JPS63142570A - 規整板ホルダの保持機構 - Google Patents

規整板ホルダの保持機構

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Publication number
JPS63142570A
JPS63142570A JP28982486A JP28982486A JPS63142570A JP S63142570 A JPS63142570 A JP S63142570A JP 28982486 A JP28982486 A JP 28982486A JP 28982486 A JP28982486 A JP 28982486A JP S63142570 A JPS63142570 A JP S63142570A
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JP
Japan
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regulating plate
plate holder
magnetic sheet
holder
arm
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Application number
JP28982486A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ando
茂 安藤
Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63142570A publication Critical patent/JPS63142570A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は規整板ホルダの保持機構に係り、特に磁気シー
トパック内に回動自在に収納された磁気シートを介して
磁気ヘッドと対峙する位置にセットされる規整板を備え
た規整板ホルダを保持する規整板ホルダの保持機構に関
する。
〔従来の技術〕
最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、記録媒体
として安価で比較的記憶容量の大きな磁気シートを用い
た記録装置とを組合わせて被写体を純電子的にスチル撮
影して回転する磁気シートに記録し、画像の再生は別設
のテレビジョンシステムやプリンタなどで行う電子式ス
チルカメラシステムが開発されている。
かかるシステムに用いられる磁気シートは通常磁気シー
トパックの形態で用いられる。磁気シートパックはその
内部に静止画像情報等を磁気記録する磁気シートが回転
可能に収納され、この磁気シートパックは電子カメラ内
に組み込まれた磁気記録装置やこれと一体若しくは別体
の再生装置に装着して使用される。
前記磁気シートパックの装着は、一般に磁気シートパッ
クを収納したパックホルダを移動させることによって行
われている。そしてスロットインクイブのパックホルダ
の場合には、パックボルダを磁気シートパックのパック
ホルダ挿入方向と同方向に移動させた後、前記パックホ
ルダ挿入方向と直交する方向に移動させることによって
磁気シートパックを記録若しくは再生位置まで案内する
。また磁気シートに磁気記録若しくは再生を行う場合に
は、磁気シートを介して磁気ヘッドと対峙する位置に規
整板をセットする必要がある。
従来、前記規整板は規整板ホルダの下面にばね等を介し
て保持されている。そしてこの規整板をセットする場合
には、前記磁気シートパックのローディング時に、これ
に同期して規整板ホルダを回動させ、予め設けられてい
る規整板の高さ決めピンまで案内し、規整板ホルダとの
間に設けられているばねによって規整板をその高さ決め
ピンに押圧することによって規整板のセットを行うよう
にしていた(特願昭6O−284574)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来の規整板は規整板ホルダと共に回動するため、
規整板を高さ決めピンに挿入する際にピンのこじりが生
じ、或いはピンに正確に挿入することができないといっ
た問題があった。また規整板は規整板ホルダの下面にば
ね等の弾性部材を介して保持されているため保持機構が
複雑であった本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、構造が簡単で規整板を平行移動することができ
る規整板ホルダの保持機構を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、磁気シートパック
を収納したパックホルダを移動させることにより該磁気
シートパックを所定位置にローディングし、前記磁気シ
ートパック内に回動自在に収納された磁気シートに磁気
記録若しくは再生を行う際に、前記磁気シートを挟んで
磁気ヘッドと対峙する位置にセットされる規整板を備え
た規整板ホルダを保持する規整板ホルダの保持機構にお
いて、前記規整板ホルダを支持する同一高さの第1、第
2の支持部を有し、前記磁気シートパックのローディン
グ動作に対応して回動するメインアーム止、前記規整板
ホルダを支持する第3の支持部を有し、前記メインアー
ムの回動支点位置と対向する位置に回動自在に配設され
、前記メインアームの回動に追従して回動し、前記第3
の支持部の高さを常に前記メインアームの第1、第2の
支持部の高さと同一にするサブアームと、前記規整板ホ
ルダの端部と係合し、該規整板ボルダの平面に直交する
方向の規整板ホルダの移動のみを可能にするガイド手段
と、から成ることを特徴としている。
〔作用〕
即ち、規整板ホルダは、メインアームの第1、第2の支
持部及びサブアームの第3の支持部の3点支持により基
準面(例えば磁気記録若しくは再生時の磁気シート面)
に対して平行に保持され、メインアームが回動すると、
これに伴って第1、第2の支持部の高さが変化し、一方
メインアームに追従して回動するサブアームの第3の支
持部も第1、第2の支持部と同一高さになる。これによ
り、規整板ホルダは前記基準面に対して平行移動する。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る規整板ホルダの保持
機構の好ましい実施例を詳説する。
まず、電子カメラ等の磁気記録若しくは再生装置に使用
される磁気シートパックについて説明する。第8図はこ
の磁気シートパック10の平面図であり、第9図は第8
図のΔ−A線に沿う断面図である。
第8図に示すように磁気シートパック10は略方形状に
構成され、その内部に静止画像情報等が記録される磁気
シート12が回転自在に収納されている。磁気シート1
2の中央部には補強部材としてのセンタコア14が設け
られており、このセンタコア14は磁気シートパック1
0の円形状の開口部16から外部に露出している。この
センタコア14には中心孔15が形成され、この中心孔
15には弾性片17が形成されており、センタコア14
の中心孔15は後述する駆動軸104にこの弾性片17
の付勢力に抗して嵌入するようになっている。
また、磁気シートパック10には後述する磁気ヘッドが
位置する窓部18が開口し、この窓部18はスライド可
能なシャッタ20により開閉される。即ちシャッタ20
は、磁気シートパック10が後述するパケットに挿入さ
れる前には窓部18を閉じて磁気シート12に廖埃が付
着するのを防止し、パケットに挿入されるとパケットに
設けられた爪に係止され、第8図上で下方向に移動し窓
部18を開放する。更に、磁気シートパック10は、磁
気シートパック10を磁気記録若しくは再生のための位
置に位置決めするために用いる位置決め用孔10A、I
OBを有している。なお、上記磁気シートパックの構成
は、統一規格によって定められている。
第1図は磁気記録再生装置の一例を示す分解斜視図で、
本発明はこの磁気記録再生装置に適用されている。この
磁気記録再生装置は、本体1001パツクホルダ200
、サイドプレート300、右側のフレーム400、左側
のフレーム500、メインアーム600、規整板ホルダ
700、及び蓋の開閉機構800を主要部材として構成
されている。
まず、本体100の内部構造について説明すると、本体
100には磁気シート駆動用のモータ102が配設され
、このモータ102の駆動軸104は第9図に示す磁気
シートパック10のセンタコア14の中心孔15に嵌入
し、磁気シートパック10内で磁気シート12を所定回
転数で回転させる。
また、本体100には、図示しないが磁気ヘッドと、こ
の磁気ヘッドが取付けられたヘッドキャリッジと、ヘッ
ドキャリッジをリードスクリュウを介して移動する送り
用モータとが設けられている。送り用モータが所定回転
数づつ回転すると、この回転は減速ギアを介してリード
スクリュウに伝達される。このリードスクリュウの回転
によりヘッドキャリッジはリードスクリュウの軸線方向
に所定ピッチづつ移動し、同時に磁気ヘッドも磁気シー
ト12の半径方向に移動する。このようにして磁気ヘッ
ドを移動させ、磁気シート12上に静止画像情報を1ト
ラツクごとに磁気記録あるいは再生を行わせる。なお、
106.108は磁気シートパックの位置決めピンで、
位置決め用孔10A、10B(第8図)に挿入される。
また、110.112は規整板702の高さ決めピンで
、規整板ホルダ700に取り付けられている中ぐりのピ
ン704.706が挿入される。
パックホルダ200には、磁気シートパック10のシャ
ッタ20が設けられている片側(第8図上で右側)を案
内支持するための案内溝を形成するガイド片202.2
04.206と、シャック20を開くためのシャツタ開
部材208と、後述するシャツタ閉部材224を回動支
持するための支持片210と、シャツタ閉部材224を
シャック20から外すためのテーパ部材214と、後述
する第2の蓋808を開閉するレバー802と係合する
摺動面220等とが形成されている。
そして、このパックホルダ200の支持片210には、
ピン222によってシャツタ閉部材224が回動自在に
配設され、パックホルダ側のフック212とシャツタ閉
部材224のフック224a間にはばね226が配設さ
れ、シャツタ閉部材224をパックホルダ200の奥方
向に付勢している(第4図参照)。また、ポツプアップ
部材228の孔228Cとパックホルダ側の孔216間
にはばね230が配設され、同様にプリロックレバ−2
32の孔232aとバックホルダ側のフック218間に
ばばね234が配設されている。なお、このプリロック
レバ−232はピン236.238によりバックホルダ
200に回動自在に配設されている。更に、パックホル
ダ200には、磁気シートバックが挿入されたことを確
認するためのリーフスイッチ240が配設されている。
かかるパックホルダ200は、スペーサ302.304
を介してガイドピン306.308によってサイドプレ
ート300に取り付けられる(第5図参照)。なお、パ
ックホルダ200とスペーサ302.304との間には
ポツプアップ部材228が介在し、このポツプアップ部
材228はパックホルダ200に沿って前後方向に摺動
自在になっている。また、サイドプレート300とガイ
ドピン306.308との間にはスライド板310が介
在し、このスライド板310はサイドプレート300に
形成された突起部312a、312b、312c、31
2dによってガイドされ、サイドプレート300に沿っ
て前後方向に摺動自在になっている。更に、サイドプレ
ート300にはピン314によってロック解除ばね31
6が配設され、またスライド板310にはカムフォロア
318が配設されている。
右側のフレーム400には、回動軸402.404.4
06が突設され、これらの回動軸にはそれぞれ両面カム
408、ギア410.412が取り付けられている。ま
た、フレーム400とサイドプレート300との間には
パワーローディング用のモータ414が配設されている
。このモータ414の駆動軸(図示しないが下方向を向
いている)にはウオームギアが配設されており、このウ
オームギアはギア412の小さい方のギア412aと噛
合し、ギア412の大きい方のギア412bはギア41
0の大きい方のギア410aと噛合し、ギア410の小
さい方のギア410bは両面カム408の周面に形成さ
れているギア408aと噛合するようになっている。な
お、両面カム408の第1図に示されている一方の面に
形成されている渦巻状のカム溝416にはスライド板3
10に設けられたカムフォロア318が嵌入しく第6図
)、他方の面に形成されている渦巻状のカム溝417(
第2図)には後述するメインアーム600の右側のアー
ム602に配設されるカムフォロア604が嵌入するよ
うになっている。
左側のフレーム500には、後述するサブアーム502
がピン504によって回動自在に配設されるとともに、
磁気シートパック10のノく・ツクホルダ挿入時におけ
る該磁気シートパック10の左側面位置を規制する部材
506が配設されているメインアーム600には3つの
ばね622.624.626を備えた軸620が配設さ
れ、この軸620の左端は左側のフレーム500の孔5
08に軸支されている。また、メインアーム600の右
側のアーム602の基部には軸が突設されており(図示
せず)、この軸は右側のフレーム400の孔420に軸
支されている。これにより、メインアーム600は左右
のフレームに対して回動自在1ごなっている。
また、メインアーム600の右側のアーム602の先端
には、前述したようにカムフォロ・アロ04が配設され
、左側のアーム606には磁気シートパック10の左側
を支持するための支持部608およびサブアーム502
を支持するための支持部609が折曲げ形成され、更に
、メインアーム600の中央部には3つのセンタコア押
し部610.612.614が形成されている。
規整板ホルダ700はその下面に規整板702が配設さ
れ、その上面にはP−Gセンサ708が配設されている
。P−Gセンサ708は、その検出部708aが規整板
ホルダ708の孔710に対峙するように配設され、セ
ンタコア14の上面に設けられた磁気発生部26(第8
図参照)がこの孔710の位置にくるごとにパルス信号
を発生する。なお、このパルス信号は、磁気シー)12
の回転位相を検出するために使用される。また、規整板
ホルダ700のモータ102の駆動軸104に対峙する
位置712には、駆動軸104に当接する規整板702
の高さ決めビン714がねじ込まれている。
上記規整板ホルダ700はメインアーム600の2つの
支持部616.618およびサブアーム502の支持部
502aの3点支持により、常に水平に保持されるよう
になっている。なお、規整板ホルダ700は、メインア
ーム600に取り付けられる軸620に配設された3つ
のばね622.624.626によって下方に押圧され
ている蓋の開閉機構800は、レバー802、第1の蓋
804、前面のフレーム806、第2の蓋808、前面
パネル810を主要部材として構成されている。レバー
802はビン812.814によってそれぞれ部材50
6およびサイドプレート300に回動自在に配設される
とともに、ばね816によって反時計回り方向に付勢さ
れている。なお、レバー802は、折曲げ片818がパ
ックホルダ200の摺動面220に当接し、上記反時計
回り方向の回動が規制される。
第1の蓋804は、軸820によって左右のフレーム4
00.500に回動自在に配設され、また軸820に設
けたばね822によって反時計回り方向に付勢され、通
常は左右のフレーム間に配設される前面のフレーム80
6に当接している。
第2の蓋808にはビン824.826が配設され、こ
のビン824.826は、前面のフレーム806を介し
てレバー802の長孔828.830に係合している。
次に、上記構成の磁気記録再生装置の各部の作用につい
て説明する。
第4図はシャッタの開閉機構を示す。同図において、磁
気シートパック10がパックホルダ200内に挿入され
ると、磁気シートパック10のシャッタ20は、第4図
に示すようにシャツタ閉部材224の爪224bを押し
、該シャツタ閉部材224を回動させて乗り越え、案内
溝の途中のシャツタ開部材208によってロックが解除
されて開く。なお、シャッタ20が全開すると、シャッ
タ20の側面に設けられている孔(図示せず)に前記シ
ャツタ閉部材224の爪224bが係合するようになっ
ている。
一方、磁気シートパック10の取出時には、シャツタ閉
部材224の爪224bがシャッタ20に形成されてい
る孔に係合しているため、磁気シートパック10の取り
出しと共にシャッタは閉じる。シャッタ20が閉じたの
ち、磁気シートパック10を更に引くと、シャツタ閉部
材224はばね226の付勢力に抗して磁気シートパッ
ク10と共に移動し、その後、パックホルダ200のテ
ーバ部材214によって回動させられる。これにより、
シャツタ閉部材224の爪224bはシャッタ20から
外れる。
第5図は磁気シートパックのプリロック機構を示す。同
図に示すように磁気シートパックが挿入され、その前端
がホップアップ部材228の係合部228aに当接し、
更に磁気シートパック10を挿入すると、ポツプアップ
部材228は磁気シートパック10とともに前進する。
ポツプアップ部材228が所定距離前進し、ポツプアッ
プ部材22&の当接片228bがプリロックレバ−23
2の当接面232bから2320に達すると、プリロッ
クレバ−232はその当接面の段差相当だけ第5図上で
反時計回り方向に回動し、レバー先端の突起部232d
が磁気シートパック1oの位置決め用孔10A(第8図
)に係合する。これにより、磁気シートパック10はプ
リロックされる。また、上記プリロックレバ−2320
回動によりレバー後端の折曲げ部232eが上昇すると
、この折曲げ部232eによってリーフスイッチ240
がオンし、磁気シートパックエ0が挿入されたことが確
認され、磁気シートパック10のパワーローディングが
開始される。
尚、このプリロックの解除は、アンローディング時にパ
ックホルダ200が磁気シートパック排出方向に移動し
、プリロックレバ−232の折曲げ片232fがロック
解除ばね316に当接し、プリロックレバ−232が第
5図上で時計回り方向に回動させられることによって行
われる。
第6図は磁気シートパックのローディング機構を示す。
同図において、ローディング時には、モータ414から
ギア412.410を介して両面カム408に駆動力が
伝達され、第6図(a)に示すように両面カム408は
矢印A方向に回動する。両面カム408が矢印へ方向に
回動すると、両面カム408のカム溝416にカムフォ
ロア318が嵌入しているスライド板310に前進し、
その結果スライド板310に形成された斜孔310a、
310bによってピン306.308はサイドプレート
300に形成された略し字状の孔300a、300bに
沿って移動させられる。すなわち、両面カム408が第
6図(a)の初期状態から、はぼ180°回動すると、
パックホルダ200は第6図(b)に示すように前進端
まで移動する。更に、両面カム408はぼ180°回動
すると、第6図(C)に示すようにパックホルダ200
は下降端まで移動する。
また、第7図は蓋の開閉機構を示す。同図において、磁
気シートパック10は全面パネル810の挿入口832
から第1の蓋804を押してバックホルダ200内に挿
入され、第5図に示したようにプリロック機構によって
パックホルダ200にプリロックされる。その後、第6
図に示したローディング機構によってパックホルダ20
0が下降すると、その下降に伴ってパックホルダ200
の摺動面220も下降し、この摺動面220に折曲げ片
818が当接しているレバー802は反時計回り方向に
回動し、第2の蓋808を上昇させる。これにより、挿
入口832は第2の蓋808によって閉じられ、磁気シ
ートパックの二重挿入が防止される。
次に本発明に係る規整板ホルダの保持機構について第2
図及び第3図を参照して詳細に説明するまず、第2図(
a)乃至(d)を参照してセット部材(メインアーム6
00、規整板ホルダ700等)の動作について説明する
と共に、メインアーム600の規整板ホルダ700を支
持する一方の支持部616の動作について説明する。
第2図(a)はローディングが開始される前のセット部
材の状態に関して示している。この状態から両面カム4
08が矢印Δ方向に回動すると、両面カム408のカム
溝417にカムフォロア604が嵌入しているメインア
ーム600は第2図で時計回り方向に傾動し、同時に規
整板702をその下面に具備した規整板ホルダ700は
、メインアーム600の2つの支持部616.618及
びサブアーム502の支持部502a (第1図参照)
の3点支持により、水平に保持された状態で下降する。
即ち両面カム408が第2図(a)の初期状態から矢印
へ方向に略360″′回動すると、メインアーム600
は第2図(b)に示すように傾動し、規整板ホルダ70
0はメインアーム600の支持部616等によって支持
された状態で水平に下降する。次に、両面カム408が
矢印A方向に略90°回動すると、第2図(C)に示す
ようにメインアーム600は更に傾動し、規整板ホルダ
700は、高さ決めビン704.706.714(第1
図参照)によって高さ決めされ、メインアームロ00の
支持部616等から離れる。更に、両面カム408が矢
印A方向に略90°回動すると、メインアーム600は
更に傾動し、メインアーム600に設けられているセン
タコア押し部610.612.614は磁気シート12
のセンタコア14を押圧し、センタコア14の中心孔1
5を駆動軸104に嵌合させる。尚、センタコア押しが
終了すると、両面カム408は矢印B方向に所定量回動
させられ、センタコア押し部610等がセンタコア14
から離れ且つ規整板ホルダ700に支持部616等が当
接しない位置まで戻される。そして、この位置によって
磁気シート12に磁気記録若しくは再生が行われる。
次に、メインアーム600の規整板ホルダ700を支持
する他方の支持部618及びサブアーム502の動作に
ついて第3図を参照しながら説明する。
第3図(a)は第2図(a)と同様にローディング開始
前の状態に関して示している。同図に示すようにサブア
ーム502はメインアーム600の左側のアーム606
に折り曲げ形成されている支持部609に係合し、第3
図上で反時計回り方向の回動が規整されている。またこ
の時、前記サブアーム502の支持部502aは、メイ
ンアーム600の左側のアーム606に形成されている
規整板ホルダ700の支持部618と同一の高さになる
ように形成されている。もちろんメインアーム600の
右側に形成されている支持B616(第2図参照)とメ
インアーム600の左側の支持部618とは同一の高さ
になっている。即ち、メインアーム600の支持部61
6.618及びサブアーム502の支持部502aは同
一の高さになってふり、これらの3点によって支持され
る規整板ホルダ700は水平に保持される。
また規整板ホルダ700は軸620に設けられているば
ね626.624(第1図参照)及びばね626によっ
て下方に押圧されている。また、規整板ホルダ700は
その一端が左側のフレーム500のガイド孔500aに
案内され、これにより規整板ホルダ700の平面内にお
ける移動及び回動が規制され、工事方向の移動のみが可
能となっている。
ここで、第3図(b)に示すようにメインアーム600
が時計回り方向に回動すると、メインアームの支持部6
09に当接しているサブアーム502はメインアーム6
00の回動に追従して反時計回り方向に回動する。この
時、サブアーム502の支持部502aはメインアーム
600の支持部618と同じ高さになるように、メイン
アーム支持部609との摺動面502bが形成されてい
る。従って規整板ホルダ700はフレーム500のガイ
ド孔500aに案内されて水平の状態で下降する。
そして、第3図(C)に示すようにメインアーム600
が更に時計回り方向に回動すると、規整板ホルダ700
に設けられている中ぐりのピン704及び706は本体
に設けられている高さ決めピン110及び112に係合
し、また規整板ホルダ700の位置712にねじ込まれ
ている高さ決めピン714は駆動軸104の上面に当接
する(第1図参照)。従って規整板ホルダ700は前記
3つのピンによって正確に高さが決められ、前記3つの
支持部502a、616.618は規整板ホルダ700
の下面から離間する。また、規整板700を押圧してい
たばね622.624は磁気シートパック10の上面に
当接するようになり(図示せず)、規整板ホルダ700
を押圧しなくなる。即ち第3図(C)に示すように規整
板ホルダ700が高さ決めされた時には、ばね626の
みが規整板ホルダ700を押圧するようになっている。
これにより、規整板ホルダ700には高さ決めに際して
不要な力が加わらなくなり、高さ決め精度が向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る規整板ホルダの保持機
構によれば、メインアーム及びこのメインアームに追従
して回動するサブアームの3つの支持部によって規整板
ホルダを3点支持し、基準面に対して常に平行に保持し
た状態でこの規整板ホルダを平行移動させることができ
るため、その平行移動方向に向かって植設されている規
整板ホルダの高さ決めピンをこじることなく、規整板ホ
ルダの高さ決めを正確に行うことができる。また規整板
は規整板ホルダの下面に直接配設することができ、構造
が簡単で規整板の高さ精度も出し易いという利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例で用いられる磁気記録再生装置の全体
構造を示す分解斜視図、第2図(a)乃至(d)はそれ
ぞれ本発明に係る規整板ホルダの支持機構の一方の支持
側の動作を説明するために用いた図、第3図(a)乃至
(C)はそれぞれ本発明に係る規整板ホルダの支持機構
の他方の支持側の動作を説明するために用いた図、第4
図はシャッタ開閉機構の平面図、第5図は磁気シートパ
ックのプリロック機構の正面図、第6図(a)乃至(C
)はそれぞれローディング時のパックホルダの移動状態
を説明するために用いた図、第7図は蓋の開閉機構の正
面図、第8図は磁気シートパックの平面図、第9図は第
8図のA−A線に沿う断面図である。 10・・・磁気シートパック、  110.112.7
04・・・高さ決めピン、 500a・・・ガイl’孔
、502・・・サブアーム、  502a、609.6
16.618・・・支持部、600・・・メインアーム
、700・・・規整板ホルダ、 702・・・規整板、
704.706・・・ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  磁気シートパックを収納したパックホルダを移動させ
    ることにより該磁気シートパックを所定位置にローディ
    ングし、前記磁気シートパック内に回動自在に収納され
    た磁気シートに磁気記録若しくは再生を行う際に、前記
    磁気シートを挟んで磁気ヘッドと対峙する位置にセット
    される規整板を備えた規整板ホルダを保持する規整板ホ
    ルダの保持機構において、 前記規整板ホルダを支持する同一高さの第1、第2の支
    持部を有し、前記磁気シートパックのローディング動作
    に対応して回動するメインアームと、 前記規整板ホルダを支持する第3の支持部を有し、前記
    メインアームの回動支点位置と対向する位置に回動自在
    に配設され、前記メインアームの回動に追従して回動し
    、前記第3の支持部の高さを常に前記メインアームの第
    1、第2の支持部の高さと同一にするサブアームと、 前記規整板ホルダの端部と係合し、該規整板ホルダの平
    面に直交する方向の規整板ホルダの移動のみを可能にす
    るガイド溝と、 から成ることを特徴とする規整板ホルダの保持機構。
JP28982486A 1986-12-04 1986-12-04 規整板ホルダの保持機構 Pending JPS63142570A (ja)

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