JPWO2020230270A1 - 振動センサ - Google Patents

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Abstract

被検体(100,100a)は、被検体(200)の振動と同期して被検体(200)とともに振動するセンサ外殻(110)と、一面に、第1すだれ状電極(122)と、第1端子(121)と、第2すだれ状電極(124)と、第2端子(123)とが配置され、且つ、センサ外殻(110)に固定された状態でセンサ外殻(110)の内部に配置され、且つ、センサ外殻(110)の振動と同期してセンサ外殻(110)とともに振動する圧電基板(120)と、第2端子(123)から出力された信号を入力信号として受信し、受信した入力信号を増幅し、増幅後の入力信号を出力信号として第1端子(121)に送信する増幅器(130)と、一面が、圧電基板(120)の他面に接着された、弾性を有する変形層(140)と、一面が、変形層(140)の他面に接着された重量物(150)と、を備えた。

Description

この発明は、振動センサに関するものである。
被検体の振動と同期して被検体とともに所定部位を振動させ、所定部位の振動を電気信号に変換することより、被検体の振動を検知する振動センサがある。
例えば、特許文献1には、圧電基板と、入力用すだれ状電極と、出力用すだれ状電極と、ダイアフラムと、増幅器と、振動伝搬体とから成り、振動伝搬体に接触される被検体において発生する振動音を検出する振動音検出センサが開示されている。
特開2013−57627号公報
しかしながら、特許文献1に開示された振動音検出センサのような所定部位が被検体に固定される従来の振動センサは、被検体において発生する振動が低周波振動である場合、振動センサ全体が当該振動と同期して被検体とともに移動してしまう。すなわち、当該場合、従来の振動センサは、所定部位の振動を電気信号に変換する部位が、所定部位に対して相対的に振動しない状態となるため、被検体の振動を電気信号に変換することができない。
この発明は、上述の問題点を解決するためのもので、被検体において発生する低周波振動を検出することができる振動センサを提供することを目的とする。
この発明に係る振動センサは、被検体の振動と同期して被検体とともに振動するセンサ外殻と、一面に、第1すだれ状電極と、第1すだれ状電極に信号を入力するための第1端子と、第2すだれ状電極と、第2すだれ状電極から信号を出力するための第2端子とが配置され、且つ、センサ外殻に固定された状態でセンサ外殻の内部に配置され、且つ、センサ外殻の振動と同期してセンサ外殻とともに振動する圧電基板と、第2端子から出力された信号を入力信号として受信し、受信した入力信号を増幅し、増幅後の入力信号を出力信号として第1端子に送信する増幅器と、一面が、圧電基板の他面に接着された、弾性を有する変形層と、一面が、変形層の他面に接着された重量物と、を備えた。
この発明によれば、被検体において発生する低周波振動を検出することができる。
図1は、実施の形態1に係る振動センサの要部の構造の一例を示す断面図である。 図2は、実施の形態1に係る圧電基板の一面における要部の構成の一例を示す構成図である。 図3は、実施の形態1に係る変形層に照射された超音波の伝達経路の一例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る振動センサにおいて、被検体が振動していない定常状態において出力端子から出力される信号の一例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る振動センサにおいて、被検体が振動している状態において出力端子から出力される信号の一例を示す図である。 図6は、実施の形態2に係る振動センサの要部の構成の一例を示す断面図である。 図7は、実施の形態2に係る振動センサの要部の構成の一例を示す断面図である。 図8は、実施の形態1に係る振動センサが被検体に固定された状態の一例を示す振動センサの断面図である。 図9は、実施の形態2に係る振動センサが被検体に固定された状態の一例を示す振動センサの断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1,2を参照して実施の形態1に係る振動センサ100の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る振動センサ100の要部の構造の一例を示す断面図である。なお、図1において、振動センサ100から被検体200に向かう方向に重力加速度が働いているものとする。
実施の形態1に係る振動センサ100は、センサ外殻110、圧電基板120、増幅器130、変形層140、重量物150、及び、出力端子190を備える。
センサ外殻110は、セラミック又は金属等の剛性が高い素材により構成される。センサ外殻110は、被検体200に固定される。センサ外殻110は、被検体200の振動と同期して被検体200とともに振動する。
圧電基板120は、圧電体により構成されている。
圧電基板120は、センサ外殻110に固定された状態でセンサ外殻110の内部に配置され、且つ、センサ外殻110の振動と同期してセンサ外殻110とともに振動する。圧電基板120は、嵌合又はビス止め等の高い剛性を有する構造によりセンサ外殻110に固定されている。また、圧電基板120は、一面に、第1すだれ状電極122と、第1すだれ状電極122に信号を入力するための第1端子121と、第2すだれ状電極124と、第2すだれ状電極124から信号を出力するための第2端子123とが配置されている。
図2は、実施の形態1に係る圧電基板120の一面における要部の構成の一例を示す構成図である。
図2に示すように、第1すだれ状電極122及び第2すだれ状電極124は、それぞれ、複数の電極対を有する。第1すだれ状電極122における電極対の一方は、第1端子121と接続され、他方は、接地されている。また、第2すだれ状電極124における電極対の一方は、第2端子123と接続され、他方は、接地されている。図2に示す第1すだれ状電極122及び第2すだれ状電極124は、いずれも弧状の形状を有しているが、第1すだれ状電極122及び第2すだれ状電極124の形状は、弧状の形状に限定されるものではなく、矩形の形状等であっても良い。また、図2に示す圧電基板120は円形状を有しているが、圧電基板120の形状は円形状に限定されるものではなく、センサ外殻110の形状に合わせて、例えば、矩形の形状等であっても良い。
増幅器130は、第2端子123から出力された信号を入力信号としてし、受信した入力信号を増幅し、増幅後の入力信号を出力信号として出力する。増幅器130は、不図示の駆動電源から電力供給を受けることにより入力信号を増幅する。増幅器130から出力された出力信号の一部は、第1端子121に送信され、残部は、出力端子190に送信される。
出力端子190は、増幅器130から受けた出力信号を不図示の信号解析装置等の外部装置に出力するための端子である。
変形層140は、一面が、圧電基板120の他面に接着されている。変形層140と圧電基板120とは、樹脂系接着剤等の接着剤により接着される。変形層140は、弾性を有する。変形層140は、合成樹脂等の弾性素材等により構成される。変形層140は、外力により変形し、且つ、超音波を伝達可能な素材により構成されていれば、変形層140を構成する素材は合成樹脂に限るものではない。また、変形層140と圧電基板120とを接着する接着剤は、圧電基板120が発する超音波を変形層140に伝達し、変形層140から伝達された超音波を圧電基板120に伝達可能なものであれば、樹脂系接着剤に限るものではない。
重量物150は、一面が、変形層140の他面に接着されている。重量物150と変形層140とは、樹脂系接着剤等の接着剤により接着される。重量物150は、銅、鉛、若しくは鉄等の金属、又は、ステンレス等の合金等の比重の大きい物質により構成される。重量物150と変形層140とを接着する接着剤、及び重量物150は、変形層140を伝達した超音波が、重量物150と変形層140との界面、すなわち、重量物150と変形層140との接着面において反射する物質により構成される。
上述のように、被検体200が振動すると、被検体200の振動と同期して、センサ外殻110が被検体200とともに振動する。さらに、圧電基板120は、センサ外殻110に固定されているため、圧電基板120は、センサ外殻110の振動と同期してセンサ外殻110とともに振動する。ここで、重量物150は、慣性によりその場に留まろうとする。結果として、重量物150は、被検体200の振動に起因して振動する圧電基板120に対して相対的に振動する。したがって、変形層140は、弾性素材により構成されていることから、圧電基板120と重量物150との間の挟まれた変形層140は、重量物150の圧電基板120に対する相対的な振動に合わせて変形することになる。すなわち、変形層140は、被検体200が振動すると、被検体200の振動に合わせて変形する。なお、重量物150は、変形層140を圧電基板120の振動に合わせて変形させるために必要な重量を有するものである。
図3から図5を参照して実施の形態1に係る振動センサ100の動作について説明する。
第1すだれ状電極122は、第1端子121を介して、不図示の信号発生器から出力された電気信号が印加される。信号発生器から第1すだれ状電極122に印加される電気信号は、例えば、第1すだれ状電極122の電極周期長に対応する中心周波数に略等しい周波数を有する。第1すだれ状電極122は、信号発生器から電気信号が印加されると、第1すだれ状電極122の電極周期長に略等しい波長を有する漏洩ラム波を圧電基板120に効率よく励振する。
圧電基板120は、漏洩ラム波を、圧電基板120と変形層140との界面においてモード変換し、縦波である超音波を変形層140に照射する。
図3は、実施の形態1に係る変形層140に照射された超音波の伝達経路の一例を示す図である。
変形層140は、圧電基板120から照射された超音波を伝達する。変形層140により伝達された超音波は、変形層140と重量物150との界面において反射する。当該界面において反射した超音波の反射波は、変形層140により伝達され、圧電基板120に至る。
圧電基板120に至った超音波の反射波は、第2すだれ状電極124により、第2すだれ状電極124の電極周期長に対応する周波数を有する電気信号として検出される。第2すだれ状電極124により検出された電気信号は、第2端子123を介して、増幅器130に入力信号として入力される。なお、第2すだれ状電極124は、第1すだれ状電極122の電極周期長と略等しい電極周期長を有する。
上述のとおり、増幅器130は、入力信号を増幅して、増幅後の入力信号を出力信号として出力し、増幅器130から出力された出力信号の一部は、第1端子121に送信され、残部は、出力端子190に送信される。
第1すだれ状電極122は、第1端子121を介して、増幅器130から出力された出力信号の一部が印加される。
このようにして、第1すだれ状電極122、圧電基板120、第2すだれ状電極124、及び増幅器130により、帰還型の発振器が構成される。
図4は、実施の形態1に係る振動センサ100において、被検体200が振動していない定常状態において出力端子190から出力される信号の一例を示す図である。
図4において、横軸は時間、縦軸は信号の振幅の大きさである。
図4に示すように、出力端子190から出力される信号は、被検体200が振動していない定常状態において、一定の周期を有する。
上述のとおり、変形層140は、被検体200が振動すると、被検体200の振動に合わせて変形する。
変形層140が変形することにより、変形層140により伝達される超音波の伝達距離が変化する。特に、被検体200が振動することにより、センサ外殻110が、圧電基板120、変形層140、及び重量物150が積層される方向(以下「積層方向」という。)に振動する場合、超音波の伝達距離が変化する。超音波の伝達距離が変化すると、超音波の反射波は、ドップラ効果により反射前の周波数と比較して、周波数の変化が生じる。
図5は、実施の形態1に係る振動センサ100において、被検体200が振動している状態において出力端子190から出力される信号の一例を示す図である。
図5において、横軸は時間、縦軸は信号の振幅の大きさである。
図5に示すように、出力端子190から出力される信号は、被検体200が振動している状態において、周期が変化する。
信号解析装置等の外部装置は、出力端子190から出力される信号の周期、周波数又は位相等の変化を検知することにより、被検体200が振動しているか否かを判定する。例えば、振動センサ100と、信号解析装置等の外部装置とにより、被検体200の振動を検知する振動検知システムが構成される。
以上のように、振動センサ100は、被検体200の振動と同期して被検体200とともに振動するセンサ外殻110と、一面に、第1すだれ状電極122と、第1すだれ状電極122に信号を入力するための第1端子121と、第2すだれ状電極124と、第2すだれ状電極124から信号を出力するための第2端子123とが配置され、且つ、センサ外殻110に固定された状態でセンサ外殻110の内部に配置され、且つ、センサ外殻110の振動と同期してセンサ外殻110とともに振動する圧電基板120と、第2端子123から出力された信号を入力信号として受信し、受信した入力信号を増幅し、増幅後の入力信号を出力信号として第1端子121に送信する増幅器130と、一面が、圧電基板120の他面に接着された、弾性を有する変形層140と、一面が、変形層140の他面に接着された重量物150と、を備えた。
このように構成することで、振動センサ100は、被検体200において発生する低周波振動を検出することができる。
実施の形態2.
図6,7を参照して実施の形態2に係る振動センサ100aについて説明する。
図6は、実施の形態2に係る振動センサ100aの要部の構成の示す断面図である。
図7は、実施の形態2に係る振動センサ100aの要部の構成の示す断面図である。
実施の形態2に係る振動センサ100aは、実施の形態1に係る振動センサ100に、保護層160を追加したものである。
実施の形態2に係る振動センサ100aの構成において、実施の形態1に係る振動センサ100と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。すなわち、図1に記載した符号と同じ符号を付した図6及び図7の構成については、説明を省略する。
実施の形態2に係る振動センサ100aは、センサ外殻110、圧電基板120、増幅器130、変形層140、重量物150、保護層160、及び、出力端子190を備える。
保護層160は、一部が、重量物150の一面に対向する重量物150の他面に固定され、他部が、センサ外殻110の内壁に固定されている。
保護層160は、弾性を有する。保護層160は、樹脂等の弾性体等により構成されている。
図6は、一例として、保護層160が樹脂等の弾性体等により構成された振動センサ100aを示している。
図6に示す保護層160は、例えば、保護層160の一面が、重量物150の他面に接着されることにより固定され、保護層160の一面に対向する保護層160の他面が、センサ外殻110の内壁に接着されることにより固定されている。保護層160と重量物150とは、樹脂系接着剤等の接着剤等により接着される。また、保護層160とセンサ外殻110の内壁とは、樹脂系接着剤等の接着剤等により接着される。
なお、図6は、一例として、重量物150の他面の全面に亘って保護層160が接着されている場合を示しているが、保護層160は、重量物150の他面の全面に亘って接着されるものに限るものでなく、重量物150の他面の一部に接着されるものであったも良い。
また、保護層160は、バネ構造を有するものであっても良い。
図7は、一例として、保護層160がバネ構造として金属又は樹脂等からなるバネにより構成された振動センサ100aを示している。
図7に示す保護層160であるバネは、一端が、重量物150の他面に固定され、他端が、センサ外殻110の内壁に固定されている。保護層160であるバネと重量物150とは、樹脂系接着剤等の接着剤等により固定される。また、保護層160であるバネとセンサ外殻110の内壁とは、樹脂系接着剤等の接着剤等により固定される。
なお、図7は、一例として、保護層160であるバネが1個である場合を示しているが、保護層160であるバネは、1個に限るものではなく、保護層160は、バネ構造を有するものであれば、複数のバネにより構成されたものであっても良い。
被検体200の振動幅が大きい場合、又は、被検体200の振動周期が圧電基板120と重量物150とに挟まれた変形層140の固有振動数に対応する周期に略等しい場合等において、変形層140の変形が大きくなり、重量物150がセンサ外殻110の内壁に衝突してしまう場合、又は、変形層140が塑性変形してしまう場合等が発生する。
保護層160は、重量物150のセンサ外殻110に対する振動の大きさを制限でき、結果として、変形層140の変形を制限することができる。
以上のように、振動センサ100aは、被検体200の振動と同期して被検体200とともに振動するセンサ外殻110と、一面に、第1すだれ状電極122と、第1すだれ状電極122に信号を入力するための第1端子121と、第2すだれ状電極124と、第2すだれ状電極124から信号を出力するための第2端子123とが配置され、且つ、センサ外殻110に固定された状態でセンサ外殻110の内部に配置され、且つ、センサ外殻110の振動と同期してセンサ外殻110とともに振動する圧電基板120と、第2端子123から出力された信号を入力信号として受信し、受信した入力信号を増幅し、増幅後の入力信号を出力信号として第1端子121に送信する増幅器130と、一面が、圧電基板120の他面に接着された、弾性を有する変形層140と、一面が、変形層140の他面に接着された重量物150と、一部が、重量物150の一面に対向する重量物150の他面に固定され、他部のうちの一部が、センサ外殻110の内壁に固定された、弾性を有する保護層160とを備えた。
このように構成することで、振動センサ100aは、被検体200において発生する低周波振動を検出することができる。
また、このように構成することで、振動センサ100aは、重量物150のセンサ外殻110に対する振動の大きさを制限し、結果として、変形層140の変形を制限することができる。振動センサ100aは、重量物150のセンサ外殻110に対する振動の大きさを制限できることにより、振動センサ100aは、重量物150がセンサ外殻110の内壁に衝突することを抑制することができる。また、変形層140の変形を制限することができることにより、振動センサ100aは、変形層140が塑性変形することを抑制することができる。
また、このように構成することで、重量物150による荷重の全てが圧電基板120にかかることを抑制することができる。
実施の形態3.
図8及び図9を参照して、振動センサ100又は振動センサ100aの被検体200に対する固定例について説明する。
図8は、実施の形態1に係る振動センサ100が被検体200に固定された状態の一例を示す振動センサ100の断面図である。
図9は、実施の形態2に係る振動センサ100aが被検体200に固定された状態の一例を示す振動センサ100aの断面図である。
なお、図8及び図9において、被検体200から振動センサ100又は振動センサ100aに向かう方向に重力加速度が働いているものとする。
図1に示す実施の形態1に係る振動センサ100、及び、図6又は図7に示す実施の形態2に係る振動センサ100aは、積層方向における圧電基板120に対して重量物150がある側のセンサ外殻110の外壁と、被検体200とが固定されるものであった。
これに対して、図8に示す振動センサ100、及び、図9に示す振動センサ100aは、積層方向における圧電基板120に対して重量物150がない側のセンサ外殻110の外壁と、被検体200とが固定されたものである。
なお、図8に示す振動センサ100、及び、図9に示す振動センサ100aは、当該外壁と被検体200とを固定するために、出力端子190に位置が、積層方向にあるセンサ外殻110の外壁とは異なる外壁に配置されている。
振動センサ100及び振動センサ100aは、図8又は図9に示すような状態で被検体200に固定した場合でも、実施の形態1又は実施の形態2で説明した振動検知を行うことが可能である。
特に、図9に示す振動センサ100aは、保護層160を備えることにより、重量物150による荷重の全てが圧電基板120にかかることを抑制することができる。
なお、この発明はその発明の範囲内において、各実施の形態、若しくは実施の形態の変形例の自由な組み合わせ、各実施の形態、若しくは実施の形態の変形例における任意の構成要素の変形、又は、各実施の形態、若しくは実施の形態の変形例において任意の構成要素の省略が可能である。
また、振動センサ100又は振動センサ100aは、増幅器130をセンサ外殻110の外側に備えることも可能である。
また、振動センサ100又は振動センサ100aは、増幅器130をセンサ外殻110の内側に備える場合、増幅器130に印加する駆動電力は直流電圧であり、駆動電力は出力端子190から出力される信号の周波数とは異なるため、出力端子190を介して駆動電力を供給することが可能である。
また、振動センサ100又は振動センサ100aは、従来の振動センサが有する、計測する振動の方向を限定する機能等の付帯機能を備えたものであっても良い。
この発明に係る振動センサは、振動検知システムに適用することができる。
100,100a 振動センサ、110 センサ外殻、120 圧電基板、121 第1端子、122 第1すだれ状電極、123 第2端子、124 第2すだれ状電極、130 増幅器、140 変形層、150 重量物、160 保護層、190 出力端子、200 被検体。

Claims (5)

  1. 被検体の振動と同期して前記被検体とともに振動するセンサ外殻と、
    一面に、第1すだれ状電極と、前記第1すだれ状電極に信号を入力するための第1端子と、第2すだれ状電極と、前記第2すだれ状電極から信号を出力するための第2端子とが配置され、且つ、前記センサ外殻に固定された状態で前記センサ外殻の内部に配置され、且つ、前記センサ外殻の振動と同期して前記センサ外殻とともに振動する圧電基板と、
    前記第2端子から出力された信号を入力信号として受信し、受信した前記入力信号を増幅し、増幅後の前記入力信号を出力信号として前記第1端子に送信する増幅器と、
    一面が、前記圧電基板の他面に接着された、弾性を有する変形層と、
    一面が、前記変形層の他面に接着された重量物と、
    を備えたこと
    を特徴とする振動センサ。
  2. 前記変形層は、樹脂により構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の振動センサ。
  3. 一部が、前記重量物の一面に対向する前記重量物の他面に固定され、他部のうちの一部が、前記センサ外殻の内壁に固定された、弾性を有する保護層を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の振動センサ。
  4. 前記保護層は、樹脂により構成されたこと
    を特徴とする請求項3記載の振動センサ。
  5. 前記保護層は、バネ構造を有すること
    を特徴とする請求項3記載の振動センサ。
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