JPWO2021150888A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 中耳内の真珠腫または軟部組織病変を治療するための器具であって、
   当該器具の遠位先端が中耳内の真珠腫または軟部組織病変と接触するように、外耳道を通って前進するように構成されたシャフトと、
   前記真珠腫または軟部組織病変を減量するために、当該器具から前記真珠腫または軟部組織病変に治療処置剤を送達する遠位先端と
   を含んでなる、器具。
2. 前記シャフトが、外耳道と中耳との間に配置された鼓膜における穿孔を貫通する、請求項１に記載の器具。
3. 前記穿孔内に配置されるポートデバイスをさらに含み、前記シャフトは、前記ポートデバイスが前記穿孔内にある間に、前記ポートデバイスの内腔貫通する、請求項２に記載の器具。
4. 当該器具が、注入器具であり、注入器具から前記真珠腫または軟部組織病変に薬剤を注入している、請求項１から３のいずれか一項に記載の器具。
5. 当該器具が、超音波器具であり、前記真珠腫または軟部組織病変の少なくとも一部を乳化させるために、超音波器具から前記真珠腫または軟部組織病変に超音波エネルギーを印加している、請求項１から３のいずれか一項に記載の器具。
6. 当該器具が、レーザ器具であり、前記真珠腫または軟部組織病変にレーザエネルギーを印加している、請求項１から３のいずれか一項に記載の器具。
7. 中耳内のアブミ骨底板の周囲の骨化物の蓄積物を除去するための器具であって、
   当該器具の遠位先端が前記アブミ骨底板の周囲の前記骨化物の蓄積物に近接するように、外耳道を通って前進するように構成されたシャフトと、
   前記蓄積物の少なくとも一部を除去するために、前記アブミ骨底板の周囲の前記骨化物の蓄積物に対して当該器具から治療処置剤を送達する遠位先端と
   を含んでなる、器具。
8. 前記シャフトが、外耳道と中耳との間に配置された鼓膜における穿孔を貫通する、請求項７に記載の器具。
9. 前記穿孔内に配置されるポートデバイスをさらに含み、前記シャフトは、前記ポートデバイスが前記穿孔内にある間に、前記ポートデバイスの内腔貫通する、請求項８に記載の器具。
10. 当該器具が、切断および吸引器具であり、切断および吸引器具を使用して、前記蓄積物の一部が切断および吸引される、請求項７から９のいずれか一項に記載の器具。
11. 当該器具が、超音波器具であり、前記蓄積物の少なくとも一部を乳化させるために、超音波器具から前記蓄積物に超音波エネルギーが印加される、請求項７から９のいずれか一項に記載の器具。
12. 当該器具が、レーザ器具であり、前記蓄積物の少なくとも一部を除去するために、レーザ器具から前記蓄積物にレーザエネルギーが印加される、請求項７から９のいずれか一項に記載の器具。
13. 当該器具が、ジアテルミー器具であり、前記蓄積物の少なくとも一部を除去するために、ジアテルミー器具から前記蓄積物に熱エネルギーが印加される、請求項７から９のいずれか一項に記載の器具。