JPWO2023286272A5 - - Google Patents

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モータ制御部110は、上述したようにモータ91の回転子位置および速度などの状態量を制御するものであり、この制御のためにモータ91を流れる電流も制御する。モータ制御部110は、エンコーダ92からの回転角度θと外部からの回転角度指令θ*が入力され、回転角度θと回転角度指令θ*との差から回転速度指令ωrm*を生成して出力する位置制御部111と、回転角度θが入力され、回転角度θの時間変化からモータ91の回転速度ωrmを計算して出力する速度計算部112と、回転速度ωrmと回転速度指令ωrm*との差から、dq軸直交回転座標系における電流指令、すなわちd軸電流指令id*およびq軸電流指令iq*を生成して出力する速度制御部113とを備える。速度制御部113は、PI制御(比例・積分制御)等により、回転速度ωrmと回転速度指令ωrm*とが一致するようにd軸電流指令id*およびq軸電流指令iq*を生成する。
検波処理部151の検波処理による電気回路定数の測定は、モータ91の回路方程式である式(1)に基づく。なお、以下で説明する数式においては、各信号(q軸電流信号iq、q軸電圧指令vq*など)が示す電流値または電圧値を、その信号の符号と同じ符号で記載する。例えば、q軸電流信号iqが示す電流値は、q軸電流iqと記載する。
Figure 2023286272000001
式(1)において、q軸電圧vqには、q軸電流iqに比例する電圧降下成分(R・iq)が含まれ、この電圧降下成分の比例係数が測定対象である抵抗値Rとなる。このため、q軸電圧信号vqを対象信号SigDetに設定し、q軸電流信号iqを基準信号SigBaseに設定すると、抵抗値Rを測定することができる。なお、図1に示す検波処理部151では、q軸電圧信号vqの代替としてq軸電圧指令vq*を対象信号SigDetに設定している。このように、実際の電圧値を対応する電圧指令に置き換えて対象信号SigDetに設定してもよい。
この時、コサイン関数においてθd一周期の積分を行った場合、位相成分のうちθdに応じて時間変化する成分がゼロ、すなわち式(6)においてn=mの条件を満たす場合にのみ、ゼロでない値が残る。従って、(6)は以下の(7)に変形できる。ここでは式変形の過程でn=mとして、最終的に添字をnで統一している。
Figure 2023286272000002
式(8)の計算結果により推定比例係数Pcestを更新し、式(4)へフィードバックさせることで、(7)の計算結果をゼロに収束させることができる。(7)の計算結果がゼロになったときの推定比例係数Pcestは比例係数Pcに一致している。上述したように、比例係数Pcは測定対象の電気回路定数の真値に収束する比例係数であるので、比例係数Pcに一致する推定比例係数Pcestは測定対象の電気回路定数の値を示す。このことは、推定比例係数Pcestを比例係数Pcに収束させることを通じて、測定対象の電気回路定数の測定が実現できていることを意味する。計算された推定比例係数Pcestが比例係数Pcに収束している場合、その時の推定比例係数Pcestの値を測定結果mesとして出力する。図1においては、測定結果mesは抵抗値Rの測定結果R_mesとして、検波処理部151からモータ制御部110に送られる。モータ制御部110は、モータ91の制御において、測定結果R_mesを抵抗値Rとして用いる。
なお、ここで「収束」は、必ずしも更新前後の値が一致した場合のみならず、更新前後の値の差が、十分小さく設定された閾値よりも小さくなった場合も含む。
また、上記のような収束判定を行うことなく、(7)の計算結果がゼロになったとき(ゼロを通過したとき)に、「収束した」とみなしもよい。予め取得した基準としての収束時間を経過した場合に「収束した」とみなすこともできる。この場合、所定の運転パターンでモータ91を運転させた状態で検波処理部151による検波処理を予め実施し、その時の推定比例係数Pcestの収束時間を測定することで、基準となる収束時間を取得しておく。
電気回路定数の測定を高精度で行うためには、式(12)の結果がゼロになることが望ましい。式(12)の結果がゼロになる条件は複数あるが、以下の式(13)に示す位相条件を満たすと確実にゼロとなる
Figure 2023286272000003
式(13)は、交流基準信号SigBaseACと外乱信号SigDistのそれぞれの高調波成分の位相差が±90°で、直交する信号であることを示している。なお、上記位相差は、±90°に限らず、±90°の奇数倍であってもよい。
なお、図2の検波処理部151は、対象信号SigDetおよび基準信号SigBaseが直流成分のみとなった場合、ハイパスフィルタ151aおよびハイパスフィルタ151bの出力がゼロとなり、推定比例係数Pcestの収束処理が停止する。このように推定比例係数Pcestの収束処理が停止したときは、他の周期性を利用することができる。図1に示した例のように抵抗値Rを測定する場合、図6Aに示すようなモータ91の加速減速に伴う電流波形から、モータ91の加速減速の周期を一周期ととらえる。これにより、直流成分を除去して交流成分を得ることができる。このようにして交流成分を得る手法を上述の検波処理と合わせて用いることにより、測定ノイズに対してもロバストな測定が可能となる。
また、特殊な条件を満たす場合を除き、上記で説明したq軸電圧とq軸電流は、d軸電流と同相となる挙動はない。また、モータ91の内部においては、q軸電流はトルクに変換され、モータ91自体を含む負荷の機械モデル伝達特性を介して機械速度に変換される。機械モデルの伝達特性は多くの場合、イナーシャによる積分要素の伝達特性となる。従って機械モデルへの入力信号となるモータトルクと、機械モデルの出力信号となる機械速度において、その入出力信号の交流成分は90°の位相差が発生する。モータトルクはq軸電流に比例し、機械速度は電気角速度に比例する。このため、q軸電流と電気角速度も同位相となる条件は少ない。多くの運転条件において、q軸電流と電気角速度は90°の位相差を持つことが期待される。このことと式(13)を考慮すると、q軸電流と電気角速度の積は、多くの場合で平均化処理によってゼロになると考えられる。以上のことから、多くの運転条件において、図2に示した検波処理部151の処理によって電気回路定数の測定を行うことができると言える。従って、測定対象以外の電気回路定数の精度に関わらず、高精度な測定が可能となる。言い換えると、検波処理部151による電気回路定数の測定は、測定対象以外の電気回路定数に含まれている可能性がある誤差の影響を排し、高精度な電気回路定数の測定を可能としている。
図6Bおよび図6Cは、ともに図6Aに示した波形を持つ各信号、およびこれらから得られるデータに基づいている。また、図6Aに示した波形を持つ各信号は、モータ91の通常の位置決め運転に伴って得られるものである。このことから、実施の形態1における検波処理により、モータ91の制御に伴って、複数の電気回路定数の測定を同時に行うことが可能であることが分かる。
また、インダクタンス値も温度依存性がある。これは、モータ91の固定子鉄芯の透磁率の温度依存性によるもので、鉄芯温度T_coreが上昇すると透磁率の増加により、インダクタンス値(q軸インダクタンス値Lq)が上昇する。このため、測定結果Lq_mesから鉄芯温度T_coreを計算することができる。
以上は、埋め込み磁石型永久磁石同期モータを例にとり説明したが、リラクタンストルクが発生しない表面磁石型永久磁石同期モータの場合では、図12に示す実施の形態3の他の例のように、より簡単な構成とすることができる。すなわち、リラクタンストルクが発生しない場合は、トルク指令Tq*とq軸電流指令iq*は式(15)に示すような関係となる。式(15)より、極対数Pと誘起電圧定数Φの測定結果Φ_mesが分かればトルク指令Tq*からq軸電流指令iq*を容易に計算することができる。図12に示すモータ制御装置3001では、トルク推定部301を省略し、検波処理部352の測定結果Φ_mesをモータ制御部310のトルク制御部3111に出力する。トルク制御部3111は、式(15)による計算を行って得たq軸電流指令iq*を電流制御部117に出力する。リラクタンストルクが発生しない場合は、この構成によりトルク制御が実現される。
Figure 2023286272000004
通常、誘起電圧定数Φの計算において誘起電圧を電気角速度で除算する手順を用いる場合、電気角速度が高いほど誘起電圧も高くなるため、他の電気回路定数の精度の影響が低下するが、電気角速度が低い場合、相対的に他の電気回路定数の精度の影響を受け、特に、抵抗値Rの精度の影響を受ける。一方、上述した実施の形態4の他の例のように、d軸電流指令id*を加振処理して抵抗値Rを測定することにより、電気角速度が低い場合でも、高精度に誘起電圧定数Φを計算することができる。また、上述した検波処理による電気回路定数の測定の性質を利用することにより、dq軸インダクタンス(Ld・Lq)の精度の影響は受けない。なお、(16)に記載した平均値計算は、d軸電流によるq軸側への干渉成分を除去するものであるので、ローパスフィルタで代替可能であることは言うまでもない。
実施の形態5.
次に、実施の形態5を図15に基づいて説明する。なお、図1から図14と同一または相当部分については同一符号を付し、その説明を省略する。実施の形態5は、実施の形態1から4で説明した方法により得られた電気回路定数、およびこれに基づいて計算される温度情報などの情報を外部に出力するための構成を追加したものである。図15は、実施の形態5におけるモータ制御装置の構成図である。モータ制御装置500は、モータ制御部110および電気回路定数測定部550を備える。さらに、モータ制御装置500は、温度計算部560および出力インターフェース部503を備える。

Claims (22)

  1. 被測定モータの電気回路の電気回路定数を測定する電気回路定数測定部を備えたモータ制御装置であって、
    前記電気回路定数測定部は、
    前記被測定モータの電気回路における状態量をそれぞれ示す状態量信号のうち、交流成分を有する第1の状態量信号と、交流成分を有し、測定対象の前記電気回路定数を含む係数と前記第1の状態量信号の積からなる信号成分を含む第2の状態量信号とを入力とし、前記信号成分を同期検波により前記第2の状態量信号から取り出して、前記係数から前記測定対象の電気回路定数を測定する検波処理部
    を備えていることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記被測定モータのいずれかの部材の温度に依存する前記電気回路定数の測定結果に基づいて、前記いずれかの部材の温度を計算する温度計算部をさらに備えた請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記温度計算部によって計算された温度が予め定められた閾値を超えた場合に、前記被測定モータの回転速度を予め定められた値以下に制限する保護指令を出力する保護判断部をさらに備えた請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記被測定モータを流れる電流と、前記検波処理部による前記電気回路定数の測定結果に基づいて、前記被測定モータのトルクを推定するトルク推定部をさらに備え、
    前記トルク推定部によって演算された前記被測定モータのトルクの推定値と、前記被測定モータのトルクの指令値に基づいて、前記被測定モータのトルクを制御するトルク制御部を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記検波処理部は、前記第1の状態量信号の交流成分と直交する交流成分からなるノイズ成分を前記第2の状態量信号から除去することにより、前記信号成分を前記第2の状態量信号から取り出す請求項1から4のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  6. 前記検波処理部は、
    前記第1の状態量信号が入力され、前記第1の状態量信号の交流成分を取り出す第1のハイパスフィルタと、
    フィードバックされた推定比例係数を前記第1の状態量信号の交流成分に乗じ、得られた結果を出力する第1の乗算器と、
    前記第2の状態量信号が入力され、前記第2の状態量信号の交流成分を取り出す第2のハイパスフィルタと、
    前記第1の乗算器の出力を前記第2の状態量信号の交流成分から減じ、得られた結果を残存信号として出力する減算器と、
    前記第1の状態量信号の交流成分を前記残存信号に乗じ、得られた結果を出力する第2の乗算器と、
    前記第2の乗算器の出力に平均化処理を施し、得られた結果を平均化後信号として出力する平均化処理部と、
    予め定められた積分ゲインを前記平均化後信号に乗じたものを時間積分することにより、前記推定比例係数を更新する積分器とを備え、
    前記積分器の出力を前記推定比例係数として前記第1の乗算器にフィードバックし、さらに、前記推定比例係数より前記測定対象の電気回路定数を求め、得られた結果を出力する請求項5に記載のモータ制御装置。
  7. 前記第2の状態量信号が示す状態量に対する加振処理を行わせるとともに、前記加振処理に応じた加振位相を前記検波処理部に出力する加振指令生成部をさらに備え、前記平均化処理部は、前記加振位相を基準として前記平均化処理を行う請求項6に記載のモータ制御装置。
  8. 前記平均化処理は、前記第1の状態量信号および前記第2の状態量信号の位相について1周期積分する積分処理である請求項6または7に記載のモータ制御装置。
  9. 前記検波処理部による前記電気回路定数の測定結果、または該測定結果に基づいて演算された情報を外部に出力する出力インターフェース部をさらに備えた請求項1から8のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  10. 前記検波処理部は、前記第2の状態量信号として、前記第2の状態量信号が示す状態量を制御する制御指令を用いる請求項1から9のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  11. 被測定モータの電気回路の電気回路定数を測定する電気回路定数測定工程を備えたモータ制御方法であって、
    前記電気回路定数測定工程は、
    前記被測定モータの電気回路における状態量をそれぞれ示す状態量信号のうち、交流成分を有する第1の状態量信号と、交流成分を有し、測定対象の前記電気回路定数を含む係数と前記第1の状態量信号の積からなる信号成分を含む第2の状態量信号とを入力とし、前記信号成分を同期検波により前記第2の状態量信号から取り出して、前記係数から前記測定対象の電気回路定数を測定する検波処理工程
    を備えていることを特徴とするモータ制御方法。
  12. 前記被測定モータのいずれかの部材の温度に依存する前記電気回路定数の測定結果に基づいて、前記いずれかの部材の温度を計算する温度計算工程をさらに備えた請求項11に記載のモータ制御方法。
  13. 前記温度計算工程によって計算された温度が予め定められた閾値を超えた場合に、前記被測定モータの回転速度を予め定められた値以下に制限する請求項12に記載のモータ制御方法。
  14. 前記被測定モータを流れる電流と、前記検波処理工程による前記電気回路定数の測定結果に基づいて、前記被測定モータのトルクを推定する工程をさらに備え、
    前記被測定モータのトルクの推定値と前記被測定モータのトルクの指令値に基づいて、前記被測定モータのトルクを制御する請求項11から13のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
  15. 前記検波処理工程は、前記第1の状態量信号の交流成分と直交する交流成分からなるノイズ成分を前記第2の状態量信号から除去することにより、前記信号成分を前記第2の状態量信号から取り出す工程を備える請求項11から14のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
  16. 前記検波処理工程は、
    前記第1の状態量信号から交流成分を取り出す工程と、
    フィードバックされた推定比例係数を前記第1の状態量信号の交流成分に乗じる工程と、
    前記第2の状態量信号から交流成分を取り出す工程と、
    前記推定比例係数が乗じられた前記第1の状態量信号の交流成分を前記第2の状態量信号の交流成分から減じ、得られた結果を残存信号として出力する工程と、
    前記残存信号に前記第1の状態量信号の交流成分を乗じる工程と、
    前記第1の状態量信号の交流成分が乗じられた前記残存信号に平均化処理を施し、得られた結果を平均化後信号として出力する工程と、
    予め定められた積分ゲインを前記平均化後信号に乗じたものを時間積分することにより、前記推定比例係数を更新する工程とを備え、
    更新された前記推定比例係数をフィードバックし、さらに、前記推定比例係数より前記測定対象の電気回路定数を求め、得られた結果を出力する請求項15に記載のモータ制御方法。
  17. 前記第2の状態量信号が示す状態量に対して加振処理をする工程をさらに備えるとともに、前記加振処理に対応する加振位相を基準として前記平均化処理を行う請求項16に記載のモータ制御方法。
  18. 前記平均化処理は、前記第1の状態量信号および前記第2の状態量信号の位相につて1周期積分する積分処理である請求項16または17に記載のモータ制御方法。
  19. 前記検波処理工程による前記電気回路定数の測定結果、または該測定結果に基づいて演算された情報を外部に出力する工程をさらに備えた請求項11から18のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
  20. 前記第2の状態量信号として、前記第2の状態量信号が示す状態量を制御する制御指令を用いる請求項11から19のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
  21. 被測定モータの電気回路の電気回路定数を測定する電気回路定数測定装置であって、
    前記被測定モータの電気回路における状態量をそれぞれ示す状態量信号のうち、交流成分を有する第1の状態量信号と、交流成分を有し、測定対象の前記電気回路定数を含む係数と前記第1の状態量信号の積からなる信号成分を含む第2の状態量信号とを入力とし、前記信号成分を同期検波により前記第2の状態量信号から取り出して、前記係数から前記測定対象の電気回路定数を測定する検波処理部
    を備えていることを特徴とする電気回路定数測定装置。
  22. 被測定モータの電気回路の電気回路定数を測定する電気回路定数測定方法であって、
    前記被測定モータの電気回路における状態量をそれぞれ示す状態量信号のうち、交流成分を有する第1の状態量信号と、交流成分を有し、測定対象の前記電気回路定数を含む係数と前記第1の状態量信号の積からなる信号成分を含む第2の状態量信号とを入力とし、前記信号成分を同期検波により前記第2の状態量信号から取り出して、前記係数から前記測定対象の電気回路定数を測定する検波処理工程
    を備えていることを特徴とする電気回路定数測定方法。
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