JP3765668B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents
ディスクプレーヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3765668B2 JP3765668B2 JP16266098A JP16266098A JP3765668B2 JP 3765668 B2 JP3765668 B2 JP 3765668B2 JP 16266098 A JP16266098 A JP 16266098A JP 16266098 A JP16266098 A JP 16266098A JP 3765668 B2 JP3765668 B2 JP 3765668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- shutter
- disc player
- disc
- inclined portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/041—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
- G11B17/043—Direct insertion, i.e. without external loading means
- G11B17/0436—Direct insertion, i.e. without external loading means with opening mechanism of the cartridge shutter
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクプレーヤに関し、更に詳しくは、ディスク状記録媒体を収納したカートリッジをディスクプレーヤにスムーズに挿抜、搬送可能としたディスクプレーヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在では、大容量情報記録媒体としてディスク状記録媒体を収納したディスクカートリッジが幅広く普及している。そうしたディスクカートリッジ(以下、カートリッジという)を再生、記録するディスクプレーヤの従来例を図15に示す。図15(a)に示したディスクプレーヤAは、カートリッジBをディスクプレーヤA内のカートリッジホルダCの所定位置まで引き込むカートリッジ搬送機構Dと、上記カートリッジホルダCを降下させて、その先に位置させた記録・再生用サーボメカEに対してクランプさせるようにした昇降機構Fとを、備えたものである。
一方、図15(b)に示したディスクプレーヤA’は、カートリッジBをディスクプレーヤA’内のカートリッジホルダCの所定位置まで引き込むカートリッジ搬送機構Dと、上記カートリッジBの搬送方向の下方位置にあって、搬送方向に対して略直交方向(紙面に垂直な方向)に回動軸(支点)Gを設けて、この回動支点Gを中心に回動する記録・再生用サーボメカE’を円弧運動させて、上記カートリッジホルダCにクランプさせるようにした回動機構Hとを、備えたものであり、現時点では、サーボメカEを昇降させる機構を有するディスクプレーヤのほとんどは、後者のディスクプレーヤA’のような軸方式を採用している。
【0003】
そして、これらのディスクプレーヤA,A’のカートリッジホルダCは枠体形状を有すものであって、図16に示すように、そのカートリッジホルダCの前面側には適宜大きさの開口部C1が設けられており、この開口部C1からカートリッジBがカートリッジホルダCの内部に向かって挿入されたり、或いは抜出されたりするようになっている。
また、開口部C1の下面側の横幅方向には、板状のガイド部C2が延設されていて、カートリッジBが挿入、抜出される際の方向性を確保させるガイド役を担うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記に示した従来のディスクプレーヤA,A’には、次のような不具合がある。
カートリッジBには、ディスク状記録媒体の情報面を適宜露出させるスライド開閉可能な断面コ字形状のシャッターB1が取り付けられていて、カートリッジB内のディスク状記録媒体の情報面を外部環境から保護している。
ところが、シャッターB1は薄い板材料を加工成形しているために、取扱い時の外圧によりシャッターB1の片面或いは両面の自由端側がよじれてしまったり、撓んでしまったりすることがある。このような、シャッターB1が反ったままのカートリッジBをディスクプレーヤA,A’に挿入する際は、その反ってしまったシャッターB1が開口部C1縁に当接してしまい、ディスクプレーヤA,A’にカートリッジBが挿入できないという虞があった。
また、カートリッジホルダC内部で何らかの作用力により反ってしまったカートリッジBを抜出する際には、カートリッジBのシャッターB1とガイド部C2の直線部C3とが当接してしまうのでカートリッジBを抜出することができないという虞もあった。
そのため、図17(a)に示すように、カートリッジホルダCのシャッターB1側の開口部C1を適宜拡径させて逃げを設けておき、反りが生じているカートリッジBが通過する際のクリアランスを確保して挿抜可能としたディスクプレーヤも提案されているが、同図(c)に示すように、開口部C1の高さHが拡大されて製品高さが大きくなってしまうので、ディスクプレーヤが大型化してしまうと共に金型の構造が複雑になるので製造コストの上昇は否めなかった。また、ディスクプレーヤを小型化することが困難であるという虞がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記従来のディスクプレーヤにおける問題に鑑み、シャッターが反ってしまったカートリッジでも挿抜、搬送可能とした小型のディスクプレーヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、ディスク状記録媒体が収納され、前記ディスク状記録媒体の情報面を露出すべくスライドするシャッターが取り付けられたディスクカートリッジを装填可能なディスクプレーヤであって、該ディスクプレーヤの前面側に形成され、前記ディスクカートリッジが前記ディスクプレーヤ内に挿抜される開口部と、前記ディスクカートリッジを前記シャッターのディスクカートリッジ上におけるスライド方向と同一方向に搬送する搬送機構と、前記搬送機構による搬送中のディスクカートリッジにおける前記ディスク状記録媒体の情報面と平行な面をガイドし、前記開口部から前記ディスクカートリッジの挿抜方向に適宜延設されるガイド部材と、前記ディスクカートリッジ上のシャッターをスライドさせるシャッタースライド機構とを備え、前記ガイド部材は、前記シャッターが挿通する位置にあたる内縁部分に、前記搬送機構によるディスクカートリッジの搬送方向に漸次傾斜する傾斜部を備えたことを特徴としている。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記傾斜部は直線的傾斜部であることを特徴としている。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記傾斜部は曲線的傾斜部であることを特徴としている。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記傾斜部は異なる傾斜角を備えた複数の傾斜部から構成されていることを特徴としている。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記傾斜部は前記ディスクカートリッジの外縁付近から中心付近に向けて、前記搬送機構によるディスクカートリッジの搬送方向に漸次傾斜する傾斜部であることを特徴としている。
【0011】
請求項6記載の発明は、前記傾斜部は前記シャッターの前記搬送方向と直交するストレート部におけるディスクカートリッジの中心付近まで設けられていることを特徴としている。また、請求項7記載の発明は、前記シャッターが前記ディスクカートリッジ収納部の一側部側に位置するように前記ディスクカートリッジが挿抜されることを特徴としている。
【0012】
【作用】
本発明では、ディスクカートリッジを装填可能なディスクプレーヤであって、前記ディスクカートリッジを前記シャッターのディスクカートリッジ上におけるスライド方向と同一方向に搬送する搬送機構と、前記搬送機構による搬送中のディスクカートリッジにおける前記ディスク状記録媒体の情報面と平行な面をガイドするガイド部材と、前記ディスクカートリッジ上のシャッターをスライドさせるシャッタースライド機構とを備え、前記ガイド部材は前記搬送機構によるディスクカートリッジの搬送方向に漸次傾斜する傾斜部をガイド部の全幅、或いは一部に設けると共に、前記傾斜部は直線的傾斜部、或いは曲線的傾斜部、又はそれらの複合した傾斜部から形成されるので、ガイド部はカートリッジの搬送方向とは直交しなくなり、ガイド部とシャッターとは面接触による当接干渉をしなくなる。その結果、シャッターがよじれていたり、撓んでいたりするカートリッジをディスクプレーヤに挿抜、搬送しても、傾斜部がシャッターの姿勢を点接触しながら元の形態に矯正するので、カートリッジの挿抜、搬送がスムーズになされてカートリッジ挿抜、搬送時の信頼性が向上する。また、ディスクプレーヤにおけるカートリッジの搬送系を最小限高さにして、限られた空間を最大限に活用できるようになる。しかも、カートリッジホルダの構造を簡単なものとし、カートリッジホルダを小型化する。そして、低コストにディスクプレーヤを構成できる。
【0013】
また、本発明は、傾斜部はシャッターの搬送方向と直交するストレート部におけるディスクカートリッジの中心付近まで設けられているので、シャッター側が挿通する位置にあたるガイド部は、シャッターの搬送方向に直交することはなくなり、ガイド部とシャッターとの面接触はしなくなる。その結果、シャッターがよじれていたり、撓んでいたりするカートリッジをディスクプレーヤに挿抜しても、傾斜部がシャッターの姿勢を点接触しながら矯正するのでガイド部との当接干渉は回避されて、カートリッジの挿抜、搬送がスムーズになされてカートリッジ挿抜、搬送時の信頼性を向上させる。また、開口部の寸法を最小に設計することができてディスクプレーヤを更に小型化することができる。そして、金型構造を更に簡素化して、低コストにディスクプレーヤを提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図示実施例により本発明の詳細を説明する。
図1乃至図13は、本発明を適用したディスクプレーヤの一実施例を説明する説明図であり、図1において、ディスクプレーヤ10のカートリッジホルダ20の内側には、上記カートリッジホルダ20の左右中心線よりもカートリッジ40の挿入方向右側となる一側部側に、回動支点を設けて、回動自在に軸支された回動シャーシ30が取り付けられている。また、カートリッジホルダ20の左右中心線よりもカートリッジ40の挿入方向左側となる他側部側には、カートリッジ40を搬送するカートリッジ搬送機構50と、回動シャーシ30を回動駆動する駆動機構60と、これらを駆動する駆動源としての駆動モータ70とが、備えられている。
【0015】
詳述すると、カートリッジホルダ20は枠体形状を成すものであって、そのカートリッジホルダ20の前面側には、適宜大きさの開口部21が設けられており、この開口部21からディスク状記録媒体41を収納した略矩形状のカートリッジ40がカートリッジホルダ20の内部に向かって挿入されたり、或いは抜出されたりするようになっている。
この時、カートリッジ40のディスク状記録媒体41を保護するシャッター42は、カートリッジホルダ20の一側部側に位置するようになっていて、シャッター42のスライド方向はカートリッジ40の挿脱方向と一致している。
【0016】
また、カートリッジホルダ20の一側部側の側面には、複数の保持溝22が形成されており、後述する回動シャーシ30の複数のヒンジ部31がカートリッジホルダ20の内側からそれぞれの保持溝22に挿入されて支持するようになっていて、ヒンジ部31まわりに回動シャーシ30を回動するようにした回動軸Xが設けられている。
そのため、カートリッジ40の左右中心線よりもカートリッジ40の挿入方向右側に回動シャーシ30の回動軸Xが位置するようになり、左右中心線よりもカートリッジ40の挿入方向左側にはカートリッジ搬送機構50と駆動機構60及び駆動モータ70とが位置される。
【0017】
図2に示すように、開口部21の下面側にはカートリッジ40の挿抜(搬送)方向に適宜延設しているガイド部23を配置する。このガイド部23は、カートリッジ40が挿入、抜出される際の方向性を維持させるガイド役を担うようになっており、カートリッジ40におけるディスク状記録媒体42の情報面と平行な上面及び下面に対して、略平行な面を有している。
また、ガイド部23には、後述するキャリヤ51によるカートリッジ40の搬送方向における、特に搬出(抜出)方向に漸次傾斜する傾斜部(テーパ)23aを設ける。
この傾斜部23aはカートリッジ40の外縁付近から中心付近が挿通する位置にあたる直線部のガイド部23に、該ガイド部23がカートリッジ40の搬出方向とは直交しないように角度をつけて斜設したものであり、その他の実施例として、カートリッジ40が挿通する位置にあたるガイド部23の全幅に亘って上記のような傾斜部を設けるようにしてもよい。或いは、別実施例として、カートリッジ40のシャッター42の搬送方向と直交する直線部におけるカートリッジ40の中心付近が挿通する位置にあたるディスクプレーヤ10の他のガイド部に漸次傾斜するように傾斜部を設けてもよい。この一実施例としては、図14に示したように、ディスクプレーヤ10の前面に位置するパネル材Pに取り付けられているガイド部Gのカートリッジ用挿通口G1の全幅に設けたものである。
この際、ガイド部Gのカートリッジ用挿通口G1に対してシャッター42が挿通する範囲よりも若干広めの範囲とだけなるような傾斜部を漸次傾斜するように設けるようにしてもよい。
そして、上記傾斜部23aの形状は直線的傾斜部、或いは曲線的傾斜部から形成されるようにする。また、前記傾斜部23aは異なる傾斜角を備えた複数の傾斜部から構成されるようにしてもよい。
更に、傾斜部23aの設置位置はカートリッジ40の下面をガイドするようにした上記ガイド部23のみに限定されることはなく、カートリッジ40の上面、或いは上下面、或いは左右面をガイドするようにした他のガイド部の全幅、或いは一部にカートリッジ40の搬送方向とは直交しない傾斜部を設けるようにしてもよい。
更には、図2に示された傾斜部23aは、カートリッジ40が正規に装着された際のシャッター42に対応した位置に設置されているが、カートリッジ40を表裏誤って誤装着した際を鑑みれば、その誤って装着されたカートリッジ40のシャッター42に対応した位置に設置しても良く、また、双方に設置しても良く、またその際にはカートリッジ40の搬送方向に対し左右略対称とするように設置しても良い。
また更に、以上のような傾斜部23aは、カートリッジ40の搬送方向における、特に搬入(挿入)方向に漸次傾斜するものであっても良い。
すなわち、カートリッジ40の搬送方向に対して漸次傾斜する傾斜部を設けることが必須であり、これによりカートリッジ40の搬送時の信頼性を向上することができる。
【0018】
また、カートリッジホルダ20の一側部側の側面にはシャッタースライド機構24が取り付けられており、挿入されたカートリッジ40のシャッター42を挿入方向にスライド開閉するようにしてある(図1参照)。
詳述すると、シャッタースライド機構24は平板部材を折り曲げて板ばねを組み込んで形成したものであって、シャッタースライド機構24の一部がカートリッジ40に設けられている図示しない案内溝内を挿通しながら、シャッター42を押圧して開かないようにしているカートリッジ40の図示しない押圧バネをカートリッジ40内部に押し込むことによって、シャッター42をスライド開閉可能とするものである。
そして、カートリッジホルダ20内部にはクランプバネ25が下向きに取り付けられていて、このクランプバネ25と後述するキャリヤ51の突出部51cとによって挿入されたカートリッジ40を密着支持するようになっている。
【0019】
図3に示すように、回動シャーシ30はフレーム形状であって、一側部側には複数のヒンジ部31が外側に向かって水平方向に突出させてあり、ヒンジ部31をカートリッジホルダ20の内側から保持溝22に挿入した状態で保持させて、カートリッジホルダ20内部で回動シャーシ30が回動可能となるようになっている。また、他側部側には、後述する傾斜溝64に係合する係合ピン32が、外側に向かって水平方向に突出させて設けてある。
【0020】
回動シャーシ30の中央部には、挿入されたディスク状記録媒体41を回転駆動するターンテーブル33が装着されている。また、回動シャーシ30の後端部には、固定部材34によって軸支された支軸35とウォームギヤ36とが、一側面側から他側面側に向けて略平行になるよう配置されると共に、ウォームギヤ36に噛み合いながら支軸35に摺動して、一側部側から他側部側に向けて往復平行移動する光ピックアップ37が装着されている。この光ピックアップ37は、上記回動シャーシ30に取り付けられている図示しない小型モータにより回転ギヤ38aを回転させ、この回転ギヤ38aに噛み合う噛合ギヤ38bを一端に挿着したウォームギヤ36を駆動することによって往復平行移動可能としている。図中、符号39は、レーザ光照射・集光用のレンズを示している。
また、上記回動シャーシ30には、後述する駆動プレート61の進退移動に伴って昇降動作可能とした図示しない磁気ヘッドが装着されている。
【0021】
カートリッジホルダ20の外側の他側部側に装着されたカートリッジ搬送機構50は、カートリッジ40のシャッター42のスライド方向と略平行な方向にカートリッジ40を搬送するものであって、カートリッジホルダ20の前後方向に進退自在に装着されたキャリヤ51によってカートリッジ40が搬送されるようになっている。
また、キャリヤ51は、横L字形の形状をなすような基板51aと側板51bとから形成されており、上記カートリッジホルダ20上面の前後方向にわたって設けられているガイド溝26に沿って往復動可能とされている。
【0022】
図4に示すように、キャリヤ51の側板51bは、カートリッジホルダ20の他側面に沿って下向きに形成されていると共に、側板51bの上部位置には、カートリッジホルダ20の他側面に設けられている側面開口部27からカートリッジホルダ20内部に挿入されるキャリヤロック54と係止フック55とが装着されている(図13参照)。
キャリヤロック54は、キャリヤ51に設けた枢軸56周りに一端が回動可能に嵌合されていると共に、図示しない付勢バネにより常時時計回り方向に付勢されることによりキャリヤロック54の他端部をカートリッジホルダ20の一側面に対して係合させてキャリヤ51をロックするものである。その構成により、カートリッジホルダ20内にカートリッジ40が挿入されると、そのカートリッジ40の先端部がキャリヤロック他端54aに当接して枢軸56周りにキャリヤロック54を回動させることにより、キャリヤ51とカートリッジホルダ20とのロックを解除してキャリヤ51を移動可能としている。
また、キャリヤ51の移動時、係止フック55は挿入されたカートリッジ40の一側面の一部と係合することにより、キャリヤ51の往復移動に伴ってカートリッジ40を搬送可能としている。
係止フック55はキャリヤロック54の一側面側に形成されていると共に、スリットを有する弾性形状になっている。
【0023】
図4に示すように、キャリヤ51の側板51bの下面には、長手方向にわたって適宜範囲のラック部52が形成されており、後述する駆動ギヤ75に噛み合い可能となっている。
側板51bのラック部52とキャリヤロック54との略中間位置の側面には、ラック部52と略平行となるようなガイド溝53が設けられていると共に、このガイド溝53の前端側の一部は、ラック部52に向かうように前方斜め下方向に傾斜している。そして、ガイド溝53に後述する切換リング76に設けられたピン76aが挿通可能となるようになっている。
【0024】
カートリッジホルダ20の他側面下側には、回動シャーシ30の駆動機構60としての駆動プレート61が前後方向に移動可能に装着されている。
この駆動プレート61は駆動部61aと作動部61bとから形成されていて、駆動部61aの上面には、長手方向にわたって適宜範囲だけラック部62が形成されて後述する駆動ギヤ75が噛み合い可能となっている。
そして、ラック部62の下方位置に、このラック部62と略平行となるようなガイド溝63が設けられると共に、このガイド溝63の前端側の一部は、前方斜め下方向に傾斜している。そして、後述する切換リング76に設けられた下部ピン76bがガイド溝63に沿って挿通可能となっている。
また、作動部61bのカートリッジホルダ20内部側には、両端に平行溝64aを有する傾斜溝64があり、この傾斜溝64に回動シャーシ30の他側部側に設けている係合ピン32を摺動可能に係合させている。そして、駆動プレート61が長手方向に移動することによって、傾斜溝64に沿って回動シャーシ30の係合ピン32が上下動するので、回動シャーシ30は回動軸Xまわりに回動し、カートリッジホルダ20に対して接離させることができるようになっている。
また、駆動プレート61の図示しない一部が回動シャーシ30に装着されている図示しない磁気ヘッドを昇降作動させるようになっている。
【0025】
カートリッジホルダ20の他側面後端位置には、カートリッジ搬送機構50と回動シャーシ30の駆動機構60とを駆動する駆動源としての駆動モータ70が取り付けられている。
この駆動モータ70の駆動軸70aには、プーリ71が取り付けられている。そして、カートリッジホルダ20の他側面側に軸支されているギヤプーリ73との間にVベルト72が張架されている。また、ギヤプーリ73と一体成形の小ギヤ73aは、カートリッジホルダ20の他側面側に軸支されている減速ギヤ74に噛み合うように配置されている。
そして、減速ギヤ74の内側には駆動ギヤ75が同軸に装着され、キャリヤ51の側板の下面に設けたラック部52と、駆動プレート61の駆動部61aの上面に設けたラック部62とに噛み合わせ可能としている。
更に、駆動ギヤ75の内側には、上部ピン76aと下部ピン76bとを有するOリング形状の切換リング76を同軸上に遊嵌させておく。
切換リング76の上部ピン76aは、キャリヤ51のガイド溝53内を挿通するように、また下部ピン76bは、駆動プレート61のガイド溝63内を挿通するように位置させている。
また、減速ギヤ74の内周側には図示しない半周溝が設けてあり、この半周溝の溝端で係止する突起75aを上記駆動ギヤ75に設けるようにする。そして、減速ギヤ74が半周ほど駆動されてから駆動ギヤ75が回転駆動されるようにしてある。
【0026】
次に、上記構成とした本発明のディスクプレーヤ10のカートリッジ搬送動作について図4乃至図11を用いて説明する。なお、図5以降は、ディスクプレーヤ10の動作状態を説明するために構成の一部を省略して記載してあるため、構成の省略してある部分は、図1乃至図4を参照していただきたい。
まず、図4は、ディスクプレーヤ10のカートリッジホルダ20にカートリッジ40をローディング前の状態の側面図であって、カートリッジホルダ20に対してキャリヤ51は、図中右端に位置しており、駆動プレート61は図中左端に位置している。この状態では、キャリヤ51のラック部52と駆動ギヤ75とは、噛み合っている。また、駆動プレート61のラック部62と駆動ギヤ75とは、まだ噛み合っていない。
この時、切換リング76の上部ピン76aはキャリヤ51のガイド溝53内の水平端に位置しており、また、下部ピン76bは駆動プレート61のガイド溝63内の傾斜下端に位置しており、上部ピン76aと下部ピン76bとは、カートリッジ40の挿入方向に対して略垂直面内に位置している。
【0027】
カートリッジホルダ20の前面に設けられている開口部21からカートリッジ40が挿入されてキャリヤロック他端54aに当接することにより、枢軸56周りにキャリヤロック54が回動してロック解除する。そのことにより、キャリヤ51が移動可能となると共に、カートリッジ40の側面の図示しない係合孔に係止フック55が係止して、カートリッジ40とキャリヤ51とが一体となって移動するようになる。
また、係止フック55がカートリッジ40の係合孔に正確に係止されない場合は、係止フック55は、その弾性を利用して外側に逃げ破損を回避する。
【0028】
キャリヤ51がガイド溝26に沿ってカートリッジホルダ20の後方に移動することにより、駆動モータ70の図示しない回転スイッチが入って駆動モータ70が回転駆動される(図5参照)。
この駆動モータ70の始動による回転は、プーリ71,Vベルト72,ギヤプーリ73,小ギヤ73a,減速ギヤ74へと伝達される。すると、前記減速ギヤ74が半回転ほどしてから駆動ギヤ75が回転し始める。
この時、切換リング76の上部ピン76aは、キャリヤ51のガイド溝53内の水平部を挿通している状態であって、切換リング76は回転していない。
【0029】
駆動モータ70の回転駆動によりキャリヤ51が後方に搬送されてくると、やがて切換リング76の上部ピン76aは、水平状態のガイド溝53から下降しているガイド溝53の溝面に摺接を開始する。そして、下降しているガイド溝53に沿って上部ピン76aが図中反時計回りに回動させられ始める(図6参照)。
同時に、切換リング76の下部ピン76bも図中反時計回りに回動するので、下部ピン76bがガイド溝63の傾斜部を押圧して駆動プレート61を図中右方向に適宜移動させる。すると、移動した駆動プレート61のラック部62が駆動ギヤ75と噛み合いを開始して、駆動プレート61を図中右方向に移動させる(図7参照)。
【0030】
さらに、切換リング76が図中反時計回りに回動し、上部ピン76aのガイド溝53の傾斜部に沿った移動に伴って、駆動ギヤ75に噛み合っていたキャリヤ51のラック部52が駆動ギヤ75から離脱して、キャリヤ51の移動が停止される(図8参照)。
この時、上部ピン76aはガイド溝53の他端に位置しており、キャリヤ51の移動に伴って、既にカートリッジ40はカートリッジホルダ20内の所定位置までの搬送が終了していると共に、シャッタースライド機構24によってシャッター42は適宜開状態となっている。
また、キャリヤ51に設けられた突出部51cがクランプバネ25の凸部25bと接触し、クランプバネ25の回動を規制することとなる。
【0031】
駆動プレート61は更に移動を継続しているので、駆動プレート61の駆動部61aに設けてある傾斜溝64に沿って、回動シャーシ30の係合ピン32が上方向に移動し始める(図10参照)。
すると、回動シャーシ30がカートリッジホルダ20の保持溝22を回動支点とした回動運動をして、カートリッジホルダ20に対して回動・近接されてカートリッジホルダ20内に挿入されているカートリッジ40に対してクランプする(図11参照)。
【0032】
そして、回動シャーシ30によるクランプが終了すると、図示しないスイッチにより駆動モータ70の回転が停止されると共に、駆動プレート61の移動も停止される。
カートリッジ40の上面の一部を密着支持しているクランプバネ25が圧着力を発生させている状態で、カートリッジ40内のディスク状記録媒体41の再生が行われる。また、この時、カートリッジホルダ20の図示しない一部もカートリッジ40の上面の一部を圧着してカートリッジ40を圧着している。
【0033】
ディスク状記録媒体41に録音する場合は、停止している駆動モータ70を更に回転駆動させ駆動プレート61を更に図中右方向に移動させることによって、駆動プレート61の図示しない一部が回動シャーシ30に装着されている磁気ヘッドを下降作動させる。そして、カートリッジ40のシャッター42がスライドして全開状態のディスク状記録媒体41上に磁気ヘッドを載置させることによって、ディスク状記録媒体41へ録音する。
【0034】
カートリッジホルダ20からカートリッジ40を離脱させるには、上記の手順を逆に辿っていけばよい。
先ず、ディスクプレーヤ10の図示しない停止ボタンを作動させて、ディスク状記録媒体41の再生・録音を停止させる。次に、図示しないイジェクトボタンを作動させることによって、駆動モータ70を逆回転始動させて、駆動プレート61を逆方向に、つまり図中左方向に移動させる。すると、回動シャーシ30が下降を始めてカートリッジホルダ20から離間する。
そうした駆動プレート61の移動に伴って、切換リング76の下部ピン76bは、水平状態のガイド溝63から下降しているガイド溝63の溝面に摺接を開始する。そして、下降しているガイド溝63に沿って下部ピン76bが円周方向に回動させられ始める。すると、下部ピン76bの移動に伴って、切換リング76が図中時計方向に回動する。そして、切換リング76が円周方向に移動することによって、駆動ギヤ75はキャリヤ51のラック部52に噛み合い始めると共に、駆動プレート61のラック部62が駆動ギヤ75から離脱し、キャリヤ51を図中右方向に移動させる。
【0035】
ここで、本発明を適用したディスクプレーヤ10の傾斜部23aの作用について図12を用いて説明する。なお、図12は構成の一部を省略して記載してあるため、構成の省略してある部分は図1乃至図4を参照していただきたい。
まず、図12(a)は、ディスクプレーヤ10内のカートリッジホルダ20の前面に設けられている開口部21からカートリッジ40を抜出する状態を示す概略上面図であり、図12(b)は、前面図を示している。
直線的な傾斜部23aはシャッター42の搬送方向と直交するガイド部23のストレート部におけるディスクカートリッジ40の中心付近まで位置するように設けられている。この時、傾斜部23aは、既述したように、曲線的傾斜部、或いは、複数の傾斜部を複合して形成されるようにしてもよい。
上記状態で、カートリッジ40のシャッター42(便宜上、特に斜線を付している)には何らかの作用力が生じてしまい、シャッター42の直線部42Aの自由端部42A1側(図中、カートリッジ40の中心側)が反ってしまっている。
次に、図12(c)に示すように、カートリッジ40はキャリヤ51の移動に伴って、キャリヤ51と同一方向(図中矢印の方向)へ搬送されている。
そして、キャリヤ51の搬送移動によりシャッター42の一側面の直線部42Aとガイド部23とは徐々に交差しようとしているが、ガイド部23には傾斜部23aが設けられているので、接触面同士による当接は生起されずに直線部42Aの基端部42A2側から自由端部42A1側へ向かって接触点による摺接が開始される。そのことにより、シャッター42は基端部42A2側から傾斜部23aによってその反り返った姿勢を元の姿勢に矯正させられながら傾斜部23aを挿通していく。
そして、搬送されているカートリッジ40は、シャッター42の一側面の直線部42Aとガイド部23とによる直線部同士の当接干渉が生起されず、それぞれが直交しないことにより、図12(d),(e)に示すように、反ったシャッター42は傾斜部23aを確実に通過することができる。そして、カートリッジ40はガイド部23を挿通して開口部21から抜出搬送される。
つまり、ガイド部23に傾斜部23aを備えたことにより、よじれていたり、撓んでいたりするシャッター42の側面の直線部42Aが当接干渉することをさけることによりカートリッジ40の搬送はスムーズに行われるようになるのである。
【0036】
そして、カートリッジ40はカートリッジホルダ20の開口部21から排出されると共に、キャリヤ51はキャリヤロック54によってカートリッジホルダ20に係止されて、一連の動作が終了する。
【0037】
上記実施例では、カートリッジ40の搬送をする際に、そのカートリッジ40の下面をガイドするガイド部23に傾斜部23aを設けた構成について説明したが、傾斜部23aを設けるのは上記カイド部23のみに限定されることはなく、既述したように、カートリッジ40の上面或いは上下面、或いは左右面をガイドする他のガイド部にも傾斜部を全面、或いは一部に設けるようにしてもよい。
そして、各ガイド部に傾斜部を設けることにより、よじれていたり、撓んでいたりするシャッター42とガイド部とは直交することがなくなり、それぞれが当接干渉をしなくなるので、ディスクプレーヤ10へのカートリッジ40の挿抜、及びディスクプレーヤ10内での搬送がスムーズに行われるようになる。
また、ディスクプレーヤ10におけるカートリッジ40の搬送系の逃げを必要としないためにカートリッジ40の搬送系を最小限高さにすることができ、ディスクプレーヤ10を更に小型化することができるようになる。
【0038】
以上の実施例からも明らかなように、本発明の実施形態によれば、ディスクカートリッジを装填可能なディスクプレーヤであって、前記ディスクカートリッジを前記シャッターのディスクカートリッジ上におけるスライド方向と同一方向に搬送する搬送機構と、前記搬送機構による搬送中のディスクカートリッジにおける前記ディスク状記録媒体の情報面と平行な面をガイドするガイド部材と、前記ディスクカートリッジ上のシャッターをスライドさせるシャッタースライド機構とを備え、前記ガイド部材は前記搬送機構によるディスクカートリッジの搬送方向に漸次傾斜する傾斜部をガイド部の全幅、或いは一部に設けると共に、前記傾斜部は直線的傾斜部、或いは曲線的傾斜部、又はそれらの複合した傾斜部から形成されるので、ガイド部はカートリッジの搬送方向とは直交しなくなり、ガイド部とシャッターとは面接触による当接干渉をしなくなる。その結果、シャッターがよじれていたり、撓んでいたりするカートリッジをディスクプレーヤに挿抜、搬送しても、傾斜部がシャッターの姿勢を点接触しながら元の形態に矯正するので、カートリッジの挿抜、搬送がスムーズになされてカートリッジ挿抜、搬送時の信頼性を向上させることが可能となる。また、ディスクプレーヤにおけるカートリッジの搬送系を最小限高さに設定でき、限られた空間を最大限に活用できるようになる。しかも、カートリッジホルダの構造を簡単なものとし、カートリッジホルダを小型化することが可能となる。そして、低コストにディスクプレーヤを構成できるようになる。
【0039】
また、本発明の実施形態では、傾斜部はシャッターの搬送方向と直交するストレート部におけるディスクカートリッジの中心付近まで設けられているので、シャッター側が挿通する位置にあたるガイド部は、シャッターの搬送方向に直交することはなくなり、ガイド部とシャッターとの面接触はしなくなる。その結果、シャッターがよじれていたり、撓んでいたりするカートリッジをディスクプレーヤに挿抜しても、傾斜部がシャッターの姿勢を点接触しながら矯正するのでガイド部との当接干渉は回避することができて、カートリッジの挿抜、搬送がスムーズになされてカートリッジ挿抜、搬送時の信頼性を向上させることが可能となる。また、開口部の寸法を最小に設計することができてディスクプレーヤを更に小型化することが可能になる。そして、金型構造を更に簡素化して、低コストにディスクプレーヤを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクプレーヤの一実施例の形態に係わる概略正面図である。
【図2】本発明を適用したディスクプレーヤの開口部を説明するための斜視図である。
【図3】図1の回動シャーシの要部構成を説明するための平面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】本発明を適用したディスクプレーヤにおけるカートリッジのローディング状態を示す概略側面図である。
【図6】本発明を適用したディスクプレーヤにおけるラック切換時の状態を示す概略側面図である。
【図7】本発明を適用したディスクプレーヤにおけるクランプ開始時の状態を示す概略側面図である。
【図8】本発明を適用したディスクプレーヤにおける再生時の状態を示す概略側面図である。
【図9】本発明を適用したディスクプレーヤにおける録音時の状態を示す概略側面図である。
【図10】本発明を適用したディスクプレーヤにおける回動シャーシの動作を説明する概略正面図である。
【図11】本発明を適用したディスクプレーヤにおける回動シャーシの動作を説明する概略正面図である。
【図12】本発明を適用したディスクプレーヤのローディング形態を説明する説明図である。
【図13】図1中のキャリヤロックの斜視図である。
【図14】本発明を適用したディスクプレーヤの別実施例を説明する説明図である。
【図15】従来のディスクプレーヤのローディング形態を説明する説明図である。
【図16】従来のディスクプレーヤの開口部を説明する斜視図である。
【図17】他の従来のディスクプレーヤの開口部を説明する説明図で、(a)は前面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
10 ディスクプレーヤ
20 カートリッジホルダ
21 開口部
23 ガイド部
23a 傾斜部
24 シャッタースライド機構
30 回動シャーシ
33 ターンテーブル
37 光ピックアップ
39 レーザ光照射・集光用レンズ
40 カートリッジ
41 ディスク状記録媒体
42 シャッター
42A 直線部
42A1 自由端部
42A2 基端部
50 カートリッジ搬送機構
51 キャリヤ
54 キャリヤロック
55 係止フック
60 駆動機構
70 駆動モータ
Claims (7)
- ディスク状記録媒体が収納され、前記ディスク状記録媒体の情報面を露出すべくスライドするシャッターが取り付けられたディスクカートリッジを装填可能なディスクプレーヤであって、
該ディスクプレーヤの前面側に形成され、前記ディスクカートリッジが前記ディスクプレーヤ内に挿抜される開口部と、
前記ディスクカートリッジを前記シャッターのディスクカートリッジ上におけるスライド方向と同一方向に搬送する搬送機構と、
前記搬送機構による搬送中のディスクカートリッジにおける前記ディスク状記録媒体の情報面と平行な面をガイドし、前記開口部から前記ディスクカートリッジの挿抜方向に適宜延設されるガイド部材と、
前記ディスクカートリッジ上のシャッターをスライドさせるシャッタースライド機構とを備え、
前記ガイド部材は、前記シャッターが挿通する位置にあたる内縁部分に、前記搬送機構によるディスクカートリッジの搬送方向に漸次傾斜する傾斜部を備えたことを特徴とするディスクプレーヤ。 - 前記傾斜部は直線的傾斜部であることを特徴とする請求項1記載のディスクプレーヤ。
- 前記傾斜部は曲線的傾斜部であることを特徴とする請求項1記載のディスクプレーヤ。
- 前記傾斜部は異なる傾斜角を備えた複数の傾斜部から構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のディスクプレーヤ。
- 前記傾斜部は前記ディスクカートリッジの外縁付近から中心付近に向けて、前記搬送機構によるディスクカートリッジの搬送方向に漸次傾斜する傾斜部であることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載のディスクプレーヤ。
- 前記傾斜部は前記シャッターの前記搬送方向と直交するストレート部におけるディスクカートリッジの中心付近まで設けられていることを特徴とする請求項5記載のディスクプレーヤ。
- 前記シャッターが前記ディスクカートリッジ収納部の一側部側に位置するように前記ディスクカートリッジが挿抜されることを特徴とする請求項1記載のディスクプレーヤ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16266098A JP3765668B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | ディスクプレーヤ |
DE69934633T DE69934633T2 (de) | 1998-06-10 | 1999-06-02 | Plattenspieler |
EP99110633A EP0964394B1 (en) | 1998-06-10 | 1999-06-02 | Disk player |
US09/323,851 US6266310B1 (en) | 1998-06-10 | 1999-06-02 | Disc player with guide plate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16266098A JP3765668B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | ディスクプレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11353756A JPH11353756A (ja) | 1999-12-24 |
JP3765668B2 true JP3765668B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=15758864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16266098A Expired - Fee Related JP3765668B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | ディスクプレーヤ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6266310B1 (ja) |
EP (1) | EP0964394B1 (ja) |
JP (1) | JP3765668B2 (ja) |
DE (1) | DE69934633T2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4622607A (en) * | 1983-01-04 | 1986-11-11 | Smith Ii Kobert R | Information storage and retrieval system including an information containing cartridge having a slidable cover |
US4761698A (en) * | 1986-10-31 | 1988-08-02 | Eastman Kodak Company | Disk cassette loading/unloading mechanism with flexible shutter opening device |
DE69319660T2 (de) | 1992-05-22 | 1998-11-19 | Sony Corp | Ladegerät für Plattenkassette |
KR200165012Y1 (ko) * | 1992-07-14 | 2000-02-01 | 요트.게.아. 롤페즈 | 신호기록 및 재생장치 |
US5590109A (en) * | 1993-09-17 | 1996-12-31 | Matsushita Electric Industrial Co. | Disc apparatus |
JP3533681B2 (ja) * | 1993-09-20 | 2004-05-31 | ソニー株式会社 | カートリッジのイジェクト機構 |
CN1085375C (zh) * | 1994-11-18 | 2002-05-22 | 索尼公司 | 记录媒体的装载装置及记录和/或再生装置 |
JPH08180546A (ja) | 1994-12-27 | 1996-07-12 | Seiko Epson Corp | ディスク駆動装置 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16266098A patent/JP3765668B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-06-02 DE DE69934633T patent/DE69934633T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-02 US US09/323,851 patent/US6266310B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-02 EP EP99110633A patent/EP0964394B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0964394A2 (en) | 1999-12-15 |
US6266310B1 (en) | 2001-07-24 |
EP0964394B1 (en) | 2007-01-03 |
JPH11353756A (ja) | 1999-12-24 |
EP0964394A3 (en) | 2000-02-02 |
DE69934633D1 (de) | 2007-02-15 |
DE69934633T2 (de) | 2007-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5995469A (en) | Disk device having movable cartridge holder and a cam plate having a cam groove with three successive inclined cam groove portions | |
JPH11250539A (ja) | ディスクプレ―ヤ― | |
JP2005251363A (ja) | ディスクドライブ装置、フレーム、ディスクドライブ装置セット、電子機器 | |
JP4103742B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP4103744B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3765668B2 (ja) | ディスクプレーヤ | |
JP4254620B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3229212B2 (ja) | 蓋体開閉機構およびそれを備えた記録再生装置 | |
JP4754778B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3630549B2 (ja) | ディスクプレーヤ | |
EP0855709A1 (en) | Disk apparatus | |
JP4232736B2 (ja) | スロットイン型ディスク装置 | |
JPH10208429A (ja) | ディスク支持装置 | |
JP4285164B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
KR100542413B1 (ko) | 로딩기구 | |
EP0944067B1 (en) | Disc player | |
JP2004039193A (ja) | ディスクドライブ装置のディスクリリース機構 | |
JPH0515150U (ja) | 記録担体に形成した情報の再生装置 | |
JP2552577Y2 (ja) | デイスク駆動装置 | |
JP2003296995A (ja) | 記録媒体保持装置、記録媒体保持部材の搬送装置及びこの搬送装置を備えた再生装置 | |
EP0944071A2 (en) | Positioning system for use in an information recording /reproducing apparatus | |
JP4103743B2 (ja) | ディスクドライブ装置 | |
JP3438483B2 (ja) | 記録媒体カートリッジの装着機構 | |
WO2002027718A1 (fr) | Mecanisme de chargement pour lecteur de disques | |
JP3607092B2 (ja) | ディスクドライブ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120203 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |