WO1986006204A1

WO1986006204A1 - Disc cartridge

Info

Publication number: WO1986006204A1
Application number: PCT/JP1986/000184
Authority: WO
Inventors: Kenji Takahashi
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 1985-04-15
Filing date: 1986-04-14
Publication date: 1986-10-23
Also published as: US4797770A; JPH0424536Y2; EP0215958A4; ATE71233T1; JPS61174082U; AU5698886A; AU578826B2; KR880700409A; KR940005564B1; EP0215958B1; DE3683229D1; EP0215958A1

Description

明細書ディスクカートリッジ技術分野本発明は、光磁気ディスク、光ディスク、磁気ディスク等の円板状のディスクを回転自在に収納するとともに、このディスクを収納したカートリツジ本体に設けたピックァップ用の開口部を開閉操作するスライド式シャツタを設けたディスクカートリッジに関し、上記シャッダの不用意な開蓋によるビックアツプ用の開口部の開放を防止し得るようにしたものであ。背景技術従来、ディスクカートリフジは、上ハーフと下ハーフを互いに突合せ結合してなるカートリッジ本体内に円板状のディスクを回転自在に収納している。このディスクを収納したカートリツジ本体の上下両面の略中央部には、上記ディスクを回転操作するディスク回転装置のディスクテーブルが臨むテーブル挿入穴及びこのテーブル挿入孔に連続して上記ディスクの径方向に亘つて上記デイスクに対し情報信号を書き込みあるいは書き込まれた情報信号を読み出すビックアップが対向するビックアップ用の開口部が開設されている。そして、上記カートリッジ本体には、テーブル揷入穴及びビックアツ - - - プ用の開口部を開閉する略コ字状に折曲形成されたスラィド式シャッタが前側面側から嵌合する如く配設されている。

ここに配設されるスライド式シャツタは、ビックアップ用の開口部を覆う閉蓋位置にあるとき、上記シャツタに設けた被ロック片と 5 しての被ロック用の折曲部が、カートリッジ本体側に取付け'られだ口ック部材のロック凹部に係合して口 'ンクされ、上記ピックァフフ' 用の開口部が不用意に開蓋されて上記力ートリツジ本体内に収納されたディスクに塵芥が付着したり損傷を受けたりするのを防止するようになされている。

, 0 そして、上記スライド式シャツタの開蓋操作をこのディスクカートリッジが装着される記録再生装置側に設けられた口ック解除ピンにより、上記口ック部材を弾性変位させることにより被ロック用の折曲部を上記口ック凹部から係合解除させた後スラィド操作し.て行うこ'とが考えられる„。

> s 上述のように操作してロック解除を行うディスクカートリッジにあっては、ロック解除ビンによるロック部材の押圧位置により、このロック部材の変位量が変化する。そのため、所要の弾性変位量を得るように形成されたロック部材の弾性変位部に加わる押圧力が著しく変わってしまい、この弾性変位部に限界強度以上の負荷が加わ

2 0 り、上記ロック部材を破壌させてしまう。また、弾性変位部を破壊させなくとも弾性復帰の限界を超える負荷が加わることによりロック部材のロック機能をなくさせてしまう。その結果、シャツタの不用意な開蓋が行われてビックァップ用の開口部が開放されて塵芥の侵入やその他異物の侵入によりカートリツジ本体内のデイスクを損

Z S 傷させてしまう虞れがある。そこで、本発明は、シャツタのロック部材に対し操作時以外に不用な負荷が加わることがなく長期間に亘つて十分な弾性変位力を維持し、確実なシャツタのロックを可能として不用意なシャツタの開蓋が防止でき、ディスクの保護を確実とするディスクカートリッジ

5 を提供することを目的とする。 '

また、本発明は、シャツタに設けた被ロック用の折曲部が係合凹部に係合して上記シャッタを口ックする口ック部材に上記被口ック用の折曲部の通路を設けることにより、上記シャツタの開閉操作時のスライド操作を円滑且つ確実に行い得るようにしたディスクカー

> 0 トリッジを提供することを目的とする。発明の開示本発明は、力— トリッジ本体の平面に設けられたビックアップ用 i s の開口部と、この開口部を開閉する被ロック用の折曲部が形成されたスライド式シャツタと、このスライド式シャツタが閉蓋位置にあるとき上記被ロック用の折曲部が係合して上記シャツタをロックするロック凹部を有するロック都材とを有し、上記スライド式シャッタが閉蓋'位置にあるとき、上記ロック部材の上記ロック凹部を設け

2 0 た位置より自由端側に位置させてロック解除ピン挿入孔を上記スラィド式シャツタに設けることにより、上記ロック解除用のビン挿入孔から装置側に設けた解除ピンが挿入されることにより上記口ク部材が変位させられて上記被ロック用の折曲部と上記ロック凹部の係合が解除されて上記シャツタのロック解除が行われる。そのため、

2 5 ロック部材を固定したままの状態でシャツタのロック解除操作が行われるとともにこの口ック解除操作を行う口ック解除ピンにより上記シャッタを開閉操作するいずれの方向にも移動でき、上記口ック部材にはシャッタの開閉操作時以外は食荷が加わらない構成となされるのでこのロック部材を変形させることもなく長期間に亘つて弾

5 性変位力を維持させておくことができ、常に確実なシャッタ'の口ックが可能となる。 - また、本発明は、シャツタに設けた被ロック用の折曲部がロック凹部に係合して上記シャッタを口ックする口ック部材に上記被口ック用の折曲部の通路を設けたことにより、ロック部材のわずかの変

. 0 位により被ロック用の折曲部と口ック凹部との係合及び係合解除操作が可能となり、上記シャツタのロック操作及び解除操作、上記シャッタの開閉操作時のスラィド操作が円滑且つ確実となると :もに、口ック部材の変位量に比し被口ック用の折曲部を十分に長くできさらにロク凹部を十分に深くすることができる、さらに確実なシャ！ 5 ッタのロックを行うことができる。図面の簡単な説明第 1図は本発明に係るディスクカートリッジの分解斜視図であり、 20 第 2図（A) はカートリツジ本体を構成する上ハーフの内面側を示す平面図であり、第 2図（ B ) は第 2図（A) の B - B断面図であり、第 2図（ C ) は上記上ハーフの外面側を示す平面図である _β 第 3図（Α) はカートリツジ本体を構成する下ハーフの内面側を示す平'面図であり、第 3図（ Β ) は第 3図（Α) の Β — Β断面図で z s あり、第 3図（ C) は下ハーフの外面側を示す平面図である。第 4図はカートリツジ本体の縦断面図である。

第 5図（ A ) はシャツタの平面図であり、第 5図（ B ) は上記シャッタの正面図であり、第 5図（ C ) は上記シャツタの断面図である。

5 第 6図はシャツタが閉蓋状態にある本発明に係るディスク'力一トリッジの斜視図である。

第 7図はロック部材の斜視図であり、第 8図は上記ロック部材の側面図であり、第 9図は上記ロック部材の平面図である。

第 1 0図はシャツタのロック解除状態を示す要部平面図であり、 0 第 1 1図はシャツタのロックを解除して開蓋位置ヘスライドさせた状態の要部平面図である。

第 1 2図はシャツタの開蓋操作を示す斜視図であ ^fる。 ' 第 1 3図は本発明を構成するロック部材の他の例を'示す側面図である。 · 発明を実施するための最良の形態以下、本発明に係るディスクカートリッジを図面を参照して具体的に説明する。

2 0 本発明に係るデイスクカートリッジは第 1図に示すように、合成樹脂を例えばモールド成形して形成された略平板状の方形状をなす上ハーフ 1 と下ハーフ 2を互いに突合せ、複数のビス 3 により結合固定して構成されるカートリッジ本体 4 と、このカートリッジ本体 - 4内に回転自在に収容される R板状のディスク、例えば光磁気ディ z s スク 5 と、上記力ートリツジ本体 4を構成する上ハ―フ 1及び下ハーフ 2 にそれぞれ開設された上記ディスク 5 に対し情報信号を書込み又は書込まれた情報信号の読出しを行う光学ピックアップが臨む開口部 6 , 7を開閉操作するスライド式シャツタ 8 とを主たる構成要素として構成されている。

上記力ートリツジ本体 4を構成する上ハ一フ 1 と下ハ一フ'' '2 は、— 互いに突合せ結合されたとき、ディスク 5への書込みを禁止する書込み保護部材が互いに逆位置になって取付けられるようにこの書込み保護部材取付部 9を同一位置に設ける点を除いて対称に形成される。そして、上記上ハーフ 1 と下ハーフ 2 は、互いに突合せ結合されたとき、ディスク 5を回転自在に収容するに足る空間を構成するように形成されるものであって、これら上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の周緣には、第 2図（A ) , ( B ) 及び第 3図（A ) , ( B ) にそれぞれ示すように突合せ結合されることによりカートリツジ本体 4の周壁を構成する立上り壁 1 0 , 1 1 が形成されている。ま.た、上記上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の中央部には、カートリッジ本体 4内に収納されるディスク 5を回転操作する記録再生装置側に設けられるディスク回転装置のディスクテーブルが臨むディスクテ—ブル挿入孔 1 2 , 1 3が穿設され、このディスクテーブル揷入孔 1 2 , 1 3 に連続して上記デイスク 5 の半径方向に亘つて上記デイスクテーブル揷入孔 1 2 , 1 3 の直径と同幅の光学ピックアツプが臨む開口部 6 , 7が穿設されている。すなわち、これら開口部 6 , 7 は、上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の中央部からシャツタ 8が取付けられる前面側に亘つて略長方形状に穿設されるものである。そして、上ハーフ 1及び下ハ一フ 2 の内面には、ディスクテーブル揷入孔 1 2 , 1 3を中心とした上記デイスク 5 の外径より稍々大きな円周上には、互いに突合せられて上記ディスク 5 の水平方向の位置を規制する位置規制壁を構成するとともにディスク収納部を構成する複数の円弧状リブ 1 6 , 1 7 がそれぞれ突設されている。' これら円弧状リブ 1 6 , 1 7 は、上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の各コーナ部に設けられ、上記立 5 上り壁 1 0 , 1 1 と同一の高さをもって形成されている。 '' " そして、上ハーフ 1及び下ハーフ 2 のシャツタ 8が取付けられる前面側と対向する後側面側の両側コーナ部の立上り壁 1 0 , 1 1 と円弧状リブ 1 6 , 1 7 で囲まれた領域内に、このディスクカートリッジを記録再生装置に装着したときこの装置に設けた位置決めピン

_{1 0} が嵌合し、これら位置決めピンが植立された所定位置に対し位置決めをする装着位置決め用の基準穴 1 8 , 1 9及び 2 0 , 2 1 が 2箇所ずつ設けられている。なお、上記装置には、上記位置決めビンと

' 対向して上記ディスク-カートリッジ.の平面を支持して高さ位置を位置決めする一対の高さ位置決めピンが設けられる。

. 5 また、上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の他方の基準穴 1 9 , 2 1 が設けられたコーナ部には、これら基準穴 1 9 , 2 1 の側方に位置するようにして書込み保護部材取付部 9 , 9が設けられている。これら書込み保護部材取付部 9 , . 9 には、先端に書込み保護部 2 2 aを設けた書込み保護部材 2 2がスライド可能に取付けられる。この書込

2 0 み保護部材 2 2 は、スライド操作されることにより、上記書込み保護都材取付部 9 , 9 の透孔 9 a , 9 a に臨む書込み保護部 2 2 a の位置を可変し、書込み禁止または書込み可能状態を形成する。

そして、上ハーフ 1及び下ハーフ 2 に設けた基準穴 1 8 , 1 9及び 2 0 , 2 1 の近傍の後側面側位置及びシャツタ 8が取付けられる

E 5 前側面側の両側コーナ部の立上り壁 1 0 , 1 1 と円弧状リブ 1 6 , 1 7 で囲まれた領域内には、上記上ハ一フ 1及び下ハーフ 2を結合 - 固定するビス 3が螺合するビス止め部 2 3 , 2 4及び 2 5 , 2 6力くそれぞれ一対ずつ設けられている。

上記基準穴 1 8', 1 9及び 2 0 , 2 1 の近傍に設けられる一対の 5 ビス止め部 2 3 , 2 4 は、下ハーフ 2 の内面に突設された有'底ビス穴 2 7を設けた円筒状のボス部 2 8 , 2 9 と上ハ—フ 1 の内面に突設される上記ボス部 2 8 , 2 9 の先端が嵌合するボス受け凹部 3 0 , 3 1 を先端に設けるとともにビス揷通孔 3 2を設けたボス受台 3 3， 3 4 とから構成される。そして、一方のビス止め部 2 3を構成する

₁₀ ボス受台 3 3 の先端に設けられるボス受け凹部 3 0 は、ここに嵌合するボス部 2 8先端径と略同一の柽をもって円形に形成され、上記ボス部 2 8が軽く圧入して位置決め嵌合し得るように形成されている。 ' .

また、上ハーフ 1及び下ハーフ 2の前側面側に設けられるビス止 i s め部 2 5 , 2 6 は、下ハーフ 2 の内面に突設された有底ビス穴 3 6 を設けた円筒状のボス部 3 7 , 3 8 と上ハーフ 1 の内面に突設される上記ボス部 3 7 , 3 8 と突合せられるビス揷通孔 3 9 を設けた円筒状のボス部 4 1 , 4 2 とから構成される。

上述のようにビス止め部 2 3 , 2 4及び 2 5 , 2 6を設けた上ハ zo ーフ 1 と下ハーフ 2 は、ディスク 5を収納して基準孔 1 8 , 1 9及び 2 0 , 2 1側の上記ビス止め部 2 3 , 2 4のボス部 2 8 , 2 9をボス受台 3 3 > 3 4 のボス受け凹部 3 0 , 3 1 に圧入嵌合することにより互いに突合せられて仮固定され、さらに位置決めがなされる。ここで上記ビス止め部 2 3 , 2 4及び前側面側のビス止め部 2 5 ,

2 5 2 6 にビス 3を螺合することにより第 4図に示すように結合固定されディスク 5を回転自在に収納したカートリッジ本体 4が形成される。

さらに、上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の開口部 6 , 7が設けられた前側面側緣に沿う外面には、上記開口部 6 , 7 を開閉するシャツタ 8をスライドガイドするガイド溝 4 4 , 4 5が設けられてい'る。

カートリフジ本体 4の上下両面に相対向して設けられることになる上記ガイド溝 4 4 , 4 5を介してスライド自在に取付けられるシャッタ 8 は、ステンレス板等の金属板を略コ字状に折曲げて、第 5 図（A ) , ( B ) 及び（ C ) に示すように形成される。すなわち、こ i o のシャツタ 8 は、連設片 4 6 の両側に上記開口部 6 , 7及びディスクテーブル挿入孔 1 2 , 1 3を同時にそれぞれ覆うに足る上部シャッタ部 4 7及び下部シャツタ部 4 8を相対向して折曲形成して設け. 上記上部シッタ部 4 7及び下部シャタ部 4 8 の連設片 4 6 への連設部側と上記連設片 4 6をもってスライドガイド部 4 9 となしている。このスライドガイド部 4 9 は、上記上部シャツタ部 4 7及び下部シャツタ部 4 8 の一側からさらにガイド溝 4 4 , 4 5方向に延在させられている。従って、シャツタ 8 は第 5図（A ) に示す如く平面形状を略 L字状に形成されている。

そして、上記シャツタ 8 のスライドガイド部 4 9 の両端部には、

2 0 このスライドガイド部 4 9 の一部を内方側へ切起して形成した上記ガイド溝 4 4 , 4 5 に係合してガイドされるガイド片 5 0及び 5 2 が上下両面にそれぞれ相対向して一対ずつ設けられている。これらガイド片 5 0及び 5 2 は、第 5図（ C ) に示すように断面略 L字状に折曲形成されるとともに先端側を外方側へ湾曲するように折曲げ 5 て形成され、上記ガイド溝 4 4、 4 5 の幅に略対応する幅をもって形成されている。このように形成されたガイド片 5 0及び 5 2 は、上記ガイド溝 4 4 , 4 5 に係合されることによりシャツタ 8 のカートリッジ本体 4からの抜け止めを図る。

また、上記各一対のガイド片 5 0間及びガイド片 5 2間には、絞 5 り加工により形成された突条部 5 4 , 5 5が形成され、スラ' ド^ ィド部 4 9を上部及び下部シャツタ部 4 7 , 4 8 の幅に比し長尺に形成したことから生ずる長手方向及び厚み方向の撓みや折曲を防止するようにしている。

さらに、上記シャツタ 8 の連設片 4 6 には、該シャツタ 8が閉蓋 t o 位置にあるとき、カートリッジ本体 4に設けられるシャツタ 8 の口 'ンク部材 5 6 に係合する被ロック片としての被ロック用の折曲部 5 7が切起し形成されるとともに、後述する記録再生装置側に設けられるロック解除ピン 6 8が揷入される'ロック解除ピン揷入孔 5 8が穿設されている。上記折曲部 5 Tは、先端側コーナ部を円弧状とな

1 5 し、円滑にスライドするようになされている。また、ロック解除ピン揷入孔 5 8 は、上記折曲部 5 7 に対し上記口ック部材 5 6 の自由端側に位置し、且つ上記折曲部 5 7 に近接して設けられる。

上述のように形成されたシャツタ 8 のスライドガイド部 4 9 がスライドする上ハーフ 1及び下ハーフ 2 の前側面には、上記口ック解

3 0 除ピン 6 8及び被ロック用の折曲部 5 7がスライドするスライド溝

4 3を形成するスライド凹状部 5 9 ， 6 0が設けられている。そして、上ハーフ 1及び下ハーフ 2には、ガイド溝 4 4 , 4 5から前側面に亘つてスリ割り溝を穿設して形成した上記シャツタ 8 に設けたガイド片 5 0及び 5 2 に対応するように弾性変位片 6 1 , 6 2及び

Z S 6 3 , 6 4が形成されている。これら弾性変位片 6 1 , 6 2及び 6 3 , 6 4 の外面側は、上記ガイド片 5 0及び 5 2 のガイド溝 4 4 >

4 5への挿入を容易となすため、テ一パ状に形成されている。そして、上記シャッタ 8 は、各ガイド片 5 0及び 5 2を弾性変位片 6 1 , 6 2及び 6 3 , 6 に対応させて力ートリツジ本体 4の前側面に嵌

_; 合することにより、これら弾性変位片 6 1 , 6 2及び 6 3 , ' 6 4 ^ 上記ガイド片 5 0 , 5 0及び 5 2 , 5 2 により撓ゎまされて、これらガイド片 5 0及び 5 2がガイド溝 4 4 , 4 5 に容易に係合して開口部 6 , 7 を開閉操作するようにスライド自在に第 6図に示すように取付けられる。

j また、上ハーフ. 1及び下ハーフ 2 の前側面から外側面に亘つて第

2図（ B ) , ( C ) 及び第 3図（ B ) , ( C ) に示すようにシャツタ 8 のスライド範囲を規制する凹状部 6 5 , 6 6が形成されている。— - さらに、，上ハーフ 1 の前倒面側の内面'コーナ部には、上記シャッタ 8 がカートリッジ本体 4の開口部 6， 7を閉蓋した位置にあると

5 きに被ロック用の折曲部 5 7が係合して上記シャツタ 8 をロックするロック凹部 6 7を有する合成樹脂を成形して形成されたロック部材 5 6が取付けられている。このロック部材 5 6 は、第 7図に示すように、合成樹脂により形成され上ハーフ 1 の内面に突設した一対の取付けピン 6 9 , 6 9 に嵌合する嵌合孔 7 0 , 7 0を設けた取付

0 け基部 7 1 の一側から半円状に湾曲形成した弾性変位部 7 2を介してロック解除ビン被押圧部 7 3を延長して構成されている。そして、ロック解除ビン被押圧部 7 3 の一側面側の中途部に、シャツタ 8 の折曲部 5 7が係合するロック凹部 6 7が穿設されている。このロック解除ビン被押圧部 7 3 のロック凹部 6 7 より自由端側のロック解

5 除ピン当接面側には、弾性変位部 7 2側を深くなすように自由端側から上記弾性変位部 7 2側に向かって徐々傾斜する傾斜面とした口ック部材押圧量調整用凹部 7 8が第 8図及び第 9図に示すように設けられ、さらにシャツタ 8 のスライド操作時に上記折曲部 5 7 が侵入するようにして挿通するスリット状の通路 7 4が穿設されている。 5 この通路 7 4は、シャツタ 8がスライドするとき折曲部 5 7 く接触— しない深さと幅をもった溝として形成される。また、上記通路 7 4 は、ロック部材 5 6を押圧する記録再生装置側に設けられるロック解除ビン 6 8 の径より小さい幅をもって形成され、上記ロック解除ピン 6 8がロック部材 5 6を押圧したときこの通路 T 4内に挿入さ

_{1 0} れることがないように構成されている。

なお、上記口ック解除ビン 6 8 の移動軌跡を上記通路 7 4からずらすことにより、この通路 7 4は上記ロック解除ピン 6 8 より大きな幅をもって形成することができる。

また、上記口ック部材 5 6 の自由端部一側は、傾斜部 7 5 となさ

_{1 5} れ、記録再生装置側に設けられるロック解除ビン 6 8 により押圧されるとき、徐々に弾性変位し且つ徐々に弾性復帰されるようになされている。この傾斜部 7 5 は、図示の例ではストレートな傾斜面として形成されているが、円弧状に湾曲したものであってもよい。

また、口ック解除ビン被押圧部 7 3 の他側面中途部には、上ハー

2 0 フ 1 の前側面側に形成した立上り壁 1 0 の一部を切欠いて形成した係合部 Ί 6 に係合して上記ロック解除ピン被押圧部 7 3 のカートリッジ本体 4の外方への弾性変位及び自由端方向への過度な弾性変位を規制して口 'ンク部材 5 6 の保護を図る略 L字状の係止片 Ί 7が突設されている。

z s 上述のように形成されたロック部材 5 6 は、弾性変位部 7 2をスライド凹状部 5 9 内に臨ませて取付け基部 7 1 を嵌合孔 7 0 , 7 0 を介して取付けピン 6 9 , 6 9 に嵌合して第 2図（ A ) に示すように取付けられる。

次に、上述したように構成されたディスク力— トリッジにおける

, シャッタ 8 の口フク部材 5 6 への口 'ンク操作及び口 'ンク解除售力作^ 説明すると、上記デイスクカートリツジを記録再生装置に装着するとこの装置内に設けられたロック解除ピン 6 8がロック解除ピ.ン揷入孔 5 8からカートリツジ本体 4内に侵入してロック部材 5 6 の口ック解除ビン被押圧部材 7 3を第 1 0図に示すように押圧して弾性

, 変位させる。このロック解除ピン被押圧部 7 3が押圧されると、シャフタ 8 の折曲部 5 7がロック凹部 6 7から外れる。次いでロック解除ピン 6 8 がロック解除ビン挿入孔 5 8 に係合したままシャツタ 8 を開蓋方向にスライドさせてロック解除ピン被押圧部 7 3 の傾斜部 Ί 5 の近傍に至ると上記折曲部 5 7が通路 7 4に臨む位置に至る。

；さらにロック解除ピン 6 8が上記傾斜部 Ί 5上に至ると、ロック部材 5 6 は弾性復帰する。そして、上記折曲部 5 7 は通路 7 内に侵入し、この状態でシャツタ 8 はスライドさせられ、第 1 1図及び第 1 2図に示すようにピックアップ用の開口部 6 , 7 を開放する。

また、上記開口部 6 , 7を開放して開蓋した状態にあるシャツタ

, 8 の閉蓋操作は、前記操作の逆の動作をもって行われ、まず、シャッタ 8がロック部材 5 6側ヘスライドさせられると、折曲部 5 7が通路 7 4 に侵入し、次いでロック解除ビン 6 8が傾斜部 7 5 に乗り上げ徐々に口 _yク部材 5 6 を撓ゎませる。そして、ロック解除ピン 6 8がロック解除ビン被押圧部 Ί 3上に至ってロック部材 5 6を大

₅ きく撓ゎませた第 1 0図に示す状態に至るまで移動してシャツタ 8 - - をスライドさせると、折曲部 5 7がロック凹部 6 7 に対応する位置に移動する。ここで、口ック解除ピン 6 8をロック解除ピン揷入孔 5 8から抜くと、ロック部材 5 6が弾性復帰し、上記折曲部 5 7力ロック凹部 6 7 に係合してシャツタ 8 はロックされる。

5 ところで、上述のように自由端側を口ック解除ピン被押 '圧部 7 3" となしたロック部材 5 6 にあってば、ロック解除ピン 6 8 のカートリッジ本体 4に対する侵入量が一定である]!り押圧位置に応じて変位量が異なる。ロック解除ビン 6 8 のロック解除ピン被押圧部 7 3 に対する相対押圧位置が変化し、第 1 0図中破線で示すように弾性

_{1 0} 変位部 7 2側を押圧すると、自由端側を押圧した場合に比し大きく変位する。しかし本発明に係るディスクカートリッジにあっては、自由端側から弾性変位部 7 2側に向かつて傾斜するラク部材押圧量調整用凹部 7 8が設けられているた-め、ロック解除ピン 6 8が所定正規の位置より弾性変位部 7 2側を押圧しても、上記凹部 Ί 8 に

_{1 5} よりロック解除ビン被押圧部 7 3を押圧する量が調整され、弾性変位部 7 2 の所定量以上の変位を防止できる。すなわち、上記ロック部材押圧量調整用凹部 7 8 は、ロック解除ピン 6 8 の押圧位置が正規の押圧位置から弾性変位部 7 2方向にずれる量に応じて徐々に深くなるようにして、上記ロック解除ビン 6 8 の押圧位置のずれに対 _{z o} 応したロック解除ピン被押圧部 7 3 の変位量のずれを吸収するように形成される。

なお、上記ロック部材押圧量調整用凹部 7 8 は、ロック部材 5 6 の過度の変位を吸収し " 弾性変位部 7 2 の保護を図るものであるから、上記弾性変位部 Ί 2 に強度限界以上の負荷が加-わつてしまう位 2 3 置に略対応して第 1 3図に示すように深さが一定の凹部を設け、この凹部をもってロック部材押圧量調整用凹部 1 7 8 としてもよい。そして、このロック部材押圧量調整用凹部 1 7 8 は、この部分をロック解除ビン 6 8が押圧した場合に、シャツタ 8 に設けた被ロック用の折曲部 5 7がロック凹部 6 7から係合解除されるに足る変位量を得るだけ上記ロック部材 5 6を押圧変位させる深さに形されることはもちろんである。産業上の利用可能性本発明は、スライド式シャツタが開蓋位置にあるとき、該シャツタのロック解除用のピン揷入孔がロック部材のロック部より自由端側にあって、上記口ック解除用のピン揷入孔から装置側に設けた解除ピンが揷入されることにより上記口ック部材が変位させられて口 'ンク解除される。そして、ロック解除ピン.が移動することにより上記シャツタはロック部材から分離してこのロック解除ピンとともにピックアップ用の開口部を開閉する両方向に移動される。

従って、ロック部材には、シャツタの開閉操作時以外に負荷が加わらないので、このロック部材を変形させることがなく長時間に亘つて十分な弾力性を維持させることができ、常に確.実なシャツタのロックを行うことができる。そして、不用意なピックアップ用の開口部の開放が防止されディスクの保護が確実となる。

さらに、シャツタをロックするロック凹部より自由端側にロック解除ピンが当接されるので、ロック部材の弾性変位が容易でシャツタに設けた被ロック用の折曲部のロック凹部への係合が円滑に行え且つロック解除ビンによるロック解除力が小さくてすむ。よって、本発明は、光磁気デイスク、光デイスク、磁気デイスク等の円板状のディスクを回転自在に収納するとともに、このディスクを収納したカートリフジ本体に設けたピックァップ用の開口部を開閉操作するスライド式シャツタを設け、さらにこのシャツタをロフクする機構を備えたデイスクカートリフジに適用して有用と'なる—。

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Claims

請求の範囲

1 . カートリッジ本体の平面に設けられたピックアップ用の開口部と、この開口部を開閉する被ロック用の折曲部が形成されたライ- ド式シャツタと、このスライド式シャツタが閉蓋位置にあるとき上記被ロック用の折曲部が係合して上記シャツタをロックするロック凹部を有するロック部材とを有し、上記スライド式シャツタが閉蓋位置にあるとき、上記口ック部材の上記口ック凹部を設けた位置より自由端側に位置させてロック解除ビン揷入孔を上記スライド式シャフタに設けてなるディスグカートリッジ。

2 . 上記 σ ック部材に上記被口ック用の折曲部の通路を設けてなる特許請求の範囲第 1 項記載のディスクカートリッジ。 '· 3 . 上記通路は溝部して形成されてなる特許請求の範囲第 1 項記載のディスクカートリッジ。