JPWO2021187542A5 - 検出体 - Google Patents

Claims (11)

1. 締結手段により軸方向に加わる締結軸力を検出する、以下の（１）ないし（３）のうちいずれかの構成を有する検出体。
   （１）前記締結手段が有するボルト部が挿通される貫通孔を有する起歪体と、
   前記起歪体の歪みを検知する歪検知センサと、を備え、
   前記起歪体は、ブロック状に形成され前記軸方向に沿った側面に平面部を有し、
   前記歪検知センサは、前記平面部において前記軸方向と直交する第１の方向に並べて配置された第１の歪み検出素子および第２の歪み検出素子を有し、
   前記第１の歪み検出素子および前記第２の歪み検出素子は、前記起歪体の底面側に配置されているとともに、前記貫通孔の中心軸を間に挟んでそれぞれ前記第１の方向に並べて配置されている。
   （２）前記締結手段が有するボルト部が挿通される貫通孔を有する起歪体と、
   前記起歪体の歪みを検知する歪検知センサと、を備え、
   前記起歪体は、ブロック状に形成され前記軸方向に沿った側面に平面部を有し、
   前記歪検知センサは、前記平面部において前記軸方向に沿った第２の方向に並べて配置された第３の歪み検出素子および第４の歪み検出素子をさらに有し、
   前記平面部を平面視した場合において、前記第３の歪み検出素子および前記第４の歪み検出素子は、前記貫通孔の中心軸と重なる位置に配置されている。
   （３）前記締結手段が有するボルト部が挿通される貫通孔を有する起歪体と、
   前記起歪体の歪みを検知する歪検知センサと、を備え、
   前記起歪体は、前記貫通孔を有するブロック状の基部と、前記基部の外側から前記軸方向と交差する方向に突出して設けられた薄板状の突出部と、を有し、
   前記突出部の底面には、前記突出部の上面側に窪んだ溝部を有し、
   前記歪検知センサは、前記突出部の上面に設けられるとともに、前記溝部と対向した位置に配置されている。
2. 前記起歪体は、上面且つ前記貫通孔の周囲に、前記締結手段が有する締結部材を受け止める平面状の受け止め部を有することを特徴とする請求項１に記載の検出体。
3. 制御回路と、通信アンテナと、をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の検出体。
4. 前記制御回路および前記通信アンテナは、前記平面部に設けられていることを特徴とする請求項３に記載の検出体。
5. 前記平面部を封止する封止樹脂をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の検出体。
6. 前記突出部は、前記基部の底面側の端部に設けられ、前記端部の外周から前記軸方向と直交する方向に鍔状に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の検出体。
7. 前記歪検知センサは、
   前記突出部において前記貫通孔の中心軸を挟んで互いに対向する位置に配置された第１の歪み検出素子および第２の歪み検出素子を有することを特徴とする請求項１に記載の検出体。
8. 前記起歪体は、上面且つ前記貫通孔の周囲に、前記締結手段が有する締結部材を受け止める平面状の受け止め部を有することを特徴とする請求項１に記載の検出体。
9. 制御回路と、通信アンテナと、をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の検出体。
10. 前記制御回路および前記通信アンテナは、前記突出部に設けられていることを特徴とする請求項９に記載の検出体。
11. 前記突出部を封止する封止樹脂をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の検出体。