JPWO2020225852A1 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図2は、実施の形態1に係る半導体装置の内部を示す平面図である。本実施の形態に係る半導体装置は高周波FET用パッケージである。
図3は、実施の形態2に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図4は、実施の形態2に係るキャップの裏面を示す平面図である。本実施の形態では、キャップ13の裏面の全面にはんだ14を塗布する。はんだ14は例えば金錫はんだである。
図5は、実施の形態3に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図6は、実施の形態3に係るキャップの裏面を示す平面図である。本実施の形態では、キャップ13の裏面の外周部にはんだ14を塗布し、裏面の中央部にはんだ14よりも融点の低いはんだ18を塗布する。例えば、はんだ14は金錫はんだであり、はんだ18は錫銀銅はんだである。
図7及び図8は、実施の形態4に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。半導体チップ7及び基板8がプレート19にはんだ20により実装されている。プレート19は例えばベース板2と同一素材である。図7に示すように、このプレート19をはんだ6によりベース板2の主面に接合する。そして、図8に示すようにキャップ13で封止する。プレート19を用いることで、半導体チップ7及び基板8で構成する高周波回路をベース板2の主面より高くする。
Claims (11)
- ベース板と、前記ベース板の主面の外周部に接合されたフレームとを有するパッケージと、
前記ベース板の前記主面に第1のはんだにより実装され、半導体チップを有する電子部品と、
前記ベース板の前記主面の前記電子部品が実装されていない領域に塗布され、前記第1のはんだよりも融点が低い第2のはんだと、
前記フレームに第3のはんだにより接合されて前記電子部品を封止するキャップとを備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記第2のはんだは、前記パッケージの内部で露出し、前記第3のはんだから発生したはんだ屑を固着することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- ベース板と、前記ベース板の主面の外周部に接合されたフレームとを有するパッケージと、
前記ベース板の前記主面に第1のはんだにより実装され、半導体チップを有する電子部品と、
裏面が前記フレームに第2のはんだにより接合されて前記電子部品を封止するキャップとを備え、
前記キャップの前記裏面の全面に前記第2のはんだが塗布されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記第2のはんだは、前記パッケージの内部で露出し、前記第1のはんだから発生したはんだ屑を固着することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
- ベース板と、前記ベース板の主面の外周部に接合されたフレームとを有するパッケージと、
前記ベース板の前記主面に第1のはんだにより実装され、半導体チップを有する電子部品と、
裏面が前記フレームに第2のはんだにより接合されて前記電子部品を封止するキャップと、
前記キャップの前記裏面の前記フレームと接合されていない領域に塗布され、前記第2のはんだよりも融点の低い第3のはんだとを備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記第3のはんだは、前記パッケージの内部で露出し、前記第1のはんだ又は前記第2のはんだから発生したはんだ屑を固着することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
- 前記電子部品は、前記半導体チップが実装されたプレートを有し、
前記プレートが前記第1のはんだにより前記ベース板の前記主面に接合されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体装置。 - ベース板の主面の外周部にフレームを接合してパッケージを形成する工程と、
前記ベース板の前記主面に、第1のはんだと、前記第1のはんだよりも融点が低い第2のはんだとを塗布する工程と、
前記ベース板の前記主面に、半導体チップを有する電子部品を前記第1のはんだにより実装する工程と、
キャップを前記フレームに第3のはんだにより接合して前記電子部品を封止する封止工程とを備え、
前記封止工程において、前記第1のはんだを溶融させることなく、前記第2のはんだを溶融させることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記封止工程において前記キャップを前記フレームの上面でスクライブし、前記第3のはんだから発生したはんだ屑が溶融した前記第2のはんだに落下し、前記第2のはんだが前記はんだ屑を固着することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
- ベース板の主面の外周部にフレームを接合してパッケージを形成する工程と、
前記ベース板の前記主面に、半導体チップを有する電子部品を第1のはんだにより実装する工程と、
キャップの裏面の全面に第2のはんだを塗布する工程と、
前記裏面を上にした状態で前記キャップをヒートステーションに載せて加熱して前記第2のはんだを溶融させ、前記キャップの前記裏面に前記フレームを前記第2のはんだにより接合して前記電子部品を封止する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - ベース板の主面の外周部にフレームを接合してパッケージを形成する工程と、
前記ベース板の前記主面に、半導体チップを有する電子部品を第1のはんだにより実装する工程と、
キャップの裏面の外周部に第2のはんだを塗布し、前記裏面の中央部に前記第2のはんだよりも融点の低い第3のはんだを塗布する工程と、
前記キャップの前記裏面を前記フレームに前記第2のはんだにより接合して前記電子部品を封止する封止工程と、
前記封止工程の後に、前記パッケージに対して前記キャップを下にした状態で前記キャップをヒートステーションに載せて加熱して、前記第1のはんだと前記第2のはんだを溶融させることなく、前記第3のはんだを溶融させる工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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