ、 情報信号の記録を可能とな す記録モー ド状態を示す平面図である。

図 2 5 は、 記録モー ド状態を示す側面図である。

図 2 6 は、 カー ト リ ッ ジホルダを第 2 の位置から第 1 の位置に向 かって移動させるイ ジェク ト操作の開始状態を示す平面図である。

図 2 7は、 カー ト リ ッ ジホルダが第 2の位置から第 1 の位置に向 かって移動するイ ジェク ト操作の途中の状態を示す平面図である。 図 2 8 は、 カー ト リ ッ ジホルダが第 1 の位置に移動され、 デイ ス クカー ト リ ッ ジの取り 出しを可能となすイ ジェク ト操作が完了した 状態を示す平面図である。

図 2 9 は、 本発明に係る記録再生装置の要部を示す側面図である _c 図 3 0 は、 本発明に係る記録再生装置の要部を示す正面図である < 図 3 1 は、 本発明に係る記録再生装置の要部を一部を破断して示 す背面図である。

図 3 2は、 外筐に設けた挿脱口を開閉する回動蓋及び回動蓋の開 閉機構を示す斜視図である。

図 3 3 は、 回動蓋が揷脱ロを開放するこ とを可能となす状態を示 す側面図である。

図 3 4 は、 回動蓋が挿脱口を閉塞した状態を示す側面図である。 図 3 5 は、 回動蓋の開閉を制御する蓋制御レバーを示す側面図で め る £> 発明の実施の形態 以下、 本発明が適用されたローディ ン グ装置及びこの口一ディ ン グ装置を備えた記録再生装置を図面を参照して説明する。

こ こで説明する ローディ ン グ装置及びこのローディ ング装置が適 用される記録再生装置は、 情報信号が記録される記録媒体と して、 ディ ス ク をカー ト リ ッ ジに収納したディ ス ク カー ト リ ッ ジを用い る ものであ る。 すなわち、 記録媒体と してのディ ス ク は、 カー ト リ ツ ジ収納され、 カー ト リ ッ ジ と一体に記録再生装置内の装着部に装着 操作される。

〔 1 〕 ディ ス クカー ト リ ッ ジ

本発明が適用される 口一ディ ン グ装置及び記録再生装置を説明す るに先立って、 ローデイ ング装置によ って ローデイ ン グされ、 記録 再生装置の記録媒体と して用い られるディ ス クカー ト リ ッ ジを説明 する。

こ こで用い られるディ スク カー ト リ ッ ジは、 楽音信号等の情報信 号の再記録を可能となす光磁気ディ ス ク を収納した図 1 及び図 2 に 示すよう に構成されたものと、 予め楽音信号等の情報信号が記録さ れ、 この記録された情報信号の再生にのみに用い られる再生専用型 の光ディ スク を収納 した図 1 及び図 2 に示すよう に構成された もの が用いられる。

情報信号の再記録を可能となす光磁気ディ ス ク 2 0 1 は、 直径が 例えば 6 4 m m程度のポ リ カーボネィ 卜 の如き透明合成樹脂材料よ り なるディ ス ク基板に、 垂直磁化膜か らなる信号記録層が被着形成 されて構成されてい る。

この信号記録層は、 光ビ ッ クア ッ プ装置の光源から出射された光 ビームに よ り局所的にキュ リ ー温度以上に加熱され、 この加熱され た部分に外部磁界が印加される こ とによ り、 情報信号の記録が行わ れる。 このよ う に記録情報信号は、 信号記録層に直線偏光された光 ビームを照射し、 信号記録層から反射される戻 り 光の力一効果によ る偏光方向の回転を光検出器に よ り検出する こ とによ り、 読み出さ れる。

また、 再生専用型の光ディ ス ク 2 3 1 は、 光磁気ディ ス ク 2 0 1 のディ ス ク基板と同様のディ ス ク基板に、 アル ミ ニウムの如き金属 材料よ り な る反射層が被着形成されて構成されている。 この光ディ ス ク 2 3 1 には、 情報信号に対応 した微細な ビ ッ ト列が形成される こ とによ って、 情報信号の記録が固定的に行われる。 この光デイ ス ク 2 3 1 への情報信号の記録は、 ディ ス ク基板を成形する際、 金型 装置内に装着されたスタ ンパに予め形成されたビ ッ ト列が転写され る こ とによ って行われる。 そ して、 再生専用型の光ディ ス ク 2 3 1 に記録された情報信号は、 ビ ッ ト列に光ビ ッ ク ア ッ プ装置の光源か ら出射された光ビームを照射し、 光ディ ス ク 2 3 1 か ら反射された 戻 り 光を光検出器によ り検出する こ と によ って読み出される。

そ して、 光磁気デ ィ スク 2 0 1 及び光ディ ス ク 2 3 1 は、 いずれ も、 図 1、 図 2及び図 3、 図 4 に示すよ う に、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 , 2 1 6 に回転可能に収納されてディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 及び 2 2 1 を構成する。

光磁気ディ スク 2 0 1 を収納 した情報信号の再記録を可能となす 記録型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 は、 図 1 及び図 2に示すよ う に、 光磁気ディ ス ク 2 0 1 の外径を略内接円 とする方形状のカー ト リ ヅ ジ本体 2 0 5 を備えてい る。 このカー ト リ ッ ジ本体 2 0 5の上 面側には、 図 1 に示すよ う に、 収納した光磁気ディ スク 2 0 1 の信 号記録領域の一部を内外周に豆って外方に臨ませる磁気ヘッ ド用の 開口部 2 2 3 が形成されている。 また、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5の 下面側には、 図 2 に示すよう に、 磁気ヘッ ド用の開口部 2 2 3 に対 向 して、 同 じ く 光磁気ディ ス ク 2 0 1 の信号記録領域の一部を内外 周に亘つて外方に臨ませる光ピ ッ クア ッ プ装置用の開口部 2 2 2 が 形成されている。 さ らに、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5の下面側の中央 部には、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 に収納 した光磁気ディ ス ク 2 0 1 を回転操作するディ スク回転操作機構を構成するディ スクテーブル が進入する円形をなす中央開口部 2 1 3が形成されている。

そ して、 記録型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0のカー ト リ ッ ジ本 体 2 0 5 には、 各開口部 2 2 3 , 2 2 2 を開閉するシャ ツ 夕部材 2 0 6 が取付け られてい る。 このシャ ツ 夕部材 2 0 6 は、 薄い金属板 を打ち抜き折 り 曲げて形成されてなる ものであって、 各開口部 2 2 3， 2 2 2 を覆う に足る大きさ を有する シャ ツ 夕板と これら シャ ツ 夕板の基端部を連結する連結部からな り、 断面コ字状に形成されて い る。 なお、 シャ ツ 夕部材 2 0 6 は、 合成樹脂を成形 して形成され たものも用い られる。 シャ ツ 夕部材 2 0 6 は、 各シャ ツ 夕板が各開 口部 2 2 3， 2 2 2 を覆う よう に してカー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 の前 面側に取付け られ、 この前面側に沿って移動する こ とによ り各開口 部 2 2 3 , 2 2 2 を開閉する。 シャ ツ 夕部材 2 0 6 は、 連結部に設 けた係合片をカー ト リ ッ ジ本体 2 0 5の前面側に形成した移動ガイ ド溝 2 0 7 に係合させる こ とによ り、 係合片が移動ガイ ド溝 2 0 7 にガイ ドされて安定した直線移動が保証される。

上述のよう に構成された記録型のディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0 は, シャ ツタ部材 2 0 6 が移動する前面側と直交する一側面を挿入端と して、 記録再生装置に挿脱される。 すなわち、 ディ ス クカー ト リ ツ ジ 2 2 0 は、 図 1 及び図 2 中矢印 X ！ 方向及び矢印 X , 方向を揷脱 方向と して記録再生装置に挿脱される。

一方、 再生専用型の光ディ ス ク 2 3 1 を収納したディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 も、 記録型のディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 と同様に、 図 3 及び図 4 に示すよ う に、 光ディ ス ク 2 3 1 の外径を略内接円 と する方形状のカー ト リ ヅ ジ本体 2 1 6 を備えている。 このディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 は、 情報信号を記録するために用いられる磁気 へッ ドを光ディ ス ク 2 3 1 に対向させる必要がないので、 カー 卜 リ ッ ジ本体 2 1 6 の上面側には閉塞されている。 カー ト リ ッ ジ本体 2 1 6 の下面側には、 光ディ ス ク 2 3 1 の信号記録領域の一部を内外 周に亘つて外方に臨ませる と と も に、 光ディ ス ク 2 3 1 に光 ビーム を照射して この光ディ ス ク 2 3 1 に記録されてい る情報信号を読み 出すための光ビ ッ ク ア ッ プ装置が臨む開口部 2 2 2 が形成されてい る。 さ らに、 カー ト リ ッ ジ本体 2 1 6 の下面側の中央部には、 カー ト リ ッ ジ本体 2 1 6 に収納した光ディ ス ク 2 3 1 を回転操作するデ イ ス ク回転操作機構を構成するディ ス クテーブルが進入する円形を なす中央開口部 2 1 3 が形成されてい る。

この再生専用型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 においても、 開口 部 2 2 2 を開閉する シャ ツ 夕部材 2 1 7 が取付け られている。 この シャ ツ 夕部材 2 1 7 は、 開口部 2 2 2 を閉塞するに足る大きさのシ ャ ヅ 夕板を有 し、 このシャ ツ 夕板の基端部側に、 シャ ツ 夕部材 2 1 7 をカー ト リ ッ ジ本体 2 1 6 に移動可能に支持させるための断面コ 字状をなす支持部を備えている。 シャ ツ 夕部材 2 1 7 は、 支持部 2 1 7 aの一部を力一 ト リ ッ ジ本体 2 1 6の前面側に形成した移動ガ イ ド溝 2 0 7 に係合させ、 カー ト リ ッ ジ本体 2 1 6の一部を狭持す る よう に して取付けられている。 このよう に取付けられたシャ ッ 夕 部材 2 1 7 は、 カー ト リ ッ ジ本体 2 1 6の前面側に沿って開口部 2 2 3 を開閉する方向に移動操作される。

上述のよ う に構成された再生専用型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 も、 記録型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 と同様に、 シャ ツ 夕部 材 2 1 7 が移動する前面側と直交する一側面を挿入端と して、 記録 再生装置に挿脱される。 すなわち、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 は， 図 3及び図 4 中矢印 X , 方向及び矢印 X i 方向を揷脱方向と して記 録再生装置に揷脱される。

記録型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 に取付け られたシャ ツ 夕部 材 2 0 6 の連結部及び再生専用型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 の 取付けられたシャ ツ 夕部材 2 1 7 の支持部の略中央部には、 デイ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0， 2 2 1 を記録再生装置から イ ジェ ク ト操作 する際、 各開口部 2 2 2 , 2 2 3 を開放した位置に移動された シャ ッ 夕部材 2 0 6 , 2 1 7 を各開口部 2 2 2， 2 2 3 を閉塞する位置 方向に移動操作する装置側に設け られたシャ ッ 夕閉塞操作部材が係 合する る係合孔 2 0 8 が開設されている。

と こ ろで、 各ディ ス クカー ト リ ヅ ジ 2 2 0 , 2 2 1 に収納される 光磁気ディ ス ク 2 0 1 及び光ディ スク 2 3 1 の中心部には、 円形を なす位置決め用のセ ンター穴 2 0 4が形成されている。 このセ ン夕 —穴 2 0 4が形成された中心部には、 セ ンター穴 2 0 4を閉塞する よ う に してチヤ ッキングプレー ト 2 0 2が取付け られている。 この チヤ ッキン グプレー ト 2 0 2は、 マグネ ッ ト に吸引可能となす磁性 を有する金属板によ って形成されてい る。 これらセ ン夕一穴 2 0 4 及びチヤ ッ キングプレー ト 2 0 2は、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 , 2 1 6に設けた中央開口部 2 1 3を介して、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5: 2 1 6の外方に臨ま されている。 なお、 セ ン夕一穴 2 0 4は、 公差 を [ + 0. l mm, 一 0. 0 mm] の範囲と して直径を 1 1. 0 m mと して形成されてい る。

また、 各ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0， 2 2 1 を構成するカー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 , 2 1 6の下面側には、 これらディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0， 2 2 1 が記録再生装置内の装着部に装着された と き、 装着部側に設けた位置決めビンが係合する一対の位置決め孔 2 0 9 , 2 1 0が設け られている。 これら位置決め孔 2 0 9， 2 1 0は、 図 2及び図 4に示すよ う に、 シ ャ ツ 夕部材 2 0 6， 2 1 7が支持され るカー ト リ ヅ ジ本体 2 0 5 , 2 1 6の前面側の両側に位置 して設け られている。 すなわち、 位置決め孔 2 0 9， 2 1 0は、 開口部 2 2 2を挟むよ う に して設け られている。 なお、 一方の位置決め孔 2 0 9は、 シ ャ ヅ 夕部材 2 0 6， 2 1 7の移動方向を長径と して形成さ れ、 長径方向の範囲で位置決めビンに対する係合位置を調整可能と している。 また、 他方の位置决め孔 2 1 0は、 真円に形成され位置 決めビンに対する係合位置を規制する。

さ らに、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5， 2 1 6の下面側の位置決め孔 2 0 9, 2 1 0が設け られた前面側と対向する背面側には、 図 2及 び図 4に示すよう に、 複数の識別用穴 2 2 4が形成されてい る。 こ れら識別用穴 2 2 4は、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 , 2 1 6 が収納 し ているディ ス クの種別や状態、 例えば情報信号の記録が可能か否か を表示するものである。 そ して、 記録型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 に設け られる 1 つの識別用穴 2 2 4は、 誤記録防止用の検出穴 と して用い られ、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5 内に移動可能に取付けら れた誤記録防止部材 2 1 4 によ って開閉される。 すなわち、 誤記録 防止用の検出穴と して用い られ識別穴 2 2 4は、 誤記録防止部材 2 1 4 が移動操作される こ とによ り、 識別用穴 2 2 4の深さ を変更す るこ とに よ って光磁気ディ ス ク 2 0 1 に対する情報信号の記録の可 否の状態を切 り換え る。 さ らにまた、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5， 2 1 6の記録再生装置への挿入端側となる一側面側の両側には、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0， 2 2 1 を記録再生装置内に引 き込み操作 する引 き込み機構の一部が係合する係合凹部 2 1 2 が形成されてい 。

そ して、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0， 2 2 1 を構成するカー ト リ ッ ジ本体 2 0 5， 2 1 6 には、 図 2及び図 4に示すよう に、 これ らディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0， 2 2 1 が記録型又は再生専用型で ある こ と を示す光磁気ディ ス ク識別凹部 2 1 1 又は光ディ ス クディ ス ク識別凹部 2 1 8 が形成されている。 これら識別凹部 2 1 1 , 2 1 8 は、 カー ト リ ッ ジ本体 2 0 5， 2 1 6の下面側の記録再生装置 への挿入端側に位置 して設け られている。 なお、 各ディ スク識別凹 部 2 1 1 , 2 1 8 は、 深さを こ と異に して形成され、 この深さの違 いによ り、 各ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 , 2 2 1 が記録型であ る か再生専用型であ るかを表示する。

〔 2 〕 ディ ス クカー ト リ ッ ジのローディ ング装置及びこのローディ ング装置を備えたディ ス ク記録再生装置

次に、 上述のよ う に構成された記録型のディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は再生専用型のディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 1 が選択的に装着 されるローディ ング装置を備えたディ ス ク記録再生装置について説 明する。

( 1 ) 記録再生部

本実施例のディ ス ク記録再生装置は、 図 5 及び図 6 に示すよ う に、 記録再生部取付け基台 2 を備えている。 この取付け基台 2 は、 平板 状をなす金属板によ って形成されたベース板 1 5 と このベース板 1 5 が支持される支持フ レーム 1 6 とか ら構成されている。 支持フ レ ーム 1 6 は、 合成樹脂をモール ド成形 して形成されてなる ものであ つて、 ベース板 1 5 の周縁を囲むよう に立ち上 り形成された フ レー ム部 1 6 a と、 後述する ローデイ ング用の駆動モー夕 3 4 等のロー デイ ング装置の駆動機構が配設される取付け板部 1 6 b とから構成 されている。

ベース板 1 5 の上面側には、 この記録再生装置に装着されるディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が装着される装着部 3 0 0 が構 成されてい る。 この装着部 3 0 0 には、 装着されるディ ス ク 力一 卜 リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に設けた位置決め孔 2 0 9 , 2 1 0 にそれ ぞれ係合し、 これらディ ス ク カー ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の装着 位置を位置決めする位置決めビン 1 7 , 1 8 が設け られている。 こ れら位置決めビン 1 7 , 1 8 は、 ベース板 1 5 に合成樹脂材料をァ ゥ ト サー ト成形する こ とによ って形成される。

装着部 3 0 0 が構成されるベース板 1 5 には、 図 6 に示すよう に、 装着部 3 0 0 に装着されたディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 に収納された光磁気ディ スク 2 0 1 又は光ディ スク 2 3 1 を回転操 作するディ ス ク回転操作機構が配設されてい る。 このディ ス ク回転 操作機構は、 光磁気ディ スク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 が位置決 めされて装着されるディ スクテーブル 1 9 と、 このディ ス クテープ ル 1 9 を装着された光磁気ディ スク 2 0 1 又は光ディ スク 2 3 1 と 一体に回転操作するス ピン ドルモー夕 2 0 とから構成されている。 ス ピン ドルモー夕 2 0 は、 駆動軸をベース板 1 5 上に構成された装 着部 3 0 0側に突出させてベース板 1 5 の下面側に取付け られる。 ディ スク テーブル 1 9 は、 ス ピン ドルモ一夕 2 0 の駆動軸に一体的 に取付けられる。

なお、 ス ピン ドルモ一夕 2 0 の駆動軸は、 ベース板 1 5 に設けた 透孔を介して装着部 3 0 0側に突出されている。

ディ ス クテーブル 1 9 は、 略々円盤状に形成され、 中央部に光磁 気ディ ス ク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 のセ ン夕一穴 2 0 4 が係合 するセ ン夕 リ ング部材が設け られてい る。 このセ ン夕 リ ング部材は、 ディ スク テーブル 1 9 に光磁気ディ ス ク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 が装着されてい く と き、 セ ン夕一穴 2 0 4 に係合して、 光磁気デ イ ス ク 2 0 1 又は光ディ スク 2 3 1 のディ ス クテーブル 1 9 に対し 芯出 しを図る ものであ る。

さ らに、 ベース板 1 5 には、 光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 が配設され ている。 この光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 は、 光源とな る半導体レーザ- ビームス プ リ ッ 夕等の光学部品や光検出器を内蔵した光学ブロ ッ ク と、 半導体レーザから出射された光ビームがディ ス ク テーブル 1 9 上に装着された回転操作される光磁気ディ スク 2 0 1 又は光デイ ス ク 2 3 1 の信号記録面に合焦され且つ記録 ト ラ ッ ク を正確に走査す よう に対物レ ンズの位置を制御する対物レ ンズ駆動装置とか ら構成 されている。 この光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 は、 ベース板 1 5 に形成 した開口部内に位置するよ う に配設されてい る。 そ して、 光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 は、 ベース板 1 5 の下面側に取付けられたガイ ド軸 2 2 及びガイ ド片 2 3 に両側を支持され、 これらガイ ド軸 2 2及び ガイ ド片 2 3 にガイ ドされてディ ス クテーブル 1 9 上に装着された 光磁気ディ ス ク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 の径方向に移動操作さ れる。 この光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 の送 り 操作は、 ベース板 1 5 の 下面側に配設された ビ ッ クア ッ プ送 り モー夕 2 4 によ って回転駆動 される駆動力伝達ギヤ 2 5 を介 して行われる。

また、 光ピ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 には、 この光ビ ッ ク アッ プ装置 2 1 と同期 して移動可能となすよ う に、 光磁気ディ ス ク 2 0 1 に外部 磁界を印加する磁気ヘ ッ ド装置 2 6 が連結されている。 この磁気へ ッ ド装置 2 6 は、 合成樹脂の成形体内に導電性を有する一対の板バ ネを埋設したへッ ドアーム 2 8 の先端部に突出 した板パネの先端に 磁気ヘッ ド素子 2 9 を取付けて構成されている。 そ して、 磁気へ ッ ド装置 2 6 は、 ヘッ ドアーム 2 8 の基端側に突出 した板パネを介し て設けられた合成樹脂製の取付け部 2 8 a を、 光ビ ッ クア ッ プ装置 2 1 の対物レ ンズが配設される側の先端側と対向する基端側に設け られた取付け基台 2 7 上に固定して光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 に連結 されている。 この と き、 ヘッ ドアーム 2 8 の先端に取付け られた磁 気へッ ド素子 2 9 は、 光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 の対物レ ンズに対向 した位置にあ る。

と こ ろで、 磁気ヘ ッ ド装置 2 6 のヘ ッ ドアーム 2 8 は、 ヘ ッ ドァ ーム 2 8 の基端部と取付け部 2 8 a との間に位置して外方に臨まさ せる一対の板パネの一部を弾性変位部 3 0 と して、 磁気へッ ド素子 2 9 がディ スクテーブル 1 9 上に載置されたディ ス ク 2 0 1 又は 2 3 1 に対し接離する方向に回動変位される。 また、 ヘッ ドアーム 2 8 の基端部からは、 回動操作アーム 3 1 が延長されている。 ヘッ ド アーム 2 8 は、 回動操作アーム 3 1 が押圧操作手段によって押圧操 作される こ とによ り、 弾性変位部 3 0 を中心に して、 先端に取付け た磁気へッ ド素子 2 9 をベース板 1 5 か ら離間する方向に回動変位 させる。

ヘ ッ ドアーム 2 8 は、 回動操作アーム 3 1 が押圧操作されない状 態では、 磁気ヘッ ド素子 2 9 をディ ス クテーブル 1 9 上に載置され たディ ス ク 2 0 1 又は 2 3 1 に近接する方向の図 6 中矢印 B方向に 変位されている。 すなわち、 ヘ ッ ドアーム 2 8 の基端側に構成され た弾性変位部 3 0 は、 磁気ヘッ ド素子 2 9 をディ ス ク 2 0 1 又は 2 3 1 に近接する方向に変位させる弾性力が付与されている。

磁気へ ッ ド装置 2 6 のへ ッ ドアーム 2 8 の回動操作は、 支持フ レ ーム 1 6 の取付け板部 1 6 b上に配設されたへッ ド回動操作板 3 2 に よって行われる。 このヘッ ド回動操作板 3 2 は、 基端部に突設し た支軸 3 3 を取付け板部 1 6 b上に植立された一対の支持柱に支持 させ、 この支軸 3 3 を中心に して回動可能に取付け られている。 こ の回動操作板 3 2 は、 先端部をへ ッ ドアーム 2 8 の回動操作アーム 3 1 上に延在させてい る。 回動操作板 3 2 は、 捩 り コ イ ルパネ を介 して先端部が回動操作アーム 3 1 から離間する方向に回動付勢され てい る。 そ して、 回動操作板 3 2 は、 捩 り コイルパネの付勢力に抗 して回動操作される こ とによ り、 回動操作アーム 3 1 を押圧 し、 磁 気へッ ド素子 2 9 がディ スク テーブル 1 9 に載置されたディ ス ク 2 0 1 又は 2 3 1 か ら離間する方向にへ ッ ドアーム 2 8 を回動操作す 上述のよう に光磁気ディ ス ク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 に対し 情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生手段を構 成する光ビ ッ クア ッ プ装置 2 1 及び磁気へッ ド装置 2 6 が配設され たベース板 1 5 を支持した支持フ レーム 1 6 の各コーナ部には、 図 6 に示すよ う に、 取付け孔 5 1 が穿設された支持脚片 5 1 aが設け られてい る。 これら支持脚片 5 l aは、 図 5、 図 7、 図 2 9 及び図 3 0 に示すよ う に、 ダンバ 1 0 を介して、 支持基台 1 上に取付け ら れる。 この支持基台 1 は、 金属材板を打ち抜き折曲 して図 7 に示す よ う に方形状に形成されてい る。 そ して、 支持基台 1 の各コーナ部 には、 支持フ レーム 1 6 を弾性変位可能に支持するダンバ 1 0 が配 設されている。 このダンノ、 · 1 0 は、 図 7 に示すよ う に、 支持基台 1 の各コーナ部に穿設されたネ ジ孔 9 を介して植立されたネジによ つ て構成された支軸 1 1 と、 この支軸 1 1 に嵌装されるス リ ーブ 1 2 と、 このス リ ーブ 1 2 の外側に嵌装されるゴム製のブッ シュ 1 3 と、 このブッ シュ 1 3 の外側に嵌装されるコ イ ルパネ 1 4 とから構成さ れている。 そ して、 ブッ シュ 1 3 の上端部に取付け孔 5 1 を嵌合す る こ とに よ って支持フ レーム 1 6 が支持される。 このよ う に、 ダン パ 1 0 を介 して支持基台 1 上に支持された支持フ レーム 1 6 は、 支 軸 1 1 の軸方向に弾性変位可能となる。

また、 支持基台 1 の相対向する両側には、 この支持基台 1 上に弾 性変位可能に支持された支持フ レーム 1 6 を固定支持する複数の口 ッ ク片 7 が立ち上 り形成されてい る。 これら ロ ッ ク片 7 の一側面に は、 図 7 に示すよ う に、 後述する昇降操作板 5 に設けた係合片 1 5 5 が係合する係合溝 8 が形成されている。

さ らに、 支持基台 1 の各コーナ部には、 垂下する よ う に取付け部 6 が設けられている。 支持基台 1 は、 取付け部 6 を固定されて記録 再生装置の装置本体を構成する外筐内に配設される。

上述のよ う に光磁気ディ ス ク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 に対し 情報信号の記録及び/又は再生を行う記録再生部が構成された支持 基台 1 が収納配設された外筐には、 具体的に図示は しないが、 周知 のス ロ ッ ト イ ン方式を採用 した記録及び/又は再生装置と同様に、 装着部 3 0 0 に装着されるディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を挿脱するための挿脱口が設け られている。 この揷脱ロは、 デイ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の挿入端側の側面の形状に対応す る大きさを有する開口部と して形成されている。 この揷脱ロは、 後 述するよ う に、 回動蓋 1 5 7 によって閉塞される。 この回動蓋 1 5 7 は、 平板状に形成され、 相対向する両側の上縁側に突設された左 右一対の支軸 1 5 8 を介して、 外筐に回動可能に支持されている。 さ らに、 支持基台 1 上に支持された支持フ レーム 1 6 の上面側に は、 図 8 に示すよ う に、 金属板によ り形成された略平板状をなす ト ッ プブレー ト 3 が取付け られる。 この ト ッ ププレー ト 3 は、 図 8 に 示すよう に、 各コーナ部に取付け孔 7 9 及び位置決め孔 8 0 が穿設 され、 各取付け孔 7 9 に挿通された図示 しない固定ネ ジを支持フ レ ーム 1 6 の上面側の各コーナ部に穿設したネジ孔 5 2 に螺合する こ とによって、 この支持フ レーム 1 6 に取付け られている。 また、 各 位置決め孔 8 0 には、 支持フ レーム 1 6 に穿設したネ ジ孔 5 2 の近 傍に突設された位置決め突起 5 3 が嵌合される。 ト ッ ププレー ト 3 は、 各位置泱め孔 8 0 がそれぞれ位置決め突起 5 3 に嵌合する こ と によ り、 支持フ レーム 1 6 に対する取付け位置の位置决めが図られ る。

また、 ト ッ ププレー ト 3 の上面側には、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に 取付けられるイ ジェク ト レパ一 9 8 の回動を制御するガイ ド部材 8 4 が設け られている。 こ のガイ ド部材 8 4 は、 図 8 に示すよう に、 略台形状に形成され、 基端側のコーナ部に穿設した嵌合孔 8 5 を ト ヅ ププレー ト 3 の上面側に円筒状に突設した力 シメ軸 8 3 に嵌合さ せ、 この力 シメ軸 8 3 を力シメ る こ とによ って、 力 シメ軸 8 3 を中 心に回動可能に取付け られる。 そ して、 ガイ ド部材 8 4 は、 こ のガ ィ ド部材 8 4 に穿設されたパネ係止孔 8 6 と ト ッ プブレー ト 3 の上 面側に立ち上 り形成されたパネ係止片 8 9 との間に張設された引張 り ノ ネ 8 7 に よ り、 力 シメ軸 8 3 を中心に して、 図 8 中矢印 D方向 に回動付勢されている。 こ の引張 り パネ 8 7 によ るガイ ド部材 8 4 の回動付勢位置は、 ト ッ ププレー ト 3 の一部を切起 し形成した係止 片 9 0 にガイ ド部材 8 4 の一部が当接される こ と によ り規制される。 さ らに、 ガイ ド部材 8 4 の ト ッ ププレー ト 3 に対向する下面側には、 突条部 8 8 が突設されている この突条部 8 8 は、 ト ッ ププレー ト 3 の一部を切 り 欠いて形成した切欠き穴 8 2 を介 して ト ッ ププレー ト 3 の下面側に突出されてい る。

さ らに、 ト ツ ププレー ト 3 の後方縁側の略中央部には、 後述する カー ト リ ッ ジホルダ 4 に取付けられたイ ジ ェ ク ト検出レバー 1 2 3 の操作ビン 1 2 5 が当接する 当接片 8 1 が立ち上 り形成されてい る。 ( 2 - 2 ) カー ト リ ッ ジホルダ

本発明が適用されたディ ス ク記録再生装置は、 ベース板 1 5 上に 構成された装着部 3 0 0上に位置 して、 揷脱ロを介して外筐内に揷 入されたディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を保持し、 挿入保 持されたディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を揷脱ロを介して 取 り 出しを可能となす第 1 の位置と、 ディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を装着部 3 0 0の上方に位置させた装着部 3 0 0 に対す るディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の装脱を可能となす第 2 の位置間に亘つて移動操作されるカー ト リ ッ ジホルダ 4 を備えてい る。

カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 図 5及び図 9 に示すよ う に、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を保持するに足る大きさの平板状に 形成されてな る ものであって、 金属板を打ち抜き折曲 して形成され る。 このカー ト リ ッ ジホルダ 4は、 相対向する両側に断面コ字状を なすカー ト リ ッ ジ保持部 9 6 , 9 6が形成され、 装着部 3 0 0上に 配設された と き、 外筐に設け られた揷脱口に対向する前面側を開放 し、 この開放された部分を介してディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の挿脱が行われる。

カー ト リ ッ ジホルダ 4 には、 挿脱口に対向する前方側よ り カー ト リ ッ ジ保持部 9 6， 9 6間にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 が挿入された と きに、 このディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の力一 ト リ ッ ジホルダ 4 に対する挿入位置を位置決めする位置决 め片 1 3 9， 1 0 7 が設けられている。 一方の位置決め片 1 3 9 は、 一方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6側に位置して設けられ、 他方の位置 決め片 1 0 7 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4の平面部 4 aの他方の力一 ト リ ッ ジ保持部 9 6側に位置する一部をカー ト リ ッ ジホルダ 4の内 方に切起 して形成されている。 さ らに、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 には、 カー ト リ ッ ジ保持部 9 6， 9 6 間にディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が挿入された と き に、 シャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 の挿入方向側の端部に当接し、 このシャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 をカー ト リ ヅ ジホルダ 4 に挿入 されるディ ス クカー ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に対 し相対移動させ、 開口部 2 2 2 , 2 2 3 を開放操作する シャ ツ 夕開放操作片 1 5 6 が 設けられている。 このシャ ツ 夕開放操作片 1 5 6 は、 図 9 に示すよ う に、 一方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6 の側面の一部を切起 して形成 されている。 この一方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6側には、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に保持されたディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を抜き取る と き、 開口部 2 2 2 , 2 2 3 を開放した位置に移動され たシャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 を係止 し、 抜取 り操作されるディ スク カー ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に対し相対移動させる シャ ツ 夕 閉塞操作レバー 1 3 2 が取付け られている。 このシャ ツ 夕閉塞操作 レバー 1 3 2 は、 一方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6 の側面に沿ってデ イ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の挿脱方向に延長して配設さ れている。

すなわち、 シャ ツ 夕閉塞操作 レバー 1 3 2 は、 基端側に穿設した 貫通孔 1 3 3 , 1 3 3 に、 一方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6 の側面に 形成した支軸支持部 1 4 0 に支持された支軸 1 3 6 を挿通させる こ とに よ り、 この支軸 1 3 6 を中心に回動可能に取付け られてい る。 また、 シャ ツ 夕閉塞操作レバ一 1 3 2 は、 支軸 1 3 6 にコ イ ル部を 嵌装させた捩 り コ イ ルパネ 1 3 7 によ り、 先端側をカー ト リ ッ ジホ ルダ 4の内方に突出する方向に回動付勢されている。 このシャ ッ 夕 閉塞操作レバ一 1 3 2 の先端側には、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の内方 に突出する よう に、 シャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 に設けた係合孔 2 0 8 に係合する係合突起 1 3 4 が突設されている。 この係合突起 1 3 4 は、 一方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6 の側面の前端縁に形成し た切欠き部 1 4 1 を介して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の内方に突出さ れる。

係合突起 1 3 4 は、 ディ ス ク 力一 ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が力 — ト リ ッ ジ保持部 9 6 , 9 6 間に挿入されシャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 の挿入方向側の前端縁にシャ ツ 夕開放操作片 1 5 6 が当接 し た と き、 シャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 に設けた係合孔 2 0 8 に係 合する。 そ して、 シャ ツ 夕閉塞操作レバー 1 3 2 は、 ディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 がカー ト リ ッ ジホルダ 4 よ り前方側に抜 き取られる と きに、 シャ ツ 夕部材 2 0 6 又は 2 1 7 をディ ス クカー ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に対し相対移動させた後、 捩 り コ イ ルバ ネ 1 3 7 の付勢力に抗して外方側に回動され、 係合突起 1 3 4 の係 合孔 2 0 8 に対する係合を解除させる。

そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の相対向する両側である一対の力 — ト リ ッ ジ保持部 9 6 , 9 6 の外方側の側面には、 このカー ト リ 'ソ ジホルダ 4 を支持フ レーム 1 6 に対し移動可能に支持する と と も に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の移動方向をガイ ドする支持ビン 9 5 が一対 ずつ突設されている。

上述のよ う に構成されたカー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 図 1 0 に示す よ う に、 ベース板 1 5 と ト ッ ププレー ト 3 との間に位置して、 ベ一 ス板 1 5上に構成される装着部 3 0 0 に対向する よ う に配設される, そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 挿入保持されたディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を挿脱口を介して取 り 出 しを可能となす第 - 2 1 -

1 の位置と、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を装着部 3 0 0 の上方に位置させた装着部 3 0 0 に対するディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の装脱を可能となす第 2 の位置間に直ってベース 板 1 5 の平面に平行に移動可能に支持される。

すなわち、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 相対向する両側に突設した —対ずつの支持ビ ン 9 5， 9 5 及び 9 5， 9 5 を、 支持フ レ ーム 1 6 の相対向する両側に立ち上 り形成した側壁 1 7 1 , 1 7 2 の上端 面側に図 6 に示すよ う に形成した移動ガイ ド部 4 9 , 4 9 及び 4 9： 4 9 上に載置する こ とに よ り、 これら移動ガイ ド部 4 9， 4 9 及び 4 9， 4 9 上を支持ピン 9 5， 9 5及び 9 5， 9 5 がスラ イ ドする こ とによ り、 第 1 の位置と第 2 の位置との間に亘つて移動可能とな されてい る。 これら移動ガイ ド部 4 9 上には、 支持ビン 9 5 の軸径 分を間隙を隔て ト ツ ププレー ト 3 が対向する こ とによ り、 移動ガイ ド部 4 9 上に載置された支持ビ ン 9 5 の脱落が防止され、 さ らには、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の支持フ レーム 1 6 からの脱落が防止される c なお、 移動ガイ ド部 4 9 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の第 1 の位置 と第 2 の位置間に亘つて移動する こ と を許容する長さ を有するよ う に形成されている。 また、 移動ガイ ド部 4 9 は、 各支持ビ ン 9 5 を 支持する こ とによ り、 カー ト リ ヅ ジホルダ 4 のべ一ス板 1 5 に平行 な方向の移動をガイ ドする。

また、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 ベース板 1 5 上の装着部 3 0 0 に対向する第 2 の位置にある と き、 装着部 3 0 0 に対し垂直に接離 する方向に移動可能に支持されている。

すなわち、 上記ガイ ド部 4 9 の後方端、 すなわちカー ト リ ッ ジホ ルダ 4の第 2 の位置方向に移動 した と きの端部には、 ベース板 1 5 の上面に構成された装着部 3 0 0 に垂直な垂直ガイ ド溝 5 0 が形成 されている。 垂直ガイ ド溝 5 0 は、 各移動ガイ ド部 4 9 の内方側の 端部、 すなわち、 後端部に至 り さ らに後方側に移動されて これら移 動ガイ ド部 4 9 よ り離間 した各支持ビン 9 5 の下方側への移動を可 能とする と と もに、 これら支持ビ ン 9 5 のベース板 1 5 に平行な方 向の位置を規制する。

このカー ト リ ヅ ジホルダ 4 の平面部 4 aには、 ベース板 1 5 上に 配設された磁気へ ッ ド装置 2 6 のへッ ドア一ム 2 8 の回動を許容す る開口部 9 2 が形成されている。

また、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の平面部 4 aの内面側には、 カー ト リ ッ ジ挿入検出レバー 1 1 9 が回動可能に取 り付けられてい る。 こ の力一 ト リ ッ ジ挿入検出 レバー 1 1 9 は、 基端部に穿設した支持孔 1 2 0 に力一 ト リ ッ ジホルダ 4 の下面側に垂下するよう に植立した 支軸 1 0 4 を挿通させ、 この支軸 1 0 4 を中心に回動可能に支持さ れている。 そ して、 検出レバ一 1 1 9 は、 先端部に設けた当接部 1 2 2 を他方のカー ト リ ッ ジ保持部 9 6側に位置させ、 支軸 1 0 4 を 中心に して図 9 及び図 1 0 中中矢印 F方向に図示しない捩じ り コ ィ ルパネよ り 回動付勢されている。 検出レバ一 1 1 9 の回動付勢位置 は、 当接部 1 2 2 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 の平面部 4 aの一部を切 り 起こ して形成した位置決め片 1 0 7 に当接させて回動位置が規制 されてい る。 この検出レバ一 1 1 9 のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の挿入方向側に対向する一側面には、 カー ト リ ッ ジホル ダ 4 に挿入されるディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に当接 し, ディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の挿入を検出する検出突起 1 2 1 が突設されている。 すなわち、 このカー ト リ ッ ジ挿入検出 レ ノ、'一 1 1 9 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 が挿入される と、 こ のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又 は 2 2 1 によ って検出突起 1 2 1 が押圧されて、 捩じ り コ イ ルパネ の付勢力に抗して支軸 1 0 4 を中心に回動される こ とによ って、 力 — ト リ ッ ジホルダ 4 にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が揷 入された こ と を検出する。

さ らに、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の平面部 4 aの内面側には、 力一 ト リ ッ ジ保持部 9 6 に平行となる よ う に延在されて、 カー ト リ ッ ジ ホルダ 4 の誤動作を防止する誤動作防止レバー 1 1 4 が回動可能に 取付けられている。 こ の誤動作防止レバー 1 1 4 は、 基端部に穿設 した支持孔 1 1 5 にカー ト リ ッ ジホルダ 4 の下面側に垂下する よ う に植立した支軸 1 0 3 を揷通させ、 こ の支軸 1 0 3 を中心に回動可 能に支持されている。 そ して、 誤動作防止レバ一 1 1 4 は、 先端部 に形成した係合爪 1 1 7 をディ ス クカー ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の挿入方向に対向させ、 係合爪 1 1 7 を設けた先端部がカー ト リ ツ ジホルダ 4 の内方側に向かう 図 9 中矢印 E方向に図示 しない捩じ り コ イ ルパネ よ り 回動付勢されてい る。 この誤動作防止レ バー 1 1 4 は、 一側面に突設した係止突起 1 1 8 をカー ト リ ッ ジ挿入検出レバ 一 1 1 9 の先端部に設けた当接部 1 2 2 に当接させる こ とによ り、 捩 じ り コ イ ルパネによ る回動付勢位置が規制される。 また、 誤動作 防止レバー 1 1 4 の先端部の係止爪 1 1 7 が突設された側とは反対 側の他側面には、 誤動作規制突起 1 1 6 が設けられている。 誤動作 防止レバー 1 1 4 は、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が挿 入されない状態で力一 ト リ ッ ジホルダ 4 がディ ス ク カー ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の揷脱を可能となす揷脱ロ側に位置する第 1 の位置 から装置本体内の第 2 の位置方向に移動されよ う とする と、 誤動作 規制突起 1 1 6 が支持フ レーム 1 6 の相対向する両側に立ち上 り形 成した側壁 1 7 1 , 1 7 2の一方の内側面に突設された誤動作規制 片 1 6 5 に当接され、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の第 2 の位置方向への 移動を規制する。 すなわち、 誤動作防止レバー 1 1 4 は、 力一 ト リ ッ ジホルダ 4 にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が挿入され ない状態でのロ ーディ ング操作を規制する。

そ して、 この誤動作防止レバ一 1 1 4 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が挿入されてカー ト リ ツ ジ挿入検出 レ バー 1 1 9 が捩 じ り コイ ルパネの付勢力に抗して図 9 中反矢印 F方向に回動される と、 誤動作規制突起 1 1 6 の当接部 1 2 2への当接が解除されるこ とに よ り、 捩じ り コ イ ルパネの付勢力 を受けて図 9 中矢印 E方向のカー ト リ ヅ ジホルダ 4 の内方に向かつ て回動される。 このと き、 こ の誤動作防止レバ一 1 1 4 は先端部に 設けた係合爪 1 1 7 を、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に挿入されたデイ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に設けた係合凹部 2 1 2 に係合さ せる と と も に、 誤動作防止突起 1 1 6 を誤動作防止片 1 6 5 に当接 させない位置に移動させる。

そ して、 支持フ レ ーム 1 6 の相対向する両側に立ち上が り形成し た側壁 1 7 1 , 1 7 2 の外側面側には、 図 6 に示すよ う に、 カー ト リ ヅ ジホルダ 4 をベース板 1 5 上に構成された装着部 3 0 0 に対 し 接離させる方向に移動可能に支持するカー ト リ ッ ジホルダ支持用の 複数の支持レ バー 6 5 が取付けられている。 これら支持レバー 6 5 は、 基端部に設けた円筒状をなす軸挿通部 7 0 を支持フ レーム 1 6 の側壁 1 7 1 ， 1 7 2 に植立した支持軸 7 1 に挿通支持させ、 この - 3】 -

支持軸 7 1 を中心に回動可能に取付けられている。 このと き、 支持 レバー 6 5 は、 先端部側を移動ガイ ド部 4 9 に臨ませるよう に して、 支持フ レーム 1 6の側壁 1 7 1 ， 1 7 2 に取付けられる。 そ して、 各支持レバー 6 5の先端部には、 カー ト リ ッ ジホルダ 4の両側に突 設した支持ビン 9 5が係合される係合凹部 6 7 が形成されている。 これら係合凹部 6 7 は、 支持レバ一 6 5の前端面を開放した凹部と して形成されている。

また、 各支持レバ一 6 5は、 捩じ り コイ ルパネ 6 6 によ り、 前端 部側がベース板 1 5方向の下方に向かう図 6 中矢印 A方向に回動付 勢されている。 この捩じ り コイ ルパネ 6 6 は、 コイル部を軸揷通部 7 0 に巻回させ、 一方のアーム部を支持フ レーム 1 6の側壁 1 7 1 : 1 7 2 に突設した係止片 7 2 に係止させ、 他方のアーム部を支持レ パー 6 5 に突設された係止突起 5 9 に係止させて取付けられるこ と によ り、 支持レバー 6 5 を図 6 中矢印 A方向に回動付勢している。 ( 2 — 3 ) カー ト リ ッ ジホルダの昇降操作機構

光磁気ディ スク 2 0 1 又は光ディ スク 2 3 1 に対する情報信号の 記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部が構成された支持 フ レーム 1 6 の上面側に配設された ト ッ ププレー ト 3上には、 図 5、 図 1 0 , 図 1 1、 図 3 0及び図 3 1 に示すよう に、 装着部 3 0 0 の 上方に対向する位置に移動された力一 ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0 に対し昇降操作する昇降操作機構を構成する昇降操作板 5 が配 設されている。 この昇降操作板 5 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の第 1 の位置と第 2 の位置に亘つて移動する方向と平行に移動操作される ものであって、 金属板を断面コ字状に折り曲げて形成されている。

この昇降操作板 5 の相対向する両側の各側壁 5 a， 5 bの下端縁 には、 内方に向けて折 り 曲げられた一対の支持片 1 5 3 が形成され ている。 昇降操作板 5 は、 各支持片 1 5 3 を支持フ レーム 1 6 の下 面側に係合させるこ とによって支持フ レーム 1 6 に対して移動可能 に支持される。

昇降操作板 5の相対向する両側の各側壁 5 a , 5 b には、 移動方 向に並列 して一対ずつの開口部 1 5 1 が穿設されている。 これら開 口部 1 5 1 には、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 を支持する支持レバー 6 5 に設けられた操作ビ ン 6 8 が挿通される。 各開口部 1 5 1 には、 図 1 1 に示すよ う に、 支持レバ一 6 5 に設けた操作ビン 6 8 が載置さ れる傾斜カ ム部 1 5 2 が形成されている。 これら傾斜カム部 1 5 2 は、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 の揷入側から内方側に 向かって徐々に下降するよ う に傾斜 して形成されている。 このよ う に傾斜カム部 1 5 2 を設ける こ と によ り、 昇降操作板 5 が支持フ レ ーム 1 6 に対し移動操作される と、 図 2 3 に示すよ う に、 操作ビ ン 6 8 が傾斜カ ム部 1 5 2 に沿って移動操作され、 支持レバー 6 5 が 回動操作される。 支持レバ一 6 5 が回動操作される こ とによ り、 装 着部 3 0 0 に対向する位置に移動されたカー ト リ ッ ジホルダ 4 が、 装着部 3 0 0 に対し接離する方向に移動操作される。

昇降操作板 5 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0 か ら離間 させた位置に移動させた外筐の内方に移動された状態にある と き、 相対向する側壁 5 a， 5 bの下端縁に図 1 1 に示すよ う に、 外方側 に向かって折 り 曲げ形成した係合片 1 5 5 が支持基台 1 のロ ッ ク 片 7 の係合溝部 8 に係合され、 支持フ レ ーム 1 6 を支持基台 1 に固定 する。

また、 昇降操作板 5 は、 外筐の揷脱口側に向かう外方側に向かつ て移動する と、 操作ビ ン 6 8 が傾斜カム部 1 5 2 の下方側に向かつ て移動され、 支持レバー 6 5 が捩 り コ イルパネ 6 6 の付勢力を受け て図 6及び図 2 1 中矢印矢印 A方向に回動される。 こ の支持レバー 6 5 の回動によって、 装着部 3 0 0 か ら離間 した位置に保持されて いたカー ト リ ッ ジホルダ 4 が装着部 3 0 0側に垂直に下降 し、 この カー ト リ ヅ ジホルダ 4 に保持されているディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が装着部 3 0 0 に装着される。 このと き、 カー ト リ ツ ジホルダ 4 は、 支持 レバ一 6 5 を回動付勢する捩 り コ イルパネ 6 6 の付勢力を受けて装着部 3 0 0側に押圧付勢され、 保持したデイ ス ク カ一 ト リ ヅ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を装着部 3 0 0 に圧接支持する。 昇降操作板 5 は、 力一 ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 5側に下降させ た位置に移動させた位置にあ る と き、 図 2 3 に示すよ う に、 係合片 1 5 5の支持基台 1 のロ ッ ク片 7 に対する係合が解除され、 支持フ レーム 1 6 を支持基台 1 に対してダンバ 1 0 の弾性変位によ る移動 が可能ないわゆる フ ローティ ング状態となす。

また、 昇降操作板 5 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0側 に下降させた位置からさ らに外筐の外方に向かう 前方に移動する と、 図 2 4及び図 2 5 に示すよ う に、 磁気へ ヅ ド装置 2 6 のへッ ドア一 ム 2 8 を弾性変位部 3 0 の弾性変位力を利用 して、 ディ ス クテープ ル 1 9 上に装着された光磁気ディ スク 2 0 1 に摺接させる。

すなわち、 昇降操作板 5 は、 ヘ ッ ド回動操作板 3 2 を押圧操作す る突条部 1 4 5 を有 している。 こ の突条部 1 4 5 は、 昇降操作板 5 の下面側に内方に向かって突出されてお り、 昇降操作板 5 がカー ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0 から離間させた位置か ら装着部 3 0 0側に下降させた位置にある と きには、 ヘッ ド回動操作板 3 2 を下 方側に押圧支持している。 そ して、 この突条部 1 4 5 は、 昇降操作 板 5 がカー ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0側に下降させた位置か ら さ らに前方に移動する と、 ヘッ ド回動操作板 3 2 から離間 し、 こ のヘッ ド回動操作板 3 2 の押圧操作を解除する。 突条部 1 4 5 に よ るヘッ ド回動操作板 3 2 の押圧支持が解除される と、 ヘッ ドアーム 2 8 は、 弾性変位部 3 0 の弾性変位力を受けて回動され、 先端部に 取付けた磁気へッ ド素子 2 9 をディ スクテーブル 1 9 上の光磁気デ イ ス ク 2 0 1 に摺接させる。

( 2 - 4 ) 駆動機構

次に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 及び昇降操作板 5 を移動操作 し、 力 ー ト リ ッ ジホルダ 4 に挿入保持されたディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を 口一ディ ング操作する駆動機構について説明する。

この駆動機構は、 図 6 に示すよう に、 支持フ レーム 1 6 の取付け 板部 1 6 b上に配設された回転体 4 5 と、 この回転体 4 5 を回転操 作する駆動モー夕 3 4 を備えている。 回転体 4 5 は、 取付け板部 1 6 b に植立された支軸 4 6 を介 して回転可能に支持され、 略 3 6 0 度の範囲に亘つて回転操作される。 この回転体 4 5 を回転操作する 駆動モー夕 3 4 の駆動軸には、 駆動プー リ 3 5 が取り付けられてい る。 この駆動プー リ 3 5 には、 支持フ レーム 1 6 に支軸 3 9 を介し て回転可能に取付けられた従動プー リ 3 7 との間で、 無端ベル ト 3 6 が巻き掛け られている。 従動プー リ 3 7 には、 第 1 の伝達ギヤ 3 8 がー体的に形成されている。 この第 1 の伝達ギヤ 3 8 は、 支持フ レーム 1 6 に支軸 4 1 を介して回転可能に取 り付け られた第 2 の伝 達ギヤ 4 0 に啮合している。 この第 2 の伝達ギヤ 4 0 には、 第 3 の 伝達ギヤが一体的に形成されて'いる。 この第 3の伝達ギヤは、 支持 フ レーム 1 6 に支軸 4 4 を介して回転可能に取付けられた第 4の伝 達ギヤ 4 2 に嚙合している。 この第 4 の伝達ギヤ 4 2 には、 第 5 の 伝達ギヤ 4 3 が一体的に形成されている。 この第 5の伝達ギヤ 4 3 は、 回転体 4 5の外周部に形成されたギヤ部 4 7 に嚙合している。

回転体 4 5 の主面部の軸心から偏心した位置には、 カー ト リ ヅ ジ ホルダ 4 の平面部 4 aに設けられたカム溝 1 1 2 に揷通係合された 移動操作ビン 4 8 が植立されている。 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に形成 されたカム溝 1 1 2 は、 図 9 に示すよう に、 カー ト リ ッジホルダ 4 の移動方向に直交する方向に延長された直線状のカム部 1 1 2 a と、 このカム部 1 1 2 aに連続する半円状をなす円弧状のカム部 1 1 2 b とから構成されている。 そ して、 移動操作ビン 4 8 は、 カー ト リ ッジホルダ 4 が外筐に設けた揷脱ロ側に位置する第 1 の位置側に移 動された状態にある と き、 カム溝 1 1 2 の直線状のカム部 1 1 2 a に係合した位置に置かれる。

回転体 4 5 は、 カー ト リ ッ ジホノレダ 4 にディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が挿入操作されて駆動モー夕 3 4が回転駆動を開始 し、 ローデイ ング操作が開始されたと き、 図 1 4乃至図 1 8 に示す よう に、 移動操作ビン 4 8 がカム溝 1 1 2 の直線状のカム部 1 1 2 aに沿って移動し、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 を外筐内方の装着部 3 0 0 に対向する第 2 の位置方向に移動操作する。

そ して、 回転体 4 5 が、 図 1 8 中矢印 方向に初期状態よ り 1 8 0度回転されて移動操作ビン 4 8 が外筐の内方に位置する側に移 動される と、 図 1 8 に示すよう に、 カー ト リ ッジホルダ 4 は、 装着 部 3 0 0の上方に対向する第 2の位置に移動される。 この後、 回転 体 4 5がさ らに図 1 8中矢印 K , 方向に回転される と、 移動操作ビ ン 4 8は、 図 1 8、 図 2 0、 図 2 2及び図 2 4に示すよう に、 カム 溝 1 1 2の円弧状をなすカム部 1 1 2 bに至 り、 このカム部 1 1 2 bに沿ってさ らに 1 8 0度回転する。 このと き、 カム部 1 1 2 bは、 移動操作ビ ン 4 8の移動軌跡に一致する円弧状に形成されているの で、 カー ト リ ッ ジホルダ 4は、 移動操作される こ とな く 第 2の位置 に置かれた状態を維持する。

移動操作ビ ン 4 8は、 力一 ト リ ッ ジホルダ 4を第.2の位置に移動 させたと き、 すなわち、 外筐の内方に移動された位置に位置する と き、 昇降操作板 5に設けた係合部 1 4 6に係合する。 この と き、 昇 降操作板 5は、 支持レバ一 6 5を上方側に回動させ、 後述する よ う に、 支持フ レ ーム 1 6に固定支持された状態に置かれている。 なお、 移動操作ビ ン 4 8が係合する係合部 1 4 6は、 図 1 1 に示すよ う に、 昇降操作板 5の後方側に位置 して下方側に垂下された前後一対の係 合片 1 4 7 , 1 4 8間の間隙を も って構成される。

カー ト リ ッ ジホルダ 4が装着部 3 0 0に対向する第 2の位置に移 動された後、 回転体 4 5がさ ら に図 1 8中矢印 K , 方向に回転され, 移動操作ビン 4 8がカム溝 ] 1 2の円弧状のカム部 1 1 2 bに沿つ て移動する と き、 こ の移動操作ビン 4 8は、 図 1 8及至図 2 4に示 すよ う に、 係合部 1 4 6を介して、 昇降操作板 5 をカー ト リ ッ ジホ ルダ 4の挿脱口側である前方側に移動させる。

本発明に係るディ ス クカー ト リ ッ ジの口一ディ ング装置において は、 力一 ト リ ッ ジホルダ 4 と昇降操作板 5 とは、 共通の駆動源であ る駆動モー夕 3 4に よ って移動操作される。

また、 このローデイ ング装置においては、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が装着部 3 0 0 に対向する第 2 の位置方向に移動操作される と きの 移動方向と、 昇降操作板 5 が支持 レバ一 6 5 を回動操作してカー ト リ ヅ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0側に近接する方向に移動させる と き の移動方向とは、 互いに逆方向となされてい る。

支持フ レ ーム 1 6 の後方側部分には、 図 6 に示すよ う に、 昇降操 作板 5 をロ ッ クする ロ ッ ク レ ノ、'一 5 6 が、 支持フ レ ーム 1 6 の後方 側部分に植立された支軸 5 4 を介 して、 回動可能に配設されている < こ のロ ッ ク レバ一 5 6 は、 カー ト リ ヅ ジホルダ 4 の後端縁に対向す る操作ビン 5 7 と、 昇降操作板 5 を後方側位置にて係止するための 係止部 5 9 と を有 している。 このロ ッ ク レ ノ 一 5 6 は、 捩 り コ イ ル パネ 5 5 によ り、 操作ビン 5 7 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 に近接する 前方側に移動させる方向に回動付勢されてい る。

こ のロ ッ ク レパー 5 6 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が装着部 3 0 0 に対向する第 2 の位置よ り挿脱口側の第 1 の位置側に位置 してい る と きには、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の後端縁が操作ビ ン 5 7 よ り 離間 されているため、 捩 り コ イ ルパネ 5 5 の付勢力によ り 回動されて初 期位置に回動付勢されている。 ロ ッ ク レバー 5 6 の係止部 5 9 は、 昇降操作板 5 の後方側の下面部よ り垂下された係止ビ ン 1 5 4 を係 止して、 昇降操作板 5 の前方側への移動を阻止し、 この昇降操作板 5 を支持フ レ ーム 1 6 に固定させた位置に保持する。 そ して、 こ の ロ ヅ ク レバー 5 6 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 2 の位置に至る と、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の後端縁によ り操作ビ ン 5 7 が押圧され、 捩 り コ イルパネ 5 5 の付勢力に抗して回動される。 この と き、 この口 ッ ク レバー 5 6 の係止部 5 9 は、 昇降操作板 5 の係止ビ ン 1 5 4 に 対する係止を解除し、 この昇降操作板 5 の前方側への移動を可能と する。

また、 支持フ レーム 1 6 の後方側部分には、 プリ ン ト基板 6 1 を 介して、 第 1、 第 2及び第 3の位置検出スィ ッチ 6 2 , 6 3 , 6 4 が取付けられている。 第 1 及び第 2の位置検出スィ ッチ 6 2， 6 3 は、 昇降操作板 5の位置を検出するためのものであ り、 押圧子を上 方側に向けて、 前後に配列されて配設されている。 これら第 1 及び 第 2 の位置検出スィ ッチ 6 2 , 6 3は、 昇降操作板 5 が支持支持基 台 1 に固定支持された位置にある と きには、 図 2 0及び図 2 1 に示 すように、 双方とも押圧操作されない状態にある。 そ して、 これら 第 1 及び第 2 の位置検出スィ ッチ 6 2， 6 3のう ち後方側に位置す る第 1 の位置検出スィ ヅチ 6 2は、 図 2 2及び図 2 3 に示すよう に、 昇降操作板 5 がカー ト リ ッジホルダ 4 を装着部 3 0 0側に下降させ た位置にある と きに、 この昇降操作板 5 の後方側に設けられたスィ ツチ押圧突起 1 4 4 によ り押圧操作される。 このスィ ツチ押圧突起 1 4 4は、 昇降操作板 5の下面側に下方側に向けて突出されている < さ らに、 第 1 及び第 2の位置検出スイ ッチ 6 2， 6 3の双方は、 図 2 4及び図 2 5 に示すよう に、 昇降操作板 5が磁気ヘッ ド装置 2 6 の磁気へッ ド素子 2 9 を光磁気ディ スク 2 0 1 に摺接させた記録 モー ド位置に移動させた状態にあると き、 スィ ッチ押圧突起 1 4 4 によ り押圧操作される。

また、 第 3 の位置検出スィ ッチ 6 4 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4の 位置を検出するためのものであ り、 押圧子を後方側に向けて配設さ れている。 この第 3 の位置検出スィ ッチ 6 4 は、 カー ト リ ッ ジホル ダ 4がディ スクカー ト リ ッジ 2 2 0又は 2 2 1 の揷脱を可能となす 第 1 の位置よ り も外筐内方の後方側に位置する ときには、 図 1 5及 至図 1 7 に示すよ う に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 によ って押圧操作さ れない状態にある。 そ して、 この第 3 の位置検出ス ィ ッチ 6 4 は、 図 1 2、 図 1 3及び図 1 4 に示すよう に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が 第 1 の位置にある と きに、 このカー ト リ ヅ ジホルダ 4 の後方側に設 けられたスィ ッチ押圧片 9 4 によ り押圧操作される。 このスィ ッチ 押圧片 9 4 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の後端側部分の一部を側方側 に折 り 曲げて形成されている。

さ らに、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 には、 図 9 に示すよ う に、 イ ジ ェ ク ト検出 レバー 1 2 3 が、 回動可能に取付けられてい る。 このイ ジ ェ ク ト検出 レバー 1 2 3 は、 中央部に穿設した支持孔 1 2 4 にカー ト リ ッ ジホルダ 4 の下面側に垂下する よ う に植立 した支軸 1 0 5 を 揷通させ、 この支軸 1 0 5 を中心に回動可能に支持されてい る。 こ のイ ジェ ク ト検出 レバー 1 2 3 は、 当接部 1 2 6 をカー ト リ ッ ジホ ルダ 4 の後方側に向け、 当接部 1 2 6 が後方側とな る方向の図 9 中 矢印 G方向に図示 しない引張 り パネに よ り 回動付勢され、 操作ビン 1 2 5 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 に設け られた透孔 1 1 0 の前縁部に 当接させて位置決めされてい る。 このイ ジ ェ ク ト検出レバー 1 2 3 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 1 の位置に移動された状態にあ る と きには、 操作ビン 1 2 5 を ト ッ ププレー ト 3 の当接片 8 1 に当接さ せ、 引張 り パネの付勢力に抗して回動操作されてい る。

また、 力一 ト リ ヅ ジホルダ 4 には、 図 9 に示すよ う に、 移動操作 ビンガイ ド レパー 1 2 8 が回動可能に取付けられてい る。 この移動 操作ビンガイ ド レバー 1 2 8 は、 基端側の支持孔 1 2 9 にカー ト リ ッ ジホルダ 4 の下面側に垂下する よ う に植立された支軸 1 0 6 を揷 通させ、 この支軸 1 0 6 を中心に回動可能に支持されている。 この 移動操作ピンガイ ド レバ一 1 2 8 は、 先端部をカー ト リ ヅ ジホルダ 4 の側方側に向け、 側縁部に設け られた当接突起部 1 3 1 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 の前方側に向け、 先端側をカー ト リ ッ ジホルダ 4 の 後方側であるカム溝 1 1 2側に移動させる方向の図 9 中矢印 H方向 に図示しない捩り コ イ ルパネによ り 回動付勢されてい る。 この移動 操作ビンガイ ド レバ一 1 2 8 は、 カム溝 1 1 2 の直線状のカム部 1 1 2 b に対向する位置に形成された切欠き部 1 1 3 の下方側に位置 し、 一側部によって切欠き部 1 1 3 を覆う位置で位置決めされてい る。 また、 移動操作ビンガイ ド レパー 1 2 8 は、 当接突起部 1 3 1 を、 イ ジ ェ ク ト検出レバー 1 2 3 の当接部 1 2 6 に対向させてい る, さ ら に、 移動操作ビンガイ ド レバ一 1 2 8 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 1 の位置にあ る と きには、 イ ジ ェ ク ト検出レバー 1 2 3 が引 張 り パネによ り 図 9 中矢印 G方向に回動されているために、 前方側 への回動が可能とな る。 従って、 このと き、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が挿入され、 この力一 卜 リ ッ ジホルダ 4 が第 2 の位置方向に向かって移動されよう とする と、 移動操作ビンガイ ド レパー 1 2 8 は、 移動操作ピン 4 8 に当接され、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に対して前方側に回動され、 移動操作ビン 4 8 の切欠き部 1 1 3 への進入を可能と して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の後方側への移動を可能とする。

移動操作ピ ン 4 8 の切欠き部 1 1 3 への進入によ るカー ト リ ヅ ジ ホルダ 4 の後方側への移動に よ り、 第 3 の位置検出スィ ッチ 6 4 に 対する押圧操作が解除される。 この第 3 の位置検出スィ ッチ 6 4 に 対する押圧操作の解除に よ り、 ローデイ ング操作が開始される。

そ して、 この移動操作ビンガイ ド レバー 1 2 8 は、 カー ト リ ッ ジ ホルダ 4 が第 1 の位置よ り も外筐内方の第 2 の位置側に位置する と きには、 イ ジェク ト検出レバ一 1 2 3 が初期位置に復帰されている ために、 前方側への回動が阻止される。 従って、 この と き、 移動操 作ビンガイ ド レバ一 1 2 8 は、 移動操作ビン 4 8 の切欠き部 1 1 3 への進入を阻止する。

( 2 — 5 ) イ ジェ ク ト レバー

次に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に保持されたディ ス ク 力一 ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を排出操作するイ ジェ ク ト レバー 9 8 を説明する _c このイ ジェ ク ト レノ、'一 9 8 は、 図 9 に示すよ う に、 駆動ビン 1 0 0及び該カー ト リ ッ ジホルダ 4 に保持されたディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に対する当接部となる当接ビン 1 0 1 を備え、 力 ー ト リ ッ ジホルダ 4 の上面側に回動可能に取付け られている。 すな わち、 イ ジ ェ ク ト レバー 9 8 は、 駆動ビン 1 0 0 が設けられた基端 部側に穿設した透孔 9 9 を力一 卜 リ ッ ジホルダ 4 の平面部に突設し た支軸 1 0 2 に支持させ、 この支軸 1 0 2 を中心に回動可能に支持 されている。 このイ ジェ ク ト レノヽ ·一 9 8 は、 当接ビ ン 1 0 1 を前方 側とする方向に回動される と、 この当接ビン 1 0 1 に よ り、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に保持されたディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を前方側に押 し出す。

ト ツ ププレー ト 3 に取付け られたガイ ド部材 8 4 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 の第 1 の位置と第 2 の位置との間に亘る移動に応 じて、 駆動ピン 1 0 0 を介 してイ ジ ェ ク ト レノ、 ·一 9 8 をカー ト リ ッ ジホル ダ 4 に対して回動させる。

イ ジェ ク ト レパー 9 8 に設けた駆動ビン 1 0 0 は、 図 1 4 及至図 1 8 に示すよ う に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 1 の位置から第 2 の 位置に向かって移動する と きには、 ガイ ド部材 8 4 に対する第 1 の 経路を通過し、 このガイ ド部材 8 4 に移動操作される こ とな く 移動 する。 すなわち、 ガイ ド部材 8 4 は、 駆動ビ ン 1 0 0 がこのガイ ド 部材 8 4 に対する第 1 の絰路を通過する と きには、 この駆動ビン 1 0 0 によ り 突条部 8 8 の一側面 8 8 a側が押圧されて引張 り パネ 8 7 の付勢力に抗して図 8 中反矢印 D方向に回動操作され、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 2 の位置に到達した と きには、 駆動ビン 1 0 0 が 突条部 8 8 よ り離間する こ とに よ り 引張 り パネ 8 7 の付勢力に よ り 初期位置に回動復帰する。

そ して、 駆動ビ ン 1 0 0 は、 図 1 8、 図 2 6及至図 2 8 に示すよ う に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 2 の位置側から第 1 の位置側に向 かって移動する と きには、 ガイ ド部材 8 4 に対する第 2の経路を通 過し、 このガイ ド部材 8 4 に よ って移動操作されて、 当接ビ ン 1 0 1 がディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を押圧する方向にイ ジ ェ ク ト レ バー 9 8 を回動させる。 すなわち、 駆動ビン 1 0 0 は、 ガ イ ド部材 8 4 に対する第 2 の絰路を通過する と きには、 初期位置に 移動されてい るガイ ド部材 8 4 の突条部 8 8 の他側面 8 8 bに倣つ てカー ト リ ッ ジホルダ 4 に対 して移動される。 駆動ピン 1 0 0 がガ イ ド部材 8 4 の突条部 8 8 に倣って移動する こ とによ り、 イ ジ ェク ト レバー 9 8 が回動され、 当接ビン 1 0 1 を介してディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 のカー ト リ ッ ジホルダ 4 からの排出操作が 订われる。

( 2 - 6 ) 蓋機構

次に、 外筐に設け られたディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 に対 し挿脱する挿脱口を開閉する蓋機構に ついて説明する。

記録再生部が構成された支持フ レーム 1 6 には、 揷脱ロを開閉す る蓋機構を構成する回動蓋 1 5 7 を回動操作する と ともに回動蓋 1 5 7 の回動を制御する蓋制御レ バー 7 3が設けられている。 この制 御レバー 7 3 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4の移動位置に応じて、 カー 卜 リ ッジホルダ 4の側面に突設された支持ビ ン 9 5 によって回動操 作される。

そ して、 蓋制御レバー 7 3 は、 外筐に設けられた挿脱口に近接す る位置に位置されて、 図 6、 図 3 2及び図 3 5 に示すよう に、 中央 部の一側面に植立された支軸 7 4 を支持フ レーム 1 6 のフ レーム部 1 6 aを介して取付けられている。 すなわち、 蓋制御レバ一 7 3は、 支持フ レーム 1 6の一方の側壁 1 7 1 の内側面に支軸 7 4 を中心に 回動可能に取付けられている。

こ の蓋制御レバー 7 3 は、 支持フ レーム 1 6 に取付けたと き、 支 軸 7 4 を中心に して外筐の内方に位置するの後方側の上面に傾斜面 部 7 8 が形成されている。 また、 支軸 7 4 を中心に して揷脱ロ側に 位置する前方側には係合凹部 7 5 が形成されている。 蓋制御レバー 7 3 は、 図 6 に示すよう に、 支持フ レーム 1 6の一方の側壁 1 7 1 の内側面に突設した支持片 7 7 a と後端部との間に配設される圧縮 コイルパネ 7 7 によ り、 傾斜面部 7 8 が上方に位置するよう に図 6 中矢印 C方向に回動付勢されている。

また、 傾斜面部 7 8 は、 蓋制御レバー 7 3の後方側の上面の中途 部を膨出させるこ とによって形成され、 蓋制御レバ一 7 3 が圧縮コ ィ ルパネ 7 7 によ り 回動付勢された初期位置にある と き、 フ レ ーム 部 1 6 aの上端面に形成された移動ガイ ド部 4 9 よ り も上方に突出 されている。 この傾斜面部 7 8上を支持ビン 9 5が通過するこ とに よ り、 蓋制御レバー 7 3 は、 傾斜面部 7 8が移動ガイ ド部 4 9 の上 面と面一になるように支軸 7 4 を中心に して圧縮コイルパネ 7 7 の 付勢力に抗して図 3 5 中矢印 W方向に回動される。 このときの蓋制 御レバー 7 3 の回動範囲は、 図 3 5 中矢印 0 】 で示す範囲である。 蓋制御レバー 7 3の前方側に形成された係合凹部 7 5は、 後方側 に向けて開放され、 支持ビン 9 5の外径に対応した幅を有し、 初期 位置において、 下面 7 5 aが移動ガイ ド部 4 9の上面よ り も下方側 に位置される。 この係合凹部 7 5 に支持ビン 9 5 が進入してい く と き、 蓋制御レバー 7 3 は、 係合凹部 7 5 の下面 7 5 aが移動ガイ ド 部 4 9の上端面と面一よなるように、 圧縮コイルパネ 7 7 の付勢力 に抗して図 3 5 中矢印 W方向に回動される。 このと きの蓋制御レバ 一 7 3 の回動範囲は、 図 3 5 中矢印 0 ₂ で示す範囲である。

そ して、 支持ビン 9 5 が傾斜面部 7 8上に乗り上げて回動される と きの回動範囲 0 ! は、 支持ビン 9 5が係合凹部 7 5 に進入してい く と き回動される回動範囲 0 ₂ よ り大き く なされている。

蓋制御レバ一 7 3の係合凹部 7 5が形成された前方側の端部には, 図 3 2及び図 3 5 に示すよう に、 連結部材 1 6 0 が係合する係合片 7 6 が突設されている。 この係合片 7 6 は、 連結部材 1 6 0 の後方 側に設けられた操作ビン 1 6 2 に係合している。 この連結部材材 1 6 0 は、 外筐体内において、 中央部分を支軸 1 6 1 を介して支持さ れ、 この支軸 1 6 1 を中心に回動可能となされている。 そ して、 連 結部材 1 6 0 は、 蓋制御レバー 7 3の回動に連動してこの蓋制御レ パー 7 3の回転角度に応じて、 支軸 1 6 1 を中心に して回動操作さ れる。

連結部材 1 6 0 は、 図 3 2 に示すよう に、 前方側部分に、 回動蓋

1 5 7の下端側一側から突設された操作突起 1 5 9 に当接係合し、 回動蓋 1 5 7 の揷脱ロを開放する方向への回動を規制するロ ッ ク片

1 6 3 と、 操作突起 1 5 9 を押圧 して回動蓋 1 5 7 を回動操作させ るための操作片 1 6 4 とを設けている。

そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 がディ スクカー ト リ ッジ 2 2 0又 は 2 2 1 の揷脱を可能となす挿脱口側に近接した第 1 の位置に移動 された状態にある と き、 支持ビ ン 9 5 が係合凹部 7 5 に係合し、 こ の係合凹部 7 5の下面 7 5 a を押圧した状態にある。 このと き、 蓋 制御レバー 7 3は、 初期位置よ り角度 0₂ だけ回動された状態にあ り、 操作突起 1 5 9 が、 図 3 3 に示すよう に、 ロ ッ ク片 1 6 3及び 操作片 1 6 4 との間の中間位置に位置する。 従って、 このと き、 回 動蓋 1 5 7 は、 操作突起 1 5 9 をロ ッ ク片 1 6 3 と操作片 1 6 4 と の間の間隙を通過して図 3 3 中矢印 S方向の挿脱口を開放する方向 に回動可能な状態にある。

回動蓋 1 5 7 が回動可能な状態にある と き、 挿脱口にディ スク力 ー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を挿入する と、 回動蓋 1 5 7 は、 挿入 操作されるディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 に押圧されて、 支軸 1 5 8 を中心して揷脱ロを開放させる図 3 3 中矢印 S方向に回 動される。

そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が装着部 3 0 0 に対向する第 2 の 位置に移動される と、 蓋制御レバー 7 3 は、 支持 9 5 による押圧が 解除され圧縮コイルパネ 7 7 の付勢力を受けて初期位置に回動され た状態に置かれる。 このと き、 連結部材 1 6 0は、 図 3 4 中矢印 U 方向に回動され、 ロ ッ ク片 1 6 3 を操作突起 1 5 9 に当接させ、 回 動蓋 1 5 7 の揷脱ロを開放させる方向に回動を規制する。 このよ う に、 回動蓋 1 5 7 の回動が規制される こ とによ り、 挿脱口へのディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の挿入操作が規制され、 デイ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の二重挿入が禁止される。

また、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が揷脱ロ側に近接 した第 1 の位置と 装着部 3 0 0 に対向する第 2の位置との間を移動 している状態にあ る と きには、 支持ビ ン 9 5が傾斜面部 7 8 に乗 り 上げた状態にあつ て、 蓋制御レバー 7 3 を圧縮コ イ ルパネ 7 7 の付勢力に抗して図 3 5 中矢印 W方向に、 図 3 5 中矢印 6> , で示す範囲で回動させた状態 にお く。 そ して、 連結部材 1 6 0 は、 操作片 1 6 4 によ り 操作突起 1 5 9 を押 し上げる図 3 3 中矢印 T方向に回動される。 このと き、 回動蓋 1 5 7 は、 操作片 1 5 8 によ り 押圧操作されて、 図 3 3 中矢 印 S方向に回動され、 揷脱ロを開放した位置に置かれる。 従って、 挿脱口を通過 しているディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 に対 する回動蓋 1 5 7 の接触が防止される。

[ 3 ] ディ ス クカー ト リ ッ ジのローデイ ン グ操作

上述のよ う な構成を備えた本実施例のディ スク記録再生装置にデ イ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を装着部 3 0 0 に装着 し、 ま たこの装着部 3 0 0 に装着されたディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 をイ ジ ェク ト操作する動作を説明する。

( 3 — 1 ) ディ ス ク カー ト リ ッ ジのカー ト リ ッ ジホルダへの挿入操 作

記録型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は再生専用型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 に挿入操作する場合に は、 図 1 2及び図 1 3 に示すよう に、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 を外筐 に設けた挿脱口に近接した第 1 の位置に移動させてお く。

カー ト リ ッジホルダ 4 が第 1 の位置にある と き、 昇降操作板 5 は、 図 1 3に示すように、 係合片 1 5 5 を支持基台 1 に設けた係合溝 8 に係合させた位置に移動された状態におかれ、 支持基台 1 に固定さ れている。 昇降操作板 5が支持基台 1 に固定されるこ とによ り、 記 録再生部が構成され、 力一 ト リ ッ ジホルダ 4 が取付けられた記録再 生部取付け基台 2 は、 ダンバ 1 0の弾性力を受けるこ とな く 支持基 台 1 に固定される。 記録再生部取付け基台 2 が支持基台 1 に固定さ れるこ とに寄り、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 ディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 の揷脱が行われる前面側の開口部を外筐の挿脱口 に正確に対向するよう に位置決めされている。

カー ト リ ヅ ジホルダ 4 が第 1 の位置にある と き、 力一 卜 リ ッ ジホ ルダ 4に設けた支持ビ ン 9 5 が蓋制御レバー 7 3 の係合凹部 7 5 に 係合し、 蓋制御レバー 7 3 を圧縮コイルパネ 7 7 の付勢力に抗して 回動させた状態に置く。 蓋制御レバ一 7 3が支持ビン 9 5 によって 回動されるこ とによ り、 図 3 3 に示すように、 回動蓋 1 5 9 に設け た操作突起 1 5 9 が蓋制御レ ハ'一 7 3 によって回動操作される連結 部材 1 6 0 に設けたロ ッ ク片 1 6 3及び操作片 1 6 4のいずれにも 当接した位置に置かれ、 回動蓋 1 5 7 を揷脱ロを開放する方向に回 動可能な状態となす。

上述のよう に力一 ト リ ッ ジホルダ 4 を第 1 の位置に移動させて状 態で、 揷脱ロを介してディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を挿 入してい く と、 挿入操作されるディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 は、 回動蓋 1 5 7 が支軸 1 5 8 を中心に して外筐の内方に回動 させながら カー ト リ ッ ジホルダ 4 に挿入される。

ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 がカー ト リ ッ ジホルダ 4 に対 し正規に挿入される と、 力一 ト リ ヅ ジホルダ 4 に設けたシャ ッ 夕開放操作片 1 5 6 によってシャ ツ 夕部材 2 0 6又は 2 1 7 が相対 移動され、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 に設けた開口部 2 2 2， 2 2 3が開放される。

( 3 — 2 ) ローデイ ン グ操作

そ して、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 は、 挿入方向側 の端面が位置決め片 1 3 9 , 1 0 7 に当接するまで図 1 4 中矢印 J 方向に手指に よ り挿入される。 挿入されたディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が位置決め片 1 3 9 , 1 0 7 に当接された後、 さ ら にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を外筐に内方に押圧操作 する と、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 はディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 と一体に図 1 4 中矢印 J 方向に移動され、 カー ト リ ッ ジホル ダ 4の後方端側の一側に設けた押圧操作片 8 4 aによ って押圧され ていた第 3の位置検出スィ ツチ 6 4の押圧を解除する。

このディ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 と一体となった力一 ト リ ヅ ジホルダ 4の移動は、 カ ム溝 1 1 2 に係合している回転体 4 5 に設けた移動操作ビン 4 8が、 直線状のカム部 1 1 2 aに対向 し てカ ム溝 1 1 2 内に設けた切欠き部 1 1 3側に相対移動する こ とに よ って行われる。 すなわち、 デ ィ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 と一体となったカー ト リ ッ ジホルダ 4の移動は、 移動操作ビ ン 4 8 が直線状のカム部 1 1 2 aから切欠き部 1 1 3側に移動する範囲 で行われる。

そ して、 第 3の位置検出スィ ッチ 6 4の押圧が解除される こ とに よ り、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 にディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 が挿入保持されたこ とが検出され、 この検出信号が制御回路に 入力される。 そ して、 制御回路は、 上記検出信号が入力される と、 駆動モー夕 3 4の正転駆動を開始させる。 駆動モー夕 3 4が正転方 向に駆動を開始する と、 回転体 4 5 が図 1 4 中矢印 K , 方向に回転 操作され、 この回転体 4 5に植立した移動操作ビン 4 8はカム溝 1 1 2の直線状のカム部 1 1 2 aに沿って図 1 4 中矢印 R , 方向に向 かう方向に回転してい く。 移動操作ビン 4 8 が直線状のカム部 1 1 2 aに沿って図 1 4 中矢印 R , 方向に回転してい く こ とによ り、 力 — 卜 リ ッ ジホルダ 4 は、 ディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を 保持したまま、 ベース板 1 5 に平行に、 装着部 3 0 0側に向かって 図 1 4 中矢印 Y方向に移動操作される。

カー 卜 リ ッ ジホルダ 4の移動操作を行う移動操作ビン 4 8 は、 回 転体 4 5 が初期位置から図 1 4、 図 1 5及び図 1 6 中矢印 方向 に略 9 0度回転された位置に亘つて回転される と き、 図 1 4及び図 1 5 中矢印 R , 方向に向かう方向に回転していき、 カー ト リ ッ ジホ ルダ 4 を装着部 3 0 0 方向に向かう図 1 4、 図 1 5及び図 1 6 中矢 印 Y方向に移動させる。

カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 1 の位置から装着部 3 0 0 に対向する 第 2の位置方向に向かって移動される と き、 イ ジヱク ト レバー 9 8 に設けた駆動ビン 1 0 0 は、 ガイ ド部材 8 4 に対する第 1 の経路を 通過し、 このガイ ド部材 8 4 に操作されるこ とな く移動する。 すな わち、 ガイ ド部材 8 4 は、 イ ジェク ト レパ一 9 8 の駆動ビン 1 0 0 がこのガイ ド部材 8 4 に対する第 1 の経路を通過する と きには、 駆 動ビン 1 0 0 によ り突条部 8 8 の一側部が押圧されて引張り パネ 8 7 の付勢力に抗して回動操作される。 そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4が装着部 3 0 0 に対向する第 2の位置に到達する と、 ガイ ド部材 8 4 は、 イ ジェク ト レバー 9 8の駆動ビン 1 0 0 が突条部 8 8 よ り 雠間するこ とによ り、 引張りパネ 8 7の付勢力を受けて初期位置に 復帰される。

また、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 1 の位置と第 2の位置との間を 移動している状態にある ときには、 蓋制御レバー 7 3 が支持ビ ン 9 5 によ り圧縮コイルパネ 7 7の付勢力に抗して図 3 5 中矢印 W方向 に回動され、 連結部材 1 6 0 を回動操作し、 この連結部材 1 6 0 に 設けた操作片 1 5 8 によ り回動蓋 1 5 7 を挿脱口を開放した側に回 動させておく。

( 3 — 3 ) ディ スクカー ト リ ッ ジの装着部への装着操作

回転体 4 5 が、 初期位置から図 1 4、 図 1 5及び図 1 6 中矢印 K ！ 方向に略 9 0度回転された位置に亘つて回転され後、 さ らに同方 向に回転されると、 移動操作ビン 4 8 は、 直線状のカム部 1 1 2 a に沿って逆に図 1 7及び図 1 8 中矢印 R ₂ 方向に向かう方向に回転 していき、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0方向に向かう図 1 7 中矢印 Y方向に移動させ、 図 1 9 に示すよう に、 装着部 3 0 0の 上方に対向する位置まで移動させる。 そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が装着部 3 0 0の上方に対向する位置まで移動されると、 移動操 作ビン 4 8 は、 図 1 8 に示すよう にカム溝 1 1 2の直線状のカム部 1 1 2 aに連続する円弧状のカム部 1 1 2 bに臨む位置に至る。 こ のと き、 回転体 4 5 は、 初期位置から略 1 8 0度回転された位置に ある。 そ して、 移動操作ビン 4 8 が円弧状のカム部 1 1 2 bに臨む 1 8に示す状態から、 回転体 4 5が図 1 8 中矢印 K ， 方向にさ ら に回転しても、 移動操作ビン 4 8 は、 この移動操作ピン 4 8の移動 軌跡に一致する円弧状をなすカム部 1 1 2 bに沿って移動するので、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 装着部 3 0 0上に対向する第 2の位置に 保持される。 こ こで、 円弧状をなすカム部 1 1 2 bは、 半円状に形 成されてなるので、 回転体 4 5のさらなる 1 8 0度の範囲に直る回 動動作中、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は、 第 2の位置に保持され続ける < また、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が装着部 3 0 0方向に向かう図 1 7 中矢印 Y方向に移動されてい く とき、 支持ピン 9 5 が支持レバー 6 5 に設けた係合凹部 6 7 に係合してい く。 そ して、 回転体 4 5 が図 1 7矢印 K , 方向にさ らに回転し、 カー ト リ ッ ジホルダ 4が、 図 1 9 に示すように、 装着部 3 0 0の上方に対向する位置まで移動し、 さ らに回転体 4 5 が図 1 8 中矢印 方向に回転する と、 支持ビン 9 5 が支持フ レーム 1 6 に設けられた移動ガイ ド部 4 9の終端に形 成された垂直ガイ ド溝 5 0 に臨む位置に至る。 ここからさ らに回転 体 4 5が図 1 8 中矢印 K , 方向に回転する と、 移動操作ビン 4 8 は カム溝 1 1 2 の円弧状のカム部 1 1 2 bに進入してい く と ともに、 図 1 8及び図 2 0 に示すよう に、 昇降操作板 5 に設けた一対の係合 片 1 4 7 , 1 4 8 間に構成された係合部 1 4 6 間に進入してい く。

そ して、 移動操作ビン 4 8 が円弧状のカム部 1 1 2 bに進入し、 係合部 1 4 6 間に進入した状態からさ らに回転体 4 5 が図 1 8 中矢 印 方向に回転してい く と、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 は装着部 3 0 0 に対向する位置に維持された状態で昇降操作板 5 が図 2 0 中矢印 N方向に移動される。 すなわち、 昇降操作板 5 は、 回転する移動操 作ビン 4 8 によって一方の係合片 1 4 7 が押圧されるこ とによ り図 2 0 中矢印 N方向に移動される。 昇降操作板 5 が図 2 0 中矢印 N方 向に移動されてい く と、 支持ビン 9 5 を支持した支持レバー 6 5 が 捩 り コ イ ルパネ 6 6 の付勢力を受けて図 2 0 中矢印 A方向に回動し てい く。 昇降操作板 5 の図 2 0 中矢印 N方向に移動に ともなって、 支持ビン 9 5 は回動付勢する捩 り コイルパネ 6 6 の付勢力を受けて、 支持フ レーム 1 6 に形成 した垂直ガイ ド溝 5 0 にガイ ドされ、 昇降 操作板 5 に形成した傾斜カム部 1 5 2 に沿ってベース板 1 5側に下 降 してレヽ く。

そ して、 昇降操作板 5 の図 2 0 中矢印 N方向への移動に と も なつ て支持ビン 9 5 が垂直ガイ ド溝 5 0 にガイ ドされてい く と、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に保持されたディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 は、 位置決め孔 2 0 9 及び 2 1 0 をそれぞれ位置決めビン 1 7 , 1 8 に係合させ、 装着位置の位置決めが図られて装着部 3 0 0 に装 着される。

また、 昇降操作板 5 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 をディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 が装着部 3 0 0 に装着させる図 2 3 に示す 位置に降下させた位置まで移動される と、 係合片 1 5 5 の支持基台 1 に設けた係合溝 8 への係合が解除される。 そ して、 昇降操作板 5 が取付けられた記録再生部が構成された記録再生部取付け基台 2 は. ダンバ 1 0 のみによ って支持基台 1 に支持された状態となる。 すな わち、 記録再生部取付け基台 2 は、 ダンバ 1 0 を介してフ ローテ ィ ン状態で支持された状態となる。 このよ う に、 記録再生部取付け基 台 2 がフ ローテ イ ン状態で支持される こ とによ り、 外筐等に加わる 衝撃がダンバ 1 0 に よ り 吸収され、 記録再生部取付け基台 2 に振動 等が伝達されるこ とが防止される。

昇降操作板 5 がカー ト リ ッ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0 に近接した 位置まで降下させた位置まで移動される と、 支持ビン 9 5 によ る蓋 制御レバー 7 3の押圧操作が解除され、 蓋制御レバー 7 3 が圧縮コ ィルパネ 7 7の付勢力を受けて初期位置に回動される。 そ して、 連 結部材 1 6 0 が蓋制御レバー 7 3 によ り 回動操作され、 ロ ッ ク片 1 6 3 を操作突起 1 5 9 に当接させ、 回動蓋 1 5 7 を揷脱ロを閉塞状 態に保持する。

上述のよう にディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 が装着部に 装着される と、 これらディ ス クカー ト リ ヅ ジ 2 2 0又は 2 2 1 に収 納された光磁気ディ ス ク 2 0 1 又は光ディ ス ク 2 3 1 がディ ス クテ 一ブル 1 9 に一体に回転可能な状態となされて装着される。 こ こで、 ス ピン ドルモー夕 2 0 を駆動させ、 光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 を駆動 させるこ とに よ り、 光磁気ディ スク 2 0 1 又は光ディ スク 2 3 1 に 記録された情報信号の再生が行われる。

( 3 — 4 ) 記録モー ドの選択

昇降操作板 5は、 図 2 4及び図 2 5 に示すよ う に、 記録型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 を装着部 3 0 0 に装着させた後、 回転体 4 5 が図 2 4 中矢印 K , 方向に回転操作され、 図 2 4 中 N方向の前方 方向へ移動操作される と、 磁気へッ ド装置 2 6の磁気へッ ド素子 2 9 を、 ディ ス クテーブル 1 9 上に装着された光磁気ディ ス ク 2 0 1 に摺接する位置まで移動操作する。

この状態において、 光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1 及び磁気へッ ド装置 2 9 によ る、 光磁気ディ スク 2 0 1 に対する情報信号の記録が可能 な状態とな る。 そ して、 光ビ ッ ク ア ッ プ装置 2 1、 磁気ヘ ッ ド装置 2 9及びス ピン ドルモー夕 2 0 を駆動させる こ とによ って、 情報信 号の記録が行われる。 なお、 昇降操作板 5 の位置は、 第 1 及び第 2の位置検出スィ ッチ 6 2， 6 3 によ り検出され、 その検出信号に基づいて制御回路によ り判別される。 この制御回路は、 装着部 3 0 0 に装着されたデイ ス ク カー ト リ ッ ジが記録型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0であ るか、 再生専用型のディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 であるかも、 図示 しない 検出スィ ッ チを介して検出している。 そ して、 この制御回路は、 装 着部 3 0 0 に装着されたディ ス ク カー ト リ ッ ジが再生専用型のディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 1 である場合には、 昇降操作板 5 を、 カー ト リ ヅ ジホルダ 4 を装着部 3 0 0側に下降させた位置に保持させる。 すなわち、 回転体 4 5 を回転操作する駆動モ一夕 3 4 のさ らな る駆 動を規制する。

( 3 - 5 ) ディ ス クカー ト リ ッ ジのイ ジェ ク ト操作

装着部 3 0 0 に装着されたディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 をカー ト リ ッ ジホルダ 4 か ら取 り 出すイ ジ ェク ト操作を行う には、 駆動モー夕 3 4 を逆転駆動させる。 駆動モー夕 3 4 が逆転駆動され る と、 回転体 4 5 は図 2 6 中矢印 K ₂ 方向に回転操作される。 回転 体 4 5 は図 2 6 中矢印 Κ ₂ 方向に回転操作される と、 移動操作ビン 4 8 によ って昇降操作板 5 が、 図 2 0 乃至図 2 4 中矢印 Μ方向の外 筐の内方に向かう 方向に移動される。 この昇降操作板 5 の移動によ つて、 カー ト リ ヅ ジホルダ 4 が支持ビン 9 5 を垂直ガイ ド溝 5 0 に ガイ ドされて装着部 3 0 0 から離間する上方側に移動され、 デイ ス クカー ト リ ッ ジ 2 2 0 又は 2 2 1 を装着部 3 0 0 から離脱させる。

このと き、 移動操作ビン 4 8 は、 係合部 1 4 6 に係合して昇降操 作板 5 の移動操作を行う が、 カ ム溝 1 1 2 の円弧状のカム部 1 1 2 b内を移動 し、 力一 ト リ ッ ジホルダ 4 の水平方向の移動を規制 して いる。

そ して、 移動操作ビ ン 4 8 が円弧状のカム部 1 1 2 bに沿って 1 8 0度回転すると円弧状のカム部 1 1 2 bから直線状のカム部 1 1 2 aに臨む位置まで回動され、 この回動の過程で、 昇降操作板 5 は. 図 2 0乃至図 2 4 中矢印 M方向の外筐の内方に向かう方向に移動さ れ、 係合片 1 5 5 を支持基台 1 に設けた係合溝 8 に係合させ、 カー ト リ ッ ジホルダ 4が取付けられた記録再生部取付け基台 2 を支持基 台 1 に固定する。 このと き、 移動操作ピ ン 4 8 は、 係合部 1 4 6 か ら離脱され、 カム溝 1 1 2の直線状のカム部 1 1 2 aに進入される < こ の状態からさ らに回転体 4 5 が図 2 6 中矢印 K ₂ 方向に回転操作 されると、 移動操作ビ ン 4 8は直線状のカム部 1 1 2 aに沿って図 2 6 中矢印 R ₃ 方向に移動し、 カー ト リ ヅ ジホルダ 4 を図 2 6及至 図 2 8 中矢印 0方向の挿脱口に近接する第 1 の位置方向に移動させ このと き、 イ ジェク ト レノ、'ー 9 8の駆動ビン 1 0 0 は、 ガイ ド部 材 8 4 に対する第 2 の絰路を通過し、 このガイ ド部材 8 4 によ り移 動操作され、 イ ジェク ト レパ一 9 8 を介して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 に保持されているディ スクカー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を、 図 2 6及至図 2 8 中矢印 P方向に揷脱ロ側に押圧する。 すなわち、 駆 動ビ ン 1 0 0 は、 ガイ ド部材 8 4 に対する第 2 の経路を通過する と きには、 初期位置にあるガイ ド部材 8 4の突条部 8 8の他側部に倣 つて力一 ト リ ヅ ジホルダ 4 に対して移動される。

また、 蓋制御レバー 7 3 は、 カー ト リ ッ ジホルダ 4 が第 2の位置 から第 1 の位置に向かって移動する間においては、 回動蓋 1 5 7 を 連結部材 1 6 0 を介して回動操作して揷脱ロを開放させた位置に回 動させておき、 挿脱口を介して外筐の外部に排出されるディ ス ク 力 ー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 に当接しないよ う に している。

なお、 移送操作ビン 4 8が円弧状のカム部 1 1 2 bから抜け出た 後、 回転体 4 5が図 2 6中矢印 K ₂ 方向に略 9 0度回転される まで の間において、 移動操作ビン 4 8は直線状のカム部 1 1 2 aに沿つ て図 2 6中矢印 R ₃ 方向に移動するが、 略 9 0度を超えて図 2 6中 矢印 K ₂ 方向にさ らに略 9 0度回転される間は、 直線状のカム部 1 1 2 aに沿って逆向きの図 2 8中矢印 R ₄ 方向に移動してカー ト リ ッ ジホルダ 4を図 2 8中矢印 0方向に移動させる。 すなわち、 回転 体 4 5が全体で 1 8 0度回転されるこ とによ り、 カー ト リ ッ ジホル ダ 4は第 2の位置から第 1の位置へ移動される。

そ して、 カー ト リ ッ ジホルダ 4が図 2 8に示す第 1の位置まで移 動される と き、 イ ジェ ク ト レノ ー 9 8がガイ ド部材 8 4によって、 ディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 をカー ト リ ッ ジホルダ 4か ら突出させる方向に回動される。 このイ ジヱ ク ト レノ ー 9 8の回動 によ って、 ディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 は、 挿脱口か ら 一部を突出させ、 手指で把持されてカー ト リ ッ ジホルダ 4から引 き 出 し可能な状態となされる。 このディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 を揷脱口から引 き出すこ とによって、 イ ジェ ク ト操作が完了 する。

上述したよ う に、 ディ スク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1の取り 出 しを可能となす位置までカー ト リ ッ ジホルダ 4が移動される こ と によ り、 このディ ス ク記録再生装置は、 再びディ ス ク カー ト リ ッ ジ 2 2 0又は 2 2 1 をカー ト リ ッ ジホルダ 4に挿入を可能となす初期 状態となされる。 産業上の利用可能性 本発明に係る記録媒体のローデイ ング装置は、 情報信号の記録媒 体と して用い られるディ スクカー ト リ ッ ジを保持するカー ト リ ッ ジ ホルダと、 このカー ト リ ッ ジホルダを装着部に対し昇降操作する昇 降操作板を含む昇降操作機構を、 カー ト リ ッ ジホルダの位置に応 じ て、 回転体と この回転体を回転操作する移動操作機構によ り 選択的 に移動操作する こ とによ り、 ディ スク カー ト リ ッ ジの外筐の内外に 直る移送操作 と装着部への装着操作を行ってなるので、 ディ ス ク 力 一ト リ ッ ジの移送操作か ら装着部への装着操作に至る一連の操作を 確実に行う こ とがで き る。

また、 ディ ス クカー ト リ ッ ジの移送操作と装着部への装着操作を 共通の移動操作機構によ って操作 してい るので、 機構が簡素化され、 装置自体の小型化を実現する こ とがで き、 このローデイ ン グ装置を 備えた記録及び/又は再生装置の小型化も実現で き る。

Claims

請求の範囲

1 . ベースに構成され、 記録媒体が装着される装着部と、

挿入された記録媒体を保持する と ともに、 挿入された記録媒体の 取り 出しを可能となす第 1 の位置と上記装着部の上方に位置する第

2 の位置との間を移動可能に設けられた保持手段と、

第 1 の範囲の回動操作によ って上記保持手段を上記第 1 の位置か ら上記第 2 の位置に移動させる移動手段と、

上記移動手段の上記第 1 の範囲の回動操作に連続する第 2の回転 動作によ り駆動され、 上記移動手段によって上記第 2の位置に移動 された上記保持手段を上記装着部に装着させる装着手段と、

上記装着手段に設けられ、 上記保持手段が上記第 1 の位置から上 記第 2の位置若し く は上記第 2の位置から第 1 の位置に移動される 際に上記保持手段の上記ベースに対する移動を規制する と ともに、 上記装着手段が上記保持手段を上記装着部に装着する動作に連動し て上記保持手段の上記ベースに対する移動の規制を解除させる規制 手段を備えてなる記録媒体のローディ ング装置。

2 . 上記保持手段内には、 上記移動手段と係合して上記第 1 の範囲 の回動動作によって上記保持手段を上記第 1 の位置から第 1 の位置 に移動させる直線状のカム部と、 上記直線状のカム部と連続して形 成され、 上記第 2 の範囲の回動動作によって上記装着手段を上記第

1 の位置から上記第 2の位置方向に移動させる円弧状のカム部とが 形成されているこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録媒体 のローディ ング装置。

3 . 上記移動手段は、 上記直線状カム部及び上記円弧状カム部と係 合する係合部と、 上記係合部に設けられた回転体と、 上記回転体を 回転駆動する駆動手段と を備え、 上記回転体の 1 8 0度の回転によ つて上記係合部が上記直線状カム部と係合して上記保持手段を上記 第 1 の位置か ら第 2 の位置に移動させる と と も に、 上記回転体のさ らな る 1 8 0 度の回転に よって上記係合部が上記円弧状のカム部と 係合して上記装着手段を上記第 2 の位置から上記第 1 の位置方向に 移動させる こ とを特徴と する請求の範囲第 2項記載の記録媒体の口 一ディ ン グ装置。

4 . 上記装着手段は、 上記移動手段の上記第 2 の回転動作によ って 上記第 2 の位置から上記第 1 の位置方向に移動され、 上記規制手段 によ る上記保持手段の移動規制の解除を行う と と も に、 上記保持手 段を上記装着部に装着させるスライ ド部材を備えてい る と を特徴と する請求の範囲第 1 項記載の記録媒体の口一ディ ン グ装置。

5 . 上記装着手段は、 上記保持手段を上記装着部に装着する位置と、 上記第 2 の位置との間を移動可能に保持する複数の保持部材を備え る と と も に、 上記ス ラ イ ド部材には、 上記複数の保持部材を駆動 し て上記保持手段を上記装着部に装着させる位置と上記第 2 の位置と の間を移動させる駆動部が設けられてい る こ とを特徴とする請求の 範囲第 4項記載の記録媒体のローディ ング装置。

6 . 上記規制手段は、 上記装着手段と上記ベースのいずれか一方に 設け られた少な く と も一つの係合突起と、 他方に設け られた上記係 合突起と係合する係合部とを備え、 上記装着手段が上記保持手段を 上記装着部に装着する際、 上記係合突起と上記係合部との係合が解 除される と と も に、 上記装着手段が上記保持手段を上記装着部か ら 離間させる際、 上記係合突起と上記係合部が係合されるこ とを特徴 とする請求の範囲第 1項記載の記録媒体のローディ ング装置。

7 . 上記装置は、 さ らに上記保持手段が上記第 1 の位置から第 2の 位置若し く は上記第 2の位置から上記第 1 の位置へ移動操作される こ とによって回動操作される回動部材と、 上記保持手段の前面側に 形成される記録媒体の挿入空間を開閉する開閉機構とを備え、 上記 開閉機構は、 上記回動部材によって開閉動作が規制され、 上記保持 手段が上記第 1 の位置にある と きにのみ、 上記回動部材による規制 が解除されて上記開閉手段によって上記挿入空間を開放する方向へ の移動が可能となるこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録 媒体の口一ディ ング装置。

8 . 上記装置は、 さ らに上記保持手段に設けられ、 上記保持手段に よって保持された記録媒体を上記保持手段よ り突出する方向に移動 させる排出操作手段と、 上記排出操作手段を上記保持手段に挿入さ れた記録媒体を上記保持手段よ り突出させる方向に駆動する移動操 作手段とを備えているこ とを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記 録媒体の口一ディ ング装置。

9 . 上記移動操作手段は、 上記保持手段が上記第 1 の位置から上記 第 2の位置方向に移動される と きに上記排出操作手段をガイ ドする 第 1 のガイ ド部と、 上記保持手段が上記第 2の位置から上記第 1 の 位置に移動される と きに上記排出操作手段をガイ ドする第 2のガイ ド部とを備え、 上記排出操作手段が上記第 2のガイ ド部を移動させ ている状態で上記排出操作手段を上記保持手段に保持された記録媒 体を上記保持手段から突出させる方向に駆動するこ とを特徴とする 請求の範囲第 8項記載の記録媒体のローディ ング装置。

1 0 . 上記保持手段は、 上記保持手段に保持された記録媒体と係合 する係合部材を備え、 上記係合部材は、 上記排出操作手段が上記保 持手段に保持された記録媒体を上記保持手段から突出する方向に駆 動するこ とを特徴とする請求の範囲第 8項記載の記録媒体のローデ ィ ング装置。

1 1 . 記録媒体に摺接する位置と上記記録媒体よ り離間した位置と の間を移動可能に支持された上記記録媒体の一方の面上に摺接する へッ ドを備えた上記記録媒体に対し情報の記録及び/又は再生を行 う記録及び/又は再生手段と、

挿入された記録媒体を保持する とともに、 挿入された記録媒体の 取り 出しを可能となす第 1 の位置と上記記録及び/又は再生手段の 上方に位置する第 2 の位置との間を移動可能に設けられた保持手段 と、

第 1 の範囲の回動操作によって上記保持手段を上記第 1 の位置か ら上記第 2 の位置に移動させる移動手段と、

上記移動手段の上記第 1 の範囲の回動操作に連続する第 2の回転 動作によ り駆動され、 上記移動手段によって上記第 2の位置に移動 された上記保持手段を上記記録及び/又は再生手段に装着させる装 着手段と、

上記装着手段によって駆動され、 上記へッ ドを上記記録媒体に摺 接させる位置と上記記録媒体よ り離間させた位置との間を移動させ るへッ ド移動手段とを備えているこ とを特徴とする記録媒体の記録 及び/又は再生装置。

1 2 . 上記ヘッ ド移動手段は、 上記保持手段の移動操作中に、 上記 へッ ドを記録媒体よ り離間した位置に位置させるこ とを特徴とする 請求の範囲第 1 1項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 3 . 上記ヘッ ドは、 上記装着手段が上記第 1 の方向から上記第 2 の方向、 若し く は上記第 2の方向から第 1 の方向に向かって移動す るこ とによって上記へッ ド移動手段によって移動されるこ とを特徴 とする請求の範囲第 1 1項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装

¾ o

1 4 . 上記ヘッ ド移動手段は、 上記記録及び/又は再生手段に設け られ、 上記へッ ドを上記記録媒体に摺接させる位置と上記記録媒体 よ り離間させた位置との間を移動可能に支持する支持機構と、 上記 装着手段に設けられて上記支持機構を操作して上記へッ ドを上記記 録媒体に摺接させる位置と上記記録媒体よ り離間させた位置との間 を移動させる移動操作部とを備えているこ とを特徴とする請求の範 囲第 1 1 項記載の記録媒体の記録及び/又は再生装置。

1 5 . 上記保持手段内には、 上記移動手段と係合して上記第 1 の範 囲の回動動作によって上記保持手段を上記第 1 の位置から第 2 の位 置に移動させる直線状のカム部と、 上記直線状のカム部と連続して 形成され、 上記第 2の範囲の回動動作によって上記装着手段を上記 第 1 の位置から上記第 2の位置方向に移動させる円弧状のカム部と が形成されているこ とを特徴とする請求の範囲第 1 1項記載の記録 媒体の記録及び/又は再生装置。

1 6 . 上記移動手段は、 上記直線状カム部及び上記円弧状カム部と 係合する係合部と、 上記係合部に設けられた回転体と、 上記回転体 を回転駆動する駆動手段とを備え、 上記回転体の 1 8 0度の回転に よって上記係合部が上記直線状カム部と係合して上記保持手段を上 記第 1 の位置から第 2の位置に移動させる と ともに、 上記回転体の さ らなる 1 8 0度の回転によって上記係合部が上記円弧状のカム部 と係合して上記装着手段を上記第 2の位置から上記第 1 の位置方向 に移動させるこ とを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録媒体 の記録及び Z又は再生装置。

1 7 . 上記装置は、 さ らに上記記録及び/又は再生手段が配設され るベース と、 上記装着手段に設けられ、 上記保持手段が上記第 1 の 位置から上記第 2 の位置若し く は上記第 2 の位置から第 1 の位置に 移動される際に上記保持手段の上記ベースに対する移動を規制する と ともに、 上記装着手段が上記保持手段を上記記録及び/又は再生 手段に装着する動作に連動して上記保持手段の上記ベースに対する 移動の規制を解除させる規制手段を備えているこ とを特徴とする請 求の範囲第 1 1項記載の記録媒体の記録及びノ又は再生装置。