JPH0515150U - 記録担体に形成した情報の再生装置 - Google Patents

記録担体に形成した情報の再生装置

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JPH0515150U
JPH0515150U JP3225592U JP3225592U JPH0515150U JP H0515150 U JPH0515150 U JP H0515150U JP 3225592 U JP3225592 U JP 3225592U JP 3225592 U JP3225592 U JP 3225592U JP H0515150 U JPH0515150 U JP H0515150U
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toothed drive
shielding
parallel
record carrier
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ドラホーツアル オツトー
ハツク ゴツトフリード
ホフマン エリツヒ
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/035Positioning by moving the loading station
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/0401Details
    • G11B17/0405Closing mechanism, e.g. door

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 記録担体を傷つけることなく容易にこれの装
填及び取出しが可能で、簡単な構成の再生装置。 【構成】 装置1の上部壁体4の開口部6を閉じる遮蔽
装置18と、シャーシ7に移動可能に連結され、遮蔽装
置18及び保持装置29に作用しこれら二個の装置の移
動中これら装置に相互の相対移動を行い、少なくとも一
個の作動装置42、43とを具える再生装置1におい
て、別の案内装置44により、保持装置29が水平経路
区分58及び垂直経路区分59を有するL字形状の移動
経路57に沿って案内され、各作動装置42、43が、
垂直経路区分59と平行に移動可能な滑動部材100、
101と、保持装置29の水平歯付き部分118及び遮
蔽装置18の水平歯付き部分120、121と噛み合う
歯付き駆動輪112、113とを具える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、記録担体に形成した情報の再生装置に関し、上部壁体及びこの上部 壁体に形成され、記録担体の挿入と取出しとを可能とする開口部を有するハウジ ングと、このハウジング内に収納したシャーシと、前記開口部を遮蔽するカバー を有し、開口位置と遮蔽位置との間を移動可能な遮蔽装置と、前記カバーと平行 に延在し記録担体を支持する支持部材を有し、装填位置と作動位置との間を移動 可能な保持装置と、移動可能に前記シャ−シと連結する少なくとも一個の作動装 置とを具え、前記保持装置は、前記カバー及び前記支持部材に平行な移動方向に 相互に移動可能となるように前記保持装置及び前記遮蔽装置を案内する案内装置 を介して遮蔽装置と連結し、前記作動装置は、前記遮蔽装置及び前記保持装置の 両者に作用し、これら遮蔽装置及び保持装置が移動する間、これら装置が移動の 方向と平行な相互の相対的移動を行うことが可能となるようにこれら装置を制御 し、前記作動装置の制御により、一方では、前記遮蔽装置が開口位置を占めると 同時に前記保持装置が装填位置を占め、記録担体を保持装置に装填可能とし、他 方では、遮蔽装置が遮蔽位置を占めると同時に保持装置が作動位置を占め、記録 担体が作動状態となる情報の再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述した形式の情報の再生装置は、例えば米国特許第4498161号から既 知である。この既知の装置は、ディスク形状の円形の記録担体に形成されている 情報をオプトエレクトロニクス手段により再生する装置であり、この装置は一般 にCDプレーヤと呼ばれている。この既知の再生装置はピボットを介してシャー シに回転可能に連結した遮蔽装置を具え、この遮蔽装置は平板形状のカバーを有 する。そして記録担体を支持するトレイ状保持装置は遮蔽装置の旋回心軸に垂直 で遮蔽装置の平板形状のカバーと平行な移動方向に移動可能なように案内される 。遮蔽装置のカバーと平行に延在する、トレイ状保持装置の底部は記録担体を支 持する支持部材の役割を果たす。この既知の再生装置においては、作動装置はシ ャーシ及びトレイ状保持装置に旋回可能に連結したアームを具えるとともに、テ ンションスプリングと協働する突出部材を具え、このスプリングの他方の端部は 遮蔽装置の一部を形成するレバーと協働する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の既知の再生装置では、遮蔽装置を旋回するように取付ける結果、遮蔽装 置がその開口位置を占め、これに伴い保持装置が装填位置を占める際、保持装置 は再生装置、即ち該装置の上部壁体に対して遮蔽装置と共に傾斜した位置を占め る。この傾斜した位置を占める結果、保持装置に記録担体を挿入後、トレイ状保 持装置の底部で望ましい位置に確実に記録担体を収めるための装置を保持装置は 予め具えておかなければならない。また、ピボットを介して遮蔽装置を旋回可能 に取付けていることにより、遮蔽装置が適切に開口することを保証し、更に、遮 蔽装置に連結している保持装置に障害なく容易に記録担体を挿入可能とすること を保証するため、再生装置の上方に比較的広い空隙を設けることが必要となる。 上記既知の再生装置における作動装置の構造によれば、遮蔽装置と保持装置との 間の相対的移動において比較的短いストロークしか得られないため、その結果、 遮蔽装置が開口位置を占めると同時に保持装置が装填位置を占めている際、記録 担体の受け入れに際して記録担体はトレイ状保持装置の比較的狭い部分しか利用 することができない。上記の記録担体の受け入れ可能空隙が限定されることによ り、ディスク形状の記録担体は再生装置の主要面と平行に保持装置に挿入しなけ ればならず、その結果、記録担体の情報形成面に傷が付く大きな危険がある。更 に、ディスク形状の記録担体を保持装置上に装填する際、記録担体の両面を指で 、即ち親指と人さし指で触れる必要があるため、記録担体に不所望な損傷が生じ たり記録担体に異物を付着させる等の好ましくない結果をもたらす可能性があり 、特に情報が記録されている主要面にこれらの障害が生じれば極めて好ましくな いこととなる。また、上記既知の再生装置において、作動装置に用いるテンショ ンスプリングの取付けに多くの時間を費やし、また、この取付けを自動化するの は実際上極めて困難であり、従って手作業によりこれを行わざるを得ない等、既 知の再生装置における作動装置は好ましくない構造上の問題がある。
【0004】 本考案の課題は、上記の諸問題を解決することにあり、即ち; (i) 再生装置の上部に必要とする間隙を最小限に止め、 (ii)遮蔽装置と保持装置との間の移動範囲を大きくとれる作動装置とし、 (iii) この作動装置により、容易に、しかも何らの支障もなく記録担体を保持 装置に挿入可能とし、 (iv) 保持装置に記録担体を挿入する際、記録担体に損傷を与えず、 (v)保持装置に記録担体を挿入した後、他の手段を講じることなく記録担体が 保持装置の所定位置に収まり、 (vi)作動装置は容易に、しかも自動組立て装置により組立て可能な簡単な構造 とする、 情報の再生装置を提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段並びに作用】
上述の課題を解決するため、本考案による記録担体に形成した情報の再生装置 は、前記シャーシ及び前記保持装置の間に別の案内装置を設け、この別の案内装 置が、第一の経路区分及び第二の経路区分を有する略L字形状の移動経路に沿っ て保持装置を案内し、この第一の経路区分は前記カバーと略平行に延在するとと もに遮蔽装置及び保持装置の間に配設した前記案内装置が定める移動の方向と略 平行に延在し、前記第二の経路区分は前記移動の方向に対し略垂直で、かつ、前 記カバーに対し略垂直に延在し、前記作動装置は、前記シャーシ上を案内され第 二の経路区分と平行に移動可能な滑動部材及びこの滑動部材に回転可能に支持し た歯付き駆動輪を具え、この歯付き駆動輪は、前記保持装置に設けられ第一の経 路区分と平行に延在する歯付き駆動伝達部分と噛み合うとともに、前記遮蔽装置 に設けられ第一の経路区分と平行に延在する歯付き駆動伝達部分と噛み合うこと を特徴とするものである。前記略L字形状の経路に沿って保持装置を移動させる ことにより、開口位置及び装填位置において遮蔽装置及び保持装置は再生装置の 上部壁体と平行な位置を占める。その結果、再生装置の上方に設ける、遮蔽装置 及び保持装置に対し必要な空隙は比較的僅かなもので足りる。更に、保持装置及 びこの保持装置に挿入された記録担体は殆ど常に再生装置の上部壁体と略平行な 状態を保つことが可能となり、その結果、記録担体が作動を開始する際、保持装 置には記録担体を常に同一の相対位置に位置決めする他の手段を設ける必要がな い。本考案の作動装置を設けることにより、遮蔽装置と保持装置との間の相対移 動範囲を十分広くできる利点がある。その結果として、保持装置が装填位置の状 態にある際、記録担体を収容するため保持装置に設けた区域部分は殆ど外部に露 出し、遮蔽装置がこの区画部分を覆うことはないので、何らの障害もなく、しか も安全便利に記録担体を保持装置の上方から装填可能となる。本考案による再生 装置を、中央に芯出し穴を有する円形ディスク形状の記録担体に形成した情報の 再生用として構成する場合、再生装置の保持装置に装填するにあたり、この記録 担体の中央穴及び外縁を二本の指で持つことができ、その結果、装填に際し記録 担体の主要面に触れる必要がない利点を有する。上記のような円形ディスク形状 の記録担体を再生装置の保持装置に直接その上方から装填可能としているので、 記録担体の主要面にスクラッチ傷等の傷を付ける恐れがない。他の利点として、 本考案の作動装置は極めて少数の部品で極めて簡単な構成とすることが可能であ り、簡単に組立てることができて、要望に応じ自動化も可能である。
【0006】 本考案の好適な実施例において、前記保持装置は前記支持部材に対し垂直に延 在する二個の側壁部を有し、この各側壁部は前記第一の経路区分と平行な第一の 歯付き駆動伝達部分及び前記第二の経路区分と平行な第二の歯付き駆動伝達部分 を具えるとともに、保持装置の駆動システムの歯付き駆動輪と噛み合い、この駆 動システムは少なくともその一部分を前記シャーシに配設し、前記歯付き駆動輪 はシャーシに回転可能に支持したシャフトに取付け、前記別の案内装置は二個の 案内ピンを有し、これらのピンは前記保持装置の二個の側壁部から側方に突出す るとともに前記遮蔽装置と保持装置との間に設けた案内装置が定める移動方向に 離間するように配設し、これらの各案内ピンは保持装置の二個の側壁部と平行に 延在するシャーシ部分に形成した略L字形状の案内スロットと係合し、別の作動 装置が第二の歯付き駆動伝達部分から離れて位置する二個の各案内ピンと協働し 、この別の作動装置により、この案内ピンが第二の経路区分と平行に移動可能で ある再生装置とすることができる。保持装置に対し別の案内装置を設けて保持装 置を作動させる場合、いくつかの可能性が生じる。それは、保持装置を良好な状 態で案内すること以外に、保持装置を極めて高い信頼性の下で移動させることが できる点である。このことは、歯付き駆動伝達部分とそれぞれ協働する二個の歯 付き駆動輪を通じてこ保持装置が移動するばかりでなく、二個の別の作動装置手 段により移動するからであり、この二個の作動装置が歯付き駆動輪から遠く離れ た位置に保持装置を正確に確実に移動させるからである。
【0007】 本考案の他の実施例において、前記の別の各作動装置は制御ディスクと作動レ バーとを具え、この制御ディスクは前記二個の歯付き駆動輪を支持するシャフト に取付けられ、そのディスク面に形成した無端の制御溝を有し、前記作動レバー はシャーシに旋回可能に支持され、前記制御ディスクの区域まで延在する端部に おいて、側方に突出して制御ディスクの制御溝と係合する制御ピンを有するとと もに、前記第二の歯付き駆動伝達部分から離れて位置する案内ピンの区域まで延 在する端部において、前記第二の経路区分を略横断し案内ピンと協働してこれを 移動させる結合スロットを有する再生装置とすることができる。前記の別の作動 装置はさほど大きな空間を必要とせず、しかも摩擦による損失が極めて少ないの で、保持装置を円滑に作動させることができる。
【0008】 本考案の更に他の実施例において、前記結合スロットは前記第二の歯付き駆動 伝達部分に面する側で開口し、前記保持装置が前記L字形状経路の第一の経路区 分に沿って移動するとき、結合スロットと協働する案内ピンが結合スロットから 離脱する再生装置とすることができる。前記の別の作動装置は保持装置が第二の 経路区分と平行に移動している間だけ作動すればよく、その結果、この作動装置 の構造は極めて単純なものとすることが可能となる。
【0009】 本考案の別の実施例において、前記の別の作動装置は、保持装置の二個の側壁 部と平行なシャーシ部分に設けた第一の経路区分の方向に移動可能に案内される 複数の滑動部材を具えることができ、この各滑動部材はその両端部に移動の方向 に対し傾斜した面を有し、この傾斜した面の一方は第二の歯付き駆動伝達部分に 近い案内ピンと協働し、傾斜した面の他方は第二の歯付き駆動伝達部分から遠く 離れた案内ピンと協働する再生装置とすることができる。
【0010】
【実施例】
本考案の一実施例を図1から図4に従って説明する。 図1は、本考案になる、円形ディスク形状の記録担体に形成した情報の再生装 置を、ハウジングを部分的にカットして示す側面図であり、本再生装置は、その ハウジングの上部壁体に設けた開口部を遮蔽する移動可能な遮蔽装置及び記録担 体を収納する保持装置を具え、図1では、この遮蔽装置が開口状態にあり、保持 装置が装填状態にあることを示す。図2は、図1と同様、図1に示す再生装置の 部分を示し、遮蔽装置が遮蔽状態にあり、保持装置が作動状態にあることを示す 。図3は、図1及び図2を縮尺し、図1及び図2に示す再生装置部分の平面図で あり、該装置のハウジング及び遮蔽装置のカバーは示していない。図4は、図3 に示す再生装置の部分拡大図である。
【0011】 図1から図4までは、ディスク形状の円形記録担体2に形成した情報の再生を 行うべく構成した装置1の一部分を示すものである。図1から図4において、記 録担体2は一点鎖線により線図で示す。
【0012】 図1及び図2に示すように、再生装置1は上部壁体4及び側壁体5からなるハ ウジング3を具える。上部壁体4は断面が矩形の開口部6を有し、この開口部を 通じ記録担体2は再生装置1に挿入可能であり、再生装置1から取出し可能であ る。
【0013】 再生装置1はハウジング3内に収容したシャーシ7を有す。シャーシ7はフレ ーム形状をなし、基本として後部壁8、前部壁9、第一の側壁10及び第二の側 壁11を具える。この四個の壁8、9、10及び11は相互に一体的に結合され 、各壁はハウジング3の上部壁4に対し垂直である。シャーシ7は、上部壁体4 に面する壁の各隅の領域で壁の側方に突出する取付けラグ12、13、14及び 15を具え、これらのラグによりハウジング側に設けた取付け腕部16及び17 上にシャーシ7を位置決めし、図示を省略しているネジ結合により取付けラグ1 2、13、14及び15をこれら腕部に固定する。
【0014】 ハウジング3の上部壁体4の開口部6を閉じるため、再生装置1は図1に示す 開口状態から図2に示す遮蔽状態の間を移動可能な遮蔽装置18を具える。遮蔽 装置18は略U型形状をなす主要部分19を有し、この主要部分は、上部壁体4 に垂直に伸びる二個のフランジ部20及び21を具えるとともに、上部壁体4と 平行に延在しこれら二個のフランジ部20及び21と連結する橋絡部22を具え る。橋絡部22は中央開口部23を有し、この内部に、図1から図4において一 点鎖線図で表す加圧装置24を配設し、図示していないが所定の方法によりこれ を固定する。後述するように前記再生装置を作動局面とさせるに際し、この加圧 装置は記録担体2を回転可能とするターンテーブル25に対し記録担体2を押圧 するように働く。図1から図4まで、ターンテーブル25は一点鎖線で図形のみ 示す。
【0015】 更に遮蔽装置18は平板形状のカバー26を具え、このカバーは上部壁体4に 平行して延在し上部壁体4の開口部6をふさぐ。カバー26は、これを橋絡部2 2に連結する突出部27及び28を有する。
【0016】 記録担体2を収納するため、再生装置1は移動可能な保持装置29を具える。 保持装置29は図1に示す装填位置と、図2、図3及び図4に示す作動位置との 間を移動可能である。保持装置29は遮蔽装置18と同様な略U字形状をなす。 保持装置29は、記録担体2を支持するためほぼ平板形状をなしてカバー26と 平行に延在する支持部材30を具えるとともに支持部材30に対し垂直に延在す る二個の側壁部31及び32を具える。支持部材30は記録担体2を収納するた め設けた円形の浅い凹部33を有する。支持部材30は中央に穴34を有し、こ の穴を通じてターンテーブル25は記録担体2と協同して作動することが可能と なる。支持部材30は穴34に始まる湾曲した開口部35を有し、図示していな いが、この開口部を通じてオプトエレクトロニクス走査装置が記録担体2と協同 して作動することが可能となる。
【0017】 再生装置1において、遮蔽装置18のU字形状をなす主要部19はU字形状を なす保持装置29の上方に延在し、その結果、橋絡部22が支持部材30の上に 延在し、二個のフランジ部20及び21は保持装置29の二個の側壁部31及び 32の外方側に位置し、橋絡部22及び支持部材30は相互に平行に延在し、ま た、二個の側壁部31及び32と二個のフランジ部20及び21とは相互に平行 に延在する。案内装置36を介して保持装置29は遮蔽装置18と連結する。こ の案内装置が保持装置29及び遮蔽装置18を案内することにより、これら装置 はカバー26及び支持部材30と平行な移動方向に相互に滑動可能となる。案内 装置36が定める移動の方向を図1から図4の両端矢印37で示す。案内装置3 6は、支持部材30の側方に突出する二個の案内部材38及び39と、フランジ 部20及び21内に設けた二個の案内スロット40及び41とを具える。二個の 案内部材38及び39はこれらのスロットに係合する。
【0018】 更に、再生装置1は二個の作動装置42及び43を具える。これら作動装置は 、シャーシ7に移動可能なように連結され、遮蔽装置18及び保持装置29の両 者を作動させる。遮蔽装置18及び保持装置29が移動する際に、これら二個の 作動装置42及び43がこれら二個の装置18及び29を制御することにより、 これらの装置は相互に移動方向37と平行に移動することができる。二個の装置 18及び29がそれぞれ反対向きの二方向に向かう移動を行うことが可能である ことにより、二個の作動装置42及び43が二個の装置18及び29それぞれを 移動可能な二方向のうち相互に反対方向となる一方向に移動させるように作動す る。二個の作動装置42及び43がもたらす相対移動を下記のように定義する。 即ち、遮蔽装置18の開口状態では、保持装置29は装填状態を採り、記録担体 2を保持装置29に載置可能とし、また、遮蔽装置18の閉鎖状態では、保持装 置29は作動状態を採り、記録担体2を図2に示すような作動状態とし、しかも この状態で記録担体2を加圧装置24によりターンテーブル25に押圧するもの である。二個の作動装置42及び43の詳細は後述する。
【0019】 再生装置1において、シャーシ7と保持装置29との間に別の案内装置44を 配設する。この別の案内装置44は二個の案内ピン45、46及び47、48そ れぞれを具え、これらのピンは保持装置29の二個の側壁部31及び32から側 方に突出し、遮蔽装置18と保持装置29との間に設けた案内装置36が定める 移動の方向に離間して配設する。前記各案内ピンは、シャーシ7の側壁10及び 11に形成した略L字形状をなす案内スロット49、50及び51、52それぞ れのスロットに係合する。これら側壁は保持装置29の二個の側壁部31及び3 2に平行に延在する。シャーシ7の二個の側壁部31及び32に隣接する位置で 、案内ピン45、46、47及び48は、案内スロット49、50、51及び5 2と係合する自由端部より太首の部分53、54、55及び52を有す。これら 太首の部分53、54、55及び56は、シャーシ7の二個の側壁10及び11 の間で保持装置29の側方位置を決定するスペーサの役割を果たす。別の案内装 置44により、保持装置29は略L字形状の移動経路57に沿って案内される。 この移動経路は第一の経路区分58と第二の経路区分59とを有し、第一の経路 区分は遮蔽装置18と保持装置29との間に配設した案内装置36が定める移動 方向37の方向と平行に延在し、第二の経路区分はカバー26に対し略垂直に延 在し、第一の経路区分58及び第二の経路区分59はアーチ形の経路区分60に より相互に連結される。
【0020】 略L字形状の移動経路57に沿って移動可能なように別の案内装置44により 案内される保持装置29を移動させるため、保持装置29の二個の各側壁部31 及び32は略L字形状をなし、周囲に歯を設けた区分61及び62を有す。この L字形状の歯を設けた区分61及び62は別の案内装置44におけるL字形状の 案内スロット49、50、51及び52と適合する。外縁に歯を設けた二個の各 区分61及び62は第一の経路区分58に対しそれぞれ平行な歯付き駆動伝達部 分63及び64と、第二の経路区分59に対しそれぞれ平行な歯付き駆動伝達部 分65及び66とを有す。符号を付していないアーチ形状の歯付き駆動伝達部分 により、歯付き駆動伝達部分63と65とを連結し、歯付き駆動伝達部分64と 66とを連結する。
【0021】 外縁に歯を設けた二個の各区分61及び62は保持装置29の駆動システム6 9の各歯付き駆動輪67及び68と噛み合う。この駆動システム全体は再生装置 1のシャーシ7に配設する。二個の歯付き駆動輪67及び68はシャーシ7に回 転可能に支持されるシャフト70に取付け固定する。その結果、二個の歯付き駆 動輪67及び68はシャフト70を通じ連動して回転自在となり、同期して回転 する。歯付き駆動輪67はシャーシ7の第一の側壁10に設けた穴71の内部に 僅かなクリアランスを保って位置する。その結果、穴71は歯付き駆動輪67及 びシャフト70を同時に回転可能に支持する役割を果たす。シャフト70の他方 の端部はシャーシ7の第二の側壁11に設けた別の穴72を横断して延在し、シ ャフトはこの穴72により回転可能に支持される。
【0022】 歯付き駆動輪67をシャフト70に連結する側のシャフト70の端部で、駆動 システム69の中間歯付き駆動輪73をシャフト70に取付け固定する。中間歯 付き駆動輪73は、シャーシ7の第一の側壁10から側方に突出するトラニオン 75に回転可能に装着したピニオン74と噛み合う。駆動システム69のプーリ 76はピニオン74と一体化する。ベルト77によりプーリ76は別のプーリ7 8に連結する。別のプーリ78は可逆モータ80の駆動軸79に取付け、このモ ータはシャーシ7の第一の側壁10と一体化したスリーブ形状のモータ支持部材 81に固定する。モータ80は、前記の駆動システム69により歯付き駆動輪6 7及び68を同期させて駆動可能であり、これにより、保持装置29は別の案内 装置44が定める移動経路57に沿って移動することが可能となる。
【0023】 外縁に歯を設けた二個の区分61及び62の第二の歯付き駆動伝達部分65及 び66から遠隔に位置する二個の各案内ピン45及び47と協同して、別の作動 装置82または83が作動する。二個の別の作動装置82及び83により、これ らと関連する案内ピン45及び47は第二の経路区分59に平行に移動可能とな る。二個の別の各作動装置82及び83は二個の歯付き駆動輪67及び68を支 持するシャフト70に装着した制御ディスク84及び85を具える。再生装置1 において、制御ディスク84は歯付き駆動輪73に連結する。二個の各制御ディ スク84及び85はその放射面86または87の所定位置にそれぞれ無端の制御 溝88及び89を有す。更に、別の各作動装置82及び83はそれぞれ作動レバ ー90及び91を具え、この各レバーはシャーシ7の二個の側壁10及び11に 旋回可能に支持する。二個の作動レバー90及び91はシャーシ7の二個の側壁 10及び11から側方に突出する二個のピボット92及び93に旋回可能に支持 する。二個の作動レバーは、各図に示す当初位置において、シャーシ7の各側壁 10及び11から側方に突出する二個の停止ピン94及び95に当接する。二個 の各作動レバー90及び91は、制御ディスク84及び85の域内に伸びるそれ らの各端部に、側方に突出する制御ピン96及び97を具える。制御ピン96及 び97は制御ディスク84及び85の制御溝88及び89に係合する。二個の各 作動レバー90及び91は、第二の歯付き駆動伝達部分65及び66から遠隔に 位置する二個の各案内ピン45及び47の領域内に伸びるそれらの端部にそれぞ れ結合スロット98及び99を有する。この各スロットは第二の経路区分59を 略横断して延在し、案内ピン45または47と各結合スロット98または99と の係合状態の下で案内ピン45または47と協同して作動しこのピンを移動させ る。図1及び図2から明らかなように、結合スロット98及び99は外縁に歯を 設けた区分61及び62の第二の歯付き駆動伝達部分65及び66に面する側が 開口している。また図1から明らかなように、保持装置29がL字形状の移動経 路57の第一の経路区分58に沿って移動する際、結合スロット98及び99と 協同して作動する案内ピン45及び47は結合スロット98及び99から解放さ れる。
【0024】 前記したように、再生装置1は二個の作動装置42及び43を具え、これらの 各作動装置はシャーシ7に移動可能に連結し、遮蔽装置18及び保持装置29が 移動の方向37と平行な方向に相互に移動するように遮蔽装置18及び保持装置 29を作動させる。これら二個の各作動装置は、シャーシ7上を案内され、しか も移動経路57の第二の経路区分59と平行に移動可能な滑動部材100及び1 01をそれぞれ具える。この目的のため、シャーシ7の二個の各側壁10及び1 1はそれぞれ矩形の開口部102及び103を有し、略立方形の滑動部材100 、102が滑動可能にこれら開口部に係合する。二個の側方に突出するリブ10 4、105及び106、107それぞれにより、また、滑動部材100及び10 1から突出する二個の弾性フック108、109及び110、111それぞれに より、関連するシャーシの側壁10もしくは11に滑動部材100、101を移 動可能に保持する。二個の滑動部材100及び101を取付けるためには、単に これらの部材を弾性フック108、109及び110、111とともに開口部1 02及び103を通過させ、これらフックがシャーシ7の側壁10及び11の背 部に係合すようにするだけでよい。二個の各作動装置42及び43はさらに歯付 き駆動輪112及び113をそれぞれ具える。この歯付き駆動輪は、各滑動部材 100もしくは101と一体となったスピンドル114、115により各滑動部 材100もしくは101に回転可能に支持する。二個の各スピンドル114及び 115の自由端部は、保持装置29の側壁部31もしくは32に設けた案内細溝 116もしくは117と係合する。その結果、スピンドル114及び115は安 定した状態で支持され、したがい、歯付き駆動輪112及び113は高い信頼性 の下で支持されることになる。二個の各歯付き駆動輪112、113は、第一の 経路区分58と平行に延在する、保持装置29に設けた各歯付き駆動伝達部分1 18、119と噛み合い、さらに、第一の経路区分58と平行に延在する、遮蔽 装置18に設けた各歯付き駆動伝達部分120、121と噛み合う。歯付き駆動 伝達部分118及び119は、保持装置29の側壁部分31及び32から側方に 突出するリブ122及び123に形成する。歯付き駆動伝達部分120及び12 1は遮蔽装置18における主要部19のフランジ部分20及び21の外縁に直接 形成する。これらフランジ部分の外縁は第一の経路区分58と平行に延在する。
【0025】 図1から明らかなように、この実施例による再生装置は、この装置の上部壁体 4の上部に僅かな間隙を設けることにより、遮蔽装置18が開口位置まで移動可 能であり、保持装置29が装填位置まで移動可能である。遮蔽装置18が開口位 置にある時は同時に保持装置29は装填位置を占めている。図1に示すように、 保持装置29の殆ど全体が記録担体2の挿入に対し自由に受け入れ可能であり、 これは、簡単でしかも使い勝手の良い装填に対し有利である。これにより、保持 装置29に記録担体2を装填するに際し、本質的にこの担体を傷付けることはな い。再生装置1の作動位置に記録担体2を移動させるため、装填位置にある保持 装置29に記録担体2を挿入した後、所定の方法でモータ80を始動させ、これ によりモータ80は駆動システム69を通じて右回りにシャフト70を回転させ る。この結果、保持装置29は、当初は歯付き駆動輪67及び68と歯付き駆動 伝達部分61及び62を通じて第一の経路区分58に沿って移動する。また、こ の移動の結果、保持装置29に設けた二個の歯付き駆動伝達部分118及び11 9が移動し、二個の歯付き駆動伝達部分118及び119は二個の作動装置42 及び43の二個の歯付き駆動輪112及び113を駆動し、これら二個の歯付き 駆動輪112及び113を通じて遮蔽装置18に設けた歯付き駆動伝達部分12 0及び121を駆動する。結果として、遮蔽装置18はまた第一の経路区分58 と平行に移動するが、この移動は歯付き駆動輪112及び113の駆動作用によ るため、遮蔽装置18は保持装置29の移動方向と反対の方向に移動することと なる。二個の装置18及び29のこの動作の間、案内装置36がこれら装置を相 互に移動可能なように案内する。保持装置29及び遮蔽装置18が第一の経路区 分58と平行に移動する間、制御ディスク84及び85の手段により、二個の作 動レバー90及び91は、図1に示す当初位置から、移動の第一の経路58と平 行に延びるL字形状の案内スロット49及び51の部分と結合スロット98及び 99とが同じ水準となる旋回位置(図示せず)まで旋回する。歯付き駆動輪67 及び68の駆動が継続し、その結果、保持装置29の移動が進行すると、保持装 置29から側方に突出する案内ピン45及び47は前記旋回位置で作動レバー9 0及び91の結合スロット98及び99に係合する。保持装置29の移動がさら に進行すると、この装置はアーチ形移動経路60に沿って移動する。その時遮蔽 装置18は、二個の作動装置42及び43の作動の結果、略完全に保持装置29 の上部に位置する。保持装置29が更に第二の経路区分59と平行に移動する間 、二個の歯付き駆動輪67及び68と二個の作動レバー90及び91の結合スロ ット98及び99との両者が保持装置29を駆動する。この結果、保持装置は極 めて高い信頼性の下で極めて円滑に移動することができる。加えて、保持装置2 9は、この保持装置に移動可能に案内される遮蔽装置18と連動して第二の経路 区分59の方向に常に正確に、傾斜等の不具合を生じる恐れなく移動することが 保証される。保持装置29及び遮蔽装置18が第二の経路区分59と平行に移動 する際、これら二個の装置18と29との間にはもはや何らの相対的な運動が生 じることはない。このことは、滑動部材100及び101が開口部102及び1 03の内側で第二の経路区分59と平行に正確に移動することにより、また、滑 動部材100及び101上に支持した歯付き駆動輪112及び113が静止して いることにより達成される。保持装置29が、図2に示す記録担体2の作動位置 である作動位置に到達すると直ちにモータ80は所定の方法により停止する。
【0026】 再生装置1から記録担体を取り出すためには、前記の過程においてモータを逆 回転させ、駆動システム69を通じモータ80がシャフト70を左回りに回転さ せる。歯付き駆動輪67及び68と、作動レバー90及び91と、別の作動装置 82及び83とにより、まず保持装置29は第二の経路区分59の方向に正確に 押し上げられる。この時、歯付き駆動伝達部分118及び119と、歯付き駆動 輪112及び113と、歯付き駆動伝達部分120及び121と間にもたらされ る相互間の移動は生じない。その結果、遮蔽装置18は第二の経路区分59と平 行に押し上げられる。保持装置29の移動中、第一の経路区分方向の移動成分が 生じる時点で、二個の作動装置42及び43を通じて保持装置29及び遮蔽装置 18の間の相対的な移動が生じる。その結果、これら二個の装置18及び29は 相互に反対方向の移動を行い、保持装置29全体が再び装填位置を占めた後、遮 蔽装置18は略完全に保持装置29を露出させ、これにより保持装置29から簡 単容易に記録担体2を取り出すことが可能となる。
【0027】 前記実施例は円形のディスク形状をなす記録担体上に形成した記録の再生装置 に関わるものである。しかし本考案は前記の装置に限定するものではなく、カセ ットに収容する磁気テープ上に形成した記録の再生用に構成した装置においても 有利に用いることが可能である。本考案は簡単な再生装置に用いるに有効である ばかりでなく、記録同様に再生にふさわしい装置にも有効である。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、再生装置の上部の間隙を比較的僅かなものとすることが可能 であり、遮蔽装置と保持装置との間の移動範囲を大きすることができ、これによ り、容易に、しかも何らの支障もなく記録担体を保持装置に挿入可能で、保持装 置に記録担体を挿入する際、記録担体に損傷を与えたりこれに異物を付着させる 恐れがなく、保持装置に記録担体を挿入した後、余分な機構を付さずとも記録担 体を保持装置の所定位置に収めることが可能であり、加えて作動装置は自動組立 装置を用いることができる程度に容易にして簡単な構造とすることが可能な、記 録担体に形成した情報の再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一実施例による情報の再生装
置の構成を示し、遮蔽装置が開口状態で保持装置が装填
状態にある側面図である。
【図2】図2は、図1に示す、遮蔽装置が遮蔽状態で保
持装置が作動状態にある情報の再生装置の側面図であ
る。
【図3】図3は、図1及び図2に示す情報の再生装置の
平面図である。
【図4】図4は、図3に示す情報の再生装置の一部拡大
図である。
【符号の説明】
1 情報の再生装置 2 記録担体 3 ハウジング 4 上部壁体 6 開口部 7 シャーシ 18 遮蔽装置 26 カバー 29 保持装置 30 支持体 31 側壁部 35 開口部 36 案内装置 37 移動方向 42 作動装置 44 別の案内装置 45 案内ピン 46 案内ピン 49 案内スロット 50 案内スロット 57 移動経路 58 第一の経路区分 59 第二の経路区分 82 別の作動装置 84 制御ディスク 88 制御溝 90 作動レバー 96 制御ピン 98 結合スロット 100 滑動部材 112 歯付き駆動輪 114 スピンドル 118 歯付き駆動伝達部分 120 歯付き駆動伝達部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ゴツトフリード ハツク オーストリア国 アー−3040 ノイレング バツハ ストケツト 11 (72)考案者 エリツヒ ホフマン オーストリア国 アー−3423 ベルデルン グライフエンシユタイナーシユトラーセ 48

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部壁体及びこの上部壁体に形成され、
    記録担体の挿入と取出しとを可能とする開口部を有する
    ハウジングと、このハウジング内に収納したシャーシ
    と、前記開口部を遮蔽するカバーを有し、開口位置と遮
    蔽位置との間を移動可能な遮蔽装置と、前記カバーと平
    行に延在し、記録担体を支持する支持部材を有し、装填
    位置と作動位置との間を移動可能な保持装置と、移動可
    能に前記シャ−シと連結する少なくとも一個の作動装置
    とを具え、前記保持装置は、前記カバー及び前記支持部
    材に平行な移動方向に相互に移動可能となるように前記
    保持装置及び前記遮蔽装置を案内する案内装置を介して
    遮蔽装置と連結し、前記作動装置は、前記遮蔽装置及び
    前記保持装置の両者に作用し、これら遮蔽装置及び保持
    装置が移動する間、これら装置が移動の方向と平行な相
    互の相対的移動を行うことが可能となるようにこれら装
    置を制御し、前記作動装置の制御により、一方では、前
    記遮蔽装置が開口位置を占めると同時に前記保持装置が
    装填位置を占め、記録担体を保持装置に装填可能とし、
    他方では、遮蔽装置が遮蔽位置を占めると同時に保持装
    置が作動位置を占め、記録担体が作動状態となる情報の
    再生装置において、 前記シャーシ及び前記保持装置の間に別の案内装置を設
    け、この別の案内装置が、第一の経路区分及び第二の経
    路区分を有する略L字形状の移動経路に沿って保持装置
    を案内し、この第一の経路区分は前記カバーと略平行に
    延在するとともに遮蔽装置及び保持装置の間に配設した
    前記案内装置が定める移動の方向と略平行に延在し、前
    記第二の経路区分は前記移動の方向に対し略垂直で、か
    つ、前記カバーに対し略垂直に延在し、前記作動装置
    は、前記シャーシ上を案内され第二の経路区分と平行に
    移動可能な滑動部材及びこの滑動部材に回転可能に支持
    した歯付き駆動輪を具え、この歯付き駆動輪は、前記保
    持装置に設けられ第一の経路区分と平行に延在する歯付
    き駆動伝達部分と噛み合うとともに、前記遮蔽装置に設
    けられ第一の経路区分と平行に延在する歯付き駆動伝達
    部分と噛み合うことを特徴とする記録担体に形成した情
    報の再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報の再生装置におい
    て、前記保持装置は前記支持部材に対し垂直に延在する
    二個の側壁部を有し、この各側壁部は前記第一の経路区
    分と平行な第一の歯付き駆動伝達部分及び前記第二の経
    路区分と平行な第二の歯付き駆動伝達部分を具えるとと
    もに、保持装置の駆動システムの歯付き駆動輪と噛み合
    い、この駆動システムは少なくともその一部分を前記シ
    ャーシに配設し、前記歯付き駆動輪はシャーシに回転可
    能に支持したシャフトに取付け、前記別の案内装置は二
    個の案内ピンを有し、これらのピンは前記保持装置の二
    個の側壁部から側方に突出するとともに前記遮蔽装置と
    保持装置との間に設けた案内装置が定める移動方向に離
    間するように配設し、これらの各案内ピンは保持装置の
    二個の側壁部と平行に延在するシャーシ部分に形成した
    略L字形状の案内スロットと係合し、別の作動装置が第
    二の歯付き駆動伝達部分から離れて位置する二個の各案
    内ピンと協働し、この別の作動装置により、この案内ピ
    ンが第二の経路区分と平行に移動可能であることを特徴
    とする再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報の再生装置におい
    て、前記の別の各作動装置は制御ディスクと作動レバー
    とを具え、この制御ディスクは前記二個の歯付き駆動輪
    を支持するシャフトに取付けられ、そのディスク面に形
    成した無端の制御溝を有し、前記作動レバーはシャーシ
    に旋回可能に支持され、前記制御ディスクの区域まで延
    在する端部において、側方に突出して制御ディスクの制
    御溝と係合する制御ピンを有するとともに、前記第二の
    歯付き駆動伝達部分から離れて位置する案内ピンの区域
    まで延在する端部において、前記第二の経路区分を略横
    断し案内ピンと協働してこれを移動させる結合スロット
    を有することを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報の再生装置におい
    て、前記結合スロットは前記第二の歯付き駆動伝達部分
    に面する側で開口し、前記保持装置が前記L字形状経路
    の第一の経路区分に沿って移動するとき、結合スロット
    と協働する案内ピンが結合スロットから離脱することを
    特徴とする再生装置。
JP3225592U 1991-05-15 1992-05-15 記録担体に形成した情報の再生装置 Pending JPH0515150U (ja)

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