JPS63142564A - 蓋の開閉機構 - Google Patents

蓋の開閉機構

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JPS63142564A
JPS63142564A JP61289822A JP28982286A JPS63142564A JP S63142564 A JPS63142564 A JP S63142564A JP 61289822 A JP61289822 A JP 61289822A JP 28982286 A JP28982286 A JP 28982286A JP S63142564 A JPS63142564 A JP S63142564A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蓋の開閉機構に係り、特に前面ノくネルの挿入
口から記録媒体をバケットに挿入し、該/NlNlケラ
ト記記録媒体の挿入方向と同方向に移動させた後、前記
挿入方向と直交する方向に移動させることによって前記
記録媒体を記録若しくは再生位置に位置決めし、該記録
媒体に記録若しくは再生を行う装置における前記挿入口
の蓋の開閉機構に関する。
〔従来の技術〕
最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、記録媒体
として安価で比較的記憶容量の大きな磁気シートを用い
た記録装置とを組合わせて被写体を純電子的にスチル撮
影して回転する磁気シートに記録し、画像の再生は別設
のテレビジョンシステムやプリンタなどで行う電子式ス
チルカメランステムが開発されている。
かがるシステムに用いられる磁気シートは通常磁気シー
トパックの形態で用いられる。磁気シートパックはその
内部に静止画像情報等を磁気記録する磁気シートが回転
可能に収納され、この磁気シートパックは電子カメラ内
に組み込まれた磁気記録装置やこれと一体若しくは別体
の再生装置に装着して使用される。
前記磁気シートパックの装着は、一般に磁気シートパッ
クを収納したバケットを移動させることによって行われ
ている。そしてスロットインクイブのバケットの場合に
は装置本体の前面パネルに開口形成されている挿入口か
ら磁気シートパックをバケット内に挿入するようにして
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、磁気シートパックを挿入するための挿入口には蓋
が設けられているが、磁気シートパックがバケットに挿
入されている時にはこの蓋は常に開いた状態になってい
る。従って磁気記録再生時に、既に磁気シートパックが
バケットに挿入されているにもかかわらず挿入口から別
の磁気シートパックを誤って挿入する虞があった。又、
磁気記録再生時に、挿入口から塵等が入ることもあった
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、磁気
シートパック等の記録媒体の二重挿入を防止することが
出来る蓋の開閉機構を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、前面のパネルの挿
入口から記録媒体をバケットに挿入し、該バケットを前
記記録媒体の挿入方向と同方向に移動させたのち、前記
挿入方向と直交する方向に移動させることによって前記
記録媒体を記録若しくは再生位置に位置決めし、該記録
媒体に記録若しくは再生を行う装置において、前記前面
パネルの挿入口の内側に回動自在に配設され、ばねによ
って前記挿入口を閉成するように付勢される第1の蓋と
、前記前面パネルの挿入口を開放若しくは閉成するよう
に前記前面パネルに対して摺動自在に配設された第2の
蓋と、装置本体に回動自在に配設され、一端が前記第2
の蓋に係合し、他端が前記バケットによって規制され、
前記挿入方向と直交する方向のバケットの動作により前
記第2の蓋を摺動させるレバーと、から成ることを特徴
としている。
〔作用〕
即ち、通常は第1の蓋が挿入口を閉成しており、磁気記
録再生時に挿入口から磁気シートパックを挿入すると、
第1の蓋を押し退けて磁気シートパックがバケット内に
挿入される。磁気シートパックがバケットに挿入された
後、ローディング動作が行われると、このローディング
時のバケットの動作、特に磁気シートパックのバケット
への挿入方向と直交する方向の動作に対応してレバーが
回動させられる。このレバーの回動により前面バ藷ル摺
動自在に設けられた第2の蓋は前記挿入口を閉成するこ
とになる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る蓋の開閉機構の好ま
しい実施例を詳説する。
まず、電子カメラ等の磁気記録若しくは再生装置に使用
される磁気シートパックについて説明する。第9図はこ
の磁気シートパック10の平面図であり、第10図は第
9図の八−A線に沿う断面図である。
第9図に示すように磁気シートパック10は略方形状に
構成され、その内部に静止画像情報等が記録される磁気
シート12が回転自在に収納されている。磁気シート1
2の中央部には補強部材としてのセンタコア14が設け
られており、このセンタコア14は磁気シートパック1
0の円形状の開口部16から外部に露出している。この
センタコア14には中心孔15が形成され、この中心孔
15には弾性片17が形成されており、センタコア14
の中心孔15は後述する駆動軸104にこの弾性片17
の付勢力に抗して嵌入するようになっている。
また、磁気シートパック10には後述する磁気ヘッドが
位置する窓部18が開口し、この窓部18はスライド可
能なシャッタ20により開閉される。即ちシャッタ20
は、磁気シートパック10が後述するバケットに挿入さ
れる前には窓部18を閉じて磁気シート12に塵埃が付
着するのを防止し、バケットに挿入されるとバケットに
設けられた爪に係止され、第9図上で下方向に移動し窓
部18を開放する。更に、磁気シートパック10は、磁
気シートバック10を磁気記録若しくは再生のための位
置に位置決めするために用いる位置決め用孔10A、I
OBを有している。なお、上記磁気シートパックの構成
は、統一規格によって定められている。
第1図は磁気記録再生装置の一例を示す分解斜視図で、
本発明はこの磁気記録再生装置に適用されている。この
磁気記録再生装置は、本体100、バケットプレート2
00、サイドプレート300、右側のフレーム400、
左側のフレーム500、メインアーム600、規整板ホ
ルダ700、及び蓋の開閉機構800を主要部材として
構成されている。
まず、本体100の内部構造について説明すると、本体
100には磁気シート駆動用のモータ102が配設され
、このモータ102の駆動軸104は第9図に示す磁気
シートパック10のセンタコア14の中心孔15に嵌入
し、磁気シートバック10内で磁気シート12を所定回
転数で回転させる。
また、本体100には、図示しないが磁気ヘッドと、こ
の磁気ヘッドが取付けられたベッドキャリッジと、ヘッ
ドキャリッジをリードスクリニウを介して移動する送り
用モータとが設けられている。送り用モータが所定回転
数づつ回転すると、この回転は減速ギアを介してリード
スクリニウに伝達される。このリードスクリニウの回転
によりヘッドキャリッジはリードスクリニウの軸線方向
に所定ピッチづつ移動し、同時に磁気ヘッドも磁気シー
ト12の半径方向に移動する。このようにして磁気ヘッ
ドを移動させ、磁気シート12上に静止画像情報を1ト
ラツクごとに磁気記録あるいは再生を行わせる。なお、
106.108は磁気シートパックの位置決めピンで、
位置決め用孔10A、l0B(第9図)に挿入される。
また、110.112は規整板702の高さ決めピンで
、規整板ホルダ700に取り付けられている中ぐり・ 
 のピン704.706が挿入される。
バケットプレート200には、磁気シートパック10の
シャッタ20が設けられている片側(第9図上で右側)
を案内支持するための案内溝を形成するガイド片202
.204.206と、シャッタ20を開くためのシャツ
タ開部材208と、後述するシャツタ閉部材224を回
動支持するための支持片210と、シャツタ閉部材22
4をシャッタ20から外すためのテーパ部材214と、
後述する第2の蓋808を開閉するレバー802と係合
する摺動面220等とが形成されている。
そして、このバケットプレート200の部材210には
、ピン222によってシャツタ閉部材224が回動自在
に配設され、バケットプレート側のフック212とシャ
ツタ閉部材224のフック224a間にはばね226が
配設され、シャツタ閉部材224をバケットプレート2
00の奥方向に付勢している(第6図参照)。また、ポ
ツプアップ部材228の孔228Cとバケットプレート
側の孔216間にはばね230が配設され、同様にプリ
ロックレバ−232の孔232aとバケットプレート側
のフック218間にはばね234が配設されている。な
お、このプリロックレバ−232はピン236.238
によりバケットプレート200に回動自在に配設されて
いる。更に、バケットプレート200には、磁気シート
パックが挿入されたことを確認するためのリーフスイッ
チ240が配設されている。
かかるバケットプレート200は、スペーサ302.3
04を介してピン306.308によってサイドプレー
ト300に取り付けられる(第7図参照)。なお、バケ
ットプレート200とスペーサ302.304との間に
はポツプアップ部材228が介在し、このポツプアップ
部材228はバケットプレート200に沿って前後方向
に摺動自在1ごなっている。また、サイドプレートト3
00とピン306.308との間にはスライド板310
が介在し、このスライド板310はサイドブレ−ト30
0に形成された突起部312a、312b、312c、
312dによってガイドされ、サイドプレート300に
沿って前後方向に摺動自在になっている。更に、サイド
プレート300にはピン314によってロック解除ばね
316が配設され、またスライド板310にはカムフォ
ロア318が配設されている。
右側のフレーム400には、回動軸402.404.4
06が突設され、これらの回動軸にはそれぞれ両面カム
408、ギア410,412が取り付けられている。ま
た、フレーム400とサイドプレート300との間には
パワーローディング用のモータ414が配設されている
。このモータ414の駆動軸(図示しないが下方向を向
いている)にはウオームギアが配設されており、このウ
オームギアはギア412の小さい方のギ゛r412aと
噛合し、ギア412の大きい方のギア412bはギア4
10の大きい方のギア410aと噛合し、ギア410の
小さい方のギア410bは両面カム408の周面に形成
されているギア408aと噛合するようになっている。
なお、両面カム408の図示されている一方の面に形成
されている渦巻状のカム溝416にはスライド板310
に設けられたカムフォロア318が嵌入しく第8図参照
)、他方の面に形成されている渦巻状のカム溝(図示せ
ず)には後述するメインアーム600の右側のアーム6
02に配設されるカムフォロア604が嵌入するように
なっている。
左側のフレーム500には、後述するサブアーム502
がピン504によって回動自在に配設されるとともに、
磁気シートパック10のバケット挿入時における該磁気
シートパック10の左側面位置を規制する部材506が
配設されている。
メインアーム600には3つのばね622.624.6
26を備えた軸620が配設され、この軸620の左端
は左側のフレーム500の孔508に軸支されている。
また、メインアーム600の右側のアーム602の基部
には軸が突設されており(図示せず)、この軸は右側の
フレーム400の孔420に軸支されている。これによ
り、メインアーム600は左右のフレームに対して回動
自在1こなっている。
また、メインアーム600の右側のアーム602の先端
には、前述したようにカムフォロア604が配設され、
左側のアーム606には磁気シートパック10の左側を
支持するための支持部608およびサブアーム502を
支持するための支持部609が折曲げ形成され、更に、
メインアーム600の中央部には3つのセンタコア押し
部610.612.614が形成されている。
規整板ホルダ700はその下面に規整板702が配設さ
れ、その上面にはP−Gセンサ708が配設されている
。P−Gセンサ708は、その検出部708aが規整板
ホルダ708の孔710に対峙するように配設され、セ
ンタコア14の上面に設けられた磁気発生部26(第9
図参照)がこの孔710の位置にくるごとにパルス信号
を発生する。なお、このパルス信号は、磁気シート12
の回転位相を検出するために使用される。また、規整板
ホルダ700のモータ102の駆動軸104に対峙する
位置712には、駆動軸104に当接する規整板702
の高さ決めピン714がねじ込まれている。
上記規整板ホルダ700はメインアーム600の2つの
支持部616.618およびサブアーム502の支持部
502aの3点支持により、常に水平に保持されるよう
になっている。なお、規整板ホルダ700は、メインア
ーム600に取り付けられる軸620に配設された3つ
のばね622.624.626によって下方に押圧され
ている。
蓋の開閉機構800は、レバー802、第1の蓋804
、前面のフレーム806、第2の蓋8゜8、前面パネル
810を主要部材として構成されている。レバー802
はピン812.814によってそれぞれ部材506およ
びサイドプレート300に回動自在に配設されるととも
に、ばね816によって反時計回り方向に付勢されてい
る。なお、レバー802は、折曲げ片818がバケット
プレート200の摺動面220に当接し、上記反時計回
り方向の回動が規制される。
第1の蓋804は、軸820によって左右のフレーム4
00.500に回動自在に配設され、また軸820に設
けたばね822によって反時計回り方向に付勢され、通
常は左右のフレーム間に配設される前面のフレーム80
6に当接している。
第2の蓋808にはピン824.826が配設され、こ
のピン824.826は、前面のフレーム806を介し
てレバー802の長孔828.830に係合している。
次に、上記構成の磁気記録再生装置の各部の作用につい
て説明する。
第6図はシャッタの開閉機構を示す。同図において、磁
気シートパック10がバケットプレート200内に挿入
されると、磁気シートパック10のシャッタ20は、シ
ャツタ閉部材224の爪224bを押し、該シャツタ閉
部材224を回動させて乗り越え、案内溝の途中のシャ
ツタ開部材208によってロックが解除されて開く。な
お、シャッタ20が全開すると、シャッタ20の側面に
設けられている孔(図示せず)に前記シャツタ閉部材2
24の爪224bが係合するようになっている。
一方、磁気シートパック10の取出時には、シャツタ閉
部材224の爪224bがシャッタ20に形成されてい
る孔に係合しているため、磁気シートパック10の取り
出しとともにシャッタは閉じる。シャッタ20が閉じた
後、磁気シートパック10を更に引くと、シャツタ閉部
材224はばね226の付勢力に抗して磁気シートパッ
ク10と共に移動し、その後、バケットプレート200
のテーパ部材214によって回動させられる。これによ
り、シャツタ閉部材224の爪224bはシャッタ20
から外れる。
第7図は磁気シートパックのプリロック機構を示す。同
図に示すように磁気シートパックが挿入され、その前端
がホップアップ部材228の係合部228aに当接した
後、更に磁気シートパック10を挿入すると、ポツプア
ップ部材228は磁気シートパックIOとともに前進す
る。ポツプアップ部材228が所定距離前進し、ポツプ
アップ部材228の当接片228bがプリロックレバ−
232の当接面232bから2320に達すると、プリ
ロックレバ−232はその当接面の段差相当だけ第6図
上で反時計回り方向に回動し、レバー先端の突起部23
2dが磁気シートパック10の位置決め用孔10A(第
9図)に係合する。これにより、磁気シートパック10
はプリロックされる。また、上記プリロックレバ−23
2の回動によりレバー後端の折曲げ部232eが上昇す
ると、この折曲げ部232eによってリーフスイッチ2
40がオンし、磁気シートパック10が挿入されたこと
が確認され、磁気シートパック10のパワーローディン
グが開始される。
尚、このプリロックの解除は、アンローディング時にバ
ケットプレート200が磁気シートパック排出方向に移
動し、プリロックレバ−232の折曲げ片232fがロ
ック解除ばね31Gに当接し、プリロックレバ−232
を第7図上で時計廻り方向に回動させられることによっ
て行われる。
第8図は磁気シートパックのローディング機構を示す。
同図において、ローディング時には、モータ414から
ギア412.410を介して両面カム408に駆動力が
伝達され、第8図(a)に示すように両面カム408は
矢印へ方向に回動する。両面カム408が矢印Δ方向に
回動すると、両面カム408のカム溝416にカムフォ
ロア318が嵌入しているスライド板310は前進し、
その結果スライド板310に形成された斜孔310a、
310bによってピン306.308はサイドプレート
300に形成された鉤状の孔300a、300bに沿っ
て移動させられる。すなわち、両面カム408が第8図
(a)の初期状態から、はぼ180″′回動すると、バ
ケットプレート200は第8図(、b )に示すように
前進端まで移動する。更に、両面カム408がほぼ18
0°回動すると、第8図(C)に示すようにバケットプ
レート200は下降端まで移動する。
次に、セット部材(メインアーム600、規整板ホルダ
700等)の動作について説明する。両面カム408が
矢印Δ方向に回動すると、両面カム4080図示しない
他方のカム溝にカムフォロア604が嵌入しているメイ
ンアーム600は、時計回り方向に回動する。その結果
、メインアーム600の2つの支持部616.618お
よびサブアーム502の支持部502aの3点によって
水平に支持され、かつ一端が左側のフレーム500のガ
イド孔500aに案内されている規整板ホルダ700は
水平の状態で所定の高さまで下降する。そして、メイン
アーム600が所定量回動すると、メインアーム600
の3つのセンタコア押し部610.612.614は磁
気シート12のセンタコア14を押圧し、センタコア1
4の中心孔15を駆動軸102に確実に嵌合させる。
なお、両面カム408には、バケットプレート200が
前進中にはメインアーム600が回動しないように、バ
ケットプレート200が下降中にはこれと同期しメイン
アーム600も回動するように、バケットプレート20
0の下降が終了したのちセンタコア押しのためのメイン
アーム600の回動が行われるようにそれぞれ異なる2
つのカム溝が形成されている。
次に本発明に係る蓋の開閉機構について第2図乃至第5
図を参照して詳細に説明する。
第2図は磁気シートパック10を挿入する前の蓋の開閉
機構に関して示している。この蓋の開閉機構は前述した
ように主にレバー802、第1の蓋804及び第2の蓋
808から構成されている。
レバー802は、第1図に示すようにピン812及び8
14によって夫々左側のフレーム500に固定配設され
る部材506及び再度プレート300に回動自在に配設
されると共に、ばね816によって反時計回り方向に付
勢されている。
第1の蓋804は、軸820によって左右のフレーム4
00.500に回動自在に配設され、また軸820に設
けたばね822によって反時計回り方向に付勢されてい
る。第2の蓋808は、左右のフレーム間に配設される
前面のフレーム806と前面パネル810との間に磁気
シートパック10の挿入方向に対して直交する方向に摺
動するように配設されている。尚第2の蓋808にはピ
ン824.826が配設され、このピン824.826
は、前面のフレーム806を介してレバー802の長孔
828.830に係合している。
第2図に示す状態に於いて、第1の蓋804は前面のフ
レーム806に当接し、前面パネル810の挿入口83
2を閉成している。また、レバー800にはその折り曲
げ片818がバケットプレート200の摺動面220に
当接し、ばね816による反時計回り方向の回動が規制
されている。
従って、第2の蓋808はこのレバー802によって図
面の下方向に移動させられており、前面パネル810の
挿入口832から退避した位置にある。
ここで、磁気シートパック10を挿入口832から挿入
すると、第3図に示すように磁気シートパック10は第
1の蓋804を押して前進する。
尚、第3図に示す磁気シートパック10の挿入位置は前
述したバケットプレート200に設けられているプリロ
ック機構によってプリロックされた位置を示している。
磁気シートパック10がプリロックされたことが確認さ
れると、磁気シートパック10のパワーローディングが
開始される。即ち、先ず磁気シートパック10は、第4
図に示すようにバケットプリロック200が前進方向(
矢印へ方向)に移動することによってこれと共に前進す
る。この時、レバー802の折り曲げ片818はバケッ
トプリロック200に形成されている水平な摺動面22
0上を摺動し、レバー802は回動しない。尚、第4図
に示す磁気シートパック10の位置はパワーローディン
グ時の前進端を示す。
磁気シートパック10が前進端までローディングされる
と、次に磁気シートパック10は、第5図に示すように
バケットプレート200が下降(矢印B方向に移動)す
ることによりこれとともに下降する。バケットプレート
200が下降すると、レバー802の回動を規制する摺
動面220も下降し、レバー802はばね816によっ
て反時計回り方向に回動する。レバー802が反時計回
り方向に回動すると、レバー8020回転中心に対して
折り曲げ片818と反対方向に設けられている長孔82
8にピン824.826を介して係合している第2の蓋
808は、レバー802によって上方に移動させられる
。これにより前面パネル810に形成されている挿入口
832は第2の蓋808によって閉成される。尚、第5
図の磁気シートパック10の位置は磁気シートパック1
0の下降端、即ち磁気記録再生位置を示す。
一方、磁気記録再生が終了した後、磁気シートパック1
0を取り出す場合(アンローディング時)には上述の動
作と逆動作が行われる。即ち、バケットプレート200
が上昇しこれに伴ってレバー802はばね816に抗し
て時計回り方向に回動する。これにより第2の蓋808
は下降し、前面パネル810に形成された挿入口832
は開放される。続いてバケットプレート200は後退し
、磁気シートパック10は挿入口832から出てくると
共に(第3図参照)、前述したプリロック機構が解除さ
れることにより手で取り出し可能な位置まで磁気シート
パック10は押し出される。
その後磁気シートパック10を手で抜くと、第1の蓋8
04によって挿入口832は閉じられる。
尚、本実施例ではレバー802の回動動作をバケットプ
レー)200の摺動面220及びばね8工6によって行
うようにしたが、これに限らずバケットプレート200
の磁気シートパックの挿入方向と直交する方向の動作を
利用したものであればいかなるものでもよい。例えば、
バケットプレートに磁気シートパックの挿入方向と同方
向の長孔を設け、レバー802に折り曲げ片8180代
わりにその長孔に係合するピンを設けることにより、上
記と同様な動作を行わせることが出来る。
尚この場合にはレバー802を付勢するばねが不要にな
る。また本実施例では、記録媒体として磁気シートパッ
クを用いるようにしたが、これに限らず他の記録媒体に
も本発明は適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る蓋の開閉機構によれば
、磁気記録再生時に第2の蓋によって挿人口を閉じるよ
うにしたので、記録媒体の2重挿入を防止することが出
来る。また、第2の蓋は記録媒体の挿入方向に対して直
交する方向に前面パネルに対して摺動する為、記録媒体
のローディング時の引き込み量が少なくても挿入口を閉
じることができ、これにより装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例で用いられる磁気記録再生装置の全体
構造を示す分解斜視図、第2図は本発明に係る蓋の開閉
機構に一実施例で磁気シートパック挿入前の状態を示す
正面図、第3図乃至第5図は夫々前記蓋の開閉機構の動
作状態を説明するために用いた図、第6図はシャッタ開
閉機構の平面図、第7図は磁気シートパックのブリロッ
ク機構の平面図、第8図(a)、(b)、(C)はそれ
ぞれローディング動作を説明するために用いた図、第9
図は磁気シートパックの平面図、第10図は第9図のΔ
−A線に沿う断面図である。 10・・・磁気シートパック、  200・・・バケッ
トプレート、  220・・・摺動面、 802・・・
レバー、804・・・第1の蓋、 808・・・第2の
蓋、 810・・・前面パネル、 816・・・ばね、
 810・・・折り曲げ片、 832・・・挿入口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  前面のパネルの挿入口から記録媒体をバケットに挿入
    し、該バケットを前記記録媒体の挿入方向と同方向に移
    動させたのち、前記挿入方向と直交する方向に移動させ
    ることによって前記記録媒体を記録若しくは再生位置に
    位置決めし、該記録媒体に記録若しくは再生を行う装置
    において、前記前面パネルの挿入口の内側に回動自在に
    配設され、ばねによって前記挿入口を閉成するように付
    勢される第1の蓋と、 前記前面パネルの挿入口を開放若しくは閉成するように
    前記前面パネルに対して摺動自在に配設された第2の蓋
    と、 装置本体に回動自在に配設され、一端が前記第2の蓋に
    係合し、他端が前記バケットによって規制され、前記挿
    入方向と直交する方向のバケットの動作により前記第2
    の蓋を摺動させるレバーと、から成ることを特徴とする
    蓋の開閉機構。
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