JPWO2020174769A1 - ラビングローラ除塵方法および装置、並びにラビング処理方法および装置 - Google Patents

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Abstract

ラビングローラ除塵方法および装置、並びにラビング処理方法および装置において、輝点欠陥および配向性の悪化を大幅に抑制することができるようにする。
外周にラビング布を装着したラビングローラを回転させながら、ラビング布の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付ける。これにより、ラビング布に付着した塵埃を除去する。

Description

本開示は、光学補償フイルムの製造工程において配向膜をラビング処理する際に使用するラビングローラの除塵方法および装置、並びにラビング処理方法および装置に関するものである。
液晶表示装置には偏光板用部材として視野角を拡大するための光学補償フイルムが使用されている。この光学補償フイルムは、一般的に、透明樹脂製の帯状可撓性支持体(以下、「ウェブ」ともいう)の表面に配向用塗布液を塗布乾燥して配向膜形成用樹脂層を形成した後、その表面にラビング処理を施して配向膜を形成する。そして、配向膜の上に液晶性塗布液を塗布乾燥して液晶層を形成し、その後に硬化させることにより製造される。
ラビング処理は、外周にラビング布を装着したラビングローラを配向膜形成材料層の走行方向に対して逆方向に回転させ、ラビング布と配向膜形成材料層とを物理的に擦ることにより行われる。このように、ラビング処理においては、ラビングローラと配向膜形成材料層とが擦れるために塵埃が発生しやすく、この塵埃が透明フイルムに付着することによって光学補償フイルムの輝点欠陥となる。また、塵埃がラビングローラに蓄積すると、配向膜の配向のしやすさである配向性が悪化する。したがって、ラビング処理により発生する塵埃により、液晶表示装置の表示品質を低下させるおそれがある。
このため、ラビング処理で発生する塵埃を除去するための各種手法が提案されている。例えば、特開2011−123120号公報では、ラビング処理中において、ラビングローラを用いて配向膜を形成した後、ロール状のブラシをラビングローラのラビング布に接触させて塵埃を除去する手法が提案されている。また、特開2014−206632号公報には、オフラインでロール状のブラシをラビングローラのラビング布に接触させて塵埃を除去する手法が提案されている。また、特開平11−311787号公報では、圧縮ガスをラビングローラの表面に吹き付ける除塵器を、ラビングローラの幅方向に移動させながら除塵を行う手法が提案されている。
一方、フイルム流延のためのキャスティングロールの汚れを除去するために、二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスをロール表面に吹き付ける手法が提案されている(特開2008−230219号公報参照)。このような二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスをロール表面に吹き付けると、ロールの表面にドライアイスとなった二酸化炭素微粒子が衝突し、この衝突時のエネルギーにより、ロール表面に付着した汚れを粉砕除去することができる。
しかしながら、特開2011−123120号公報、特開2014−206632号公報、および特開平11−311787号公報に記載された手法のようにラビングローラの塵埃を除去しても、塵埃の除去は十分ではなく、輝点欠陥および配向性の悪化を防ぐことは難しかった。
本開示は上記事情に鑑みなされたものであり、輝点欠陥および配向性の悪化を大幅に抑制することができるようにすることを目的とする。
本開示によるラビングローラ除塵方法は、外周にラビング布を装着したラビングローラを回転させながら、ラビング布の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付けて、ラビング布に付着した塵埃を除去する除塵工程を有する。
なお、本開示によるラビングローラ除塵方法においては、除塵工程の後に、ラビング布を乾燥させる乾燥工程をさらに有するものであってもよい。
この場合、乾燥工程は、気体の吹き付けによるものであってもよい。
また、本開示によるラビングローラ除塵方法においては、洗浄ガスを吹き付けるためのノズルとラビング布の表面との距離が50mm以上300mm以下であってもよい。
また、本開示によるラビングローラ除塵方法においては、洗浄ガスの吹き付け圧力が1kPa以上20kPa以下であってもよい。
本開示によるラビング処理方法は、配向膜形成材料層を備えた長尺可撓性フイルムをその長手方向に移動させながら、配向膜形成材料層の表面に、ラビングローラに貼り付けたラビング布を回転状態で接触させて配向膜を形成する配向膜形成工程と、
本開示によるラビングローラ除塵方法によりラビングローラを除塵する除塵工程とを有する。
本開示によるラビングローラ除塵装置は、外周にラビング布を装着したラビングローラを回転させながら、ラビング布の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付ける吹き付け部を備える。
なお、本開示によるラビングローラ除塵装置においては、吹き付け部のラビングローラの回転方向下流側に、ラビング布を乾燥させる乾燥部をさらに備えるものであってもよい。
この場合、乾燥部は、気体の吹き付けを行うものであってもよい。
また、本開示によるラビングローラ除塵装置においては、洗浄ガスを吹き付けるためのノズルとラビング布の表面との距離が50mm以上300mm以下であってもよい。
また、本開示によるラビングローラ除塵装置においては、洗浄ガスの吹き付け圧力が1kPa以上20kPa以下であってもよい。
本開示によるラビング処理装置は、配向膜形成材料層を備えた長尺可撓性フイルムをその長手方向に移動させながら、配向膜形成材料層の表面に、ラビングローラに貼り付けたラビング布を回転状態で接触させて配向膜を形成する配向膜形成部と、
本開示のラビングローラ除塵装置とを備える。
本開示によれば、輝点欠陥および配向性の悪化を大幅に抑制することができる。
光学補償フイルムの製造ラインを示す説明図 光学補償フイルムの製造ラインを示す説明図 ラビングローラ除塵装置の構成を示す概略図 乾燥部の構成を示す図 ラビングローラ除塵装置の他の構成を示す概略図 本開示の実施例を示す表
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。図1および図2は、本開示の実施形態によるラビングローラ除塵装置およびラビング処理装置を適用した光学補償フイルムの製造ラインを示す図である。
図1に示されるように、前段の製造ライン10Aにおいては、送り出し機66から透明支持体であるウェブ16が、矢印A方向に送り出される。ウェブ16はガイドローラ68によってガイドされて、除塵機15Aを経ることによって、ウェブ16の表面に付着した塵が取り除かれる。除塵機15Aとしては公知の各種タイプのものが採用できる。例えば、静電除塵した圧縮ガスをウェブ16の表面に吹き付け、ウェブ16の表面に付着した塵を取り除く構成のものが採用できる。
除塵機15Aのウェブ走行方向下流(以下、単に下流という)にはバー塗布装置11Aが設けられており、配向膜形成用樹脂を含む塗布液がウェブ16に塗布される。なお、塗布装置はバー塗布装置に限らず各種の塗布装置、例えばグラビアコータ、ロールコータ(トランスファロールコータ、リバースロールコータ等)、ダイコータ、エクストルージョンコータ、ファウンテンコータ、カーテンコータ、ディップコータ、スプレーコータまたはスライドホッパ等を採用できる。
バー塗布装置11Aの下流には乾燥ゾーン76Aおよび加熱ゾーン78Aが順次設けられており、ウェブ16上に配向膜形成用樹脂層が形成される。塗布液の塗布および乾燥後、ウェブ16は巻き取り機67に巻き取られる。
配向膜形成用樹脂層は、透明で、かつ、配向処理により配向され得るものであればよい。配向膜形成材料層の形成材料の例としては、ポリメチルメタクリレート、アクリル酸/メタクリル酸共重合体、スチレン/マレインイミド共重合体、ポリビニルアルコール、ポリ(N−メチロールアクリルアミド)、スチレン/ビニルトルエン共重合体、クロロスルホン化ポリエチレン、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポリイミド、酢酸ビニル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリカーボネート等のポリマーおよびシランカップリング剤等の化合物を挙げることができる。好ましいポリマーの例としては、ポリイミド、ポリスチレン、スチレン誘導体のポリマー、ゼラチン、ポリビニルアルコールあるいはポリビニルアルコール誘導体を挙げることができる。配向膜形成材料層の形成材料は、重合性基を有するものが液晶層との接合強度を増すために有効である。
さらに、図2に示すように、後段の製造ライン10Bにおいては、配向膜形成用樹脂層が塗布されたウェブ16aが送り出し機81から矢印B方向に送り出される。ウェブ16aはガイドローラ68によってガイドされて、ラビング処理装置20に送り込まれる。
ラビング処理装置20は、ラビングローラ21およびラビングローラ除塵装置22を備える。ラビングローラ除塵装置22は、吹き付け部23および乾燥部24を備える。ラビングローラ21は、配向膜形成用樹脂層にラビング処理を施すために設けられる。ラビングローラ除塵装置22については後述する。
ラビングローラ21は、ウェブ16aの配向膜形成材料層に接触するように配置される。すなわち、ラビングローラ21は、ウェブ16aの下側に、かつウェブ16aの下面に所定のラップ角度(例えば4〜20°)で係合するように配置される。ラビングローラ21は、円筒軸にラビング布30を装着することにより形成されてなるものである。ラビングローラ21の外径は、100mm以上500mm以下、好ましくは150mm以上300mm以下である。
ラビング布30としては、ゴム、ナイロンおよびポリエステル等から得られるシート、ナイロン繊維、レイヨン繊維およびポリエステル繊維から得られるシート(ベルベット等)、紙、ガーゼ、並びにフェルト等を挙げることができる。
ラビングローラ21は、不図示の回転駆動源に接続され、ウェブ16aの走行方向とは反対方向(図2における時計回り方向)に、予め定められた速度(例えば200〜600rpm)で回転するように制御される。これにより、搬送状態のウェブ16aの配向膜形成材料層とラビングローラ21の表面とが接触点Pにおいて擦れ合って、配向膜形成材料層がラビング処理され、配向膜が形成される。なお、ラビングローラ21は、その回転速度を予め定められた範囲、例えば1000rpm程度までの範囲で制御できるように構成することが好ましい。また、ラビングローラ21は、その回転軸がウェブ16aの搬送方向に対して、予め定められた範囲、例えば0〜50°の角度で調節できるように構成することが好ましい。さらに、ラビングローラ21は、ウェブ16aの幅方向の張力差を測定できる張力測定器を取り付けて、その張力差が予め定められた範囲内(例えば0.1N/cm以下)となるように制御することが好ましい。
本実施形態においては、配向膜を形成した後、ラビング布30の塵埃を除去する除塵工程を有する。除塵工程は、ラビングローラ除塵装置22が行う。
図3は、ラビングローラ除塵装置の構成を示す概略図である。図3に示すように、ラビングローラ除塵装置22は、吹き付け部23および乾燥部24を備える。吹き付け部23は、ラビングローラ21に装着されたラビング布30の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付けて、ラビング布30に付着した塵埃を除去する除塵工程を実行する。このために、吹き付け部23は、ノズル31、吹き付け制御装置32、およびノズル31の駆動機構33を備える。
ノズル31は、チューブ35を介して、吹き付け制御装置32と接続されている。吹き付け制御装置32は、二酸化炭素ボンベ36および窒素ボンベ37と接続されている。二酸化炭素ボンベ36および窒素ボンベ37には、それぞれ液状の二酸化炭素および窒素が充填されている。窒素ボンベ37から供給される窒素ガスは、二酸化炭素微粒子のキャリアガスとなる。なお、キャリアガスとしては、窒素ガスに変えて空気を用いてもよい。吹き付け制御装置32は、二酸化炭素ボンベ36および窒素ボンベ37から供給される二酸化炭素ガスと窒素ガスとを予め定められた混合比により混合して、二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを生成し、チューブ35を介してノズル31から洗浄ガスを噴出させる。吹き付け制御装置32は、洗浄ガスを噴出する際の元圧を制御する。この際、吹き付け制御装置32は、洗浄ガスの吹き付け圧力、すなわち、洗浄ガスのラビングローラ21上における圧力が、例えば1kPa以上20kPa以下、好ましくは2kPa以上15kPa以下、より好ましくは3kPa以上10kPa以下となるように、元圧を制御する。
ノズル31の駆動機構33は、モータ40、およびモータ40により回転されるボールネジ41を備える。ボールネジ41はラビングローラ21の回転軸Xに平行な方向に延在する。ボールネジ41の一端部はモータ40に接続されており、他端部は軸受42により回転自在に支持されている。ボールネジ41には、ノズル31を取り付けるための取付部43が、ボールネジ41に回動自在に取り付けられている。これにより、モータ40を回転させることよってボールネジ41が回転されると、回転方向に応じた方向に、取付部43、すなわちノズル31が、ラビングローラ21の回転軸Xに平行な方向に移動する。なお、本実施形態においては、ノズル31は、ラビングローラ21の全幅に亘って、図3の矢印C方向に往復移動するように、その駆動が制御される。
なお、本実施形態においては、ノズル31の先端とラビングローラ21に装着されたラビング布30の表面との距離d0が、50mm以上300mm以下になるように調整可能に、ノズル31が取付部43に取り付けられる。距離d0は60mm以上250mm以下であることが好ましく、70mm以上200mm以下であることがより好ましい。
吹き付け部23による除塵工程においては、ノズル31から二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスがラビング布30に吹き付けられる。これにより、ラビング布30の表面にドライアイスとなった二酸化炭素微粒子が衝突する。これにより、ラビング布の毛の表面に付着している塵埃と毛との隙間にドライアイス粒子が侵入する。この隙間に侵入したドライアイス粒子が昇華することにより気化膨張すると、塵埃はラビング布の毛から剥離するため、ラビング布30が除塵される。
乾燥部24は、吹き付け部23よりもラビングローラ21の回転方向下流側に配置される。乾燥部24は、ラビングローラ21の回転軸Xと平行な方向に、ラビングローラ21の全幅に亘って延在する。図4は乾燥部24の構成を示す、図3におけるラビングローラ21の回転軸Xに直交する面における断面図である。図4に示すように、乾燥部24は、チャンバ45に複数のノズル46および複数の吸引管47が、予め定められた間隔により取り付けることにより構成される。なお、複数のノズル46および吸引管47に代えて、乾燥部24の全幅に亘るスリット状の送風部および吸引部を取り付けてもよい。ノズル46は不図示のガス供給源に接続されており、除塵工程の後に、静電除塵した圧縮エア(例えば窒素ガス)をラビング布30に吹き付けることにより、吹き付け工程において濡れたラビング布30を乾燥させる。一方、吸引管47は不図示の真空源に接続されており、チャンバ45内の空気を吸引する。
ここで、乾燥部24による乾燥工程においては、上述したように圧縮ガスの吹き付けによりラビング布30が乾燥される。この際、吹き付け部23では除去しきれなかったラビング布30の表面に残っている塵埃が取り除かれる。取り除かれた塵埃は、吸引管47により吸引される。
なお、乾燥部24は、図3に示すようにラビングローラ21の全幅に亘って延在するものには限定されない。複数の乾燥部を予め定められた間隔で、ラビングローラ21の表面に並べて配置するようにしてもよい。
このようなラビングローラの除塵工程でラビング布30の塵埃を除去することにより、次に配向膜を形成する際に、ウェブ16aに塵埃が付着することを防止することができるため、良好な外観のフイルムを製造することができる。
図2に戻り、ラビング処理装置20の下流には除塵機15Bが設けられる。除塵機15Bにより、ウェブ16aの表面に付着した塵を取り除くことができる。
除塵機15Bの下流にはバー塗布装置11Bが設けられており、ディスコネマティック液晶を含む塗布液がウェブ16aに塗布される。バー塗布装置11Bとしては、配向膜形成用樹脂を含む塗布液をウェブ16に塗布したときと同様に、各種の塗布装置を使用できる。
バー塗布装置11Bの下流には、乾燥ゾーン76B、加熱ゾーン78Bが順次設けられ、ウェブ16a上に液晶層が形成される。さらに、この下流には紫外線ランプ80が設けられ、紫外線照射により液晶を架橋させ、所望のポリマーを形成する。そして、検査装置84で検査され、一対のローラ86によりラミネート機88より送り出される保護フイルム88Aがウェブ16aにラミネートされ、この下流に設けられた巻き取り機82により、ポリマーが形成されたウェブ16aが巻き取られる。
本実施形態において、光学補償フイルムの製造ライン10A,10B全体、とくにバー塗布装置11A,11Bは、クリーンルーム等の清浄な雰囲気に設置するとよい。その際、清浄度はクラス1000以下が好ましく、クラス100以下がより好ましく、クラス10以下がさらに好ましい。
次いで、本実施形態におけるラビング処理装置20の作用について説明する。ラビング処理装置20では、ウェブ16aとラビングローラ21に貼り付けたラビング布30とが擦り合わせられるために塵埃が発生する。この塵埃がウェブ16aに付着して後段の装置(例えば配向膜上に液晶性ディスコティック化合物を含む塗布液を塗布する塗布工程等)に搬送されると、光学補償フイルムの輝点欠陥の原因となる。また、ウェブ16aの表面だけでなく、ラビング布30の表面に塵埃が付着した場合も同様に、ラビング処理の性能を低下させて光学補償フイルムの輝点欠陥の原因となったり、塵埃がラビング布30からウェブ16aに移って輝点欠陥の原因となったりするおそれがある。また、塵埃がラビングローラに蓄積すると、配向膜の配向のしやすさである配向性が悪化する。したがって、ラビング処理により発生する塵埃により、液晶表示装置の表示品質を低下させるおそれがあった。
本実施形態においては、ラビングローラ除塵装置22の吹き付け部23により、ラビング布30の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付けて、ラビング布30に付着した塵埃を除去するようにした。このため、ラビングローラ21の塵埃を効率よく除去することができる。したがって、本実施形態によれば、輝点欠陥および配向性の悪化を大幅に抑制することができる。
一方、ラビング布30の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付けると、ドライアイスとなった二酸化炭素微粒子が昇華する際の冷却により、空気中の水分がラビング布上に結露し、ラビング布が濡れる。ラビング布に使用されるレーヨン等の素材は、水に弱く、水分が付着すると、毛の腰がなくなったり、毛同士が付着し合ったりする等して、毛の品質が損なわれる。このように、濡れたラビング布によりラビング処理を行うと、配向性が局所的に悪化し、その結果、液晶表示装置の表示品質が低下する。
本実施形態においては、吹き付け部23による除塵工程の後に、乾燥部24により、ラビング布30を乾燥させる乾燥工程を行うようにした。これにより、濡れたラビング布30を乾燥させることができる。したがって、ラビング布30の毛の品質が損なわれることによる液晶表示装置の表示品質が低下を防止できる。
また、本実施形態においては、圧縮ガスを吹き付けることにより乾燥工程を行っているため、吹き付け部23によっては除去しきれなかった、ラビング布30に残っている塵埃を吹き飛ばすことができる。これにより、ラビングローラ21の塵埃をさらに除去することができ、その結果、輝点欠陥および配向性の悪化をさらに抑制することができる。
一方、洗浄ガスを吹き付けるためのノズル31とラビング布30との表面が近づきすぎると、ラビング布30の布目が乱れ、毛の品質が損なわれる。この状態でラビング処理を行うと、配向性が局所的に悪化し、その結果、液晶表示装置の表示品質が低下する。一方、洗浄ガスを吹き付けるためのノズル31とラビング布30との表面が離れすぎると、塵埃を十分に除去することができない。
本実施形態においては、洗浄ガスを吹き付けるためのノズル31とラビング布30の表面との距離d0を50mm以上300mm以下としている。このため、ラビング布30の布目の乱れがなくなり、ラビング布30の毛の品質の低下を防止できる。また、ラビング布30に付着した塵埃を十分に除去することができる。したがって、輝点欠陥および配向性の悪化を大幅に抑制することができる。
また、洗浄ガスの吹き付け圧力が大きすぎると、ラビング布30の布目が乱れ、毛の品質が損なわれる。この状態でラビング処理を行うと、配向性が局所的に悪化し、その結果、液晶表示装置の表示品質が低下する。一方、洗浄ガスの吹き付け圧力が小さすぎると、塵埃を十分に除去することができない。また、吹き付け部23のノズル31に二酸化炭素微粒子が詰まる可能性もある。
本実施形態においては、洗浄ガスの吹き付け圧力を1kPa以上20kPa以下としている。このため、ラビング布の布目の乱れがなくなり、ラビング布の毛の品質の低下を防止できる。また、吹き付け部23のノズル31に二酸化炭素微粒子が詰まることを防止でき、かつラビング布に付着した塵埃を十分に除去することができる。したがって、輝点欠陥および配向性の悪化を大幅に抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、吹き付け部23において、ノズル31を1つのみ設けるものとしているが、これに限定されるものではない。図5に示すように複数(ここでは3つ)のノズル31A〜31Cを用いてもよい。この場合、3つのノズル31A〜31Cを同期させて矢印C方向に往復移動させればよい。これにより、ノズル31A〜31Cのそれぞれが、ラビングローラ21の回転軸X方向の1/3の長さの部分の除塵を行うこととなる。ここで、ノズル31A〜31Cのそれぞれが除塵を行う領域は重なっていてもよい。また、ラビングローラ21の全幅に亘って洗浄ガスを吹き付けるスリット状のノズルを用いて除塵工程を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、乾燥部24として圧縮ガスをラビングローラ21に吹き付けるものとしているが、これに限定されるものではない。ヒータ等を乾燥部として使用し、加熱によりラビング布30を乾燥させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、ラビングローラ除塵装置22に乾燥部24を設けているが、これに限定されるものではない。ラビングローラ除塵装置22に乾燥部24を設けることなく、ラビングローラ除塵装置22とは別個に乾燥部24を設けるようにしてもよい。また、乾燥部24を設けることなく、製造ラインを構成してもよい。
また、上記実施形態においては、ラビングローラ除塵装置22により、ラビング処理中に除塵工程を行っているが、これに限定されるものではない。光学補償フイルムを製造した後、ウェブ16を搬送することなく、オフラインでラビング布30の塵埃を除去するようにしてもよい。
次いで、本開示の実施例について説明する。
透明フイルムの一方の側に、配向用塗布液を塗布乾燥して、配向膜形成材料層を形成した。その後、図1および図2の装置を用いて配向膜形成材料層表面にラビング処理を施した。配向膜形成材料層を備えた透明フイルムは、矢印の方向に連続して20m/分で搬送した。透明フイルムに対してラビングローラ(外径:300mm)を走行方向と反対向きに400rpmで回転させながら、ラビング布(ベルベット)を配向膜形成材料層に接触させることによりラビング処理を施して配向膜を形成した。さらに、配向膜の上に液晶性塗布液を塗布乾燥して液晶層を形成した。
ラビングローラは、図6の表の条件1〜9にて塵埃の除去を行った。吹き付け部23として、「日本液炭社製、マジックブラスト パウダーショット Mk−II、NSB−PWT型」の洗浄装置を用いた。図6に示す条件1〜3は洗浄装置に送り込む圧縮ガスの元圧を0.2kPaとしたものである。条件4〜6は洗浄装置に送り込む圧縮ガスの元圧を0.4kPaとしたものである。条件7〜9は洗浄装置に送り込む圧縮ガスの元圧を0.4kPaとし、二酸化炭素ガスの混合比を1.2倍としたものである。また、いずれの条件においても、ノズル距離および洗浄ガスの吹き付け圧力を種々変更して、ラビングローラを1分間洗浄することにより除塵を行った。また、除塵後にラビング処理および配向膜の塗布を開始し、その後透明フイルムの長さとして100mを経過した付近の10m分の透明フイルムにおいて欠陥数を計測し、単位長さ当たりの欠陥数を輝点数として算出した。なお、欠陥数は、装置に設置されたオンライン検査機により計数した。オンライン検査機は、反射型のものであり、ラインCCDセンサにより50μm以上の欠陥を検出可能なものである。また、吹き付け圧力は、ラビングローラ上の圧力を、マイクロマノメータ・Model6850(日本カノマックス製)により測定した。面状評価として、配向膜の配向ムラを偏光クロスニコル観察することにより、配向ムラの有無を目視評価した。なお、比較例は120分のラビング処理を行った後に、ラビングローラの除塵を行わなかったものである。
図6に示すように、本開示のように、ラビング布の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付けて、ラビング布に付着した塵埃を除去することにより、輝点欠陥数が少なく、かつ配向ムラが少ない、高品質のフイルムを得ることができた。とくに、吹き付け圧力を20kPa以下とすることにより、塗布膜の配向ムラをより低減できた。
10A,10B 製造ライン
11A,11B バー塗布装置
15A,15B 除塵機
16,16a ウェブ
20 ラビング処理装置
21 ラビングローラ
22 ラビングローラ除塵装置
23 吹き付け部
24 乾燥部
30 ラビング布
31,31A〜31C ノズル
32 吹き付け制御装置
33 駆動機構
35 チューブ
36 二酸化炭素ボンベ
37 窒素ボンベ
40 モータ
41 ボールネジ
42 軸受
43 取付部
45 チャンバ
46 ノズル
47 吸引管
66 送り出し機
67 巻き取り機
68 ガイドローラ
76A 乾燥ゾーン
76B 乾燥ゾーン
78A 加熱ゾーン
78B 加熱ゾーン
80 紫外線ランプ
81 送り出し機
82 巻き取り機
84 検査装置
86 一対のローラ
88 ラミネート機
88A 保護フイルム
d0 距離
P 接触点

Claims (12)

  1. 外周にラビング布を装着したラビングローラを回転させながら、前記ラビング布の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付けて、前記ラビング布に付着した塵埃を除去する除塵工程を有するラビングローラ除塵方法。
  2. 前記除塵工程の後に、前記ラビング布を乾燥させる乾燥工程をさらに有する請求項1に記載のラビングローラ除塵方法。
  3. 前記乾燥工程は、気体の吹き付けによるものである請求項2に記載のラビングローラ除塵方法。
  4. 前記洗浄ガスを吹き付けるためのノズルと前記ラビング布の表面との距離が50mm以上300mm以下である請求項1から3のいずれか1項に記載のラビングローラ除塵方法。
  5. 前記洗浄ガスの吹き付け圧力が1kPa以上20kPa以下である請求項1から4のいずれか1項に記載のラビングローラ除塵方法。
  6. 配向膜形成材料層を備えた長尺可撓性フイルムをその長手方向に移動させながら、該配向膜形成材料層の表面に、ラビングローラに貼り付けたラビング布を回転状態で接触させて配向膜を形成する配向膜形成工程と、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のラビングローラ除塵方法により前記ラビングローラを除塵する除塵工程とを有するラビング処理方法。
  7. 外周にラビング布を装着したラビングローラを回転させながら、前記ラビング布の表面に二酸化炭素微粒子を含む洗浄ガスを吹き付ける吹き付け部を備えたラビングローラ除塵装置。
  8. 前記吹き付け部の前記ラビングローラの回転方向下流側に、前記ラビング布を乾燥させる乾燥部をさらに備えた請求項7に記載のラビングローラ除塵装置。
  9. 前記乾燥部は、気体の吹き付けを行うものである請求項8に記載のラビングローラ除塵装置。
  10. 前記洗浄ガスを吹き付けるためのノズルと前記ラビング布の表面との距離が50mm以上300mm以下である請求項7から9のいずれか1項に記載のラビングローラ除塵装置。
  11. 前記洗浄ガスの吹き付け圧力が1kPa以上20kPa以下である請求項7から10のいずれか1項に記載のラビングローラ除塵装置。
  12. 配向膜形成材料層を備えた長尺可撓性フイルムをその長手方向に移動させながら、該配向膜形成材料層の表面に、ラビングローラに貼り付けたラビング布を回転状態で接触させて配向膜を形成する配向膜形成部と、
    請求項7から11のいずれか1項に記載のラビングローラ除塵装置とを備えたラビング処理装置。
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