JPWO2020202498A1 - 位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法、および位置推定プログラム - Google Patents

位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法、および位置推定プログラム Download PDF

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Abstract

曲率算出部(203)が、自車両情報(501)を用いて自車両曲率を算出する。また、曲率算出部(203)が、他車両情報(502)を用いて他車両曲率を算出する。曲率算出部(203)が、自車両情報(501)と他車両情報(502)とを用いて自車両と他車両との相対位置から求められる2車両間曲率を算出する。曲率比較部(204)が、自車両曲率または他車両曲率と、2車両間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較する。推定部(205)は、自車両曲率または他車両曲率が位置判定条件を満たす場合に、自車両と他車両との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する。

Description

本発明は、位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法、および位置推定プログラムに関する。特に、2つの対象体の相対位置を推定する位置推定装置、位置推定システム、位置推定方法、および位置推定プログラムに関する。
V2Xといった通信手法によって、自車両と他移動体の相対位置が分かれば、運転時に見えていない、もしくは、センサで検知できていない移動体に関する情報が得られる。そのような情報は、自車両の安全な走行に関して有用な情報である。V2Xは、Vehicle−to−everythingの略語である。
特開2009−202711号公報
特許文献1では、カーブにおける車両の対向判定を行う手法として、他の車両の情報を取得し、自車両がカーブに進入する前に、車車間通信などにより取得した前方車両情報を基に、該カーブ区間で自車両とすれ違う可能性のある対向車両の有無を判定する。しかし、特許文献1では自車両のナビゲーションシステムの地図情報を用いて進入するカーブ区間の情報を事前に入手する必要がある。このため、地図情報がない状態では、対向車両の有無を判定できない。
本発明は、主に、2つの移動体の相対位置の判定精度を向上させることを目的とする。
本発明に係る位置推定装置は、第1の移動体と第2の移動体の相対位置を推定する位置推定装置において、
前記第1の移動体の位置と方位と速度を含む第1の移動体情報を用いて前記第1の移動体の曲率である第1の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体の位置と方位と速度を含む第2の移動体情報を用いて前記第2の移動体の曲率である第2の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体情報と前記第1の移動体情報とを用いて前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置から求められる曲率である2移動体間曲率を算出する曲率算出部と、
前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率と、前記2移動体間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較する曲率比較部と、
前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が前記位置判定条件を満たす場合に、前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する推定部とを備えた。
本発明に係る位置推定装置によれば、2つの移動体の相対位置の判定精度を向上させるという効果を奏する。
実施の形態1で扱う相対位置関係を示す図。 対向判定と交差判定を誤認識する例を示す図。 カーブへの進入から退出までの間の曲率の変化を示す図。 実施の形態1に係る位置推定システムの機能構成図。 実施の形態1に係る位置推定システムのハードウェア構成図。 実施の形態1に係る自車両曲率CVhost、他車両曲率をCVremote、および2車両間曲率CV’の例。 実施の形態1に係る位置推定処理、すなわちカーブ対向判定処理の具体例。 実施の形態1に係る位置推定システムの動作を示すフローチャート。 実施の形態1の変形例に係る位置推定システムの機能構成図。
以下、本実施の形態について、図を用いて説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。また、以下の図では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった向きあるいは位置が示されている場合がある。これらの表記は、説明の便宜上の記載であり、装置、器具、あるいは部品の配置、方向および向きを限定するものではない。
実施の形態1.
まず、本実施の形態の前提となる2車両の相対位置関係とその誤認識の例について説明する。
図1は、本実施の形態で扱う相対位置関係を示す図である。
図1に示すように、自車両301と他車両302との相対位置関係には、自車両301に対して他車両302が前方にいるか、もしくは後方にいるかの前後関係が含まれる。また、相対位置関係には、自車両301と同一車線、隣接車線、さらにそれ以上はなれた車線にいるかの車線情報関係対向関係が含まれる。また、相対位置関係には、自車両301と同一方向を向いているか、対向方向を向いているか、もしくは交差関係にあるかを示す位置関係が含まれる。
なお、本実施の形態において、自車両301は、第1の移動体31の例である。また、他車両302は、第2の移動体32の例である。
図2は、対向判定と交差判定を誤認識する例を示す図である。
例えば、自車両および他車両の過去の走行履歴を用いて相対位置関係を求める手法がある。この手法では、自車両と他車両の走行履歴が重複しない時、自車両と他車両が単純な位置として交差関係にあるときに、実際に交差道路を交差しているのか、カーブの対向路を対向しているかの区別がつかない。そのため、相対位置判定の精度が低下する。
図3は、カーブ進入から退出までの間の曲率の変化を示す図である。
例えば、ヨーレートといった操縦量から、自車両および他車両の曲率半径を予測し、カーブ領域における自車両に対する危険領域を認識する手法がある。しかし、単独移動体から曲率半径を求める手法では、道路形状、ハンドル修正といった操舵状態、あるいはセンサ誤差の状況を大きく受ける。このため、安定したカーブ対向判定を行うことが難しい。
図3に示すように、ある曲率で設定されているカーブであっても、曲率0の直線から、その曲率に不連続に変化するのではない。実際は、直線からカーブに至る区間には緩和区間と呼ばれる曲率が段階的に増加する区間が存在する。そのため、単に走行中の自車両および他車両の曲率半径を用いるだけでは、その対向判定がうまく機能する範囲はカーブ中の曲率一定区間だけの短い区間に限定される。
本実施の形態では、緩和区間を含むカーブを走行する場合でも、相対位置間判定の誤判定を防止し、2車両の相対位置関係の判定精度を向上させる効果のある態様について説明する。
***構成および機能の説明***
図4は、本実施の形態に係る位置推定システム500の機能構成図である。
位置推定システム500は、対象体300と他の移動体との相対位置を推定するシステムである。位置推定システム500は、対象体300に搭載された車載センサ101、受信部102、送信部103、および位置推定装置200を備える。
対象体300は、具体的には、車両、船舶、あるいは飛行体といった移動体である。その他、歩行者などの人間、自転車、ベビーカー、あるいは車椅子といった速度の遅い移動体、および静止物であっても対象体300として本実施の形態を適用することができる。
また、位置推定装置200は、対象体300に搭載されていてもよいし、対象体300から分離されていてもよい。
位置推定システム500は、車両、車載装置、車載器、または管制サーバと表記する場合がある。
本実施の形態では、対象体300を自車両301とする。また、他の移動体を他車両302とする。すなわち、自車両301である対象体300は、第1の移動体31の例である。また、他の移動体である他車両302は、第2の移動体32の例である。
車載センサ101は、自車両の車両情報を検知する。車載センサ101は、具体的には、車載ECU、GPS、速度センサ、加速度センサ、方位センサ、EPSといった機器である。ECUは、Engine Control Unitの略語である。GPSは、Global posisioning Systemの略語である。EPSは、Electric Power Steeringの略語である。なお、車載センサ101は、上記の機器に限定したものではない。また、車両情報とは、位置、速度、加速度、方位、進行方向、ステアリング角度、ブレーキ制御状態、走行履歴、ヨーレート、および各データの精度情報といった情報を示すが、これらに限定したものではない。
位置推定装置200は、コンピュータである。位置推定装置200は、プロセッサ910を備えるとともに、記憶装置920、入出力インタフェース930、および通信インタフェース950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
位置推定装置200は、車載センサ101から自車両の車両情報である自車両情報501を取得する。自車両情報501は、第1の移動体31の位置と方位と速度を含む第1の移動体情報51の例である。
また、位置推定装置200は、車車間通信といった通信により他車両の車両情報である他車両情報502を取得する。他車両情報502は、第2の移動体32の位置と方位と速度を含む第2の移動体情報52の例である。そして、位置推定装置200は、自車両情報501と他車両情報502とを用いて、自車両および他車両のカーブ対向判定を実行する。カーブ対向判定とは、自車両および他車両がカーブにおいて対向する相対位置関係にあるか否かを判定することである。
位置推定装置200は、機能要素として、自車両情報検知部201、他車両情報検知部202、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205を備える。
自車両情報検知部201の機能は、例えば、入出力インタフェース930により実現される。自車両情報検知部201は、車載センサ101から取得した通信情報を自車両情報501に変換し、プロセッサ910に送信するためのインタフェースである。自車両情報検知部201は、第1の移動体31に搭載された車載センサ101から第1の移動体情報51を取得する第1の情報取得部21の例である。
他車両情報検知部202の機能は、例えば、通信インタフェース950により実現される。他車両情報検知部202は、車車間通信などにより受信した車両周辺情報を受信し、他車両情報502としてプロセッサ910に送信するためのインタフェースである。他車両情報検知部202は、第2の移動体32から送信された第2の移動体情報52を、車車間通信により受信する第2の情報取得部22の例である。
通信インタフェース950、受信部102、および送信部103の通信は、車両通信専用のDSRC、IEEE802.11pといった通信プロトコルを用いてもよい。また、LTE(登録商標)、あるいは、4Gおよび5Gといった携帯電話網を用いてもよい。また、Bluetooth(登録商標)およびIEEE302.11a/b/cといった無線LANを用いてもよい。DSRCは、Dedicated Short RangeCommunicationの略語である。LTE(登録商標)は、Long Term Evolutionの略語である。LANは、Local Area Networkの略語である。
また、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能は、プロセッサ910により実現される。プロセッサ910は、自車両情報501から算出した自車両の曲率、他車両情報502から算出した他車両の曲率、および自車両情報501および他車両情報502から算出した曲率を比較する。そして、プロセッサ910は、比較結果により、自車両と他車両の相対位置関係を算出する。
曲率算出部203は、第1の移動体情報51である自車両情報501を用いて、第1の移動体31である自車両301の曲率である自車両曲率(第1の移動体曲率)を算出する。また、曲率算出部203は、第2の移動体情報52である他車両情報502を用いて、第2の移動体32である他車両302の曲率である他車両曲率(第2の移動体曲率)を算出する。そして、曲率算出部203は、自車両情報501と他車両情報502とを用いて、自車両301と他車両302との相対位置から求められる曲率である2車両間曲率(2移動体間曲率)を算出する。
なお、曲率算出部203は、自車両301と他車両302との相対位置がカーブで対向すると推定されるカーブ対向推定位置である場合に、自車両曲率と他車両曲率と2車両間曲率とを算出する。カーブ対向推定位置であるか否かの判定については後述する。
曲率比較部204は、自車両曲率または他車両曲率と、2車両間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較する。位置判定条件とは、自車両301と他車両302との相対位置がカーブで対向するカーブ対向位置であるか否かを判定するための条件である。位置判定条件の具体例については後述する。
推定部205は、自車両曲率または他車両曲率が、位置判定条件を満たす場合に、自車両と他車両との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する。推定部205は、曲率比較部204の比較結果から、自車両および他車両の相対的な位置関係を算出する。
記憶装置920には、プロセッサ910が曲率を比較するための曲率パラメータを保持する曲率パラメータテーブル503が記憶される。また、記憶装置920には、曲率算出部203および曲率比較部204の処理を実施するために必要なデータが記憶される。具体的には、記憶装置920には、自車両情報501、他車両情報502、速度閾値504、および曲率閾値505が記憶される。
図5は、本実施の形態に係る位置推定システム500のハードウェア構成を示す図である。
図5に示すように、位置推定装置200は、CPUa、ROMb、RAMc、フラッシュメモリd、外部通信インタフェースe、表示インタフェースfで構成される。しかし、これに限定したものではなく、位置推定装置200を、異なるハードウェア構成により実現してもよい。CPUは、Central Processing Unitの略語である。ROMは、Read Only Memoryの略語である。RAMは、Random Access Memoryの略語である。また、位置推定装置200は、クラウド空間上に構成されていてもよい。また、これらのハードウェアはネットワークで接続される。
CPUaは、ソフトウェアプログラムに記述された命令セットとして、データの転送、計算、加工、制御、管理といった処理を実行するためのハードウェアである。CPUaは、演算装置、命令あるいは情報を格納するレジスタ、および周辺回路で構成される。本実施の形態では、CPUaは、自車両情報検知部201、他車両情報検知部202、曲率算出部203、曲率比較部204、推定部205の処理を実行するために利用される。
ROMbは、プロセッサ910が直接アクセスすることのできる記憶装置であり、読み出し専用のメモリである。本実施の形態では、位置推定プログラム、相対エリア判定に必要なパラメータ、不変なデータおよび初期値が格納される領域として利用される。
RAMcは、プロセッサ910が直接アクセスすることのできる記憶装置であり、書き込みおよび読み出しが可能なメモリである。本実施の形態では、曲率算出部203、曲率比較部204、推定部205を実行するための一時的な記憶領域として利用される。
フラッシュメモリdは、データを保持する電子媒体と読み書きを行う駆動装置(ドライブ、またはリーダ/ライタともいう)で構成される。フラッシュメモリdは、CPUが直接アクセスできないものであり、補助記憶装置と呼ぶこともある。例えば、HDDあるいはSSDである。本実施の形態では、検知した自車両の車両情報、周辺車両から受信した車両情報を格納するための記憶領域として利用される。HDDは、Hard Disk Driveの略語である。SSDは、Solid State Driveの略語である。記憶装置920は、ROMb、RAMc、およびフラッシュメモリdの組み合わせにより実現される。
外部通信インタフェースeは、GPS受信機あるいは外部装置といった情報機器ハードウェア間の通信を行う際の入出力を行うための物理的なコネクタである。例えば、Ethernet(登録商標)、CAN(Controller Area Network)、RS232C、USBなどである。しかし、これらに限定したものではない。例えば、外部通信インタフェースeには、ストレージg、車両制御ECUh、GPSi、通信モジュールjが接続される。入出力インタフェース930あるいは通信インタフェース950の機能の一部は外部通信インタフェースeで実現される。
表示器インタフェースfは、カーナビゲーションシステムm、液晶ディスプレイk、タッチパネルL、あるいはスピーカといった機器を接続するための物理的なコネクタである。例えば、DVI、あるいはD−SUBといったコネクタであるが、これに限定したものではない。本実施の形態では、表示器インタフェースfは、ドライバに対して運転の注意喚起および警報を通知するために利用される。入出力インタフェース930の機能の一部は表示器インタフェースfで実現される。
プロセッサ910は、位置推定プログラムを実行する装置である。位置推定プログラムは、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能を実現するプログラムである。
位置推定プログラムは、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。ROMには、位置推定プログラムだけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。プロセッサ910は、OSを実行しながら、位置推定プログラムを実行する。ストレージに記憶されていてもよい。ストレージに記憶されている位置推定プログラムおよびOSは、ROMにロードされ、プロセッサ910によって実行される。なお、位置推定プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
位置推定装置200は、プロセッサ910を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、位置推定プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ910と同じように、位置推定プログラムを実行する装置である。
曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えてもよい。また曲率算出処理、曲率比較処理、および推定処理の「処理」を「プログラム」、「プログラムプロダクト」または「プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体」に読み替えてもよい。
位置推定プログラムは、上記の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程を、コンピュータに実行させる。また、位置推定方法は、位置推定装置200が位置推定プログラムを実行することにより行われる方法である。
位置推定プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体または記憶媒体に格納されて提供されてもよい。また、位置推定プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***処理概要の説明***
<単一車両からの曲率算出の処理>
まず、単一の車両情報に基づいて、カーブ走行中の曲率を算出する処理について説明する。曲率(CV)は、(式1)に示すように、単位距離(L)における方位(θ)の変化によって定義される。
(式1)CV=dθ/dL
曲率の単位としては主に(degree/m)が用いられるが、これに限定されることはない。本実施の形態では、説明のためにこの単位を用いる。曲率の算出は、方位センサおよび位置センサから方位と軌跡を直接用いて算出してもよい。あるいは、位置センサからの軌跡情報から方位情報を算出し、その後に曲率を算出してもよい。あるいは、ヨーレート情報(degree/sec)と位置情報から算出してもよい。
曲率半径(R)は、カーブの程度をそのカーブの円弧の半径として表したものであり、曲率CVとの関係は(式2)の通りである。
(式2)R=1/(CV*360)
<単一車両の曲率同士を比較した場合のカーブ対向判定処理>
自車両および他車両の曲率を比較し、ある許容値範囲で一致している場合かどうかを判定する。自車両単独の自車両情報から得られた曲率をCVhost、他車両単独の他車両情報から得られた曲率をCVremoteとした場合に、以下の(式3)もしくは(式4)を用いる。
(式3)CVremote+α<CVhost<CVremote+β
(式4)CVremote*α<CVhost<CVremote*β
ただしこの方式の場合、上述したように自車両、他車両、もしくはその両方が曲率一定区間以外を走行している場合、曲率を低く見積もってしまう。これは原理的に避けられないことであり、この問題を解決するための下記の曲率算出方式<2車両からの曲率算出の処理>を用いる。
<2車両間の相対位置からの曲率算出の処理>
2車両間の相対位置からの曲率半径の算出は、例えば、SAEJ2945/1(2016−05)p.92のPH_EstimatedRの算出式(式5)および(式6)を適用する。
このとき、PH_ActualChorlLength:弦長、REarthMeridian:経線における地球半径、lat:緯度、long:経度、ΔΦ:方位角度差とする。曲率は、曲率半径を用いて、上記の換算式(式2)により算出する。
(式5)PH_ActualChorlLength=REarthMeridian*cos−1[cos(lat)cos(lat)cos(long−long)+sin(lat)sin(lat)]
(式6)PH_EstimatedR=PH_ActualChorlLength/(2*sin(ΔΦ/2))
(式5)および(式6)により2車両間の相対位置による曲率半径を示す。この方法の利点は方位変化によらず曲率、もしくは曲率半径を算出できるため、一方の車両が直線区間を走っていたとしても曲率半径を算出できる点である。
以下において、自車両単独の自車両情報から得られた曲率を自車両曲率CVhostとする。他車両単独の他車両情報から得られた曲率を他車両曲率CVremoteとする。さらに、自車両および他車両の2車両から求められた曲率半径から得られた曲率を2車両間曲率CV’とする。
<曲率の比較>
図6は、本実施の形態に係る自車両曲率CVhost、他車両曲率をCVremote、および2車両間曲率CV’の例である。
まず単一車両からの曲率を算出する。図6に示すように、自車両単独情報から得られた自車両曲率をCVhost、他車両単独情報から得られた他車両曲率をCVremote、さらに自車両および他車両の2車両から得られた2車両間曲率をCV’とする。CVhostもしくはCVremoteが、CV’から得られたある一定の曲率区間に相当するかを判定する。CV’から得られる一定区間とは、CV’に任意の値を加えたものでもよいし、任意の値を乗じたものでもよい。すなわち(式7)あるいは(式8)である。
(式7)CV’+α<CVhost<CV’+β
(式8)CV’*γ<CVhost<CV’*σ
具体的には、(式8)の乗算を採用し、γ=0.5,σ=1.5とする。上記では、自車両曲率CVhostの値を用いたがCVremoteの値を採用してもよい。これにより、自車両が直線区間あるいは緩和区間を走行中であり、方位変化からの曲率推定では実際の曲率一定区間より低く見積もられてしまう場合でも、2車両の位置関係による曲率推定を用いることによってその影響を低減することができるという効果がある。α、β、γ、σは、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、および第4の閾値の例である。
次に、図7を用いて、本実施の形態の位置推定処理、すなわちカーブ対向判定処理の具体例について説明する。
自車両301および他車両302がカーブを対向関係で走行している。自車両301はカーブの緩和区間に差し掛かったところである。また、他車両302は反対側の緩和区間を越えて曲率一定区間に差し掛かったところである。他車両302は曲率一定区間に差し掛かったため、カーブの曲率を自車両301の方位情報(自車両情報)により推定することができている。ただし、自車両301は緩和区間に差し掛かったところであるため、曲率はほとんど0である。そのため、2車両の曲率を比較してもその値は許容値内で一致せずにカーブ対向であると判定されない。
しかし、本実施の形態により算出された2車両間曲率は、一方または両方が緩和区間あるいは直線区間に存在したとしても0にはならない。図7のグラフの1点鎖線に示すように、本実施の形態に係る2車両間曲率CV’は、曲率一定区間を頂上としたなだらかな分布を描く。そのため、この2車両間曲率を用いれば、カーブが一定曲率になる手前からでも高精度なカーブ対向判定が可能になる。
***動作の説明***
図8を用いて、本実施の形態に係る位置推定システム500の動作について説明する。
ステップS101において、曲率算出部203は、自車両情報検知部201あるいは他車両情報検知部202を介して、自車両情報501あるいは他車両情報502が更新されたか否かを判定する。位置推定システム500は、自車両情報501あるいは他車両情報502が更新されたときに位置推定処理を実行する。自車両情報501あるいは他車両情報502が更新されていなければ、処理はステップS108に進む。
ステップS102において、曲率算出部203は、自車両情報501および他車両情報502に基づいて、他車両302が自車両301の前方かつ方位差が90度以上180度以内であるかどうかを確認する。すなわち、曲率算出部203は、自車両301と他車両302の位置関係が図1における「交差」の位置関係になっているか否かを判定する。曲率算出部203は、自車両301と他車両302の位置関係が「交差」となっていなければ、処理はステップS108に進む。
ステップS103において、曲率算出部203は、自車両情報501に基づいて、自車両の速度が速度閾値504以上か否かを判定する。自車両の速度が速度閾値504以上でなければ、処理はステップS108に進む。
ステップS102とステップS103において、曲率算出部203は、自車両301と他車両302との相対位置がカーブで対向すると推定されるカーブ対向推定位置であるか否かを判定している。
ステップS104において、曲率算出部203は、自車両曲率CVhost、他車両曲率CVremote、および2車両間曲率CV’を算出し、ステップS105に進む。これらの算出方法は上述した通りである。
なお、ここで、曲率算出部203は、自車両曲率CVhostが曲率閾値505以上であるか、すなわち所定値以下の曲率半径であるかを判定してもよい。そして、曲率が小さい場合には、曲率算出部203はカーブ対向判定を行わずに、処理をステップS108に進めてもよい。これにより、直線区間が続くようなところではカーブ対向判定を使わないようにすることができる。
ステップS105において、曲率比較部204は、自車両曲率CVhostまたは他車両曲率CVremoteと、2車両間曲率CV’を用いて定められた位置判定条件とを比較する。具体的には、上述した(式7)あるいは(式8)が位置判定条件となる。曲率比較部204は、例えば、自車両曲率または他車両曲率が、2車両間曲率に第1の閾値αを加算した値から2車両間曲率に第2の閾値βを加算した値までに含まれることを位置判定条件とする。また、曲率比較部204は、例えば、自車両曲率または他車両曲率が、2車両間曲率に第3の閾値γを乗算した値から2車両間曲率に第4の閾値σを乗算した値までに含まれることを位置判定条件とする。
なお、第1の閾値α、第2の閾値β、第3の閾値γ、および第4の閾値σは、予め記憶装置920に設定されている。
ステップS106において、曲率比較部204は、自車両曲率または他車両曲率が、カーブ対向の合致条件である位置判定条件に合致するか否かを判定する。具体的には、2車両の曲率が(式7)あるいは(式8)を満たすか否かを判定する。対向の合致条件に合致する場合、処理はステップS107に進む。対向の合致条件に合致しない場合、処理はステップS108に進む。
ステップS107において、推定部205は、2車両の相対位置をカーブ対向位置と判定する。
ステップS108において、推定部205は、2車両の相対位置をカーブ対向位置ではないと判定する。
そして、自車両または他車両の車両情報が更新された場合、フローチャートのスタートから処理を再開する。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態では、自車両と他車両との間におけるカーブ対向判定を行うことを目的とした。しかし、対象体はこれに限定されるものではない。すなわち他車両と他車両の相対位置関係を判定する用途であってもよい。また車両に限定されるだけでなく、上述したように歩行者といった人間あるいは静止物に対しても用いることができる。
<変形例2>
本実施の形態では、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能がソフトウェアで実現される。変形例として、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図9は、本実施の形態の変形例に係る位置推定装置200の機能構成図である。
位置推定装置100は、プロセッサ910に替えて電子回路909を備える。
電子回路909は、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能を実現する専用の電子回路である。
電子回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。
曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能は、1つの電子回路で実現されてもよいし、複数の電子回路に分散して実現されてもよい。
別の変形例として、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の一部の機能が電子回路で実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
また、別の変形例として、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の一部あるいはすべての機能が、ファームウェアで実現されていてもよい。
プロセッサと電子回路の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。つまり、位置推定装置100において、曲率算出部203、曲率比較部204、および推定部205の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係る位置推定システムでは、曲率算出部は、自車両および他車両単独から算出される曲率に加え、自車両と他車両の位置関係により計算される曲率を算出する。曲率比較部は、自車両および他車両単独から算出された曲率が、自車両と他車両の位置関係により算出される曲率に対して許容される定数値以内、もしくは定数倍以内であるか否かを判定する。よって、本実施の形態に係る位置推定システムによれば、センシングで認識できない対象物であっても、車車間通信などによって車両情報を取得して、カーブ対向判定と交差判定の誤判定を低減することができる。したがって、運転支援および走行制御を行う際の誤判定を低減することができる。このように、本実施の形態に係る位置推定システムによれば、緩和区間を含むカーブを走行する場合、相対位置間判定の誤判定を防止し、車両相対位置関係の判定精度を向上させることができる。
本実施の形態に係る位置推定システムでは、自車両および他車両情報から曲率を算出し、それらを比較することによって自車両と他車両の相対位置関係を推定する。このように、本実施の形態に係る位置推定システムでは、方位変化による曲率推定と2車間の位置関係による曲率推定を組み合わせる。このため、カーブ対向において一方の車両が緩和区間あるいは直線区間に留まっていても、自車両と対象車両との相対位置関係を精度高く認識できる。よって、運転支援および走行制御を行う際の誤判定を低減することができる。
本実施の形態に係る位置推定システムでは、自車両もしくは他車両の方位変化より算出される曲率と、2車間の位置関係曲率による曲率を用い、それらの組み合わせを比較することによりカーブ対向判定を行う。このように、本実施の形態に係る位置推定システムでは、自車両と他車両の曲率の組み合わせ1通りではなく、自車両と他車両、自車両と2車、他車両と2車の組み合わせが選択可能である。よって、カーブ対向判定による検出漏れを防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態に係る位置推定システムでは、2車の相対位置関係から算出した曲率をカーブ対向の判定に用いるため、緩和区間および直線区間に起因するカーブ曲率推定の見積もり誤差の影響を受けない。さらにセンサ誤差およびハンドル修正などのセンサ情報の不安定さの影響も受けない。そのため、カーブ対向における自車両と対象車両との相対位置関係を精度高く認識できるので、運転支援および走行制御を行う際の誤判定を低減することができる。
以上の実施の形態1では、位置推定システムの各部を独立した機能ブロックとして説明した。しかし、位置推定システムの構成は、上述した実施の形態のような構成でなくてもよい。位置推定システムの機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、どのような構成でもよい。また、位置推定装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、実施の形態1のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、この実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、この実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
すなわち、実施の形態1では、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明の範囲、本発明の適用物の範囲、および本発明の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
21 第1の情報取得部、22 第2の情報取得部、31 第1の移動体、32 第2の移動体、51 第1の移動体情報、52 第2の移動体情報、100 位置推定装置、101 車載センサ、102 受信部、103 送信部、200 位置推定装置、201 自車両情報検知部、202 他車両情報検知部、203 曲率算出部、204 曲率比較部、205 推定部、300 対象体、301 自車両、302 他車両、500 位置推定システム、501 自車両情報、502 他車両情報、503 曲率パラメータテーブル、504 速度閾値、505 曲率閾値、909 電子回路、910 プロセッサ、920 記憶装置、930 入出力インタフェース、950 通信インタフェース。

Claims (8)

  1. 第1の移動体と第2の移動体の相対位置を推定する位置推定装置において、
    前記第1の移動体の位置と方位と速度を含む第1の移動体情報を用いて前記第1の移動体の曲率である第1の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体の位置と方位と速度を含む第2の移動体情報を用いて前記第2の移動体の曲率である第2の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体情報と前記第1の移動体情報とを用いて前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置から求められる曲率である2移動体間曲率を算出する曲率算出部と、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率と、前記2移動体間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較する曲率比較部と、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が前記位置判定条件を満たす場合に、前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する推定部と
    を備えた位置推定装置。
  2. 前記位置推定装置は、
    前記第1の移動体に搭載された車載センサから前記第1の移動体情報を取得する第1の情報取得部と、
    前記第2の移動体から送信された前記第2の移動体情報を、車車間通信により受信する第2の情報取得部と
    を備え、
    前記曲率算出部は、
    前記第1の情報取得部により取得された前記第1の移動体情報と、前記第2の情報取得部により取得された前記第2の移動体情報とを用いて、前記第1の移動体曲率と前記第2の移動体曲率と前記2移動体間曲率とを算出する請求項1に記載の位置推定装置。
  3. 前記曲率算出部は、
    前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置がカーブで対向すると推定されるカーブ対向推定位置である場合に、前記第1の移動体曲率と前記第2の移動体曲率と前記2移動体間曲率とを算出する請求項1または請求項2に記載の位置推定装置。
  4. 前記曲率比較部は、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が、前記2移動体間曲率に第1の曲率閾値を加算した値から前記2移動体間曲率に第2の曲率閾値を加算した値までに含まれることを前記位置判定条件とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の位置推定装置。
  5. 前記曲率比較部は、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が、前記2移動体間曲率に第3の曲率閾値を乗算した値から前記2移動体間曲率に第4の曲率閾値を乗算した値までに含まれることを前記位置判定条件とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の位置推定装置。
  6. 車載センサを搭載した第1の移動体と、前記第1の移動体と第2の移動体の相対位置を推定する位置推定装置とを備えた位置推定システムにおいて、
    前記位置推定装置は、
    前記車載センサから、前記第1の移動体の位置と方位と速度を含む第1の移動体情報を取得する第1の情報取得部と、
    前記第2の移動体の位置と方位と速度を含む第2の移動体情報を、車車間通信により前記第1の移動体から受信する第2の情報取得部と、
    前記第1の移動体情報を用いて前記第1の移動体の曲率である第1の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体情報を用いて前記第2の移動体の曲率である第2の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体情報と前記第1の移動体情報とを用いて前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置から求められる曲率である2移動体間曲率を算出する曲率算出部と、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率と、前記2移動体間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較する曲率比較部と、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が前記位置判定条件を満たす場合に、前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する推定部と
    を備えた位置推定システム。
  7. 第1の移動体と第2の移動体の相対位置を推定する位置推定装置の位置推定方法において、
    曲率算出部が、前記第1の移動体の位置と方位と速度を含む第1の移動体情報を用いて前記第1の移動体の曲率である第1の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体の位置と方位と速度を含む第2の移動体情報を用いて前記第2の移動体の曲率である第2の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体情報と前記第1の移動体情報とを用いて前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置から求められる曲率である2移動体間曲率を算出し、
    曲率比較部が、前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率と、前記2移動体間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較し、
    推定部が、前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が前記位置判定条件を満たす場合に、前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する位置推定方法。
  8. 第1の移動体と第2の移動体の相対位置を推定する位置推定プログラムにおいて、
    前記第1の移動体の位置と方位と速度を含む第1の移動体情報を用いて前記第1の移動体の曲率である第1の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体の位置と方位と速度を含む第2の移動体情報を用いて前記第2の移動体の曲率である第2の移動体曲率を算出し、前記第2の移動体情報と前記第1の移動体情報とを用いて前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置から求められる曲率である2移動体間曲率を算出する曲率算出処理と、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率と、前記2移動体間曲率を用いて定められた位置判定条件とを比較する曲率比較処理と、
    前記第1の移動体曲率または前記第2の移動体曲率が前記位置判定条件を満たす場合に、前記第1の移動体と前記第2の移動体との相対位置がカーブにおいて対向するカーブ対向位置にあると推定する推定処理と
    をコンピュータに実行させる位置推定プログラム。
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