JPWO2021075048A1 - エレベータ装置及びそのドア位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置において、ドア位置検出装置は、昇降路ピットへの作業者の出入口となる特定乗場出入口を開閉する乗場ドアが全閉位置から移動したことを検出する。制御装置は、ドア位置検出装置からの信号に基づいて、かごの運転を制御する。また、制御装置は、特定乗場出入口がある階にかごが停止していないときに、ドア位置検出装置によって乗場ドアが全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが自動運転モードであった場合、かごの起動を阻止する。

Description

この発明は、エレベータ装置及びそのドア位置検出装置に関するものである。
従来のエレベータシステムでは、かごが最下階以外の階に停止している際に、最下階の乗場ドアが開放されると、かごの運転モードが保守作業モードに切り替えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−276896号公報
上記のような従来のエレベータシステムでは、複数階の乗場ドアの開放検出接点が、互いに直列に接続されている。このため、かごの停止階においてかごドアと乗場ドアとが開放されている場合、かごの停止階以外の階で乗場ドアが開放されていることを検出することができない。従って、特定のエレベータドアの開閉状態に応じた制御を行うことが難しい。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、特定のエレベータドアの開閉状態に応じた制御を行うことができるエレベータ装置及びそのドア位置検出装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、かご、昇降路ピットへの作業者の出入口となる特定乗場出入口を開閉する乗場ドアが全閉位置から移動したことを検出するドア位置検出装置、及びドア位置検出装置からの信号に基づいて、かごの運転を制御する制御装置を備え、制御装置は、特定乗場出入口がある階にかごが停止していないときに、ドア位置検出装置によって乗場ドアが全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが自動運転モードであった場合、かごの起動を阻止する。
また、この発明に係るエレベータ装置は、かご、昇降路ピットへの作業者の出入口となる特定乗場出入口を開閉する乗場ドアが全閉位置から移動したことを検出するドア位置検出装置、及びドア位置検出装置からの信号に基づいて、かごの運転を制御する制御装置を備え、制御装置は、特定乗場出入口がある階にかごが停止していないときに、ドア位置検出装置によって乗場ドアが全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが手動運転モードであった場合、かごの運転に関して、昇降路ピット内での操作によるかごの手動運転のみを許可する。
また、この発明に係るエレベータ装置のドア位置検出装置は、エレベータドアの開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する投光部、検出光を受ける受光部、及びエレベータドアに設けられており、エレベータドアの開閉動作時にエレベータドアとともに移動することによって、検出光の光路に対する状態が、光路と交差する状態と、光路から外れる状態との間で変化する移動部材を備えている。
この発明によれば、特定のエレベータドアの開閉状態に応じた制御を行うことができる。
実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。 図1のドア位置検出装置を示す正面図である。 図1のエレベータ装置の要部を示す回路図である。 図1のエレベータ制御装置による運転制限動作を示すフローチャートである。 図2の光学センサ及びセンサ保持具を示す正面図である。 図5のセンサ保持具を示す平面図である。 実施の形態2によるドア位置検出装置を示す平面図である。 図7のドア位置検出装置を示す正面図である。 実施の形態3によるドア位置検出装置を示す正面図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3、そらせ車4、及びエレベータ制御装置5が設置されている。
巻上機3は、駆動シーブ6、図示しない巻上機モータ、及び図示しない巻上機ブレーキを有している。巻上機モータは、駆動シーブ6を回転させる。巻上機ブレーキは、駆動シーブ6の静止状態を保持する。また、巻上機ブレーキは、駆動シーブ6の回転を制動する。
駆動シーブ6及びそらせ車4には、懸架体7が巻き掛けられている。懸架体7としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。懸架体7の第1の端部には、かご8が接続されている。懸架体7の第2の端部には、釣合おもり9が接続されている。
かご8及び釣合おもり9は、懸架体7により昇降路1内に吊り下げられている。また、かご8及び釣合おもり9は、駆動シーブ6を回転させることにより、昇降路1内を昇降する。
エレベータ制御装置5は、巻上機3を制御することにより、かご8の運行を制御する。また、エレベータ制御装置5は、図示しない複数のセンサからの信号に基づいて、かご8の状態を演算する。かご8の状態には、かご8の位置、速度、加速度、及び走行方向が含まれる。
昇降路1内には、図示しない一対のかごガイドレールと、図示しない一対の釣合おもりガイドレールとが設置されている。一対のかごガイドレールは、かご8の昇降を案内する。一対の釣合おもりガイドレールは、釣合おもり9の昇降を案内する。
かご8は、かご枠10及びかご室11を有している。かご枠10には、懸架体7が接続されている。かご室11は、かご枠10に支持されている。かご室11の前面には、一対のかごドア12が設けられている。かご8上には、かごドア12の開閉動作を制御するドアコントローラ13が設けられている。
複数階の乗場には、一対の乗場ドア14がそれぞれ設けられている。乗場ドア14は、かご8の着床時に、かごドア12に連動して開閉動作する。また、一対の乗場ドア14は、互いに連動して開閉動作する。
昇降路1内の最下部には、昇降路ピット1aが設けられている。昇降路ピット1aの床には、かご緩衝器15及び釣合おもり緩衝器16が設置されている。
作業者が昇降路ピット1a内で保守作業を行う場合、作業者は、かご8を最下階よりも上の階へ移動させた状態で、最下階の乗場ドア14を手動により移動させ、最下階の乗場出入口から昇降路ピット1aに入る。即ち、昇降路ピット1aへの作業者の出入口となる特定乗場出入口は、最下階の乗場出入口である。
昇降路ピット1aには、ピットスイッチ17が設けられている。ピットスイッチ17は、昇降路ピット1aでの保守作業の開始時及び終了時に、作業者によって操作される。
最下階の乗場には、ドア位置検出装置30が設けられている。ドア位置検出装置30は、最下階の乗場ドア14が全閉位置から移動したことを検出する。エレベータ制御装置5は、ドア位置検出装置30からの信号に基づいて、かご8の運転を制御する。
図2は、図1のドア位置検出装置30を示す正面図である。乗場には、乗場敷居18が設置されている。乗場敷居18の上面には、乗場敷居溝18aが設けられている。乗場敷居溝18aは、乗場ドア14の開閉動作方向に沿って連続して設けられている。乗場ドア14の開閉動作方向は、乗場出入口の幅方向であり、図2の左右方向である。
ドア位置検出装置30は、投光部及び受光部としての光学センサ31、センサ保持具32、及び移動部材としての再帰性反射板33を有している。
光学センサ31は、乗場ドア14の開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する。この例では、光学センサ31は、水平面に対して斜め上方へ向けて検出光を出射する。また、光学センサ31は、センサ保持具32に保持されている。
センサ保持具32は、乗場敷居18の戸袋側端部に固定されている。即ち、光学センサ31は、センサ保持具32を介して、乗場敷居18の戸袋側端部に固定されている。
再帰性反射板33は、乗場ドア14の戸袋側の端面に固定されている。また、再帰性反射板33は、光学センサ31よりも高い位置に配置されている。また、再帰性反射板33は、光学センサ31からの検出光を、入射方向に対して平行に反射する。
また、再帰性反射板33は、乗場ドア14の開閉動作時に乗場ドア14とともに移動する。これによって、検出光の光路に対する再帰性反射板33の状態は、光路と交差する状態と、光路から外れる状態との間で変化する。
この例では、乗場ドア14が全閉位置に位置するとき、再帰性反射板33は検出光の光路と交差する。即ち、乗場ドア14が全閉位置に位置するとき、光学センサ31からの検出光は、再帰性反射板33に照射される。そして、光学センサ31は、再帰性反射板33によって反射された検出光を受ける。
乗場ドア14が全閉位置から設定量以上戸袋側へ移動すると、図2に2点鎖線で示すように、再帰性反射板33が検出光の光路から外れ、検出光が再帰性反射板33に照射されなくなる。これにより、再帰性反射板33からの反射光が光学センサ31に入射されなくなる。設定量は、作業者が乗場出入口を通過できる大きさよりも小さい値、例えば300mm以下に設定されている。
図3は、図1のエレベータ装置の要部を示す回路図である。電源ボックス21には、電源装置22、第1のリレーユニット23、及び第2のリレーユニット24が収容されている。電源装置22は、エレベータ制御装置5から供給される電力を直流に変換して光学センサ31に供給する。
ピットスイッチ17は、第1のリレーユニット23に接続されている。光学センサ31は、第2のリレーユニット24に接続されている。第1のリレーユニット23の常閉接点と、第2のリレーユニット24の常閉接点とは、エレベータ制御装置5に直列に接続されている。
ここで、作業者が昇降路ピット1aで保守作業を行う際の手順について説明する。まず、作業者は、かご8に乗り、かご8を最下階に移動させる。続いて、作業者は、かご8内において、図示しない運転モード切替スイッチを操作して、運転モードを手動運転モードに切り替える。
この後、作業者は、最下階乗場に移動し、図示しない保守コンピュータを操作して、かご8を最下階以外の階、例えば2階に移動させる。そして、作業者は、運転モードをピットインモードに切り替える。
ピットインモードは、昇降路ピット1a内での操作によるかご8の手動運転のみを許可するモードである。このため、運転モードがピットインモードである場合、昇降路ピット1a内の作業者以外の第三者からの操作が無効化される。
この後、作業者は、最下階の図示しない解錠装置を操作し、乗場ドア14を手動で開方向へ移動させる。そして、作業者は、ピットスイッチ17を操作し、図示しない主電源スイッチを操作する。この後、作業者は、昇降路ピット1aに入り、保守作業を行う。保守作業終了後の復帰作業の手順は、上記の逆の手順である。
図4は、図1のエレベータ制御装置5による運転制限動作を示すフローチャートである。エレベータ制御装置5は、ドア位置検出装置30によって最下階の乗場ドア14が全閉位置から移動したことが検出されると、運転制限動作を実行する。
運転制限動作が開始されると、エレベータ制御装置5は、ステップS101において、かご8が最下階に位置しているかどうかを判定する。かご8が最下階に停止している場合、エレベータ制御装置5は、運転制限動作の処理を終了する。
かご8が最下階以外に位置している場合、エレベータ制御装置5は、ステップS102において、運転モードが自動運転モードかどうかを判定する。自動運転モードは、各階の乗場からの呼び、及びかご8内での行先階指定に対して、かご8を自動的に移動させるモードである。運転モードが自動運転モードであった場合、エレベータ制御装置5は、ステップS103において、かご8の起動を阻止する。
かご8の起動を阻止した後、エレベータ制御装置5は、ステップS104において、運転モードが手動運転モードに切り替えられたかどうかを監視する。エレベータ制御装置5は、運転モードが手動運転モードに切り替えられるまで、かご8の起動の阻止を継続する。
また、ステップS102において運転モードが自動運転モードではないと判定された場合、エレベータ制御装置5は、ステップS104において、運転モードが手動運転モードであるかどうかを判定する。
ステップS104において運転モードが手動運転モードであると判定された場合、エレベータ制御装置5は、ステップS105において、運転モードをピットインモードに切り替え、昇降路ピット1a内での操作によるかご8の手動運転のみを許可する。
この後、エレベータ制御装置5は、ステップS106において、正規の解除操作が実施されたかどうかを監視する。エレベータ制御装置5は、正規の解除操作が実施されるまで、ピットインモードを維持する。正規の解除操作が実施されると、エレベータ制御装置5は、運転制限動作を終了する。
このように、エレベータ制御装置5は、最下階にかご8が停止していないときに、ドア位置検出装置30によって最下階の乗場ドア14が全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが自動運転モードであった場合、かご8の起動を阻止する。
また、エレベータ制御装置5は、かご8の起動を阻止した後、運転モードが手動運転モードに切り替えられると、かご8の運転に関して、昇降路ピット1a内での操作によるかご8の手動運転のみを許可する。
また、エレベータ制御装置5は、最下階にかご8が停止していないときに、ドア位置検出装置30によって最下階の乗場ドア14が全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが手動運転モードであった場合、かご8の運転に関して、昇降路ピット1a内での操作によるかご8の手動運転のみを許可する。
このようなエレベータ制御装置5の機能は、例えばマイクロコンピュータによって実現可能である。
次に、センサ保持具32の構成について説明する。図5は、図2の光学センサ31及びセンサ保持具32を示す正面図である。また、図6は、図5のセンサ保持具32を示す平面図であり、光学センサ31を取り外した状態を示している。
センサ保持具32は、ベース部34と、保持板35とを有している。ベース部34は、第1の部材36と、第2の部材37と、調整ボルト38とを有している。乗場敷居溝18a内には、第1の部材36の一部と第2の部材37の全体とが挿入されている。図5に示すように、ベース部34の下面は、乗場敷居溝18aの底面に間隔をおいて対向している。
図6に示すように、第1の部材36は、貫通孔36aと、第1の傾斜面36bとを有している。貫通孔36aには、調整ボルト38が通されている。
第2の部材37は、ねじ孔37aと、第2の傾斜面37bとを有している。ねじ孔37aには、調整ボルト38の先端部がねじ込まれている。第2の傾斜面37bは、第1の傾斜面36bに接している。
調整ボルト38をねじ孔37aにねじ込んで行くことによって、第2の部材37は、第1の部材36に対して、図6の右斜め下方へ相対的に移動する。これにより、第1の部材36が乗場敷居溝18aの一方の側壁に押し当てられ、第2の部材37が乗場敷居溝18aの他方の側壁に押し当てられ、ベース部34が乗場敷居18に固定される。
保持板35は、平板状の固定部35aと、平板状の保持部35bとを有している。固定部35aは、複数の固定ねじ39によって、第1の部材36上に固定されている。
保持部35bは、固定部35aから上方へ直角に突出している。保持部35bには、下部ねじ50と上部ねじ51とによって、光学センサ31が保持されている。
また、保持部35bは、図示しない下部孔と、複数の上部孔35cとを有している。下部ねじ50は、下部孔に通されている。上部ねじ51は、複数の上部孔35cのうちのいずれかに通されている。上部ねじ51を通す上部孔35cを選択することにより、下部ねじ50を中心とした光学センサ31の傾斜角度が選択可能になっている。
このようなエレベータ装置では、最下階にかご8が停止していないときに、ドア位置検出装置30によって最下階の乗場ドア14が全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが自動運転モードであった場合、かご8の起動が阻止される。このため、特定のエレベータドア、即ち最下階の乗場ドア14の開閉状態に応じた制御を行うことができる。
また、作業者が昇降路ピット1aに入った状態で、昇降路ピット1a内の作業者以外の操作によりかご8が動かされることをより確実に防止することができる。
また、かご8の起動を阻止した後、運転モードが手動運転モードに切り替えられると、昇降路ピット1a内での操作によるかご8の手動運転のみが許可される。このため、かご8の起動が阻止された後にも、作業者の操作によって、昇降路ピット1a内でのかご8の手動運転を可能にすることができる。
また、最下階にかご8が停止していないときに、ドア位置検出装置30によって最下階の乗場ドア14が全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが手動運転モードであった場合、昇降路ピット1a内での操作によるかご8の手動運転のみが許可される。このため、特定のエレベータドア、即ち最下階の乗場ドア14の開閉状態に応じた制御を行うことができる。
また、作業者が昇降路ピット1aに入った状態で、昇降路ピット1a内の作業者以外の操作によりかご8が動かされることをより確実に防止することができる。
また、光学センサ31は、乗場ドア14の開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する。また、再帰性反射板33は、乗場ドア14の開閉動作時に乗場ドア14とともに移動する。これによって、検出光の光路に対する再帰性反射板33の状態は、光路と交差する状態と、光路から外れる状態との間で変化する。
このため、測距センサを用いず、簡単な構成により、乗場ドア14が設定範囲内に位置しているかどうかを検出することができる。これにより、ドア位置検出装置30からの信号を用いて、特定のエレベータドア、即ち最下階の乗場ドア14の開閉状態に応じた制御を行うことができる。
また、投光部と受光部とを兼ねる光学センサ31と、再帰性反射板33との組み合わせが用いられている。このため、ドア位置検出装置30とエレベータ制御装置5との間の配線を容易に行うことができる。
また、既設のエレベータ装置にドア位置検出装置30を容易に追加設置することができる。
また、乗場敷居溝18aを利用して、光学センサ31を乗場敷居18に容易に取り付けることができる。
また、保持部35bに複数の上部孔35cが設けられているので、光学センサ31の設置角度を容易に選択することができる。
また、実施の形態1のセンサ保持具32は、右勝手及び左勝手のどちらの乗場ドア14に対しても適用することができる。
また、ベース部34の下面は、乗場敷居溝18aの底面に間隔をおいて対向している。このため、乗場敷居溝18aに埃が溜まることを抑制することができる。
実施の形態2.
次に、図7は、実施の形態2によるドア位置検出装置を示す平面図である。図8は、図7のドア位置検出装置を示す正面図である。実施の形態2のドア位置検出装置40は、投光部としての投光器41と、受光部としての受光器42と、移動部材としての遮蔽部材43とを有している。
投光器41は、乗場ドア14の開閉動作方向における乗場敷居18の第1の端部に設けられている。また、投光器41は、乗場ドア14の開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する。この例では、投光器41は、水平面に対して斜め上方へ向けて検出光を出射する。
受光器42は、支柱44を介して、乗場ドア14の開閉動作方向における乗場敷居18の第2の端部に設けられている。また、受光器42は、投光器41よりも高い位置に配置されている。また、受光器42は、投光器41からの検出光を受ける。
遮蔽部材43は、最下階の一対の乗場ドア14のうちの一方の乗場ドア14に設けられている。また、遮蔽部材43は、乗場ドア14の開閉動作時に乗場ドア14とともに移動する。これによって、検出光の光路に対する遮蔽部材43の状態は、光路と交差する状態と、光路から外れる状態との間で変化する。
遮蔽部材43は、検出光の光路と交差したとき、受光器42における検出光の受光量を減少させる。この例では、遮蔽部材43は、検出光の光路と交差したとき、検出光を遮蔽し、受光器42における検出光の受光量をゼロにする。
乗場ドア14が全閉位置に位置するとき、遮蔽部材43は検出光の光路から外れている。即ち、乗場ドア14が全閉位置に位置するとき、受光器42は、投光器41からの検出光を受ける。
乗場ドア14が全閉位置から設定量以上戸袋側へ移動すると、図8に2点鎖線で示すように、遮蔽部材43が検出光の光路と交差する。これにより、投光器41からの検出光は、遮蔽部材43により遮蔽され、受光器42に入射されなくなる。遮蔽部材43は、乗場ドア14が全開位置に移動するまで、検出光の光路と交差する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなドア位置検出装置40によっても、特定のエレベータドア、即ち最下階の乗場ドア14の開閉状態に応じた制御を行うことができる。
また、作業者が昇降路ピット1aに入った状態で、昇降路ピット1a内の作業者以外の操作によりかご8が動かされることをより確実に防止することができる。
また、投光器41は、乗場ドア14の開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する。また、遮蔽部材43は、乗場ドア14の開閉動作時に乗場ドア14とともに移動する。これによって、検出光の光路に対する遮蔽部材43の状態は、光路と交差する状態と、光路から外れる状態との間で変化する。
このため、測距センサを用いず、簡単な構成により、乗場ドア14が設定範囲内に位置しているかどうかを検出することができる。これにより、ドア位置検出装置40からの信号を用いて、特定のエレベータドア、即ち最下階の乗場ドア14の開閉状態に応じた制御を行うことができる。
また、既設のエレベータ装置にドア位置検出装置40を容易に追加設置することができる。
実施の形態3.
次に、図9は、実施の形態3によるドア位置検出装置を示す正面図である。実施の形態3の遮蔽部材43は、乗場ドア14が全閉位置に位置するとき、検出光の光路と交差する。乗場ドア14が全閉位置から設定量以上戸袋側へ移動すると、図9に2点鎖線で示すように、遮蔽部材43が検出光の光路から外れる。他の構成及び動作は、実施の形態2と同様である。
このような構成によっても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態2、3の移動部材は、検出光の光路と交差するとき、検出光を完全には遮蔽せず、透過する検出光の光量を減少させてもよい。
また、実施の形態1〜3において、投光部は、水平面に対して斜め上方へ検出光を出射したが、投光部は、水平面に対して斜め下方へ検出光を出射してもよい。
また、投光部及び受光部の設置箇所は、乗場敷居に限定されない。
また、特定乗場出入口は、最下階の乗場出入口に限定されない。
また、ドア位置検出装置の検出対象は、最下階以外の階の乗場ドアであっても、かごドアであってもよい。
また、特定のエレベータドアの開閉状態に応じた制御は、上記の運転制限動作に限定されない。即ち、ドア位置検出装置は、上記の運転制限動作以外の制御にも利用できる。
また、特定のエレベータドアの開閉状態に応じた制御を行う制御装置は、エレベータ制御装置に限定されない。制御装置は、例えば、安全監視装置、又は遠隔監視装置であってもよい。
また、かご出入口を開閉するかごドアの枚数、及び1つの乗場出入口を開閉する乗場ドアの枚数は、それぞれ2枚に限定されず、例えば、1又は4枚であってもよい。
また、かごドア装置及び乗場ドア装置の開閉方式は、片開き式であっても中央開き式であってもよい。
また、エレベータ装置の構成は、図1の構成に限定されない。例えば、ローピング方式は、2:1ローピング方式であってもよい。
また、エレベータ装置は、機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、ワンシャフトマルチカー方式のエレベータ等であってもよい。
1a 昇降路ピット、5 エレベータ制御装置、8 かご、14 乗場ドア(エレベータドア)、30,40 ドア位置検出装置、31 光学センサ(投光部、受光部)、33 再帰性反射板(移動部材)、41 投光器(投光部)、42 受光器(受光部)、43 遮蔽部材(移動部材)。
ピットスイッチ17は、第1のリレーユニット23に接続されている。光学センサ31は、第2のリレーユニット24に接続されている。第1のリレーユニット23の常閉接点である第1の接点と、第2のリレーユニット24の常閉接点である第2の接点とは、エレベータ制御装置5に直列に接続されている。

Claims (7)

  1. かご、
    昇降路ピットへの作業者の出入口となる特定乗場出入口を開閉する乗場ドアが全閉位置から移動したことを検出するドア位置検出装置、及び
    前記ドア位置検出装置からの信号に基づいて、前記かごの運転を制御する制御装置
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記特定乗場出入口がある階に前記かごが停止していないときに、前記ドア位置検出装置によって前記乗場ドアが全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが自動運転モードであった場合、前記かごの起動を阻止するエレベータ装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記かごの起動を阻止した後、前記運転モードが手動運転モードに切り替えられると、前記かごの運転に関して、前記昇降路ピット内での操作による前記かごの手動運転のみを許可する請求項1記載のエレベータ装置。
  3. かご、
    昇降路ピットへの作業者の出入口となる特定乗場出入口を開閉する乗場ドアが全閉位置から移動したことを検出するドア位置検出装置、及び
    前記ドア位置検出装置からの信号に基づいて、前記かごの運転を制御する制御装置
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記特定乗場出入口がある階に前記かごが停止していないときに、前記ドア位置検出装置によって前記乗場ドアが全閉位置から移動したことが検出され、かつ、運転モードが手動運転モードであった場合、前記かごの運転に関して、前記昇降路ピット内での操作による前記かごの手動運転のみを許可するエレベータ装置。
  4. 前記ドア位置検出装置は、
    前記乗場ドアの開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する投光部と、
    前記検出光を受ける受光部と、
    前記乗場ドアに設けられており、前記乗場ドアの開閉動作時に前記乗場ドアとともに移動することによって、前記検出光の光路に対する状態が、前記光路と交差する状態と、前記光路から外れる状態との間で変化する移動部材と
    を有している請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  5. エレベータドアの開閉動作方向に対して斜めに検出光を出射する投光部、
    前記検出光を受ける受光部、及び
    前記エレベータドアに設けられており、前記エレベータドアの開閉動作時に前記エレベータドアとともに移動することによって、前記検出光の光路に対する状態が、前記光路と交差する状態と、前記光路から外れる状態との間で変化する移動部材
    を備えているエレベータ装置のドア位置検出装置。
  6. 前記移動部材は、前記光路と交差する状態のときに前記検出光を反射する再帰性反射板であり、
    前記受光部は、前記投光部から出射され、前記再帰性反射板によって反射された前記検出光を受ける請求項5記載のエレベータ装置のドア位置検出装置。
  7. 前記移動部材は、前記光路と交差する状態のときに、前記受光部における前記検出光の受光量を減少させる請求項5記載のエレベータ装置のドア位置検出装置。
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