JP6377583B2 - 空気圧検出装置 - Google Patents

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本発明は、タイヤ内に配置されてタイヤ内の空気圧を検出する空気圧検出装置に関するものである。
ホイール部にタイヤを装着した複数の車輪が車両に設けられ、そのタイヤ内の空気圧を検出できる装置として空気圧検出装置が提案されている。このような空気圧検出装置としては、例えば、特許文献1に示すように、圧力センサ素子がケースに収容されており、ケースに形成された開口部を介してタイヤ内の空気に圧力センサ素子の受圧部が晒されるように構成されている。また、圧力センサ素子とケースとの間の隙間において、ケースの内外をシールするシール材が設けられている。
特開平11−211594号公報
ところで、このような空気圧検出装置では、ケースの開口部を介してケース外部の空気に受圧部が晒される必要がある一方で、例えばタイヤ内の水分などがケース内部側に混入しないようにするなど、シール性の更なる向上が望まれている。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、シール性の更なる向上を図ることができる空気圧検出装置を提供することにある。
上記問題点を解決する空気圧検出装置は、タイヤ内に配置されてタイヤ内の空気圧を検出する空気圧検出装置において、開口部が設けられたケースと、前記開口部を介して前記ケース外部からのタイヤ内の空気に受圧部が晒されるように前記ケースに収容された圧力センサ素子と、前記圧力センサ素子における前記受圧部の周囲と密接し、かつ、前記ケースの内面における前記開口部の周囲と密接して、前記ケース内部をシールする弾性を有する環状のシール材と、前記シール材の内周面の一部と密接する第1の立設部と、前記シール材の外周面の一部と密接する第2の立設部と、を備えたことを要旨とする。
これによれば、第1の立設部と第2の立設部とにより、圧力センサ素子における受圧部の周囲と密接し、かつ、ケースの内面における開口部の周囲と密接して、ケース内部をシールすることができる。特に、例えば、ケース内部の空気圧がケース外部の空気圧よりも高い場合であっても、シール材の内周面に密接する第1の立設部により、シール材の内周面側へのずれを抑制することができる。一方、例えば、ケース外部の空気圧がケース内部の空気圧よりも高い場合であっても、シール材を外周面側から密接する第2の立設部により、シール材の外周面側へのずれを抑制することができる。これによって、シール性の更なる向上を図ることができる。
上記空気圧検出装置について、前記第1の立設部及び前記第2の立設部は、前記シール材の内周面側における隙間のほうが、前記シール材の外周面側における隙間よりも大きくなるように構成されてもよい。
これによれば、シール材の内周面側における隙間のほうが、シール材の外周面側における隙間よりも大きくなることにより、シール材が内周面側に一時的に変形しやすくすることができる。このため、ケース外部からの水分などの異物が開口部を介してケース内部側に混入することを抑制することができるとともに、ケース内部側からケース外部へ空気を逃がしやすくすることによってケース内部側を調圧することができる。例えば、タイヤ内に空気圧検出装置が配置されている場合には、ケース内部側の圧力がタイヤ内の空気圧と平衡され、大気圧よりも高くなる。そして、タイヤ内から空気圧検出装置が取り出されることにより、ケース内部側の圧力のほうがケース外部の大気圧よりも高くなる。この場合において、受圧部側にシール材が一時的に変形しやすく構成することにより、ケース内部側からケース外部への空気を逃がしやすくすることでケース内部側を調圧することができ、ケース内部側からケース外部へのストレスを加えにくくすることができる。
本発明によれば、シール性の更なる向上を図ることができる。
実施形態の空気圧検出装置の装着状態を示す斜視図。 実施形態の空気圧検出装置を示す断面図。 (a)は実施形態の空気圧検出装置を示す分解斜視図、(b)は空気圧検出装置の一部を拡大して示す斜視図。 実施形態の空気圧検出装置における圧力センサ素子とケースとを拡大して示す断面図。
以下、空気圧検出装置を具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、空気圧検出装置30は、車両用ホイールHのリム11に装着されるタイヤバルブ20に取り付けられ、車両用ホイールHに装着されたタイヤ12内に配置される。
図2、図3(a)及び図3(b)に示すように、空気圧検出装置30は、箱状をなすケース31の内部に、制御基板32、制御基板32と信号接続される圧力センサ素子33、圧力センサ素子33により検出されたタイヤ12の空気圧情報を送信可能な送信機35及びバッテリ34が収容されている。送信機35の送信した情報は、車両の内部に設けられた受信機で受信され、車室に設けられた表示器にタイヤ12の空気圧情報が表示される。
ケース31は、有底筒状をなす本体41に、本体41の開口を閉塞する板状の蓋部材42を溶着することで構成されている。本体41の底板43には、底板43の厚み方向に貫通してケース31の内外を連通させる開口部44が形成されている。
底板43において、開口部44の開口縁を取り囲んだ位置からは、蓋部材42(圧力センサ素子33)に向けて円筒状の第1の立設部45が立設されている。底板43において、第1の立設部45よりも離れた位置からは、開口部44を囲む円筒状の第2の立設部51が蓋部材42に向けて立設されている。このように、底板43において、開口部44の周囲には、第1の立設部45と、第2の立設部51と、が設けられている。
底板43の内面43aと圧力センサ素子33の対向面33aとの間には隙間40が設けられており、その隙間40にはケース31の内外をシールするシール材61が配置されている。本実施形態におけるシール材61は、シリコン樹脂により形成された弾性を有し、断面が矩形状となる環状のシール材である。
図4に示すように、圧力センサ素子33は、対向面33aが底板43の内面43aと水平な状態で対面するように配置されている。圧力センサ素子33は、空気圧を検出する本体部39と、制御基板32に信号接続される信号端子38とを有する。圧力センサ素子33は、対向面33aに円形凹状の圧力導入口36を有するとともに、圧力導入口36の奥面に受圧部37を有する。
特に、圧力センサ素子33は、受圧部37とケース31の外部(タイヤ12の内部)とが開口部44を介して連通するように配置されている。すなわち、受圧部37が、開口部44を介してタイヤ12内の雰囲気に晒されている。圧力センサ素子33は、受圧部37に作用する圧力の大きさ(受圧部37の歪み)を電気信号に変換することでタイヤ12内の空気圧を検出する。
第1の立設部45は、外周面45aの外径が圧力導入口36の直径よりも大きくなるように設けられている。第2の立設部51は、内周面51aの内径が圧力センサ素子33の対向面33aの外形よりも小さくなるように設けられている。
シール材61は、軸方向における底板43側において、内周面61aの一部が第1の立設部45の外周面45aと密接するとともに、外周面61bの一部が第2の立設部51の内周面51aと密接するように配置されている。シール材61は、軸方向における圧力センサ素子33側の第1端面61cが、圧力センサ素子33の対向面33aにおいて、圧力導入口36の開口縁を取り囲む部位に密接し、軸方向における底板43側の第2端面61dが、底板43の内面43aにおいて、開口部44の開口縁を取り囲む部位に密接する。このように、シール材61は、圧力センサ素子33の対向面33a、底板43の内面43a、第1の立設部45の外周面45a及び第2の立設部51の内周面51aに密接することにより、受圧部37がタイヤ12内の空気に晒された状態で、ケース31内部がタイヤ12内の空気からシールされる。
なお、本実施形態において、ケース31内の領域は、開口部44を介してケース31外部と連通している第1領域71と、ケース31外部と連通していない第2領域72とに分類でき、それら第1領域71と第2領域72とは、シール材61により区分されている。シール材61の内周面61aに連通した第1領域71には、圧力センサ素子33の圧力導入口36や受圧部37が配置され、シール材61の外周面61bに連通した第2領域72には、圧力センサ素子33の信号端子38、制御基板32、送信機35及びバッテリ34が配置されている。なお、シール材61の内側に存在する第1領域71側を受圧部37側と示すことがあり、シール材61の外側に存在する第2領域72側をケース31内部側と示すことがある。
底板43の内面43aからの第1の立設部45の高さT1は、底板43の内面43aからの第2の立設部51の高さT2よりも低い。第1の立設部45の先端と圧力センサ素子33の対向面33aとの間、及び第2の立設部51の先端と圧力センサ素子33の対向面33aとの間には隙間が設けられている。また、圧力センサ素子33の対向面33aと第1の立設部45の先端との距離D1よりも第2の立設部51の先端との距離D2のほうが短い。
更に、第1の立設部45の先端部には、第2の立設部51(シール材61)側にテーパ45bが形成されている。テーパ45bは、先端に向かうにつれ(底板43から離間するにつれ)外径が小さくなっており、シール材61の内周面61aと、テーパ45bとの間には、隙間が設けられている。底板43の内面43aからのテーパ45bの根本の高さT3は、第1の立設部45の高さT1よりも低くなっており、圧力センサ素子33の対向面33aと第1の立設部45におけるテーパ45bの根本との距離D3は、距離D1よりも長くなり、受圧部37側に晒される表面積が更に広くなる。
このように、シール材61において第1領域71側(受圧部37側)の隙間のほうが第2領域72(ケース31内部側)の隙間よりも大きく(広く)なるように第1の立設部45及び第2の立設部51が設けられている。また、言い換えると、シール材61が第1領域71側に晒される表面積のほうが、第2領域72側に晒される表面積よりも広くなり、更には、シール材61に対する第1の立設部45の接触面積のほうが第2の立設部51の接触面積よりも狭い。したがって、シール材61が第2領域72側よりも第1領域71側に一時的に変形し易くなるように構成されている。
次に、本実施形態の空気圧検出装置30の作用について説明する。
最初に、空気圧検出装置30がタイヤ12内に取り付けられる前において、ケース31内部側の空気圧は、大気圧と同じようになっている。そして、空気圧検出装置30がタイヤ12内に取り付けられると、タイヤ12内が大気圧よりも高いため、ケース31内部側の空気圧は、タイヤ12内の空気圧よりも低いこととなる。この場合において、シール材61が受圧部37側からケース31内部側に一時的に変形しにくく構成されているため、ケース31の外部からの水分などの異物が開口部44を介してケース31内部側に混入することを抑制することができる。
次に、空気圧検出装置30がタイヤ12内に取り付けられてから時間が経過すると、ケース31内部側の空気圧は、タイヤ12内の空気圧と同じようになり、大気圧よりも高くなっている。そして、空気圧検出装置30がタイヤ12内から取り外されると、空気圧検出装置30が大気圧に晒され、ケース31内部側の空気圧は、ケース31の外部よりも高いこととなる。この場合において、シール材61がケース31内部側から受圧部37側に一時的に変形しやすく構成されているため、シール材61がケース31内部側から受圧部37側に一時的に変形することにより、ケース31内部側の空気をケース31の外部に逃がすことができ、ケース31内部側からケース31の外部へのストレスを加えにくくすることができる。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)圧力センサ素子33の対向面33aと底板43の内面43aとの間に設けられた隙間40にシール材61が配置され、シール材61の内周面61aに受圧部37側から密接する第1の立設部45と、シール材61の外周面61bにケース31内部側から密接する第2の立設部51とが設けられた。これにより、第1の立設部45の外周面45aと第2の立設部51の内周面51aとの間でシール材61が保持される。このため、第1の立設部45及び第2の立設部51を設けず、圧力センサ素子33の対向面33aと底板43の内面43aとの間にのみシール材61が設けられる場合と異なり、開口部44を囲む位置からのシール材61のずれを規制でき、開口部44のシール性の更なる向上を図ることができる。したがって、制御基板32、送信機35及びバッテリ34がタイヤ12内の雰囲気に晒されることを抑制することができる。
(2)特に、例えば、ケース31内部側の空気圧がケース31の外部の空気圧よりも高い場合であっても、第1の立設部45が受圧部37側からシール材61の一部に密接することにより、シール材61の受圧部37側へのずれを抑制することができる。その一方で、例えば、ケース31の外部の空気圧がケース31内部側の空気圧よりも高い場合であっても、第2の立設部51がケース31内部側からシール材61の一部に密接することにより、シール材61のケース31内部側へのずれを抑制することができる。
(3)タイヤ12内に空気圧検出装置30が配置されている場合には、ケース31内部側の圧力がタイヤ12内の空気圧と平衡され、大気圧よりも高くなる。そして、タイヤ12内から空気圧検出装置30を取り出すことにより、ケース31内部側の圧力のほうが、ケース31の外部の大気圧よりも高くなる。この場合において、受圧部37側にシール材61が一時的に変形しやすく構成することにより、ケース31内部側からケース31の外部への圧力を逃がしやすくすることができ、ケース31内部側からケース31の外部へのストレスを加えにくくすることができる。
(4)特に、空気圧検出装置30においては、剛性の関係上、ケース31外部からケース31内部側へのストレスよりも、ケース31内部側からケース31外部へのストレスに弱い。このため、ケース31外部からケース31内部側よりも、ケース31内部側からケース31外部に空気を逃がしやすくすることによって、空気圧検出装置30の耐久性を高めることができる。
(5)第1の立設部45の先端部には、テーパ45bが形成されている。このため、第1の立設部45の外周面45aと第2の立設部51の内周面51aとがシール材61に密接する場合、第1の立設部45が設けられる受圧部37側の隙間を広くすることができ、受圧部37側にシール材61が一時的に変形しやすくなる。
(6)圧力センサ素子33の受圧部37がタイヤ12内の雰囲気に晒された状態で他の部材(制御基板32、送信機35及びバッテリ34など)を保護するために、ケース31内にポッティング樹脂を充填することも考えられる。この場合、ポッティング樹脂によって空気圧検出装置30の重量が増加してしまう。本実施形態の空気圧検出装置30では、ケース31内にポッティング樹脂を充填しなくても、第1の立設部45と第2の立設部51とを設けることによりシール面積を大きくすることで、ケース31内の気密性を確保することができる。このため、ケース31内にポッティング樹脂を充填する場合に比べて、空気圧検出装置30の軽量化を図ることができる。
なお、実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 第1の立設部45のほうが第2の立設部51よりも低くなるように設けられたが、これに限らない。例えば、第1の立設部45にテーパ45bが形成されていれば、第1の立設部45と第2の立設部51との高さが同じであってもよい。また、例えば、第1の立設部45のほうが第2の立設部51よりも低ければ、第1の立設部45にテーパ45bが形成されていなくてもよい。
○ 受圧部37側のほうがケース31内部側よりも、シール材61が一時的に変形可能な隙間が広くなること、シール材61が晒される表面積が広くなること、第1の立設部45の外周面45aのほうが、シール材61と密接する接触面積が狭くなることの全てが成立した関係でなくてもよい。つまり、これらの何れかが成立する関係であり、シール材61がケース31内部側よりも受圧部37側に一時的に変形しやすくなるように第1の立設部45及び第2の立設部51が構成されればよく、これらが同じような度合いであってもよい。
○ 第1の立設部45及び第2の立設部51の少なくともいずれか一方は、圧力センサ素子33に設けられていてもよく、底板43と圧力センサ素子33との両方に設けられていてもよい。つまり、第1の立設部45は、シール材61の一部と受圧部37側から密接する構成であり、第2の立設部51は、シール材61の一部とケース31内部側から密接する構成であればよく、第1の立設部45と第2の立設部51とが挟持するようにシール材61が保持されることが好ましい。具体的な一例としては、第1の立設部は、圧力センサ素子における対向面から底板に向けて立設され、底板に形成された開口部の開口縁を囲んでいる。第2の立設部は、圧力センサ素子における対向面から底板に向けて立設され、第1の立設部45よりも離れた位置から底板に形成された開口部の開口縁を囲んでいる。シール部材は、底板の内面と圧力センサ素子の対向面との間に設けられた隙間において、第1の立設部と第2の立設部とに密接するように配設される。
○ 第1の立設部45及び第2の立設部51は、円筒状に設けたが、例えば矩形状など、圧力導入口36などの形状に合わせて適宜形状を変更してもよい。
○ シール材61は、円筒状に設けたが、例えば矩形状など、適宜形状を変更してもよく、環状が好ましい。また、シール材61は、断面が矩形状であるものに限らず、例えば断面が円形状などであってもよい。また、シール材61の材質等も適宜変更してもよい。
○ 圧力導入口36を有さず、受圧部37が圧力センサ素子33の対向面33aに面している圧力センサ素子33を用いてもよい。
○ 空気圧検出装置30は、タイヤバルブ20に取り付けられていなくてもよい。
○ 空気圧検出装置30は、4輪の車両におけるタイヤ12への適用に限定されるものではなく、1〜3輪、5輪以上など4輪以外の車両におけるタイヤに適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握することのできる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記第1の立設部及び前記第2の立設部は、前記シール材が内周面側に晒される表面積のほうが外周面側に晒される表面積よりも広くなるように構成されていることを特徴とする。
(ロ)前記第1の立設部のほうが前記第2の立設部よりも狭い接触面積で前記シール材と密接することを特徴とする。
(ハ)前記第1の立設部と前記第2の立設部とが前記ケースと一体に形成されていることを特徴とする。
(ニ)前記第1の立設部と前記第2の立設部とは、前記シール材を内周面と外周面とから挟持するように前記ケースの内面から立設されており、前記ケースの内面からの前記第1の立設部の高さのほうが前記第2の立設部の高さよりも低くなるように構成されたことを特徴とする。
(ホ)前記第1支持部の端部において前記シール材に面するようにテーパが形成されていることを特徴とする。
(ヘ)前記ケースの内部には、制御基板と、前記制御基板に電源を供給するバッテリと、が設けられており、前記制御基板には、前記圧力センサ素子と、前記圧力センサ素子により検出されたタイヤの空気圧に関する情報を送信可能な送信機とが設けられたことを特徴とする。
12…タイヤ、30…空気圧検出装置、31…ケース、33…圧力センサ素子、33a…対向面、36…圧力導入口、37…受圧部、40…隙間、43…底板、44…開口部、45…第1の立設部、51…第2の立設部、61…シール材。

Claims (1)

  1. タイヤ内に配置されてタイヤ内の空気圧を検出する空気圧検出装置において、
    開口部が設けられたケースと、
    前記開口部を介して前記ケース外部からのタイヤ内の空気に受圧部が晒されるように前記ケースに収容された圧力センサ素子と、
    前記圧力センサ素子の対向面における前記受圧部の周囲と密接し、かつ、前記ケースの内面における前記開口部の周囲と密接して、前記ケース内部をシールする弾性を有する環状のシール材と、
    前記ケースの内面における前記開口部の周囲に設けられ、前記シール材の内周面の一部と密接する第1の立設部と、
    前記ケースの内面における前記開口部の周囲に設けられ、前記シール材の外周面の一部と密接する第2の立設部と、を備え
    前記第1の立設部の先端と前記圧力センサ素子の対向面との間、及び前記第2の立設部の先端と前記圧力センサ素子の対向面との間には、隙間が設けられ、前記対向面と前記第2の立設部の先端との距離のほうが、前記対向面と前記第1の立設部の先端との距離よりも短くなるように構成されている空気圧検出装置。
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