JPS63142566A - 磁気シ−トパツクのプリロツク機構 - Google Patents

磁気シ−トパツクのプリロツク機構

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JPS63142566A
JPS63142566A JP61289820A JP28982086A JPS63142566A JP S63142566 A JPS63142566 A JP S63142566A JP 61289820 A JP61289820 A JP 61289820A JP 28982086 A JP28982086 A JP 28982086A JP S63142566 A JPS63142566 A JP S63142566A
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JP
Japan
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magnetic sheet
sheet pack
bucket
pack
lock lever
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JP61289820A
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Shigeru Ando
茂 安藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気シートパックのプリロック機構に係り、特
にバケットに磁気シートパックを収納したのち、該バケ
ットを移動させ磁気シートパックを磁気記録若しくは再
生を行うための所定位置に位置決めするまでの間、前記
バケットに磁気シートパックを仮止めする磁気シートパ
ックのプリロック機構に関する。
〔従来の技術〕 最近、固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、記録媒体
として安価で比較的記憶容量の大きな磁気シートを用い
た記録装置とを組合わせて被写体を純電子的にスチル撮
影して回転する磁気シートに記録し、画像の再生は別設
のテレビジョンシステムやブリンクなどで行う電子式ス
チルカメラシステムが開発されている。
かかるシステムに用いられる磁気シートは通常磁気シー
トパックの形態で用いられる。磁気シートパックはその
内部に静止画像情報等を磁気記録する磁気シートが回転
可能に収納され、この磁気シートパックは電子カメラ内
に組み込まれた磁気記録装置やこれと一体若しくは別体
の再生装置に装着して使用される。
前記磁気シートパックの装着は、一般に磁気シートパッ
クを収納したバケットを移動させることによって行われ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、スロットインクイブのバケットには、磁気シート
パックを押し出すためのポツプアップ機構が設けられて
いるが、かかるバケットによって磁気シートパックの装
着を行う場合には、バケットに磁気シートパックを挿入
し、該バケットによるローディングが開始して前記磁気
シートパックを押し出すだめのポツプアップ機構がロッ
クされるまで磁気シートパックを手で押し続けなければ
ならず、非常に煩わしかった(特願昭6O−28457
4)。
また、バケット内に収納された磁気シートパックは、上
方から板ばねで押さえられているが、バケットに十分仮
止めされていないため、バケットの移動時(ローディン
グ時)にバケット内を移動し、あるいはバケットから外
れる虞があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、磁気
シートパックがバケット内に所定量挿入されると、その
磁気シートパックをバケット内に仮止めすることができ
る磁気シートパックのプリロック機構を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、バケットに磁気シ
ートパックを収納したのち、該バケットを移動させ前記
磁気シートパックを磁気記録若しくは再生を行うための
所定位置に位置決めするまでの間、前記バケットに前記
磁気シートパックを仮止めする磁気シートパックのプリ
ロック機構において、前記バケットに進退自在で、その
一部が磁気シートパックの挿入域に位置して配設され、
前記磁気シートパックの挿入時にばねによる磁気シート
パック排出方向の付勢力に抗して前進移動するポツプア
ップ部材と、前記バケットに回動自在に配設され、磁気
シートパックと係合する方向に付勢され、回動すること
により磁気シートパックと係合してバケット内で磁気シ
ートパックを仮止めするプリロックレバ−と、前記ポツ
プアップ部材及びプリロックレバ−のいずれが一方にカ
ム部が形成され、他方にカムフォロア部が形成され、前
記ポツプアップ部材が所定距離前進移動する前は前記プ
リロックレバ−の回動を阻止し、所定距離前進移動する
と前記プリロックレバ−を前記係合方向に回動可能にす
るカム機構と、から成ることを特徴としている。
〔作用〕
即ち、ポツプアップ部材の復帰力に抗して磁気シートパ
ックをバケット内に挿入し、ポツプアップ部材を所定距
離前進させると、ポツプアップ部材とプリロックレバ−
間に形成されたカム機構によりプリロックレバ−が回動
し、このプリロックレバ−によって磁気シートパックが
バケット内で仮止めされる。また、このときポツプアッ
プ部材は上記カム機構によってロックされ、復帰しない
ようになっている。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る磁気シートパックの
プリロック機構の好ましい実施例を詳説する。
まず、電子カメラ等の磁気記録若しくは再生装置に使用
される磁気シートパックについて説明する。第10図は
この磁気シートパック10の平面図であり、第11図は
第10図のA−A線に沿う断面図である。
第10図に示すように磁気シートパック10は略方形状
に構成され、その内部に静止画像情報等が記録される磁
気シート12が回転自在に収納されている。磁気シート
12の中央部には補強部材としてのセンタコア14が設
けられており、このセンタコア14は磁気シートパック
100円形状の開口部16から外部に露出している。こ
のセンタコア14には中心孔15が形成され、この中心
孔15には弾性片17が形成されており、センタコア1
4の中心孔15は後述する駆動軸104にこの弾性片1
7の付勢力に抗して嵌入するようになっている。
また、磁気シートパック10には後述する磁気ヘッドが
位置する窓部18が開口し、この窓部18はスライド可
能なシャッタ20により開閉される。即ちシャッタ20
は、磁気シートパック10が後述するバケットに挿入さ
れる前には窓部18を閉じて磁気シート12に塵埃が付
着するのを防止し、バケットに挿入されるとバケットに
設けられた爪に係止され、第10図上で下方向に移動し
窓部18を開放する。更に、磁気シートパック10は、
磁気シートパック10を磁気記録若しくは再生のための
位置に位置決めするために用いる位置決め用孔10A、
IOBを有している。なお、上記磁気シートパックの構
成は、統一規格によって定められている。
第1図は磁気記録再生装置の一例を示す分解斜視図で、
本発明はこの磁気記録再生装置に適用されている。この
磁気記録再生装置は、本体100翫パケツトプレート2
00、サイドプレート300、右側のフレーム400.
左側のフレーム500、メインアーム600、規整板ホ
ルダ700、及び蓋の開閉機構800を主要部材として
構成されている。
まず、本体100の内部構造について説明すると、本体
100には磁気シート駆動用のモータ102が配設され
、このモータ102の駆動軸104は第10図に示す磁
気シートパック10のセンタコア14の中心孔15に嵌
太し、磁気シートパック10内で磁気シー)12を所定
回転数で回転させる。
また、本体100には、図示しないが磁気ヘッドと、こ
の磁気ヘッドが取付けられたベッドキャリッジと、ヘッ
ドキャリッジをリードスクリュウを介して移動する送り
用モータとが設けられている。送り用モータが所定回転
数づつ回転すると、この回転は減速ギアを介してリード
スクリュウに伝達される。このリードスクリュウの回転
によりヘッドキャリッジはり一ドスクリュウの軸線方向
に所定ピッチづつ移動し、同時に磁気ヘッドも磁気シー
ト12の半径方向に移動する。このようにして磁気ヘッ
ドを移動させ、磁気シート12上に静止画像情報を1ト
ラツクごとに磁気記録あるいは再生を行わせる。なお、
106.108は磁気シートパックの位置決めピンで、
位置決め用孔10A、l0B(第10図)に挿入される
。また、110.112は規整板702の高さ決めピン
で、規、整板ホルダ700に取り付けられている中ぐり
のピン704.706が挿入される。
バケットプレート200には、磁気シ一トパッり10の
シャッタ20が設けられている片側(第10図上で右側
)を案内支持するための案内溝を形成するガイド片20
2.204.206と、シャッタ20を開くためのシャ
ツタ開部材208と、後述するシャツタ閉部材224を
回動支持するための支持片210と、シャツタ閉部材2
24をシャッタ20から外すためのテーパ部材214と
、後述する第2の蓋808を開閉するレバー802と係
合する摺動面220等とが形成されているそして、この
バケットプレート200の支持片210には、ピン22
2によってシャツタ閉部材224が回動自在に配設され
、バケットプレート側のフック212とシャツタ閉部材
224のフック224a間にはばね226が配設され、
シャツタ閉部材224をバケットプレート200の奥方
向に付勢している(第8図参照)。また、ポツプアップ
部材228の孔228Cとバケットプレート側の孔21
6間にはばね230が配設され、同様にプリロックレバ
−232の孔232aとバケットプレート側のフック2
18間にはばね234が配設されている。なお、このプ
リロックレバ−232はピン236.238によりバケ
ットブレー)200に回動自在に配設されている。更に
、バケットプレート200には、磁気シートパックが挿
入されたことを確認するためのリーフスイッチ240が
配設されている。
かかるバケットプレート200は、スペーサ302.3
04を介してピン306.308によってサイドプレー
ト300に取り付けられる。なお、バケットプレート2
00とスペーサ302.304との間にはポツプアップ
部材228が介在し、このポツプアップ部材228はバ
ケットプレート200に沿って前後方向に摺動自在にな
っている。また、サイドプレート300とピン306.
308との間にはスライド板310が介在し、このスラ
イド板310はサイドプレート300に形成された突起
部312a、312b、312C。
312dによってガイドされ、サイドプレート300に
沿って前後方向に摺動自在になっている。
更に、サイドプレート300にはピン314によってロ
ック解除ばね316が配設され、またスライド板310
にはカムフォロア318が配設されている。
右側のフレーム400には、回動軸402.404.4
06が突設され、これらの回動軸にはそれぞれ両面カム
408、ギア410.412が取り付けられている。ま
た、フレーム400とサイドプレート300との間には
パワーローディング用のモータ414が配設されている
。このモータ414の駆動軸(図示しないが下方向を向
いている)にはウオームギアが配設されており、このウ
オームギアはギア412の小さい方のギア412aと噛
合し、ギア412の大きい方のギア412bはギア41
0の大きい方のギア410aと噛合し、ギア410の小
さい方のギア410bは両面カム408の周面に形成さ
れているギア408aと噛合するようになっている。な
お、両面カム408の図示されている一方の面に形成さ
れている渦巻状のカム溝416にはスライド板310に
設置2 けられたカムフォロア318が嵌入し、他方の面に形成
されている渦巻状のカム溝(図示せず)には後述するメ
インアーム600の右側のアーム602に配設されるカ
ムフォロア604が嵌入するようになっている。
左側のフレーム500には、後述するサブアーム502
がピン504によって回動自在に配設されるとともに、
磁気シートパック10のバケット挿入時における該磁気
シートパック10の左側面位置を規制する部材506が
配設されている。
メインアーム600には3つのばね622.624.6
26を備えた軸620が配設され、この軸620の左端
は左側のフレーム500の孔508に軸支されている。
また、メインアーム600の右側のアーム602の基部
には軸が突設されており(図示せず)、この軸は右側の
フレーム400の孔420に軸支されている。これによ
り、メインアーム600は左右のフレームに対して回動
自在になっている。
また、メインアーム600の右側のアーム602の先端
には、前述したようにカムフォロア604が配設され、
左側のアーム606には磁気シートパック10の左側を
支持するための支持部608およびサブアーム502を
支持するための支持部609が折曲げ形成され、更に、
メインアーム600の中央部には3つのセンタコア押し
部610.612.614が形成されている。
規整板ホルダ700はその下面に規整板702が配設さ
れ、その上面にはP−Gセンサ708が配設されている
。P−Gセンサ708は、その検出部708aが規整板
ホルダ708の孔710に対峙するように配設され、セ
ンタコア14の上面に設けられた磁気発生部26(第1
0図参照)がこの孔710の位置にくるごとにパルス信
号を発生する。なお、このパルス信号は、磁気シート1
20回転位相を検出するために使用される。また、規整
板ホルダ700のモータ102の駆動軸104に対峙す
る位置712には、駆動軸104に当接する規整板70
2の高さ決めビン714がねじ込まれている。
上記規整板ホルダ700はメインアーム600の2つの
支持部616.618およびサブアーム502の支持部
502aの3点支持により、常に水平に保持されるよう
になっている。なお、規整板ホルダ700は、メインア
ーム600に取り付けられる軸620に配設された3つ
のばね622.624.626によって下方に押圧され
ている蓋の開閉機構800は、レバー802、第1の蓋
804、前面のフレーム806、第2の蓋808、前面
パネル810を主要部材として構成されている。レバー
802はビン812.814によってそれぞれ部材50
6およびサイドプレート300に回動自在に配設される
とともに、ばね816によって反時計回り方向に付勢さ
れている。なお、レバー802は、折曲げ片818がバ
ケットプレート200の摺動面220に当接し、上記反
時計回り方向の回動が規制される。
第1の蓋804は、軸820によって左右のフレーム4
00.500に回動自在に配設され、また軸820に設
けたばね822によって反時計回り方向に付勢され、通
常は左右のフレーム間に配設される前面のフレーム80
6に当接している。
第2の蓋808にはビン824.826が配設され、こ
のビン824.826は、前面のフレーム806を介し
てレバー802の長孔828.830に係合している。
次に、上記構成の磁気記録再生装置の各部の作用につい
て説明する。
第2の蓋808は、第9図の組立図に示すように磁気シ
ートパック10を挿入する前は、前面パネル810の挿
入口832よりも下方に位置している。ここで、磁気シ
ートパック10を挿入口832より第1の蓋804を押
して挿入すると、磁気シートパック10の右側はバケッ
トプレート200の案内溝に案内支持され、左側はメイ
ンアーム600の支持部608に支持される。
また、上記磁気シートパック10の挿入時には、磁気シ
ートパック10のシャッタ20は、第8図に示すように
シャツタ閉部材224の爪224bを押し、該シャツタ
閉部材224を回動させて乗り越え、案内溝の途中のシ
ャツタ開部材208によってロックが解除されて開く。
なお、シャッタ20が全開すると、シャッタ20の側面
に設けられている孔(図示せず)に前記シャツタ閉部材
224の爪224bが係合するようになっているまた、
第2図(a)に示すように磁気シートパック10の前端
がホップアップ部材228の係合部228aに当接し、
更に磁気シートパックlOを挿入するとホップアップ部
材228は磁気シートパック10とともに前進する。ホ
ップアップ部材228が所定距離前進し、ホップアップ
部材228の当接片228bがプリロックレバ−232
0当接面232bから232cに達すると、プリロック
レバ−232はその当接面の段差相当だけ第2図(a)
上で反時計回り方向に回動し、レバー先端の突起部23
2dが磁気シートパック10の位置決め用孔10A(第
10図)に係合する。
これにより、磁気シートパック10はプリロックされる
。また、上記プリロックレバ−2320回動によりレバ
ー後端の折曲げ部232eが上昇すると、この折曲げ部
232eによってリーフスイッチ240がオンし、磁気
シートパック10が挿入されたことが確認され、磁気シ
ートパック10のパワーローディングが開始される。
すなわち、ローディング時には、モータ414からギア
412.410を介して両面カム408に駆動力が伝達
され、両面カム408は矢印Δ方向に回動する。両面カ
ム408が矢印A方向に回動すると、両面カム408の
カム溝416にカムフォロア318が嵌入しているスラ
イド板310は前進し、その結果スライド板310に形
成された斜孔310a、310bによってビン306.
308はサイドプレート300に形成された鉤状の孔3
00a、300bに沿って移動させられる。すなわち、
ピン306.308によって案内されるバケットプレー
ト200は、所定距離前進したのち下降する。なお、第
2図(a)に示すようにバケットプレート200の前進
に伴ってプリロックレバ−232も前進するが、このと
きプリロックレバ−232の折曲げ部232fはロック
解除ばね316を乗り越える。また、第9図に示すよう
にバケットプレート200の下降に伴ってバケットプレ
ート200の摺動面220も下降し、この摺動面220
に折曲げ片818が当接しているレバー802は反時計
回り方向に回動し、第2の蓋808を上昇させる。これ
により、挿入口832は第2の蓋808によって閉じら
れ、磁気シートパックの二重挿入が防止される。
また、両面カム408が矢印A方向に回動すると、両面
カム408の図示しない他方のカム溝にカムフォロア6
04が嵌入しているメインアーム600は、時計回り方
向に回動する。その結果、メインアーム600の2つの
支持部616.618およびサブアーム502の支持部
502aの3点によって水平に支持され、かつ一端が左
側のフレーム500の孔500aに案内されている規整
板ホルダ700は水平の状態で所定の高さまで下降する
。そして、メインアーム600が所定量回動すると、メ
インアーム600の3つのセンタコア押し部610.6
12.614は磁気シート12のセンタコア14を押圧
し、センタコア14の中心孔15を駆動軸104に確実
に嵌合させる。
なお、両面カム408には、バケットプレート200が
前進中にはメインアーム600が回動しないように、バ
ケットプレート200が下降中にはこれと同期しメイン
アーム600も回動するように、バケットプレート20
0の下降が終了したのちセンタコア押しのためのメイン
アーム600の回動が行われるようにそれぞれ異なる2
つのカム溝が形成されている。
一方、アンローディング時には、両面カム408を矢印
B方向に回動させ、上述の動作と逆動作を行わせる。こ
こで、バケットフレーム200が後退するとプリロック
レバ−232の折曲げ部232fがロック解除ばね31
6に当接し、プリロックレバ−232は第2図(a)上
で時計回り方向に回動させられ、ポツプアップ部材22
8はばね230によって引き戻される。これにより、プ
リロックが解除される。また、磁気シートパック10の
取出時には、シャツタ閉部材224の爪224bが磁気
シートパック10のシャッタ20に形成されている孔に
係合しているため、磁気シートパック10の取り出しと
ともにシャッタ20は閉じる。シャッタ20が閉じたの
ち磁気シートパック10を更に引くと、シャツタ閉部材
224はばね226の付勢力に抗して磁気シートパック
10とともに移動し、その後、バケットプレート200
のテーパ部材214によって回動させられる。これによ
り、シャツタ閉部材224の爪224bはシャッタ20
から外れる。
次に本発明に係る磁気シートパックのプリロック機構に
ついて第2図乃至第7図を参照してさらに詳細に説明す
る。
第2図(a)は磁気シートパック10をプリロックする
前の状態に関して示している。このプリロック機構は前
述したように主にポツプアップ部材228とプリロック
レバ−232からなり、ポツプアップ部材228はバケ
ットプレート200に対して前後方向に摺動自在に配設
され、プリロックレバ−232はバケットプレート20
0に対して回動自在に配設されている。
プリロックレバ−232はばね234によって反時計回
り方向に付勢されているが、その当接面232bはポツ
プアップ部材228の当接片228bに当接し、その回
動が規制されている。なお、第2図(b)は第2図(a
)のA−A線に沿う断面図である。
この状態で磁気シートパック10を挿入し、磁気シート
パック10の前面がポツプアップ部材228の係合部2
28aに当接した後、更に磁気シートパック10を挿入
するとこの磁気シートパック10と共にポツプアップ部
材228はばね230の付勢力に抗して前進する。そし
て、ポツプアップ部材228が一定距離前進し、その当
接片228bがプリロックレバ−232の当接面232
bから232Cの位置にくると、第3図(a)に示すよ
うにこれらの当接面の段差相当だけプリロックレバ−2
32は反時計回り方向に回動する。
このプリロックレバ−2320回動によりプリロックレ
バ−232の先端の突起部232dが下降し、磁気シー
トパック10に予め形成されている位置決め用孔10A
に係合する。なお、第3図(b)は第3図(a)の平面
図であり、プリロックレバ−232の突起部232dが
磁気シートパック10の位置決め用孔32に係合してい
る状態を示している。以上の動作によりプリロックが完
了する。
第4図はプリロックが完了した後、前進方向にローディ
ングされている状態に関して示している。この時プリロ
ックレバ−232の折曲げ部232fは、サイドプレー
ト300の下方に取り付けられているロック解除ばね3
16を押圧しながら乗り越える。
第5図は更に前進し、その後一定距離下降した状態に関
して示している。尚、二点鎖線Bで示す位置は最初にプ
リロックした時の磁気シートパック10の位置を示して
いる。
次にプリロックを解除する場合について説明する。第6
図はアンローディング時に後退、即ち右方向に移動して
いる途中に関して示している。この時プリロックレバ−
232の折曲げ部232fはロック解除ばね316に当
接し、プリロックレバ−232を、ばね234が取り付
けられているレバーがスペーサー302の周面に当接す
るまで時計回り方向に回動させる。これによりプリロッ
クレバ−232によるプリロックは解除され、またポツ
プアップ部材228とプリロックレバ−232との係合
も外れ、ポツプアップ部材228はばね230の付勢力
によって動作可能になる。
第7図に示すようにアンローディングがさらに進むと、
プリロックレバ−232の折曲げ部fはロック解除ばね
316を押し曲げて乗り越える。
そして、プリロック機構は第2図に示した状態に戻る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る磁気シートパックのプ
リロック機構によれば、ローディング時に磁気シートパ
ックをバケットに確実に保持することができ、また磁気
シートパックが一定量挿入されるとプリロックするため
、従来のようにローディングが開始されるまで磁気シー
トパックを押さえ続けなければならないといった不具合
がない
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例で用いられる磁気記録再生装置の全体
構造を示す分解斜視図、第2図(a)は本発明に係る磁
気シートパックのプリロック機構の一実施例で、プリロ
ック前の状態を示す正面図、同図(b)は同図(a)の
八−A線に沿う断面図、第3図(a)はプリロックした
状態の上記プリロック機構の正面図、同図(b)は同図
(a)の平面図、第4図(a)はプリロックした後前進
した状態を示す正面図、同図(b)は同図(a)の平面
図、第5図(a)は更に前進した後下降した状態を示す
正面図、同図(b)は同図(a)の平面図、第6図(a
)はプリロックが外れる状態を示す正面図、同図(b)
は同図(a)のA−A線に沿う断面図、第7図(a)は
プリロックが解除された後戻に後退した状態を示す正面
図、同図(b)は同図(a)のA−A線に沿う断面図、
第8図はシャッタ開閉機構の平面図、第9図は蓋の開閉
機構の平面図、第10図は磁気シートパックの平面図、
第11図は第10図の八−A線に沿う断面図である。 10・・・磁気シートパック、  228・・・ポツプ
アップ部材、  230.234・・・ばね、  23
2・・・プリロックレバ−1316・・・ロック解除ば
ね。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バケットに磁気シートパックを収納したのち、該
    バケットを移動させ前記磁気シートパックを磁気記録若
    しくは再生を行うための所定位置に位置決めするまでの
    間、前記バケットに前記磁気シートパックを仮止めする
    磁気シートパックのプリロック機構において、 前記バケットに進退自在で、その一部が磁気シートパッ
    クの挿入域に位置して配設され、前記磁気シートパック
    の挿入時にばねによる磁気シートパック排出方向の付勢
    力に抗して前進移動するポップアップ部材と、 前記バケットに回動自在に配設され、磁気シートパック
    と係合する方向に付勢され、回動することにより磁気シ
    ートパックと係合してバケット内で磁気シートパックを
    仮止めするプリロックレバーと、 前記ポップアップ部材及びプリロックレバーのいずれか
    一方にカム部が形成され、他方にカムフォロア部が形成
    され、前記ポップアップ部材が所定距離前進移動する前
    は前記プリロックレバーの回動を阻止し、所定距離前進
    移動すると前記プリロックレバーを前記係合方向に回動
    可能にするカム機構と、 から成ることを特徴とする磁気シートパックのプリロッ
    ク機構。
  2. (2)前記ポップアップ部材は、前記プリロックレバー
    が回動して前記磁気シートパックをプリロックすると、
    前記カム機構により磁気シートパック排出方向の移動が
    規制される特許請求の範囲第(1)項記載の磁気シート
    パックのプリロック機構。
  3. (3)前記プリロックレバーは、レバー先端に突起部を
    有し、前記プリロック時に前記突起部が磁気シートパッ
    クに予め穿設されている位置決め用孔に嵌入する特許請
    求の範囲第(1)項記載の磁気シートパックのプリロッ
    ク機構。
  4. (4)ローディング時に前記バケットが磁気シートパッ
    クの挿入方向と同方向に移動中には前記プリロックレバ
    ーとは係合せず、アンローディング時に前記バケットが
    磁気シートパックの挿入方向と逆方向に移動中に前記プ
    リロックレバーと係合し、該プリロックレバーを前記プ
    リロック時の回動方向と逆方向に回動させるロック解除
    ばねを装置本体側に配設したことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の磁気シートパックのプリロック
    機構。
JP61289820A 1986-12-04 1986-12-04 磁気シ−トパツクのプリロツク機構 Pending JPS63142566A (ja)

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US07/129,115 US4879616A (en) 1986-12-04 1987-12-04 Magnetic disc pack loading mechanism
US07/390,859 US4931891A (en) 1986-12-04 1989-08-08 Magnetic disc plack loading mechanism with shutter opening and closing mechanism

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