JPWO2020241577A1 - モータ - Google Patents

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Abstract

モータ(10)は、周方向に間隔をあけて配置された複数のティース(22)を有するステータコア(26)と、複数のティース(22)の周りに導電性の巻線が巻回されることで形成されたコイル(30)と、を有するステータ(12)を備えている。また、モータ(10)は、ステータコア(26)と径方向に対向してかつ周方向に間隔をあけて配置されたマグネット(20)を有し、コイル(30)へ通電されることで回転するロータ(14)を備えている。さらに、モータ(10)は、軸方向から見て周方向に隣合う一対のティース(22)の間の周方向の中間部に配置され、マグネット(20)の磁気を検出するセンサ(16)を備えている。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年5月27日に出願された日本出願番号2019−98435号に基づくもので、ここにその記載内容を援用する。
本開示は、モータに関する。
下記特許文献1には、ロータの位置(回転角)を検出するセンサを備えたモータが開示されている。この文献に記載されたモータのステータは、周方向に配列された複数のティースを備えている。そして、センサは、ティースに形成された凹部内に配置されるようになっている。
特開2018−42421号公報
ところで、センサが配置される凹部等をティースに形成すると、モータの特性が低下することが考えられる。
本開示は上記事実を考慮し、特性が低下することを抑制することができるモータを得ることが目的である。
本開示の第一の態様のモータは、周方向に間隔をあけて配置された複数のティースを有するステータコアと、前記複数のティースの周りに導電性の巻線が巻回されることで形成されたコイルと、を有するステータと、ステータコアと径方向に対向してかつ周方向に間隔をあけて配置されたマグネットを有し、前記コイルへ通電されることで回転するロータと、軸方向から見て周方向に隣合う一対の前記ティースの間の周方向の中間部に配置され、前記マグネットの磁気を検出するセンサと、を備えている。
この様に構成することで、センサが配置される凹部等をティースに形成することが不要となり、モータの特定が低下することを抑制することができる。
本開示についての上記目的およびその他の目的、特徴や利点は、添付の図面を参照しながら下記の詳細な記述により、より明確になる。その図面は、
図1は、第1実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を示す拡大平面図であり、 図2は、ステータ等を示す斜視図であり、 図3は、ステータ等を示す分解斜視図であり、 図4は、リードタイプのセンサを示す斜視図であり、 図5は、実装タイプのセンサを示す斜視図であり、 図6は、センサがセンサ保持部のセンサ挿入孔に挿入される工程を示す斜視図であり、 図7は、センサのセンサ挿入孔への挿入が完了した状態を示す斜視図であり、 図8は、センサの感受点とマグネット等との位置関係を示す斜視図であり、 図9Aは、解析条件1の解析モデルを示す拡大平面図であり、 図9Bは、解析条件2の解析モデルを示す拡大平面図であり、 図9Cは、解析条件3の解析モデルを示す拡大平面図であり、 図9Dは、解析条件4の解析モデルを示す拡大平面図であり、 図10Aは、解析モデル1のステータ内径部の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図10Bは、解析モデル1の空気層の外周面の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図11Aは、解析モデル2のステータ内径部の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図11Bは、解析モデル2の規則収束部の外周面の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図12Aは、解析モデル3のステータ内径部の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図12Bは、解析モデル3の規則収束部の外周面の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図13Aは、解析モデル4のステータ内径部の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図13Bは、解析モデル4の規則収束部の外周面の位置においてセンサで検出される磁束密度の波形を示すグラフであり、 図14は、他の形態のステータを示す拡大斜視図であり、 図15は、第2実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を回路基板側から見た斜視図であり、 図16は、第2実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を回路基板とは反対側から見た斜視図であり、 図17は、第2実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を回路基板とは反対側から見た底面図であり、 図18は、回路基板をセンサが取付けられた面とは反対側から見た斜視図であり、 図19は、回路基板をセンサが取付けられた面側から見た斜視図であり、 図20は、図19に示された20−20線に沿って切断した回路基板等の断面を示す断面図であり、 図21は、図17に示された21−21線に沿って切断したステータ及びロータ等の断面を示す断面図であり、 図22は、第3実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を回路基板とは反対側から見た底面図であり、 図23は、図22に示された23−23線に沿って切断したステータ及びロータ等の断面を示す断面図であり、 図24は、第4実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を回路基板側から見た斜視図であり、 図25は、回路基板をセンサが取付けられた面とは反対側から見た平面図であり、 図26は、回路基板をセンサが取付けられた面側から見た底面図であり、 図27は、第5実施形態のモータを構成するステータ及びロータ等を回路基板側から見た斜視図であり、 図28は、図27に示された28−28線に沿って切断したステータ及びロータ等の断面を示す断面図である。
(第1実施形態)
図1〜図4を用いて、本開示の第1実施形態に係るモータ10について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、後述するロータ14の回転軸方向一方側、回転径方向外側及び回転周方向一方側をそれぞれ示すものとする。また、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、ロータ14の回転軸方向、回転径方向、回転周方向を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態のモータ10は、車両のアクチュエータとして用いられるモータである。一例として、本実施形態のモータ10は、電動クラッチ用モータである。車両の電動クラッチシステムは、モータと、減速機と、回転並進機構と、を含んで構成されており、モータの回転力を減速機を介して減速比倍させ、回転並進機構で直動方向力に変換し、皿ばねまたはピンストを介して多板クラッチと締結されている。減速機としては遊星歯車または不思議遊星歯車が用いられ、回転並進機構としてはボールカムが用いられている。このモータ10は、ステータ12と、ステータ12が磁気(磁界)を発生させることで回転するロータ14と、ロータ14の回転角度を検出するためのセンサ16(磁気センサ)と、を含んで構成されている。
ロータ14は、後述するステータ12の径方向内側に配置されている。このロータ14は、図示しない回転軸に固定された環状のロータコア18と、ロータコア18の外周部に固定された複数のマグネット20と、を備えている。複数のマグネット20は、径方向外側から見て矩形状に形成されている。また、複数のマグネット20は、周方向に一定の間隔をあけて配置されている。
図2及び図3に示されるように、ステータ12は、周方向に等間隔に配置された複数のティース22と、環状に形成されていると共に複数のティース22の外周側を周方向につなぐバックコア24と、を有するステータコア26を備えている。また、ステータ12は、ステータコア26の複数のティース22の周りに導電性の巻線28が巻回されることで形成されたコイル30を備えている。なお、ステータ12は、当該ステータ12の外周側に配置された環状のハウジング31に支持されている。
ステータコア26には、樹脂材料等の絶縁性の材料を用いて形成されたインシュレータ32が取付けられている。このインシュレータ32は、バックコア24の軸方向の両端面を覆うバックコア被腹部34と、ティース22の軸方向の両端面及び周方向の両端面を覆うティース被腹部36を備えている。
図3及び図4に示されるように、本実施形態のセンサ16は、いわゆるリードタイプの磁気センサである。このセンサ16は、矩形ブロック状に形成されたセンサ本体38を備えている。このセンサ本体38の中央部分が、マグネット20の磁気を検出する感受点40とされている。また、センサ16は、センサ本体38から一方側へ向けて突出する複数の(本実施形態では3つの)脚部42を備えている。この脚部42におけるセンサ本体38とは反対側が回路基板44にハンダ付けで接合されることで、センサ16が回路基板44に取付けられている。ここで、本実施形態の回路基板44は、軸方向を厚み方向として径方向及び周方向に延在すると共に軸方向から見てステータ12の周方向の一部分を覆うU字状に形成されている。また、本実施形態では、3つのセンサ16が、周方向に等間隔に配置された状態で回路基板44に取付けられている。さらに、3つのセンサ16が回路基板44に取付けられた状態では、3つのセンサ16が回路基板44から軸方向他方側へ突出した状態となっている。なお、本実施形態では、リードタイプのセンサ16(磁気センサ)を用いたが、図5に示された実装タイプのセンサ46(磁気センサ)を用いてもよい。なお、センサ46において図4に示されたセンサ16と対応する部分には、当該センサ16と対応する部分と同一の符号を付している。
図1及び図3に示されるように、センサ16のセンサ本体38の径方向内側には、ロータ14のマグネット20の磁気を収束させる磁気収束部材48がセンサ本体38と近接して設けられている。この磁気収束部材48は、鉄等の磁性材料を用いて矩形板状又は矩形ブロック状に形成されている。また、径方向から見て、磁気収束部材48の周方向及び軸方向への寸法W1、W2が、センサ本体38の感受点40(図4参照)を覆う寸法に設定されている。
前述のセンサ16のセンサ本体38及び磁気収束部材48は、インシュレータ32に取付けられたバスバー50に保持(支持)されている。図3に示されるように、バスバー50は、樹脂材料等の絶縁性の材料を用いて形成されている。このバスバー50は、周方向に隣合う一対のティース22の間にそれぞれ配置される3つのセンサ保持部52を備えている。センサ保持部52は、軸方向の両端面(底面)が径方向内側へ向けて窄まる等脚台形状とされた角柱状に形成されている。なお、センサ保持部52の軸方向の両端面(底面)は、コイルエンド(コイル30の軸方向の両端)に対して軸方向一方側及び他方側へ突出しないように、センサ保持部52の軸方向一方側の端面(底面)から軸方向他方側の端面(底面)までの寸法が設定されている。
センサ保持部52における径方向内側には、軸方向一方側が開放されたセンサ挿入孔54が形成されている。このセンサ挿入孔54における軸方向一方側の部分56が、軸方向一方側へ向かうにつれて広がっている。また、本実施形態では、磁気収束部材48が、センサ挿入孔54の閉止端側(軸方向他方側)における径方向内側のスペースに保持されるようになっている。さらに、センサ16のセンサ本体38が、センサ挿入孔54の閉止端側(軸方向他方側)における径方向外側のスペースに保持されるようになっている。
また、バスバー50は、環状に形成されていると共に3つのセンサ保持部52の外周部を周方向につなぐ固定部58を備えている。この固定部58が、インシュレータ32のバックコア被腹部34における軸方向一方側の面に固定されることで、バスバー50がインシュレータ32に取付けられるようになっている。
次に、磁気収束部材48及びセンサ16のセンサ本体38をセンサ挿入孔54に挿入する工程について説明する。
図3には、バスバー50がインシュレータ32に取付けられた状態のステータ12等が示されている。先ず、3つの磁気収束部材48をバスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54の閉止端側における径方向内側のスペースに向けて挿入する。これにより、図6に示されるように、3つの磁気収束部材48が、バスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54の閉止端側における径方向内側のスペースに保持される。
次に、図3に示されるように、3つのセンサ16が取付けられた回路基板44を軸方向他方側へ移動させることで、3つのセンサ16のセンサ本体38をバスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54の閉止端側における径方向外側のスペースに向けて挿入する。これにより、図6及び図7に示されるように、3つのセンサ16のセンサ本体38が、バスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54の閉止端側における径方向外側のスペースに保持される。
また、3つのセンサ16のセンサ本体38が、バスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54の閉止端側における径方向外側のスペースに保持された状態では、図2に示されるように、回路基板44の外周側が、バスバー50の固定部58における軸方向一方側の面に当接している。この状態で、回路基板44の外周側がバスバー50の固定部58に固定されている。なお、図5に示されたセンサ46を用いた場合、当該センサ16を回路基板44の一部と共にセンサ挿入孔54に挿入すればよい。
ここで、図8には、ロータ14の回転中心側からステータ12側を見た図が示されている。なお、この図においては、ロータ14のロータコア18の図示を省略しており、またバスバー50を想像線(二点鎖線)で示している。この図に示されるように、3つの磁気収束部材48及び3つのセンサ16のセンサ本体38が、バスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54の閉止端側に保持された状態では、3つの磁気収束部材48及び3つのセンサ16のセンサ本体38が、周方向に隣合う一対のティース22の間の周方向及び軸方向の中間部(本実施形態ではほぼ中央)にそれぞれ配置されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のモータ10では、ステータ12のコイル30へ通電がなされて、ステータ12のまわりに回転磁界が発生することで、ロータ14が回転する。
ここで、ロータ14が回転すると、各々のセンサ16のセンサ本体38の径方向内側をロータ14の複数のマグネット20が順次通過する。そして、各々のセンサ16のセンサ本体38の位置における複数のマグネット20の磁束密度の変化が、各々のセンサ16によって検出されることで、ロータ14の回転角度や回転速度等を算出することができる。
また、本実施形態では、マグネット20の磁束密度の変化を検出するセンサ16が周方向に隣り合う一対のティース22の間に配置されている。この様に構成することで、センサ16が配置される凹部等をティース22に形成することが不要となり、モータ10の特定が低下することを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、ロータ14のマグネット20の磁気を収束させる磁気収束部材48が、センサ16のセンサ本体38と近接して設けられている。これにより、センサ16によって検出されるマグネット20の磁気の切替わりの検出ばらつきを抑制することができる。
ここで、磁気収束部材48の効果の解析結果について説明する。
図9A〜図9Dには、解析モデル1のステータ12A、解析モデル2のステータ12B、解析モデル3のステータ12C、解析モデル4のステータ12Dがそれぞれ示されている。なお、これらの解析モデルのステータ12A、12B、12C、12Dにおいて前述のステータ12(図1参照)と対応する部材及び部分には、当該ステータ12と対応する部材及び部分と同一の符号を付している。
図9Aに示されるように、解析モデル1のステータ12Aは、前述の磁気収束部材48を備えていない。また、解析モデル1のステータ12Aの解析では、複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1とセンサ16のセンサ本体38との間に周方向の幅が1mmかつ径方向への厚みが0.5mmの空気が介在しているものとして解析を行った。なお、仮想円C1の直径は90.1mmである。
図9B〜図9Dに示されるように、解析モデル2、3、4のステータ12B、12C、12Dは、前述の磁気収束部材48を備えている。この磁気収束部材48の径方向内側の面の周方向の中心は、複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1上に位置している。また、解析モデル2のステータ12Bの解析では、複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1とセンサ16のセンサ本体38との間に周方向の幅が4mmかつ径方向への厚みが0.5mmの磁気収束部材48が介在しているものとして解析を行った。解析モデル3のステータ12Cの解析では、複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1とセンサ16のセンサ本体38との間に周方向の幅が4mmかつ径方向への厚みが2mmの磁気収束部材48が介在しているものとして解析を行った。解析モデル4のステータ12Dの解析では、複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1とセンサ16のセンサ本体38との間に周方向の幅が4mmかつ径方向への厚みが4mmの磁気収束部材48が介在しているものとして解析を行った。
図10Aには、解析モデル1のステータ12Aの仮想円C1(図9A参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されており、図10Bには、解析モデル1のステータ12Aのセンサ本体38(図9A参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されている。
また、図11Aには、解析モデル2のステータ12Bの仮想円C1(図9B参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されており、図11Bには、解析モデル2のステータ12Bのセンサ本体38(図9B参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されている。
さらに、図12Aには、解析モデル3のステータ12Cの仮想円C1(図9C参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されており、図12Bには、解析モデル3のステータ12Cのセンサ本体38(図9C参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されている。
また、図13Aには、解析モデル4のステータ12Dの仮想円C1(図9D参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されており、図13Bには、解析モデル4のステータ12Dのセンサ本体38(図9D参照)の位置における磁束密度の変化を示したグラフが示されている。
図10A、図10B、図10C、図10Dに示されるように、磁気収束部材48を備えた解析モデル2、3、4のステータ12B、12C、12Dでは、磁気収束部材48を備えていない解析モデル1のステータ12Aと比べて、仮想円C1(図9B参照)の位置における磁束密度が高くなっていることがわかる。また、図10B、図10C、図10Dに示されるように、磁気収束部材48を備えた解析モデル2、3、4のステータ12B、12C、12Dでは、磁気収束部材48の厚みが増すにつれて、仮想円C1(図9B参照)の位置における磁束密度が高くなっていくことがわかる。
図10B、図10C、図10Dに示されるように、磁気収束部材48を備えた解析モデル2のステータ12Bのセンサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)と、磁気収束部材48を備えた解析モデル2、3、4のステータ12B、12C、12Dのセンサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)と、を比べると、磁気収束部材48の厚みが0.5mmとされた場合よりも、磁気収束部材48の厚みが2mm及び3mmとされた場合のほうが、センサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)のばらつきが少なくなっていることがわかる。また、解析モデル3のステータ12Cのセンサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)と、解析モデル4のステータ12Dのセンサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)と、を比べると、センサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)のばらつきに差が無いことがわかる。このことから、磁気収束部材48の幅と厚みとの比を1/2以上に設定すれば、センサ本体38の位置における磁束密度の変化(波形)のばらつきを抑制できると考えられる。
なお、磁気収束部材48の径方向内側の面の周方向の中心は、複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1上に位置していることが望ましいが、当該仮想円C1よりも径方向外側に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、センサ16のセンサ本体38及び磁気収束部材48が、周方向に隣合う一対のティース22の間の周方向及び軸方向の中間部にそれぞれ配置されていることにより、モータ10の軸方向への体格の大型化を抑制することができる。また、ロータ14の回転角度等を算出するためのみに用いられるセンサマグネットをロータに取付けることが不要となり、モータ10の部品点数を削減することができる。
また、本実施形態では、磁気収束部材48及びセンサ16のセンサ本体38が、バスバー50のセンサ保持部52に保持される構成となっている。これにより、巻線28のティース22への巻回をした後に、バスバー50をインシュレータ32に取付けて、磁気収束部材48及びセンサ16のセンサ本体38をバスバー50のセンサ保持部52に保持させる、という製造工程を実現することができる。すなわち、巻線28のティース22への巻回を阻害することなく、磁気収束部材48及びセンサ16のセンサ本体38を保持することができる。
また、本実施形態では、バスバー50の固定部58が、インシュレータ32のバックコア被腹部34における軸方向一方側の面に固定される構成となっている。これに加えて、回路基板44が固定部58に固定する構成となっている。これにより、ステータ12の組立作業をステータコア26の軸方向一方側のスペースで行うことができる。
また、本実施形態では、バスバー50のセンサ保持部52に形成されたセンサ挿入孔54における軸方向一方側の部分56が、軸方向一方側へ向かうにつれて広がっている。これにより、回路基板44に取付けられた3つのセンサ16のセンサ本体38の位置が多少ずれていたとしても、3つのセンサ16のセンサ本体38をバスバー50の3つのセンサ保持部52にそれぞれ形成されたセンサ挿入孔54に挿入する際に、センサ16のセンサ本体38を上記部分56によってセンサ挿入孔54の閉止端側へガイドすることができる。
なお、本実施形態では、センサ16のセンサ本体38をバスバー50に保持させた例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、図14に示されるように、センサ16のセンサ本体38をインシュレータ32に保持させた構成としてもよい。このインシュレータ32は、周方向に隣合うティース22のティース被腹部36の軸方向一方側の部分を周方向につなぐ接続部60を備えている。この接続部60の周方向の中間部には、軸方向の両端及び径方向内側が開放された保持溝62が形成されている。そして、センサ16のセンサ本体38がこの保持溝62に軸方向一方側から嵌め込まれることで、センサ16のセンサ本体38がインシュレータ32に保持されるようになっている。当該構成では、前述のバスバー50が不要となり、モータ10を構成する部品の点数を削減することができると共に組立工数を削減することができる。また、この構成では、前述の磁気収束部材48を用いていない。そのため、マグネット20の磁気検出精度が低下することを抑制する等という観点で、センサ16のセンサ本体38が複数のティース22の径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円C1(図9A等参照)上に位置していることが望ましいが、この仮想円C1よりも若干径方向外側に配置されていてもよい。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係るモータ70について説明する。なお、第2実施形態に係るモータ70において前述の第1実施形態に係るモータ10と対応する部材及び部分には、第1実施形態に係るモータ10と対応する部材及び部分と同じ符号を付して、その説明を省略することがある。
図15、図16及び図17に示されるように、本実施形態に係るモータ70では、回路基板44を軸方向から見た形状が、ステータコア26の複数のティース22にそれぞれ巻回された各々のコイル30を視認できる形状に設定されている。これにより、回路基板44と各々のコイル30のコイルエンドとが、軸方向に重ならないようになっている。
具体的には、図15、図18及び図19に示されるように、回路基板44は、ステータコア26のティース22の径方向内側の端に沿って延びる第1延在部72と、第1延在部72から径方向外側へ向けて延びると共に周方向に等間隔に配置された複数の第2延在部74と、を備えている。第1延在部72は、径方向外側の端及び径方向内側の端が円弧状とされていると共に径方向への幅寸法が周方向に沿って一定の寸法とされた略U字状に形成されている。本実施形態の回路基板44は、6つの第2延在部74を備えている。6つの第2延在部74の外縁の形状は、互いに同じ形状に形成されている。具体的には、第2延在部74の径方向内側の部分は、径方向外側へ向かうにつれて周方向への寸法が次第に増加する略台形状に形成されている。また、第2延在部74の径方向外側の部分は、径方向外側へ向かうにつれて周方向への寸法がほぼ一定の寸法の略正方形状に形成されている。
ここで、6つの第2延在部74を周方向一方側から他方側にかけて順番に第2延在部74A、第2延在部74B、第2延在部74C、第2延在部74D、第2延在部74E、第2延在部74Fとする。第2延在部74A及び第2延在部74Fの径方向及び周方向の中央部には、インシュレータ32に設けられた固定突起76が挿入される固定孔74Gが形成されている。なお、回路基板44は、固定突起76が熱カシメされること等によりインシュレータ32に固定されている。第2延在部74Bの周方向の中央部には、図示しないターミナルが挿入される複数のターミナル挿入孔74Hが軸方向に間隔をあけて形成されている。図19及び図20に示されるように、第2延在部74C、第2延在部74D、第2延在部74Eの軸方向他方側の面における径方向内側の端部の周方向の中央部には、実装タイプのセンサ46がそれぞれ取付けられている。そして、図15に示されるように、回路基板44がインシュレータ32に固定された状態では、各々の第2延在部74が、軸方向一方側から見て周方向に隣合う一対のティース22の間の周方向の中央部に配置される。また、図21に示されるように、回路基板44がインシュレータ32に固定された状態では、各々の第2延在部74が、各々のコイル30の軸方向一方側のコイルエンドと周方向に重なる位置に配置される。さらに、図16及び図21に示されるように、回路基板44がインシュレータ32に固定された状態では、第2延在部74C、第2延在部74D、第2延在部74Eにそれぞれ取付けられた各々のセンサ46が、軸方向他方側から見て周方向に隣合う一対のティース22の間の周方向の中央部に配置される。また、回路基板44がインシュレータ32に固定された状態では、第2延在部74C、第2延在部74D、第2延在部74Eにそれぞれ取付けられた各々のセンサ46が、ロータ14のマグネット20の軸方向一方側の端部と近接して配置される。
以上説明した本実施形態のモータ70によれば、回路基板44を軸方向から見た形状が、ステータコア26の複数のティース22にそれぞれ巻回された各々のコイル30を視認できる形状に設定されている。これにより、コイル30の放熱が回路基板44によって妨げられることを抑制することができる。
また、本実施形態のモータ70によれば、回路基板44がインシュレータ32に固定された状態では、各々の第2延在部74が、各々のコイル30の軸方向一方側のコイルエンドと周方向に重なる位置に配置される。これにより、回路基板44のコイル30に対する軸方向一方側への突出が抑制され、モータ70の軸方向への寸法の増加を抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本開示の第3実施形態に係るモータ78について説明する。なお、第3実施形態に係るモータ78において既に説明したモータ10、70と対応する部材及び部分には、既に説明したモータ10、70と対応する部材及び部分と同じ符号を付して、その説明を省略することがある。
図22及び図23に示されるように、本実施形態のモータ78は、前述の第2実施形態のモータ70の構成に加えて、3つの磁気収束部材48及び3つの磁気収束部材48を支持する支持部材80が設けられていることに特徴がある。
3つの磁気収束部材48は、軸方向を長手方向とする直方体状に形成されている。なお、3つの磁気収束部材48は、軸方向に延びる円筒状や円柱状に形成されていてもよい。
支持部材80は、インシュレータ32と同様に樹脂材料等の絶縁性の材料を用いて形成されている。具体的には、支持部材80は、インシュレータ32のバックコア被覆部34の軸方向他方側の面に沿って延びる板状の外周部80Aと、外周部80Aから径方向内側へ向けて突出すると共に周方向に等間隔に配置されたブロック状の3つの支持部80Bと、を備えている。外周部80Aには、インシュレータ32に設けられた固定突起84が挿入される固定孔80Cが形成されている。なお、支持部材80は、固定突起84が熱カシメされること等によりインシュレータ32に固定されている。3つの支持部80Bは、軸方向の両端面が台形状とされた角柱状にそれぞれ形成されている。3つの支持部80Bの軸方向への寸法は、外周部80Aの軸方向への寸法に対してそれぞれ大きな寸法に設定されている。また、3つの支持部80Bの軸方向他方側の面は、外周部80Aの軸方向他方側の面とほぼ面一となっている。そして、3つの支持部80Bの径方向内側の端部に3つの磁気収束部材48がそれぞれ支持されている。
支持部材80が回路基板44と軸方向に対向する位置でインシュレータ32に固定された状態では、3つの支持部80Bが、軸方向他方側から見て周方向に隣合う一対のティース22の間の周方向の中央部に配置される。これにより、支持部材80の3つの支持部80Bにそれぞれ支持された3つの磁気収束部材48が、回路基板44に取付けられた3つのセンサ46と軸方向に近接して配置されると共に、ロータ14のマグネット20と径方向に近接して配置される。
以上説明した本実施形態のモータ78によれば、ロータ14のマグネット20の磁気を3つの磁気収束部材48を介して3つのセンサ46に導くことができる。これにより、センサ46によって検出されるマグネット20の磁気の切替わりの検出ばらつきを抑制することができる。
また、3つの磁気収束部材48が支持される支持部材80がインシュレータ32に固定される構成とすることにより、3つの磁気収束部材48の3つのセンサ46に対する位置決めを容易にすることができる。
(第4実施形態)
次に、本開示の第4実施形態に係るモータ86について説明する。なお、第4実施形態に係るモータ86において既に説明したモータ10、70、78と対応する部材及び部分には、既に説明したモータ10、70、78と対応する部材及び部分と同じ符号を付して、その説明を省略することがある。
図24、図25及び図26に示されるように、本実施形態のモータ86では、矩形板状の基板構成部材88の一部が切出されて除去されることによって回路基板44が形成されていることに特徴がある。そして、回路基板44がインシュレータ32に固定された状態では、第1延在部72における第2延在部74とは反対側の端90Aが、軸方向から見て径方向と直交する直線状となっている。また、第2延在部74における第1延在部72とは反対側の端90Bが、軸方向から見て径方向と直交する直線状となっている。さらに、第1延在部72及び第2延在部74における周方向の両端90Cが、前述の端90Aと端90Bとを結ぶ直線状となっている。
なお、周方向に隣合う一対のティース22の間において回路基板44の3つの第2延在部74が配置された箇所とは異なる箇所には、図示しないパワー線が結線される結線部92が設けられている。
以上説明した本実施形態のモータ86によれば、矩形板状の基板構成部材88の一部が切出されて除去されることによって回路基板44が形成されていることにより、前述の第2実施形態のモータ70等と比べて、回路基板44を形成する基板構成部材88の除去量を削減することができる。すなわち、回路基板44を形成する基板構成部材88の歩留まりを向上させることができる。なお、回路基板44の各端90A、90B、90Cの少なくとも1つの端を直線状に形成することにより、回路基板44を形成する基板構成部材88の歩留まりを向上させることができる。
(第5実施形態)
次に、本開示の第5実施形態に係るモータ94について説明する。なお、第5実施形態に係るモータ94において既に説明したモータ10、70、78、86と対応する部材及び部分には、既に説明したモータ10、70、78、86と対応する部材及び部分と同じ符号を付して、その説明を省略することがある。
図27及び図28に示されるように、本実施形態のモータ94では、回路基板44が、前述の第3実施形態のモータ78に対して軸方向一方側にオフセットした位置でインシュレータ32に固定されていることに特徴がある。これにより、回路基板44に取付けられた3つのセンサ46が、コイル30のコイルエンドよりも軸方向一方側に配置されている。また、本実施形態のモータ94では、回路基板44に取付けられた3つのセンサ46の位置に対応するように、支持部材80に支持された3つの磁気収束部材48が、前述の第3実施形態のモータ78に対して軸方向一方側にオフセットした位置となる位置で支持部材80に支持されている。
以上説明した本実施形態のモータ94では、回路基板44に取付けられた3つのセンサ46が、コイル30のコイルエンドよりも軸方向一方側に配置されている構成においても、ロータ14のマグネット20の磁気を3つの磁気収束部材48を介して3つのセンサ46に導くことができる。これにより、センサ46によって検出されるマグネット20の磁気の切替わりの検出ばらつきを抑制することができる。
なお、本開示の構成は、ステータコア26の径方向外側にロータ16の複数のマグネット20が配置されたモータにも適用できる。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
また、本開示は、実施形態に準拠して記述されたが、本開示は当該実施携帯や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。

Claims (16)

  1. 周方向に間隔をあけて配置された複数のティース(22)を有するステータコア(26)と、前記複数のティースの周りに導電性の巻線(28)が巻回されることで形成されたコイル(30)と、を有するステータ(12)と、
    前記ステータコアと径方向に対向してかつ周方向に間隔をあけて配置されたマグネット(20)を有し、前記コイルへ通電されることで回転するロータ(14)と、
    軸方向から見て周方向に隣合う一対の前記ティースの間の周方向の中間部に配置され、前記マグネットの磁気を検出するセンサ(16)と、
    を備えたモータ(10)。
  2. 前記センサは、周方向に隣合う一対の前記ティースの間の軸方向の中間部に配置されている請求項1に記載のモータ。
  3. 前記センサは、軸方向を厚み方向として径方向に延在する回路基板(44)に取付けられ、
    前記回路基板を軸方向から見た形状が、前記複数のティースにそれぞれ巻回された各々の前記コイルを視認できる形状に設定されている請求項1又は請求項2に記載のモータ。
  4. 前記回路基板は、前記ティースの径方向の端に沿って延びる第1延在部と、前記第1延在部から周方向に隣合う一対の前記ティースの間の周方向の中間部に向けて延びると共に前記センサが取付けられた第2延在部と、を備えている請求項3に記載のモータ。
  5. 前記第1延在部及び前記第2延在部の少なくとも一方の端が、軸方向から見て直線状に形成されている請求項4に記載のモータ。
  6. 前記マグネットの磁気を収束させる磁気収束部材(48)が前記センサと近接して設けられており、
    前記磁気収束部材を支持する支持部材(80)が、前記回路基板と軸方向に対向する位置で固定されている請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記回路基板が、前記コイルの少なくとも一部と周方向に対向して配置されている請求項3〜請求項6に記載のモータ。
  8. 前記ロータは、前記ステータの径方向内側に配置され、
    前記センサが、前記複数のティースの径方向内側の端を周方向につなぐ仮想円(C1)上又は該仮想円よりも径方向外側に配置されている請求項1又は請求項2に記載のモータ。
  9. 前記ステータコアは、環状に形成されていると共に前記複数のティースと一体に形成されたバックコア(24)を備えており、
    前記ステータコアには、前記バックコアを覆うバックコア被腹部(34)及び前記ティースを覆うティース被腹部(36)を有する絶縁性のインシュレータ(32)が取付けられており、
    前記インシュレータには、周方向に隣合う一対の前記ティースの間に配置され前記センサが挿入された状態で保持されるセンサ保持部(52)を有するバスバー(50)が取付けられている請求項1、請求項2及び請求項8のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 前記バスバーは、環状に形成されていると共に前記センサ保持部と一体に形成された固定部(58)を備えており、
    前記固定部が、前記バックコア被腹部における軸方向一方側の面に固定されている請求項9記載のモータ。
  11. 前記センサは、軸方向を厚み方向として径方向に延在する回路基板(44)に取付けられ、
    前記回路基板が、前記固定部に固定されている請求項10記載のモータ。
  12. 前記センサ保持部には、軸方向一方側が開放されたセンサ挿入孔(54)が形成され、
    前記センサ挿入孔における軸方向一方側の部分(56)が、軸方向一方側へ向かうにつれて広がっている請求項9〜請求項11のいずれか1項に記載のモータ。
  13. 前記センサにおける前記ロータ側には、前記マグネットの磁気を収束させる磁気収束部材(48)が前記センサと近接して設けられている請求項1〜請求項5、請求項8〜請求項12のいずれか1項に記載のモータ。
  14. 前記センサが、前記仮想円よりも径方向外側に配置され、
    前記磁気収束部材が、前記仮想円上又は該仮想円よりも径方向外側に配置されている請求項8を引用する請求項13記載のモータ。
  15. 前記磁気収束部材が、前記センサ保持部に保持されている請求項9〜請求項12のいずれか1項を引用する請求項13又は請求項14記載のモータ。
  16. 径方向から見て、前記磁気収束部材の周方向及び軸方向への寸法が前記センサにおいて前記マグネットの磁気を検出する感受点(40)を覆う寸法に設定されている請求項13〜請求項15のいずれか1項に記載のモータ。
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