JPWO2022172436A5 - - Google Patents

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本発明の積層フィルムの製造装置は、第一塗工部が、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリイソシアネート組成物(X)を第一フィルムに塗布するものであり、第二塗工部が、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリオール組成物(Y)を第二フィルムに塗布するものである。このため、本発明の積層フィルムの製造装置は、本発明の液硬化型接着剤を使用して、二液分別塗布工程を有する製造方法により、本発明の積層フィルムを製造する場合に、好適に使用できる。
本発明の積層フィルムの製造方法は、二液分別塗布工程を有し、第一塗布工程において、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリイソシアネート組成物(X)を第一フィルムに塗布し、第二塗布工程において、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリオール組成物(Y)を第二フィルムに塗布する。このため、本発明の積層フィルムの製造方法によれば、本発明の液硬化型接着剤を使用して、本発明の積層フィルムを製造できる。
図1は、本実施形態に係る積層フィルムの一例を示した断面図である。 図2は、本実施形態に係る積層フィルムの製造装置の正面図である。 図3は、図2に示す積層フィルムの製造装置におけるポリイソシアネート塗工部の要部を示す正面図である。 図4は、図2に示す積層フィルムの製造装置におけるポリオール塗工部の要部を示す正面図である。 図5は、本実施形態の積層フィルムの製造に使用する製造装置の他の例を説明するための正面図である。
[二液硬化型接着剤]
本実施形態の二液硬化型接着剤は、ポリイソシアネート組成物()とポリオール組成物(Y)との硬化反応を用いる二液硬化型接着剤である。
本実施形態の二液硬化型接着剤におけるポリイソシアネート組成物(X)は、ポリイソシアネート(A)を含み、かつトルートン比が4.0~8.0の範囲内である。ポリオール組成物(Y)は、ポリオール(B)を含み、かつトルートン比が4.0~8.0の範囲内である。ポリイソシアネート組成物(X)は、必要に応じて、二液硬化型接着剤に含まれるポリオール(B)の一部を含んでいてもよい。
本実施形態の二液硬化型接着剤は、ポリイソシアネート組成物(X)中のソシアネート基と、ポリオール組成物(Y)中の水酸基(または水酸基とアミノ基)との化学反応によって硬化する。
前記ポリエステルポリオール(2)、(3)又は(4)の製造に用いられる多価カルボン酸としては、例えば、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、無水マレイン酸、フマル酸、1,3-シクロペンタンジカルボン酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸等の脂肪族ジカルボン酸;テレフタル酸、イソフタル酸、1,4-ナフタレンジカルボン酸、2,5-ナフタレンジカルボン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、ナフタル酸、ビフェニルジカルボン酸、1,2-ビス(フェノキシ)エタン-p,p’-ジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸;及びこれら脂肪族又は芳香族ジカルボン酸の無水物あるいはエステル形成性誘導体;p-ヒドロキシ安息香酸、p-(2-ヒドロキシエトキシ)安息香酸及びこれらのジヒドロキシカルボン酸のエステル形成性誘導体、ダイマー酸等の多塩基酸類が挙げられる。
ポリアミン(C)としては、例えば、メチレンジアミン、エチレンジアミン、イソホロンジアミン、3,9-ジプロパンアミン-2,4,8,10-テトラオキサスピロウンデカン、リシン、フェニレンジアミン、2,2,4-トリメチルヘキサメチレンジアミン、トリレンジアミン、ヒドラジン、ピペラジン、ヘキサメチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジシクロヘキシルメタン-4,4-ジアミン、2-ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ-2-ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ-2-ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、2-ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、又はジ-2-ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、ポリ(プロピレングリコール)ジアミン、ポリ(プロピレングリコール)トリアミン、ポリ(プロピレングリコール)テトラアミン、1,2-ジアミノプロパン、1,3-ジアミノプロパン、
バッキングロール125は、コーティングロール124と回転軸同士が平行となるように、配置されている。バッキングロール125は、コーティングロール124との間で第一フィルムW1を挟持し、第一フィルムW1を搬送する。バッキングロール125は、コーティングロール124の外周面に塗布されたポリイソシアネート組成物(X)の第一フィルムW1への転写を補助する。バッキングロール125の外周面は、ゴム等の弾性素材で形成されている。
コーティングロール124は、ドクターロール122と同様に、図示しない温度調節部によって外周面の温度が一定に保たれていることが好ましい。これにより、第一フィルムW1に塗布されるポリイソシアネート組成物(X)の粘度が安定化される。
「第2塗布工程」
次に、図2~図4に示す積層フィルムの製造装置1を用いて第2塗布工程を行う方法について説明する。
まず、第2巻出部13からポリオール塗工部14に、第二フィルムW2を送出する。ポリオール塗工部14において、グラビアロール141および圧胴143を、図4において矢印で示す方向に回転させる。グラビアロール141の回転動作により、グラビアロール141の表面を経て、チャンバー142内のポリオール組成物(Y)が第二フィルムW2に塗布される。
本実施形態の積層フィルム11aの製造装置1は、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリイソシアネート組成物(X)を第一フィルムW1に塗布するポリイソシアネート塗工部12と、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリオール組成物(Y)を第二フィルムW2に塗布するポリオール塗工部14と、第一フィルムW1のポリイソシアネート組成物(X)の塗工面と、第二フィルムW2のポリオール組成物(Y)の塗工面とを貼り合わせる貼合装置15とを有する。したがって、本実施形態の積層フィルム11aの製造装置1は、本実施形態の液硬化型接着剤を使用して、二液分別塗布工程を有する本実施形態の製造方法により積層フィルム11aを製造する場合に、好適に使用できる。
本実施形態の積層フィルム11aの製造方法では、第一塗布工程において、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリイソシアネート組成物(X)を第一フィルムに塗布し、第二塗布工程において、トルートン比が4.0~8.0の範囲内であるポリオール組成物(Y)を第二フィルムW2に塗布する。このため、本実施形態の積層フィルム11aの製造方法によれば、本実施形態の液硬化型接着剤を使用して、ヒートシールによって優れた接合強度が得られる本実施形態の積層フィルム11aを製造できる。
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