JPWO2021094563A5 - - Google Patents

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JPWO2021094563A5
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この実験は更に、追加の処置群、すなわち、動物を30mg/kg/用量の化合物(b)、1日2回で処置した群8を含む。化合物(b)の初回投与は、感染の6日後に行われた。この群では、ピークウイルス負荷は、ビヒクル処置群と同様であったが、検出不可能なウイルス負荷は、ビヒクル処置されたマウスについてよりも早く達成された(図17Z)。

以下の態様を包含し得る。
[1] デングウイルスに感染するリスクがある個体におけるデング病の予防における、又はデングウイルスに感染した個体におけるデング病の治療のための使用のための式Iの化合物であって、前記化合物が、少なくとも12時間の時間間隔で断続的に投与される薬剤に含まれ、式Iが、
Figure 2021094563000003
その立体異性体、薬学的に許容される塩、溶媒和物、又は多形に対応し、前記化合物が、
がHであり、R がFであり、R がH又はCH である、
がH、CH 、又はFであり、R がOCH であり、R がHである、
がHであり、R がOCH であり、R がCH である、
がCH であり、R がFであり、R がHである、
がCF 又はOCF であり、R がHであり、R がHである、
がOCF であり、R がOCH であり、R がHである、
がOCF であり、R がHであり、R がCH である、の群から選択される、化合物。
[2] 前記薬剤が、24時間毎に少なくとも1回、好ましくは1週間毎に少なくとも1回、より好ましくは2週間毎に少なくとも1回、より好ましくは1ヶ月毎に少なくとも1回、最も好ましくは6ヶ月毎に少なくとも1回投与される、上記[1]に記載の使用のための化合物。
[3] 前記薬剤の初回投与が、デングウイルスによる感染の少なくとも5分前かつデングウイルスによる感染の最大10日後に行われる、上記[1]又は[2]のいずれかに記載の使用のための化合物。
[4] 前記薬剤が、有効量の式Iの化合物を含み、前記有効量が、血液中のデングウイルス負荷が15log 10 コピー/mL以下、好ましくは10log 10 コピー/mL以下、より好ましくは7log 10 コピー/mL以下、更により好ましくは5log 10 コピー/mL以下、最も好ましくは3log 10 コピー/mL以下、更に最も好ましくは2log 10 コピー/mL以下のレベルに保持されるように選択される、上記[1]~[3]のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
[5] 前記化合物の前記有効量が、0.05mg/kg~500mg/kg体重である、上記[4]に記載の使用のための化合物。
[6] 前記薬剤が、経口、皮下、筋肉内、又は静脈内投与される、上記[1]~[5]のいずれか一項に記載の使用のための化合物。
[7] デングウイルスに感染するリスクがある個体におけるデングの予防のための、又はデングウイルスに感染した個体におけるデング病の治療のための方法であって、前記方法が、前記個体に、式Iの化合物を含む薬剤を投与する工程を含み、前記薬剤が、少なくとも12時間の時間間隔で断続的に投与され、前記式Iが、
Figure 2021094563000004
その立体異性体、薬学的に許容される塩、溶媒和物、又は多形に対応し、前記化合物が、
がHであり、R がFであり、R がH又はCH である、
がH、CH 、又はFであり、R がOCH であり、R がHである、
がHであり、R がOCH であり、R がCH である、
がCH であり、R がFであり、R がHである、
がCF 又はOCF であり、R がHであり、R がHである、
がOCF であり、R がOCH であり、R がHである、
がOCF であり、R がHであり、R がCH である、の群から選択される、方法。
[8] 前記薬剤の初回投与が、デングウイルスによる感染の少なくとも5分前かつデングウイルスによる感染の最大10日後に行われる、上記[7]に記載の方法。
[9] 前記薬剤が、24時間毎に少なくとも1回、好ましくは1週間毎に少なくとも1回、より好ましくは2週間毎に少なくとも1回、より好ましくは1ヶ月毎に少なくとも1回、最も好ましくは6ヶ月毎に少なくとも1回投与される、上記[7]又は[8]に記載の方法。
[10] 前記薬剤が、有効量の式Iの化合物を含み、前記有効量が、血液中のデングウイルス負荷が15log 10 コピー/mL以下、好ましくは10log 10 コピー/mL以下、より好ましくは7log 10 コピー/mL以下、更により好ましくは5log 10 コピー/mL以下、最も好ましくは3log 10 コピー/mL以下、更に最も好ましくは2log 10 コピー/mL以下のレベルに保持されるように選択される、上記[7]~[9]のいずれか一項に記載の方法。
[11] 前記化合物の前記有効量が、0.05mg/kg~500mg/kg体重である、上記[7]~[10]のいずれか一項に記載の方法。
[12] 前記薬剤が、経口、皮下、筋肉内、又は静脈内投与される、上記[7]~[11]のいずれか一項に記載の方法。

Claims (12)

  1. デングウイルスに感染するリスクがある個体におけるデング病の予防における、又はデングウイルスに感染した個体におけるデング病の治療のための使用のための薬剤であって、前記薬剤は、式Iの化合物を含み、前記薬剤が、少なくとも12時間の時間間隔で断続的に投与され式Iが、
    Figure 2021094563000001
    その立体異性体、薬学的に許容される塩、溶媒和物、又は多形に対応し、前記化合物が、
    がHであり、RがFであり、RがH又はCHである、
    がH、CH、又はFであり、RがOCHであり、RがHである、
    がHであり、RがOCHであり、RがCHである、
    がCHであり、RがFであり、RがHである、
    がCF又はOCFであり、RがHであり、RがHである、
    がOCFであり、RがOCHであり、RがHである、
    がOCFであり、RがHであり、RがCHである、の群から選択される、薬剤
  2. 前記薬剤が、24時間毎に少なくとも1回、好ましくは1週間毎に少なくとも1回、より好ましくは2週間毎に少なくとも1回、より好ましくは1ヶ月毎に少なくとも1回、最も好ましくは6ヶ月毎に少なくとも1回投与される、請求項1に記載の薬剤
  3. 前記薬剤の初回投与が、デングウイルスによる感染の少なくとも5分前かつデングウイルスによる感染の最大10日後に行われる、請求項1又は2のいずれかに記載の薬剤
  4. 前記薬剤が、有効量の式Iの化合物を含み、前記有効量が、血液中のデングウイルス負荷が15log10コピー/mL以下、好ましくは10log10コピー/mL以下、より好ましくは7log10コピー/mL以下、更により好ましくは5log10コピー/mL以下、最も好ましくは3log10コピー/mL以下、更に最も好ましくは2log10コピー/mL以下のレベルに保持されるように選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載の薬剤
  5. 前記化合物の前記有効量が、0.05mg/kg~500mg/kg体重である、請求項4に記載の薬剤
  6. 前記薬剤が、経口、皮下、筋肉内、又は静脈内投与される、請求項1~5のいずれか一項に記載の薬剤
  7. デングウイルスに感染するリスクがある個体におけるデングの予防のための、又はデングウイルスに感染した個体におけるデング病の治療のための方法に用いるための薬剤の製造における式Iの化合物の使用であって、前記方法が、前記個体に、式Iの化合物を含む薬剤を投与する工程を含み、前記薬剤が、少なくとも12時間の時間間隔で断続的に投与され、前記式Iが、
    Figure 2021094563000002
    その立体異性体、薬学的に許容される塩、溶媒和物、又は多形に対応し、前記化合物が、
    がHであり、RがFであり、RがH又はCHである、
    がH、CH、又はFであり、RがOCHであり、RがHである、
    がHであり、RがOCHであり、RがCHである、
    がCHであり、RがFであり、RがHである、
    がCF又はOCFであり、RがHであり、RがHである、
    がOCFであり、RがOCHであり、RがHである、
    がOCFであり、RがHであり、RがCHである、の群から選択される、使用
  8. 前記薬剤の初回投与が、デングウイルスによる感染の少なくとも5分前かつデングウイルスによる感染の最大10日後に行われる、請求項7に記載の使用
  9. 前記薬剤が、24時間毎に少なくとも1回、好ましくは1週間毎に少なくとも1回、より好ましくは2週間毎に少なくとも1回、より好ましくは1ヶ月毎に少なくとも1回、最も好ましくは6ヶ月毎に少なくとも1回投与される、請求項7又は8に記載の使用
  10. 前記薬剤が、有効量の式Iの化合物を含み、前記有効量が、血液中のデングウイルス負荷が15log10コピー/mL以下、好ましくは10log10コピー/mL以下、より好ましくは7log10コピー/mL以下、更により好ましくは5log10コピー/mL以下、最も好ましくは3log10コピー/mL以下、更に最も好ましくは2log10コピー/mL以下のレベルに保持されるように選択される、請求項7~9のいずれか一項に記載の使用
  11. 前記化合物の前記有効量が、0.05mg/kg~500mg/kg体重である、請求項7~10のいずれか一項に記載の使用
  12. 前記薬剤が、経口、皮下、筋肉内、又は静脈内投与される、請求項7~11のいずれか一項に記載の使用
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