WO1993009047A1 - Paper piece conveying system - Google Patents

Description

明 細 書 紙片の搬送装置 技術分野 本発明は、 紙片の搬送装置に係り、 特に、 ベル 卜を用い て、 紙片を搬送する搬送装置に関する。 背景技術 紙片を扱う装置や設備、 特に、 自動販売機、 自動貸出機 等のよう に、 代金と して紙幣が投入される装置では、 紙幣 を回収する こ とが必要になる。 例えば、 遊技場では、 遊技 機で遊技を行なうために使用する遊技媒体を貸し出す遊技 媒体貸出機が、 多数設置されていて、 これらに投入された 紙幣の回収が行なわれる。 この場合、 各貸出機から紙幣の 回収を行なう ことは、 煩雑である と共に、 紙幣の紛失、 盜 難等の事故が起こ りやすいという問題がある。 そ こで、 複 数台の遊技媒体貸出機について、 それらに投入された紙幣 をそれぞれ取り込んで、 金庫等の目的位置まで搬送する搬 送装置が必要となる。

例えば、 遊技場では、 複数台の遊技機と複数台の遊技媒 体貸出機とが 1 グループと してま とめられて、 これらの複 数グループが島状に配置されている。 各グループでは、 配 置されている複数台の遊技媒体貸出機に,投入される紙幣を， 1 か所に集めるための緞送装置が設けられている。

従来のこの種の紙片の搬送装置と しては、 互いに離隔し て配設される、 駆動プーリおよび従動プーリ と、 これらに 掛け渡されるベルトと を有するものが用いられている。 駆 動プーリ と従動プーリ との間には、 ベルトに沿って、 複数 の搬送ローラが配置されている。 これによ り、 紙幣は、 口 ーラとベルトに挟まれて、 ベルトとの摩擦力で、 ベルトの 移動と共に緞送される。 紙片をベル卜に圧接させるため、 各搬送ローラは、 ベルトに圧接される状態で設置される。

この従来の搬送装置では、 各搬送ローラが常にベル 卜に 圧接している状態にある。 このため、 各鍛送ローラは、 紙 幣の存否にかかわらず、 ベルトに従動して、 常に回転し続 けてしまう。 それによ り、 ベルトは、 各鎩送ローラと接触 している部分が摩耗して、 切れやすく なるという問題があ 'る。 すなわち、 ベル卜の耐久'性が悪いという問題がある。 また、 各搬送ローラについても、 同 #に、 摩耗の問題があ る。

さ らに、 すべての黻送ローラは、 常時回転していると、 それに伴う騷音も無視できない。 発明の開示 本発明の第 1の 目的は、 搬送'ローラとベル卜とを接触さ せることなく紙片を搬送することができて、 ベル卜および 擬送ローラの相互接触による摩耗を防ぐことができて、 そ れ らの耐久性を向上 した、 紙片の緞送装置を提供する こ と にある。

また、 本発明の第 2 の 目的は、 搬送ローラ を紙幣が存在 する と きのみ回転する よ う に して、 搬送ロ ーラの不必要な 回転をな く して、 搬送ローラの耐久性を向上する と共に、 回転に伴っ て発生する騒音を低減した、 紙片の搬送装置を 提供する こ と にある。

上記目的を達成するため、 本発明の一態様によれば、 互いに離隔して配設される、 駆動プー リ および従動プ一 リ と、 これ らに掛け渡されるベル ト と、 駆動プー リ と従動 プー リ との間に、 ベル トに沿っ て、 複数配置される搬送口 ーラ と、 駆動プー リ を駆動する駆動装置と を有する、 紙片 の搬送装置において、

各搬送ローラおよびベル トの各対向部分は、 一方が凸部 を有し、 他方がこれに対応する凹部を有 し、

各搬送ローラは、 ベル ト に対して、 一方の凸部が他方の 凹部に入 り込み、 かつ、 非接触状態で配置さ れる こ と

を特徴とする、 紙片.の搬送装置が提供される。

各搬送ローラのベル ト対向部分は、 ベル トの断面形状に 対応する形状とする こ と ができ る。 例えば、 ベル トの靳面 が凸形状である と きは、 各搬送ローラのベル ト対向部分は F1形状に構成される。 よ り具体的には、 例えば、 ベル トの 靳面が実質的に円形である と きは、 その ®率半径よ り大き な曲率半径の曲面を持つ凹部が、 各搬送ローラのベル 卜対 向部分に設けられる。 すなわち、 各緞送ローラは、 ベルト との対向部分に、 おん曲した空間からなるすきまが形成さ れる犾態で、 配置される。

各搬送ローラとベルトとは、 それらの対向部分が、 非接 触状態で可能な限り近接する位置に配置される。 それらの 対向部分の間隔は、 紙幣の厚さ、 幅、 紙賓によ り、 適宜設 定することができる。 一例を挙げれば、 例えば、 紙幣の厚 さよ りやや厚い大きさとすることができる。

各搬送□一ラは、 ベルトを挟んで対向する位置にそれぞ れ配置される 2つのローラからなる一対のローラで構成さ れる ことができる。

本発明は、 よ り具体的には、 例えば、 駆動プーリ と従動 プーリ とを互いに離隔して配設し、 前記難動プーリ と従動 プーリ とに、 紙片を搬送すべく搬送方向に回転移動する搬 送用の丸ベルトを掛け渡して構成される紙片の緞送装置に 好まし く適用される。

この搬送装置では、 前記駆動プーリ と従動プーリの間に 掛け渡される丸ベル の張り側、 すなわち、 張力が掛けら れて、 紙片の緞送を行なう側の部分が、 紙片の搬送経路に 沿おせ配置される。 また、 前記張リ側の丸ベルトを間にし て、 互いに対向させて配置され、 該搬送経路に取リ込まれ た紙片を前記張リ側の丸ベルトに接触させて順送りするた めの、 一対の擻送ローラが、 搬送方向に複数対連設される。 前記各緞送ローラは、 それらの舛周に、 前記丸ベルトの 外周の一部が接触せずに近接した状態で入 り込める凹部と して、' 溝部が形成されている。 各搬送ローラは、 この溝部 に丸ベル トの外周の一部が接触しない状態で入 り込むよ う に、 ベル 卜に近接して配置される。

また、 前記難動プーリ の傍らに、 該黥動プーリ と共に前 記丸ベル卜を回転移動可能に挟み込み、 かつ、 前記丸ベル ト を前記駆動プーリ に押し当てる方向に付勢された押圧プ ーリ を設けること ができる。

さ らに、 前記駆動プーリ と従動プーリ の各他端間に渡る ゆるみ側の前記丸ベル トの下側に沿って、 該丸ベル トの撓 みを抑えるための支持ローラ を複数連設する こ と ができ る。

また、 本発明では、 各搬送ローラ を複数対設ける場合、 各対の搬送 π —ラの一方側を、 固定的に設け、 他方側を、 着脱自在の枠体に取り付けて、 紙片の搬送路を解放可能と する こ と ができる。

上記支持ローラは、 ゆるみ側の前記丸ベル 卜の下側で、 上記着脱可能な枠体に取り付ける こ と ができ る。

このよ う に構成される搬送装置において、 紙片が搬送経 路に置かれる と、 緞送方向に回転移動する搬送用のベルト と、 該ベル卜を間に して相互に対向する一対の搬送ローラ との隙間に狭まれる。 搬送ローラは、 その溝部に、 前記べ ル トの外周の一部が非接触で入 り込む状態に配設されてい るから、 溝部とベル 卜の隙間に挟まれた紙片は、 溝部の内 壁と、 ベル 卜の外周とで形成されるすきまの空間の形状に 沿って、 搬送 α—ラの溝部に食い込むよう に撓む。 撓んだ 紙片は、 その反発力にょ リ、 搬送ローラとベルトとの両方 に接触する。 これによ り、 緞送 α—ラは、 回転移動するべ ル卜によ り、 この紙片を介して駆動される。 すなおち、 ベ ルトの移動に違係して、 従動する。 これによ り、 緞送経路 に沿つて紙片が鎩送される。

この場合、 前記緞送ローラには、 回転移動するベル卜が 直接接触していない。 搬送ローラは、 紙片を搬送する時だ け回転するから、 ベルトや搬送ローラの摩耗が減少する。 また、 騒音も低減される。

また、 本発明において、 駆動プーリの傍らに押圧プーリ を設ける態様によれば、 ベルトが、 駆動プーリ と狎圧プ一 リ とにより挟み込まれて、 押圧プーリによ リベルトが常に 駆動プーリ に狎し当てられている。 このため、 ベルトは、 確実に擻送方向に回転移動し、 スリ ップしたり、 駆動プー リ が空回りすることはない。

さ らに、 駆動プーリ と従動プーリの各一端間に渡る張り 側のベルドは、 擬送経.路に沿って複数違設された擻送ロー ラの溝部に沿って配置され、 各搬送ローラに直接接触しな いから、 ベルトが各緞送ローラから外れて、 搬送不能にな ることはない。

一方、 支持ローラを設ける場合には、 駆動プーリ と従動 プーリの各他端間に渡るゆるみ側のベル卜は、 その下側に 沿って複数違設された支持ローラによって撓みが抑えられ、 他の部材に接触した り引っ掛かっ た りするのが防止される この他に、 本発明によれば、 ベル トは、 各緞送ローラ に 直接接触しておらず、 また、 ゆるみ側のベル トは支持口一 ラによって撓みが抑えられる。 このため、 各搬送ローラ と の摩擦力に抗する強い力によ りベル トに一定の張力を保ち つつ回転驄動させる必要がない。 従って、 ベル トが各搬送 ローラ と圧接して挟持されている場合に比べて、 ベル トに かける張力が小さ く てすむ。 それによ り、 ベル トの伸縮を 吸収しつつ、 強い力でベル トに一定の張力を保つめのテン シヨ ン機構が不要とな リ、 装置の構成をよ り簡易に して、 コス トの低減や小型化を図る こ とができる。 また、 搬送起 動においては、 駆動プーリ を龆動する駆動装置の始動電流 を低下させる こ と ができる。 また、 駆動装置などの寿命が 延びる。 図面の簡単な説明 図 1 は、 本発明の一.実施例に係る紙片の緞送装置を示す 正面図である。

図 2は、 本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置を示す 斜視図である。

図 3は、 本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置の靡動 部ュニッ ト を示す正面図である。

図 4は、 図 ： I における IV— IV線断面図である。 図 5は、 本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置の丸べ ル卜と一対の搬送 α—ラを示す正面図である。

図 βは、 本発明の一実施例に係る紙片の鎩送装置の支持 □—ラュニ グ 卜を示す正面図である。

図 7は、 本発明の一実施例に係る紙片の搬送装置の支持 □ーラュニッ 卜を示す側面図である。

図 8は、 本発明の一実施例に係る紙片の緞送装置に用い られる搬送部ュニッ 卜を示す斜視図である。

図 9 は、 上記実施例に用いられる搬送ローラユニッ トの 構成の一例を示す正面図である。

図 1 0は、 図 9 に示す緞送ローラユニッ トの Vtt矢視図で ある。

発明を実施するための最良の形態 以下'、 本発明の実施例について、 図面に基づいて説明す る。

図 2 に示すよう に、 本実施例の紙片の搬送装置 1 0 は、 遊技機 1 1 a， 1 1 a …およびその間に設置された紙幣識 別機 ;！ .1 ， 1 1 …が列状に配置された遊技機島に配置され て、 紙片と して紙幣を搬送する こ と に用い られる例である 紙片の搬送装置】 0は、 遊技機 1 1 a , 1 . a …およびそ の間に設置された紙幣識別機 1 1 ， 1 1 …に沿って設けら れ、 料金を収集して送る料金収集ラ イ ン （搬送経路） 1 5 を有する。 この料金収集ライ ン 1 5の一端側に、 料金回収 装置 1 6 が配設される。 料金収集ライ ン 1 5 は、 紙片 Bで ある紙幣の処理機である紙幣識別機 1 1 ， 1 1 …から料金 の紙片 B を集めて、 これを料金回収装置 1 6 に搬送する搬 送径路を構成している。

紙幣識別機】 1 は、 上部に紙幣投入口 1 3 を開口 した紙 幣検定部 1 2 を有し、 紙幣検定部 1 2の後部から排出口 1 4 が後方に開口 している。

料金収集ライ ン 1 5の両端には、 駆動プーリ 2 2 と従動 プーリ 2 3 とが、 互いに難間して配設されている。 駆動プ ーリ 2 2 と從動プーリ 2 3 との間に、 エン ド レスの丸ベル 卜 2 5 が架設されている。 この丸ベル ト 2 5の張り側の架 設区間に、 丸ベル 卜 2 5 を間に して、 相互に対向する一対 の搬送ローラ 2 7， 2 8 が、 丸ベルト 2 5 に沿つて複数遮 設されている。

図 4 に示すように、 各鎩送口一ラ 2 7， 2 8の外周には、 丸ベルト 2 5の外周の一部が接触せずに近接した状態で、 嵌ま り込むことができる溝部 2 7 a , 2 8 a が形成されて いる。 各緞送 Π—ラ 2 7， 2 8は、 その溝部 2 7 a， 2 8 a と丸ベルト 2 5 との間に、 隙間 Aが形成されている。 こ の隙間 Aは、 紙片 B が送入された際、 ここに狭まれた紙片 B を撓ませる空間形態を形成する。 これによ り、 紙片 Bは、 緞送ローラ 2 7， 2 8 と丸ベル卜 2 5 とに接触しつつ、 顺 送りされる。 この隙間 Aの厚さは、 紙幣の厚さ、 紙質等に よ り適宜設定されるが、 例えば、 紙幣の厚さからその 2， 3倍程度とする。

搬送ローラ 2 7， 2 8の溝部 2 7 a , 2 8 aは、 図 5 に 示すよう に、 半円形断面に形成されている。 溝部 2 7 a， 2 8 aの半円形の曲面の半径 Rは、 丸ベル ト 2 5 の円形靳 面の半径 rよ り大き く形成されている。 このよう に、 搬送 ローラ 2 7， 2 8は、 その溝部 2 7 a， 2 8 a に、 丸ベル ト 2 5 を直接接触させずに隙間 Aをあけた状態で、 丸ベル ト 2 5の外周の一部が食込むよう にさせることができるも のである。

図 2 に示すよう に、 料金収集ライン 1 5 には、 紙幣識別 機 1 1 からの排 ffi口 1 4が違通する。 また、 この料金収集 ライン：！ 5は、 図 1 に示すように、 紙幣を料金回収装置 1 6 に送る搬送部ユニ ッ ト 3 0 と 、 搬送部ユニ ッ ト 3 0 に接 続する導入部ユニ ッ ト 4 0 と、 必要によ り設け られる長さ 調節部 6 0 と を違ねて成る。 導入部ユニ ッ ト 4 0 と緞送部 ユニ ッ ト 3 0 と は、 長さ調節部 6 0 によ り 、 搬送ユニ ッ ト 3 0 の配置長さ を変えて、 その連結位置を調節可能に接続 されている。

図 ： I および図 3 に示すよ う に、 料金収集ラ イ ン 1 5 の一 端側には、 丸ベル ト 2 5 を回転移動させるための駆動部ュ ニ ッ ト 2 0 が接続されている。 駆動部ユニ ッ ト 2 0 は、 妻 板 2 0 b に固定された取付枠体 2 0 a と、 取付枠体 2 0 a の上部に配設された電動モータ 2 1 と、 電動モータ 2 1 に よ リ 回転駆動される駆動プー リ 2 2 と を具備 して成る。

駆動プー リ 2 2 の下側には、 駆動プー リ 2 2 と共に丸べ ル ト 2 5 を回転移動可能に袂み込むと と もに、 丸ベル ト 2 5 を駆動プー リ 2 2 に押 し当てる役目 を果たす押圧プー リ 2 3 が、 回転 έ在の状態で配置されている。

押圧プー リ 2 3 は、 図 3 に示すよ う に、 略 I,字形のァー ム部材 2 4 の一端側に回動自在に取 り付けられている。 そ して、 押圧プー リ 2 3 は， このアーム部材 2 4 を介して、 揺動可能に支持されている。 アーム部材 2 4 は、 その唣中 央において、 軸 2 4 a によ り敢付枠体 2 0 a に回動自在に 支持されている。 一端側の押圧プー リ 2 3 は， 他端側に連 結されたコ イルばね 2 4 b によ り 、 揺動可能に支持される と共に、 驟動プー リ 2 2 に圧接する方向に付勢されている。 また、 アーム部村 2 4の傍らには、 丸ベルト 2 5のゆる み側の始端を搬送部ュニッ ト 3 0の下端に沿う よ う に導く ためのガイ ドプーリ 2 3 a が、 取付枠体 2 0 aに回転自在 に支持されている。 なお、 抨圧プーリ 2 3およびガイ ドプ ーリ 2 3 a には、 それぞれ丸ベルト 2 5の外周の一部が嵌 ま り込むための溝部が形成されている。

図 1 に示すよう に、 緞送部ュニッ 卜 3 0は、 例えば、 合 成裰脂製の擻送路部材 3 1 の正面および背面のそれぞれに， ジョイン ト部材 3 5 ， 3 5 が固着される。 このジョ イン ト 部材 3 5は、 その上端に上部連結部 3 7が設けられ、 下端 に下部連結部 3 8 が設けられる。 上部連結部 3 7には、 ね じ孔 3 7 a が、 また、 下部違結部 3 8には、 ねじ孔 3 8 a がそれぞれ設けられている。 ねじ孔 3 7 a ， 3 8 a に、 ガ イ ドレール部 4 5 を通して、 ねじ 4 8 がねじ込まれること によ り、 ジョ イン ト部村 3 5が違結ガイ ド部材 4 4のガイ ドレール部 4 5に連結される。

ここで、 ガイ ドレール 4 5 には、 ジョ イン ト部材 3 5 を 連結する部分に、 搬送方向に沿って、 長孔 4 0 a が設けて ある。 ねじ 4 8 を、 この長孔 4 0 aの目的位置を通して、 ねじ孔 3 7 a ， 3 8 a に、 それぞれ镙合することによ り、 連結ガイ ド部豺 4 4に対する取付位置を調節することがで さる。

襯送路部封 3 1 は、 図 4でおかるように、 隔壁 3 2 を間 に して両側の側壁 3 1 a， 3 1 a にそれぞれ搬送溝 3 3， 3 3 が形成され、 上下に溝枠部 3 4， 3 4 が形成されて成 る。 各溝枠部 3 4 の両端縁には、 ジョ イ ン ト部材 3 5 に嵌 合する固設片 3 4 a が長手方向に沿っ て延設されている。

上下に配設された隔壁 3 2， 3 2 と、 その両側の側壁 3 ュ a， 3 1 a 、 および上下の溝枠部 3 4， 3 4 に囲まれて、 料金収集ライ ン 1 5 に沿っ て細巾状に延びる紙幣搬送空隙 1 5 a , 1 5 a が形成されている。

緞送部ユニ ッ ト 3 0 は、 図 4、 8、 9 および ]. 0 に示す よ う に、 搬送口ーラ 2 7， 2 8 の対が配設される。 対の数 は、 適宜増減する こ と ができ る。 配設された搬送ロ ーラ 2 7， 2 8 の対の一方の片側 2 8 には、 二つの搬送ローラュ ニ ッ ト 5 0， 5 0 が対向 して配置される。 搬送口一ラュニ ッ ト 5 0 は、 搬送□—ラ 2 7， 2 8 の対と、 これを取 り付 けるための ローラ取付枠体 5 1 と を有する。 ローラ枠体 5 】 には、 軸受部 5 2 が設けられている。 軸受部 5 2 には、 ラ 2 7， 2 8 をそれぞれ回転自在に支持する軸 2 9 が 装着される。

この搬送ローラユニ ッ ト 5 0 は、 搬送路部材 3 1 の側壁 3 1 a に、 着脱可能に装着される。 図 8 , 9 および 1 0 に 示すよ う に、 搬送ローラユニ ッ ト 5 0 は、 ローラ取付枠体 5 1 の一側端 5 1 a に設けられたヒ ンジ部 5 3 を有し、 多 端側 5 ] b に係止孔 5 4 , 5 4 を有する。 ヒ ンジ部 5 3 は、 搬送路部材 3 】. に係着され、 他側端に穿設された係止孔 5 4 , 54は、 緞送路部材 3 1から突設されたフ ッ ク 3 1 b , 3 1 bに係脱可能に係合する。 それによ り、 搬送ローラュ ニッ 卜 5 0は、 開閉可能に餵送路部材 3 1に装着される - 図 1 に示すように、 鍛送路部材 3 1の下端にはゆるみ側 の丸ベル卜 2 5の撓みを抑えるための支持ローラュニッ ト 7 0が複数連設されている。 支持ローラュニジ ト 7 0は、 図 4、 図 6および図 7に示すよう に、 丸ベルト 25に直接 接触して撓みを抑える支持ローラ 7 1 と、 ま持ローラ 7 1 を回転可能に支持する枠体 7 6 とから成る。

図 6および図 7に示すように、 支持ローラ 7 1は、 ロー ラ翱 74と、 ローラ軸 74に外嵌した一対のリング部材 7 2， 72と、 雨リング部材 7 2， 7 2の間のベル卜受溝 7 3 と を有する。 緞送路部材 3 1の下側の溝枠部 34 (図 4 参照） と、 ベルト受溝 7 3 とによ り囲まれて、 ゆるみ側の 丸ベルト 2 5が挿通する空隙が形成されている。

枠体 7 6は、 略チャネル形状に形成されており、 底面部 7 8 と、 雨側壁部 7 7， 7 7とを有している。 支持ローラ 7 1 のローラ赖 74は _¾ 両側壁部 7 7 , 7 7に架け渡され ておリ、 ローラ賴 74の両端部には E リ ング 7 5が止着さ れている。

雨側壁部 7 7， 7 7の上端緣は、 內側に折り曲げられて 係止爪 7 9， 7 9 を檨成している。 係止爪 7 9は、 搬送路 部材 3 1 の固設片 34 aの基端に形成された嵌合溝 34 b に、 取^し可能に係合するよう形成されている。 導入部ユニ ッ ト 4 0 は、 図 1 に示すよ う に、 合成樹脂製 の導入路部材 4 1 に丸ベル 卜 2 5 の搬送方向に延びる搬送 路 4 2 と、 紙幣識別機 ]. 1 の排出口 1 4 (図 2 に示す） を 搬送路 4 2 に合流させる導入路 4 3 と を有する。 導入路部 材 4 1 は、 違結ガイ ド部材 4 4 で保持する構造となっ てい る。

連結ガイ ド部材 4 4 は、 図 3 に示すよ う に、 上部ガイ ド 4 6 と下部ガイ ド部 4 7 と を有し、 それぞれガイ ド レール 部 4 5 を有する。 上部ガイ ド 4 6 のガイ ド レ一ル部 4 5 は . 搬送部ュニ ッ ト 3 0 のジョ イ ン ト部材 3 5 の上部違結部 3 7 に外嵌される。 また、 下部ガイ ド部 4 7 のガイ ド レール 部 4 5 は、 ジョ イ ン ト部材 3 5 の下部連結部 3 8 の下に違 結される。 ガイ ド レール部 4 5 には、 連結ね じ 4 8 を挿通 する長手方向の長孔 4 0 a が設けれ られてい る。

搬送部ュニ ッ 卜 3 0 のジョ イ ン ト部材 3 5 に導入部ュニ ッ ト 4 0 のガイ ド レール部 4 5 を外嵌させ、 搬送部ュニ ッ 卜 3 0 の搬送路部材 3 1 に導入部ュニ ッ 卜 4 0 の導入路部 材 4 1 の緞送路 4 2 の端部を連結させて、 搬送部ユニ ッ ト 3 0 と導入部ュニ ッ 卜 4 0 と が連結されている。 搬送部ュ ニッ 卜 3 0 と導入部ュニ ッ ト 4 0 とは連結ね じ 4 8 が緩ん でいる と きは、 長孔 4 0 a の長さの範囲内で接続長さ を変 えて固定できる。

図 ：！ に示すよ う に、 長さ調節部 6 0 は、 導入部ユニ ッ ト 4 0 の導入路部材 4 1 の it送路 4 2 の端に外嵌する接続部 6 1 が端部に形成されている。 接镜部 6 1. には、 緞送路 4 2 の端に設けられた係合段部 4 2 a …に係脱する フ ッ ク部 6 2 ， が設けられている。 長さ調節部 6 0の中間部に は、 一対の搬送 α —ラ 2 7， 2 8が配設されている。

料金収集ライ ン 1 5 を構成する導入部ユニッ ト 4 0およ び搬送部ュニッ 卜 3 0あるいは長さ調節部 6 0の各所の搬 送ローラ 2 7 , 2 8の対の間を通るよ う丸ベルト 2 5 の張 リ側が架設されている。

次に、 本実施例の動作について、 説明する。

図；！ および図 2 に示すよう に、 駆動部ユニッ ト 2 0の駆 動プーリ 2 2は電動モータ 2 1 によ り回転駆動される。 こ のとき、 丸ベル卜 2 5は、 駆動部ュニッ 卜 2 0の内部にお いて、 駆動プーリ 2 2 とその下側の柙圧プーリ 2 3 とによ り挟み込まれ、 押圧プーリ 2 3 によ り丸ベルト 2 5は常に 駆動プーリ 2 2に狎し当てられているから、 駆動プーリ 2 2の回転力が確実に丸ベルト 2 5に伝達される。

それによ り、 丸ベルト 2 5 がスリ ップしたり、 駆動ブー リ 2 2が空回りする ことなく、 図 1 に示すよう に、 駆動プ ーリ 2 2 と従動プーリ 2 3の各上端間に渡る張り側の丸べ ル卜 2 5は鎩送方向に移動する。 また、 搬送起動において は始動電流が低下し、 緞送中においては各緞送ローラ 2 7， 2 aの騒音が無く、 駆動手段である電動モータ 2 1 などの 寿命が延びる。

H 4に示すよう に、 張り側の丸ベル卜 2 5 は、 その雨側 に沿っ て複数違設された一対の緞送ロ ーラ 2 7， 2 8 の溝 部 2 7 a と溝都 2 8 a の間 を揷通 し、 各搬送ローラ 2 7， 2 8 に直接接触しないから、 丸ベル 卜 2 5 が各搬送ロ ーラ 2 7， 2 8 から外れる こ と がな く 、 搬送不能になる こ と は な く な り 、 搬送能率が高めるれる。

一方、 駆動プー リ 2 2 と従動プー リ 2 3 の各下端間に渡 るゆるみ側の丸ベル ト 2 5 は、 搬送路部材 3 1 と その下端 の長丰方向に渡っ て複数取 り付け られた支持ローラュニ ッ ト 7 0 と によ り 囲まれ、 支持ローラユニ ッ ト 7 0 の支持□ —ラ によって丸ベル ト 2 5 の撓みが抑え ら る。 それによ り 、 ゆるみ側の丸ベル ト 2 5 が大き く 下方に撓むこ と がな く 、 他の部材に接触した り 引っ掛かっ た りするのが防止される。 このよ う に、 各緞送ローラ 2 7， 2 8 の間を揷通する丸 ベル ト 2 5 は、 各搬送ローラ 2 7 , 2 8 に直接接触してお らず、 また、 ゆるみ側の丸ベル 卜 2 5 はま持ローラ 7 1 に よっ て撓みが抑えられるから、 丸ベル ト 2 5 が各搬送ロー ラ 2 7， 2 8 と圧接して狭持されている場合のよ う に、 各 鍛送ローラ 2 7， 2 8 との摩擦力に抗する強い力によ り丸 ベル ト 2 5 に一定の張力 を保ちつつ回転駆動させる必要が ない。

それによ り 、 丸ベル ト 2 5 の伸縮を吸収しつつ、 強い力 で丸ベル ト 2 5 に一定の張力 を保つめのテンショ ン機構が 不要とな り 、 装置の構成を よ り簡易に して、 コ ス 卜の低減 や小型化を図ることができる。 また、 緞送起動においては 電動モータ 2 ] の始動電流が低下し、 電動モータ 2 1 の寿 命が延びる効果が得られ、 また、 緞送中においては各搬送 ローラ 2 7， 2 8の騒音が無い。

図 1 および図 2において、 紙幣識別機 1 1， 1 1 …の徘 出口 1 4から銑片 B が導入路 4 3 に吐出されると、 紙片 B は導入路 4 3内を送られ、 紙片 Bの先端が導入路 4 3の末 端近傍の搬送ローラ 2 7， 2 8の対に至るとそこからは搬 送 一ラ 2 7， 2 8 によって送られ、 搬送路 4 2 に合流す る。

図 4において左側の紙幣搬送空隙 1 5 a に送入された紙 片 Bは、 緞送方向に回転移動する張り側の丸ベル卜 2 5 と、 丸ベルト 2 5の雨側に配された対の片側の搬送ローラ 2 7 の隙間 Aに狭まれる。

搬送ローラ 2 7はその溝部 2 7 a に丸ベル卜 2 5の外周 の一部が嵌ま リ込む状態に配設されているから、 隙間 A湾 曲した空間形態となっている。 このような湾曲空間を形成 する、 溝部 2 7 a と丸ベルト 2 5 との隙間 Aに挟まれた紙 片 Bは、 溝部 2 7 aのへこみや丸ベル卜 2 5 の外周の形状 に つて、 緞送 13—ラ 2 7の溝部 2 7 aに食い込むように 撓む。 撓んだ紙片 Bは、 く字形钛に折れ曲がって、 腰がで きる

邂送 α—ラ 2 7の溝部 2 7 a に、 丸ベルト 2 5の外周の —部が、 接勉せずに近接した状態で嵌め込まれているため、 その隙間 Aで撓んだ紙片 B は、 丸ベル ト 2 5 に対する接触 抵抗が大き く 、 摩擦力によ り紙幣緞送空隙 1 5 a 内で確実 に搬送される。

この と き、 橈んだ紙片 B は、 その反発力 によ り搬送口一 ラ 2 7 と丸ベル 卜 2 5 と の両方に接触する。 それによ り 、 紙片 B は、 回転移動する丸ベル ト 2 5 と 、 紙片 B を介 して 丸ベル ト 2 5 に従動 して、 回転する澱送ロ ーラ 2 7 と によ り 、 立っ た状態に保持されつつ搬送される 。

図 4 に示すよ う に、 一対の搬送ローラ 2 7， 2 8 は、 紙 片 B を搬送する時だけ回転するから、 それによ り 、 丸ベル ト 2 5 や搬送ロ ーラ 2 7 、 軸 2 9 な どの摩耗が減少するた め、 耐久性が向上する。

さ らに、 丸ベル 卜 2 5 から各搬送ローラ 2 7， 2 8 が脱 輪する こ と がな く な り 、 搬送能率を高める こ と ができる。

も し、 紙幣搬送空隙 】 5 a の内部で紙片 B の搬送不良等 が生 じた場合には、 図 8 に示すよ う に、 搬送ロ ーラュニ ッ 卜 5 0 を開ける。 すなわち、 ローラ取付枠体 5 1 の他端 5 l b の□ ク を解除すべ く 他端 5 ]. b の係止孔 5 4， 5 4 から搬送路部材 3 1 のフ ッ ク部 3 ] b， 3 ] b を外してか ら、 ローラ取付枠体 5 1 は一端 5 1. a の ヒ ンジ部 5 3 を中 心と して回転して開ける こ と ができ る。

搬送□ーラユニ ッ ト 5 0 を開ける と 、 搬送□ーラ 2 7， 2 8 の対の片側 2 8 が丸ベル 卜 2 5 から離れるので、 紙幣 搬送空隙 1 5 a の内部など、 緞送部ユニ ッ ト 3 0 の内部を 容易に点検する ことができる。

また、 支持ローラュニッ ト 7 0の枠体 7 6 の係合爪 7 9 を、 その弾撥力に抗して拡開し、 鎩送路部材 3 1の下端か ら容易に菽リ外すことができるから、 不具合が生じた支持 ローラ 7 1 を簡単に新しいものと交換することができる。 なお、 前記実施例に係る紙片の搬送装置は、 遊技機鳥の 料金収集ラインに適用 したものである。 しかし、 本発明は、 この実施例に限定されるものではない。 例えば、 切符の自 動販売機郡の等の郡管理用料金収集ラインにも用いられる ものである。 また、 紙片: Bは、 紙幣に限るものではない。 例えば、 伝票等にも適用する ことができる。

また、 前記実施例に係る支持埒ローラーユニッ トは、 1 個の支持用ローラを、 ゆるみ側の丸ベルトの下側に着脱可 能な枠体で支持する構成となっている。 しかし、 支持用口 一ラーユニッ トは、 複数の支持用ローラを枠体に支持する 構成と してもよい。

さ らに、 上記実施例では、 丸ベル ト 2 5 が好まし く用い られている。 しかし、 本発明は、 これに fi¾定されない。 例 えば、 断面が、 楕円、 方形等の各種断面形状のベル卜を用 いることができる。

また、 搬送ローラの凹部は、 曲面状に限られない。 例え ば、 チャネル檨造、 V溝構造等の形態と しても良い。

以上説明したよう に、 本発明の実施例に係る紙片の搬送 装置によれば、 張り側の丸ベルトを間にして相互に対向す る一対の緞送ローラは丸ベル 卜 に直接接触せず、 搬送口 一 ラの溝部に、 丸ベル トの外周の一部が嵌め込まれる状態に 配設されるので、 搬送ローラ と丸ベル ト と の問に紙片が送 入された時だけ搬送ロ ーラが回転するため、 丸ベル トゃ搬 送□ーラの摩耗が減少し耐久性を良 く する こ と ができ る。 また、 丸ベル トは、 押圧プー リ によ り駆動プー リ に圧接さ れるので、 丸ベル ト から搬送ローラ が脱輪する こ と がな く 、 簡易な構成によ リ るベル 卜を確実に移動させる こ と ができ る。 さ らに、 ゆるみ側の丸ベル トの撓みが支持ローラによ リ抑え られるから、 丸ベル 卜のたるみや撓みを抑えて、 具 合良 く 紙片を搬送する こ と ができ る。

丸ベル 卜や搬送ローラの摩耗が減少し耐久性を良く する こ と ができ る こ と から、 結果と して、 コ ス ト を低減する こ と ができ る。 また、 摩耗を考慮して、 必要以上に大きなベ ル ト を使う必然性がな く なるので、 全体的に小型化する こ と ができる。

さ らに、 丸ベル 卜 と搬送ローラ と の摩擦が紙幣の存在す る場合に限られるので ベル トにかかる負荷が小さ く な り、 駆動プーリ を駆動する装置の駆動力も小さ く てすむ利点が ある。 これは、 駆動装置の消費電力 を低減できる と共に、 駆動装置自体を小型化する こ と を可能とする。 し かも、 搬 送起動時においては、 全体的に、 摩擦が少な く なるので、 駆動プー リ の始動電流が低下 し、 驄動源である電動モータ 等の寿命が延びる効果が得られる。 この他に、 搬送に寄与していない搬送ローラは、 ベル卜 に接触しないので、 回転しない。 従って、 觀送中において は各搬送口一ラの駿音を低減することができる。

また、 ゆるみ側の丸ベル卜め撓みを抑える支持ローラを、 丸ベルトの傍らに着脱可能な枠体に支持して、 殿送ローラ ユニッ トを構成すれば、 容易に取リ ^すことができるから、 不具合が生じた支持ローラを簡単に新しいものと交換する ことができる。

Claims

請求の範囲

1 . 互いに離隔して配設される、 駆動プー リ および従 動プーリ と、 これらに掛け渡されるベル ト と、 駆動プーリ と従動プーリ との間に、 ベル トに沿って、 複数配置される 緞送ローラ と、 駆動プーリ を駆動する磨 g動装置と を有する 紙片の搬送装置において、

各搬送ローラおよびベル トの各対向部分は、 一方が凸部 を有し、 他方がこれに対応する I部を有し、

各搬送ロー'ラは、 ベル卜に対して、 一方の凸部が他方の 凹部に入 り込み、 かつ、 非接触状態で配置される こ と

を特徴とする、 紙片の搬送装置。

2 . 請求項 1 記載の紙片の搬送装置において、 各搬送 ローラのベル ト対向部分は， ベル トの断面形状に対応する 形状とするものである。

3 . 請求項 2記載の紙片の搬送装置において、 ベル 卜 は、 搬送ローラ対向部分断面が凸形状であ り、 各搬送ロー ラは、 ベル ト対向部分が M形状である。

4 . 請求項 3記載の紙片の搬送装置において、 ベル ト は、 その斬面が実質的に円形である。

5 . 請求項 4記載の紙片の搬送装置において、 搬送口 ーラのベル 卜対向部分は、 ベルトの曲率半径よ り大きな曲 率半径の曲面を持つ 部の形状を持つものである。

6 . 請求項 5記載の紙片の搬送装置において、 各搬送 ローラは、 ベル卜を挟んで対向する位霉にそれぞれ配置さ れる 2つめローラからなる一対のローラで構成されるもの である。

7 . 請求項 6記載の紙片の緞送装置において、 各搬送 Π—ラは、 それらの外周に、 前記ベルトの外周の一部が接 触せずに近接した状態で入リ込める溝部を有し、

各搬送 α—ラは、 この溝部にベルトの外周の一部が接触 しない状態で入 リ込むように、 ベル トに近接して配置され る。

& . 請求項 7記載の紙片の搬送装置において、 駆動プ ーリの傍らに、 該駿動プーリと共に前記ベルトを回転移動 可能に挟み込み、 かつ、 前記ベル卜を前記駆動プーリ に押 し当てる方向に付勢された狎圧プーリ をさ らに有する。

9 . 請求項 8記載の紙片の搬送装置において、 前記駆 動プーリ と従動プーリの各他端間に渡るゆるみ側の前記べ ル卜の下側に沿って配置される、 該ベル トの撓みを抑える ための、 複数の支持ローラをさ らに備える。

1 0 . 互いに離隔して配設される、 駆動プーリおよび 従動プーリ と、 これらに掛け渡されるベルトと、 驩動プ一 リ と従動プー リ と の間に、 ベル 卜 に沿っ て、 複数配置され る緞送ローラ と、 駝動プ一 リ を駆動する駆動装置と を有す る、 紙片の搬送装置において、

上記ベル ト に沿っ て複数配置される、 、 搬送ロ ーラ を支 持するための支持ュニ ッ 卜 を有し、

各緞送ローラは、 ベル 卜を挟んで対向する位置にそれぞ れ配置される 2 つの ラからなる一対の ローラで構成さ れる と共に、 予め定めた対の数ごと に、 支持ュニ ッ 卜に取 リ付け られ、

各搬送ローラおよびベル トの各対向部分は、 一方が凸部 を有し、 他方がこれに対応する凹部を有し、

各搬送ローラは、 ベル 卜に対 して、 一方の凸部が他方の 凹部に入 り込み、 かつ、 非接触状態で配置される こ と

を特徴とする、 紙片の搬送装置。

1 1 . 請求項 1 0載の紙片の搬送装置において、 支持 ュニ ッ 卜は、 ベル 卜に沿っ て固定的に設置される固定部と 、 該固定部に対して、 着脱可能に取 り付けられる可動部と を 有し、

一対の搬送ローラのう ち一方は固定部に、 他方は可動部 に取 り付けられるものである。