JPWO2020213079A1 - 熱交換器及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

熱交換器及び冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020213079A1
JPWO2020213079A1 JP2021514707A JP2021514707A JPWO2020213079A1 JP WO2020213079 A1 JPWO2020213079 A1 JP WO2020213079A1 JP 2021514707 A JP2021514707 A JP 2021514707A JP 2021514707 A JP2021514707 A JP 2021514707A JP WO2020213079 A1 JPWO2020213079 A1 JP WO2020213079A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
header
reinforcing member
heat exchanger
flat
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021514707A
Other languages
English (en)
Inventor
真哉 東井上
前田 剛志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020213079A1 publication Critical patent/JPWO2020213079A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/053Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/26Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

熱交換器は、互いに間隔をあけて第1方向に配列され、冷媒を流通させる複数の扁平管と、第1方向に延伸し、複数の扁平管のそれぞれの一端に接続された第1ヘッダと、第1方向に延伸し、複数の扁平管のそれぞれの他端に接続された第2ヘッダと、第1ヘッダの一端と第2ヘッダの一端とに接続された第1補強部材と、第1ヘッダの他端と第2ヘッダの他端とに接続された第2補強部材と、を有し、第1補強部材と第2補強部材とは、複数の扁平管の中で、複数の扁平管の配列方向において最も外側に配置されている扁平管と対向するものである。

Description

本発明は、熱交換器及び当該熱交換器を備えた冷凍サイクル装置に関し、特に扁平管の座屈を抑制する構造に関するものである。
近年、冷凍サイクル装置の高性能化と軽量化を目的に、冷凍空調機器の熱交換器に用いられる伝熱管として、従来の銅製の円管に換わってアルミ製の扁平管の導入が進んでいる。また、近年では地球温暖化係数の高い冷媒の使用量の削減が重要な課題となっており、従来のアルミ製の扁平管を用いた熱交換器よりも更に扁平管の管内の容積が小さく、高性能な熱交換器の開発が求められている。
例えば、アルミ製の扁平管を用いた従来の熱交換器よりも更に扁平管の管内の容積を小さくするために、扁平管の短軸長さを例えば1mm未満にし、複数の扁平管をヘッダーパイプの軸方向に沿って平行に接続した熱交換器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、短軸長さとは、扁平管の垂直断面における短手方向の長さである。特許文献1の熱交換器は、隣り合う扁平管の間に、冷媒流路の配列方向に沿って延在する補助部材を設け、隣り合う扁平管の間隔を保持している。
特開2018−162953号公報
しかしながら、特許文献1の熱交換器は、扁平管の管軸方向の座屈を抑制することが困難であるため熱交換器が変形する恐れがある。
本発明は、上述のような課題を解決するためのものであり、扁平管の管軸方向の座屈を抑制することができる熱交換器及び冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、互いに間隔をあけて第1方向に配列され、冷媒を流通させる複数の扁平管と、第1方向に延伸し、複数の扁平管のそれぞれの一端に接続された第1ヘッダと、第1方向に延伸し、複数の扁平管のそれぞれの他端に接続された第2ヘッダと、第1ヘッダの一端と第2ヘッダの一端とに接続された第1補強部材と、第1ヘッダの他端と第2ヘッダの他端とに接続された第2補強部材と、を有し、第1補強部材と第2補強部材とは、複数の扁平管の中で、複数の扁平管の配列方向において最も外側に配置されている扁平管と対向するものである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、本発明に係る熱交換器を備えたものである。
本発明によれば、熱交換器は、第1ヘッダの一端と第2ヘッダの一端とに接続された第1補強部材と、第1ヘッダの他端と第2ヘッダの他端とに接続された第2補強部材と、を有する。熱交換器は、補強部材を用いることで、第1ヘッダ及び第2ヘッダの両端部で、第1ヘッダと第2ヘッダとが支持され、第1ヘッダと第2ヘッダとの間の長さを固定できる。そのため、熱交換器は、扁平管の管軸方向の座屈耐力を確保することができ、熱交換器の変形を回避することができる。
実施の形態1に係る熱交換器を備えた冷凍サイクル装置の構成を示す冷媒回路図である。 実施の形態1に係る熱交換器の要部構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器を側面から見た概念図である。 実施の形態1に係る熱交換器の要部構成を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器の要部構成を示す他の方向から見た分解斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換器の扁平管の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器の複数の扁平管の変形例の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器を構成する第1補強部材をヘッダの軸方向に見た平面図である。 図8の第1補強部材のA−A線断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器を構成する第2補強部材をヘッダの軸方向に見た平面図である。 図10の第2補強部材のB−B線断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器を構成する補強部材の第1の変形例である補強部材をヘッダの軸方向に見た平面図である。 図12の補強部材のC−C線断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器を構成する補強部材の第2の変形例である補強部材をヘッダの軸方向に見た平面図である。 図14の補強部材のD−D線断面図である。 実施の形態1に係る熱交換器を構成する補強部材の第3の変形例である補強部材をヘッダの軸方向に見た平面図である。 図16の補強部材のE−E線断面図である。 実施の形態2に係る熱交換器の要部構成を示す斜視図である。 実施の形態2に係る熱交換器の要部構成を示す他の方向から見た斜視図である。 実施の形態3に係る熱交換器の要部構成を示す斜視図である。 実施の形態3に係る熱交換器の要部構成を示す他の方向から見た斜視図である。 図8のA−A線位置における熱交換器の第1補強部材の断面図である。 図10のB−B線位置における熱交換器の第2補強部材の断面図である。
以下、実施の形態1に係る熱交換器50について図面等を参照しながら説明する。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係及び形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。また、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置あるいは部品の配置及び向きを限定するものではない。明細書中において、各構成部材同士の位置関係、各構成部材の延伸方向、及び各構成部材の配列方向は、原則として、熱交換器50が使用可能な状態に設置されたときのものである。
実施の形態1.
[冷凍サイクル装置100]
図1は、実施の形態1に係る熱交換器50を備えた冷凍サイクル装置100の構成を示す冷媒回路図である。なお、図1において、点線で示す矢印は、冷媒回路110において、冷房運転時における冷媒の流れる方向を示すものであり、実線で示す矢印は、暖房運転時における冷媒の流れる方向を示すものである。まず、図1を用いて熱交換器50を備えた冷凍サイクル装置100について説明する。本実施の形態では、冷凍サイクル装置100として空気調和装置を例示しているが、冷凍サイクル装置100は、例えば、冷蔵庫あるいは冷凍庫、自動販売機、空気調和装置、冷凍装置、給湯器などの、冷凍用途または空調用途に使用される。なお、図示した冷媒回路110は一例であって、回路要素の構成等について実施の形態で説明した内容に限定されるものではなく、実施の形態に係る技術の範囲内で適宜変更が可能である。
冷凍サイクル装置100は、圧縮機101、流路切替装置102、室内熱交換器103、減圧装置104及び室外熱交換器105が冷媒配管を介して環状に接続された冷媒回路110を有している。室外熱交換器105及び室内熱交換器103の少なくとも一方には、後述する熱交換器50が用いられている。冷凍サイクル装置100は、室外機106及び室内機107を有している。室外機106には、圧縮機101、流路切替装置102、室外熱交換器105及び減圧装置104と、室外熱交換器105に室外空気を供給する室外送風機108と、が収容されている。室内機107には、室内熱交換器103と、室内熱交換器103に空気を供給する室内送風機109と、が収容されている。室外機106と室内機107との間は、冷媒配管の一部である2本の延長配管111及び延長配管112を介して接続されている。
圧縮機101は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する流体機械である。流路切替装置102は、例えば四方弁であり、制御装置(図示は省略)の制御により、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流路を切り替える装置である。
室内熱交換器103は、内部を流通する冷媒と、室内送風機109により供給される室内空気と、の熱交換を行う熱交換器である。室内熱交換器103は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能する。
減圧装置104は、例えば膨張弁であり、冷媒を減圧させる装置である。減圧装置104としては、制御装置の制御により開度が調節される電子膨張弁を用いることができる。
室外熱交換器105は、内部を流通する冷媒と、室外送風機108により供給される空気と、の熱交換を行う熱交換器である。室外熱交換器105は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。
[冷凍サイクル装置の動作]
次に、図1を用いて冷凍サイクル装置100の動作の一例について説明する。冷凍サイクル装置100の暖房運転時には、圧縮機101から吐出される高圧高温のガス状態の冷媒は、流路切替装置102を介して室内熱交換器103に流入し、室内送風機109によって供給される空気と熱交換を行い凝縮する。凝縮した冷媒は、高圧の液状態となり、室内熱交換器103から流出し、減圧装置104によって、低圧の気液二相状態となる。低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器105に流入し、室外送風機108によって供給される空気との熱交換によって蒸発する。蒸発した冷媒は、低圧のガス状態となり、圧縮機101に吸入される。
冷凍サイクル装置100の冷房運転時には、冷媒回路110を流れる冷媒は暖房運転時とは逆方向に流れる。すなわち、冷凍サイクル装置100の冷房運転時には、圧縮機101から吐出される高圧高温のガス状態の冷媒は、流路切替装置102を介して室外熱交換器105に流入し、室外送風機108によって供給される空気と熱交換を行い凝縮する。凝縮した冷媒は、高圧の液状態となり、室外熱交換器105から流出し、減圧装置104によって、低圧の気液二相状態となる。低圧の気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器103に流入し、室内送風機109によって供給される空気との熱交換によって蒸発する。蒸発した冷媒は、低圧のガス状態となり、圧縮機101に吸入される。
[熱交換器50]
図2は、実施の形態1に係る熱交換器50の要部構成を示す斜視図である。図3は、実施の形態1に係る熱交換器50を側面から見た概念図である。図4は、実施の形態1に係る熱交換器50の要部構成を示す分解斜視図である。図5は、実施の形態1に係る熱交換器50の要部構成を示す他の方向から見た分解斜視図である。なお、図2及び図3において、ハッチングで示した矢印RFは、熱交換器50に流入し、又は、熱交換器50から流出する冷媒の流れを示すものである。図2〜図5を用いて、実施の形態1に係る熱交換器50について説明する。
図2に示すように、熱交換器50は、冷媒を流通させる複数の扁平管60と、複数の扁平管60のそれぞれの延伸方向の一端に接続された第1ヘッダ71と、複数の扁平管60のそれぞれの延伸方向の他端に接続された第2ヘッダ72と、を有する。また、熱交換器50は、第1ヘッダ71の軸方向の端部に取り付けられた第1冷媒接続管41と、第2ヘッダ72の軸方向の端部に取り付けられた第2冷媒接続管42とを有している。更に、熱交換器50は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72の一端を接続する第1補強部材91と、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72の他端を接続する第2補強部材92とを有している。
実施の形態1に係る熱交換器50は、第1冷媒接続管41及び第2冷媒接続管42の配置側から順に、第1補強部材91、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72、第2補強部材92の順に配置されている。すなわち、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72は、第1補強部材91と第2補強部材92とによって挟み込まれている。また、熱交換器50は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間に複数の扁平管60を有している。図3に示すように、熱交換器50は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の距離を距離Lとし、複数の扁平管60の中で配列方向の両端に位置する2つの扁平管60同士の間の距離を距離Wとした場合に、距離Lは距離W以下の距離(距離L≦距離W)となるように構成されている。なお、以下の説明では、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72の総称をヘッダ70と称し、第1補強部材91及び第2補強部材92の総称を補強部材90と称する場合がある。
(扁平管60)
複数の扁平管60のそれぞれは、冷媒を内部に流通させる。複数の扁平管60のそれぞれは、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間に延伸している。複数の扁平管60のそれぞれは、互いに間隔をあけて配列され、ヘッダ70の延伸方向である軸方向に並列している。複数の扁平管60は、互いに対向するように配置されている。複数の扁平管60のうち隣り合う2つの扁平管60の間には、空気の流路となる隙間が形成されている。実施の形態1では、複数の扁平管60の配列方向とヘッダ70の延伸方向とを第1方向と規定する。
熱交換器50は、第1方向である複数の扁平管60の配列方向を水平方向としている。ただし、第1方向である複数の扁平管60の配列方向は、水平方向に限定されるものではなく、鉛直方向であってもよく、鉛直方向に対して傾いた方向であってもよい。同様に、熱交換器50は、複数の扁平管60の延伸方向を鉛直方向としている。ただし、複数の扁平管60の延伸方向は、鉛直方向に限定されるものではなく、水平方向であってもよく、鉛直方向に対して傾いた方向であってもよい。
複数の扁平管60の中で隣り合う扁平管60は、互いの扁平管60同士が伝熱促進部材によって接続されていない。伝熱促進部材とは、例えば、プレートフィン、あるいは、コルゲートフィン等である。
熱交換器50が冷凍サイクル装置100の蒸発器として機能する場合、複数の扁平管60のそれぞれでは、扁平管60の内部を延伸方向の一端から他端に向かって冷媒が流れる。また、熱交換器50が冷凍サイクル装置100の凝縮器として機能する場合、複数の扁平管60のそれぞれでは、扁平管60の内部を延伸方向の他端から一端に向かって冷媒が流れる。
図6は、実施の形態1に係る熱交換器50の扁平管60の構成を示す断面図である。図6に示すように、扁平管60は、長円形状等の一方向に扁平な断面形状を有している。扁平管60は、第1側端部60a及び第2側端部60bと一対の平坦面60c及び平坦面60dとを有している。図6に示す断面において、第1側端部60aは、平坦面60cの一方の端部と平坦面60dの一方の端部との間において外側に凸となるように形成されている。同断面において、第2側端部60bは、平坦面60cの他方の端部と平坦面60dの他方の端部との間において外側に凸となるように形成されている。
第1側端部60aは、熱交換器50を通過する空気の流れにおいて風上側、すなわち前縁側に配置される側端部である。第2側端部60bは、熱交換器50を通過する空気の流れにおいて風下側、すなわち後縁側に配置される側端部である。以下の説明では、扁平管60の延伸方向と垂直であってかつ平坦面60c及び平坦面60dに沿う方向を、扁平管60の長軸方向という場合がある。図6では、扁平管60の長軸方向は左右方向であり、短軸方向は上下方向である。扁平管60は、長軸方向での寸法を距離LA1とし、短軸方向での寸法を距離LB1とした場合に、距離LA1が距離LB1よりも大きい。
扁平管60には、長軸方向に沿って第1側端部60aと第2側端部60bとの間に配列した複数の冷媒通路62が形成されている。扁平管60は、冷媒の流れる冷媒通路62が空気の流れ方向に複数配列された扁平多孔管である。複数の冷媒通路62のそれぞれは、扁平管60の延伸方向と平行に延びるように形成されている。隣り合う冷媒通路62の間の仕切壁63のそれぞれは、扁平管60の延伸方向の両端まで連続している。なお、冷媒通路62の断面形状及び形成数は図示した実施形態に限定されず、例えば円形、あるいは、三角形状等、様々な形状で形成されてもよく、1又は複数の形成数で構成されてもよいものとする。
図7は、実施の形態1に係る熱交換器50の複数の扁平管60の変形例の構成を示す断面図である。複数の扁平管60のそれぞれは、扁平管60の長軸方向から突出したフィン部65を備えてもよい。フィン部65は、第1側端部60a及び第2側端部60bのいずれか一方、あるいは、両方から突出し複数の扁平管60のそれぞれの長軸方向に延びるように設けられた板状の部分である。なお、フィン部65は、扁平管60の長軸方向に延びているが、この形態のみに限定されるものではない。例えば、フィン部65は、長軸方向に対して複数の扁平管60の配列方向に所定の角度で傾いた状態に形成されてもよい。ただし、上述したように、複数の扁平管60の中で隣り合う扁平管60は、互いの扁平管60同士が伝熱促進部材によって接続されていない。そのため、複数の扁平管60はそれぞれ、フィン部65を介して隣りに配置されている扁平管60と接続されてはいない。
(ヘッダ70)
図2〜図5に戻り、ヘッダ70について説明する。ヘッダ70は、第1方向である複数の扁平管60の配列方向に沿って延伸するように形成されている。ヘッダ70は、熱交換器50において、熱交換器50に流入する冷媒を、複数の扁平管60に分配する流体分配機構として機能する。また、ヘッダ70は、熱交換器50において、熱交換器50から流出する冷媒が、複数の扁平管60から流出して合流する流体合流機構としても機能する。
ヘッダ70は、第1ヘッダ71と、第2ヘッダ72とを有する。第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72は、一方が流体分配機構として機能し、他方が流体合流機構として機能する。第1ヘッダ71は、上述したように、複数の扁平管60のそれぞれの延伸方向の一端に接続されており、第2ヘッダ72は、複数の扁平管60のそれぞれの延伸方向の他端に接続されている。すなわち、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72は、複数の扁平管60の延伸方向の両端に取り付けられている。
第1ヘッダ71は、複数の扁平管60の配列方向(紙面で図2〜図5の左右方向)に延びた円筒形状の第1筒状部73aと、第1筒状部73aの一端を閉塞する第1基端部73bと、第1筒状部73aの他端を閉塞する第1先端部73cと、を有する。同様に、第2ヘッダ72は、複数の扁平管60の配列方向に延びた円筒形状の第2筒状部74aと、第2筒状部74aの一端を閉塞する第2基端部74bと、第2筒状部74aの他端を閉塞する第2先端部74cと、を有する。
第1ヘッダ71の第1筒状部73a及び第2ヘッダ72の第2筒状部74aは、円筒形状で構成した実施形態を示したが、円筒形状に限定されるものではなく、例えば、断面形状が多角形状に形成された筒体でもよい。第1ヘッダ71の第1筒状部73aと、第2ヘッダ72の第2筒状部74aとは、それぞれ複数の扁平管60の配列方向に平行に延びている。第1ヘッダ71の第1筒状部73aと、第2ヘッダ72の第2筒状部74aとは、筒内部と扁平管60の冷媒通路62とが連通するように、扁平管60に接続されている。
図3に示すように、第1ヘッダ71の第1筒状部73aと、第2ヘッダ72の第2筒状部74aとには、それぞれ向かい合う壁部に、複数の第1分岐部75と複数の第2分岐部76とが形成されている。複数の第1分岐部75は、第1筒状部73aに形成された貫通孔であり、複数の第2分岐部76は、第2筒状部74aに形成された貫通孔である。複数の第1分岐部75と複数の第2分岐部76とは、複数の扁平管60の配列方向に沿って所定の間隔Pで形成されている。第1分岐部75及び第2分岐部76は、第1筒状部73a及び第2筒状部74aにおいて、扁平管60の延伸方向に見た場合に、扁平管60の外周形状と同様に扁平な開口形状に形成されている。
第1分岐部75には、複数の扁平管60の一端がそれぞれ挿入されており、第2分岐部76には、複数の扁平管60の他端がそれぞれ挿入されている。第1分岐部75及び第2分岐部76の開口縁は、ろう付けにより扁平管60の外周面と全周にわたって接合されている。第1ヘッダ71の第1分岐部75に対して、複数の扁平管60の配列方向と平面的に直交する複数の扁平管60の延伸方向(紙面で図3の上下方向)に第2ヘッダ72の第2分岐部76があり、第1分岐部75と第2分岐部76との間に扁平管60が配置されている。第1ヘッダ71と第2ヘッダ72とは、複数の扁平管60の配列方向に第1分岐部75と第2分岐部76とを有しているので、複数の扁平管60は、熱交換器50において、複数の扁平管60の配列方向に並んだ管群を構成している。
第1ヘッダ71は、第1ヘッダ71の内部と連通する第1冷媒接続管41を有する。図4及び図5に示すように、第1ヘッダ71の第1筒状部73aは、第1ヘッダ71の延伸方向の第1基端部73bに第1冷媒接続管41が接続されており、第1先端部73cに第1凸部77が形成されている。第1基端部73bは、第1筒状部73aの一端を閉塞する壁を構成する。第1基端部73bには、第1ヘッダ71の軸方向において外側に突出し、第1筒状部73aの内部と連通する第1冷媒接続管41が接続されている。第1冷媒接続管41は、内部を冷媒が流通する管状の部材である。第1冷媒接続管41は、例えば、円筒状に形成されている。第1冷媒接続管41は、第1ヘッダ71の管内と連通し、第1ヘッダ71に流入する冷媒の流入口を形成し、あるいは、第1ヘッダ71から流出する冷媒の流出口を形成する。第1冷媒接続管41は、第1補強部材91の第1貫通孔部95に挿通される。
第1先端部73cは、第1筒状部73aの他端を閉塞する壁を構成する。第1先端部73cには、第1ヘッダ71の軸方向において外側に突出する第1凸部77が形成されている。第1凸部77は、第1ヘッダ71において、第2補強部材92の第1凹部97に挿し込まれる部分を構成する。第1凸部77は、第1ヘッダ71において、第1冷媒接続管41の配置側とは反対側に形成されている。第1凸部77は、円柱状に形成されている。なお、第1凸部77の形状は、円柱形状に限定されるものではない。第1凸部77は、第2補強部材92に形成された第1凹部97に挿入される形状であればよく、例えば、多角柱状に形成されてもよい。
同様に、第2ヘッダ72は、第2ヘッダ72の内部と連通する第2冷媒接続管42を有する。図4及び図5に示すように、第2ヘッダ72の第2筒状部74aは、第2ヘッダ72の延伸方向の第2基端部74bに第2冷媒接続管42が接続されており、第2先端部74cに第2凸部78が形成されている。第2基端部74bは、第2筒状部74aの一端を閉塞する壁を構成する。第2基端部74bには、第2ヘッダ72の軸方向において外側に突出し、第2筒状部74aの内部と連通する第2冷媒接続管42が接続されている。第2冷媒接続管42は、内部を冷媒が流通する管状の部材である。第2冷媒接続管42は、例えば、円筒状に形成されている。第2冷媒接続管42は、第2ヘッダ72の管内と連通し、第2ヘッダ72に流入する冷媒の流入口を形成し、あるいは、第2ヘッダ72から流出する冷媒の流出口を形成する。第2冷媒接続管42は、第1補強部材91の第2貫通孔部96に挿通される。
第2先端部74cは、第2筒状部74aの他端を閉塞する壁を構成する。第2先端部74cには、第2ヘッダ72の軸方向において外側に突出する第2凸部78が形成されている。第2凸部78は、第2ヘッダ72において、第2補強部材92の第2凹部98に挿し込まれる部分を構成する。第2凸部78は、第2ヘッダ72において、第2冷媒接続管42の配置側とは反対側に形成されている。第2凸部78は、円柱状に形成されている。なお、第2凸部78の形状は、円柱形状に限定されるものではない。第2凸部78は、第2補強部材92に形成された第2凹部98に挿入される形状であればよく、例えば、多角柱状に形成されてもよい。また、第1凸部77と、第2凸部78とは、同じ形状でもよく、異なる形状でもよい。なお、以下の説明では、第1補強部材91及び第2補強部材92の総称として補強部材90を用いる。
(補強部材90)
補強部材90は、第1補強部材91と第2補強部材92とを有する。第1補強部材91は、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72のそれぞれの一端に接続され、第2補強部材92は、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72のそれぞれの他端に接続される。すなわち、熱交換器50は、第1ヘッダ71の一端と第2ヘッダ72の一端とに接続された第1補強部材91と、第1ヘッダ71の他端と第2ヘッダ72の他端とに接続された第2補強部材92とを有する。熱交換器50は、当該構成の第1補強部材91と、第2補強部材92とを有することで、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との固定前に、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で位置決めを行うことができる。補強部材90と、ヘッダ70とは、例えば、ろう付けによって固定される。そして、第1補強部材91は、ろう付けによって、第1ヘッダ71の一端と第2ヘッダ72の一端とを固定し、第2補強部材92は、ろう付けによって、第1ヘッダ71の他端と第2ヘッダ72の他端とを固定する。なお、補強部材90は、ヘッダ70のみと固定される。換言すれば、補強部材90は、扁平管60と固定されることはなく、また、扁平管60と補強部材90との間にフィン等が配置されこのフィン等と固定されることはない。
補強部材90の材質は、扁平管60の材質よりも熱膨張率の小さい材質である。例えば、扁平管60の材質がアルミである場合には、補強部材90の材質としてアルミよりも熱膨張率の小さいステンレスを用いることができる。以下、第1補強部材91及び第2補強部材92のそれぞれの構成について説明する。
(第1補強部材91)
図8は、実施の形態1に係る熱交換器50を構成する第1補強部材91をヘッダ70の軸方向に見た平面図である。図9は、図8の第1補強部材91のA−A線断面図である。図8及び図9を用いて第1補強部材91について説明する。第1補強部材91は、第1ヘッダ71の端部と第2ヘッダ72の端部とに接続される。熱交換器50において、第1補強部材91は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、最も外側に配置されている扁平管60と対向する。より詳細には、熱交換器50において、実施の形態1では第1補強部材91は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、第1冷媒接続管41及び第2冷媒接続管42に最も近い位置に配置されている扁平管67と対向する。
図8に示すように、第1補強部材91は、長円形状等の一方向に扁平な形状を有した板状の部材である。なお、第1補強部材91は、長円形状等の一方向に扁平な形状に限定されるものではなく、例えば、矩形状等、他の形状であってもよい。第1補強部材91は、一対の第1側縁部91a及び第2側縁部91bと、一対の第1側端部91cと第2側端部91dとを有している。第1側端部91cと第2側端部91dとの間は、第1補強部材91の長手方向であり、第1側縁部91aと第2側縁部91bとの間は、第1補強部材91の短手方向である。第1補強部材91の長手方向は、扁平管60の延伸方向であり、第1補強部材91の短手方向は、扁平管60の長軸方向である。熱交換器50において、第1側端部91cは、第1ヘッダ71側に配置され、第2側端部91dは、第2ヘッダ72側に配置される。
図9に示すように、第1補強部材91は、第1側端部91cと第2側端部91dとの間に、一対の平坦面91e及び平坦面91fを有している。平坦面91eと平坦面91fとの間は、第1補強部材91の厚さ方向であり、熱交換器50において、第1補強部材91は厚さ方向が複数の扁平管60の配列方向となるように配置される。平坦面91eは、熱交換器50において、第1基端部73b及び第2基端部74bと対向して当接する。また、平坦面91eは、熱交換器50において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、最も外側に配置されている扁平管67と対向する。平坦面91fは、熱交換器50において、第1ヘッダ71、第2ヘッダ72、及び扁平管60が配置されている側とは反対側の面を構成する。図2に示すように、熱交換器50は、平坦面91fから第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42とが突出するように構成されている。
第1補強部材91は、第1貫通孔部95と第2貫通孔部96とを有する。第1貫通孔部95及び第2貫通孔部96は、第1補強部材91の平坦面91eと平坦面91fとの間の壁を貫通する貫通孔を形成する。図8に示すように、第1貫通孔部95及び第2貫通孔部96の開口形状は、円形に形成されているが、第1冷媒接続管41の外周壁に沿う形状であればよく、円形に限定されるものではない。熱交換器50において、第1貫通孔部95には第1冷媒接続管41が挿通され、第2貫通孔部96には第2冷媒接続管42が挿通される。
(第2補強部材92)
図10は、実施の形態1に係る熱交換器50を構成する第2補強部材92をヘッダ70の軸方向に見た平面図である。図11は、図10の第2補強部材92のB−B線断面図である。図10及び図11を用いて第2補強部材92について説明する。熱交換器50において、第2補強部材92は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、最も外側に配置されている扁平管60と対向する。より詳細には、熱交換器50において、実施の形態1では第2補強部材92は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、第1冷媒接続管41及び第2冷媒接続管42に最も遠い位置に配置されている扁平管68と対向する。
第2補強部材92は、第1ヘッダ71の端部と第2ヘッダ72の端部とに接続される。第2補強部材92は、第1補強部材91が配置された側とは反対側の第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72の端部に配置される。第2補強部材92は、第1ヘッダ71、第2ヘッダ72及び複数の扁平管60を間に介して第1補強部材91と対向する。
図10に示すように、第2補強部材92は、長円形状等の一方向に扁平な形状を有した板状の部材である。なお、第2補強部材92は、長円形状等の一方向に扁平な形状に限定されるものではなく、例えば、矩形状等、他の形状であってもよい。第2補強部材92は、一対の第1側縁部92a及び第2側縁部92bと、一対の第1側端部92cと第2側端部92dとを有している。熱交換器50において、第1側端部92cは、第1ヘッダ71側に配置され、第2側端部92dは、第2ヘッダ72側に配置される。
図11に示すように、第2補強部材92は、第1側端部92cと第2側端部92dとの間に、一対の平坦面92e及び平坦面92fを有している。平坦面92eと平坦面92fとの間は、第2補強部材92の厚さ方向であり、熱交換器50において、第2補強部材92は厚さ方向が複数の扁平管60の配列方向となるように配置される。平坦面92eは、熱交換器50において、第1先端部73c及び第2先端部74cと対向して当接する。また、平坦面92eは、熱交換器50において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、最も外側に配置されている扁平管68と対向する。平坦面92fは、熱交換器50において、第1ヘッダ71、第2ヘッダ72、及び扁平管60が配置されている側とは反対側の面を構成する。
第2補強部材92は、平坦面92e側に第1凹部97と第2凹部98とを有する。第1凹部97及び第2凹部98は、第2補強部材92に形成された凹形状の部分であり、平坦面92e側の壁が平坦面92f側に凹んで壁の厚さが小さくなった部分である。図10に示すように、第1凹部97及び第2凹部98の開口形状は、円形に形成されているが、それぞれ第1凸部77及び第2凸部78の外周壁に沿う形状であれば、例えば、矩形状等他の形状でもよい。
熱交換器50は、第2補強部材92の第1凹部97に第1ヘッダ71の第1凸部77が挿入される。また、熱交換器50は、第2補強部材92の第2凹部98に第2ヘッダ72の第2凸部78が挿入される。なお、第1凹部97及び第2凹部98は、それぞれ第1凸部77及び第2凸部78が挿入できる構成であればよく、第1凹部97及び第2凹部98の形状は、凹形状に限定されるものではない。たとえば、第1凹部97及び第2凹部98は、第2補強部材92の平坦面92eと平坦面92fとの間の壁を貫通する貫通孔として形成されてもよい。
図12は、実施の形態1に係る熱交換器50を構成する補強部材90の第1の変形例である補強部材90Aをヘッダ70の軸方向に見た平面図である。図13は、図12の補強部材90AのC−C線断面図である。次に、図12及び図13を用いて、補強部材90の第1の変形例である補強部材90Aについて説明する。なお、図12及び図13では、補強部材90Aについて、第1補強部材91Aを用いて説明する。第1補強部材91Aは、第1貫通孔部95と第2貫通孔部96とが繋がり1つの長穴状に形成された貫通孔部99を有している。
貫通孔部99は、第1補強部材91の平坦面91eと平坦面91fとの間の壁を貫通する貫通孔を形成する。図12に示すように、貫通孔部99の開口形状は、長円形に形成されているが、第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42の外周壁に沿う形状であればよく、長円形に限定されるものではない。熱交換器50において、貫通孔部99には、第1冷媒接続管41及び第2冷媒接続管42が挿通される。熱交換器50は、第1補強部材91Aに貫通孔部99を有することで、軽量化を図ることができる。なお、補強部材90Aについて、第1補強部材91Aを用いて説明したが、第2補強部材92もまた、第1凹部97と第2凹部98とが繋がり1つの長穴状に形成された貫通孔部99を有してもよい。
図14は、実施の形態1に係る熱交換器50を構成する補強部材90の第2の変形例である補強部材90Bをヘッダ70の軸方向に見た平面図である。図15は、図14の補強部材90BのD−D線断面図である。次に、図14及び図15を用いて、補強部材90の第2の変形例である補強部材90Bについて説明する。なお、図14及び図15では、補強部材90Bについて、第1補強部材91Bを用いて説明する。第1補強部材91Bは、第1貫通孔部95と第2貫通孔部96との間を構成する壁に折曲部90B1を有する。
図15に示すように、折曲部90B1は、第1側縁部91aと第2側縁部91bとの間で、連続して壁が頂部Pと谷部Vとを有するように波形状に形成されている部分である。頂部Pと谷部Vとの間の壁は、隣り合う頂部Pと谷部Vとの間の壁との間で所定の角度を持って対向するように形成されている。なお、図15では、第1補強部材91Bの折曲部90B1は、5つの頂部Pと6つの谷部Vとを有しているが、頂部Pと谷部Vとの数は当該数に限定されるものではない。第1補強部材91Bの折曲部90B1は、例えば、頂部Pが1つ、谷部Vが2つであってもよく、頂部Pと谷部Vとの数は任意である。
また、図15で示すように、第1補強部材91Bの長手方向に対する垂直断面において、頂部Pと谷部Vとの間の壁は直線状に形成されているが、頂部Pと谷部Vとの間の壁は曲線状に形成されてもよい。すなわち、第1側縁部91aと第2側縁部91bとの間の壁は、平面の組み合わせでもよく、曲面の組み合わせでもよい。また、折曲部90B1は、図15では、第1側縁部91aと第2側縁部91bとの間において、頂部Pと谷部Vとの間の幅は、第1補強部材91Bの厚さ方向において一定であるが、頂部Pと谷部Vとの間の幅は一定でなくてもよい。同様に、折曲部90B1は、図15では、第1側縁部91aと第2側縁部91bとの間において、頂部Pと谷部Vとの間の幅は、第1補強部材91Bの短手方向において一定であるが、頂部Pと谷部Vとの間の幅は一定でなくてもよい。
折曲部90B1は、第1補強部材91Bの長手方向において、図14に示すように第1貫通孔部95と第2貫通孔部96との間を構成する壁の全ての領域に設けられている。ただし、折曲部90B1の構成は、当該構成に限定されるものではなく、折曲部90B1は、第1貫通孔部95と第2貫通孔部96との間を構成する壁の一部の領域に設けられてもよい。また、第1補強部材91Bは、折曲部90B1を1つ有する構成を記載しているが、第1補強部材91Bは、長手方向において折曲部90B1を1つ又は複数有してもよく、また、短手方向において折曲部90B1を1つ又は複数有してもよい。
また、図14では、折曲部90B1は、頂部Pの連なる稜線と谷部Vの連なる稜線とが、第1補強部材91Bの長手方向に対して平行に形成されているが、頂部Pの連なる稜線と谷部Vの連なる稜線とが、補強部材90Bの長手方向に対して交差してもよい。ただし、補強部材90Bの強度の確保し、熱交換器50の変形を抑制する観点から、折曲部90B1は、頂部Pの連なる稜線と谷部Vの連なる稜線とが、第1補強部材91Bの長手方向に対して平行に形成されていることが望ましい。
なお、補強部材90Bについて、第1補強部材91Bを用いて説明したが、第2補強部材92もまた、第1凹部97と第2凹部98との間を構成する壁が折曲部90B1を有していてもよい。補強部材90Bは、第1補強部材91Bと第2補強部材92との少なくとも一方が、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の長手方向に対する垂直断面において、波形状に形成された折曲部90B1を有する。
図16は、実施の形態1に係る熱交換器50を構成する補強部材90の第3の変形例である補強部材90Cをヘッダ70の軸方向に見た平面図である。図17は、図16の補強部材90CのE−E線断面図である。次に、図16及び図17を用いて、補強部材90の第3の変形例である補強部材90Cについて説明する。なお、図16及び図17では、補強部材90Cについて、第1補強部材91Cを用いて説明する。第1補強部材91Cは、第1貫通孔部95と第2貫通孔部96との間を構成する壁に突出部90C1を有する。
図17に示すように、突出部90C1は、第1側縁部91aと第2側縁部91bとの間で、平坦面91f側から突出するように形成されている。突出部90C1の突出方向は、熱交換器50において、複数の扁平管60の配列方向である第1方向である。突出部90C1は、一対の側壁部90C12と、突出壁部90C11とによって凸状に形成されている。一対の側壁部90C12の突出量は、第1補強部材91Cの長手方向において一定でもよく、例えば、長手方向の中央部から第1貫通孔部95及び第2貫通孔部96に近づくにつれて小さくなる等、第1補強部材91Cの長手方向において変化してもよい。一対の側壁部90C12は、図16に示すように、第1補強部材91Cの厚さ方向に見た平面視において、直線状に形成されているが、曲線状に形成されてもよい。
図17では、第1補強部材91Cは、突出部90C1を1つ有する構成を記載しているが、第1補強部材91Cは、長手方向において、突出部90C1を1つ又は複数有してもよく、また、短手方向において突出部90C1を1つ又は複数有してもよい。
なお、補強部材90Cについて、第1補強部材91Cを用いて説明したが、第2補強部材92もまた、第1凹部97と第2凹部98との間を構成する壁が突出部90C1を有していてもよい。補強部材90Cは、第1補強部材91Cと第2補強部材92との少なくとも一方が、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の長手方向に対する垂直断面において、第1方向に突出する突出部90C1を有する。
[熱交換器50の動作例]
実施の形態1に係る熱交換器50の動作について、熱交換器50が冷凍サイクル装置100の蒸発器として機能する際の動作を例に挙げて説明する。蒸発器として機能する熱交換器50には、減圧装置104で減圧された気液二相冷媒が流入する。この際、冷媒は、第1冷媒接続管41を介して熱交換器50の第1ヘッダ71から流入し、複数の扁平管60の本数と同一のパスに分離される。そして、冷媒は、複数の扁平管60の冷媒通路62を流通して吸熱、蒸発し、第2ヘッダ72を通り第2冷媒接続管42から流出して冷媒回路110を循環する。
[熱交換器50の作用効果]
熱交換器50は、第1ヘッダ71の一端と第2ヘッダ72の一端とに接続された第1補強部材91と、第1ヘッダ71の他端と第2ヘッダ72の他端とに接続された第2補強部材92と、を有する。熱交換器50は、補強部材90を用いることで、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72の両端部で、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72とが支持され、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の長さを維持できる。そのため、熱交換器50は、扁平管60の座屈耐力を確保することができ、熱交換器50の変形を回避することができる。また、補強部材90は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72とを挟んだ状態で保持することで、ヘッダ70の軸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のずれを抑制することができる。
また、複数の扁平管60は、互いに対向するように配置されている。そして、第1補強部材91と第2補強部材92とは、複数の扁平管60の中で、複数の扁平管60の配列方向において最も外側に配置されている扁平管60と対向する。したがって、第1補強部材91と第2補強部材92とは、いわゆるフィンレスの熱交換器50に適用することができる。なお、フィンレスの熱交換器とは、複数の扁平管60同士がフィンあるいはコルゲートフィン等の伝熱促進部材によって接続されていない構成の熱交換器のことである。
また、第1補強部材91は、第1冷媒接続管41が挿通される第1貫通孔部95を有する。そのため、第1補強部材91は、第1ヘッダ71が第1冷媒接続管41を有していても、第1ヘッダ71の一端と接続することができる。また、熱交換器50は、第1補強部材91を第1ヘッダ71に取り付ける際の第1補強部材91の位置決めが容易になる。また、第1補強部材91は、第2冷媒接続管42が挿通される第2貫通孔部96を更に有してもよい。この場合、第1補強部材91は、第2ヘッダ72が第2冷媒接続管42を有していても、第2ヘッダ72の一端と接続することができる。また、熱交換器50は、第1補強部材91を第2ヘッダ72に取り付ける際の第1補強部材91の位置決めが容易になる。
また、第1補強部材91は、第1冷媒接続管41が挿通される第1貫通孔部95と、第2冷媒接続管42が挿通される第2貫通孔部96とを有する。そのため、第1補強部材91は、第1ヘッダ71が第1冷媒接続管41を有し、第2ヘッダ72が第2冷媒接続管42を有していても、第1ヘッダ71の一端と第2ヘッダ72の一端とを接続することができる。熱交換器50は、第1補強部材91が、第1ヘッダ71の一端と第2ヘッダ72の一端とに接続され、第2補強部材92が、第1ヘッダ71の他端と第2ヘッダ72の他端とに接続されることで、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との固定前に、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の位置決めを行うことができる。そのため、第1補強部材91は、扁平管60の延伸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のピッチを維持することができる。その結果、熱交換器50は、ヘッダ70に対する扁平管60の突き挿し量を常に一定にすることができる。さらに、熱交換器50は、第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42とが、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72の同一端部側に接続されることで配管を熱交換器50の片側に集めることができる。そのため、熱交換器50は、組み立て性の向上を図ることができ、また、省スペース化を図ることができる。
また、熱交換器50は、第1冷媒接続管41が第1貫通孔部95に挿入されており、第2冷媒接続管42が第2貫通孔部96に挿入されていることで、更に正確に第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の位置決めが行われる。そのため、第1補強部材91は、扁平管60の延伸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のピッチを維持することができる。その結果、熱交換器50は、ヘッダ70に対する扁平管60の突き挿し量を常に一定にすることができる。
第2補強部材92は、第2凸部78が挿入される凹形状に形成された第2凹部98を有する。熱交換器50は、第2補強部材92が第2凹部98を有することで、第2補強部材92を第2ヘッダ72に取り付ける際の第2補強部材92の位置決めが容易になる。また、第2補強部材92は、第1凸部77が挿入される凹形状に形成された第1凹部97を更に有する。熱交換器50は、第2補強部材92が第1凹部97を有することで、第2補強部材92を第1ヘッダ71に取り付ける際の第2補強部材92の位置決めが容易になる。
また、熱交換器50は、第2補強部材92の第1凹部97に第1凸部77が挿入され、第2凹部98に第2凸部78が挿入されることで、第2補強部材92によって、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の位置決めが行われる。そのため、第2補強部材92は、扁平管60の延伸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のピッチを維持することができる。その結果、熱交換器50は、ヘッダ70に対する扁平管60の突き挿し量を常に一定にすることができる。
また、第1補強部材91Bと第2補強部材92との少なくとも一方は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の長手方向に対する垂直断面において、波形状に形成された折曲部90B1を有する。そのため、補強部材90は、平板状に形成された場合よりも強度を増すことができ、板材を薄くすることができる。さらに、補強部材90は、板材を薄くすることができるため、材料コストを抑制することができる。
また、第1補強部材91Cと第2補強部材92との少なくとも一方は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の長手方向に対する垂直断面において、第1方向に突出する突出部90C1を有する。そのため、補強部材90は、平板状に形成された場合よりも強度を増すことができ、板材を薄くすることができる。さらに、補強部材90は、板材を薄くすることができるため、材料コストを抑制することができる。
また、第1補強部材91及び第2補強部材92の材質は、複数の扁平管60の材質よりも熱膨張率の小さい材質である。熱交換器50は、扁平管60とヘッダ70とのろう付け時、熱膨張によって扁平管60が管軸方向に延びる。同時に、補強部材90も扁平管60の管軸方向と同じ方向に伸びる。この際、扁平管60の熱膨張率は、補強部材90の熱膨張率よりも大きいため、伸び量は補強部材90よりも扁平管60の方が大きくなる。その結果、ろう付け時に扁平管60の両端部がヘッダ70内に入り込むため、ろう付け時に扁平管60がヘッダ70から外れることを回避できる。そのため、熱交換器50は、補強部材90を用いた方が、補強部材90を用いない場合と比較して製造性が改善される。
熱交換器50は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の距離を距離Lとし、複数の扁平管60の中で配列方向の両端に位置する2つの扁平管60同士の間の距離を距離Wとした場合に、距離Lが距離W以下の距離となるように構成されている。熱交換器50は、距離Lが距離W以下の距離(距離L≦距離W)となるように構成されていることで、扁平管60の管軸方向の長さを、扁平管60が配置された位置のヘッダ70の延伸方向の長さより短く構成している。そのため、熱交換器50は、扁平多孔管である扁平管60の座屈耐力が向上し、熱交換器50の変形を回避することができる。また、熱交換器50を実装した室外機106を店舗あるいはビルの屋上等に設置する場合、従来の室外機に比べて、扁平管60の延伸方向に対応する高さ方向の寸法を抑制することができ、景観を損なうことを抑制することができる。
実施の形態2.
図18は、実施の形態2に係る熱交換器50Aの要部構成を示す斜視図である。図19は、実施の形態2に係る熱交換器50Aの要部構成を示す他の方向から見た斜視図である。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
[熱交換器50A]
熱交換器50Aは、第1補強部材91と第2補強部材92とを有する。第1補強部材91は、第1貫通孔部95Aと第2貫通孔部96Aとを有する。第1貫通孔部95A及び第2貫通孔部96Aは、第1補強部材91の平坦面91eと平坦面91fとの間の壁を貫通する貫通孔を形成する。第1貫通孔部95A及び第2貫通孔部96Aの開口形状は、円形に形成されているが、第1ヘッダ71の第1筒状部73a及び第2ヘッダ72の第2筒状部74aの外周壁に沿う形状であればよく、円形に限定されるものではない。熱交換器50Aにおいて、第1貫通孔部95Aには第1ヘッダ71の第1筒状部73aが挿通され、第2貫通孔部96Aには第2ヘッダ72の第2筒状部74aが挿通される。
熱交換器50Aは、第1補強部材91の第1貫通孔部95Aに第1ヘッダ71の第1筒状部73aが挿通される。また、熱交換器50Aは、第1補強部材91の第2貫通孔部96Aに第2ヘッダ72の第2筒状部74aが挿通される。
第2補強部材92は、第1凹部97Aと第2凹部98Aとを有する。第1凹部97A及び第2凹部98Aは、第2補強部材92に形成された凹形状の部分であり、平坦面92eと平坦面92fとの間で壁の厚さが小さくなった部分である。第1凹部97A及び第2凹部98Aの開口形状は、円形に形成されているが、それぞれ第1ヘッダ71の第1筒状部73a及び第2ヘッダ72の第2筒状部74aの外周壁に沿う形状であればよい。
熱交換器50Aは、第2補強部材92の第1凹部97Aに第1ヘッダ71の第1筒状部73aが挿入される。また、熱交換器50Aは、第2補強部材92の第2凹部98Aに第2ヘッダ72の第2筒状部74aが挿入される。なお、第1凹部97A及び第2凹部98Aは、それぞれ第1筒状部73a及び第2筒状部74aが挿入できる構成であればよく、第1凹部97A及び第2凹部98Aの形状は、凹形状に限定されるものではない。たとえば、第1凹部97A及び第2凹部98Aは、第2補強部材92の平坦面92eと平坦面92fとの間の壁を貫通する貫通孔として形成されてもよい。
[熱交換器50Aの作用効果]
熱交換器50Aは、第1貫通孔部95Aに第1ヘッダ71が挿通され、第2貫通孔部96Aに第2ヘッダ72が挿通されることで、第1補強部材91によって、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の位置決めが行われる。そのため、第1補強部材91は、扁平管60の延伸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のピッチを維持することができる。その結果、熱交換器50Aは、ヘッダ70に対する扁平管60の突き挿し量を常に一定にすることができる。
熱交換器50Aは、第2補強部材92の第1凹部97Aに第1筒状部73aが挿入され、第2凹部98Aに第2筒状部74aが挿入されることで、第2補強部材92によって、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の位置決めが行われる。そのため、第2補強部材92は、扁平管60の延伸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のピッチを維持することができる。その結果、熱交換器50Aは、ヘッダ70に対する扁平管60の突き挿し量を常に一定にすることができる。
さらに、熱交換器50Aは、第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42とが、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72の同一端部側に接続されることで配管を熱交換器50Aの片側に集めることができる。そのため、熱交換器50Aは、組み立て性の向上を図ることができ、また、省スペース化を図ることができる。
また、第1補強部材91は、第1ヘッダ71が挿通される第1貫通孔部95Aを有する。そのため、第1補強部材91は、第1ヘッダ71が第1冷媒接続管41を有していても、第1ヘッダ71の一端と接続することができる。また、熱交換器50は、第1補強部材91を第1ヘッダ71に取り付ける際の第1補強部材91の位置決めが容易になる。また、第1補強部材91は、第2ヘッダ72が挿通される第2貫通孔部96Aを更に有してもよい。この場合、第1補強部材91は、第2ヘッダ72が第2冷媒接続管42を有していても、第2ヘッダ72の一端と接続することができる。また、熱交換器50は、第1補強部材91を第2ヘッダ72に取り付ける際の第1補強部材91の位置決めが容易になる。
第2補強部材92は、第2ヘッダ72が挿入される凹形状に形成された第2凹部98Aを有する。熱交換器50は、第2補強部材92が第2凹部98Aを有することで、第2補強部材92を第2ヘッダ72に取り付ける際の第2補強部材92の位置決めが容易になる。あるいは、第2補強部材92は、第1ヘッダ71が挿入される凹形状に形成された第1凹部97Aを更に有する。熱交換器50Aは、第2補強部材92が第1凹部97Aを有することで、第2補強部材92を第1ヘッダ71に取り付ける際の第2補強部材92の位置決めが容易になる。
実施の形態3.
図20は、実施の形態3に係る熱交換器50Bの要部構成を示す斜視図である。図21は、実施の形態3に係る熱交換器50Bの要部構成を示す他の方向から見た斜視図である。図22は、図8のA−A線位置における熱交換器50Bの第1補強部材191の断面図である。図23は、図10のB−B線位置における熱交換器50Bの第2補強部材192の断面図である。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図20及び図21に示すように、熱交換器50Bは、第1ヘッダ71に対する第1冷媒接続管41の接続位置と、第2ヘッダ72に対する第2冷媒接続管42の接続位置とが異なるものである。熱交換器50Bは、第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42とが互いに反対側に突出するように設けられている。
(第1補強部材191)
第1補強部材191は、第1ヘッダ71の端部と第2ヘッダ72の端部とに接続される。図22に示すように、第1補強部材191は、第1側端部91cと第2側端部91dとの間に、一対の平坦面191e及び平坦面191fを有している。平坦面191e及び平坦面191fの一方から他方へ向かう方向を、第1補強部材191の厚さ方向としたとき、熱交換器50Bにおいて、第1補強部材191は厚さ方向が複数の扁平管60の配列方向となるように配置される。平坦面191eは、熱交換器50Bにおいて、第1基端部73b及び第2先端部74cと対向して当接する。また、平坦面191eは、熱交換器50Bにおいて、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、最も外側に配置されている扁平管67と対向する。平坦面191fは、熱交換器50Bにおいて、第1ヘッダ71、第2ヘッダ72、及び扁平管60が配置されている側とは反対側の面を構成する。実施の形態3に係る熱交換器50Bは、平坦面191fから第1冷媒接続管41が突出するように構成されている。
第1補強部材191は、第1貫通孔部195と第2凹部198とを有する。第1貫通孔部195は、第1補強部材191の平坦面191eと平坦面191fとの間の壁を貫通する貫通孔を形成する。第1貫通孔部195の開口形状は、円形に形成されているが、第1冷媒接続管41の外周壁に沿う形状であればよく、円形に限定されるものではない。第2凹部198は、第1補強部材191に形成された凹形状の部分であり、平坦面191e側の壁が平坦面191f側に凹んで壁の厚さが小さくなった部分である。第2凹部198の開口形状は、円形に形成されているが、第2凸部78の外周壁に沿う形状であれば、例えば、矩形状等他の形状でもよい。実施の形態3に係る熱交換器50Bの第1補強部材191では、第1貫通孔部195に第1冷媒接続管41が挿通され、第2凹部198に第2凸部78が挿入される。
(第2補強部材192)
第2補強部材192は、第1ヘッダ71の端部と第2ヘッダ72の端部とに接続される。図23に示すように、第2補強部材192は、第1側端部92cと第2側端部92dとの間に、一対の平坦面192e及び平坦面192fを有している。平坦面192e及び平坦面192fの一方から他方へ向かう方向を、第2補強部材192の厚さ方向としたとき、熱交換器50Bにおいて、第2補強部材192は厚さ方向が複数の扁平管60の配列方向となるように配置される。平坦面192eは、熱交換器50Bにおいて、第1先端部73c及び第2基端部74bと対向して当接する。また、平坦面192eは、熱交換器50Bにおいて、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間で、複数の扁平管60の配列方向において、最も外側に配置されている扁平管68と対向する。平坦面192fは、熱交換器50において、第1ヘッダ71、第2ヘッダ72、及び扁平管60が配置されている側とは反対側の面を構成する。実施の形態3に係る熱交換器50Bは、平坦面192fから第2冷媒接続管42が突出するように構成されている。
第2補強部材192は、第2貫通孔部196と第1凹部197とを有する。第2貫通孔部196は、第2補強部材192の平坦面192eと平坦面192fとの間の壁を貫通する貫通孔を形成する。第2貫通孔部196の開口形状は、円形に形成されているが、第2冷媒接続管42の外周壁に沿う形状であればよく、円形に限定されるものではない。第1凹部197は、第2補強部材192に形成された凹形状の部分であり、平坦面192e側の壁が平坦面192f側に凹んで壁の厚さが小さくなった部分である。第1凹部197の開口形状は、円形に形成されているが、第1凸部77の外周壁に沿う形状であれば、例えば、矩形状等他の形状でもよい。実施の形態3に係る熱交換器50Bの第2補強部材192では、第2貫通孔部196に第2冷媒接続管42が挿通され、第1凹部197に第1凸部77が挿入される。
[熱交換器50Bの作用効果]
熱交換器50Bは、第1ヘッダ71の一端と第2ヘッダ72の一端とに接続された第1補強部材191と、第1ヘッダ71の他端と第2ヘッダ72の他端とに接続された第2補強部材192と、を有する。熱交換器50Bは、補強部材90を用いることで、第1ヘッダ71及び第2ヘッダ72の両端部で、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72とが支持され、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の長さを維持できる。そのため、熱交換器50Bは、扁平管60の座屈耐力を確保することができ、熱交換器50Bの変形を回避することができる。また、補強部材90は、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72とを挟んだ状態で保持することで、ヘッダ70の軸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のずれを抑制することができる。
また、第1補強部材191は、第1冷媒接続管41が挿通される第1貫通孔部195を有する。そのため、第1補強部材191は、第1ヘッダ71が第1冷媒接続管41を有していても、第1ヘッダ71の一端と接続することができる。また、熱交換器50Bは、第1補強部材191を第1ヘッダ71に取り付ける際の第1補強部材191の位置決めが容易になる。また、第2補強部材192は、第2冷媒接続管42が挿通される第2貫通孔部196を有する。第2補強部材192は、第2ヘッダ72が第2冷媒接続管42を有していても、第2ヘッダ72の一端と接続することができる。また、熱交換器50Bは、第2補強部材192を第2ヘッダ72に取り付ける際の第2補強部材192の位置決めが容易になる。
また、第1補強部材191は、第2凸部78が挿入される凹形状に形成された第2凹部198を有する。熱交換器50Bは、第1補強部材191が第2凹部198を有することで、第1補強部材191を第2ヘッダ72に取り付ける際の第1補強部材191の位置決めが容易になる。第2補強部材192は、第1凸部77が挿入される凹形状に形成された第1凹部197を有する。熱交換器50は、第2補強部材192が第1凹部197を有することで、第2補強部材192を第1ヘッダ71に取り付ける際の第2補強部材192の位置決めが容易になる。
また、第1補強部材191は、第1冷媒接続管41が挿通される第1貫通孔部195と、第2凸部78が挿入される凹形状に形成された第2凹部198を有する。また、第2補強部材192は、第2冷媒接続管42が挿通される第2貫通孔部196と、第1凸部77が挿入される凹形状に形成された第1凹部197を有する。そのため、熱交換器50Bは、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との固定前に、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間の位置決めを行うことができる。そのため、第1補強部材191及び第2補強部材192は、扁平管60の延伸方向において、第1ヘッダ71と第2ヘッダ72との間のピッチを維持することができる。その結果、熱交換器50は、ヘッダ70に対する扁平管60の突き挿し量を常に一定にすることができる。
[冷凍サイクル装置100の作用効果]
上記で説明した冷凍サイクル装置100は、実施の形態1〜3のいずれかに係る熱交換器を備えたものである。そのため、冷凍サイクル装置100において、実施の形態1〜2のいずれかと同様の効果が得られる。
上記の各実施の形態1〜3は、互いに組み合わせて実施することが可能である。また、以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。たとえば、また、第1補強部材91と第2補強部材92とは、板状に形成されているが、例えば、柱状に形成されてもよい。また、実施の形態2に係る熱交換器50Aは、実施の形態3に係る熱交換器50Bのように、第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42とが、ヘッダ70の延伸方向において異なる側の端部に設けられてもよい。すなわち、熱交換器50Aは、第1補強部材91が第1貫通孔部95Aと第2凹部98Aとを有し、第2補強部材92が第2貫通孔部96Aと第1凹部97Aとを有してもよい。そして、熱交換器50Aの第1補強部材91では、第1貫通孔部95Aに第1ヘッダ71が挿通され、第2凹部98Aに第2ヘッダ72が挿入されてもよい。また、熱交換器50Aの第2補強部材92では、第2貫通孔部96Aに第2ヘッダ72が挿通され、第1凹部97Aに第1ヘッダ71が挿入されてもよい。また、実施の形態3において、第1補強部材191と第2補強部材192とを挿通する第1冷媒接続管41と第2冷媒接続管42とはそれぞれ逆であってもよい。すなわち、熱交換器50Bにおいて、第1冷媒接続管41が第1補強部材191を挿通し、第2冷媒接続管42が第2補強部材192を挿通してもよい。第2補強部材192は、第2ヘッダ72が第2冷媒接続管42を有していても、第2ヘッダ72の一端と接続することができる。
41 第1冷媒接続管、42 第2冷媒接続管、50 熱交換器、50A 熱交換器、50B 熱交換器、60 扁平管、60a 第1側端部、60b 第2側端部、60c 平坦面、60d 平坦面、62 冷媒通路、63 仕切壁、65 フィン部、67 扁平管、68 扁平管、70 ヘッダ、71 第1ヘッダ、72 第2ヘッダ、73a 第1筒状部、73b 第1基端部、73c 第1先端部、74a 第2筒状部、74b 第2基端部、74c 第2先端部、75 第1分岐部、76 第2分岐部、77 第1凸部、78 第2凸部、90 補強部材、90A 補強部材、90B 補強部材、90B1 折曲部、90C 補強部材、90C1 突出部、90C11 突出壁部、90C12 側壁部、91 第1補強部材、91A 第1補強部材、91B 第1補強部材、91C 第1補強部材、91a 第1側縁部、91b 第2側縁部、91c 第1側端部、91d 第2側端部、91e 平坦面、91f 平坦面、92 第2補強部材、92a 第1側縁部、92b 第2側縁部、92c 第1側端部、92d 第2側端部、92e 平坦面、92f 平坦面、95 第1貫通孔部、95A 第1貫通孔部、96 第2貫通孔部、96A 第2貫通孔部、97 第1凹部、97A 第1凹部、98 第2凹部、98A 第2凹部、99 貫通孔部、100 冷凍サイクル装置、101 圧縮機、102 流路切替装置、103 室内熱交換器、104 減圧装置、105 室外熱交換器、106 室外機、107 室内機、108 室外送風機、109 室内送風機、110 冷媒回路、111 延長配管、112 延長配管、191 第1補強部材、191e 平坦面、191f 平坦面、192 第2補強部材、192e 平坦面、192f 平坦面、195 第1貫通孔部、196 第2貫通孔部、197 第1凹部、198 第2凹部。
本発明に係る熱交換器は、互いに間隔をあけて第1方向に配列され、冷媒を流通させる複数の扁平管と、第1方向に延伸し、複数の扁平管のそれぞれの一端に接続された第1ヘッダと、第1方向に延伸し、複数の扁平管のそれぞれの他端に接続された第2ヘッダと、第1ヘッダの一端と第2ヘッダの一端とに接続された第1補強部材と、第1ヘッダの他端と第2ヘッダの他端とに接続された第2補強部材と、を有し、第1補強部材と第2補強部材とは、複数の扁平管の中で、複数の扁平管の配列方向において最も外側に配置されている扁平管と伝熱促進部材を介さず直接対向するものである。

Claims (19)

  1. 互いに間隔をあけて第1方向に配列され、冷媒を流通させる複数の扁平管と、
    前記第1方向に延伸し、前記複数の扁平管のそれぞれの一端に接続された第1ヘッダと、
    前記第1方向に延伸し、前記複数の扁平管のそれぞれの他端に接続された第2ヘッダと、
    前記第1ヘッダの一端と前記第2ヘッダの一端とに接続された第1補強部材と、
    前記第1ヘッダの他端と前記第2ヘッダの他端とに接続された第2補強部材と、
    を有し、
    前記第1補強部材と前記第2補強部材とは、前記複数の扁平管の中で、前記複数の扁平管の配列方向において最も外側に配置されている扁平管と対向する熱交換器。
  2. 前記複数の扁平管は、
    互いに対向するように配置されている請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第1ヘッダは、
    前記第1ヘッダの軸方向において外側に突出し、前記第1ヘッダの内部と連通する第1冷媒接続管と、
    前記第1ヘッダの軸方向において、前記第1冷媒接続管の配置側とは反対側の外側に突出した第1凸部と、
    を有し、
    前記第2ヘッダは、
    前記第2ヘッダの軸方向において外側に突出し、前記第2ヘッダの内部と連通する第2冷媒接続管と、
    前記第2ヘッダの軸方向において、前記第2冷媒接続管の配置側とは反対側の外側に突出した第2凸部と、
    を有し、
    前記第1補強部材は、
    前記第1冷媒接続管が挿通される第1貫通孔部を有する請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1補強部材は、
    前記第2冷媒接続管が挿通される第2貫通孔部を更に有する請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第1補強部材は、
    前記第2凸部が挿入される凹形状に形成された第2凹部を更に有する請求項3に記載の熱交換器。
  6. 前記第2補強部材は、
    前記第2冷媒接続管が挿通される第2貫通孔部を有する請求項3又は5に記載の熱交換器。
  7. 前記第2補強部材は、
    前記第2凸部が挿入される凹形状に形成された第2凹部を有する請求項3又は4に記載の熱交換器。
  8. 前記第2補強部材は、
    前記第1凸部が挿入される凹形状に形成された第1凹部を更に有する請求項3〜7のいずれか1項に記載の熱交換器。
  9. 前記第1補強部材は、
    前記第1ヘッダが挿通される第1貫通孔部を有する請求項1又は2に記載の熱交換器。
  10. 前記第1補強部材は、
    前記第2ヘッダが挿通される第2貫通孔部を更に有する請求項9に記載の熱交換器。
  11. 前記第1補強部材は、
    前記第2ヘッダが挿入される第2凹部を更に有する請求項9に記載の熱交換器。
  12. 前記第2補強部材は、
    前記第2ヘッダが挿通される第2貫通孔部を有する請求項9又は11に記載の熱交換器。
  13. 前記第2補強部材は、
    前記第2ヘッダが挿入される第2凹部を有する請求項9又は10に記載の熱交換器。
  14. 前記第2補強部材は、
    前記第1ヘッダが挿入される第1凹部を更に有する請求項9〜13のいずれか1項に記載の熱交換器。
  15. 前記第1補強部材と前記第2補強部材との少なくとも一方は、
    前記第1ヘッダと前記第2ヘッダとの間の長手方向に対する垂直断面において、波形状に形成された折曲部を有する請求項1〜14のいずれか1項に記載の熱交換器。
  16. 前記第1補強部材と前記第2補強部材との少なくとも一方は、
    前記第1ヘッダと前記第2ヘッダとの間の長手方向に対する垂直断面において、前記第1方向に突出する突出部を有する請求項1〜14のいずれか1項に記載の熱交換器。
  17. 前記第1補強部材及び前記第2補強部材の材質は、前記複数の扁平管の材質よりも熱膨張率の小さい材質からなる請求項1〜16のいずれか1項に記載の熱交換器。
  18. 前記第1ヘッダと前記第2ヘッダとの間の距離を距離Lとし、前記複数の扁平管の中で配列方向の両端に位置する2つの扁平管同士の間の距離を距離Wとした場合に、距離Lが距離W以下の距離となるように構成されている請求項1〜17のいずれか1項に記載の熱交換器。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の熱交換器を備えた冷凍サイクル装置。
JP2021514707A 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器及び冷凍サイクル装置 Pending JPWO2020213079A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/016407 WO2020213079A1 (ja) 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器及び冷凍サイクル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2020213079A1 true JPWO2020213079A1 (ja) 2021-10-21

Family

ID=72838168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021514707A Pending JPWO2020213079A1 (ja) 2019-04-17 2019-04-17 熱交換器及び冷凍サイクル装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2020213079A1 (ja)
WO (1) WO2020213079A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02161292A (ja) * 1989-04-26 1990-06-21 Calsonic Corp アルミニウム製熱交換器
JPH0292491U (ja) * 1989-01-09 1990-07-23
JPH02242094A (ja) * 1989-03-13 1990-09-26 Nippondenso Co Ltd 熱交換器
JPH0313799A (ja) * 1989-06-12 1991-01-22 Nippondenso Co Ltd コルゲートフィン型熱交換器
JPH0355492A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Nippondenso Co Ltd 熱交換器
JP2005249331A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Japan Climate Systems Corp 熱交換器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3246691A (en) * 1963-11-27 1966-04-19 Fedders Corp Radiators
JPS5646153Y2 (ja) * 1978-02-17 1981-10-28
JPS54122456U (ja) * 1978-02-17 1979-08-27
JPS5761384U (ja) * 1980-09-25 1982-04-12
US4569390A (en) * 1982-09-24 1986-02-11 Knowlton Bryce H Radiator assembly
US5667004A (en) * 1996-04-29 1997-09-16 General Motors Corporation Molded plastic heat exchanger mounting channel
JPH10170186A (ja) * 1996-12-10 1998-06-26 Sanden Corp 熱交換器
JPH10176894A (ja) * 1996-12-16 1998-06-30 Sanden Corp 熱交換器
JP2005003264A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Denso Corp 熱交換器
JP2016161168A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 カルソニックカンセイ株式会社 熱交換器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292491U (ja) * 1989-01-09 1990-07-23
JPH02242094A (ja) * 1989-03-13 1990-09-26 Nippondenso Co Ltd 熱交換器
JPH02161292A (ja) * 1989-04-26 1990-06-21 Calsonic Corp アルミニウム製熱交換器
JPH0313799A (ja) * 1989-06-12 1991-01-22 Nippondenso Co Ltd コルゲートフィン型熱交換器
JPH0355492A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Nippondenso Co Ltd 熱交換器
JP2005249331A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Japan Climate Systems Corp 熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020213079A1 (ja) 2020-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2012208126B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
CN107429975B (zh) 热交换器及空调机
JP6012857B2 (ja) 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置
US20110030932A1 (en) Multichannel heat exchanger fins
JP6573722B2 (ja) 熱交換器およびこの熱交換器を備えた冷凍サイクル装置
JP6890509B2 (ja) 空気調和機
US10544969B2 (en) Heat exchanger and air conditioner
CN114641663A (zh) 热交换器及制冷循环装置
JP2006284133A (ja) 熱交換器
JP4122670B2 (ja) 熱交換器
JP5962033B2 (ja) 熱交換器及びそれを備えた空気調和機
JP7292510B2 (ja) 熱交換器及び空気調和機
JP7278430B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP6929451B2 (ja) 空気調和機および熱交換器
WO2020217271A1 (ja) 冷媒分配器、熱交換器及び冷凍サイクル装置
WO2020213079A1 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP7086264B2 (ja) 熱交換器、室外機、及び冷凍サイクル装置
JP2010025481A (ja) 熱交換器
WO2024089927A1 (ja) 熱交換器およびこの熱交換器を備えた冷凍サイクル装置
WO2021001953A1 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP7387000B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
WO2022085067A1 (ja) 熱交換器および冷凍サイクル装置
JPWO2019155571A1 (ja) 熱交換器および冷凍サイクル装置
JP7209821B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP7170859B2 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210506

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220816